JPH07197836A - 内燃機関の燃料噴射制御装置 - Google Patents
内燃機関の燃料噴射制御装置Info
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- JPH07197836A JPH07197836A JP6263913A JP26391394A JPH07197836A JP H07197836 A JPH07197836 A JP H07197836A JP 6263913 A JP6263913 A JP 6263913A JP 26391394 A JP26391394 A JP 26391394A JP H07197836 A JPH07197836 A JP H07197836A
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- air
- internal combustion
- combustion engine
- fuel ratio
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃料挙動モデルを変更することなく、燃料挙
動モデルのパラメータを更新することのできる内燃機関
の燃料噴射制御装置を提供する。 【構成】 噴射燃料の吸気管壁面への付着を含む燃料の
挙動特性を示すパラメータを設定し、そのパラメータを
用いて燃料噴射量を適応制御22する内燃機関の燃料噴射
制御装置であって、内燃機関の排気ガスの空燃比を検出
する空燃比センサと、加速発生とその継続時間の検出手
段と、加速発生後の所定時間内に検出された空燃比と目
標空燃比との差が所定値以上の時、発生される空燃比ス
パイクの特性に基づいてパラメータを更新するパラメー
タ設定手段21とを更に備える。また、空燃比センサによ
り検出された空燃比と目標空燃比との差に吸入空気量を
乗算し、その乗算値が第2の所定値以上の時にパラメー
タを更新する。更に、残留率パラメータを用い、(1−
残留率)2 に比例する更新幅で更新する。
動モデルのパラメータを更新することのできる内燃機関
の燃料噴射制御装置を提供する。 【構成】 噴射燃料の吸気管壁面への付着を含む燃料の
挙動特性を示すパラメータを設定し、そのパラメータを
用いて燃料噴射量を適応制御22する内燃機関の燃料噴射
制御装置であって、内燃機関の排気ガスの空燃比を検出
する空燃比センサと、加速発生とその継続時間の検出手
段と、加速発生後の所定時間内に検出された空燃比と目
標空燃比との差が所定値以上の時、発生される空燃比ス
パイクの特性に基づいてパラメータを更新するパラメー
タ設定手段21とを更に備える。また、空燃比センサによ
り検出された空燃比と目標空燃比との差に吸入空気量を
乗算し、その乗算値が第2の所定値以上の時にパラメー
タを更新する。更に、残留率パラメータを用い、(1−
残留率)2 に比例する更新幅で更新する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の燃料噴射制
御装置に関し、特に、燃料の挙動特性を示すパラメータ
を自動設定して燃料噴射量を適応制御する内燃機関の燃
料噴射制御装置に関する。
御装置に関し、特に、燃料の挙動特性を示すパラメータ
を自動設定して燃料噴射量を適応制御する内燃機関の燃
料噴射制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の燃料噴射制御において、吸気
管内の燃料挙動モデルに基づいて、噴射燃料が吸気管壁
面に付着する割合を示す付着率および吸気管壁面の付着
燃料が蒸発する割合を示す蒸発率(あるいは、付着燃料
が気筒に持ち去られる割合を示す持ち去り率)を最小二
乗法により推定算出し、それらの燃料挙動モデルパラメ
ータを用いて燃料噴射量を最適制御する技術が、例えば
特開平2−173334号公報により知られている。
管内の燃料挙動モデルに基づいて、噴射燃料が吸気管壁
面に付着する割合を示す付着率および吸気管壁面の付着
燃料が蒸発する割合を示す蒸発率(あるいは、付着燃料
が気筒に持ち去られる割合を示す持ち去り率)を最小二
乗法により推定算出し、それらの燃料挙動モデルパラメ
ータを用いて燃料噴射量を最適制御する技術が、例えば
特開平2−173334号公報により知られている。
【0003】図12は、吸気管のような筒内への燃料の
流入、付着、蒸発の燃料挙動モデルの一例を示す説明図
であり、流入する噴射燃料fi 、管壁等に付着して残留
する付着燃料fw および流出して気筒内の燃焼に用いら
れる燃焼燃料fc が、モデルパラメータ燃料付着率rお
よび燃料残留率(=1−蒸発率)pにより、図示された
関係にあるとして、燃料の挙動をモデル化するものであ
る。すなわち、各計算サイクル(kサイクル)におい
て、 fw(k+1)= pfw(k)+ rfi(k) fc(k)=(1−p)fw(k)+(1−r)fi(k) が成立し、実測データから算出可能なfi 、fc を用
い、かつ、例えばk、k+1、k+2の三つの計算サイ
クルから、モデルパラメータr、pを次式により求める
ことができる。
流入、付着、蒸発の燃料挙動モデルの一例を示す説明図
であり、流入する噴射燃料fi 、管壁等に付着して残留
する付着燃料fw および流出して気筒内の燃焼に用いら
れる燃焼燃料fc が、モデルパラメータ燃料付着率rお
よび燃料残留率(=1−蒸発率)pにより、図示された
関係にあるとして、燃料の挙動をモデル化するものであ
る。すなわち、各計算サイクル(kサイクル)におい
て、 fw(k+1)= pfw(k)+ rfi(k) fc(k)=(1−p)fw(k)+(1−r)fi(k) が成立し、実測データから算出可能なfi 、fc を用
い、かつ、例えばk、k+1、k+2の三つの計算サイ
クルから、モデルパラメータr、pを次式により求める
ことができる。
【0004】p( fc(k)-fi(k)) + r( fi(k)-
fi(k+1)) +fi(k+1) - fc(k+1)=0 p( fc(k+1)-fi(k+1)) + r( fi(k+1)-fi(k+2)) +fi(k+2)
- fc(k+2)=0 この二元一次の連立方程式の解は、例えば、最小二乗法
を用いて求めることができる。
fi(k+1)) +fi(k+1) - fc(k+1)=0 p( fc(k+1)-fi(k+1)) + r( fi(k+1)-fi(k+2)) +fi(k+2)
- fc(k+2)=0 この二元一次の連立方程式の解は、例えば、最小二乗法
を用いて求めることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような吸気管内の
燃料挙動特性を表すモデルに基づいて、逐次最小二乗法
によりパラメータを推定算出するためには莫大な計算量
をこなす必要があり、そのために必要なROMおよびR
AMの容量が増大するという問題がある。また、燃料挙
動モデルの他にも、吸入から空燃比センサ検出までのむ
だ時間のモデル、空燃比センサの応答遅れのモデル等が
必要となるが、空燃比センサの応答性はセンサ個体間や
運転条件により変わるためにモデル化が困難である。そ
こで、簡単なモデルによりモデル化しても、モデリング
誤差が大きくなり、加えて、このようなモデルに基づく
逐次最小二乗による推定法では、空燃比センサの応答に
対して非常に敏感となり、燃料挙動特性を高精度に推定
することが困難であるという問題がある。
燃料挙動特性を表すモデルに基づいて、逐次最小二乗法
によりパラメータを推定算出するためには莫大な計算量
をこなす必要があり、そのために必要なROMおよびR
AMの容量が増大するという問題がある。また、燃料挙
動モデルの他にも、吸入から空燃比センサ検出までのむ
だ時間のモデル、空燃比センサの応答遅れのモデル等が
必要となるが、空燃比センサの応答性はセンサ個体間や
運転条件により変わるためにモデル化が困難である。そ
こで、簡単なモデルによりモデル化しても、モデリング
誤差が大きくなり、加えて、このようなモデルに基づく
逐次最小二乗による推定法では、空燃比センサの応答に
対して非常に敏感となり、燃料挙動特性を高精度に推定
することが困難であるという問題がある。
【0006】更に、内燃機関の空燃比制御の精度を高め
て排気ガスの浄化を図るためには、吸入−排気系のバル
ブへのデポジットの付着等の内燃機関の経時変化、種類
の異なる燃料への変更、内燃機関の製造上のバラツキ等
に対しても制御態様の変更が必要であり、それに伴い、
上記した噴射燃料の付着率および付着燃料の蒸発率等の
吸気管内の燃料挙動モデルのパラメータの修正が必要と
なるが、そのための有効な手法が未検討であるという問
題もある。
て排気ガスの浄化を図るためには、吸入−排気系のバル
ブへのデポジットの付着等の内燃機関の経時変化、種類
の異なる燃料への変更、内燃機関の製造上のバラツキ等
に対しても制御態様の変更が必要であり、それに伴い、
上記した噴射燃料の付着率および付着燃料の蒸発率等の
吸気管内の燃料挙動モデルのパラメータの修正が必要と
なるが、そのための有効な手法が未検討であるという問
題もある。
【0007】本発明は、燃料挙動モデルを変更すること
なく、燃料挙動モデルのパラメータを実際上有効なもの
に更新することのできる内燃機関の燃料噴射制御装置を
提供することを目的とする。本発明は、内燃機関の経時
変化、種類の異なる燃料への変更、内燃機関の製造上の
バラツキ等に対する制御態様の変更にも対処することの
できる内燃機関の燃料噴射制御装置を提供することを目
的とする。
なく、燃料挙動モデルのパラメータを実際上有効なもの
に更新することのできる内燃機関の燃料噴射制御装置を
提供することを目的とする。本発明は、内燃機関の経時
変化、種類の異なる燃料への変更、内燃機関の製造上の
バラツキ等に対する制御態様の変更にも対処することの
できる内燃機関の燃料噴射制御装置を提供することを目
的とする。
【0008】本発明は、実際に発生した空燃比変化の情
報から燃料挙動モデルのパラメータを学習し、それを実
際上有効なものに更新することのできる内燃機関の燃料
噴射制御装置を提供することを目的とする。
報から燃料挙動モデルのパラメータを学習し、それを実
際上有効なものに更新することのできる内燃機関の燃料
噴射制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による内燃機関の
燃料噴射制御装置は、噴射燃料の吸気管壁面への付着を
含む燃料の挙動特性を示すパラメータを設定し、そのパ
ラメータを用いて燃料噴射量を適応制御する内燃機関の
燃料噴射制御装置であって、内燃機関の排気ガスの空燃
比を検出する空燃比センサと、内燃機関の加速状態を判
定する加速判定手段と、内燃機関の加速発生後の所定時
間内に、検出された空燃比と目標空燃比との差が所定値
以上の時、発生される空燃比スパイクの特性に基づいて
パラメータを更新するパラメータ設定手段とを更に備え
た構成を有する。
燃料噴射制御装置は、噴射燃料の吸気管壁面への付着を
含む燃料の挙動特性を示すパラメータを設定し、そのパ
ラメータを用いて燃料噴射量を適応制御する内燃機関の
燃料噴射制御装置であって、内燃機関の排気ガスの空燃
比を検出する空燃比センサと、内燃機関の加速状態を判
定する加速判定手段と、内燃機関の加速発生後の所定時
間内に、検出された空燃比と目標空燃比との差が所定値
以上の時、発生される空燃比スパイクの特性に基づいて
パラメータを更新するパラメータ設定手段とを更に備え
た構成を有する。
【0010】また、そのパラメータ設定手段が、空燃比
センサにより検出された空燃比と目標空燃比との差に内
燃機関の吸入空気量を乗算し、その乗算値が第2の所定
値以上の時にパラメータを更新するように構成される。
更に、燃料の挙動特性を示すパラメータとして吸気管壁
面へ付着した燃料の残留率を用い、パラメータ設定手段
が、(1−残留率)2 に比例する更新幅により、その残
留率を更新するように構成される。
センサにより検出された空燃比と目標空燃比との差に内
燃機関の吸入空気量を乗算し、その乗算値が第2の所定
値以上の時にパラメータを更新するように構成される。
更に、燃料の挙動特性を示すパラメータとして吸気管壁
面へ付着した燃料の残留率を用い、パラメータ設定手段
が、(1−残留率)2 に比例する更新幅により、その残
留率を更新するように構成される。
【0011】
【作用】上記構成によれば、実際に発生した空燃比スパ
イクを基にして最適なパラメータを学習するという簡便
な手法により、新しい制御態様に対応して燃料挙動モデ
ルのパラメータを変化させ、内燃機関の空燃比制御の最
適化を実現することができる。
イクを基にして最適なパラメータを学習するという簡便
な手法により、新しい制御態様に対応して燃料挙動モデ
ルのパラメータを変化させ、内燃機関の空燃比制御の最
適化を実現することができる。
【0012】また、検出された空燃比と目標空燃比との
差に吸入空気量を乗算して基準値と比較してパラメータ
更新を判定することにより、エミッション上悪影響が大
きい吸入空気量大(負荷大)の時のパラメータに設定す
ることができるので、エミッションが向上する。更に、
残留率の更新幅をその大きさに依存させることにより、
残留率変化による燃料付着量ひいては空燃比制御性への
感度を一定にすることができる。
差に吸入空気量を乗算して基準値と比較してパラメータ
更新を判定することにより、エミッション上悪影響が大
きい吸入空気量大(負荷大)の時のパラメータに設定す
ることができるので、エミッションが向上する。更に、
残留率の更新幅をその大きさに依存させることにより、
残留率変化による燃料付着量ひいては空燃比制御性への
感度を一定にすることができる。
【0013】
【実施例】図1は、本発明が適用される内燃機関の燃料
噴射制御装置の基本構成を示すブロック図である。ここ
では、吸気管内の燃料挙動モデルに基づいて、燃料の付
着率rおよび付着燃料の残留率pすなわち(1−蒸発
率)を推定算出し、それらの燃料挙動モデルパラメータ
r、pを用いて燃料噴射量が最適制御される。図中、1
0は内燃機関、21は内燃機関10の各種状態検出量お
よび排気中の空燃比検出値を用いて燃料挙動モデルのパ
ラメータを推定するパラメータ設定手段、22はパラメ
ータ設定手段21からのパラメータを用いて内燃機関1
0が目標空燃比となるように燃料噴射量を制御する燃料
噴射制御手段である。
噴射制御装置の基本構成を示すブロック図である。ここ
では、吸気管内の燃料挙動モデルに基づいて、燃料の付
着率rおよび付着燃料の残留率pすなわち(1−蒸発
率)を推定算出し、それらの燃料挙動モデルパラメータ
r、pを用いて燃料噴射量が最適制御される。図中、1
0は内燃機関、21は内燃機関10の各種状態検出量お
よび排気中の空燃比検出値を用いて燃料挙動モデルのパ
ラメータを推定するパラメータ設定手段、22はパラメ
ータ設定手段21からのパラメータを用いて内燃機関1
0が目標空燃比となるように燃料噴射量を制御する燃料
噴射制御手段である。
【0014】図2は、本発明が適用される内燃機関の燃
料噴射制御装置のハードウェア構成を説明するための概
略構成図である。ここでは、内燃機関10の状態検出の
ためのスロットルセンサ1、吸気圧センサ2および空燃
比センサ4、燃料噴射用インジェクタ3、排気浄化用触
媒5、内燃機関10の状態に応じて図1に示されている
燃料噴射量の制御等を実行するための制御ユニット20
が示されている。
料噴射制御装置のハードウェア構成を説明するための概
略構成図である。ここでは、内燃機関10の状態検出の
ためのスロットルセンサ1、吸気圧センサ2および空燃
比センサ4、燃料噴射用インジェクタ3、排気浄化用触
媒5、内燃機関10の状態に応じて図1に示されている
燃料噴射量の制御等を実行するための制御ユニット20
が示されている。
【0015】ここで、燃料挙動モデルのパラメータの変
化と空燃比変化、特にスパイク状に変化する空燃比スパ
イクとの関係を見てみる。図3は、燃料挙動モデルのパ
ラメータの変化と空燃比スパイクとの関係の一例を説明
するための説明図であり、同図(A)はシミュレーショ
ンのための構成を説明するブロック図、同図(B)およ
び同図(C)はそれぞれ空燃比スパイクの発生状況を説
明するための特性図である。
化と空燃比変化、特にスパイク状に変化する空燃比スパ
イクとの関係を見てみる。図3は、燃料挙動モデルのパ
ラメータの変化と空燃比スパイクとの関係の一例を説明
するための説明図であり、同図(A)はシミュレーショ
ンのための構成を説明するブロック図、同図(B)およ
び同図(C)はそれぞれ空燃比スパイクの発生状況を説
明するための特性図である。
【0016】図3(A)において、10は制御対象であ
る内燃機関、31は図1の燃料噴射制御手段22に相当
する燃料噴射制御のためのコントローラであり、図示し
てはいないが、図1と同様な燃料噴射制御の制御系が構
成されている。ここで、コントローラにおけるパラメー
タは一定、例えば、残留率p=0.8、付着率r=0.
2とし、図示されているように、吸入空気量を滑らかな
ステップ状に立ち上がらせた時の空燃比A/Fの変化を
観察するように構成されており、内燃機関10の燃料挙
動モデルパラメータを変化させた時のA/F制御性への
影響をシミュレーションにより求める。
る内燃機関、31は図1の燃料噴射制御手段22に相当
する燃料噴射制御のためのコントローラであり、図示し
てはいないが、図1と同様な燃料噴射制御の制御系が構
成されている。ここで、コントローラにおけるパラメー
タは一定、例えば、残留率p=0.8、付着率r=0.
2とし、図示されているように、吸入空気量を滑らかな
ステップ状に立ち上がらせた時の空燃比A/Fの変化を
観察するように構成されており、内燃機関10の燃料挙
動モデルパラメータを変化させた時のA/F制御性への
影響をシミュレーションにより求める。
【0017】図3(B)は残留率pを一定(p=0.
8)として付着率rを変化させた場合の空燃比変化ΔA
/F(ここでは、理論空燃比すなわちストイキからのず
れ)を示しており、内燃機関10における付着率rが変
化すると立ち上がりの急峻なA/Fスパイクが発生する
ことが示されている。図3(C)は付着率rを一定(r
=0.2)として残留率pを変化させた場合の空燃比変
化ΔA/Fを示しており、内燃機関10における残留率
pが変化すると長時間のA/Fスパイクが発生すること
が示されている。
8)として付着率rを変化させた場合の空燃比変化ΔA
/F(ここでは、理論空燃比すなわちストイキからのず
れ)を示しており、内燃機関10における付着率rが変
化すると立ち上がりの急峻なA/Fスパイクが発生する
ことが示されている。図3(C)は付着率rを一定(r
=0.2)として残留率pを変化させた場合の空燃比変
化ΔA/Fを示しており、内燃機関10における残留率
pが変化すると長時間のA/Fスパイクが発生すること
が示されている。
【0018】本発明による内燃機関の燃料噴射制御装置
は、上記した燃料挙動モデルのパラメータの変化と空燃
比スパイクとの関係を利用し、排気管に配設された空燃
比(A/F)センサと目標A/Fとの差ΔA/Fを基
に、燃料挙動モデルのパラメータp(残留率)およびr
(付着率)をΔA/Fが小さくなる方向に逐次修正を行
って設定し、内燃機関の経時変化、使用燃料の変更、内
燃機関の製造上のバラツキ等にも対処しうる燃料噴射の
適応制御を実現するものである。
は、上記した燃料挙動モデルのパラメータの変化と空燃
比スパイクとの関係を利用し、排気管に配設された空燃
比(A/F)センサと目標A/Fとの差ΔA/Fを基
に、燃料挙動モデルのパラメータp(残留率)およびr
(付着率)をΔA/Fが小さくなる方向に逐次修正を行
って設定し、内燃機関の経時変化、使用燃料の変更、内
燃機関の製造上のバラツキ等にも対処しうる燃料噴射の
適応制御を実現するものである。
【0019】本発明による内燃機関の燃料噴射制御を実
現するための第1の実施例においては、燃料挙動モデル
と排気管中に設けられた全域空燃比センサを有するEF
I(Electronic Fuel Injection)システムにおいて、内
燃機関の経時変化、使用燃料の変更、内燃機関の製造上
のバラツキ等による燃料挙動モデルパラメータp、rの
変化を全域空燃比センサの信号すなわち空燃比(A/
F)スパイク信号を用いて学習することが行われる。
現するための第1の実施例においては、燃料挙動モデル
と排気管中に設けられた全域空燃比センサを有するEF
I(Electronic Fuel Injection)システムにおいて、内
燃機関の経時変化、使用燃料の変更、内燃機関の製造上
のバラツキ等による燃料挙動モデルパラメータp、rの
変化を全域空燃比センサの信号すなわち空燃比(A/
F)スパイク信号を用いて学習することが行われる。
【0020】図4は、この燃料挙動モデルパラメータ
p、rの変化を学習するのための方法を説明するために
必要となる実際に発生するA/Fスパイクの一例を示す
波形図であり、図中に、A/Fスパイクの特性を示す種
々の特性値、すなわち、最大スパイク量ΔA/Fmax 、
A/Fスパイク継続時間T1 、最大スパイク発生からス
パイクが治まるまでの時間T2 最大スパイク発生までの
初期の立ち上がり期間T 3 およびスパイク積分量Sが例
示されている。
p、rの変化を学習するのための方法を説明するために
必要となる実際に発生するA/Fスパイクの一例を示す
波形図であり、図中に、A/Fスパイクの特性を示す種
々の特性値、すなわち、最大スパイク量ΔA/Fmax 、
A/Fスパイク継続時間T1 、最大スパイク発生からス
パイクが治まるまでの時間T2 最大スパイク発生までの
初期の立ち上がり期間T 3 およびスパイク積分量Sが例
示されている。
【0021】本第1の実施例における燃料挙動モデルパ
ラメータp、rの変化を学習するのための第1の方法に
おいては、実際に発生したA/FスパイクのA/Fスパ
イク継続時間T1 、最大スパイク発生からスパイクが治
まるまでの時間T2 および最大スパイク量ΔA/Fmax
から、次の条件を満たす所定の大きさ以上のA/Fスパ
イクが発生した時に、p、rが更新される。すなわち、
C1 、C2 、d1 、d 2 、Δp、Δrは定数、また、0
<p、r<1として、 ΔA/Fmax >C1 かつT2 /T1 >d1 のとき、p
+Δp→pに更新 ΔA/Fmax >C1 かつT2 /T1 ≦d1 のとき、r
+Δr→rに更新 ΔA/Fmax <−C2 かつT2 /T1 >d2 のとき、
p−Δp→pに更新 ΔA/Fmax <−C2 かつT2 /T1 ≦d1 のとき、
r−Δr→rに更新 とする。
ラメータp、rの変化を学習するのための第1の方法に
おいては、実際に発生したA/FスパイクのA/Fスパ
イク継続時間T1 、最大スパイク発生からスパイクが治
まるまでの時間T2 および最大スパイク量ΔA/Fmax
から、次の条件を満たす所定の大きさ以上のA/Fスパ
イクが発生した時に、p、rが更新される。すなわち、
C1 、C2 、d1 、d 2 、Δp、Δrは定数、また、0
<p、r<1として、 ΔA/Fmax >C1 かつT2 /T1 >d1 のとき、p
+Δp→pに更新 ΔA/Fmax >C1 かつT2 /T1 ≦d1 のとき、r
+Δr→rに更新 ΔA/Fmax <−C2 かつT2 /T1 >d2 のとき、
p−Δp→pに更新 ΔA/Fmax <−C2 かつT2 /T1 ≦d1 のとき、
r−Δr→rに更新 とする。
【0022】図5は、上記した燃料挙動モデルパラメー
タp、rの変化を学習する第1の方法を実現するための
ソフトウェアの一例を示すフローチャートである。図5
の学習ルーチンは、一定時間Δt毎に実行されており、
まず、ステップ501で実際の空燃比A/Fm を計測
し、次いでステップ502で内燃機関の加速度の演算を
行う。この加速度の演算は、吸入空気圧Pmまたはスロ
ットル弁開度TAの今回の値と前回の値との差分ΔPm
またはΔTAを演算することによって行うことができ
る。
タp、rの変化を学習する第1の方法を実現するための
ソフトウェアの一例を示すフローチャートである。図5
の学習ルーチンは、一定時間Δt毎に実行されており、
まず、ステップ501で実際の空燃比A/Fm を計測
し、次いでステップ502で内燃機関の加速度の演算を
行う。この加速度の演算は、吸入空気圧Pmまたはスロ
ットル弁開度TAの今回の値と前回の値との差分ΔPm
またはΔTAを演算することによって行うことができ
る。
【0023】加速度が演算された後は、ステップ503
において演算された加速度が判定値よりも大きいか否か
を判定する。そして、加速度が判定値を越えている場合
はステップ504に進み、加速継続カウンタCOUNT
の値を1にしてステップ505に進む。一方、ステップ
503で加速度が判定値以下と判定した場合はそのまま
ステップ505に進む。このステップ503に設定する
判定値は、機関が加速を開始した直後はこの判定値を越
えるが、加速継続中は判定値を越えないような値であ
る。ステップ505では加速継続カウンタCOUNTの
値が0か否かを判定し、COUNT=0の場合、即ち、
内燃機関が加速状態でないか、或いは判定値以下の加速
状態の場合は、そのままこのルーチンを終了する。
において演算された加速度が判定値よりも大きいか否か
を判定する。そして、加速度が判定値を越えている場合
はステップ504に進み、加速継続カウンタCOUNT
の値を1にしてステップ505に進む。一方、ステップ
503で加速度が判定値以下と判定した場合はそのまま
ステップ505に進む。このステップ503に設定する
判定値は、機関が加速を開始した直後はこの判定値を越
えるが、加速継続中は判定値を越えないような値であ
る。ステップ505では加速継続カウンタCOUNTの
値が0か否かを判定し、COUNT=0の場合、即ち、
内燃機関が加速状態でないか、或いは判定値以下の加速
状態の場合は、そのままこのルーチンを終了する。
【0024】ステップ505でCOUNT≠0の場合は
ステップ506に進み、加速継続カウンタCOUNTの
値が規定値K以下か否か、すなわち、内燃機関が加速を
開始してから規定時間が経過したか否かを判定する。そ
して、規定時間が経過した時(COUNT>K)はステ
ップ507に進み、加速継続カウンタCOUNTの値を
0にしてこのルーチンを終了する。一方、加速継続カウ
ンタCOUNTの値が規定値K以下の場合、すなわち、
内燃機関が加速を開始してから規定時間がまだ経過して
いない場合(COUNT≦K)はステップ508に進
み、加速継続カウンタCOUNTの値を1だけ増大させ
てステップステップ509に進む。
ステップ506に進み、加速継続カウンタCOUNTの
値が規定値K以下か否か、すなわち、内燃機関が加速を
開始してから規定時間が経過したか否かを判定する。そ
して、規定時間が経過した時(COUNT>K)はステ
ップ507に進み、加速継続カウンタCOUNTの値を
0にしてこのルーチンを終了する。一方、加速継続カウ
ンタCOUNTの値が規定値K以下の場合、すなわち、
内燃機関が加速を開始してから規定時間がまだ経過して
いない場合(COUNT≦K)はステップ508に進
み、加速継続カウンタCOUNTの値を1だけ増大させ
てステップステップ509に進む。
【0025】ステップ509では目標空燃比との差ΔA
/Fを計算する。次いで、ステップ510でΔA/Fの
絶対値と基準値aとを比較し、ΔA/Fの方が大きい場
合(Y)はA/Fスパイク継続時間T1 、最大スパイク
発生からスパイクが治まるまでの時間T2 、最大スパイ
ク量ΔA/Fmax を検出するルーチン(ステップ51
1、512、513)に進む。すなわち、ステップ51
1において、フラグを立て(Flg=1)、A/Fスパイ
ク終了時点の検出用カウンタのカウントを開始する(C
nt=0)とともに、T1 、T2 を検出するための時間カ
ウンタTime1、Time2をそれぞれΔtほど歩進させて、
それらの計数を開始する(Time1=Time1+Δt、Tim
e2=Time2+Δt)。なお、ステップ510が否(N)
で、更に、ステップ514が否(N)、すなわち、Flg
≠1ならば、学習は実行されない。
/Fを計算する。次いで、ステップ510でΔA/Fの
絶対値と基準値aとを比較し、ΔA/Fの方が大きい場
合(Y)はA/Fスパイク継続時間T1 、最大スパイク
発生からスパイクが治まるまでの時間T2 、最大スパイ
ク量ΔA/Fmax を検出するルーチン(ステップ51
1、512、513)に進む。すなわち、ステップ51
1において、フラグを立て(Flg=1)、A/Fスパイ
ク終了時点の検出用カウンタのカウントを開始する(C
nt=0)とともに、T1 、T2 を検出するための時間カ
ウンタTime1、Time2をそれぞれΔtほど歩進させて、
それらの計数を開始する(Time1=Time1+Δt、Tim
e2=Time2+Δt)。なお、ステップ510が否(N)
で、更に、ステップ514が否(N)、すなわち、Flg
≠1ならば、学習は実行されない。
【0026】その後、ステップ512において、ΔA/
Fの絶対値をΔA/Fmax の値と比較して、極大あるい
は極小であるかを判断し、極大あるいは極小でなければ
(Y)ステップ513においてΔA/Fmax の値を更新
し(ΔA/Fmax =ΔA/F)、Sgn=ΔA/Fの符号
によりリーン側あるいはリッチ側のスパイクであるかを
示す。そして、Time2=0として、ルーチンを終了す
る。一方、ステップ512において極大あるいは極小で
あることを判断すると(N)、ステップ513を実行せ
ず、直前に更新されたΔA/Fmax を最大スパイクとし
て、かつ、その符号Sgnを記憶しておき、かつ、このル
ーチンが実行される度にステップ511におけるTim
e1、Time2の計数を継続する。
Fの絶対値をΔA/Fmax の値と比較して、極大あるい
は極小であるかを判断し、極大あるいは極小でなければ
(Y)ステップ513においてΔA/Fmax の値を更新
し(ΔA/Fmax =ΔA/F)、Sgn=ΔA/Fの符号
によりリーン側あるいはリッチ側のスパイクであるかを
示す。そして、Time2=0として、ルーチンを終了す
る。一方、ステップ512において極大あるいは極小で
あることを判断すると(N)、ステップ513を実行せ
ず、直前に更新されたΔA/Fmax を最大スパイクとし
て、かつ、その符号Sgnを記憶しておき、かつ、このル
ーチンが実行される度にステップ511におけるTim
e1、Time2の計数を継続する。
【0027】ステップ510において、ΔA/Fの絶対
値が基準値a以下となると(N)、ステップ514でF
lg=1であるかを判断し、否(N)であれば終了する
が、是(Y)であれば、ステップ515に進んでカウン
タCntがbより小さいかを判断する。ステップ515が
是(Y)であれば、ステップ516においてカウンタを
歩進させて(Cnt=Cnt+1)このルーチンを終了す
る。これにより、Flg=1の状態を一定時間b未満にお
いて継続させる。Flg=1の状態が一定時間b以上継続
して、ステップ515が否(N)となると、ステップ5
17に進み、ここで、T1 およびT2 時間を計測し(T
1 =Time1、T2 =Time2)、更に、Time1=0、Cnt
=0、Flg=0とし、加えて、T3 =T1 −T2 を算出
して、パラメータ更新ルーチン518に進み、新しい制
御に対応するパラメータを算出する。
値が基準値a以下となると(N)、ステップ514でF
lg=1であるかを判断し、否(N)であれば終了する
が、是(Y)であれば、ステップ515に進んでカウン
タCntがbより小さいかを判断する。ステップ515が
是(Y)であれば、ステップ516においてカウンタを
歩進させて(Cnt=Cnt+1)このルーチンを終了す
る。これにより、Flg=1の状態を一定時間b未満にお
いて継続させる。Flg=1の状態が一定時間b以上継続
して、ステップ515が否(N)となると、ステップ5
17に進み、ここで、T1 およびT2 時間を計測し(T
1 =Time1、T2 =Time2)、更に、Time1=0、Cnt
=0、Flg=0とし、加えて、T3 =T1 −T2 を算出
して、パラメータ更新ルーチン518に進み、新しい制
御に対応するパラメータを算出する。
【0028】図6は、図5におけるパラメータ更新ルー
チン518の一例を示すフローチャートであり、上記し
た方法1の更新条件および更新内容を実現するものであ
る。すなわち、ステップ601において、基準値を超え
る正のA/Fスパイクが発生しているか否か(ΔA/F
max >C1 およびSgn>0)を判断し、是(Y)であれ
ば、ステップ602において、図3(C)に示されてい
るような長時間のA/Fスパイクであるか否か(T2 /
T1 >d1 )を判断する。是(Y)であれば、上記条件
のようにpをp+Δpに更新する(ステップ60
3)。ステップ602が否(N)、すなわち、図3
(B)に示されているような立ち上がりの急なA/Fス
パイクである場合は、上記条件のようにrをr+Δr
に更新する(ステップ604)。
チン518の一例を示すフローチャートであり、上記し
た方法1の更新条件および更新内容を実現するものであ
る。すなわち、ステップ601において、基準値を超え
る正のA/Fスパイクが発生しているか否か(ΔA/F
max >C1 およびSgn>0)を判断し、是(Y)であれ
ば、ステップ602において、図3(C)に示されてい
るような長時間のA/Fスパイクであるか否か(T2 /
T1 >d1 )を判断する。是(Y)であれば、上記条件
のようにpをp+Δpに更新する(ステップ60
3)。ステップ602が否(N)、すなわち、図3
(B)に示されているような立ち上がりの急なA/Fス
パイクである場合は、上記条件のようにrをr+Δr
に更新する(ステップ604)。
【0029】次に、負のA/Fスパイクが発生している
場合は、ステップ605において、基準値を超える負の
A/Fスパイクが発生しているか否か(ΔA/Fmax >
C2およびSgn<0)を判断し、是(Y)であれば、ス
テップ606において、図3(C)に示されているよう
な長時間の負のA/Fスパイクであるか否か(T2 /T
1 >d2 )を判断する。是(Y)であれば、上記条件
のようにpをp−Δpに更新する(ステップ607)。
ステップ606が否(N)、すなわち、図3(B)に示
されているような立ち下がりの急なA/Fスパイクであ
る場合は、上記条件のようにrをr−Δrに更新する
(ステップ608)。なお、正あるいは負のA/Fスパ
イクが基準値(C1 あるいはC2 )を超えない場合は、
パラメータp、rを更新することなく、パラメータ更新
ルーチン518は終了する。
場合は、ステップ605において、基準値を超える負の
A/Fスパイクが発生しているか否か(ΔA/Fmax >
C2およびSgn<0)を判断し、是(Y)であれば、ス
テップ606において、図3(C)に示されているよう
な長時間の負のA/Fスパイクであるか否か(T2 /T
1 >d2 )を判断する。是(Y)であれば、上記条件
のようにpをp−Δpに更新する(ステップ607)。
ステップ606が否(N)、すなわち、図3(B)に示
されているような立ち下がりの急なA/Fスパイクであ
る場合は、上記条件のようにrをr−Δrに更新する
(ステップ608)。なお、正あるいは負のA/Fスパ
イクが基準値(C1 あるいはC2 )を超えない場合は、
パラメータp、rを更新することなく、パラメータ更新
ルーチン518は終了する。
【0030】本実施例における燃料挙動モデルパラメー
タp、rの変化を学習するのための第2の方法として
は、A/Fスパイクの初期の傾き、すなわち、図4に示
されている実際に発生するA/FスパイクのT3 期間の
傾き=(ΔA/Fmax )/T3と、スパイクの継続期間
T1 とから、次のような更新条件を設定する。すなわ
ち、上記と同様に、C1 、C2 、e1 、e2 、e3 、e
4 は定数、また、0<p、r<1として、 ΔA/Fmax >C1 、かつ、|ΔA/Fmax |/T3
>e1 のとき、r+Δr→rに更新 ΔA/Fmax >C1 、かつ、T1 >e2 のとき、p+
Δp→pに更新 ΔA/Fmax <−C2 、かつ、|ΔA/Fmax |/T
3 >e3 のとき、r−Δr→rに更新 ΔA/Fmax <−C2 、かつ、T1 >e4 のとき、p
−Δp→pに更新 上記した燃料挙動モデルパラメータp、rの変化を学習
する第2の方法を実現するためのソフトウェアの一例と
しては、上記第1の方法を実現するソフトウェアを一部
改変したものを用いることができる。すなわち、図5に
示されているフローチャートのうち、パラメータ更新ル
ーチン518を除き、必要なA/Fスパイクの特性値を
設定するためのルーチン(ステップ501〜517)を
用いることができ、また、図7は本第2の方法における
パラメータ更新ルーチンを示すフローチャートであり、
これは、図6のパラメータ更新ルーチンのうち、正のA
/Fスパイクに対するスパイク形状の判断ステップを、
(ΔA/Fmax )/T3 >e1 (ステップ701)およ
びT1 >e2 (ステップ703)の二つの判断に分割
し、それらの判断が是(Y)のときに、それぞれ、r=
r+Δr(ステップ702)およびp=p+Δp(ステ
ップ704)に更新するように改変し、また、負のA/
Fスパイクに対するスパイク形状の判断ステップを、
(ΔA/Fmax)/T3 >e3 (ステップ705)お
よびT1 >e4 (ステップ707)の二つの判断に分割
し、それらの判断が是(Y)のときに、それぞれ、r=
r−Δr(ステップ706)およびp=p−Δp(ステ
ップ708)に更新するように改変して用いることがで
きる。
タp、rの変化を学習するのための第2の方法として
は、A/Fスパイクの初期の傾き、すなわち、図4に示
されている実際に発生するA/FスパイクのT3 期間の
傾き=(ΔA/Fmax )/T3と、スパイクの継続期間
T1 とから、次のような更新条件を設定する。すなわ
ち、上記と同様に、C1 、C2 、e1 、e2 、e3 、e
4 は定数、また、0<p、r<1として、 ΔA/Fmax >C1 、かつ、|ΔA/Fmax |/T3
>e1 のとき、r+Δr→rに更新 ΔA/Fmax >C1 、かつ、T1 >e2 のとき、p+
Δp→pに更新 ΔA/Fmax <−C2 、かつ、|ΔA/Fmax |/T
3 >e3 のとき、r−Δr→rに更新 ΔA/Fmax <−C2 、かつ、T1 >e4 のとき、p
−Δp→pに更新 上記した燃料挙動モデルパラメータp、rの変化を学習
する第2の方法を実現するためのソフトウェアの一例と
しては、上記第1の方法を実現するソフトウェアを一部
改変したものを用いることができる。すなわち、図5に
示されているフローチャートのうち、パラメータ更新ル
ーチン518を除き、必要なA/Fスパイクの特性値を
設定するためのルーチン(ステップ501〜517)を
用いることができ、また、図7は本第2の方法における
パラメータ更新ルーチンを示すフローチャートであり、
これは、図6のパラメータ更新ルーチンのうち、正のA
/Fスパイクに対するスパイク形状の判断ステップを、
(ΔA/Fmax )/T3 >e1 (ステップ701)およ
びT1 >e2 (ステップ703)の二つの判断に分割
し、それらの判断が是(Y)のときに、それぞれ、r=
r+Δr(ステップ702)およびp=p+Δp(ステ
ップ704)に更新するように改変し、また、負のA/
Fスパイクに対するスパイク形状の判断ステップを、
(ΔA/Fmax)/T3 >e3 (ステップ705)お
よびT1 >e4 (ステップ707)の二つの判断に分割
し、それらの判断が是(Y)のときに、それぞれ、r=
r−Δr(ステップ706)およびp=p−Δp(ステ
ップ708)に更新するように改変して用いることがで
きる。
【0031】本実施例における燃料挙動モデルパラメー
タp、rの変化を学習するのための第3の方法として
は、上記第2の方法におけるT1 に関する条件の代わり
に、スパイク積分量Sに関する同様の条件を用いる。こ
の場合、A/Fスパイクが、例えば図4に例示されてい
るように、リッチからリーンに、あるいは、リーンから
リッチに振動する形状を持って発生するときは、内燃機
関の排気ガス浄化のための触媒のO2 ストレージを考慮
すれば、スパイク積分量のリッチ分(図中のS1)とリ
ーン分(図中のS2 )との差S=S1 −S2 のみを考慮
すればよい。すなわち、図中の式に示すように、Sとし
てΔA/Fの0からT1 時間までの時間積分の絶対値を
用いることができる。
タp、rの変化を学習するのための第3の方法として
は、上記第2の方法におけるT1 に関する条件の代わり
に、スパイク積分量Sに関する同様の条件を用いる。こ
の場合、A/Fスパイクが、例えば図4に例示されてい
るように、リッチからリーンに、あるいは、リーンから
リッチに振動する形状を持って発生するときは、内燃機
関の排気ガス浄化のための触媒のO2 ストレージを考慮
すれば、スパイク積分量のリッチ分(図中のS1)とリ
ーン分(図中のS2 )との差S=S1 −S2 のみを考慮
すればよい。すなわち、図中の式に示すように、Sとし
てΔA/Fの0からT1 時間までの時間積分の絶対値を
用いることができる。
【0032】上記した燃料挙動モデルパラメータp、r
の変化を学習する第3の方法を実現するためのソフトウ
ェアの一例としても、上記第1の方法(あるいは第2の
方法)を実現するソフトウェアを一部改変したものを用
いることができる。すなわち、図8は本第3の方法を実
現するためのソフトウェアの一例を示すフローチャート
であり、これは、図5に示されている必要なA/Fスパ
イクの特性値を設定するためのルーチン(ステップ50
1〜517)においては、例えば、ステップ511にお
いて毎回ΔA/F・Δtを計算して、かつ、それをsと
して積算しておき(ステップ511′、s=s+ΔA/
F・Δt)、ステップ517においてT 1 時間後の積算
値sをスパイク積分量Sとすることにより(ステップ5
17′、S=s、s=0)、スパイク積分量を設定する
ことができる。また、図9は本第3の方法のためのパラ
メータ更新ルーチンを示しており、これは、図7に示さ
れている上記第2の方法のための図6のパラメータ更新
ルーチン(上記第1の方法)の改変において、T1 に関
する判断をSに関する判断に変更したものである(ステ
ップ703’およびステップ707’)。
の変化を学習する第3の方法を実現するためのソフトウ
ェアの一例としても、上記第1の方法(あるいは第2の
方法)を実現するソフトウェアを一部改変したものを用
いることができる。すなわち、図8は本第3の方法を実
現するためのソフトウェアの一例を示すフローチャート
であり、これは、図5に示されている必要なA/Fスパ
イクの特性値を設定するためのルーチン(ステップ50
1〜517)においては、例えば、ステップ511にお
いて毎回ΔA/F・Δtを計算して、かつ、それをsと
して積算しておき(ステップ511′、s=s+ΔA/
F・Δt)、ステップ517においてT 1 時間後の積算
値sをスパイク積分量Sとすることにより(ステップ5
17′、S=s、s=0)、スパイク積分量を設定する
ことができる。また、図9は本第3の方法のためのパラ
メータ更新ルーチンを示しており、これは、図7に示さ
れている上記第2の方法のための図6のパラメータ更新
ルーチン(上記第1の方法)の改変において、T1 に関
する判断をSに関する判断に変更したものである(ステ
ップ703’およびステップ707’)。
【0033】上述の本発明の第1の実施例においては、
検出した空燃比と目標空燃比との差、すなわち、A/F
スパイク量ΔA/Fに基づいて、モデルパラメータp、
rを修正しているが、本発明の内燃機関の燃料噴射制御
装置の第2の実施例においては、ΔA/Fに吸入空気量
Ga を掛け合わせた(ΔA/F・Ga )を指標として、
第1実施例と同様に、パラメータを更新する。
検出した空燃比と目標空燃比との差、すなわち、A/F
スパイク量ΔA/Fに基づいて、モデルパラメータp、
rを修正しているが、本発明の内燃機関の燃料噴射制御
装置の第2の実施例においては、ΔA/Fに吸入空気量
Ga を掛け合わせた(ΔA/F・Ga )を指標として、
第1実施例と同様に、パラメータを更新する。
【0034】内燃機関の低負荷運転条件(吸入空気量G
a が小)と高負荷運転条件(吸入空気量Ga が大)とに
おいて、同じ大きさのA/Fスパイクが発生したとして
も、エミッションの質量(mass)を考慮すれば、高負荷時
の方が悪影響を与えることとなる。また、モデルパラメ
ータp、rが機関の運転条件により異なる場合、機関負
荷に応じて数種類のp、rを持ち、それぞれを修正する
方法が考えられるが、本発明のパラメータ更新手法にお
いてはp、rが逐次少しづつ修正されていくため、数種
類のp、rを持つと学習のスピードが非常に遅くなり、
また、それを防止するために更新幅を大きくすると誤学
習によるハンチング等が発生することとなる。そこで、
本第2の実施例におけるように、一種類のモデルパラメ
ータp、rのみを持ち、かつ、それらをエミッションへ
の影響度の高い高負荷時の空燃比スパイクを用いて学習
する方が効果的である。
a が小)と高負荷運転条件(吸入空気量Ga が大)とに
おいて、同じ大きさのA/Fスパイクが発生したとして
も、エミッションの質量(mass)を考慮すれば、高負荷時
の方が悪影響を与えることとなる。また、モデルパラメ
ータp、rが機関の運転条件により異なる場合、機関負
荷に応じて数種類のp、rを持ち、それぞれを修正する
方法が考えられるが、本発明のパラメータ更新手法にお
いてはp、rが逐次少しづつ修正されていくため、数種
類のp、rを持つと学習のスピードが非常に遅くなり、
また、それを防止するために更新幅を大きくすると誤学
習によるハンチング等が発生することとなる。そこで、
本第2の実施例におけるように、一種類のモデルパラメ
ータp、rのみを持ち、かつ、それらをエミッションへ
の影響度の高い高負荷時の空燃比スパイクを用いて学習
する方が効果的である。
【0035】本第2の実施例を実現するためのソフトウ
ェアとしては、上述の第1の実施例を実現するためのも
のを利用することができる。その場合、算出された空燃
比スパイクΔA/Fと検出された吸入空気量Ga とを掛
け合わせた(ΔA/F・Ga)を用いて、パラメータ更
新を行うための正あるいは負の最大スパイク(ΔA/F
max ・Ga )に対する判断レベルを高負荷時に対応する
大きい基準値、例えば、それぞれC1 、C2 より大きい
C1 ’、C2 ’に改変することにより、高負荷時にのみ
パラメータ更新を実行するようにすることができる。ソ
フトウェアの他の部分は、図5および図6のものと同等
である。
ェアとしては、上述の第1の実施例を実現するためのも
のを利用することができる。その場合、算出された空燃
比スパイクΔA/Fと検出された吸入空気量Ga とを掛
け合わせた(ΔA/F・Ga)を用いて、パラメータ更
新を行うための正あるいは負の最大スパイク(ΔA/F
max ・Ga )に対する判断レベルを高負荷時に対応する
大きい基準値、例えば、それぞれC1 、C2 より大きい
C1 ’、C2 ’に改変することにより、高負荷時にのみ
パラメータ更新を実行するようにすることができる。ソ
フトウェアの他の部分は、図5および図6のものと同等
である。
【0036】図10は、本発明による内燃機関の燃料噴
射制御装置の第3の実施例を説明するためのものであ
り、残留率パラメータpと吸気管壁面への燃料付着量f
w との関係の一例を示す特性図である。前述した図12
に示されている燃料挙動モデルから明らかなように、 fw =(r/1−p)fi (1) であり、ここで、r、fi を一定とすると、pとfw と
は図7のような関係となる。このように、pが1に近づ
くとfw は急激に大きくなる傾向を持っており、上述し
たパラメータの更新においてpの更新幅を、pの値に依
存することなく、一定にすると、fw に対する感度がp
が大きい程高くなり、A/F制御性への影響も大きく増
大することとなる。
射制御装置の第3の実施例を説明するためのものであ
り、残留率パラメータpと吸気管壁面への燃料付着量f
w との関係の一例を示す特性図である。前述した図12
に示されている燃料挙動モデルから明らかなように、 fw =(r/1−p)fi (1) であり、ここで、r、fi を一定とすると、pとfw と
は図7のような関係となる。このように、pが1に近づ
くとfw は急激に大きくなる傾向を持っており、上述し
たパラメータの更新においてpの更新幅を、pの値に依
存することなく、一定にすると、fw に対する感度がp
が大きい程高くなり、A/F制御性への影響も大きく増
大することとなる。
【0037】そこで、上記(1)式から、pの変化Δp
に対するfw の変化Δfw の関係を求めれば、 Δfw =〔rfi /(1−p)2 〕・Δp (2) ここで、Δfw を一定(r、fi は一定)とするために
は、 Δp∝(1−p)2 (3) となる。したがって、本発明による内燃機関の燃料噴射
制御装置の第3の実施例においては、pの更新幅Δpを Δp=K(1−p)2 K:定数 (4) として、pの値が変化しても、fw に対する感度を同程
度のものとする。
に対するfw の変化Δfw の関係を求めれば、 Δfw =〔rfi /(1−p)2 〕・Δp (2) ここで、Δfw を一定(r、fi は一定)とするために
は、 Δp∝(1−p)2 (3) となる。したがって、本発明による内燃機関の燃料噴射
制御装置の第3の実施例においては、pの更新幅Δpを Δp=K(1−p)2 K:定数 (4) として、pの値が変化しても、fw に対する感度を同程
度のものとする。
【0038】上述したように、本発明による内燃機関の
燃料噴射制御装置は、A/Fスパイクから燃料挙動モデ
ルのパラメータ、したがって、燃料噴射量の補正項を学
習するようにしているが、このような学習は同一の運転
条件、例えば、アクセルの踏み方が同じで、かつ、車速
が同じ等、におけるA/Fスパイクに基づいて学習する
方が、誤学習がなくなり、しかも、学習スピードも速く
なる。
燃料噴射制御装置は、A/Fスパイクから燃料挙動モデ
ルのパラメータ、したがって、燃料噴射量の補正項を学
習するようにしているが、このような学習は同一の運転
条件、例えば、アクセルの踏み方が同じで、かつ、車速
が同じ等、におけるA/Fスパイクに基づいて学習する
方が、誤学習がなくなり、しかも、学習スピードも速く
なる。
【0039】図11は、機関の運転に伴うスロットルT
Aあるいは吸気管圧力Pm の変化の一例を示す波形図で
あり、同図(A)はスロットルTAあるいは吸気管圧力
Pm自体の変化パターン、同図(B)はその変化速度パ
ターンを示している。本発明における上述した各種の方
法によるパラメータの学習による更新は、このTAある
いはPm とA/Fとを一定時間記憶して観察し、TAあ
るいはPm 変化あるいは変化速度のパターンと車速とが
特定の範囲(変化幅、変化速度範囲等)に入った時にの
み、その時のA/Fスパイクを用いて実行されるように
することができる。このような条件の一例として、比較
的安定し、かつ、典型的な空燃比スパイクの発生時であ
るアイドル後の加速時に、本発明における上述した各種
の方法によるパラメータの学習による更新を実行するこ
とも有効である。
Aあるいは吸気管圧力Pm の変化の一例を示す波形図で
あり、同図(A)はスロットルTAあるいは吸気管圧力
Pm自体の変化パターン、同図(B)はその変化速度パ
ターンを示している。本発明における上述した各種の方
法によるパラメータの学習による更新は、このTAある
いはPm とA/Fとを一定時間記憶して観察し、TAあ
るいはPm 変化あるいは変化速度のパターンと車速とが
特定の範囲(変化幅、変化速度範囲等)に入った時にの
み、その時のA/Fスパイクを用いて実行されるように
することができる。このような条件の一例として、比較
的安定し、かつ、典型的な空燃比スパイクの発生時であ
るアイドル後の加速時に、本発明における上述した各種
の方法によるパラメータの学習による更新を実行するこ
とも有効である。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明の内燃機関の燃料
噴射制御装置によれば、実際に発生したA/Fスパイク
(あるいはそれに相当するスパイク)を基にして最適な
パラメータを学習するという簡便な手法により、新しい
制御態様に対応して燃料挙動モデルのパラメータを変化
させ、内燃機関の空燃比制御の最適化を実現することが
できる。本発明によれば、燃料挙動モデルのモデル誤差
の影響も少なく、また、複雑な計算も不要となり計算負
荷を軽減することができる。
噴射制御装置によれば、実際に発生したA/Fスパイク
(あるいはそれに相当するスパイク)を基にして最適な
パラメータを学習するという簡便な手法により、新しい
制御態様に対応して燃料挙動モデルのパラメータを変化
させ、内燃機関の空燃比制御の最適化を実現することが
できる。本発明によれば、燃料挙動モデルのモデル誤差
の影響も少なく、また、複雑な計算も不要となり計算負
荷を軽減することができる。
【図1】本発明が適用される内燃機関の燃料噴射制御装
置の基本構成を示すブロック図である。
置の基本構成を示すブロック図である。
【図2】本発明が適用される内燃機関の燃料噴射制御装
置のハードウェア構成を説明するための概略構成図であ
る。
置のハードウェア構成を説明するための概略構成図であ
る。
【図3】燃料挙動モデルのパラメータの変化と空燃比ス
パイクとの関係の一例を説明するための説明図であり、
(A)はシミュレーションのための構成を説明するブロ
ック図、(B)および(C)はそれぞれ空燃比スパイク
の発生状況を説明するための特性図である。
パイクとの関係の一例を説明するための説明図であり、
(A)はシミュレーションのための構成を説明するブロ
ック図、(B)および(C)はそれぞれ空燃比スパイク
の発生状況を説明するための特性図である。
【図4】空燃比スパイクの一例を示す波形図である。
【図5】本発明による内燃機関の燃料噴射制御装置にお
ける燃料挙動モデルパラメータを学習する方法を実現す
るためのソフトウェアの一例を示すフローチャートであ
る。
ける燃料挙動モデルパラメータを学習する方法を実現す
るためのソフトウェアの一例を示すフローチャートであ
る。
【図6】パラメータ更新ルーチンの一例を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図7】パラメータ更新ルーチンの変形例を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図8】燃料挙動モデルパラメータを学習する方法を実
現するためのソフトウェアの他の例を示すフローチャー
トである。
現するためのソフトウェアの他の例を示すフローチャー
トである。
【図9】パラメータ更新ルーチンの他の変形例を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図10】残留率パラメータpと吸気管壁面への燃料付
着量fw との関係の一例を示す特性図である。
着量fw との関係の一例を示す特性図である。
【図11】スロットルTAあるいは吸気管圧力Pm の変
化の一例を示す波形図であり、(A)は変化パターン、
(B)は変化速度パターンである。
化の一例を示す波形図であり、(A)は変化パターン、
(B)は変化速度パターンである。
【図12】燃料挙動モデルの一例を示す説明図である。
1…スロットルセンサ 2…吸気圧センサ 3…燃料噴射用インジェクタ 4…空燃比センサ 5…排気浄化用触媒 10…内燃機関 20…制御ユニット 21…パラメータ設定手段 22…燃料噴射制御手段
Claims (3)
- 【請求項1】 噴射燃料の吸気管壁面への付着を含む燃
料の挙動特性を示すパラメータを設定し、該パラメータ
を用いて燃料噴射量を適応制御する内燃機関の燃料噴射
制御装置であって、 上記内燃機関の排気ガスの空燃比を検出する空燃比セン
サと、 上記内燃機関の加速状態を判定する加速判定手段と、 上記内燃機関の加速発生後の所定時間内に、上記空燃比
センサにより検出された空燃比と目標空燃比との差が所
定値以上の時、発生される空燃比スパイクの特性に基づ
いて上記パラメータを更新するパラメータ設定手段とを
更に備えている内燃機関の燃料噴射制御装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の内燃機関の燃料噴射制
御装置において、 パラメータ設定手段が、空燃比センサにより検出された
空燃比と目標空燃比との差に内燃機関の吸入空気量を乗
算し、該乗算値が第2の所定値以上の時、パラメータを
更新するようになっている内燃機関の燃料噴射制御装
置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の内燃機関の燃料噴射制
御装置において、 燃料の挙動特性を示すパラメータが吸気管壁面へ付着し
た燃料の残留率を含んでおり、 パラメータ設定手段が、(1−残留率)2 に比例する更
新幅により、上記残留率を更新するようになっている内
燃機関の燃料噴射制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6263913A JPH07197836A (ja) | 1993-11-29 | 1994-10-27 | 内燃機関の燃料噴射制御装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29815993 | 1993-11-29 | ||
| JP5-298159 | 1993-11-29 | ||
| JP6263913A JPH07197836A (ja) | 1993-11-29 | 1994-10-27 | 内燃機関の燃料噴射制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07197836A true JPH07197836A (ja) | 1995-08-01 |
Family
ID=26546261
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6263913A Pending JPH07197836A (ja) | 1993-11-29 | 1994-10-27 | 内燃機関の燃料噴射制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07197836A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10274082A (ja) * | 1997-03-28 | 1998-10-13 | Yamaha Motor Co Ltd | エンジン制御方式 |
| JPWO2002103181A1 (ja) * | 2001-06-18 | 2004-09-30 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の空燃比制御装置 |
| JP2004353466A (ja) * | 2003-05-27 | 2004-12-16 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の燃料噴射量制御装置 |
| JP2008261269A (ja) * | 2007-04-11 | 2008-10-30 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の燃料噴射量制御装置 |
| WO2019064322A1 (ja) * | 2017-09-26 | 2019-04-04 | 株式会社日立製作所 | 機器制御システム |
-
1994
- 1994-10-27 JP JP6263913A patent/JPH07197836A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10274082A (ja) * | 1997-03-28 | 1998-10-13 | Yamaha Motor Co Ltd | エンジン制御方式 |
| JPWO2002103181A1 (ja) * | 2001-06-18 | 2004-09-30 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の空燃比制御装置 |
| US7162862B2 (en) | 2001-06-18 | 2007-01-16 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Air-fuel ratio control apparatus for internal combustion engine |
| JP2004353466A (ja) * | 2003-05-27 | 2004-12-16 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の燃料噴射量制御装置 |
| JP2008261269A (ja) * | 2007-04-11 | 2008-10-30 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の燃料噴射量制御装置 |
| WO2019064322A1 (ja) * | 2017-09-26 | 2019-04-04 | 株式会社日立製作所 | 機器制御システム |
| JPWO2019064322A1 (ja) * | 2017-09-26 | 2020-03-26 | 株式会社日立製作所 | 機器制御システム |
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