JPH0719371U - 紡機用トラベラ - Google Patents
紡機用トラベラInfo
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- JPH0719371U JPH0719371U JP5028693U JP5028693U JPH0719371U JP H0719371 U JPH0719371 U JP H0719371U JP 5028693 U JP5028693 U JP 5028693U JP 5028693 U JP5028693 U JP 5028693U JP H0719371 U JPH0719371 U JP H0719371U
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Landscapes
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 トラベラの滑走姿勢を安定させ、しかもトラ
ベラの滑走姿勢の変動に伴う糸のトラベラに対する通過
位置を一定とすることにより、トラベラの早期摩耗及び
リングフランジの異常摩耗を減少し、さらにトラベラの
初期馴染みを向上させるとともに糸毛羽の発生を減少さ
せる。 【構成】 トラベラの両側部3における最大幅Lと、ト
ラベラ頭部2と脚先4との間の高さHとの比が、L:H
=1.5〜1.8:1とし、側部3を構成する各曲率半径R
1 、R2 、R3 の関係がR1 <R2 <R3 であり、両側
部の下方においてふくらみを有するよう構成した。
ベラの滑走姿勢の変動に伴う糸のトラベラに対する通過
位置を一定とすることにより、トラベラの早期摩耗及び
リングフランジの異常摩耗を減少し、さらにトラベラの
初期馴染みを向上させるとともに糸毛羽の発生を減少さ
せる。 【構成】 トラベラの両側部3における最大幅Lと、ト
ラベラ頭部2と脚先4との間の高さHとの比が、L:H
=1.5〜1.8:1とし、側部3を構成する各曲率半径R
1 、R2 、R3 の関係がR1 <R2 <R3 であり、両側
部の下方においてふくらみを有するよう構成した。
Description
【0001】
本考案は紡績工程の精紡に用いられる紡機用トラベラの改良に関するものであ る。
【0002】
従来、綿、合繊、化繊の精紡においては図5に示すような形状のトラベラ6が 用いられていたが、重心が高く、リングフランジ上におけるトラベラの滑走姿勢 が不安定となり、トラベラが飛散したり、紡出糸がトラベラとリングフランジ間 にはさまれ、糸毛羽を発生したり、糸切れを生じるという問題点があった。
【0003】 このため、上記問題点を除去するために、図6に示されるトラベラ7が考案さ れている。(実公昭57−31166号公報参照)
【0004】 しかし、図6に示されるトラベラ7は、トラベラサークル上部8を直線とし、 対向する両側部9を第1曲線の曲率半径r1 が2.0〜3.0mmで、上記第1曲線に 続く第2曲線の曲率半径r2 が0.75〜1.5mmの2つの異なる曲率半径で形成し 、この側部9に連続して直線状の脚部10を形成している。
【0005】 さらに、両側部の曲率半径の頂点Cはトラベラサークル上部と脚先間の内部高 さhの中央より下の位置とし、下部をふくらませて左右対称となるように構成さ れている。
【0006】
しかし、上記トラベラ7では糸通過部の曲率半径r1 がリングとの接触部の曲 率半径r2 より大きいため、トラベラ7の滑走姿勢の変動に伴う糸のトラベラに 対する通過位置の変動が大きくなり、糸毛羽が発生しやすいという問題点があっ た。
【0007】 また、両側部の曲率半径の頂点間の距離と内部高さhとの比が小さいため、ト ラベラの滑走姿勢が安定せず、トラベラが早期に摩耗したり、リングフランジが 異常摩耗をきたすという問題点があった。
【0008】 本考案は上記問題点を除去するためになされたものであり、トラベラの滑走姿 勢を安定させると共に、トラベラの滑走姿勢に伴う糸のトラベラに対する通過位 置の変動を少なくすることにより、トラベラの早期摩耗及びリングフランジの異 常摩耗を軽減し、さらにトラベラの初期馴染みを向上させるとともに糸毛羽の発 生を減少させるものである。
【0009】
本考案は、トラベラ頭部を直線とし、対向する両側部をそれぞれ3つの円弧に より形成した曲線とし、かつ対向する両脚部をそれぞれ直線により構成したトラ ベラにおいて、上記両側部における最大幅Lと、トラベラ頭部と脚先との間の高 さHとの比が、L:H=1.5〜1.8:1であり、側部におけるトラベラ頭部に連 続して形成される円弧の曲率半径R1 と脚部に連続して形成される円弧の曲率半 径R2 および上記両円弧間の曲率半径R3 の関係が、R1 <R2 <R3 であり、 かつ両側部を高さHの中央より下方においてふくらみを有する曲線により構成し た紡機用トラベラを提供するものである。
【0010】 また、上記構成において、上記両側部を形成する曲線が、曲率半径R1 =0.8 〜1.1mm、曲率半径R2 =0.9〜1.2mm、曲率半径R3 =2.0〜2.3mmで滑らか に接続し、トラベラ両側部間の最大幅Lが4.0〜5.0mmで、高さHが2.5〜3.0 mmとし、さらには、トラベラを形成する線材の断面形状が略半丸断面とすること もできる。
【0011】 以下、本考案の紡機用トラベラの一実施例を図面に基づいて説明する。
【0012】
図1及び図2に示すように、扁平な略半丸断面を有する硬鋼線材1或いは合金 鋼線材を用いて、トラベラ頭部2を直線とし、上記トラベラ頭部2に連続し、か つ対向して配置された両側部3、3をそれぞれ3つの円弧により形成した曲線に より構成し、かつ上記両側部3、3に連続し、かつ対向して配置された両脚部4 、4をそれぞれ直線状により形成して紡機用トラベラ5を構成する。
【0013】 上記トラベラ5の両側部3、3における最大幅Lは4.3mmであり、トラベラ頭 部2と脚部4の脚先との間の高さHは2.7mmである。 上記のように、両側部間の最大幅Lと、トラベラ頭部と脚先間の高さHとの比 は、L:Hが約1.6:1となるように形成している。
【0014】 また、側部3を構成する3つの円弧において、トラベラ頭部2に連続する第1 の円弧の曲率半径R1 は1mm、脚部4に連続する第2の円弧の曲率半径R2 は1. 08mm、第1の円弧と第2の円弧とを接続する第3の円弧の曲率半径R3 は2.1 5mmである。 このように各円弧の曲率半径R1 、R2 、R3 の関係はR1 <R2 <R3 とな るように形成している。
【0015】 なお、上記実施例において、第3の円弧を形成する曲率半径R3 の中心は、ト ラベラ5を縦方向に2等分した線X−X上に位置している。
【0016】 さらに、第2の円弧を形成する曲率半径R2 の中心は、トラベラ5を水平方向 に2等分した線より下方に位置し、トラベラ5の両側部が下方において外側にふ くらみを有する曲線となるように形成した。
【0017】 脚部4は、その長さBが略0.57mmとし、頭部2と平行な平行線に対し、角度 θが10°となるようトラベラ内側下方に向け傾斜させて形成した。
【0018】 なお、上記実施例における各部の寸法は上記数値に限定されるものではなく、 トラベラ頭部と脚先との間の高さHとトラベラ両側部の内側における最大幅Lと の比が、H:L=1:1.5〜1.8となるようにし、トラベラの両側部を構成する 3つの円弧により滑らかに接続された曲線において、各円弧の曲率半径R1 、R 2 、R3 の関係がR1 <R2 <R3 となるようにし、かつトラベラの両側部がト ラベラの高さHの中央より下方において外側にふくらみを有するように形成する ものである。
【0019】 しかも、脚部4の角度θは10°としたが、8°〜12°であればよい。
【0020】 次に、上記のように構成した図1に示される本考案のトラベラaと、図5に示 される従来のトラベラbと、図6に示される従来のトラベラcとの比較テストを 次の紡出条件で行なった。
【0021】 <紡出条件1> 繊維 :T/C 33番手 リング :F3.2mm×φ40 トラベラ:1/0 スピンドル回転数:18300r.p.m. リフト :7インチ
【0022】 <紡出条件2> 繊維 :ポリエステル100% 40番手 リング :F3.2mm φ38 トラベラ:4/0 リフト :6インチ アンチノードリング:なし
【0023】 上記紡出条件1で紡出テストを行なった結果、図3に示すように同一紡出条件 におけるトラベラ使用期間に対する糸毛羽指数を見ると、本考案のトラベラaで は使用初期の2〜3日目位いから糸毛羽指数は低い水準で安定し、22〜23日 頃までこの水凖を維持しているのに対し、従来のトラベラbでは糸毛羽指数が安 定するのに7〜8日かかり、糸毛羽指数は本考案のトラベラaより高い水凖で一 定となり、しかも20〜21日から糸毛羽指数が上昇している。また、従来のト ラベラcでは安定した糸毛羽指数は本考案のトラベラaより低い水凖を示してい るが、安定する迄に5〜6日かかり、また安定した期間は12〜13日迄と非常 に短くなっている。
【0024】 上記のように、本考案のトラベラaではトラベラの正常運転に至るまでの馴染 み期間が短く、しかも比較的糸毛羽指数の低い状態で長期間安定した紡出ができ る。
【0025】 また、上記紡出条件2で紡出テストを行なった結果、図4に示すように同一紡 出条件におけるスピンドル回転数と糸切れ数との関係を見ると、本考案のトラベ ラaにおいてはスピンドル回転数が15000〜20000r.p.m.のいずれの場 合でも、糸切れ数は10本以下という少ない本数であり、高速回転での紡出が可 能である。
【0026】 これに対し、従来のトラベラbではいずれのスピンドル回転数においても、糸 切れ数が10本以上と多く、また、従来のトラベラcではスピンドル回転数が1 5000〜17000r.p.m.の領域において、糸切れ数が10本以下と比較的少 ないが、スピンドル回転数が18000r.p.m.を越えると糸切れ数が急激に上昇 し、高速回転での紡出が出来ないものである。
【0027】 上記のように、本考案のトラベラaは従来のトラベラb、cに比べて糸切れ数 が少なく、しかもスピンドル回転数が15000〜20000r.p.m.の広い範囲 での紡出に適用できる。
【0028】
本考案の紡機用トラベラは上記構成としたので、トラベラの重心が下がり、ト ラベラの滑走姿勢が安定すると共に、トラベラの滑走姿勢の変動に伴う糸のトラ ベラに対する通過位置が一定となり、糸の変動が少なくなる。
【0029】 このため、トラベラのリングに対する初期馴染みが向上し、トラベラ焼けの発 生が少なく、しかもトラベラ及びリングの摩耗が少なくなり、寿命が大幅に延長 される。 しかも、トラベラの糸に対する熱影響も少なくなり、糸毛羽の発生や溶融糸の 発生が少なくなり、糸品質を向上するという優れた実用的効果を有するものであ る。
【図1】本考案の紡機用トラベラの一実施例を示す正面
図である。
図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】トラベラ使用期間と糸毛羽指数との関係を示す
曲線図である。
曲線図である。
【図4】スピンドル回転数と糸切れ数との関係を示す曲
線図である。
線図である。
【図5】従来の紡機用トラベラの正面図である。
【図6】従来の異なる紡機用トラベラの正面図である。
1 硬鋼線材 2 トラベラ頭部 3、9 側部 4、10 脚部 5、6、7 トラベラ 8 トラベラサークル上部
Claims (4)
- 【請求項1】 トラベラ頭部を直線とし、対向する両側
部をそれぞれ3つの円弧により形成した曲線とし、かつ
対向する両脚部をそれぞれ直線により構成したトラベラ
において、上記両側部における最大幅Lと、トラベラ頭
部と脚先との間の高さHとの比が、L:H=1.5〜1.
8:1であり、側部におけるトラベラ頭部に連続して形
成される円弧の曲率半径R1 と脚部に連続して形成され
る円弧の曲率半径R2 および上記両円弧間の曲率半径R
3 の関係が、R1 <R2 <R3 であり、かつ両側部を高
さHの中央より下方においてふくらみを有する曲線によ
り構成したことを特徴とする紡機用トラベラ。 - 【請求項2】 上記両側部を形成する曲線が、曲率半径
R1 =0.8〜1.1mm、曲率半径R2 =0.9〜1.2mm、曲
率半径R3 =2.0〜2.3mmで滑らかに接続されているこ
とを特徴とする請求項1記載の紡機用トラベラ。 - 【請求項3】 トラベラ両側部間の最大幅Lが4.0〜5.
0mmで、高さHが2.5〜3.0mmである請求項1又は請求
項2記載の紡機用トラベラ。 - 【請求項4】 トラベラを形成する線材の断面形状が略
半丸断面とした請求項1、請求項2又は請求項3記載の
紡機用トラベラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5028693U JPH0719371U (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | 紡機用トラベラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5028693U JPH0719371U (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | 紡機用トラベラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0719371U true JPH0719371U (ja) | 1995-04-07 |
Family
ID=12854682
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5028693U Pending JPH0719371U (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | 紡機用トラベラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0719371U (ja) |
-
1993
- 1993-09-16 JP JP5028693U patent/JPH0719371U/ja active Pending
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