JPH0719715B2 - トロイダルコイル巻線機 - Google Patents

トロイダルコイル巻線機

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JPH0719715B2
JPH0719715B2 JP17759486A JP17759486A JPH0719715B2 JP H0719715 B2 JPH0719715 B2 JP H0719715B2 JP 17759486 A JP17759486 A JP 17759486A JP 17759486 A JP17759486 A JP 17759486A JP H0719715 B2 JPH0719715 B2 JP H0719715B2
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JP
Japan
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core
wire
around
roller
jig
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JP17759486A
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JPS6334912A (ja
Inventor
慶三 土屋
祐輔 宮崎
Original Assignee
日立電子エンジニアリング株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ドーナツ形のコアの外表面に螺旋状のエナメ
ル線等の線材を巻き付けてトロイダルコイルを形成する
トロイダルコイル巻線機に関し、特に中心孔の内径が小
さなコアに対しても太径の線材を巻くことができると共
に巻線効率を向上できるトロイダルコイル巻線機に関す
る。
従来の技術 従来のトロイダルコイル巻線機は、第9図及び第10図に
示すように、エナメル線等の線材を予め巻き取るための
第一のリング1と、この第一のリングに並列に設けられ
た上記第一のリング1に巻かれた線材を引き出してコア
3に巻き付ける第二のリング2と、この第二のリング2
の側面に設けられ上記線材を引き出すためのプーリ4
と、上記第二のリング2の内周面と外周面に接して設け
られ該第二のリング2及び第一のリング1を回転させる
駆動ローラ5,5,…とから成っていた。なお、上記第一の
リング1の一部分1′及び第二のリング2の一部分2′
は、コア3をそれぞれのリング1,2の円周上にセットす
るために分離して、着脱可能となっている。
このような従来のトロイダルコイル巻線機によって、ド
ーナツ形のコア3の外表面に螺旋状に線材を巻き付ける
には、まず、第11図に示すように、第一及び第二のリン
グ1,2の一部分1′,2,2′を分離して取り外し、この取
り外した箇所にコア3の中心孔3′を位置させ、再び上
記取り外した一部分1′,2′を第一及び第二のリング1,
2の元の部分に取り付ける。これによって、コア3が第
一及び第二のリング1,2の円周上にセットされる。次
に、第12図に示すように、図示外のボビンから引き出さ
れたエナメル線等の線材6をプーリ7に掛け回して第一
のリング1の側板の孔8に結ぶ。そして、第9図に示す
第二のリング2と第一のリング1とをピン等で結合し、
第10図に示す駆動ローラ5,5,…を駆動することにより、
上記第一のリング1を矢印A方向へ回転する。すると、
上記線材6は第一のリング1に巻き取られ、第13図に示
すように、所定の長さを巻き取ったところで第一のリン
グ1の矢印A方向の回転を停止し、線材6を切断する。
次に、第14図に示すように、上記線材6の切断端部9を
第一のリング1から第二のリング2の切欠窓部10を通し
て引き出し、この切断端部9の付近の線材6をプーリ4
に掛け回し、上記切断端部9を保持固定する。そして、
第一のリング1と第二のリング2とを結合するピンを抜
いて切り離し、第10図に示す駆動ローラ5,5,…を逆方向
に駆動することにより、第二のリング2を矢印B方向へ
回転する。すると、上記線材6を掛け回したプーリ4
は、第二のリング2の回転と共にコア3の中心孔3′の
中を通って回転する。このとき、第一のリング1はこれ
に巻き取られた線材6が引き出される長さに応じて矢印
B方向に追従して回転する。これにより、上記プーリ4
は、第15図に示すように、第一のリング1から線材6を
引き出しつつコア3の外側面のがわを迂回して再び中心
孔3′まで一周し、線材6をコア3に巻き付ける。そし
て、このように線材6をコア3に一周巻き付けるごと
に、このコア3をその中心軸11のまわりに適宜の角度回
転させることにより、上記コア3の外表面に対し螺旋状
に線材6が巻かれ、トロイダルコイルが形成されるもの
であった。
発明が解決しようとする問題点 しかし、このような従来のトロイダルコイル巻線機にお
いては、第一及び第二のリング1,2の一部分1′,2′を
分離して着脱可能としてあることと、コア3の中心孔
3′内に第一及び第二のリング1,2を通すためその部分
はできるだけ薄く且つ小形化してあることから、上記第
一及び第二のリング1,2の強度はあまり高いものではな
かった。従って、線材6としてはあまり太径のものを使
うことができず、コア3に太径の線材6を巻いてトロイ
ダルコイルを形成することはできなかった。また、上記
コア3の中心孔3′内に第一及び第二のリング1,2を通
すことから、該コア3の中心孔3′はある程度以上の内
径を必要とし、小さい内径のコア3については線材6を
巻くことはできなかった。さらに、コア3をセットする
には、第一及び第二のリング1,2の一部分1′,2′を脱
着するような複雑な作業を要するので、自動化には適さ
ないものであった。さらにまた、一旦第一のリング1に
線材6を巻き取った後に、第二のリング2を使用して上
記第一のリング1から線材6を引き出してコア3に巻き
付けるため、最終的に上記コア3に線材6を巻き付けて
トロイダルコイルを形成するまでの時間が長くかかり、
巻線効率が低下するものであった。そこで、本発明はこ
のような問題点を解決することを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記の問題点を解決するため本発明の手段は、所定位置
に固定されたドーナツ形のコアの中心孔に挿通する巻線
用の線材を先端を保持する棒状の治具と、この治具を挟
持して上記線材をコアの中心孔に挿通する送りチャック
と、この挿通された治具を挟持して上記線材をコア外側
面を迂回して一回りさせる回しチャックと、この回しチ
ャックの回り経路内に設けられ上記回しチャックによっ
て外周面に掛け回された線材を外方に引いてテンション
を付与しながら所定の半径でコアの周りを回転しその外
表面に線材を巻き付ける第一のローラと、上記コアに対
して第一のローラと反対側に位置し第一のローラと交互
に位置を入れ換えつつ線材を外方に引いてテンションを
付与しながら回転しコアの外表面に線材を巻き付ける第
二のローラとを有し、上記コアの一断面に対し線材を一
周巻き付けるごとにそのコアを中心軸まわりに適宜の角
度回転して該コアの外表面に螺旋上に線材を巻くように
したトロイダルコイル巻線機によってなされる。
実施例 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて詳細に説明
する。
第1図は本発明によるトロイダルコイル巻線機の実施例
を示す説明図である。図において、ドーナツ形のコア3
はその中心軸11を水平にして、例えば三個の固定用ロー
ラ(図示省略)によって外表面を支持され、所定位置に
固定されるようになっている。
上記のように固定されるコア3の近傍には、送りチャッ
ク12と回しチャック13とが設けられている。上記送りチ
ャック12は、後述の線材6を保持する治具14を挟持して
その線材6をコア3の中心孔3′に挿通するもので、矢
印C,D方向に前進、後退すると共に、矢印E,F方向に退
避、進出しうるようになっている。上記回しチャック13
は、送りチャック12によって矢印C方向に挿通された治
具14を挟持して上記線材6をコア3の外表面に迂回して
一回りさせるもので、矢印G方向に一周しうるようにな
っている。
ここで、第1図において、符号14は上記送りチャック12
に挟持された状態の棒状の治具を表している。この棒状
の治具14は、コア3の中心孔3′に挿通する巻線用の線
材6の先端を保持するもので、例えば金属で適宜の長さ
の筒状に形成され、この筒状部材の中に線材6を通して
かしめることにより該線材6を保持するようになってい
る。なお、上記治具14は、筒状のものに限らず、線材6
の先端を保持できるものならば他の棒状部材であっても
よい。
上記回しチャック13の矢印G方向の回り経路内には、第
一のローラ15が設けられている。この第一のローラ15
は、上記回しチャック13によってその外周面に掛け回さ
れた線材6を矢印Hのようにコア3から離れるように外
方に引いてテンションを付与しながら、矢印Iのように
所定の半径で上記コア3の周りを回転して該コア3の外
表面に線材6を巻き付けるものである。
また、上記コア3に対して第一のローラ15と反対側に位
置するところには、第二のローラ16が設けられている。
この第二のローラ16は、上記第一のローラ15と反対側に
位置して該第一のローラ15と交互に位置を入れ換えつ
つ、線材6を矢印Hのように外方に引いてテンションを
付与しながら、矢印Iのように所定の半径で上記コア3
の周りを回転して該コア3の外表面に線材6を巻き付け
るものである。
なお、上記コア3は、そのコア3の一断面に対して線材
6を一周巻き付けるごとに中心軸11のまわりに適宜の角
度回転されるようになっている。
次に、このように構成されたトロイダルコイル巻線機の
巻線動作について、第2図ないし第8図を参照して説明
する。まず、第2図において、ドーナツ形のコア3をそ
の中心軸11を水平にして、図示省略の三個の固定用ロー
ラにより外側面を支持して所定位置に固定する。そし
て、上記コア3の外表面に巻き付けるエナメル線等の線
材6を予め所要の巻き付け長さにカットし、その基端
6′を固定チャック17で固定する。次に、上記線材6の
先端6″を棒状の治具14の中に通して該治具14を外部か
らかしめることによって、該線材6の先端6″を治具14
で保持する。従って、上記線材6の先端部には、棒状部
材が取り付けられたこととなる。次に、この治具14の一
端を送りチャック12で挟持し、矢印C方向に前進させて
上記治具14の他端をコア3の中心孔3′に挿通する。な
お、この初期状態において、第一のローラ15と第二のロ
ーラ16とはコア3に対し同一側方に位置している。
次に、第3図において、送りチャック12によりコア3の
中心孔3′に挿通された治具14の他端は、回しチャック
13によって挟持される。そして、上記回しチャック13が
治具14の他端を挟持したところで、送りチャック12は治
具14に対する挟持を解除して、矢印D,Eのように後退、
退避する。次に、回しチャック13は、上記治具14を挟持
したまま第一のローラ15の外周面に線材6を掛け回すよ
うにして該第一のローラ15及びコア3の外側面を迂回
し、矢印Gのように約一回りする。すると、第4図に示
すように、線材6はコア3の中心孔3′に挿通されると
共に第一のローラ15の外周面に半周だけ掛け回され、さ
らに治具14が第2図に示す当初の位置へ一回りして戻
る。次に、第3図において矢印E方向に退避した送りチ
ャック12が矢印Fのように進出してきて治具14の一端を
挟持する。そして、回しチャック13は治具14に対する挟
持を解除して、矢印K,L,Mのように後退、移動して当初
の位置へ戻る。このようにして、上記送りチャック12が
治具14の一端を挟持したところで、第一のローラ15が矢
印H方向に移動してその外周面に掛け回された線材6を
外方に引いてテンションを付与しながら(第4図におい
て二点鎖線で示す線材6参照)所定の半径でコア3の周
りを矢印I方向に回転し、矢印Jの位置まで到達する。
すると、上記線材6は、矢印I,J方向の回転に従って引
き絞られながら、第5図に示すように、コア3の一断面
に対してその外表面に一巻きめが3/4周まで巻き付けら
れる。この状態で、第5図に示すコア3をその中心軸11
のまわりに適宜の角度回転させて再び固定する。これで
一巻きめの巻き付け動作が終了する。このとき、第二の
ローラ16は、今までの位置にそのまま留まっている。
次に、第5図において、治具14の一端を挟持した送りチ
ャック12を矢印C方向に前進させて上記治具14の他端を
コア3の中心孔3′に挿通する。そして、この送りチャ
ック12によりコア3の中心孔3′に挿通された治具14の
他端は、第6図に示すように、回しチャック13によって
挟持される。そして、上記回しチャック13が治具14の他
端を挟持したところで、送りチャック12は治具14に対す
る挟持を解除して、矢印D,Eのように後退、退避する。
次に、回しチャック13は、上記治具14を挟持したまま第
二のローラ16の外周面に線材6を掛け回すようにして該
第二のローラ16及びコア3の外側面を迂回し、矢印Gの
ように約一回りする。すると、第7図に示すように、二
巻きめの線材6がコア3の中心孔3′に挿通されると共
に第二のローラ16の外周面に半周だけ掛け回され、さら
に、治具14が第2図に示す当初の位置へ一回りして戻
る。次に、第6図において矢印E方向に退避した送りチ
ャック12が挟持Fのように進出してきて治具14の一端を
挟持する。そして、回しチャック13は治具14に対する挟
持を解除して、矢印K,L,Mのように後退、移動する。こ
のようにして、上記送りチャック12が治具14の一端を挟
持したところで、第二のローラ16が矢印H方向に移動し
てその外周面に掛け回された線材6を外方に引いてテン
ションを付与しながら所定の半径でコア3の周りを矢印
I方向に回転し、矢印Jの位置まで到達する。このと
き、第一のローラ15は、第二のローラ16の矢印I,J方向
の回転に従って線材6に引っ張られながら矢印N方向に
移動され、二点鎖線で示すようにコア3の直前あで来た
ところで二つに割れ、今まで掛け回されていた線材6と
コア3の外表面に受け渡すと共に、該コア3をよけてそ
の側方を通過して、今までの第二のローラ16が位置して
いたところに到達して再び合体する。すなわち、これに
より第一のローラ15と第二のローラ16の位置が入れ換わ
ることとなる。このとき、上記線材6は、第2のローラ
16の矢印I,J方向の回転に従って引き絞られながら、第
8図に示すように、コア3の一断面に対してその外表面
に二巻きめが3/4周まで巻き付けられる。この状態で、
第8図に示すコア3をその中心幅11のまわりに適宜に角
度回転させて再び固定する。これで二巻きめの巻き付け
動作が終了する。
次に、この状態で第2図に示す当初の状態に戻ったの
で、以下、上述の動作を繰り返すことにより、コア3の
外表面に対し螺旋状に線材6を巻き付けてトロイダルコ
イルが形成される。
発明の効果 本発明は以上のように構成されたもので、巻線用の線材
6の先端を保持する棒状の治具14を送りチャック12で挟
持してコア3の中心孔3′に挿通すると共に、この挿通
された治具14を回しチャック13で挟持して上記線材6を
コア3の外側面に迂回して一回りさせ、かつ上記回しチ
ャック13の回り経路内に設けられた第一のローラ15及び
第二のローラ16が交互に位置を入れ換えつつ線材6を外
方に引いてテンションを付与しながら所定の半径でコア
3の周りを回転することにより、上記コア3の外表面に
線材6を巻き付けることができる。従って、従来のよう
にコア3の中心孔3′内にリング1,2等を通すことはな
いので、上記中心孔3′はかなり小さくすることがで
き、小さい内径のコア3に対しても線材6を巻くことが
できる。また、線材6は、第一のローラ15及び第二のロ
ーラ16を用いて外方にテンションを付与して引き絞りな
がらコア3の外表面に巻き付けられるので、線材6とし
て太径のものを使用することができ、コア3に太径の線
材6を巻いてトロイダルコイルを形成することができ
る。さらに、上記コア3を所定位置に固定するには、従
来のようにリング1,2の一部分1′,2′を脱着するよう
な複雑な作業は要しないので、自動化に適するものであ
る。さらにまた、従来例とは異なり、直接コア3の外表
面に対して第一のローラ15及び第二のローラ16により線
材6を巻き付けるため、最終的に上記コア3に線材6を
螺旋状に巻き付けてトロイダルコイルを形成するまでの
時間を短縮でき、巻線効率を向上することができる。こ
のことから、トロイダルコイルのコストを低下させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるトロイダルコイル巻線機の実施例
を示す説明図、第2図ないし第8図はコアに対する巻線
動作を示す説明図、第9図及び第10図は従来のトロイダ
ルコイル巻線機を示す側面図及び正面図、第11図ないし
第15図は従来例による巻線動作を示す説明図である。 3……コア 3′……コアの中心孔 6……線材 6″……線材の先端 11……コアの中心軸 12……送りチャック 13……回しチャック 14……治具 15……第一のローラ 16……第二のローラ 17……固定チャック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定位置に固定されたドーナツ形のコアの
    中心孔に挿通する巻線用の線材の先端を保持する棒状の
    治具と、この治具を挟持して上記線材をコアの中心孔に
    挿通する送りチャックと、この挿通された治具を挟持し
    て上記線材をコア外側面を迂回して一回りさせる回しチ
    ャックと、この回しチャックの回り経路内に設けられ上
    記回しチャックによって外周面に掛け回された線材を外
    方に引いてテンションを付与しながら所定の半径でコア
    の周りを回転しその外表面に線材を巻き付ける第一のロ
    ーラと、上記コアに対して第一のローラと反対側に位置
    し第一のローラと交互に位置を入れ換えつつ線材を外方
    に引いてテンションを付与しながら回転しコアの外表面
    に線材を巻き付ける第二のローラとを有し、上記コアの
    一断面に対し線材を一周巻き付けるごとにそのコアを中
    心軸まわりに適宜の角度回転して該コアの外表面に螺旋
    状に線材を巻くようにしたことを特徴とするトロイダル
    コイル巻線機。
JP17759486A 1986-07-30 1986-07-30 トロイダルコイル巻線機 Expired - Lifetime JPH0719715B2 (ja)

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