JPH08319177A - 軽量気泡コンクリート切断装置 - Google Patents
軽量気泡コンクリート切断装置Info
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- JPH08319177A JPH08319177A JP15218595A JP15218595A JPH08319177A JP H08319177 A JPH08319177 A JP H08319177A JP 15218595 A JP15218595 A JP 15218595A JP 15218595 A JP15218595 A JP 15218595A JP H08319177 A JPH08319177 A JP H08319177A
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- cam
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 分割支持板の昇降時に押し下げアームにかか
る負荷を軽減でき、ひいてはカム式昇降機構の耐久性の
向上が図れる軽量気泡コンクリート切断装置を提供す
る。 【構成】 分割支持板17が取り付けられた昇降ロッド
15を有する多数の昇降構造体16と、ガイドレール1
3に沿って機長方向に移動可能な移動台車24と、移動
台車24に取り付けられて、切断材26が所定間隔毎に
多数本張り付けられ、かつ下降した分割支持板17と軽
量気泡コンクリート11との隙間を通過可能な下部枠2
7aを有する切断枠体27と、移動台車24側および各
昇降構造体16側の間に配置されて、所定タイミングで
押し下げアーム31を回動させて自己の昇降ロッド15
を昇降させる多数のカム式昇降機構23とを備え、また
カム式昇降機構23に、カウンターウエイト構造体50
を設けた。
る負荷を軽減でき、ひいてはカム式昇降機構の耐久性の
向上が図れる軽量気泡コンクリート切断装置を提供す
る。 【構成】 分割支持板17が取り付けられた昇降ロッド
15を有する多数の昇降構造体16と、ガイドレール1
3に沿って機長方向に移動可能な移動台車24と、移動
台車24に取り付けられて、切断材26が所定間隔毎に
多数本張り付けられ、かつ下降した分割支持板17と軽
量気泡コンクリート11との隙間を通過可能な下部枠2
7aを有する切断枠体27と、移動台車24側および各
昇降構造体16側の間に配置されて、所定タイミングで
押し下げアーム31を回動させて自己の昇降ロッド15
を昇降させる多数のカム式昇降機構23とを備え、また
カム式昇降機構23に、カウンターウエイト構造体50
を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軽量気泡コンクリート
切断装置に係り、更に詳しくは、分割支持板の昇降時に
押し下げアームにかかる負荷を軽減でき、ひいてはカム
式昇降機構の耐久性の向上が図れる軽量気泡コンクリー
ト切断装置に関する。
切断装置に係り、更に詳しくは、分割支持板の昇降時に
押し下げアームにかかる負荷を軽減でき、ひいてはカム
式昇降機構の耐久性の向上が図れる軽量気泡コンクリー
ト切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】建造物の壁板の一種として、軽量で耐火
性の良い軽量気泡コンクリートからなる板材が知られて
いる。この板材は、半乾きで肉厚なブロック状の軽量気
泡コンクリートを、ピアノ線を有する軽量気泡コンクリ
ート切断装置により所定幅に切断することにより製造さ
れる。従来の軽量気泡コンクリート切断装置として、例
えば実開昭51−25668号公報の「軽量気泡コンク
リート半硬化体の切断装置」の明細書および第1図に開
示されたものが知られている。
性の良い軽量気泡コンクリートからなる板材が知られて
いる。この板材は、半乾きで肉厚なブロック状の軽量気
泡コンクリートを、ピアノ線を有する軽量気泡コンクリ
ート切断装置により所定幅に切断することにより製造さ
れる。従来の軽量気泡コンクリート切断装置として、例
えば実開昭51−25668号公報の「軽量気泡コンク
リート半硬化体の切断装置」の明細書および第1図に開
示されたものが知られている。
【0003】このものは、機長方向に並設された多数本
のエアシリンダからなる支持シリンダのロッドの先端
に、半乾き状態の横長な軽量気泡コンクリートを下方支
持する分割支持板が固着され、ガイドレールに沿って機
長方向に移動可能な門形の移動台車を上方配置し、また
移動台車には、下降した分割支持板と軽量気泡コンクリ
ートとの間を移動可能な下部枠を有する切断枠体が吊下
状態で取り付けられたものである。なお、切断枠体に
は、軽量気泡コンクリートを切断するピアノ線が所定間
隔毎に多数本張り付けられている。
のエアシリンダからなる支持シリンダのロッドの先端
に、半乾き状態の横長な軽量気泡コンクリートを下方支
持する分割支持板が固着され、ガイドレールに沿って機
長方向に移動可能な門形の移動台車を上方配置し、また
移動台車には、下降した分割支持板と軽量気泡コンクリ
ートとの間を移動可能な下部枠を有する切断枠体が吊下
状態で取り付けられたものである。なお、切断枠体に
は、軽量気泡コンクリートを切断するピアノ線が所定間
隔毎に多数本張り付けられている。
【0004】この従来の軽量気泡コンクリート切断装置
は、移動台車の機長方向への移動に伴って、切断枠体の
下部枠が各支持シリンダに近づいてくると、制御装置に
よる切り換えバルブの自動操作により、順次、衝突を避
けるように支持シリンダのロッドを下降させ、通過後、
ただちに切り換えバルブを切り換えてロッドを突出させ
ることにより軽量気泡コンクリートを支持する。この操
作を各支持シリンダ毎に、順次、連続的に行いながら、
ピアノ線により軽量気泡コンクリートを所定幅に切断す
るものである。
は、移動台車の機長方向への移動に伴って、切断枠体の
下部枠が各支持シリンダに近づいてくると、制御装置に
よる切り換えバルブの自動操作により、順次、衝突を避
けるように支持シリンダのロッドを下降させ、通過後、
ただちに切り換えバルブを切り換えてロッドを突出させ
ることにより軽量気泡コンクリートを支持する。この操
作を各支持シリンダ毎に、順次、連続的に行いながら、
ピアノ線により軽量気泡コンクリートを所定幅に切断す
るものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術の軽量気泡コンクリート切断装置は、このように
支持シリンダが、応答性の悪い空気圧を駆動源とするエ
アシリンダであるので、それぞれの支持シリンダに対す
る切断枠体の接近時や通過時において、切り換えバルブ
の操作によりロッドを出し入れさせて分割支持板を昇降
させる際に、分割支持板の昇降の応答性が劣り、比較的
低速で移動台車を移動させないと、分割支持板に下部枠
が衝突しない安定した支持シリンダの作動タイミングが
得られなかった。これにより、生産性が低下するという
問題点があった。
来技術の軽量気泡コンクリート切断装置は、このように
支持シリンダが、応答性の悪い空気圧を駆動源とするエ
アシリンダであるので、それぞれの支持シリンダに対す
る切断枠体の接近時や通過時において、切り換えバルブ
の操作によりロッドを出し入れさせて分割支持板を昇降
させる際に、分割支持板の昇降の応答性が劣り、比較的
低速で移動台車を移動させないと、分割支持板に下部枠
が衝突しない安定した支持シリンダの作動タイミングが
得られなかった。これにより、生産性が低下するという
問題点があった。
【0006】そこで、本願発明者は、移動台車の機長方
向への移動により、それぞれの昇降構造体に切断枠体が
接近すると、カム式昇降機構の下降側への作動により、
所定タイミングで押し下げアームを回動させて、対応す
る昇降ロッドと共に、スプリングにより上方付勢されて
いた分割支持板を下降させ、この下降中に、移動台車と
共に移動する切断枠体の下部枠を、これらの軽量気泡コ
ンクリートと分割支持板との隙間に通過させ、その後、
カム式昇降機構の上昇側への作動により、押し下げアー
ムを反対方向へ回動させて、対応する昇降ロッドおよび
分割支持板が元の支持位置まで上昇されるという動作を
順次行うことにより、分割支持板の昇降の応答性を向上
させ、これにより比較的高速で移動台車を移動させて高
速操業を行っても、分割支持板に下部枠が衝突しない安
定した昇降構造体の作動タイミングが得られて、生産性
の向上が図れるという効果が得られる軽量気泡コンクリ
ート切断装置を試作した。
向への移動により、それぞれの昇降構造体に切断枠体が
接近すると、カム式昇降機構の下降側への作動により、
所定タイミングで押し下げアームを回動させて、対応す
る昇降ロッドと共に、スプリングにより上方付勢されて
いた分割支持板を下降させ、この下降中に、移動台車と
共に移動する切断枠体の下部枠を、これらの軽量気泡コ
ンクリートと分割支持板との隙間に通過させ、その後、
カム式昇降機構の上昇側への作動により、押し下げアー
ムを反対方向へ回動させて、対応する昇降ロッドおよび
分割支持板が元の支持位置まで上昇されるという動作を
順次行うことにより、分割支持板の昇降の応答性を向上
させ、これにより比較的高速で移動台車を移動させて高
速操業を行っても、分割支持板に下部枠が衝突しない安
定した昇降構造体の作動タイミングが得られて、生産性
の向上が図れるという効果が得られる軽量気泡コンクリ
ート切断装置を試作した。
【0007】ところで、このような軽量気泡コンクリー
ト切断装置においては、分割支持板を下降させて、切断
枠体の下部枠を、軽量気泡コンクリートと分割支持板と
の隙間に通過させる際に、分割支持板を上方付勢してい
るスプリングに大きな圧縮力がかかる。このスプリング
の伸縮は、装置の運転中、頻繁に行なわれるので、スプ
リングが疲労して破損する虞れがあった。しかも、この
スプリングの圧縮力は、分割支持板や昇降ロッドを昇降
させる押し下げアームに大きな負荷となってかかるため
に、押し下げアームの耐久性が低下することも予想され
た。
ト切断装置においては、分割支持板を下降させて、切断
枠体の下部枠を、軽量気泡コンクリートと分割支持板と
の隙間に通過させる際に、分割支持板を上方付勢してい
るスプリングに大きな圧縮力がかかる。このスプリング
の伸縮は、装置の運転中、頻繁に行なわれるので、スプ
リングが疲労して破損する虞れがあった。しかも、この
スプリングの圧縮力は、分割支持板や昇降ロッドを昇降
させる押し下げアームに大きな負荷となってかかるため
に、押し下げアームの耐久性が低下することも予想され
た。
【0008】また、この軽量気泡コンクリート切断装置
では、軽量気泡コンクリートを切断後、移動台車を元の
位置まで引き戻す際にも、構造上、往きの切断時と同様
に、各カム式昇降機構により対応する分割支持板を、順
次、昇降させながら戻さなければならず、これにより押
し下げアームに負荷がかかる回数がさらに増加してい
た。
では、軽量気泡コンクリートを切断後、移動台車を元の
位置まで引き戻す際にも、構造上、往きの切断時と同様
に、各カム式昇降機構により対応する分割支持板を、順
次、昇降させながら戻さなければならず、これにより押
し下げアームに負荷がかかる回数がさらに増加してい
た。
【0009】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で、分割支持板の昇降時に押し下げアームにかかる負荷
を軽減でき、ひいてはカム式昇降機構の耐久性の向上が
図れる軽量気泡コンクリート切断装置を提供することを
目的とする。
で、分割支持板の昇降時に押し下げアームにかかる負荷
を軽減でき、ひいてはカム式昇降機構の耐久性の向上が
図れる軽量気泡コンクリート切断装置を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の軽量気泡コンクリート切断装置は、機長方向に並
設されて、半乾きでブロック状態となった軽量気泡コン
クリートの分割支持板が取り付けられた昇降ロッドを有
する多数の昇降構造体と、ガイドレールに沿って機長方
向に移動可能な移動台車と、該移動台車に取り付けられ
て、前記軽量気泡コンクリートの切断材が所定間隔毎に
多数本張り付けられ、しかも下降した前記分割支持板と
前記軽量気泡コンクリートとの隙間を通過可能な下部枠
を有する切断枠体と、前記移動台車側および前記それぞ
れの昇降構造体側の間に配置されて、所定タイミングで
押し下げアームを回動させて自己の前記昇降ロッドを昇
降させる多数のカム式昇降機構とを備えた軽量気泡コン
クリート切断装置であって、前記カム式昇降機構に、カ
ウンターウエイト構造体を設けるように構成されてい
る。
記載の軽量気泡コンクリート切断装置は、機長方向に並
設されて、半乾きでブロック状態となった軽量気泡コン
クリートの分割支持板が取り付けられた昇降ロッドを有
する多数の昇降構造体と、ガイドレールに沿って機長方
向に移動可能な移動台車と、該移動台車に取り付けられ
て、前記軽量気泡コンクリートの切断材が所定間隔毎に
多数本張り付けられ、しかも下降した前記分割支持板と
前記軽量気泡コンクリートとの隙間を通過可能な下部枠
を有する切断枠体と、前記移動台車側および前記それぞ
れの昇降構造体側の間に配置されて、所定タイミングで
押し下げアームを回動させて自己の前記昇降ロッドを昇
降させる多数のカム式昇降機構とを備えた軽量気泡コン
クリート切断装置であって、前記カム式昇降機構に、カ
ウンターウエイト構造体を設けるように構成されてい
る。
【0011】また、請求項2記載の軽量気泡コンクリー
ト切断装置は、請求項1記載の軽量気泡コンクリート切
断装置において、前記カム式昇降機構のカムが、移動手
段によりセット位置と退避位置との間を移動可能である
ように構成されている。
ト切断装置は、請求項1記載の軽量気泡コンクリート切
断装置において、前記カム式昇降機構のカムが、移動手
段によりセット位置と退避位置との間を移動可能である
ように構成されている。
【0012】
【作用】請求項1、2記載の軽量気泡コンクリート切断
装置においては、移動台車の機長方向への移動により、
それぞれの昇降構造体に切断枠体が接近すると、カム式
昇降機構の下降側への作動により、押し下げアームが回
動して、対応する昇降ロッドが押し下げられて分割支持
板が下降する。この下降中に、移動台車と共に移動する
切断枠体の下部枠が、これらの軽量気泡コンクリートと
分割支持板との隙間を通過し、その後、カム式昇降機構
の上昇側への作動により、対応する昇降ロッドが押し上
げられて分割支持板が元の支持位置まで上昇するという
動作を順次行うので、分割支持板の昇降の応答性が向上
し、これにより比較的高速で移動台車を移動させて高速
操業を行っても、分割支持板に下部枠が衝突しない安定
した昇降構造体の作動タイミングが得られ、このため生
産性の向上が図れる。
装置においては、移動台車の機長方向への移動により、
それぞれの昇降構造体に切断枠体が接近すると、カム式
昇降機構の下降側への作動により、押し下げアームが回
動して、対応する昇降ロッドが押し下げられて分割支持
板が下降する。この下降中に、移動台車と共に移動する
切断枠体の下部枠が、これらの軽量気泡コンクリートと
分割支持板との隙間を通過し、その後、カム式昇降機構
の上昇側への作動により、対応する昇降ロッドが押し上
げられて分割支持板が元の支持位置まで上昇するという
動作を順次行うので、分割支持板の昇降の応答性が向上
し、これにより比較的高速で移動台車を移動させて高速
操業を行っても、分割支持板に下部枠が衝突しない安定
した昇降構造体の作動タイミングが得られ、このため生
産性の向上が図れる。
【0013】また、分割支持板を下降させて、切断枠体
の下部枠を、軽量気泡コンクリートと分割支持板との隙
間に通過させる際には、押し下げアームにかかる負荷
が、分割支持板の上昇時から下降時まで、カウンターウ
エイト構造体により比較的小さな値で安定化する。これ
により、分割支持板の昇降時に押し下げアームにかかる
負荷を軽減でき、押し下げアームの耐久性、ひいてはカ
ム式昇降機構の耐久性の向上が図れる。
の下部枠を、軽量気泡コンクリートと分割支持板との隙
間に通過させる際には、押し下げアームにかかる負荷
が、分割支持板の上昇時から下降時まで、カウンターウ
エイト構造体により比較的小さな値で安定化する。これ
により、分割支持板の昇降時に押し下げアームにかかる
負荷を軽減でき、押し下げアームの耐久性、ひいてはカ
ム式昇降機構の耐久性の向上が図れる。
【0014】請求項2記載の軽量気泡コンクリート切断
装置においては、軽量気泡コンクリートを切断後、移動
台車を元の位置まで引き戻す際に、移動手段により、カ
ム式昇降機構のカムをセット位置から退避位置へ移動さ
せるので、移動台車の引き戻し時における押し下げアー
ムにかかる負荷を解消できる。
装置においては、軽量気泡コンクリートを切断後、移動
台車を元の位置まで引き戻す際に、移動手段により、カ
ム式昇降機構のカムをセット位置から退避位置へ移動さ
せるので、移動台車の引き戻し時における押し下げアー
ムにかかる負荷を解消できる。
【0015】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。なお、説明の都合上、図において、機長方向をX方
向、機短方向をY方向、高さ方向をZ方向とする。ここ
に、図1は本発明の一実施例に係る軽量気泡コンクリー
ト切断装置の移動台車側の拡大正面図、図2は同使用状
態を示す全体側面図、図3は移動切断装置の拡大側面
図、図4は同要部拡大正面図、図5は図1のS5−S5
拡大断面図、図6はカム式昇降機構の移動手段の要部拡
大底面図、図7はカム式昇降機構の他の移動手段の要部
拡大側面図である。
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。なお、説明の都合上、図において、機長方向をX方
向、機短方向をY方向、高さ方向をZ方向とする。ここ
に、図1は本発明の一実施例に係る軽量気泡コンクリー
ト切断装置の移動台車側の拡大正面図、図2は同使用状
態を示す全体側面図、図3は移動切断装置の拡大側面
図、図4は同要部拡大正面図、図5は図1のS5−S5
拡大断面図、図6はカム式昇降機構の移動手段の要部拡
大底面図、図7はカム式昇降機構の他の移動手段の要部
拡大側面図である。
【0016】本発明の一実施例に係る軽量気泡コンクリ
ート切断装置10は、図2に示すように、半乾きでブロ
ック状態の軽量気泡コンクリート11が載置されるX方
向へ延びる載置装置12と、載置装置12の両側部に配
置されたX方向へ延びるガイドレール13と、ガイドレ
ール13に沿って移動可能で、軽量気泡コンクリート1
1を多数枚のコンクリート板材に切断する移動切断装置
14とを備えている。
ート切断装置10は、図2に示すように、半乾きでブロ
ック状態の軽量気泡コンクリート11が載置されるX方
向へ延びる載置装置12と、載置装置12の両側部に配
置されたX方向へ延びるガイドレール13と、ガイドレ
ール13に沿って移動可能で、軽量気泡コンクリート1
1を多数枚のコンクリート板材に切断する移動切断装置
14とを備えている。
【0017】図1、2に示すように、載置装置12は、
Y方向(機短方向)に2列配置された昇降ロッド15を
有する昇降構造体16を、基台12a上のX方向(機長
方向)に沿って多数個配列させたものである。対配置さ
れた昇降ロッド15の上端には、軽量気泡コンクリート
11を分割して支持する分割支持板17が水平に横架さ
れており、この分割支持板17の中央部付近の両側部の
下面には垂下部17aが一体形成されている。各昇降ロ
ッド15は、分割支持板17の垂下部17aの外側に取
り付けられており、昇降ロッド15の下端には、軸芯方
向をX方向へ向けたローラ18が設けられている。ま
た、各昇降構造体16の下部両側部には、正面視して逆
Jの字形の支持板21が立設されており、各支持板21
の先端部に昇降ロッド15の軸受21aが、その軸芯を
Z方向に向けて装着されている。なお、支持板21は、
断面視してT字形をしている。
Y方向(機短方向)に2列配置された昇降ロッド15を
有する昇降構造体16を、基台12a上のX方向(機長
方向)に沿って多数個配列させたものである。対配置さ
れた昇降ロッド15の上端には、軽量気泡コンクリート
11を分割して支持する分割支持板17が水平に横架さ
れており、この分割支持板17の中央部付近の両側部の
下面には垂下部17aが一体形成されている。各昇降ロ
ッド15は、分割支持板17の垂下部17aの外側に取
り付けられており、昇降ロッド15の下端には、軸芯方
向をX方向へ向けたローラ18が設けられている。ま
た、各昇降構造体16の下部両側部には、正面視して逆
Jの字形の支持板21が立設されており、各支持板21
の先端部に昇降ロッド15の軸受21aが、その軸芯を
Z方向に向けて装着されている。なお、支持板21は、
断面視してT字形をしている。
【0018】各昇降構造体16の下部中央部には、上面
が開口されたY方向に横長なウエイト収納箱100が、
基台12a上に立設された状態で取り付けられており、
このウエイト収納箱100内に、カウンターウエイト1
01が昇降可能に収納されている。カウンターウエイト
101の上面にはイコライザ102が取り付けられ、ウ
エイト収納箱100の両側のフランジ101a上に、ス
プロケット103が設けられている。分割支持板17の
各垂下部17aの下端にチェーン104の一端がそれぞ
れ固定されている。チェーン104は、一旦、各スプロ
ケット103に引き回されてウエイト収納箱100内へ
と下り、その他端がイコライザ102の両端に取り付け
られている。分割支持板17の昇降に伴い、スプロケッ
ト103により折り返されたチェーン104を介して、
カウンターウエイト101がウエイト収納箱100内で
昇降するので、比較的小さな力でも分割支持板17を昇
降できる。これらの構成部品100〜104によりカウ
ンターウエイト構造体50が構成されている。
が開口されたY方向に横長なウエイト収納箱100が、
基台12a上に立設された状態で取り付けられており、
このウエイト収納箱100内に、カウンターウエイト1
01が昇降可能に収納されている。カウンターウエイト
101の上面にはイコライザ102が取り付けられ、ウ
エイト収納箱100の両側のフランジ101a上に、ス
プロケット103が設けられている。分割支持板17の
各垂下部17aの下端にチェーン104の一端がそれぞ
れ固定されている。チェーン104は、一旦、各スプロ
ケット103に引き回されてウエイト収納箱100内へ
と下り、その他端がイコライザ102の両端に取り付け
られている。分割支持板17の昇降に伴い、スプロケッ
ト103により折り返されたチェーン104を介して、
カウンターウエイト101がウエイト収納箱100内で
昇降するので、比較的小さな力でも分割支持板17を昇
降できる。これらの構成部品100〜104によりカウ
ンターウエイト構造体50が構成されている。
【0019】一方の軸受21aには、外方へ突出する軸
着板105の元部が固着されており、その先端部に、ピ
ン106を介して、上下端部が屈曲した押し下げアーム
31が垂直回動可能に軸着されている。押し下げアーム
31の上端部には、ガイドローラ31aが軸着されてお
り、このガイドローラ31aが分割支持板17の中央部
に水平に穿設されたガイド孔17bに水平方向へ転動可
能に装着されている。
着板105の元部が固着されており、その先端部に、ピ
ン106を介して、上下端部が屈曲した押し下げアーム
31が垂直回動可能に軸着されている。押し下げアーム
31の上端部には、ガイドローラ31aが軸着されてお
り、このガイドローラ31aが分割支持板17の中央部
に水平に穿設されたガイド孔17bに水平方向へ転動可
能に装着されている。
【0020】載置装置12には、昇降ロッド15を、移
動切断装置14の移動に伴って順次下降させる多数のカ
ム式昇降機構23が配置されている。まず、図3を参照
して、移動切断装置14を詳細に説明する。図3に示す
ように、移動切断装置14は、スライダ24aを介し
て、ガイドレール13上を摺動する移動台車24を有し
ている。移動台車24上には、門形フレーム25が取り
付けられており、門形フレーム25の内側には、切断枠
体の一例であるピアノ線カセット枠27が着脱可能に取
り付けられている。ピアノ線カセット枠27は、Z方向
に延びる切断材の一例である多数本のピアノ線26がY
方向へ一定ピッチで張られたものである。ピアノ線カセ
ット枠27は、門形フレーム25の上下部に一対ずつ配
置されたエアシリンダ28のロッドを出し入れさせて、
ロッドの先端に固着された先細りのストッパ29を、ピ
アノ線カセット枠27の四隅のうち任意の一隅に形成さ
れたテーパ穴30に嵌脱させることにより、ピアノ線カ
セット枠27を門形フレーム25に堅固に掛止させた
り、他のピアノ線カセット枠に交換できるように外せる
ようになっている(なお、ピアノ線カセット枠27の他
の一隅には、上下方向位置決め用の図外のテーパ溝が形
成されている)。
動切断装置14の移動に伴って順次下降させる多数のカ
ム式昇降機構23が配置されている。まず、図3を参照
して、移動切断装置14を詳細に説明する。図3に示す
ように、移動切断装置14は、スライダ24aを介し
て、ガイドレール13上を摺動する移動台車24を有し
ている。移動台車24上には、門形フレーム25が取り
付けられており、門形フレーム25の内側には、切断枠
体の一例であるピアノ線カセット枠27が着脱可能に取
り付けられている。ピアノ線カセット枠27は、Z方向
に延びる切断材の一例である多数本のピアノ線26がY
方向へ一定ピッチで張られたものである。ピアノ線カセ
ット枠27は、門形フレーム25の上下部に一対ずつ配
置されたエアシリンダ28のロッドを出し入れさせて、
ロッドの先端に固着された先細りのストッパ29を、ピ
アノ線カセット枠27の四隅のうち任意の一隅に形成さ
れたテーパ穴30に嵌脱させることにより、ピアノ線カ
セット枠27を門形フレーム25に堅固に掛止させた
り、他のピアノ線カセット枠に交換できるように外せる
ようになっている(なお、ピアノ線カセット枠27の他
の一隅には、上下方向位置決め用の図外のテーパ溝が形
成されている)。
【0021】次に、図4〜6を参照しながら、移動台車
24とそれぞれの昇降構造体16との間に配置されて、
通常時に、軽量気泡コンクリート11をしっかりと下方
支持できるように、各昇降ロッド15を堅固に支え、ま
たカム式昇降機構23による昇降ロッド15の昇降時
に、各昇降ロッド15を昇降可能な状態に開放する楔止
め機構37を説明する。図4、5に示すように、楔止め
機構37は、載置装置12の基台12aの両端部上に配
置された、Yレール107およびスライダ108により
Y方向へ移動可能な楔台板109を有している。楔台板
109の中央部より元部側には、ロッド孔110が形成
されており、楔台板109の元部中央部上には、外側の
角部がテーパとなった、昇降ロッド15のローラ18用
の楔部材111が設けられている。また、基台12aの
昇降ロッド15の真下の位置には、楔台板109が基台
12aの内側へ押し込まれた際に、ロッド孔110と連
通する円弧状の切欠部12bが、昇降構造体16の配設
個数分だけ形成されている。この楔台板109の先端部
の中央部上には、カムフロア112がピン113を介し
て軸着されている。
24とそれぞれの昇降構造体16との間に配置されて、
通常時に、軽量気泡コンクリート11をしっかりと下方
支持できるように、各昇降ロッド15を堅固に支え、ま
たカム式昇降機構23による昇降ロッド15の昇降時
に、各昇降ロッド15を昇降可能な状態に開放する楔止
め機構37を説明する。図4、5に示すように、楔止め
機構37は、載置装置12の基台12aの両端部上に配
置された、Yレール107およびスライダ108により
Y方向へ移動可能な楔台板109を有している。楔台板
109の中央部より元部側には、ロッド孔110が形成
されており、楔台板109の元部中央部上には、外側の
角部がテーパとなった、昇降ロッド15のローラ18用
の楔部材111が設けられている。また、基台12aの
昇降ロッド15の真下の位置には、楔台板109が基台
12aの内側へ押し込まれた際に、ロッド孔110と連
通する円弧状の切欠部12bが、昇降構造体16の配設
個数分だけ形成されている。この楔台板109の先端部
の中央部上には、カムフロア112がピン113を介し
て軸着されている。
【0022】基台12a上には、それぞれの支持板21
間に外面が開口したスプリングケース114が固着され
ており、その中に楔台板109を、常時、付勢状態で外
方へ押し出しているスプリング115が収納されてい
る。なお、前記Yレール107およびスライダ108に
は、楔台板109が外方へ飛び出さないためのストッパ
構造(図外)が設けられているのは言うまでもない。図
4、6に示すように、移動台車24のY方向の両端部の
内面には、X方向に長い取り付け部材116がそれぞれ
固着されており、各取り付け部材116の下面の中央部
に、カムフロア112に当接されるカム117を移動さ
せる移動手段の一例である油圧シリンダ118が取り付
けられている。カム117は、X方向に長く、両端部が
外方向に屈曲した肉厚な板材である。取り付け部材11
6の下面の両側部には、油圧シリンダ118を中心にし
て、軸受120と、それに遊挿されたY方向へ延びるガ
イドロッド121が配設されており、ガイドロッド12
1の先端が、カム117の両端部の内面に固着されてい
る。
間に外面が開口したスプリングケース114が固着され
ており、その中に楔台板109を、常時、付勢状態で外
方へ押し出しているスプリング115が収納されてい
る。なお、前記Yレール107およびスライダ108に
は、楔台板109が外方へ飛び出さないためのストッパ
構造(図外)が設けられているのは言うまでもない。図
4、6に示すように、移動台車24のY方向の両端部の
内面には、X方向に長い取り付け部材116がそれぞれ
固着されており、各取り付け部材116の下面の中央部
に、カムフロア112に当接されるカム117を移動さ
せる移動手段の一例である油圧シリンダ118が取り付
けられている。カム117は、X方向に長く、両端部が
外方向に屈曲した肉厚な板材である。取り付け部材11
6の下面の両側部には、油圧シリンダ118を中心にし
て、軸受120と、それに遊挿されたY方向へ延びるガ
イドロッド121が配設されており、ガイドロッド12
1の先端が、カム117の両端部の内面に固着されてい
る。
【0023】油圧シリンダ118のロッド118aを突
出させると、退避位置にあったカム117が、ガイドロ
ッド121によりガイドされて、昇降構造体16の内側
のセット位置へ移動される。これにより、X方向からの
移動台車24の接近により、カムフロア112がカム1
17に当接した後、このカムフロア112と共に楔台板
109を昇降構造体16の内側へと押し込む。こうし
て、楔部材111が昇降ロッド15のローラ18から外
れ、ロッド孔110および切欠部12bは連通状態にな
り、昇降ロッド15が下降可能となる。移動台車24が
通過して、カムフロア112がカム117から外れる
と、スプリング115の付勢力により、楔台板109が
外方向へ押し出され、上昇位置にある昇降ロッド15の
ローラ18下に楔部材111が差し込まれる。次に、図
4、7を参照して前記カム式昇降機構23を詳細に説明
する。
出させると、退避位置にあったカム117が、ガイドロ
ッド121によりガイドされて、昇降構造体16の内側
のセット位置へ移動される。これにより、X方向からの
移動台車24の接近により、カムフロア112がカム1
17に当接した後、このカムフロア112と共に楔台板
109を昇降構造体16の内側へと押し込む。こうし
て、楔部材111が昇降ロッド15のローラ18から外
れ、ロッド孔110および切欠部12bは連通状態にな
り、昇降ロッド15が下降可能となる。移動台車24が
通過して、カムフロア112がカム117から外れる
と、スプリング115の付勢力により、楔台板109が
外方向へ押し出され、上昇位置にある昇降ロッド15の
ローラ18下に楔部材111が差し込まれる。次に、図
4、7を参照して前記カム式昇降機構23を詳細に説明
する。
【0024】図4、7に示すように、取り付け部材11
6の昇降構造体16の内側面の中央部には、X方向に延
びるカム122を昇降させる移動手段の一例である油圧
シリンダ123が取り付けられている。カム122は、
楔止め機構37のカム117より短尺で、両端部の上部
が傾斜カットされた板部材であり、押し下げアーム31
の下端面に軸着されたカムフロア126に当接可能とな
っている。また、油圧シリンダ123の両側部には、軸
受124と、Z方向へ延びるガイドロッド125とが配
置されている。油圧シリンダ123のロッド123aを
突出させると、退避位置にあったカム122が、ガイド
ロッド125によりガイドされて、上方のセット位置へ
移動される。この状態で、X方向から移動台車24が接
近してくると、カム122が、カムフロア126に当接
してこれを押し上げ、押し下げアーム31が、ピン10
6を中心に図1矢印方向へ垂直回動されて、昇降ロッド
15と共に分割支持板17を押し下げる。こうして、図
1に示すように、軽量気泡コンクリート11の下面と分
割支持板17の上面との間に隙間ができ、この隙間が形
成されている間に、ピアノ線カセット枠27の下部枠2
7aが通過する。図3において、符号43〜46は取り
付け部材、符号47はピアノ線保持部材、図1におい
て、符号127は隣接する分割支持板17間の下方に配
置された塵受パンである。
6の昇降構造体16の内側面の中央部には、X方向に延
びるカム122を昇降させる移動手段の一例である油圧
シリンダ123が取り付けられている。カム122は、
楔止め機構37のカム117より短尺で、両端部の上部
が傾斜カットされた板部材であり、押し下げアーム31
の下端面に軸着されたカムフロア126に当接可能とな
っている。また、油圧シリンダ123の両側部には、軸
受124と、Z方向へ延びるガイドロッド125とが配
置されている。油圧シリンダ123のロッド123aを
突出させると、退避位置にあったカム122が、ガイド
ロッド125によりガイドされて、上方のセット位置へ
移動される。この状態で、X方向から移動台車24が接
近してくると、カム122が、カムフロア126に当接
してこれを押し上げ、押し下げアーム31が、ピン10
6を中心に図1矢印方向へ垂直回動されて、昇降ロッド
15と共に分割支持板17を押し下げる。こうして、図
1に示すように、軽量気泡コンクリート11の下面と分
割支持板17の上面との間に隙間ができ、この隙間が形
成されている間に、ピアノ線カセット枠27の下部枠2
7aが通過する。図3において、符号43〜46は取り
付け部材、符号47はピアノ線保持部材、図1におい
て、符号127は隣接する分割支持板17間の下方に配
置された塵受パンである。
【0025】続いて、本発明の一実施例に係る軽量気泡
コンクリート切断装置10の動作を説明する。図1、4
に示すように、移動台車24がガイドレール13に沿っ
てX方向へ移動し、それぞれの昇降構造体16にピアノ
線カセット枠27が接近すると、まず楔止め機構37の
油圧シリンダ118およびカム式昇降機構23の油圧シ
リンダ123により、各カム117、122をセット位
置へ移動させる。先に、比較的長尺なカム117にカム
フロア112が乗り上げて、楔台板109が昇降構造体
16の内側へ押し込まれ、これにより楔部材111から
ローラ18が外れて、昇降ロッド15の真下に、切欠部
12bと連通するロッド孔110が配置される。
コンクリート切断装置10の動作を説明する。図1、4
に示すように、移動台車24がガイドレール13に沿っ
てX方向へ移動し、それぞれの昇降構造体16にピアノ
線カセット枠27が接近すると、まず楔止め機構37の
油圧シリンダ118およびカム式昇降機構23の油圧シ
リンダ123により、各カム117、122をセット位
置へ移動させる。先に、比較的長尺なカム117にカム
フロア112が乗り上げて、楔台板109が昇降構造体
16の内側へ押し込まれ、これにより楔部材111から
ローラ18が外れて、昇降ロッド15の真下に、切欠部
12bと連通するロッド孔110が配置される。
【0026】それに若干遅れて、カム122がカムフロ
ア126に当接し、引き続きこれを上方へ押し上げて、
押し下げアーム31をピン106を中心に回動させるの
で、押し下げアーム31の上端部のガイドローラ31a
を介して、分割支持板17および昇降ロッド15が一体
的に押し下げられる。この際、スプロケット103およ
びチェーン104を介して、カウンターウエイト101
が重量バランスをとって引き上げられ、これにより各昇
降ロッド15は、開口されていたロッド孔110および
切欠部12b内へ差し込まれる。こうして、軽量気泡コ
ンクリート11と分割支持板17との間に隙間が形成さ
れ、この隙間が形成されている間に、ピアノ線カセット
枠27の下部枠27aが通過して、ピアノ線26により
一部の軽量気泡コンクリート11が切断される。
ア126に当接し、引き続きこれを上方へ押し上げて、
押し下げアーム31をピン106を中心に回動させるの
で、押し下げアーム31の上端部のガイドローラ31a
を介して、分割支持板17および昇降ロッド15が一体
的に押し下げられる。この際、スプロケット103およ
びチェーン104を介して、カウンターウエイト101
が重量バランスをとって引き上げられ、これにより各昇
降ロッド15は、開口されていたロッド孔110および
切欠部12b内へ差し込まれる。こうして、軽量気泡コ
ンクリート11と分割支持板17との間に隙間が形成さ
れ、この隙間が形成されている間に、ピアノ線カセット
枠27の下部枠27aが通過して、ピアノ線26により
一部の軽量気泡コンクリート11が切断される。
【0027】次いで、カム122がカムフロア126よ
り外れて、押し下げアーム31がピン106を中心にし
て反対方向へ回動することにより、カウンターウエイト
101を下降させながら分割支持板17が引き上げられ
る。これにより、昇降ロッド15が切欠部12bやロッ
ド孔110から抜き取られ、次いでカム117からカム
フロア112が外れて、スプリング115の付勢力によ
り、楔台板109が元の位置まで押し戻される。以上の
コンクリート切断操作を、各昇降構造体16において順
次繰り返すことにより、軽量気泡コンクリート11が、
その全長に渡って多数本のピアノ線26により完全に切
断されて、所定枚数の板材となる。その後、油圧シリン
ダ118、123により、カム117、122を退避位
置へ引き戻してから、移動台車24を切断開始位置まで
一気に引き戻す。なお、カム117、122が退避位置
にあるので、移動台車24の引き戻しに際して、各押し
下げアーム31に分割支持板17の押し下げ負荷がかか
らず、かつ楔台板109も内側へ押し込まれることはな
い。
り外れて、押し下げアーム31がピン106を中心にし
て反対方向へ回動することにより、カウンターウエイト
101を下降させながら分割支持板17が引き上げられ
る。これにより、昇降ロッド15が切欠部12bやロッ
ド孔110から抜き取られ、次いでカム117からカム
フロア112が外れて、スプリング115の付勢力によ
り、楔台板109が元の位置まで押し戻される。以上の
コンクリート切断操作を、各昇降構造体16において順
次繰り返すことにより、軽量気泡コンクリート11が、
その全長に渡って多数本のピアノ線26により完全に切
断されて、所定枚数の板材となる。その後、油圧シリン
ダ118、123により、カム117、122を退避位
置へ引き戻してから、移動台車24を切断開始位置まで
一気に引き戻す。なお、カム117、122が退避位置
にあるので、移動台車24の引き戻しに際して、各押し
下げアーム31に分割支持板17の押し下げ負荷がかか
らず、かつ楔台板109も内側へ押し込まれることはな
い。
【0028】このように、分割支持板17の昇降構造体
16として、応答性のよいカム式昇降機構23を採用し
たので、分割支持板17の昇降が正確かつ機敏になり、
これにより比較的高速で移動台車24を移動させて高速
操業しても、分割支持板17にピアノ線カセット枠27
の下部枠27aが衝突することなく、安定した昇降構造
体16の作動タイミングが得られるようになり、よって
生産性の向上が図れる。また、分割支持板17のカム式
昇降機構23にカウンターウエイト構造体50を配備さ
せているので、分割支持板17の昇降時に押し下げアー
ム31にかかる負荷が軽減され、これにより押し下げア
ーム31の耐久性、ひいてはカム式昇降機構23の耐久
性の向上が図れる。
16として、応答性のよいカム式昇降機構23を採用し
たので、分割支持板17の昇降が正確かつ機敏になり、
これにより比較的高速で移動台車24を移動させて高速
操業しても、分割支持板17にピアノ線カセット枠27
の下部枠27aが衝突することなく、安定した昇降構造
体16の作動タイミングが得られるようになり、よって
生産性の向上が図れる。また、分割支持板17のカム式
昇降機構23にカウンターウエイト構造体50を配備さ
せているので、分割支持板17の昇降時に押し下げアー
ム31にかかる負荷が軽減され、これにより押し下げア
ーム31の耐久性、ひいてはカム式昇降機構23の耐久
性の向上が図れる。
【0029】さらに、移動台車24の引き戻し時に、油
圧シリンダ123によりカム122を退避させるように
したので、この引き戻し時にかかる押し下げアーム31
の負荷を解消できる。
圧シリンダ123によりカム122を退避させるように
したので、この引き戻し時にかかる押し下げアーム31
の負荷を解消できる。
【0030】以上、本発明を説明したが、本発明はこれ
らの実施例に限定されるものではなく、要旨を逸脱しな
い範囲での設計などの変更があっても本発明に含まれ
る。例えば、カム式昇降機構の構造は、実施例のものに
限定しなくても、切断枠体の移動に伴って、近接する分
割支持板を昇降できるものであれば、どのようなもので
もよい。また、昇降構造体は、実施例のものに限定しな
くても、分割支持板が取り付けられた昇降ロッドを、カ
ム式昇降機構により昇降できる構造のものであれば、ど
のようなものでもよい。
らの実施例に限定されるものではなく、要旨を逸脱しな
い範囲での設計などの変更があっても本発明に含まれ
る。例えば、カム式昇降機構の構造は、実施例のものに
限定しなくても、切断枠体の移動に伴って、近接する分
割支持板を昇降できるものであれば、どのようなもので
もよい。また、昇降構造体は、実施例のものに限定しな
くても、分割支持板が取り付けられた昇降ロッドを、カ
ム式昇降機構により昇降できる構造のものであれば、ど
のようなものでもよい。
【0031】さらにまた、実施例では、移動台車とし
て、装置の両側部に配置されたガイドレールに沿って移
動するものを示したが、これに限定しなくても、例えば
従来手段と同様に、軽量気泡コンクリートの載置装置の
上方に配置されたガイドレールに沿って移動する吊下型
のものでもよい。そして、実施例では、軽量気泡コンク
リートの切断材としてピアノ線を示したが、これに限定
しなくても、軽量気泡コンクリートを切断できる切断材
であればどのようなものでもよい。また、切断枠体への
切断材の張り方は、実施例のように縦張りでなくても、
水平な横張りでもよい。続いて、実施例では、通常時に
おける軽量気泡コンクリートの分割支持板による支持
を、開放可能な楔止め機構により堅固なものにしたが、
これに限定しなくても、この楔止め機構を用いない構造
としてもよい。また、楔止め機構に代えて、堅固な支持
とその支持開放とを切り換え可能な他の昇降ロッド支持
構造を採用してもよい。
て、装置の両側部に配置されたガイドレールに沿って移
動するものを示したが、これに限定しなくても、例えば
従来手段と同様に、軽量気泡コンクリートの載置装置の
上方に配置されたガイドレールに沿って移動する吊下型
のものでもよい。そして、実施例では、軽量気泡コンク
リートの切断材としてピアノ線を示したが、これに限定
しなくても、軽量気泡コンクリートを切断できる切断材
であればどのようなものでもよい。また、切断枠体への
切断材の張り方は、実施例のように縦張りでなくても、
水平な横張りでもよい。続いて、実施例では、通常時に
おける軽量気泡コンクリートの分割支持板による支持
を、開放可能な楔止め機構により堅固なものにしたが、
これに限定しなくても、この楔止め機構を用いない構造
としてもよい。また、楔止め機構に代えて、堅固な支持
とその支持開放とを切り換え可能な他の昇降ロッド支持
構造を採用してもよい。
【0032】
【発明の効果】請求項1、2記載の軽量気泡コンクリー
ト切断装置は、このように分割支持板の昇降操作機構と
して、応答性のよいカム式昇降機構を採用したので、分
割支持板の昇降が正確かつ機敏になり、これにより比較
的高速で移動台車を移動させて高速操業しても、分割支
持板に下部枠が衝突することなく、安定した昇降構造体
の作動タイミングが得られるようになり、よって生産性
の向上が図れる。また、分割支持板のカム式昇降機構
に、カウンターウエイト構造体を配備させているので、
分割支持板の昇降時に押し下げアームにかかる負荷が軽
減され、これにより押し下げアームの耐久性、ひいては
カム式昇降機構の耐久性の向上が図れる。
ト切断装置は、このように分割支持板の昇降操作機構と
して、応答性のよいカム式昇降機構を採用したので、分
割支持板の昇降が正確かつ機敏になり、これにより比較
的高速で移動台車を移動させて高速操業しても、分割支
持板に下部枠が衝突することなく、安定した昇降構造体
の作動タイミングが得られるようになり、よって生産性
の向上が図れる。また、分割支持板のカム式昇降機構
に、カウンターウエイト構造体を配備させているので、
分割支持板の昇降時に押し下げアームにかかる負荷が軽
減され、これにより押し下げアームの耐久性、ひいては
カム式昇降機構の耐久性の向上が図れる。
【0033】特に、請求項2記載の軽量気泡コンクリー
ト切断装置においては、移動台車の引き戻し時に、移動
手段により、カム式昇降機構のカムを退避させるように
したので、この引き戻し時にかかる押し下げアームの負
荷を解消できる。
ト切断装置においては、移動台車の引き戻し時に、移動
手段により、カム式昇降機構のカムを退避させるように
したので、この引き戻し時にかかる押し下げアームの負
荷を解消できる。
【図1】本発明の一実施例に係る軽量気泡コンクリート
切断装置の移動台車側の拡大正面図である。
切断装置の移動台車側の拡大正面図である。
【図2】同使用状態を示す全体側面図である。
【図3】移動切断装置の拡大側面図である。
【図4】同要部拡大正面図である。
【図5】図1のS5−S5拡大断面図である。
【図6】カム式昇降機構の移動手段の要部拡大底面図で
ある。
ある。
【図7】カム式昇降機構の他の移動手段の要部拡大側面
図である。
図である。
10 軽量気泡コンクリート切断装置 11 軽量気泡コンクリート 12 載置装置 12a 基台 12b 切欠部 13 ガイドレール 14 移動切断装置 15 昇降ロッド 16 昇降構造体 17 分割支持板 17a 垂下部 17b ガイド孔 18 ローラ 21 支持板 21a 軸受 23 カム式昇降機構 24 移動台車 24a スライダ 25 門形フレーム 26 ピアノ線 27 ピアノ線カセット枠 27a 下部枠 28 エアシリンダ 29 ストッパ 30 テーパ穴 31 押し下げアーム 31a ガイドローラ 37 楔止め機構 43 取り付け部材 44 取り付け部材 45 取り付け部材 46 取り付け部材 47 ピアノ線保持部材 50 カウンターウエイト構造体 100 ウエイト収納箱 101 カウンターウエイト 101a フランジ 102 イコライザ 103 スプロケット 104 チェーン 105 軸着板 106 ピン 107 Yレール 108 スライダ 109 楔台板 110 ロッド孔 111 楔部材 112 カムフロア 113 ピン 114 スプリングケース 115 スプリング 116 取り付け部材 117 カム 118 油圧シリンダ 118a ロッド 120 軸受 121 ガイドロッド 122 カム 123 油圧シリンダ 123a ロッド 124 軸受 125 ガイドロッド 126 カムフロア 127 塵受パン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小道 秀孝 神奈川県横浜市瀬谷区五貫目町14−10 住 友金属鉱山株式会社住宅・建材事業本部内
Claims (2)
- 【請求項1】 機長方向に並設されて、半乾きでブロッ
ク状態となった軽量気泡コンクリートの分割支持板が取
り付けられた昇降ロッドを有する多数の昇降構造体と、
ガイドレールに沿って機長方向に移動可能な移動台車
と、該移動台車に取り付けられて、前記軽量気泡コンク
リートの切断材が所定間隔毎に多数本張り付けられ、し
かも下降した前記分割支持板と前記軽量気泡コンクリー
トとの隙間を通過可能な下部枠を有する切断枠体と、前
記移動台車側および前記それぞれの昇降構造体側の間に
配置されて、所定タイミングで押し下げアームを回動さ
せて自己の前記昇降ロッドを昇降させる多数のカム式昇
降機構とを備えた軽量気泡コンクリート切断装置であっ
て、 前記カム式昇降機構に、カウンターウエイト構造体を設
けたことを特徴とする軽量気泡コンクリート切断装置。 - 【請求項2】 前記カム式昇降機構のカムが、移動手段
によりセット位置と退避位置との間を移動可能であるこ
とを特徴とする請求項1記載の軽量気泡コンクリート切
断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15218595A JP3255826B2 (ja) | 1995-05-25 | 1995-05-25 | 軽量気泡コンクリート切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15218595A JP3255826B2 (ja) | 1995-05-25 | 1995-05-25 | 軽量気泡コンクリート切断装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08319177A true JPH08319177A (ja) | 1996-12-03 |
| JP3255826B2 JP3255826B2 (ja) | 2002-02-12 |
Family
ID=15534923
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15218595A Expired - Fee Related JP3255826B2 (ja) | 1995-05-25 | 1995-05-25 | 軽量気泡コンクリート切断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3255826B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104842441A (zh) * | 2015-05-22 | 2015-08-19 | 江苏三工建材科技有限公司 | 地翻式加气混凝土切割机 |
| CN111791351A (zh) * | 2020-08-13 | 2020-10-20 | 郑斌斌 | 一种用于建筑材料加气砖节能切割设备 |
| CN113084982A (zh) * | 2021-03-28 | 2021-07-09 | 山东伟达环保机械有限公司 | 一种方便调节的加气混凝土生产用切割机钢丝挂座机构 |
| CN113650129A (zh) * | 2021-09-03 | 2021-11-16 | 德州海天机电科技有限公司 | 一种用于轻质墙板生产的表面破泡机 |
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1995
- 1995-05-25 JP JP15218595A patent/JP3255826B2/ja not_active Expired - Fee Related
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