JPH07193749A - 映像信号処理装置及び映像信号圧縮方法 - Google Patents

映像信号処理装置及び映像信号圧縮方法

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JPH07193749A
JPH07193749A JP33190293A JP33190293A JPH07193749A JP H07193749 A JPH07193749 A JP H07193749A JP 33190293 A JP33190293 A JP 33190293A JP 33190293 A JP33190293 A JP 33190293A JP H07193749 A JPH07193749 A JP H07193749A
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JP
Japan
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video signal
multiplication
result
compression
holding
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JP33190293A
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English (en)
Inventor
Hisao Shimazaki
久夫 嶋崎
Masahiro Yamada
雅弘 山田
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力映像信号を間引きして圧縮する際の圧縮
率の選択・変更が自在で、かつあらゆる圧縮率に対して
高画質な間引き圧縮を行う。 【構成】 圧縮率を保持するラッチ102 と、圧縮率の逆
数を保持するラッチ106と、ラッチ102 の圧縮率と1タ
イミング前の加算結果とを加算する加算器103 と、ラッ
チ106 の圧縮率の逆数と加算器103 の加算結果の小数部
とを乗算する乗算器107 と、乗算器107 の乗算結果を1
から減算する減算器108 と、1タイミング遅延させた入
力映像信号を乗算器107 の乗算結果で乗算する乗算器11
0 と、入力映像信号を減算器108 の減算結果で乗算する
乗算器111 と、乗算器110 及び乗算器111 の各乗算結果
を加算する加算器112 とを具備し、かつ加算器103 の加
算結果で桁上がりが発生したタイミングの映像信号が圧
縮後の有効なデータであることを示す信号を出力するよ
うに構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受信機に
おいて用いられる映像信号処理装置に関し、特に映像信
号を間引きにより圧縮する映像信号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】モニタ全体に表示している映像に重畳し
て縮小した別の映像を表示する機能、ピクチャー・イン
・ピクチャー(PIP)機能を持ったテレビジョン受信
機がある。また、ハイビジョン等のワイド画面放送に伴
いアスペクト比の異なった(4:3、16:9)映像信
号が混在しているが、例えば16:9のテレビジョン受
信機に4:3の映像を表示した場合、有効な映像信号の
無い領域ができる。この部分に縮小した他の4:3のア
スペクト比の映像を重畳して表示する機能、ピクチャー
・アウト・ピクチャー(POP)機能を持つテレビジョ
ン受信機もある。
【0003】PIPやPOPでは一般に、縮小され重畳
表示される映像を子画面、モニタ全体に元の状態で表示
される映像を親画面と呼ぶ。
【0004】PIPやPOPはある映像信号をライン間
引きにより垂直に圧縮し、画素間引きにより水平に圧縮
することで子画面画像信号を作り出し、親画面映像信号
と任意のタイミングで置き換えることで実現する。
【0005】映像信号のラインまたは画素を間引くと折
り返し等のために画質が劣化するので一般にフィルタを
通して画質改善を行う。
【0006】基本的なPIP回路の1例を図12に示
す。
【0007】同図において、201はチューナ、202
はチューナ、203は外部映像信号入力、204はアナ
ログスイッチ、205は映像デコーダ、206は親映像
同期信号出力、207はアナログスイッチ、208は映
像デコーダ、209は子映像同期信号出力、210はA
/Dコンバータ、211は子画面前処理回路、212は
子画面メモリ、213は書き込みアドレス発生器、21
4は子画像同期信号入力、215は読み出しアドレス発
生器、216は親映像同期信号入力、217はD/Aコ
ンバータ、218はワク信号入力、219はアナログス
イッチ、220は表示器である。
【0008】アナログスイッチ204はチューナ201
の出力またはチューナ202の出力または外部映像信号
入力203のうちから1つを選択し出力する。
【0009】映像デコーダ205はアナログスイッチ2
04の出力を入力しデコードして、親画面映像信号及び
親映像同期信号を出力する。
【0010】アナログスイッチ207はチューナ201
の出力またはチューナ202の出力または外部映像信号
入力203のうちから1つを選択し出力する。
【0011】映像デコーダ208はアナログスイッチ2
07の出力を入力しデコードして、子画面映像信号及び
子映像同期信号を出力する。
【0012】A/Dコンバータ210は映像デコーダ2
08から出力された子画面映像信号を入力しディジタル
信号に変換して出力する。
【0013】子画面前処理回路211はA/Dコンバー
タ210でディジタル化された子画面映像信号を入力し
水平、垂直フィルタをかけて出力する。
【0014】書き込みアドレス発生器213は出力端2
09から出力された子映像同期信号を基に書き込みアド
レスを発生し出力する。
【0015】読み出しアドレス発生器215は出力端2
06から出力された親映像同期信号を基に読み出しアド
レスを発生し出力する。
【0016】子画面メモリ212は子画面前処理回路2
11の出力を書き込みアドレス発生器213が発生した
アドレスにより書き込む。また読み出しアドレス発生器
215が発生したアドレスにより子画面映像信号を読み
出し出力する。
【0017】D/Aコンバータ217は子画面メモリ2
12の出力を入力しアナログ変換して出力する。
【0018】ワク信号入力218はワクとして出力した
い信号を保持している。
【0019】アナログスイッチ219は映像デコーダ2
05から出力される親画面映像信号またはD/Aコンバ
ータ218から出力される子画面映像信号またはワク信
号入力218から出力されるワク信号のいずれか1つを
選択し出力する。
【0020】表示器220はアナログスイッチ219の
出力を入力し表示する。
【0021】ところで、従来のPIP、POP機能を内
蔵したテレビジョン受信機では子画面の大きさが一定だ
った。また親画面映像信号と子画面映像信号の映像信号
方式が同じもしくは例えば親画面映像信号がハイビジョ
ンで子画面映像信号がNTSCというように決まった映
像信号方式の組み合わせでの表示だった。そのため子画
面映像を作るためのフィルタ回路はただ1つの圧縮率に
対して最適な回路を構成すればよかった。
【0022】図12における従来の子画面前処理回路の
1例を図13に示す。
【0023】図13の子画面前処理回路は親画面映像信
号と子画面映像信号が共にNTSCで、子画面の大きさ
が親画面に対して面積で1/9とした場合の回路であ
る。
【0024】親画面映像方式と子画面映像方式が同一
で、子画面の大きさが面積比で1/9なので水平には3
画素に2画素を間引き、垂直には3ラインに2ラインを
間引く必要がある。そのため水平、垂直にそれぞれ3タ
ップのFIRフィルタを採用しそれぞれのタップに係数
としてセンタータップには1/2、それ以外のタップに
は1/4を与えている。
【0025】図12、図13の回路で子画面の面積が親
画面に対して1/9以外の大きさのPIP処理をするこ
とを考える。
【0026】子画面メモリのアドレスを制御することで
子画面映像信号の間引き率(圧縮率)を変更し、子画面
の大きさを変えることはできる。しかし図13に示した
子画面前処理回路は水平には3画素に2画素を間引き、
垂直には3ラインに2ラインを間引く場合に最適になる
よう設計されているため、この場合以外では十分な画質
改善はできない。
【0027】次に図12、図13の回路でより大きな間
引き率での最適なPIP処理をすることを考える。例え
ば親画面に対して子画面の大きさが面積比で1/16の
場合を考える。この場合は水平には4画素に3画素を間
引き、垂直には4ラインに3ラインを間引く必要があ
る。したがって子画面前処理回路で適切なフィルタ処理
を施すためにFIRフィルタのタップ数は少なくとも4
タップ必要である。このように間引き率を大きくするほ
どFIRフィルタのタップ数が増え、回路規模が大きく
なる。
【0028】次に図12、図13の回路で親画面に対す
る子画面の大きさは一定だが、親画面と子画面の映像信
号の組み合わせが変わる場合を考える。例えば親画面に
対する子画面の大きさが常に面積比で1/9、親画面映
像方式は常にNTSC、子画面映像方式がNTSCとP
ALの2種類がある場合を考える。この場合はPALと
NTSCで走査線構造が異なるために親画面に対する子
画面の大きさが常に面積比で1/9でも子画面映像方式
がPALとNTSCの場合で間引き率が変わってくる。
したがってPALかNTSCのどちらか一方に合わせて
フィルタを設計しても他方ではフィルタ特性があわず適
切なフィルタ処理ができない。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】前述したように従来の
PIP回路は一定の間引き率に合わせた子画面映像処理
回路となっているため、子画面の大きさは親画面に対し
て一定の場合しか処理できない。また同様の理由から親
画面映像方式と子画面映像方式の組み合わせは一定でな
ければならない。また、子画面映像信号の間引き率を大
きくすると回路規模が増大するという問題があった。
【0030】本発明はこのような課題を解決するための
もので、入力映像信号を間引きして圧縮する際の圧縮率
の選択・変更が自在で、かつあらゆる圧縮率に対して高
画質な間引き圧縮を行うことのできる映像信号処理装置
及び映像信号圧縮方法の提供を目的とする。
【0031】
【課題を解決するための手段】本発明は映像信号処理装
置は上記した目的を達成するために、圧縮率を示す値を
保持する圧縮率保持手段と、圧縮率の逆数の値を保持す
る逆数保持手段と、圧縮率保持手段及び逆数保持手段に
それぞれ任意の値を設定する設定手段と、圧縮率保持手
段に保持された値と自加算手段の1タイミング前の加算
結果とを加算する第1加算手段と、逆数保持手段に保持
された値と第1加算手段の加算結果のうちの桁上がり分
を除いた小数部とを乗算する第1乗算手段と、第1乗算
手段の乗算結果を1から減算する減算手段と、入力した
映像信号を1タイミング遅延する遅延手段と、遅延手段
の出力映像信号を第1乗算手段の乗算結果で乗算する第
2乗算手段と、入力した映像信号を減算手段の減算結果
で乗算する第3乗算手段と、第2乗算手段の乗算結果と
第3乗算手段の乗算結果とを加算する第2加算手段と、
第1加算手段の加算結果で桁上がりが発生したタイミン
グの映像信号が、圧縮後の有効なデータであることを示
す信号を出力する手段とを備えてなるものである。
【0032】
【作用】すなわち、本発明では、まず圧縮率保持手段及
び逆数保持手段にそれぞれ、任意の圧縮率及び圧縮率の
逆数を示す値を設定する。次に第1加算手段にて、圧縮
率保持手段に保持された値と自加算手段の1タイミング
前の加算結果とを加算し、第1乗算手段にて、逆数保持
手段に保持された値と第1加算手段の加算結果のうちの
桁上がり分を除いた小数部とを乗算し、減算手段にて第
1乗算手段の乗算結果を1から減算する。一方、遅延手
段より1タイミング遅延された映像信号は、第2乗算手
段にて第1乗算手段の乗算結果で乗算され、その乗算結
果は第3乗算手段にて減算手段の減算結果で乗算する。
さらに、第2加算手段によって、その乗算結果は第2乗
算手段と加算される。そしてこの加算結果の中から、第
1加算手段の加算結果に桁上がりが発生したタイミング
の映像信号が圧縮後の有効なデータとして判断され、間
引き圧縮後の映像信号が得られる。
【0033】したがって、本発明によって、入力映像信
号を間引き圧縮する際の圧縮率の選択・変更が自在で、
かつあらゆる圧縮率に対して高画質な間引き圧縮を行う
ことが可能になる。
【0034】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しなから
詳細に説明する。
【0035】図1は本発明に係る一実施例の映像信号処
理装置における子画面前処理回路の構成を示す図であ
る。
【0036】同図において、101は子画面前処理回路
の制御を行う制御部(設定手段)、102はラッチ(圧
縮率保持手段)、103は加算器(第1加算手段)、1
04は加算器103のキャリーアウト端子、105はラ
ッチ、106はラッチ(逆数保持手段)、107は乗算
器(第1乗算手段)、108は減算器(減算手段)、1
09は遅延線(遅延手段)、110は乗算器(第2乗算
手段)、111は乗算器(第3乗算手段)、112は加
算器(第2加算手段)、113は垂直フィルタである。
【0037】遅延線109、乗算器110、乗算器11
1、加算器112により水平2画素の補間フィルタを構
成している。
【0038】制御部101、ラッチ102、加算器10
3、ラッチ105、ラッチ106、乗算器107、減算
器108により前述した補間フィルタのフィルタ係数を
各画素毎に演算し発生している。
【0039】この回路の詳しい動作を水平に3/4圧縮
する場合を例にして以下に示す。
【0040】図2に制御部101、ラッチ102、加算
器103、ラッチ105、ラッチ106、乗算器10
7、減算器108により構成されるフィルタ係数発生回
路のタイミングチャートを示す。
【0041】制御部101は水平同期期間にラッチ10
2とラッチ106に係数発生に必要な初期値をそれぞれ
設定する。
【0042】ラッチ102には圧縮率を設定する。本実
施例では圧縮率3/4としているので3/4を設定して
いる。
【0043】加算器103はラッチ102に設定した初
期値と加算器103の1クロック前の出力の小数部を加
算して出力する。桁上がりはキャリーアウト端子から出
力されるが演算には使用しない。桁上がりは有効なデー
タの位相を示す。
【0044】前述した桁上がりの使用の例を示す。キャ
リーアウト端子104の出力を図12に示した書き込み
アドレス発生器213に入力し、キャリーの出力された
位相だけアドレスを変化させ、書き込み許可を出すこと
により画素間引きをする。
【0045】加算器103の桁上がり以外の演算出力は
ラッチ105と乗算器107に入力される。
【0046】ラッチ105は水平同期期間でリセットさ
れる。ラッチ105は前述した加算器103の出力を子
画面映像信号のクロックにより保持する。ラッチ105
の出力は加算器103に入力される。
【0047】乗算器107は前述した加算器103の出
力を入力する。加算器103の出力は前述した遅延線1
09、乗算器110、乗算器111、加算器112によ
り水平2画素の補間フィルタのフィルタ係数となるが、
加算器103の出力は画素を間引く前の状態でのフィル
タ係数となっているため、画素を間引いた後のフィルタ
係数となるように正規化する必要がある。乗算器107
は正規化の演算をしている。
【0048】乗算器107の他方の入力にはラッチ10
6に設定した値が入力されている。ラッチ106には正
規化のための値が制御部101により設定されている。
この設定値は圧縮率の逆数となる。本実施例では圧縮率
を3/4としているので設定値は4/3となる。
【0049】乗算器107の出力は乗算器110に入力
される。また乗算器107の出力は減算器108に入力
される。乗算器107の出力は、前述した2画素の補間
フィルタの1方のフィルタ係数となる。
【0050】減算器108は1から乗算器107の出力
を減じて出力する。減算器108の出力は前述した2画
素の補間フィルタの1方の係数となる。
【0051】遅延線109は子画面映像入力を1クロッ
ク遅延して出力する。
【0052】乗算器110は遅延線109の出力と乗算
器107の出力を入力し、乗算して出力する。
【0053】乗算器111は子画面映像入力と減算器1
08の出力を入力し、乗算して出力する。
【0054】加算器112は乗算器110の出力と乗算
器111の出力を入力し、加算して出力する。加算器1
12の出力は2画素の水平補間フィルタの出力となる。
【0055】加算器112の出力は垂直フィルタ113
に入力される。
【0056】垂直フィルタ113は垂直の圧縮率に対応
したフィルタをかけ出力する。垂直フィルタ113の出
力は子画面前処理回路211の出力となる。
【0057】また図3に示すように、垂直フィルタ11
3を前述した水平の処理と同構成とすることにより各ラ
イン毎のタイミングでフィルタ係数を発生しフィルタ処
理をすることができる。
【0058】図4に前述したフィルタ係数発生回路の出
力係数による2画素の水平補間フィルタの出力を示す。
【0059】図4ではタイミング114からタイミング
119までの各タイミングで演算される子画面映像入力
画素の位置と演算により見かけ上表示される画素位置を
示している。同図に示すとおり演算により出力される画
素は等間隔に現れる。また加算器103のキャリーアウ
トが現れるタイミングを有効画素が現れるタイミングと
みなすと、4画素のうち3画素が有効画素となりこの3
画素を表示することにより3/4に圧縮される。
【0060】前述したように、本実施例の回路により、
初めに2つの係数を設定する(ラッチ102、ラッチ1
06)ことで各タイミングにおける適切なフィルタ係数
と有効画素のタイミングを演算により発生し、各タイミ
ングで適切なフィルタ処理を行うことができる。
【0061】本実施例のアルゴリズムをコンピュータの
ソフトウェアに使用することによりパソコン等の表示映
像の圧縮も実現することができる。ソフトウェアに使用
した場合のフローチャートの1例を図5に示す。
【0062】同図において501〜515は処理ブロッ
クである。
【0063】以下に各処理ブロックの詳細な説明をす
る。
【0064】処理ブロック501が処理の開始である。
【0065】処理ブロック502は圧縮のための係数レ
ジスタと正規化のための係数レジスタの初期化をしてい
る。MABIは圧縮のための係数を保持するレジスタ
で、前述したラッチ102と同じ役割をする。SEIは
正規化のための係数を保持するレジスタで、前述したラ
ッチ106と同じ役割をする。
【0066】処理ブロック503はVD、V、FH、G
K、CAR、K、VOUTの各レジスタの初期化をして
いる。VDは1クロック前の映像信号を保持するレジス
タで、ラッチ109と同じ役割をする。VIは現タイミ
ングでの映像信号を保持するレジスタである。FHは現
タイミングが水平同期期間か否かを判断するための情報
を保持するレジスタである。FHには水平同期期間で0
を入力し保持し、それ以外では1を保持する。GKは正
規化される前の補間フィルタ係数を保持するレジスタ
で、ラッチ105と同様の役割をする。CARは桁上が
り情報を保持するレジスタで、この桁上がりは加算器1
03の桁上がりと同様である。1で桁上がりが起こった
ことを示す。Kは正規化された補間フィルタ係数を保持
するラッチである。VOUT補間フィルタの演算結果を
保持するレジスタである。
【0067】処理ブロック504は子画面映像信号の圧
縮率を変更するかどうかの条件分岐である。子画面映像
信号の圧縮率を変更する場合は処理ブロック504へ進
み、子画面映像信号の圧縮率を変更しない場合は処理ブ
ロック506へ進む。
【0068】処理ブロック504はMABI、SEIに
値を入力し、保持する。
【0069】処理ブロック506は現在VIに保持して
いる情報をVDに入力し保持する。処理ブロック507
はVIに現タイミング画素を入力し保持する。またFH
に現タイミングでの水平同期信号を入力し保持する。処
理ブロック506と処理ブロック507によりVIに現
タイミングの画素が保持され、VDに1クロック前の画
素が保持される。
【0070】処理ブロック508は正規化される前の補
間フィルタ係数発生の演算を行っている。これは加算器
103と同様である。
【0071】処理ブロック509では処理ブロック50
8の演算で桁上がりが起こったか否かを判断し分岐して
いる。処理ブロック508の演算で桁上がりが起こった
場合は処理ブロック510へ進み、起こらなかった場合
は処理ブロック511へ進む。 処理ブロック510は
処理ブロック508の演算で桁上がりが起こった場合の
処理をしている。処理ブロック508の演算で起こった
桁上がりを切り捨てた演算結果をGKに入力し、保持す
る。また桁上がりが起こっているのでCARに1を入力
し、保持する。
【0072】処理ブロック511は処理ブロック508
の演算で桁上がりが起こらなかった場合の処理をしてい
る。桁上がりが起こっていないのでCARに0を入力
し、保持する。
【0073】処理ブロック512はフィルタ係数の正規
化を行っている。これは乗算器107と同様の処理であ
る。正規化された補間フィルタ係数はKに入力され、保
持される。
【0074】処理ブロック513は補間フィルタ演算を
行っている。演算結果はVOUTに入力され、保持され
る。
【0075】処理ブロック514はVOUT、CARの
値を出力している。
【0076】処理ブロック515は現タイミングが水平
同期期間か否かを判断し、分岐している。現タイミング
が水平同期期間の場合は前述した処理ブロック503へ
進み同様の処理ブロックを続ける。現タイミングが水平
同期期間以外の場合は前述した処理ブロック506へ進
み処理を続ける。
【0077】図5による処理結果を図6に示す。
【0078】図6と図4とを比較すると両者は同一の出
力となっている。したがって、図5のソフトウェアによ
って図1の回路と全く同一の結果が得られる。
【0079】ところで、前述した実施例は2画素間の補
間フィルタによる圧縮となっているため1/2〜1まで
の圧縮率では2つの初期係数の設定(ラッチ102、ラ
ッチ106)により圧縮率が可変である。しかし0〜1
/2の圧縮率では適切なフィルタ処理ができない。
【0080】そこで、この点を解決した他の実施例を説
明する。
【0081】図7はこの実施例の回路の構成を示す図で
ある。
【0082】すなわち、本実施例は、先の実施例の回路
構成に1/n圧縮フィルタを付加したものである。同図
において、図1と機能同一部分には同一の符号を付して
ある。 同図において、701は制御部、702はラッ
チ(第2圧縮率保持手段)、703は乗算器(第4乗算
手段)、704は加算器(第3加算手段)、705はラ
ッチ(有効データ保持手段)、706はタイミング信号
出力である。
【0083】ラッチ702、乗算器703、加算器70
4、ラッチ705により累積加算回路を構成している。
この累積加算回路の乗算係数と加算するデータの数を制
御することにより任意の間引き率でのフィルタ処理を行
っている。
【0084】この1/n圧縮回路の詳しい動作を水平に
1/4圧縮する場合を例にして以下に示す。
【0085】本実施例では、まず、図1と同構成の回路
で3/4圧縮し、その有効データ出力をさらに1/3す
ることで1/4圧縮している。
【0086】制御部701は図1に示した制御部101
と同様の動作をし、加えてラッチ702にフィルタ処理
に必要な係数を設定する。またラッチ705をクリアす
るためのタイミング信号706を発生する。
【0087】ラッチ702には累計加算によるフィルタ
回路での圧縮率(第2の圧縮率)が設定される。本実施
例では圧縮率として1/3を設定している。
【0088】乗算器703は入力された映像信号とラッ
チ702に設定された係数を乗算し出力する。
【0089】加算器704は乗算器703の出力とラッ
チ705の出力を加算して出力する。加算器704の出
力が、ラッチ702、乗算器703、加算器704、ラ
ッチ705により構成されるフィルタ回路の出力とな
る。
【0090】ラッチ705は加算器704の出力を入力
し保持する。保持するタイミングをキャリーアウト10
4で制御することにより図1の実施例のフィルタ回路の
有効データ出力だけを演算処理することができる。また
ラッチ705は制御部701が発生するタイミング信号
によりクリアされる。本実施例では「H」イネーブル、
「L」クリアとなっている。
【0091】制御部701より発生されるタイミング信
号706はラッチ702、乗算器703、加算機70
4、ラッチ705により構成される1/n圧縮フィルタ
回路の有効データ出力の位相を示している。
【0092】図8にラッチ702、乗算器703、加算
器704、ラッチ705により構成される1/n圧縮フ
ィルタ回路のタイミングチャートを示す。
【0093】同図に示したタイミング114〜119は
図2と同一である。
【0094】図2に示したように、加算器112はタイ
ミング104〜119で図1の実施例に示した水平フィ
ルタの処理結果を出力している。図8では表記が煩雑に
なるので、タイミング114〜119の各タイミングで
の加算器112の出力をそれぞれV0 ’〜V5 ’と表記
する。
【0095】V0 ’〜V5 ’うち、有効データは
1 ’、V2 ’、V3 ’、V4 ’、V5 ’である。これ
らの映像データは図4に示したように見かけ上等間隔の
映像データとなる。
【0096】タイミング信号706を図8に示したよう
に発生することにより、見かけ上等間隔の映像データV
1 ’、V2 ’、V3 ’が平均をとられてタイミング11
7で出力される。
【0097】タイミング117以降も同様の演算が続け
られ、結果として基の映像データと比べると1/4の映
像データが有効データとして出力される。有効データの
タイミングはラッチ705をクリアするタイミングと同
一で、このクリア信号がそのまま有効データの位相を示
す信号となる。
【0098】以上、本実施例により、任意の圧縮率に対
して簡単な係数を初期設定するだけで適切なフィルタ処
理が可能になる。
【0099】なお、図7の点線で囲った部分がI/n圧
縮のためのフィルタ回路だが、I/n圧縮のためのフィ
ルタ回路は本実施例の構成に限らずI/n圧縮できる回
路ならどうような構成でもかまわない。I/n圧縮フィ
ルタ回路の1例を図9に示す。 また本実施例も同様に
コンピュータのソフトウェアに使用することができる。
図10にその例を示す。
【0100】本実施例では累計加算によるI/n圧縮フ
ィルタ回路を図1の実施例の回路構成に対して後ろ側に
追加したが、このフィルタ回路は前側に追加しても同様
の効果が得られる。その例を図11に示す。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように本発明の映像信号処
理装置及び映像信号圧縮方法によれば、入力映像信号を
間引き圧縮する際の選択・変更が自在で、かつあらゆる
圧縮率に対して高画質な間引き圧縮を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に掛る一実施例の映像信号処理装置にお
ける子画面処理回路の構成を示す図である。
【図2】フィルタ係数発生回路のタイミングチャートで
ある。
【図3】垂直フィルタの構成を示す図である。
【図4】フィルタ係数発生回路の出力係数による2画素
の水平補間フィルタ出力を示す図である。
【図5】図1の回路をソフトウェアで実現した場合のア
ルゴリズムを示す図である。
【図6】図5のアルゴリズムによる処理結果を示す図で
ある。
【図7】本発明の他の実施例のフィルタ回路の構成を示
す図である。
【図8】図7における1/n圧縮フィルタ回路のタイミ
ングチャートである。
【図9】I/n圧縮フィルタ回路の構成例を示す図であ
る。
【図10】図7の回路をソフトウェアで実現した場合の
アルゴリズムを示す図である。
【図11】図7に示す回路の変形例を示す図である。
【図12】PIP回路の構成を示す図である。
【図13】従来の子画面前処理回路の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
101、701…制御部(設定手段) 102…ラッチ(圧縮率保持手段) 103…加算器(第1加算手段) 104…キャリーアウト端子 105…ラッチ 106…ラッチ(逆数保持手段) 107…乗算器(第1乗算手段) 108…減算器(減算手段) 109…遅延線(遅延手段) 110…乗算器(第2乗算手段) 111…乗算器(第3乗算手段) 112…加算器(第2加算手段) 702…ラッチ(第2圧縮率保持手段) 703…乗算器(第4乗算手段) 704…加算器(第3加算手段) 705…ラッチ(有効データ保持手段)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力映像信号を間引き圧縮する映像信号
    処理装置において、 圧縮率を示す値を保持する圧縮率保持手段と、 前記圧縮率の逆数の値を保持する逆数保持手段と、 前記圧縮率保持手段及び前記逆数保持手段にそれぞれ任
    意の値を設定する設定手段と、 前記圧縮率保持手段に保持された値と自加算手段の1タ
    イミング前の加算結果とを加算する第1加算手段と、 前記逆数保持手段に保持された値と前記第1加算手段の
    加算結果のうちの桁上がり分を除いた小数部とを乗算す
    る第1乗算手段と、 前記第1乗算手段の乗算結果を1から減算する減算手段
    と、 入力した映像信号を1タイミング遅延する遅延手段と、 前記遅延手段の出力映像信号を前記第1乗算手段の乗算
    結果で乗算する第2乗算手段と、 前記入力した映像信号を前記減算手段の減算結果で乗算
    する第3乗算手段と、 前記第2乗算手段の乗算結果と前記第3乗算手段の乗算
    結果とを加算する第2加算手段とを具備することを特徴
    とする映像信号処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の映像信号処理装置におい
    て、 前記第1加算手段の加算結果で桁上がりが発生したタイ
    ミングの映像信号が、圧縮後の有効なデータであること
    を示す信号を出力する手段をさらに具備することを特徴
    とする映像信号処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の映像信号処理装置におい
    て、 第2の圧縮率を示す値を保持する第2圧縮率保持手段
    と、 前記第2加算手段の加算結果と前記第2圧縮率保持手段
    に保持された値とを乗算する第4乗算手段と、 前記第4乗算手段の乗算結果と有効データ保持手段に保
    持された有効データとを加算する第3加算手段と、 前記第1加算手段の加算結果に桁上がりが発生したタイ
    ミングで、前記第3加算手段の加算結果を前記有効デー
    タとして保持する有効データ保持手段とをさらに具備す
    ることを特徴とする映像信号処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の映像信号処理装置におい
    て、 第2の圧縮率を示す値を保持する第2圧縮保持手段と、 入力した映像信号と1タイミング前に入力した映像信号
    とを加算して、加算結果を前記遅延手段に出力する第3
    加算手段とをさらに具備することを特徴とする映像信号
    処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の映像信号処理装置におい
    て、 前記第1加算手段及び前記遅延手段のそれぞれの1タイ
    ミングが画素単位の映像信号の入力タイミングであるこ
    とを特徴とする映像信号処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の映像信号処理装置におい
    て、 前記第1加算手段及び前記遅延手段のそれぞれの1タイ
    ミングがライン単位の映像信号の入力タイミングである
    ことを特徴する映像信号処理装置。
  7. 【請求項7】 入力映像信号を間引き圧縮する映像信号
    圧縮方法において、 圧縮率を示す値を保持する圧縮率保持部と、前記圧縮率
    の逆数の値を保持する逆数保持部とを有し、 前記圧縮率保持部及び前記逆数保持部に値をそれぞれ設
    定する工程と、 前記圧縮率保持部に保持された値と自加算工程によって
    得た1タイミング前の加算結果とを加算する第1加算工
    程と、 前記逆数保持部に保持された値と前記第1加算工程の加
    算結果のうちの桁上がり分を除いた小数部とを乗算する
    第1乗算工程と、 前記第1乗算工程の乗算結果を1から減算する減算工程
    と、 入力した映像信号を1タイミング遅延する工程と、 前記遅延した映像信号を前記第1乗算工程の乗算結果で
    乗算する第2乗算工程と、 前記入力した映像信号を前記減算工程の減算結果で乗算
    する第3乗算工程と、 前記第2乗算工程の乗算結果と前記第3乗算工程の乗算
    結果とを加算する第2加算工程とを有することを特徴と
    する映像信号圧縮方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の映像信号圧縮方法におい
    て、 前記第1加算工程の加算結果で桁上がりが発生したタイ
    ミングの映像信号が、圧縮後の有効なデータであること
    を示す信号を出力する工程をさらに有することを特徴と
    する映像信号圧縮方法。
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