JPH07193313A - 半導体レーザ - Google Patents
半導体レーザInfo
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- JPH07193313A JPH07193313A JP33027493A JP33027493A JPH07193313A JP H07193313 A JPH07193313 A JP H07193313A JP 33027493 A JP33027493 A JP 33027493A JP 33027493 A JP33027493 A JP 33027493A JP H07193313 A JPH07193313 A JP H07193313A
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Links
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Landscapes
- Semiconductor Lasers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 素子抵抗を低減してジュール熱の発生を抑
え、かつ、無秩序結晶の採用により発光効率を改善し、
高出力動作におけるジュール発熱の発生を抑制する。 【構成】 ストライプ状リッジを[1,1,0]方位に
形成する。リッジ形状は上辺が下辺よりも長い台形であ
る。さらに、活性層に無秩序AlGaInP5を用い
る。
え、かつ、無秩序結晶の採用により発光効率を改善し、
高出力動作におけるジュール発熱の発生を抑制する。 【構成】 ストライプ状リッジを[1,1,0]方位に
形成する。リッジ形状は上辺が下辺よりも長い台形であ
る。さらに、活性層に無秩序AlGaInP5を用い
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理機器の光源に
用いる半導体レーザに関する。
用いる半導体レーザに関する。
【0002】
【従来の技術】赤色AlGaInP半導体の実用化が進
み、高密度光ディスク装置などの光源として期待されて
いる。従来の赤色レーザは、通常、[−1,1,0]方
位にストライプ状のリッジを形成して基本横モードを制
御する(藤井他、エレクトロニクスレターズ誌(Ele
ctronics Letters)第23巻第18号
938−939頁(1987)、及び、石川他、第18
回個体素子国際会議講演予稿集153−156頁(19
86))。ストライプ方位を[−1,1,0]方位に選
ぶと、[1,1,0]方位の場合(梶村他、特開平4−
43691号公報)に比べてAlGaInP秩序結晶か
らなる活性層の発光効率が向上し閾値電流密度が低減す
るためである(藤井他、アプライドフィジクスレターズ
誌(Applied Physecs Letter
s)第61巻第7号737−739頁(1992)、及
び、上野、アプライドフィジクスレターズ誌第62巻第
6号553−555頁(1993))。
み、高密度光ディスク装置などの光源として期待されて
いる。従来の赤色レーザは、通常、[−1,1,0]方
位にストライプ状のリッジを形成して基本横モードを制
御する(藤井他、エレクトロニクスレターズ誌(Ele
ctronics Letters)第23巻第18号
938−939頁(1987)、及び、石川他、第18
回個体素子国際会議講演予稿集153−156頁(19
86))。ストライプ方位を[−1,1,0]方位に選
ぶと、[1,1,0]方位の場合(梶村他、特開平4−
43691号公報)に比べてAlGaInP秩序結晶か
らなる活性層の発光効率が向上し閾値電流密度が低減す
るためである(藤井他、アプライドフィジクスレターズ
誌(Applied Physecs Letter
s)第61巻第7号737−739頁(1992)、及
び、上野、アプライドフィジクスレターズ誌第62巻第
6号553−555頁(1993))。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ストライプ状のリッジ
の形成には高品質な表面を形成できる化学エッチングを
用いる。この際、リッジの形状は上辺より短い台形(順
メサ形)となる(図2)。より高い出力で基本横モード
発振を行うためには、リッジの幅をより狭くリッジの高
さをより高くする必要があり、リッジ内でより大きなジ
ュール熱が発生する。従来、このジュール発熱が高出力
動作特性を制限した。
の形成には高品質な表面を形成できる化学エッチングを
用いる。この際、リッジの形状は上辺より短い台形(順
メサ形)となる(図2)。より高い出力で基本横モード
発振を行うためには、リッジの幅をより狭くリッジの高
さをより高くする必要があり、リッジ内でより大きなジ
ュール熱が発生する。従来、このジュール発熱が高出力
動作特性を制限した。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体レーザ
は、第1伝導型のGaAs基板上に順次形成された第1
伝導型のAlGaInPクラッド層と活性層と第2伝導
型のAlGaInPクラッド層を少なくとも含む多層エ
ピタキシャル層とストライプ上のリッジと一対のレーザ
端面を備え、該活性層が無秩序状態のAlGaInPか
らなり、該ストライプ状リッジが[1,1,0]方位に
形成されていることを特徴とする。
は、第1伝導型のGaAs基板上に順次形成された第1
伝導型のAlGaInPクラッド層と活性層と第2伝導
型のAlGaInPクラッド層を少なくとも含む多層エ
ピタキシャル層とストライプ上のリッジと一対のレーザ
端面を備え、該活性層が無秩序状態のAlGaInPか
らなり、該ストライプ状リッジが[1,1,0]方位に
形成されていることを特徴とする。
【0005】
【作用】ストライプ状リッジを[1,1,0]方位に形
成すると、リッジ形状は上辺が下辺より長い台形(逆メ
サ形、図1)となる。逆メサ形レーザ、同じリッジ底部
の幅を持つ順メサ形レーザと比べて、電気抵抗が低く、
リッジ部で発生するジュール熱が低減する。基本横モー
ド制御機能は同等である。
成すると、リッジ形状は上辺が下辺より長い台形(逆メ
サ形、図1)となる。逆メサ形レーザ、同じリッジ底部
の幅を持つ順メサ形レーザと比べて、電気抵抗が低く、
リッジ部で発生するジュール熱が低減する。基本横モー
ド制御機能は同等である。
【0006】従来の秩序GaInP(或いはAlGaI
nP)活性層を持つレーザのリッジを[1,1,0]方
位に形成した逆メサ形レーザの場合(前述の特開平4−
43691号公報がその一例)、発光効率の顕著な低下
が問題となる。本発明の逆メサ形レーザの活性層は無秩
序結晶である。これにより、発光効率低下が抑制され
る。以下、図3を用いて発光効率低下の抑制作用につい
て説明する。簡単のため、無歪Ga0 . 5 In0 . 5 P
活性層を持つレーザについて説明する。まず、秩序Ga
0 . 5 In0 . 5 P活性層(バンドギャップエネルギ
ー、Eg〜1.85eV)を持つ従来の逆メサ形レーザ
は、順メサ形レーザに比べて発光効率が1/3と非常に
小さい。これは、レーザ光(TEモード)の偏光方位
([−1,1,0])に対する秩序Ga0 . 5 In
0 . 5 Pの遷移確率が順メサ形レーザの場合に比べて1
/3と小さいためでである(前出文献、アプライドフィ
ジクスレターズ誌第62巻第6号553−555頁(1
993)、図4、strain=0%)。本発明の無秩
序Ga0 . 5 In0 . 5 P活性層(Eg〜1.92e
V)を持つ逆メサ型レーザ(TEモードレーザ光の偏光
方位は[−1,1,0])に対する遷移確率は等方的つ
まり全ての偏光方位に対して等しい。この結果、遷確率
の値(前出文献の図4の単位を用いると、1/3〜0.
333)は、約2倍に改善する。従って、該逆メサ形レ
ーザの発光効率は約2倍改善する。
nP)活性層を持つレーザのリッジを[1,1,0]方
位に形成した逆メサ形レーザの場合(前述の特開平4−
43691号公報がその一例)、発光効率の顕著な低下
が問題となる。本発明の逆メサ形レーザの活性層は無秩
序結晶である。これにより、発光効率低下が抑制され
る。以下、図3を用いて発光効率低下の抑制作用につい
て説明する。簡単のため、無歪Ga0 . 5 In0 . 5 P
活性層を持つレーザについて説明する。まず、秩序Ga
0 . 5 In0 . 5 P活性層(バンドギャップエネルギ
ー、Eg〜1.85eV)を持つ従来の逆メサ形レーザ
は、順メサ形レーザに比べて発光効率が1/3と非常に
小さい。これは、レーザ光(TEモード)の偏光方位
([−1,1,0])に対する秩序Ga0 . 5 In
0 . 5 Pの遷移確率が順メサ形レーザの場合に比べて1
/3と小さいためでである(前出文献、アプライドフィ
ジクスレターズ誌第62巻第6号553−555頁(1
993)、図4、strain=0%)。本発明の無秩
序Ga0 . 5 In0 . 5 P活性層(Eg〜1.92e
V)を持つ逆メサ型レーザ(TEモードレーザ光の偏光
方位は[−1,1,0])に対する遷移確率は等方的つ
まり全ての偏光方位に対して等しい。この結果、遷確率
の値(前出文献の図4の単位を用いると、1/3〜0.
333)は、約2倍に改善する。従って、該逆メサ形レ
ーザの発光効率は約2倍改善する。
【0007】以上、無歪Ga0 . 5 In0 . 5 P活性層
を持つレーザの作用を述べたが、Ga0 . 5 In0 . 5
P活性層より大きなEgを持つ無歪(Alx G
a1 - x )0. 5 In0 . 5 P活性層(x>0)を持つ
レーザの場合も同様な作用が発生する。この場合、図3
の全ての曲線が右方向(高エネルギー方向)へシフトす
る。さらに、圧縮歪秩序結晶の遷移確率の報告(前出文
献、図4、strain<0%)を考慮すると、圧縮歪
(Alx Ga1 - x )y In1 - y P(x<0,y<
0.5)活性層を持つレーザの場合もほぼ同様な作用が
発生すると考えられる。
を持つレーザの作用を述べたが、Ga0 . 5 In0 . 5
P活性層より大きなEgを持つ無歪(Alx G
a1 - x )0. 5 In0 . 5 P活性層(x>0)を持つ
レーザの場合も同様な作用が発生する。この場合、図3
の全ての曲線が右方向(高エネルギー方向)へシフトす
る。さらに、圧縮歪秩序結晶の遷移確率の報告(前出文
献、図4、strain<0%)を考慮すると、圧縮歪
(Alx Ga1 - x )y In1 - y P(x<0,y<
0.5)活性層を持つレーザの場合もほぼ同様な作用が
発生すると考えられる。
【0008】
【実施例】本発明の半導体レーザの実施例の1つを以下
に示す。本実施例の半導体レーザの断面図は図1であ
る。まず、(001)n型GaAs基板9の上に、Si
ドープn型GaAs8、1.5μm厚のSiドープn型
(Al0 . 6 Ga0 . 4 )0. 5 In0 . 5 Pクラッド
層7、60nm厚の無秩序(Al0 . 1 Ga0 . 9 )
0 . 5 In0 . 5 P活性層6、1.5μm厚のZnドー
プp型(Al0 . 6 Ga0 . 4 )0 . 5 In0 . 5 Pク
ラッド層5、p型Ga0 . 5 In0 . 5 P3を順次有機
金属気相成長法(Metalorganic Vapo
r PhaseEpitaxy:MOVPE法)により
積層成長した。基板の面方位は(001)ら傾斜したも
のでも良い。クラッド層の混晶組成は(Al0 . 7 Ga
0 . 3 )0 . 5 In0 . 5 Pでも構わない。結晶成長条
件は成長温度700−850℃、V/III比300−
1500とした。結晶成長法はMOVPE法に限らず分
子線成長法(MBE法)、有機金属分子線成長法(MO
MBE法)、ガスソース分子線成長法(GSMBE法)
なども可能である。該AlGaInP活性層10は無秩
序状態なので、秩序状態結晶に比べてバンドギャップエ
ネルギーが大きい。p型GaInP3は、p型GaAs
2とp型AlGaInP5の間のヘテロエネルギー障壁
の高さを緩和しホールの注入抵抗を低減する働きを持
つ。
に示す。本実施例の半導体レーザの断面図は図1であ
る。まず、(001)n型GaAs基板9の上に、Si
ドープn型GaAs8、1.5μm厚のSiドープn型
(Al0 . 6 Ga0 . 4 )0. 5 In0 . 5 Pクラッド
層7、60nm厚の無秩序(Al0 . 1 Ga0 . 9 )
0 . 5 In0 . 5 P活性層6、1.5μm厚のZnドー
プp型(Al0 . 6 Ga0 . 4 )0 . 5 In0 . 5 Pク
ラッド層5、p型Ga0 . 5 In0 . 5 P3を順次有機
金属気相成長法(Metalorganic Vapo
r PhaseEpitaxy:MOVPE法)により
積層成長した。基板の面方位は(001)ら傾斜したも
のでも良い。クラッド層の混晶組成は(Al0 . 7 Ga
0 . 3 )0 . 5 In0 . 5 Pでも構わない。結晶成長条
件は成長温度700−850℃、V/III比300−
1500とした。結晶成長法はMOVPE法に限らず分
子線成長法(MBE法)、有機金属分子線成長法(MO
MBE法)、ガスソース分子線成長法(GSMBE法)
なども可能である。該AlGaInP活性層10は無秩
序状態なので、秩序状態結晶に比べてバンドギャップエ
ネルギーが大きい。p型GaInP3は、p型GaAs
2とp型AlGaInP5の間のヘテロエネルギー障壁
の高さを緩和しホールの注入抵抗を低減する働きを持
つ。
【0009】結晶成長の後、p型GaInP3とp型A
lGaInPクラッド層5の一部をウェットエッチング
で選択的に除去し、底部の幅が5μmのストライプ状の
リッジを形成した。リッジ形状は、図に示すように順メ
サ形である。ウェットエッチングでは誘電体膜を選択マ
スクに用いた。次に,該選択マスクを再び用いてn型G
aAs電流ブロック層4を選択成長した。選択成長後、
該選択マスクを除去し、該n型GaAs4とp型GaI
nP3の表面にp型GaAsキャップ層2を成長した。
lGaInPクラッド層5の一部をウェットエッチング
で選択的に除去し、底部の幅が5μmのストライプ状の
リッジを形成した。リッジ形状は、図に示すように順メ
サ形である。ウェットエッチングでは誘電体膜を選択マ
スクに用いた。次に,該選択マスクを再び用いてn型G
aAs電流ブロック層4を選択成長した。選択成長後、
該選択マスクを除去し、該n型GaAs4とp型GaI
nP3の表面にp型GaAsキャップ層2を成長した。
【0010】次に、n電極10とp電極1を形成し、レ
ーザ端面を形成する。最後に、レーザ端面に誘電体膜に
よるコーティングを施すと、本実施例に半導体レーザが
完成した。
ーザ端面を形成する。最後に、レーザ端面に誘電体膜に
よるコーティングを施すと、本実施例に半導体レーザが
完成した。
【0011】なお、本実施例はn型半導体基板を用いる
最も一般的な場合について述べたが、p型基板を用いて
も本発明の効果を得ることは可能である。この場合、上
述の実施例の中でn型と述べたところをp型に、p型と
述べたところをn型に置き換えればよい。基板としては
GaAs代わりにGaAsP基板を用いてもよい。ま
た、AlGaInP結晶の代わりにAlGaInPAs
結晶を用いてもよい。ドーパントとしては、ZnとSi
を用いた例を述べたが、Mg、Be、Seなどの他のド
ーパントを用いてもよい。
最も一般的な場合について述べたが、p型基板を用いて
も本発明の効果を得ることは可能である。この場合、上
述の実施例の中でn型と述べたところをp型に、p型と
述べたところをn型に置き換えればよい。基板としては
GaAs代わりにGaAsP基板を用いてもよい。ま
た、AlGaInP結晶の代わりにAlGaInPAs
結晶を用いてもよい。ドーパントとしては、ZnとSi
を用いた例を述べたが、Mg、Be、Seなどの他のド
ーパントを用いてもよい。
【0012】本発明のもう1つの実施例を以下に示す。
本実施例では、活性層に多重量子井戸を用いた。該多重
量子井戸は、8nm厚Ga0 . 3 7 In0 . 6 3 P量子
井戸と4nm厚の(Al0 . 6 Ga0 . 4 )0 . 5 In
0 . 5 P量子障壁からなる。ウェル数は3とした。該量
子井戸にはおよび+1%の圧縮歪が加わり、この圧縮歪
はキャリアのオーバーフローを抑制し閾値電流を低減す
る。
本実施例では、活性層に多重量子井戸を用いた。該多重
量子井戸は、8nm厚Ga0 . 3 7 In0 . 6 3 P量子
井戸と4nm厚の(Al0 . 6 Ga0 . 4 )0 . 5 In
0 . 5 P量子障壁からなる。ウェル数は3とした。該量
子井戸にはおよび+1%の圧縮歪が加わり、この圧縮歪
はキャリアのオーバーフローを抑制し閾値電流を低減す
る。
【0013】本発明のもう1つの実施例を以下に示す。
本実施例では、(001)GaAs基板の代わりに(0
01)から[1,1,0]方向へ4度から25度傾斜し
た面を持つGaAs基板を用いた。このGaAs基板を
用いて活性層としてAlGaInP結晶を成長すると、
無秩序結晶が形成される。本実施例では、導波路軸方向
に直交するレーザ端面の形成に、劈開またはドライエッ
チングを用いる(従来のように劈開でレーザ端面を形成
する、レーザ端面が導波路軸方向と直交せず、閾値電流
の上昇を招く恐れがある。)ストライプ状リッジの形成
には、ウェットエッチングとドライエッチングのどちら
かを選択または併用する(ウェットエッンングだけを使
うと、リッジ形状が非対称型なり、モード制御特性を悪
化させる恐れがある)。
本実施例では、(001)GaAs基板の代わりに(0
01)から[1,1,0]方向へ4度から25度傾斜し
た面を持つGaAs基板を用いた。このGaAs基板を
用いて活性層としてAlGaInP結晶を成長すると、
無秩序結晶が形成される。本実施例では、導波路軸方向
に直交するレーザ端面の形成に、劈開またはドライエッ
チングを用いる(従来のように劈開でレーザ端面を形成
する、レーザ端面が導波路軸方向と直交せず、閾値電流
の上昇を招く恐れがある。)ストライプ状リッジの形成
には、ウェットエッチングとドライエッチングのどちら
かを選択または併用する(ウェットエッンングだけを使
うと、リッジ形状が非対称型なり、モード制御特性を悪
化させる恐れがある)。
【0014】以上の実施例で、活性層(或いは量子井戸
層)を(Al0 . 1 GA0 . 9 )0. 5 In0 . 5 P或
いはGa0 . 3 7 In0 . 6 3 Pとするレーザを示し
た。本発明のレーザ活性層(或いは量子井戸層)の組成
はこれらに限らない。すでに作用の項で述べたように、
無歪または圧縮歪を持つAlGaInP組成であれば本
発明の作用が発現する。
層)を(Al0 . 1 GA0 . 9 )0. 5 In0 . 5 P或
いはGa0 . 3 7 In0 . 6 3 Pとするレーザを示し
た。本発明のレーザ活性層(或いは量子井戸層)の組成
はこれらに限らない。すでに作用の項で述べたように、
無歪または圧縮歪を持つAlGaInP組成であれば本
発明の作用が発現する。
【0015】
【発明の効果】本発明の逆メサ形無秩序半導体レーザの
発光効率は従来の順メサ形秩序レーザに比べてやや低い
が、電気抵抗が低い。従って、光出力が高い場合に従来
よりもジュール熱の発生が低減し、発振特性が改善す
る。以下、図4を用いて本発明の効果を説明する。
発光効率は従来の順メサ形秩序レーザに比べてやや低い
が、電気抵抗が低い。従って、光出力が高い場合に従来
よりもジュール熱の発生が低減し、発振特性が改善す
る。以下、図4を用いて本発明の効果を説明する。
【0016】半導体レーザのジュール発熱、Qは、 Q=Rs ×(Io p )2 =Rs ×(It h (ηo )+P/ηs)2 (1) と表される。ここで、Rs は電気抵抗、Io p は駆動電
流、It h は閾値電流、ηo は発光効率、ηs はスロー
プ効率、Pは光出力である。自然放出発光を支配する発
光効率(ηo )が低下すると、閾値電流は増大する。一
方、誘導放出発光が支配するスロープ効率は、該発光効
率(ηo )にあまり依存しない。従来の順メサ形秩序レ
ーザのジュール発熱を曲線Aで示す。従来の秩序レーザ
のストライプ方位を[1,1,0]に変えた逆メサ形秩
序レーザの場合(曲線B)、電気抵抗(Rs )は低減す
るものの発光効率の低下により閾値電流(It h )、駆
動電流(Io p )が顕著に増大するために曲線Aに比べ
てジュール発熱が大きく増大してしまう。
流、It h は閾値電流、ηo は発光効率、ηs はスロー
プ効率、Pは光出力である。自然放出発光を支配する発
光効率(ηo )が低下すると、閾値電流は増大する。一
方、誘導放出発光が支配するスロープ効率は、該発光効
率(ηo )にあまり依存しない。従来の順メサ形秩序レ
ーザのジュール発熱を曲線Aで示す。従来の秩序レーザ
のストライプ方位を[1,1,0]に変えた逆メサ形秩
序レーザの場合(曲線B)、電気抵抗(Rs )は低減す
るものの発光効率の低下により閾値電流(It h )、駆
動電流(Io p )が顕著に増大するために曲線Aに比べ
てジュール発熱が大きく増大してしまう。
【0017】本発明の逆メサ形無秩序レーザの場合は、
電気抵抗(Rs )を低減しつつ発光効率低下かを抑制し
た。従ってメサ秩序レーザで問題となる駆動電流(I
o p )の増大は抑制され、曲線Bに比べてジュール発熱
が低減する(曲線C)。
電気抵抗(Rs )を低減しつつ発光効率低下かを抑制し
た。従ってメサ秩序レーザで問題となる駆動電流(I
o p )の増大は抑制され、曲線Bに比べてジュール発熱
が低減する(曲線C)。
【0018】ここで、本発明の逆メサ形無秩序レーザの
ジュール発熱(曲線C)を従来の順メサ形秩序レーザ
(曲線A)と比較する。光出力(P)が小さいときは、 Q〜Rs ×(It h (ηo ))2 (2) となり、It h の小さい曲線Aの方がジュール発熱が小
さい。しかし、光出力が大きいとき、 Q〜Rs ×(P/ηs )2 (3) となり、Rs の小さい本発明の半導体レーザ(曲線C)
の方がジュール発が小さい。
ジュール発熱(曲線C)を従来の順メサ形秩序レーザ
(曲線A)と比較する。光出力(P)が小さいときは、 Q〜Rs ×(It h (ηo ))2 (2) となり、It h の小さい曲線Aの方がジュール発熱が小
さい。しかし、光出力が大きいとき、 Q〜Rs ×(P/ηs )2 (3) となり、Rs の小さい本発明の半導体レーザ(曲線C)
の方がジュール発が小さい。
【0019】以上の効果により、本発明の半導体レーザ
は従来よりも高い出力で安定に動作することができる。
は従来よりも高い出力で安定に動作することができる。
【図1】本発明の一つの実施例を示す図である。
【図2】従来の半導体レーザを示す図である。
【図3】Ga0 . 5 In0 . 5 P活性層の発光効率を示
す図である。
す図である。
【図4】半導体レーザのジュール発熱量を示す図であ
る。
る。
【符号の説明】 1 p電極 2 p型GaAs 3 p型GaInP 4 n型GaAs 5 p型AlGaInPクラッド層 6 無秩序AlGaInP活性層 7 n型AlGaInP活性層 8 n型GaAs 9 n型GaAs基板 10 n電極 11 秩序AlGAInP活性層
Claims (2)
- 【請求項1】 第1伝導型のGaAs基板上に順次形成
された第1伝導型のAlGaInPクラッド層と活性層
と第2伝導型のAlGaInPクラッド層を少なくとも
含む多層エピタキシャル層とストライプ状のリッジと一
対のレーザ端面を備え、該活性層が無秩序状態のAlG
aInPからなり、該ストライプ状リッジが[1,1,
0]方位に形成されていることを特徴とする半導体レー
ザ。 - 【請求項2】 活性層が多重量子井戸からなり、該多重
井戸の中の量子井戸が無秩序状態のAlGaInPから
なることを特徴とする請求項1記載の半導体レーザ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33027493A JPH07193313A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 半導体レーザ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33027493A JPH07193313A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 半導体レーザ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07193313A true JPH07193313A (ja) | 1995-07-28 |
Family
ID=18230822
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33027493A Pending JPH07193313A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 半導体レーザ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07193313A (ja) |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63314883A (ja) * | 1987-06-17 | 1988-12-22 | Nec Corp | AlGaInP半導体レ−ザの作製方法 |
| JPH03227090A (ja) * | 1990-01-31 | 1991-10-08 | Nec Corp | 半導体レーザ |
| JPH0443691A (ja) * | 1990-06-11 | 1992-02-13 | Hitachi Ltd | 半導体レーザ |
| JPH0472787A (ja) * | 1990-07-13 | 1992-03-06 | Nec Corp | 半導体レーザ |
| JPH04192482A (ja) * | 1990-11-26 | 1992-07-10 | Mitsubishi Electric Corp | リッジ導波路型半導体レーザの製造方法 |
| JPH05343793A (ja) * | 1992-06-05 | 1993-12-24 | Hitachi Ltd | 半導体レーザ |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP33027493A patent/JPH07193313A/ja active Pending
Patent Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63314883A (ja) * | 1987-06-17 | 1988-12-22 | Nec Corp | AlGaInP半導体レ−ザの作製方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980818 |