JPH0833510B2 - 焦点距離が切換可能なレンズ構体 - Google Patents
焦点距離が切換可能なレンズ構体Info
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- JPH0833510B2 JPH0833510B2 JP61187146A JP18714686A JPH0833510B2 JP H0833510 B2 JPH0833510 B2 JP H0833510B2 JP 61187146 A JP61187146 A JP 61187146A JP 18714686 A JP18714686 A JP 18714686A JP H0833510 B2 JPH0833510 B2 JP H0833510B2
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- optical
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 67
- 230000000694 effects Effects 0.000 claims description 4
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 9
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 4
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004075 alteration Effects 0.000 description 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
Landscapes
- Lens Barrels (AREA)
- Lenses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はレンズ構体、更に詳しくは、焦点距離を切
換えることのできるレンズ構体に関する。
換えることのできるレンズ構体に関する。
[従来の技術] カメラ用レンズにおいて、焦点距離が可変のものは種
々知られているが、そのタイプは、焦点距離が連続して
可変するズームタイプと、いくつかの代表的な焦点距離
を選択して切換える切換タイプに大別することができ
る。ここで、切換タイプの中では、単一のレンズ群を光
軸方向へ移動させるもの、標準状態の光学系にコンバー
ジョンレンズを挿入するもの、独立した光学系を複数有
するものなどが知られている。
々知られているが、そのタイプは、焦点距離が連続して
可変するズームタイプと、いくつかの代表的な焦点距離
を選択して切換える切換タイプに大別することができ
る。ここで、切換タイプの中では、単一のレンズ群を光
軸方向へ移動させるもの、標準状態の光学系にコンバー
ジョンレンズを挿入するもの、独立した光学系を複数有
するものなどが知られている。
[発明が解決しようとする問題点] このうち、コンバージョンレンズを挿入するタイプの
光学系においては、コンバージョンレンズを退避させる
ための特別なスペースを必要とし、しかも3種以上の焦
点距離を設定する場合には2種以上のコンバージョンレ
ンズを設けなくてはならなかった。
光学系においては、コンバージョンレンズを退避させる
ための特別なスペースを必要とし、しかも3種以上の焦
点距離を設定する場合には2種以上のコンバージョンレ
ンズを設けなくてはならなかった。
この発明は、このような点に鑑み、コンバージョンレ
ンズ、特にフロントコンバージョンレンズを使用するタ
イプのレンズ構体において、標準状態の光学系に単一の
コンバージョンレンズ群を3種の位置で付加設定するこ
とにより、小型・軽量ながらワイド、スタンダード、テ
レの3種の焦点距離を設定することができ、より一層コ
ンパクトな構成とすることのできるレンズ構体を提供す
ることを目的とする。
ンズ、特にフロントコンバージョンレンズを使用するタ
イプのレンズ構体において、標準状態の光学系に単一の
コンバージョンレンズ群を3種の位置で付加設定するこ
とにより、小型・軽量ながらワイド、スタンダード、テ
レの3種の焦点距離を設定することができ、より一層コ
ンパクトな構成とすることのできるレンズ構体を提供す
ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明のレンズ構体は、単一の焦点距離で撮影可能
な第1の光学系の被写体側に変倍用の第2の光学系を有
するレンズ構体において、光軸を180°転置させること
により変倍効果が反転する第2の光学系を第1の光学系
の固定枠に対して回動自在に支持し、かつ、第2の光学
系の光軸が第1の光学系の光軸に一致する第1の位置、
第2の光学系の光軸が第1の光学系の光軸に直交する第
2の位置および上記第1の位置を180°転置させた第3
の位置で第2の光学系を停止させることのできる変倍用
切換手段が設けられている。
な第1の光学系の被写体側に変倍用の第2の光学系を有
するレンズ構体において、光軸を180°転置させること
により変倍効果が反転する第2の光学系を第1の光学系
の固定枠に対して回動自在に支持し、かつ、第2の光学
系の光軸が第1の光学系の光軸に一致する第1の位置、
第2の光学系の光軸が第1の光学系の光軸に直交する第
2の位置および上記第1の位置を180°転置させた第3
の位置で第2の光学系を停止させることのできる変倍用
切換手段が設けられている。
[作用] 変倍用切換手段により第2の光学系が第1の位置にあ
るときはワイド、第2の位置にあるときは第2の光学系
が第1の光学系の光路上から退避してスタンダード、第
3の位置にあるときはテレとなり、3種の焦点距離の状
態を切換えにより設定することができる。
るときはワイド、第2の位置にあるときは第2の光学系
が第1の光学系の光路上から退避してスタンダード、第
3の位置にあるときはテレとなり、3種の焦点距離の状
態を切換えにより設定することができる。
[実施例] 第1図はこの発明をビデオカメラ用レンズ鏡筒に適用
した一実施例の断面図である。ここで、光学系として
は、レンズL1,L2よりフロントコンバージョンレンズ群
(以下、変倍群とする)、レンズL3,L4,L5により固定レ
ンズ群(以下、固定群とする)、レンズL6,L7,L8により
フォーカスレンズ群(以下、フォーカス群とする)が形
成され、このうち、変倍用レンズL1,L2を除いたレンズL
3〜L8の6枚で標準状態の光学系が形成されている。
した一実施例の断面図である。ここで、光学系として
は、レンズL1,L2よりフロントコンバージョンレンズ群
(以下、変倍群とする)、レンズL3,L4,L5により固定レ
ンズ群(以下、固定群とする)、レンズL6,L7,L8により
フォーカスレンズ群(以下、フォーカス群とする)が形
成され、このうち、変倍用レンズL1,L2を除いたレンズL
3〜L8の6枚で標準状態の光学系が形成されている。
固定群であるレンズL3,L4,L5は、支持枠10にばねリン
グ29により保持され、同支持枠10のフランジ先端に形成
された嵌合部10aにより固定枠1に位置決めされた状態
で、ビス32により固定されている。また、固定枠1と支
持枠10のフランジの間にはオートアイリス4が挟持さ
れ、上記ビス32の固定によりオートアイリス4は固定枠
と支持枠10間に一体に保持されている。
グ29により保持され、同支持枠10のフランジ先端に形成
された嵌合部10aにより固定枠1に位置決めされた状態
で、ビス32により固定されている。また、固定枠1と支
持枠10のフランジの間にはオートアイリス4が挟持さ
れ、上記ビス32の固定によりオートアイリス4は固定枠
と支持枠10間に一体に保持されている。
フォーカス群であるレンズL6,L7,L8は、レンズL7とL8
間にスペーサ26を介しばねリング30にてフォーカス枠5
に保持されている。このフォーカス枠5は固定枠1の内
周に摺動自在に嵌合している。さらに、フォーカス枠5
にはフォーカスピン19が植設され、同フォーカスピン19
は固定枠1の移動溝1aを貫通し固定枠1の外でフォーカ
スレバー20に係合している。
間にスペーサ26を介しばねリング30にてフォーカス枠5
に保持されている。このフォーカス枠5は固定枠1の内
周に摺動自在に嵌合している。さらに、フォーカス枠5
にはフォーカスピン19が植設され、同フォーカスピン19
は固定枠1の移動溝1aを貫通し固定枠1の外でフォーカ
スレバー20に係合している。
レンズL6〜L8のフォーカス群の後方で、固定枠1には
素子枠2が嵌合してビス33により固定されている。素子
枠2には水晶フィルター等を含むフィルター18、弾性を
有する押えゴム17、結像面に位置するCCD(電荷結合素
子)3および素子押え16が前方よりこの順序で配置さ
れ、素子押え16が不図示の部材により固定枠1に固定さ
れている。
素子枠2が嵌合してビス33により固定されている。素子
枠2には水晶フィルター等を含むフィルター18、弾性を
有する押えゴム17、結像面に位置するCCD(電荷結合素
子)3および素子押え16が前方よりこの順序で配置さ
れ、素子押え16が不図示の部材により固定枠1に固定さ
れている。
以上が撮像素子であるCCD3からレンズL3までの構成で
あり、これにより標準状態の光学系が完成している。
あり、これにより標準状態の光学系が完成している。
次に、固定枠1の前部にはレンズL1,L2の変倍群を支
持する平板部1bが設けられているが、平板部1b上には軸
15が固定され、この軸15にはギヤ12が回転自在に保持さ
れている。また、ギヤ12の上には回転板7が設けられて
いて、ギヤ12と回転板7は一体に回転するよう固定され
ている。
持する平板部1bが設けられているが、平板部1b上には軸
15が固定され、この軸15にはギヤ12が回転自在に保持さ
れている。また、ギヤ12の上には回転板7が設けられて
いて、ギヤ12と回転板7は一体に回転するよう固定され
ている。
ここで第1図におけるIV-IV線に沿う断面に相当する
第4図と、III-III線に沿って一部分を断面とした第3
図とを参照すると、ギヤ12と一体的に回転する回転板7
は側面から見てコの字状に形成され、第4図に示すよう
にシャフト14,シャフト25の両端を支持可能な形状とな
っている。つまり、第1図に示すように、シャフト14の
両端は回転板7の立ち上り部に形成された嵌合部7a,7b
により支持され、かつ、めくら状の嵌合部7aの端面でシ
ャフト14の一方の端面が規制されている。嵌合部7b側に
位置するシャフト14の他方の端面はシャフト14を嵌合部
7bに挿入後、押え板11により規制されている。シャフト
25についても同様の構成とされている。なお、押え板11
はビス31により回転板7に固定されている。
第4図と、III-III線に沿って一部分を断面とした第3
図とを参照すると、ギヤ12と一体的に回転する回転板7
は側面から見てコの字状に形成され、第4図に示すよう
にシャフト14,シャフト25の両端を支持可能な形状とな
っている。つまり、第1図に示すように、シャフト14の
両端は回転板7の立ち上り部に形成された嵌合部7a,7b
により支持され、かつ、めくら状の嵌合部7aの端面でシ
ャフト14の一方の端面が規制されている。嵌合部7b側に
位置するシャフト14の他方の端面はシャフト14を嵌合部
7bに挿入後、押え板11により規制されている。シャフト
25についても同様の構成とされている。なお、押え板11
はビス31により回転板7に固定されている。
また、シャフト14,25上には変倍群にあたるレンズL1,
L2が位置しているが、変倍用レンズL1は凹レンズからな
り、変倍用レンズL2は凸レンズからなっている。変倍用
凹レンズL1をばねリング27にて固定して支持したレンズ
枠8には、第7図に示すように、シャフト14に摺動自在
に嵌合する嵌合部8b、シャフト25に摺動自在に嵌合する
嵌合部8cおよび後述するカム板6との接触部となる突起
部8aが形成されている。よって変倍レンズ枠8、即ち、
レンズL1はシャフト14、シャフト25により位置決めされ
ている。変倍レンズ枠9も上記変倍レンズ枠8と構造は
類似であり、両変倍レンズ枠8,9は対称の形状を呈して
いる。そして、変倍レンズ枠9は同じくばねリング28に
より変倍用凸レンズL2を固定して支持し、シャフト14、
シャフト25により位置決めされている。さらに、シャフ
ト14の外周には、コイルばね23が設けられ、同ばね23の
弾撥習性により変倍レンズ枠8の変倍レンズ枠9に対し
て互いが遠去かる方向へ付勢力を与えている。
L2が位置しているが、変倍用レンズL1は凹レンズからな
り、変倍用レンズL2は凸レンズからなっている。変倍用
凹レンズL1をばねリング27にて固定して支持したレンズ
枠8には、第7図に示すように、シャフト14に摺動自在
に嵌合する嵌合部8b、シャフト25に摺動自在に嵌合する
嵌合部8cおよび後述するカム板6との接触部となる突起
部8aが形成されている。よって変倍レンズ枠8、即ち、
レンズL1はシャフト14、シャフト25により位置決めされ
ている。変倍レンズ枠9も上記変倍レンズ枠8と構造は
類似であり、両変倍レンズ枠8,9は対称の形状を呈して
いる。そして、変倍レンズ枠9は同じくばねリング28に
より変倍用凸レンズL2を固定して支持し、シャフト14、
シャフト25により位置決めされている。さらに、シャフ
ト14の外周には、コイルばね23が設けられ、同ばね23の
弾撥習性により変倍レンズ枠8の変倍レンズ枠9に対し
て互いが遠去かる方向へ付勢力を与えている。
変倍レンズ枠9の突起部9aと接触する位置には、第4
図に示すような形状のカム板6が設けられ、同カム板6
は、正面図である第2図に示すようにビス34により支持
枠10に固定されている。
図に示すような形状のカム板6が設けられ、同カム板6
は、正面図である第2図に示すようにビス34により支持
枠10に固定されている。
回転板7と一体に回転するギヤ12には第3図に示すよ
うにギヤ13が噛合し、同ギヤ13に固定された変倍ピン21
が変倍レバー22に係合している。なお、ギヤ13は固定枠
1に固定された軸24により回転自在に支持されている。
うにギヤ13が噛合し、同ギヤ13に固定された変倍ピン21
が変倍レバー22に係合している。なお、ギヤ13は固定枠
1に固定された軸24により回転自在に支持されている。
次に、以上のように構成されたレンズ鏡筒の作用につ
いて説明する。
いて説明する。
第1図〜第4図に示す状態は、上記ビデオカメラ用レ
ンズ鏡筒のワイド・無限遠時を示している。このレンズ
鏡筒は3種の焦点距離状態に切換可能である。ここで、
3種の焦点距離状態とは、レンズL1,L2からなる変倍群
を撮影光軸より退避させてレンズL3〜L8の光学系のみに
よって得られるスタンダード状態と、変倍群を2種の異
なる方向より、レンズL3〜L8の光学系の前方へ付加させ
て得られるワイド状態およびテレ状態をいう。
ンズ鏡筒のワイド・無限遠時を示している。このレンズ
鏡筒は3種の焦点距離状態に切換可能である。ここで、
3種の焦点距離状態とは、レンズL1,L2からなる変倍群
を撮影光軸より退避させてレンズL3〜L8の光学系のみに
よって得られるスタンダード状態と、変倍群を2種の異
なる方向より、レンズL3〜L8の光学系の前方へ付加させ
て得られるワイド状態およびテレ状態をいう。
今、上記レンズ鏡筒において、無限遠から至近距離に
向けてフォーカシングを行なう場合は、第1,3図に示す
フォーカスレバー20を不図示の部材にて前方へ移動させ
る。これによりフォーカスピン19が固定枠1の移動溝1a
内を前方へ移動し、フォーカスピン19と一体にレンズ
L6,L7,L8からなるフォーカス群が前方へ移動する。な
お、この際の外部からのフォーカスレバー20の操作はオ
ートフォーカス、マニュアルのいずれにも対応可能であ
ることはいうまでもない。
向けてフォーカシングを行なう場合は、第1,3図に示す
フォーカスレバー20を不図示の部材にて前方へ移動させ
る。これによりフォーカスピン19が固定枠1の移動溝1a
内を前方へ移動し、フォーカスピン19と一体にレンズ
L6,L7,L8からなるフォーカス群が前方へ移動する。な
お、この際の外部からのフォーカスレバー20の操作はオ
ートフォーカス、マニュアルのいずれにも対応可能であ
ることはいうまでもない。
次に、上記レンズ鏡筒をワイドからスタンダードへ切
換える場合の動作について述べる。第3図において、変
倍レバー22を矢印aで示す前方へ不図示の部材により移
動させると、変倍レバー22に係合して規制された変倍ピ
ン21は変倍レバー22のフォーク状溝にガイドされて移動
するので変倍ピン21と一体のギヤ13は第3図において時
計方向の回転を行なう。ギヤ13の回転はギヤ12に伝達さ
れ、これによりギヤ12と一体の回転板7を回転させよう
とする。ここで回転板7は第4図に示すように変倍レン
ズ枠9の突起部9aがコイルばね23によりカム板6の凹部
6aに付勢されることで回転方向の位置決めが行なわれて
いるので、一定以下の回転力では回転を行なわない。つ
まり、変倍レバー22を操作する力が一定値以上になる
と、突起部9aがカム板6のカム部6bに規制されながらコ
イルばね23の付勢力に抗してシャフト14の外周を移動
し、これにより回転板7は回転可能となる。
換える場合の動作について述べる。第3図において、変
倍レバー22を矢印aで示す前方へ不図示の部材により移
動させると、変倍レバー22に係合して規制された変倍ピ
ン21は変倍レバー22のフォーク状溝にガイドされて移動
するので変倍ピン21と一体のギヤ13は第3図において時
計方向の回転を行なう。ギヤ13の回転はギヤ12に伝達さ
れ、これによりギヤ12と一体の回転板7を回転させよう
とする。ここで回転板7は第4図に示すように変倍レン
ズ枠9の突起部9aがコイルばね23によりカム板6の凹部
6aに付勢されることで回転方向の位置決めが行なわれて
いるので、一定以下の回転力では回転を行なわない。つ
まり、変倍レバー22を操作する力が一定値以上になる
と、突起部9aがカム板6のカム部6bに規制されながらコ
イルばね23の付勢力に抗してシャフト14の外周を移動
し、これにより回転板7は回転可能となる。
第5図は、回転板7がある角度回転してワイドとスタ
ンダードの中間に相当する位置に至った状態である。こ
の第5図に示す状態では、変倍レンズ枠9はカム板6に
より変倍レンズ枠8の方向へ移動させられ変倍用レンズ
L1とL2の間隔は第4図に示した状態より短くなってい
る。これにより変倍レンズ枠9および変倍用レンズL2と
支持枠10が接触することなく回転できることになる。ま
た、第5図に示す状態では、変倍レンズ枠9はカム部6b
によりコイルばね23の付勢力に抗して移動しているた
め、第5図に示す状態で、変倍レバー22の操作力を除去
すれば、回転板7は第4図に示す状態に復帰することは
当然である。
ンダードの中間に相当する位置に至った状態である。こ
の第5図に示す状態では、変倍レンズ枠9はカム板6に
より変倍レンズ枠8の方向へ移動させられ変倍用レンズ
L1とL2の間隔は第4図に示した状態より短くなってい
る。これにより変倍レンズ枠9および変倍用レンズL2と
支持枠10が接触することなく回転できることになる。ま
た、第5図に示す状態では、変倍レンズ枠9はカム部6b
によりコイルばね23の付勢力に抗して移動しているた
め、第5図に示す状態で、変倍レバー22の操作力を除去
すれば、回転板7は第4図に示す状態に復帰することは
当然である。
変倍レバー22を第5図に示す状態よりさらに操作する
と、変倍レンズ枠9の突起部9aはカム板6の変曲点6dを
越え凹部6cに向かう。そして、突起部9aが凹部6cに達し
て安定した状態が第6図に示されるスタンダードの状態
である。第6図に示す状態においては、変倍レンズ枠8
の突起部8aも変倍レンズ枠9の突起部9aと同様にカム板
6の凹部6eにコイルばね23により付勢されて当て付くた
め、回転板7は両端で位置規制されることになる。ここ
で第6図に示す状態においては、変倍群をなすレンズ
L1,L2の光軸はレンズL3〜L8の光学系の光軸と垂直にな
るので、変倍群はレンズL3〜L8の光学系による光路上か
らは退避した状態となり、レンズL3〜L8の光学系に対し
て全く影響を及ぼさない状態となる。よって、第6図に
示す状態が上記レンズ鏡筒において変倍群を除外したス
タンダードの状態となるわけである。
と、変倍レンズ枠9の突起部9aはカム板6の変曲点6dを
越え凹部6cに向かう。そして、突起部9aが凹部6cに達し
て安定した状態が第6図に示されるスタンダードの状態
である。第6図に示す状態においては、変倍レンズ枠8
の突起部8aも変倍レンズ枠9の突起部9aと同様にカム板
6の凹部6eにコイルばね23により付勢されて当て付くた
め、回転板7は両端で位置規制されることになる。ここ
で第6図に示す状態においては、変倍群をなすレンズ
L1,L2の光軸はレンズL3〜L8の光学系の光軸と垂直にな
るので、変倍群はレンズL3〜L8の光学系による光路上か
らは退避した状態となり、レンズL3〜L8の光学系に対し
て全く影響を及ぼさない状態となる。よって、第6図に
示す状態が上記レンズ鏡筒において変倍群を除外したス
タンダードの状態となるわけである。
次に、上記のスタンダードの状態からテレの状態へ切
り換える場合には、変倍レバー22を上述したように、ワ
イドの状態からスタンダードの状態へ切り換えたのと同
方向へさらに操作する。すると、回転板7は第6図に示
した状態よりさらに時計方向へ回転を行なおうとする。
これにより、ワイドの状態からスタンダードの状態への
切換時の変倍レンズ枠9の移動を司っていた突起部9aは
カム板6から離脱するが、変倍レンズ枠8の突起部8aが
カム板6の変曲点6gを通りカム部6fに沿って移動し、変
倍レンズ枠8を移動させ、変倍レンズ枠9の突起部9aが
行なった動作と類似の動作を行なう。そして、突起部8a
がカム板6の凹部6aにコイルばね23により付勢されて当
て付き、この安定した状態になると、同状態では変倍群
の光軸とレンズL3〜L8による光学系の光軸が一致し、前
述したワイドの場合と較べて、変倍用凹レンズL1と変倍
用凸レンズL2の位置が完全に入れ替っており、このレン
ズ鏡筒におけるテレ状態となる。なお、この状態から、
変倍レバー22を矢印aとは逆の方向に作動させれば、回
転板7は上記と逆回転を行ない、テレ状態からスタンダ
ード状態さらにはワイドの状態へと順次切換が行なわれ
ることは言うまでもない。
り換える場合には、変倍レバー22を上述したように、ワ
イドの状態からスタンダードの状態へ切り換えたのと同
方向へさらに操作する。すると、回転板7は第6図に示
した状態よりさらに時計方向へ回転を行なおうとする。
これにより、ワイドの状態からスタンダードの状態への
切換時の変倍レンズ枠9の移動を司っていた突起部9aは
カム板6から離脱するが、変倍レンズ枠8の突起部8aが
カム板6の変曲点6gを通りカム部6fに沿って移動し、変
倍レンズ枠8を移動させ、変倍レンズ枠9の突起部9aが
行なった動作と類似の動作を行なう。そして、突起部8a
がカム板6の凹部6aにコイルばね23により付勢されて当
て付き、この安定した状態になると、同状態では変倍群
の光軸とレンズL3〜L8による光学系の光軸が一致し、前
述したワイドの場合と較べて、変倍用凹レンズL1と変倍
用凸レンズL2の位置が完全に入れ替っており、このレン
ズ鏡筒におけるテレ状態となる。なお、この状態から、
変倍レバー22を矢印aとは逆の方向に作動させれば、回
転板7は上記と逆回転を行ない、テレ状態からスタンダ
ード状態さらにはワイドの状態へと順次切換が行なわれ
ることは言うまでもない。
第8図は、上記変倍レンズ枠8の変形例を示す。すな
わち、上記変倍レンズ枠8の代わりに第8図に示す形状
の変倍レンズ枠108を用いてもよい。この変倍レンズ枠1
08には第9図に実線で示すように正面から見て樽型形状
を呈した変倍用レンズL10が用いられる。なお、第9図
において、一点鎖線L101は通常の円形レンズの輪郭を表
わし、破線L102は一点鎖線L101の輪郭に内接する、撮像
素子と相似な長方形を表わしている。つまり、この変形
例の変倍用レンズ形状は撮像素子の形状を考慮し、各収
差を劣化させない程度に不要部を削除した形状となって
いる。また、第8図において、変倍レンズ枠108のレン
ズ支持部は第9図に示す変倍用レンズL10の形状に対応
した形状となっており、固定はばねリング27の代わりに
接着にて行なわれる。その他の突起部108a,嵌合部108b,
108cは、それぞれ対応する前記変倍レンズ枠8の突起部
8a,嵌合部8b,8cと同等である。変倍用凹レンズを支持す
る変倍レンズ枠108はこのように構成されているが、さ
らに、変倍用凸レンズを支持するもう一方の前記変倍レ
ンズ枠9に対応する図示しない変倍レンズ枠も変倍レン
ズ枠108と類似な形状となっている。
わち、上記変倍レンズ枠8の代わりに第8図に示す形状
の変倍レンズ枠108を用いてもよい。この変倍レンズ枠1
08には第9図に実線で示すように正面から見て樽型形状
を呈した変倍用レンズL10が用いられる。なお、第9図
において、一点鎖線L101は通常の円形レンズの輪郭を表
わし、破線L102は一点鎖線L101の輪郭に内接する、撮像
素子と相似な長方形を表わしている。つまり、この変形
例の変倍用レンズ形状は撮像素子の形状を考慮し、各収
差を劣化させない程度に不要部を削除した形状となって
いる。また、第8図において、変倍レンズ枠108のレン
ズ支持部は第9図に示す変倍用レンズL10の形状に対応
した形状となっており、固定はばねリング27の代わりに
接着にて行なわれる。その他の突起部108a,嵌合部108b,
108cは、それぞれ対応する前記変倍レンズ枠8の突起部
8a,嵌合部8b,8cと同等である。変倍用凹レンズを支持す
る変倍レンズ枠108はこのように構成されているが、さ
らに、変倍用凸レンズを支持するもう一方の前記変倍レ
ンズ枠9に対応する図示しない変倍レンズ枠も変倍レン
ズ枠108と類似な形状となっている。
前述したように、カム板6のカム部6b,6fは前記変倍
レンズ枠8が回転時に支持枠10と干渉しないように設け
られているが、この変形例では、変倍用レンズL10を樽
型とすることで、変倍レンズ枠108を第8図に示すよう
に横幅の狭い形状にできるため、回転時の退避量、つま
り、カム板6のカム部6b,6fによる変倍レンズ枠108のリ
フト量を小さくすることが可能になり、操作性が向上す
る。
レンズ枠8が回転時に支持枠10と干渉しないように設け
られているが、この変形例では、変倍用レンズL10を樽
型とすることで、変倍レンズ枠108を第8図に示すよう
に横幅の狭い形状にできるため、回転時の退避量、つま
り、カム板6のカム部6b,6fによる変倍レンズ枠108のリ
フト量を小さくすることが可能になり、操作性が向上す
る。
[発明の効果] 以上述べたように、この発明によれば、フロントコン
バージョンレンズ群(変倍群)を回転自在に設け、これ
により変倍群を両方向から使用可能とすることでワイド
状態およびテレ状態の効果を出し、かつ中間位置で、変
倍群が変倍群以外の光学系による光路に干渉することの
ないスタンダード状態の位置を設けることにより1つの
変倍群で3種の焦点距離の切換を可能としている。ま
た、変倍群の回転に伴って変倍が行なわれるので、変倍
群を光路外へユニットごと退避させることが不要であ
り、そのため機構およびスペースも不要となり、コンパ
クトな焦点距離切換可能なレンズ構体を得ることができ
る。さらに、変倍群の回転時には、片側の変倍用レンズ
および変倍レンズ枠は他の光学系の支持枠などと干渉し
ないよう退避する構造となっているため、変倍群と支持
枠の間隔を特に広くする必要がなく、より一層コンパク
トな構成とすることができる。
バージョンレンズ群(変倍群)を回転自在に設け、これ
により変倍群を両方向から使用可能とすることでワイド
状態およびテレ状態の効果を出し、かつ中間位置で、変
倍群が変倍群以外の光学系による光路に干渉することの
ないスタンダード状態の位置を設けることにより1つの
変倍群で3種の焦点距離の切換を可能としている。ま
た、変倍群の回転に伴って変倍が行なわれるので、変倍
群を光路外へユニットごと退避させることが不要であ
り、そのため機構およびスペースも不要となり、コンパ
クトな焦点距離切換可能なレンズ構体を得ることができ
る。さらに、変倍群の回転時には、片側の変倍用レンズ
および変倍レンズ枠は他の光学系の支持枠などと干渉し
ないよう退避する構造となっているため、変倍群と支持
枠の間隔を特に広くする必要がなく、より一層コンパク
トな構成とすることができる。
第1図は、本発明の一実施例を示すレンズ構体のワイド
・無限遠状態の縦断側面図、 第2図は、上記第1図に示すレンズ構体の正面図、 第3図は、上記第1図中のIII-III線に沿う底面図、 第4図は、上記第1図中のIV-IV線に沿う横断平面図、 第5図は、上記レンズ構体のワイド状態からスタンダー
ド状態への切換途中の、上記第4図に対応した横断平面
図、 第6図は、上記レンズ構体のスタンダード状態におけ
る、上記第4図に対応した横断平面図、 第7図は、上記レンズ構体の変倍群の一方の変倍レンズ
枠の斜視図、 第8図は本発明のンズ構体に用いられる変倍群の一方の
変倍レンズ枠の変形例を示す斜視図、 第9図は、上記第8図の変倍レンズ枠に用いられる変倍
用レンズの形状を示す正面図である。 6……カム板(規制部材)(変倍用切換手段) 7……回転板(支持部材)(変倍用切換手段) 8,9,108……変倍レンズ枠(変倍用切換手段) 23……コイルばね(弾性部材)(変倍用切換手段) L1……変倍用凹レンズ(第2の光学系) L2……変倍用凸レンズ(第2の光学系) L3〜L8レンズ(第1の光学系) 12,13……ギヤ(変倍切換部材) 21……変倍ピン(変倍切換部材) 22……変倍レバー(変倍切換部材)
・無限遠状態の縦断側面図、 第2図は、上記第1図に示すレンズ構体の正面図、 第3図は、上記第1図中のIII-III線に沿う底面図、 第4図は、上記第1図中のIV-IV線に沿う横断平面図、 第5図は、上記レンズ構体のワイド状態からスタンダー
ド状態への切換途中の、上記第4図に対応した横断平面
図、 第6図は、上記レンズ構体のスタンダード状態におけ
る、上記第4図に対応した横断平面図、 第7図は、上記レンズ構体の変倍群の一方の変倍レンズ
枠の斜視図、 第8図は本発明のンズ構体に用いられる変倍群の一方の
変倍レンズ枠の変形例を示す斜視図、 第9図は、上記第8図の変倍レンズ枠に用いられる変倍
用レンズの形状を示す正面図である。 6……カム板(規制部材)(変倍用切換手段) 7……回転板(支持部材)(変倍用切換手段) 8,9,108……変倍レンズ枠(変倍用切換手段) 23……コイルばね(弾性部材)(変倍用切換手段) L1……変倍用凹レンズ(第2の光学系) L2……変倍用凸レンズ(第2の光学系) L3〜L8レンズ(第1の光学系) 12,13……ギヤ(変倍切換部材) 21……変倍ピン(変倍切換部材) 22……変倍レバー(変倍切換部材)
Claims (1)
- 【請求項1】単一の焦点距離で撮影可能な第1の光学系
と、 凹レンズと凸レンズにより構成されていて、上記第1の
光学系より被写体側に設けられ、光軸を180°転置させ
ることにより変倍効果が反転する第2の光学系と、 この第2の光学系を上記第1の光学系の固定枠に対して
回動自在に支持し、少なくとも、この第2の光学系の光
軸が第1の光学系の光軸に一致する第1の位置、第1の
光学系の光軸に直交して第2の光学系が第1の光学系の
光路上から退避する第2の位置および上記第1の位置を
180°転置させた第3の位置で上記第2の光学系を停止
させるための、 上記第2の光学系の各レンズにそれぞれ一体的に設けら
れた変倍レンズ枠を第2の光学系の光軸方向に移動自在
に載置して支持する支持部材と、この支持部材を上記第
2の光学系が上記第1、第2および第3の位置を通るよ
うに回動させる変倍切換部材と、上記支持部材に設けら
れていて上記第2の光学系の両レンズの間隔を増加させ
る方向に対して付勢力を有する弾性部材と、上記両レン
ズの変倍レンズ枠に摺接し、上記支持部材が上記変倍切
換部材により回動して上記第1、第2および第3の位置
以外の位置にあるとき上記弾性部材の付勢力に抗して上
記両レンズの間隔を減少させる規制部材とを有してなる
変倍用切換手段と、 を具備してなることを特徴とする焦点距離が切換可能な
レンズ構体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61187146A JPH0833510B2 (ja) | 1986-08-09 | 1986-08-09 | 焦点距離が切換可能なレンズ構体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61187146A JPH0833510B2 (ja) | 1986-08-09 | 1986-08-09 | 焦点距離が切換可能なレンズ構体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6343114A JPS6343114A (ja) | 1988-02-24 |
| JPH0833510B2 true JPH0833510B2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=16200927
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61187146A Expired - Lifetime JPH0833510B2 (ja) | 1986-08-09 | 1986-08-09 | 焦点距離が切換可能なレンズ構体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0833510B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2577532Y2 (ja) * | 1990-03-23 | 1998-07-30 | 株式会社リコー | 可変焦点式レンズの鏡胴 |
| JPH0460604A (ja) * | 1990-06-29 | 1992-02-26 | Fuji Photo Film Co Ltd | ズームレンズ装置 |
| US6246832B1 (en) | 1998-10-05 | 2001-06-12 | Olympus Optical Co., Ltd. | Camera and lens barrel for use in the camera |
| JP5782894B2 (ja) * | 2011-07-26 | 2015-09-24 | 株式会社ニコン | 防振光学系とそれを含む撮像装置 |
| JP5867270B2 (ja) * | 2012-04-26 | 2016-02-24 | 株式会社ニコン | 防振赤外光学系及び赤外線撮像装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS628113A (ja) * | 1985-07-05 | 1987-01-16 | Canon Inc | 実体顕微鏡 |
-
1986
- 1986-08-09 JP JP61187146A patent/JPH0833510B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6343114A (ja) | 1988-02-24 |
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