JPH07189901A - ウェーブカム式圧縮機 - Google Patents
ウェーブカム式圧縮機Info
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- JPH07189901A JPH07189901A JP5331736A JP33173693A JPH07189901A JP H07189901 A JPH07189901 A JP H07189901A JP 5331736 A JP5331736 A JP 5331736A JP 33173693 A JP33173693 A JP 33173693A JP H07189901 A JPH07189901 A JP H07189901A
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- 238000007906 compression Methods 0.000 claims 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 abstract description 36
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 abstract description 6
- 238000010276 construction Methods 0.000 abstract 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 26
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B25/00—Multi-stage pumps
- F04B25/04—Multi-stage pumps having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B27/00—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
- F04B27/08—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
- F04B27/10—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis having stationary cylinders
- F04B27/1036—Component parts, details, e.g. sealings, lubrication
- F04B27/1054—Actuating elements
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05C—INDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
- F05C2253/00—Other material characteristics; Treatment of material
- F05C2253/12—Coating
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ウェーブカム式圧縮機の耐久性を向上する。
【構成】 シリンダブロック1,2に支持された回転軸
3にはウェーブカム7が止着されている。シリンダボア
1a,2a内に収容された両頭ピストン6とウェーブカ
ム7の前後カム面7A,7Bとの間にはシュー8,9が
介在される。シュー8,9は回転軸3の回転に伴ってカ
ム面7A,7Bに摺接し、両頭ピストン6がシリンダボ
ア1a,2a内を往復動する。両頭ピストン6を下死点
位置に配置するカム面7A,7B上の下死点対応部位7
a11,7a22には平面7a1 ,7a 2 を採用し、両頭ピ
ストン6を上死点位置に配置するカム面7A,7B上の
上死点対応部位7b11,7b22には楕円柱面7b1 ,7
b2 を採用した。
3にはウェーブカム7が止着されている。シリンダボア
1a,2a内に収容された両頭ピストン6とウェーブカ
ム7の前後カム面7A,7Bとの間にはシュー8,9が
介在される。シュー8,9は回転軸3の回転に伴ってカ
ム面7A,7Bに摺接し、両頭ピストン6がシリンダボ
ア1a,2a内を往復動する。両頭ピストン6を下死点
位置に配置するカム面7A,7B上の下死点対応部位7
a11,7a22には平面7a1 ,7a 2 を採用し、両頭ピ
ストン6を上死点位置に配置するカム面7A,7B上の
上死点対応部位7b11,7b22には楕円柱面7b1 ,7
b2 を採用した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転軸と一体的に回転
するウェーブカムの回転によってウェーブカムに係留さ
れたピストンを往復動させるウェーブカム式圧縮機に関
するものである。
するウェーブカムの回転によってウェーブカムに係留さ
れたピストンを往復動させるウェーブカム式圧縮機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】回転軸上に止着されたウェーブカムの回
転によってピストンを往復動させるウェーブカム式圧縮
機が特開昭57−110783号公報、実開昭63−1
47571号公報に開示されている。特開昭57−11
0783号公報の圧縮機では、ウェーブカムの前後両カ
ム面と両頭ピストンとの間にはローラが介在されてお
り、ローラは回転可能かつ離脱不能に両頭ピストンに嵌
入支持されている。ローラはウェーブカムに対して相対
転動し、ウェーブカムの回転に伴うウェーブカムのカム
面の変位がローラを介して両頭ピストンに伝達される。
この変位伝達により両頭ピストンがウェーブカム面の変
位曲線に応じた往復動を行なう。
転によってピストンを往復動させるウェーブカム式圧縮
機が特開昭57−110783号公報、実開昭63−1
47571号公報に開示されている。特開昭57−11
0783号公報の圧縮機では、ウェーブカムの前後両カ
ム面と両頭ピストンとの間にはローラが介在されてお
り、ローラは回転可能かつ離脱不能に両頭ピストンに嵌
入支持されている。ローラはウェーブカムに対して相対
転動し、ウェーブカムの回転に伴うウェーブカムのカム
面の変位がローラを介して両頭ピストンに伝達される。
この変位伝達により両頭ピストンがウェーブカム面の変
位曲線に応じた往復動を行なう。
【0003】実開昭63−147571号公報における
圧縮機では、ウェーブカムの前後両面にカム溝が形成さ
れており、カム溝と両頭ピストンとの間にはボールが介
在されている。
圧縮機では、ウェーブカムの前後両面にカム溝が形成さ
れており、カム溝と両頭ピストンとの間にはボールが介
在されている。
【0004】斜板式圧縮機における斜板のサイクル曲線
は正弦波変位曲線であり、1サイクル曲線である。従っ
て、斜板式圧縮機における両頭ピストンは一方の頭にお
いて回転軸1回転に対して1回圧縮するだけである。こ
れに対してウェーブカムのカム面あるいはカム溝の変位
曲線は複数サイクル曲線であり、両頭ピストンは一方の
頭において回転軸1回転に対して複数回圧縮する。従っ
て、ウェーブカム式圧縮機においては1回転当たりの吐
出容量が斜板式圧縮機の場合よりも増大するという利点
がある。
は正弦波変位曲線であり、1サイクル曲線である。従っ
て、斜板式圧縮機における両頭ピストンは一方の頭にお
いて回転軸1回転に対して1回圧縮するだけである。こ
れに対してウェーブカムのカム面あるいはカム溝の変位
曲線は複数サイクル曲線であり、両頭ピストンは一方の
頭において回転軸1回転に対して複数回圧縮する。従っ
て、ウェーブカム式圧縮機においては1回転当たりの吐
出容量が斜板式圧縮機の場合よりも増大するという利点
がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ウェーブカムとピスト
ンとの間に介在されるローラあるいはボールはいずれも
ウェーブカムに対して相対転動する。ウェーブカムとロ
ーラあるいはボールとの接触は線接触であるが、微視的
に見ればこの接触部位は弾性変形によって面接触とな
る。この接触圧の低減は圧縮機の耐久性向上の上で重要
である。接触圧の低減は、線接触の長さを増大するこ
と、あるいは接触部位の曲率を小さくする(即ち、曲率
半径を大きくする)ことによって得られる。接触部位の
曲率を小さくすれば微視的に見た面接触領域が大きくな
り、ヘルツ圧が小さくなる。
ンとの間に介在されるローラあるいはボールはいずれも
ウェーブカムに対して相対転動する。ウェーブカムとロ
ーラあるいはボールとの接触は線接触であるが、微視的
に見ればこの接触部位は弾性変形によって面接触とな
る。この接触圧の低減は圧縮機の耐久性向上の上で重要
である。接触圧の低減は、線接触の長さを増大するこ
と、あるいは接触部位の曲率を小さくする(即ち、曲率
半径を大きくする)ことによって得られる。接触部位の
曲率を小さくすれば微視的に見た面接触領域が大きくな
り、ヘルツ圧が小さくなる。
【0006】ローラとウェーブカムとの間の接触圧を低
減するにはローラの長さあるいはローラの径を増大すれ
ばよい。ボールとウェーブカムとの間の接触圧を低減す
るにはボール径を増大すればよい。しかし、ウェーブカ
ムに対して相対転動するローラあるいはボールはピスト
ンに嵌め込み支持されているため、ローラの長さ、ロー
ラの径あるいはボールの径はピストン径に左右される。
そのため、ピストン径を大きくすることなくローラの長
さ、ローラの径あるいはボールの径を増大することはで
きず、ピストンの拡径は圧縮機の大型化に繋がる。
減するにはローラの長さあるいはローラの径を増大すれ
ばよい。ボールとウェーブカムとの間の接触圧を低減す
るにはボール径を増大すればよい。しかし、ウェーブカ
ムに対して相対転動するローラあるいはボールはピスト
ンに嵌め込み支持されているため、ローラの長さ、ロー
ラの径あるいはボールの径はピストン径に左右される。
そのため、ピストン径を大きくすることなくローラの長
さ、ローラの径あるいはボールの径を増大することはで
きず、ピストンの拡径は圧縮機の大型化に繋がる。
【0007】本発明は、圧縮機の大型化をもたらすこと
なく耐久性を向上し得るウェーブカム式圧縮機を提供す
ることを目的とする。
なく耐久性を向上し得るウェーブカム式圧縮機を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのために請求項1に記
載の発明では、ピストンを下死点位置に配置するカム面
上の下死点対応部位には平面を採用し、ピストンを上死
点位置に配置するカム面上の上死点対応部位には楕円柱
面を採用し、ピストンとウェーブカムのカム面との間に
は前記カム面に対して摺接するシューを介在した。
載の発明では、ピストンを下死点位置に配置するカム面
上の下死点対応部位には平面を採用し、ピストンを上死
点位置に配置するカム面上の上死点対応部位には楕円柱
面を採用し、ピストンとウェーブカムのカム面との間に
は前記カム面に対して摺接するシューを介在した。
【0009】請求項2に記載の発明では、前記楕円柱面
を円柱面にした。請求項3に記載の発明では、前記シュ
ーのカム面に対する摺接面を平面とし、前記シューのピ
ストンに対する摺接面を球面とした。
を円柱面にした。請求項3に記載の発明では、前記シュ
ーのカム面に対する摺接面を平面とし、前記シューのピ
ストンに対する摺接面を球面とした。
【0010】請求項4に記載の発明では、ピストンを下
死点位置に配置するカム面上の下死点対応部位には楕円
柱面を採用し、ピストンを上死点位置に配置するカム面
上の上死点対応部位には平面を採用し、ピストンとウェ
ーブカムのカム面との間には前記カム面に対して摺接す
るシューを介在した。
死点位置に配置するカム面上の下死点対応部位には楕円
柱面を採用し、ピストンを上死点位置に配置するカム面
上の上死点対応部位には平面を採用し、ピストンとウェ
ーブカムのカム面との間には前記カム面に対して摺接す
るシューを介在した。
【0011】請求項5に記載の発明では、請求項4に記
載の楕円柱面を円柱面とした。請求項6に記載の発明で
は、請求項4又は請求項5に記載のシューのカム面に対
する摺接面を楕円柱面とし、前記シューのピストンに対
する摺接面を球面とした。
載の楕円柱面を円柱面とした。請求項6に記載の発明で
は、請求項4又は請求項5に記載のシューのカム面に対
する摺接面を楕円柱面とし、前記シューのピストンに対
する摺接面を球面とした。
【0012】
【作用】カム面上の平面は回転軸の回転軸線に対して傾
いている。楕円柱面が円柱面である場合には平面の傾き
は45°となり、円柱面は前記回転軸線に対して直交す
る。カム面に摺接するシューの摺接面が平面である場
合、シューの摺接平面は楕円柱面に対して線接触し、カ
ム面上の平面に対しては面接触する。
いている。楕円柱面が円柱面である場合には平面の傾き
は45°となり、円柱面は前記回転軸線に対して直交す
る。カム面に摺接するシューの摺接面が平面である場
合、シューの摺接平面は楕円柱面に対して線接触し、カ
ム面上の平面に対しては面接触する。
【0013】カム面に摺接するシューの摺接面が楕円柱
面である場合、シューの摺接楕円柱面は楕円柱面に対し
て面接触し、カム面上の平面に対しては線接触する。
面である場合、シューの摺接楕円柱面は楕円柱面に対し
て面接触し、カム面上の平面に対しては線接触する。
【0014】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図9に基づいて説明する。図1に示すように締め付け接
合された一対のシリンダブロック1,2には回転軸3が
ラジアルベアリング4,5を介して回転可能に支持され
ている。シリンダブロック1,2には前後で対となる複
数のシリンダボア1a,2a(本実施例では5対)が回
転軸3を中心とする等間隔角度位置に配列形成されてい
る。図2に示すように両頭ピストン6がシリンダボア1
a,2a内にスライド可能に嵌入されている。
図9に基づいて説明する。図1に示すように締め付け接
合された一対のシリンダブロック1,2には回転軸3が
ラジアルベアリング4,5を介して回転可能に支持され
ている。シリンダブロック1,2には前後で対となる複
数のシリンダボア1a,2a(本実施例では5対)が回
転軸3を中心とする等間隔角度位置に配列形成されてい
る。図2に示すように両頭ピストン6がシリンダボア1
a,2a内にスライド可能に嵌入されている。
【0015】回転軸3にはウェーブカム7が止着されて
いる。ウェーブカム7と両頭ピストン6との間にはシュ
ー8,9が介在されている。シュー8,9の表面は、両
ピストン6の内端面上の保持凹部6a,6bに嵌合する
嵌合球面8a,9aと、ウェーブカム7のカム面7A,
7Bに摺接する摺接平面8b,9bとからなる。シュー
8,9は両頭ピストン6の内端面上に嵌合球面8a,9
aを嵌合して保持されている。嵌合球面8a,9aの半
径中心Q1 ,Q2 は摺接球面8b,9b上の中央にあ
る。
いる。ウェーブカム7と両頭ピストン6との間にはシュ
ー8,9が介在されている。シュー8,9の表面は、両
ピストン6の内端面上の保持凹部6a,6bに嵌合する
嵌合球面8a,9aと、ウェーブカム7のカム面7A,
7Bに摺接する摺接平面8b,9bとからなる。シュー
8,9は両頭ピストン6の内端面上に嵌合球面8a,9
aを嵌合して保持されている。嵌合球面8a,9aの半
径中心Q1 ,Q2 は摺接球面8b,9b上の中央にあ
る。
【0016】ウェーブカム7の前後のカム面7A,7B
は各シリンダボア1a,2aの中心軸線L1 の配列円周
面C0 上にて軸方向へ交互に変位を繰り返す2サイクル
変位曲線F1 ,F2 を有する。配列円周面C0 の半径中
心は回転軸3の回転軸線L0に一致する。嵌合球面8
a,9aの半径中心Q1 ,Q2 が摺接平面8b,9b上
の中央にあるため、嵌合球面8a,9aの半径中心
Q1 ,Q2 は常にサイクル変位曲線F1 ,F2 上を摺接
する。従って、ウェーブカム7の回転に伴って往復動す
る両頭ピストン6の往復動変位はサイクル変位曲線
F1 ,F2 に一致する。
は各シリンダボア1a,2aの中心軸線L1 の配列円周
面C0 上にて軸方向へ交互に変位を繰り返す2サイクル
変位曲線F1 ,F2 を有する。配列円周面C0 の半径中
心は回転軸3の回転軸線L0に一致する。嵌合球面8
a,9aの半径中心Q1 ,Q2 が摺接平面8b,9b上
の中央にあるため、嵌合球面8a,9aの半径中心
Q1 ,Q2 は常にサイクル変位曲線F1 ,F2 上を摺接
する。従って、ウェーブカム7の回転に伴って往復動す
る両頭ピストン6の往復動変位はサイクル変位曲線
F1 ,F2 に一致する。
【0017】図2及び図5に示すように一方のカム面7
Aは一対の平面7a1 と一対の円柱面7b1 とからな
り、サイクル変位曲線F1 は平面7a1 と円柱面7b1
との間で滑らかに接続している。図2の直線K1 は平面
7a1 と円柱面7b1 との接続位置を示す。サイクル変
位曲線F1 は90°の等間隔角度に4分割されており、
サイクル変位曲線F1 上の平面7a1 と円柱面7b1 と
の接続位置K1 は90°の等間隔角度位置である。平面
7a1 は回転軸線L0 に対して45°の角度で傾いてお
り、円柱面7b1 は回転軸線L0 に対して直交する。平
面7a1 の法線ベクトルm1 は回転軸線L0 から離れる
方向かつ圧縮機の後側(図1において右側)を向き、円
柱面7b1 の法線ベクトルn1 は回転軸線L0 に平行か
つ圧縮機の前側(図1において左側)を向く。
Aは一対の平面7a1 と一対の円柱面7b1 とからな
り、サイクル変位曲線F1 は平面7a1 と円柱面7b1
との間で滑らかに接続している。図2の直線K1 は平面
7a1 と円柱面7b1 との接続位置を示す。サイクル変
位曲線F1 は90°の等間隔角度に4分割されており、
サイクル変位曲線F1 上の平面7a1 と円柱面7b1 と
の接続位置K1 は90°の等間隔角度位置である。平面
7a1 は回転軸線L0 に対して45°の角度で傾いてお
り、円柱面7b1 は回転軸線L0 に対して直交する。平
面7a1 の法線ベクトルm1 は回転軸線L0 から離れる
方向かつ圧縮機の後側(図1において右側)を向き、円
柱面7b1 の法線ベクトルn1 は回転軸線L0 に平行か
つ圧縮機の前側(図1において左側)を向く。
【0018】他方のカム面7Bも一対の平面7a2 と一
対の円柱面7b2 とからなり、サイクル変位曲線F2 は
平面7a2 と円柱面7b2 との間で滑らかに接続してい
る。図2の直線K2 は平面7a2 と円柱面7b2 との接
続位置を示す。サイクル変位曲線F2 は90°の等間隔
角度に4分割されており、サイクル変位曲線F2 上の平
面7a2 と円柱面7b2 との接続位置K2 は90°の等
間隔角度位置である。平面7a2 は回転軸線L0 に対し
て45°の角度で傾いており、円柱面7b2 は回転軸線
L0 に対して直交する。平面7a2 の法線ベクトルm2
は回転軸線L0から離れる方向かつ圧縮機の前側を向
き、円柱面7b2 の法線ベクトルn2 は回転軸線L0 に
平行かつ圧縮機の後側を向く。
対の円柱面7b2 とからなり、サイクル変位曲線F2 は
平面7a2 と円柱面7b2 との間で滑らかに接続してい
る。図2の直線K2 は平面7a2 と円柱面7b2 との接
続位置を示す。サイクル変位曲線F2 は90°の等間隔
角度に4分割されており、サイクル変位曲線F2 上の平
面7a2 と円柱面7b2 との接続位置K2 は90°の等
間隔角度位置である。平面7a2 は回転軸線L0 に対し
て45°の角度で傾いており、円柱面7b2 は回転軸線
L0 に対して直交する。平面7a2 の法線ベクトルm2
は回転軸線L0から離れる方向かつ圧縮機の前側を向
き、円柱面7b2 の法線ベクトルn2 は回転軸線L0 に
平行かつ圧縮機の後側を向く。
【0019】一方のカム面7Aの平面7a1 の最下位7
a11は180°の角度間隔をもって設定されており、円
柱面7b1 の最上位7b11は最下位7a11間の中間に設
定されている。他方のカム面7Bの平面7a2 の最下位
7a22は最上位7b11と背中合わせであり、カム面7B
側の円柱面7b2 の最上位7b22は最下位7a11と背中
合わせである。最下位7a11はシリンダボア1a側にお
ける両頭ピストン6の下死点位置に対応する下死点対応
部位となる。最上位7b11はシリンダボア1a側におけ
る両頭ピストン6の上死点位置に対応する上死点対応部
位となる。最下位7a22はシリンダボア2a側における
両頭ピストン6の下死点位置に対応する下死点対応部位
となる。最上位7b22はシリンダボア2a側における両
頭ピストン6の上死点位置に対応する上死点対応部位と
なる。
a11は180°の角度間隔をもって設定されており、円
柱面7b1 の最上位7b11は最下位7a11間の中間に設
定されている。他方のカム面7Bの平面7a2 の最下位
7a22は最上位7b11と背中合わせであり、カム面7B
側の円柱面7b2 の最上位7b22は最下位7a11と背中
合わせである。最下位7a11はシリンダボア1a側にお
ける両頭ピストン6の下死点位置に対応する下死点対応
部位となる。最上位7b11はシリンダボア1a側におけ
る両頭ピストン6の上死点位置に対応する上死点対応部
位となる。最下位7a22はシリンダボア2a側における
両頭ピストン6の下死点位置に対応する下死点対応部位
となる。最上位7b22はシリンダボア2a側における両
頭ピストン6の上死点位置に対応する上死点対応部位と
なる。
【0020】このようなカム面7A,7Bのサイルク変
位曲線F1 ,F2 を持つウェーブカム7の回転により両
頭ピストン6が回転軸3の1回転に対して2回往復動す
る。両頭ピストン6の往復動により吸入室10の冷媒ガ
スが吸入弁11を押し退けつつ吸入ポート12からシリ
ンダボア1a,2a内へ吸入される。シリンダボア1
a,2a内の冷媒ガスは吐出弁13を押し退けつつ吐出
ポート14から吐出室15へ吐出される。
位曲線F1 ,F2 を持つウェーブカム7の回転により両
頭ピストン6が回転軸3の1回転に対して2回往復動す
る。両頭ピストン6の往復動により吸入室10の冷媒ガ
スが吸入弁11を押し退けつつ吸入ポート12からシリ
ンダボア1a,2a内へ吸入される。シリンダボア1
a,2a内の冷媒ガスは吐出弁13を押し退けつつ吐出
ポート14から吐出室15へ吐出される。
【0021】両頭ピストン6が円滑に往復動するにはシ
ュー8,9の嵌合球面8a,9aの中心Q1 ,Q2 の間
隔が一定であることを要する。即ち、サイクル変位曲線
F1,F2 の間隔が回転軸線L0 方向に見てどこでも一
定であることを要する。本実施例のウェーブカム7はこ
の間隔一定の条件(J)を満たす。以下にこの条件
(J)が成立することを説明する。なお、y軸は回転軸
線L0 と一致し、z軸は円柱面7b1 の軸線と平行であ
り、x軸は円柱面7b2 の軸線と平行である。
ュー8,9の嵌合球面8a,9aの中心Q1 ,Q2 の間
隔が一定であることを要する。即ち、サイクル変位曲線
F1,F2 の間隔が回転軸線L0 方向に見てどこでも一
定であることを要する。本実施例のウェーブカム7はこ
の間隔一定の条件(J)を満たす。以下にこの条件
(J)が成立することを説明する。なお、y軸は回転軸
線L0 と一致し、z軸は円柱面7b1 の軸線と平行であ
り、x軸は円柱面7b2 の軸線と平行である。
【0022】図5に示すようにウェーブカム7に対して
x座標、y座標及びz座標をとる。ウェーブカム7の回
転角をθとすると、サイクル変位曲線F1 は、回転角θ
とシュー8の嵌合球面8aの中心Q1 の変位yとの関係
となる。両頭ピストン6が上死点位置にあるときの回転
角θを0°とすると、前記関係は次式(1)で表され
る。 y=y1 +Rbp・ tanα・ cosθ ・・・(1) 但し、図6に示すようにy1 は平面7a1 とy軸との交
点のy座標、Rbpは配列円周面C0 の半径、αは回転軸
線L0 に対する平面7a1 の傾きである。
x座標、y座標及びz座標をとる。ウェーブカム7の回
転角をθとすると、サイクル変位曲線F1 は、回転角θ
とシュー8の嵌合球面8aの中心Q1 の変位yとの関係
となる。両頭ピストン6が上死点位置にあるときの回転
角θを0°とすると、前記関係は次式(1)で表され
る。 y=y1 +Rbp・ tanα・ cosθ ・・・(1) 但し、図6に示すようにy1 は平面7a1 とy軸との交
点のy座標、Rbpは配列円周面C0 の半径、αは回転軸
線L0 に対する平面7a1 の傾きである。
【0023】式(1)は平面7a1 上のサイクル変位曲
線F1 がコサイン曲線であることを示す。従って、前記
条件(J)が成立するには平面7a1 と背向する他方の
カム面7B側の円筒面7b2 上の変位曲線F2 は次式
(2)のようにコサイン曲線でなければならない。 y(θ)=C1 +C2 ・ cosθ ・・・(2) 円筒面7b2 の曲率半径をRcol とすると、式(2)は
次式(3)となる。 y(θ)=y2 (θ)−y2 ・・・(3) 但し、y2 (θ)は次式(4)のことである。 y2 (θ)=〔Rcol 2 −x(θ)2 〕1/2 =〔Rcol 2 −Rbp2 ・ sin2 θ〕1/2 ・・・(4) y(θ),y2 (θ),y2 ,x(θ)を図7に示す。
線F1 がコサイン曲線であることを示す。従って、前記
条件(J)が成立するには平面7a1 と背向する他方の
カム面7B側の円筒面7b2 上の変位曲線F2 は次式
(2)のようにコサイン曲線でなければならない。 y(θ)=C1 +C2 ・ cosθ ・・・(2) 円筒面7b2 の曲率半径をRcol とすると、式(2)は
次式(3)となる。 y(θ)=y2 (θ)−y2 ・・・(3) 但し、y2 (θ)は次式(4)のことである。 y2 (θ)=〔Rcol 2 −x(θ)2 〕1/2 =〔Rcol 2 −Rbp2 ・ sin2 θ〕1/2 ・・・(4) y(θ),y2 (θ),y2 ,x(θ)を図7に示す。
【0024】式(2)は次式(5)に書換えられる。 y(θ)=C1 +C2 ・(1− sin2 θ)1/2 ・・・(5) 式(4)と式(5)とが共に成立するには次式(6)を
設定すればよい。 Rcol =Rbp=C2 ・・・(6) 従って、式(1),(5),(6)より次式(7)が導
かれる。 Rbp=Rbp・ tanα ・・・(7) 即ち、本実施例の回転軸線L0 に対する平面7a1 の傾
きαは45°である。従って、回転軸線L0 に対する平
面7a1 の傾きαが45°、円柱面7b2 が回転軸線L
0 に対して直交、円柱面7b2 の半径Rcol が配列円周
面C0 の半径Rbpに等しい場合に前記条件(J)が成り
立つ。平面7a2 と円柱面7b1 とについても同様に条
件(J)が成り立つ。
設定すればよい。 Rcol =Rbp=C2 ・・・(6) 従って、式(1),(5),(6)より次式(7)が導
かれる。 Rbp=Rbp・ tanα ・・・(7) 即ち、本実施例の回転軸線L0 に対する平面7a1 の傾
きαは45°である。従って、回転軸線L0 に対する平
面7a1 の傾きαが45°、円柱面7b2 が回転軸線L
0 に対して直交、円柱面7b2 の半径Rcol が配列円周
面C0 の半径Rbpに等しい場合に前記条件(J)が成り
立つ。平面7a2 と円柱面7b1 とについても同様に条
件(J)が成り立つ。
【0025】図9は条件(J)の成立を示すグラフであ
る。曲線D1 は平面7a1 上のサイクル変位曲線F1 を
表し、曲線E1 は円柱面7b1 上のサイクル変位曲線F
1 を表す。曲線D2 は平面7a2 上のサイクル変位曲線
F2 を表し、曲線E2 は円柱面7b2 上のサイクル変位
曲線F2 を表す。サイクル変位曲線F1 ,F2 の位相は
π/2ずれている。図9のサイクル変位曲線F1 ,F2
間のy軸方向(即ち、回転軸線L0 方向)の間隔はどこ
でも一定である。
る。曲線D1 は平面7a1 上のサイクル変位曲線F1 を
表し、曲線E1 は円柱面7b1 上のサイクル変位曲線F
1 を表す。曲線D2 は平面7a2 上のサイクル変位曲線
F2 を表し、曲線E2 は円柱面7b2 上のサイクル変位
曲線F2 を表す。サイクル変位曲線F1 ,F2 の位相は
π/2ずれている。図9のサイクル変位曲線F1 ,F2
間のy軸方向(即ち、回転軸線L0 方向)の間隔はどこ
でも一定である。
【0026】条件(J)を満たす本実施例のウェーブカ
ム7では、図3及び図4に示すようにシュー8,9の摺
接平面8b,9bが平面7a1 ,7a2 に対して面接触
し、円筒面7b1 ,7b2 に対して線接触する。図4は
図3に対してウェーブカム7が90°回転した状態を示
す平面図である。面接触は接触部材間のヘルツ圧を最低
にする。ウェーブカム7の1回転のうちの略半分の範囲
でシュー8,9が平面7a1 ,7a2 に対して摺接して
おり、シュー8,9とウェーブカムとの間の最低ヘルツ
圧状態期間が圧縮機運転期間のうちの半分程度を占め
る。低ヘルツ圧状態はシュー8,9とウェーブカム7と
の間の耐圧性の向上をもたらし、圧縮機の耐久性が向上
する。
ム7では、図3及び図4に示すようにシュー8,9の摺
接平面8b,9bが平面7a1 ,7a2 に対して面接触
し、円筒面7b1 ,7b2 に対して線接触する。図4は
図3に対してウェーブカム7が90°回転した状態を示
す平面図である。面接触は接触部材間のヘルツ圧を最低
にする。ウェーブカム7の1回転のうちの略半分の範囲
でシュー8,9が平面7a1 ,7a2 に対して摺接して
おり、シュー8,9とウェーブカムとの間の最低ヘルツ
圧状態期間が圧縮機運転期間のうちの半分程度を占め
る。低ヘルツ圧状態はシュー8,9とウェーブカム7と
の間の耐圧性の向上をもたらし、圧縮機の耐久性が向上
する。
【0027】図8は配列円周面C0 と円柱面7b2 との
交差状態を概略的に示す。配列円周面C0 と円柱面7b
2 とが直交すれば、配列円周面C0 と円柱面7b2 との
交線Fは回転軸線L0 に対してα=45°に傾いた平面
上にある。この交線Fは次式(8)で示す楕円である。 X2 / cos2 α+Y2 =Rbp2 ・・・(8) 配列円周面C0 と円柱面7b2 との交線も同様の式で表
される。本実施例のサイクル変位曲線F1 ,F2 はこの
交線Fの一部と合同である。
交差状態を概略的に示す。配列円周面C0 と円柱面7b
2 とが直交すれば、配列円周面C0 と円柱面7b2 との
交線Fは回転軸線L0 に対してα=45°に傾いた平面
上にある。この交線Fは次式(8)で示す楕円である。 X2 / cos2 α+Y2 =Rbp2 ・・・(8) 配列円周面C0 と円柱面7b2 との交線も同様の式で表
される。本実施例のサイクル変位曲線F1 ,F2 はこの
交線Fの一部と合同である。
【0028】本発明は勿論前記実施例にのみ限定される
ものではなく、例えば図10に示すようにカム面16
A,16Bの平面16a1 ,16a2 の法線ベクトルm
3 ,m 4 が回転軸線L0 側を向き、カム面16A,16
Bの円柱面16b1 ,16b2の法線ベクトルn3 ,n
4 が回転軸線L0 に平行となるウェーブカム16を構成
することもできる。この場合にも前記条件(J)が前記
実施例と同様に成立する。シュー8A,9Aは嵌合球面
8a,9aと、円柱面16b1 ,16b2 に面接触する
摺接円柱面8c,9cとを有する。摺接円柱面8c,9
cは平面16a1,16a2 に対して線接触する。
ものではなく、例えば図10に示すようにカム面16
A,16Bの平面16a1 ,16a2 の法線ベクトルm
3 ,m 4 が回転軸線L0 側を向き、カム面16A,16
Bの円柱面16b1 ,16b2の法線ベクトルn3 ,n
4 が回転軸線L0 に平行となるウェーブカム16を構成
することもできる。この場合にも前記条件(J)が前記
実施例と同様に成立する。シュー8A,9Aは嵌合球面
8a,9aと、円柱面16b1 ,16b2 に面接触する
摺接円柱面8c,9cとを有する。摺接円柱面8c,9
cは平面16a1,16a2 に対して線接触する。
【0029】この実施例では円柱面16b1 ,16b2
と摺接円柱面8c,9cとの面接触状態はウェーブカム
16の1回転のうちの半分程度を占める。即ち、前記実
施例と同様に低ヘルツ圧状態は圧縮機運転期間の略半分
にわたり、圧縮機の耐久性が向上する。
と摺接円柱面8c,9cとの面接触状態はウェーブカム
16の1回転のうちの半分程度を占める。即ち、前記実
施例と同様に低ヘルツ圧状態は圧縮機運転期間の略半分
にわたり、圧縮機の耐久性が向上する。
【0030】本発明では図11(a)示すように平面1
7a1 ,17b1 及び楕円柱面17a2 ,17b2 から
なるカム面17A,17Bを有するウェーブカム17を
構成することもできる。図11(b)は配列円周面C0
と楕円柱面17b1 ,17b 2 との交差状態を概略的に
示す。配列円周面C0 と楕円柱面17b1 ,17b2と
が直交すれば、配列円周面C0 と楕円柱面17b1 ,1
7b2 との交線Gは回転軸線L0 に対してα<45°あ
るいは45°<αのように傾いた平面上にある。この交
線Gは楕円であり、カム面17A,17B上のサイクル
変位曲線F1 ,F2 は交線Gの一部と合同である。ウェ
ーブカム17に摺接するシューの摺接面は平面である。
7a1 ,17b1 及び楕円柱面17a2 ,17b2 から
なるカム面17A,17Bを有するウェーブカム17を
構成することもできる。図11(b)は配列円周面C0
と楕円柱面17b1 ,17b 2 との交差状態を概略的に
示す。配列円周面C0 と楕円柱面17b1 ,17b2と
が直交すれば、配列円周面C0 と楕円柱面17b1 ,1
7b2 との交線Gは回転軸線L0 に対してα<45°あ
るいは45°<αのように傾いた平面上にある。この交
線Gは楕円であり、カム面17A,17B上のサイクル
変位曲線F1 ,F2 は交線Gの一部と合同である。ウェ
ーブカム17に摺接するシューの摺接面は平面である。
【0031】さらに本発明では、図11における平面1
7a1 ,17b1 における法線ベクトルが回転軸線L0
側を向くようにしたウェーブカムを用い、シューの摺接
面を楕円柱面とした実施例も可能である。
7a1 ,17b1 における法線ベクトルが回転軸線L0
側を向くようにしたウェーブカムを用い、シューの摺接
面を楕円柱面とした実施例も可能である。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、ピストン
を下死点位置に配置するカム面上の下死点対応部位には
平面及び楕円柱面の一方を採用し、ピストンを上死点位
置に配置するカム面上の上死点対応部位には平面及び楕
円柱面の他方を採用し、ピストンとウェーブカムのカム
面との間には前記カム面に対して摺接するシューを介在
したので、シューとウェーブカムとの接触部位における
耐圧性を向上でき、圧縮機の大型化をもたらすことなく
耐久性を向上し得るという優れた効果を奏する。
を下死点位置に配置するカム面上の下死点対応部位には
平面及び楕円柱面の一方を採用し、ピストンを上死点位
置に配置するカム面上の上死点対応部位には平面及び楕
円柱面の他方を採用し、ピストンとウェーブカムのカム
面との間には前記カム面に対して摺接するシューを介在
したので、シューとウェーブカムとの接触部位における
耐圧性を向上でき、圧縮機の大型化をもたらすことなく
耐久性を向上し得るという優れた効果を奏する。
【図1】 本発明を具体化した圧縮機全体の側断面図で
ある。
ある。
【図2】 図1のA−A線断面図である。
【図3】 ウェーブカムの拡大側面図である。
【図4】 ウェーブカムの拡大平面図である。
【図5】 ウェーブカムの斜視図である。
【図6】 カム面上の平面における変位曲線を説明する
グラフである。
グラフである。
【図7】 カム面上の円柱面における変位曲線を説明す
るグラフである。
るグラフである。
【図8】 配列円周面と円柱面との交差状態を示す略体
側面図である。
側面図である。
【図9】 条件(J)の成立を示すグラフである。
【図10】ウェーブカムの別例を示す要部側断面図であ
る。
る。
【図11】(a)はウェーブカムの別例を示す要部側面
図である。(b)は配列円周面と円柱面との交差状態を
示す略体側面図である。
図である。(b)は配列円周面と円柱面との交差状態を
示す略体側面図である。
3…回転軸、6…両頭ピストン、7,16,17…ウェ
ーブカム、7A,7B,16A,16B,17A,17
B…カム面、7a1 ,7a2 ,16a1 ,16a2 ,1
7a1 ,17a2 …平面、7b1 ,7b2 ,16b1 ,
16b2 …円柱面、7a11,7a22…下死点対応部位、
7b11,7b22…上死点対応部位、8,8A,9,9A
…シュー、8a,9a…嵌合球面、8b,9b…摺接平
面、8c,9c…摺接円柱面。
ーブカム、7A,7B,16A,16B,17A,17
B…カム面、7a1 ,7a2 ,16a1 ,16a2 ,1
7a1 ,17a2 …平面、7b1 ,7b2 ,16b1 ,
16b2 …円柱面、7a11,7a22…下死点対応部位、
7b11,7b22…上死点対応部位、8,8A,9,9A
…シュー、8a,9a…嵌合球面、8b,9b…摺接平
面、8c,9c…摺接円柱面。
【手続補正書】
【提出日】平成6年7月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項2】回転軸と一体的に回転するウェーブカムの
回転によってウェーブカムに係留されたピストンを往復
動させるウェーブカム式圧縮機において、 ピストンを下死点位置に配置するカム面上の下死点対応
部位には平面を採用し、ピストンを上死点位置に配置す
るカム面上の上死点対応部位には楕円柱面を採用し、ピ
ストンとウェーブカムのカム面との間には前記カム面に
対して摺接するシューを介在したウェーブカム式圧縮
機。
回転によってウェーブカムに係留されたピストンを往復
動させるウェーブカム式圧縮機において、 ピストンを下死点位置に配置するカム面上の下死点対応
部位には平面を採用し、ピストンを上死点位置に配置す
るカム面上の上死点対応部位には楕円柱面を採用し、ピ
ストンとウェーブカムのカム面との間には前記カム面に
対して摺接するシューを介在したウェーブカム式圧縮
機。
【請求項3】前記楕円柱面は円柱面である請求項1及び
請求項2のいずれか1項に記載のウェーブカム式圧縮
機。
請求項2のいずれか1項に記載のウェーブカム式圧縮
機。
【請求項4】前記シューのカム面に対する摺接面は平面
であり、前記シューのピストンに対する摺接面は球面で
ある請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のウェ
ーブカム式圧縮機。
であり、前記シューのピストンに対する摺接面は球面で
ある請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のウェ
ーブカム式圧縮機。
【請求項7】回転軸と一体的に回転するウェーブカムの
回転によってウェーブカムに係留されたピストンを往復
動させるウェーブカム式圧縮機において、 ピストンを下死点位置に配置するカム面上の下死点対応
部位には楕円柱面を採用し、ピストンを上死点位置に配
置するカム面上の上死点対応部位には平面を採用し、ピ
ストンとウェーブカムのカム面との間には前記カム面に
対して摺接するシューを介在したウェーブカム式圧縮
機。
回転によってウェーブカムに係留されたピストンを往復
動させるウェーブカム式圧縮機において、 ピストンを下死点位置に配置するカム面上の下死点対応
部位には楕円柱面を採用し、ピストンを上死点位置に配
置するカム面上の上死点対応部位には平面を採用し、ピ
ストンとウェーブカムのカム面との間には前記カム面に
対して摺接するシューを介在したウェーブカム式圧縮
機。
【請求項8】前記楕円柱面は円柱面である請求項7に記
載のウェーブカム式圧縮機。
載のウェーブカム式圧縮機。
【請求項9】前記シューのカム面に対する摺接面は楕円
柱面であり、前記シューのピストンに対する摺接面は球
面である請求項7及び請求項8のいずれか1項に記載の
ウェーブカム式圧縮機。
柱面であり、前記シューのピストンに対する摺接面は球
面である請求項7及び請求項8のいずれか1項に記載の
ウェーブカム式圧縮機。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】そのために請求項1に記
載の発明では、平面上の凸曲線を前記平面と交差する方
向へ平行移動して得られる軌跡によって形成された凸曲
面をカム面とし、ピストンを下死点位置に配置するカム
面上の下死点対応部位の曲率と、ピストンを上死点位置
に配置するカム面上の上死点対応部位の曲率とに差を持
たせ、下死点対応部位の曲率を上死点対応部位の曲率よ
りも小さくし、ピストンとウェーブカムのカム面との間
には前記カム面に対して摺接するシューを介在した。請
求項2に記載の発明では、ピストンを下死点位置に配置
するカム面上の下死点対応部位には平面を採用し、ピス
トンを上死点位置に配置するカム面上の上死点対応部位
には楕円柱面を採用し、ピストンとウェーブカムのカム
面との間には前記カム面に対して摺接するシューを介在
した。
載の発明では、平面上の凸曲線を前記平面と交差する方
向へ平行移動して得られる軌跡によって形成された凸曲
面をカム面とし、ピストンを下死点位置に配置するカム
面上の下死点対応部位の曲率と、ピストンを上死点位置
に配置するカム面上の上死点対応部位の曲率とに差を持
たせ、下死点対応部位の曲率を上死点対応部位の曲率よ
りも小さくし、ピストンとウェーブカムのカム面との間
には前記カム面に対して摺接するシューを介在した。請
求項2に記載の発明では、ピストンを下死点位置に配置
するカム面上の下死点対応部位には平面を採用し、ピス
トンを上死点位置に配置するカム面上の上死点対応部位
には楕円柱面を採用し、ピストンとウェーブカムのカム
面との間には前記カム面に対して摺接するシューを介在
した。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】請求項3に記載の発明では、前記楕円柱面
を円柱面にした。請求項4に記載の発明では、前記シュ
ーのカム面に対する摺接面を平面とし、前記シューのピ
ストンに対する摺接面を球面とした。請求項5に記載の
発明では、ウェーブカムの両面にカム面を形成し、一方
のカム面の下死点対応部位と他方のカム面の上死点対応
部位とを背中合わせに配置し、前記一方のカム面の上死
点対応部位と前記他方のカム面の下死点対応部位とを背
中合わせに配置した。請求項6に記載の発明では、平面
上の凹曲線を前記平面と交差する方向へ平行移動して得
られる軌跡によって形成された凹曲面をカム面とし、ピ
ストンを下死点位置に配置するカム面上の下死点対応部
位の曲率と、ピストンを上死点位置に配置するカム面上
の上死点対応部位の曲率とに差を持たせ、下死点対応部
位の曲率の絶対値を上死点対応部位の曲率の絶対値より
も大きくし、ピストンとウェーブカムのカム面との間に
は前記カム面に対して摺接するシューを介在した。
を円柱面にした。請求項4に記載の発明では、前記シュ
ーのカム面に対する摺接面を平面とし、前記シューのピ
ストンに対する摺接面を球面とした。請求項5に記載の
発明では、ウェーブカムの両面にカム面を形成し、一方
のカム面の下死点対応部位と他方のカム面の上死点対応
部位とを背中合わせに配置し、前記一方のカム面の上死
点対応部位と前記他方のカム面の下死点対応部位とを背
中合わせに配置した。請求項6に記載の発明では、平面
上の凹曲線を前記平面と交差する方向へ平行移動して得
られる軌跡によって形成された凹曲面をカム面とし、ピ
ストンを下死点位置に配置するカム面上の下死点対応部
位の曲率と、ピストンを上死点位置に配置するカム面上
の上死点対応部位の曲率とに差を持たせ、下死点対応部
位の曲率の絶対値を上死点対応部位の曲率の絶対値より
も大きくし、ピストンとウェーブカムのカム面との間に
は前記カム面に対して摺接するシューを介在した。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】請求項7に記載の発明では、ピストンを下
死点位置に配置するカム面上の下死点対応部位には楕円
柱面を採用し、ピストンを上死点位置に配置するカム面
上の上死点対応部位には平面を採用し、ピストンとウェ
ーブカムのカム面との間には前記カム面に対して摺接す
るシューを介在した。
死点位置に配置するカム面上の下死点対応部位には楕円
柱面を採用し、ピストンを上死点位置に配置するカム面
上の上死点対応部位には平面を採用し、ピストンとウェ
ーブカムのカム面との間には前記カム面に対して摺接す
るシューを介在した。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】請求項8に記載の発明では、請求項7に記
載の楕円柱面を円柱面とした。請求項9に記載の発明で
は、請求項7又は請求項8に記載のシューのカム面に対
する摺接面を楕円柱面とし、前記シューのピストンに対
する摺接面を球面とした。
載の楕円柱面を円柱面とした。請求項9に記載の発明で
は、請求項7又は請求項8に記載のシューのカム面に対
する摺接面を楕円柱面とし、前記シューのピストンに対
する摺接面を球面とした。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【作用】カム面の形状の一例として採用される楕円柱面
の曲率の絶対値はカム面の形状の一例として採用される
平面の曲率よりも大きい。カム面上の平面は回転軸の回
転軸線に対して傾いている。楕円柱面が円柱面である場
合には平面の傾きは45°となり、円柱面は前記回転軸
線に対して直交する。カム面に摺接するシューの摺接面
が平面である場合、シューの摺接平面は楕円柱面に対し
て線接触し、カム面上の平面に対しては面接触する。
の曲率の絶対値はカム面の形状の一例として採用される
平面の曲率よりも大きい。カム面上の平面は回転軸の回
転軸線に対して傾いている。楕円柱面が円柱面である場
合には平面の傾きは45°となり、円柱面は前記回転軸
線に対して直交する。カム面に摺接するシューの摺接面
が平面である場合、シューの摺接平面は楕円柱面に対し
て線接触し、カム面上の平面に対しては面接触する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】一方のカム面7Aの平面7a1 の最下位7
a11は180°の角度間隔をもって設定されており、円
柱面7b1 の最上位7b11は最下位7a11間の中間に設
定されている。他方のカム面7Bの平面7a2 の最下位
7a22は最上位7b11と背中合わせであり、カム面7B
側の円柱面7b2 の最上位7b22は最下位7a11と背中
合わせである。最下位7a11はシリンダボア1a側にお
ける両頭ピストン6の下死点位置に対応する下死点対応
部位となる。最上位7b11はシリンダボア1a側におけ
る両頭ピストン6の上死点位置に対応する上死点対応部
位となる。最下位7a22はシリンダボア2a側における
両頭ピストン6の下死点位置に対応する下死点対応部位
となる。最上位7b22はシリンダボア2a側における両
頭ピストン6の上死点位置に対応する上死点対応部位と
なる。平面7a1 ,7a2 の曲率は零であり、円柱面7
b1 ,7b2 の曲率は平面7a1 ,7a2 の曲率よりも
大きい。
a11は180°の角度間隔をもって設定されており、円
柱面7b1 の最上位7b11は最下位7a11間の中間に設
定されている。他方のカム面7Bの平面7a2 の最下位
7a22は最上位7b11と背中合わせであり、カム面7B
側の円柱面7b2 の最上位7b22は最下位7a11と背中
合わせである。最下位7a11はシリンダボア1a側にお
ける両頭ピストン6の下死点位置に対応する下死点対応
部位となる。最上位7b11はシリンダボア1a側におけ
る両頭ピストン6の上死点位置に対応する上死点対応部
位となる。最下位7a22はシリンダボア2a側における
両頭ピストン6の下死点位置に対応する下死点対応部位
となる。最上位7b22はシリンダボア2a側における両
頭ピストン6の上死点位置に対応する上死点対応部位と
なる。平面7a1 ,7a2 の曲率は零であり、円柱面7
b1 ,7b2 の曲率は平面7a1 ,7a2 の曲率よりも
大きい。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】このようなカム面7A,7Bのサイクル変
位曲線F1 ,F2 を持つウェーブカム7の回転により両
頭ピストン6が回転軸3の1回転に対して2回往復動す
る。両頭ピストン6の往復動により吸入室10の冷媒ガ
スが吸入弁11を押し退けつつ吸入ポート12からシリ
ンダボア1a,2a内へ吸入される。シリンダボア1
a,2a内の冷媒ガスは吐出弁13を押し退けつつ吐出
ポート14から吐出室15へ吐出される。
位曲線F1 ,F2 を持つウェーブカム7の回転により両
頭ピストン6が回転軸3の1回転に対して2回往復動す
る。両頭ピストン6の往復動により吸入室10の冷媒ガ
スが吸入弁11を押し退けつつ吸入ポート12からシリ
ンダボア1a,2a内へ吸入される。シリンダボア1
a,2a内の冷媒ガスは吐出弁13を押し退けつつ吐出
ポート14から吐出室15へ吐出される。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】両頭ピストン6が円滑に往復動するにはシ
ュー8,9の嵌合球面8a,9aの中心Q1 ,Q2 の間
隔が一定であることを要する。即ち、サイクル変位曲線
F1,F2 の間隔が回転軸線L0 方向に見てどこでも一
定であることを要する。本実施例のウェーブカム7はこ
の間隔一定の条件(J)を満たす。以下にこの条件
(J)が成立することを説明する。なお、y軸は回転軸
線L0 と一致し、z軸は円柱面7b1 の軸線と平行であ
り、x軸は円柱面7b2 の軸線と平行である。x−y平
面とカム面7Aとの交差線は凸曲線である。x−y平面
と交差する(この場合には直交する)z軸方向へこの凸
曲線を平行移動して得られる軌跡は凸曲面であり、カム
面7Aはこの凸曲面で形成される。又、y−z平面とカ
ム面7Bとの交差線は凸曲線である。y−z平面と交差
する(この場合には直交する)x軸方向へこの凸曲線を
平行移動して得られる軌跡は凸曲面であり、カム面7B
はこの凸曲面で形成される。
ュー8,9の嵌合球面8a,9aの中心Q1 ,Q2 の間
隔が一定であることを要する。即ち、サイクル変位曲線
F1,F2 の間隔が回転軸線L0 方向に見てどこでも一
定であることを要する。本実施例のウェーブカム7はこ
の間隔一定の条件(J)を満たす。以下にこの条件
(J)が成立することを説明する。なお、y軸は回転軸
線L0 と一致し、z軸は円柱面7b1 の軸線と平行であ
り、x軸は円柱面7b2 の軸線と平行である。x−y平
面とカム面7Aとの交差線は凸曲線である。x−y平面
と交差する(この場合には直交する)z軸方向へこの凸
曲線を平行移動して得られる軌跡は凸曲面であり、カム
面7Aはこの凸曲面で形成される。又、y−z平面とカ
ム面7Bとの交差線は凸曲線である。y−z平面と交差
する(この場合には直交する)x軸方向へこの凸曲線を
平行移動して得られる軌跡は凸曲面であり、カム面7B
はこの凸曲面で形成される。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】条件(J)を満たす本実施例のウェーブカ
ム7では、図3及び図4に示すようにシュー8,9の摺
接平面8b,9bが平面7a1,7a2 に対して面接触
し、円筒面7b1 ,7b2 に対して線接触する。図4
は図3に対してウェーブカム7が90°回転した状態を
示す平面図である。面接触は接触部材間のヘルツ圧を最
低にする。ウェーブカム7の1回転のうちの略半分の範
囲でシュー8,9が平面7a1,7a2 に対して摺接し
ており、シュー8,9とウェーブカムとの間の最低ヘル
ツ圧状態期間が圧縮機運転期間のうちの半分程度を占め
る。低ヘルツ圧状態はシュー8,9とウェーブカム7と
の間の耐圧性の向上をもたらし、圧縮機の耐久性が向上
する。カム面は、平面上の凸曲線を前記平面と交差する
方向へ平行移動して得られる軌跡によって形成された凸
曲面にて構成されるため、従来の三次元曲面に比べてカ
ム面の加工が容易となる。
ム7では、図3及び図4に示すようにシュー8,9の摺
接平面8b,9bが平面7a1,7a2 に対して面接触
し、円筒面7b1 ,7b2 に対して線接触する。図4
は図3に対してウェーブカム7が90°回転した状態を
示す平面図である。面接触は接触部材間のヘルツ圧を最
低にする。ウェーブカム7の1回転のうちの略半分の範
囲でシュー8,9が平面7a1,7a2 に対して摺接し
ており、シュー8,9とウェーブカムとの間の最低ヘル
ツ圧状態期間が圧縮機運転期間のうちの半分程度を占め
る。低ヘルツ圧状態はシュー8,9とウェーブカム7と
の間の耐圧性の向上をもたらし、圧縮機の耐久性が向上
する。カム面は、平面上の凸曲線を前記平面と交差する
方向へ平行移動して得られる軌跡によって形成された凸
曲面にて構成されるため、従来の三次元曲面に比べてカ
ム面の加工が容易となる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】本発明は勿論前記実施例にのみ限定される
ものではなく、例えば図10に示すようにカム面16
A,16Bの平面16a1 ,16a2 の法線ベクトルm
3 ,m 4 が回転軸線L0 側を向き、カム面16A,16
Bの円柱面16b1 ,16b2の法線ベクトルn3 ,n
4 が回転軸線L0 に平行となるウェーブカム16を構成
することもできる。回転軸線L0 を通って図10の紙面
と直交する平面とカム面16Aとの交差線は凹曲線であ
る。前記平面と直交する方向へこの凹曲線を平行移動し
て得られる軌跡は凹曲面であり、カム面16Aはこの凹
曲面で形成される。又、図10の紙面上の平面とカム面
16Bとの交差線は凹曲線である。図10の紙面上の平
面と直交する方向へこの凹曲線を平行移動して得られる
軌跡は凹曲面であり、カム面16Bはこの凹曲面で形成
される。円柱面16b1 ,16b2の曲率の絶対値は平
面16a1 ,16a2 の曲率よりも大きい。この場合に
も前記条件(J)が前記実施例と同様に成立する。シュ
ー8A,9Aは嵌合球面8a,9aと、円柱面16
b1 ,16b2 に面接触する摺接円柱面8c,9cとを
有する。摺接円柱面8c,9cは平面16a1 ,16a
2 に対して線接触する。
ものではなく、例えば図10に示すようにカム面16
A,16Bの平面16a1 ,16a2 の法線ベクトルm
3 ,m 4 が回転軸線L0 側を向き、カム面16A,16
Bの円柱面16b1 ,16b2の法線ベクトルn3 ,n
4 が回転軸線L0 に平行となるウェーブカム16を構成
することもできる。回転軸線L0 を通って図10の紙面
と直交する平面とカム面16Aとの交差線は凹曲線であ
る。前記平面と直交する方向へこの凹曲線を平行移動し
て得られる軌跡は凹曲面であり、カム面16Aはこの凹
曲面で形成される。又、図10の紙面上の平面とカム面
16Bとの交差線は凹曲線である。図10の紙面上の平
面と直交する方向へこの凹曲線を平行移動して得られる
軌跡は凹曲面であり、カム面16Bはこの凹曲面で形成
される。円柱面16b1 ,16b2の曲率の絶対値は平
面16a1 ,16a2 の曲率よりも大きい。この場合に
も前記条件(J)が前記実施例と同様に成立する。シュ
ー8A,9Aは嵌合球面8a,9aと、円柱面16
b1 ,16b2 に面接触する摺接円柱面8c,9cとを
有する。摺接円柱面8c,9cは平面16a1 ,16a
2 に対して線接触する。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、例えばピ
ストンを下死点位置に配置するカム面上の下死点対応部
位には平面及び楕円柱面の一方を採用し、ピストンを上
死点位置に配置するカム面上の上死点対応部位には平面
及び楕円柱面の他方を採用するといったように、平面上
の凸曲線又は凹曲線をこの平面と交差する方向へ平行移
動して得られる軌跡によって形成された凸曲面又は凹曲
面をカム面とし、ピストンを下死点位置に配置するカム
面上の下死点対応部位の曲率と、ピストンを上死点位置
に配置するカム面上の上死点対応部位の曲率とに差を持
たせ、ピストンとウェーブカムのカム面との間には前記
カム面に対して摺接するシューを介在したので、シュー
とウェーブカムとの接触部位における耐圧性を向上で
き、圧縮機の大型化をもたらすことなく耐久性を向上し
得るという優れた効果を奏する。
ストンを下死点位置に配置するカム面上の下死点対応部
位には平面及び楕円柱面の一方を採用し、ピストンを上
死点位置に配置するカム面上の上死点対応部位には平面
及び楕円柱面の他方を採用するといったように、平面上
の凸曲線又は凹曲線をこの平面と交差する方向へ平行移
動して得られる軌跡によって形成された凸曲面又は凹曲
面をカム面とし、ピストンを下死点位置に配置するカム
面上の下死点対応部位の曲率と、ピストンを上死点位置
に配置するカム面上の上死点対応部位の曲率とに差を持
たせ、ピストンとウェーブカムのカム面との間には前記
カム面に対して摺接するシューを介在したので、シュー
とウェーブカムとの接触部位における耐圧性を向上で
き、圧縮機の大型化をもたらすことなく耐久性を向上し
得るという優れた効果を奏する。
Claims (6)
- 【請求項1】回転軸と一体的に回転するウェーブカムの
回転によってウェーブカムに係留されたピストンを往復
動させるウェーブカム式圧縮機において、 ピストンを下死点位置に配置するカム面上の下死点対応
部位には平面を採用し、ピストンを上死点位置に配置す
るカム面上の上死点対応部位には楕円柱面を採用し、ピ
ストンとウェーブカムのカム面との間には前記カム面に
対して摺接するシューを介在したウェーブカム式圧縮
機。 - 【請求項2】前記楕円柱面は円柱面である請求項1に記
載のウェーブカム式圧縮機。 - 【請求項3】前記シューのカム面に対する摺接面は平面
であり、前記シューのピストンに対する摺接面は球面で
ある請求項1及び請求項2のいずれかに記載のウェーブ
カム式圧縮機。 - 【請求項4】回転軸と一体的に回転するウェーブカムの
回転によってウェーブカムに係留されたピストンを往復
動させるウェーブカム式圧縮機において、 ピストンを下死点位置に配置するカム面上の下死点対応
部位には楕円柱面を採用し、ピストンを上死点位置に配
置するカム面上の上死点対応部位には平面を採用し、ピ
ストンとウェーブカムのカム面との間には前記カム面に
対して摺接するシューを介在したウェーブカム式圧縮
機。 - 【請求項5】前記楕円柱面は円柱面である請求項4に記
載のウェーブカム式圧縮機。 - 【請求項6】前記シューのカム面に対する摺接面は楕円
柱面であり、前記シューのピストンに対する摺接面は球
面である請求項4及び請求項5のいずれかに記載のウェ
ーブカム式圧縮機。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5331736A JPH07189901A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | ウェーブカム式圧縮機 |
| TW083109962A TW282507B (ja) | 1993-12-27 | 1994-10-28 | |
| KR1019940031902A KR950019199A (ko) | 1993-12-27 | 1994-11-30 | 웨이브캠식 압축기 |
| US08/363,609 US5634775A (en) | 1993-12-27 | 1994-12-23 | Wave cam type compressor |
| DE4446831A DE4446831C2 (de) | 1993-12-27 | 1994-12-27 | Kompressor der Wellennockenart |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5331736A JPH07189901A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | ウェーブカム式圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07189901A true JPH07189901A (ja) | 1995-07-28 |
Family
ID=18247037
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5331736A Pending JPH07189901A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | ウェーブカム式圧縮機 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07189901A (ja) |
| KR (1) | KR950019199A (ja) |
| DE (1) | DE4446831C2 (ja) |
| TW (1) | TW282507B (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08189463A (ja) * | 1995-01-09 | 1996-07-23 | Toyota Autom Loom Works Ltd | ウェーブカム式圧縮機のウェーブカム及びその製造方法 |
| JPH0814161A (ja) * | 1994-06-28 | 1996-01-16 | Toyota Autom Loom Works Ltd | ウェーブカム式圧縮機 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE265854C (ja) * | ||||
| DE340478C (de) * | 1919-12-14 | 1921-09-16 | Ferdinand Rachel De Pauw | Kompressor mit mehreren von einer rotierenden Kurvenscheibe angetriebenen Kolben |
| JPS57110783A (en) * | 1980-12-26 | 1982-07-09 | Nippon Soken Inc | Compressor machine |
| JPH0444866Y2 (ja) * | 1987-03-18 | 1992-10-22 | ||
| JP3050436B2 (ja) * | 1991-11-28 | 2000-06-12 | 株式会社豊田自動織機製作所 | 往復動型圧縮機 |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP5331736A patent/JPH07189901A/ja active Pending
-
1994
- 1994-10-28 TW TW083109962A patent/TW282507B/zh active
- 1994-11-30 KR KR1019940031902A patent/KR950019199A/ko not_active Ceased
- 1994-12-27 DE DE4446831A patent/DE4446831C2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE4446831A1 (de) | 1995-06-29 |
| TW282507B (ja) | 1996-08-01 |
| KR950019199A (ko) | 1995-07-22 |
| DE4446831C2 (de) | 1997-11-20 |
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