JPH0719155A - プランジャポンプ - Google Patents
プランジャポンプInfo
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- JPH0719155A JPH0719155A JP16119193A JP16119193A JPH0719155A JP H0719155 A JPH0719155 A JP H0719155A JP 16119193 A JP16119193 A JP 16119193A JP 16119193 A JP16119193 A JP 16119193A JP H0719155 A JPH0719155 A JP H0719155A
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- plunger
- lubricating oil
- liquid medium
- cylinder bore
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Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明はプランジャポンプに関し、大気導入
孔によって液体媒体と潤滑油との混合を簡易な装置で防
止することを目的とする。 【構成】プランジャ6の往復動によって圧力室50で液
体媒体が加圧され、吐出される。潤滑油供給路9から潤
滑油がシリンダの摺動部分に導入される。前記プランジ
ャの往復運動による圧力変化が大気導入孔により抑制さ
れ、それでも移動する液体媒体と潤滑油は、鍔部で溜め
て回収空間でそれぞれ別に集めて回収する。従って液体
媒体と潤滑油は接触し、混合することは完全に防止され
る。
孔によって液体媒体と潤滑油との混合を簡易な装置で防
止することを目的とする。 【構成】プランジャ6の往復動によって圧力室50で液
体媒体が加圧され、吐出される。潤滑油供給路9から潤
滑油がシリンダの摺動部分に導入される。前記プランジ
ャの往復運動による圧力変化が大気導入孔により抑制さ
れ、それでも移動する液体媒体と潤滑油は、鍔部で溜め
て回収空間でそれぞれ別に集めて回収する。従って液体
媒体と潤滑油は接触し、混合することは完全に防止され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプランジャの一端が回転
するカムに当接することでプランジャはシリンダボア内
を往復し、プランジャの他端に形成される圧力室より流
体媒体の圧送を行うプランジャポンプに関する。
するカムに当接することでプランジャはシリンダボア内
を往復し、プランジャの他端に形成される圧力室より流
体媒体の圧送を行うプランジャポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】回転する斜板に一端が接触することで往
復運動をするプランジャによってポンプ作用を実現する
プランジャポンプが提案されている。かかるプランジャ
ポンプは内燃機関の燃料系における燃料ポンプに使用す
ることができる。例えば、特開平5−44629号はこ
の種のポンプを開示する。以下、図13に基づいて説明
する。
復運動をするプランジャによってポンプ作用を実現する
プランジャポンプが提案されている。かかるプランジャ
ポンプは内燃機関の燃料系における燃料ポンプに使用す
ることができる。例えば、特開平5−44629号はこ
の種のポンプを開示する。以下、図13に基づいて説明
する。
【0003】プランジャ6bの一端は、回転軸1に固定
され一体回転する円板(カム)7にタペット6aを介し
て付勢するコイルスプリング8により常に接触する。プ
ランジャ6bの他端には圧力室50が形成され、燃料供
給口より液体媒体が低圧で送られる。液体媒体は、斜板
7の回転に連動するプランジャ6bの往復運動による圧
力室50の容積の変化によりチェックボール31を介し
て図示しないポンプ外に高圧で吐出される。
され一体回転する円板(カム)7にタペット6aを介し
て付勢するコイルスプリング8により常に接触する。プ
ランジャ6bの他端には圧力室50が形成され、燃料供
給口より液体媒体が低圧で送られる。液体媒体は、斜板
7の回転に連動するプランジャ6bの往復運動による圧
力室50の容積の変化によりチェックボール31を介し
て図示しないポンプ外に高圧で吐出される。
【0004】ここで往復運動するプランジャ6bとタペ
ット6aの外周面には、潤滑油が潤滑油供給路9から供
給されている。このためにプランジャ6bの外周面の潤
滑油および圧送漏れした液体媒体は、プランジャ6bの
往復運動により発生する圧力変化によりそれぞれプラン
ジャ6bに沿って移動し、混合のおそれがある。従って
その対策として、従来タペット6aの外周面の潤滑油供
給口9aと圧力室50の間に円板7と同一の駆動源(回
転軸1)により回転駆動されるエア圧送部材70が設け
られる。そしてエア圧送部材70からエアを供給するエ
ア供給溝76を設け、そこからエアが供給されエア回収
孔68等から抜けるエアの流れによって潤滑油と流体媒
体の混合が遮断されている。
ット6aの外周面には、潤滑油が潤滑油供給路9から供
給されている。このためにプランジャ6bの外周面の潤
滑油および圧送漏れした液体媒体は、プランジャ6bの
往復運動により発生する圧力変化によりそれぞれプラン
ジャ6bに沿って移動し、混合のおそれがある。従って
その対策として、従来タペット6aの外周面の潤滑油供
給口9aと圧力室50の間に円板7と同一の駆動源(回
転軸1)により回転駆動されるエア圧送部材70が設け
られる。そしてエア圧送部材70からエアを供給するエ
ア供給溝76を設け、そこからエアが供給されエア回収
孔68等から抜けるエアの流れによって潤滑油と流体媒
体の混合が遮断されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の構造のプランジ
ャポンプにおいては、液体媒体と潤滑油が混合し潤滑油
の消費および機能低下が起こるという問題の解決のため
に、エア圧送部材を必要とするので、プランジャポンプ
本体の大きさが増し、構造が複雑になる他に、カムの回
転力でエア圧送を行うので、プランジャを動かすための
動力の損失が起きるなどの問題点を有している。
ャポンプにおいては、液体媒体と潤滑油が混合し潤滑油
の消費および機能低下が起こるという問題の解決のため
に、エア圧送部材を必要とするので、プランジャポンプ
本体の大きさが増し、構造が複雑になる他に、カムの回
転力でエア圧送を行うので、プランジャを動かすための
動力の損失が起きるなどの問題点を有している。
【0006】そこでこの発明の課題は、シリンダボアに
設けられた空間を大気開放することだけで、プランジャ
の往復運動により該空間に発生する圧力変化を抑制し、
液体媒体と潤滑油の接触、混合を防ぐことである。
設けられた空間を大気開放することだけで、プランジャ
の往復運動により該空間に発生する圧力変化を抑制し、
液体媒体と潤滑油の接触、混合を防ぐことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、この発明は、プランジャの一端がタペッ
トを介して回転するカムに当接することで、プランジャ
はシリンダボア内を往復し、プランジャの他端とシリン
ダボアとの間に形成される圧力室で、液体媒体供給口か
ら供給される液体媒体を圧送するプランジャポンプにお
いて、前記タペットの摺動面に液体媒体と異なる潤滑油
を供給する潤滑油供給口を設け、前記潤滑油供給口と前
記圧力室との中間のシリンダボアに、大気導入孔により
大気と連通され、かつ前記タペット側に潤滑油を回収す
る連通路の開口部と前記圧力室側に液体媒体を回収する
連通路の開口部を持つ空間を設けてなる。
の手段として、この発明は、プランジャの一端がタペッ
トを介して回転するカムに当接することで、プランジャ
はシリンダボア内を往復し、プランジャの他端とシリン
ダボアとの間に形成される圧力室で、液体媒体供給口か
ら供給される液体媒体を圧送するプランジャポンプにお
いて、前記タペットの摺動面に液体媒体と異なる潤滑油
を供給する潤滑油供給口を設け、前記潤滑油供給口と前
記圧力室との中間のシリンダボアに、大気導入孔により
大気と連通され、かつ前記タペット側に潤滑油を回収す
る連通路の開口部と前記圧力室側に液体媒体を回収する
連通路の開口部を持つ空間を設けてなる。
【0008】
【作用】上記の手段によれば、タペットが軸方向に摺動
し、タペットおよびプランジャの往復運動が起こりシリ
ンダボアに設けられた空間の容積が変化する。しかし該
空間内の圧力変化は、大気導入孔で抑制される。従って
液体媒体および潤滑油が、圧力変化による付勢により各
々の回収路を越えて移動することはなく、両者が接触、
混合することがなくなる。
し、タペットおよびプランジャの往復運動が起こりシリ
ンダボアに設けられた空間の容積が変化する。しかし該
空間内の圧力変化は、大気導入孔で抑制される。従って
液体媒体および潤滑油が、圧力変化による付勢により各
々の回収路を越えて移動することはなく、両者が接触、
混合することがなくなる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の第1実施例を説明する。第
1実施例は、この発明を内燃機関の燃料噴射ポンプに適
用したものである。図1には、第1実施例のプランジャ
ポンプの断面を模式的に示している。また図2から図9
については、第1実施例に係る詳細な断面図および側面
図となっている。回転軸1は、ポンプ本体2にボールベ
アリング3、4を介して回転自在に軸支され、図示しな
い動力、例えばエンジンのクランク軸等、により駆動さ
れている。回転軸1のポンプ本体2側の一端には回転軸
に同芯状に円板7が形成される。円板7の軸方向端面の
一方には、回転軸1の軸線に対して幾分傾斜する傾斜面
7aを形成する。
1実施例は、この発明を内燃機関の燃料噴射ポンプに適
用したものである。図1には、第1実施例のプランジャ
ポンプの断面を模式的に示している。また図2から図9
については、第1実施例に係る詳細な断面図および側面
図となっている。回転軸1は、ポンプ本体2にボールベ
アリング3、4を介して回転自在に軸支され、図示しな
い動力、例えばエンジンのクランク軸等、により駆動さ
れている。回転軸1のポンプ本体2側の一端には回転軸
に同芯状に円板7が形成される。円板7の軸方向端面の
一方には、回転軸1の軸線に対して幾分傾斜する傾斜面
7aを形成する。
【0010】ポンプ本体2内部には、円板7に近い順に
第1シリンダボア12a、空間17、第2シリンダボア
12b、空間13および第3シリンダボア12cの順に
回転軸1に平行に同軸上に形成される。本実施例では、
ポンプ本体2内にこのシリンダボア12a、12b、1
2cおよび空間13、17の組合せが回転軸1の周方向
等間隔に5組形成される。第1シリンダボア12aには
タペット5が摺動可能に挿入される。また第2シリンダ
ボア12b、第3シリンダボア12cにはプランジャ6
が摺動可能に挿入されており、プランジャ6は、第2シ
リンダボア12b、空間13、17内を貫通して配置さ
れている。プランジャ6は、プランジャ6の円板7側端
部とポンプ本体2に両端を支持されるコイルスプリング
8により、円板7側へ付勢される。したがってタペット
5は、プランジャ6の円板7側端部により円板7へ常時
当接するように付勢されていることになる。この摺動の
ために第1シリンダボア12aの内周に潤滑油供給路9
の一端が開口し、潤滑油供給路9の他端は、給油口39
(図4)に連結されている。この給油口39には、図示
しないオイルポンプより潤滑油が供給される。また第3
シリンダボア12cに嵌入されたプランジャ6の前記先
端部には、圧力室50が形成され、燃料供給口40から
供給され燃料供給路10および円環溝49(図3)を通
って低圧の燃料が圧力室50に供給され、プランジャ6
の往復運動により圧送された燃料は、チェックボール3
1を介して燃料吐出路11を通り吐出口42(図4)よ
り図示しない燃料噴射ノズルへ吐出される。
第1シリンダボア12a、空間17、第2シリンダボア
12b、空間13および第3シリンダボア12cの順に
回転軸1に平行に同軸上に形成される。本実施例では、
ポンプ本体2内にこのシリンダボア12a、12b、1
2cおよび空間13、17の組合せが回転軸1の周方向
等間隔に5組形成される。第1シリンダボア12aには
タペット5が摺動可能に挿入される。また第2シリンダ
ボア12b、第3シリンダボア12cにはプランジャ6
が摺動可能に挿入されており、プランジャ6は、第2シ
リンダボア12b、空間13、17内を貫通して配置さ
れている。プランジャ6は、プランジャ6の円板7側端
部とポンプ本体2に両端を支持されるコイルスプリング
8により、円板7側へ付勢される。したがってタペット
5は、プランジャ6の円板7側端部により円板7へ常時
当接するように付勢されていることになる。この摺動の
ために第1シリンダボア12aの内周に潤滑油供給路9
の一端が開口し、潤滑油供給路9の他端は、給油口39
(図4)に連結されている。この給油口39には、図示
しないオイルポンプより潤滑油が供給される。また第3
シリンダボア12cに嵌入されたプランジャ6の前記先
端部には、圧力室50が形成され、燃料供給口40から
供給され燃料供給路10および円環溝49(図3)を通
って低圧の燃料が圧力室50に供給され、プランジャ6
の往復運動により圧送された燃料は、チェックボール3
1を介して燃料吐出路11を通り吐出口42(図4)よ
り図示しない燃料噴射ノズルへ吐出される。
【0011】第1シリンダボア12aと第2シリンダボ
ア12bとの間に設けられた潤滑油を回収する円筒状で
第1シリンダボア12a、第2シリンダボア12bより
大径の空間17に、大気を導入できる大気導入孔21と
潤滑油供給路9からの潤滑油を回収する潤滑油回収路1
9の一端が開口されている。また第2シリンダボア12
bと第3シリンダボア12cとの間に設けられた漏洩燃
料を回収する円筒状で第2シリンダボア12b、第3シ
リンダボア12cより大径の空間13にも、同様な大気
導入孔20と漏洩燃料を回収する燃料回収路15の一端
が開口されている。また図7、図8を参照するとわかる
ように大気導入孔20、21(環状通路56、70によ
り連通路57、58、59、60、61、73、74、
75、76、77に連接する。)は、搭載時に上方とな
る位置に開孔されるのが望ましい。プランジャ6には、
燃料のプランジャ6を伝わる移動を止めるために、鍔部
18、14が、潤滑油を回収する空間17および燃料を
回収する空間13に対応してプランジャの運動を妨げな
いように設けられる。
ア12bとの間に設けられた潤滑油を回収する円筒状で
第1シリンダボア12a、第2シリンダボア12bより
大径の空間17に、大気を導入できる大気導入孔21と
潤滑油供給路9からの潤滑油を回収する潤滑油回収路1
9の一端が開口されている。また第2シリンダボア12
bと第3シリンダボア12cとの間に設けられた漏洩燃
料を回収する円筒状で第2シリンダボア12b、第3シ
リンダボア12cより大径の空間13にも、同様な大気
導入孔20と漏洩燃料を回収する燃料回収路15の一端
が開口されている。また図7、図8を参照するとわかる
ように大気導入孔20、21(環状通路56、70によ
り連通路57、58、59、60、61、73、74、
75、76、77に連接する。)は、搭載時に上方とな
る位置に開孔されるのが望ましい。プランジャ6には、
燃料のプランジャ6を伝わる移動を止めるために、鍔部
18、14が、潤滑油を回収する空間17および燃料を
回収する空間13に対応してプランジャの運動を妨げな
いように設けられる。
【0012】図2および図4はプランジャポンプの組付
後の側面図を示しボルト43により固定され、潤滑油の
外部からの供給口39、燃料の外部からの供給口40お
よび燃料の回収口41が外部と接続されるべく開口して
いる。図5および図9については、プランジャポンプの
組付前の断面図であり位置決めのためのピン46、47
が設けられている。図6、図7および図8は、図3の指
定位置の断面図であり、図1と略対応している。図1の
大気導入孔21は、図7の73、74、75、76、7
7に連接しており、図1の潤滑油回収路19は、図6の
65、66、67、68、69に連接しており、同様に
大気導入孔20は、図8の57、58、59、60、6
1に、燃料回収路15は、図8の51、52、53、5
4、55に連接している。また潤滑油回収孔19(環状
通路70により連通路65、66、67、68、69に
連接する。)、および燃料回収孔15(環状通路56に
より連通路51、52、53、54、55に連接す
る。)は、重力により潤滑油および燃料を回収できるよ
うにそれぞれのプランジャ中心より下方に設けられるの
が望ましい。
後の側面図を示しボルト43により固定され、潤滑油の
外部からの供給口39、燃料の外部からの供給口40お
よび燃料の回収口41が外部と接続されるべく開口して
いる。図5および図9については、プランジャポンプの
組付前の断面図であり位置決めのためのピン46、47
が設けられている。図6、図7および図8は、図3の指
定位置の断面図であり、図1と略対応している。図1の
大気導入孔21は、図7の73、74、75、76、7
7に連接しており、図1の潤滑油回収路19は、図6の
65、66、67、68、69に連接しており、同様に
大気導入孔20は、図8の57、58、59、60、6
1に、燃料回収路15は、図8の51、52、53、5
4、55に連接している。また潤滑油回収孔19(環状
通路70により連通路65、66、67、68、69に
連接する。)、および燃料回収孔15(環状通路56に
より連通路51、52、53、54、55に連接す
る。)は、重力により潤滑油および燃料を回収できるよ
うにそれぞれのプランジャ中心より下方に設けられるの
が望ましい。
【0013】このため潤滑油を集める空間17および漏
洩燃料を集める空間13に発生する圧力変化が、大気導
入孔20、21により大気に開放することにより抑制さ
れる。結果として潤滑油および燃料の第2シリンダボア
12bを通過する移動が抑制され、潤滑油と燃料の接触
する前に潤滑油回収路19および燃料回収路15により
別々に回収される。また潤滑油のタペット5を伝わる移
動を止めるためにも鍔部18が設けられる。
洩燃料を集める空間13に発生する圧力変化が、大気導
入孔20、21により大気に開放することにより抑制さ
れる。結果として潤滑油および燃料の第2シリンダボア
12bを通過する移動が抑制され、潤滑油と燃料の接触
する前に潤滑油回収路19および燃料回収路15により
別々に回収される。また潤滑油のタペット5を伝わる移
動を止めるためにも鍔部18が設けられる。
【0014】回転軸1によって円板7が回転されると、
プランジャ6が軸方向厚みが小さくなって行く傾斜面7
aに接触するとき、プランジャ6はコイルスプリング8
によって図中左方向に動き、プランジャ6が円板7の厚
みが増大する傾斜面7aに接触するとき、プランジャ6
はコイルスプリング8に抗して図中右方向に動く。プラ
ンジャ6が開口部10aと圧力室50と連通する位置に
来ると、開口部10aから圧力室50に低圧の媒体が吸
入される。そしてプランジャが図の右方向に移動すると
き、開口部10aが塞がれた後は圧力室50の媒体はプ
ランジャ26によって圧縮を受け、媒体の圧力によって
チェックボール31はスプリング31aに抗して押し開
けられ、液体媒体が圧送される。この過程の中で移動を
抑制された潤滑油および燃料は、プランジャ6およびタ
ペット5を伝って少量ながら移動する。この少量の潤滑
油および燃料は、鍔部14、18により移動を止められ
て、鍔部14、18から空間13、17へ滴下し、空間
13、17に設けられた回収路15、19によりそれぞ
れ回収される。
プランジャ6が軸方向厚みが小さくなって行く傾斜面7
aに接触するとき、プランジャ6はコイルスプリング8
によって図中左方向に動き、プランジャ6が円板7の厚
みが増大する傾斜面7aに接触するとき、プランジャ6
はコイルスプリング8に抗して図中右方向に動く。プラ
ンジャ6が開口部10aと圧力室50と連通する位置に
来ると、開口部10aから圧力室50に低圧の媒体が吸
入される。そしてプランジャが図の右方向に移動すると
き、開口部10aが塞がれた後は圧力室50の媒体はプ
ランジャ26によって圧縮を受け、媒体の圧力によって
チェックボール31はスプリング31aに抗して押し開
けられ、液体媒体が圧送される。この過程の中で移動を
抑制された潤滑油および燃料は、プランジャ6およびタ
ペット5を伝って少量ながら移動する。この少量の潤滑
油および燃料は、鍔部14、18により移動を止められ
て、鍔部14、18から空間13、17へ滴下し、空間
13、17に設けられた回収路15、19によりそれぞ
れ回収される。
【0015】次に第2実施例について図10、図11お
よび図12に基づき説明する。図10における図示しな
い円板とプランジャ6との力の方向は、図示しないタペ
ットを介して図示しない傾斜面と直交し、前記傾斜面と
プランジャ6の軸線81とは相互に傾斜しているから、
前記円板からの該傾斜面に直交する力により、プランジ
ャ6にはその軸線81方向の力だけではなく、同軸線8
1と直交する方向の力(側圧)が加わる。そのため加圧
に直接関与するプランジャ6の第3シリンダボア12c
に嵌入された先端のエッジ部84がガイド部Aがない状
態では、直接前記側圧を受けて、接触、磨耗して燃料の
漏洩が多くなる恐れがある。しかしプランジャ先端部分
84に液体媒体の吸入を妨げないガイド部Aを設ける
と、ガイド部Aの22および23が前記側圧を受けて、
加圧に直接関与する部分84の磨耗を保護するために、
プランジャが偏磨耗して摺動面からの液体媒体が漏洩す
る量が増す恐れがなくなる。またシリンダボア12cの
磨耗を防ぐためには、図12のようにTIN処理を施し
た半割スリーブBを圧入すると共にプランジャ6にもT
IN処理を施すと、プランジャ6およびシリンダボア1
2の偏磨耗を防ぎ、液体媒体の漏洩を僅少とすることが
でき、かつ漏洩量の増量を抑制する。ここで半割スリー
ブとしたが、TIN処理できれば、筒状スリーブにして
もよい。
よび図12に基づき説明する。図10における図示しな
い円板とプランジャ6との力の方向は、図示しないタペ
ットを介して図示しない傾斜面と直交し、前記傾斜面と
プランジャ6の軸線81とは相互に傾斜しているから、
前記円板からの該傾斜面に直交する力により、プランジ
ャ6にはその軸線81方向の力だけではなく、同軸線8
1と直交する方向の力(側圧)が加わる。そのため加圧
に直接関与するプランジャ6の第3シリンダボア12c
に嵌入された先端のエッジ部84がガイド部Aがない状
態では、直接前記側圧を受けて、接触、磨耗して燃料の
漏洩が多くなる恐れがある。しかしプランジャ先端部分
84に液体媒体の吸入を妨げないガイド部Aを設ける
と、ガイド部Aの22および23が前記側圧を受けて、
加圧に直接関与する部分84の磨耗を保護するために、
プランジャが偏磨耗して摺動面からの液体媒体が漏洩す
る量が増す恐れがなくなる。またシリンダボア12cの
磨耗を防ぐためには、図12のようにTIN処理を施し
た半割スリーブBを圧入すると共にプランジャ6にもT
IN処理を施すと、プランジャ6およびシリンダボア1
2の偏磨耗を防ぎ、液体媒体の漏洩を僅少とすることが
でき、かつ漏洩量の増量を抑制する。ここで半割スリー
ブとしたが、TIN処理できれば、筒状スリーブにして
もよい。
【0016】
【発明の効果】従来の装置に必要であったエア圧送部分
が不要となり動力も要さないので、プランジャポンプ本
体が小型化・簡素化される。更に大気導入孔によりプラ
ンジャの往復運動から発生する圧力変化が抑制されて、
流体媒体および潤滑油の移動が抑止され、潤滑油の流体
媒体への混合が起こらないので、潤滑油の消費が無くな
る。加えて、従来通り流体媒体の潤滑油への混入による
潤滑効果の低減をも防ぎ、良好な潤滑性も維持すること
ができる。
が不要となり動力も要さないので、プランジャポンプ本
体が小型化・簡素化される。更に大気導入孔によりプラ
ンジャの往復運動から発生する圧力変化が抑制されて、
流体媒体および潤滑油の移動が抑止され、潤滑油の流体
媒体への混合が起こらないので、潤滑油の消費が無くな
る。加えて、従来通り流体媒体の潤滑油への混入による
潤滑効果の低減をも防ぎ、良好な潤滑性も維持すること
ができる。
【図1】この発明の第1実施例であるプランジャポンプ
の断面の模式図。
の断面の模式図。
【図2】この発明の第1実施例であるプランジャポンプ
の回転軸側の側面図。
の回転軸側の側面図。
【図3】この発明の第1実施例であるプランジャポンプ
の断面図。
の断面図。
【図4】この発明の第1実施例であるプランジャポンプ
の吐出口側の側面図。
の吐出口側の側面図。
【図5】図3のI −I 線に沿う横断面図。
【図6】図3のII−II線に沿う横断面図。
【図7】図3のIII-III線に沿う横断面図。
【図8】図3のIV−IV線に沿う横断面図。
【図9】図3のV −V 線に沿う横断面図。
【図10】この発明の第2実施例であるガイド部を設け
たプランジャの断面図。
たプランジャの断面図。
【図11】この発明の第2実施例であるガイド部を設け
たプランジャを用いたプランジャポンプの横断面図。
たプランジャを用いたプランジャポンプの横断面図。
【図12】この発明の第2実施例である半割スリーブと
プランジャにTIN処理をしたプランジャポンプの断面
図。
プランジャにTIN処理をしたプランジャポンプの断面
図。
【図13】従来のプランジャポンプの一例を示す断面
図。
図。
1 ・・・回転軸 2 ・・・ポンプ本体 3、4 ・・・ボールベアリング 5 ・・・タペット 6 ・・・プランジャ 7 ・・・円板(カム) 8、31a・・・コイルスプリング 12a ・・・第1シリンダボア 12b ・・・第2シリンダボア 12c ・・・第3シリンダボア 13、17・・・回収空間 14、18・・・鍔部 50 ・・・圧力室 A ・・・ガイド部 B ・・・半割スリーブ
Claims (1)
- 【請求項1】ポンプ本体内のシリンダ内に装着されるプ
ランジャの一端にタペットを当接させ、そのタペットを
カムによりプランジャ軸方向に駆動することにより、プ
ランジャの他端とシリンダボアとの間に形成される圧力
室で、液体媒体供給口から供給される液体媒体を圧送す
るプランジャポンプにおいて、前記タペットのシリンダ
ボアとの摺動面に液体媒体と異なる潤滑油を供給する潤
滑油供給口を設け、前記潤滑油供給口と前記圧力室との
中間のシリンダボアに、大気導入孔により大気と連通さ
れ、かつ前記タペット側に潤滑油を回収する連通路の開
口部と前記圧力室側に液体媒体を回収する連通路の開口
部を持つ空間を設けたことを特徴とするプランジャポン
プ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16119193A JPH0719155A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | プランジャポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16119193A JPH0719155A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | プランジャポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0719155A true JPH0719155A (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=15730321
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16119193A Pending JPH0719155A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | プランジャポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0719155A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102235277A (zh) * | 2010-04-21 | 2011-11-09 | 三菱电机株式会社 | 燃料供给装置 |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP16119193A patent/JPH0719155A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102235277A (zh) * | 2010-04-21 | 2011-11-09 | 三菱电机株式会社 | 燃料供给装置 |
| JP2011226413A (ja) * | 2010-04-21 | 2011-11-10 | Mitsubishi Electric Corp | 燃料供給装置 |
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