JPH0719562A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JPH0719562A JPH0719562A JP5164439A JP16443993A JPH0719562A JP H0719562 A JPH0719562 A JP H0719562A JP 5164439 A JP5164439 A JP 5164439A JP 16443993 A JP16443993 A JP 16443993A JP H0719562 A JPH0719562 A JP H0719562A
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- JP
- Japan
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- temperature
- outdoor
- pmv
- cooling
- heating
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 検知手段の設置場所の制約を受けずに安価な
構成で居住域のPMV値を求め、居住域のPMV値を中
立に制御する。 【構成】 室内を冷房または暖房する冷暖房手段27
と、平均輻射温度を検知する平均輻射温度検知手段19
と、室内温度を検知する室内温度検知手段18と、室外
温度を検知する室外温度検知手段23と、室外温度検知
手段23により検知した温度を冷房時と暖房時に分けて
補正を行う室外温度補正手段24と、居住域のPMV値
をニューラルネットワークにより予め学習し、補正され
た室外温度と室温と室温の単位時間当たりの変化量と平
均輻射温度を入力条件として居住域のPMV値を推論す
るニューロPMV値計算手段25と、居住域PMV値が
中立になるように前記冷暖房手段27を制御するPMV
値冷暖房制御手段26を備えた。
構成で居住域のPMV値を求め、居住域のPMV値を中
立に制御する。 【構成】 室内を冷房または暖房する冷暖房手段27
と、平均輻射温度を検知する平均輻射温度検知手段19
と、室内温度を検知する室内温度検知手段18と、室外
温度を検知する室外温度検知手段23と、室外温度検知
手段23により検知した温度を冷房時と暖房時に分けて
補正を行う室外温度補正手段24と、居住域のPMV値
をニューラルネットワークにより予め学習し、補正され
た室外温度と室温と室温の単位時間当たりの変化量と平
均輻射温度を入力条件として居住域のPMV値を推論す
るニューロPMV値計算手段25と、居住域PMV値が
中立になるように前記冷暖房手段27を制御するPMV
値冷暖房制御手段26を備えた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内環境を居住者が快
適になるように自動的に制御する空気調和機に関するも
のである。
適になるように自動的に制御する空気調和機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の冷暖房装置は、室温をある温度範
囲に保つよう制御されるが、本来はそこに居住する人間
の温冷感を快適に保つようになされるべきである。この
ような快適性を実現するためにPMVという快適指標が
提案され、この指標をもとに空気調和機を制御するもの
として、特開平2−178555号公報、特開平2−2
42037号公報等で示されたものがある。
囲に保つよう制御されるが、本来はそこに居住する人間
の温冷感を快適に保つようになされるべきである。この
ような快適性を実現するためにPMVという快適指標が
提案され、この指標をもとに空気調和機を制御するもの
として、特開平2−178555号公報、特開平2−2
42037号公報等で示されたものがある。
【0003】PMVとは平均予想温冷感申告と訳され、
温熱環境の快適性を評価する一つの指標であり、デンマ
ーク工科大学のファンガー教授により提案され、198
4年にISO−7730として国際規格化されたもので
ある。このPMVは環境側要素である温度、湿度、輻射
温度そして気流速と、人体側要素である活動量と着衣量
の関数であり、これらの値から前記ISO−7730記
載の算式によって求めることができる。そして、このP
MV値0を中立として快適であるとし、3を暑い、2を
暖かい、1をやや暖かい、−3を寒い、−2を涼しい、
−1をやや涼しいと定義している。なお、この算式及び
演算方法についての説明は割愛する。
温熱環境の快適性を評価する一つの指標であり、デンマ
ーク工科大学のファンガー教授により提案され、198
4年にISO−7730として国際規格化されたもので
ある。このPMVは環境側要素である温度、湿度、輻射
温度そして気流速と、人体側要素である活動量と着衣量
の関数であり、これらの値から前記ISO−7730記
載の算式によって求めることができる。そして、このP
MV値0を中立として快適であるとし、3を暑い、2を
暖かい、1をやや暖かい、−3を寒い、−2を涼しい、
−1をやや涼しいと定義している。なお、この算式及び
演算方法についての説明は割愛する。
【0004】特開平2−178555号公報に示された
ものはPMVの人体側要因である活動量と着衣量を、現
在の制御状況と制御量操作者の曖昧な言語の評価入力値
を入力とするファジィ集合で表現して最適なPMV値を
計算し、PMV値が中立になるように温度や湿度を制御
パラメータとして空気調和機を制御するものである。ま
た、特開平2−242037号公報に示されたものは温
度、湿度及び輻射温度を検知する検知手段を居住域に設
置し、気流速、活動量及び着衣量を設定する設定手段か
らPMV値を計算し、PMV値が中立になるように温度
を制御パラメータとして各種空気調和機器を連携制御す
るものである。
ものはPMVの人体側要因である活動量と着衣量を、現
在の制御状況と制御量操作者の曖昧な言語の評価入力値
を入力とするファジィ集合で表現して最適なPMV値を
計算し、PMV値が中立になるように温度や湿度を制御
パラメータとして空気調和機を制御するものである。ま
た、特開平2−242037号公報に示されたものは温
度、湿度及び輻射温度を検知する検知手段を居住域に設
置し、気流速、活動量及び着衣量を設定する設定手段か
らPMV値を計算し、PMV値が中立になるように温度
を制御パラメータとして各種空気調和機器を連携制御す
るものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の方
法では、PMV値を快適領域にするために温度や湿度を
制御パラメータとして空気調和機を制御しているため、
PMV値が快適領域になるのに時間がかかる。
法では、PMV値を快適領域にするために温度や湿度を
制御パラメータとして空気調和機を制御しているため、
PMV値が快適領域になるのに時間がかかる。
【0006】また、居住域の環境要素を直接検知してい
るために検知手段の設置場所が制約されたり、構成が高
価になる。
るために検知手段の設置場所が制約されたり、構成が高
価になる。
【0007】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、検知手段の設置場所に制約を受けず、安価な構成で
室内のPMV値が中立になるように制御する空気調和機
を提供することを目的とする。
で、検知手段の設置場所に制約を受けず、安価な構成で
室内のPMV値が中立になるように制御する空気調和機
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の空気調和機は、室内を冷房または暖房する冷
暖房手段と、平均輻射温度を検知する平均輻射温度検知
手段と、室内温度を検知する室内温度検知手段と、室外
温度を検知する室外温度検知手段と、室外温度検知手段
により検知した温度を冷房時と暖房時に分けて補正を行
う室外温度補正手段と、居住域のPMV値をニューラル
ネットワークにより予め学習し、補正された室外温度と
室温と室温の単位時間当たりの変化量と平均輻射温度を
入力条件として居住域のPMV値を推論するニューロP
MV値計算手段と、居住域PMV値が中立(PMV値=
0)になるように前記冷暖房手段を制御するPMV値冷
暖房制御手段を備えている。
に本発明の空気調和機は、室内を冷房または暖房する冷
暖房手段と、平均輻射温度を検知する平均輻射温度検知
手段と、室内温度を検知する室内温度検知手段と、室外
温度を検知する室外温度検知手段と、室外温度検知手段
により検知した温度を冷房時と暖房時に分けて補正を行
う室外温度補正手段と、居住域のPMV値をニューラル
ネットワークにより予め学習し、補正された室外温度と
室温と室温の単位時間当たりの変化量と平均輻射温度を
入力条件として居住域のPMV値を推論するニューロP
MV値計算手段と、居住域PMV値が中立(PMV値=
0)になるように前記冷暖房手段を制御するPMV値冷
暖房制御手段を備えている。
【0009】また、居住域の平均輻射温度をニューラル
ネットワークにより予め学習し、室温と室温の単位時間
の変化量と補正された外気温から居住域の平均輻射温度
を推論するニューロ輻射温度推論手段を備えている。
ネットワークにより予め学習し、室温と室温の単位時間
の変化量と補正された外気温から居住域の平均輻射温度
を推論するニューロ輻射温度推論手段を備えている。
【0010】
【作用】本発明は上記した構成によって、空気調和機本
体で検知できる、室温、室温の単位時間当たりの変化
量、輻射温度、外気温を入力とし、ニューラルネットワ
ークにより居住域のPMV値を予め学習し推論するもの
であるから、検知手段の設置場所の制約を受けずに安価
な構成で居住域のPMV値を求めることができる。
体で検知できる、室温、室温の単位時間当たりの変化
量、輻射温度、外気温を入力とし、ニューラルネットワ
ークにより居住域のPMV値を予め学習し推論するもの
であるから、検知手段の設置場所の制約を受けずに安価
な構成で居住域のPMV値を求めることができる。
【0011】また、室外検知温度を室外検知温度補正手
段で補正を行うものであるから、正しい外気温が得られ
推論されるPMV値の精度がよくなる。
段で補正を行うものであるから、正しい外気温が得られ
推論されるPMV値の精度がよくなる。
【0012】また、空気調和機本体で検知できる、室
温、室温の単位時間当たりの変化量、外気温からニュー
ラルネットワークにより居住域の平均輻射温度を予め学
習し推論するものであるから、安価な構成で居住域の平
均輻射温度を求めることができる。
温、室温の単位時間当たりの変化量、外気温からニュー
ラルネットワークにより居住域の平均輻射温度を予め学
習し推論するものであるから、安価な構成で居住域の平
均輻射温度を求めることができる。
【0013】
(実施例1)以下本発明の第1の実施例について図面を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
【0014】図1は空気調和機の概略構成図である。図
1において、1は圧縮機、2は四方弁、3は室内の吸い
込み空気を加熱または冷却する熱交換手段である室内熱
交換器、4は減圧器、5は室外熱交換器であり、これら
を環状に連接して冷凍サイクルを構成している。6は室
内空気を吸い込み、室内熱交換器3により加熱または冷
却された空気を吹き出す室内送風機であり、7は室外送
風機である。8は室内に設置される室内機、9は室外に
設置される室外機である。冷房運転と暖房運転の切り替
えは四方弁2を切り替えて冷凍サイクル中の冷媒の流れ
を切り替えることにより行われる。
1において、1は圧縮機、2は四方弁、3は室内の吸い
込み空気を加熱または冷却する熱交換手段である室内熱
交換器、4は減圧器、5は室外熱交換器であり、これら
を環状に連接して冷凍サイクルを構成している。6は室
内空気を吸い込み、室内熱交換器3により加熱または冷
却された空気を吹き出す室内送風機であり、7は室外送
風機である。8は室内に設置される室内機、9は室外に
設置される室外機である。冷房運転と暖房運転の切り替
えは四方弁2を切り替えて冷凍サイクル中の冷媒の流れ
を切り替えることにより行われる。
【0015】図2は室内機8の一つで、天井に埋め込む
カセット形の概略図である。10a,10b,10c,
10dは4方向に設けられた空気の吹き出し口で、それ
ぞれに、風向変更手段として風向を上下に変更する電動
ルーバー11a,11b,11c,11dが設けられて
いる。電動ルーバー11a,11b,11c,11dは
ステッピングモーター等で駆動され、ルーバーの角度を
任意に決めることができる。
カセット形の概略図である。10a,10b,10c,
10dは4方向に設けられた空気の吹き出し口で、それ
ぞれに、風向変更手段として風向を上下に変更する電動
ルーバー11a,11b,11c,11dが設けられて
いる。電動ルーバー11a,11b,11c,11dは
ステッピングモーター等で駆動され、ルーバーの角度を
任意に決めることができる。
【0016】尚、本実施例ではステッピングモーター及
び伝達機構の説明は割愛する。12は室内空気の吸い込
み口、13は空気中のごみや粉塵を除去するフィルター
である。室内熱交換器3は4方向で熱交換できるように
略円筒形状をしており、室内送風機6はターボファン1
4とインダクションモータ15より構成されている。1
6は吸い込み空気と吹き出し空気を分離する断熱壁であ
る。
び伝達機構の説明は割愛する。12は室内空気の吸い込
み口、13は空気中のごみや粉塵を除去するフィルター
である。室内熱交換器3は4方向で熱交換できるように
略円筒形状をしており、室内送風機6はターボファン1
4とインダクションモータ15より構成されている。1
6は吸い込み空気と吹き出し空気を分離する断熱壁であ
る。
【0017】図3は一つの吹き出し口10a近傍の空気
の流れ図である。図に示すように吹き出し方向はルーバ
ーの水平方向となす角度θにより決まる。
の流れ図である。図に示すように吹き出し方向はルーバ
ーの水平方向となす角度θにより決まる。
【0018】図4は本実施例の機能ブロック図である。
17はニューロ状態検知手段で、室内機8の吸い込み口
12に設置された室内温度検知手段18、平均輻射温度
検知手段19、室内送風機6の風速判定手段20、居住
者自らが設定する活動量設定手段21、着衣量設定手段
22よりなる。室内温度検知手段18,平均輻射温度検
知手段19,風速判定手段20は室内機6本体に設置さ
れ、設置場所の制約を受けない。24は、室外温度検知
手段23で検知された外気温を冷房時及び暖房時で補正
する室外温度補正手段であり、室外機9に設置される。
17はニューロ状態検知手段で、室内機8の吸い込み口
12に設置された室内温度検知手段18、平均輻射温度
検知手段19、室内送風機6の風速判定手段20、居住
者自らが設定する活動量設定手段21、着衣量設定手段
22よりなる。室内温度検知手段18,平均輻射温度検
知手段19,風速判定手段20は室内機6本体に設置さ
れ、設置場所の制約を受けない。24は、室外温度検知
手段23で検知された外気温を冷房時及び暖房時で補正
する室外温度補正手段であり、室外機9に設置される。
【0019】25はニューロ状態検知手段17の入力と
室外温度補正手段24により得られた外気温から居住域
のPMV値を推論するニューロPMV値計算手段であ
る。ニューロPMV値計算手段25は、発明者が数多く
実験データをもとに、予めニューラルネットワークで学
習した結果を表現したものである。
室外温度補正手段24により得られた外気温から居住域
のPMV値を推論するニューロPMV値計算手段であ
る。ニューロPMV値計算手段25は、発明者が数多く
実験データをもとに、予めニューラルネットワークで学
習した結果を表現したものである。
【0020】26は冷暖房PMV値制御手段であり、冷
暖房手段27を用い居住域のPMVが中立になるように
制御する。
暖房手段27を用い居住域のPMVが中立になるように
制御する。
【0021】冷房運転時と暖房運転時のPMV値による
各制御対象の制御例を(表1)、(表2)に示す。
各制御対象の制御例を(表1)、(表2)に示す。
【0022】
【表1】
【0023】
【表2】
【0024】冷房運転時の快適状態では、冷却された空
気を略水平方向(15度)へ吹き出し冷気を部屋中に行
き渡らせ、暖房運転時の快適状態では加熱された空気を
略垂直方向(75度)へ吹き出し部屋を足元から暖め
る。
気を略水平方向(15度)へ吹き出し冷気を部屋中に行
き渡らせ、暖房運転時の快適状態では加熱された空気を
略垂直方向(75度)へ吹き出し部屋を足元から暖め
る。
【0025】以上の構成の空気調和機の動作例について
図面を基に説明する。図5は冷房運転時の動作例を表す
タイミングチャートであり、実線は本実施例、点線は従
来の動作例である。本実施例では、運転開始時はPMV
値が2以上(暖かい)であり、電動ルーバー11a,1
1b,11c,11dをスイングさせて全居住域に冷却
された空気を吹き出す(全居住域で気流速0.4m/
s)。このため部屋中に冷気が行き渡り、素早く部屋中
のPMV値が下降し、PMV値1以下に到達する。PM
V値が0.5以下になれば、電動ルーバーのスイングを
停止し、電動ルーバー角度を15度に固定する。このと
き居住域でのPMV値の下降は、緩やかになるが快適領
域に到達し安定する。以上のように、快適領域に到達す
るのに従来は約25分かかっていたものが、本実施例で
は15分以内で到達する。
図面を基に説明する。図5は冷房運転時の動作例を表す
タイミングチャートであり、実線は本実施例、点線は従
来の動作例である。本実施例では、運転開始時はPMV
値が2以上(暖かい)であり、電動ルーバー11a,1
1b,11c,11dをスイングさせて全居住域に冷却
された空気を吹き出す(全居住域で気流速0.4m/
s)。このため部屋中に冷気が行き渡り、素早く部屋中
のPMV値が下降し、PMV値1以下に到達する。PM
V値が0.5以下になれば、電動ルーバーのスイングを
停止し、電動ルーバー角度を15度に固定する。このと
き居住域でのPMV値の下降は、緩やかになるが快適領
域に到達し安定する。以上のように、快適領域に到達す
るのに従来は約25分かかっていたものが、本実施例で
は15分以内で到達する。
【0026】図6は暖房運転時の動作例を表すタイミン
グチャートである。運転開始時はPMV値が−2以下
(涼しい)であり、電動ルーバー11a,11b,11
c,11dを略垂直方向(75度)にして加熱された空
気を吹き出し、床面の温度を上昇させ足元温度を暖め
る。この時、居住域のPMV値は従来通り上がってい
く。PMV値でやや涼しい(PMV値−1)になると、
電動ルーバーをスイングさせ加熱された空気を部屋中に
行き渡らせる。この時、PMV値は急激に上昇し、素早
く快適領域に達する。PMV値が−0.5以上になると
電動ルーバーのスイングを停止し、電動ルーバーの角度
を75度に固定する。このとき居住域でのPMV値の上
昇は、緩やかになるが快適領域に到達し安定する。以上
のように快適領域に達するのに従来は約25分かかって
いたものが、本実施例では20以内で到達する。
グチャートである。運転開始時はPMV値が−2以下
(涼しい)であり、電動ルーバー11a,11b,11
c,11dを略垂直方向(75度)にして加熱された空
気を吹き出し、床面の温度を上昇させ足元温度を暖め
る。この時、居住域のPMV値は従来通り上がってい
く。PMV値でやや涼しい(PMV値−1)になると、
電動ルーバーをスイングさせ加熱された空気を部屋中に
行き渡らせる。この時、PMV値は急激に上昇し、素早
く快適領域に達する。PMV値が−0.5以上になると
電動ルーバーのスイングを停止し、電動ルーバーの角度
を75度に固定する。このとき居住域でのPMV値の上
昇は、緩やかになるが快適領域に到達し安定する。以上
のように快適領域に達するのに従来は約25分かかって
いたものが、本実施例では20以内で到達する。
【0027】次に室外温度補正手段23での補正値につ
いて説明する。外気温の温度変化と室外検知温度及び室
外温度補正値の時間変化を冷房時、暖房時それぞれ図
7,図8に示す。
いて説明する。外気温の温度変化と室外検知温度及び室
外温度補正値の時間変化を冷房時、暖房時それぞれ図
7,図8に示す。
【0028】冷房時においては、圧縮機1の運転時では
時間経過と共に室外検知温度は一定温度まで上昇してゆ
き、ある値で一定になる。圧縮機1が停止すると外気と
の熱交換によって、室外検知温度は外気温度に近づいて
ゆく。この変化の仕方は室外機9の置かれている設置条
件によらない。よって室外温度補正手段23により室外
検知温度補正値は、(圧縮機1の運転時の最高温度−圧
縮機1の停止時最低温度)/2とする。
時間経過と共に室外検知温度は一定温度まで上昇してゆ
き、ある値で一定になる。圧縮機1が停止すると外気と
の熱交換によって、室外検知温度は外気温度に近づいて
ゆく。この変化の仕方は室外機9の置かれている設置条
件によらない。よって室外温度補正手段23により室外
検知温度補正値は、(圧縮機1の運転時の最高温度−圧
縮機1の停止時最低温度)/2とする。
【0029】暖房時においては、圧縮機1動作中は圧縮
機の熱影響よりも熱交換機の熱影響を多く受け室外検知
温度は降下する。その降下温度は一定温度まで降下する
とそれ以上は降下せず横這いとなる。圧縮機1が停止す
ると、こんどは圧縮機1の熱影響を受け室外検知温度は
上昇する。この変化も設置条件によらない。よって、運
転安定期において圧縮機1運転時のみの検知温度を検出
し、圧縮機1停止時には検知しない。暖房運転時におい
ては、圧縮機1が運転状態になると室外熱交換器5の影
響により、運転開始より約1分後には最低温度に達しそ
の後横這い状態となる。そこでこの横這い状態の温度だ
けを検出する。圧縮機1が停止すると検知を止め、以後
次に圧縮機1が運転するまでの間は圧縮機1運転中に検
知した最後の値を室外温度補正値とする。
機の熱影響よりも熱交換機の熱影響を多く受け室外検知
温度は降下する。その降下温度は一定温度まで降下する
とそれ以上は降下せず横這いとなる。圧縮機1が停止す
ると、こんどは圧縮機1の熱影響を受け室外検知温度は
上昇する。この変化も設置条件によらない。よって、運
転安定期において圧縮機1運転時のみの検知温度を検出
し、圧縮機1停止時には検知しない。暖房運転時におい
ては、圧縮機1が運転状態になると室外熱交換器5の影
響により、運転開始より約1分後には最低温度に達しそ
の後横這い状態となる。そこでこの横這い状態の温度だ
けを検出する。圧縮機1が停止すると検知を止め、以後
次に圧縮機1が運転するまでの間は圧縮機1運転中に検
知した最後の値を室外温度補正値とする。
【0030】以上のように、本実施例では、室外機9に
室外温度検知手段22が設置されている場合において
も、室外温度補正手段23により正しい外気温が検知で
きるため、ニューラルネットにより推論されるPMV値
の精度がよくなる。
室外温度検知手段22が設置されている場合において
も、室外温度補正手段23により正しい外気温が検知で
きるため、ニューラルネットにより推論されるPMV値
の精度がよくなる。
【0031】以上のように本実施例によれば、室内温度
検知手段18,平均輻射温度検知手段19,風速判定手
段20を室内機19本体に設置し、ニューロ状態検知手
段17の入力と室外温度補正手段23により得られた外
気温から居住域のPMV値を推論するニューロPMV値
計算手段を備えることにより、居住域の環境要素を直接
検知せずにPMV値を推論するものであるから、居住域
への検知手段の設置が必要なく居住域のPMV値を推論
するので居住域への検知手段の設置が必要なく安価に構
成できる。また、室外検知温度を室外検知温度補正手段
で補正を行うものであるから、より正しいPMV値が得
られる。
検知手段18,平均輻射温度検知手段19,風速判定手
段20を室内機19本体に設置し、ニューロ状態検知手
段17の入力と室外温度補正手段23により得られた外
気温から居住域のPMV値を推論するニューロPMV値
計算手段を備えることにより、居住域の環境要素を直接
検知せずにPMV値を推論するものであるから、居住域
への検知手段の設置が必要なく居住域のPMV値を推論
するので居住域への検知手段の設置が必要なく安価に構
成できる。また、室外検知温度を室外検知温度補正手段
で補正を行うものであるから、より正しいPMV値が得
られる。
【0032】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。
ついて図面を参照しながら説明する。
【0033】図9は本実施例の機能ブロック図である。
28はニューロ平均輻射温度推定手段で、室内機8の吸
い込み口12に設置された室内温度検知手段18、室外
機9に設置された室外温度検知手段23及び室外温度補
正手段24で得られた、室温と室温の単位時間当たりの
変化量、外気温から平均輻射温度との関係をニューラル
ネットをもちいて予め学習し推論するニューロ平均輻射
温度検知手段である。ニューロ平均輻射温度検知手段2
8は、発明者が数多く実験データをもとに、予めニュー
ラルネットワークで学習した結果を表現したものであ
る。以下図4と同構成のものについては説明を割愛す
る。
28はニューロ平均輻射温度推定手段で、室内機8の吸
い込み口12に設置された室内温度検知手段18、室外
機9に設置された室外温度検知手段23及び室外温度補
正手段24で得られた、室温と室温の単位時間当たりの
変化量、外気温から平均輻射温度との関係をニューラル
ネットをもちいて予め学習し推論するニューロ平均輻射
温度検知手段である。ニューロ平均輻射温度検知手段2
8は、発明者が数多く実験データをもとに、予めニュー
ラルネットワークで学習した結果を表現したものであ
る。以下図4と同構成のものについては説明を割愛す
る。
【0034】以上のように本実施例によれば、室内温度
検知手段18,風速判定手段20を室内機6本体に設置
し、室温と室温の単位時間当たりの変化量、外気温から
平均輻射温度との関係をニューラルネットをもちいて予
め学習し推論するニューロ平均輻射温度検知手段27を
備えることにより安価な構成で、居住域のPMV値が推
論できる。
検知手段18,風速判定手段20を室内機6本体に設置
し、室温と室温の単位時間当たりの変化量、外気温から
平均輻射温度との関係をニューラルネットをもちいて予
め学習し推論するニューロ平均輻射温度検知手段27を
備えることにより安価な構成で、居住域のPMV値が推
論できる。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明の空気調和機は、室
内を冷房または暖房する冷暖房手段と、平均輻射温度を
検知する平均輻射温度検知手段と、室内温度を検知する
室内温度検知手段と、室外温度を検知する室外温度検知
手段と、室外温度検知手段により検知した温度を冷房時
と暖房時に分けて補正を行う室外温度補正手段と、居住
域のPMV値をニューラルネットワークにより予め学習
し、補正された室外温度と室温と室温の単位時間当たり
の変化量と平均輻射温度を入力条件として居住域のPM
V値を推論するニューロPMV値計算手段と、居住域P
MV値が中立になるように前記冷暖房手段を制御するP
MV値冷暖房制御手段を備えたものであるから、検知手
段の設置場所の制約を受けず、居住域のPMV値を中立
にさせることができる。
内を冷房または暖房する冷暖房手段と、平均輻射温度を
検知する平均輻射温度検知手段と、室内温度を検知する
室内温度検知手段と、室外温度を検知する室外温度検知
手段と、室外温度検知手段により検知した温度を冷房時
と暖房時に分けて補正を行う室外温度補正手段と、居住
域のPMV値をニューラルネットワークにより予め学習
し、補正された室外温度と室温と室温の単位時間当たり
の変化量と平均輻射温度を入力条件として居住域のPM
V値を推論するニューロPMV値計算手段と、居住域P
MV値が中立になるように前記冷暖房手段を制御するP
MV値冷暖房制御手段を備えたものであるから、検知手
段の設置場所の制約を受けず、居住域のPMV値を中立
にさせることができる。
【0036】また、居住域の平均輻射温度をニューラル
ネットワークにより予め学習し、室温と室温の単位時間
の変化量と補正された外気温から居住域の平均輻射温度
を推論するニューロ平均輻射温度推論手段を備えたもの
であるから、安価な構成で居住域のPMV値を求めるこ
とができる。
ネットワークにより予め学習し、室温と室温の単位時間
の変化量と補正された外気温から居住域の平均輻射温度
を推論するニューロ平均輻射温度推論手段を備えたもの
であるから、安価な構成で居住域のPMV値を求めるこ
とができる。
【図1】本発明の第1の実施例における空気調和機の概
略構成図
略構成図
【図2】(a)同実施例のカセット形室内機の概略図の
上断面図 (b)同実施例のカセット形室内機の概略図の横断面図
上断面図 (b)同実施例のカセット形室内機の概略図の横断面図
【図3】同実施例の吹き出し口近傍の空気の流れを示す
要部概略断面図
要部概略断面図
【図4】同実施例における空気調和機の機能ブロック図
【図5】同実施例における冷房運転時の動作例を表すタ
イミングチャート
イミングチャート
【図6】同実施例における暖房運転時の動作例を表すタ
イミングチャート
イミングチャート
【図7】同実施例における冷房運転時の外気温と検知温
度及び室外温度補正値の時間変化を示すタイミングチャ
ート
度及び室外温度補正値の時間変化を示すタイミングチャ
ート
【図8】同実施例における冷房運転時の外気温と検知温
度及び室外温度補正値の時間変化を示すタイミングチャ
ート
度及び室外温度補正値の時間変化を示すタイミングチャ
ート
【図9】本発明の第2の実施例における空気調和機の機
能ブロック図
能ブロック図
3 熱交換手段 6 室内送風機 11a,11b,11c,11d 風向変更手段(電動
ルーバー) 24 室外温度補正手段 25 ニューロPMV値計算手段 26 冷暖房PMV値制御手段 28 ニューロ平均輻射温度推論手段
ルーバー) 24 室外温度補正手段 25 ニューロPMV値計算手段 26 冷暖房PMV値制御手段 28 ニューロ平均輻射温度推論手段
フロントページの続き (72)発明者 辻井 康浩 大阪府東大阪市高井田本通3丁目22番地 松下冷機株式会社内 (72)発明者 小川原 秀治 大阪府東大阪市高井田本通3丁目22番地 松下冷機株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 室内を冷房または暖房する冷暖房手段
と、平均輻射温度を検知する平均輻射温度検知手段と、
室内温度を検知する室内温度検知手段と、室外温度を検
知する室外温度検知手段と、室外温度検知手段により検
知した温度を冷房時と暖房時に分けて補正を行う室外温
度補正手段と、居住域のPMV値をニューラルネットワ
ークにより予め学習し、補正された室外温度と室温と室
温の単位時間当たりの変化量と平均輻射温度を入力条件
として居住域のPMV値を推論するニューロPMV値計
算手段と、居住域PMV値が中立になるように前記冷暖
房手段を制御するPMV値冷暖房制御手段を備えた空気
調和機。 - 【請求項2】 居住域の平均輻射温度をニューラルネッ
トワークにより予め学習し、室温と室温の単位時間の変
化量と補正された外気温から居住域の平均輻射温度を推
論するニューロ平均輻射温度推論手段を備えた請求項1
記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5164439A JPH0719562A (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5164439A JPH0719562A (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | 空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0719562A true JPH0719562A (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=15793190
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5164439A Pending JPH0719562A (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0719562A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6702392B2 (en) | 2000-12-26 | 2004-03-09 | Delta Kogyo Co., Ltd. | Rotary feed mechanism for driving a shaft in response to turn of a lever |
| FR2973508A1 (fr) * | 2011-04-01 | 2012-10-05 | Commissariat Energie Atomique | Procede de determination d'une temperature moyenne radiative dans un local |
| JP2013061108A (ja) * | 2011-09-13 | 2013-04-04 | Daikin Industries Ltd | 空調制御システム |
| US8651575B2 (en) | 2011-02-28 | 2014-02-18 | Delta Kogyo Co., Ltd. | Seat back structure with lumbar support for vehicle |
| CN109140852A (zh) * | 2017-06-28 | 2019-01-04 | 奥克斯空调股份有限公司 | 一种变频空调器外环温度检测修正方法 |
-
1993
- 1993-07-02 JP JP5164439A patent/JPH0719562A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6702392B2 (en) | 2000-12-26 | 2004-03-09 | Delta Kogyo Co., Ltd. | Rotary feed mechanism for driving a shaft in response to turn of a lever |
| US8651575B2 (en) | 2011-02-28 | 2014-02-18 | Delta Kogyo Co., Ltd. | Seat back structure with lumbar support for vehicle |
| FR2973508A1 (fr) * | 2011-04-01 | 2012-10-05 | Commissariat Energie Atomique | Procede de determination d'une temperature moyenne radiative dans un local |
| JP2013061108A (ja) * | 2011-09-13 | 2013-04-04 | Daikin Industries Ltd | 空調制御システム |
| CN109140852A (zh) * | 2017-06-28 | 2019-01-04 | 奥克斯空调股份有限公司 | 一种变频空调器外环温度检测修正方法 |
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