JPH0719652U - 車両用パワーユニット - Google Patents

車両用パワーユニット

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JPH0719652U
JPH0719652U JP4932593U JP4932593U JPH0719652U JP H0719652 U JPH0719652 U JP H0719652U JP 4932593 U JP4932593 U JP 4932593U JP 4932593 U JP4932593 U JP 4932593U JP H0719652 U JPH0719652 U JP H0719652U
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JP
Japan
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gear
power unit
electric motor
output
input
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JP4932593U
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English (en)
Inventor
光司 山村
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JTEKT Column Systems Corp
Original Assignee
Fuji Kiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロジックスギヤ(円弧歯形系線接触歯車)を
用いた車両用パワーユニットの出力歯車と入力歯車の軸
間距離を精確に定めてその効果を充分に発揮させる。 【構成】 電動モーター25を減速機ケース26に連結
して電動モーター25の出力軸と連動する回転車に出力
歯車12を設け、該出力歯車12をリクライニング装置
1の入力歯車13と噛合させる車両用パワーユニットに
おいて、前記出力歯車12及び入力歯車13を円弧歯形
系線接触歯車で形成し、該歯車12,13の両方が噛合
した状態で回転可能に軸支したプレート14からなるギ
ヤユニット15を、前記減速機ケース26とリクライニ
ング装置1との間に、電動モーター25の回転をリクラ
イニング装置1の偏心シャフト23に入力可能に挟持し
て構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はロジックスギヤ(円弧歯形系線接触歯車)を用いた車両用パワーユ ニットに関し、特にリクライニング装置、シートスライド装置、パワーウインド ー装置又はワイパー装置等の駆動源として用いられるものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、車両に搭載されるリクライニング装置、シートスライド装置、パワー ウインドー装置の駆動源としては手動の他に電動モーターが用いられ、しかも、 それと減速機構を共に組み込んだ車両用パワーユニットとして製造され、その車 両用パワーユニットをリクライニング装置等の組み立て現場において組み付ける こととしている。
【0003】 この車両用パワーユニットは、電動モーターの出力軸にウオーム軸を軸着し、 このウオーム軸に噛合するウォームホイールと、このウォームホイールに軸着し たシャフトに軸着した減速歯車とを回転可能に収納したアルミダイカスト等の減 速機ケースを電動モーターと一体に連結して構成しており、必要な出力の種類に よって電動モーターの規模が異なるために大小様々の形状がある。
【0004】 ところで、車両用パワーユニットは出来るだけ小型コンパクトであることが望 ましいが、電動モーターの小型コンパクト化は物理的に限界に達しているといっ ても過言でないから、減速機ケースを出来るだけ小型コンパクト化することが残 された課題である。減速機ケースの小型コンパクト化については、ギヤを従来一 般的なインボリュート歯形のものを用いている限りにおいては、これまた現状に おいては、殆ど物理的に限界に達しているといってよい。
【0005】 すなわち、電動モーターの出力は歯車を介して伝達されるが、その歯車はイン ボリュート歯形で形成されている。インボリュート歯形の長所としては、組付け 時の中心距離に誤差があっても、正しく回転ができること、工具の製作が容易で あること、歯形の精度測定が容易であること等が挙げられる。また、短所として は、凸面どうしの噛合であるために面圧強度が低いこと、ピッチ点以外では滑り 接触となるため、摩耗に対しては弱い歯形であるといわれている。
【0006】 しかしながら、インボリュート歯形の欠点は、負荷の限界以上の負荷を要求さ れるときに、それに応えることができないために、小型コンパクトな構成が達成 できず、一般的に大型化する。すなわち、インボリュート歯形は、これが成り立 つ歯数が限られており、歯数が7枚程度が限界となる。そのため、ピニオンギヤ の径は一定限度以上に小さくすることができない。したがって減速比を余り大き くできず、そのために車両用パワーユニットとして用いる場合、減速機構が大き くなり、したがって容積や重量ともに大型化せざるを得ない面がある。また、イ ンボリュート歯形の場合、歯形の強度上、歯車の熱処理が必要である。
【0007】 そこで、現在、インボリュート歯形に代わる円弧歯形系歯車としてロジックス ギヤが提供されている。ロジックスギヤとは円弧歯形系線接触歯車の通称である が、このロジックスギヤを用いて減速機構を形成すれば、ピニオンギヤの最小歯 数が少なくなり、より大きな減速比が得られ、したがって減速機構の小型コンパ クト化が可能となる。また、歯形の強度上、熱処理を廃止できる。このロジック スギヤは、凸面と凹面の線接触で相対曲率が小さく、面圧強度、耐摩耗性に優れ るという特長があるが、高速回転で振動騒音が発生し易いという欠点がある。 なお、ロジックスギヤは、図6に示したように、出力歯車4Aが全部で例えば 6枚の歯部4aを有し、また、これと噛合する被駆動側の入力歯車13Aが全部 で例えば50枚の歯部13aを有して構成されている。この所謂ロジックス平歯 車は、歯形曲線の曲率が歯タケ方向に周期的に増減する連続且つ微分可能な函数 であることを特徴とする歯車であり、特公平2−15743号公報に掲載された 公知の歯車である。
【0008】 また、このロジックスギヤの概要を、小守勉氏の論文(1990年発行の機械 設計誌)から引用すれば、図7に示したように、基準ラック歯形は、ピッチ線P. Lとの交点に対して点対称になるよう配置される。点対称とすることにより、歯 元部は凹面に、歯末部は凸面になる。この基準ラック歯形は、連続して微小区間 に区切られたインボリュート曲線から構成され、実線で示したmn間が区切られ た数番目(i番目)のインボリュート曲線の詳細を示している。ms間は、Ogt を中心とする半径Gtの基礎円からできるインボリュート曲線で、sn間は、Og 'tを中心とする半径G1の基礎円からできるインボリュート曲線である。歯形上 のmn点における曲率中心は、ピッチ線上に位置するようになっている。mn間 の長さは、圧力角のパラメータである角度デルタの大きさにより調整される。
【0009】 図8は、微小区間に区切られたインボリュート曲線が、接続されていく過程を 示す図である。破曲線部は前述のmnにつながるインボリュート曲線である。こ の前後の破曲線が、m点若しくはn点に接続する条件は、m点或いはn点で曲率 半径が等しく、その中心がピッチ線上にあることである。また、基礎円半径Gt の大きさは圧力角の関数とし、GtからGt+2に変わる。図のn’点でも曲率中心 がピッチ線上にあり、以後このパターンを繰り返し、ラック歯形を形成していく 。
【0010】 図9は前述の原理にしたがって描いた基準ラック歯形である。斜線は小区間に 区切られたインボリュート曲線の接合点の曲率半径を示している。図からも判る ように、歯形の曲率中心がピッチ線上に多数存在している。このラック歯形をラ ック工具(ホブ歯形)に置き換えて考えてみると、このラック工具により歯切り された歯車は、ピッチ円上に歯形の曲率中心が多数存在することになる。したが って、一対の歯車の噛合においては、全接続点で相対曲率が0であり、凹面と凸 面とのかみあいとなる。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、インボリュート歯形の場合には、出力歯車と入力歯車の軸間距 離が多少不精確であっても十分に回転できるが、ロジックスギヤは軸間距離を精 確に定めていないとその効果を充分に発揮出来ない欠点がある。
【0012】 そこで、この考案は、ロジックスギヤの出力歯車と入力歯車の軸間距離を精確 に定めてその効果を充分に発揮する車両用パワーユニットを提供する。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この考案の車両用パワーユニットは、電動モーターを減速機ケースに連結して 電動モーターの出力軸と連動する回転車に出力歯車を設け、該出力歯車を被駆動 側の入力歯車と噛合させる車両用パワーユニットにおいて、前記出力歯車及び入 力歯車を円弧歯形系線接触歯車で形成し、該歯車の両方が噛合した状態で回転可 能に軸支したプレートからなるギヤユニットを、前記減速機ケースと被駆動側と の間に挟持して、電動モーターの回転を被駆動側に入力可能にしたことを特徴と する。
【0014】
【作用】
プレートに出力歯車と入力歯車が予め軸間距離を精確にして一体的に回転可能 に組み込まれたギヤユニットが形成されているから、このギヤユニットを車両用 パワーユニットと被駆動側間に挟持して連結固定するだけで組付けが簡単となり 、かつ、ロジックスギヤの効果を充分に発揮させる。
【0015】
【実施例】
以下にこの考案をリクライニング装置に実施した例で説明する。図1に示した ように、被駆動側であるリクライニング装置1に駆動側としての車両用パワーユ ニット2が、リクライニング装置1に設けたブラケット3,4,5と車両用パワ ーユニット2に設けたブラケット6,7,8及びこれらに穿設した透孔3a,4 a,5a,6a,7a,8aに挿通するボルト又はねじ9,10,11を介して 組み付けられる。そして、リクライニング装置1と車両用パワーユニット2との 間には出力歯車12と入力歯車13を回転可能にプレート14に軸支したギヤユ ニット15が介在する。
【0016】 出力歯車12と入力歯車13は円弧歯形系線接触歯車からなり、図2に示すよ うに、出力歯車12はプレート14に形成したボス部16に挿通されて鍔部17 とCリングやEリング等の止め輪18で抜け止めする軸19に形成され、入力歯 車13はプレート14に形成したボス部20に挿通されて止め輪21で抜け止め する軸22に係合している。軸19は減速機ケース26に回転可能に収納された ウォームホイール28の軸穴29に係合し、軸22にはリクライニング装置1の 偏心シャフト23を係合する軸穴24が穿設されている。プレート14は軸19 ,22間を結ぶ所定幅の直線状の板体であり、したがって、軸19,22間の距 離は精確に定められる。軸19と軸穴29及び偏心シャフト23と軸穴24の係 合は、セレーション係合か、若しくは断面小判型、多角形又は欠円形等の異形断 面で行う。
【0017】 なお、図2のギヤユニット15は軸19,22が片持ち式であるから、これら の軸を両持ち式にして強度を増すために、図3及び図4に示すように、軸19, 22の両端部をそれぞれプレート14,14aに嵌合し、複数本の段付きピン1 4bにて締結して挟持し、プレート14,14aの間に出力歯車12と入力歯車 13をそれぞれ回転自在に軸19,22に係合して介在させたギヤユニット15 aとしてもよい。なお、このプレート14、14aは図3に示すように、入力歯 車13の周縁を覆う扇形若しくは円形としてカバーを兼ねさせることとしてもよ い。
【0018】 車両用パワーユニット2は電動モーター25とこれに連結された減速機ケース 26とからなり、減速機ケース26は出力軸としてのウォーム軸27を回転自在 に収納したケース部26aとウォーム軸27と噛合する回転車としてのウォーム ホイール28を収納したケース部26bとがアルミダイカスト等にて一体形成さ れてなる。ケース部26aにはブラケット6,8が、また、ケース部26bには ブラケット7が一体形成されている。
【0019】 リクライニング装置1は、図1に示したように、車両の座席装置のシートクッ ションに固定されるベースプレート30に、偏心シャフト23を介してアームプ レート31が回動可能に支持され、そのアームプレート31はシートバックに固 定される。アームプレート31の前後動は、偏心シャフト23を回転駆動する前 記車両用パワーユニット2にてベースプレート30とアームプレート31間に介 在する所謂タウメル機構を駆動することにより行われる。
【0020】 タウメル機構は、図5に示したように、ベースプレート30にプレート32を ピン33にて連結し、そのプレート32には表裏面に外歯車34を一体的に形成 し、この外歯車34の中心部に軸孔35を穿設し、この軸孔35には偏心シャフ ト23と一体の偏心軸部36を挿入し、外歯車34より1歯多く形成されて噛合 する内歯車37を形成したディスクプレート38で外歯車34を挟持し、偏心シ ャフト23の端部をディスクプレート38の軸孔39に挿入して回転自在に支持 するとともに、ディスクプレート38にはシートバックに連結されアームプレー ト31を一体的に形成し、プレート32をディスクプレート38と挟持するよう にプレート40をディスクプレート38に複数本のピン41で連結する一方、偏 心シャフト23の他方の端部を軸着してなる。この入力歯車13には車両用パワ ーユニット2の出力歯車12が噛合する。
【0021】 そこで、リクライニング装置1に車両用パワーユニット2を取り付けるには、 軸穴24を偏心シャフト23に、また、出力軸19を軸穴29に嵌合してギヤユ ニット15(又は15a)をリクライニング装置1と車両用パワーユニット2間 に挟んで後、ブラケット3,4,5,6,7,8の合致する透孔3a,6a、4 a,7a、5a,8aにそれぞれボルト9,10,11を挿通して固定すればよ い。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したこの考案によれば、出力歯車とこれに噛合する入力歯車を噛合し て回転自在に軸支したプレートからなるギヤユニットを構成したから、被駆動側 に車両用パワーユニットを組付ける作業が簡便容易となるとともに、両歯車の軸 間距離が精確に定められ、したがって、ロジックスギヤを用いてその効果を充分 に発揮できる車両用パワーユニットを構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案をリクライニング装置に適用した実施
例の分解斜視図。
【図2】図1の組付け側面図。
【図3】他の例を示す図2同様の側面図。
【図4】図3の部分斜視図。
【図5】リクライニング装置の分解斜視図。
【図6】ロジックスギヤの歯形図。
【図7】ロジックス歯形理論の説明図。
【図8】ロジックス歯形理論の説明図。
【図9】ロジックス歯形理論の説明図。
【符号の説明】
1…リクライニング装置(被駆動側) 2…車両用パワーユニット 3,4,5,6,7,8…ブラケット 9,10,11…ボルト又はねじ 12…出力歯車 13…入力歯車 14,14a…プレート 15,15a…ギヤユニット 19,22…軸 23…偏心シャフト 24,29…軸穴 25…電動モーター 26…減速機ケース
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動モーターを減速機ケースに連結して
    電動モーターの出力軸と連動する回転車に出力歯車を設
    け、該出力歯車を被駆動側の入力歯車と噛合させる車両
    用パワーユニットにおいて、前記出力歯車及び入力歯車
    を円弧歯形系線接触歯車で形成し、該歯車の両方が噛合
    した状態で回転可能に軸支したプレートからなるギヤユ
    ニットを、前記減速機ケースと被駆動側との間に挟持し
    て、電動モーターの回転を被駆動側に入力可能にしたこ
    とを特徴とする車両用パワーユニット。
JP4932593U 1993-09-10 1993-09-10 車両用パワーユニット Pending JPH0719652U (ja)

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JP4932593U JPH0719652U (ja) 1993-09-10 1993-09-10 車両用パワーユニット

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JPH0719652U true JPH0719652U (ja) 1995-04-07

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