JPH07192041A - 設計データ管理装置 - Google Patents

設計データ管理装置

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Publication number
JPH07192041A
JPH07192041A JP5333831A JP33383193A JPH07192041A JP H07192041 A JPH07192041 A JP H07192041A JP 5333831 A JP5333831 A JP 5333831A JP 33383193 A JP33383193 A JP 33383193A JP H07192041 A JPH07192041 A JP H07192041A
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JP
Japan
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file
data
design data
design
domain
Prior art date
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Application number
JP5333831A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Takei
勉 武井
Kunihiko Yamagishi
邦彦 山岸
Hiroko Kotani
浩子 小谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 設計作業において、自分の作成・修正した設
計データ及び他の設計者が作成・修正した設計データの
変更に対して、過去に、自分または他の設計者がどの様
な修正変更やツール実行を行ってきたかを把握すること
を容易にし、設計データの修正変更に対してツール実行
の未対応や誤った組み合わせの設計データによるツール
実行などの防止及びツール実行の容易な把握を行える設
計データ管理装置を提供することにある。 【構成】 本発明は、設計及び検証を行う場合に用いる
各CADツール或いは各CADツールを起動するシェル
スクリプトが、実行履歴情報を設計データ管理ルーチン
に送出する手段を有し、設計データ管理ルーチンは、実
行履歴情報を蓄積及び検索する手段を有し、設計者によ
るツールやデータ種類や期間などの指定に対して、過去
に利用したデータを整理して表示する表示機能及び表示
するためのデータ管理手段を具備したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、論理回路システムの設
計開発を行う際に用いる設計支援システムに関し、特に
その中の設計データの管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】設計データ及びバージョンの管理装置と
しては、CADツールによって生成された設計データ
(出力データ)が、他のどの設計データ(CADツール
の入力データ)から生成されたかを管理する構成管理、
及び、設計データの修正或いは設計データの生成の繰り
返しに対応して設計データのバージョン(版数)を管理
するバージョン管理がある。設計データの構成管理にお
いては、生成された設計データが、他のどの設計データ
から生成されたかの情報を保持し、その情報を利用し
て、ある設計データの元となった、生成に用いた入力デ
ータを順次遡って、または、逆に、ある設計データが元
になって生成された設計データを順次辿って、フロー図
的に表示することが考えられている。設計データのバー
ジョン管理においては、各設計データ毎にバージョン番
号が何番であるかの情報を保持し、バージョン関係をツ
リー図的に表示することが考えられている。(例えば、
参考文献として、NIKKEI ELECTRONIC
S 1992.9.14 p.131 EDAフレーム
ワーク、設計チーム全体の作業を支援、または、28t
hACM/IEEE Design Automati
on Conference p.704 Desig
n Version Management in t
he GARDEN Frameworkを参照。) 第2の発明に関連した従来計算機のデータ保持装置にお
いては各データファイルを管理するための機構として同
一種類のデータに対してそのリビジョン管理(バージョ
ン管理、版数管理)を行うシステムなどが実現されてき
た。これは例えばプログラムのソースファイル等のよう
なデータの修正や変更などの履歴を管理する上では有効
なツールであった。
【0003】しかし、今日例えばLSI設計支援システ
ムのようなCADシステムでは、扱うツールの数が増大
してきたことに加えて、設計対象も大規模になっている
ため、設計作業全体が複雑且つ多様化してきている。こ
のようなCADシステムにおいては同一種のファイルで
のリビジョン管理を行うだけでは不十分であり、ファイ
ルと実行プロセスとの関係や、ある実行プロセスを仲立
ちとしたファイル間の関係も管理する必要がある。
【0004】また、設計の過程では様々なツールを組み
合わせて作業を進めることになるが、その組合せ方も設
計の対象とするものの目的により千差万別で有り、ツー
ルが互いに複雑に絡み合いながら作業が進展する。現状
では各設計対象により最適なツールの実行順序を設計者
がいちいち判断しており、ツールの実行シーケンスの管
理に設計者は多大な労力を必要としている。
【0005】プロセスとファイルの入出力関係を明確に
するため、プロセスの実行順序を示したプロセスフロー
を作成し、各プロセスの入出力ファイルを割り当てるシ
ステムなどが実現されているが、ファイルがどのプロジ
ェクトに関連して生成されたかあるいは用いられるかと
いった情報は保存されておらず単に個々のファイルとプ
ロセスを関係づけるに留まっていた。そのため、各ファ
イルがそれぞれどのプロジェクトの関連しているか、例
えばあるツールを実行するための入力ファイルとして
は、どのファイルをどのファイルと組み合わせて用いる
のが正しいのかといった情報はユーザ自身が管理してお
かねばならず、データファイルの数が増大すると上記の
情報の管理の為にユーザは多大な労力を割いていた。
【0006】また、第3の発明に関連した従来技術によ
る各種のLSI設計支援装置では、ある機能を実現する
回路の設計データが、修正される毎に生成される設計デ
ータを、元の仕様と修正後の仕様とを識別するために付
与される識別名として版を扱うか、もしくは、前記版の
概念を、例えば図21のように拡張した多元版数をもと
に、多種の設計データに大別して、各々の版数を管理し
ていた。図21は、機能図で設計された設計データを識
別するための概念を示したものであるが、設計データの
更新結果を識別するリビジョン(Revision)、
機能ブロック図、ハードウェア記述言語といった設計デ
ータ表現の違いなど、抽象度の異なる仕様の表現を識別
するビュー(View)、例えば、加算器の場合、リッ
プル・キャリー、キャリー・ルックアヘッドといった、
1つの仕様に対する異なる実現結果を識別するアールタ
ナティブ(Alternaive)と呼ばれる3種類に
大別して、親となる版と子とが1対1に対応する線形シ
ーケンス、1つの親となる版に対して複数の子が存在
し、この親が唯一に決まる木構造、1つ親に対して複数
の子が存在し、また子供に対する親が複数いるグラフ構
造などが様々な手法を用いて、各版数内の親子関係を表
す版数の履歴を管理していた。上記のように、それぞれ
のデータの履歴をいかに、失わずに保存していくかとい
うことが目的とされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の設計データの構
成管理やバージョン管理においては、個々の設計データ
の構成(そのデータの元に/そのデータが元になったデ
ータの関係)や個々の設計データのバージョンを知るこ
とはできるが、実際の設計検証作業では、設計データの
修正とツールの実行が頻繁に行われ、単に個々の設計デ
ータの構成やバージョンを知れるだけでは不十分であ
る。更に、実際の設計検証作業では、設計者一人一人
が、自分の設計データの修正とその設計データを用いた
ツールの実行を繰り返すだけでなく、複数の設計者で共
同して設計・検証を行うことが普通であり、自分の設計
・修正したデータ以外に他の設計者が設計・修正したデ
ータも用いてツールの実行を頻繁に繰り返す。この様な
状況において、自分の作成・修正した設計データ及び他
の設計者が作成・修正した設計データの変更に対して、
ツールの実行等が未対応であることが多々発生する。ま
た、過去に、自分または他の設計者がどの様な修正変更
やツール実行を行ってきたかを正確に把握しておくこと
は非常に難しく、設計データの修正変更やツール実行の
一部を忘却し、設計検証作業が混乱してしまう。
【0008】そこで、第1の発明は、このような従来の
事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、過去
に、自分または他の設計者がどの様な修正変更やツール
実行を行ってきたかを把握することを容易にし、設計デ
ータの修正変更に対してツール実行の未対応や誤った組
み合わせの設計データによるツール実行などの防止及び
ツール実行の容易な把握を行える設計データ管理装置を
提供することにある。
【0009】第2の発明では前記従来の技術の問題点を
解決すべく、ファイルの管理情報として、ファイルがど
のプロジェクトに関連して生成されたかあるいは用いら
れるかといった情報を保存するとともに、ファイルの種
別についての情報も保存する。さらに、ファイルとプロ
セス間及びファイル相互間の関連を容易に知ることを可
能にするとともに、プロジェクトの目的により必要な実
行シーケンスを過去の実行経路から容易に抽出しユーザ
に示すことにより、例えばCADシステム等におけるユ
ーザの作業上の負荷を軽減するための機構を提供するこ
とを目的とする。
【0010】第3の発明が解決しようとする課題では、
上記のように、例えば従来の設計支援装置を用いて、R
evisonだけに限って、その修正、追加の差分のみ
保存する手法を用いて、版数管理(以下では、版数を識
別するためにつけられた番号ではなく、版の個数とす
る。)を行ったとしても、各設計者が行う修正回数は、
一般に、数十回を越える為、保存されるデータ量は非常
に多い。更に、設計を分業して行っている場合、一般に
多数の設計者が存在することから、版数の管理を修正、
追加の差分のみに限っても、莫大な量を保存しなければ
ならない。しかし、実際、設計を行う上で、設計者はす
べての版が必要なわけではなく、せいぜい必要とされる
のは数世代以前のデータに限る。従って、前記機能のた
めに、必要以上の多量なデータが保存されるという問題
があった。また、設計対象の大規模化にともない、しば
しば設計データの設計データ格納装置の許容容量を越え
るという事態が生じるという問題もあった。
【0011】上記問題を解決するために、例えば、あら
かじめ版数を限定し、指定された版数を越えると古い設
計データを自動的にデータ・ベースから削除する機能を
有している設計支援装置も存在した。しかし、上記設計
支援装置では、複数人数の設計者が分業して設計を行っ
ている場合、ある設計者が、ある設計データを作成する
ことはなくとも、何等かの設計工程で、その設計データ
を参照する必要が生じた場合、処理の最中に、その参照
すべき設計データが削除されていまうという問題点があ
った。
【0012】従って、第3の発明は以上のような従来の
問題点を鑑みて成されたものであり、複数人数で行われ
るLSI設計を支援することを前提とした、設計データ
を管理する機能を有する設計支援装置において、共有デ
ータ・ベースと、個人データ・ベース、及び共有データ
・ベースから削除されるべき設計データが、設計に携わ
る一人以上の設計者の要求によって、削除を保留された
設計データを一次的に仮置きする為の仮置きデータ・ベ
ースとからなる3種類のデータ・ベースに分割管理し、
原則として共有データ・ベースに対して、予め指定され
た自然数Nを越える版数を保存しないよう版数を限定
し、設計データ量を抑制するが、設計者を無視して自動
的に設計データを削除することを防ぐことを目的とした
設計支援装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、上述した
課題を達成するために、設計及び検証を行う場合に用い
る各CADツール或いは各CADツールを起動するシェ
ルスクリプト等起動プログラムが、実行履歴情報を設計
データ管理ルーチンに送出する手段を有し、設計データ
管理ルーチンは、実行履歴情報を蓄積及び検索する手段
を有し、設計者によるツールやデータ種類や期間などの
指定に対して、過去に利用したデータを整理して表示す
る表示機能及び表示するためのデータ管理手段を具備し
たものである。
【0014】また、好適な態様では、設計及び検証を行
う場合に用いる各CADツール或いは各CADツールを
起動するシェルスクリプト等起動プログラムが、実行履
歴情報として、実行ツール名,ユーザー名,実行開始日
時,実行終了日時,実行CPU時間,入力データ等を生
成データ(出力データ)或いは生成データの管理情報或
いは生成データに対応する情報データとして送出する手
段を有し、設計データ管理ルーチンは、該実行履歴情報
を検索する手段を有し、設計者によるツールやデータ種
類や期間などの指定に対して、過去に利用したデータを
整理して表示する表示機能及び表示するためのデータ管
理手段を具備したものである。
【0015】さらにまた、設計者により指定されたツー
ルやデータ種類や期間などに該当する利用した設計デー
タに関して、そのファイル名或いは設計データ名、及び
そのバージョン番号等の設計データ情報を期間毎に表示
する手段を具備してもよい。
【0016】また、設計者により指定されたツールやデ
ータ種類や期間などに該当する利用した設計データを、
そのファイル名或いは設計データ名、及びそのバージョ
ン番号に対して、該設計データを利用した日時及び時間
或いは利用回数(ツールの実行回数)に対応して表示す
る手段、及び、該表示において、該設計データのバージ
ョン毎に、該設計データ・バージョンを最初に利用した
時の表示を線種(点種)或いは色種を変えて表示する手
段を具備してもよい。
【0017】第2の発明によると、計算機のデータ保持
装置などにおいて、各ファイルを管理するために各ファ
イルの属性としてファイルを必要としたプロジェクトの
目的についての属性値を設定するファイルドメイン設定
手段と、ファイルの用途についての属性を設定するファ
イルカテゴリ設定手段を具備させる。
【0018】さらに上記ファイルドメイン設定手段にお
いて、いくつかのファイルドメインをまとめたファイル
ドメインを設定するスーパーファイルドメイン設定手段
とあるファイルドメインをいくつかのファイルドメイン
に分割するサブファイルドメイン設定手段を具備させて
もよい。
【0019】前記ファイルカテゴリ設定手段において、
いくつかのファイルカテゴリをまとめたファイルカテゴ
リを設定するスーパーファイルカテゴリ設定手段とある
ファイルカテゴリをいくつかのファイルカテゴリに分割
するサブファイルカテゴリ設定手段を具備させることも
できる。
【0020】また、上記の各ファイルの管理情報から各
プロセスの実行シーケンスを抽出するプロセス実行シー
ケンス抽出手段を具備させてもよい。
【0021】各ファイルの管理情報とプロセスの実行時
のファイル割付情報から各プロセスの実行時の入出力フ
ァイルの自動割付或いはファイル候補の表示を行うファ
イル割付支援手段を具備させてもよい。
【0022】前記目的を達成するために、第3の発明に
よるLSI設計支援装置においては、設計データの追加
及び更新、及び削除は、登録権を有するものに対しての
み可能であり、設計データの参照は、設計に携わるすべ
ての設計者に対して可能であるような共有データ・ベー
スを格納する記憶装置と、前記共有データ・ベースから
削除されるべき設計データを、設計に携わる一人以上の
設計者からの要求がある場合は、削除を保留し、前記削
除されるべき設計データを一時的に保存する仮置きデー
タ・ベースを格納する記憶装置と、設計に携わる各々の
設計者個人設計データを格納する個人データ・ベースを
格納する記憶装置と、前記3種類のデータ・ベースの登
録と設計データの版数の制御、及び前記共有データ・ベ
ースに対して予め指定された自然数Nを越える版数を共
有データ・ベースに格納せずに版数を限定するが、設計
者を無視して自動的に設計データを削除することを防ぐ
ことデータ・ベース制御部とから構成されている。
【0023】
【作用】第1の発明によれば、設計者により指定された
ツールやデータ種類や期間などに該当する利用した設計
データに関して、そのファイル名或いは設計データ名,
及びそのバージョン番号等の設計データ情報を期間毎に
表示すること、または、そのファイル名或いは設計デー
タ名、及びそのバージョン番号に対して、該設計データ
を利用した日時及び時間或いは利用回数(ツールの実行
回数)に対応して表示すること、及び、該表示におい
て、該設計データのバージョン毎に、該設計データ・バ
ージョンを最初に利用した時の表示を線種(点種)或い
は色種を変えて表示することにより、設計データの修正
変更に対してツール実行の未対応や誤った組み合わせの
設計データによるツール実行などの防止及びツール実行
の容易な把握を行うことができる。
【0024】第2の発明にかかるファイルドメイン設定
手段と、ファイルカテゴリ設定手段と、スーパーファイ
ルドメイン設定手段と、サブファイルドメイン設定手段
と、スーパーファイルカテゴリ設定手段と、サブファイ
ルカテゴリ設定手段とが各ファイルの関連するプロジェ
クトと各ファイルの用途についての情報を有効的に保存
し、その情報をユーザに提示することにより、従来より
詳細なファイル管理を行うことが出来、ファイル間の関
連性を容易に知ることを可能にするとともに、各ファイ
ルが必要か不要かの判断が容易になり、ディスク領域等
のリソースの効率的運用につながる。また、上記の各フ
ァイルの管理情報から各プロセスの実行シーケンスを抽
出するプロセス実行シーケンス抽出手段が過去に実行し
たプロセスの実行シーケンスを元に、同種のプロジェク
トを進展させる上でツールの実行シーケンスをたどるこ
とにより、その種のプロジェクトに精通していないユー
ザでも適切なシーケンスでツールを実行していくことが
出来る。また、ファイル割付支援手段によりツール実行
時に正しい入出力ファイルの組み合わせをユーザに提示
することにより、ツール実行時の入出力ファイルの割付
を容易に設定することが可能となる。
【0025】第3の発明によると、共有データ・ベー
ス、仮置きデータ・ベース及び個人データ・ベースの3
種類のデータ・ベースを有し、登録及び、設計データの
版数、特に、共有データ・ベースに対する版数の制御に
おいて、予め指定された自然数Nを越える版数を共有デ
ータ・ベースに保存の許可を行わない制御構造を有する
設計データ・ベース制御部より構成されている設計支援
装置てある。従って、共有データ・ベースにおける設計
データの版数を限定し、不要な設計データ量の抑制が可
能となる。
【0026】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。
【0027】実施例1 図1は、第1の発明による設計データ管理装置のシステ
ム構成図の1実施例である。図1において、符号1はデ
ータ処理装置であり、ハードディスクなどの図示しない
外部記憶装置から読み込まれたCADツール10やツー
ル実行シェルスクリプト12及びCADツールnを格納
している主記憶装置のプログラム記憶領域2を有する。
このCADツール10は論理回路システムの設計開発を
行う際に用いる設計検証システムで使用する1つのCA
Dツールである。該CADツール10は、CADツール
プログラム自体が、実行情報として実行ツール名,ユー
ザー名,実行開始日時,実行終了日時,実行CPU時間
等のフィールドからなる実行履歴情報レコードと入力デ
ータ,出力データを設計データ管理ルーチンに送出する
機能を持っている。符号12のツール実行シェルスクリ
プト及びCADツールnも外部記憶装置に格納されてお
り、設計検証システムで使用する1つのCADツールで
ある。該CADツールnは、CADツールプログラム自
体が、実行情報を設計データ管理ルーチンに送出する機
能を持っておらず、ツール実行シェルスクリプトが、実
行情報として実行ツール名,ユーザー名,実行開始日
時,実行終了日時,実行CPU時間等のフィールドから
なる実行履歴情報レコードと入力データ,出力データを
設計データ管理ルーチン(部)15に送出する機能を実
現している。
【0028】この設計データ管理ルーチン15は、機能
シミュレータや自動論理合成やデータ変換ツールなど、
複数のCADツールを持っている。そして、CADツー
ル10とツール実行シェルスクリプト12を中央処理ユ
ニット(CPU)3に読み込み、その結果えられた実行
情報を後述のように設計データ管理ルーチン15のプロ
グラムである実行履歴情報検索部16によりCPU3
は、外部記憶装置、あるいは主記憶装置のデータ記憶領
域6に外部記憶装置に読み込まれている実行履歴情報部
19の適当な番地に格納する。符号13は、キーボード
及びマウスを含んだ入力装置であり、図示しないインタ
フェースを介してCPU3につながっている。入力装置
13はユーザーが利用データ表示に対する指定を行う。
符号14のディスプレイは、出力装置であり、ユーザー
に対する利用データ表示を行う。設計データ管理ルーチ
ン15は、図示の都合上からプログラム記憶領域2とは
分離して示したプログラム記憶領域5に図示しない外部
記憶装置から格納されている。設計データ管理ルーチン
15の各部の命令はCPU3により実行され、符号16
の実行履歴情報蓄積検索部、及び、符号17のユーザー
の指定解釈部、及び符号18の利用データ表示部から成
っている。実行履歴情報蓄検索部16は各CADツール
(符号10及び12)から送出される実行情報を受け取
り、これを実行履歴情報として実行履歴情報部19に蓄
積するプログラムを有する。また、蓄積された実行履歴
情報をユーザーの指定に応じて検索する。ユーザーの指
定解釈部17は、利用設計データの表示を行うために、
ユーザーの指定する選択内容をチェック及び解釈し、実
行履歴情報検索部16へ検索の支持を行うルーチンを有
する。利用データ表示部18は、実行履歴情報蓄積検索
部16で検索された利用設計データ情報を受け取り、そ
の内容をディスプレイ14に表示するプログラムを有す
る。複数のユーザに対応するために、該設計データ管理
ルーチン15の処理は、複数のユーザーの処理を別のデ
ータ処理装置22(1個のみ図示)とバスを介してCP
U3で行う。実行履歴情報部19は、各CADツールか
ら実行履歴情報蓄積検索部16へ送られた実行情報が蓄
えられたものであり、データ記憶領域6の指定番地に格
納されている。
【0029】実施例2 図2は、第1の発明の別の態様の設計データ管理装置に
関するシステム構成図である。図2において、符号1は
データ処理装置であり、ハードディスクなどの図示しな
い外部記憶装置から読み込まれたCADツール10やツ
ール実行シェルスクリプト12及びCADツールnを格
納するプログラム記憶領域2を有する。このCADツー
ル10は論理回路システムの設計開発を行う際に用いる
設計検証システムで使用する1つのCADツールであ
る。該CADツール10は、CADツールプログラム自
体が、実行情報として実行ツール名,ユーザー名,実行
開始日時,実行終了日時,実行CPU時間,入力データ
からなるレコードを生成データ(出力データ)或いは生
成データの管理情報或いは生成データに対応する情報デ
ータとして設計データ管理ルーチンに送出する機能を持
っている。符号12のツール実行シェルスクリプト及び
CADツールnも必要に応じてプログラム記憶領域2に
格納される、設計検証システムで使用する1つのCAD
ツールである。該CADツールnは、CADツールプロ
グラム自体が、実行情報を設計データ管理ルーチンに送
出する機能を持っておらず、ツール実行シェルスクリプ
トが、実行情報として実行ツール名,ユーザー名,実行
開始日時,実行終了日時,実行CPU時間,入力データ
等を、生成データ(出力データ)或いは生成データの管
理情報或いは生成データに対応する情報データとして設
計データ管理ルーチン15に送出する機能を実現してい
る。この設計データ管理装置は、機能シミュレータや自
動論理合成やデータ変換ツールなど、複数のCADツー
ルを持っている。符号13は、キーボード及びマウスを
含んだ入力装置であり、図示しないインタフェースを介
して中央処理装置(CPU)3につながっている。入力
装置13はユーザーが利用データ表示に対する指定を行
う。符号14のディスプレイは、出力装置であり、ユー
ザーに対する利用データ表示を行う。符号15は設計デ
ータ管理ルーチンてあり、図示の都合上からプログラム
記憶領域2とは分離して示したプログラム領域5に格納
される。符号16の実行履歴情報蓄積検索部、及び、符
号17のユーザーの指定解釈部、及び符号18の利用デ
ータ表示部から成っている。符号16の実行履歴情報蓄
検索部は、各CADツール(符号10及び12)から送
出される実行情報を受け取り、これを設計データとして
として設計データ部20蓄積するプログラムを有する。
また、蓄積された設計データをユーザーの指定に応じて
検索する。符号17のユーザーの指定解釈部は、利用設
計データの表示を行うために、ユーザーの指定する選択
内容をチェック及び解釈し、実行履歴情報蓄積検索部1
6へ検索の支持を行うルーチンを有する。。符号18の
利用データ表示部は、符号16の実行履歴情報蓄積検索
部で検索された利用設計データ情報を受け取り、その内
容をディスプレイ14に表示するプログラムを有する。
該設計データ管理ルーチン15の処理は、複数の入力装
置及び出力装置、すなわち、複数のユーザーに対して処
理を別のデータ処理装置22(1個のみ図示)によりバ
スを介してCPU3で行う。設計データ部20は、各C
ADツールから実行情報蓄積検索部16へ送られた実行
情報及び各CADツールの生成データ或いはユーザーに
よって編集されたデータを格納する。
【0030】図3は、第1の発明の設計データのデータ
名、及びそのバージョン番号表示方式における表示画面
の1例である。図3において、符号31ー34は、利用
した設計データを検索するにあたって、ユーザーが入力
する検索項目である。これらは、図1或いは図2の入力
装置13あるいは処理装置22によって指定され、ディ
スプレイ14あるいは装置22のディスプレイに表示さ
れる。
【0031】検索項目31は、ユーザー名の指定項目で
あり、どのユーザーが利用した設計データを対象に表示
するかを指定する。図3の例では、ユーザーとして全ユ
ーザーを対象とするキーワードallが入力されてい
る。検索項目32は、CADツール名の指定項目であ
り、どのCADツールが利用した設計データを対象に表
示するかを指定する。図3の例では、CADツールとし
てSIM1という名のシミュレータを指定している。こ
の指定項目では、複数のCADツールで共通に利用され
た設計データの指定や複数のCADツールのどれかで利
用された設計データの指定などのように、CADツール
の論理積や論理和表現による指定も行える。検索項目3
3は、データ種類の指定項目であり、利用した設計デー
タの内、どの種類の設計データを対象に表示するかを指
定する。図3の例では、HDLと呼んでいる種類の設計
データで、なおかつ、シミュレータSIM1の入力(キ
ーワードinput)となった設計データを指定してい
る。検索項目34は、期間の指定項目であり、いつから
いつまでに利用した設計データを対象に表示するかを指
定する。図3の例では、全期間を指定しており、この設
計開発プロジェクト全期間に渡って利用した設計データ
を対象にしている。
【0032】入力データであるこれら検索項目31ー3
4を受け取って、CPU3はユーザの指定解釈部17の
プログラムに従ってユーザーの指定する選択内容をチェ
ック及び解釈し、検索情報の各検索項目を判断する。C
PU3はこの検索情報の各検索項目を順に実行履歴情報
蓄積検索部16の検索サブルーチンに従って、データ記
憶領域6の実行履歴情報部19の適当番地のに蓄えられ
た各実行履歴情報レコードの該当フィールドを検索す
る。検索結果は利用データ表示部18のサブルーチンを
実行することによりディスプレイ14に送られ検索結果
が以下に述べる検索項目36ー38の該当箇所に所定形
式で表示される。
【0033】検索項目35は、検索項目31ー34で指
定されたものに該当する設計データを表示する部分であ
る。検索項目36はユーザー名表示領域であり、検索項
目37は設計データ名及びバージョン番号等の設計デー
タ情報表示領域であり、検索項目38は日時表示領域で
ある。ここでは、ユーザー毎、日時により区切られた期
間毎に、利用した設計データの情報を表示している。図
3に示した例では、ユーザー名として、AA及びBBが
見えており、期間としては、6/15から7/1の部分
と6/15以前(6/1から6/15)の部分が見えて
いる。設計データ情報としては、ユーザー毎、期間毎
に、設計データ名及びバージョン番号として、MODC
T1:v.1.0,MODCT2:v.1.0等等の表
示をしている。
【0034】図4は、図3に示した設計データ情報表示
を行う前の、ユーティリティの表示画面の1例である。
期間毎及びユーザー毎に実行したCADツール名を表示
できる。図4に示した例では、期間毎に実行されたCA
Dツール名及びサブCADツール名(1つのCADツー
ルが幾つかのサブツールからなっている場合のサブツー
ル名)を、実行したユーザー毎には分類せずに、設計開
発プロジェクト全般に渡って表示した場合であり、シミ
ュレータSIM1とそのサブツールでコンパイラCL1
とエラボレータEL1とシミュレータSM1が実行され
たことを示している。他に、論理合成SYN1とそのサ
ブツールでコンパイラCL2と論理合成SY1と出力変
換ルーチンTR1が実行されたことを示している。この
ような補助表示機能によって実行履歴及び設計データの
管理が容易になる。
【0035】図5は、本発明の設計データのデータ、及
びそのバージョンの利用状況表示装置における表示画面
の別の1例である。図3の場合と同様に、図5におい
て、符号31ー34は、利用した設計データを検索する
にあたって、ユーザーが入力する検索項目である。これ
らは、図1或いは図2の入力装置13によって指定され
る。検索項目31は、ユーザー名の指定項目であり、ど
のユーザーが利用した設計データを対象に表示するかを
指定する。この例では、ユーザーとして全ユーザーを対
象とするキーワードa11が入力されている。検索項目
32は、CADツール名の指定項目であり、どのCAD
ツールが利用した設計データを対象に表示するかを指定
する。例では、CADツールとしてSIM1という名の
シミュレータを指定している。この指定項目では、複数
のCADツールで共通に利用された設計データの指定や
複数のCADツールのどれかで利用された複数データの
指定などのように、CADツールの論理積や論理和表現
による指定も行える。検索項目33は、データ種類の指
定項目であり、利用した設計データの内、どの種類の設
計データを対象に表示するかを指定する。例では、HD
Lと呼んでいる種類の設計データで、なおかつ、シミュ
レータSIM1の入力(キーワードinput)となっ
た設計データを指定している。検索項目34は、期間の
指定項目であり、いつからいつまでに利用した設計デー
タを対象に表示するかを指定する。例では、全期間を指
定しており、この設計開発プロジェクト全期間に渡って
利用した設計データを対象にしている。検索項目35
は、検索項目1ー4で指定されたものに該当する設計デ
ータを表示する部分である。検索項目36はユーザー名
表示領域であり、検索項目37は設計データ名及びバー
ジョン番号等の設計データ情報表示領域である。検索項
目39は設計データの利用状況を期間に対して線表示し
たものである。検索項目38は日時表示領域である。こ
こでは、ユーザー毎、日時により区切られた期間毎に、
利用された設計データに対して線で表示している。図に
示した例では、ユーザー名としてAAが見えており、期
間としては、6/15から7/1の部分と6/15以前
(6/1からら6/15)の部分化見えている。設計デ
ータ情報としては、設計データ名及びバージョン番号と
して、MODCT1:v.1.0,MODCT2:v.
1.0等等が表示されている。ここで、MODCT1:
v.1.0,MODCT2:v.1.0は、期間6/1
5から7/1の部分と6/15以前(6/1から6/1
5)の部分の両方で使用されていることを示している。
MODCT3:v.1.0は、期間6/15以前(6/
1から6/15)の部分で使用されていることを示して
おり、MODCT3:v.1.1は、期間6/15から
7/1の部分で使用されていることを示している。
【0036】図6は、本発明の設計データのデータ、及
びそのバージョンの利用状況表示装置における表示画面
のさらに別の1例である。検索項目31ー37までと検
索項目38は、図5の場合とまったく同様である。検索
項目39は設計データの利用状況を日時に対して線或い
は点で表示したものである。ここで、線或いは点の集合
で表示された期間は、実際にCADツールが実行された
期間に対応している。ただし、実際のCADツール実行
時間が非常に短い場合は、表示及び認識可能な最小分解
能で表示する。図6に示した例では、設計データMOD
DP1:v.1.0が6/15の最後に利用され、その
直後に、設計データMODDP1:v.1.1が利用さ
れ、その後に、再度、設計データMODDP1:v.
1.0が利用され、その後に、設計データMIDDP
1:v.1.1が利用されている状況を示している。
【0037】図7は、図6と同様の表示画面の例である
が、図7では、設計データの利用状況を日時に対して線
或いは点で表示する部分において、設計データ(デー
タ、及びそのバージョン)が最初に使用された所は、線
種或いは点種を変えて表示している。図に示した例で
は、設計データMODCT3:v.1.1が最初に使用
された部分、及び設計データMODDP1:v.1.0
が最初に使用された部分、及び、設計データMODDP
1:v.1.1が最初に使用された部分が、それぞれ、
黒色で塗りつぶされている。
【0038】図8は、図6及び図7と同様の表示画面の
例であるが、図8では、設計データの利用状況を日時に
対して線或いは点で表示する部分において、設計データ
のバージョンが変わる毎に、線種或いは点種を変えて表
示している。設計データMODCT3、及び、設計デー
タMODDP1を見ると、v.1.0に対応する部分は
白色であり、v.1.1に対応する部分は斜線になって
いる。
【0039】図9は、図8の例において、個々の設計デ
ータの利用状況の詳細を指定された設計データに対して
表示している場合の例である。設計データMODDP1
に対する利用状況の詳細情報として、設計データ名,バ
ージョン番号,利用開始日時(CADツール実行開始日
時)、利用終了日時(CADツール実行終了日時)、作
成者あるいは変更者、作成日時或いは修正日時等を表示
している。
【0040】実施例3 以下に第2の発明の実施例について図面を用いて説明す
る。
【0041】図10は本発明の方法によるファイル/プ
ロセス管理システムを構築するためのシステム構成図で
ある。各ファイル101を管理するために様々な管理情
報や各実行プロセスの入出力ファイルの定義情報等を保
持するデータベースを格納した磁気ディスク装置などの
外部記憶装置102と、それらの管理情報をユーザの指
定から取り込みまたそれらの情報を元にファイルの間の
関連情報や各プロセス実行時に必要なファイルを検索す
る、プロセッサを含んだ管理情報処理部103と、その
管理情報処理部103にユーザが管理情報を入力するた
めのキーボードやマウスなどを含んだデータ入力装置1
04と、管理情報処理部103から得られる情報を表示
するCRTディスプレイ装置などからなるデータ出力装
置105とからなる。ファイル/プロセス管理システム
を制御するプログラムは外部記憶装置102に格納さ
れ、このプログラムと上記データベースはここから管理
情報処理部103の図示しない主記憶装置のプログラム
記憶領域及びデータ記憶領域にそれぞれ読み込まれる。
【0042】図11は外部記憶装置102に格納された
上記データベースの内構造の概念図である。このデータ
ベースは主なデータテーブルとして、ファイル管理テー
ブル201とファイルドメインテーブル202とファイ
ルカテゴリテーブル203とプロセス実行定義テーブル
204等を持つ。
【0043】全てのデータファイル101はそのファイ
ルの属するファイルドメインとファイルカテゴリの両面
から管理される。ファイルドメインは、異なる種類のフ
ァイル間でその関連するファイル群を管理するための属
性である。それに対して、ファイルカテゴリは、同種の
ファイルを管理するための属性である。ファイルのカテ
ゴリを陽に表現する方法として、ファイルの存在するデ
ィレクトリを一つのカテゴリに対応させる方法や、ファ
イル名の拡張子をカテゴリに対応させる方法などが考え
られる。ここでは、各ディレクトリがそれぞれ特定のカ
テゴリに対応するものとする。
【0044】ファイル管理テーブル201内には、ファ
イルの存在するディレクトリパス名管理テーブル205
のポインタ2011とファイル名ストリングのポインタ
2012とそのファイルの属するドメインを定義するフ
ァイルドメインテーブル202のドメインID2013
と、そのファイルの属する種類を定義するファイルカテ
ゴリテーブル203のカテゴリID2014と、そのフ
ァイルを生成したプロセスを定義したプロセス実行定義
テーブル204のポインタ2015と、そのファイルを
入力として用いたプロセスを定義したプロセス実行定義
テーブル204をポイントするためのファイル入力実行
プロセス管理テーブル206のポインタ2016と、フ
ァイルのリビジョン番号2017等を持つとともに、同
じファイルドメイン属するファイルのファイル管理テー
ブル同士をリンクチェーンで結ぶためのドメインリンク
ポインタ2018と、同じファイルカテゴリに属するフ
ァイル管理テーブル201同士をリンクチェーンで結ぶ
ためのカテゴリリンクポインタ2019を持つ。ファイ
ル入力プロセス管理テーブル206は、そのファイルを
入力として用いたプロセスを定義したプロセス実行定義
テーブル204のポインタ2061と、リンクチェーン
ポインタ2062を持つ。このリンクチェーンをたどる
ことにより、そのファイルを入力として用いた全てのプ
ロセスを知ることができる。実際にディスク上に格納さ
れるファイルのファイル名は、上記ファイル名ストリン
グポインタ2012で得られるファイル名にリビジョン
番号を拡張子として付加した名前がつけられる。以下で
ファイル名という場合はこれらの拡張子を含まない部分
を言う。
【0045】ディレクトリパス名管理テーブル205内
にはそのディレクトリのパス名のストリングのポインタ
2051とそのディレクトリが対応するファイルカテゴ
リのID2052を持つ。ディレクトリパス名管理テー
ブル205は、ディレクトリパス名ハッシュテーブル2
12により検索される。
【0046】あるファイルドメインを更にいくつかのド
メインに分割したファイルドメインをサブファイルドメ
インとして定義する事ができる。また、いくつかのファ
イルドメインをまとめたファイルドメインをスーパーフ
ァイルドメインとして定義することもできる。このスー
パーファイルドメインはあるファイルドメインに対して
複数定義可能である。これらの構造を実現するため、フ
ァイルドメインテーブル202には、ドメインID20
21と、ドメインレベル2022と、スーパーファイル
ドメイン管理テーブル207’のポインタ2023と、
サブファイルドメイン管理テーブル207’’のポイン
タ2024と、ファイル管理テーブル201のポインタ
201のポインタ2025を持つ。スーパーファイルド
メイン管理テーブル207’とサブファイルドメイン管
理テーブル207’’は、構造的には同一で(両者を総
称してファイルドメイン管理テーブル207という)、
スーパーファイルドメイン或いはサブファイルドメイン
のファイルドメインテーブル202のポインタ2071
と、ファイルドメイン管理テーブルのリンクチェーンポ
インタ2072を持つ。ドメインID2021はそのフ
ァイルドメインの識別番号で、各ファイルドメインはこ
のドメインID2021をキーとして識別される。ドメ
インレベル2022はスーパーファイルドメイン、ファ
イルドメインメイン、サブファイルドメイン間の階層関
係により形成されるドメインの階層レーベルを示す値で
ある。
【0047】ファイルカテゴリについても、更にいくつ
かのファイルカテゴリに分割したサブファイルカテゴリ
と、或いはいくつかのファイルカテゴリをまとめたスー
パーファイルカテゴリを定義する事かができる。このス
ーパーファイルカテゴリもあるファイルカテゴリに対し
て複数定義可能である。これらの構造を実現するため、
ファイルカテゴリテーブル203は、カテゴリID20
31と、ドメインレベル管理テーブルポインタ2032
と、スーパーファイルカテゴリ管理テーブル209’の
ポインタ2033と、サブファイルカテゴリ管理テーブ
ル209’’のポインタ2034と、ファイル管理テー
ブル201のポインタ2035を持つ。カテゴリID2
031はそのファイルカテゴリの識別番号で、各ファイ
ルカテゴリはこのカテゴリID2031をキーとして識
別される。スーパーファイルカテゴリ管理テーブル20
9’とサブファイルカテゴリ管理テーブル209’’
は、構造的には同一で(両者を総称してファイルカテゴ
リ管理テーブル209という)、スーパーファイルカテ
ゴリ或いはサブファイルカテゴリのファイルカテゴリテ
ーブル203のポインタ2091と、ファイルカテゴリ
管理テーブルのリンクチェーンポインタ2092を持
つ。
【0048】ドメインレベルとファイルカテゴリの対応
をとるためドメインレベル管理テーブル208を用い
る。ドメインレベル管理テーブル208は、ドメインレ
ベル値2081とファイルカテゴリテーブル203のポ
インタ2082とリンクポインタ2083を持つ。ある
ファイルカテゴリ対応するドメインレベルを複数設定で
きるようにするためドメインレベル管理テーブル208
は複数リンクさせる。
【0049】プロセス実行定義テーブル204は、実行
プロセスID2041と実行モジュール各ストリングの
ポインタ2042と入力ファイル定義テーブル210’
のポインタ2043と出力ファイル定義テーブル21
0’’のポインタ2044と前処理定義テーブル21
1’のポインタ2045と後処理定義テーブル21
1’’のポインタ2046をもつ。入力ファイル定義テ
ーブル210’と出力ファイル定義テーブル210’’
は構造的には同一(両者を総称して入力ファイル定義テ
ーブル210という)である。入出力ファイル定義テー
ブル210は、アクセスするファイルが固定であるか可
変であるか示す固定/可変フラグ2101と、アクセス
ファイル定義領域2102と、ファイル割付定義領域2
103とリンクチェーンポインタ2104を持つ。アク
セスするファイルが固定である場合(図16(a))に
は、ファイル定義領域2102にはそのファイルが存在
するディレクトリのディレクトリパス名管理テーブル2
05のポインタ2105とそのファイル名のストリング
のポインタ2106とが格納される。アクセスするファ
イルが可変である場合(図16(b))には、アクセス
ファイル定義領域2102にはアクセスすべきファイル
のドメインレベル2107とファイルカテゴリID21
08が格納される。ファイル格納定義領域2103に
は、そのファイルが実行プロセスに対してどのような形
式で割り付けられるかが定義される。例えば、実行コマ
ンドの引き数として定義されるか、プログラム内で自動
的に割り当てられるかある入力ファイルに依存して割り
当てられるかといった情報がフラグとそれぞれの形式の
具体的な情報と共に格納される。リンクチェーンポイン
タ2104は入力側と出力側それぞれについて入力ファ
イル数及び出力ファイル数ずつリンクチェーンを形成す
るために用いられる。前処理定義テーブル211’と後
処理定義テーブル211’’は構造的には同一(両者を
総称して前後処理定義テーブル211とい)で、プロセ
ス実行定義テーブル204のポインタ2111と、リン
クチェーンポインタ2112を持つ。前処理或いは後処
理が複数の処理からなる場合はその数だけ前/後処理定
義テーブルをリンクする。後処理定義テーブル21
1’’のリンクチェーンの最終テーブル211’’’に
は次のツールを自動的に実行するかどうかの属性値がリ
ンクチェーンポインタ領域2112に格納される。
【0050】次にこのシステム実行方法を実行時に表示
される各種パネルの表示例を図12ー15に示しながら
説明する。
【0051】図12(a)はプロセス起動管理パネル3
01のデータ出力装置のディスプレイの表示例である。
プロセス起動管理パネル301は、各種のツールの起動
の制御を行ったり、実行中のプロセスの管理や終了後の
情報管理を行う。従って、このパネルは管理情報処理部
103の制御によってデータ出力装置105に各種情報
の表示を行うと共に、データ入力装置104から入力さ
れた情報を取り込む部分になっている。あるツールを実
行する場合は、先ずプロセス起動管理パネル301を開
く。すると既に登録されたツールがアイコン302とし
て表示されると共に、ある既定のドメインレベルについ
てそれまでに登録されたファイルドメインの一覧303
が表示される。あるファイルドメインをたとえばマウス
で選択すると、そのファイルドメインからスーパーファ
イルドメインとして順次上位階層方向へ或いはサブファ
イルドメインとして順次下位階層方向へ探索される全て
のドメイン系列内(以下同系列という)に属するファイ
ルについて、それまでに実行されたプロセスの実行シー
ケンスを元に、各アイコン302をボックスとして再配
置し、それらのアイコン間を矢印で結んだフローチャー
ト304の形で表示される。但し、このフローチャート
に用いられていないツールはフローチャート304の脇
の部分に配置されて表示される。
【0052】上記同系列のファイルドメインを探索する
処理は以下の通り管理情報処理部103で行われる(図
17)。先ず、あるファイルドメインテーブル202の
スーパーファイルドメイン管理テーブルポインタ202
3からポイントされるスーパーファイルドメイン管理テ
ーブルを先ず探索する。そのスーパーファイルドメイン
管理テーブル207のファイルドメインポインタ207
1でポイントされるファイルドメインテーブル202の
ファイル管理テーブルポインタ2025でポイントされ
るファイル管理テーブル201のディレクトリパス名管
理テーブルポインタ2011とファイル名ストリングポ
インタ2012で特定されるファイルを抽出する。さら
にこのファイルドメインテーブル202のスーパーファ
イルドメイン管理テーブルポインタ2023でポイント
されるスーパーファイルドメイン管理テーブル207の
ファイルドメインテーブルポインタ2071でポイント
されるファイルドメインテーブル202について同様の
処理を最上位レベルのファイルドメインテーブル202
に到達するまで繰り返す。最上位レベルに到達したら、
そのファイルドメインをポイントしたスーパーファイル
ドメイン管理テーブル207のリンクチェーンで続くス
ーパーファイルドメイン管理テーブル207から、上記
手続と同様にファイルを抽出する。また、サブファイル
ドメイン方向についても上記の手続きと同様にしてファ
イルを抽出する。以上の処理により同系列内に存在する
すべてのファイルを抽出することが可能である。
【0053】上記のフローチャートを生成するための情
報は以下の手順により得られる(図18)。既定のドメ
インレベルを持つファイルドメイン中で指定されたファ
イルドメインを定義したファイルドメインテーブル20
2中のファイル管理テーブルポインタ2025からたど
られるファイル管理テーブル内の201のそのファイル
を生成したプロセスのプロセス実行管理テーブル204
のポインタ2015からそのファイルを生成したツール
を知るとともに、ファイル入力実行プロセス管理テーブ
ルポインタ2016からポイントされるファイル入力実
行プロセス管理テーブル206をもとにそのリンクチェ
ーンを順次検索しつつそのリンクチェーン上の各ファイ
ル入力実行プロセス管理テーブル206内のプロセス実
行定義テーブルポインタ2061から探索されるツール
を順次抽出することによりそのファイルを入力として用
いた全てのツールを抽出する。上記手順により抽出され
た各ツールのプロセス実行定義テーブル204について
その入力ファイル定義テーブルポインタ2043と出力
ファイル定義テーブルポインタ2044とから探索され
る全ての入出力定義テーブル210内の情報に基づいて
アクセスする候補のファイルを抽出する。例えば、アク
セスするファイルが固定である場合にはアクセスファイ
ル定義領域内のディレクトリパス名管理テーブル205
のポインタ2105とそのファイル名のストリングのポ
インタ2106とから特定されるファイルが抽出され
る。アクセスするファイルが可変である場合には、処理
中のファイルが属するファイルドメインに属するか或い
はそのファイルドメインの同系列のファイルドメインに
属するファイルの中で、アクセスファイル定義領域内の
ドメインレベル2107を持つファイルドメインテーブ
ルから探索され、ファイルカテゴリID2108で示さ
れるファイルカテゴリに属するファイルを抽出する。こ
のようにして抽出された全てのファイルについて、上記
手順を繰り返してそれぞれのファイルを生成したツール
と入力として用いたツールと更にそれらのツールの実行
のための入出力ファイルの候補を全て抽出し、各ファイ
ルが生成されたプロセスと入力としたツール情報とをも
とに実行されたツールを順次探索することによりツール
の実行シーケンスが得られる。
【0054】実際にフローチャート304を表示する為
のアルゴリズムは以下の通りである(図16)。先ず、
各実行段毎にその段に含まれるプロセス数をすべて計数
する。次に、各プロセスを表すツールアイコンの縦方向
の配置位置を各段間の距離が均等になるように決定し、
その後各段毎に左右配置位置が均等となるようにアイコ
ンの横方向配置位置を決定する。次にそれらのアイコン
間に矢印線を配線する事によりフローチャート図が得ら
れる。
【0055】ユーザはこのフローチャート304上の任
意のツールのアイコン302をマウスで選択することに
より、ツールの起動を指示できる。フローチャート30
4上の任意のアイコン302をマウスで選択するとその
ツールに対する入出力ファイル定義パネル305が表示
される(図12(b))。このパネルの各入力ファイル
定義欄306には前回実行のファイル名或いはデフォル
トとして指定されたファイル名が存在すればそれぞれ表
示されている。それらの欄306をマウスで選択する
と、選択された入力ファイル定義欄306に対応する入
力ファイル定義テーブル210’内で定義された内容を
もとに、現在処理中のファイルドメインと同系列にある
ファイルドメイン内のファイルを候補ファイルとして抽
出し、それらをファイル候補リスト表示欄308に表示
する。これら表示されたファイル中から目的とするもの
をマウスで選択することによりそのファイルをファイル
定義欄に設定することができる。指定したいファイルが
現在のファイルドメインdomain_aと同系列のフ
ァイルドメインから選択されたファイル候補リストに無
く、他のファイルドメインdomain_bの系列中に
存在することが分かっている場合には、表示するファイ
ルドメインを切り替え、その切り替えたファイルドメイ
ンの系列中に存在し、入力ファイル定義テーブルの内容
と合致するファイルのリストを表示させ、その中から選
択することができる。ここで他のドメインdomain
_bのスーパーファイルドメインdomain_cに存
在するファイルを指定した場合には、domain_c
をdomain_aのスーパーファイルドメインとして
登録するとともに、domain_aをdomain_
cのサブファイルドメインとして登録する。他のドメイ
ンdomain_bのサブファイルドメインdomai
n_dに存在するファイルを指定した場合には、dom
ain_dをdomain_aのサブファイルドメイン
して登録するとともに、domain aをdomai
n_dのスーパーファイルドメインとして登録する。
【0056】また、ファイル名をキーボードから直接入
力することもできる。この場合、ファイル名をそのファ
イルが存在するディレクトリパス名とともに指定する。
ディレクトリパス名は現在処理中のディレクトリからの
相対パス名或いは絶対パス名で指定できる。現在処理中
のディレクトリに存在する場合は省略可能である。この
場合、指定されたファイルのドメインIDは現在処理中
のファイルドメインと同系列にあるファイルドメインの
内、指定した入力ファイル定義欄306に対応する入力
ファイル定義テーブル210’内で定義された内容か
ら、そのファイルの各種属性を設定する。例えばドメイ
ンレベルが指定されている場合には、現在処理中のファ
イルドメインの同系列のファイルドメインの内、ドメイ
ンレベルの値が一致するものを探し出す。もしそのドメ
インレベルのファイルドメインが唯一ならばそのファイ
ルドメインをそのファイルの属するファイルドメインと
する。複数存在する場合には、それらのファイルドメイ
ンの一覧を表示し、ユーザがマウスで選択したファイル
ドメインをそのファイルの属するファイルドメインとす
る。但し、ユーザによる指定がない場合には、表示され
たものの内先頭のファイルドメイン或いは末尾のファイ
ルドメイン或いは最初に作成されたファイルドメイン或
いは最後に作成されたファイルドメイン等の方法により
決定されるファイルドメインをデフォルトのファイルド
メインとして設定する。ドメインレベルが一致するファ
イルドメインが存在しない場合には、新たにそのドメイ
ンレベルのファイルドメインを生成して、そのファイル
ドメインをそのファイルが属するファイルドメインとす
る。また、ファイルカテゴリが指定されている場合には
そのファイルカテゴリテーブルのドメインレベル値を取
り出し、上記と同様の処理によりファイルドメインを設
定する。新たに生成されるファイルドメインのドメイン
レベル名等は原則として自動的に生成されるものを用い
るがユーザが指定することも可能である。ユーザが指定
した場合には既存のファイルドメインと重複すすること
が無いかのチェックを行い、重複があった場合は警告を
発しユーザに訂正を促す。入出力ファイル定義パネル3
05の出力ファイル定義欄307には現在処理中のファ
イルドメインとその出力ファイル定義欄に対応する入出
力ファイル定義テーブルの内容から決定されるデフォル
トのファイル名があかじめ設定されている。キーボード
からファイル名を入力することにより、ユーザはこのフ
ァイル名を任意のファイル名に変更することができる。
自動生成のファイル名或いはユーザ指定のファイル名何
れの場合でも、そのファイル名と一致するファイル名を
持つファイルが既に幾つか存在する場合には、ファイル
のリビジョン番号を全て参照し、それらのファイルの内
最大のリビジョン番号のファイルを検索し、その番号を
1インクリメントしたリビジョン番号を付加する。この
ときこのファイルのファイルドメインは、入力ファイル
の場合と同様に出力ファイル定義欄307に対応した出
力ファイル定義テーブル210’’の内容をもとに設定
される。
【0057】実行するツールが登録されていない場合に
は、プロセス起動パネルの“newtool”ボタン3
09をマウスで選択する。すると、新ツール実行プロセ
ス起動パネル310が現れる。(図13(a))。新ツ
ール実行プロセス起動パネル310には、ツールの起動
名定義欄311と、入力ファイル数定義欄312と、出
力ファイル数定義欄313とがある。これらの欄にデー
タを設定すると、入出力ファイル割付定義パネル314
が現れる。(図13(b))。入出力ファイル割付定義
パネル314には、それぞれのファイル毎に先ずファイ
ルが固定か可変かの選択ボタン315がある。ここで固
定を選択するとファイル名入力パネル316が現れる
(図13(c))のでそのファイル名入力欄317にフ
ァイル名を入力する。可変を選択すると可変ファイル指
定パネル318が現れる。(図14(a))。可変ファ
イル指定パネル318には、割付指定欄319とドメイ
ンレベル入力欄320とファイルカテゴリID入力欄3
21が表示される。ファイル割付指定欄319はファイ
ルが実行プロセスに対してどのように割り付けられる
か、例えば実行コマンドの引き数に依存するか、あるフ
ァイルの内容に依存するか、といった情報をたとえばL
ispなどの言語の形態のコマンドで或いはそれらのコ
マンドを格納したファイルのファイル名等で指定する。
ドメインレベル入力欄320にカーソルを合わせるとド
メインレベルの一覧322が(図14(b))、カテゴ
リID入力欄321にカーソルを合わせるとファイルカ
テゴリ一覧323が(図14(c))が現れる。ユーザ
はそれぞれの属性一覧からマウスで選択するか或いはキ
ーボードから直接入力する。
【0058】ここでLSIの設計支援システムを例とし
てこのファイル/プロセス管理システムにより、システ
ム内のデータファイルの管理や、プロセス起動時の或い
は実行時の管理がどのように行われ、設計の負荷が軽減
されるかを説明する。
【0059】先ずこのシステムを用いていくつかのLS
Iチップを設計する場合を考える。あるチップに関連し
た様々なデータファイルが同系列のファイルドメインで
管理される。それに対して設計の記述データや設計検証
の為のテストデータや検証結果データ等はそれぞれの別
のファイルカテゴリに属する。このチップが階層的に設
計され個々の階層やモジュールの設計データがそれぞれ
ファイル保存されているとする。これらの個々のモジュ
ールがそれぞれのファイルドメインで管理される。これ
等の内のあるモジュールについて考える。先ず、プロセ
ス起動管理パネルを開き、このモジュールのファイルド
メインとしてdm_aを指定する。このドメインレベル
はd1_0であるとする。設計データを保存するファイ
ルをmodule_aとすると、最初にmodule_
aを作成する為には回路図エディタやテキストエディタ
等の設計データ入力支援ツールtool_Aを用いる。
このtool_Aがプロセス起動管理パネルに登録され
ている場合にはtool_Aのアイコン302をマウス
で選択し、その出力ファイル定義欄にfile_aをそ
のディレクトリパスと共に指定する。tool_Aが登
録されていない場合には、先に記述した方法によりツー
ルを登録する。tool_Aの実行が終了した段階でフ
ァイル管理テーブル201、ファイルドメインテーブル
202、ファイルカテゴリテーブル203等の各関連し
たデータテーブルを作成する。このファイルに修正など
を行うために再度tool_Aを起動する場合には入力
ファイル及び出力ファイルの両方にmodule_aを
指定する。すると入力としたmodule_aのリビジ
ョン番号を自動的に1インクリメントした拡張子をつけ
ると共に、新たにファイル管理テーブル201を生成し
そのリビジョン番号にもその拡張子につけた番号と同じ
値を設定する。
【0060】このようにして、設計データが生成された
ら、この設計データを用いて検証ツールtool_Bに
より、設計データの検証を行う。tool_Bは設計デ
ータの検証をシミュレーションにより行うとする。その
場合、tool_Bの入力ファイルとして、設計データ
ファイルmodule_aの他にシミュレーション用の
テストデータdata_a1とシミュレーションの制御
コマンドデータcommand_xが用いられる。一般
的にある設計データに対してはテストデータは複数存在
する。従ってdata_a1のファイルドメインdmc
1はmodule_aのファイルドメインdm_aのサ
ブファイルドメインとして定義され、ドメインレベルd
lc1はdm_aより下位のレベルになる。また、シミ
ュレーション制御コマンドデータはいくつかの設計デー
タに対して共通に用いられるのが一般的である。従って
command_xのファイルドメインdmp1はmo
dule_aのファイルドメインdm_aのスーパーフ
ァイルドメインとして定義されると共に、ドメインレベ
ルdlp1はdm_aより上位のレベルとして定義それ
る。また、tool_Bの実行の結果の出力されるシミ
ュレーションの結果ファイルsim_a1はテストデー
タに対応して生成されるため、ファイルドメインとドメ
インレベルはテストデータと同じものが用いられるが、
ファイルカテゴリはそれぞれ異なった属性値が設定され
る。これらの設定を行うために、tool_Bのプロセ
ス実行定義テーブル204からたどられるそれぞれの入
出力ファイルに対する入出力ファイル定義テーブル21
0のアクセスファイル定義領域の内容を例えばそれぞれ
以下のように設定する。module_aに対する入出
力ファイル定義テーブル210では、固定/可変フラグ
2101は可変にし、アクセスファイル定義領域のドメ
インレベル2107を”dl_a”とし、ファイルカテ
ゴリID2108を”design”とする。comm
and_xに対する入出力ファイル定義テーブルでは、
固定/可変フラグ2101は可変にし、アクセスファイ
ル定義領域のドメインレベル2107を”dlp1”と
し、ファイルカテゴリID2108を”contro
l”とする。data_a1に対する入出力ファイル定
義テーブル210では、固定/可変フラグ2101は可
変にし、アクセスファイル定義領域のドメインレベル2
107を”dlc1”とし、ファイルカテゴリID21
08を”testdata”とする。sim_a1に対
する入出力ファイル定義テーブルでは、固定/可変フラ
グ2101は可変にし、アクセスファイル定義領域ドメ
インレベル2107を”dlc1”とし、ファイルカテ
ゴリID2108をsim_resultとする。
【0061】シミュレーション制御コマンドファイルが
複数存在し、それらがそれぞれ共用される設計データの
組み合わせが異なる場合、制御コマンドファイル毎にそ
れぞれ別のファイルドメインを指定し、それぞれのファ
イルドメインを全てmodule_aのスーパーファイ
ルドメインに設定しなければならない。
【0062】通常、設計データ、制御コマンドファイ
ル、テストデータといった各データの種類毎にファイル
カテゴリをわけて管理されるが、管理の都合上、例えば
同じ制御コマンドファイルでもその制御内容によってコ
マンドファイルのカテゴリをわけたい場合がある。この
場合はもとのファイルカテゴリをいくつかのサブファイ
ルカテゴリにわけて管理する。また、あるツールに取っ
ては別々の種類のファイルとして認識されていても別の
ツールでは同一種類のファイルとして認識できる場合も
ある。この場合には、もともと別々のファイルカテゴリ
をまとめたスーパーファイルカテゴリを定義して、管理
する必要生じる。このようなカテゴリ間に階層関係を管
理するためにカテゴリ管理パネル324を用いる。
【0063】図15(a)に示すように、カテゴリ管理
パネル324を開くと、カテゴリID入力欄325とサ
ブファイルカテゴリ選択欄326が表示される。
【0064】サブファイルカテゴリ選択欄326には、
ファイルカテゴリID入力欄325に指定したカテゴリ
IDのファイルカテゴリが既にサブファイルカテゴリを
持つならばそれらのリスト327が表示される。カテゴ
リID入力欄にカーソルを合わせるとそれまでに定義さ
れたファイルカテゴリのカテゴリIDの一覧327が表
示される(図15(b))。これらの内からマウスで選
択するか或いはキーボードから直接入力することにより
カテゴリIDを指定する。次にサブファイルカテゴリ選
択欄326にカーソルを合わせると、やはりそれまでに
定義されたカテゴリIDの一覧327が表示される(図
15(c))。カテゴリ一覧中から任意の数のカテゴリ
IDを選択するか或いはキーボードから入力欄に328
直接入力することによりサブファイルカテゴリを指定す
る。あるファイルカテゴリct_aに対してスーパーフ
ァイルカテゴリct_sとを設定しようとする場合はそ
のct_sからのサブファイルカテゴリとしてct_a
を設定すれば良い。従って以上の操作により、任意のフ
ァイルカテゴリに対するスーパーファイルカテゴリとサ
ブファイルカテゴリの設定を行うことができる。
【0065】実施例4 第3の発明の実施例を以下に説明する。まず、図20に
おいて、一実施例ののハードウェア構成の例を示す。入
力部401はキーボード、ペンなどからなり、設計者A
が本発明の設計支援装置に対して、命令等のコマンド入
力を行い、この入力は図示しない入出力インターフェー
スを介して中央処理装置(CPU)403に送られる。
【0066】コマンド解析部402は主記憶装置のプロ
グラム記憶領域に外部記憶装置(図示せず)から読み込
まれ、入力部401に入力されたコマンドを解析する。
【0067】中央処理装置403は、コマンド解析部4
02のプログラムによって解析されたコマンドに応じ
て、例えば、設計データ入力部404から入力された設
計データを、設計データ制御部405に共有データ・ベ
ースへの登録の実行を要求する等、各種制御部、各種デ
ータ・ベース及び設計ツール群等を総轄的に管理する。
【0068】設計データ入力部404は、設計者が入力
をおこなうキーボード、マウスであり、設計データを中
央処理装置403を介して入力する。
【0069】データ・ベース制御部405は図示しない
外部記憶装置から主記憶装置のプログラム記憶領域にに
読み込まれたプログラムであり、後述の設計データ入力
部404から入力された設計データの、共有データ・ベ
ース407、個人データ・ベース408、仮置きデータ
・ベース409に対する、版数の制御や、登録の制御等
のデータの制御を行う。
【0070】版数制御部451は、共有データ・ベース
407に登録されている版数を常に予め指定された版数
を越えないよう、データ・ベースの版数の制御を行うル
ーチンである。
【0071】登録制御部452は、共有データ・ベース
407、個人データ・ベース408、仮置きデータ・ベ
ース409に対する設計データの登録情報を保持し、設
計データ入力部404に格納された設計データの各々デ
ータ・ベースに対する登録、削除などの制御を行うルー
チンである。
【0072】設計ツール群406は、中央処理装置40
3より実行される各種処理を担うツール群であり、必要
に応じて外部記憶装置からプログラム記憶領域に読み込
まれている。
【0073】共有データ・ベース407、仮置きデータ
・ベース408、個人データ・ベース408は磁気記憶
装置などの外部記憶装置に格納されている。そのうち共
有データ・ベース407は設計データが追加及び更新等
による変更が頻繁になされず、また、追加及び更新によ
る新たな設計データの登録は、その登録権を有する設計
者のみ登録可能であり、更に設計に携わるすべての設計
者が参照のみは可能なデータ・ベースである。
【0074】個人データ・ベース409は、設計に携わ
る各々の設計者個人の設計データを格納するデータ・ベ
ースである。
【0075】仮置きデータ・ベース408は、共有デー
タ・ベース407から削除されるべき設計データが、設
計に携わる一人以上の設計者の要求によって、削除を保
留された設計データを一次的に保存するデータ・ベース
である。なお、仮置きデータ・ベース408に一次的に
保存された設計データは、仮置きデータ・ベース408
に保存を要求した設計者が、仮置き期間を指定し、指定
された期間を越えると、仮置きデータ・ベースへ408
の保存を要求した設計者の了解の下に、削除されるもの
とする。
【0076】データ使用状況保存データ・ベース110
は同じく外部記憶装置に格納されており、各種データ・
ベースに保存されている設計データが、設計ツール群の
各ツールにどのように使用されたかという、データベー
ス名、設計データ名、バージョン番号、実行ツール名,
ユーザー名,実行開始日時,実行終了日時,実行CPU
時間等の各フィールドからなるデータ使用状況レコード
をデータ使用状況情報として保存する。
【0077】図22は、本発明を用いた、設計データ制
御の処理手順を示すフローチャートの例である。以下
に、図20による本発明のハードウェア構成図の例を用
い、図22を参照しながらする。
【0078】設計者Aから、共有データ・ベース407
に自分が設計したデータを登録したいという要求を入力
部401から受けた中央処理装置403は、コマンド解
析部402による解析に従って、設計者Aが設計した設
計データを共有データ・ベース407に登録するよう伝
達を行う(STEP1)。
【0079】中央処理装置403は、設計者Aが設計し
た設計データをデータ・ベース407ー409のいずれ
かに登録するよう以下の処理を実行する。データ・ベー
ス制御部405のサブルーチンの登録制御部452にし
たがって、予め指定された期間の中で、データ使用状況
保存データ・ベース110の各レコードにアクセスし、
設計者Aが現在登録しようとしている設計データの過去
の版を用いて過去に何等かの処理が行った、もしくは何
等から処理が実行中の設計者がいるか等設計データの使
用状況を確認する(STEP2,3)。
【0080】設計者Aが登録しようとしている設計デー
タの過去の版を用いて、予め限定された期間内に、過去
に何等かの処理が行を行った、もしくは処理を実行中の
設計者が存在した場合、登録制御部452に従って中央
処理装置403は、設計者Aが現在登録しようとしてい
る設計データの過去の版を用いて、過去に何等かの処理
が行われたか、もしくは何等かの処理を実行中である設
計者に、設計データの更新をバスを介して別のデータ処
理装置412伝達する(STEP4)。
【0081】次に、データ・ベース制御部405のサブ
ルーチンである版数制御部451にしたがって中央処理
装置403はデータ使用状況保存データ・ベース110
のレコードにアクセスし、現在共有データ・ベース40
7に設計者Aが登録したデータの版数を確認する(ST
EP5)。
【0082】設計者Aが登録している設計データの版数
が予め指定された自然数N個未満であるならば、登録制
御部452のプログラムに従って中央処理装置403
は、設計者Aが登録しようとしている設計データを共有
データ・ベース407に新規登録する(STEP6)。
【0083】もし、設計者Aが登録している設計データ
の版数が予め指定された自然数N個であるならば、中央
処理装置403は版数制御部451のプログラムを実行
しデータ使用状況保存データベース110を参照して、
予め指定された期間内において、設計者Aが現在登録し
ようとしている設計データの過去の版を用いて、過去に
何等かの処理が行われたか、もしくは何等かの処理を実
行中である設計者が用いた設計データがどの版であるか
を確認する(STPE7,8)。
【0084】前記確認を行った際、もし、予め指定され
た期間内において、設計者Aが登録しようとしている過
去の版を用いて、過去に何等かの処理が行われた、もし
くは処理を実行中であるすべての設計者が、一番最後に
使用した、または現在使用されている版が、最も古い版
でなければ、中央処理装置403は登録制御部452に
より、最も古い設計データを共有データ・ベース407
から削除し、最新データをデータ・ベース−407に新
規登録する(STEP17)。
【0085】もし、現在何等処理を実行していない設計
者で、予め指定された期間内において、設計者が登録し
ようとしている過去の版の中で、最も古い版の設計デー
タを用いて何等かの処理を行ったが、それ以外の版の設
計データを用いて同様な処理を行っていない設計者が、
一人でも存在するならば、最も古い版の設計データを仮
置きデータ・ベース408に、現在設計者が現在登録し
ようとしている最新の版の設計データをデータ共有デー
タ・ベース407に格納する。(STEP16)。
【0086】仮置きデータ・ベース408に保存される
場合、もし、現在何等処理を実行していない設計者のう
ち、予め指定された期間内において、設計者Aが登録し
ようとしているデータの最も古い版の設計データを用い
て何等かの処理を行ったが、それ以外の版数の設計デー
タを用いて同様な処理を行っていない設計者が複数存在
する場合は、この設計データの版を仮置きデータベース
408に移したことを該当データ処理装置412...
のディスプレイに表示させる。、これら設計者全員に保
存期間を指定させ、指定された保存期間のうち最も長い
期間、設計者が登録しようとしている最も古い版の設計
データを、仮置きデータ・ベース409に保存するよう
にその保存期間データをデータ使用状況保存データベー
ス110に保存する。
【0087】現在、設計者Aが登録しようとしている最
も古い版の設計データを用いて、何等かの処理を実行中
の設計者が存在するならば、中央処理装置403は登録
制御部452に従って、現在設計者Aが登録しようとし
ている最も古い版の設計データを用いて何等かの処理を
実行中の設計者に、どの版を用いて、現在行っている処
理を実行するかということを確認するように該当データ
処理装置412に伝達を行う。(STEP11,1
2)。
【0088】もし、現在設計者Aが登録しようとしてい
る最も古い版の設計データを用いて、何等かの処理を実
行中の設計者が、今まで通り最も古い版の設計データを
用いて、現在行っている処理の続行を望むならば、登録
制御部452により中央処理装置403は、仮置きデー
タ・ベース408に一番古い設計データが保存されてい
る確認する(STEP13,14)。
【0089】仮置きデータ・ベース408に、最も古い
版が登録されていない場合、登録制御部452により中
央処理装置403は、最も古い版の設計データを用いて
の処理の続行を望む設計者に、最も古い版の設計データ
の置き期間を指定を要求する(STEP15)。
【0090】この場合、最も古い版の設計データを用い
ての、処理の続行を望む設計者が、複数存在する場合
は、指定された最も長い保存期間を保存期間とする。
【0091】次に、登録制御部452により中央処理装
置403は、最も過去の設計データを仮置きデータ・ベ
ース1−9に最新の設計データを共有データ・ベース1
−7に登録する(STEP16,17)。
【0092】ここで、共有データ・ベース、個人データ
・ベース、仮置きデータ・ベースの各種データ・ベース
に図23に示されるように、共有データ・ベースにFD
IVの版数が3、FALUの版数が2つが格納されてい
ると仮定する。更に、設計者AがFDIV,FALUの
設計データの設計の担当者と仮定する。
【0093】前記仮定を用いて、以下に、本発明による
設計支援装置の処理手順を図22に示されるフローチャ
ートに沿って、設計者Aが設計データを新たに登録する
場合の本発明の処理手順を詳細に述べる。
【0094】第一例として、設計者Aが、共有データ・
ベース407に、中央処理装置403に対して、設計者
Aが設計した設計データFALUを新規に登録したいと
いう要求を行ったと仮定し、処理手順を説明する。混乱
を避けるため、現在設計者Aが共有データ・ベースに登
録しようとしている新規登録データをFAUL−New
とする。また、共有データ・ベース407に登録できる
最大の版数を3と仮定する。
【0095】要求を受けた中央処理装置403は、デー
タ・ベース制御部405により設計者Aが、設計者Aが
設計した設計データFALU−Newを共有データ・ベ
ース407に登録するよう伝達を行う(STEP1)。
【0096】共有データ・ベース407への設計データ
・ベースFALU−Newの伝達を受けたデータ・ベー
ス制御部405は、設計データ使用状況保存データ・ベ
ース110にアクセスし、設計者Aが現在登録しようと
している設計データFALUの過去の版を用いて、過去
に何等かの処理が行われたかどうか、もしくは何等かの
処理が実行中かという設計データの使用状況を確認する
(STEP2,3)。
【0097】例えば、設計データFALU−old1を
用いて、設計者Bが検証の処理が行っている最中、設計
者Cは、現在は何も処理を実行していないが、予め指定
された期間内に、FDIV−old1を用いて、何らか
の処理を実行していた場合、設計データ制御部405に
より中央処理装置403は、設計者B及び設計者Cに、
設計データの更新を伝達する(STEP4)。
【0098】次に、データ・ベース制御部405の版数
制御部451により中央処理装置403は、現在共有デ
ータ・ベース407に登録された、設計データのFAL
Uのデータ数を確認する(STEP5,6)。
【0099】共有データ・ベース設計者Aが登録してい
る設計データFALUの設計データ数は、現在、FAL
U及びFALU−old2つであり、新規登録によっ
て、版数が予め指定された限定数3を越えないで、デー
タ・ベース制御部505の登録制御部552により中央
処理装置403は、設計者Aの設計データを共有データ
・ベース407に登録する(STEP17)。
【0100】次に、登録制御部452により中央処理装
置403は、設計者Bにどの版の設計データを用いて、
処理を続行するかを確認する(STPE1,12)。
【0101】もし、設計者Bが最新データFALU−N
ewを用いて処理を行うならば、現在検証の処理をFA
LU−old1を用いて行っているが、FALUに交換
して処理の続行をしたいと登録制御部452に対して要
求したならば、登録制御部452により中央処理装置4
03は、設計者Bが行っている検証作業に用いられてい
るFALU−old1を、FALUに交換する。設計者
Bは、FALUを用い、検証の処理を続行する。
【0102】第二例として、設計者Aが、共有データ・
ベース407に、設計者Aか設計したFDIVを登録の
要求を中央処理部403に対して行ったとする。第一例
同様に、設計者Aが共有データ・ベース407に新規登
録を行う設計データをFDIV−New、共有データ・
ベース407に登録できる最大の版数を3と仮定する。
【0103】要求を受けた中央処理部403は、データ
・ベース制御部405により設計者Aが、設計者Aが設
計した設計データを共有データ・ベース407に登録す
るよう伝達を行う(STEP1)。
【0104】共有データ・ベース1−7への設計データ
登録の伝達を受けたデータ・ベース制御部405により
中央処理装置403は、設計データ使用状況保存データ
・ベース110にアクセスし、設計者Aが現在登録しよ
うとしている設計データの過去の版を用いて、過去に何
等かの処理が行われたか、もしくは何等かの処理が実行
中かという設計データの使用状況を確認する(STEP
2,3)。
【0105】現在、設計者Bは最も古い版である設計デ
ータFDIV−old2を用いて検証の処理を、設計者
Cは現在何等処理は行っていないが、予め指定された期
間内に、FDIV−old2を用いて何らかの処理を実
行し、FDIV−old2より新しい設計データを用い
て、何らかの処理を実行していないと仮定する。
【0106】前記仮定の場合、登録制御部452により
中央処理装置403は、設計者B、及び設計者Cに設計
データFDIVが更新されたことを伝達する(STEP
4)。
【0107】次に、版数制御部451により中央処理装
置403は、現在共有データ・ベース407に、設計者
Aが登録した設計データのFDIVの設計データ数を確
認する(STEP5,6)。
【0108】現在、設計者Aが登録している設計データ
FDIVは、データ・ベース407に格納されている版
数は、限定数と等しく3個である。
【0109】現在設計者Cが、何等処理を行っていない
ので、登録制御部452により中央処理装置403は、
自動的に最も古い版の設計データFDIV−old2を
仮置きデータ・ベース408に、現在設計者Aが現在登
録しようとしている最新の設計データFDIV−New
を共有データ・ベース407に格納する(STEP1
7)。
【0110】前記仮定の場合、設計者CがFDIV−o
ld2の仮置きデータ・ベースへの保存期間を指定する
まで、ある一定期間までFDIV−old2を仮置きデ
ータ・ベース408に保存する。登録制御部452によ
り中央処理装置403は、設計Cが、FDIV−old
2の仮置きデータ・ベース内の保存期間を指定した後、
設計者Cが指定したFDVI−old2の仮置きデータ
・ベース内への保存期間と、設計者Bが指定したFDI
V−olod2の仮置きデータ・ベース内への保存期間
とを比較し、いづれか期間の長い方を、FDIV−ol
d2の仮置きデータ・ベース408への保存期間とす
る。
【0111】次に、登録制御部452により中央処理装
置403は、設計者Bに現在実行している処理を最新の
設計データFDIV−New、またはFDIV−old
2以外の設計データやり直すか、現在仕様中の設計デー
タFDIV−old2をそのまま用いて処理を続行する
かを確認し、指定された設計データで現在行っている処
理を続行するかを確認する(STEP11,12)。
【0112】もし、設計者Bが、設計データFDIV−
old2を用いて、現在行っている処理の続行を望むな
らば、前記仮定により、FDIV−old2は仮置きデ
ータ・ベース408に格納されているので、登録制御部
452は、設計者Bに、FDIV−old2の仮置きデ
ータ・ベース408への仮置き期間の指定させる(ST
EP15)。
【0113】設計者Bは、FDIV−olld2の仮置
きデータ・ベース408への仮置き期間を指定後、現在
行っている検証作業を続行する。
【0114】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明によれ
ば、設計作業において、設計者一人一人が、自分の設計
データの修正とその設計データを用いたツールの実行を
繰り返す場合だけでなく、自分の設計・修正したデータ
以外に他の設計者が設計・修正したデータも用いてツー
ルの実行を頻繁に繰り返すような状況において、自分の
作成・修正した設計データ及び他の設計者が作成・修正
した設計データの変更に対して、過去に、自分または他
の設計者がどの様な修正変更やツール実行を行ってきた
かを把握することを容易にし、設計データの修正変更に
対してツール実行の未対応や誤った組み合わせの設計デ
ータによるツール実行などの防止及びツール実行の容易
な把握を行える。
【0115】第2の発明の方法によるファイル/プロセ
ス管理システムにより、各ファイルの管理情報から各プ
ロジェクトの目的に対するプロセスの実行シーケンスを
それぞれ抽出したり、その抽出した実行シーケンスを元
に表示したフローチャート上から再度実行するプロセス
を指定したり、あるプロセスの実行時に必要なファイル
を容易に抽出したり、各ファイルの用途目的についての
より詳細な管理が可能となり、ユーザがこれまで自分で
管理していたプロセスの実行手順や各プロセスの入出力
ファイルの管理やあるプロセスを中心とした入出力ファ
イル間の対応関係等の情報を計算機上で管理できる為、
ユーザの負荷が軽減され。CADツールを用いた設計等
の作業の効率化がはかられる。また、更に、各ファイル
の用途目的が詳細に管理されるためあるファイルが必要
か不要かがわからなくなるといったことなどがなくな
り、例えば磁気ディスク装置などの記憶保持装置の無駄
な領域が軽減され、リソースの効率的運用につながる。
【0116】第3の発明によると、共有データ・ベース
は、予め指定された自然数Nを越える版数を越える版数
を共有背設計ータ・ベースに残さないことによって、設
計データの版数を限定し、不要な設計データ量の抑制が
実現されている。 従って、設計データの設計データ格
納装置の許容容量を越えるという事態を防ぐことが可能
となり、また、従来の版数制御部を有する設計支援装置
の版数制御機構よりも、処理が簡略されていることか
ら、設計支援装置のシステムの肥大化を防ぐことも可能
となる。
【0117】更に、設計者を無視して自動的に設計デー
タを削除することを防ぐことから、設計効率を非常に向
上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の設計データ管理装置に関するシス
テム構成図の1実施例である。
【図2】第1の発明の別の態様による設計データ管理装
置に関するシステム構成図の1実施例である。
【図3】第1の発明の設計データのデータ名、及びその
バージョン番号表示装置における表示画面の1例であ
る。
【図4】図3に示した設計データ情報表示を行う前の、
ユーティリティの表示画面の1例である。
【図5】第1の発明の変更態様による設計データのデー
タ、及びそのバージョンの利用状況表示装置における表
示画面の1例である。
【図6】図5の設計データのデータ、及びそのバージョ
ンの利用状況表示装置における表示画面の別の1例であ
る。
【図7】図5の設計データのデータ、及びそのバージョ
ンの利用状況表示装置における表示画面の別の1例であ
る。
【図8】図5の設計データのデータ、及びそのバージョ
ンの利用状況表示装置における表示画面の別の1例であ
る。
【図9】図5の設計データのデータ、及びそのバージョ
ンの利用状況表示装置における表示画面の別の1例であ
る。
【図10】本発明の方法を実現するシステムの構成図。
【図11】本発明の方法を実現するためのデータベース
の構造を示した図。
【図12】各種パネルの表示例を示した図。aはプロセ
ス起動管理パネルの表示例。bは入出力ファイル定義パ
ネルの表示例。
【図13】aは新ツール実行プロセス起動パネルの表示
例。bは入出力ファイル割付定義パネルの表示例。cは
ファイル名入力パネルの表示例。
【図14】aは可変ファイル指定パネルの表示例。bは
ドメインレベルの一覧が表示された可変ファイル指定パ
ネルの表示例。cはファイルカテゴリ一覧が表示された
可変ファイル指定パネルの表示例。
【図15】aはカテゴリ管理パネルの表示例。bはカテ
ゴリID入力欄にカーソルを合わせたときのファイルカ
テゴリのカテゴリIDの一覧が表示されたカテゴリ管理
パネルの表示例。cはサブファイルカテゴリ選択欄カー
ソルを合わせたときのファイルカテゴリのカテゴリID
の一覧が表示されたカテゴリ管理パネルの表示例。
【図16】入出力ファイル定義テーブルの説明図。aは
アクセスするファイルが固定である場合の入出力ファイ
ル定義テーブルの説明図。bはアクセスするファイルが
可変である場合の入出力ファイル定義テーブルの説明
図。
【図17】同系列に存在するファイルを抽出する処理手
順の説明図。
【図18】プロセスの実行シーケンスを探索する手続き
の説明図。
【図19】フローチャート図を生成するためのアルゴリ
ズムの説明図。
【図20】第3の発明のハードウェア構成の例である。
【図21】各種版数の概念図の例である。
【図22】第3の発明の起動時の処理手順のフローチャ
ートの例である。
【図23】第3の発明によるデータ・ベース制御部と、
各種共有データ・ベースのハードウェア構成の例であ
る。
【符号の説明】
1 データ処理装置 3 CPU 10 CADツール 12 CADツール 13 入力装置 14 ディスプレイ 15 設計データ管理ルーチン 16 実行履歴情報蓄積検索部 17 ユーザーの指定解釈部 18 利用データ表示部 19 実行履歴情報部 102 外部記憶装置 103 管理情報処理部 104 データ入力装置 401 入力部 402 コマンド解析部 403 中央処理部 404 設計データ入力部 405 データ・ベース制御部 451 版数制御部 452 登録制御部 406 設計ツール群 407 共有データ・ベース 408 個人データ・ベース 409 仮置きデータ・ベース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路の設計あるいは検証を行なう際の実
    行履歴情報を設計データ管理部に送出する手段と、この
    送出された実行履歴情報を蓄積及び検索する手段と、設
    計者によるツールやデータ種類や期間の指定に対して、
    過去に利用したデータを表示する表示機能及び表示する
    ためのデータ管理手段とを有する設計データ管理装置。
  2. 【請求項2】 設計データの変更及び参照可能な共有デ
    ータ・ベースを格納する記憶手段と、 前記共有データ・ベースから削除されるべき設計データ
    の、削除を保留し、前記削除されるべき設計データを一
    時的に保存する仮置きデータ・ベースを格納する記憶手
    段と、 設計者個人設計データを格納する個人データ・ベースを
    格納する記憶装置と、 前記3種類のデータ・ベースの登録と設計データの版数
    の制御を行なうデータ・ベース制御部とを備えたことを
    特徴とする設計データ管理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007257319A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Fujitsu Ltd ファイル管理プログラム、ファイル管理装置およびファイル管理方法

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