JPH07190249A - 既設金属配管の補修方法 - Google Patents

既設金属配管の補修方法

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JPH07190249A
JPH07190249A JP33639093A JP33639093A JPH07190249A JP H07190249 A JPH07190249 A JP H07190249A JP 33639093 A JP33639093 A JP 33639093A JP 33639093 A JP33639093 A JP 33639093A JP H07190249 A JPH07190249 A JP H07190249A
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pipe
renewal
existing
mouth
ring
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JP33639093A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Yoshioka
博 吉岡
Toshihide Iyama
俊秀 井山
Eiji Hashimoto
榮二 橋本
Masachika Inoue
正親 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Marine Co Ltd
Takenaka Komuten Co Ltd
JFE Pipe Fitting Mfg Co Ltd
Original Assignee
Takenaka Komuten Co Ltd
Sanshin Kogyo KK
Nippon Kokan Pipe Fitting Mfg Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L1/00Laying or reclaiming pipes; Repairing or joining pipes on or under water

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステンレス管などの既設配管の切除箇所に、
更新管を嵌め込んで接続するという補修方法を、既設配
管を回転させようとする大きな力を加えることなく現場
作業だけで簡易に行い、接続後には管抜けが簡単には起
こらないようにする。 【構成】 既設配管120や更新管200に手動溝付け
具を用いて溝104,204を付ける。既設配管120
や更新管200に抜止め用リング3,3や筒状シール材
2を嵌める。既設配管の切除箇所に更新管200を嵌め
た後、筒状シール材2や抜止め用リング3,3の位置を
調節する。突合せ箇所ロに管継手Aのハウジング1,1
を被せて締付け具5で締め付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、既設配管の補修方法、
特にステンレス管などの金属管でなる既設配管の不良箇
所等を所定長さに亘って切除した後、そこに更新管を接
続するという補修方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記のような補修方法を行う場合、既設
配管を回転させるような方法や既設配管を回転させよう
とする大きな力が加わるような方法を採用することは、
既設配管の管路途中の接続箇所が緩むおそれがあるので
好ましくない。また、既設配管の切除箇所に更新管を嵌
め込む方法として、所謂「やりとり方式」のように更新
管を一方向に動かした後で一定量だけ元に戻すというよ
うな方法は、更新管の長さを既設配管の切除箇所の長さ
に比べて極端に短くしておかねばならないので採用する
ことができない。
【0003】このような制限があるため、既設配管に継
手ハウジングの端部を係合させるための深い溝を工場で
加工したりリング溶接を行う必要のあるハウジング型管
継手を用いる方法、「やりとり方式」により管を接続す
る差込み継手を用いる方法で既設配管を補修することに
は無理がある。
【0004】また、ステンレス管を用いた水道管などの
既設配管や更新管が、それらを接続している管継手から
抜け出すことを防いでおかねばならないという要求があ
るので、抜止め用リングを備えたナット締めタイプのメ
カニカル管継手で既設配管と更新管とを接続した場合で
も、抜止め用リングによる有効な引抜き阻止力が得られ
るように平滑な管表面に溝付けを行うが、ナットとの位
置関係が合いにくく、抜け止めの機能を十分に果たせな
いなどの問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のことから、従来
は、金属管、特にステンレス管のような表面平滑な管を
用いた水道管などの既設配管の一部を切除し、その切除
箇所に更新管を接続するという補修方法を現場作業だけ
で簡易に行うことが困難であった。
【0006】本発明は以上の事情に鑑みてなされたもの
である。すなわち、本発明が解決しようとする課題は、
ステンレス管のような表面平滑な管を用いた水道管など
の既設配管の切除箇所に、その切除箇所の長さに見合う
長さの更新管を嵌め込んで接続するという補修方法を、
既設配管を回転させようとする大きな力を加えることな
く現場作業だけで簡易に行うことができ、しかも接続後
には管継手からの管抜けが簡単には起こらないような既
設金属配管の補修方法を提供することを目的とするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
管に嵌合される筒状シール材と、筒状シール材を覆う半
割り形状の一対のハウジングと、ハウジングの左右両端
部の各内面のそれぞれに設けられたテーパ面により縮径
方向に押圧されて縮径することにより管を挾圧する2つ
の抜止め用リングと、一対のハウジングの締付け具とを
備えた管継手を用いる既設金属配管の補修方法であっ
て、金属管でなる既設配管を所定長さに亘って切除する
ことにより相対向する第1管口と第2管口とを形成する
こと、第1管口および第2管口の相互間隔よりも長くな
い更新管を用意すること、第1管口に近い既設配管の管
壁外周面と第2管口に近い既設配管の管壁外周面と更新
管の左右それぞれの管口に近い管壁外周面とに手動溝付
け具を用いて溝付けを行うこと、とを任意の順番で行
い、この後、既設配管の第1管口の近く、既設配管の第
2管口の近く、更新管の一端側管口の近くおよび他端側
管口の近くに、それぞれ抜止め用リングを1つずつ嵌合
すること、第1管口を有する既設配管、第2管口を有す
る既設配管または更新管の少なくとも1つに2つの筒状
シール材を嵌合すること、とを任意の順番で行い、この
後、更新管を第1管口と第2管口との間に嵌め込むこ
と、を行い、次に、第1管口と更新管との突合せ箇所お
よび第2管口と更新管との突合せ箇所のそれぞれに対し
て下記の(1)および(2)に記載した作業を任意の順
番で行い、その後に(3)の作業を行うというものであ
る。(1)管口と更新管との突合せ箇所を跨ぐ位置に1
つの筒状シール材を移動させること、(2)2つの抜止
め用リングを管口と更新管との突合せ箇所の両側の溝付
き箇所に各別に対応させること、(3)上記突合せ箇所
に管継手の一対のハウジングを被せてそれらを締付け具
で締め付けることにより、筒状シール材を圧縮して突合
せ箇所を密閉すると共に、筒状シール材の側方で溝突き
箇所に対応している抜止め用リングを、ハウジングのテ
ーパ面とそのテーパ面により囲まれた更新管または既設
配管の管壁外周面との間の空間に配備すること。
【0008】請求項2記載の発明は、管に嵌合される2
つのリング状シール材と、2つのリング状シール材を覆
う半割り形状の一対のハウジングと、ハウジングの左右
両端部の各内面のそれぞれに設けられたテーパ面により
縮径方向に押圧されて縮径することにより管を挾圧する
2つの抜止め用リングと、一対のハウジングの締付け具
とを備えた管継手を用いる既設金属配管の補修方法であ
って、金属管でなる既設配管を所定長さに亘って切除す
ることにより相対向する第1管口と第2管口とを形成す
ること、第1管口および第2管口の相互間隔よりも長く
ない更新管を用意すること、第1管口に近い既設配管の
管壁外周面と第2管口に近い既設配管の管壁外周面と更
新管の左右それぞれの管口に近い管壁外周面とに手動溝
付け具を用いて溝付けを行うこと、とを任意の順番で行
い、この後、既設配管の第1管口の近く、既設配管の第
2管口の近く、更新管の一端側管口の近くおよび他端側
管口の近くに、抜止め用リングとリング状シール材とそ
れぞれ1つずつ嵌合すること、とを任意の順番で行い、
この後、更新管を第1管口と第2管口との間に嵌め込む
こと、を行い、次に、第1管口と更新管との突合せ箇所
および第2管口と更新管との突合せ箇所のそれぞれに対
して下記の(1)および(2)に記載した作業を任意の
順番で行い、その後に(3)の作業を行うというもので
ある。(1)管口と更新管との突合せ箇所の両側の2つ
のリング状シール材を移動して位置調節を行うこと、
(2)2つの抜止め用リングを管口と更新管との突合せ
箇所の両側の溝付き箇所に各別に対応させること、
(3)上記突合せ箇所に管継手の一対のハウジングを被
せてそれらを締付け具により締め付けることにより、2
つのリング状シール材を圧縮して突合せ箇所を密閉する
と共に、2つのリング状シール材の側方で溝突き箇所に
対応している抜止め用リングを、ハウジングのテーパ面
とそのテーパ面により囲まれた更新管または既設配管の
管壁外周面との間の空間に配備すること。
【0009】
【作用】請求項1の発明による既設金属配管の補修方法
は、筒状シート材を半割り形状の一対のハウジングの内
部に収容する形式の管継手を用いる方法であるから、既
設配管の切除箇所に嵌め込んだ更新管と第1管口や第2
管口との突合せ箇所を、既設配管に回転方向の力を加え
ることなく、管継手の一対のハウジングで覆ってそれら
の突合せ箇所を密閉して流体洩れを防止することができ
る。また、更新管や既設配管に対する溝付けは手動溝付
け具を用いて行うものであるから、溝付け時に既設配管
を回転させようとする大きな力が加わらない。
【0010】そして、2つの抜止め用リングをハウジン
グのテーパ面と更新管および既設配管のそれぞれの管壁
外周面との間の空間に配備するものであるから、それら
の管が管継手から引き抜かれようとしたときには、抜止
め用リングが各管の管壁外周面とハウジングのテーパ面
との間に挾まり、その抜止め用リングがテーパ面により
縮径方向に押圧されて縮径することにより上記の管を挾
圧し、しかも抜止め用リングが更新管や既設配管に施さ
れた溝付き箇所に嵌まって抜止め用リング自体が移動し
なくなるので管抜けが確実に防止される。
【0011】また、既設配管の切除、更新管の用意、溝
付け、管継手の装着などの作業はすべて現場作業で行い
得る。
【0012】請求項2の発明による既設金属配管の補修
方法は、請求項1の発明に用いられる管継手の筒状シー
ル材を2つのリング状シール材に置き換えたものであ
る。したがって、第1管口や第2管口と更新管との突合
せ箇所へのリング状シール材の配置の手順が上記筒状シ
ール材の場合とは少し異なるだけである。
【0013】
【実施例】図1〜図6は請求項1の発明の実施例による
既設金属配管の補修方法の説明図で、この補修方法は、
図7および図8に示した管継手を用いる方法である。し
たがって、説明の理解を助けるため、図7および図8を
参照して管継手Aの構造を説明した後、上記補修方法を
説明する。
【0014】図7は管継手Aの使用状態を一部断面で示
した側面図、図8は同使用状態を一部破断して示した正
面図である。この管継手Aは半割り形状の一対のハウジ
ング1,1と、1つの筒状シール材2と、2つの抜止め
用リング3,3と、一対のハウジング1,1の締付け具
5とを備えている。
【0015】筒状シール材2は円筒部21の両端部に円
形断面の膨出部22,23を有するゴム性のものであ
る。抜止め用リング3は図10に示したように1箇所に
欠円部31を備えた円形の金属線材でなる。また、2つ
の抜止め用リング3,3は同じ形状を有しており、図9
で判るように半円形断面の本体部分32に軸心方向に突
出する突条33が設けられているというものである。
【0016】図7で判るように、上記各ハウジング1,
1の内周部には左右一対の環状リブ12,13で仕切ら
れた空間が形成され、その一対の環状リブ12,13の
相互間の空間が筒状シール材2の収容空間となされ、各
環状リブ12,13の外側の空間がそれぞれ1つずつの
抜止め用リング3,3を収容する空間となされている。
また、抜止め用リング3,3を収容する空間の周壁面す
なわちハウジング1,1の端部内面は外窄まりのテーパ
面14,15になっている。さらに、一対のハウジング
1,1の合わせ面に近い外面にフランジ16,17が設
けられている。18,19はフランジ16,17に具備
されたボルト挿通孔である。締付け具5はボルト51と
ナット52とでなる。
【0017】次に、請求項1の発明の実施例による補修
方法を、図1に示したステンレス管でなる既設配管(水
道管)100を符号Lで示す所定の長さの範囲に亘って
更新管200と入れ換える場合について説明する。
【0018】この補修方法では、最初の段階で次の
(a)〜(c)の工程を行う。 (a)既設配管100を図1に示した破線のところで切
断することによりこの既設配管100を所定長さに亘っ
て切除し、そうすることにより図2に示した相対向する
第1管口101と第2管口102とを形成する。 (b)図3のように、第1管口101および第2管口1
02の相互間隔よりも長くない更新管200を用意す
る。更新管200の長さは第1管口101および第2管
口102の相互間隔よりも少しだけ短くしておくことが
望ましい。 (c)図2や図3のように、第1管口101に近い左側
の既設配管110の管壁外周面と第2管口102に近い
右側の既設配管120の管壁外周面と更新管200の左
右それぞれの管口201,202に近い管壁外周面とに
手動溝付け具を用いて溝付けを行う。手動溝付け具を用
いて形成された溝を符号103,104,203,20
4で示してある。
【0019】上記の(a)〜(c)の各工程は任意の順
番で行うことができる。また、既設配管100を切除は
手動切断工具あるいは動力を要する切断工具を用いて管
軸に直角に行うことが望まれ、また、その際には既設配
管100が回転しないようにする。また、上記(c)の
工程において、手動溝付け具を用いるのは、溝103,
104,203,204にそれほどの深さが要求されな
いからである。そして、手動溝付け具を用いることによ
って、溝付け中に既設配管100が回転したりすること
がなく、また、既設配管を回転させようとする大きな力
が加わらなくなる。
【0020】上記(a)〜(c)の工程を行った後、次
の(d)および(e)の工程を行う。 (d)図3のように左側の既設配管110の第1管口1
01の近く、右側の既設配管120の第2管口102の
近く、さらに図3のように更新管200の一端側管口2
01の近くおよび他端側管口202の近くに、それぞれ
抜止め用リング3を1つずつ嵌合する。 (e)図3のように左右それぞれの既設配管110,1
20に筒状シール材2,2を1つずつ嵌合する。
【0021】上記の(d)(e)の各工程は任意の順番
で行うことができる。そして、(d)工程においては抜
止め用リング3をその突条33がそれぞれの管110,
120,200の管端側を向くようにする。また、
(e)工程においては、左右それぞれの既設配管11
0,120に筒状シール材2,2を1つずつ嵌合する代
わりに、1つずつの筒状シール材2,2を更新管200
の一端側および他端側に嵌合しておいてもよい。
【0022】以上説明した(a)〜(e)の各工程を行
うことによって予備段階が終了する。
【0023】次に、主段階に移る。
【0024】主段階では、まず、図4のように更新管2
00を第1管口101と第2管口102との間に嵌め込
むことを行い、次に、第1管口101と更新管200と
の突合せ箇所イおよび第2管口102と更新管200と
の突合せ箇所ロのそれぞれに対して下記の(1)および
(2)の工程を行う。なお、ここでは説明の便宜上、第
2管口102と更新管200の他端側管口202との突
合せ箇所ロで行う作業についてのみ説明するが、他の突
合せ箇所イについても同様である。 (1)図5のように、突合せ箇所ロを跨ぐ位置に1つの
筒状シール材2を移動させることにより、この筒状シー
ル材2によって第2管口102と更新管200の他端側
管口202を覆わせる。 (2)図5のように、2つの抜止め用リング3,3を突
合せ箇所ロの両側の溝104,204に各別に対応させ
る。ここで「対応させる」という文言は、抜止め用リン
グ3,3の本体部分32,32が溝104,204に図
9のように嵌まり込む位置に抜止め用リング3,3の位
置を調節することのほか、抜止め用リング3,3の本体
部分32,32が溝104,204よりも管端側にくる
ように位置を調節することを含んでいる。
【0025】上記の(1)(2)に記載した作業は任意
の順番で行えばよい。そして、これらの作業を行った後
に、次の(3)の作業を行う。 (3)図6のように、突合せ箇所ロに管継手Aの一対の
ハウジング1,1を上下から被せてそれらを締付け具5
で締め付けることにより、筒状シール材2を圧縮して突
合せ箇所ロを密閉すると共に、筒状シール材2の側方で
溝104,204に対応している抜止め用リング3,3
を、ハウジング1,1のテーパ面14,15(図7参
照)とそのテーパ面14,15により囲まれた更新管2
00または既設配管120の管壁外周面との間の空間に
配備する。
【0026】以上のようにして既設配管100の切除箇
所に更新管200を嵌め込んで突合せ箇所ロ(突合せ箇
所イにおいても同様)を管継手A,Aで接続しておく
と、図7や図9で判るように、たとえば更新管200が
管継手Aから左側(矢印)へ相対的に動くと、抜止め用
リング3が更新管200の管壁外周面とハウジング1,
1のテーパ面14との間に挾まり、その抜止め用リング
3がテーパ面14により縮径方向に押圧されて縮径する
ことにより更新管200を挾圧し、しかも抜止め用リン
グ3の本体部分32が更新管200の溝204に嵌まっ
て抜止め用リング3自体が移動しなくなる。そして、さ
らに更新管200が管継手Aから左側(矢印)へ相対的
に引っ張られると、抜止め用リング3が捩じれてその突
条33が更新管200の管壁外周面に突っ張り、更新管
200が引き抜かれるのを阻止する。他の箇所にある抜
止め用リング3…についても同様の作用が発揮される。
【0027】図11〜図13は請求項2の発明の実施例
による既設金属配管の補修方法の説明図で、この補修方
法は、図14に示した管継手を用いる方法である。した
がって、説明の理解を助けるため、図14を参照して管
継手A’の構造を説明した後、上記補修方法を説明す
る。
【0028】図14は管継手A’の使用状態を一部断面
で示した側面図である。この管継手A’は、図7などで
説明した管継手Aの1つの筒状シール材2を用いる代わ
りに、2つのリング状シール材25,26を用いるもの
である。このため、一対のハウジング1,1の左右の2
箇所にリング状シール材25,26を収容するための環
状溝部10,11が具備されている。その他の構成は図
7などで説明した管継手Aとまったく同様であるので、
同一部分に同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0029】次に、請求項2の発明の実施例による補修
方法を説明する。この補修方法においては、最初の段
階、すなわち、既設配管を所定長さに亘って切除するこ
とにより相対向する第1管口101と第2管口102と
を形成すること、第1管口101および第2管口102
の相互間隔よりも長くない更新管200を用意するこ
と、第1管口101に近い左側の既設配管110の管壁
外周面と第2管口102に近い右側の既設配管120の
管壁外周面と更新管200の左右それぞれの管口20
1,202に近い管壁外周面とに手動溝付け具を用いて
溝付けを行うこと、などは、請求項1の発明の実施例に
ついて記述したところと同様である。
【0030】上記の最初の段階を行った後に行う抜止め
用リング3…の嵌合作業についても請求項1の発明の実
施例について記述したところと同様であるが、この嵌合
作業と共に行われるリング状シール材25,26の嵌合
作業については異なる。すなわち、リング状シール材2
5,26は、図11に示したように、抜止め用リング3
…と同様に、既設配管110の第1管口101の近く、
既設配管120の第2管口102の近く、更新管200
の一端側管口201の近くおよび他端側管口202の近
くに1つずつ嵌合する。抜止め用リング3…やリング状
シール材25…,26…の嵌合作業は任意の順番で行う
ことができる。以上の各工程を行うことによって予備段
階が終了する。
【0031】次に、主段階に移る。
【0032】主段階では、まず、図12のように更新管
200を第1管口101と第2管口102との間に嵌め
込むことを行い、次に、第1管口101と更新管200
との突合せ箇所イおよび第2管口102と更新管200
との突合せ箇所ロのそれぞれに対して下記の(1)およ
び(2)の工程を行う。なお、ここでは説明の便宜上、
第2管口102と更新管200の他端側管口202との
突合せ箇所ロで行う作業についてのみ説明するが、他の
突合せ箇所イについても同様である。 (1)図13のように、突合せ箇所ロの両側に2つのリ
ング状シール材25,26を移動させる。 (2)図13のように、2つの抜止め用リング3,3を
突合せ箇所ロの両側の溝104,204に各別に対応さ
せる。ここで「対応させる」という文言の意味は上述し
た通りである。
【0033】上記の(1)(2)に記載した作業は任意
の順番で行えばよい。そして、これらの作業を行った後
に、次の(3)の作業を行う。 (3)図14のように、突合せ箇所ロに管継手A’の一
対のハウジング1,1を上下から被せてそれらを締付け
具5で締め付けることにより、環状溝部10,11に収
容された2つのリング状シール材25,26を圧縮して
突合せ箇所ロを密閉すると共に、各リング状シール材2
5,26の側方で溝104,204に対応している抜止
め用リング3,3を、ハウジング1,1のテーパ面1
4,15とそのテーパ面14,15により囲まれた更新
管200または既設配管120の管壁外周面との間の空
間に配備する。
【0034】このような補修方法を採用した場合のリン
グ状シール材25,26の作用や、抜止め用リング3,
3の作用については、請求項1の実施例について説明し
たところと同様である。
【0035】また、請求項1の発明に係る筒状シール材
2は、図7に示される断面形状のものに限らず、例えば
図15に示すような断面形状の筒状シール材2であって
もよいのは勿論である。
【0036】さらに、請求項1および請求項2の発明に
係る抜止め用リング3は、図9に示される断面形状のも
のに限らず、例えば図16に示すような断面形状の抜止
め用リング3であってもよいのは勿論である。
【0037】
【発明の効果】請求項1および請求項2の発明によれ
ば、既設配管の切除、更新管の用意、溝付け、管継手の
装着などの作業をすべて現場作業で行うことができるの
みならず、ステンレス管のような表面平滑な管を用いた
水道管などの既設配管の切除箇所に、その切除箇所の長
さに見合う長さの更新管を嵌め込んで、既設配管を回転
させずに、しかも接続後の管継手からの管抜けが簡単に
は起こらないように補修することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の実施例の方法についての補修
対象となる既設配管の説明図である。
【図2】既設配管を切除した状態の説明図である。
【図3】溝付けを行う工程、抜止め用リングや筒状シー
ル材を嵌合する工程の説明図である。
【図4】既設配管の切除箇所に更新管を嵌め込んだ状態
の説明図である。
【図5】筒状シール材や抜止め用リングの位置を調節し
た状態の説明図である。
【図6】補修を終了した状態の説明図である。
【図7】請求項1の発明の実施例に用いられる管継手の
使用状態を一部断面で示した側面図である。
【図8】同使用状態を一部破断して示した正面図であ
る。
【図9】抜止め用リングの作用説明図である。
【図10】抜止め用リングの正面図である。
【図11】請求項2の発明の実施例における溝付けを行
う工程、抜止め用リングやリング状シール材を嵌合する
工程の説明図である。
【図12】既設配管の切除箇所に更新管を嵌め込んだ状
態の説明図である。
【図13】リング状シール材や抜止め用リングの位置を
調節した状態の説明図である。
【図14】請求項2の発明の実施例に用いられる管継手
の使用状態を一部断面で示した側面図である。
【図15】請求項1の発明に係る筒状シール材の他の変
形例を示すために図示した図7相当の断面図である。
【図16】請求項1の発明に係る抜止め用リングの他の
変形例を示すために図示した図9相当の説明図である。
【符号の説明】
A,A’ 管継手 1 ハウジング 2 筒状シール材 3 抜止め用リング 5 締付け具 14,15 テーパ面 25,26 リング状シール材 100 既設配管 101 第1管口 102 第2管口 103,104,203,204 溝 200 更新管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉岡 博 大阪府大阪市中央区本町四丁目1番13号 株式会社竹中工務店大阪本店内 (72)発明者 井山 俊秀 大阪府大阪市中央区本町四丁目1番13号 株式会社竹中工務店大阪本店内 (72)発明者 橋本 榮二 兵庫県神戸市中央区磯辺通二丁目一番十一 号 三神工業株式会社内 (72)発明者 井上 正親 大阪府岸和田市田治米町153番地の1 日 本鋼管継手株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管に嵌合される筒状シール材と、筒状シ
    ール材を覆う半割り形状の一対のハウジングと、ハウジ
    ングの左右両端部の各内面のそれぞれに設けられたテー
    パ面により縮径方向に押圧されて縮径することにより管
    を挾圧する2つの抜止め用リングと、一対のハウジング
    の締付け具とを備えた管継手を用いる既設金属配管の補
    修方法であって、 金属管でなる既設配管を所定長さに亘って切除すること
    により相対向する第1管口と第2管口とを形成するこ
    と、 第1管口および第2管口の相互間隔よりも長くない更新
    管を用意すること、 第1管口に近い既設配管の管壁外周面と第2管口に近い
    既設配管の管壁外周面と更新管の左右それぞれの管口に
    近い管壁外周面とに手動溝付け具を用いて溝付けを行う
    こと、 とを任意の順番で行い、この後、 既設配管の第1管口の近く、既設配管の第2管口の近
    く、更新管の一端側管口の近くおよび他端側管口の近く
    に、それぞれ抜止め用リングを1つずつ嵌合すること、 第1管口を有する既設配管、第2管口を有する既設配管
    または更新管の少なくとも1つに2つの筒状シール材を
    嵌合すること、 とを任意の順番で行い、この後、 更新管を第1管口と第2管口との間に嵌め込むこと、を
    行い、次に、 第1管口と更新管との突合せ箇所および第2管口と更新
    管との突合せ箇所のそれぞれに対して下記の(1)およ
    び(2)に記載した作業を任意の順番で行い、その後に
    (3)の作業を行うことを特徴とする既設金属配管の補
    修方法。(1)管口と更新管との突合せ箇所を跨ぐ位置
    に1つの筒状シール材を移動させること、(2)2つの
    抜止め用リングを管口と更新管との突合せ箇所の両側の
    溝付き箇所に各別に対応させること、(3)上記突合せ
    箇所に管継手の一対のハウジングを被せてそれらを締付
    け具で締め付けることにより、筒状シール材を圧縮して
    突合せ箇所を密閉すると共に、筒状シール材の側方で溝
    突き箇所に対応している抜止め用リングを、ハウジング
    のテーパ面とそのテーパ面により囲まれた更新管または
    既設配管の管壁外周面との間の空間に配備すること。
  2. 【請求項2】 管に嵌合される2つのリング状シール材
    と、2つのリング状シール材を覆う半割り形状の一対の
    ハウジングと、ハウジングの左右両端部の各内面のそれ
    ぞれに設けられたテーパ面により縮径方向に押圧されて
    縮径することにより管を挾圧する2つの抜止め用リング
    と、一対のハウジングの締付け具とを備えた管継手を用
    いる既設金属配管の補修方法であって、 金属管でなる既設配管を所定長さに亘って切除すること
    により相対向する第1管口と第2管口とを形成するこ
    と、 第1管口および第2管口の相互間隔よりも長くない更新
    管を用意すること、 第1管口に近い既設配管の管壁外周面と第2管口に近い
    既設配管の管壁外周面と更新管の左右それぞれの管口に
    近い管壁外周面とに手動溝付け具を用いて溝付けを行う
    こと、 とを任意の順番で行い、この後、 既設配管の第1管口の近く、既設配管の第2管口の近
    く、更新管の一端側管口の近くおよび他端側管口の近く
    に、抜止め用リングとリング状シール材とそれぞれ1つ
    ずつ嵌合すること、 とを任意の順番で行い、この後、 更新管を第1管口と第2管口との間に嵌め込むこと、を
    行い、次に、 第1管口と更新管との突合せ箇所および第2管口と更新
    管との突合せ箇所のそれぞれに対して下記の(1)およ
    び(2)に記載した作業を任意の順番で行い、その後に
    (3)の作業を行うことを特徴とする既設金属配管の補
    修方法。(1)管口と更新管との突合せ箇所の両側の2
    つのリング状シール材を移動して位置調節を行うこと、
    (2)2つの抜止め用リングを管口と更新管との突合せ
    箇所の両側の溝付き箇所に各別に対応させること、
    (3)上記突合せ箇所に管継手の一対のハウジングを被
    せてそれらを締付け具により締め付けることにより、2
    つのリング状シール材を圧縮して突合せ箇所を密閉する
    と共に、2つのリング状シール材の側方で溝突き箇所に
    対応している抜止め用リングを、ハウジングのテーパ面
    とそのテーパ面により囲まれた更新管または既設配管の
    管壁外周面との間の空間に配備すること。
JP33639093A 1993-12-28 1993-12-28 既設金属配管の補修方法 Pending JPH07190249A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111174026A (zh) * 2020-02-26 2020-05-19 安徽欧泰祺智慧水务科技有限公司 一种防滑脱管道修补器
JP2021195956A (ja) * 2020-06-09 2021-12-27 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 移送配管の再溶接方法および移送配管
CN115949814A (zh) * 2023-02-07 2023-04-11 北京恩菲环保股份有限公司 管道结构及混凝土供水管路的维修方法

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