JPH07196610A - 5−クロロ−2−オキシンドールの製造法 - Google Patents
5−クロロ−2−オキシンドールの製造法Info
- Publication number
- JPH07196610A JPH07196610A JP35132093A JP35132093A JPH07196610A JP H07196610 A JPH07196610 A JP H07196610A JP 35132093 A JP35132093 A JP 35132093A JP 35132093 A JP35132093 A JP 35132093A JP H07196610 A JPH07196610 A JP H07196610A
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- chloro
- oxindole
- producing
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 第一工程で5−クロロイサチンと抱水ヒドラ
ジンを低級アルコール類溶媒中で反応させ、次いで第二
工程で上記反応物をアルカリ金属類の水酸化物と反応せ
しめ、その際および/またはその後、反応液を濃縮し
て、反応液中に低級アルコール類を存在させ、鉱酸で中
和する事を特徴とする5−クロロ−2−オキシドールの
製造法である。 【効果】 本発明によれば高収率、高純度で、経済的か
つ安全な方法で5−クロロ−2−オキシンドール得るこ
とができるという利点がある。
ジンを低級アルコール類溶媒中で反応させ、次いで第二
工程で上記反応物をアルカリ金属類の水酸化物と反応せ
しめ、その際および/またはその後、反応液を濃縮し
て、反応液中に低級アルコール類を存在させ、鉱酸で中
和する事を特徴とする5−クロロ−2−オキシドールの
製造法である。 【効果】 本発明によれば高収率、高純度で、経済的か
つ安全な方法で5−クロロ−2−オキシンドール得るこ
とができるという利点がある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抗炎症剤の中間体とし
て有用な5−クロロ−2−オキシンドールの製造法に関
する。より詳しくは5−クロロイサチンと抱水ヒドラジ
ンとを低級アルコール溶媒中で反応させ、次いでアルカ
リ金属類の水酸化物と反応する事により5−クロロ−2
−オキシンドールを工業的に有利に製造する方法に関す
る。
て有用な5−クロロ−2−オキシンドールの製造法に関
する。より詳しくは5−クロロイサチンと抱水ヒドラジ
ンとを低級アルコール溶媒中で反応させ、次いでアルカ
リ金属類の水酸化物と反応する事により5−クロロ−2
−オキシンドールを工業的に有利に製造する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】5−クロロイサチンをエタノール溶媒中
で抱水ヒドラジンと反応させ、中間体の5−クロロ−3
−ヒドラジノ−2−オキシンドールを単離し、ナトリウ
ムエトキシドのエタノール溶媒中で処理する事により5
−クロロ−2−オキシンドールを合成できる事が知られ
ている(特願平3−42270)しかしながら、この方
法で5−クロロ−2−オキシンドールを単離するために
は、工程が長く煩雑であり、さらに収率は50%程度と
低いという問題がある。
で抱水ヒドラジンと反応させ、中間体の5−クロロ−3
−ヒドラジノ−2−オキシンドールを単離し、ナトリウ
ムエトキシドのエタノール溶媒中で処理する事により5
−クロロ−2−オキシンドールを合成できる事が知られ
ている(特願平3−42270)しかしながら、この方
法で5−クロロ−2−オキシンドールを単離するために
は、工程が長く煩雑であり、さらに収率は50%程度と
低いという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この点を改
良すべく、工程を簡素化し、かつ高収率、高純度で5−
クロロ−2−オキシンドールを製造する方法の提供を目
的とする。
良すべく、工程を簡素化し、かつ高収率、高純度で5−
クロロ−2−オキシンドールを製造する方法の提供を目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、本発明者らが鋭意検討した結果、第一工程で5−ク
ロロイサチンと抱水ヒドラジンを低級アルコール類溶媒
中で反応させ、次いで第二工程でアルカリ金属類の水酸
化物と反応せしめ、その際および/またはその後、反応
液を濃縮して、反応液中に低級アルコール類を存在さ
せ、鉱酸で中和する事を特徴とする5−クロロ−2−オ
キシドールを工業的に有利に製造することを見つけ、本
発明に到達した。
に、本発明者らが鋭意検討した結果、第一工程で5−ク
ロロイサチンと抱水ヒドラジンを低級アルコール類溶媒
中で反応させ、次いで第二工程でアルカリ金属類の水酸
化物と反応せしめ、その際および/またはその後、反応
液を濃縮して、反応液中に低級アルコール類を存在さ
せ、鉱酸で中和する事を特徴とする5−クロロ−2−オ
キシドールを工業的に有利に製造することを見つけ、本
発明に到達した。
【0005】本発明で反応溶媒として用いる低級アルコ
ール類としては、メタノール、エタノール、プロピルア
ルコール、イソプロピルアルコールが好ましい。
ール類としては、メタノール、エタノール、プロピルア
ルコール、イソプロピルアルコールが好ましい。
【0006】溶媒として使用する低級アルコール類の使
用量は、原料5−クロロイサチンに対し6〜60重量倍
部、好ましくは8〜24重量倍部である。
用量は、原料5−クロロイサチンに対し6〜60重量倍
部、好ましくは8〜24重量倍部である。
【0007】使用する低級アルコール類の使用量が少な
いと、ヒドラジンと反応後、アルカリ金属類の水酸化物
を添加した際に、反応液が一時的にスラリー状となり、
反応液が撹拌不良となるため、好ましくない。
いと、ヒドラジンと反応後、アルカリ金属類の水酸化物
を添加した際に、反応液が一時的にスラリー状となり、
反応液が撹拌不良となるため、好ましくない。
【0008】また、使用する低級アルコール類の使用量
が多いと、アルカリ金属類の水酸化物との反応中または
反応後、使用した当該アルコールが適切な範囲の量とな
るまで、大量の当該アルコールを反応系外に留出させる
必要が生じ、有利ではない。
が多いと、アルカリ金属類の水酸化物との反応中または
反応後、使用した当該アルコールが適切な範囲の量とな
るまで、大量の当該アルコールを反応系外に留出させる
必要が生じ、有利ではない。
【0009】抱水ヒドラジンの使用量は5−クロロイサ
チンに対し、好ましくは1〜2倍モルである。
チンに対し、好ましくは1〜2倍モルである。
【0010】抱水ヒドラジンとの反応時間および反応温
度は、用いるアルコール溶媒の種類により異なるが、当
該アルコールが還流する温度で2〜6時間かけることが
好ましい。
度は、用いるアルコール溶媒の種類により異なるが、当
該アルコールが還流する温度で2〜6時間かけることが
好ましい。
【0011】アルカリ金属類の水酸化物またはその水溶
液は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムが好ましい。
液は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムが好ましい。
【0012】目的物の収率の面からは、アルカリ金属類
の水酸化物を固体で使用することが好ましいが、工業的
に使用し易さの上ではアルカリ金属類の水酸化物の水溶
液を用いてもさしつかえない。
の水酸化物を固体で使用することが好ましいが、工業的
に使用し易さの上ではアルカリ金属類の水酸化物の水溶
液を用いてもさしつかえない。
【0013】その場合のアルカリ金属類の水酸化物の水
溶液の濃度は好ましくは、30〜50%である。
溶液の濃度は好ましくは、30〜50%である。
【0014】アルカリ金属類の水酸化物の使用量は、原
料5−クロロイサチンに対して1〜3倍モルの使用が好
ましい。
料5−クロロイサチンに対して1〜3倍モルの使用が好
ましい。
【0015】アルカリ金属類の水酸化物との反応は反応
系が還流する温度で、好ましくは20分〜3時間行う。
系が還流する温度で、好ましくは20分〜3時間行う。
【0016】反応液を中和する前に、反応液中に使用し
た当該アルコールの適切な範囲の量が残るまで当該アル
コールの一部を反応系外に留出させる必要がある。
た当該アルコールの適切な範囲の量が残るまで当該アル
コールの一部を反応系外に留出させる必要がある。
【0017】反応液中に使用した当該アルコールを適切
な範囲の量にする方法としては、アルカリ金属類の水酸
化物またはその水溶液と反応中に、当該アルコールの一
部を反応系外に留出させる事が有利であるが、アルカリ
金属類の水酸化物またはその水溶液で反応した後で、反
応系外に留出させても差しつかえない 中和する際に存在するアルコールの適切な量の範囲は、
反応液中の当該アルコールは原料5−クロロイサチンに
対し6〜18重量部倍が好ましい。
な範囲の量にする方法としては、アルカリ金属類の水酸
化物またはその水溶液と反応中に、当該アルコールの一
部を反応系外に留出させる事が有利であるが、アルカリ
金属類の水酸化物またはその水溶液で反応した後で、反
応系外に留出させても差しつかえない 中和する際に存在するアルコールの適切な量の範囲は、
反応液中の当該アルコールは原料5−クロロイサチンに
対し6〜18重量部倍が好ましい。
【0018】反応液に存在させる当該アルコール量が多
いと、5−クロロ−2−オキシンドールの純度は高くな
るが、収率の低下を招き、反応液に存在させる当該アル
コール量が少ないと、5−クロロ−2−オキシンドール
の収率は高くなるが、純度の低下を招く。
いと、5−クロロ−2−オキシンドールの純度は高くな
るが、収率の低下を招き、反応液に存在させる当該アル
コール量が少ないと、5−クロロ−2−オキシンドール
の収率は高くなるが、純度の低下を招く。
【0019】溶媒を除去した反応液がスラリー化する場
合には、少量の水を加えて均一な溶液とした後に中和す
ることが好ましい。
合には、少量の水を加えて均一な溶液とした後に中和す
ることが好ましい。
【0020】中和は鉱酸、好ましくは、塩酸または硫酸
である。その際使用する鉱酸は1〜3規定の水溶液が好
ましい。鉱酸の使用量は、中和後の反応液のPHが酸性
領域となるまで過剰に加えることが好ましく、PH2以
下とすることがより好ましい。
である。その際使用する鉱酸は1〜3規定の水溶液が好
ましい。鉱酸の使用量は、中和後の反応液のPHが酸性
領域となるまで過剰に加えることが好ましく、PH2以
下とすることがより好ましい。
【0021】中和後の反応液を濾別し、固形物を十分な
水で洗浄し、次いで低級アルコールで洗浄後、減圧乾燥
することにより、目的生成物でも5−クロロ−2−オキ
シンドールを単離することができる。
水で洗浄し、次いで低級アルコールで洗浄後、減圧乾燥
することにより、目的生成物でも5−クロロ−2−オキ
シンドールを単離することができる。
【0022】低級アルコールで洗浄する場合の洗浄量
は、原料5−クロロイサチンに対し、好ましくは1〜5
重量倍部であり、低級アルコールの種類は反応溶媒とし
て用いたと同じアルコールを用いるのが有利である。
は、原料5−クロロイサチンに対し、好ましくは1〜5
重量倍部であり、低級アルコールの種類は反応溶媒とし
て用いたと同じアルコールを用いるのが有利である。
【0023】このようにして得られる生成物は、医農薬
の合成おいて、次工程以降の反応に十分利用可能な純度
を持つものであるが、必要に応じて、再結晶、クロマト
グラフィー等の通常の有機化学的手法により、さらに精
製することができる。
の合成おいて、次工程以降の反応に十分利用可能な純度
を持つものであるが、必要に応じて、再結晶、クロマト
グラフィー等の通常の有機化学的手法により、さらに精
製することができる。
【0024】以下、実施例によって本発明を詳述する
が、本発明はこれによって限定されるものではない。
が、本発明はこれによって限定されるものではない。
【0025】
実施例1.撹拌機、温度計、還流ヘッドを備えた200
ml四つ口フラスコに、5−クロロイサチン4.55g
(0.025mol)とエタノール80mlを入れ、撹
拌下に、常温で抱水ヒドラジン1.75g(0.035
mol)を添加し、反応液を約80℃で3.5時間還流
した。次いで反応液を70℃まで冷却し、50%苛性ソ
ーダ水溶液6.0gを添加し、反応液を45分間撹拌還
流した。この間にエタノール40mlを留去した。
ml四つ口フラスコに、5−クロロイサチン4.55g
(0.025mol)とエタノール80mlを入れ、撹
拌下に、常温で抱水ヒドラジン1.75g(0.035
mol)を添加し、反応液を約80℃で3.5時間還流
した。次いで反応液を70℃まで冷却し、50%苛性ソ
ーダ水溶液6.0gを添加し、反応液を45分間撹拌還
流した。この間にエタノール40mlを留去した。
【0026】反応液を20℃以下まで冷却し、水20m
lを加え、2N−塩酸を加えて中和し、反応液のPHを
2とした。反応液を濾過し、固形物を水30mlで洗浄
し、さらにエタノール8mlで洗浄した。得られた固形
物を60℃で真空乾燥し、純度99.5%の5−クロロ
−2−オキシンドール3.56g(収率84.5%)を
得た。さらに、濾液と洗浄液とを合わせた液からエタノ
ールを留去し、濃縮液を冷却後濾過し、固形物を水5m
l、エタノール3mlで洗浄後、60℃で真空乾燥した
結果、純度88.6%の5−クロロ−2−オキシンドー
ル0.41gを得た。
lを加え、2N−塩酸を加えて中和し、反応液のPHを
2とした。反応液を濾過し、固形物を水30mlで洗浄
し、さらにエタノール8mlで洗浄した。得られた固形
物を60℃で真空乾燥し、純度99.5%の5−クロロ
−2−オキシンドール3.56g(収率84.5%)を
得た。さらに、濾液と洗浄液とを合わせた液からエタノ
ールを留去し、濃縮液を冷却後濾過し、固形物を水5m
l、エタノール3mlで洗浄後、60℃で真空乾燥した
結果、純度88.6%の5−クロロ−2−オキシンドー
ル0.41gを得た。
【0027】実施例2.実施例1と同様の手順で反応さ
せた後、2N−塩酸で中和する前に実施例1で濾液から
回収した5−クロロ−2−オキシンドール0.40gを
反応液に加えた。
せた後、2N−塩酸で中和する前に実施例1で濾液から
回収した5−クロロ−2−オキシンドール0.40gを
反応液に加えた。
【0028】その後実施例1と同様の手順で固形物を単
離した。その結果、純度99.4%の5−クロロ−2−
オキシンドール3.93g(収率93.2%)を得た。
また、反応濾液から実施例1と同様の手順で固形物を単
離し、純度87.9%の5−クロロ−2−オキシンドー
ル0.40gを得た。
離した。その結果、純度99.4%の5−クロロ−2−
オキシンドール3.93g(収率93.2%)を得た。
また、反応濾液から実施例1と同様の手順で固形物を単
離し、純度87.9%の5−クロロ−2−オキシンドー
ル0.40gを得た。
【0029】実施例3.実施例1と同様の手順で反応さ
せ、50%−苛性ソーダ水溶液6.0gを添加した後、
エタノールを留去しないで還流下で45分間反応した。
その後実施例1と同様の手順で操作し、純度99.7%
の5−クロロ−2−オキシンドール3.02g(収率7
1.5%)を得た。
せ、50%−苛性ソーダ水溶液6.0gを添加した後、
エタノールを留去しないで還流下で45分間反応した。
その後実施例1と同様の手順で操作し、純度99.7%
の5−クロロ−2−オキシンドール3.02g(収率7
1.5%)を得た。
【0030】実施例4.反応溶媒をiso−プロパノー
ルに替えた以外、実施例1と同様の手順で反応させ、純
度99.3%の5−クロロ−2−オキシンドール3.2
1g(収率76.1%)を得た。
ルに替えた以外、実施例1と同様の手順で反応させ、純
度99.3%の5−クロロ−2−オキシンドール3.2
1g(収率76.1%)を得た。
【0031】実施例5.反応溶媒をメタノールに替えた
以外、実施例1と同様の手順で反応させ、純度99.0
%の5−クロロ−2−オキシンドール3.44g(収率
81.4%)を得た。
以外、実施例1と同様の手順で反応させ、純度99.0
%の5−クロロ−2−オキシンドール3.44g(収率
81.4%)を得た。
【0032】実施例6.50%−苛性ソーダを固体苛性
ソーダ3.0gに替えた以外、実施例1と同様の手順で
反応させ、純度99.6%の5−クロロ−2−オキシン
ドール3.66g(収率87.0%)を得た。
ソーダ3.0gに替えた以外、実施例1と同様の手順で
反応させ、純度99.6%の5−クロロ−2−オキシン
ドール3.66g(収率87.0%)を得た。
【0033】比較例1.撹拌機、温度計、凝縮器を備え
た300ml四つ口フラスコに、5−クロロイサチン1
8.16g(0.10mol)とエタノール160ml
を入れ、常温で抱水ヒドラジン7.51g(0.15m
ol)を添加し、反応液を約80℃で3.5時間撹拌還
流した。反応液を20℃以下に冷却し濾過し、得られた
固形物をエタノール20mlで洗浄後、固形物を60℃
で真空乾燥し、5−クロロ−2−オキシンドール17.
70gを得た。
た300ml四つ口フラスコに、5−クロロイサチン1
8.16g(0.10mol)とエタノール160ml
を入れ、常温で抱水ヒドラジン7.51g(0.15m
ol)を添加し、反応液を約80℃で3.5時間撹拌還
流した。反応液を20℃以下に冷却し濾過し、得られた
固形物をエタノール20mlで洗浄後、固形物を60℃
で真空乾燥し、5−クロロ−2−オキシンドール17.
70gを得た。
【0034】比較例2.撹拌機、温度計、凝縮器を備え
た200ml四つ口フラスコに、ナトリウムエトキシド
5.10g(0.075mol)とエタノール55ml
を入れ、常温で上記の5−クロロ−2−オキシンドール
4.89g(0.025mol)を加えた後、反応液を
加熱し約80℃で30分間撹拌還流した。次いで反応液
を減圧下で反応液を濃縮し、濃縮液を冷却しながら水2
0ml、次いで2N−塩酸を加え中和した。
た200ml四つ口フラスコに、ナトリウムエトキシド
5.10g(0.075mol)とエタノール55ml
を入れ、常温で上記の5−クロロ−2−オキシンドール
4.89g(0.025mol)を加えた後、反応液を
加熱し約80℃で30分間撹拌還流した。次いで反応液
を減圧下で反応液を濃縮し、濃縮液を冷却しながら水2
0ml、次いで2N−塩酸を加え中和した。
【0035】反応液を濾過し、固形物を水30mlで洗
浄し、60℃で真空乾燥し、エタノール50mlで再結
晶した結果、純度99.6%の5−クロロ−2−オキシ
ンドール2.40g(収率51.6%)を得た。
浄し、60℃で真空乾燥し、エタノール50mlで再結
晶した結果、純度99.6%の5−クロロ−2−オキシ
ンドール2.40g(収率51.6%)を得た。
【0036】比較例3.撹拌機、温度計、凝縮器を備え
た200ml四つ口フラスコに、28%−ナトリウムメ
トキシド14.47g(0.075mol)とエタノー
ル35mlを入れ、比較例1で合成した5−クロロ−2
−オキシンドール4.89g(0.025mol)を加
えた後、以下、比較例1と同様の手順で反応させ、エタ
ノールで再結晶した後、純度99.5%の5−クロロ−
2−オキシンドール2.38g(収率51.1)を得
た。
た200ml四つ口フラスコに、28%−ナトリウムメ
トキシド14.47g(0.075mol)とエタノー
ル35mlを入れ、比較例1で合成した5−クロロ−2
−オキシンドール4.89g(0.025mol)を加
えた後、以下、比較例1と同様の手順で反応させ、エタ
ノールで再結晶した後、純度99.5%の5−クロロ−
2−オキシンドール2.38g(収率51.1)を得
た。
【0037】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明は、5−
クロロイサチンを原料として、5−クロロ−2−オキシ
ンドールを製造するにあたり、第一工程で5−クロロイ
チサンと抱水ヒドラジンを低級アルコール類溶媒中で反
応し、次いで第二工程でアルカリ金属類の水酸化物と反
応し、その際および/またはその後、反応液を濃縮し
て、反応液中に低級アルコール類を使用した原料5−ク
ロロイサチンに対し6〜18重量倍部の存在下に、鉱酸
で中和することにより、5−クロロ−2−オキシンドー
ルを工業的に有利に製造する方法であり、本発明によれ
ば高収率、高純度で、経済的にかつ安全な方法で5−ク
ロロ−2−オキシンドール得ることができるという利点
がある。
クロロイサチンを原料として、5−クロロ−2−オキシ
ンドールを製造するにあたり、第一工程で5−クロロイ
チサンと抱水ヒドラジンを低級アルコール類溶媒中で反
応し、次いで第二工程でアルカリ金属類の水酸化物と反
応し、その際および/またはその後、反応液を濃縮し
て、反応液中に低級アルコール類を使用した原料5−ク
ロロイサチンに対し6〜18重量倍部の存在下に、鉱酸
で中和することにより、5−クロロ−2−オキシンドー
ルを工業的に有利に製造する方法であり、本発明によれ
ば高収率、高純度で、経済的にかつ安全な方法で5−ク
ロロ−2−オキシンドール得ることができるという利点
がある。
Claims (6)
- 【請求項1】 第一工程で5−クロロイサチンと抱水ヒ
ドラジンを低級アルコール類溶媒中で反応させ、次いで
第二工程で上記反応物をアルカリ金属類の水酸化物と反
応せしめ、その際および/またはその後、反応液を濃縮
して、反応液中に低級アルコール類を存在させ、鉱酸で
中和する事を特徴とする5−クロロ−2−オキシンドー
ルの製造法。 - 【請求項2】 低級アルコール類が、メタノール、エタ
ノール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコール
であり、その使用量は5−クロロイサチン1部当り6〜
60重量部である、請求項1記載の5−クロロ−2−オ
キシンドールの製造法。 - 【請求項3】 中和する際に存在する低級アルコールの
量を5−クロロイサチン1部当り6〜18重量部であ
る、請求項1〜2記載の5−クロロ−2−オキシンドー
ルの製造法。 - 【請求項4】 アルカリ金属類の水酸化物が水酸化ナリ
トウム、水酸化カリウムである請求項1〜3記載の5−
クロロ−2−オキシンドールの製造法。 - 【請求項5】 アルカリ金属類の水酸化物を濃度30%
以上の水溶液として使用する請求項1〜3記載の5−ク
ロロ−2−オキシンドールの製造法。 - 【請求項6】 鉱酸が塩酸、硫酸である請求項1〜3記
載の5−クロロ−2−オキシンドールの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35132093A JPH07196610A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 5−クロロ−2−オキシンドールの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35132093A JPH07196610A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 5−クロロ−2−オキシンドールの製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07196610A true JPH07196610A (ja) | 1995-08-01 |
Family
ID=18416509
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35132093A Pending JPH07196610A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 5−クロロ−2−オキシンドールの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07196610A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001047884A1 (de) * | 1999-12-27 | 2001-07-05 | Dsm Fine Chemicals Austria Nfg Gmbh & Cokg | Verfahren zur herstellung von oxindolen |
| WO2007072841A1 (ja) * | 2005-12-20 | 2007-06-28 | Ube Industries, Ltd. | 2-オキシインドール化合物の製法 |
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1993
- 1993-12-28 JP JP35132093A patent/JPH07196610A/ja active Pending
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