JPH07191966A - 行列掛け算回路 - Google Patents

行列掛け算回路

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JPH07191966A
JPH07191966A JP4330734A JP33073492A JPH07191966A JP H07191966 A JPH07191966 A JP H07191966A JP 4330734 A JP4330734 A JP 4330734A JP 33073492 A JP33073492 A JP 33073492A JP H07191966 A JPH07191966 A JP H07191966A
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ナン カオ ジン
Jinn-Shyan Wang
シャン ワン ジン
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Abstract

(57)【要約】 【目的】効率的に3行列の積を取ることのできる回路お
よびアルゴリズムを提供する。 【構成】第1のステ−ジ12は、第1の行列と第2の行
列の掛け算を行い中間行列を生成し、第2のステ−ジは
第3の行列と中間行列の積を求め最終的な行列を計算す
る。各ステ−ジは、当該ステ−ジが生成する行列の要素
を生成するために、ット掛け算処理部のパイプライン1
6、18を複数有している。各パイプライン16、18
は、同ステ−ジの他のパイプラインと並列に動作し、そ
れぞれ、当該ステ−ジが生成する行列の各列を生成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、行列の掛け算を行う回
路およびアルゴリズムに関するものである。本発明に係
る回路およびアルゴリズムは、特に、データ行列の離散
コサイン変換(以下、「DCT」と記す)の実現に適し
ている。
【0002】
【従来の技術】2次元DCTは、遠隔地間の通信や記憶
のための映像信号の圧縮にとって重要である。
【0003】N×Nの入力データ行列の2次元DCT
は、式1aで定義することができる。
【0004】なお、以下の記載では、行列は大文字の英
字で示す。また、行列の要素は小文字の英字で示す。
【0005】
【数5】
【0006】また、この逆変換は、式1bで同様に定義
することができる。
【0007】
【数6】
【0008】X(n1,n2)は入力データ行列を示し、
Z(k1,k2)は変換係数の行列を示している。
【0009】ここで、数5は、行列形式で、 Z=CXC^ − 式2 と各ことができる。ここで、Cはコサイン係数行列を示
し、C^はCの転置行列を表している。
【0010】詳細な表現によれば、式2は式3に書き直
すことができる。
【0011】
【数7】
【0012】このように、互いに掛け合わされている3
つのN×N行列がある。ここで、行列Yを、Y=XC
^、または、式4で定義する。
【0013】
【数8】
【0014】ここのようにすると、行列Zは、式5のよ
うに書くことができる。
【0015】
【数9】
【0016】2×2の場合を例にとると、式4は、式6
のように表される。
【0017】
【数10】
【0018】また、式5は、式7のように表される。
【0019】
【数11】
【0020】従来、DCTの実施に関して種々の提案が
成されている。このような提案は、たとえば、Discrete
Cosine Transform(N.Ahmed,T.Matarajan and K.Rao,19
74 IEEE.Trans.on Comp.90)や、VLSI Implementation of
16×16 Discrete cosine transform(M.Sung,T.Chen an
d A.Gottlieb,IEEE Trans. on Cir.and Sys.,Apr.,198
9,610)や、Fast Algorithm and Implementation of a 2-
D Discrete Cosine Transform(N chou and S Lee,IEEE
Trans. on Cir.and Sys.,Mar.,1991,297)や、A Fast Rec
ursive Algorithm for Computing the Discrete Cosine
Transform(H.Hou、IEEE Trans. on Cir.and Sys.,Oct.,
1987,1455)等に記載されている。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら従来の
技術技法には、次のような問題点がある。
【0022】1.行−列分解法(row−column
decomposition)を用いた場合には、解
を得るために転置メモリが必要となり、パイプラインデ
ータ処理が、とても困難になる。
【0023】2.2次元DCTを直接的に実施しようと
すると、実現のために必要となるハ−ドウェアのコスト
が、その利益を超えて大きくなる。
【0024】3.ほとんど解法は、モジュ−ル化されて
いないために、低速で非効率的にしか実施できない。
【0025】そこで、本発明の特徴の1つは、これら従
来の技術の問題点を解決することのできるアルゴリズム
および回路を提供する点である。
【0026】さて、先に示したように、DCTを行うた
めには、3つの行列の積をとることが必要である。そこ
で、本発明は、効率的に3行列の積を取ることのできる
回路およびアルゴリズムを提供することを目的とする。
ここで、本発明に係る回路は、DCTに必要な3行列の
積算に適用することができる。
【0027】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のために、
本発明は、要素xij i=1,..,I,j=
1,..,Jよりなる第1の行列Xと、要素c^jk
=1,..,J,k=1,..,Kより成る行列C^の
掛け算を行い、要素yikよりなる中間行列Yを出力す
る第1の掛け算ステ−ジと、要素cli l=1,..,
L,i=1,..,Iよりなる第1の行列Cと、中間行
列Yの掛け算を行う第2の掛け算ステ−ジを有する行列
掛け算回路およびアルゴリズムを提供する。ここで、た
とえば、行列Xはデータ行列であり、行列C^はコサイ
ン係数行列の転置行列、行列Cはコサイン係数行列とし
てもよい。
【0028】
【作用】本発明の一実施態様によれば、この第1のステ
−ジは、複数の処理部パイプラインと、レジスタパイプ
ラインを有している。各処理部パイプラインは、たとえ
ば、ビット掛け算処理部の縦並びの列である。x11,x
12,..,x1J,x21,x22,..,x2J,..,xIJ
の順序の行列Xの要素より成る第1の入力シ−ケンスは
レジスタパイプラインに入力される。レジスタパイプラ
インにおいて、行列要素は、レジスタからレジスタへと
順次シフトされる。レジスタパイプラインは、連続する
サイクルにおいて、前記第1のシ−ケンスの要素の第m
ビットを、第1ステ−ジの各パイプライン回路のm番目
の処理部に出力する。ここで、mは、1から要素xij
ビットの数までの間のインデックスである。各処理部パ
イプラインは、また、それぞれ、行列C^の特定の列k
の要素のI回の繰り返しを第2のシ−ケンスとして受け
取る。ここでIは、行列Xの行数と同じ数である。言い
替えるならば、各処理部パイプラインは、行列C^の1
列の要素を、行列Xの各行につき1度づつ繰り返し受け
取る。これらの行列要素は、処理部パイプラインにそっ
て処理部から処理部へと送られる。各シ−ケンスよりの
行列要素は、1サイクル毎に入力される。各処理部パイ
プラインは、特定のkの値について、積xijjkをシ−
ケンシャルに計算する。したがい、処理部パイプライン
の数は、Kに等しく、インデックスkの各値について、
1つの処理部パイプラインがある。すなわち、行列C^
の要素の各列に対して、1つの処理部パイプラインがあ
る。
【0029】第1ステ−ジの各処理部パイプライン最後
には、パイプラインの最後から2番目の処理部から出力
された全てのiについての積xijjkを累積するアキュ
ムレ−タを備えた処理部が設けられている。このような
累積機構は、中間行列Yの要素を生じる。このようにし
て、各パイプラインの最後の処理部のアキュムレ−タ
は、行列C^の特定の1列の要素と行列Xの特定の1行
の要素の引数ペアのグル−プから産じた積結果を互いに
加算する。
【0030】第2のステ−ジも、また、複数の処理部パ
イプラインと、1つのレジスタパイプラインを有してい
る。各処理部パイプラインは、ビット掛け算処理部の縦
並びの列である。c11,c21,..,cL1,c21
22,..,cL2,..,cLIの順序の行列Cの要素c
liより成る第1の入力シ−ケンスはレジスタパイプライ
ンに入力される。レジスタパイプラインにおいて、行列
要素は、レジスタからレジスタへと順次シフトされる。
レジスタパイプラインは、連続するサイクルにおいて、
前記第1のシ−ケンスの要素の第pビットを、第1ステ
−ジの各パイプライン回路のp番目の処理部に出力す
る。ここで、pは、1から要素cliのビットの数までの
間のインデックスである。各処理部パイプラインは、ま
た、それぞれ、行列Yの特定の列kの要素yikのL回の
繰り返しを第2のシ−ケンスとして受け取る。ここでL
は、行列Cの行数と同じ数である。言い替えるならば、
第2ステ−ジの各処理部パイプラインは、行列Yの1列
の要素を、行列Cの各行につき1度づつ繰り返し受け取
る。なお、各シ−ケンスよりの要素は、1クッロク毎に
入力される。
【0031】各処理部パイプラインは、特定のkの値に
ついて、積cliikをシ−ケンシャルに計算する。した
がい、処理部パイプラインの数は、Kに等しく、インデ
ックスkの各値について、1つの処理部パイプラインが
ある。
【0032】第2ステ−ジの各処理部パイプラインより
の出力先は、スイッチングアレイと、第2のアキュムレ
−タが積行列Zの要素を出力するように選択的に積結果
liikを累積するアキュムレ−タである。第2のアキ
ュムレ−タは、式8を満足するように、積を選択的に累
積する。
【0033】
【数12】
【0034】
【実施例】以下、本発明の一実施例を説明する。
【0035】図1、図2に、2×2DCTをサポ−トす
ることのできる行列掛け算回路10を示す。図1は、行
列掛け算器の前半部分(後述する第1ステ−ジ)、図2
は後半部分(後述する第2ステ−ジ以降)を示してい
る。行列掛け算回路10は、12と14の2つのステ−
ジを有している。DCTは、Z=CXC^により実施す
ることができる。ここで、Cは変換係数の行列であり、
C^は行列Cの転置行列、Xはデータ行列である。第1
ステ−ジ12は、XC^の掛け算を行い、中間行列Yを
生成する。第2ステ−ジは、CYの掛け算を実行し、行
列Zを生成する。第1ステ−ジ12は、レジスタ列20
と2つの処理部列16、18を有している。2つの処理
部列16と18は、同じ構成を有している。処理部列1
6、18は、複数の(本実施例では2つ)の処理部PE
2、(16−2、16−3、18−2、18−3)に接
続した処理部PE1(16−1、18−1を有してい
る。レジスタ列20に供給されるデータ要素の各ビット
に対して、1つの処理部PE1もしくはPE2が必要と
なる。したがい、1列あたりの処理部PE1とPE2の
総数は、レジスタ列20に入力されるデータ要素のビッ
ト数と等しくなる。なお、図1においては、処理部列1
6、18に、2つのPE2を設けているが、回路10に
任意の数のPE2を追加して調節してもよい。さて、処
理部列16、18の最後のPE2には、処理部PE3
(16−4、18−4)が接続されている。第1の処理
部列16は、行列Xの要素に、行列C^の第1列の要素
を乗じる。第2の処理部列18は、行列Xに行列C^の
第2列の要素を乗じる。
【0036】処理部列16の動作をレジスタ列に関連さ
せて説明する。第2の処理部列18は、第1の処理部と
同じであるので、第1の処理部列16についての説明
は、量列についてあてはまる。x11,x12,x21,x22
の要素を持つ2×2の行列が、1度に1要素ずつ、ライ
ン20−1を介して、レジスタ欠20に入力される。同
様に、行列C^のc^11、c^21の要素よりなる第1列
が、1度に1要素ずつ、ライン34−1を介して、処理
部列16の最初の処理部PE1(16−1)に入力され
る。行列の掛け算において、この行列C^の第1列は、
行列Xの全ての行について繰り返されなければならな
い。たとえば、本実施例では、C^の第1列は、ライン
34−1より2度入力される。
【0037】ライン20−1よりの第1番目の入力は、
行列Xよりのx11である。また、ライン34−1よりの
最初の入力は行列C^よりの要素c^11である。以下、ど
のように、処理部列がx11c^11を計算するかを説明す
る。PE1(16−1)のc^11の処理は次のように
行われる。入力ライン20−1の第1ビットに接続した
タップラインは、処理部列16−1のPE1に要素x11
の第1ビットを供給する。すなわち、ライン38−1よ
り、マルチプレクサ36の選択制御入力に第1ビットが
供給される。このマルチプレクサ36−1は、データ入
力として、ライン34−1より要素c^11を受け取
る。入力された第1ビットがセットされていれば(論理
1に等しければ)ライン34−1上のc^11が選択され
る。第1ビットがクリアさていれば(論理ゼロに等しけ
れば)、論理ゼロが選択される。マルチプレクサの出力
は、ライン28−1を介して、クロックの立ち下がりで
記憶を行うレジスタ24−1に与えられる。この値は、
第1の入力要素x11とc^11の積の結果の一部分である
部分結果を構成する。行列C^の第1列の最初の入力で
あるc^11は、ライン32−2を介して、処理部列16
のPE1のレジスタ30−1に供給され、記憶される。
これで、x11とc^11のPE1(16−1)による処理
は終了する。
【0038】また、前記クロックの立ち下がりエッジ
で、行列Xの最初の入力要素がx11が、ライン20−1
を介して、レジスタ列20の最初のレジスタ20−1に
供給され記憶される。次のクロックでは、x11の第2ビ
ットの値とc^11がPE2(16−2)で処理される。
また、この間に、次の組であるc^21とx12が、PE1
(16−1)とレジスタ列でAよりされる。
【0039】要素x11とc^11のPE2での処理を説明
する。タップライン38−2よりx1 1の第2ビットが、
PE2(16−2)のマルチプレクサ36−2の選択制
御入力に供給される。また、この間に、第1列の要素c
^11が、ライン34−2を介して、PE2(16−2)
のマルチプレクサ36−2のデータ入力に供給される。
もし、ライン38−2より供給されたx11の第2ビット
がセットされていれば、マルチプレクサ36−2によっ
て、c^11が選択される。もし、第2ビットがクリアさ
れていれば、論理ゼロが選択される。マルチプレクサ3
6−2の出力は、ライン28−2を介して、加算レジス
タ24−2に供給される。加算レジスタ24−2は、ラ
イン26−1を介して、PE1のレジスタ24−1に記
憶されている部分結果をも受け取る。そして、これらの
2つの値は、加算レジスタ24−2中において、新たな
部分結果を計算するために、加算され、記憶される。な
お、このPE2(16−2)のマルチプレクサのデータ
は、データx11の第2ビットによる掛け算を示してい
る。このため、マルチプレクサ36−2の出力は、レジ
スタ24−1の部分結果との加算に先立ち、レジスタ2
4−1の部分結果に対して左(上位)へ1ビットシフト
されなければならない。さて、第2クロックの立ち下が
りで、新たな部分結果が加算レジスタ24−2に記憶さ
れる。また、x11が、ライン20−2を介して、レジス
タ列20のレジスタ21−2に入力され記憶される。同
様に、要素c^11が、ライン32−2を介して、PE2
(16−2)のレジスタ30−2に入力され記憶され
る。また、同様に、第2の入力引数組(x12,c^21
と、その第1の部分結果は、それぞれ、レジスタ列20
のレジスタ21−1と、レジスタ30−1、24−1に
記憶される。
【0040】次のクロックでは、3番目の引数組
(x21,c^11)が、それぞれ、ライン20−1と34
−1を介して、PE1(16−1)とレジスタ列20
に、処理のために入力される。前述した第1の引数組
(x11,c^11)と同じく、前記第2の引数組(x12
c^21)のデータフロ−は、PE2(16−2)とレジ
スタ列20中で継続する。第1の引数組の処理は、レジ
スタ列20と次のPE2(16−3)中に継続する。タ
ップライン38−3は、入力x11の第3ビットを、第3
段階のPE”(16−3)のマルチプレクサ36−3の
選択制御入力に供給する。同様に、ライン34−3を介
して、要素c^11がマルチプレクサ36−3のデータ入
力に与えられる。x11の第3ビットがセットされていれ
ば、列入力c^11が出力として選択される。もし、第3
ビットがクリアされていれば、論理ゼロが出力として選
択される。この出力は、ライン28−3を介して、加算
レジスタ24−3に与えられ、左(上位)へ2ビットシ
フトされ、ライン26−2を介して加算レジスタ24−
2から供給された部分結果と加算される。この結果は、
加算レジスタ24−3に、第3クロックの立ち下がりエ
ッジで記憶される。
【0041】行列Xの要素は3ビット以上有している場
合には、さらなるPE2を、PE2(16−3)の下
に、以上に説明してきたように接続し、追加する。ま
た、同様に、追加した各PE2について、レジスタをレ
ジスタ列20に、先に示したように追加する。この場合
の、m段目(1≦m≦行列Xの要素のビット数)のPE
2の動作を簡単に説明する。行列Xの要素の第mビット
は、レジスタ列のm−1番目のレジスタより、m段目の
PE2のマルチプレクサに、選択制御入力として供給さ
れる。もし、このビットがセットされていれば、m−1
番目のPE2のレジスタより取りだした、対応するC^
の入力が選択される。もし、このビットがクリアされて
いれば、論理ゼロが選択される。このマルチプレクサよ
りの出力は、加算レジスタに与えられ、新たな部分結果
を得るために、左(上位)へm−1ビットシフトされ、
m−1段目の部分結果と加算される。
【0042】処理部列16の処理を続け、最初の組(x
11,c^11)の掛け算の最終結果が加算レジスタ24−
3から、第4クロックで出力される。第の行列Xの1つ
の行の要素と、第2の行列C^の一つの列の積の結果の
和は、中間行列Y=XC^の一つの要素となる。たとえ
ば、y11=x11c^11+x12c^21であり、y21=x21
^11+x22c^21である。
【0043】入力引数組のシ−ケンスを考察すると、P
E2(16−3)における第1と第2の結果、すなわち
11c^11,x12c^21を加算すればy11を生成でき、第
3と第4の結果を加算すればy21を生成できることが分
かる。そこで、このために、処理部16の最後にPE3
(16−4)を設けている。
【0044】第4のクロックにおいて、ライン26−3
を介して、積結果x11c^11が、アキュムレ−タ40に
供給される。アキュムレ−タ40は、第5クロックにお
いて、第1の積結果x11c^11を、再度アキュムレ−タ
に入力するためにのフィ−ドバックパス46を有してい
る。第5クロックにおいて、アキュムレ−タ40は、ラ
イン26−3を介して、第2番目の入力として、第2の
積結果x12c^21を受け取る。これは、第1の積結果に
対して1計算段階遅れている第2の積結果が追い着くよ
うにするためである。この2つの積結果は加算され、第
5クロックの立ち下がりエッジでアキュムレ−タ40に
記憶される。
【0045】第5クロックにおいて、第3の積結果x21
c^11が、ライン26−3を介してアキュムレ−タ40
に入力される。そこで、この時点までにアキュムレ−タ
40の内容(y11)は、移動されていなければならな
い。このため、y11は、アキュムレ−タ40よりライン
42を介してレジスタ44に出力される。要素y11は、
要素y21が計算されレジスタ44に入力される2クロッ
ク後までの期間、レジスタ44より出力される。
【0046】このように、処理部列16は、行列Yの第
1列を構成する要素y11,y21を生成することができ
る。また、同様な処理により、処理部列18は、行列C
^の第2列を受取り、行列Yの第2列の要素y12とy22
を生成する。処理部列16、18は同時に動作する。ま
た、行列Yの各列について、完全な並列計算を行うに
は、行列計算回路10に、行列Yの列毎に、1つの処理
部列を設けなければならないが、図1、2の行列掛け算
回路10は、2列を有する行列Yについて、このような
要求を見たしている。例をあげて説明したように、この
ような回路は、2×2のDCTの計算に用いることがで
きる。
【0047】さて、第2ステ−ジ14も、2つの処理部
列22、24と、レジスタ列26を有している。処理部
列16と18のように、処理部列22と24は互いに同
じものである。処理部列22は、2つの処理部PE2
(22−2、22−3)が後に続く、処理部PE1(2
2−1)を有している。同様に、処理部列24は、2つ
の処理部PE2(24−2、24−3)が後に続く、処
理部PE1(24−1)を有している。したがい、処理
部列22についての説明は、処理部列24についても同
様にあてはまる。レジスタ列26は、たとえば、第3の
行列Cの要素を、c11,c21,c12,c22の順に、ライ
ン26−1を介して受け取る。処理部列22は、行列Y
の第1列の要素を、y11,y11,y21,y21の順に繰り
返し受け取る。
【0048】処理部列22の動作を、レジスタ列22と
関連させて説明する。先に述べた処理部列16説明に続
けると、第66クロックにおいて、y11の値がレジスタ
44からライン48を介して出力される。このライン4
8は、処理部列22のPE1(22−1)の入力ライン
50−1に接続している。PE1(22−1)は、処理
部列16のPE1(16−1)と同じ構成を有してい
る。したがい、y11は、ライン50−1を介して、マル
チプレクサ56−1のデータ入力に与えられる。レジス
タ列26も、第1ステ−ジ12のレジスタ列20と同じ
構成を有している。そして、第3の行列Cの第1の入力
要素c11は、ライン26−1を介して、第1のノレジス
タ27−1に一度に入力される。タップライン54−1
は、第1の要素c11の第1ビットを、マルチプレクサ5
6−1の選択制御入力に供給する。これにより、もし、
この第1ビットがセットされていれば、要素y11が選択
され、第1ビットがクリアされていれば、論理ゼロが選
択される。マルチプレクサ56−1の出力は、ライン5
8−1を介して、レジスタ62−1に与えられ記憶され
る。一方で、y11は、ライン52−1を介して、レジス
タ60−1に送られ部分結果として記憶される。これ
で、PE1におけるc11の第1ビットとy11の処理を終
了する。
【0049】次のクロックでは、第2の引数組(c21
11)が、処理部列22とレジスタ列26に入力され
る。一方、この間にも、第1の引数組(c11,y11)の
処理は、PE2(22−2)とレジスタ列26で続けら
れる。第1の引数組(c11,y11)について説明を続け
る。y11は、レジスタ60−1より、ライン50−2を
介して、PE2(22−2)のマルチプレクサ56−2
に供給される。また、レジスタ27−1に記憶されてい
るc11の第2ビットが抽出され、ライン54−2を介し
てマルチプレクサ56−2の選択制御入力に供給され
る。これによりこの第2ビットがセットされている場合
は、データy11が選択され。第2ビットがクリアされて
いる場合には、論理ゼロが選択される。マルチプレクサ
56−2の出力は、ライン58−2を介して加算レジス
タ62−2に送られる。加算レジスタは、また、レジス
タ62−1から、ライン64−1を介して部分結果を受
け取る。マルチプレクサ56−2の出力は、左(上位)
へ1ビットシフトされ、新たな部分結果を得るために、
今までの部分結果と加算される。この新たな部分結果
は、加算レジスタ62−2に記憶される。データy
11は、ライン52−2を介して、レジスタ60−2に送
られ記憶され、データc11は、ライン26−2を介し
て、レジスタ列26のレジスタ27−2に送られ記憶さ
れる。これで、PE2におけるc11の第2ビットとy11
の処理を終了する。
【0050】次のクロックでは、第3の引数組(c12
21)が、PE1(22−1)での処理のために、レジ
スタ列26と、処理部列22に入力されるの第1、第2
の引数組(c11,y11)(c21,y11)についての処理
は、レジスタ列26、PE2(22−3)、PE2(2
2−4)で、それぞれ続けられる。第1の引数組
(c11,y11)についての説明を続ける。y11は、レジ
スタ60−2より、ライン50−3を介して、PE2
(22−3)のマルチプレクサ56−3のデータ入力に
供給される。レジスタ27−2に記憶されているc11
第3ビットは抽出され、ライン54−3を介して、マル
チプレクサ56−3の選択制御入力に与えられる。これ
により、この第3ビットがセットされている場合は、デ
ータy11が選択され、第3ビットがクリアされている場
合は、論理ゼロが選択される。マルチプレクサ56−3
の出力は。ライン58−3を介して、加算レジスタ62
−3に与えられる。加算レジスタ62−3は、加算レジ
スタ62−2よりライン64−2を介して部分結果を受
け取る。マルチプレクサ56−3の出力は、左(上位)
に2ビットシフトされ、最終結果を得るために、今まで
の部分結果と加算される。そして、この最終結果は、加
算レジスタ62−3に記憶される。
【0051】そして、次のクロックで、加算レジスタ内
の結果は、ライン64−3を介してセレクタ66−1に
出力される。セレクタ66−1は、スイッチ70−1、
70−2を介して、アキュムレ−タ68−1、68−2
の一方を選択し、ライン64−3にシ−ケンシャルに表
われる結果を記憶する。セレクタ66−1は、各スイッ
チ70−1、70−2が矛盾なく交互に閉じるように、
システムクロックに基づいて供給されるクロックによっ
て制御される。
【0052】このように、処理部列22、24からは、
それぞれ、4つの掛け算の結果が、各処理部列毎に1結
果が1サイクル毎に、各列よりシ−ケンシャルに出力さ
れる。たとえば、セレクタ66−1、66−2は、対応
する処理部列から出力された第1と第3の結果を順番
に、レジスタ68−1、68−3に記憶する。さらに、
セレクタ66−1、66−2は、第2と第4の結果を、
レジスタ68−2、68−4に記憶する。このような順
序付けにより、各結果を正確に計算し、行列Zの要素を
生成することができる。すなわち、第2ステ−ジのレジ
スタ列26と第1の処理部列22は、順次(c11
11),(c21,y11),(c12,y21),(c22,y
21)の組を受け取る。したがい、値z11=c1111+c
1221、すなわち第1の結果と第3の結果と和がアキュ
ムレ−タ68−1により生成され、値z21=c2111
2221、すなわち第2の結果と第4の結果と和がアキ
ュムレ−タ68−2により生成される。同様に、第2ス
テ−ジのレジスタ列26と第2の処理部列24は、順次
(c11,y12),(c21,y12),(c12,y22),
(c22,y22)の引数組を順次受け取る。そして、値z
12=c1112+c1222、値z22=c2112+c2222
が、セレクタ66−2の前記奇数、偶数の記憶選択によ
よって、それぞれ第2の処理部列24に接続する、アキ
ュムレ−タ68−3、68−4により生成される。この
ために、セレクタ66−2は、スイッチ70−1、70
−2と同様に動作する2つのスイッチ70−3と70−
4を有している。
【0053】両アキュムレ−タ68−1と68−3は、
それぞれ対応する処理部列よりの第1の結果と第3の結
果を同時に受け取る。そして、和であるz11と、z12
同時に計算し、ライン72−1、72−3を介して、ス
イッチ74−1と74−3に同時に出力する。これらの
スイッチ74−1と74−3の機能は、スイイッチ70
−1、703と同様であり、閉じてレジスタ76−1、
76−3への出力を可能とする。レジスタ76−1、7
6−3は、ライン80−1に、次のクロックで、要素z
12が、レジスタ76−3から76−1にシフトされる
ように、縦並びに接続されている。一方、この間にレジ
スタ76−1に記憶されていた要素z11は、出力ライン
78−1上に移動する。
【0054】アキュムレ−タ68−1、68−3と同様
に、アキュムレ−タ68−2、68−4は、同時に計算
を行う。そして、これらのアキュムレ−タ68−2、6
8−4は、同時に要素z21,z22を生成し、ライン72
−2、72−4、スイッチ74−2、74−4を介し
て、縦並びのレジスタ76−2、76−4に、それぞれ
記憶する。そして、レジスタ76−2、76−4は、ラ
イン80−2に、次のクロックで、要素z22が、レジ
スタ76−4から76−2にシフトされるように接続さ
れている。一方、この間にレジスタ76−2に記憶され
ていた要素z11は、出力ライン78−2上に移動す
る。これにより、行列掛け算器回路10は、3行列の掛
け算、たとえば、2×2DCT等を完遂する。
【0055】図3、4は、8×8DCTをサポ−トする
ことのできるモジュラ−化行列掛け算回路100を示し
ている。行列掛け算回路10と同様に、回路100は、
Y=XC^を計算する第1ステ−ジ106と、Z=CY
を計算する第2ステ−ジ108を有している。図3は第
1ステ−ジを、図4は第2ステ−ジ以降を示している。
第1ステ−ジ106は、図中、データが列102を、1
サイクルに1レジスタずつ、順次落ちていくように、縦
並びに接続された複数のレジスタを備えてレジスタ列1
02を有している。また、第1ステ−ジ106は、処理
部列104−1、104−8を有している。各処理部列
104−1、104−8は、縦並びに接続された8個の
PE2の列の前段に、処理部PE1を有している。PE
1の内部構成を図5に示す。これは、図1、2の回路1
0のPE1(16−1,18−1,22−1,24−
1)と、全く同じものである。特に、図5のPE1は、
データ選択制御入力135と2つのデータ入力142、
143を備えたマルチプレクサ144を有している。デ
ータ選択制御入力は、レジスタ列102−1もしくは1
10−1の第1ビットに接続している。行列C^もしく
はYの要素は、ライン143に入力され、論理ゼロがラ
イン142に入力される。マルチプレクサの出力は、ラ
イン141を介して、レジスタ141に供給され、そこ
から、ライン149上を継続する段階へと出力される。
同様に、C^もしくはY行列の要素が、ライン137を
介してレジスタ145に供給され、そこから、ライン1
47に出力される。
【0056】PE2の内部構成を図6に示す。これもま
た、図1、2のPE2(16−2,16−3,18−
2,18−3,22−2,22−3,24−2,24−
3)と同じものである。特に、図6のPE2は、行列C
^もしくはYの要素データ入力ライン155と、論理ゼ
ロデータ入力ライン169と、選択制御ビット入力ライ
ン159とを備えたマルチプレクサ151を有してい
る。さらに、マルチプレクサ151の、ライン171を
介して挙給される出力は、ライン157を介して供給さ
れる前段の結果と、加算レジスタ148で加算される。
明確化のために、加算レジスタ148を、出力ライン1
65を有するレジスタ152と、レジスタ153に、ラ
イン163を介して接続した加算回路と150に分けて
示した。行列C^もしくはYの要素は、ライン161を
介してレジスタ153に供給され、続いて、ライン16
7に出力される。
【0057】さて、各処理列は、図1、2のPE3(1
6−4,18−4)と同様に、その最後にPE3を有し
ている。PE3の内部構成を図7に示す。PE2の加算
器レジスタ148と同様に、PE3のアキュムレ−タ1
56を、アキュムレ−ト部158と、レジスタ160に
分けて示した。ライン173上をアキュムレ−ト部15
8に入力した前段の結果は、ライン175に出力され
る。アキュムレ−タの累積結果は、順次ライン181に
出力されるようにライン175を介してレジスタ179
に供給される。また、パス177を介してレジスタ16
0にフィ−ドバックされる。フィ−ドバックされた値
は、ライン173上の継続する入力結果と加算できるよ
う、ライン183を介してアキュムレ−タに与えられ
る。
【0058】図1、2の2×2行列掛け算器10と同じ
ように、1列中のPE1とPE2を合わせた数は、行列
Xの要素のビット数と等しい。この全部で9個のPE1
とPE2は、各処理列104−1〜104−8が、行列
Xの9ビットの要素の掛け算サポ−トするよう、縦並び
に接続される。また、これは、8個のレジスタを備えた
レジスタ列102に対応している。言い替えるならば、
レジスタ列102に、レジスタを、各処理部列104−
1〜104−8の各処理部列の各PE2に入力する行列
Xの要素を格納するように備える。
【0059】図1、2の2×2行列掛け算器と同じよう
に、各処理部列104−1〜104−8は、2つの入力
を受け取る。1サイクル1要素ずつ、第1のデータ行列
Xの要素が、レジスタ列102にシ−ケンシャルに
11,x12,..,x18,x21,x22,..,
28...x88の順に一度に一つづつ入力される。そし
て、これらの行列の要素は、レジスタからレジスタへと
シフトされる。引き続くサイクル中において、レジスタ
列は、行列Xよりの各要素のm番目のビットを、各処理
部列104−1〜104−8のm番目の処理部に出力す
る。第2の入力のシ−ケンスとして、各処理部列104
−1〜104−8は、第2の行列C^の1列の要素を、
1サイクルに1要素づつ、行列Xの各列について1回づ
つ(8回)受け取る。すなわち、たとえば、処理部列1
04−4は、c^14,..,c^84,c^14,..,c
^84,c^14,..,c^84,c^14,..,c^84,c
^14,..,c^84,c^14,..,c^84,c
^14,..,c^84,c^14,..,c^84のシ−ケンスで
受け取る。これらの行列要素は、処理部列104−4に
沿って、処理部から処理部へと渡される。
【0060】各処理部列104−1〜104−8は、中
間行列Yの要素の1列を出力する。実際の中間行列の掛
け算は図1、2の回路10と同様に行われる。そして、
各要素は、PE3で計算され、8個の引数組の積結果が
互いに加算される。これは、行列の掛け算の公式にした
がい、第1の行列Xの各行は、第2の行列C^の列の対
応する要素と掛け算されることによるものである。そし
て、これら積結果は、すべて、行列Yの1要素を生成す
るために互いに加算される。第1の行列Xの1行あたり
8個の要素と、第2の行列の1列あたり8個の要素は、
行列Yの要素を得るために、相互に加算しなければなら
ない8個の積結果を生じる。
【0061】中間行列Yの各要素が計算されたら、次の
8サイクル中、これをライン132−2〜132−8を
介して、第2ステ−ジ108に出力するようにする。す
なわち、たとえば処理部列104−7は、ライン132
−7を介して、y17,y17,y17,y17,y17,y17
17,y17,y27,y27,y27,y27,y27,y27,y
27,y27,..,y87のシ−ケンスで出力を行う。
【0062】図1、2の第2ステ−ジのように、回路1
00の第2ステ−ジ108は、レジスタ列110と、8
個の処理部列124−1〜124−8を、8×8DCT
をサポ−トするために有している。ここで、レジスタ列
は、14ビットの掛け算をサポ−トするために13個の
レジスタを備えている。また、レジスタ列110に応じ
て、各処理部列124−1〜124−8は、1つのPE
1と13個のPE2を備えている。
【0063】第1ステ−ジと同様に、各処理部列124
−1〜124−8の各処理部は、1サイクルで2つの掛
け算引数を受け取る。すなわち、各処理部列124−1
〜124−8の各処理部は、第1の掛け算引数として、
1要素/サイクルで、行列Cの要素の1ビットを受け取
る。このために、第2ステ−ジののレジスタ列110に
は、1サイクル毎に1要素が、c11,c21,..,
81,c12,c22,..,c82,..c88のシ−ケンス
で入力される。そして、これらより、連続するサイクル
において、行列Cの全ての要素のp番目のビットが、各
処理部列124−1〜124−8のp番目の処理部に入
力される。一方、これ同時に、各処理部列124−1〜
124−8は、第2の掛け算引数として、一度に一要素
づつ、中間行列Yのひとつの列の要素を受け取る。これ
らの要素は、第1ステ−ジ106の処理部列104−1
〜104−8のPE3から、ライン132−1〜132
−8を介して、直接、第2ステ−ジ108の対応する処
理部列に、繰り返し出力される。ここで、実際の引数の
掛け算は、図1、2の回路10と同様に行われる。
【0064】入力された各引数組の最終積結果は、各処
理部列124−1〜124−6の最終段のPE2より、
ライン130−1〜130−8を介して出力される。図
1、2の2×2行列掛け算回路10と同様に、これらの
積結果は、最終行列Zを形成するために、選択的に累積
される。行列Zの第1の行の一要素を計算するために
は、ライン130−1〜130−8のうちの一つに出力
された、第1の積結果と、それから8番目毎の全ての積
結果の全てが累積されなけらばならない。同様に行列Z
の第2の行の一つの要素を計算するためには、ライン1
30−1〜130−8のうちの一つに出力された、第2
の積結果と、それから8番目毎の積結果の全てが累積さ
れなけらばならない。すなわち、行列Zのl(lは、1
から8までの数)番目の行の要素を計算するためには、
ライン130−1〜130−8のうちの一つに出力され
た、l番目の積結果と、それから8番目毎の全ての積結
果を、LK番目の積結果まで相互に加算しなければ成ら
ない。さらに、図1、2の回路10と同様に、このよう
にして計算された行列Zの要素の列kは、中間行列Yか
ら特定の処理部列124−1〜124−8に入力され
た、第2の掛け算引数の列に等しい。すなわち、もし、
処理部列124−3がライン1332−3から中間行列
の要素を列y13,..,y83から受け取った場合には、
その処理部列124−3は、ライン130−3上に、要
素z13,..,z83を計算するために加算される積結果
を出力する。
【0065】積結果を出力順に正しく計算するために、
回路100は、S−BOXスイッチアレイ162と、ア
キュムレ−タマトリックス180と、D−BOXスイッ
チアレイと、回路100から計算した行列Zの要素を出
力するシリアル出力メモリ182とを有している。これ
らの各部の詳細な構成を図8、9、10に示す。図9は
S−BOXの詳細を、図10はD−BOXの詳細を、図
11はこれらのタイミング信号を示したものである。
【0066】図9を用いて、S−BOXスイッチアレイ
とアキュムレ−タ164−1−1,..,164−1−
8の動作を説明する。アキュムレ−タマトリックス16
4は、分離されたアキュムレ−タ164−1−
1,..,164−8−8より構成されている。すなわ
ち、行列Zの全ての要素に対応するアキュムレ−タが存
在するように、L行K列のアキュムレ−タが存在する。
先にも述べたように、行列Zの特定の列Kを計算するた
めに必要な積結果は、対応するK番目の出力ライン13
0−1,..130−8にのみ出力される。そこで、ア
キュムレ−タの各列は、たとえば、164−1−
1,..,164−8−1は、ライン130−
1,..,130−8のうちのひとつに対応している。
また、1列のアキュムレ−タは、130−1,..,1
30−8のうちの、ひとつのラインからのみ積結果を受
け取る。図11に示すように、サイクルは、積結果の第
1グル−プc1111,c1112,..,c1118が、そ
れぞれライン130−1,..,130−8に出力され
るサイクルからカウントされる。クロックライン190
−1に表われたパルスは、186−1から186−8の
各S−BOXの第1のスイッチ188−1(図9参照)
を閉じ、ライン130−1〜130−8から。各列の最
初のアキュムレ−タ164−1−1,..,164−1
−8、すなわち、アキュムレ−タマトリックスの第1行
にデータを流す。2番目のクロックで、行列Zの第2行
を生成するために計算されなければ成らない第2の積結
果のグル−プc2111,c2112,,..,c21
18が、ライン130−1〜130−8に、それぞれ出力
される。クロックライン190−2に表われたパルス
は、各S−BOX186−1〜186−8の第2番目の
スイッチ188−2を閉じ、ライン130−1〜130
−8から、第2行目のアキュムレ−タ164−2−
1,..,164−2−8にデータを流す。このよう
に、図11のタイミングダイアグラムは、各S−BOX
186−1,..,186−8の適当なスイッチ188
−1、188−2,188−3,188−4,188−
5,188−6,188−7,188−8を閉じること
により、アキュムレ−タの各行が、8サイクルのうちの
一つのサイクルで択一的に選択されることを示してい
る。さらに、このような選択の手順は、8サイクル毎に
繰り返される。このようにして、アキュムレ−タ164
−1−1,..,164−8−8は、ライン130−1
〜140−8に出力された積結果を選択的に累積し、行
列Zの要素を、前述した思惑通りに生成する。
【0067】スイッチ188−1〜188−8を択一的
に閉じるために、図3、4の回路100は、クロック生
成器184を備えている。このクロック生成機184
は、複数のクロックライン190(クロックライン19
0−1〜190−8より成る)を介して、各S−BOX
186−1,..,186−8に、8個のパルスのシ−
ケンスを提供する。図11の最初のクロックにおいて
は、ライン190−1(図9参照)のみが、パルスを受
取り、各S−BOX186−1〜186−8の第1のス
イッチ188−1を閉じる。第2のクロックにおいて
は、ライン190−2(図9参照)のみが、パルスを受
取り、各S−BOX186−1〜186−8の第1のス
イッチ188−2第t番目のクロックにおいては、tの
モジュロ8番目のクロックライン190がパルスを受
取、各S−BOX186−1〜186−8のtのモジュ
ロ8番目のスイッチが閉じられ、ライン130−1〜1
30−8上のデータが、アキュムレ−タマトリックス1
64のtのモジュロ8番目の行のアキュムレ−タに送ら
れる。
【0068】以上のような処理毎に、各ライン130−
1〜130−8上に出力された1、9、17、25、3
3、41、49、57番目の積結果が、それぞれ、アキ
ュメレ−タマトリックスの第1の行のアキュムレ−タ1
64−1−1,..,164−1−8に蓄えられる。こ
のようにして、57クロック後には、第1行のアキュム
レ−タ164−1−1,..,164−1−8の値の計
算は完了する。第58クロックでは、残りの行のアキュ
ムレ−タ164−2−1,..,164−2−8164
−3−1,..,1644−8−8での計算は終了して
いないけれども、第1行のアキュムレ−タ164−1−
1,..,164−1−8は、第58クロックで、記憶
している行列Zの要素、すなわち、行列Zの第1行の要
素z11,..,z18を、シリアル出力メモリ182
に出力するシリアル出力メモリ182は、出力ライン2
002に向かって、1クロックで1つ右のレジスタに、
各レジスタに記憶したデータが伝搬するように縦並びに
接続された56個のレジスタ202−1〜202−56
を有している。したがい、シリアル出力メモリに要素を
読み込むことにより、各要素をシルアルに出力ライン2
00より出力することができる。このために、図3、4
の回路100は、D−BOX196−1〜196−8よ
り成るD−BOXアレイ180を備えている。
【0069】図8、図10における、行列Zの要素の出
力について説明する。S−BOX186−1〜186−
8と同様に、各D−BOX196−1〜196−8は、
クロックライン194(ライン194−1〜194−8
を有する)によって、それぞれ制御される8個の独立し
たスイッチを有している。各D−BOXは、アキュムレ
−タマトリックス164の1列のアキュムレ−タの出力
をル−ティングするために設けている。また、各スイッ
チ198−1〜191−8(図1、2参照)は、アキュ
ムレ−タ164の特定の列のアキュムレ−タの出力をル
−ティングするために設けている。58番目のクロック
で、要素が、各D−BOX196−1〜196−8の第
1番目のスイッチ198−1によって、アキュムレ−タ
マトリックス164の第1行の各アキュムレ−タ164
−1−1、..、164−1−8から移動される。この
ために、クロック生成器184は、D−BOX196−
1〜196−8のスイッチ198−1を閉じるパルスを
ライン194−1上に生成する。要素z11は、D−B
OX196−8によって、アキュムレ−タ164−1−
1から、直接、ライン200にル−ティングされる。他
のアキュムレ−タ164−1−2〜164−1−8の7
つの要素は、D−BOX196−2〜196−8によっ
て、z12,..,z18の順に、シリアル出力メモリ18
2の右側の七つのレジスタ202−1〜202−7に読
み込まれる。
【0070】58番目のクロックでは、第2行目のアキ
ュムレ−タ164−2−1,..,164−2−8の、
行列Zの第2行の要素z21,..,z28の計算が完了す
る。そこで、59番目のクロックで、行列Zの第2行の
要素z21,..,z28は、第2行目のアキュムレ−タ1
64−2−1,..,164−2−8からシルアル出力
メモリの、右側の次の8個のレジスタ202−9〜20
216にシフトされる。このために、クロック生成器1
84は、各D−BOX196−1〜196−8のスイッ
チ198−2を閉じるパルスをクロックライン194−
2上に生成する。第2行目のアキュムレ−タ164−2
−1,..,164−2−8の要素は、このように、シ
ルアル出力メモリに読み込まれる。第2行目のアキュム
レ−タ164−2−1,..,164−2−8より読み
込みは、右側の7つのレジスタ202−1〜202−7
の要素の一つ右側へのシフトを考慮する。すなわち、5
9番目のクロックの立ち下がりで、z12がライン20
0に出力され、要素z13,..,z19,z21,..,z
28は、この順序で、右側のレジスタ202−1〜202
−14を占めるこのような処理は、次の6つのクロック
において、残りの行のアキュムレ−タ164−3−
1,..,164−3−8,164−4−1,..,1
64−8−8について続けられる。そして、65番目の
クロックで、56個のレジスタ202−1〜202−5
6の全ては、行列Zの第2から第8行の要素によって埋
まる。
【0071】このような出力のシ−ケンスを実現するた
めに、クロック生成器184は、複数のクロックライン
194(クロックライン194−1〜194−8より成
る)を備えている。クロックライン194−1〜194
−8は、58番目から65番目のクロック中に、択一的
なパルスを受け取る。65クロックの後は、D−BOX
のクロックライン194は、少なくとも56クロック目
まで無効化される。この期間、シリアル出力メモリ18
2は、56個のレジスタ202−1〜202−56に記
憶した要素をシフトアウトする。すなわち、66番目〜
121番目までの全てのクロックで、レジスタ202−
1〜202−56は、1サイクルに1レジスタづつ、要
素を右側にシフトし、最も右側のレジスタ202−1は
要素をライン200に出力する。
【0072】さて、本実施例は、入力行列の連続した計
算にも適用することができる。たとえば、図3、4にお
いて、最初の行列掛け算を行う2つの行列XとC^が第
1ステ−ジ106への入力が済んだら、第2番目の行列
掛け算を行う第2番目の組X',C^'を回路100に入
力することができる。各掛け算は、連続して同じように
行われる。すなわち、行列XとC^の最後の引数の組が
処理列104−1〜104−8に入力されたら、これに
続いて、行列X'とC^'の最初の引数の組を処理列10
4−1〜104−8に入力することができる。
【0073】ところで、DCTの計算は、任意の3行列
について行われるのではなく、本実施例でC,C^と名
付けた2つの係数行列は固定されている。これらの行列
の要素は、回路100に適した入力を提供できるように
記憶されている。図12〜14の回路は、このような入
力を提供する係数供給手段を示すための図である。
【0074】図12は、係数供給手段を構成するのに用
いる典型的なレジスタ206を示したものである。この
レジスタは、D入力とQ出力212セット214とリセ
ット216の端子を備えた複数のDフリップフロップ2
08を有している。図13は、図3,4の回路100の
レジスタ列110に係数を供給するための配置を示して
いる。図13に示すように、行列Cの各要素について一
つずつ設けた、64のレジスタ206−1,206−
2,206−3..,206−62,206−63,2
06−64がリング状に接続されている。各レジスタ2
06−1,206−2,206−3..,206−6
2,206−63,206−64のD入力は、すぐ右側
に隣接するレジスタのQ出力に、ライン218−2,2
18−3..,218−62,218−63,218−
64に接続されている。さらに、最も右側のレジスタ2
06−64のD入力は、ライン218−1を介して、最
も左側のレジスタのQ出力に接続している。そして、毎
クロック毎に、要素が左周りに1レジスタ回転する。さ
らに、レジスタ206−1のQ出力は、さらにレジスタ
列110の入力ライン110−1に接続している。そし
て、要素がレジスタ206−1を通って回転するに従
い、各要素がレジスタ列110に入力される。このよう
に64クロックで、各要素はレジスタ列110に入力さ
れ、供給回路220は初めの状態に戻る。
【0075】さて、係数供給回路を行列C^の各列の要
素を処理部列104−1〜104−8に供給するために
も、図13の回路を修正した係数供給回路を第1ステ−
ジ106で用いるようにしてもよい。図14に示すよう
に、修正した係数供給回路は、前述したように各々がリ
ング状に接続した8個のレジスタを有している。本実施
例では、これらの回路220−1、220−
2、,..,220−8は、一度のDCT毎に、各処理
部104−1〜104−8に、それぞれ8度入力される
8個の要素を記憶している。各回路の動作は、他の回路
220と同じである。
【0076】図15、16は、2×2DCTをサポ−ト
することのできる、さらに高性能化した行列掛け算回路
を示している。図15が第1ステ−ジ、図16が第2ス
テ−ジ以降を示している。さて、この回路は、2つのキ
−となる相違点を除き、図1、2の回路10と同じであ
る。すなわち、各処理部列232、234、236、2
38の各PE2232−2,232−3,234−3,
236−2,236−3,238−2,238−3にお
いて、加算レジスタは、後に詳述するキャリ−保存加算
レジスタ240−1,240−2,242−1,242
−2,244−1,244−2,246−1,246−
2に置き換えられている。また、最終段のPE2の次、
最後のPE2232−3,234−3,236−3、2
38−3とPE3232−4、234−4の入力ライン
252−1、252−2もしくはセレクタ254−1,
254−2の入力ライン252−3,252−4の間
に、加算レジスタ248−1〜248−4が挿入されて
いる。この2つの変更を除き、回路230の動作は、図
1,2の回路10と同じである。
【0077】図17を用いて、キャリ−保存加算レジス
タ240−1,240−2,242−1,242−2,
244−1,244−2,246−1,246−2と加
算レジスタ248−1〜248−4の加算回路の動作を
詳細に説明する。キャリ−保存加算回路300は、2つ
のキャリ−保存加算ステ−ジ301−1、301−2と
最終加算ステ−ジ301−3を有している。各ステ−ジ
301−1、301−2、301−3は、処理部列の各
PE2中の1つのキャリ−保存加算レジスタの加算回路
に対応する。たとえば、処理部列232では、回路30
1はキャリ−保存加算レジスタ240−1に対応し、ス
テ−ジ302−2はキャリ−保存加算レジスタ240−
2に対応し、ステ−ジ301−3は加算レジスタ248
−1に対応する。なお、図17では、ステ−ジ301−
1、301−2、301−3を互いに直接、接続して示
した。しかし、実際の実施の際には、レジスタが各ステ
−ジ301−1、301−2、301−3の出力のとこ
ろに挿入される。
【0078】加算ステ−ジ301−1の動作について説
明する。加算ステ−ジ301−1は、3つの全加算回路
322−1、322−2、322−3を有している。そ
して、図17に示した全てのステ−ジ301−1、30
1−2、301−3は、4ビット値の加算を行う。しか
し、必要に応じて、さらに全加算器を同様につなげてい
けば、任意ビットの加算に適合させることができる。
【0079】たとえば232−2のような最初のPE2
において、ビット積結果は左に1ビットシフトされPE
1の積結果と加算される。PE1の積結果(Bで示す)
は、ライン302を介して、加算ステ−ジ301−1に
供給される。Bの値は、それぞれライン312−1、3
10−1、308−1、306−1より入力される4ビ
ット(b3b2b1b0で示す)で構成される。PE2
の積結果(B'で示す)は、ライン304−1を介し
て、加算ステ−ジ301−1に与えられる。B'の値
は、それぞれライン320−1、318−1、316−
1、314−1より入力される4ビット(b3'b2'b
1'b0'で示す)で構成される。各全加算回路322−
1、322−2、322−3の第3の入力322−1,
324−1,326−1はグランドである。なお、半加
算器を第1の加算ステ−ジ310−1で用いるようにし
てもよい。
【0080】値BとB'の和(Sで示す)とキャリ−
(C)は、それぞれ、5ビット(s4s3s2s1s0
で示す)と3ビット(c2c1c0で示す)である。図
17の第1の加算ステ−ジ301−1は、値Bに対し
て、左にシフトされる。もしくは、左にオフセットを与
えられる。したがい、ライン306−1の入力ビットb
0は、和の最下位桁s0を形成し、同様に、ライン32
0−1の入力ビットb3'は和の最上位ビットs4を形
成する。ライン308−1と314−1のビットb1,
b0'は、全加算回路322−1で加算され、和のビッ
トs1とキャリ−のビットc1が、それぞれ、ライン3
06−2、322−2に出力される。ライン310−1
と316−1のビットb2とb1'は、全加算回路33
4−1で加算され、和のビットs2とキャリ−のビット
c2が、ライン308−2、314−2に、それぞれ出
力される。最後に、ライン312−1と318−1のビ
ットb3、b2'は、全加算回路336−1で加算さ
れ。和のビットs3とキャリ−のビットc3を、ライン
310−2、326上に、それぞれ生成する。このよう
にして、第1の加算ステ−ジでの、2つの値B,B'
の、キャリ−保存加算が終了する。
【0081】次のステ−ジ301−2における、たとえ
ば232−3(図15、16参照)のような、第2段目
のPE2の積結果(B''で示す)と、その前のPE2ス
テ−ジでの結果(たとえば、232−2)の加算につい
て説明する。ライン304−2にお出力される値B''
は、和Sとキャリ−Cと加算され、新たな和S'とC'を
生成する。図17において、B''は、それぞれライン3
20−2、318−2、316−2、314−2に表わ
れる4ビット(b3',b2',b1',b0'で表す)よ
り成る。値S'とC'は、それぞれ、s4's3's2's
1's0で表す5ビットと、c3'c2'c1'で表す3ビ
ットより成る。続いて行われるB''の左へのシフトによ
り、ライン306−2の入力s1は、第2の和の最下位
ビットs'0を形成する。また、b3''は、最上位ビッ
トs4'を形成する。ライン308−2、322−2、
314−2のビットs2,c1,b''0は全加算回路3
32−2で加算され、和のビットs'1とキャリ−のビ
ットc'1が、ライン306−3、322−3にそれぞ
れ出力される。また、ライン310−2、324−2、
316−2のビットs3,c2,b1''は全加算回路3
34−2で加算され、和のビットs2'とキャリ−のビ
ットc'2が、ライン308−3、324−3にそれぞ
れ出力される。最後に、ライン312−2、326−
2、318−2のビットs4,c3,b2''は、全加算
回路336−2で加算され、和のビットs3'とキャリ
−のビットc3'が、ライン310−3、316−3上
に生成される。このようにして、第2の加算ステ−ジ3
01−2における、値B''とS,Cで表現される前回の
加算結果との、第1のキャリ−保存加算が完了する。な
お、さらなる値の加算を行うために、加算ステ−ジを追
加してもよい。これは、図15、16の処理部列23
2、234、236、238にPE2ユニットを追加す
ることに対応する。
【0082】図15、16の特定の処理部列232で最
後のビットの掛け算が終わったら、最後に、和S'とキ
ャリ−C'は互いに加算される。このために、加算レジ
スタ248−1〜248−4(図15、16参照)は、
通常の加算回路を備えている。図17に示すように、通
常加算ステ−ジ301−3は、和S'とキャリ−C'を受
取り、7ビット(c3''、s3''、s2''、s1''、s
0''、s0'、s0)の最終的な和を生成する。下位の3
ビットs0''s0's0は、計算せずとも求まり、そえ
ぞれライン306−3、306−2、306−1に出力
される。ビットc1'とs2'は、ライン322−3、3
08を介して、第3の入力がグランドである全加算回路
322−3に入力され、和のビットs1''とc1''が、
それぞれライン306−4、322−4上に出力する。
ビットc1''は、ビットc2',s3'と共に、ライン3
24−4、324−3、310−3を介して、全加算回
路33−4に入力され、和のビットs2''とキャリ−の
ビットc2''が、ライン308−4、324−4に、そ
れぞれ出力する。最後に、ビットc2''は、ビットc
3'とs4'と共に、ライン324−4、326−3、3
12−3を介して全加算回路336−3に入力され、和
のビットs3''とキャリ−のビットc3''が、ライン3
10−4と326−4に、それぞれ出力される。このよ
うに、最後の加算ステ−ジで、通常の加算レッジスタを
用いて、和S'とキャリ−C'を加算し、最終的な和が求
められる。
【0083】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、効率的
に3行列の積を取ることのできる回路およびアルゴリズ
ムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る行列掛け算部の前半部分
の構成を示したブロック図である。
【図2】本発明の実施例に係る行列掛け算部の後半部分
の構成を示したブロック図である。
【図3】本発明の他の実施例に係る行列掛け算部の前半
部分の構成を示したブロック図である。
【図4】本発明の他の実施例に係る行列掛け算部の後半
部分の構成を示したブロック図である。
【図5】処理部PE1の構成を示すブロック図である。
【図6】処理部PE2の構成を示すブロック図である。
【図7】処理部PE3の構成を示すブロック図である。
【図8】S−BOX、D−BOX、アキュムレ−タマト
リックスの詳細構成を示すブロック図である。
【図9】S−BOXの構成を示すブロック図である。
【図10】D−BOXの構成を示すブロック図である。
【図11】スイッチマトリックスの制御タイミングを示
すタイミングチャ−トである。
【図12】係数供給手段に用いるレジスタを示したブロ
ック図である。
【図13】レジスタ列に係数を供給する手段の構成を示
すブロック図である。
【図14】処理部列に係数を供給する手段の構成を示す
ブロック図である。
【図15】本発明の他の実施例に係る行列掛け算部の前
半部分の構成を示したブロック図である。
【図16】本発明の他の実施例に係る行列掛け算部の後
半部分の構成を示したブロック図である。
【図17】キャリ−保存加算レジスタを抜き出して示し
たブロック図である。
【符号の説明】
10 行列掛け算回路 12 第1ステ−ジ 14 第2ステ−ジ 20 レジスタ列 16、18 処理部列 16−1、18−1 処理部PE1 16−2、16−3、18−2、18−3 処理部PE
2 22、24 処理部列 26 レジスタ列 22−2、22−3、24−2、24−3 処理部PE
2 22−1、24−1 処理部PE1

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】要素xij(i=1...I,j=1...
    J)を有する第1の行列Xと要素c^jk(k=1...
    K)を有する第2の行列C^との掛け算を行う第1のス
    テ−ジであって、 それぞれがシ−ケンシャルに特定のkの値について、中
    間行列の(数1)で、 【数1】 定義される要素を出力する、複数の並列に動作する第1
    のパイプライン回路を備えた第1のステ−ジと、 前記第1のステ−ジより出力される要素yikを受け取
    り、要素yikと、要素cliを有する第3の行列Cとの掛
    け算を行う第2のステ−ジであって、 それぞれがシ−ケンシャルに特定のkの値について積c
    liikを出力する、複数の並列に動作する第2のパイプ
    ライン回路とを有する第2のステ−ジと、 それぞれが、接続した前記第2のパイプライン回路より
    の積cliikを、特定のkの値について、(数2)で、 【数2】 定義される和を生成するように、選択的に累積する複数
    のアキュムレ−タとを有することを特徴とする行列掛け
    算回路。
  2. 【請求項2】請求項1記載の行列掛け算回路であって、 前記第1のステ−ジの各第1のパイプライン回路は、そ
    れぞれ第1のシ−ケンスx11,12,..,1J,21,
    22,..,2J,,..,IJと、特定のkについての第2のシ
    −ケンスc^1k,c^2k,,..,c^JKをI回の繰り返
    した第2のシ−ケンスとの掛け算を行うパイプライン回
    路であって、かつ、 前記第1のシ−ケンスに含まれる各要素の第1ビットと
    前記第2のシ−ケンスの各要素との2つの入力を、1サ
    イクル毎に同時に受取、1サイクル毎に前記2入力の積
    を出力する1番目の処理部と、 2からM(Mは前記第1のシ−ケンスの各要素のビット
    数)番目までの複数の処理部とを有し、 m(2≦m≦M)番目の前記処理部は、毎サイクルに、
    前記第1の要素のm番目のビットと、当該第1の要素に
    対応する第2のシ−ケンスの要素との2つの入力を受取
    り、m−1番目の処理部における和と前記2入力の積と
    の和を出力することを特徴とする行列掛け算回路。
  3. 【請求項3】請求項2記載の行列掛け算回路であって、 前記1番目の処理部は、 前記第2のシ−ケンスの各要素を記憶するレジスタと、 前記第1のシ−ケンスの第1ビットを選択制御入力とし
    て受け取り、前記第2のシ−ケンスの要素をデータ入力
    として受け取り、前記第1ビットが論理1であるときに
    前記第2のシ−ケンスの要素を選択し、前記第1ビット
    が論理ゼロである場合に論理ゼロを選択するマルチプレ
    クサと、 前記マルチプレクサの出力を記憶する累積手段とを有す
    ることを特徴とする行列掛け算回路。
  4. 【請求項4】請求項2記載の行列掛け算回路であって、 前記m番目の処理部は、 前記第2のシ−ケンスの要素を記憶するレジスタと、 前記第1のシ−ケンスの第mビットを選択制御入力とし
    て受け取り、m−1番目の処理部の前記レジスタよりの
    前記第2のシ−ケンスの要素をデータ入力として受け取
    り、前記第1ビットが論理1であるときに前記第2のシ
    −ケンスの要素を選択し、前記第1ビットが論理ゼロで
    ある場合に論理ゼロを選択するマルチプレクサと、 累積手段とを有し、 当該累積手段は、m−1ビット上位にシフトした前記マ
    ルチプレクサの出力とm−1番目の処理部の累積手段に
    記憶された値との和を計算し、記憶することを特徴とす
    る行列掛け算回路。
  5. 【請求項5】請求項2記載の行列掛け算回路であって、 前記第1のステ−ジは、さらに、 連続するサイクルにおいて、前記第1のシ−ケンスを受
    け取り、当該シ−ケンスの要素の第mビットを、第1ス
    テ−ジの各パイプライン回路のm番目の処理部に出力す
    る、縦並びに接続された複数のレジスタを有することを
    特徴とする行列掛け算回路。
  6. 【請求項6】請求項1記載の行列掛け算回路であって、 前記第2のス−テ−ジの各パイプライン回路は、 それぞれ第1のシ−ケンスc11,c21,..,cL1,c
    12,c22,..,cL2,,..,cLIと、特定のkにつ
    いての第2のシ−ケンスy1K,y2K,,..,yIKをL
    回の繰り返した第2のシ−ケンスとの掛け算を行うパイ
    プライン回路であって、かつ、 前記第1のシ−ケンスに含まれる各要素の第1ビットと
    前記第2のシ−ケンスの各要素との2つの入力を、1サ
    イクル毎に同時に受取、1サイクル毎に前記2入力の積
    を出力する1番目の処理部と、 2からP(Mは前記第1のシ−ケンスの各要素のビット
    数)番目までの複数の処理部とを有し、 p(2≦p≦M)番目の前記処理部は、毎サイクルに、
    前記第1の要素のp番目のビットと、当該第1の要素に
    対応する第2のシ−ケンスの要素との2つの入力を受取
    り、p−1番目の処理部における和と前記2入力の積と
    の和を出力することを特徴とする行列掛け算回路。
  7. 【請求項7】請求項6記載の行列掛け算回路であって、 前記第2のステ−ジの前記1番目の処理部は、 前記第2のシ−ケンスの各要素を記憶するレジスタと、 前記第1のシ−ケンスの第1ビットを選択制御入力とし
    て受け取り、前記第2のシ−ケンスの要素をデータ入力
    として受け取り、前記第1ビットが論理1であるときに
    前記第2のシ−ケンスの要素を選択し、前記第1ビット
    が論理ゼロである場合に論理ゼロを選択するマルチプレ
    クサと、 前記マルチプレクサの出力を記憶する累積手段とを有す
    ることを特徴とする行列掛け算回路。
  8. 【請求項8】請求項6記載の行列掛け算回路であって、 前記p番目の処理部は、 前記第2のシ−ケンスの要素を記憶するレジスタと、 前記第1のシ−ケンスの第pビットを選択制御入力とし
    て受け取り、p−1番目の処理部の前記レジスタよりの
    前記第2のシ−ケンスの要素をデータ入力として受け取
    り、前記第1ビットが論理1であるときに前記第2のシ
    −ケンスの要素を選択し、前記第1ビットが論理ゼロで
    ある場合に論理ゼロを選択するマルチプレクサと、 累積手段とを有し、 当該累積手段は、p−1ビット上位にシフトした前記マ
    ルチプレクサの出力とp−1番目の処理部の累積手段に
    記憶された値との和を計算し、記憶することを特徴とす
    る行列掛け算回路。
  9. 【請求項9】請求項6記載の行列掛け算回路であって、 前記第2のステ−ジは、さらに、 連続するサイクルにおいて、前記第1のシ−ケンスを受
    け取り、当該シ−ケンスの要素の第pビットを、第2ス
    テ−ジの各パイプライン回路のp番目の処理部に出力す
    る、縦並びに接続された複数のレジスタを有することを
    特徴とする行列掛け算回路。
  10. 【請求項10】請求項1記載の行列掛け算回路であっ
    て、 前記行列Cは、抽出コサイン係数(sampled c
    osine coefficients)より成り、前
    記行列Cは抽出コサイン係数行列Cの転置行列であっ
    て、前記行列Xは変換対象の行列であることを特徴とす
    る行列掛け算回路。
  11. 【請求項11】請求項4記載の行列掛け算回路であっ
    て、 前記累積手段は、キャリ−保存加算回路より成ることを
    特徴とする行列掛け算回路。
  12. 【請求項12】請求項9記載の行列掛け算回路であっ
    て、 前記累積手段は、キャリ−保存加算回路より成ることを
    特徴とする行列掛け算回路。
  13. 【請求項13】請求項1記載の行列掛け算回路であっ
    て、 前記各アキュムレ−タは、 前記各パイプライン回路に接続し、パイプライン回路よ
    りの積を、択一的に振り分ける選択手段と、 前記zlkを要素とする行列Zの各行につき一つ設けられ
    た複数の、前記選択手段に接続した累積部とを有し、 前記選択手段は、前記複数のアキュムレ−タのうちのt
    のモジュロL番目の累積部を、接続したパイプライン回
    路からのt(tは、接続したパイプライン回路より選択
    手段に出力される積の数)番目の積を受け取れるように
    選択し、当該積を振り分けることを特徴とする行列掛け
    算回路。
  14. 【請求項14】3つの行列の掛け算を行う方法であっ
    て、 第1の掛け算回路ステ−ジで、要素xij(i=1...
    I,j=1...J)を有する第1の行列Xと要素c^
    jk(k=1...K)を有する第2の行列C^との掛け
    算を行う第1のステップであって、 複数の第1のパイプライン回路において、各第1のパイ
    プライン回路で同時に特定のkの値について、中間行列
    の(数3)で、 【数3】 定義される要素を、シ−ケンシャルに生成するステップ
    を含む第1のステップと、 第2の掛け算回路ステ−ジで、前記第1のステ−ジより
    出力される要素yikを受け取り、要素yikと、要素cli
    を有する第3の行列Cとの掛け算を行う第2のステップ
    であって、 複数の第2のパイプライン回路において、各第2のパイ
    プライン回路で、同時に、特定のkの値について積cli
    ikをシ−ケンシャルに生成するステップを含む第2の
    ステップと、 パイプラインに接続してアキュムレ−タで、接続した前
    記第2のパイプライン回路よりの積cliikを、特定の
    kの値について、(数4)で、 【数4】 定義される和を生成するように、選択的に累積する第3
    のステップとを有することを特徴とする3行列の掛け算
    方法。
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