JPH07190176A - 動力伝達装置 - Google Patents

動力伝達装置

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JPH07190176A
JPH07190176A JP34812093A JP34812093A JPH07190176A JP H07190176 A JPH07190176 A JP H07190176A JP 34812093 A JP34812093 A JP 34812093A JP 34812093 A JP34812093 A JP 34812093A JP H07190176 A JPH07190176 A JP H07190176A
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JP
Japan
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driven
casing
lubricating oil
shaft
gear
Prior art date
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Pending
Application number
JP34812093A
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English (en)
Inventor
Makoto Etsuto
誠 越渡
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP34812093A priority Critical patent/JPH07190176A/ja
Publication of JPH07190176A publication Critical patent/JPH07190176A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/042Guidance of lubricant
    • F16H57/043Guidance of lubricant within rotary parts, e.g. axial channels or radial openings in shafts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/0467Elements of gearings to be lubricated, cooled or heated
    • F16H57/0469Bearings or seals

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従動軸のスプライン結合部に充分な潤滑油を
供給し、スプライン結合部に摩耗,焼付き等が発生する
のを防止できるようにする。 【構成】 第1の従動側ボス部32にボス側油路34を
形成し、第1の従動側ボス部32の嵌合穴32Aを閉塞
するキャップ35に、ボス側油路34に連通するキャッ
プ側油路36を形成すると共に、スプライン結合部25
に向けて延びる潤滑油ガイド37を設ける。これによ
り、ケーシング31内の潤滑油Gは、ボス側油路34,
キャップ側油路36,潤滑油ガイド37さらに軸挿嵌穴
18Aを介して確実にスプライン結合部25に供給され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建設機械の油圧供給源
として使用されるエンジン駆動型ポンプ装置等に用いて
好適な動力伝達装置に関し、特に、従動歯車にポンプ等
の駆動対象物の入力軸がスプライン結合された動力伝達
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3および図4に従来技術による動力伝
達装置として、建設機械のエンジン駆動型ポンプ装置を
例に挙げて説明する。
【0003】図において、1は駆動源となるエンジン
(図示せず)の出力軸の一部を構成する円板状のフライ
ホイールを示し、該フライホイール1と後述する動力伝
達装置2との間に中間カバー3が配設され、該中間カバ
ー3は径方向外側からフライホイール1を覆うようにな
っている。そして、動力伝達装置2は、後述するケーシ
ング4,駆動軸9,駆動歯車14,従動歯車17,従動
軸24B等から大略構成されている。
【0004】4は動力伝達装置の外形を構成するケーシ
ングを示し、該ケーシング4は後述する油圧ポンプ23
およびギアポンプ24が取付けられる前側壁部4Aと、
該前側壁部4Aに対向して設けられた後側壁部4Bと、
該各壁部4A,4Bの間で外周を覆う周壁部4Cとから
箱状に形成されており、後側壁部4Bから周壁部4Cの
外方に延びたブラケット部4Dには中間カバー3の端面
が固定されている。
【0005】5は油圧ポンプ23と対向する位置でケー
シング4の後側壁部4Bに一体形成された第1の駆動側
ボス部を示し、該駆動側ボス部5の内周側には取付穴5
Aが形成されている。6はギアポンプ24と対向する位
置で後側壁部4Bに一体形成された第1の従動側ボス部
を示し、該従動側ボス部6の内周側には大径の嵌合穴6
Aおよび小径の軸受穴6Bが形成されている。
【0006】7は駆動側ボス部5に軸方向で対向して、
ケーシング4の前側壁部4Aに一体形成された第2の駆
動側ボス部を示し、該駆動側ボス部7の内周側には大径
穴7Aおよび小径の軸受穴7Bが形成されている。8は
従動側ボス部6に軸方向で対向して、ケーシング4の前
側壁部4Aに一体形成された第2の従動側ボス部を示
し、該従動側ボス部8内周側には取付穴8Aが形成され
ている。
【0007】9は外周面にスプラインが形成された駆動
軸、10はフライホイール1と該駆動軸9との間に設け
られたフランジ継手を示し、該フランジ継手10は軸方
向に延びる中空の円筒状部10Aと、該円筒状部10A
の内周側に形成され駆動軸9の一端側にスプライン結合
するスプライン穴10Bと、径方向外向きに延びるフラ
ンジ部10Cとを備え、該フランジ部10Cはプレート
11を介してフライホイール1に固定されている。そし
て、駆動軸9は一端側がフランジ継手10およびプレー
ト11等を介してフライホイール1に連結され、他端側
が後述する駆動歯車14の大径スプライン穴14Aにス
プライン結合することにより、フライホイール1の回転
が駆動歯車14に伝達されるようになっている。
【0008】12はケーシング4の駆動側ボス部5に嵌
合固着された取付環を示し、該取付環12は、軸方向に
延びる段付きの筒状部12Aと、取付穴5Aに嵌合して
駆動側ボス部5の端面に固着された衝合部12Bとを有
している。そして、該取付環12の筒状部12Aには内
周面にシール付きのベアリング13の外輪が挿嵌され、
該ベアリング13の内輪にフランジ継手10の円筒状部
10A外周が挿嵌されている。
【0009】14はケーシング4内に配設された駆動歯
車を示し、該駆動歯車14の内周側には軸方向に延びる
大径スプライン穴14Aおよび小径スプライン穴14B
が形成され、外周側には後述の従動歯車17に噛合する
歯部14Cが形成されており、大径スプライン穴14A
は駆動軸9の他端側にスプライン結合されている。そし
て、該駆動歯車14は、一端側がベアリング15を介し
て駆動側ボス部5の取付穴5Aに、他端側がベアリング
16を介して駆動側ボス部7の軸受穴7Bに、それぞれ
回転可能に支持されている。
【0010】17はケーシング4内に配設された従動歯
車(1個のみ図示)を示し、該従動歯車17は、軸方向
に延びて内周側に軸挿嵌穴18Aが穿設された円筒状の
スリーブ18と、該スリーブ18の軸方向中間部にスプ
ライン結合され、各ストップリング19によって軸方向
に位置決めされた歯車本体20とから構成されており、
該歯車本体20には駆動歯車14の歯部14Cに噛合す
る歯部20Aが形成されている。また、スリーブ18の
軸挿嵌穴18Aにはギアポンプ24側にスプライン穴1
8Bが形成され、該スプライン穴18Bは後述の従動軸
24Bにスプライン結合されている。そして、スリーブ
18はベアリング21を介して従動側ボス部8の取付穴
8Aに回転可能に支持されると共に、ブッシュ等のベア
リング22を介して従動側ボス部6の軸受穴6Bに回転
可能に支持されている。
【0011】23は油圧ポンプを示し、該油圧ポンプ2
3は、内部にピストン(図示せず)等を収容したポンプ
本体23Aと、該ポンプ本体23Aの一端側から外部に
突出し、スプライン軸として形成された入力軸23Bと
を備え、ポンプ本体23Aの外周側には、駆動側ボス部
7の大径穴7Aに嵌合する嵌合凸部23Cが形成されて
いる。ここで、油圧ポンプ23は、入力軸23Bを駆動
歯車14の小径スプライン穴14Bにスプライン結合さ
せつつ、嵌合凸部23Cを駆動側ボス部7の大径穴7A
に嵌合させてボルト(図示せず)等によって固定されて
いる。そして、油圧ポンプ23はエンジンからの駆動力
で入力軸23Bが回転駆動されることにより、ポンプ本
体23A内から圧油を吐出するようになっている。
【0012】24はギアポンプを示し、該ギアポンプ2
4は、内部に互いに噛合する歯車(図示せず)等を収容
したポンプ本体24Aと、ポンプ本体24Aの一端側か
ら外部に突出し、スプライン軸として形成された従動軸
24Bとを備え、ポンプ本体24Aの外周側には従動側
ボス部8の取付穴8Aに嵌合する嵌合凸部24Cが形成
されている。ここで、ギアポンプ24は、従動軸24B
をスリーブ18のスプライン穴18Bにスプライン結合
させ(以下、この結合部を「スプライン結合部25」と
いう)、スペーサ26を介して嵌合凸部24Cを従動側
ボス部8の取付穴8Aに嵌合させた状態でボルト(図示
せず)等によって固定されている。そして、ギアポンプ
24は従動軸24Bがエンジンからの駆動力で駆動歯車
14,従動歯車17を介して回転駆動されることによ
り、ポンプ本体24A内から圧油を吐出するようになっ
ている。
【0013】27は従動側ボス部6の嵌合穴6Aに嵌合
固着され、該嵌合穴6Aを閉塞したキャップを示し、該
キャップ27は、外周側が従動側ボス部6の嵌合穴6A
に挿嵌される筒状の挿嵌部27Aと、該挿嵌部27Aか
ら径方向に拡がる中実のフランジ部27Bとを有してい
る。そして、キャップ27はケーシング4の一部を構成
し、フランジ部27Bを従動側ボス部6の端面に密着さ
せた状態でボルト(図示せず)等によって固定され、嵌
合穴6A内に挿嵌された挿嵌部27Aの先端側でベアリ
ング22を軸方向に位置決めしている。なお、従動側ボ
ス部6とキャップ27との間は図4に示す如くOリング
28によってシールされ、ケーシング4内に収容された
潤滑油Gがケーシング4外に漏れるのを防止している。
【0014】上述の如くに構成された動力伝達装置で
は、エンジンが作動してフライホイール1が回転すると
プレート11を介してフライホイール1に連結されたフ
ランジ継手10が回転し、この回転が駆動軸9を介して
駆動歯車14に伝達される。これにより、駆動歯車14
の小径スプライン穴14Bにスプライン結合された油圧
ポンプ23の入力軸23Bが回転し、ポンプ本体23A
内から圧油を吐出すべく油圧ポンプ23が作動する。
【0015】また、駆動歯車14に伝達された回転は、
駆動歯車14の歯部14Cに噛合した歯部20Aを介し
て従動歯車17のスリーブ18に伝達される。そして、
このスリーブ18の回転により、スプライン結合部25
を介して従動軸24Bが回転駆動し、ポンプ本体24A
内から圧油を吐出すべくギアポンプ24が作動する。
【0016】このように、エンジンの作動時において、
フライホイール1の回転力が動力伝達装置2を介して油
圧ポンプ23あるいはギアポンプ24等に伝達されると
き、ケーシング4内に収容された潤滑油Gは、駆動歯車
14の歯部14Cおよび従動歯車17の歯部20A等に
よって掻上げられてケーシング4内に飛散する間に、あ
るいは、ケーシング4の内壁を伝って下方に流れ落ちる
間に、駆動軸9のスプライン結合部、油圧ポンプ23の
入力軸23Bのスプライン結合部、また、駆動歯車14
の歯部14Cおよび従動歯車17の歯部20Aの歯面、
さらに、ベアリング13,15,16,21,22の摩
擦面等に供給されて潤滑を行い、動力伝達装置2の円滑
な動作を補償する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による動力伝達装置2では、従動歯車17を構成
するスリーブ18の一端側と従動側ボス部6の軸受穴6
Bとの間にブッシュ等のベアリング22が介在している
ため、ケーシング4の内壁を伝って下方に流れ落ちる潤
滑油Gは、図4中に矢印Aで示すように従動側ボス部8
の内壁、ベアリング21の内輪と外輪との間を通って専
らスリーブ18の一端側からスプライン結合部25に供
給されることになる。このため、スプライン結合部25
に充分な潤滑油Gを供給できず、動力伝達装置2の作動
時に前記スプライン結合部25に油膜を形成することが
難しく、スリーブ18の軸挿嵌穴18Aに形成されたス
プライン穴18Bと従動軸24Bとが、油膜切れによる
摩耗や焼付きを発生し易いという問題がある。
【0018】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、従動歯車の軸挿嵌穴と従動軸とのスプラ
イン結合部に向けて潤滑油を確実に供給でき、該スプラ
イン結合部に摩耗、焼付き等が発生するのを長期に亘っ
て防止できるようにした動力伝達装置を提供することを
目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明による動力伝達装置は、駆動側ボス部と
従動側ボス部とを有し、内部に潤滑油が収容されるケー
シングと、該ケーシングの駆動側ボス部に回転可能に設
けられ、駆動源によって駆動される駆動歯車と、該駆動
歯車に噛合するように前記ケーシングの従動側ボス部に
回転可能に設けられ、内周側が軸挿嵌穴となった従動歯
車と、該従動歯車の軸挿嵌穴にスプライン結合され、前
記駆動軸の回転が駆動歯車および従動歯車を介して伝達
される従動軸とからなる。
【0020】そして、本発明が採用する構成の特徴は、
前記ケーシングには、該ケーシング内の潤滑油を従動側
ボス部内に導く油路と、該油路からの潤滑油を前記従動
歯車と従動軸とのスプライン結合部に向けて導くため
に、前記従動軸と軸方向で対向して位置し、先端側が前
記従動歯車の軸挿嵌穴内に向けて突出した潤滑油ガイド
とを設けたことにある。
【0021】さらに、前記従動歯車の軸挿嵌穴には、前
記潤滑油ガイド側からスプライン結合部側に向けて漸次
拡径するテーパ面を設けることが望ましい。
【0022】
【作用】上記構成により、ケーシング内の潤滑油は油路
を介して従動側ボス部内に導かれた後、潤滑油ガイドに
よって従動歯車の軸嵌挿穴と従動軸とのスプライン結合
部に供給される。
【0023】さらに、従動歯車の軸挿嵌穴に前記スプラ
イン結合部に向けて漸次拡径するテーパ面を設ければ、
軸挿嵌穴に導かれた潤滑油は従動歯車の回転時に発生す
る遠心力により、該テーパ面に沿って強制的にスプライ
ン結合部に供給される。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1および図2に基
づいて説明する。なお、実施例では前述した図4に示す
従来技術と同一の構成要素には同一の符号を付し、その
説明を省略する。
【0025】図1は本発明の第1の実施例を示してい
る。
【0026】図中、31は本実施例による動力伝達装置
のケーシングを示し、該ケーシング31は、従来技術で
述べたケーシング4とほぼ同様に、前側壁部31Aおよ
び後側壁部31Bを有し、該後側壁部31Bには大径の
嵌合穴32Aおよび小径の軸受穴32Bが形成された第
1の従動側ボス部32が一体に設けられている。また、
ケーシング31の前側壁部31Aには、取付穴33Aが
形成された第2の従動側ボス部33が一体に設けられて
いる。しかし、本実施例によるケーシング31は、従動
側ボス部32に後述するボス側油路34が形成されてい
る点で異なっている。
【0027】34は従動側ボス部32に形成された凹溝
状のボス側油路を示し、該ボス側油路34は従動側ボス
部32のうち、ケーシング31内に突出した周縁部を上
方から下方に向けて切欠くことによって形成され、その
壁面部34Aは嵌合穴32Aと軸受穴32Bとの間の中
間部位まで伸長している。そして、該ボス側油路34は
ケーシング31内を後述のキャップ側油路36を介して
ボス空間B内に常時連通させている。
【0028】35は従動側ボス部32の嵌合穴32Aを
閉塞し、ケーシング31の一部を構成したキャップを示
し、該キャップ35は従来技術で述べたキャップ27と
ほぼ同様に嵌挿部35Aおよびフランジ部35Bを有し
ているものの該キャップ35には後述の潤滑油ガイド3
7が一体形成されている。また、該キャップ35の嵌挿
部35Aは比較的厚肉に形成され、ベアリング22との
間に容積の小さい環状のボス空間Bを形成している。
【0029】36はキャップ35の嵌挿部35A先端側
を部分的に切欠くことにより形成されたキャップ側油路
を示し、該キャップ側油路36は、キャップ35を従動
側ボス部32の嵌合穴32A内に嵌合させたとき、ボス
側油路34と一致し、ボス空間Bをケーシング31内に
連通させる。
【0030】37はキャップ35の挿嵌部35Aから軸
方向に突出した潤滑油ガイドを示し、該潤滑油ガイド3
7は基端側が大径となって挿嵌部35Aに一体形成さ
れ、先端部は漸次縮径するようにテーパ状に形成されて
いる。そして、潤滑油ガイド37の先端部は、スリーブ
18の軸挿嵌穴18A内に向けて突出し、図1中に矢印
Cで示すように、ボス空間B内に流入する潤滑油Gを軸
挿嵌穴18A内へと導く。
【0031】本実施例による動力伝達装置は上述の如く
構成を有するもので、その基本的作動については従来技
術によるものと格別差異はない。
【0032】然るに、本実施例においては、第1の従動
側ボス部32にボス側油路34を、キャップ35にキャ
ップ側油路36を相互に連通するようにして設け、さら
に、先端部がスリーブ18の軸挿嵌穴18A内に向けて
延びる潤滑油ガイド37をキャップ35に一体形成した
から、下記のような作用効果を得ることができる。
【0033】即ち、動力伝達装置の作動時においてケー
シング31内に収容された潤滑油Gは、駆動歯車14の
歯部14Cあるいは従動歯車17の歯部20A等によっ
て掻上げられた後、ケーシング31の壁部31A,31
Bの内壁面等に沿って下方に流れ落ちる。そして、この
ときにケーシング31の後側壁部31Bに沿って流れる
潤滑油は、図1中に矢印Cで示すようにボス側油路34
の壁面部34Aに達し、さらにキャップ側油路36、ボ
ス空間Bおよび潤滑油ガイド37のテーパ状の外周面に
沿ってスリーブ18の軸挿嵌穴18A内に導かれる。こ
のため、軸挿嵌穴18Aに形成されたスプライン穴18
Bとギアポンプ24の従動軸24Bとのスプライン結合
部25には、矢印D方向から油膜を形成するに充分な潤
滑油Gを供給することができる。
【0034】従って、本実施例によれば、ケーシング3
1の従動側ボス部32およびボス空間B内にボス側油路
34、キャップ側油路36を介してケーシング31内の
潤滑油Gを導きつつ、この潤滑油Gをスプライン結合部
25に確実に供給でき、スリーブ18のスプライン18
Bと従動軸24Bとの間に摩耗、焼付き等が発生するの
を長期に亘って防止することができる。
【0035】次に、図2は本発明の第2の実施例を示
し、本実施例では前記第1の実施例と同一の構成要素に
同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0036】図2に示すように、本実施例の特徴はスリ
ーブ41の軸方向に延びる軸挿嵌穴41Aを、その内周
側がスプライン穴41B側に向けて漸次拡径するテーパ
面41Cとしたことにある。
【0037】ここで、該スリーブ41はテーパ面41C
を除いて従来技術で述べたスリーブ18と同様に構成さ
れ、歯車本体20と共に従動歯車17を構成している。
そして、動力伝達装置の作動時には、ボス側油路34、
キャップ側油路36、ボス空間Bおよび潤滑油ガイド3
7のテーパ状外周面に沿ってスリーブ41の軸挿嵌穴4
1A内に導かれた潤滑油Gが、従動歯車17の回転で発
生する遠心力により、軸挿嵌穴41Aのテーパ面41C
に沿って強制的にスプライン結合部25に供給される。
【0038】かくして、このように構成される本実施例
でも、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得るこ
とができるが、特に本実施例では、スリーブ41のテー
パ面41Cによってスプライン結合部25に対する潤滑
油Gの供給をより効果的に行うことができる。
【0039】なお、前記第2の実施例では、スリーブ4
1に穿設した軸挿嵌穴41Aの内周側にテーパ面41C
を一体形成したが、これに替えて、例えば図1に示すス
リーブ18のように同径の軸挿嵌穴18A内に内周面が
テーパ面となった筒状の別部材を配設するようにしても
よい。
【0040】また、前記各実施例では、ケーシング31
の従動側ボス部32に形成した嵌合穴32A内にキャッ
プ35を嵌合固着するものとして述べたが、本発明はこ
れに限らず、例えばキャップ35に該当する部分をケー
シング31に一体形成すると共に、この部分に潤滑油ガ
イド37を一体形成するようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、動力
伝達装置のケーシングに、従動歯車を回転可能に支持す
る従動側ボス部内をケーシング内に連通させる油路と、
従動軸に軸方向で対向し従動歯車の軸挿嵌穴に向けて突
出する潤滑油ガイドとを設ける構成としたので、動力伝
達装置の作動時にケーシング内の潤滑油は、油路によっ
て従動側ボス部内に導かれた後、潤滑油ガイドによって
従動歯車の軸嵌挿穴に導かれスプライン結合部に供給さ
れる。従って、スプライン結合部に油膜を形成するに充
分な潤滑油を供給することができ、スプライン結合部に
摩耗、焼付き等が発生することを確実に防止することが
できる。
【0042】更に、従動歯車の軸挿嵌穴にスプライン結
合部に向けて漸次拡径するテーパ面部を設ければ、潤滑
油ガイドによって軸挿嵌穴に導かれた潤滑油を従動歯車
の回転による遠心力により、該テーパ面部に沿って強制
的にスプライン結合部に供給することができ、スプライ
ン結合部への潤滑油の供給をより効果的に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による動力伝達装置の要
部を拡大して示す縦断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例による動力伝達装置を示
す図1と同様の縦断面図である。
【図3】従来技術による動力伝達装置を示す縦断面図で
ある。
【図4】図3中の矢示IV−IV方向断面図である。
【符号の説明】
1 フライホイール(駆動源) 5,7 駆動側ボス部 9 駆動軸 14 駆動歯車 17 従動歯車 18,41 スリーブ 18A,41A 軸挿嵌穴 18B,41B スプライン穴 24B 従動軸 25 スプライン結合部 31 ケーシング 32,33 従動側ボス部 34 ボス側油路 36 キャップ側油路 37 潤滑油ガイド 41C テーパ面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動側ボス部と従動側ボス部とを有し、
    内部に潤滑油が収容されるケーシングと、該ケーシング
    の駆動側ボス部に回転可能に設けられ、駆動源によって
    駆動される駆動歯車と、該駆動歯車に噛合するように前
    記ケーシングの従動側ボス部に回転可能に設けられ、内
    周側が軸挿嵌穴となった従動歯車と、該従動歯車の軸挿
    嵌穴にスプライン結合され、前記駆動軸の回転が駆動歯
    車および従動歯車を介して伝達される従動軸とからなる
    動力伝達装置において、前記ケーシングには、該ケーシ
    ング内の潤滑油を従動側ボス部内に導く油路と、該油路
    からの潤滑油を前記従動歯車と従動軸とのスプライン結
    合部に向けて導くために、前記従動軸と軸方向で対向し
    て位置し、先端側が前記従動歯車の軸挿嵌穴内に向けて
    突出した潤滑油ガイドとを設けたことを特徴とする動力
    伝達装置。
  2. 【請求項2】 前記従動歯車の軸挿嵌穴には、前記潤滑
    油ガイド側からスプライン結合部側に向けて漸次拡径す
    るテーパ面部を設けてなる請求項1に記載の動力伝達装
    置。
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