JPH07192587A - 遮断装置 - Google Patents
遮断装置Info
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- JPH07192587A JPH07192587A JP33317893A JP33317893A JPH07192587A JP H07192587 A JPH07192587 A JP H07192587A JP 33317893 A JP33317893 A JP 33317893A JP 33317893 A JP33317893 A JP 33317893A JP H07192587 A JPH07192587 A JP H07192587A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 開極後の接触子間の開極距離を迅速に増大可
能で、かつ、開極動作時の衝撃力を格段に低減可能であ
り、遮断性能に優れ、機械的に安定で、しかも経済的な
遮断装置を提供する。 【構成】 可動接触子部Aの可動接触子12は、駆動装
置直結部である操作ロッド8とパッファシリンダ9に対
して、摺動可能に構成され、バネ11によって、対向接
触子部B側に向かって付勢される。対向接触子部Bの対
向接触子18は、可動接触子12と接離可能に対向して
配置される。駆動装置Cは、油圧シリンダ19と油圧ピ
ストン20を備え、油圧ピストン20のピストンロッド
20bに、絶縁ロッドなどを介して操作ロッド8が直結
される。油圧ピストン20aの端面からシリンダベース
21の端面までの制動開始距離LD2は、全ストローク長
LT の70%以下とされる。
能で、かつ、開極動作時の衝撃力を格段に低減可能であ
り、遮断性能に優れ、機械的に安定で、しかも経済的な
遮断装置を提供する。 【構成】 可動接触子部Aの可動接触子12は、駆動装
置直結部である操作ロッド8とパッファシリンダ9に対
して、摺動可能に構成され、バネ11によって、対向接
触子部B側に向かって付勢される。対向接触子部Bの対
向接触子18は、可動接触子12と接離可能に対向して
配置される。駆動装置Cは、油圧シリンダ19と油圧ピ
ストン20を備え、油圧ピストン20のピストンロッド
20bに、絶縁ロッドなどを介して操作ロッド8が直結
される。油圧ピストン20aの端面からシリンダベース
21の端面までの制動開始距離LD2は、全ストローク長
LT の70%以下とされる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス遮断器に関するも
のであり、特に、主遮断部と並列に直列抵抗を有する抵
抗遮断部を接続し、開極時および閉極時に発生するサー
ジ電圧を抑制するように構成された抵抗付きガス遮断器
の抵抗遮断部として好適な遮断装置に関する。
のであり、特に、主遮断部と並列に直列抵抗を有する抵
抗遮断部を接続し、開極時および閉極時に発生するサー
ジ電圧を抑制するように構成された抵抗付きガス遮断器
の抵抗遮断部として好適な遮断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電力系統用の遮断器として、主遮
断部と並列に直列抵抗を有する抵抗遮断部が接続される
方式がある。このような抵抗付き遮断器の動作は次の通
りである。すなわち、遮断の際には、主遮断部に遅れて
抵抗遮断部が開極して抵抗に電流を流し、開極時に発生
するサージ電圧を抑制する。また、閉極の際には、抵抗
遮断部が主遮断部に先行して閉極し、抵抗に電流を流
し、閉極に伴って発生するサージ電圧を抑制する。
断部と並列に直列抵抗を有する抵抗遮断部が接続される
方式がある。このような抵抗付き遮断器の動作は次の通
りである。すなわち、遮断の際には、主遮断部に遅れて
抵抗遮断部が開極して抵抗に電流を流し、開極時に発生
するサージ電圧を抑制する。また、閉極の際には、抵抗
遮断部が主遮断部に先行して閉極し、抵抗に電流を流
し、閉極に伴って発生するサージ電圧を抑制する。
【0003】以上のような抵抗付き遮断器が事故電流を
遮断する時の動作の概念を図9に示す。この図は、一例
として、この遮断器の図中右側端子で故障が発生した場
合を示している。また、図において、1は主遮断部、2
は抵抗遮断部、3は抵抗、I,Irは電流を示してい
る。
遮断する時の動作の概念を図9に示す。この図は、一例
として、この遮断器の図中右側端子で故障が発生した場
合を示している。また、図において、1は主遮断部、2
は抵抗遮断部、3は抵抗、I,Irは電流を示してい
る。
【0004】まず、図9(a)に示す閉極状態におい
て、電流Iは経路の抵抗値が小さい主遮断部1を流れて
いる。次に、図9(b)に示すように、抵抗遮断部2を
閉極したまま主遮断部1を開極すると、電流Irが抵抗
遮断部2と抵抗3を通って流れるようになる。この電流
Irの値は系統電圧と抵抗3の値で決まる。続いて、図
9(c)に示すように、抵抗遮断部2を開極すると、電
流Irが遮断されて、遮断器は開路状態となる。
て、電流Iは経路の抵抗値が小さい主遮断部1を流れて
いる。次に、図9(b)に示すように、抵抗遮断部2を
閉極したまま主遮断部1を開極すると、電流Irが抵抗
遮断部2と抵抗3を通って流れるようになる。この電流
Irの値は系統電圧と抵抗3の値で決まる。続いて、図
9(c)に示すように、抵抗遮断部2を開極すると、電
流Irが遮断されて、遮断器は開路状態となる。
【0005】また、図9(b)に示すように、この遮断
器の図中右側端子で故障が発生し、主遮断部1により事
故電流Iを遮断した場合、遮断器の図中左側端子には、
遮断による高い過渡回復電圧(サージ電圧)が発生しよ
うとする。しかしながら、この状態においては、抵抗遮
断部2が閉極しているので、サージ電圧は抵抗3に吸収
される。この抵抗遮断部2は、サージ電圧が十分低い値
に抑制されるように、主遮断部1より必要な時間だけ遅
れて開極する。
器の図中右側端子で故障が発生し、主遮断部1により事
故電流Iを遮断した場合、遮断器の図中左側端子には、
遮断による高い過渡回復電圧(サージ電圧)が発生しよ
うとする。しかしながら、この状態においては、抵抗遮
断部2が閉極しているので、サージ電圧は抵抗3に吸収
される。この抵抗遮断部2は、サージ電圧が十分低い値
に抑制されるように、主遮断部1より必要な時間だけ遅
れて開極する。
【0006】一方、図9の右側端子の事故を解消した後
の閉極時には、図9(c)の状態から、抵抗遮断部2を
主遮断部1に先行して閉極する。この時の閉極サージ電
圧は抵抗3に吸収される。そして、主遮断部1は、サー
ジ電圧が十分低い値に抑制されるように、抵抗遮断部2
より必要な時間だけ遅れて閉極する。
の閉極時には、図9(c)の状態から、抵抗遮断部2を
主遮断部1に先行して閉極する。この時の閉極サージ電
圧は抵抗3に吸収される。そして、主遮断部1は、サー
ジ電圧が十分低い値に抑制されるように、抵抗遮断部2
より必要な時間だけ遅れて閉極する。
【0007】従来、このような抵抗遮断部2の具体的な
構成としては、図10に示されるような構成が採用され
る場合が多い。図10に示す抵抗遮断部は、対向して配
置された可動接触子部Aと対向接触子部Bから構成され
ている。このうち、可動接触子部Aは、図中左右方向に
移動する可動接触子4から構成されている。一方、対向
接触子部Bは、浮動型の対向接触子5と、この対向接触
子5を可動接触子4側に向かって付勢するバネ6、およ
びこれらを支持するケース7から構成されている。この
場合、対向接触子5は、ケース7から一定の突出寸法だ
け突出する位置でケース7と係合してその位置に保持さ
れるように構成されている。さらに、このような可動接
触子部Aと対向接触子部Bからなる抵抗遮断部は、消弧
性ガスを充填した図示していない接地容器内に配置され
ており、可動接触子4に直結された図示していない駆動
装置によって駆動されるように構成されている。
構成としては、図10に示されるような構成が採用され
る場合が多い。図10に示す抵抗遮断部は、対向して配
置された可動接触子部Aと対向接触子部Bから構成され
ている。このうち、可動接触子部Aは、図中左右方向に
移動する可動接触子4から構成されている。一方、対向
接触子部Bは、浮動型の対向接触子5と、この対向接触
子5を可動接触子4側に向かって付勢するバネ6、およ
びこれらを支持するケース7から構成されている。この
場合、対向接触子5は、ケース7から一定の突出寸法だ
け突出する位置でケース7と係合してその位置に保持さ
れるように構成されている。さらに、このような可動接
触子部Aと対向接触子部Bからなる抵抗遮断部は、消弧
性ガスを充填した図示していない接地容器内に配置され
ており、可動接触子4に直結された図示していない駆動
装置によって駆動されるように構成されている。
【0008】また、このような構成を有する図10の抵
抗遮断部の動作は次の通りである。すなわち、開極動作
時には、可動接触子4が図中右方向(矢印方向)に駆動
される。この場合、対向接触子5は、バネ6の付勢力に
より、可動接触子4との接触状態を保ちながらこの可動
接触子4の移動に伴って図中右方向に移動する。したが
って、開極動作初期には、この抵抗遮断部を、主遮断部
と同時に同じ速度で動作を開始させることにより、この
接触子4,5間の接触時間だけ主遮断部よりも遅く開極
させることができる。また、この開極動作の終了時にお
いて、対向接触子5は、ケース7から前述の突出寸法だ
け突出する位置でケース7と係合し、その位置で停止す
る。したがって、閉極動作時には、この突出寸法分だけ
接触子4,5間の距離が短くなるため、この抵抗接触部
を、主遮断部と同時に同じ速度で動作を開始させること
により、主遮断部に先行して閉極させることができる。
抗遮断部の動作は次の通りである。すなわち、開極動作
時には、可動接触子4が図中右方向(矢印方向)に駆動
される。この場合、対向接触子5は、バネ6の付勢力に
より、可動接触子4との接触状態を保ちながらこの可動
接触子4の移動に伴って図中右方向に移動する。したが
って、開極動作初期には、この抵抗遮断部を、主遮断部
と同時に同じ速度で動作を開始させることにより、この
接触子4,5間の接触時間だけ主遮断部よりも遅く開極
させることができる。また、この開極動作の終了時にお
いて、対向接触子5は、ケース7から前述の突出寸法だ
け突出する位置でケース7と係合し、その位置で停止す
る。したがって、閉極動作時には、この突出寸法分だけ
接触子4,5間の距離が短くなるため、この抵抗接触部
を、主遮断部と同時に同じ速度で動作を開始させること
により、主遮断部に先行して閉極させることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10
に示すような従来の抵抗遮断部においては、設計上、バ
ネの力に限界があるため、開極動作時における対向接触
子5の加速度は可動接触子4の加速度に比べ非常に小さ
くなる。そのため、開極動作の開始直後に可動接触子4
と対向接触子5が開離してしまうことになる。一方、可
動接触子4の速度(開極速度)は開極動作の開始後徐々
に大きくなるが、開極動作の開始直後には小さい値であ
る。したがって、図10に示すような抵抗遮断部におい
ては、開極動作の開始直後の低速状態で開極してしま
い、開極後、両接触子4,5の開離距離を迅速に増大さ
せることが難しい。その結果、接触子4,5間の絶縁破
壊電圧を迅速に上昇させることができないため、遮断直
後に印加される高電圧に対して十分な絶縁性能が得られ
ず、遮断性能を向上することが困難であるという問題点
があった。
に示すような従来の抵抗遮断部においては、設計上、バ
ネの力に限界があるため、開極動作時における対向接触
子5の加速度は可動接触子4の加速度に比べ非常に小さ
くなる。そのため、開極動作の開始直後に可動接触子4
と対向接触子5が開離してしまうことになる。一方、可
動接触子4の速度(開極速度)は開極動作の開始後徐々
に大きくなるが、開極動作の開始直後には小さい値であ
る。したがって、図10に示すような抵抗遮断部におい
ては、開極動作の開始直後の低速状態で開極してしま
い、開極後、両接触子4,5の開離距離を迅速に増大さ
せることが難しい。その結果、接触子4,5間の絶縁破
壊電圧を迅速に上昇させることができないため、遮断直
後に印加される高電圧に対して十分な絶縁性能が得られ
ず、遮断性能を向上することが困難であるという問題点
があった。
【0010】これに対して、可動接触子にワイプを有す
る可動接触子ワイプ方式の抵抗遮断部が提案されている
(特願平4−99394号)。この構造においては、後
述するように、可動接触子部の一部が、駆動装置と直結
する駆動装置直結部として構成される一方で、可動接触
子が、駆動装置と非直結とされ、駆動装置直結部によっ
て可動に支持され、バネにより対向接触子側に向かって
付勢される。そして、この可動接触子は、駆動装置直結
部が予め設定された設定位置まで移動した後に、この駆
動装置直結部と係合して移動するように構成される。こ
のような構成を有することにより、開極動作時には、可
動接触子部の駆動装置直結部が開極動作を開始しても、
浮動状態となっている可動接触子は初期の位置に取り残
されるため、駆動装置直結部の速度が十分大きくなった
後に開極することができる。したがって、開極後、両接
触子間の距離を図10の構成よりも格段に迅速に増大さ
せることができ、遮断後印加される高い電圧に対して、
絶縁回復に必要な十分大きな開極距離を得ることができ
る。
る可動接触子ワイプ方式の抵抗遮断部が提案されている
(特願平4−99394号)。この構造においては、後
述するように、可動接触子部の一部が、駆動装置と直結
する駆動装置直結部として構成される一方で、可動接触
子が、駆動装置と非直結とされ、駆動装置直結部によっ
て可動に支持され、バネにより対向接触子側に向かって
付勢される。そして、この可動接触子は、駆動装置直結
部が予め設定された設定位置まで移動した後に、この駆
動装置直結部と係合して移動するように構成される。こ
のような構成を有することにより、開極動作時には、可
動接触子部の駆動装置直結部が開極動作を開始しても、
浮動状態となっている可動接触子は初期の位置に取り残
されるため、駆動装置直結部の速度が十分大きくなった
後に開極することができる。したがって、開極後、両接
触子間の距離を図10の構成よりも格段に迅速に増大さ
せることができ、遮断後印加される高い電圧に対して、
絶縁回復に必要な十分大きな開極距離を得ることができ
る。
【0011】しかしながら、このような可動接触子ワイ
プ方式の抵抗遮断部においては、以上のような優れた作
用が得られる反面、可動接触子の制動を行うことが困難
になるという問題がある。すなわち、一般的に、高速遮
断が要求される遮断装置においては、開極動作終了時
に、高速の可動接触子部を制動装置によって減速させ、
部品間における衝突による衝撃力を低減する必要があ
る。これに対し、可動接触子ワイプ方式の抵抗遮断部に
おいては、開極動作終了時に操作装置直結部を制動装置
によって減速しても、浮動状態となっている可動接触子
は慣性によりそのまま高速で動き続けるため、この可動
接触子が操作装置直結部と衝突する際に両者の間に生じ
る衝撃力が大きくなり、可動接触子部が機械的に不安定
化するという問題点がある。また、このような衝撃力に
対して、機械的な安定化を図るためには、耐衝撃性の極
めて高い部品を使用する必要があるが、このような部品
は高価であり、製造コストの増大につながる。
プ方式の抵抗遮断部においては、以上のような優れた作
用が得られる反面、可動接触子の制動を行うことが困難
になるという問題がある。すなわち、一般的に、高速遮
断が要求される遮断装置においては、開極動作終了時
に、高速の可動接触子部を制動装置によって減速させ、
部品間における衝突による衝撃力を低減する必要があ
る。これに対し、可動接触子ワイプ方式の抵抗遮断部に
おいては、開極動作終了時に操作装置直結部を制動装置
によって減速しても、浮動状態となっている可動接触子
は慣性によりそのまま高速で動き続けるため、この可動
接触子が操作装置直結部と衝突する際に両者の間に生じ
る衝撃力が大きくなり、可動接触子部が機械的に不安定
化するという問題点がある。また、このような衝撃力に
対して、機械的な安定化を図るためには、耐衝撃性の極
めて高い部品を使用する必要があるが、このような部品
は高価であり、製造コストの増大につながる。
【0012】本発明は、上記のような従来技術の問題点
を解決するために提案されたものであり、その目的は、
抵抗付きガス遮断器の抵抗遮断部として適用した場合
に、開極後の接触子間の開極距離を迅速に増大可能で、
かつ、開極動作時の衝撃力を格段に低減可能であり、遮
断性能に優れ、機械的に安定で、しかも経済的な遮断装
置を提供することである。
を解決するために提案されたものであり、その目的は、
抵抗付きガス遮断器の抵抗遮断部として適用した場合
に、開極後の接触子間の開極距離を迅速に増大可能で、
かつ、開極動作時の衝撃力を格段に低減可能であり、遮
断性能に優れ、機械的に安定で、しかも経済的な遮断装
置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による遮断装置
は、可動部接触子を駆動装置と非直結とするワイプ方式
を採用し、かつ、開極動作時における制動装置による可
動接触子部の駆動装置直結部の制動を早期に開始するよ
うに構成したことを特徴としている。
は、可動部接触子を駆動装置と非直結とするワイプ方式
を採用し、かつ、開極動作時における制動装置による可
動接触子部の駆動装置直結部の制動を早期に開始するよ
うに構成したことを特徴としている。
【0014】まず、本発明の遮断装置は、基本的に、遮
断部、駆動装置、および制動装置を備えている。このう
ち、遮断部は、消弧性ガスを充填した接地容器内に収納
される。この遮断部は、可動接触子を含む可動部とその
支持部から構成された可動接触子部と対向接触子を含む
対向接触子部を備え、このうちの可動接触子と対向接触
子は接離可能に対向して配置される。そして、この遮断
部は、可動接触子部の可動部の移動により開極動作およ
び閉極動作を行うように構成される。また、駆動装置
は、遮断部の可動部を駆動する装置であり、制動装置
は、遮断部の開極動作の終了時にこの遮断部の可動部を
減速させる装置である。
断部、駆動装置、および制動装置を備えている。このう
ち、遮断部は、消弧性ガスを充填した接地容器内に収納
される。この遮断部は、可動接触子を含む可動部とその
支持部から構成された可動接触子部と対向接触子を含む
対向接触子部を備え、このうちの可動接触子と対向接触
子は接離可能に対向して配置される。そして、この遮断
部は、可動接触子部の可動部の移動により開極動作およ
び閉極動作を行うように構成される。また、駆動装置
は、遮断部の可動部を駆動する装置であり、制動装置
は、遮断部の開極動作の終了時にこの遮断部の可動部を
減速させる装置である。
【0015】そして、請求項1に記載の遮断装置は、以
上のような基本的な構成に加えて、次のような特徴を有
する。すなわち、可動接触子部の可動部の一部は、駆動
装置と直結する駆動装置直結部として構成され、可動接
触子は、駆動装置と非直結とされ、駆動装置直結部によ
って可動に支持される。また、可動接触子部は、駆動装
置直結部に対して可動接触子を対向接触子側に向かって
付勢するバネを有し、開極動作時には、駆動装置直結部
が予め設定された第1の設定距離だけ移動した後に、可
動接触子が駆動装置直結部に係合して移動する形で開極
動作を開始するように構成される。さらに、制動装置
は、可動接触子部の開極動作時に、この可動接触子部の
駆動装置直結部が全ストローク長の70%以下の予め設
定された第2の設定距離だけ移動した位置を制動開始位
置として、この駆動装置直結部の制動を開始するように
構成される。
上のような基本的な構成に加えて、次のような特徴を有
する。すなわち、可動接触子部の可動部の一部は、駆動
装置と直結する駆動装置直結部として構成され、可動接
触子は、駆動装置と非直結とされ、駆動装置直結部によ
って可動に支持される。また、可動接触子部は、駆動装
置直結部に対して可動接触子を対向接触子側に向かって
付勢するバネを有し、開極動作時には、駆動装置直結部
が予め設定された第1の設定距離だけ移動した後に、可
動接触子が駆動装置直結部に係合して移動する形で開極
動作を開始するように構成される。さらに、制動装置
は、可動接触子部の開極動作時に、この可動接触子部の
駆動装置直結部が全ストローク長の70%以下の予め設
定された第2の設定距離だけ移動した位置を制動開始位
置として、この駆動装置直結部の制動を開始するように
構成される。
【0016】また、請求項2に記載の遮断装置は、以上
のような請求項1の構成に加えて、さらに、次のような
特徴を有する。すなわち、対向接触子部は、対向接触子
を可動に支持する支持部と、この支持部に対して対向接
触子を可動接触子側に向かって付勢するバネを有し、こ
の対向接触子部のバネと可動接触子部のバネは、異なる
付勢力を持つように構成される。
のような請求項1の構成に加えて、さらに、次のような
特徴を有する。すなわち、対向接触子部は、対向接触子
を可動に支持する支持部と、この支持部に対して対向接
触子を可動接触子側に向かって付勢するバネを有し、こ
の対向接触子部のバネと可動接触子部のバネは、異なる
付勢力を持つように構成される。
【0017】
【作用】以上のような構成を有する本発明の遮断装置に
よれば、前述した従来の抵抗遮断部と同様に、可動接触
子ワイプ方式を採用しているため、開極動作時には、可
動接触子部の駆動装置直結部が開極動作を開始しても、
浮動状態となっている可動接触子は初期の位置に取り残
されるため、駆動装置直結部の速度が十分大きくなった
後に開極することができる。したがって、開極後、両接
触子間の距離を格段に迅速に増大させることができる。
よれば、前述した従来の抵抗遮断部と同様に、可動接触
子ワイプ方式を採用しているため、開極動作時には、可
動接触子部の駆動装置直結部が開極動作を開始しても、
浮動状態となっている可動接触子は初期の位置に取り残
されるため、駆動装置直結部の速度が十分大きくなった
後に開極することができる。したがって、開極後、両接
触子間の距離を格段に迅速に増大させることができる。
【0018】また、以上のような構成を有する本発明の
遮断装置によれば、さらに、開極動作時における制動装
置による可動接触子部の駆動装置直結部の制動開始位置
を、全ストローク長の70%以下の距離まで移動した位
置とすることにより、駆動装置直結部の開極速度がある
程度大きく、可動接触子との相対速度が比較的小さいう
ちに両者を衝突させることができるため、両者の間に生
じる衝撃力を小さくできる。すなわち、本発明における
制動開始位置の限定は、従来の遮断装置の駆動装置に使
用されている一般的な制動装置の構成を詳細に検討した
上で導き出されたものである。したがって、以下には、
このような制動開始位置の限定によって得られる作用に
ついて、従来の遮断装置の制動装置と具体的に比較しな
がら詳細に説明する。
遮断装置によれば、さらに、開極動作時における制動装
置による可動接触子部の駆動装置直結部の制動開始位置
を、全ストローク長の70%以下の距離まで移動した位
置とすることにより、駆動装置直結部の開極速度がある
程度大きく、可動接触子との相対速度が比較的小さいう
ちに両者を衝突させることができるため、両者の間に生
じる衝撃力を小さくできる。すなわち、本発明における
制動開始位置の限定は、従来の遮断装置の駆動装置に使
用されている一般的な制動装置の構成を詳細に検討した
上で導き出されたものである。したがって、以下には、
このような制動開始位置の限定によって得られる作用に
ついて、従来の遮断装置の制動装置と具体的に比較しな
がら詳細に説明する。
【0019】まず、従来の遮断装置に使用されている一
般的な制動装置において、開極動作時における可動接触
子部の駆動装置直結部の制動開始位置は、全ストローク
長の80%程度の距離まで移動した位置である。このよ
うな位置で制動を開始する場合には、駆動装置直結部の
制動距離が短くなるため、駆動装置直結部は減速を開始
してからさほど時間が経過しないうちに開極動作を終了
することになる。そのため、高速の可動接触子が衝突す
る時点においては、駆動装置直結部はほぼ開極動作の終
了状態にある。このことは、駆動装置直結部の開極速度
がほぼゼロとなった時点で、この駆動装置直結部に高速
の可動接触子が衝突することを意味する。この場合の駆
動装置直結部と可動接触子の相対速度は、ほぼ可動接触
子の速度に相当する極めて大きな速度であるため、両者
の間にはこの速度に応じた極めて大きな衝撃力が生じる
ことになる。
般的な制動装置において、開極動作時における可動接触
子部の駆動装置直結部の制動開始位置は、全ストローク
長の80%程度の距離まで移動した位置である。このよ
うな位置で制動を開始する場合には、駆動装置直結部の
制動距離が短くなるため、駆動装置直結部は減速を開始
してからさほど時間が経過しないうちに開極動作を終了
することになる。そのため、高速の可動接触子が衝突す
る時点においては、駆動装置直結部はほぼ開極動作の終
了状態にある。このことは、駆動装置直結部の開極速度
がほぼゼロとなった時点で、この駆動装置直結部に高速
の可動接触子が衝突することを意味する。この場合の駆
動装置直結部と可動接触子の相対速度は、ほぼ可動接触
子の速度に相当する極めて大きな速度であるため、両者
の間にはこの速度に応じた極めて大きな衝撃力が生じる
ことになる。
【0020】これに対し、本発明の遮断装置の制動装置
において、開極動作時における可動接触子部の駆動装置
直結部の制動開始位置は、全ストローク長の70%以下
の距離まで移動した位置である。このような位置で制動
を開始する場合には、駆動装置直結部の制動距離が従来
に比べて長くなるため、駆動装置直結部は早期に減速さ
れ、減速を開始した時点から開極動作終了時点までの時
間が長くなる。そのため、高速の可動接触子が衝突する
時点においても、駆動装置直結部は開極動作途中状態に
ある。このことは、駆動装置直結部の開極速度がある程
度大きなうちに、この駆動装置直結部に高速の可動接触
子が衝突することを意味する。この場合の駆動装置直結
部と可動接触子の相対速度は、従来に比べて小さくなる
ため、衝突時に生じる衝撃力は衝突速度の2乗に比例す
るという周知の関係から、両者の間に生じる衝撃力は格
段に小さくなる。
において、開極動作時における可動接触子部の駆動装置
直結部の制動開始位置は、全ストローク長の70%以下
の距離まで移動した位置である。このような位置で制動
を開始する場合には、駆動装置直結部の制動距離が従来
に比べて長くなるため、駆動装置直結部は早期に減速さ
れ、減速を開始した時点から開極動作終了時点までの時
間が長くなる。そのため、高速の可動接触子が衝突する
時点においても、駆動装置直結部は開極動作途中状態に
ある。このことは、駆動装置直結部の開極速度がある程
度大きなうちに、この駆動装置直結部に高速の可動接触
子が衝突することを意味する。この場合の駆動装置直結
部と可動接触子の相対速度は、従来に比べて小さくなる
ため、衝突時に生じる衝撃力は衝突速度の2乗に比例す
るという周知の関係から、両者の間に生じる衝撃力は格
段に小さくなる。
【0021】
[1]第1実施例 [1−1]第1実施例の構成 図1は、本発明による遮断装置の第1実施例の構成を示
す図であり、特に、閉極状態を示している。この遮断装
置は、可動接触子部A、対向接触子部B、および油圧の
駆動装置Cから構成されており、このうち、可動接触子
部Aと対向接触子部Bからなる遮断部は、消弧性ガスを
充填した図示していない接地容器内に収納されている。
す図であり、特に、閉極状態を示している。この遮断装
置は、可動接触子部A、対向接触子部B、および油圧の
駆動装置Cから構成されており、このうち、可動接触子
部Aと対向接触子部Bからなる遮断部は、消弧性ガスを
充填した図示していない接地容器内に収納されている。
【0022】最初に可動接触子部Aの構成を説明する。
すなわち、可動接触子部Aは、まず、駆動装置Cに直結
する操作ロッド8と、この操作ロッド8に一体的に取り
付けられたパッファシリンダ9、およびこのパッファシ
リンダ9に挿入されたパッファピストン10を備えてお
り、操作ロッド8とパッファシリンダ9は、本発明にお
ける駆動装置直結部に相当する。このうち、操作ロッド
8は、図示していない絶縁ロッドなどを介して、後述す
る駆動装置Cのピストンロッド20bに連結されてい
る。また、パッファピストン10は、図示していない接
地容器に対して固定的に支持されており、パッファシリ
ンダ9とともに、ガスを圧縮するパッファ装置を構成し
ている。
すなわち、可動接触子部Aは、まず、駆動装置Cに直結
する操作ロッド8と、この操作ロッド8に一体的に取り
付けられたパッファシリンダ9、およびこのパッファシ
リンダ9に挿入されたパッファピストン10を備えてお
り、操作ロッド8とパッファシリンダ9は、本発明にお
ける駆動装置直結部に相当する。このうち、操作ロッド
8は、図示していない絶縁ロッドなどを介して、後述す
る駆動装置Cのピストンロッド20bに連結されてい
る。また、パッファピストン10は、図示していない接
地容器に対して固定的に支持されており、パッファシリ
ンダ9とともに、ガスを圧縮するパッファ装置を構成し
ている。
【0023】可動接触子部Aはまた、パッファシリンダ
9の対向接触子部B側の端面に装着されたバネ11と、
このバネ11の反対側の端部に当接するように配置され
た可動接触子12を備えている。この可動接触子12
は、操作ロッド8とパッファシリンダ9に対して摺動可
能に構成され、バネ11によって、対向接触子部B側に
向かって付勢されている。また、可動接触子12の周囲
には、絶縁ノズル13が配置され、一体的に取り付けら
れている。さらに、可動接触子12の軸14の端部(接
触子と反対側)には、軸14より大径のピストン15が
形成され、操作ロッド8の内径部を摺動可能になってい
る。なお、バネ11のバネ力は、このような可動接触子
12側と駆動装置直結部(操作ロッド8とパッファシリ
ンダ9)側との間の摩擦力に比べて十分に大きくされて
いる。
9の対向接触子部B側の端面に装着されたバネ11と、
このバネ11の反対側の端部に当接するように配置され
た可動接触子12を備えている。この可動接触子12
は、操作ロッド8とパッファシリンダ9に対して摺動可
能に構成され、バネ11によって、対向接触子部B側に
向かって付勢されている。また、可動接触子12の周囲
には、絶縁ノズル13が配置され、一体的に取り付けら
れている。さらに、可動接触子12の軸14の端部(接
触子と反対側)には、軸14より大径のピストン15が
形成され、操作ロッド8の内径部を摺動可能になってい
る。なお、バネ11のバネ力は、このような可動接触子
12側と駆動装置直結部(操作ロッド8とパッファシリ
ンダ9)側との間の摩擦力に比べて十分に大きくされて
いる。
【0024】一方、操作ロッド8の内径部には、可動接
触子12の軸14のピストン15に対向して、貫通部1
6aを有する仕切り部16が設けられている。また、パ
ッファシリンダ9の対向接触子部B側の端部の内径部に
は、通電部17が設けられている。なお、可動接触子部
Aは、この図1に示す閉極状態において、可動接触子1
2のピストン15とパッファシリンダ9の端部がL1 の
距離を保つように構成されている。この距離L1 は、可
動接触子部Aにおける遮断動作時の可動接触子12の停
止長さ(ワイプ長)であり、本発明における第1の設定
距離に相当する。また、以上のように構成された可動接
触子部Aのうち、パッファピストン10は、本発明にお
ける可動接触子部の支持部に相当し、それ以外の部分
は、本発明における可動接触子部の可動部に相当する。
触子12の軸14のピストン15に対向して、貫通部1
6aを有する仕切り部16が設けられている。また、パ
ッファシリンダ9の対向接触子部B側の端部の内径部に
は、通電部17が設けられている。なお、可動接触子部
Aは、この図1に示す閉極状態において、可動接触子1
2のピストン15とパッファシリンダ9の端部がL1 の
距離を保つように構成されている。この距離L1 は、可
動接触子部Aにおける遮断動作時の可動接触子12の停
止長さ(ワイプ長)であり、本発明における第1の設定
距離に相当する。また、以上のように構成された可動接
触子部Aのうち、パッファピストン10は、本発明にお
ける可動接触子部の支持部に相当し、それ以外の部分
は、本発明における可動接触子部の可動部に相当する。
【0025】次に、対向接触子部Bの構成を説明する。
すなわち、対向接触子部Bは、可動接触子部Aの可動接
触子12と接離可能に対向して配置された対向接触子1
8を備えている。この対向接触子18は、図示していな
い接地容器に対して固定的に支持されており、この意味
で、固定接触子と言い換えることができる。
すなわち、対向接触子部Bは、可動接触子部Aの可動接
触子12と接離可能に対向して配置された対向接触子1
8を備えている。この対向接触子18は、図示していな
い接地容器に対して固定的に支持されており、この意味
で、固定接触子と言い換えることができる。
【0026】続いて、駆動装置Cの構成を説明する。す
なわち、駆動装置Cは、まず、油圧シリンダ19と、こ
の油圧シリンダ19に挿入された油圧ピストン20、お
よびこの油圧ピストン20と対向して設けられたシリン
ダベース21を備えている。油圧ピストン20の可動接
触子部A側には、ピストンロッド20bが設けられ、こ
のピストンロッド20bは、前述したように、図示して
いない絶縁ロッドなどを介して、可動接触子部Aの操作
ロッド8に連結されている。
なわち、駆動装置Cは、まず、油圧シリンダ19と、こ
の油圧シリンダ19に挿入された油圧ピストン20、お
よびこの油圧ピストン20と対向して設けられたシリン
ダベース21を備えている。油圧ピストン20の可動接
触子部A側には、ピストンロッド20bが設けられ、こ
のピストンロッド20bは、前述したように、図示して
いない絶縁ロッドなどを介して、可動接触子部Aの操作
ロッド8に連結されている。
【0027】そして、油圧ピストン20のシリンダベー
ス21と対向する面に、制動用の突起部20aが設けら
れるとともに、シリンダベース21の油圧ピストン20
と対向する面に、開極動作後半において油圧ピストン2
0の突起部20aが進入する凹部21aが設けられてお
り、これらの要素によって制動装置が構成されている。
すなわち、突起部20aの端面がシリンダベース21側
に向かって移動し、その端面に達した後に、油圧ピスト
ン20のシリンダベース21側(図中右側)における油
の排出流路断面積が小さくなることによる逆向きの力が
生じることを利用して、油圧ピストン20の動作速度を
低減させるように構成されている。
ス21と対向する面に、制動用の突起部20aが設けら
れるとともに、シリンダベース21の油圧ピストン20
と対向する面に、開極動作後半において油圧ピストン2
0の突起部20aが進入する凹部21aが設けられてお
り、これらの要素によって制動装置が構成されている。
すなわち、突起部20aの端面がシリンダベース21側
に向かって移動し、その端面に達した後に、油圧ピスト
ン20のシリンダベース21側(図中右側)における油
の排出流路断面積が小さくなることによる逆向きの力が
生じることを利用して、油圧ピストン20の動作速度を
低減させるように構成されている。
【0028】この場合、図1中の点線は、従来の突起部
20aと凹部21aの構造の一例を示している。この図
1から明らかなように、本実施例では、突起部20aの
突出寸法が従来に比べて長くされている。その結果、開
極動作開始位置から制動開始位置までの制動開始距離、
すなわち、突起部20aの端面からシリンダベース21
の端面までの距離は、従来例の距離LD1よりも本実施例
の距離LD2の方が短くなっている。具体的に、可動接触
子部Aの全ストローク長をLT とした場合に、従来例の
制動開始距離LD1は、全ストローク長LT の80%程度
であるのに対し、本実施例の制動開始距離LD2は、全ス
トローク長LT の70%以下とされている。なお、この
制動開始距離LD2は、本発明における第2の設定距離に
相当する。
20aと凹部21aの構造の一例を示している。この図
1から明らかなように、本実施例では、突起部20aの
突出寸法が従来に比べて長くされている。その結果、開
極動作開始位置から制動開始位置までの制動開始距離、
すなわち、突起部20aの端面からシリンダベース21
の端面までの距離は、従来例の距離LD1よりも本実施例
の距離LD2の方が短くなっている。具体的に、可動接触
子部Aの全ストローク長をLT とした場合に、従来例の
制動開始距離LD1は、全ストローク長LT の80%程度
であるのに対し、本実施例の制動開始距離LD2は、全ス
トローク長LT の70%以下とされている。なお、この
制動開始距離LD2は、本発明における第2の設定距離に
相当する。
【0029】駆動装置Cはまた、バルブ22a,22
b、低油圧槽23、およびアキュムレータ24を備えて
おり、アキュムレータ24からの油圧を、油圧シリンダ
19内における油圧ピストン20の両側に選択的に供給
することによって、油圧ピストン20を動作させるよう
に構成されている。また、バルブ22aは、油圧シリン
ダ19のシリンダベース21から低油圧槽23への油圧
排出路に設けられており、バルブ22bは、アキュムレ
ータ24からシリンダベース21への油圧供給路に設け
られている。
b、低油圧槽23、およびアキュムレータ24を備えて
おり、アキュムレータ24からの油圧を、油圧シリンダ
19内における油圧ピストン20の両側に選択的に供給
することによって、油圧ピストン20を動作させるよう
に構成されている。また、バルブ22aは、油圧シリン
ダ19のシリンダベース21から低油圧槽23への油圧
排出路に設けられており、バルブ22bは、アキュムレ
ータ24からシリンダベース21への油圧供給路に設け
られている。
【0030】[1−2]第1実施例の作用 以上のような構成を有する本実施例の遮断装置の作用は
次の通りである。まず、図1に示す閉極状態では、シリ
ンダベース21への油圧供給路のバルブ22bは開にな
っており、駆動装置Cの油圧シリンダ19内における油
圧ピストン20の両側には、共にアキュムレータ24か
ら高圧の油が供給されている。また、この状態では、低
油圧槽23への油圧排出路のバルブ22aは閉じてい
る。
次の通りである。まず、図1に示す閉極状態では、シリ
ンダベース21への油圧供給路のバルブ22bは開にな
っており、駆動装置Cの油圧シリンダ19内における油
圧ピストン20の両側には、共にアキュムレータ24か
ら高圧の油が供給されている。また、この状態では、低
油圧槽23への油圧排出路のバルブ22aは閉じてい
る。
【0031】そして、このような閉極状態から遮断動作
を開始する場合には、シリンダベース21への油圧供給
路のバルブ22bを閉じ、低油圧槽23への油圧排出路
のバルブ22aを開く。このバルブ操作により、油圧シ
リンダ19内における油圧ピストン20のシリンダベー
ス21側(図中右側)に対する油圧供給が停止するとと
もに、この部分の油が低圧油槽23に排出され、その圧
力が低下する。その結果、アキュムレータ24から油圧
ピストン20の可動接触子部A側(図中左側)に対して
供給されている油圧によって、油圧ピストン20が図中
右側に移動し、遮断動作が開始される。
を開始する場合には、シリンダベース21への油圧供給
路のバルブ22bを閉じ、低油圧槽23への油圧排出路
のバルブ22aを開く。このバルブ操作により、油圧シ
リンダ19内における油圧ピストン20のシリンダベー
ス21側(図中右側)に対する油圧供給が停止するとと
もに、この部分の油が低圧油槽23に排出され、その圧
力が低下する。その結果、アキュムレータ24から油圧
ピストン20の可動接触子部A側(図中左側)に対して
供給されている油圧によって、油圧ピストン20が図中
右側に移動し、遮断動作が開始される。
【0032】このような開極動作の開始状態において
は、可動接触子部Aのうち、駆動装置直結部である操作
ロッド8およびパッファピストン9は、図中右方向に移
動している。これに対して、可動接触子12は、バネ1
1によって対向接触子18側に付勢されており、このバ
ネ力は、可動接触子12側と駆動装置直結部側との摩擦
力に比べて十分に大きくされている。そのため、可動接
触子12は、このような大きなバネ力により、閉極状態
から継続して開極動作開始の直後に至るまで、対向接触
子18との接触状態に保たれる。
は、可動接触子部Aのうち、駆動装置直結部である操作
ロッド8およびパッファピストン9は、図中右方向に移
動している。これに対して、可動接触子12は、バネ1
1によって対向接触子18側に付勢されており、このバ
ネ力は、可動接触子12側と駆動装置直結部側との摩擦
力に比べて十分に大きくされている。そのため、可動接
触子12は、このような大きなバネ力により、閉極状態
から継続して開極動作開始の直後に至るまで、対向接触
子18との接触状態に保たれる。
【0033】続いて、図2の(a)に示すように、駆動
装置直結部である操作ロッド8およびパッファピストン
9が、閉極位置から図中右方向(矢印25)に図1の距
離L1 だけ移動すると、可動接触子12のピストン15
とパッファシリンダ9の端部9aとの距離がL1 から0
になり、可動接触子12とパッファシリンダ9がこの部
分で係合する。したがって、その後、可動接触子12
は、操作ロッド8およびパッファピストン9に係合して
これらと一体に移動する形で開極動作を開始し、対向接
触子18との間の距離が増大する。この場合、本実施例
では、図10に示した従来例のように開極動作開始直後
の低速状態で開極するのではなく、ある程度加速されて
高速化した状態で開極するため、開極後の接触子4,5
間の開極距離を迅速に増大することができる。また、開
極後、接触子4,5間に発生するアークは、パッファシ
リンダ9からの高速のガス流26がノズル13を介して
このアークに吹き付けられることにより消弧される。
装置直結部である操作ロッド8およびパッファピストン
9が、閉極位置から図中右方向(矢印25)に図1の距
離L1 だけ移動すると、可動接触子12のピストン15
とパッファシリンダ9の端部9aとの距離がL1 から0
になり、可動接触子12とパッファシリンダ9がこの部
分で係合する。したがって、その後、可動接触子12
は、操作ロッド8およびパッファピストン9に係合して
これらと一体に移動する形で開極動作を開始し、対向接
触子18との間の距離が増大する。この場合、本実施例
では、図10に示した従来例のように開極動作開始直後
の低速状態で開極するのではなく、ある程度加速されて
高速化した状態で開極するため、開極後の接触子4,5
間の開極距離を迅速に増大することができる。また、開
極後、接触子4,5間に発生するアークは、パッファシ
リンダ9からの高速のガス流26がノズル13を介して
このアークに吹き付けられることにより消弧される。
【0034】さらに、開極動作が終了に近づき、油圧ピ
ストン20の突起部20の先端がシリンダベース21の
凹部21aに進入すると、この油圧ピストン20の右側
における油の排出流路断面積が小さくなるため、油圧ピ
ストン20の右側の圧力が急上昇して駆動装置直結部で
ある操作ロッド8およびパッファシリンダ9に大きな制
動力が働き、この操作ロッド8およびパッファシリンダ
9は停止位置に緩やかに停止する。そして、このような
開極動作の終了状態においては、図2の(b)に示すよ
うに、可動接触子4と対向接触子5の間の距離L0 は十
分大きな値となっており、十分に高い絶縁性能が確保さ
れる。
ストン20の突起部20の先端がシリンダベース21の
凹部21aに進入すると、この油圧ピストン20の右側
における油の排出流路断面積が小さくなるため、油圧ピ
ストン20の右側の圧力が急上昇して駆動装置直結部で
ある操作ロッド8およびパッファシリンダ9に大きな制
動力が働き、この操作ロッド8およびパッファシリンダ
9は停止位置に緩やかに停止する。そして、このような
開極動作の終了状態においては、図2の(b)に示すよ
うに、可動接触子4と対向接触子5の間の距離L0 は十
分大きな値となっており、十分に高い絶縁性能が確保さ
れる。
【0035】ところで、駆動装置直結部である操作ロッ
ド8およびパッファシリンダ9に以上のように制動力が
働くと、その速度は徐々に低下するが、浮動状態となっ
ている可動接触子12側の部分は慣性によりそのまま高
速で動き続けるため、最終的に、図3に示すようにし
て、可動接触子12のピストン15が操作ロッド8の仕
切り部16に衝突する。
ド8およびパッファシリンダ9に以上のように制動力が
働くと、その速度は徐々に低下するが、浮動状態となっ
ている可動接触子12側の部分は慣性によりそのまま高
速で動き続けるため、最終的に、図3に示すようにし
て、可動接触子12のピストン15が操作ロッド8の仕
切り部16に衝突する。
【0036】図4は、以上のような開極動作時における
可動接触子部Aの駆動装置直結部と可動接触子12の動
作を経時的に示すグラフである。すなわち、この図4に
おいて、曲線27は、駆動装置直結部である操作ロッド
8およびパッファシリンダ9の開極動作を示しており、
動作後半の点線27aは従来例、実線27bは本実施例
の開極動作を示している。また、曲線28は、可動接触
子12とそれに固定されたノズル13、軸14、および
ピストン15の開極動作を示している。なお、この図4
におけるLT ,LD1,LD2,L1 は、図1の同じ記号と
対応している。また、以下の説明において、従来例と
は、制動開始距離のみが図1に示すように本実施例と異
なり、その他の構成については全く同様に構成された遮
断装置を示している。
可動接触子部Aの駆動装置直結部と可動接触子12の動
作を経時的に示すグラフである。すなわち、この図4に
おいて、曲線27は、駆動装置直結部である操作ロッド
8およびパッファシリンダ9の開極動作を示しており、
動作後半の点線27aは従来例、実線27bは本実施例
の開極動作を示している。また、曲線28は、可動接触
子12とそれに固定されたノズル13、軸14、および
ピストン15の開極動作を示している。なお、この図4
におけるLT ,LD1,LD2,L1 は、図1の同じ記号と
対応している。また、以下の説明において、従来例と
は、制動開始距離のみが図1に示すように本実施例と異
なり、その他の構成については全く同様に構成された遮
断装置を示している。
【0037】すなわち、従来例では、図1に示すよう
に、油圧ピストン20の突起部20aの突出寸法が短
く、開極動作開始位置から制動開始位置までの駆動装置
直結部の制動開始距離LD1が、全ストローク長LT の8
0%程度と比較的長いことから、制動距離が短くなる。
したがって、駆動装置直結部は、点線27aで示すよう
に、開極動作の後半において、減速を開始してからさほ
ど時間が経過しないうちに開極動作を終了する。そのた
め、この駆動装置直結部の開極速度がほぼゼロとなる位
置P1 において、この駆動装置直結部に高速の可動接触
子12が衝突する。すなわち、停止した操作ロッド9の
仕切り部16に対して可動接触子12のピストン15が
高速で衝突することになる。このように操作ロッド9と
可動接触子12が相対速度の大きい状態で衝突した場合
には、操作ロッド9の仕切り部16と可動接触子12の
ピストン15との間に大きな衝撃力が生じる。
に、油圧ピストン20の突起部20aの突出寸法が短
く、開極動作開始位置から制動開始位置までの駆動装置
直結部の制動開始距離LD1が、全ストローク長LT の8
0%程度と比較的長いことから、制動距離が短くなる。
したがって、駆動装置直結部は、点線27aで示すよう
に、開極動作の後半において、減速を開始してからさほ
ど時間が経過しないうちに開極動作を終了する。そのた
め、この駆動装置直結部の開極速度がほぼゼロとなる位
置P1 において、この駆動装置直結部に高速の可動接触
子12が衝突する。すなわち、停止した操作ロッド9の
仕切り部16に対して可動接触子12のピストン15が
高速で衝突することになる。このように操作ロッド9と
可動接触子12が相対速度の大きい状態で衝突した場合
には、操作ロッド9の仕切り部16と可動接触子12の
ピストン15との間に大きな衝撃力が生じる。
【0038】これに対し、本実施例では、図1に示すよ
うに、油圧ピストン20の突起部20aの突出寸法が従
来例よりも長く、開極動作開始位置から制動開始位置ま
での駆動装置直結部の制動開始距離LD2が、全ストロー
ク長LT の70%以下と、従来例よりも短いことから、
制動距離が長くなる。したがって、駆動装置直結部は、
実線27bで示すように、開極動作の後半において早期
に減速され、減速を開始した時点から開極動作終了時点
までの時間が長くなる。そのため、この駆動装置直結部
の開極速度がある程度大きな位置P2 において、この駆
動装置直結部に高速の可動接触子12が衝突する。すな
わち、開極動作途中にある操作ロッド9の仕切り部16
に対して可動接触子12のピストン15が高速で衝突す
ることになる。この場合の操作ロッド9と可動接触子1
2との相対速度は、従来例に比べて小さいため、衝撃力
は衝突速度の2乗に比例することから、操作ロッド9の
仕切り部16と可動接触子12のピストン15との間に
生じる衝撃力は従来例に比べて格段に小さくなる。
うに、油圧ピストン20の突起部20aの突出寸法が従
来例よりも長く、開極動作開始位置から制動開始位置ま
での駆動装置直結部の制動開始距離LD2が、全ストロー
ク長LT の70%以下と、従来例よりも短いことから、
制動距離が長くなる。したがって、駆動装置直結部は、
実線27bで示すように、開極動作の後半において早期
に減速され、減速を開始した時点から開極動作終了時点
までの時間が長くなる。そのため、この駆動装置直結部
の開極速度がある程度大きな位置P2 において、この駆
動装置直結部に高速の可動接触子12が衝突する。すな
わち、開極動作途中にある操作ロッド9の仕切り部16
に対して可動接触子12のピストン15が高速で衝突す
ることになる。この場合の操作ロッド9と可動接触子1
2との相対速度は、従来例に比べて小さいため、衝撃力
は衝突速度の2乗に比例することから、操作ロッド9の
仕切り部16と可動接触子12のピストン15との間に
生じる衝撃力は従来例に比べて格段に小さくなる。
【0039】そしてまた、本実施例においては、操作ロ
ッド9の仕切り部16に貫通部16aを設けているた
め、可動接触子12を制動することができる。すなわ
ち、開極動作終了時に可動接触子12の動作速度が操作
ロッド9の動作速度より大きくなった状態で、可動接触
子12のピストン15が操作ロッド9の仕切り部16内
のガスを圧縮するため、この圧縮力により可動接触子1
2に制動力が働くことになる。したがって、操作ロッド
9の仕切り部16と可動接触子12のピストン15との
間に生じる衝撃力をさらに小さくすることができる。な
お、この場合、可動接触子12に加える制動力は、貫通
部16aの断面積を調整することによって容易に調整す
ることができる。
ッド9の仕切り部16に貫通部16aを設けているた
め、可動接触子12を制動することができる。すなわ
ち、開極動作終了時に可動接触子12の動作速度が操作
ロッド9の動作速度より大きくなった状態で、可動接触
子12のピストン15が操作ロッド9の仕切り部16内
のガスを圧縮するため、この圧縮力により可動接触子1
2に制動力が働くことになる。したがって、操作ロッド
9の仕切り部16と可動接触子12のピストン15との
間に生じる衝撃力をさらに小さくすることができる。な
お、この場合、可動接触子12に加える制動力は、貫通
部16aの断面積を調整することによって容易に調整す
ることができる。
【0040】[1−3]第1実施例の効果 以上説明したように、本実施例においては、可動接触子
ワイプ方式を採用しているため、開極後の接触子間の開
極距離を迅速に増大させることができる。その結果、接
触子4,5間の絶縁破壊電圧を迅速に上昇させることが
できるため、遮断直後に印加される高電圧に対して十分
な絶縁性能が得られ、遮断性能を向上することができ
る。
ワイプ方式を採用しているため、開極後の接触子間の開
極距離を迅速に増大させることができる。その結果、接
触子4,5間の絶縁破壊電圧を迅速に上昇させることが
できるため、遮断直後に印加される高電圧に対して十分
な絶縁性能が得られ、遮断性能を向上することができ
る。
【0041】また、本実施例においては、駆動装置直結
部の制動開始距離を従来よりも短くしているため、操作
ロッド9の仕切り部16と可動接触子12のピストン1
5との間に生じる衝撃力を従来に比べて格段に低減する
ことができる。その結果、可動接触子部を機械的に安定
化することができる。また、衝撃力が低減されることか
ら、耐衝撃性の極めて高い高価な部品を使用する必要が
なくなるため、製造コストを低減できるという利点もあ
る。
部の制動開始距離を従来よりも短くしているため、操作
ロッド9の仕切り部16と可動接触子12のピストン1
5との間に生じる衝撃力を従来に比べて格段に低減する
ことができる。その結果、可動接触子部を機械的に安定
化することができる。また、衝撃力が低減されることか
ら、耐衝撃性の極めて高い高価な部品を使用する必要が
なくなるため、製造コストを低減できるという利点もあ
る。
【0042】したがって、本実施例によれば、開極後の
接触子間の開極距離を迅速に増大可能で、かつ、開極動
作時の衝撃力を格段に低減可能であり、遮断性能に優
れ、機械的に安定で、しかも経済的な遮断装置を提供す
ることができる。そして、このような遮断装置は、抵抗
付きガス遮断器の抵抗遮断部として好適であり、実用性
が高い。
接触子間の開極距離を迅速に増大可能で、かつ、開極動
作時の衝撃力を格段に低減可能であり、遮断性能に優
れ、機械的に安定で、しかも経済的な遮断装置を提供す
ることができる。そして、このような遮断装置は、抵抗
付きガス遮断器の抵抗遮断部として好適であり、実用性
が高い。
【0043】[2]第2実施例 [2−1]第2実施例の構成 図5は、本発明による遮断装置の第2実施例の構成を示
す図であり、特に、閉極状態を示している。この遮断装
置は、可動接触子部A、対向接触子部B、および油圧の
駆動装置Cから構成されており、このうち、対向接触子
部Bの構成が、前記第1実施例と異なり、移動可能に構
成されている。すなわち、本実施例において、対向接触
子部Bは、浮動型の対向接触子5と、この対向接触子5
を可動接触子12側に向かって付勢するバネ6、これら
を支持するケース7、およびケースの蓋となる板29か
ら構成されている。そして、対向接触子5の板29側に
は、ピストン5aが形成され、ケース7の内径部を摺動
可能になっている。
す図であり、特に、閉極状態を示している。この遮断装
置は、可動接触子部A、対向接触子部B、および油圧の
駆動装置Cから構成されており、このうち、対向接触子
部Bの構成が、前記第1実施例と異なり、移動可能に構
成されている。すなわち、本実施例において、対向接触
子部Bは、浮動型の対向接触子5と、この対向接触子5
を可動接触子12側に向かって付勢するバネ6、これら
を支持するケース7、およびケースの蓋となる板29か
ら構成されている。そして、対向接触子5の板29側に
は、ピストン5aが形成され、ケース7の内径部を摺動
可能になっている。
【0044】また、本実施例において、可動接触子部B
のバネ11の力は、対向接触子部Cのバネ6の力に比べ
て十分に大きく設定されている。さらに、図5に示すよ
うに、閉極状態においては、対向接触子5端部のピスト
ン5aが板27に接するように構成されており、この状
態で、可動接触子部Aにおける遮断動作時の可動接触子
12の停止長さ(ワイプ長)、すなわち、可動接触子1
2のピストン15とパッファシリンダ9の端部との距離
が、L1 の距離を保つように構成されている。なお、そ
の他の部分については、前記第1実施例と全く同様に構
成されている。
のバネ11の力は、対向接触子部Cのバネ6の力に比べ
て十分に大きく設定されている。さらに、図5に示すよ
うに、閉極状態においては、対向接触子5端部のピスト
ン5aが板27に接するように構成されており、この状
態で、可動接触子部Aにおける遮断動作時の可動接触子
12の停止長さ(ワイプ長)、すなわち、可動接触子1
2のピストン15とパッファシリンダ9の端部との距離
が、L1 の距離を保つように構成されている。なお、そ
の他の部分については、前記第1実施例と全く同様に構
成されている。
【0045】[2−2]第2実施例の作用 以上のような構成を有する本実施例の作用は、次の通り
である。まず、図5に示す閉極状態から遮断動作を開始
する場合には、駆動装置Cを前記第1実施例と同様に操
作することにより、可動接触子部Aのうち、駆動装置直
結部である操作ロッド8およびパッファシリンダ9が右
方向に移動を開始し、開極動作が始まる。このような開
極動作の開始状態においては、操作ロッド8およびパッ
ファシリンダ9が図中右方向に移動を開始する一方、可
動接触子12は、バネ11によって閉極状態と同じ停止
位置に保たれる。
である。まず、図5に示す閉極状態から遮断動作を開始
する場合には、駆動装置Cを前記第1実施例と同様に操
作することにより、可動接触子部Aのうち、駆動装置直
結部である操作ロッド8およびパッファシリンダ9が右
方向に移動を開始し、開極動作が始まる。このような開
極動作の開始状態においては、操作ロッド8およびパッ
ファシリンダ9が図中右方向に移動を開始する一方、可
動接触子12は、バネ11によって閉極状態と同じ停止
位置に保たれる。
【0046】続いて、図6の(a)に示すように、パッ
ファシリンダ9が、図5の距離L1だけ移動すると、こ
のパッファシリンダ9の端部9aが可動接触子12のピ
ストン15に当接する。したがって、その後、可動接触
子12は、操作ロッド8およびパッファシリンダ9に係
合してこれらと一体に移動する形で開極動作を開始す
る。この場合、操作ロッド8およびパッファシリンダ9
の開極速度が十分に上昇した時点で、可動接触子12の
開極動作を開始するため、この可動接触子12と対向接
触子5との間の距離を迅速に増大させることができる。
このような作用は、前記第1実施例と同様である。
ファシリンダ9が、図5の距離L1だけ移動すると、こ
のパッファシリンダ9の端部9aが可動接触子12のピ
ストン15に当接する。したがって、その後、可動接触
子12は、操作ロッド8およびパッファシリンダ9に係
合してこれらと一体に移動する形で開極動作を開始す
る。この場合、操作ロッド8およびパッファシリンダ9
の開極速度が十分に上昇した時点で、可動接触子12の
開極動作を開始するため、この可動接触子12と対向接
触子5との間の距離を迅速に増大させることができる。
このような作用は、前記第1実施例と同様である。
【0047】ところで、前記第1実施例において説明し
たように、上記のような可動接触子12が遅れて開極す
る動作を確実に行わせるためには、可動接触子12と駆
動装置直結部との間の摺動部の摩擦力に比べて、可動接
触子12を付勢するバネ11の力が十分に大きいことが
必要である。本実施例では、可動接触子12側のバネ1
1の力が対向接触子5側のバネ6の力より大きく設定さ
れているので、可動接触子12が安定した遅れ開極動作
を行うことができ、可動接触子12のワイプが確保され
る。
たように、上記のような可動接触子12が遅れて開極す
る動作を確実に行わせるためには、可動接触子12と駆
動装置直結部との間の摺動部の摩擦力に比べて、可動接
触子12を付勢するバネ11の力が十分に大きいことが
必要である。本実施例では、可動接触子12側のバネ1
1の力が対向接触子5側のバネ6の力より大きく設定さ
れているので、可動接触子12が安定した遅れ開極動作
を行うことができ、可動接触子12のワイプが確保され
る。
【0048】さらに、開極動作の終了状態においては、
図6の(b)に示すように、対向接触子部Bの対向接触
子5は、バネ6の付勢力によって停止位置まで突出して
いる。なお、このような開極状態における対向接触子5
の停止位置は、そのピストン5aがケース7の可動接触
子部A側の端部7aに係合することによって決定され
る。この場合、対向接触子5と可動接触子12との距離
L0 は十分な大きさとなっており、十分に高い絶縁性能
が確保される。
図6の(b)に示すように、対向接触子部Bの対向接触
子5は、バネ6の付勢力によって停止位置まで突出して
いる。なお、このような開極状態における対向接触子5
の停止位置は、そのピストン5aがケース7の可動接触
子部A側の端部7aに係合することによって決定され
る。この場合、対向接触子5と可動接触子12との距離
L0 は十分な大きさとなっており、十分に高い絶縁性能
が確保される。
【0049】一方、図7は、以上のような開極動作の終
了時の直前に、可動接触子12のピストン15が、操作
ロッド8の仕切部16に衝突した状態を示す。この場
合、本実施例においては、強力なバネ11による作用に
より、可動接触子12の制動効果が向上している。すな
わち、本実施例における可動接触し部Aの駆動装置直結
部の減速特性は、前記第1実施例について図4に示した
減速特性よりも一層良好になり、操作ロッド9の仕切り
部16と可動接触子12のピストン15との間に生じる
衝撃力をさらに低減することができる。
了時の直前に、可動接触子12のピストン15が、操作
ロッド8の仕切部16に衝突した状態を示す。この場
合、本実施例においては、強力なバネ11による作用に
より、可動接触子12の制動効果が向上している。すな
わち、本実施例における可動接触し部Aの駆動装置直結
部の減速特性は、前記第1実施例について図4に示した
減速特性よりも一層良好になり、操作ロッド9の仕切り
部16と可動接触子12のピストン15との間に生じる
衝撃力をさらに低減することができる。
【0050】また、このように、可動接触子12を付勢
するバネ力を大きくすると、閉極特性についても良好に
なる。すなわち、可動接触子12を付勢するバネ力が弱
い場合には、閉極動作の時に、可動接触子12が退行し
て、対向接触子5との接触が遅れるように作用してしま
う。これに対し、本実施例のように、可動接触子12を
付勢するバネ力が大きい場合には、可動接触子12は突
出したままで対向接触子12と接触する。したがって、
接触子間の距離L0 を一定とすれば、接触する時間が早
くなる。抵抗付きガス遮断器の抵抗遮断部においては、
主遮断部に比べて一定の先行閉極時間が必要であるの
で、本実施例をこのような抵抗遮断部に適用することは
極めて有効であり、可動接触子部Aの全ストローク長を
一定とすれば、接触子間距離L0 を大きくすることが可
能となり、絶縁性能の確保がより容易になる。また、両
接触子間の距離L0 を一定とする場合には、可動接触子
部Aの全ストローク長の一層の短縮が可能となる。
するバネ力を大きくすると、閉極特性についても良好に
なる。すなわち、可動接触子12を付勢するバネ力が弱
い場合には、閉極動作の時に、可動接触子12が退行し
て、対向接触子5との接触が遅れるように作用してしま
う。これに対し、本実施例のように、可動接触子12を
付勢するバネ力が大きい場合には、可動接触子12は突
出したままで対向接触子12と接触する。したがって、
接触子間の距離L0 を一定とすれば、接触する時間が早
くなる。抵抗付きガス遮断器の抵抗遮断部においては、
主遮断部に比べて一定の先行閉極時間が必要であるの
で、本実施例をこのような抵抗遮断部に適用することは
極めて有効であり、可動接触子部Aの全ストローク長を
一定とすれば、接触子間距離L0 を大きくすることが可
能となり、絶縁性能の確保がより容易になる。また、両
接触子間の距離L0 を一定とする場合には、可動接触子
部Aの全ストローク長の一層の短縮が可能となる。
【0051】[2−3]第2実施例の効果 以上説明したように、本実施例においては、前記第1実
施例と同様に、可動接触子ワイプ方式を採用したことに
より、接触子4,5間の絶縁破壊電圧を迅速に上昇させ
ることができるため、遮断直後に印加される高電圧に対
して十分な絶縁性能が得られ、遮断性能を向上すること
ができる。
施例と同様に、可動接触子ワイプ方式を採用したことに
より、接触子4,5間の絶縁破壊電圧を迅速に上昇させ
ることができるため、遮断直後に印加される高電圧に対
して十分な絶縁性能が得られ、遮断性能を向上すること
ができる。
【0052】また、本実施例においては、前記第1実施
例と同様に駆動装置直結部の制動開始距離を短くしたこ
とに加えて、可動接触子12と対向接触子5の両方を可
動型としてバネ11とバネ6によって付勢し、可動接触
子12側のバネ11のバネ力を対向接触子5側のバネ6
のバネ力よりも十分に大きくしたことにより、操作ロッ
ド9の仕切り部16と可動接触子12のピストン15と
の間に生じる衝撃力についても、前記第1実施例より低
減することができる。その結果、可動接触子部Aを機械
的により安定化することができ、また、製造コストを低
減できる。さらに、可動接触子12側のバネ力が大きい
ことから、可動接触子12が対向接触子5に接触する時
間が早くなり、良好な閉極特性が得られるため、抵抗付
きガス遮断器の抵抗遮断部において要求される先行閉極
動作を容易に行うことができる。
例と同様に駆動装置直結部の制動開始距離を短くしたこ
とに加えて、可動接触子12と対向接触子5の両方を可
動型としてバネ11とバネ6によって付勢し、可動接触
子12側のバネ11のバネ力を対向接触子5側のバネ6
のバネ力よりも十分に大きくしたことにより、操作ロッ
ド9の仕切り部16と可動接触子12のピストン15と
の間に生じる衝撃力についても、前記第1実施例より低
減することができる。その結果、可動接触子部Aを機械
的により安定化することができ、また、製造コストを低
減できる。さらに、可動接触子12側のバネ力が大きい
ことから、可動接触子12が対向接触子5に接触する時
間が早くなり、良好な閉極特性が得られるため、抵抗付
きガス遮断器の抵抗遮断部において要求される先行閉極
動作を容易に行うことができる。
【0053】したがって、本実施例によれば、開極後の
接触子間の開極距離を迅速に増大可能で、かつ、開極動
作時の衝撃力を前記第1実施例よりも一層低減可能であ
り、遮断性能および閉極特性に優れ、機械的に安定で、
しかも経済的な遮断装置を提供することができる。そし
て、このような遮断装置は、抵抗付きガス遮断器の抵抗
遮断部として前記第1実施例以上に好適であり、実用性
が高い。
接触子間の開極距離を迅速に増大可能で、かつ、開極動
作時の衝撃力を前記第1実施例よりも一層低減可能であ
り、遮断性能および閉極特性に優れ、機械的に安定で、
しかも経済的な遮断装置を提供することができる。そし
て、このような遮断装置は、抵抗付きガス遮断器の抵抗
遮断部として前記第1実施例以上に好適であり、実用性
が高い。
【0054】[3]第3実施例 [3−1]第3実施例の構成 図8は、本発明による遮断装置の第3実施例の構成を示
す図であり、特に、閉極状態を示している。この遮断装
置においては、前記第2実施例とは逆に、対向接触子5
側のバネ6の力を、可動接触子12側のバネ11の力よ
り大きくしている。また、本実施例においては、この図
8に示すような閉極状態において、対向接触子5のピス
トン5aと板29との間に、十分な距離L2 が保たれる
ように設定されている。さらに、本実施例において、閉
極状態での可動接触子部Aにおける遮断動作時の可動接
触子12の停止長さ(ワイプ長)、すなわち、可動接触
子部Aにおける可動接触子12のピストン15とパッフ
ァシリンダ9の端部9aとの距離L1 は、バネ6と可動
接触子部Aの開極時停止位置によって決定され、また、
可動接触子12のピストン15と操作ロッド8の仕切り
部16との間に、短い距離L3 (ゼロも可)ができるよ
うに設定されている。なお、その他の部分については、
前記第2実施例と全く同様に構成されている。
す図であり、特に、閉極状態を示している。この遮断装
置においては、前記第2実施例とは逆に、対向接触子5
側のバネ6の力を、可動接触子12側のバネ11の力よ
り大きくしている。また、本実施例においては、この図
8に示すような閉極状態において、対向接触子5のピス
トン5aと板29との間に、十分な距離L2 が保たれる
ように設定されている。さらに、本実施例において、閉
極状態での可動接触子部Aにおける遮断動作時の可動接
触子12の停止長さ(ワイプ長)、すなわち、可動接触
子部Aにおける可動接触子12のピストン15とパッフ
ァシリンダ9の端部9aとの距離L1 は、バネ6と可動
接触子部Aの開極時停止位置によって決定され、また、
可動接触子12のピストン15と操作ロッド8の仕切り
部16との間に、短い距離L3 (ゼロも可)ができるよ
うに設定されている。なお、その他の部分については、
前記第2実施例と全く同様に構成されている。
【0055】[3−2]第3実施例の作用 以上のような構成を有する本実施例においては、閉極動
作の終了時に、対向接触子5のピストン5aと板29と
の間に十分な距離L2 が保たれるため、閉極位置に多少
の誤差がある場合でも、衝突の可能性がなくなり、対向
接触子部Bを機械的に安定化できる。
作の終了時に、対向接触子5のピストン5aと板29と
の間に十分な距離L2 が保たれるため、閉極位置に多少
の誤差がある場合でも、衝突の可能性がなくなり、対向
接触子部Bを機械的に安定化できる。
【0056】また、本実施例においては、前記第2実施
例と同様に、開極動作時に、操作ロッド8およびパッフ
ァシリンダ9の開極速度が十分に上昇した時点で、可動
接触子12の開極動作を開始するため、この可動接触子
12と対向接触子5との間の距離を迅速に増大させるこ
とができる。さらに、本実施例において、可動接触子部
Aの駆動装置直結部の減速特性は、前記第1実施例につ
いて図4に示した減速特性と同様であり、操作ロッド9
の仕切り部16と可動接触子12のピストン15との間
に生じる衝撃力を低減することができる。
例と同様に、開極動作時に、操作ロッド8およびパッフ
ァシリンダ9の開極速度が十分に上昇した時点で、可動
接触子12の開極動作を開始するため、この可動接触子
12と対向接触子5との間の距離を迅速に増大させるこ
とができる。さらに、本実施例において、可動接触子部
Aの駆動装置直結部の減速特性は、前記第1実施例につ
いて図4に示した減速特性と同様であり、操作ロッド9
の仕切り部16と可動接触子12のピストン15との間
に生じる衝撃力を低減することができる。
【0057】[3−3]第3実施例の効果 以上説明したように、本実施例においては、前記第1実
施例と同様に、可動接触子ワイプ方式を採用したことに
より、接触子4,5間の絶縁破壊電圧を迅速に上昇させ
ることができるため、遮断直後に印加される高電圧に対
して十分な絶縁性能が得られ、遮断性能を向上すること
ができる。
施例と同様に、可動接触子ワイプ方式を採用したことに
より、接触子4,5間の絶縁破壊電圧を迅速に上昇させ
ることができるため、遮断直後に印加される高電圧に対
して十分な絶縁性能が得られ、遮断性能を向上すること
ができる。
【0058】また、本実施例においては、前記第1実施
例と同様に駆動装置直結部の制動開始距離を短くしたこ
とにより、開極動作時に、操作ロッド9の仕切り部16
と可動接触子12のピストン15との間に生じる衝撃力
を、前記第1実施例と同様に低減することができる。そ
の結果、可動接触子部Aを機械的により安定化すること
ができ、また、製造コストを低減できる。さらに、本実
施例においては、対向接触子5側のバネ6の力を、可動
接触子12側のバネ11の力より大きくしたことによ
り、閉極動作時における対向接触子部B側についても機
械的に安定化でき、製造コストを低減できる上、設計上
の裕度を持たせることができる。
例と同様に駆動装置直結部の制動開始距離を短くしたこ
とにより、開極動作時に、操作ロッド9の仕切り部16
と可動接触子12のピストン15との間に生じる衝撃力
を、前記第1実施例と同様に低減することができる。そ
の結果、可動接触子部Aを機械的により安定化すること
ができ、また、製造コストを低減できる。さらに、本実
施例においては、対向接触子5側のバネ6の力を、可動
接触子12側のバネ11の力より大きくしたことによ
り、閉極動作時における対向接触子部B側についても機
械的に安定化でき、製造コストを低減できる上、設計上
の裕度を持たせることができる。
【0059】したがって、本実施例によれば、開極後の
接触子間の開極距離を迅速に増大可能で、かつ、開極動
作時の衝撃力を低減可能であり、絶縁性能に優れ、両側
の接触子部共に機械的に安定で、しかも経済的でかつ設
計上の裕度にも優れた遮断装置を提供することができ
る。そして、このような遮断装置は、抵抗付きガス遮断
器の抵抗遮断部として前記第2実施例と同様に好適であ
り、実用性が高い。
接触子間の開極距離を迅速に増大可能で、かつ、開極動
作時の衝撃力を低減可能であり、絶縁性能に優れ、両側
の接触子部共に機械的に安定で、しかも経済的でかつ設
計上の裕度にも優れた遮断装置を提供することができ
る。そして、このような遮断装置は、抵抗付きガス遮断
器の抵抗遮断部として前記第2実施例と同様に好適であ
り、実用性が高い。
【0060】[4]他の実施例 なお、本発明は、前記各実施例に限定されるものではな
く、可動接触子部、対向接触子部、および駆動装置の具
体的な構成は、自由に選択可能である。例えば、遮断電
流が小さく遮断の責務が過酷でない場合には、ガス吹き
付けを行わなくで十分に遮断が可能であるため、前記各
実施例の構成において、パッファシリンダ9とパッファ
ピストン10を取り除くことが可能である。このように
構成した場合においても、前記各実施例と同様の作用効
果を得ることができる。
く、可動接触子部、対向接触子部、および駆動装置の具
体的な構成は、自由に選択可能である。例えば、遮断電
流が小さく遮断の責務が過酷でない場合には、ガス吹き
付けを行わなくで十分に遮断が可能であるため、前記各
実施例の構成において、パッファシリンダ9とパッファ
ピストン10を取り除くことが可能である。このように
構成した場合においても、前記各実施例と同様の作用効
果を得ることができる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
開極後の接触子間の開極距離を迅速に増大可能で、か
つ、開極動作時の衝撃力を格段に低減可能であり、遮断
性能に優れ、機械的に安定で、しかも経済的な遮断装置
を提供することができる。
開極後の接触子間の開極距離を迅速に増大可能で、か
つ、開極動作時の衝撃力を格段に低減可能であり、遮断
性能に優れ、機械的に安定で、しかも経済的な遮断装置
を提供することができる。
【図1】本発明による遮断装置の第1実施例の構成を示
す構成図。
す構成図。
【図2】図1の遮断装置の動作を示す説明図であり、
(a)は開極動作の初期状態、(b)は開極動作の終了
状態。
(a)は開極動作の初期状態、(b)は開極動作の終了
状態。
【図3】図1の遮断装置の動作を示す図であり、特に、
開極動作の終了直前において、可動接触子12のピスト
ン15が操作ロッド8の仕切り部16に衝突した状態を
示す説明図。
開極動作の終了直前において、可動接触子12のピスト
ン15が操作ロッド8の仕切り部16に衝突した状態を
示す説明図。
【図4】図1の遮断装置の、開極動作時における駆動装
置直結部と可動接触子の動作を経時的に示すグラフ。
置直結部と可動接触子の動作を経時的に示すグラフ。
【図5】本発明による遮断装置の第2実施例の構成を示
す構成図。
す構成図。
【図6】図5の遮断装置の動作を示す説明図であり、
(a)は開極動作の初期状態、(b)は開極動作の終了
状態。
(a)は開極動作の初期状態、(b)は開極動作の終了
状態。
【図7】図5の遮断装置の動作を示す図であり、特に、
開極動作の終了直前において、可動接触子12のピスト
ン15が操作ロッド8の仕切り部16に衝突した状態を
示す説明図。
開極動作の終了直前において、可動接触子12のピスト
ン15が操作ロッド8の仕切り部16に衝突した状態を
示す説明図。
【図8】本発明による遮断装置の第3実施例の構成を示
す構成図。
す構成図。
【図9】一般的な抵抗付き遮断器の動作を示す原理図で
あり、(a)は閉極状態、(b)は主遮断部の開極状
態、(c)は開路状態。
あり、(a)は閉極状態、(b)は主遮断部の開極状
態、(c)は開路状態。
【図10】従来の抵抗付きガス遮断器用抵抗遮断部の構
成の一例を示す構成図。
成の一例を示す構成図。
A…可動接触子部 B…対向接触子部 C…駆動装置 5,18…対向接触子 6…バネ 7…ケース 8…操作ロッド 9…パッファシリンダ 10…パッファピストン 11…バネ 12…可動接触子 13…絶縁ノズル 14…軸 15…ピストン 16…仕切り部 17…通電部 19…油圧シリンダ 20…油圧ピストン 20a…突起部 20b…ピストンロッド 21…シリンダベース 21a…凹部 22a,22b…バルブ 23…低油圧槽 24…アキュムレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西脇 進 神奈川県川崎市川崎区浮島町2番1号 株 式会社東芝浜川崎工場内 (72)発明者 池田 久利 神奈川県川崎市川崎区浮島町2番1号 株 式会社東芝浜川崎工場内
Claims (2)
- 【請求項1】 消弧性ガスを充填した接地容器内に収納
され、可動接触子を含む可動部とその支持部から構成さ
れた可動接触子部と対向接触子を含む対向接触子部を備
え、前記可動接触子と前記対向接触子は接離可能に対向
して配置され、前記可動接触子部の前記可動部の移動に
より開極動作および閉極動作を行う遮断部と、この遮断
部の前記可動部を駆動する駆動装置と、前記遮断部の開
極動作の終了時にこの遮断部の前記可動部を減速させる
制動装置とを有する遮断装置において、 前記可動接触子部の前記可動部の一部は、前記駆動装置
と直結する駆動装置直結部として構成され、前記可動接
触子は、前記駆動装置と非直結とされ、前記駆動装置直
結部によって可動に支持され、 前記可動接触子部は、前記駆動装置直結部に対して前記
可動接触子を前記対向接触子側に向かって付勢するバネ
を有し、開極動作時には、前記駆動装置直結部が予め設
定された第1の設定距離だけ移動した後に、前記可動接
触子が前記駆動装置直結部に係合して移動する形で開極
動作を開始するように構成され、 前記制動装置は、前記可動接触子部の開極動作時に、こ
の可動接触子部の前記駆動装置直結部が全ストローク長
の70%以下の予め設定された第2の設定距離だけ移動
した位置を制動開始位置として、この駆動装置直結部の
制動を開始するように構成される、 ことを特徴とする遮断装置。 - 【請求項2】 前記対向接触子部は、前記対向接触子を
可動に支持する支持部と、この支持部に対して対向接触
子を前記可動接触子側に向かって付勢するバネを有し、
この対向接触子部のバネと前記可動接触子部のバネは、
異なる付勢力を持つように構成されることを特徴とする
請求項1記載の遮断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33317893A JPH07192587A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 遮断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33317893A JPH07192587A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 遮断装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07192587A true JPH07192587A (ja) | 1995-07-28 |
Family
ID=18263178
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33317893A Pending JPH07192587A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 遮断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07192587A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013229108A (ja) * | 2012-04-24 | 2013-11-07 | Mitsubishi Electric Corp | 開閉装置 |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP33317893A patent/JPH07192587A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013229108A (ja) * | 2012-04-24 | 2013-11-07 | Mitsubishi Electric Corp | 開閉装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20040116 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040309 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |