JPH07197485A - 建設機械の作業機制御装置 - Google Patents

建設機械の作業機制御装置

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JPH07197485A
JPH07197485A JP5337462A JP33746293A JPH07197485A JP H07197485 A JPH07197485 A JP H07197485A JP 5337462 A JP5337462 A JP 5337462A JP 33746293 A JP33746293 A JP 33746293A JP H07197485 A JPH07197485 A JP H07197485A
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JP
Japan
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boom
cylinder
target
angle
work machine
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JP5337462A
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English (en)
Inventor
Mamoru Tochisawa
守 栃沢
Tokuji Nagira
篤司 柳樂
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/28Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
    • E02F3/36Component parts
    • E02F3/42Drives for dippers, buckets, dipper-arms or bucket-arms
    • E02F3/43Control of dipper or bucket position; Control of sequence of drive operations
    • E02F3/435Control of dipper or bucket position; Control of sequence of drive operations for dipper-arms, backhoes or the like
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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    • E02F3/437Control of dipper or bucket position; Control of sequence of drive operations for dipper-arms, backhoes or the like providing automatic sequences of movements, e.g. linear excavation, keeping dipper angle constant
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
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  • Control Of Position Or Direction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】新リンク機構の各作業機を作業機先端の位置ま
たは速度指定によって簡単かつ高精度に駆動制御できる
ようにする。 【構成】この発明では、車体フレームに回転自在に装着
された第1ブーム1と、この第1ブーム1に回転自在に
装着された第2ブーム4と、車体フレーム3と第2ブー
ム4を連結する第1ブームシリンダ2と、第2ブーム4
と第1ブーム1とを連結する第2ブームシリンダ5とを
有する建設機械において、作業機先端の目標値を第1お
よび第2ブーム角の目標角度に座標変換し、該座標変換
された第1および第2ブーム角の目標角度から第1ブー
ムシリンダ2の目標シリンダ長さを求め、この目標シリ
ンダ長さに従って第1のブームシリンダ2を駆動するよ
うにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は複数の腕を有するショ
ベル機械に関し、特に2ピースブームを持つショベル機
械の操作性の向上に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】図7
は従来の一般的な2ピースブーム型のパワーショベルを
示すもので、第1ブーム1を駆動する第1ブームシリン
ダ2は車体フレーム3と第1ブーム1に接続され、また
第2ブーム4を駆動する第2ブームシリンダ5は第1ブ
ーム1と第2ブーム4に接続されている。即ち、この2
ピースブーム型のパワーショベルにおいては、各シリン
ダは隣合った2つの作業機を接続しており、このため1
つのシリンダを駆動すると該シリンダに対応する1つの
作業機が回転運動される。
【0003】したがって、このパワーショベルにおいて
は、図8に示すように、第2ブームシリンダ5を駆動す
ると第2ブーム4が動き、第1ブーム1及び第2ブーム
4のなす角θ2のみが変化する。
【0004】また、このパワーショベルにおいては、図
9に示すような座標系をとり、図10に示すような位置
制御または図11に示すような速度制御を行なうのが一
般的であった。
【0005】ここでは、図9に示すように、第2ブーム
4の先端を目標位置(xr,yr)とした軌跡制御を考え
る。
【0006】図10に示す位置制御においては、まず目
標位置(xr,yr)を求めた後、座標変換によって該目
標位置に対応する各作業機の目標角度θir(i=1,2…)
を求める。次に作業機毎の角度センサの出力θia(i=1,
2…)を得て、両者の差ei(=θir−θia)を各軸毎に
求め、各軸のシリンダに各eiに比例した流量指令値を
それぞれ与える。
【0007】また、図11に示す速度制御においては、
目標速度(xr´,yr´)を求めた後、逆ヤコビ行列に
よって各軸の目標速度θir´を求める。
【0008】なお、この明細書においては、速度を示す
符号(xr´やyr´など)にはダッシュ(´)を付して
いる。図面においてはドット(・)を付している。
【0009】次に、上記各軸の目標速度θir´に各種補
償を加えることによりθio´を求め、さらに非線形リン
ク比(リンクゲイン)si´=f(θi)θir´を求め
る。そして、各軸のシリンダに各リンクゲインsi´に
比例した流量指令値をそれぞれ与える。
【0010】すなわち、上記制御は各作業機の角度ある
いは角速度が、各シリンダの位置あるいは速度に1対1
に対応している特徴を利用したものであり、オペレータ
にとっては比較的に扱いやすいものである。
【0011】このような2ピースブーム型パワーショベ
ルの一般的なリンク構造に対し、本出願人は特願平4−
283538号において、自走または輸送時に作業機を
コンパクトに折たたむことができる、あるいはブーム角
を自由にとることができるため超小低旋回姿勢が可能で
あるなどの利点を有する全く新しいリンク構造を提案し
ている。
【0012】図12はその新しいリンク構造を有するパ
ワーショベルを示すもので、1は第1ブーム、2は第1
ブームシリンダ、3は車体フレーム、4は第2ブーム、
5は第2ブームシリンダ、6はアーム、7はアームシリ
ンダ、8はバケット、9はバケットシリンダである。
【0013】すなわち、このリンク構造によれば、第1
ブームシリンダ2を車体フレーム3と第2ブーム4に連
結し、第2ブームシリンダ5を第2ブーム4と第1ブー
ム1に連結するようにしており、第2ブーム4は第1ブ
ームシリンダ2および第2ブームシリンダ5によって駆
動される。
【0014】ところがこのリンク機構によれば、例えば
図13に示すように、第2ブームシリンダ5を駆動する
と、第1ブーム角θ1および第2ブーム角θ2の両方が変
化してしまう。すなわち、1本のシリンダで2つの作業
機が動いてしまう。このため、第2ブーム4を下に向け
るために第2ブームシリンダ5を伸ばすという一般的操
作をすると、結果的に図13(b)に示すように、第2ブ
ーム4が上に向くということも起こりうる。
【0015】また、このリンク機構においては、所望の
位置へ作業機先端をもっていこうとしても、どのシリン
ダをどのぐらい伸ばすべきかなどを直感的に判断しにく
い。まして、上記リンクにおいて、水平ならしのような
複合操作を必要とする作業を要求された場合は、ますま
す難しいものとなる。
【0016】このように、図12のリンクは、従来のリ
ンクとは動きが異なるために、オペレータにとって扱い
にくいものとなる。したがって、このリンク機構を操作
する場合、従来一般的に行われている、各作業機別に操
作を行う操作方式では操作性に大きな問題がある。
【0017】また、作業機先端を図9のxy方向にそれ
ぞれ位置または速度指定する2次元操作レバーによって
上記リンクを制御しようとした場合、図10又は図11
に示した従来手法によれば、各作業機角度とシリンダが
1対1に対応していることを利用しているので、上記従
来手法をそのまま使用することはできない。
【0018】そこでこの発明では、上記新リンク機構の
各作業機を作業機先端の位置または速度指定によって簡
単かつ高精度に駆動制御できる建設機械の作業機制御装
置を提供することを目的とする。
【0019】ところで、パワーショベルにおいては、作
業機を作業姿勢から図14に示すような走行姿勢へ移行
するための格納動作、および前記走行姿勢から作業姿勢
へ作業機を移行させるための展開動作がある。
【0020】しかし、従来、これらの格納動作及び展開
動作はオペレータが手動操作によって行っていた。
【0021】したがって、上記格納姿勢を作る際に作業
機を車体にぶつけて車体を損傷したり、また格納姿勢が
正確とられていない際は走行中作業機が車体フレームに
当たってカタカタ音が鳴って煩わしい等の問題があっ
た。
【0022】また、前述の図12に示した新リンク構成
の2ピースブーム型パワーショベルにおいては、図15
に示すような低重心の格納姿勢をとることができるが、
このパワーショベルにおいては、アーム6や第2ブーム
トップがシャーシ(バケットを置く台)30に当たらな
いように気をつけなければならない。
【0023】上記衝突を避けるためには、図16に示す
ように、第2ブームトップを図示破線Gで示すように直
線で所定位置Qまで動かしてくればよいのであるが、そ
のためには複合操作が必要になり、未熟なオペレータに
は無理であった。また、展開動作時において第1ブーム
1を単独で上げようとすると、これに伴って第2ブーム
シリンダ5が下り、カウンタウエイト31に当たるため
に、第1ブーム1も上げながら第2ブーム4も上げると
いう難しくて時間のかかる複合操作が必要になってい
た。図17は作業姿勢である。
【0024】この発明はこのような実情に鑑みてなされ
たもので、作業機の展開格納動作を自動的になし得るよ
うにした建設機械の作業機制御装置を提供することを目
的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段及び作用】この発明では、
車体フレームに回転自在に装着された第1ブームと、こ
の第1ブームに回転自在に装着された第2ブームと、車
体フレームと第2ブームを連結する第1ブームシリンダ
と、第2ブームと第1ブームとを連結する第2ブームシ
リンダとを有する建設機械において、作業機先端の目標
値を第1および第2ブーム角の目標角度に座標変換し、
該座標変換された第1および第2ブーム角の目標角度か
ら第1ブームシリンダの目標シリンダ長さを求め、この
目標シリンダ長さに従って第1のブームシリンダを駆動
するようにしている。
【0026】すなわち、第1ブームシリンダが車体フレ
ームと第2ブームに連結され、第2ブームシリンダが第
1ブームと第2ブームに連結されるリンク構成において
は、第1ブームシリンダ長は第1ブーム角および第2ブ
ーム角の双方に左右される。したがって、作業機先端の
目標値を第1および第2ブーム角の目標角度に座標変換
し、該座標変換された第1および第2ブーム角の目標角
度から第1ブームシリンダの目標シリンダ長さを求め、
この目標シリンダ長さに従って第1のブームシリンダを
駆動することで、正確な作業機位置制御を行うようにし
ている。
【0027】またこの発明によれば、車体フレームに回
転自在に装着された第1ブームと、この第1ブームに回
転自在に装着された第2ブームと、車体フレームと第2
ブームを連結する第1ブームシリンダと、第2ブームと
第1ブームとを連結する第2ブームシリンダとを有する
建設機械において、作業機先端の目標速度を第1および
第2ブーム角の目標角速度に変換し、該変換された第1
および第2ブーム角の目標角速度から第1ブームシリン
ダの目標シリンダ速度を求め、この目標シリンダ速度に
従って第1のブームシリンダを駆動するようにしてい
る。
【0028】すなわち、上記リンク構成によれば、第1
ブームシリンダ速度は第1ブーム角速度および第2ブー
ム角速度の双方に左右される。したがって、作業機先端
の目標速度を第1および第2ブーム角の目標角速度に変
換し、該変換された第1および第2ブーム角の目標角速
度から第1ブームシリンダの目標シリンダ速度を求め、
この目標シリンダ速度に従って第1のブームシリンダを
駆動することにより、正確な作業機速度制御を行うよう
にしている。
【0029】更にこの発明によれば、ブーム、アーム及
びバケットを具えた作業機械において、作業機の格納動
作又は展開動作を操作指示する操作指示手段と、この操
作指示手段の指示によって予め設定された所定の軌跡に
沿って作業機を自動的に格納又は展開させる展開格納制
御手段とを具えるようにしている。
【0030】かかる発明によれば、格納または展開の操
作指示をすると、作業機は所定の軌跡に沿って自動的に
格納又は展開される。
【0031】
【実施例】以下この発明を添付図面に示す実施例に従っ
て詳細に説明する。
【0032】まず、図12に示したパワーショベルの第
1ブーム1及び第2ブーム4部分に関し、図3に示すよ
うな簡略モデルを考える。
【0033】図3において、1は第1ブーム、2は第1
ブームシリンダ、4は第2ブーム、5は第2ブームシリ
ンダであり、図12の各点A〜Fに対応して同一符号を
付している。
【0034】図3において、l1は第1ブームシリンダ
長、l2は第2ブームシリンダ長、θ1は第1ブーム角、
θ2は第2ブーム角であり、L11、L12、L21、L22、
L3は全て固定値である。
【0035】今、L1=L11+L12 、L2=L21+L22
とすると、三角形の余弦定理により下記(1)(2)(3)式が
成立する。
【0036】 また、上式と三角形EDFの余弦定理により下記(4)式
が成立する。
【0037】 また、式(4)より下式(5)が成立する また、式(2)より下式(6)が成立する また、式(3)より下式(7)が成立する そして、これらを式(3)に代入することにより下式(8)が
成立する。
【0038】 ここで、式(4)によれば、第1ブームシリンダ2の長さ
l1はθ1およびθ2の関数となっている。
【0039】また、式(8)によれば、第1ブームシリン
ダ2の速度l1´もθ1およびθ2の関数となっている。
【0040】したがって、第1ブームシリンダ2を位置
制御する場合は、図1に示すように、まず作業機先端の
目標値(xr,yr)を第1および第2ブーム角の目標角
度(θ1r,θ2r)に座標変換した後(ステップ100、
110)、該第1および第2ブーム角の目標角度(θ1
r,θ2r)を式(4)に代入することで、第1ブームシリン
ダ2の目標シリンダ長さl1rを求める(ステップ12
0)。また、第1および第2ブーム角の現在値(θ1a,
θ2a)を式(4)に代入することにより第1ブームシリン
ダ2の現在シリンダ長さl1aを求める(ステップ13
0)。そして、e1(=l1r−l1a)を演算し、これに
比例した値を流量指令値として第1ブームシリンダ2に
与えるようにする(ステップ140、150)。
【0041】また、第1ブームシリンダ2を速度制御す
る場合は、図2に示すように、目標速度(xr´,yr
´)を演算した後(ステップ200)、逆ヤコビ行列に
よって第1および第2ブームの角速度(θ1r´,θ2
´)を求め(ステップ210)、さらにこれら角速度
(θ1r´,θ2´)を式(8)に代入することで、第1ブー
ムシリンダ1の目標シリンダ速度l1r´を求める(ステ
ップ220)。さらに、位置フィードバックや圧力フィ
ードバック等の各種補償を加えた目標シリンダ速度l1o
を求め(ステップ230)、この目標シリンダ速度l1o
´に比例した値を流量指令値として第1ブームシリンダ
2に与える(ステップ240)。
【0042】このように、本発明による制御において
は、従来、角度レベルで考えていた制御を実際に駆動さ
れるシリンダレベルにまで落とすことで、1つのシリン
ダで2つの作業機が動くモデルを制御可能にしている。
【0043】ところで、第2ブームシリンダ5に関して
は、先の第(1)式でも示されているように、その長さl2
は第2ブーム角度θ2のみの関数となる。すなわち、第
2ブームシリンダ5に関しては、シリンダとその作業機
角度が1対1に対応している。したがって、その制御と
しては、目標角度θ2rを目標シリンダ長さl2rに変換す
る本発明の手法を用いても良いし、先の図10や図11
に示した従来手法を用いてもよい。アームに関しても同
様である。
【0044】図4は、上記制御を実現する本発明の制御
構成を示すもので、第1ブーム角センサ10、第2ブー
ム角センサ11、およびアーム角センサ12はそれぞれ
第1ブーム角θ1、第2ブーム角θ2、およびアーム角θ
3を検出する。
【0045】速度設定器13は、作業機先端(アーム先
端やバケット先端)のxy方向の移動速度を設定するも
ので、操作レバーをxy方向に対応させたもの、操作レ
バーで速度のみを与え方向は別の角度設定手段で与える
もの、方向のみを指示し速度パターンは演算装置が持っ
ているものなどが考えられる。
【0046】コントローラ14は、上記速度設定器13
の設定値や上記各センサ10〜12の出力に従って後述
の演算を行って第1ブームシリンダ駆動系15、第2ブ
ームシリンダ駆動系16およびアーム駆動系17を駆動
制御する。バケットの制御系については省略した。
【0047】かかる構成において、図5に示すような水
平掘削を行うとする。すなわち、バケットは角度δに固
定とし、アーム先端を水平制御するものとする。
【0048】アーム先端座標を(x123,y123)、第1
ブーム1の先端のxy座標を(x1,y1)、第2ブーム
4の先端のxy座標を(x2,y2)、アーム6の先端の
xy座標を(x3,y3)とすると、下式(9)が成立す
る。L1、L2、L3はそれぞれ第1ブーム長、第2ブー
ム長、アーム長である。
【0049】 x123=x1+x2+x3 =L1sinθ1+L2sin(θ1+θ2)+L3sin(θ1+θ2+θ3) y123=y1+y2+y3 =L1cosθ1+L2cos(θ1+θ2)+L3cos(θ1+θ2+θ3) δ=θ1+θ2+θ3−(π/2) …(9) したがって、バケット固定で、水平掘削を行うために
は、δ=固定で、y123を所定値に維持するようにすれ
ばよい。
【0050】まず、上記式(9)から次式(10)を得る。こ
こで、y23=y2+y3、−x23=−(x2+x3)であ
る。他のものについても同様である。
【0051】 また、上記式(10)から下式(11)が得られ、この式(11)に
よって第1ブーム角、第2ブーム角、アーム角の目標角
速度θ1´、θ2´θ3´を得ることができる。
【0052】 そして、上式(11)によって求められたθ1´、θ2´を前
述の(8)式に代入することにより第1ブームシリンダの
目標角速度l1´を求めることができる。
【0053】なお、前記(8)式は、非常に複雑であるた
め演算時間がかかる。上記(8)式において、A,Bはθ
1、θ2の関数であるので、θ1、θ2を引数とした2次元
テーブルをA,B毎に作成しておくことで、リアルタイ
ムに第1ブームシリンダの目標角速度l1´を求めるこ
とができる。
【0054】この後、第1ブームシリンダの目標角速度
l1´には、図6に示すような、位置フィードバックや
油圧フィードバックなどを補償し、制御性をアップさせ
た指令l1oに変換してもよい。
【0055】図5のコントローラ14では、以上のよう
な演算を行って、指令l1oを第1ブームシリンダ駆動系
15に入力することで、第1ブームシリンダ2を駆動制
御する。
【0056】第2ブームシリンダ、およびアームシリン
ダに関しては前述したように、シリンダと作業機角度が
1対1に対応しているので、目標角度θirを目標シリン
ダ長さlirに変換する本発明の手法を用いても良いし、
先の図11に示した従来手法を用いてもよい。
【0057】以上のようにして、コントローラ14は、
各シリンダの指令速度lioが求め、これに各作業機駆動
系のバルブ特性に応じた比例ゲインを乗ずることにより
各シリンダに対する流量指令値を求め、該流量指令値に
従って各作業機シリンダを制御する。
【0058】次に、作業機の格納展開動作に関する実施
例について説明する。
【0059】格納動作は、図17の姿勢状態からを図1
6の姿勢を経由させて図15の格納姿勢に移行させる一
連の動作をいう。展開動作はその逆となる。すなわち、
格納動作においては、図17の姿勢状態からバケット8
をチルトエンドまで駆動し、アーム6を上げ側ストロー
クエンドまで駆動し、さらに第1ブーム1を上昇させる
ことによって図16の姿勢状態に移行させ、さらにこの
後第2ブームトップを破線Gに沿って点Qまで直線移動
させることにより図15の格納姿勢に移行させるという
ものである。
【0060】以下の実施例ではこれら一連の動作を全て
自動で行う場合について説明する。図18は、その制御
構成を示すもので、第1ブーム角センサ10、第2ブー
ム角センサ11はそれぞれ第1ブーム角θ1、第2ブー
ム角θ2を検出する。またアーム角θ3、バケット角θ4
も検出されてコントローラ50に入力されている。
【0061】展開格納操作指示スイッチ40は、例えば
作業機レバー上のノブスイッチであり、該スイッチが投
入されている間オン信号が出力される。また、このスイ
ッチ40として、レバーを用い、該レバーの変位に応じ
て自動格納運転の速度が変化するようにしてもよい。す
なわち、前者は速度パターンが予め設定されているもの
であり、また後者はオペレータが速度を設定できるもの
である。
【0062】軌跡メモリ45には、格納動作、および展
開動作に関する一連の動作に関する各作業機の軌跡など
が記憶されている。
【0063】以下、コントローラ50による自動格納動
作について図19のフローチャートを参照して説明す
る。
【0064】今、作業終了後の姿勢が図17のような状
態であったとする。ここで、オペレータが展開操作指示
スイッチ40により格納指示を与えたとする。
【0065】コントローラ50はこの格納指示を受ける
と(ステップ300)、第2ブームトップを図16に示
す破線G上の近傍位置に位置しているか否かを判定する
(ステップ310)。
【0066】この判定方法としては、例えば以下のよう
な方法がある。
【0067】すなわち、図20に示すように、xy座標
系を破線Gの角度φだけ回転させた座標系xφ−yφに
おいては、第1ブーム角θ1がθ1+φとなるので、新座
標系xφ−yφにおいて、第2ブームの座標(x2,y
2)は以下のようになる。
【0068】 x2=L1sin(θ1+φ)+L2sin(θ1+φ+θ2) y2=L1cos(θ1+φ)+L2cos(θ1+φ+θ2) …(12) したがって、上式(12)に第1および第2ブーム角センサ
10、11の出力θ1、θ2を代入することによりブーム
トップの座標が求まる。また、上記破線Gの軌跡は上記
新座標系においてy=K(一定値)として予め軌跡メモ
リ45内に設定記憶されている。従って、上式より求め
られたブームトップのy座標を上記設定値Kと比較する
ことによりブームトップが破線Gより上にあるか下にあ
るかを判定できる。また上記設定値Kにマージンを持た
せて比較処理を行うことにより破線Gの近傍の所定範囲
内に有るか否かを判定することができる。
【0069】この判定により第2ブームトップが破線G
の近傍位置に位置していない場合、コントローラ50は
第1ブーム1を駆動して第2ブームトップを破線Gの近
傍位置に位置させる(ステップ320)。作業機が図1
7の位置にある場合は、第1ブーム1が上昇されて第2
ブームトップが破線Gの近傍位置に位置される。
【0070】次に、コントローラ50は、バケット8が
チルトエンドに位置しているか否かを判定し、位置して
いない場合はバケットシリンダ9を伸び側ストロークエ
ンドまで駆動してバケット8をチルトエンドに位置させ
る(ステップ330、340)。
【0071】さらにコントローラ50はアーム6が上げ
側ストロークエンドに位置しているか否かを判定し、位
置していない場合はアームシリンダ7を縮み側ストロー
クエンドまで駆動してアーム6を上げ側ストロークエン
ドに位置させる(ステップ350、360)。
【0072】以上の処理によって、作業機を図16に示
す状態に移行させる。
【0073】次に、第2ブームエンドを破線G上に沿っ
て移動させて作業機を図15に示す格納状態にする(ス
テップ370)。
【0074】すなわち、上記(12)式において、y2=K
となるように第1ブームシリンダ2及び第2ブームシリ
ンダ4を駆動するようにすればよい。その方法として
は、上記(12)式より得られる目標xy座標(x2,y2)
から第1及び第2ブーム角の目標角度(θ1r,θ2r)を
求め、これらが第1及び第2ブーム角センサ10、11
から入力される現在値(θ1a、θ2a)と一致するように
フィードバック制御する方法や、目標速度(xr´,yr
´)を定めておき(この場合はyr=0)、これから第
1及び第2ブーム角の目標角速度(θ1r´,θ2r´)を
求め、この速度になるように制御する方法などがある。
【0075】以上のような直線移動制御を行って、第2
ブームトップが所定の終了位置まで来ると、第1ブーム
および第2ブームの移動を停止させる。この結果、作業
機は図15に示す格納姿勢で停止する。
【0076】なお、上記制御の途中で、格納操作スイッ
チがオフになった場合は、これを優先とし、設定された
格納姿勢になっていなくても途中で速やかに停止するよ
うにする。
【0077】展開制御は、上記の逆順に行われるが、最
終姿勢は図16の状態または図17の状態の何れでもよ
い。
【0078】ところで、バケットが地面についている図
17の姿勢から図16の姿勢への移行は、比較的易しい
操作で済むので、第2ブームトップが破線上の近傍位置
にくるまではオペレータによる操作とし、これ以降の図
16から図17までへの移行を自動制御にしてもよい。
この場合、第2ブームトップが破線上の近傍位置に来た
かどうかをオペレータに警報ブザーで知らせる機能を付
けたり、あるいはブームトップが上記破線上に乗ったら
マニュアル操作がきかなくなって、自動的にその後の直
線移動制御を行うなどの付加機能を付ければよい。
【0079】つぎに、通常の1ピースブーム型のパワー
ショベルの格納制御について説明する。
【0080】図21において、1はブーム、6はアー
ム、8はバケット、θbはブーム角、θaはアーム角であ
る。また、θb1は、アーム6を動かしてもバケットがシ
ャーシと干渉しないブーム角、θb2はアームがチルト側
ストロークエンドに位置しているときにバケットがシャ
ーシと接触するブーム角、θa1はブームを動かしてもバ
ケットがシャーシと干渉しないアーム角、θa2はアーム
のチルト側ストロークエンドに対応するアーム角であ
り、これらはすべて所定の設定値である。
【0081】以下、図22のフローチャートにしたがっ
て、図21のパワーショベルの格納及び展開処理につい
て説明する。
【0082】格納の場合、まずアーム角θaを設定角θa
1と比較し(ステップ500)、θa>θa1である場合
は、θa≦θa1となるまでアームをダンプ側に駆動する
(ステップ510)。次に、ブーム角θbを設定角θb1
と比較し、θbがθb1となるまでブームを上昇させる
(ステップ520、530)。次に、アーム角θaがチ
ルト側ストロークエンド角θa2になるまでアームをチル
ト側に駆動する(ステップ540、550)。最後に、
ブーム角θbを設定角θb2と比較し、θbがθb2となるま
でブームを下降させることで、バケットがシャーシと接
触した格納姿勢を作成する(ステップ560〜59
0)。
【0083】展開の場合は、まずブーム角θbを設定角
θb1と比較し、θbがθb1となるまでブームを上昇させ
た後、アームを所定の終了姿勢までダンプ側に駆動する
ことで展開姿勢を形成する(ステップ600〜63
0)。
【0084】なお、上記手順では各作業機に円弧運動さ
せることにより格納展開姿勢を形成するようにしたが、
2ピースブーム型と同様直線移動によって格納展開姿勢
を形成するようにしてもよい。
【0085】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
シリンダの動きと作業機角度が1対1に対応していない
リンク機構を持つ作業機を簡単な操作で正確に駆動でき
るようになる。
【0086】また、この発明によれば、作業機の展開格
納動作を自動的に行うようにしたので、作業機を車体に
ぶつけて損傷することがなくなり、また作業効率、安全
性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すフローチャート。
【図2】この発明の実施例を示すフローチャート。
【図3】作業機の各種長さ、を示す図。角度
【図4】この発明の実施例を示すブロック図。
【図5】直線掘削の際の作業機の動きを示す図。
【図6】速度指令の補償要素を示す図。
【図7】従来の2ピースブーム型のパワーショベルを示
す図。
【図8】従来の2ピースブーム型のパワーショベルの第
1及び第2ブームの動きを例示する図。
【図9】従来の2ピースブーム型のパワーショベルの座
標系を示す図。
【図10】従来の2ピースブーム型のパワーショベルの
作業機制御を示すフローチャート。
【図11】従来の2ピースブーム型のパワーショベルの
作業機制御を示すフローチャート。
【図12】この発明にかかわる2ピースブーム型のパワ
ーショベルの外観構成を示す図。
【図13】この発明にかかわる2ピースブーム型のパワ
ーショベルの第1及び第2ブームの動きを例示する図。
【図14】通常パワーショベルの格納姿勢を示す図。
【図15】この発明にかかわる2ピースブーム型のパワ
ーショベルの格納姿勢を示す図。
【図16】この発明にかかわる2ピースブーム型のパワ
ーショベルの格納展開動作中の中間姿勢を示す図。
【図17】この発明にかかわる2ピースブーム型のパワ
ーショベルの作業姿勢を示す図。
【図18】この発明の展開格納動作に関する制御構成を
示す図。
【図19】この発明にかかわる2ピースブーム型のパワ
ーショベルの展開格納動作を示すフローチャート。
【図20】座標変換を示す図。
【図21】通常パワーショベルの格納展開動作に関する
設定角度を示す図。
【図22】通常パワーショベルの展開格納動作を示すフ
ローチャート。
【符号の説明】
1…第1ブーム 2…第1ブームシリンダ 3…車体フレーム 4…第2ブーム 5…第2ブームシリンダ 6…アーム 7…アームシリンダ 8…バケット 9…バケットシリンダ 10…第1ブームシリンダ 30…シャーシ 31…カウンタウエイト 40…展開格納操作スイッチ 45…軌跡メモリ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体フレームに回転自在に装着された第1
    ブームと、この第1ブームに回転自在に装着された第2
    ブームと、車体フレームと第2ブームを連結する第1ブ
    ームシリンダと、第2ブームと第1ブームとを連結する
    第2ブームシリンダとを有する建設機械において、 作業機先端の目標値を第1および第2ブーム角の目標角
    度に座標変換し、該座標変換された第1および第2ブー
    ム角の目標角度から第1ブームシリンダの目標シリンダ
    長さを求め、この目標シリンダ長さに従って第1のブー
    ムシリンダを駆動するようにしたことを特徴とする建設
    機械の作業機制御装置。
  2. 【請求項2】車体フレームに回転自在に装着された第1
    ブームと、この第1ブームに回転自在に装着された第2
    ブームと、車体フレームと第2ブームを連結する第1ブ
    ームシリンダと、第2ブームと第1ブームとを連結する
    第2ブームシリンダとを有する建設機械において、 作業機先端の目標速度を第1および第2ブーム角の目標
    角速度に変換し、該変換された第1および第2ブーム角
    の目標角速度から第1ブームシリンダの目標シリンダ速
    度を求め、この目標シリンダ速度に従って第1のブーム
    シリンダを駆動するようにしたことを特徴とする建設機
    械の作業機制御装置。
  3. 【請求項3】ブーム、アーム及びバケットを具えた作業
    機械において、 作業機の格納動作又は展開動作を操作指示する操作指示
    手段と、 この操作指示手段の指示によって予め設定された所定の
    軌跡に沿って作業機を自動的に格納又は展開させる展開
    格納制御手段と、 を具える作業機械の作業機制御装置。
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