JPH07190659A - メッシュフィン付き熱交換器及びその製造方法 - Google Patents

メッシュフィン付き熱交換器及びその製造方法

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JPH07190659A
JPH07190659A JP33222393A JP33222393A JPH07190659A JP H07190659 A JPH07190659 A JP H07190659A JP 33222393 A JP33222393 A JP 33222393A JP 33222393 A JP33222393 A JP 33222393A JP H07190659 A JPH07190659 A JP H07190659A
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JP
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mesh
heat transfer
heat exchanger
fin
fins
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JP33222393A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Yamashita
浩幸 山下
Kenichi Suehiro
賢一 末広
Katsuhiro Kawabata
克宏 川端
Junichiro Tanaka
順一郎 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造が容易でしかも高性能で且つコンパクト
なメッシュフィン付き熱交換器を得る。 【構成】 複数枚の網状フィン4,4,・・を積層すると
ともに複数の凹条部8,8,・・を所定間隔をもって略平
行に形成した複数の網状フィン積層体5,5,・・を、複
数の伝熱管2,2,・・を両側から挟んだ状態で順次積層
し、且つ各凹条部8,8,・・の底部において上記各網状
フィン積層体5,5,・・と上記各伝熱管2,2,・・とを
相互に接合することで熱交換器1を得る。かかる構成に
より、各伝熱管2,2,・・として細管を使用することが
可能となり有効熱交換面積の拡大によってより高い熱交
換性能が確保されるとともに、該熱交換器1の空調機へ
の組み付けに際して従来のような管板を必要としないこ
とから組み付け作業が容易となり、作業工数の低減によ
ってコストダウンが図られるという効果が奏せられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、メッシュフィン付き
熱交換器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、空調機においては、そのコンパク
ト化及び高性能化の要請から、熱交換器についても熱交
換効率が良好で且つコンパクトなものが要求される傾向
にある。かかる要請に応えるものとして、例えば、実開
昭61ー192185号公報に開示されるように、細径
の伝熱管と網状フィンとを固着して一体化してなるメッ
シュメッシュフィン付き熱交換器が提案されている。
【0003】ところで、従来のメッシュフィン付き熱交
換器の製造は次のようにして行なわれる。即ち、図12
(イ)に示すように、先ず、複数枚の網状フィン51,5
1,・・を平面方向に積層してなる網状フィン積層体5
0を、例えば、平面状の加工台に載置し、その上面側か
らプレス加工して、図12(ロ)に示すように半円状断面
をもち且つ網状フィン積層体50の平面方向に延びる複
数の凹条部53,53,・・を形成する。
【0004】次に、図12(ロ)に示すように、所定間隔
で平行に配置された複数本の伝熱管52,52,・・の両
側に、複数の凹条部53,53,・・が形成された一対の
網状フィン積層体50,50を、該各網状フィン積層体
50,50の凹条部53,53同士を対向させた状態で配
置する。そして、この一対の網状フィン積層体50,5
0を、その各凹条部53,53,・・を上記各伝熱管2,
2,・・に対してその外側から嵌合させながら衝合させ
るとともに、該各網状フィン積層体50,50の凹条部
53,53,・・の底部において該網状フィン積層体50
と伝熱管2,2,・・とをロー材等の適宜の固着材を用い
て固着し、図12(ハ)に示すような一対の網状フィン積
層体50,50と複数本の伝熱管2,2,・・とを一体化
してなるモジュール55を得る。
【0005】さらに、このようにして得られたモジュー
ル55を、図12(ニ)に示すように、熱交換器の必要能
力に応じて、相互に所定間隔をもって適数個配置するこ
とで、一つの熱交換器56が得られるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
製造方法により得られる従来の熱交換器56においては
次のような問題があった。
【0007】先ず、その製造工程においては、図12
(ロ)のようにして複数本の伝熱管2の外側から一対の網
状フィン積層体50,50を挟み付けてこれらを固着す
る場合、該網状フィン積層体50が伝熱管2から浮き上
がらないように該網状フィン積層体50,50をその両
側から押さえる必要があるが、かかる作業を一つの熱交
換器56を得るに必要とされるモジュール55の数だけ
行うことが要求され、作業性が悪く、コストアップの要
因の一つにもなる。
【0008】また、所定数のモジュール55,55,・・
を組み合わせて一つの熱交換器56としてこれを空調機
内に組み付ける場合においては、例えば、各モジュール
55,55,・・の両側に管板を配置し、該管板によって
各モジュール55,55,・・の間隔保持と固定とを行う
必要があり、多大の組み立て工数と時間を要するという
問題もあった。
【0009】一方、熱交換器56自体においては、これ
を構成する複数のモジュール55,55,・・が相互に独
立し、その両端部において管板によって連結されている
に過ぎない構造であることから、各モジュール55,5
5,・・それぞれの剛性が低く、また熱交換器56全体
としても強度的に不利であり、形状上の制約を受けるこ
とから設計自由度という点において問題があった。ま
た、かかる問題を解決する方法として、伝熱管52の管
径を大きくすることも考えられるが、かかる構造とした
場合には、熱交換器56の外形寸法を一定とする限り、
熱交換器全体としての伝熱管52の有効伝熱面積が減少
し熱交換効率の低下をもたらし、あるいは重量アップを
招くこととなり好ましくない。
【0010】そこで、本願発明は、製造が容易で、しか
も熱交換性能が高く且つよりコンパクトな構成のメッシ
ュフィン付き熱交換器及びその製造方法を提案せんとし
てなされたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願発明ではかかる課題
を解決するための具体的手段として、請求項1記載の発
明では、図1及び図2に例示するように、複数枚の網状
フィン4,4,・・が積層されるとともにその積層方向の
両側面には半円状の断面形状をもち平面方向に延びる複
数の凹条部8,8,・・が所定間隔をもって略平行に形成
された複数の網状フィン積層体5,5,・・が、相互に対
向する一方の網状フィン積層体5の各凹条部8,8,・・
と他方の網状フィン積層体5の各凹条部8,8,・・とで
複数の伝熱管2,2,・・を両側から挟んだ状態で順次積
層されるとともに、上記各凹条部8,8,・・の底部にお
いて上記各網状フィン積層体5,5,・・と上記各伝熱管
2,2,・・とが相互に接合されていることを特徴として
いる。
【0012】請求項2記載の発明では、図1及び図2に
例示するように、請求項1記載のメッシュフィン付き熱
交換器において、上記各網状フィン積層体5,5,・・間
に配置された上記各伝熱管2,2,・・が、該各網状フィ
ン積層体5,5,・・の積層方向に順次連続して偏平状の
伝熱管群3を構成していることを特徴としている。
【0013】請求項3記載の発明では、図1及び図2に
例示するように、請求項2記載のメッシュフィン付き熱
交換器において、上記各伝熱管群3,3,・・の偏平方向
が、上記各網状フィン積層体5,5,・・の積層方向にほ
ぼ沿う方向に設定されていることを特徴としている。
【0014】請求項4記載の発明では、図5に例示する
ように、請求項2記載のメッシュフィン付き熱交換器に
おいて、上記各伝熱管群3,3,・・の偏平方向が、上記
各網状フィン積層体5,5,・・の積層方向に対して所定
の傾斜角を有していることを特徴としている。
【0015】請求項5記載の発明では、図7に例示する
ように、請求項1,2,3または4記載のメッシュフィン
付き熱交換器において、上記各網状フィン積層体5,5,
・・と上記各伝熱管2,2,・・との接合部10,10,・
・が、上記伝熱管2,2,・・の軸方向において不連続と
されていることを特徴としている。
【0016】請求項6記載の発明では、図8に例示する
ように、請求項1,2,3または4記載のメッシュフィン
付き熱交換器において、上記網状フィン積層体5,5,・
・の上記各凹条部8,8,・・に対応する部位に切欠穴1
1,11,・・が形成されていることを特徴としている。
【0017】請求項7記載の発明では、図1〜図4に例
示するように、複数枚の網状フィン4,4,・・を積層し
てその積層方向の両側から半円状の断面形状をもち平面
方向に延びる複数の凹条部8,8,・・をプレス成形して
網状フィン積層体5を得るとともに、こうして得られた
複数の網状フィン積層体5,5,・・の上記各凹条部8,
8,・・の底部に固着材を配置した状態で該各網状フィ
ン積層体5,5,・・を、上記各凹条部8,8,・・内に複
数の伝熱管2,2,・・を嵌合させながら順次積層して相
互に固着せしめることを特徴としている。
【0018】
【作用】本願各発明ではかかる構成とすることによって
それぞれ次のような作用が得られる。
【0019】 請求項1記載の発明では、複数の網状
フィン積層体5,5,・・とこれらの間に挟着状態で固着
配置される複数の伝熱管2,2,・・とが相互に一体化さ
れていることから、熱交換器1としての強度性能が高
く、従って、上記各伝熱管2,2,・・として細管を使用
することが可能となるとともに、該熱交換器1を空調機
に組み付ける場合においても従来のような管板を必要と
せず組み付け作業が容易ならしめられる。
【0020】 請求項2記載の発明では、上記記載
の作用に加えて、各伝熱管2,2,・・が、各網状フィン
積層体5,5,・・の積層方向に順次連続して偏平状の伝
熱管群3を構成することから、該伝熱管2として円形管
を用いた場合であっても伝熱管として偏平管を用いた場
合と同様に同一熱交換量当たりの空気通風抵抗を低く抑
えることが可能ならしめられるものである。
【0021】 請求項3記載の発明では、上記記載
の作用に加えて、各伝熱管群3,3,・・の偏平方向が、
上記各網状フィン積層体5,5,・・の積層方向にほぼ沿
う方向に設定されていることで、網状フィン積層体5の
製造時においてはその両面側から同じ位置にプレス加工
をして凹条部8,8,・・を形成すれば良いことから、例
えば、プレス位置が両面側で異なる場合に比して効率良
く行えるとともに、熱交換器1を構成する各網状フィン
積層体5,5,・・が同一形状となることから部品の共通
化が可能ならしめられるものである。
【0022】 請求項4記載の発明では、上記記載
の作用に加えて、各伝熱管群3,3,・・の偏平方向を各
網状フィン積層体5,5,・・の積層方向に対して所定の
傾斜角をもたせるようにしているので、例えば、上記各
伝熱管群3,3,・・の偏平方向を、熱交換器1を空調機
に組み込んだ場合における通風方向に合わせて設定する
ことで、空調機に対して熱交換器1を自由にレイアウト
することが可能ならしめられるとともに、機内抵抗をよ
り低く抑えることができるものである。
【0023】 請求項5記載の発明では、上記,,
または記載の作用に加えて、各網状フィン積層体
5,5,・・と上記各伝熱管2,2,・・との接合部10,
10,・・を該伝熱管2,2,・・の軸方向において不連
続とすることで、例えば、熱交換器1を蒸発器として使
用した場合、冷房時にフィン面に結露して網状フィン4
を伝って下方へ流下する水は、接合部10部分でせき止
められて伝熱管2の上面側に溜るようなこともなく、該
接合部10の不連続部分を通って容易に排出されること
になるものである。
【0024】 請求項6記載の発明では、上記,,
または記載の作用に加えて、網状フィン積層体5,
5,・・の各凹条部8,8,・・に対応する部位に切欠穴
11,11,・・が形成されていることから、該切欠穴1
1部分においては伝熱管2が露出状態となり、従って、
上方から網状フィン4を伝って流下した水は上記切欠穴
11部分に達すると該伝熱管2の表面に沿って左右に別
れて流れることで容易に排出されることになるものであ
る。
【0025】 請求項7記載の発明では、複数枚の網
状フィン4,4,・・を積層してその積層方向の両側から
半円状の断面形状をもち平面方向に延びる複数の凹条部
8,8,・・をプレス成形して網状フィン積層体5を形成
した後、これら複数の網状フィン積層体5,5,・・の上
記各凹条部8,8,・・の底部に固着材を配置した状態で
該各網状フィン積層体5,5,・・を、上記各凹条部8,
8,・・内に複数の伝熱管2,2,・・を嵌合させながら
順次積層して相互に固着せしめるものであることから、
各網状フィン積層体5,5,・・と各伝熱管2,2,・・と
の固着を一度の作業で行うことができ、例えば、従来の
ように熱交換器を構成する複数のモジュール毎に網状フ
ィン積層体と伝熱管との固着作業が必要である場合に比
して、作業性が格段に良好となるものである。
【0026】
【発明の効果】従って、本願各発明のメッシュフィン付
き熱交換器によればそれぞれ次のような効果が得られ
る。
【0027】(a) 請求項1記載のメッシュフィン付き
熱交換器によれば、複数の網状フィン積層体5,5,・・
と複数の伝熱管2,2,・・とを一体的に接合して熱交換
器1としての強度性能を高めることで、各伝熱管2,2,
・・として細管を使用することが可能となり有効熱交換
面積の拡大によってより高い熱交換性能が確保されると
ともに、該熱交換器1の空調機への組み付けに際して従
来のような管板を必要としないことから組み付け作業が
容易となり、作業工数の低減によってコストダウンが図
られるという効果が奏せられる。
【0028】(b) 請求項2記載のメッシュフィン付き
熱交換器によれば、上記(a)記載の効果に加えて、各伝
熱管2,2,・・が偏平状の伝熱管群3を構成することで
円形管を用いた場合であっても偏平管を用いた場合と同
様に空気抵抗を低く抑えることができることから、熱交
換性能のより一層の向上が図られるものである。
【0029】(c) 請求項3記載のメッシュフィン付き
熱交換器によれば、上記(b)記載の効果に加えて、各伝
熱管群3,3,・・の偏平方向を各網状フィン積層体5,
5,・・の積層方向にほぼ沿う方向に設定することで、
網状フィン積層体5の製造時における加工を容易ならし
めてコスト低減を図ることができるとともに、各網状フ
ィン積層体5,5,・・を同一形状として部品の共通化を
促進ことでもコストダウンが図られるものである。
【0030】(d) 請求項4記載のメッシュフィン付き
熱交換器によれば、上記(b)記載の効果に加えて、各伝
熱管群3,3,・・の偏平方向を各網状フィン積層体5,
5,・・の積層方向に対して所定の傾斜角をもたせるこ
とで、熱交換器1を空調機に組み込んだ場合における機
内抵抗を抑えて高い熱交換性能を達成することができる
とともに、空調機に対して熱交換器1を自由にレイアウ
トできることから空調機の設計がより一層容易ならしめ
られるという効果が奏せられるものである。
【0031】(e) 請求項5及び6記載のメッシュフィ
ン付き熱交換器によれば、上記(a),(b),(c)または(d)記
載の効果に加えて、各網状フィン積層体5,5,・・と各
伝熱管2,2,・・との接合部10,10,・・を不連続と
すること、または網状フィン積層体5,5,・・の各凹条
部8,8,・・に対応する部位に切欠穴11,11,・・を
形成することで網状フィン4を伝って流下する水の排出
を促進させるようにしていることから、該水の伝熱管2
等への付着滞溜による熱伝達の阻害が可及的に防止さ
れ、高い熱交換性能を達成することが可能ならしめられ
るものである。
【0032】(f) 請求項7記載のメッシュフィン付き
熱交換器の製造方法によれば、各網状フィン積層体5,
5,・・と各伝熱管2,2,・・との固着を一度の作業で
行うことができることから、例えば、従来のように熱交
換器を構成する複数のモジュール毎に網状フィン積層体
と伝熱管との固着作業が必要である場合に比して、作業
性が格段に向上し、大幅な作業工数の低減によってコス
トダウンを確実に図ることができるものである。
【0033】
【実施例】以下、本願発明のメッシュフィン付き熱交換
器を添付図面に基づいて具体的に説明する。
【0034】第1実施例 図1には本願発明の第1実施例にかかる熱交換器1が示
されている。この熱交換器1は、断面円形の細管で構成
される複数本の伝熱管2,2,・・でなる後述の伝熱管群
3,3,・・と、網状フィン4を積層して構成される後述
の網状フィン群7とでなる。ここで、先ず、この熱交換
器1を、図2を参照して、その製造工程に従って説明す
ることとする。
【0035】先ず、所定大きさの複数枚の網状フィン
4,4,・・をその平面方向に積層するとともに、この積
層された網状フィン4,4,・・に対してその積層方向に
おいて対向する位置にその両側からプレス加工により、
その平面方向に延びる断面半円状の凹条部8,8,・・を
所定間隔をもって平行に複数個形成して網状フィン積層
体5を得る。尚、この凹条部8の径寸法は伝熱管2の径
寸法とほぼ同一に設定されている。
【0036】次に、このように形成された複数の網状フ
ィン積層体5,5,・・を、上記各凹条部8,8,・・に対
応する位置にそれぞれ伝熱管2,2,・・を配置し、これ
ら複数列の伝熱管2,2,・・をそれぞれその両側に位置
する網状フィン積層体5,5,・・により挟んだ状態で多
層に積層する。この場合、上記各伝熱管2,2,・・が嵌
合する上記各凹条部8,8,・・の底部にはその溝方向に
沿ってロー材を配置しておく。
【0037】次に、このように交互に積層された複数の
網状フィン積層体5,5,・・と各列毎に複数本配置され
た複数列の伝熱管2,2,・・とを、その積層方向の両端
側から適度の押圧力をかけて各網状フィン積層体5,5,
・・の各凹条部8,8,・・とこれにそれぞれ対応する各
伝熱管2,2,・・とが離れないように規制した状態でこ
れら相互を上記ロー材により固着接合し、図1に示すよ
うに、各網状フィン積層体5,5,・・と各列の伝熱管
2,2,・・とが一体的に接合固定されてなる熱交換器1
を得るものである。
【0038】この熱交換器1の製造完了状態において
は、図1に示すように、各網状フィン積層体5,5,・・
の格段の凹条部8,8,・・に対応する各伝熱管2,2,・
・は網状フィン積層方向に一列に並んで偏平状の伝熱管
群3,3,・・を形成する。従って、この所定間隔を以っ
て平行方向に配置された各伝熱管群3,3,・・の中間位
置が通風路となる。また、上記各網状フィン積層体5,
5,・・の各網状フィン4,4,・・は一体的に積層され
た状態となって網状フィン群7を構成する。即ち、この
熱交換器1は、偏平状に並んだ複数の伝熱管2,2,・・
でなる複数段の伝熱管群3,3,・・と上記網状フィン群
7とで一体的に構成されることとなる。
【0039】このような熱交換器1の製造方法を採用す
ると、予じめ個別に成形された複数の網状フィン積層体
5,5,・・の各凹条部8,8,・・の底部にロー材を配置
した状態で該各網状フィン積層体5,5,・・を、上記各
凹条部8,8,・・内に複数の伝熱管2,2,・・を嵌合さ
せながら順次積層して相互に固着せしめるものであるこ
とから、各網状フィン積層体5,5,・・と各伝熱管2,
2,・・との固着を一度の作業で行うことができ、例え
ば、従来のように熱交換器を構成する複数のモジュール
毎に網状フィン積層体と伝熱管との固着作業が必要であ
る場合に比して、作業性が格段に良好となり、大幅な作
業工数の低減によってコストダウンを確実に図ることが
できるものである。
【0040】また、かかる製造方法により得られた上記
熱交換器1においては、複数の網状フィン積層体5,5,
・・とこれらの間に挟着状態で固着配置される複数の伝
熱管2,2,・・とが相互に一体化されていることから、
熱交換器1としての強度性能が高く、従って、上記各伝
熱管2,2,・・として細管を使用することが可能とな
り、例えば、熱交換器1の大きさを一定とした場合には
伝熱管2,2,・・の径寸法が小さいことから有効熱交換
面積が拡大し、より高い熱交換性能が確保される一方、
該熱交換器1の空調機への組み付けに際しては従来のよ
うに各モジュールの間隔保及び固定用に管板を設ける必
要がないことから、該熱交換器1の組み付け作業が容易
となり、それだけ作業工数が低減されコストダウンが期
待できるものである。
【0041】さらに、熱交換器1の各伝熱管2,2,・・
が一列に並んで偏平状の伝熱管群3,3,・・を構成して
いることから、伝熱管2として円形管を用いた場合であ
っても伝熱管として偏平管を用いた場合と同様に同一熱
交換量当たりの空気通風抵抗を低く抑えることが可能と
なり、より一層高水準の熱交換性能が確保されるもので
ある。
【0042】また、特にこの熱交換器1を空調機の蒸発
器として使用した場合には、冷房運転時に網状フィン面
に空気中の水分が凝縮して水滴となって網状フィン4を
伝って流下する。この場合、伝熱管2として偏平管を使
用した場合には該偏平管の上面側に水が滞溜して通風面
積を狭めて通風抵抗の増大を招くということも考えられ
るが、この実施例のものにおいては、上記伝熱管群3が
偏平管状とされているものの、あくまでも円形伝熱管2
の集合体で構成され、しかも各伝熱管2,2,・・の間に
は必ず網状フィン4が介在していることから、例えこの
伝熱管2と網状フィン積層体5の凹条部8の底部との間
に固着層があったとしても、隣り合う一対の伝熱管2,
2の間には必ず水の通路が形成されることから、上記伝
熱管群3の上面側に水が滞溜して通風抵抗を増大させる
ということはなく、高水準の熱交換性能が得られるもの
である。
【0043】尚、この場合、図3に示す熱交換器1の如
く、各伝熱管2,2,・・に沿って設けられる接合部1
0,10,・・をその延設方向において適度に不連続とす
れば、この不連続部12においては各伝熱管2,2,・・
間に網状フィン4により確実に排水通路が形成されるこ
とから、排水性能がより一層高められ、さらに高い熱交
換性能が期待できるものである。
【0044】さらに、同様の観点から、図4に示すよう
に各網状フィン積層体5,5,・・の上記接合部10,1
0,・・に対応する位置に所定間隔でひし形状の切欠穴
11,11,・・を形成すれば、この切欠穴11,11,・
・部分においては確実に排水通路が形成され、しかもこ
の切欠穴11部分においては伝熱管2の上に達した水が
管形状に沿って左右に別れて流下することから、例え熱
交換器1を空調機に組み付けた状態において各伝熱管
2,2,・・が水平状態とされていたとしても各自に排水
が行なわれるものである。
【0045】また、この実施例の如く各伝熱管群3,3,
・・の偏平方向が熱交換器1の厚さ方向(即ち、網状フ
ィン積層体5の積層方向)に平行となるように構成した
場合には、該熱交換器1を構成する各網状フィン積層体
5,5,・・が全て同一形態とされることから、これらが
その配置位置によってそれぞれ異なる場合に比して、網
状フィン積層体5の加工が同一装置を使用し且つ何等の
作業上の段取り替えをすることなく容易に行えるととも
に、その組み立てに際しても配置位置を考慮する必要が
なく、作業工数をさらに低減できるものであるととも
に、部品の共通化をも図れるものである。
【0046】尚、この実施例の熱交換器1においては、
各網状フィン積層体5,5,・・を共通化した結果、図1
に示すように、網状フィン群7の両面にそれぞれ凹条部
8,8,・・が形成されることとなるが、この実施例にお
いてはこの各凹条部8,8,・・には伝熱管2,2,・・を
配置していない。しかし、要求される熱交換能力によっ
てはこの最外側の各凹条部8,8,・・にも伝熱管2,2,
・・を設けることもできることは勿論である。
【0047】第2実施例 図5には、本願発明の第2実施例にかかる熱交換器1が
示されている。この第2実施例の熱交換器1は、上記第
1実施例の熱交換器1とその基本構造を同一とするもの
であって、その製造も図6に示すように同様である。た
だ、第1実施例のものと異なる点は、図6に示すように
熱交換器1の両側面に凹条部8,8,・・が形成されない
ようにしたものであって、そのため図6に示すように、
最外側に位置する一対の網状フィン積層体5,5はその
厚さ方向の一方側のみから凹条部8,8,・・を形成した
構造としている。
【0048】この実施例のものにおいても上記第1のも
のとほぼ同様の作用効果が期待できることは勿論であ
る。
【0049】第3実施例 図7には、本発明の第3実施例の熱交換器1が示されて
いる。この実施例のものは、上記第1及び第2実施例の
ものが、各伝熱管群3,3,・・が各網状フィン積層体
5,5,・・の積層方向に沿って形成されるように該各網
状フィン積層体5,5,・・の各凹条部8,8,・・を形成
していたのに対して、この実施例においては上記各伝熱
管群3,3,・・の偏平方向が積層方向に対して所定の傾
斜角をもつように設定したものである。
【0050】かかる構成とした場合には、例えば、図8
に示すように空調機15内に熱交換器1を配置する場合
に、上記各伝熱管群3,3,・・の方向を、吸込口17か
らファン16を介して吹出口18に至る空気流Aの流れ
方向に設定することで機内抵抗をより一層低減させて高
い熱交換性能を得ることが可能となるものである。また
一方、このことは、空調機15の設計上の観点からすれ
ば、上記熱交換器1の各伝熱管群3,3,・・の方向を、
空調機15への熱交換器1のレイアウト決定後に送風経
路を考慮して事後的に決定することもできるということ
であり、その分だけ空調機15の設計上の自由度が向上
するという利点も得られる。
【0051】第4実施例 図9には、本願発明の第4実施例にかかる熱交換器1を
示している。この実施例の熱交換器1は、その基本構造
は上記第1〜第3実施例のものと同様であり、これらと
異なる点は、上記各実施例における熱交換器1が共に平
板状に形成されていたのに対して、これを円弧板状に湾
曲形成した点である。即ち、複数の上記網状フィン積層
体5,5,・・をそれぞれその網状フィン4,4,・・の積
層方向(厚さ方向)に所定曲率をもつ円弧板状に湾曲形成
するとともに、これら各網状フィン積層体5,5,・・の
間に上記各伝熱管2,2,・・を挟んだ状態で積層したも
のである。従って、上記各伝熱管2,2,・・を連続させ
てなる各伝熱管群3,3,・・は周方向に所定間隔をもっ
て放射状に配置されることとなる。
【0052】このように、熱交換器1をその厚さ方向へ
任意に湾曲させて形成し得ることにより、該熱交換器1
を空調機に組み付ける場合におけるレイアウトの自由度
が向上することになる。また、例えば、熱交換器1の幅
方向の寸法を、上記各実施例の如き平板状の熱交換器1
の場合と同じに設定した場合には、湾曲している分だけ
その実長が大きいことから、それだけ伝熱面積が拡大し
熱交換性能が高められるものである。このことは、逆に
言えば、熱交換器1の実長を同じに設定した場合には、
これを湾曲させることで幅方向寸法を小さくすることが
できるということであり、従って、そのコンパクト化を
図ること、さらに空調機へのレイアウト自由度のさらな
る向上を図ることが可能となるものである。
【0053】尚、この実施例の熱交換器1においては、
その製造に際し、上記凹条部8,8,・・を形成するため
のプレス加工の他に、湾曲成形加工が必要であるが、こ
の湾曲成形加工はプレス加工と同時に行うことができる
ものであり、作業工数的には上記各実施例の如き平板状
の熱交換器1の製造と変わるところはない。
【0054】第5実施例 図10には、本願発明の第5実施例にかかる熱交換器1
を示している。この実施例のものも、上記第4実施例と
同様の思想に基づくものであって、伝熱面積の拡大を図
るべく、熱交換器1をその厚さ方向に波状に屈曲させて
構成したものである。従って、この実施例の熱交換器1
においては、上記第4実施例と同様の効果が期待できる
ことは勿論である。
【0055】尚、この実施例の熱交換器1も、その製造
に際しては、上記第4実施例の場合と同様に、波状の屈
曲成形加工を凹条部8を形成するためのプレス加工と同
時に行うことができるものである第6実施例 第図11には、本願発明の第6実施例にかかる熱交換器
1を示している。この実施例の熱交換器1は、上記第4
及び第5実施例のものと同様に伝熱面積の拡大による熱
交換性能の向上と空調機へのレイアウト自由度の向上と
を狙ったものである。ただ、この実施例のものは、上記
第4及び第5実施例のものが上記各伝熱管2,2,・・を
直管状に保持したまま網状フィン群7を湾曲あるいは屈
曲させているのに対して、屈曲方向を上記各伝熱管2,
2,・・の軸方向に設定し、該各伝熱管2,2,・・と網
状フィン群7とを一体的に屈曲させた構成を採っている
が上記第4及び第5実施例のものと異なっている。従っ
て、この実施例のものにおいても上記第4及び第5実施
例のものと同様の効果が得られることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1実施例にかかる熱交換器の側面
図である。
【図2】図1に示した熱交換器の製造工程の説明図であ
る。
【図3】図1に示した熱交換器の変形例を示す斜視図で
ある。
【図4】図1に示した熱交換器の変形例を示す斜視図で
ある。
【図5】本願発明の第2実施例にかかるメッシュフィン
付き熱交換器の側面図である。
【図6】図5に示した熱交換器の製造工程の説明図であ
る。
【図7】本願発明の第3実施例にかかる熱交換器の側面
図である。
【図8】図7に示した熱交換器の空調機への配置構造図
である。
【図9】本願発明の第4実施例にかかる熱交換器の平面
図である。
【図10】本願発明の第5実施例にかかる熱交換器の平
面図である。
【図11】本願発明の第6実施例にかかる熱交換器の斜
視図である。
【図12】従来の熱交換器の製造工程説明図である。
【符号の説明】
1は熱交換器、2は伝熱管、3は伝熱管群、4は網状フ
ィン、5は網状フィン積層体、7は網状フィン群、8は
凹条部、10は接合部、11は切欠穴、12は不連続
部、15は空調機、16はファン、17は吸込口、18
は吹出口である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川端 克宏 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 (72)発明者 田中 順一郎 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の網状フィン(4),(4),・・が積
    層されるとともにその積層方向の両側面には半円状の断
    面形状をもち平面方向に延びる複数の凹条部(8),(8),
    ・・が所定間隔をもって略平行に形成された複数の網状
    フィン積層体(5),(5),・・が、 相互に対向する一方の網状フィン積層体(5)の各凹条部
    (8),(8),・・と他方の網状フィン積層体(5)の各凹条
    部(8),(8),・・とで複数の伝熱管(2),(2),・・を両
    側から挟んだ状態で順次積層されるとともに、 上記各凹条部(8),(8),・・の底部において上記各網状
    フィン積層体(5),(5),・・と上記各伝熱管(2),(2),
    ・・とが相互に接合されていることを特徴とするメッシ
    ュフィン付き熱交換器。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記各網状フィン積
    層体(5),(5),・・間に配置された上記各伝熱管(2),
    (2),・・が、該各網状フィン積層体(5),(5),・・の
    積層方向に順次連続して偏平状の伝熱管群(3)を構成し
    ていることを特徴とするメッシュフィン付き熱交換器。
  3. 【請求項3】 請求項2において、上記各伝熱管群
    (3),(3),・・の偏平方向が、上記各網状フィン積層体
    (5),(5),・・の積層方向にほぼ沿う方向に設定されて
    いることを特徴とするメッシュフィン付き熱交換器。
  4. 【請求項4】 請求項2において、上記各伝熱管群
    (3),(3),・・の偏平方向が、上記各網状フィン積層体
    (5),(5),・・の積層方向に対して所定の傾斜角を有し
    ていることを特徴とするメッシュフィン付き熱交換器。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,3または4において、上記
    各網状フィン積層体(5),(5),・・と上記各伝熱管
    (2),(2),・・との接合部(10),(10),・・が、上記
    伝熱管(2),(2),・・の軸方向において不連続とされて
    いることを特徴とするメッシュフィン付き熱交換器。
  6. 【請求項6】 請求項1,2,3または4において、上記
    網状フィン積層体(5),(5),・・の上記各凹条部(8),
    (8),・・に対応する部位に切欠穴(11),(11),・・が
    形成されていることを特徴とするメッシュフィン付き熱
    交換器。
  7. 【請求項7】 複数枚の網状フィン(4),(4),・・を積
    層してその積層方向の両側から半円状の断面形状をもち
    平面方向に延びる複数の凹条部(8),(8),・・をプレス
    成形して網状フィン積層体(5)を得るとともに、こうし
    て得られた複数の網状フィン積層体(5),(5),・・の上
    記各凹条部(8),(8),・・の底部に固着材を配置した状
    態で該各網状フィン積層体(5),(5),・・を、上記各凹
    条部(8),(8),・・内に複数の伝熱管(2),(2),・・を
    嵌合させながら順次積層して相互に固着せしめることを
    特徴とするメッシュフィン付き熱交換器の製造方法。
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