JPH07190070A - 全数ローラ軸受用ローラガイド部材 - Google Patents
全数ローラ軸受用ローラガイド部材Info
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Abstract
ラガイド部材を有するローラ軸受装置を提供すること。 【構成】 一対の軌道スペースを画成する内側及び外側
リングと、軸方向に沿って逆方向に傾斜し各々が軌道ス
ペースの一方を占める列状に配置された複数のローラ
と、ガイド部材とを具備したローラ軸受装置。ガイド部
材は、ローラ列間に位置したリングと両反対方向に延び
た短い歯または突起を具備し、これらの突起はそれがな
ければ1つ以上の追加のローラ用に使用可能となるスペ
ースを占めないように、各ローラ間で短い距離だけ延出
している。ローラの前進または割り出し移動を促すよう
に、ポケット底が傾斜されローラをスキューさせてい
る。あるいは、突起のうち1つ以上に代えて、少ない数
のもっと大きい歯をガイド部材に設けてもよい。
Description
し、特に転動要素を保持及び位置決めするのにローラ軸
受で使われるリテーナ及びガイドリングなどのローラガ
イドに関する。
1942年9月28日発行の米国特許第2,387,9
62号、1956年10月16日発行の米国特許第2,
767,037号、及び1985年12月10日発行の
米国特許第4,557,613号に示されている。これ
らの各特許に例示されたローラ軸受は、ほぼ球状の内側
レース表面を与える内側リングと、凸状湾曲の一対の外
側レース表面を有する外側リングと、軸方向に沿って逆
向きに傾斜した一対の対称的なくびれ状のローラ列とを
具備する。角度接触ローラ軸受の別の例は、1975年
10月14日発行の米国特許第3,912,346号に
示されている。このローラ軸受は、軸方向に沿って逆方
向に傾斜した対称的なくびれ状ローラの複数列を具備す
る。
離、案内及び位置決めするためのローラケージまたはリ
テーナも具備している。各リテーナは、一方の列のロー
ラを円周方向に分離する軸方向に延びた一組のウェブま
たは歯と、他方の列のローラを円周方向に分離する軸方
向反対側に延びた一組の歯を具備する。上記の各特許で
使われるような周知のローラリテーナに伴う欠点は、そ
れらリテーナが各ローラを完全に分離し軸受ユニットと
ローラ間のスペースを占めるため、その分追加のローラ
あるいは追加の潤滑油用に使えるスペースが減少するこ
とである。
トに加わる負荷は一般に、各瞬間毎にユニットのうち一
部分だけのローラによって担われ、その部分は「負荷ゾ
ーン」と呼ばれている。特に軸受が振動を伴う分野で使
われる場合、軸受ユニット内のローラは負荷ゾーンを通
って循環されるように前進または割り出し移動するのが
望ましい。ローラを循環させることで、各ローラのレー
ス面全体が使われ、転動接触による疲労寿命が長くな
る。また、ローラを循環させることで潤滑油が軸受ユニ
ット内で再配分され、その結果すりへり損傷が減少する
と共に、軌道の腐食に対する軸受ユニットの抵抗が向上
する。ローラの前進または割り出し移動を生じるのに、
斜めのローラポケットを画成する歯を有する前記したよ
うなリテーナを用いることが知られている。周知のある
リテーナ設計では、アンバランスのスキュー(斜め向
き)量をローラに与えるように、歯が約4度の角度で傾
斜している。振動の角度が充分に大きければ(すなわち
少なくとも2°−3°)、斜め向きのローラは軸受ユニ
ットの振動で前進または割り出し移動を生じる。
テーナはローラの前進または割り出し移動を開始させる
という利点を有するが、一方そのリテーナは軸受ユニッ
ト内のスペースを占め、ユニツト内に嵌合可能なローラ
の数を制限し、その結果軸受ユニットの負荷容量が制限
される。
の動作特性を向上させる改良されたローラガイド部材を
有するローラ軸受装置を提供する。ガイド部材は、軸受
内で使用可能なローラの数を全数(つまり特定の軸受に
嵌合される所定サイズのローラの最大数)まで最大化す
ることで、軸受の性能を改善しつつ、従来のリテーナ及
びガイド部材の利点を達成するように設計されている。
リテーナを含んだ従来の同等サイズの軸受と比べてロー
ラの数を増大することにより、軸受にかかる負荷が負荷
ゾーンを占めるより多くの数のローラ間に配分される。
この結果、軸受の負荷容量が増大する。またガイド部材
は、ローラの前進または割り出し移動を促し、各ローラ
が負荷ゾーンを通って定常的に循環されるように設計さ
れている。
側リング部材と、外側リング部材と、これら内側及び外
側リング部材間に配置された対称形状ローラの、軸方向
に傾斜した少なくとも1つの環状列とを具備する。ロー
ラの環状列が軸方向に傾斜つまりテーパ状となっている
ので、その環状列の広い側を占めるローラの端部つまり
ハブは、その環状列の狭い側を占めるローラの端部つま
りハブと比べ円周方向に離間している。またローラ軸受
は、ローラを案内するローラガイド部材も具備する。ガ
イド部材は半径方向に延びた両側面を有するベースウェ
ブまたはリングを具備し、これら両側面は各々円周方向
に傾斜した表面部またはポケット底を備え、この表面部
に対して環状列の広い側を占める各ローラの端部が着座
される。傾斜した表面部が各ローラにスキュー角度を与
え、ローラ軸受の動作中ローラの定常的な前進または割
り出し移動を促す。
イド部材はリングから延びた複数の歯または突起を具備
する。これら突起は従来のリテーナにおける突起(歯)
よりかなり短く、環状列の広い側におけるローラの円周
方向に離間した端部間へと延出している。ただしそれら
突起は、環状列の狭い側におけるローラ端部間を分離さ
せてしまうほどローラ間へ深く延出するのは望ましくな
い。この結果、ローラ軸受内に嵌合されるローラの数が
最大限にまで増大され、所望ならローラ軸受に全数いっ
ぱいまでのローラを含めることができる。
と協働すろことで、ローラ軸受内におけるローラの前進
または割り出し移動が促進される。すなわち、突起はロ
ーラの端部がポケット底に着座した位置に維持されるの
を補助する。突起間に画成されるローラ受け入れポケッ
トをスキューさせるように、突起をリングに対して傾斜
させることもできる。本発明者らは、上記の構成で得ら
れるローラの前進または割り出し移動が、ローラのほぼ
全長にわたって延びた突起を含む従来のリテーナを用い
た場合に得られるのとほぼ同程度であることを確認し
た。
従来のリテーナよりも少ない歯(突起)を有し、従って
その分追加のローラ用のスペースを有するリテーナを具
備している。前記の突起と同じく、所望量のスキューを
ローラに与えてローラの前進を促すように、リテーナリ
ングに対して傾斜しているのが好ましく、リテーナリン
グは所望なら、ローラのスキュー移動特性を一層高める
ため円周方向に傾斜した側面部を含むことも可能であ
る。リテーナの歯は、環状列内のローラ間あるいは環状
列内の選ばれたローラに設けた孔内へ延出可能である。
歯がローラ内に位置される場合、ローラ軸受は全数のロ
ーラを収容できる。本発明のその他各種の特徴及び利点
は、以下の詳細な説明、特許請求の範囲の記載、及び添
付図面を検討することで当業者には明かとなろう。
その前に発明の用途は以下の説明に記述されるあるいは
図面に示される各部品の構成及び配置の詳細に限定され
るものでないことが理解されるべきである。本発明はそ
の他の実施例も可能であり、各種の方法で実用化または
実施化可能である。また、ここで用いる言い回し及び用
語は説明を目的としており、限定するものと見なされる
べきでない。図1には、回転または振動するシャフト1
4を支持するものとして実施したローラ軸受装置10が
例示してある。図面に示した特定の実施例において、軸
受装置10は軸心18を有する角度接触の内側自己整合
軸受である。
は、シャフト14がそこを貫いて延びる環状の内側レー
スまたはリング部材22を具備する。内側リング部材2
2は、図示の構成ではほぼ回転楕円状である内側軸受レ
ース面26を形成する弧状の外表面を含む。ローラ軸受
装置10は、内側リング部材22を取り囲む環状の外側
レースまたはリング部材30も具備する。外側リング部
材30は、軸方向に沿って逆向むきに傾斜した一対の弧
状外側軸受レース面34も具備し、面34は各々内側軸
受レース面26と対向して一対の軌道スペース38を与
える。外側レース面34は図1に見られるように、ほぼ
凸状に湾曲している。
ため、環状溝42が外側リング部材30の外周側に設け
られ、穴46が溝42とローラ軸受装置10の内部とを
連通している。例えば、前出の米国特許第2,767,
037号に記載されているようなグリースガン(図示せ
ず)など適切な手段により、所望の潤滑油を溝42に注
入できる。また後述する理由から、外側リング部材30
はその軸方向両側面にノッチ50を具備する。ローラ軸
受装置10は、複数のローラ54も備えている。図示の
実施例において各ローラ54はほぼくびれ状をしている
が、例えばバレル状などその他の形状も取り得る。すな
わち各ローラ54は、ほぼ円筒状である内外両端部また
はハブ58と62、及び凹状の縦方向輪郭を有する弧状
の外表面70を備えた中央部66を具備する。また各ロ
ーラ54は縦軸74を有し(図2)、この縦軸74に対
して直角で且つローラ54の中央点を通る線78を含む
面に関して対称である。
の列をなして配置されている。図1に示すように、環状
のローラ列は、各列が軸方向外側に向かってテーパ状と
なるように軸方向に沿って逆向きに傾斜している。その
結果(図3)、各列の大径側における各ローラ54の内
側ハブ58は、その列の小径側における外側ハブ62よ
り円周方向に大きく離間している(すなわちローラ間に
スペース82を画成する)。図3に示すように、各列の
小径側におけるローラ54問には実質上スペースが存在
せず、またローラ軸受装置10の平常動作時、各外側ハ
ブ62は通常隣接のローラ54と接触する。各列に配置
されるローラ54の数は変更可能であるが、各列は全数
のローラ(すなわち図1に示した特定の実施例では16
個のローラ54)を含むのが好ましい。各列におけるロ
ーラ54の数を最大限とすることで、利用可能な軌道ス
ペースがフル使用される。
2つの環状列間に位置したガイド部材86も具備する。
図2−図6に示されているように、ガイド部材86は半
径方向に延びた両側面94と98を有するベースウェブ
またはリング90を含む。半径方向側面94と98は、
ローラ54の環状列のテーパ角度(すなわち図示の構成
では約18.5°)とほぼ等しい角度で半径方向内側に
向かいテーパ状となっている(図5参照)。半径方向側
面94と98は各々、分離表面部102を有する。半径
方向内側に向かいテーパ状となっている他、表面部10
2は以下詳述する理由で(図4のことく)円周方向にス
ロープまたは傾斜している(すなわち鋸歯状をなす)。
の前進または割り出し移動を促すため、ガイド部材86
は環状列の一方あるいは両方のローラ54をスキュー移
動させる(すなわちローラ54をそれぞれの中心線78
を中心に旋回移動させる)手段を備えている。図示の構
成において、ローラ54をスキュー移動させる手段は傾
斜表面部102と、リング90から一方の軸方向(図1
の左方向)に延びた第1組の歯または突起110と、リ
ング90から他方の軸方向(図1の右方向)に延び、上
記第1組から円周方向にずれた第2組の歯または突起1
14と含む。突起110と114はリング90の両側面
94と98でそれぞれ傾斜表面部102を分離してお
り、また突起110と114は各々半径方向内側に向か
ってテーパ状の対向側面118と122を含む(図
6)。図1−図6に示した実施例において、傾斜表面部
102と同様、突起110と114はリング90に対し
て円周方向に角度をなすつまり傾斜している。すなわ
ち、表面部102は突起100と114と同じ方向に、
ほぼ同じ量傾斜している。図示の構成において、その量
は約4.5°である。
4.5°で傾斜またはスキューしたポケツト126を画
成している(図2、図4及び図6)。各ローラ54がこ
れら斜めのポケット126にそれぞれ受け入れられ、傾
斜した表面部102(すなわちポケット底)に対して着
座されるため、ローラ54も約4.5°斜めとなり、振
動を伴う用途で使われた場合、一定で一方向の前進また
は割り出し移動特性を呈する。図示の実施例では、ロー
ラ端部を傾斜した表面部102に対し所定の位置に維持
することで、突起110と114が間接的に前進または
割り出し移動に貢献するものと考えられる。またそうす
ることで、突起110と114はローラ54がガイド部
材86上を「這い上がり」、詰まりを引き起こすのを防
ぐのにも効果的であると考えられる。図示例のガイド部
材86は傾斜した表面部102及び突起110と114
の両方を備えているが、他の実施例においてガイド部材
は傾斜した表面部または突起のどちらかを備えるだけで
もよい。
ローラ54間の各スペース82内へと延び、内側ハブ5
8間にほぼ一様な円周方向の間隔を与える。内側ハブ5
8を相互に分離することで、ローラ54間の運動摩擦が
熱の発生と共に減少する。しかし突起100と114
は、外側ハブ62間の相互係合を分離させるまたはそれ
に干渉するほど長く延ばさないのが好ましい。すなわ
ち、突起110と114は従来の構成における歯よりか
なり短く、ローラ54をポケット内に保持するのに充分
なだけの長さであるのが好ましい(図1参照)。図示の
実施例において、突起110と114の長さはローラ5
4の長さの半分よりかなり短く、内側ハブ58の幅寸法
(つまり軸方向長さ)にほぼ等しい。
4の長さはローラ54間のスペース82のサイズに応じ
て変更可能である。例えば、ローラ軸受装置10で全数
を構成するローラ54の数は、各ローラ列の小径側の円
周を一つの因子として決まる。ローラ列がもっと急勾配
のテーパ状となっていると、全数を構成するローラの数
は減り、この場合ローラ列の大径側における各ローラ5
4の端部(内側ハブ)58間のスペースが増大する。か
かる場合は、突起110と114の長さを幾分増しても
よい。ガイド部材86は任意の適切な材料で作製でき、
図示例ではブロンズ製とするのが好ましい。他の実施例
においてガイト部材86は、ブロンズ以外の金属あるい
は金属よりも成形が容易なプラスチックで作製してもよ
い。
54に対して用いるように設計されているが、製造時間
及びコストを減らすため、軸受内での摩擦を減らすた
め、あるいは軸受の性能を改善するため、一部は斜めに
しなくともよい任意の所望数のローラを受け入れるよう
に各種変更可能である。例えば図7は、上記のガイド部
材86と似ているが、両環状列の各々が全数より少ない
ローラを含む場合に用いるように変更されたガイド部材
130を示している。すなわち、ガイド部材130には
突起110と114がそれぞれ15個づつだけ設けら
れ、(全数16でなく)15個だけのローラ54を受け
入れる。ガイド部材130の突起110と114はガイ
ド部材86におけるよりもわずかに広く円周方向に離間
しており、各ローラ54間で利用可能なスペースがその
分大きくなる。得られた余分のスペースは、所望なら追
加の潤滑油用に使える。
と似ているが、製造がより容易且つ安価となるように変
更されたガイド部材134が示してある。すなわち、ガ
イド部材134の片側側面94における突起110と表
面部102は、リング90に対し円周方向に沿って傾斜
していない。このガイド部材134をローラ軸受で用い
た場合、ストレートな突起間に受け入れられたローラ5
4は、通常それ自体はガイド部材134によってスキュ
ー移動されないが、傾斜した突起114間のローラ54
の前進に追従すると見込まれる。
8)と似ているが、部品を仕上げるのに機械加工が必要
ないように鋳造可能に変更されたガイド部材136が示
してある。すなわち突起110と114は、ガイド部材
136へとそのまま鋳造可能な「半山形の」ポケット設
計を与える形状とされている。ガイド部材136は突起
110及び/又は114が傾斜している場合に生じるよ
うなアンダーカット部を一切含んでないので、鋳造作業
に用いられる半型(図示せず)を容易に分離でき、ガイ
ド部材136を型から容易に取り出し可能となる。
更例に基づくガイド部材138が示してある。このガイ
ド部材138では、突起110と114が上記ガイド部
材86の平面状側面118と122の代わりに凹状側面
142と146を有し、ローラにより適合するポケット
126を与えている。図10には、上記ガイド部材86
の第4の変更例に基づくガイド部材150が示してあ
る。このガイド部材150の突起110と114は、上
記ガイド部材138(図7)の凹状側面142と146
を円周方向に延出した凹状側面154と158を有す
る。
汚染物が軌道スペース38内へ進入するのを防ぐ手段も
具備している。図示の実施例におけるかかる手段は、各
側面ノッチ50の一方内にそれぞれ着座された環状のシ
ールド部材162とシールド部材162の各々に装着さ
れた環状シール166とを具備する。
ローラ軸受装置170が示してある。ローラ軸受装置1
70はガイド部材86(図1)がリテーナ174(図1
3)と置き換えられている他は前記のローラ軸受装置1
0(図1)と同様で、また(ローラの全数が16を越え
るように)より大きい直径を有する。従って、両方の軸
受装置に共通な要素には同じ参照番号が付してある。図
14に示すように、リテーナ174は半径方向内側へ向
かってテーパ状の両側面182と186を有するリング
178を具備する。またリテーナ174は少なくとも1
個の歯を具備し、図示の実施例ではリング178から一
方の軸方向に延びた第1対の歯194とリング178か
ら他方の軸方向に延びた第2対の歯198とを具備して
いる。歯194と198はローラ54にスキューを与え
るように、リング178に対して円周方向に傾斜してい
る(図示の実施例では約4°)。歯198が歯194に
対し90°ずれているので、ローラ軸受装置170内に
おけるリテーナ174の特定角度位置に係わりなく、ロ
ーラ54の前進または割り出し移動がほぼ一定となる。
テーナ174の変更例であるリテーナ206を備えたロ
ーラ軸受装置202が示してある。図16に示すよう
に、歯194と198はローラ54のテーパ角度とほぼ
等しい角度で、半径方向内側に向かって傾斜している。
歯194と198は円形断面で、ローラ54のうち選ば
れたものに設けられた円筒状の孔210に嵌合する(図
15)。歯194と198はローラ54内に挿入される
ので、リテーナ206の存在が軸受装置202内に配置
可能なローラ54の数を制限することはない。従って所
望なら、全数のローラ54を使用できる。
リテーナ174(図14)を組み合わせたリテーナ21
4が示してある。すなわち、突起110と114は円周
方向にずれていず、リテーナ214の各側面における突
起110と114のうち3つが歯218と222を与え
るように長くしてある。このリテーナ214は、ガイド
部材138で使用可能な全数に近い数のローラを受け入
れつつ、リテーナ174に対するローラ54の前進を改
善するものと見込まれる。
くリテーナ226が示してある。リテーナ226はプラ
スチツク材料からなり、リング230と可撓性の歯23
4を具備する。図示の構成において、歯234は各々多
数の剛毛238で形成されたブラシ状部材である。剛毛
238は軌道スペースの非使用領域を埋めるローラと係
合したとき歯234を容易に変形可能とするので、リテ
ーナ226を含むローラ軸受内のローラ数が歯234の
存在によって受ける影響が最小限となる。また歯234
は、ローラスキュー(及びローラの前進または割り出し
移動)を促すため傾斜されるのが好ましい。この歯23
4によって生じるローラスキューは、適切なローラの前
進または割り出し移動をもたらすのに充分と考えられ
る。
86、130、134、138及び150、リテーナ1
74、206、214及び226、さらにこれらの変形
は、各種のローラ軸受装置でローラ用に利用可能なスペ
ースを最大限化する上で有利に使用可能である。そして
利用可能なスペースは軸受装置の負荷定格を改善するよ
うに全数までのローラで満たすことができ、及び/又は
追加の潤滑油を充填することができる。また本発明のガ
イド部材とリテーナは、ローラ54のほぼ一定で一方向
における前進または割り出し移動の達成を助けるように
設計されている。各ローラが負荷ゾーンを通って循環す
るのを促すこの特徴が、軸受装置の寿命と耐久性を高め
る。さらにガイド部材86、130、134、138及
び150とリテーナ174、206、214及び226
は軸受装置の組立も容易とする。本発明の上記以外の特
徴及び利点は、特許請求の範囲の各項に記載してある。
び断面の側面図で、シャフトを支持するものとして示し
てある。
部材とローラ列の各一部を示す。
易くするためカイド部材部分が平坦化して示してある。
面図。
一部の平面図で、見易くするため平坦化して示してあ
る。
一部の斜視図。
の一部の斜視図。
くするため平坦化して示してある。
するため平坦化して示してある。
の半断面図。
を具備したローラ軸受の半断面図。
の一部の斜視図。
の斜視図。
タブを有するガイド部材の一部を示す。
ド部材 90 ガイド部材リング 102 傾斜表面部 110、114 ガイド部材突起(歯) 126 ポケット 174;206;214;226 リテーナ 178:230 リテーナリング 194、198;218、222 リテーナ突起(歯) 210 ロール孔 238 剛毛
Claims (26)
- 【請求項1】 内側リング部材、 前記内側リング部材を取り囲む外側リング部材で、これ
ら内側及び外側リング部材が両者間に軌道スペースを形
成すること、 前記軌道スペース内に、軸方向に傾斜した環状列として
配置された複数のローラで、環状列内のローラの各々が
第1及び第2の両端部を含み、各ローラの第2端部が環
状列内の隣合うローラの第2端部と係合可能であるこ
と、及びリングと該リングから軸方向に延びた複数の突
起を具備したガイド部材で、該突起の各々が前記環状列
内の各一対のローラの第1端部間へと延び、これら第1
端部を円周方向に分離させること、からなることを特徴
とするローラ軸受装置。 - 【請求項2】 前記ローラの環状列が全数のローラを含
むことを特徴とする請求項1記載のローラ軸受装置。 - 【請求項3】 前記環状列内の各ローラが長さを有し、
前記突起の各々が環状列内の各ローラの長さの半分より
小さい長さを有することを特徴とする請求項1記載のロ
ーラ軸受装置。 - 【請求項4】 前記突起がそれらの間にポケットを画成
し、前記環状列内の各ローラの第1端部がポケットの1
つにそれぞれ受け入れられ、各ポケットが前記リングに
対し円周方向に傾斜していることを特徴とする請求項1
記載のローラ軸受装置。 - 【請求項5】 前記ガイド部材が前記環状列内のローラ
をスキュー移動させる手段を含むことを特徴とする請求
項1記載のローラ軸受装置。 - 【請求項6】 前記ローラをスキュー移動させる手段が
突起を含み、該突起の各々が前記リングに対し円周方向
に傾斜していることを特徴とする請求項5記載のローラ
軸受装置。 - 【請求項7】 前記ローラの各々が対称形状で、前記ロ
ーラの環状列が広い側と該広い側から離間した狭い側と
を含み、前記ローラの第1端部が広い側を占めて第1端
部間にスペースを画成し、前記突起の各々がこれらロー
ラの第1端部間のスペースの1つ内へ延出していること
を特徴とする請求項1記載のローラ軸受装置。 - 【請求項8】 内側リング部材、 前記内側リング部材を取り囲む外側リング部材で、これ
ら内側及び外側リング部材が両者間に、軸方向に離間し
且つ軸方向に沿って逆向きに傾斜した一対の軌道スペー
スを形成すること、 軸方向に沿って逆向きに傾斜した環状列として配置され
た複数のローラで、これらローラ環状列の各々が前記軌
道スペースの1つに内に位置し、各環状列内のローラの
各々が第1端部と第2端部を含み、各環状列内のローラ
の各々の第2端部が同じ環状列内の隣合うローラの第2
端部と係合可能であること、及びリングと、該リングか
ら第1の軸方向に延びた複数の第1突起で、各々が前記
環状列の一方内における各一対のローラの第1端部間へ
と延び、これら第1端部を円周方向に分離させている第
1突起と、前記リングから前記第1の軸方向と反対の第
2の軸方向に延びた複数の第2突起で、各々が前記環状
列の他方内における各一対のローラの第1端部間へと延
び、これら第1端部を円周方向に分離させている第1突
起とを具備したガイド部材、からなることを特徴とする
ローラ軸受装置。 - 【請求項9】 前記ローラの各環状列が全数のローラを
含むことを特徴とする請求項8記載のローラ軸受装置。 - 【請求項10】 前記第1突起が前記第2突起に対して
円周方向にずれていることを特徴とする請求項8記載の
ローラ軸受装置。 - 【請求項11】 前記ローラの各環状列が全数のローラ
を含み、前記ガイド部材がローラ環状列のうち前記一方
内のローラをスキュー移動させる手段を含むことを特徴
とする請求項8記載のローラ軸受装置。 - 【請求項12】 ローラ環状列のうち前記一方内のロー
ラをスキュー移動させる前記手段が第1突起を含み、該
第1突起の各々が前記リングに対し円周方向に傾斜して
いることを特徴とする請求項11記載のローラ軸受装
置。 - 【請求項13】 前記各環状列内のローラの各々が長さ
を有し、前記第1突起の各々がローラ環状列のうち前記
一方内の各ローラの長さの半分より小さい長さを有し、
前記第2突起の各々がローラ環状列のうち前記他方内の
各ローラの長さの半分より小さい長さを有することを特
徴とする請求項8記載のローラ軸受装置。 - 【請求項14】 内側リング部材、 前記内側リング部材を取り囲む外側リング部材で、これ
ら内側及び外側リング部材が両者間に軌道スペースを形
成すること、 前記軌道スペース内に環状列として配置された複数のロ
ーラで、ローラの各々が環状列内の隣合うローラと係合
可能であること、及び前記軌道スペース内に位置し前記
ローラと係合可能なガイド部材で、該ガイド部材が前記
ローラをスキュー移動させる手段を含むこと、からなる
ことを特徴とするローラ軸受装置。 - 【請求項15】 前記ガイド部材がリングと該リングか
ら延びた複数の突起とを具備し、該突起の各々が各一対
のローラ間へと延び、前記ローラをスキュー移動させる
手段が突起を含み、該突起の各々が前記リングに対し円
周方向に傾斜していることを特徴とする請求項14記載
のローラ軸受装置。 - 【請求項16】 前記ローラの環状列が全数のローラを
含むことを特徴とする請求項15記載のローラ軸受装
置。 - 【請求項17】 前記突起の各々がプラスチック材料か
らなり、前記突起の各々がローラ同士の離間を邪魔しな
いように変形可能であることを特徴とする請求項15記
載のローラ軸受装置。 - 【請求項18】 前記突起の各々がブラシ状部材である
ことを特徴とする請求項17記載のローラ軸受装置。 - 【請求項19】 前記ローラの各々が長さを有し、前記
突起の各々が各ローラの長さの半分より小さい長さを有
することを特徴とする請求項14記載のローラ軸受装
置。 - 【請求項20】 前記ガイド部材がリングを含み、該リ
ングが半径方向に延びた表面を具備し、該半径方向に延
びた表面が複数の円周方向に傾斜した表面部を含み、前
記ローラをスキュー移動させる手段が該円周方向に傾斜
した表面部を含み、前記ローラの各々が該円周方向に傾
斜した表面部の1つにそれぞれ着座されていることを特
徴とする請求項14記載のローラ軸受装置。 - 【請求項21】 前記ローラの環状列が全数のローラを
含むことを特徴とする請求項20記載のローラ軸受装
置。 - 【請求項22】 内側リング部材、 前記内側リング部材を取り囲む外側リング部材で、これ
ら内側及び外側リング部材が両者間に第1の軌道スペー
スを形成すること、 軸方向に傾斜した第1の環状列として配置されたローラ
を含む複数のローラで、該ローラの第1環状列が前記第
1の軌道スペース内に位置すること、及びリングと前記
第1環状列内のローラをスキュー移動させる手段を具備
したリテーナで、該ローラをスキュー移動させる手段が
前記リングから第1の軸方向に延びた少なくとも1つの
突起を含み、前記第1環状列内のローラの方が前記第1
の軸方向に延びた突起よりも数が多いこと、からなるこ
とを特徴とするローラ軸受装置。 - 【請求項23】 前記第1の軸方向に延びた突起の各々
が前記第1環状列内の各一対のローラ間へと延出してお
り、前記内側及び外側リング部材が前記第1の軌道スペ
ースから軸方向に離間した第2の軌道スペースを両者間
に形成しており、前記複数のローラが軸方向に傾斜した
第2の環状列として配置されたローラを含み、前記リテ
ーナが前記第1の軸方向と反対の第2の軸方向に前記リ
ングから延びた少なくとも1つの突起を含み、該第2の
軸方向に前記リングから延びた突起の各々が前記第2環
状列内の各一対のローラ間へと延出しており、前記第2
環状列内のローラの方が前記第2の軸方向に延びた突起
よりも数が多いことを特徴とする請求項22記載のロー
ラ軸受装置。 - 【請求項24】 前記第1の軸方向に延びた突起が前記
第2の軸方向に延びた突起に対して円周方向にずれてい
ることを特徴とする請求項23記載のローラ軸受装置。 - 【請求項25】 前記突起の各々が前記リングに対して
円周方向に傾斜していることを特徴とする請求項24記
載のローラ軸受装置。 - 【請求項26】 前記第1環状列内のローラの少なくと
も1つが中心孔を具備し、前記第1の軸方向に延びた突
起の各々が前記ローラの1つの中心孔内に受け入れら
れ、前記ローラの第1環状列が全数のローラを含むこと
を特徴とする請求項22記載のローラ軸受装置。
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