JPH07199046A - 視線検出機能付装置 - Google Patents

視線検出機能付装置

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JPH07199046A
JPH07199046A JP5349129A JP34912993A JPH07199046A JP H07199046 A JPH07199046 A JP H07199046A JP 5349129 A JP5349129 A JP 5349129A JP 34912993 A JP34912993 A JP 34912993A JP H07199046 A JPH07199046 A JP H07199046A
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JP
Japan
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line
sight
area
movement
time
Prior art date
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JP5349129A
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English (en)
Inventor
Kazuki Konishi
一樹 小西
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用者の意図しない、該装置(例えばカメ
ラ)の諸動作の制御を行う情報を得るべき領域の決定が
なされることを軽減させる。 【構成】 領域の決定の際に、記憶されている前回の視
線位置と今回の視線位置から得られる視線位置の移動量
が、第1の所定値に満たない場合、又は、第2の所定値
を越え、且つ、その場所に一定時間以上停留しなかった
場合は、領域の変更を行わず、視線位置の移動量が、第
1及び第2の所定値に挟まれた範囲内の場合、又は、第
1及び第2の所定値を越え、且つ、その場所に一定時間
以上停留した場合に、領域の変更を行うと共に、第1,
第2の所定値及び一定時間の数値を、使用者の視線位置
の存在する場所により異ならせる(主たる物体が存在す
る確率の高い領域が中央部,焦点検出点,ファインダ視
野内に移動し易く、且つ、これらより移動し難いように
する為に)可変手段1を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、視線検出手段を有する
カメラ、特にスチルカメラ,ビデオカメラ等におけるA
F(焦点検出調節),AE(自動露出制御)等のカメラ
の諸動作の制御の為の情報を得る領域を自動的に変更す
るカメラ等の視線検出機能付装置の改良に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】カメラの諸動作を制御する為の情報を得
る領域を決定するのに、撮影者の視線を用いるアイデア
(いわゆる視線を用いた自動追尾)は種類提案されてお
り、例えば特開昭63−94232号には以下の様な技
術が開示されている。
【0003】以下、図11乃至図14を用いて説明す
る。
【0004】この提案装置においては、撮影映像をファ
インダやモニタ装置により観察する撮影者の眼球運動を
モニタし、撮影者の注視する画面部分を含む領域で自動
合焦動作及び自動露出制御を行う。図11の30がその
為の眼球運動検出器であり、この検出器30は、詳細は
後述するが、撮影者の眼球32の運動を検出し、眼の見
ている部分が画面のどの位置であるかの位置信号(水平
位置及び垂直位置)をゲート制御回路34に送る。ゲー
ト制御回路34は、クロック回路28からの水平同期信
号Hsync及び垂直同期信号Vsyncと眼球運動検
出器30からの位置信号を比較し、ゲート回路14を制
御して、画面上での相応領域の映像信号のみを通過させ
る。
【0005】眼球運動を検出する原理としては種々ある
が、ここでは日本放送協会(NHK)による方式を例に
とって説明する(テレビジョン学会誌vol.No.2
(1986)第41頁以降を参照)。この方式の光学系
部分を図12に示し、図11の眼球運動検出器30に適
用した場合の具体的回路を、ゲート制御回路34と共に
図13に示す。
【0006】図12に示すように、眼球に近接配置した
赤外光源40(40X,40Y)から眼球に赤外光を照
射し、その反射光を光電変換素子42(42R,42
L,42U,42D)で受光して、黒目の左右及び上下
への動きを検出する。黒目の左右の動きを検出する光電
変換素子42R,42Lは、正面を向いた状態でそれぞ
れ黒目の右側及び左側からの反射光を受光するように配
置され、その出力は減算増幅器44で減算増幅される。
また、黒目の上下方向の動きを検出する光電変換素子4
2U,42Dは、正面を向いた状態でそれぞれ黒目の斜
め下位置からの反射光を受光するように配置され、その
出力は加算増幅器46で加算される。
【0007】減算増幅器44の出力は、黒目の左右運動
に対し図14(a)に図示する特性を示し、加算増幅器
46の出力は、黒目の上下運動に対し図14(b)に図
示する特性を示す。結局、減算増幅器44の出力は、水
平面での黒目のむく方向(観察者の観察している観察画
面でいえばその水平位置)を指示し、加算増幅器46の
出力は、垂直面での黒目のむく方向(観察画面でいえば
その垂直位置)を指示する。しかし、実際には、減算増
幅器44及び加算増幅器46の出力は、多少の非線形性
を示すので、検出精度を高めるために、リニアリティ補
償回路48,50を設けるのが好ましい。
【0008】従って、図13において、リニアリティ補
償回路48の出力は画面イメージでの水平位置xを示
し、リニアリティ補償回路48,50の出力はその垂直
位置yを示す。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、ファインダを覗く撮影者の見ている点
を注視点と考え、その点の存在する領域をカメラの自動
合焦動作,自動露出制御を行う領域としてカメラの制御
を行っている。そのため、固視微動(中心下に対象物体
を捉えるために生じる不規則な微小運動)により自動合
焦動作,自動露出制御を行う領域が小刻みに変動した
り、ファインダ視野外の各種表示を見るためにおきた跳
躍的運動(画像特徴を抽出する際に生じる運動で、最高
速度は300度/秒に達する)の途中をサンプリングし
て、無意味な領域を設定してしまい、正しい領域の設
定、さらにはカメラの制御を行うことができなかった。
【0010】(発明の目的)本発明の目的は、使用者の
意図しない、該装置の諸動作の制御を行う情報を得るべ
き領域の決定がなされることを軽減させることのできる
視線検出機能付装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、領域の決定の
際に、その領域の移動応答性を使用者の視線位置の存在
する位置により異ならせる可変手段を設け、領域の決定
に際に、その領域の移動応答性(前回の領域位置からの
移動の容易さ)を、使用者の視線位置の存在する位置に
より異ならせるようにしている。
【0012】また、領域の決定の際に、記憶されている
前回の視線位置と今回の視線位置から得られる視線位置
の移動量が、第1の所定値に満たない場合、又は、第2
の所定値を越え、且つ、その場所に一定時間以上停留し
なかった場合は、領域の変更を行わず、視線位置の移動
量が、前記第1及び第2の所定値に挟まれた範囲内の場
合、又は、第1及び第2の所定値を越え、且つ、その場
所に一定時間以上停留した場合に、領域の変更を行うと
共に、前記第1,第2の所定値及び一定時間の数値を、
使用者の視線位置の存在する場所により異ならせる可変
手段を設け、前回と今回の視線位置の差、つまり移動量
と第1の所定値,第2の所定値との関係、更には今回の
視線位置が一定時間停留していたか否かによって、領域
の変更を行うか否かを決定し、また、領域の変更を行う
際には、同時に、第1,第2の所定値及び一定時間の数
値を、使用者の視線位置の存在する場所により異ならせ
るようにしている。
【0013】具体的には、視線位置がファインダ視野中
央部付近と周辺付近とでその数値を異ならせ、主たる物
体が存在する確率の高い領域が中央部に移動し易く、且
つ、中央部から移動し難いようにし、又、焦点検出点付
近か否かでその数値を異ならせ、主たる物体が存在する
確率の高い領域が焦点検出点付近に移動し易く、且つ、
焦点検出点付近から移動し難いようにし、又、ファイン
ダ視野内か外かでその数値を異ならせ、主たる物体が存
在する確率の高い領域がファインダ視野内に移動し易
く、且つ、ファインダ視野内から移動し難いようにして
いる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0015】図1は本発明の第1の実施例における視線
検出機能付装置の概略構成を示すブロック図であり、こ
こではカメラを例にしている。
【0016】図1において、1はMPU(マイクロプロ
セッシングユニット)、2はメモリ、3はA/D変換機
能を有するインターフェイス回路、4はイメージセンサ
例えばCCD8を駆動するCCD駆動回路、5は複数の
赤外発光ダイオード(IRED)から構成されるIRE
D群、6はその駆動を行う発光制御回路、7はカメラ縦
横の姿勢位置を検知するための位置センサ、8は前出の
CCD、10はAFセンサ、11はAFを行うためのレ
ンズ駆動ユニット、12は測光センサ、13は絞り駆動
ユニットである。
【0017】この実施例においては、イメージセンサか
らの画像信号を演算することによって撮影者の視線を求
めるわけであるが、その原理は以下の通りである。
【0018】撮影者の眼球に平行光(もしくは発散光)
を照射すると、この光が角膜前面で反射し発光ダイオー
ドの虚像が生じる。この虚像はプルキンエ像と呼ばれる
が、その発生位置は眼球の回転角が零の際は瞳孔中心と
一致し、眼球が回転するにつれてプルキンエ像と瞳孔中
心の間隔は、回転角の正弦にほぼ比例する形で拡がって
いく。したがって、イメージセンサ上の画像信号より、
プルキンエ像の位置,瞳孔中心の位置、さらにその間隔
を算出してやれば、眼球の回転角、さらには撮影者の視
点を知ることができる(カメラのファインダの光学特性
により、頭部がカメラに対して動いても眼球の回転角が
等しければピント板上の視点は同じである)。
【0019】次に、上記の原理を用いた本発明の第1の
実施例における動作について、図2のフローチャートを
用いて説明する。
【0020】レリーズ釦が押されてスイッチSW1がオ
ンするなどして視線検出の要求がなされると、MPU1
は視線検出のルーチンに入る(ステップ101)。
【0021】初めに、演算に使用する変数の初期化等の
初期化処理を行い(ステップ102)、その後MPU1
は蓄積時間の設定を眼鏡の有無,外光の強度等を考慮し
て行う。同時に、その時のカメラの位置(縦位置か横位
置か)を位置センサ7から受け取り、眼鏡の有無を考慮
して点灯させるIREDの選択も行う(ステップ10
3)。
【0022】この後、蓄積制御のステップに移る。
【0023】まず、MPU1はクリアモードの動作を行
うための指示をCCD駆動回路4に対して行う。指示を
受けたCCD駆動回路4はクリア動作を行い、CCD8
のメモリゾーン,電荷転送ライン等に残っている電荷を
消去する(ステップ104)。次いで、MPU1は選択
した点灯IREDを点灯させる為に、IRED選択信号
をCCD駆動回路4に送信する。その後、蓄積信号をH
ighにし蓄積を開始し、設定された蓄積時間が経過し
たら蓄積信号をLowにし蓄積を終了する。そしてこの
蓄積に同期してIREDが点灯する(ステップ10
5)。
【0024】次に、MPU1は光像ブロック(プルキン
エ像候補),瞳孔エッジ候補抽出の処理を行う(ステッ
プ106)。すなわち、CCD駆動回路4を介して1ラ
イン分の画像信号をCCD8より順次読み込み、インタ
ーフェイス回路3においてA/D変換を行い、メモリ2
にその値を記憶していく。そしてこのデータを使って光
像ブロック(プルキンエ像候補)並びに瞳孔エッジ候補
の抽出処理を行っていく(ステップ107)。MPU1
はこの処理をCCDのライン数分だけ行う。
【0025】全ラインについてこの処理が終了したなら
ば、MPU1はプルキンエ像,瞳孔エッジの選択の処理
を行う。そして選択した瞳孔エッジを用いて、瞳孔中心
及び瞳孔半径を求める。この方法としては最小二乗法を
用いればよい。そして、プルキンエ像と瞳孔中心の位置
を用いて眼球の回転角、さらには個人差補正等を行いカ
メラのピント板上での視点位置を演算する(ステップ1
08)。
【0026】そして、この視点からAFの指示がなされ
た際に焦点検出を行なう領域、いわゆるAFエリア(焦
点検出領域)並びに露出制御を行うAEエリア(測光領
域)を決定する(ステップ109)。
【0027】ところで、一般に銀塩フィルムを用いるカ
メラにおいては、AFポイントを増やせばそれと同数の
焦点検出ユニットを必要とする。そのため、コスト的,
スペース的デメリットからその数は制限される。したが
って、ピント板上の視点位置に対応するAFポイントが
存在しない可能性がある。
【0028】そこで、以下のようにして補間処理を行
う。
【0029】その第1の方法として、ピント板上の視点
位置に対応するAFポイント(焦点検出点)が存在しな
い場合は、ピント板上の視点位置から最も近いAFポイ
ントをその視点のAFポイントとする。例えば、図3
(a)に示すようにAFポイントが設定されている場
合、視点位置の座標(X,Y)と、A〜Gの7つのAF
ポイントの中央位置の座標(XA,YA),(XB,Y
B),(XC,YC),(XD,YD),(XE,Y
E),(XF,YF),(XG,YG)の距離Lを次式
で求め、その値が最小となるものを、その視線位置のA
Fポイントとする。
【0030】L=√〔(X−XA)2 +(Y−YA)
2 〕 (焦点検出点Aの場合) また第2の方法としては、予めAFポイントと共にその
AFポイントを選択するエリアを設定しておく方法が考
えられる。例えば図3(b)に示すように、焦点検出点
A〜Gとその選択エリアを設定する。
【0031】AEエリアの決定に関しても同様のことが
いえるが、測光センサはエリアに分割されたものを用い
ることが多いため、第2の方法が主になる。
【0032】ところで、実際の撮影者の視点は常に被写
体にあるわけではなく、ある程度ふらついたり、画面外
の表示を見たりする。そこで、視点が画面外にあるとき
は領域の追従動作の対象外にしたり、公知の手法で撮影
者の注視点を抽出するなどの処理が必要となる。
【0033】さらに、本実施例においては、効果的に領
域の追従動作を行うため、視線の移動量が所定値に満た
ない場合、又は、所定値を越え且つその場所に一定時間
以上停留しなかった場合は、カメラの自動合焦動作,自
動露出制御を行う領域の変更を行わないようにすると共
に、この二つの所定値及び一定時間を、ファインダ視野
中央部付近に視線が存在する場合とファインダ視野周辺
部付近に視線が存在する場合とで、その値を変化させる
ようにした。
【0034】その動作について、図4のフローチャート
にしたがって説明する。
【0035】視点位置からカメラに自動合焦動作,自動
露出制御を行う領域(以下、AF・AEエリアと記す)
を決定するルーチンに入ると(ステップ201)、まず
メモリ2に記憶されている前回のAF・AEエリア,視
点の情報を読み出す(ステップ202)。そして、この
読み出した値と今回の視点位置よりAF・AEエリアの
変更を行うか否かを決定する際に用いる定数Lcons
1 ,Lconst2,Tconstの設定(詳細は後
述)を行う(ステップ203〜208)。
【0036】もし、読み込んだAF・AEエリアの値が
初期値、すなわち初めてのAF・AEエリアの決定の動
作であったならば(ステップ209)、そのときの視点
の位置を基にして上述のような補間処理を行うなどして
AF・AEエリアを決定し(ステップ220)、その情
報をメモリ2に記憶する(ステップ221)。
【0037】また、二回目以降であった場合は、前回の
AF・AEエリアを求めた際の視点位置との比較を行
い、大きな移動があったか否かの判定を行う(ステップ
209→210→211→212)。
【0038】つまり、これは、今回求められた視点座標
(Xi ,Yi )と前回の視点座標(Xi-1 ,Yi-1 )と
の距離△Lを、以下の式によりを求める。
【0039】△L=〔(Xi −Xi-12 +(Yi −Y
i-121/2 そして、この値をまず前のステップで求められた定数L
const2 と比較し、これより小さければ、AF・A
Eエリアの変更は行わずにAF・AEエリアを決定する
ルーチンを抜ける(ステップ211で「△L<Lcon
st2 」の場合)。次に、定数Lconst1 と比較
し、これ以下ならばAF・AEエリア変更のステップに
進む(ステップ212→220)。逆に、定数Lcon
st1 より大きければ、そのときの視点座標を(X′,
Y′)としてメモリに記憶し(ステップ212→21
3)、停留時間を計時するステップ312以降に進む。
【0040】すなわち、まず時間を計時するカウンタの
値を零にし(t=0)、その後カウンタをカウントアッ
プするとともに、次の視線検出タイミングにおける視点
位置を算出し、この座標を(Xi ,Yi )とする(ステ
ップ214→215→216)。この視点位置の算出は
前述の通り行われる。
【0041】次に、この算出された視点位置座標(X
i ,Yi )とメモリ2に記憶されている大きな移動直後
の視点位置座標(X′,Y′)との差△L′を求め(ス
テップ217)、もしこの値が定数Lconst2 より
大きければ、AF・AEエリアの変更は行わずにAF・
AEエリアを決定するルーチンを抜ける(ステップ21
8で「△L´<Lconst2 」の場合)。また、距離
△L′がLconst2以下であったならば、カウンタ
の内容tと時間定数Tconstを比較する(ステップ
218→219)。この結果、「t≧Tconst」な
らば、視線が移動後の位置に一定時間Tconst以上
停留したとみなし、今回求められた視点位置座標
(X′,Y′)を用い、さらに上述の補間処理を行うな
どしてAF・AEエリアを決定し、その情報をメモリ2
に記憶する(ステップ219→220→221)。
【0042】逆に、「T<Tconst」であったなら
ば、カウンタの値tをカウントアップした後、同様の処
理を繰り返し、「△L′≦Lconst2 」ならばカウ
ンタの値tと定数Tconstの比較を再度行う(ステ
ップ215→216→217→218→219)。以下
カウントアップをしながら同様の処理を行う。すなわ
ち、視線が移動後、その位置(X′,Y′)より半径△
L′内にTconst時間以上停留したならば、これを
有効な視線とみなし、移動後の視点位置座標(X′,
Y′)を用い補間処理などを行いエリアを決定、変更を
行うのである。
【0043】このような処理を行うのは、人間の眼球運
動特性に起因する検出誤差を最小にし、且つ、煩雑にA
F・AEエリアを切り換えることにより生じるレンズの
煩雑な駆動などの不都合の抑止を目的としている。
【0044】定数Lconst1 ,Lconst2 ,T
constの設定は、眼球の運動特性を考慮して行う。
また、これらの定数は、AF・AEエリアが中央部に移
動し易く、かつ、中央部から移動し難いように設定され
る。すなわち、今回の視線位置がファインダ視野の中央
部にある時は、AF・AEエリアが中央部に移動し易い
ように定数Lconst1 は大きく、Lconst2
小さく、Tconstは短く、Tconstは短くそれ
ぞれ設定され、前回の視線位置がファインダ視野の中央
部にある時は、AF・AEエリアが中央部から移動し難
いように、定数Lconst1 は小さく、Lconst
2 は大きく、Tconstは長くそれぞれ設定される。
【0045】定数Lconst1 の設定で考慮すべき眼
球運動特性は、跳躍的運動及び随従運動である。跳躍的
運動は、読書時や画像特徴を抽出する際に生じる眼球運
動であり、移動時間は「1/20〜1/100秒」、最
高速度は「300度/秒」にも達する。ただ発生間隔は
「0.2 秒」以下の短い間隔にはならず、さらに運動発生
の「50msec」前から運動終了までの移動状態では
Saccadic抑制と呼ばれる視機能の極端に低下す
る現象がみられる。また、随従運動は、移動物体をゆっ
くり追従する際に生じる低速平滑な眼球運動で、「30
〜35度/秒」の移動に対して生じる。
【0046】したがって、跳躍的運動が生じた際に運動
終了点への移動途中の点を検出してしまうと、特にファ
インダ視野外の表示を見るために生じた跳躍的運動の移
動途中の点を検出してしまうと、大きな不都合が生じる
と予想される。よって、定数Lconst1 は随従運動
と視線検出間隔によって定められる。随従運動によって
生じるカメラピント板上での視点の移動量Lsmoth
と視線検出間隔Tsampleの積の形で定数Lcon
st1 の基本の値は定められる。そして、今回の視線位
置がファインダ視野の中央部にある時は、AF・AEエ
リアが中央部に移動し易いように、定数Lconst1
は基本の値に所定の数値を加えることにより、また、前
回の視線位置がファインダ視野の中央部にある時は、A
F・AEエリアが中央部から移動し難いように、定数L
const1 は基本の値から所定の数値を引くことによ
り、設定される。
【0047】定数Lconst2 の設定で考慮すべき眼
球運動特性は、固視微動である。固視微動は、眼球の中
心下に対象物体の像を捉えその状態を保持するために付
随意的に発生する不規則な微小運動で、中心かの視細胞
への光刺激を常に変動させ、信号発生効率を低下させな
い役割を持っている。
【0048】したがって、撮影者がある被写体を凝視し
た際にはこの固視微動が生じる。生じた固視微動によっ
てAF・AEエリアが変動することが無いようにピント
板上での固視微動による視点の移動範囲をカバーする様
に、定数Lconst2 の基本の値は定められる。そし
て、今回の視線位置がファインダ視野の中央部にある時
は、AF・AEエリアが中央部に移動し易いように、定
数Lconst2 は基本の値から所定の数値を引くこと
により、また、前回の視線位置がファインダ視野の中央
部にある時は、AF・AEエリアが中央部から移動し難
いように、定数Lconst1 は基本の値に所定の数値
を加えることにより、それぞれ設定される。
【0049】定数Tconstの設定で考慮すべき眼球
運動特性は、跳躍的運動である。Tconstの基本の
値は、跳躍的運動の発生周期より定められる。そして、
今回の視線位置がファインダ視野の中央部にある時は、
AF・AEエリアが中央部に移動し易いように、定数T
constは基本の値から所定の数値を引くことによ
り、また、前回の視線位置がファインダ視野の中央部に
ある時は、AF・AEエリアが中央部から移動し難いよ
うに、定数Tconstは基本の値に所定の数値を加え
ることにより、設定される。
【0050】また、図5に示す様に、ファインダ内を三
つ以上の領域に分け、各々の領域でAF・AEエリアの
変更を行うか否かを決定する際に用いる諸定数Lcon
st1 ,Lconst2 ,Tconstの数値を変えて
もよい。この場合、定数Lconst1 ,Lconst
2 ,Tconstは、AF・AEエリアが中央部に移動
し易く、且つ、中央部から移動し難いように設定され
る。すなわち、AF・AEエリアが中央部に移動し易い
ように、今回の視線位置がファインダ視野の中央部に近
ければ近い程、定数Lconst2 は小さく、Tcon
stは短く設定される。また、AF・AEエリアが中央
部から移動し難いように、前回の視線位置がファインダ
視野の中央部に近ければ近い程、定数Lconst1
小さく、Lconst2 は大きく、Tconstは長く
設定される。
【0051】再び図2に戻って、AF,AE動作の要求
がなされたならば(ステップ110)、AF動作と測光
を行う(ステップ111→112)。
【0052】ここで、AF動作は、まずMPU1がセン
サから決定されたAFエリアに対応する部分の信号を読
み込み、その信号を演算することによりレンズ駆動量を
求める。その後レンズ駆動ユニット11を制御し焦点調
整を行う。また、MPU1は測光センサ12からの信号
に基づき指定された撮影モードにしたがって露出定数
(シャッタ速度、絞り値等)を求める。
【0053】その後、レリーズ要求がなされたならば
(ステップ113)、算出された絞り値への駆動,シャ
ッタの開閉,フィルムの巻き上げなどのレリーズに関連
する一連の動作を行う。
【0054】(第2の実施例)図6及び図7は本発明の
第2の実施例における視線検出機能付カメラに係る図で
ある。
【0055】この第2の実施例における動作について、
図6のフローチャートを用いて説明する。なお、該カメ
ラの電気的構成は図1と同様であり、又、メイン動作は
図2と同様であるので、これらの符号及びステップ番号
を用いて説明する。
【0056】レリーズ釦が押されてスイッチSW1がオ
ンするなどして視線検出の要求がなされると、MPU1
は視線検出のルーチンに入る(ステップ101)。
【0057】初めに、演算に使用する変数の初期化等の
初期化処理を行い(ステップ102)、その後MPU1
は蓄積時間の設定を眼鏡の有無,外光の強度等を考慮し
て行う。同時に、その時のカメラの位置(縦位置か横位
置か)を位置センサ7から受け取り、眼鏡の有無を考慮
して点灯させるIREDの選択も行う(ステップ10
3)。
【0058】この後、蓄積制御のステップに移る。
【0059】まず、MPU1はクリアモードの動作を行
うための指示をCCD駆動回路4に対して行う。指示を
受けたCCD駆動回路4はクリア動作を行い、CCD8
のメモリゾーン,電荷転送ライン等に残っている電荷を
消去する(ステップ104)。次いで、MPU1は選択
した点灯IREDを点灯させる為に、IRED選択信号
をCCD駆動回路4に送信する。その後、蓄積信号をH
ighにし蓄積を開始し、設定された蓄積時間が経過し
たら蓄積信号をLowにし蓄積を終了する。そしてこの
蓄積に同期してIREDが点灯する(ステップ10
5)。
【0060】次に、MPU1は光像ブロック(プルキン
エ像候補),瞳孔エッジ候補抽出の処理を行う(ステッ
プ106)。すなわち、CCD駆動回路4を介して1ラ
イン分の画像信号をCCD8より順次読み込み、インタ
ーフェイス回路3においてA/D変換を行い、メモリ2
にその値を記憶していく。そしてこのデータを使って光
像ブロック(プルキンエ像候補)並びに瞳孔エッジ候補
の抽出処理を行っていく(ステップ107)。MPU1
はこの処理をCCDのライン数分だけ行う。
【0061】全ラインについてこの処理が終了したなら
ば、MPU1はプルキンエ像,瞳孔エッジの選択の処理
を行う。そして選択した瞳孔エッジを用いて、瞳孔中心
及び瞳孔半径を求める。この方法としては最小二乗法を
用いればよい。そして、プルキンエ像と瞳孔中心の位置
を用いて眼球の回転角、さらには個人差補正等を行いカ
メラのピント板上での視点位置を演算する(ステップ1
08)。
【0062】そして、この視点からAFの指示がなされ
た際に焦点検出を行なう領域、いわゆるAFエリア(焦
点検出領域)並びに露出制御を行うAEエリア(測光領
域)を決定する(ステップ109)。
【0063】ところで、一般に銀塩フィルムを用いるカ
メラにおいては、AFポイント(焦点検出点)を増やせ
ばそれと同数の焦点検出ユニットを必要とする。そのた
め、コスト的,スペース的デメリットからその数は制限
される。したがって、ピント板上の視点位置に対応する
AFポイントが存在しない可能性がある。
【0064】そこで、以下のようにして補間処理を行
う。
【0065】その第1の方法として、ピント板上の視点
位置に対応するAFポイントが存在しない場合は、ピン
ト板上の視点位置から最も近いAFポイントをその視点
のAFポイントとする。例えば、図3(a)に示すよう
にAFポイントが設定されている場合、視点位置の座標
(X,Y)と、A〜Gの7つのAFポイントの中央位置
の座標(XA,YA),(XB,YB),(XC,Y
C),(XD,YD),(XE,YE),(XF,Y
F),(XG,YG)の距離Lを次式で求め、その値が
最小となるものを、その視線位置のAFポイントとす
る。
【0066】L=〔(X−XA)2 +(Y−YA)2
1/2 (焦点検出点Aの場合) また第2の方法としては、予めAFポイントと共にその
AFポイントを選択するエリアを設定しておく方法が考
えられる。例えば図3(b)に示すように、焦点検出点
A〜Gとその選択エリアを設定する。
【0067】AEエリアの決定に関しても同様のことが
いえるが、測光センサはエリアに分割されたものを用い
ることが多いため、第2の方法が主になる。
【0068】ところで、実際の撮影者の視点は常に被写
体にあるわけではなく、ある程度ふらついたり、画面外
の表示を見たりする。そこで、視点が画面外にあるとき
は領域の追従動作の対象外にしたり、公知の手法で撮影
者の注視点を抽出するなどの処理が必要となる。
【0069】さらに、本実施例においては、効果的に領
域の追従動作を行うため、視線の移動量が所定値に満た
ない場合、又は、所定値を越え且つその場所に一定時間
以上停留しなかった場合は、カメラの自動合焦動作,自
動露出制御を行う領域の変更を行わないようにすると共
に、この二つの所定値及び一定時間を、焦点検出点付近
に視線が存在する場合と存在しない場合とで、その値を
変化させるようにした。
【0070】その動作について、図6のフローチャート
にしたがって説明する。なお、焦点検出点付近の範囲は
図7(a)のように各々の焦点検出点の周囲に設定して
も良いし、図7(b)のように全ての焦点検出点を囲む
ように設定しても良い。
【0071】視点位置からカメラに自動合焦動作,自動
露出制御を行う領域(以下、AF・AEエリアと記す)
を決定するルーチンに入ると(ステップ301)、まず
メモリ2に記憶されている前回のAF・AEエリア,視
点の情報を読み出す(ステップ302)。もし、読み込
んだAF・AEエリアの値が初期値、すなわち初めての
AF・AEエリアの決定の動作であったならば(ステッ
プ303)、そのときの視点の位置を基にして上述のよ
うな補間処理を行うなどしてAF・AEエリアを決定し
(ステップ318)、その情報をメモリ2に記憶する
(ステップ319)。また、二回目以降であった場合
は、この読み出した値と今回の視点位置よりAF・AE
エリアの変更を行うか否かを決定する際に用いる定数L
const1,Lconst2 ,Tconstの設定
(詳細は後述)を行う(ステップ304〜307)。
【0072】その後、前回のAF・AEエリアを求めた
際の視点位置との比較を行い、大きな移動があったか否
かの判定を行う(ステップ308→309→310)。
【0073】つまり、これは、今回求められた視点座標
(Xi ,Yi )と前回の視点座標(Xi-1 ,Yi-1 )と
の距離△Lを、以下の式によりを求める。
【0074】△L=〔(Xi −Xi-12 +(Yi −Y
i-121/2 そして、この値をまず前のステップで求められた定数L
const2 と比較し、これより小さければ、AF・A
Eエリアの変更は行わずにAF・AEエリアを決定する
ルーチンを抜ける(ステップ309で「△L<Lcon
st2 」の場合)。次に、定数Lconst1 と比較
し、これ以下ならばAF・AEエリア変更のステップに
進む(ステップ310→318)。逆に、定数Lcon
st1 より大きければ、そのときの視点座標を(X′,
Y′)としてメモリに記憶し(ステップ310→31
1)、停留時間を計時するステップ312に進む。
【0075】すなわち、まず時間を計時するカウンタの
値を零にし(t=0)、その後カウンタをカウントアッ
プするとともに、次の視線検出タイミングにおける視点
位置を算出し、この座標を(Xi ,Yi )とする(ステ
ップ312→313→314)。この視点位置の算出は
前述の通り行われる。
【0076】次に、この算出された視点位置座標(X
i ,Yi )とメモリ2に記憶されている大きな移動直後
の視点位置座標(X′,Y′)との差△L′を求め(ス
テップ315)、もしこの値が定数Lconst2 より
大きければ、AF・AEエリアの変更は行わずにAF・
AEエリアを決定するルーチンを抜ける(ステップ31
6で「△L´<Lconst2 」の場合)。また、距離
△L′がLconst2以下であったならば、カウンタ
の内容tと時間定数Tconstを比較する(ステップ
316→317)。この結果、「t≧Tconst」な
らば、視線が移動後の位置に一定時間Tconst以上
停留したとみなし、今回求められた視点位置座標
(X′,Y′)を用い、さらに上述の補間処理を行うな
どしてAF・AEエリアを決定し、その情報をメモリ2
に記憶する(ステップ317→318→319)。
【0077】逆に、「T<Tconst」であったなら
ば、カウンタの値tをカウントアップした後、同様の処
理を繰り返し、「△L′≦Lconst2 」ならばカウ
ンタの値tと定数Tconstの比較を再度行う(ステ
ップ313→314→315→316→317)。以下
カウントアップをしながら同様の処理を行う。すなわ
ち、視線が移動後、その位置(X′,Y′)より半径△
L′内にTconst時間以上停留したならば、これを
有効な視線とみなし、移動後の視点位置座標(X′,
Y′)を用い補間処理などを行いエリアを決定、変更を
行うのである。
【0078】このような処理を行うのは、人間の眼球運
動特性に起因する検出誤差を最小にし、且つ、煩雑にA
F・AEエリアを切り換えることにより生じるレンズの
煩雑な駆動などの不都合の抑止を目的としている。
【0079】定数Lconst1 ,Lconst2 ,T
constの設定は、眼球の運動特性を考慮して行う。
また、これらの定数は、AF・AEエリアが焦点検出点
付近へ移動し易く、かつ、焦点検出点から移動し難いよ
うに設定される。すなわち、今回の視線位置が焦点検出
点付近にある時は、AF・AEエリアが焦点検出点付近
に移動し易いように定数Lconst1 は大きく、Lc
onst2 は小さく、Tconstは短く、Tcons
tは短くそれぞれ設定され、前回の視線位置が焦点検出
点付近にある時は、AF・AEエリアが焦点検出点付近
から移動し難いように、定数Lconst1 は小さく、
Lconst2 は大きく、Tconstは長くそれぞれ
設定される。
【0080】定数Lconst1 の設定で考慮すべき眼
球運動特性は、跳躍的運動及び随従運動である。
【0081】したがって、跳躍的運動が生じた際に運動
終了点への移動途中の点を検出してしまうと、特にファ
インダ視野外の表示を見るために生じた跳躍的運動の移
動途中の点を検出してしまうと、大きな不都合が生じる
と予想される。よって、定数Lconst1 は随従運動
と視線検出間隔によって定められる。随従運動によって
生じるカメラピント板上での視点の移動量Lsmoth
と視線検出間隔Tsampleの積の形で定数Lcon
st1 の基本の値は定められる。そして、今回の視線位
置が焦点検出点付近にある時は、AF・AEエリアが移
動し易いように、定数Lconst1 は基本の値に所定
の数値を加えることにより、また、前回の視線位置が焦
点検出点付近にある時は、AF・AEエリアが移動し難
いように、定数Lconst1 は基本の値から所定の数
値を引くことにより、設定される。
【0082】定数Lconst2 の設定で考慮すべき眼
球運動特性は、固視微動である。
【0083】したがって、撮影者がある被写体を凝視し
た際にはこの固視微動が生じる。生じた固視微動によっ
てAF・AEエリアが変動することが無いようにピント
板上での固視微動による視点の移動範囲をカバーする様
に、定数Lconst2 の基本の値は定められる。そし
て、今回の視線位置が焦点検出点付近にある時は、AF
・AEエリアが移動し易いように、定数Lconst2
は基本の値から所定の数値を引くことにより、また、前
回の視線位置が焦点検出点付近にある時は、AF・AE
エリアが移動し難いように、定数Lconst1 は基本
の値に所定の数値を加えることにより、それぞれ設定さ
れる。
【0084】定数Tconstの設定で考慮すべき眼球
運動特性は、跳躍的運動である。Tconstの基本の
値は、跳躍的運動の発生周期より定められる。そして、
今回の視線位置が焦点検出点付近にある時は、AF・A
Eエリアが移動し易いように、定数Tconstは基本
の値から所定の数値を引くことにより、また、前回の視
線位置が焦点検出点付近にある時は、AF・AEエリア
が移動し難いように、定数Tconstは基本の値に所
定の数値を加えることにより、設定される。
【0085】再び図2に戻って、AF,AE動作の要求
がなされたならば(ステップ110)、AF動作と測光
を行う(ステップ111→112)。
【0086】ここで、AF動作は、まずMPU1がセン
サから決定されたAFエリアに対応する部分の信号を読
み込み、その信号を演算することによりレンズ駆動量を
求める。その後レンズ駆動ユニット11を制御し焦点調
整を行う。また、MPU1は測光センサ12からの信号
に基づき指定された撮影モードにしたがって露出定数
(シャッタ速度、絞り値等)を求める。
【0087】その後、レリーズ要求がなされたならば
(ステップ113)、算出された絞り値への駆動,シャ
ッタの開閉,フィルムの巻き上げなどのレリーズに関連
する一連の動作を行う。
【0088】図8乃至図10は本発明の第3の実施例に
おける視線検出機能付カメラに係る図である。
【0089】図8は本発明の第3の実施例における視線
検出機能付カメラの構成を示すブロック図である。1は
MPU1(マイクロプロセッシングユニット)、2はメ
モリ、3はA/D変換機能を有するインターフェイス回
路、4はCCD8を駆動するCCD駆動回路、5は複数
のIREDから構成されるIRED群、6は発光制御回
路、7はカメラの姿勢位置を検知するための位置セン
サ、11はAFを行うためのレンズ駆動ユニット、13
は絞り駆動ユニット、14はゲート回路、15は撮影用
の撮像素子、16は撮影レンズ、17は絞りユニットで
ある。
【0090】上記の第1及び第2の実施例が銀塩スチル
カメラに好適なシステムであるのに対し、この第3の実
施例はビデオカムコーダなどに好適なシステムである。
【0091】この第2の実施例における動作について、
図9のフローチャートを用いて説明する。
【0092】レリーズ釦が押されてスイッチSW1がオ
ンするなどして視線検出の要求がなされると、MPU1
は視線検出のルーチンに入る(ステップ401)。
【0093】初めに、演算に使用する変数の初期化等の
初期化処理を行い(ステップ402)、その後MPU1
は蓄積時間の設定を眼鏡の有無,外光の強度等を考慮し
て行う。同時に、その時のカメラの位置(縦位置か横位
置か)を位置センサ7から受け取り、眼鏡の有無を考慮
して点灯させるIREDの選択も行う(ステップ40
3)。
【0094】この後、蓄積制御のステップに移る。
【0095】まず、MPU1はクリアモードの動作を行
うための指示をCCD駆動回路4に対して行う。指示を
受けたCCD駆動回路4はクリア動作を行い、CCD8
のメモリゾーン,電荷転送ライン等に残っている電荷を
消去する(ステップ404)。次いで、MPU1は選択
した点灯IREDを点灯させる為に、IRED選択信号
をCCD駆動回路4に送信する。その後、蓄積信号をH
ighにし蓄積を開始し、設定された蓄積時間が経過し
たら蓄積信号をLowにし蓄積を終了する。そしてこの
蓄積に同期してIREDが点灯する(ステップ40
5)。
【0096】次に、MPU1は光像ブロック(プルキン
エ像候補),瞳孔エッジ候補抽出の処理を行う(ステッ
プ406)。すなわち、CCD駆動回路4を介して1ラ
イン分の画像信号をCCD8より順次読み込み、インタ
ーフェイス回路3においてA/D変換を行い、メモリ2
にその値を記憶していく。そしてこのデータを使って光
像ブロック(プルキンエ像候補)並びに瞳孔エッジ候補
の抽出処理を行っていく(ステップ407)。MPU1
はこの処理をCCDのライン数分だけ行う。
【0097】全ラインについてこの処理が終了したなら
ば、MPU1はプルキンエ像,瞳孔エッジの選択の処理
を行う。そして選択した瞳孔エッジを用いて、瞳孔中心
及び瞳孔半径を求める。この方法としては最小二乗法を
用いればよい。そして、プルキンエ像と瞳孔中心の位置
を用いて眼球の回転角、さらには個人差補正等を行いカ
メラのピント板上での視点位置を演算する(ステップ4
08)。
【0098】そして、この視点からAFの指示がなされ
た際に焦点検出を行なう領域、いわゆるAFエリア(焦
点検出領域)並びに露出制御を行うAEエリア(測光領
域)を決定する(ステップ409)。
【0099】ところで、実際の撮影者の視点は常に被写
体にあるわけではなく、ある程度ふらついたり、画面外
の表示を見たりする。そこで、視点が画面外にあるとき
は領域の追従動作の対象外にしたり、公知の手法で撮影
者の注視点を抽出するなどの処理が必要となる。
【0100】さらに、本実施例においては、効果的に領
域の追従動作を行うため、視線の移動量が所定値に満た
ない場合、又は、所定値を越え且つその場所に一定時間
以上停留しなかった場合は、カメラの自動合焦動作,自
動露出制御を行う領域の変更を行わないようにすると共
に、この二つの所定値及び一定時間を、ファインダ視野
内に視線が存在する場合と存在しない場合とで、その値
を変化させるようにした。
【0101】その動作について、図10のフローチャー
トにしたがって説明する。
【0102】視点位置からカメラに自動合焦動作,自動
露出制御を行う領域(以下、AF・AEエリアと記す)
を決定するルーチンに入ると(ステップ501)、まず
メモリ2に記憶されている前回のAF・AEエリア,視
点の情報を読み出す(ステップ502)。もし、読み込
んだAF・AEエリアの値が初期値、すなわち初めての
AF・AEエリアの決定の動作であったならば(ステッ
プ503)、そのときの視点の位置をメモリ2に記憶
し、この情報を基にしてAF・AEエリアを決定し、そ
の情報をメモリ2に記憶する(ステップ518)。
【0103】また、二回目以降であった場合は、この読
み出した値と今回の視点位置よりAF・AEエリアの変
更を行うか否かを決定する際に用いる定数Lconst
1 ,Lconst2 ,Tconstの設定(詳細は後
述)を行う(ステップ504〜507)。
【0104】その後、前回のAF・AEエリアを求めた
際の視点位置との比較を行い、大きな移動があったか否
かの判定を行う(ステップ508→309→310)。
【0105】つまり、これは、今回求められた視点座標
(Xi ,Yi )と前回の視点座標(Xi-1 ,Yi-1 )と
の距離△Lを、以下の式によりを求める。
【0106】△L=〔(Xi −Xi-12 +(Yi −Y
i-121/2 そして、この値をまず前のステップで求められた定数L
const2 と比較し、これより小さければ、AF・A
Eエリアを求める情報の変更は行わずにAF・AEエリ
アを決定するルーチンを抜ける(ステップ509で「△
L<Lconst2 の場合)。次に、定数Lconst
1 と比較し、これ以下ならばAF・AEエリア変更のス
テップに進む(ステップ510→518)。逆に、定数
Lconst1 より大きければ、そのときの視点座標を
(X′,Y′)としてメモリに記憶し(ステップ510
→511)、停留時間を計時するステップ512以降に
進む。
【0107】すなわち、まず時間を計時するカウンタの
値を零にし(t=0)、その後カウンタをカウントアッ
プするとともに、次の視線検出タイミングにおける視点
位置を算出し、この座標を(Xi ,Yi )とする(ステ
ップ512→513→514)。この視点位置の算出は
前述の通り行われる。
【0108】次に、この算出された視点位置座標(X
i ,Yi )とメモリ2に記憶されている大きな移動直後
の視点位置座標(X′,Y′)との差△L′を求め(ス
テップ515)、もしこの値が定数Lconst2 より
大きければ、AF・AEエリアの変更は行わずにAF・
AEエリアを決定するルーチンを抜ける(ステップ51
6で「△L′<Lconst2 の場合)。また、距離△
L′がLconst2 以下であったならば、カウンタの
内容tと時間定数Tconstを比較する(ステップ5
16→517)。この結果、「t≧Tconst」なら
ば、視線が移動後の位置に一定時間Tconst以上停
留したとみなし、今回求められた視点位置座標(X′,
Y′)をメモリに記憶し、その後この情報を基にしてA
F・AEエリアを決定する。(ステップ517→51
8)。
【0109】逆に、「T<Tconst」であったなら
ば、カウンタの値tをカウントアップした後、同様の処
理を繰り返し、「△L′≦Lconst2 」ならばカウ
ンタの値tと定数Tconstの比較を再度行う(ステ
ップ513→514→515→516→517)。以下
カウントアップをしながら同様の処理を行う。すなわ
ち、視線が移動後、その位置(X′,Y′)より半径△
L′内にTconst時間以上停留したならば、これを
有効な視線とみなし、移動後の視点位置座標(X′,
Y′)を用いエリアを決定、変更を行うのである。
【0110】このような処理を行うのは、人間の眼球運
動特性に起因する検出誤差を最小にし、且つ、煩雑にA
F・AEエリアを切り換えることにより生じるレンズの
煩雑な駆動などの不都合の抑止を目的としている。
【0111】定数Lconst1 ,Lconst2 ,T
constの設定は、眼球の運動特性を考慮して行う。
また、これらの定数は、AF・AEエリアがファインダ
視野内へ移動し易く、かつ、焦点検出点から移動し難い
ように設定される。すなわち、今回の視線位置がファイ
ンダ視野内にある時は、AF・AEエリアがファインダ
視野内に移動し易いように定数Lconst1 は大き
く、Lconst2 は小さく、Tconstは短く、T
constは短くそれぞれ設定され、前回の視線位置が
ファインダ視野内にある時は、AF・AEエリアがファ
インダ視野内から移動し難いように、定数Lconst
1 は小さく、Lconst2 は大きく、Tconstは
長くそれぞれ設定される。
【0112】定数Lconst1 の設定で考慮すべき眼
球運動特性は、跳躍的運動及び随従運動である。
【0113】したがって、跳躍的運動が生じた際に運動
終了点への移動途中の点を検出してしまうと、特にファ
インダ視野外の表示を見るために生じた跳躍的運動の移
動途中の点を検出してしまうと、大きな不都合が生じる
と予想される。よって、定数Lconst1 は随従運動
と視線検出間隔によって定められる。随従運動によって
生じるカメラピント板上での視点の移動量Lsmoth
と視線検出間隔Tsampleの積の形で定数Lcon
st1 の基本の値は定められる。そして、今回の視線位
置がファインダ視野内にある時は、AF・AEエリアが
移動し易いように、定数Lconst1 は基本の値に所
定の数値を加えることにより、また、前回の視線位置が
ファインダ視野内にある時は、AF・AEエリアが移動
し難いように、定数Lconst1 は基本の値から所定
の数値を引くことにより、設定される。
【0114】定数Lconst2 の設定で考慮すべき眼
球運動特性は、固視微動である。
【0115】したがって、撮影者がある被写体を凝視し
た際にはこの固視微動が生じる。生じた固視微動によっ
てAF・AEエリアが変動することが無いようにピント
板上での固視微動による視点の移動範囲をカバーする様
に、定数Lconst2 の基本の値は定められる。そし
て、今回の視線位置がファインダ視野内にある時は、A
F・AEエリアが移動し易いように、定数Lconst
2 は基本の値から所定の数値を引くことにより、また、
前回の視線位置がファインダ視野内にある時は、AF・
AEエリアが移動し難いように、定数Lconst1
基本の値に所定の数値を加えることにより、それぞれ設
定される。
【0116】定数Tconstの設定で考慮すべき眼球
運動特性は、跳躍的運動である。Tconstの基本の
値は、跳躍的運動の発生周期より定められる。そして、
今回の視線位置がファインダ視野内にある時は、AF・
AEエリアが移動し易いように、定数Tconstは基
本の値から所定の数値を引くことにより、また、前回の
視線位置がファインダ視野内にある時は、AF・AEエ
リアが移動し難いように、定数Tconstは基本の値
に所定の数値を加えることにより、設定される。
【0117】AF・AEエリアの決定はエリア決定のた
めの視点位置座標(X′,Y′)を用いて次のようにし
て行われる。
【0118】まず、その時の撮影レンズの焦点距離・絞
り値から被写界深度を求め、その値に応じてエリアの大
きさを定める。これは被写界深度が浅いときは小さく、
被写界深度が深いときは大きくなるように設定される。
そして、前段階で求めたエリア決定のための視点位置座
標(X′,Y′)を中心に被写界深度に応じた大きさを
持つエリアを定め、これをAF・AEエリアとする(ス
テップ519→520→521)。
【0119】いわゆる追尾動作が行われている間は、上
記のようにAF・AEエリアが決定され被写体の動きに
(撮影者の画面上での視点の動き)に合わせて移動す
る。この動作の中MPU1は上記のようにして決定した
AF・AEエリア情報をゲ−ト回路14に出力する。こ
れにより、ゲート回路14からA/D変換機能を有する
インターフェイス回路3に出力される映像信号の範囲
(AF・AEを行うエリア)が設定される。そして、ゲ
ート回路14を通して出力された映像素子のAF・AE
エリア内の信号はインターフェイス回路3でディジタル
信号に変換された後、MPU1に読み込まれる。
【0120】再び図9に戻って、MPU1はこの信号を
用いてAF演算,AE演算を行い、レンズ駆動量,絞り
駆動量を算出し、その値をレンズ駆動ユニット11,絞
り駆動ユニット12へ出力する(ステップ410)。両
駆動ユニットでは、その値に基づいてレンズ,絞りを駆
動する。そして再び視線検出のルーチンに入り(ステッ
プ411)、撮影者の画面上での視点を算出し、その値
並びに被写界深度を持って新たなAF・AEエリアを設
定し、そのエリアからの信号を用いてAF,AE等を行
う。
【0121】以上の動作を繰り返し行うことにより、追
尾動作が行われる。
【0122】なお、ビデオカムコーダにおいては、撮像
素子15から出力される像信号を用いてAF演算・AE
演算が行われるので、基本的に全面測距測光が可能であ
り、銀塩カメラのようなAFポイント,AEポイントの
補間処理は原則として不要である。
【0123】以上の各実施例によれば、撮影者の視線を
検出する手段の出力に基づいて撮影者の注視点を判断
し、その判断結果に基づいてカメラの諸動作の制御を行
う情報を得る領域を決定するカメラにおいて、その領域
を決定する際に、その領域の移動応答性(前回の領域位
置からの移動の容易さ)を撮影者の視点の存在する位置
により異なるせることにより、正しく撮影者の視線の動
きに追従してカメラの自動合焦動作,自動露出制御を行
う領域の変更を行うことを可能にした。
【0124】すなわち、撮影者の視線情報に基づき撮影
者の注視点を判断し、その判断結果に基づいてカメラの
諸動作の制御を行う情報を得る領域を決定するカメラに
おいて、その領域を決定する際に前回の算出位置を記憶
しておき、この記憶された位置に対する今回の算出位置
の差、すなわち視線の移動量が所定値に満たない場合、
又は、別の所定値を越え、且つ、その場所に一定時間以
上停留しなかった場合は、カメラの自動合焦動作,自動
露出制御等を行う領域の変更を行わず、その他の場合、
すなわち視線の移動量が二つの所定値に挟まれた範囲内
の場合、又は、所定値を越え、且つ、その場所に一定時
間以上停留した場合に、カメラの自動合焦動作,自動露
出制御を行う領域の変更を行うとともに、(1)この二
つの所定値及び一定時間を、ファインダ視野中央部付近
に視線が存在する場合と、ファインダ視野周辺部付近に
視線が存在する場合とで、その値を変化させることで、
この領域が中央部に移動し易くかつ中央部から移動し難
いようにし、(2)この二つの所定値及び一定時間を、
測距点付近に視線が存在する場合と、測距点付近に視線
が存在しない場合で、その値を変化させることで、この
領域が測距点付近に移動し易くかつ測距点付近から移動
し難いようにし(3)この二つの所定値及び一定時間
を、ファインダ視野内に視線が存在する場合と、ファイ
ンダ視野外に視線が存在する場合とで、その値を変化さ
せることでこの領域がファインダ視野内に移動し易くか
つファインダ視野内にから移動し難いようにし、このよ
うに主被写体が存在する確率の高い位置からカメラの自
動合焦動作,自動露出制御を行う領域が移動し難く、且
つ、領域に移動し易くすることで、さらに撮影者の視線
の動きに追従してカメラの自動合焦動作,自動露出制御
を行う領域の正しく変更を行うことを可能にした。
【0125】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
領域の決定の際に、その領域の移動応答性を使用者の視
線位置の存在する位置により異ならせる可変手段を設
け、領域の決定に際に、その領域の移動応答性(前回の
領域位置からの移動の容易さ)を、使用者の視線位置の
存在する位置により異ならせるようにしている。
【0126】また、領域の決定の際に、記憶されている
前回の視線位置と今回の視線位置から得られる視線位置
の移動量が、第1の所定値に満たない場合、又は、第2
の所定値を越え、且つ、その場所に一定時間以上停留し
なかった場合は、領域の変更を行わず、視線位置の移動
量が、前記第1及び第2の所定値に挟まれた範囲内の場
合、又は、第1及び第2の所定値を越え、且つ、その場
所に一定時間以上停留した場合に、領域の変更を行うと
共に、前記第1,第2の所定値及び一定時間の数値を、
使用者の視線位置の存在する場所により異ならせる可変
手段を設け、前回と今回の視線位置の差、つまり移動量
と第1の所定値,第2の所定値との関係、更には今回の
視線位置が一定時間停留していたか否かによって、領域
の変更を行うか否かを決定し、また、領域の変更を行う
際には、同時に、第1,第2の所定値及び一定時間の数
値を、撮影者の視線位置の存在する場所により異ならせ
るようにしている。
【0127】よって、使用者の意図しない、該装置の諸
動作の制御を行う情報を得るべき領域の決定がなされる
ことを軽減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における視線検出機能付
カメラの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例におけるカメラのメイン
動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施例において選択可能な領域
について説明する為の図である。
【図4】本発明の第1の実施例において視線による領域
の選択時の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施例においてファインダ内の
領域分割の他の例を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施例において視線による領域
の選択時の動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施例において焦点検出点の範
囲とする領域について説明する為の図である。
【図8】本発明の第3の実施例における視線検出機能付
カメラの構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の第2の実施例におけるカメラのメイン
動作を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第3の実施例において視線による領
域の選択時の動作を示すフローチャートである。
【図11】従来の視線検出機能を備えた装置の構成を示
すブロック図である。
【図12】図11の光学系の部分について説明する為の
図である。
【図13】図11の眼球運動検出回路とゲート制御回路
の具体的な例を回路図である。
【図14】図12の減算及び加算増幅器の出力について
説明する為の図である。
【符号の説明】
1 MPU 2 メモリ 3 インターフェイス回路 5 発光ダイオード(IRED) 7 位置センサ 15 撮像素子

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者の視線を検出する視線検出手段
    と、該視線検出手段の出力より使用者の注視点を検知
    し、観察画面内の複数の領域内より、該装置の諸動作の
    制御を行う情報を得るべき領域を決定する制御手段とを
    備えた視線検出機能付装置において、前記制御手段内
    に、領域の決定の際に、その領域の移動応答性を使用者
    の視線位置の存在する位置により異ならせる可変手段を
    設けたことを特徴とする視線検出機能付装置。
  2. 【請求項2】 使用者の視線を検出する視線検出手段
    と、該視線検出手段の出力より使用者の注視点を検知
    し、撮影画面内の複数の領域内より、該装置の諸動作の
    制御を行う情報を得るべき領域を選択する選択手段とを
    備えた視線検出機能付装置において、 前記制御手段内に、領域の決定の際に、記憶されている
    前回の視線位置と今回の視線位置から得られる視線位置
    の移動量が、第1の所定値に満たない場合、又は、第2
    の所定値を越え、且つ、その場所に一定時間以上停留し
    なかった場合は、領域の変更を行わず、 視線位置の移動量が、前記第1及び第2の所定値に挟ま
    れた範囲内の場合、又は、第1及び第2の所定値を越
    え、且つ、その場所に一定時間以上停留した場合に、領
    域の変更を行うと共に、前記第1,第2の所定値及び一
    定時間の数値を、撮影者の視線位置の存在する場所によ
    り異ならせる可変手段を設けたことを特徴とする視線検
    出機能付装置。
  3. 【請求項3】 前記可変手段は、領域の決定の際に、記
    憶されている前回の視線位置と今回の視線位置から得ら
    れる視線位置の移動量が、第1の所定値に満たない場
    合、又は、第2の所定値を越え、且つ、その場所に一定
    時間以上停留しなかった場合は、領域の変更を行わず、 視線位置の移動量が、前記第1及び第2の所定値に挟ま
    れた範囲内の場合、又は、第1及び第2の所定値を越
    え、且つ、その場所に一定時間以上停留した場合に、領
    域の変更を行うと共に、前記第1,第2の所定値及び一
    定時間の数値を、ファインダ視野中央部付近とファイン
    ダ視野周辺部にそれぞれ視線位置が存在する場合とで異
    ならせる手段であることを特徴とする請求項2記載の視
    線検出機能付装置。
  4. 【請求項4】 前記可変手段は、領域の決定の際に、記
    憶されている前回の視線位置と今回の視線位置から得ら
    れる視線位置の移動量が、第1の所定値に満たない場
    合、又は、第2の所定値を越え、且つ、その場所に一定
    時間以上停留しなかった場合は、領域の変更を行わず、 視線位置の移動量が、前記第1及び第2の所定値に挟ま
    れた範囲内の場合、又は、第1及び第2の所定値を越
    え、且つ、その場所に一定時間以上停留した場合に、領
    域の変更を行うと共に、前記第1,第2の所定値及び一
    定時間の数値を、焦点検出点の付近に視線位置が存在す
    る場合と存在しない場合とで異ならせる手段であること
    を特徴とする請求項2記載の視線検出機能付装置。
  5. 【請求項5】 前記可変手段は、領域の決定の際に、記
    憶されている前回の視線位置と今回の視線位置から得ら
    れる視線位置の移動量が、第1の所定値に満たない場
    合、又は、第2の所定値を越え、且つ、その場所に一定
    時間以上停留しなかった場合は、領域の変更を行わず、 視線位置の移動量が、前記第1及び第2の所定値に挟ま
    れた範囲内の場合、又は、第1及び第2の所定値を越
    え、且つ、その場所に一定時間以上停留した場合に、領
    域の変更を行うと共に、前記第1,第2の所定値及び一
    定時間の数値を、ファインダ視野内に視線位置が存在す
    る場合と存在しない場合とで異ならせる手段であること
    を特徴とする請求項2記載の視線検出機能付装置。
  6. 【請求項6】 前記装置はカメラであることを特徴とす
    る請求項2記載の視線検出機能付装置。
JP5349129A 1993-12-28 1993-12-28 視線検出機能付装置 Pending JPH07199046A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111580672A (zh) * 2020-05-13 2020-08-25 中国银行股份有限公司 信息展示方法及装置
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