JPH071972U - 競技場用縁石 - Google Patents

競技場用縁石

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JPH071972U
JPH071972U JP3783493U JP3783493U JPH071972U JP H071972 U JPH071972 U JP H071972U JP 3783493 U JP3783493 U JP 3783493U JP 3783493 U JP3783493 U JP 3783493U JP H071972 U JPH071972 U JP H071972U
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昭 奥
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 グランド面の溝から出没自在になった縁石に
於いて、縁石の出没作動を、エアシリンダを用いて、か
つ、スムーズに行わせる。 【構成】 頭部3と基部4とからなる縁石本体1は、グ
ランド面の溝2から出没自在である。溝2内にエアシリ
ンダ5があって、縁石本体1を上下動させる。縁石本体
1に取付けたピニオン8が、溝2の側枠7に設けたラッ
ク10と咬合している。ピニオン8は、縁石本体1の長
手方向の両側にあって、両方のピニオン8は連結ロッド
9によって一体になっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は陸上競技場などに於いて、トラック走路の内周境界などに設けられる 縁石の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
競技場の縁石を、グランド面に設けた溝から、遠隔操作によって自動的に出没 させるようにする技術は、既に本考案者等によって実願平4−13456号及び 実願平4−69071号として提案されている。これらに於ける縁石の出没作動 方式は、グランド面の溝に縁石本体を出没移動自在に設けると共に、溝の底にエ アチューブを配し、給排気によるエアチューブの膨張・収縮によって、縁石本体 を上下動させる方式である。また、単に出没させるだけでなく、突出と同時に縁 石を、グランドのコース側に横移動させる技術も前記実願平4−69071号に 提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、前記従来の方式では、出没作動装置としてエアチューブを用いてい るので、作動に大量のエアが必要で、出没作動に時間がかかる欠点があり、これ を解消するには大形のエアコンプレッサや太い配管を要するなどの問題がある。 また、出没作動装置としてエアシリンダを用いることも考えられてはいたが、縁 石の長手方向両端に各々エアシリンダを配して出没作動させようとすると、両方 のエアシリンダへの給気供給が均一にならない為、両端の出没作動に差が出て、 スムーズな出没作動を期待できず、故障が多いという問題があった。
【0004】 本考案はこのような点に鑑み、エアシリンダ方式を採用すると共に、縁石が全 長に互って同時に出没するようにして、出没作動がスムーズな縁石を提供せんと するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の縁石の技術的手段は、縁石本体と、グランド面に形成された溝と、溝 内に設けられたエアシリンダと、エアシリンダへの給排気装置と、縁石本体の長 手方向両側に設けられた昇降同期装置とからなり、縁石本体はエアシリンダの力 によって、水平状態を保ったままで溝から出没するようになっていることにある 。
【0006】 また、昇降同期装置に、ピニオン・ラック方式を採用し、両側のピニオンをロ ッドで連結して、一体回転させるようにしてもよい。
【0007】 更に、縁石本体を、別体の頭部と基部とで構成し、頭部が基部に対して横移動 できるようにすることも可能である。
【0008】
【作用】
本考案の縁石本体は、グランド面の溝から出没自在である。エアシリンダへの 給排気によって、縁石本体は押上げられたり、引き下げられたりする。縁石本体 の昇降時には同期装置によって両端が同時に同量だけ移動するので、全体が水平 状態を保って均一に昇降する。
【0009】 ピニオン・ラック方式によるものでは、両側のピニオンがロッドで一体に連結 されていて回転が連動するようになり、またピニオンはラックに噛合していて両 者間に滑りが全く生じないので、縁石本体の両端での移動量は完全に同一になり 、確実な同期昇降を図ることができる。
【0010】 頭部が横移動できるようになったものでは、縁石頭部の側縁で形成される走路 コースの内周線が、溝を完全に越えるので、溝の存在による走行時の危険を防止 できる。
【0011】
【実施例】 本考案の縁石の一実施例を図面について説明する。1は縁石本体で、グランド 面に設けた溝2内に出没自在に設けられている。縁石本体1の長さは、約2mで 、これを直列に繋いで、グランドのコース内周縁に全周に互って設置する。縁石 本体1は頭部3と基部4とからなる。頭部3と基部4は、共に防錆を考慮してス テンレススチール製であり、同一幅の角パイプが用いられている。
【0012】 図1に示されるように、縁石本体1の長手方向の両端に近い位置の下面には、 エアシリンダ5が設けられている。なお、図1は、縁石本体1の一方の端部のみ を図示し、反対端の図示は省略されているが、反対端にも同一の構成が存在する 。このエアシリンダ5は、グランドを周回して配された全ての縁石本体1にそれ ぞれ2個づつ設けられている。そして、これらの各エアシリンダ5は別の場所に 設けたコンプレッサ(図示せず)と配管連結されていて、このコンプレッサから のエアシリンダ5への給気によって、縁石本体1は、図2,図3に示されるよう に上昇・降下させられる。
【0013】 この縁石本体1の昇降をスムーズにする為、縁石本体1の基部4の両側面には 、図4に示されるようにローラー6が取付けられている。このローラー6は溝2 の左右側枠7と接触しており、昇降作動は溝2の側面に案内されて行われるので 、作動がスムーズになる。
【0014】 また、縁石本体1の基部4の下面には、図5に示されるようにピニオン8が取 付けられている。このピニオン8は、縁石本体1の長手方向の両側にそれぞれ設 けられ、かつ、両方のピニオン8はロッド9で連結されていて、両方のピニオン 8は互いに同期して一体となって回転する。10はラックで、片面の溝側枠7に 取付けられていて、ピニオン8がこのラック10に咬合している。従って、縁石 本体1が上下移動する際には、必ず両端が同時に動き、縁石本体1は常に水平を 保って上下動するようになる。
【0015】 11は頭部3の支持足で、頭部3の下面適所に垂下固着されている。支持足1 1の下部は、図6,図7に示されるように基部4の上面壁に設けられた長孔12 を通って、基部4内に入っている。13はスライドロッドで、基部4の中間を水 平方向に貫通し、かつ、長手方向に移動自在である。また、スライドロッド13 と支持足11とは一体に固着されていて、スライドロッド13が長手方向に移動 すると、支持足11は長孔12内で横移動し、また頭部3も当然にこの動きに連 動して横移動する。
【0016】 スライドロッド13はコイルバネ14によって、常に突出せんとする力を受け ている。突出方向の先端には接触子15が取付けられている。また、溝側枠7に は傾斜ガイド16が設けられていて、これとスライドロッド13とが係合する。 即ち、縁石本体1の没入時には、図6のようにスライドロッド13はコイルバネ 14の作用で突出方向に移動しており、支持足11及び頭部3は中央の位置にあ る。しかし、縁石本体1が上昇させられると、接触子15が傾斜ガイド16と接 触し、スライドロッド13は押されて後退し、支持足11及び頭部3が横移動さ せられる。
【0017】 なお、前記の頭部3の横移動は、頭部3が溝2の上面開口17から抜け出た後 に生じなければならないので、傾斜ガイド16はこの点を考慮して形状設定され ている。なぜなら、危険防止の為、溝2の上面開口17の横幅は、頭部3の横幅 に可及的に接近させてあり、両者間にほとんど隙間がないので、頭部3が開口1 7を抜け出してから横移動しないと、両者が衝突することになる。また、横移動 するのは頭部3だけであり、基部4は上下方向にのみ移動し、最上昇位置では図 7のように基部4が溝開口17を塞ぐようになる。18はグランドの合成樹脂製 舗装面である。
【0018】 なお、本考案の縁石は前記実施例に限定されるものではなく、実用新案登録請 求の範囲の記載の範囲内で自由に変形実施可能である。例えば、エアシリンダ5 の設置個数や設置位置は自由であるし、この他、昇降案内手段には、前記ローラ ー6以外のものを用いてもよく、また、左右端の昇降同期手段にも、ピニオン・ ラック方式以外のものを用いてもよい。更に、頭部3の横移動手段として、支持 足11を扁心円形カムで支持し、このカムを別個のエアシリンダで回転させるよ うにして、横移動を別系統の駆動装置で行うようにすることも可能である。
【0019】
【考案の効果】
本考案の縁石は、グランド面の溝から出没自在であるので、不必要時には縁石 を溝に没入させれば、グランドを競走以外の他の競技に利用できる。また縁石の 出没作動は、縁石の下面に設けたエアシリンダで行うので、エアシリンダへの給 排気操作によって自動的、かつ短時間での出没操作が可能であり、実用上極めて 便利である。更に、縁石は、全長に互って水平を保ったままで同期して昇降する ので、昇降移動がスムーズで、作動不良を起こさない。
【0020】 請求項2のものでは、ピニオン・ラック方式で同期を図っているので、簡単な 構造で、確実に全長の昇降作動を同期させることができる。
【0021】 請求項3のものでは、縁石頭部が突出時に横移動するので、溝の上面を完全に カバーでき、溝の存在による危険を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の縁石の片端部の縦断面図。
【図2】A−A線での没入状態の横断面図。
【図3】A−A線での突出状態の横断面図。
【図4】B−B線での没入状態の横断面図。
【図5】C−C線での没入状態の横断面図。
【図6】D−D線での没入状態の横断面図。
【図7】D−D線での突出状態の横断面図。
【符号の説明】
1 縁石本体 2 溝 3 縁石頭部 4 縁石基部 5 エアシリンダ 6 案内ローラー 7 溝側枠 8 ピニオン 9 連結ロッド 10 ラック 11 支持足 12 長孔 13 スライドロッド 14 バネ 15 接触子 16 傾斜ガイド

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縁石本体と、グランド面に形成された溝
    と、溝内に設けられたエアシリンダと、エアシリンダへ
    の給排気装置と、縁石本体の長手方向両側に設けられた
    昇降同期装置とからなり、縁石本体はエアシリンダの力
    によって、水平状態を保ったままで溝から出没するよう
    になっている競技場用縁石。
  2. 【請求項2】 昇降同期装置が、縁石本体に取付けられ
    たピニオンと、溝側面に設けられたラックと、両側のピ
    ニオンを一体回転するように連結するロッドとからなる
    請求項1記載の競技場用縁石。
  3. 【請求項3】 縁石本体が、別体の頭部と基部とからな
    り、頭部は基部に対して横移動できるようになっている
    請求項1記載の競技場用縁石。
JP3783493U 1993-06-16 1993-06-16 競技場用縁石 Expired - Fee Related JP2579884Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50145281U (ja) * 1974-05-17 1975-12-01
JPS5194685U (ja) * 1975-01-29 1976-07-29

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JPS50145281U (ja) * 1974-05-17 1975-12-01
JPS5194685U (ja) * 1975-01-29 1976-07-29

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