JPH0720029B2 - オフセット電流キャンセル回路 - Google Patents

オフセット電流キャンセル回路

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JPH0720029B2
JPH0720029B2 JP62187667A JP18766787A JPH0720029B2 JP H0720029 B2 JPH0720029 B2 JP H0720029B2 JP 62187667 A JP62187667 A JP 62187667A JP 18766787 A JP18766787 A JP 18766787A JP H0720029 B2 JPH0720029 B2 JP H0720029B2
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一行 吉沢
公久 平賀
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はホト・トランジスタ、LED(発光ダイオー
ド)などの受光素子を有するセンサからの出力電流にふ
くまれるオフセット分を除去する回路に関するものであ
る。
[従来の技術] 第5図は従来のこの種の回路を示す接続図であって、図
において1は演算増幅器、2はそのフィードバック抵
抗、3は結合コンデンサ、4は出力端子、Q0はホト・ト
ランジスタである。Q0に流れる電流には光信号に従って
変化する部分と光信号には関係なく流れる暗電流とがあ
る。この電流を抵抗2によって電圧信号に変換しそのな
かのオフセット分は結合コンデンサ3で阻止し、信号成
分を端子4に出力する。
[発明が解決しようとする問題点] 上記のような従来の回路では、電流信号が電圧信号に変
換され電圧モードで処理されているため、信号を電流モ
ードで取り出そうとすると再び電流信号に変換しなけれ
ばならぬという問題点があった。この発明は従来のもの
における上述の問題点を解決するためになされたもの
で、電流モードで処理することが出来るオフセット電流
キャンセル回路を得ることを目的としている。
[問題点を解決するための手段] この発明では、ホト・トランジスタの電流のピーク値に
対応するベース・エミッタ間電圧と抵抗Rの電圧降下を
コンデンサにホールドして、上記ピーク値の電流を常時
流すように制御されるトランジスタを設け、このピーク
値の電流から当該ホト・トランジスタの電流を減算して
オフセット電流をキャンセルした。
[作用] 以上のような構成により電流モードにおいてオフセット
分を除去することが出来る。
[実施例] 以下、この発明の実施例を図面を用いて説明する。第1
図はこの発明の一実施例を示す接続図で、図においてQ0
はホト・トランジスタ、Q1,Q2,Q3,Q7,Q8,はpnp型
トランジスタ、Q4,Q5,Q6はnpn型トランジスタであ
る。Q1とQ2,Q3はカレントミラーを構成している。カレ
ントミラーを構成するトランジスタではベースが互いに
接続されエミッタが互いに接続されて互いに同一な電流
が流れる。Eは直流電源、E+はその正端子、E-はその負
端子である。この明細書ではQ0とQ1の直列回路を第1の
回路、Q2とQ4の直列回路を第2の回路、Q3とQ5の直列回
路を第3の回路という。また、Cはコンデンサ、Rは抵
抗であり、Q6とCとの直列回路を第4の回路という。
第1の回路に流れる電流は専らQ0によって制御されるよ
うにQ1のベースには充分な電流を流し、第2の回路に流
れる電流は専らQ2によって制御されるようにQ4のベース
には充分な電流を流すように接続されている。第4の回
路はコンデンサCの充電回路であって、Q4のコレクタ電
圧がCの電圧より高くなったときにQ6からCへ充電電流
が流れる。Cの電荷はRを経てQ4,Q5のベースに放電さ
れCRの時定数は充分に大きいのでQ2の電流のピーク値、
即ちQ1の電流のピーク値に対応する電圧がCに保持さ
れ、したがってQ5に流れる電流はQ0に流れる電流のピー
ク値に維持される。Q0の電流と同一の電流が流れるQ3
はQ7が並列に接続されているので、Q7に流れる電流はQ5
に流れる電流からQ3に流れる電流を減算したものとなり
ここでオフセット値がキャンセルされた電流が得られ
る。Q7に対しカレントミラーを構成するQ8のコレクタか
らこの電流を出力する。
第2図は第1図の回路の電流波形の一例を示す波形図
で、横軸は時間t、縦軸は電流iを示し、i0はQ0の電
流、i1はQ8の電流を表す。i0のピーク値からi0の瞬間値
を減算したものがi1になっている。
第3図,第4図はこの発明の他の実施例を示す接続図で
あるが、第3図に示す例ではQ1,Q2,Q3のカレントミラ
ーのベース電流を補償するトランジスタQ9が、Q7,Q8
カレントミラーのベース電流を補償するトランジスタQ
10がそれぞれ設けられているほかは第1図の実施例と同
様である。また、第4図に示す実施例では第1図の実施
例におけるQ6がダーリントン接続のトランジスタQ60,Q
61により構成される。Cの充電時間を短縮するためであ
る。第3図と第4図の実施例を組み合わせた実施例によ
ってそれぞれの効果があげることができる。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、電流モードで動作する
オフセット電流キャンセル回路を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す接続図、第2図は第
1図の電流波形を示す波形図、第3図,第4図はそれぞ
れこの発明の他の実施例を示す接続図、第5図は従来の
回路を示す接続図。 Q0……ホト・トランジスタ、C……コンデンサ、Q1
Q2,Q3及びQ7とQ8……カレントミラーを構成するトラン
ジスタ、Q9,Q10……ベース電流補償のトランジスタ。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホト・トランジスタ等の受光素子に流れる
    オフセット電流を除去するオフセット電流キャンセル回
    路において、 pnpトランジスタQ1と当該受光素子とを直列にして直流
    電源の間に接続し、当該受光素子の電流がQ1を流れるよ
    うにした第1の回路、 そのエミッタがQ1のエミッタに、そのベースがQ1のベー
    スに接続されてQ1とカレントミラーを構成するpnpトラ
    ンジスタQ2,Q3、 npnトランジスタQ4をQ2と直列にして上記直流電源の間
    に接続した第2の回路、 npnトランジスタQ5をQ3と直列にして上記直流電源の間
    に接続した第3の回路、 npnトランジスタQ6とコンデンサとを直列にして上記直
    流電源の間に接続した第4の回路、 Q6のベースをQ4のコレクタに接続し上記コンデンサの電
    圧よりQ4のコレクタ電圧が高いときは上記コンデンサに
    充電電流を流し、Q2に流れる電流のピーク値に対応する
    電圧まで上記コンデンサを充電する手段、 上記コンデンサの電圧を所定の時定数回路を経てQ5のベ
    ースに加え、Q5には当該受光素子のピーク電流に相当す
    る電流を常時流すよう制御する手段、 Q3と並列に接続され、Q5に流れる電流とQ3に流れる電流
    との差の電流を流すpnpトランジスタQ7、 Q7に対しカレントミラーを構成するよう接続されるpnp
    トランジスタQ8 Q8のコレクタから電流を取り出す手段、 を備えたことを特徴とするオフセット電流キャンセル回
    路。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載のオフセット電
    流キャンセル回路において、カレントミラーはベース電
    流を補償するため接続されるトランジスタを備えたこと
    を特徴とするオフセット電流キャンセル回路。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項記載のオフセット電
    流キャンセル回路において、コンデンサと直列に接続さ
    れコンデンサに充電電流を流すトランジスタはダーリン
    トン回路に構成されることを特徴とするオフセット電流
    キャンセル回路。
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