JPH07192110A - 画像処理システム - Google Patents

画像処理システム

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JPH07192110A
JPH07192110A JP5330257A JP33025793A JPH07192110A JP H07192110 A JPH07192110 A JP H07192110A JP 5330257 A JP5330257 A JP 5330257A JP 33025793 A JP33025793 A JP 33025793A JP H07192110 A JPH07192110 A JP H07192110A
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processing system
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JP5330257A
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Yukihisa Takeuchi
幸寿 竹内
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像読取装置の光量調整を容易にすること。 【構成】 マニュアル光量調整方式の読取装置において
透過原稿上のあるラインの画像の濃度情報をコンピュー
タのディスプレイ上にリアルタイムに表示し、光量調整
ボリュームの調整による透過原稿の読取出力変化を観察
可能にすることにより、光量調整を容易にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透過原稿を読み取る画
像読取装置を有する画像処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来のカラー画像読取装置の
構成の概略を示す。図中Pは原稿台ガラス100上に置
かれた読取原稿で、これを光源101によって照射した
反射光をミラー102,103,104によって折り返
し、レンズ105によってCCD3ラインイメージセン
サのようなイメージセンサ106に結像する。光源10
1およびミラー102,103,104、レンズ10
5、イメージセンサ106を固定載置した読取ユニット
107を原稿台ガラス100に平行に走査することによ
り、ページ全体を読み取る。
【0003】図12は、原稿上の画像がイメージセンサ
106の受光部に結像する様子を模式的に描いたもので
ある。イメージセンサ106の受光部の周囲には、この
受光部が光電変換した電荷を蓄積する部分や信号を出力
段に転送する部分を隣接しているため、R(レッド),
G(グリーン),B(ブルー)の3色の受光部106
R,106G,106Bは間隔をもって並んでいる。
【0004】イメージセンサ106を原稿Pに相対的に
動かして、イメージセンサのR,G,B(106R,1
06G,106B)が同じ位置を読むために、受光部同
士の間隔は、受光部の幅の整数倍になっている。RG間
がmライン、GB間がnラインの間隔を持つ場合、原稿
上のある1ラインのGの画像信号はRの画像信号に対し
てmライン分、Bの画像信号は(m+n)ライン分遅れ
て読み取られる。
【0005】図13は、このカラーイメージセンサ10
6による読取画像データの処理ブロックを示す。イメー
ジセンサ106が読み取った各色の画像データは、それ
ぞれ増幅器121R,121G,121Bに送られて増
幅された後、A/D(アナログ・デジタル)コンバータ
122R,122G,122Bによりデジタル画像信号
に変換される。上述のようにイメージセンサ106の各
色の受光部106R,106G,106Bは間隔をもっ
て並んでいるので、画像信号は画像処理回路124に入
力される前に位相を合わせるため、A/Dコンバータ1
22Rの後段には(m+n)ライン分のバッファメモリ
123R、A/Dコンバータ122Gの後段にはnライ
ン分のバッファメモリ123Gがそれぞれ設けられ、一
番最後に読み取られるB信号に合わせて出力される。画
像処理回路124においては色補正の演算や二値化処理
などが行なわれた後の画像信号が出力される。
【0006】図14は、画像読取装置に透過原稿読取ユ
ニットを装着した図である。本体の原稿圧着板110を
開き、透過原稿投影装置2を画像読取装置1に装着し、
信号線(図示せず)を接続することにより、透過原稿投
影装置が使用可能になる。201は光源で、その光量は
原稿の明るさに応じて調整可能である。202は拡大レ
ンズ、203はフレネルレンズで、画像読取装置の原稿
台ガラス100上に配置される。透過原稿投影装置2に
セットされた透過原稿Fの画像は拡大レンズ202によ
り拡大され、フレネルレンズ203を介して本体の原稿
台ガラス100上に結像する。拡大レンズ202は、原
稿台ガラス100上への結像状態(ピント)を調整でき
るように、光軸方向(矢印A方向)に位置調整可能であ
る。読取ユニット107が透過原稿Fの投影された範囲
を走査して、イメージセンサ106は、この原稿台ガラ
ス上に結像された画像を読み取る。
【0007】なお、OHP(オーバヘッドプロジェク
タ)シートや4×5サイズのフィルムなど、大きなサイ
ズの透過原稿を等倍率のままで読み取る際には、原稿を
原稿台ガラス上に直接置き、透過原稿ユニットで照明し
て走査する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような透過原稿
読取装置の対象原稿としては、ポジ/ネガフィルム、O
HPシートなどさまざまが考えられるが、それぞれの原
稿の透過率は大きなレンジにわたって分布しており、し
たがって、原稿の種類および画像の明るさに合わせて、
光源の光量を調整する必要がある。その調整方式には、
従来ではイメージセンサの出力を演算して調整量を割り
出し、自動的に光量を変更する自動露出方式と、ユーザ
ーが透過原稿読取装置の操作パネル上の光量調整ボリュ
ームを操作して調整するマニュアル調整方式とがある。
自動露出機構を搭載した装置は価格が高い上に装置外形
が大きくなる。一方、マニュアル調整方式では、適正光
量を決めるまでに調整/読取を何度も繰り返す必要があ
り、操作性が悪かった。
【0009】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、画像読取装置の光量調整
を容易にする画像処理システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、原稿上の画像を光源により照射し、その
画像光を原稿に対し相対的に移動するラインイメージセ
ンサによって読み取り、前記光源の光量を手動で調整可
能な画像読取装置と、該画像読取装置によって読み取っ
た画像データを処理するコンピュータとからなる画像処
理システムであって、前記原稿上の任意のラインを指定
する指定手段と、該指定手段により指定された前記原稿
上のラインの読取画像データを前記画像読取装置の光量
の調整状態の確認用に前記コンピュータの表示画面上に
リアルタイムで表示する表示手段とを具備したことを特
徴とする。
【0011】また、本発明は好ましくはその一態様とし
て、前記表示手段が前記原稿の最も明るい部分の色を前
記画像データから合成し、前記表示画面上に表示するこ
とを特徴とすることができる。
【0012】また、本発明は好ましくは他の態様とし
て、前記表示手段が前記画像読取装置の読取領域の画像
の全体像を前記表示画面上に表示し、調整前後の光量比
を該表示画面上の画像に表示して、調整後の明るさを確
認可能としたことを特徴とすることができる。
【0013】また、本発明は好ましくは他の態様とし
て、原稿照射用の前記光源は複数本であり、それぞれの
光量を単独に調整可能であることを特徴とすることがで
きる。
【0014】また、本発明は好ましくは他の態様とし
て、前記画像読取装置は、原稿載置ガラス上に載置した
原稿に光を当て、その反射光を前記イメージセンサに結
合することにより原稿上の画像を読み取る反射原稿読取
部と、これに対し着脱可能な、フィルムなどの透過原稿
の画像を前記イメージセンサ上に投影する、光量調整可
能な光学系を持つ透過原稿投影部とからなることを特徴
とすることができる。
【0015】また、本発明は好ましくは他の態様とし
て、前記画像読取装置は、前記光源の光量を制御する自
動光量制御手段を有することを特徴とすることができ
る。
【0016】
【作用】本発明では、マニュアル光量調整方式の読取装
置において透過原稿上のあるラインの画像の濃度情報を
コンピュータのディスプレイ上にリアルタイムに表示
し、光量調整ボリュームの調整による透過原稿の読取出
力変化を観察可能にすることにより、光量調整を容易に
する。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0018】(第1の実施例)図1は本発明の第1の実
施例の透過原稿投影装置を画像読取装置に装着したとこ
ろを示したものである。図中1は画像読取装置本体で、
原稿台ガラス100上に置かれた原稿を光源101によ
って照射した反射光ミラー102,103,104によ
って折り返し、レンズ105によってイメージセンサ1
06に結像する。光源101およびミラー102,10
3,104、レンズ105、イメージセンサ106を固
定載置した読取ユニット107を、図示しない駆動源に
より原稿台ガラス100に対し平行に走査することによ
り、原稿のページ全体を読み取る。
【0019】なお、原稿台ガラス100上、読取ユニッ
ト107のホームポジションに対応する位置には白色基
準板100aが設けられており、イメージセンサ106
は原稿読取に先立って必ずこの基準板100aを読み取
ってシェーディング補正(配光特性やイメージセンサの
感度バラツキの補正)やカラーバランスの補正(3色の
イメージセンサの出力バランスの補正)を行なう。
【0020】使用に際しては、使用者(ユーザー)は本
体の原稿圧着板110を開き、透過原稿投影装置2を画
像読取装置1に装着して、両装置間に信号線(図示せ
ず)を接続することにより、透過原稿投影装置2が使用
可能になる。201は光源で、その光量は透過原稿読取
装置の操作パネル上の光量調整ボリューム(図示せず)
を操作して調整することができる。202は拡大レン
ズ、203はフレネルレンズで、画像読取装置の原稿台
ガラス100上に配置される。透過原稿投影装置2にセ
ットされた透過原稿Fの画像は拡大レンズ202により
拡大され、フレネルレンズ203を介して本体の原稿台
ガラス100上に結像する。拡大レンズ202は、原稿
台ガラス100上への結像状態(ピント)を調整できる
ように、図示しない操作手段により手動で光軸方向(矢
印A方向)に位置調整可能である。読取ユニット107
が透過原稿Fの投影された範囲を走査することにより、
イメージセンサ106は、この原稿台ガラス100上の
像を読み取る。拡大レンズ204による拡大倍率をn倍
とすると、透過原稿投影装置2によって投影された原稿
の読取解像度は画像読取装置本体1の読取解像度のn倍
になる。
【0021】画像読取装置1に接続された不図示のコン
ピュータ(例えば、パーソナルコンピュータ)は、画像
読取装置1からの情報により、現在透過原稿読取モード
にあることを自動的に認識している。
【0022】次に、図2および図3を参照して、本発明
の第1の実施例における光量の調整動作について説明す
る。一般的に、コンピュータに接続されて用いられる画
像読取装置においては、読取領域全域を読み取ってその
コンピュータのディスプレイ上に表示させ、表示させた
その画像の中から読取範囲を選択する、またあるいは読
取階調数や倍率、解像度などの設定を行なうためのプリ
スキャン(前置走査)と、諸設定を終えた上で、必要な
画像データを読み込むためのファイナルスキャン(最終
走査)の、2つの読取モードを有する。
【0023】プリスキャンを選択すると(ステップS
1)、読取ユニット107はホームポジションにおいて
白色基準板100aを読み取ってシェーディング補正や
カラーバランス補正の係数を決めた後、画像読取可能領
域全域をスキャン(原稿読取走査)し、上記補正係数に
したがって補正をかけた読取画像データをコンピュータ
に転送する。このとき、画像読取装置1は、原稿Fの最
も明るい部分の色と位置(3色のイメージセンサのう
ち、最大出力を得たイメージセンサの色と位置)を記憶
する。コンピュータのディスプレイ3上にはその取り込
んだ画像の全体像3aが画面の大きさに合わせて縮小し
て表示される(ステップS2)。
【0024】コンピュータから光量調整命令を送ると
(ステップS3)、読取ユニット107はプリスキャン
時に記憶した、原稿中の最も明るい部分のある位置(原
稿上、図2の(A)の3bに対応する位置)まで移動し
て停止し、最大出力を得た色のイメージセンサのそのラ
インの読取画像データを読み取って、その画像データを
コンピュータに繰り返し送り続ける(ステップS4)。
【0025】コンピュータは、受け取った画像データを
処理して、ディスプレイ3上に、横軸にイメージセンサ
の画素番号、縦軸にその画素の出力をとったグラフ3c
を表示する。縦軸のレンジは階調性再現可能範囲を示し
ており、例えば256階調の中間調を再現可能な読取装
置では、このレンジが256分割され、この範囲にある
出力値に0から255までの階調数(数値が大きくなる
ほど明るくなる)が対応する。イメージセンサの3色の
画像データのうち最大出力を得た色のデータが処理さ
れ、表示される。データ処理およびグラフの更新は、光
量調整が終了するまで繰り返し行なわれる。
【0026】使用者が透過原稿投影装置2の操作パネル
(図示せず)上の光量調整ボリュームを操作すると、光
源101の光量が変動し、これにともないイメージセン
サ106の出力が変化する(ステップS5)。コンピュ
ータは上述のように受け取ったデータをリアルタイムに
処理しているので、ディスプレイ3上のグラフ(出力曲
線)は逐次更新される(ステップS8)。使用者はこれ
を見ながら、出力曲線のピークが、グラフの縦軸のレン
ジ内に入るように光量調整ボリュームで光量調整をする
(ステップS5)。光量が多すぎて出力曲線が縦軸のレ
ンジよりも上にはみ出していると、その部分の画像は階
調性を失い、白っぽい画像になってしまう(図2の
(B))。逆に、光量が少なすぎてピーク値が低い場合
は、暗くて階調性の低い画像になる(図2の(C))。
【0027】使用者が上記ピーク値を適正な値にして操
作ボタン(図示せず)により光量調整終了の指示を送る
と(ステップS9)、読取ユニット107はホームポジ
ションへ戻りユーザーが解像度、読取範囲などの設定を
し(ステップS13)、引き続き画像の読取が可能とな
り、画像データを最終的に取りこむためのファイナルス
キャンに移る(ステップS14)。
【0028】なお、上記の光量調整モードにおいては、
本体の白色基準板100aの読取出力が適正光量の基準
値となるので、その読取値をシェーディングデータとし
たが、ファイナルスキャン時には透過原稿投影装置2に
内蔵された、あるいは装着できるよう準備されたリファ
レンスフィルム(図示せず)を読み取ってそのデータを
シェーディングやカラーバランスの補正に用いることに
より、より高い再現性を得ることができる。
【0029】また、本実施例では原稿の最も明るい部分
をコンピュータが自動的に認識して、使用者がその部分
の明るさをディスプレイ3上で見ながら調整する例につ
いて述べたが、原稿中の調整のリファレンスとする部分
を使用者が自分自身で自由に設定できるようにする、あ
るいは上述のリファレンスフィルムを読み取ってその出
力を見て調整するようにすることも可能である。
【0030】このような構成の本実施例の透過原稿投影
装置は、下記のような利点を有している。
【0031】(1)使用者はコンピュータのディスプレ
イ上で光量調整状態を実際に見ることができ、操作性が
良い上に調整の信頼性が高い。
【0032】(2)すべてソフトウェアによる処理で実
現できるので、格別の製造コストがかからない。
【0033】なお、本発明の光量調整方式は、上述の組
み合わせのような形態に限らず、手動の光量調整手段を
有し、原稿に対してラインイメージセンサを相対的に走
査して透過原稿あるいは反射原稿を読み取る装置におい
ても有功である。
【0034】(第2の実施例)画像読取装置本体1に透
過原稿投影装置2の光源の光量を調整する機能を持たせ
ることにより、光量の自動調整が可能となる。その実施
例を第2の実施例として図4および図5を参照し説明す
る。
【0035】プリスキャン動作、および光量調整指示後
の原稿の最も明るい部分まで読み取りユニット107が
移動して、そのラインの画像データをコンピュータに送
信するところまでは上記の第1の実施例と同様である
(ステップS1〜S4)。図4に示すように、画像読取
装置本体1は、光量検知回路125において検出したイ
メージセンサ出力のピーク値から、光量を増やすべきか
減らすべきかをその回路自身が判断し、透過原稿投影装
置2の光量調整回路211に指示を送る。すなわち、画
像読取装置本体1は第1の実施例と同様に、透過原稿投
影装置2の光量調整回路211に対し、光量が多すぎて
出力曲線が縦軸のレンジよりも上にはみ出している場合
には光量を増やすように指示し、光量が少なすぎてピー
ク値が低い場合には、光量を減らすように指示する(ス
テップS5,S8,S9)。
【0036】光量が適正になったと画像読取装置が判断
したところで、自動調整終了となる(ステップS9)。
この後、使用者がさらに手動で微調整をしたい場合に
は、操作パネル上の調整ボリュームによって行なう(ス
テップS10,S11,S12)。引き続きコンピュー
タから光量調整終了の指示を送ると、読取ユニット10
7はホームポジションへ戻り、引き続き画像の読取が可
能となる(ステップS13,S1,S14)。
【0037】(第3の実施例)コンピュータのディスプ
レイの光量調整画面上に、原稿の最も明るい部分のイメ
ージセンサ3色分の出力を合成した色を表示する部分を
設け、光量調整に伴うディスプレイ上のグラフの更新と
同時に、その更新するようにしておくことにより、調整
のし易さがさらに向上する。図6は、本実施例を説明し
たもので、これまでの第1と第2の実施例に対し、最も
明るい部分の合成色の表示部3dが追加されている。
【0038】これまでの第1と第2の実施例では使用者
がグラフを見ながら光量が十分かどうかを相対的に判断
していたので、全体的に暗い画像に光を当てすぎてしま
うといった場合が考えられる。一方、第3の本実施例に
よると、最も明るい部分の明るさを色で霍乱できるの
で、上述のような失敗を未然に防ぐことができる。
【0039】(第4の実施例)本発明の第4の実施例
は、光量調整の結果をディスプレイに表示されている原
稿の全体像にただちに反映することにより、操作性をさ
らに向上しようとするものである。
【0040】図7および図8に示すように、画像読取装
置本体1は光量検知回路126においてイメージセンサ
の生出力(A/D変換前の出力)のピーク値を記憶する
機能を有し、プリスキャン時に得た(ステップS1)、
原稿画像の中で最も明るい部分のイメージセンサ出力V
ipと色と位置を記憶しておく(ステップS2)。光量調
整指示後(ステップS3)、読み取りユニット107は
原稿の最も明るい部分まで移動して、そのラインの画像
データをコンピュータに送信する(ステップS4)。使
用者はディスプレイ3上のグラフ(出力曲線)を見なが
ら光量調整を行なった後、確認命令をコンピュータによ
り指示すると(ステップS5)、画像読取装置本体1の
光量検知回路126はそのときのイメージセンサ106
の生出力(A/D変換前の出力)のピーク値Vapを測定
し、Vap/Vip(Vapは調整後の光量)すなわち調整前
後の光量比を算出し、コンピュータに送る(ステップS
6)。ここで、光量比の計算にイメージセンサ106の
生出力値を用いるのは、本体の光量に比べ透過原稿投影
装置2の光量の設定値が大きすぎて、イメージセンサ1
06の出力が階調性再現可能範囲を越えている部分で
は、A/D変換によってデータが飽和して、光量の比較
ができなくなるからである。
【0041】コンピュータは内部メモリ内に、ディスプ
レイ3に表示されている原稿の全体像の画像データを保
存しているが、そのデータのそれぞれに、画像読取装置
1から送られた光量比データの値Vap/Vipを乗ずるこ
とにより、調整後の画像データをシミュレーションする
ことができる。例えば、座標(m,n)の画素のプリス
キャン時の3色の出力がそれぞれRmn,Gmn,Bmnのと
き、調整後の出力のシミュレーション値R′mn,G′m
n,B′mnは、下記のようになる。
【0042】
【数1】R′mn=Rmn*Vap/Vip G′mn=Gmn*Vap/Vip B′mn=Bmn*Vap/Vip コンピュータは出力曲線を更新すると同時に上式によっ
てディスプレイ上の全体像を書き替える(ステップS
7)。使用者はこれを見て光量が適正かどうかを判断で
きるので(ステップS9)、これまでの第1〜第3の実
施例に比べ、操作性が大幅に向上する。
【0043】(第5の実施例)図9は、3本の単色光源
(R色,G色,B色)201R,201G,201Bを
用いた透過原稿投影装置の例である。このような構成
で、光量をそれぞれ単独に調整可能な読取装置に対応す
ることもできる。この場合、ディスプレイ3には、図1
0に示すように、3個の出力曲線3cR,3cG,3c
Bが表示される。
【0044】本構成の読取装置においても、第3の実施
例あるいは第4の実施例のような形態を実施することも
できる。なお、操作手順についてはこれまでの第1〜第
4の実施例と同じである。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
の効果が得られる。
【0046】(1)コンピュータのディスプレイ上で光
量調整状態を見ることができ、操作性が良いうえ信頼性
が高い。
【0047】(2)すべてソフトウェアによる処理なの
で、コストがかからない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の透過原稿投影装置を画
像読取装置に装着した状態を示す平面図(A)および断
面図(B)である。
【図2】本発明の第1の実施例のコンピュータディスプ
レイ上の表示例を示す平面図である。
【図3】本発明の第1の実施例の動作手順を示すフロー
チャートである。
【図4】本発明の第2の実施例の回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】本発明の第2の実施例の動作手順を示すフロー
チャートである。
【図6】本発明の第3の実施例のコンピュータディスプ
レイ上の表示例を示す平面図である。
【図7】本発明の第4の実施例の回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】本発明の第4の実施例の動作手順を示すフロー
チャートである。
【図9】本発明の第5の実施例の装置の使用状態を示す
平面図(A)および断面図(B)である。
【図10】本発明の第5の実施例のコンピュータディス
プレイ上の表示例を示す平面図である。
【図11】従来例のカラー画像読取装置の構成を示す平
面図(A)および断面図(B)である。
【図12】原稿上の画像がイメージセンサの受光部に結
像する様子を示す模式図である。
【図13】従来例の回路構成を示すブロック図である。
【図14】従来例の透過原稿投影装置を画像読取装置に
装着した状態を示す平面図(A)および断面図(B)で
ある。
【符号の説明】
1 画像読取装置 2 透過原稿投影装置 3 コンピュータのディスプレイ 3C 光量の調整状態を示すグラフ 100 原稿台ガラス 101 画像読取装置の光源 102〜104 ミラー 105 レンズ 106 イメージセンサ 201 透過原稿投影装置の光源 202 拡大レンズ 203 フレネルレンズ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿上の画像を光源により照射し、その
    画像光を原稿に対し相対的に移動するラインイメージセ
    ンサによって読み取り、前記光源の光量を手動で調整可
    能な画像読取装置と、該画像読取装置によって読み取っ
    た画像データを処理するコンピュータとからなる画像処
    理システムであって、 前記原稿上の任意のラインを指定する指定手段と、 該指定手段により指定された前記原稿上のラインの読取
    画像データを前記画像読取装置の光量の調整状態の確認
    用に前記コンピュータの表示画面上にリアルタイムで表
    示する表示手段とを具備したことを特徴とする画像処理
    システム。
  2. 【請求項2】 前記表示手段が前記原稿の最も明るい部
    分の色を前記画像データから合成し、前記表示画面上に
    表示することを特徴とする請求項1に記載の画像処理シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記表示手段が前記画像読取装置の読取
    領域の画像の全体像を前記表示画面上に表示し、調整前
    後の光量比を該表示画面上の画像に表示して、調整後の
    明るさを確認可能としたことを特徴とする請求項1また
    は2に記載の画像処理システム。
  4. 【請求項4】 原稿照射用の前記光源は複数本であり、
    それぞれの光量を単独に調整可能であることを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれかの項に記載の画像処理システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記画像読取装置は、原稿載置ガラス上
    に載置した原稿に光を当て、その反射光を前記イメージ
    センサに結像することにより原稿上の画像を読み取る反
    射原稿読取部と、 これに対し着脱可能な、フィルムなどの透過原稿の画像
    を前記イメージセンサ上に投影する、光量調整可能な光
    学系を持つ透過原稿投影部とからなることを特徴とする
    請求項1〜4のいずれかの項に記載の画像処理システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記画像読取装置は、前記光源の光量を
    制御する自動光量制御手段を有することを特徴とする請
    求項1〜5のいずれかの項に記載の画像処理システム。
JP5330257A 1993-12-27 1993-12-27 画像処理システム Pending JPH07192110A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008245196A (ja) * 2007-03-29 2008-10-09 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2016106310A (ja) * 2016-01-22 2016-06-16 株式会社日立製作所 個人認証装置

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