JPH07196936A - スチルベン系ジスアゾ染料 - Google Patents

スチルベン系ジスアゾ染料

Info

Publication number
JPH07196936A
JPH07196936A JP6263635A JP26363594A JPH07196936A JP H07196936 A JPH07196936 A JP H07196936A JP 6263635 A JP6263635 A JP 6263635A JP 26363594 A JP26363594 A JP 26363594A JP H07196936 A JPH07196936 A JP H07196936A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
parts
group
chlorine
mol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6263635A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3759760B2 (ja
Inventor
Reinhard Pedrazzi
ペトラッジー ラインハルト
Ulrich Zirngibl
ツィルンギブル ウルリッヒ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sandoz AG
Original Assignee
Sandoz AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sandoz AG filed Critical Sandoz AG
Publication of JPH07196936A publication Critical patent/JPH07196936A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3759760B2 publication Critical patent/JP3759760B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/02Printing inks
    • C09D11/03Printing inks characterised by features other than the chemical nature of the binder
    • C09D11/037Printing inks characterised by features other than the chemical nature of the binder characterised by the pigment
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B35/00Disazo and polyazo dyes of the type A<-D->B prepared by diazotising and coupling
    • C09B35/02Disazo dyes
    • C09B35/039Disazo dyes characterised by the tetrazo component
    • C09B35/205Disazo dyes characterised by the tetrazo component the tetrazo component being a derivative of a diaryl- or triaryl- alkane or-alkene
    • C09B35/215Disazo dyes characterised by the tetrazo component the tetrazo component being a derivative of a diaryl- or triaryl- alkane or-alkene of diarylethane or diarylethene
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B43/00Preparation of azo dyes from other azo compounds
    • C09B43/12Preparation of azo dyes from other azo compounds by acylation of amino groups
    • C09B43/136Preparation of azo dyes from other azo compounds by acylation of amino groups with polyfunctional acylating agents
    • C09B43/16Preparation of azo dyes from other azo compounds by acylation of amino groups with polyfunctional acylating agents linking amino-azo or cyanuric acid residues
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B62/00Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves
    • C09B62/02Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group directly attached to a heterocyclic ring
    • C09B62/04Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group directly attached to a heterocyclic ring to a triazine ring
    • C09B62/08Azo dyes
    • C09B62/082Azo dyes dyes containing in the molecule at least one azo group and at least one other chromophore group

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Coloring (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 特に綿もしくは紙を染色するのに好適なジス
アゾ染料およびその混合物を提供する。 【構成】 下記式I: 【化1】 (式中、記号R1 ,R2 ,R3 ,R4 ,R5 およびMは
特許請求の範囲の請求項1に示す意味を有する)で表さ
れ、ヒドロキシル、チオールまたはアミドの基を有する
有機基材、特に綿もしくは紙を浸染し、パッド染色し、
または捺染するのに極めて好適なジスアゾ染料およびそ
の混合物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、下記式I
【化4】
【0002】(式中、二つのR1 は、独立して水素、ま
たはハロゲン、アミノ、アルキル、ヒドロキシ、アルコ
キシ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミ
ノ、アリールもしくはアリールオキシの系からの置換基
を表し、またはR2 もしくはR 5 と結合して任意に置換
された炭素環式もしくは複素環式の環を形成し;二つの
2 は独立して水素、またはハロゲン、アシル、アルキ
ル、シアノ、カルボキシル、アシルアミノ、アルキルス
ルホニル、フェニルスルホニル、スルホン酸もしくはア
ルコキシの系からの置換基を表し、またはR1 と結合し
て任意に置換された炭素環式もしくは複素環式の環を完
成するのに必要な原子を表し;二つのR3 は独立して塩
素、フッ素、アルキルスルホニル、アリールスルホニ
ル、スルホン酸からの置換基および任意にさらに置換さ
れたヒドロキシル、メルカプト、ヒドラジノおよびアミ
ノを表し;二つのR4 は独立して1個もしくは2個の置
換基を有するアミノ基、またはN−モルホリル、N−ピ
ペラジルもしくはN−ピペリジルの基を表し;二つのR
5 は独立して水素もしくは任意に置換基を有する脂肪族
(環式脂肪族も含む)の基を表し、またはR1 と結合し
て任意に置換された複素環を形成し;および二つのMは
独立して水素もしくはモノカチオン基を表す;そしてR
3 が塩素またはフッ素である場合を除き、反応性の基は
全く存在しない)で表されるスチルベン系ジスアゾ染料
およびその混合物に関する。
【0003】置換基R1 またはR2 としてのハロゲン
は、好ましくは塩素または臭素であり、塩素が特に好ま
しいと解される。
【0004】脂肪族基は好ましくはアルキルラジカルで
あると解され、置換基をもっていてもよく、置換基とし
てはヒドロキシ、アルコキシ、カルボキシ、シアノ、フ
ェニル、スルホン酸およびフェノキシが好ましい。
【0005】アルキル基とアルコキシ基はすべて好まし
くは1〜4個、特に1個または2個の炭素原子を含有し
ている。またアルキルは環式のC5-6 −アルキル基であ
ると解され、この基は置換基としてメチル基をもってい
てもよい。
【0006】またアリールオキシ中のアリールとして好
ましいのはフェニルであり、塩素、メチル、メトキシ、
エトキシ、カルボン酸、スルホン酸(塩の形態)、アミ
ノカルボニル、モノ−もしくはジ−アルキルアミノカル
ボニル、アミノスルホニル、モノ−もしくはジ−アルキ
ルアミノスルホニルの系からの1個もしくは2個の置換
基を有していてもよい。
【0007】アシルは好ましくはホルミル、C1-4 −ア
ルキルカルボニル、C1-4 −アルコキシカルボニル、ベ
ンゾイル、C1-4 アルキルスルホニル、フェニルスルホ
ニル、アミノカルボニルまたはアミノスルホニルを意味
する。
【0008】ヒドロキシル、メルカプト、ヒドラジンお
よびアミノ(R3 )は、置換基として例えばC1-4 −ア
ルキルまたはフェニルをもっていてもよい。R3 がスル
ホン酸を表す場合、これは基SO3 Mを含有しているこ
とが分かる。R3 がさらに置換されたアミノを表す場
合、これは複素環基でもよい。
【0009】Mで示すモノカチオン基は、アルカリ金属
イオン(リチウム、ナトリウムもしくはカリウム)また
はアンモニウム、モノ−、ジ−、トリ−もしくはテトラ
−アルキルアンモニウムイオンであり、そのアルキル基
は例えばヒドロキシルでさらに置換されていてもよい。
【0010】下記の好ましい定義は、残りの置換基につ
いて独立して適用できる。R1 は、R1aと定義される場
合、水素、塩素、メチル、エチル、ヒドロキシ、C1-2
−アルコキシ、C1-2 −アルコキシエトキシ、C1-2
アルキルカルボニルアミノ、アミノカルボニルアミノま
たはC1-2 −アルキルスルホニルアミノを表し;またよ
り好ましくはR1bと定義される場合、水素、メチル、メ
トキシまたはアセチルアミノ、特に水素を表す。
【0011】R2 は、R2aと定義される場合、水素、メ
チル、メトキシ、塩素、カルボキシ、アミノカルボニ
ル、スルホン酸またはアミノスルホニルを表し;一層好
ましくはR2bと定義される場合、水素、メチルまたはメ
トキシ、特に水素を表し、R1とR2 で形成される環は
好ましくはベンゾ環であり、この環は好ましくは−SO
3 H基で置換されていてもよい。
【0012】R3 は、R3aと定義される場合、塩素、フ
ッ素、ヒドロキシル、C1-4 −アルキルメルカプト、ア
ミノ、モノ−もしくはジ−C1-4 −アルキルアミノを表
し、それらのアルキル基はヒドロキシ、アルコキシ、カ
ルボキシまたはスルホン酸によって置換されていてもよ
く、またはスルホン酸基で置換されたフェニル−もしく
はトルイジルアミノまたはN−モルホリノを表し;一層
好ましくはR3bと定義される場合、塩素、フッ素、モノ
−もしくはジ−C1-4 アルキルアミノを表し、それらの
アルキル基はヒドロキシ、アルコキシ、カルボキシまた
はスルホン酸によって置換されていてもよく、またはス
ルホン酸基で置換されたフェニルアミノを表す。
【0013】R4 は、R4aと定義される場合、アミノ、
モノ−もしくはジ−C1-4 −アルキルアミノ、モノ−も
しくはジ−(ヒドロキシ−C2-4 −アルキル)−アミ
ノ、特にモノ−およびジ−(β−ヒドロキシエチル)−
アミノ、モノ−もしくはジ−(カルボキシ−C1-2 −ア
ルキル)−アミノ、N−C1-2 −アルキル−N−(カル
ボキシ−C1-2 −アルキル)−アミノ、N−C1-2 −ア
ルキル−N−(ヒドロキシエチル)−アミノ、C2-4
アルキルアミノを表し、そのアルキル基は、1個もしく
は2個のヒドロキシルもしくはカルボン酸の基もしくは
シアノ、スルホン酸、−O−SO3 H、アミノカルボニ
ル、C1-2 −アルコキシ、ヒドロキシエトキシまたはカ
ルボキシメトキシ基を有し、またはN−モルホリルもし
くはフェニルアミノ基を表し、そのフェニル核は、カル
ボキシ、スルホン酸、ヒドロキシル、C1-2 −アルコキ
シ、β−ヒドロキシエトキシ、アミノカルボニル、アミ
ノスルホニル、アミノカルボニルアミノ、ヒドロキシエ
チルスルホニル、ヒドロキシエチルアミノスルホニルの
系からの置換基または式−OCH2 CH2 OSO3 Mお
よび式−NHCOCH2 CH2 COOHで表される置換
基を一つもしくは二つ任意にもっており、または3個ま
でのスルホン酸基を任意に有するナフチルアミノを表わ
し;より好ましくはR4bと定義される場合、モノ−もし
くはジ−(β−ヒドロキシエチル)−アミノ、エチルア
ミノを表し、そのエチル基はカルボン酸、スルホン酸、
−O−SO3 Hもしくはヒドロキシエトキシ基を有し、
またはフェニルアミノ基を表し、そのフェニル核は1個
もしくは2個のカルボン酸もしくはスルホン酸の置換
基、特にスルホン酸の置換基を有し、または特に3個ま
でのスルホン酸基を有するナフチルアミノを表し;最も
好ましくはR4cと定義される場合、エチルアミノを表
し、そのエチル基はスルホン酸基を有し、またはフェニ
ルアミノ基を表し、そのフェニル核は1個もしくは2個
のスルホン酸置換基を有し、または3個までのスルホン
酸基を有するナフチルアミノを表す。
【0014】R5 は、R5aと定義される場合水素、C
1-4 −アルキルまたはヒドロキシ−C 2-4 −アルキルを
表し;一層好ましくはR5bと定義される場合水素を表
す。
【0015】Mは、Ma と定義される場合、水素、リチ
ウム、ナトリウムもしくはカリウムのイオンまたは式N
4 + 、(C1-4 アルキル)1-4−アンモニウムもしくは
(ヒドロキシ−C2-4 −アルキル)1-4−アンモニウムの
カチオンを表す。
【0016】同様に示される記号R1 ,R2 ,R5 は同
じ意味をもっている方が好ましく、このことは、中間生
成物として用いられる式IIの化合物(以下の記載事項参
照)が対称形であることが好ましいことを意味する。ま
た式Iで表される最終生成物も対称形であるのが好まし
い。
【0017】好ましい化合物は、下記式Ia:
【化5】
【0018】(式中、記号R1a,R2a,R3a,R4a,R
5aおよびMa は上記意味を有し、また記号R1aとR2a
ベンゾ環を形成してもよく、その環は好ましくは−SO
3 H基によって置換されていてもよい)で表される。
【0019】同様に好ましい化合物は、二つのR1aと二
つのR2aがそれぞれ同一である式Iaの化合物である。
【0020】さらに好ましい化合物は式Iaで表され、
式中二つのR1aと二つのR2aがそれぞれ同一であり、か
つR4aが上記のR4cの意味を有する化合物である。
【0021】他の好ましい化合物は上記の式Iaで表さ
れ、式中、記号R1a,R2a,R3a,R4aおよびR5aが上
記のR1b,R2b,R3b,R4bおよびR5bの意味を有し、
かつMa が上記の定義と同じである化合物である。
【0022】好ましい化合物は式Iaで表され、式中の
記号が上記の意味を有しかつ対称形であるものである。
3aまたはR3b=Clの対称形化合物が特に好ましい。
特に好ましい一つの化合物は下記式(1)で表される。
【化6】
【0023】式Iの染料の製造は、この種のジスアゾ染
料について従来行われ当該技術分野の当業者によく知ら
れている方法で行われる。すなわち下記式IIで表される
化合物1モルと
【化7】 下記式 III:
【化8】 (式中Xはハロゲン原子好ましくはフッ素もしくは塩素
を表す)で表される化合物2モルの縮合反応によって行
われる。
【0024】また式Iの化合物は、式IIの化合物1モル
をハロゲン化シアヌル2モルと縮合させ、次いでさらに
式H−R4 の化合物2モルと縮合させ、およびR3 がフ
ッ素もしくは塩素以外である場合は化合物H−R6 (R
6 はR3 の意味を有しているが塩素もしくはフッ素では
ない)2モルと縮合させることによって製造することも
できる。
【0025】二つのR4 および二つのR6 がそれぞれ化
学的に同一の基であり、その結果式Iの染料が充分対称
形であることが好ましい。しかし、化学的に異なるR4
および/またはR6 が混合して用いられる場合は、対称
形および非対称形の染料の混合物が得られ、この混合物
は同様に非常に優れた特性を有している。
【0026】上記の縮合方法と同様に、式IIの化合物の
製造は、類似の公知の化合物の製造方法に類似の方法で
行われる。
【0027】上記の方法によって製造される式Iの化合
物は、得られる溶液の形態のままで使用できるが、その
溶液は、例えば噴霧乾燥で乾燥して固体に変換してもよ
い。さらに染料に対して通常行われる単離方法、すなわ
ち溶液を塩析し、濾過し、次いで乾燥する方法も適切な
方法である。
【0028】式Iの化合物中のスルホ基に与えられるカ
チオンの種類は、その製造方法にしたがって各種の方式
で影響を受ける。これらの方法は全く公知の方法であ
る。特に、利用される方法をうまく方向づけて制御する
ことによって混合塩を得ることができる。
【0029】水溶性の塩の形態の本発明の化合物は、ヒ
ドロキシ基、チオール基または窒素を含有する有機基材
を染色もしくは捺染するのに用いられ、特に紙用染料、
直接染料または反応性染料として用いられる。
【0030】式中のR3 がフッ素または塩素の式Iの化
合物は低温染色もしくは高温染色の反応染料として使用
することができる。そしてこれらの化合物はヒドロキシ
基もしくは窒素を含有する有機基材を染色もしくは捺染
するのに適している。好ましい基材としては、例えば
綿、ビスコース繊維またはレーヨンステープル繊維のよ
うな天然セルロースまたは再生セルロースで構成されて
いるかまたは含有している繊維材料を挙げることができ
る。通常好ましい基材は綿で構成されているかまたは綿
を含有している繊維材料である。これらの化合物は、反
応性染料にとっては慣行になっているすべての染色法も
しくは捺染法における染液もしくは捺染糊に利用するこ
とができる。染色は、40〜70℃、ときには60〜1
00℃の温度範囲で吸尽法で行うことが好ましい。本発
明の化合物は公知の反応性染料に対して優れた相溶性を
示し、単独で用いてもよく、または相溶性に優れている
ので例えばオールラウンドの堅牢度または吸尽性につい
て同程度の染色特性を有する同じクラスの適切な反応性
染料と組合せて用いられてもよい。得られる組合わせ染
色物は堅牢度が優れており、個々の染料で染色した染色
物と同等の堅牢度を有する。
【0031】本発明の化合物は直接性が高いので、直接
染料としても非常に適切な化合物である。通常の技術的
適用方法が染色法と捺染法として用いられる。天然セル
ロースおよび再生セルロース例えば綿は、50〜100
℃の染色温度で通常の吸尽法で染色することが好まし
い。
【0032】本発明の染料は色の濃さに優れており、か
つ優れた吸尽値と固着値を与える。得られた染色物(特
に綿と紙)は単色の色相を示す。前記基材について、こ
れらの染色物は一般に非常に優れた湿潤堅牢度と優れた
耐光堅牢度を有している。反応染色物については、非常
に優れた耐水・耐汗堅牢度および過酸化物、過ホウ酸塩
および塩素に対する優れた堅牢度ならびに優れた耐洗濯
性が挙げられる。
【0033】セルロースの繊維材料の直接染色物と反応
染色物の湿潤堅牢度は、選択された助剤による特定の後
処理を行うことにより決定的に改善することができる。
特に耐洗濯堅牢度は、60℃で繰返し洗浄してもその品
質のレベルは低下しない。
【0034】この後処理に用いるのに適切な助剤は、初
期縮合物または混合物の形態の固着剤である。この固着
剤は A)多官能性の第一級もしくは第二級のアミンとシアナ
ミド、ジシアンジアミド、グアニジンもしくはビグアジ
ンの反応生成物;またはアンモニアとシアナミドもしく
はジシアンジアミドの反応生成物から得られ、したがっ
てこの生成物は窒素に結合した反応性水素を有し、また
は B)第四級ポリアルキレン−ポリアミドと、 C)尿素、メラミン、グアナミン、トリアジノン、ウロ
ン、カルバメートまたは酸性ジアミドのN−メチロール
化合物の、 D)上記CのタイプのN−メチロール化合物と架橋する
触媒の任意の存在下での反応生成物から得られる。
【0035】A/C/Dの組合わせの形の助剤に関する
詳細はPCT特許出願第WO81/02423号に詳し
く記載されており、B/C/Dの組合わせの形の助剤の
詳細はドイツ特許出願公開DOS第3137404号明
細書の記載されている。
【0036】捺染は、公知の方法で調製した捺染糊を用
いて含浸させることによって行われる。
【0037】また本発明の新しい染料は、それ自体公知
の方法を用いて、皮革、好ましくはクロムでなめした皮
革を染色もしくは捺染するのに用いることができる。そ
の上にこれらの染料はそれ自体公知の方法でインキを製
造するのに使用することができる。
【0038】また式Iの化合物は染料製剤の形態でも利
用できる。この利用形態は紙を染色するのに特に好まし
い。安定な液体、好ましくは水性の濃厚染料製剤中での
処理は、水に溶解し、例えばヒドロトロピー化合物(hy
drotropic compound) のような助剤または安定剤を任意
に添加することによって、公知の方法で有利に行うこと
ができる。染料合成の過程で染料を中間で単離せずに、
上記のような安定な水性濃厚製剤を製造することが特に
有利である。
【0039】上記染料製剤の貯蔵中の安定性および利用
される染料の溶解性は、ヒドロトロピー化合物を追加し
て添加することによってさらに改善される。
【0040】ヒドロトロピー化合物については、例え
ば、H. Rath およびS. Mueller, Melliand Textilberic
hte,40巻、787頁、1959年、またはK. Venkata
raman,"The Chemistry of Synthetic Dyes, VIII 巻
186〜92頁、1974年に記載されている E.H. Da
ruwalla の報告に記載されている。
【0041】適切なヒドロトロピー助剤としては、例え
ば低分子量のアミド類、ラクトン類、アルコール類、グ
リコール類もしくはポリオール類、低分子量のエーテル
類もしくはヒドロキシアルキル化生成物、ならびにニト
リル類もしくはエステル類がある。好ましい助剤として
は、メタノール、エタノール、プロパノール、エチレン
−、プロピレン−、ジエチレン−、チオジエチレン−お
よびジプロピレン−グリコール;ブタンジオール;β−
ヒドロキシプロピオニトリル、ペンタメチレン−グリコ
ール、エチレン−グリコール−モノエチル−およびプロ
ピル−エーテル、エチレン−ジグリコール−モノエチル
エーテル、トリエチレン−グリコール−モノブチルエー
テル、ブチル−ポリグリコール、ホルムアミド、ジメチ
ルホルムアミド、ピロリドン、N−メチル−ピロリド
ン、酢酸グリコール、ブチロラクトン、尿素およびε−
カプロラクタムが考えられる。
【0042】かような液体製剤の一つの好ましい組成と
しては例えば下記のものがある(量部は重量部であ
る)。 100量部の水溶性の塩としての式Iの化合物 1〜100量部、好ましくは1〜10量部の無機塩 100〜800量部の水 0〜500量部の上記ヒドロピー化合物のうちの一つ。
【0043】塩の形態に依存して、該液体製剤は懸濁液
としてまたは好ましくは真溶液として存在している。こ
れらの製剤は安定であり、長期間にわたって貯蔵するこ
とができる。
【0044】式Iの化合物は、フランス特許第1.58
1.900号明細書に記載されているようにして顆粒化
することによって、固体の、好ましくは顆粒の染料製剤
に同様に加工されてもよい。
【0045】固体製剤の一つの好ましい組成は例えば下
記のとおりである(量部は重量部である)。 100量部の水溶性の塩としての式Iの化合物 1〜100量部、好ましくは1〜10量部の無機塩 0〜800量部の標準化試薬(好ましくは非イオノゲン
試薬、例えばデンプン、デキストリン、糖、ブドウ糖ま
たは尿素) この固体製剤は10%までの残留水分を含有していても
よい。
【0046】スルホ基に与えられるカチオンもしくはカ
チオン混合物によって、式Iの化合物は優れた溶解特性
を有し、冷水に対する溶解性が優れていることは注目す
べきことである。さらに、サイジングを行った紙および
サイジングを行っていない紙を製造する際に排液は全く
着色しないかまたはごくわずかにしか着色しない。これ
らの染料は紙上に斑点を作らず、充填剤またはpHの変動
に対して実質的に不感受性であり、紙に対して両面性を
生じる傾向はごくわずかしかなく、また色の喪失または
白の変化はアルカリ性または酸性の範囲内で全く観察さ
れない。
【0047】紙の染色物は耐光堅牢度に優れ、長期間光
に暴露されると色は同色調 (tone-in-tone) で変化す
る。浸染された紙は、水、ミルク、果物ジュース、甘味
づけミネラルウォーターおよびトニックウォーターに対
する湿潤堅牢度に非常に優れている。さらに優れた耐ア
ルコール堅牢度を有する。これらの染料は直接染色性が
高く、すなわち事実上定量的に吸着され、したがってビ
ルドアップ(build-up)性に優れ、予め溶解することな
く、乾燥粉末または顆粒として、色の輝度もしくは歩留
りを低下させることなしに、紙パルプに直接添加するこ
とができる。しかし、安定で低粘度であり、したがって
容易に調製することができる上記のような染料の真溶液
を使うことが有利である。また上記染料による紙染色物
の製造は軟水で行ってもよい。
【0048】本発明の染料は同様に、透明な光学的偏光
性のシートまたはフィルム(例えばPVAまたはビスコ
ースなどのフィルム)を製造するのに使用できる。
【0049】下記の例は、本発明をさらに説明するため
のものである。特にことわらない限り、実施例中の量部
と百分率は重量基準であり、温度は℃で示す。1容積量
部は、4℃における水の1重量部の容積に相当する。
【0050】例1〔式(1)の染料の製造〕
【化9】 92.5量部の4,4′−ジアミノスチルベン−2,
2′−ジスルホン酸を、1500量部の水中で撹拌し、
30%カセイソーダ溶液でpHを7〜8にして溶解し、次
いで60量部の水に溶解した35.2量部の亜硝酸ナト
リウムと混合する。この溶液を、172量部の30%塩
酸、および温度が6℃を越えないように250量部の氷
を含有する製剤中に注入する。褐色のジアゾ懸濁液が得
られ、過剰の亜硝酸ナトリウムはスルファミニン酸で分
解する。次いで、その懸濁液を、97量部のアニリン−
ω−メタンスルホン酸、500量部の水および150量
部の氷を含有する製剤中に2時間かけて注入し、かつ同
時に20%酢酸ナトリウム溶液を注意深く添加してpHを
4〜5に維持する。カップリング反応が終ったときに、
300量部の30%カセイソーダ溶液を添加する。保護
基を完全に開裂させてすぐにpH値を30%塩酸で7〜8
に調節する。得られた懸濁液を濾別して300量部のプ
レスケーキが得られる。このプレスケーキは下記式
(2)で表される中間生成物122量部を含有してい
る。
【化10】
【0051】このプレスケーキを45℃の水2500量
部中に入れて撹拌し、200量部の2,4−ジ−クロロ
−6−(6′,8′−ジスルホナフチル−2)−アミノ
トリアジンを含有する水性懸濁液約2000量部を、3
0分間かけて混合して、温度は40〜45℃にpHは7〜
7.5に維持する。縮合を終ったならば直ちに460量
部の塩化ナトリウムを、冷却しながら少量ずつ添加し、
塩酸でpHを6.5に調節し、次いで濾過する。乾燥後、
530量部の褐色を帯びた粉末が得られ、この粉末は、
上記式1の染料292量部(ナトリウム塩として)を含
有している。この染料はセルロース材料を、ブリリアン
トゴールデンイエローの色相に、非常に優れた堅牢度で
染色する。傑出した耐光堅牢度は特に注目すべきであ
る。この染料のλmax 値は426nmである(DMF/水
1:1中で測定)。
【0052】2,4−ジクロロ−6−(6′,8′−ジ
スルホナフチル−2)−アミノトリアジンは、例えば下
記のようにして製造することができる。134量部の2
−アミノナフタレン−6,8−ジスルホン酸を、30%
カセイソーダ溶液でpHを6.7にして850量部の水に
溶解し、次いで、82量部の塩化シアヌルおよび200
量部の氷水を含有する製剤中に30分間かけて注入す
る。そのpHは約20%の炭酸ナトリウム溶液によって5
に維持し、その温度は氷を用いて6℃より低く保持す
る。pH5および6℃より低い温度で1時間撹拌し、得ら
れる懸濁液は実施例1の染料を製造するのに直接使用す
ることができる。その容積は約2000容量部であり、
約200重量部の生成物を含有している。
【0053】例2 例1で得た染料141量部を水800量部中で撹拌し、
次いでジエタノールアミン43量部と混合する。続いて
この混合物を80〜90℃に加熱してこの温度を3時間
維持する。この時間を経過すると反応は完了する。その
染料溶液を撹拌して冷却させ、次いで塩化ナトリウム1
00量部を混合する。塩素原子を式−N(CH2 CH2
OH)2の基で置換された式1の染料が沈澱する。濾過し
て乾燥した後、赤味を帯びた粉末が得られ、この粉末は
紙をゴールデンイエローの色相に染色する。その湿潤堅
牢度および特に耐光堅牢度が優れている。
【0054】例3 例1による式1の染料を、塩化ナトリウムでは処理しな
いが代わりに塩酸で強く酸性にすると、この染料は遊離
酸の形態で沈澱する。このようにして得た染料を濾過
し、得られたプレスケーキを水1000量部およびジエ
タノールアミン500量部に溶解し、このようにして、
式1の染料の安定なすぐに使用できる溶液が、ヘキサス
ルホン酸ヘキサキス−ジエタノールアンモニウム塩の形
態で得られる。
【0055】例4 例3で用いたジエタノールアミンの代わりに水酸化リチ
ウムを用い次いでpH値を7に設定することによって、式
1の染料がリチウム塩として得られる。
【0056】例5〜62 表1〜3に示す下記式1a〜1cを有する他の染料は、
例1に示した方法と類似の方法で製造することができ
る。
【0057】
【化11】
【0058】
【表1】
【0059】
【表2】
【0060】
【表3】
【0061】
【表4】
【0062】
【表5】
【0063】
【表6】
【0064】
【表7】
【0065】
【表8】
【0066】
【表9】
【0067】
【表10】
【0068】
【化12】
【0069】
【表11】
【0070】
【化13】
【0071】
【表12】
【0072】
【表13】
【0073】
【表14】
【0074】
【表15】
【0075】例63〜158 表4〜10に示す式1d〜1kの染料は例2に示す方法
と類似の方法で製造することができる。
【化14】
【0076】
【表16】
【0077】
【表17】
【0078】
【表18】
【0079】
【表19】
【0080】さらに適切な染料は下記式1eで表され
る。
【化15】
【0081】
【表20】
【0082】
【化16】
【0083】
【表21】
【0084】
【表22】
【0085】
【表23】
【0086】
【表24】
【0087】
【表25】
【0088】
【表26】
【0089】
【化17】
【0090】
【表27】
【0091】
【表28】
【0092】
【表29】
【0093】
【表30】
【0094】
【化18】
【0095】
【表31】
【0096】
【化19】
【0097】
【表32】
【0098】
【表33】
【0099】
【化20】
【0100】
【表34】
【0101】
【表35】
【0102】
【化21】
【0103】
【表36】
【0104】
【表37】
【0105】
【表38】
【0106】適用例A 化学的に漂白されたマツ材の亜硫酸セルロース70量部
および化学的に漂白されたカバ材の亜硫酸セルロース3
0量部を、水2000量部中、叩解機(Hollaender)で
粉砕する。例1の染料0.2量部をこのパルプに散布す
る。20分間混合した後、この原料から紙を製造する。
このようにして得られた吸収紙は赤色を帯びた黄色に染
色される。その廃水は事実上無色である。
【0107】適用例B 例1の染料粉末0.5量部を、熱水100量部に溶解し
室温まで冷却する。その溶液を化学的に漂白された亜硫
酸セルロース100量部に添加する。なおこのセルロー
スは水2000量部中で叩解機によって予め粉砕したも
のである。15分間充分に混合した後、ロジンサイズと
硫酸アルミニウムを用い通常の方法でサイジングを行
う。この材料で製造される紙は色相が赤味を帯びたイエ
ローであり、廃水が良好で、湿潤堅牢度と耐光堅牢度に
優れている。
【0108】適用例C 未サイジングで吸収性の、ある長さの紙を下記の組成を
有する40〜50℃の染料溶液中を通過させる。 0.5量部の例1の染料 0.5量部のデンプンおよび 99.0量部の水 過剰の染料溶液を2本のローラでしぼり出す。乾燥され
た紙は赤味を帯びたイエローに染色されている。
【0109】また染色を、例2〜85の染料またはその
それぞれの染料の製剤を用い、適用例A〜Cに類似の方
式で行うこともできる。得られた紙染色物は黄色でかつ
堅牢度が高い。
【0110】適用例D 漂白されたマツ材の亜硫酸セルロース50量部および漂
白されたブナ材のセルロース50量部(叩解度30°S
* )を、例1の染料0.5量部を含有する水(pH4、
水硬度10°dH)と混合する。16分後に抄紙を行
う。得られる紙は濃色の赤味を帯びたイエロー色に染色
されている。一方、pH7で製造された染色物は、色の濃
度または色相に全く変化を示さない。吸尽率は100%
に達し、かつ廃水は無色である。 *)°SR=ショッパーリーグラー硬度
【0111】適用例E 中間乾燥クロムベロア皮革100量部を、水400量
部、25%水酸化アンモニウム溶液2量部および市販の
湿潤剤0.1量部からなる浴が入っているドラムで、5
0℃にて1時間ドラム処理を行う。次いでこの浴を排出
する。60℃の水400量部および25%水酸化アンモ
ニウム溶液1量部を、まだ濡れているドラム処理済のク
ロムベロワ皮革に添加する。200量部の水に溶解した
例1の染料5量部を添加した後、染色を60℃で90分
間行う。次に8%ギ酸50量部をゆっくり添加してpHを
酸性にする。この処理をさらに30分間続ける。最後
に、この皮革を通常の方式ですすぎ、乾燥し次いで仕上
げ処理を行う。得られた黄色染色物は染色むらがない。
【0112】適用例F 例1の染料1.1量部を、脱塩水100量部に溶解し、
次いで冷脱塩水900量部で希釈する。次に綿トリコッ
ト(漂白済)100量部を上記染浴中に添加する。5分
後、焼成硫酸ナトリウム10量部および硫酸アンモニウ
ム2量部を添加する。染浴の温度を、70分間かけて連
続的に98℃まで上げる。この温度を20分間維持し、
次に染浴を30分間かけて70℃まで冷却する。染色さ
れた材料を、最初に、冷脱塩水で2分間すすぎ、次に冷
水道水で2分間すすぎ、次に遠心分離し乾燥する。得ら
れる綿の染色物は黄色である。
【0113】適用例G 例1の染料を用い適用例Fの方法と類似の方法で、約1
/1の標準染色濃度に予め染色した綿トリコット100
量部を、25℃の水道水1000量部中で、塩化ナトリ
ウム5量部およびジエチレントリアミンとジシアンジア
ミドの反応で得られる後処理剤4量部と、中間乾燥なし
で混合する。染浴のpH値は6.5〜7に設定する。染浴
は20分間かけて60℃まで加熱し、この温度をさらに
20分間維持する。その後、その材料を冷水道水ですす
ぐ。上記のように後処理を行った黄色の綿染色物は完全
な耐洗濯堅牢度と非常に優れた耐光堅牢度を有する。
【0114】適用例H 例1の染料を用い適用例Fの方法と類似の方法で、1/
1の標準染色濃度に染色した綿染色物に、バッダを用い
て、実施例Gの後処理剤およびジメチロールジヒドロキ
シエチレン尿素と硬化触媒の反応によって得られる後処
理剤100g/lを含有する溶液を含浸させ、次いでし
ぼって約80%のピックアップ量にする。続いて、17
5〜180℃の温度で、テンタを用い45秒間衝撃乾燥
を行う。このようにして得た黄色の綿染色物はその完全
な耐洗濯堅牢度は注目すべきものである。同時に、しわ
堅牢度(creasing fastness) がかなり改善され、かつセ
ルロース繊維の膨潤値が低下する。
【0115】三原色染色の例 適用例I 下記式で表される例1の染料0.6量部、純染料含量が
37.7%のカラーインデックス番号: Direct Red 8
3.1の染料1.14量部および純染料含量が47.6
%のカラーインデックス番号:Direct Blue 90の染料
1.06量部、を各々脱イオン水100量部に60℃で
溶解する。
【0116】
【化22】
【0117】上記の3つの溶液を冷脱イオン水700量
部に添加する。次に綿トリコット(漂白済)を上記染浴
に添加する。5分後、焼成硫酸ナトリウム10量部およ
び硫酸アンモニウム2量部を添加する。70分間かけ
て、染浴の温度を連続的に98℃まで上げる。この温度
を20分間維持し、次いでその染浴を30分かけて70
℃まで冷却する。染色された材料をまず冷脱イオン水で
2分間すすぎ、続いて冷水道水で2分間すすぎ、次に遠
心脱水し、乾燥する。得られた綿染色物は濃い黒色であ
る。
【0118】適用例J 例Iの方法と類似の方法で濃い黒色に予め染色された綿
トリコット100量部を、中間乾燥なしで、25℃の水
道水1000量部中で、塩化ナトリウム5量部および適
用例Gの後処理剤4量部と混合する。染浴のpH値は6.
5〜7に設定する。染浴を20分間かけて60℃まで加
熱し、この温度をさらに20分間維持する。その後染色
材料を冷水道水ですすぐ。このように後処理した綿染色
物は耐洗濯堅牢度と耐光堅牢度に非常に優れている。
【0119】高温染色および低温染色の例 前記反応性染料を使用する可能性を以下に示す。式Iの
染料(R3 =Cl)を適用例Kにしたがって、式Iの染
料(R3 =F)を適用例Lにしたがって使用することが
できる。
【0120】適用例K 脱イオン水1000量部、芒硝(焼成物)80量部、1
−ニトロベンゼン−3−スルホン酸のナトリウム塩1量
部および例1の染料1量部からなる染浴を10分かけて
80℃まで加熱する。次にマーセライズ処理をした綿1
00量部を加える。80℃で5分間浸染を行い、次に1
5分かけて95℃まで加熱する。95℃で10分間保持
した後、ソーダ3量部を添加し、20分後に、ソーダを
さらに7量部添加し、次いで95℃で30分保持した後
ソーダをさらに10量部添加する。次に浸染を95℃で
60分間続ける。次いで染色された材料を染浴から取出
し、60℃±10℃の流れている脱イオン水で2分間、
次に60℃±10℃の流れている水道水で1分間すす
ぐ。次いで染色された材料を、沸騰脱イオン水5000
量部で10分間づつ2回洗浄し、次いで60℃±10℃
の流れている脱イオン水で2分間、60℃±10℃の流
れている水道水で1分間および冷水道水で1分間すす
ぐ。乾燥後、堅牢度に優れた黄色の綿染色物が得られ
る。
【0121】適用例L 脱イオン水1000量部、芒硝(焼成品)80量部およ
び例116の染料1量部からなる染浴を10分間かけて
50℃まで加熱する。次にマーセライズ処理をした綿1
00量部を添加する。50℃で25分間保持した後、ソ
ーダ0.7量部を添加し、20分後に、ソーダをさらに
1.3量部添加し、次いで50℃で30分間保持した
後、ソーダをさらに2量部添加する。続いて染浴を15
分かけて60℃まで加熱し、浸染を60℃で60分間続
ける。次に染色された材料を染浴から取出して、60℃
±10℃の流れている脱イオン水で2分間次いで60℃
±10℃の流れている水道水で1分間すすぐ。染色材料
を次に沸騰脱イオン水5000量部で10分間づつ2回
洗浄し、続いて60℃±10℃の流れている脱イオン水
で2分間、60℃±10℃の流れている水道水で1分間
次いで冷水道水で1分間すすぐ。乾燥後、堅牢度が優れ
ている黄色の綿染色物が得られる。
【0122】実施例5〜62および93〜158の染料
またはその染料混合物を、適用例KおよびLに記載され
ているのと類似の方法で綿を染色するのに使用すること
ができる。ブリリアントイエローの染色物が得られ、こ
れは優れた堅牢度特性を有する。
【0123】適用例M 以下の成分を含有する捺染糊を通常の捺染法によって綿
材料に捺染する。 40量部の例1の染料 100量部の尿素 330量部の水 500量部の4%アルギン酸ナトリウム(増粘剤) 10量部の1−ニトロベンゼン−3−スルホン酸のナト
リウム塩 20量部のソーダ ──────────────── 1000量部(合計)
【0124】捺染し、乾燥した材料を、102〜105
℃で4〜8分間スチーミングし、次いでコールドリンス
とホットリンスを行う。固着された綿材料を続いて沸騰
水で洗浄する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D21H 21/30 // D06P 1/382

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式I: 【化1】 (式中、二つのR1 は独立して水素、またはハロゲン、
    アミノ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、アルキル
    アミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、アリールも
    しくはアリールオキシの系からの置換基を表し、または
    2 もしくはR5と結合して任意に置換された炭素環式
    もしくは複素環式の環を形成し;二つのR2 は独立して
    水素、またはハロゲン、アシル、アルキル、シアノ、カ
    ルボキシル、アシルアミノ、アルキルスルホニル、フェ
    ニルスルホニル、スルホン酸もしくはアルコキシの系か
    らの置換基を表し、またはR1 と結合して任意に置換さ
    れた炭素環式もしくは複素環式の環を完成するのに必要
    な原子を表し;二つのR3 は独立して塩素、フッ素、ア
    ルキルスルホニル、アリールスルホニル、スルホン酸か
    らの置換基、および任意にさらに置換されたヒドロキシ
    ル、メルカプト、ヒドラジノおよびアミノを表し;二つ
    のR4 は独立して1個もしくは2個の置換基を有するア
    ミノ基、またはN−モルホリル、N−ピペラジルもしく
    はN−ピペリジルの基を表し;二つのR5 は独立して水
    素もしくは任意に置換基を有する脂肪族(環式脂肪族も
    含む)の基を表し、またはR1 と結合して任意に置換さ
    れた複素環を形成し;および二つのMは独立して水素も
    しくはモノカチオン基を表し;そしてR3 が塩素または
    フッ素である場合を除き、反応性の基は全く存在しな
    い)で表されるスチルベン系ジスアゾ染料およびその混
    合物。
  2. 【請求項2】 下記式II: 【化2】 で表される化合物1モルを、下記式 III: 【化3】 (式中Xはハロゲン原子好ましくはフッ素もしくは塩素
    を表す)で表される化合物2モルと縮合させることを特
    徴とする、請求項1記載の式Iで表されるジスアゾ染料
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 式IIで表される化合物1モルを最初にハ
    ロゲン化シアヌリル2モルと縮合させ、次いで式H−R
    4 の化合物2モルと反応させ、そしてR3 がフッ素もし
    くは塩素以外を表している場合は、化合物H−R6 2モ
    ルと反応させる(但しR6 はR3 を表すがフッ素もしく
    は塩素を除く)ことを特徴とする請求項1記載の式Iで
    表されるジスアゾ染料の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の式Iで表されるジスアゾ
    染料を用いてヒドロキシル基、チオール基またはアミド
    基を有する有機基材を染色もしくは捺染する方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の式Iで表されるジスアゾ
    染料を用いてインキを製造する方法。
JP26363594A 1993-10-30 1994-10-27 スチルベン系ジスアゾ染料 Expired - Fee Related JP3759760B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4337181:7 1993-10-30
DE4337181A DE4337181A1 (de) 1993-10-30 1993-10-30 Disazofarbstoffe der Stilbenreihe

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07196936A true JPH07196936A (ja) 1995-08-01
JP3759760B2 JP3759760B2 (ja) 2006-03-29

Family

ID=6501482

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26363594A Expired - Fee Related JP3759760B2 (ja) 1993-10-30 1994-10-27 スチルベン系ジスアゾ染料

Country Status (9)

Country Link
US (1) US5495003A (ja)
EP (1) EP0651027B1 (ja)
JP (1) JP3759760B2 (ja)
BR (1) BR9404282A (ja)
CA (1) CA2134487A1 (ja)
DE (2) DE4337181A1 (ja)
ES (1) ES2137344T3 (ja)
MX (1) MX9408333A (ja)
TR (1) TR27925A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016047892A (ja) * 2014-08-28 2016-04-07 株式会社日本化学工業所 アゾ化合物

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5883233A (en) * 1998-07-24 1999-03-16 Bayer Corporation Paper dye
AU5615699A (en) * 1998-10-12 2000-05-01 Zhi Wang 2-(para-sulfophenyl)amino-1,3,5-triazine derivative and the salt of alkali metalthereof, a process for their preparation and their use as an auxiliary of catio nic dye
GB2389588B (en) * 2001-03-03 2005-03-23 Avecia Ltd Ink jet printing composition comprising a dye containing hydrazide groups
US7141106B2 (en) * 2001-03-03 2006-11-28 Fujifilm Imaging Colorants Limited Ink jet printing composition comprising a dye containing hydrazine or hydrazide

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0040460A1 (en) * 1980-05-21 1981-11-25 Imperial Chemical Industries Plc Reactive dyes
DE3443962A1 (de) * 1983-12-10 1985-06-20 Sandoz-Patent-GmbH, 7850 Lörrach Reaktive disazoverbindungen
FR2556358B1 (fr) * 1983-12-10 1987-01-02 Sandoz Sa Nouveaux composes bisazoiques, leur preparation et leur utilisation comme colorants
JPS60173062A (ja) * 1984-02-17 1985-09-06 Sumitomo Chem Co Ltd ジスアゾ化合物およびそれを用いて染色または捺染する方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016047892A (ja) * 2014-08-28 2016-04-07 株式会社日本化学工業所 アゾ化合物

Also Published As

Publication number Publication date
TR27925A (tr) 1995-10-16
JP3759760B2 (ja) 2006-03-29
EP0651027B1 (en) 1999-08-18
DE69420102T2 (de) 1999-12-23
ES2137344T3 (es) 1999-12-16
MX9408333A (es) 1997-02-28
EP0651027A1 (en) 1995-05-03
US5495003A (en) 1996-02-27
BR9404282A (pt) 1995-07-04
DE4337181A1 (de) 1995-05-04
DE69420102D1 (de) 1999-09-23
CA2134487A1 (en) 1995-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2798156B2 (ja) アニオン性ジオキサジン化合物
JP2770912B2 (ja) アニオン型トリアジニルアミノジスアゾ染料
US4875903A (en) Monoazo compounds containing a 2-sulfophenyl diazo component radical and a 1-hydroxy-naphthalene-sulfonic or disulfonic acid coupling component radical and two substituted 1,3,5-triazine rings
JP2002536487A (ja) 黒染インクおよびその用途
JP2523671B2 (ja) 水溶性の反応染料及び繊維材料の染色法
EP1017744B1 (en) Bridged monoazo compounds
JPH07196936A (ja) スチルベン系ジスアゾ染料
US6127531A (en) Monoazo reactive dyes
US6844428B2 (en) Use of disazo compounds
EP1183260B1 (en) Triphendioxazine compounds
JPS63243166A (ja) ジスアゾ化合物及びそれを用いる基材の染色法
JP2002532606A (ja) 繊維反応性ジスアゾ染料
JP3011994B2 (ja) 反応性染料,その製造法,およびその使用
EP1073661B1 (en) Dioxazine derivatives and their use as dyestuffs
KR100572529B1 (ko) 반응성 디스아조 염료
JPS60215068A (ja) 繊維反応性モノアゾ化合物
JPH0647657B2 (ja) ホルマザン化合物及びそれを用いるセルロ−ス系繊維の染色法
JPS6315856A (ja) 水溶性テトラアゾ色素およびこれを用いる染色法
MXPA00011733A (es) Colorantes mono- y disazo reactivos
MXPA00002927A (en) Bridged monoazo compounds
BE592748A (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050215

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20050510

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20050513

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050630

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050719

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050928

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20051109

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060105

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100113

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees