JPH07200315A - 計算機システムにおけるプロセスのスケジューリング装置 - Google Patents

計算機システムにおけるプロセスのスケジューリング装置

Info

Publication number
JPH07200315A
JPH07200315A JP1210194A JP1210194A JPH07200315A JP H07200315 A JPH07200315 A JP H07200315A JP 1210194 A JP1210194 A JP 1210194A JP 1210194 A JP1210194 A JP 1210194A JP H07200315 A JPH07200315 A JP H07200315A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
real
cpu
interactive
computer system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP1210194A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yamaguchi
弘 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Facom Corp
Original Assignee
Fuji Facom Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Facom Corp filed Critical Fuji Facom Corp
Priority to JP1210194A priority Critical patent/JPH07200315A/ja
Publication of JPH07200315A publication Critical patent/JPH07200315A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リアルタイムプロセスによりCPUが連続し
て占有されることを防ぎスケジューリングを適正にす
る。 【構成】 同一プロセス走行カウンタに1を加算してか
ら(S21)、現在走行中のプロセスに関する情報を現
在走行中プロセス情報から獲得し(S26)、現在走行
中のプロセスがリアルタイムの優先順位か否かを判別す
る。リアルタイムの優先順位である場合は(S27
Y)、さらに、現在走行中プロセス情報中の同一プロセ
ス走行カウンタの値を監視時間情報の値と比較し、同一
プロセス走行カウンタの値が監視時間情報の値よりも大
きいか等しい場合は(S28N)、対話型プロセス切替
えモジュールを実行し(S44)、現在走行中プロセス
情報の同一プロセス走行カウンタを0にして終了する
(S47)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1つのオペレーティン
グシステムで、対話型プロセスとリアルタイムプロセス
に対し、定周期タイマ割込みによりCPUを割り当てる
際のスケジューリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、計算機システムにおいて、1つの
オペレーティングシステム上に、リアルタイムプロセス
と対話型プロセスとが混在することがある。ここでいう
リアルタイムプロセスは、応答時間が厳しく制限された
プロセスであり、所定の時間内に処理が完了するため処
理時間を予測することが可能である。また、対話型プロ
セスは、応答時間の制限は厳しくないが、どのプロセス
にも均等にCPUが割当てられる。
【0003】さらに詳しく述べると、リアルタイムプロ
セスが複数のプロセスにより構成される場合、それぞれ
のプロセスはCPUを割り当てるための優先順位が定め
られており、優先順位が高いプロセスから順にCPUの
占有権を獲得する。また、CPUを占有したプロセスは
処理が完了するまで占有権を放棄しない。すなわち、あ
るプロセスがCPUを占有している間は、このプロセス
より優先順位が下位のプロセスはCPUの割当てを待つ
状態を続ける。しかし、優先順位が高いプロセスに処理
要求があると、そのプロセスはCPUを占有しているプ
ロセスからCPUの占有権を奪い取り、自身がCPUを
占有する。このようにして、優先順位が高いプロセスか
ら順に処理される。なお、この優先順位は、ユーザによ
り指定されるものである。
【0004】一方、対話型プロセスは、オペレーティン
グシステムによって各プロセスの優先順位が決められ
る。すなわち、計算機システムの起動時は、各プロセス
の優先順位はどれも同じであるが、各プロセスがCPU
を占有するごとに、そのプロセスの優先順位が低位に変
更される。それにより、CPUの占有回数の少ないプロ
セスの優先順位が相対的に高くなり、順に最高となった
プロセスからCPUを占有することになる。その結果、
平均すると、各プロセスに対してCPUの割当て時間が
均等になる。
【0005】なお、このような対話型プロセスを有する
計算機システムでは、一定間隔ごとの定周期タイマ割込
みがオペレーティングシステムとしておこなわれ、この
割込み間隔を1単位時間とすると、対話型プロセスは1
単位時間でCPUの割当てが切り換わる。すなわち、あ
る対話型プロセスが1単位時間CPUを占有したら、そ
のプロセスは優先順位を低位に変更したのちCPUの占
有権を放棄する。次いで、その次の優先順位の対話型プ
ロセスにCPUの占有権が引き渡される。これらのリア
ルタイムプロセスと対話型プロセスとが1つのオペレー
ティングシステム上に混在する計算機システムにおける
スケジューリング方法は、次のように行われている。
【0006】リアルタイムプロセスと対話型プロセスに
は、両プロセスごとに異なる優先順位を持たせる。例え
ば、システムに128の優先順位がある場合に、優先順
位0〜63をリアルタイムプロセスとし、残りの優先順
位64〜127を対話型プロセスとする。この優先順位
は数字が小さい程、優先順が高くなる。また、実行可能
であってCPUが割当てられてないプロセスをリンクし
ておくために、プロセスの優先順位ごとに待ち行列を設
ける。それにより、CPUを占有をしていたプロセスが
占有権を放棄した場合、この待ち行列のなかの優先順位
が最高位のプロセスがCPUの占有権を獲得する。な
お、優先順位の同じプロセスが複数個あった場合は、到
着順(FCFS:First Come First
Service)によりCPUの占有権を獲得する。
【0007】リアルタイムプロセスと対話型プロセスと
の間でのCPUの占有については、リアルタイムプロセ
スを優先し、全てのリアルタイムプロセスの処理が完了
してから、対話型プロセスにCPUの占有権を与える。
また、対話型プロセスがCPUの占有権を得ている間で
あっても、新たにリアルタイムプロセスの処理要求が発
生すると、対話型プロセスのCPU占有権は、リアルタ
イムプロセスに奪い取られる。これらの処理を行う従来
のオペレーティングシステムの構成を示したのが図14
の概念図であり、スケジューリング処理を系統的に示し
たのが図11、図12、図13のフローチャートであ
る。
【0008】図14に示すように、オペレーティングシ
ステムはタイマ割込みが処理モジュール、プロセス選択
処理モジュール、プロセス切替え処理モジュール、プロ
セス待ち行列および現在走行中のプロセス情報から構成
されており、定周期タイマ割込みが発生すると、タイマ
割込み処理が呼び出される。図11は、タイマ割込み処
理モジュールを示す。このモジュールは、先ず、所定の
タイマ処理を行い、次にプロセス選択処理モジュールへ
進む。
【0009】図12は、プロセス選択処理モジュールの
内容を示す。このモジュールは、先ず、現在走行中のプ
ロセスに関する情報を獲得し(S26)、次いで、現在
走行中のプロセスがリアルタイムの優先順位か否かを判
別する(S27)。リアルタイムの優先順位である場合
は(S27Y)、プロセス待ち行列から最も優先順位の
高いプロセスの情報を獲得する(S31)。次に、待ち
行列のプロセスはリアルタイム優先順位か否かを判別し
(S32)、リアルタイム優先順位である場合(S32
Y)は、さらに、待ち行列のプロセスは現在走行中のプ
ロセスより優先順位が高いか否かを判別する(S3
3)。
【0010】優先順位が高い場合(S33Y)、すなわ
ち図14のプロセス行列待ちに、現在走行中のプロセス
より優先順位の高いリアルタイムプロセスがリンクされ
ていたらプロセス切換え処理モジュール(S34)へ進
む。待ち行列のプロセスがリアルタイム優先順位でなく
て対話型優先順位である場合(S32N)および優先順
位が高くなくて低い場合(S33N)は、現在走行中の
プロセスがそのままCPUの占有を続ける。また、S2
7でリアルタイム優先順位でない場合も、プロセス切換
え処理モジュール(S34)へ進む。
【0011】図13は、プロセス切替え処理モジュール
の内容を示す。このモジュールは、先ず、プロセス待ち
行列に現在走行中のプロセスをリンクする(S11)。
なお、ここで現在走行中のプロセスが対話型プロセスだ
ったら、優先順位を再計算してからリンクする。これ
は、対話型プロセスはCPUを占有するごとに優先順位
を下げることで、CPUの割当ての少ないプロセスの優
先順位を相対的に高めるためである。次に、プロセス待
ち行列から最も優先順位が高いプロセスを選びだしプロ
セス待ち行列のリンクから外し(S12)、CPUを割
り当てる(S13)。最後に、現在走行中のプロセス情
報(図14)にCPUを新たに割当てたプロセスの識別
子と優先順位を設定する(S14)。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たオペレーティングシステムのスケジューリング方法で
は、例えば、リアルタイムプロセスが何らかの原因でC
PUの占有権を放棄しなかったり、処理が所定時間内に
完了しなかったりした場合に、計算機システムにデッド
ロックが発生したり、対話型プロセスが全く動作しなく
なったり、応答時間が異常に遅くなる等の問題が生じ
た。本発明は上記問題点を解決するためになされたもの
で、その目的とするところは、リアルタイムプロセスが
連続してCPUを占有することを防ぐことにより動作を
安定させることができる計算機システムにおけるプロセ
スのスケジューリング装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、プロセス待ち行列にリンクされた対
話型プロセスおよびリアルタイムプロセスに対しそれぞ
れの優先順位に基づき定周期タイマ割込みによりCPU
占有を割り当てる計算機システムにおけるプロセスのス
ケジューリング装置において、同一のリアルタイムプロ
セスが連続してCPUを占有した回数をカウントする手
段と、カウント手段のカウント値が所定値に達したらプ
ロセス待ち行列にリンクされている対話型プロセスの中
の優先順位が最高の対話型プロセスにCPU占有を割り
当てる手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】第2の発明は、プロセス待ち行列にリンク
された対話型プロセスおよびリアルタイムプロセスに対
しそれぞれの優先順位に基づき定周期タイマ割込みによ
りCPU占有を割り当てる計算機システムにおけるプロ
セスのスケジューリング装置において、ユーザにより作
成されたハンドラプログラムを予め格納した記憶手段
と、同一のリアルタイムプロセスが連続してCPUを占
有した回数をカウントする手段と、カウント手段のカウ
ント値が所定値に達したら記憶手段のハンドラプログラ
ムによりスケジューリングを実行する手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0015】第3の発明は、プロセス待ち行列にリンク
された対話型プロセスおよびリアルタイムプロセスに対
しそれぞれの優先順位に基づき定周期タイマ割込みによ
りCPU占有を割り当てる計算機システムにおけるプロ
セスのスケジューリング装置において、同一のリアルタ
イムプロセスが連続してCPUを占有した回数をカウン
トする手段と、カウント手段のカウント値が所定値に達
したら現在走行中のリアルタイムプロセスを強制終了す
るとともにプロセス待ち行列のリンクから外す手段とを
備えたことを特徴とする。
【0016】第4の発明は、プロセス待ち行列にリンク
された対話型プロセスおよびリアルタイムプロセスに対
しそれぞれの優先順位に基づき定周期タイマ割込みによ
りCPU占有を割り当てる計算機システムにおけるプロ
セスのスケジューリング装置において、同一のリアルタ
イムプロセスが連続してCPUを占有した回数をカウン
トする手段と、カウント手段のカウント値が所定値に達
したら現在走行中のリアルタイムプロセスとプロセス待
ち行列にリンクされている次の優先順位のリアルタイム
プロセスとの間で互いの優先順位を入れ換える手段とを
備えたことを特徴とする。
【0017】第5の発明は、プロセス待ち行列にリンク
された対話型プロセスおよびリアルタイムプロセスに対
しそれぞれの優先順位に基づき定周期タイマ割込みによ
りCPU占有を割り当てる計算機システムにおけるプロ
セスのスケジューリング装置において、リアルタイムク
ラスのプロセスが連続してCPUを占有した回数をカウ
ントする手段と、カウント手段のカウント値が所定値に
達したらプロセス待ち行列にリンクされている対話型ク
ラスの中の優先順位が最高の対話型プロセスにCPU占
有を割り当てる手段とを備えたことを特徴とする。
【0018】第6の発明は、プロセス待ち行列にリンク
された対話型プロセスおよびリアルタイムプロセスに対
しそれぞれの優先順位に基づき定周期タイマ割込みによ
りCPU占有を割り当てる計算機システムにおけるプロ
セスのスケジューリング装置において、ユーザにより作
成されたハンドラプログラムを予め格納した記憶手段
と、リアルタイムクラスのプロセスが連続してCPUを
占有した回数をカウントする手段と、カウント手段のカ
ウント値が所定値に達したら記憶手段のハンドラプログ
ラムによりスケジューリングを実行する手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0019】
【作用】第1の発明においては、同一のリアルタイムプ
ロセスが連続してCPUを占有した回数がカウントされ
そのカウント値が所定値に達すると、プロセス待ち行列
にリンクされている対話型プロセスの中の優先順位が最
高の対話型プロセスにCPU占有が割り当てられる。そ
れにより、同一のリアルタイムプロセスが無制限に連続
してCPUを占有することがなくなる。
【0020】第2の発明においては、同一のリアルタイ
ムプロセスが連続してCPUを占有した回数がカウント
されそのカウント値が所定値に達すると、予めユーザが
作成しておいたハンドラプログラムにより以後のスケジ
ューリングが実行される。それにより、同一のリアルタ
イムプロセスが連続してCPUを占有した場合にユーザ
が任意の対処を行うことが可能になる。
【0021】第3の発明においては、同一のリアルタイ
ムプロセスが連続してCPUを占有した回数がカウント
されそのカウント値が所定値に達すると、現在走行中の
リアルタイムプロセスが強制終了されるとともにそのリ
アルタイムプロセスがプロセス待ち行列のリンクから外
される。それにより、異常原因等により連続してCPU
を占有したリアルタイムプロセスが除去され、以後正常
な動作に復帰する。
【0022】第4の発明においては、同一のリアルタイ
ムプロセスが連続してCPUを占有した回数がカウント
されそのカウント値が所定値に達すると、現在走行中の
リアルタイムプロセスとプロセス待ち行列にリンクされ
ている次の優先順位のリアルタイムプロセスとの間で互
いの優先順位が入れ換えられる。それにより、同一のリ
アルタイムプロセスが無制限に連続してCPUを占有す
ることがなくなる。
【0023】第5の発明においては、リアルタイムクラ
スのプロセスが連続してCPUを占有した回数がカウン
トされそのカウント値が所定値に達すると、プロセス待
ち行列にリンクされている対話型クラスの中の優先順位
が最高の対話型プロセスにCPU占有が割り当てられ
る。それにより、リアルタイムプロセスが無制限に連続
してCPUを占有することがなくなる。
【0024】第6の発明においては、リアルタイムクラ
スのプロセスが連続してCPUを占有した回数がカウン
トされそのカウント値が所定値に達すると、予めユーザ
が作成しておいたハンドラプログラムにより以後のスケ
ジューリングが実行される。それにより、リアルタイム
プロセスが連続してCPUを占有した場合にユーザが任
意の対処を行うことが可能になる。
【0025】
【実施例】以下、図に沿って本発明の実施例を説明す
る。この実施例で対象とする計算機システムのオペレー
ティングシステムは、プロセスの優先順位に基づき、対
話型プロセスとリアルタイムプロセスのCPUへの割り
当てを管理するものであり、以下の条件で作動する。 (1)定周期タイマが一定間隔(例えば、10ms)で
オペレーティングシステムに対し割込みを発生する。 (2)対話型プロセスとリアルタイムプロセスは互いに
他者に対し、異なる優先順位を持つ。つまり、同種のプ
ロセス間では同じ優先順位を持つことがあっても、対話
型プロセスとリアルタイムプロセスとが同じ優先順位を
持つことはない。 (3)CPUの割当てを待つためのプロセスの待ち行列
を、優先順位ごとに持つ。 (4)各プロセスは、システムで唯一の識別子を持つ。
【0026】図1は本発明が適用されるオペレーティン
グシステムの構成を示す概念図である。図示されるよう
に、オペレーティングシステムはタイマ割込み処理モジ
ュール、プロセス選択処理モジュール、プロセス切替え
処理モジュール、対話型プロセス切替え処理モジュー
ル、プロセス待ち行列、現在走行中プロセス情報、監視
時間情報、ハンドラプログラム登録テーブルおよびリア
ルタイムプロセス抑止フラグから構成されている。ここ
で、定周期タイマの割込みを受け付けるタイマ割込み処
理モジュールおよびプロセス切替え処理モジュールは、
従来技術の項で示した図14の動作と同じであるのでそ
の詳細な説明は省略する。また、プロセス選択処理モジ
ュールおよび対話型プロセス切替え処理モジュールが本
発明の主なる特徴であり、詳細な動作は後述する。
【0027】プロセス待ち行列は、プロセスごとの優先
順位に対応したリンクターミナルを備え、CPUの割当
てを待つリアルタイムプロセスおよび対話型プロセスを
それぞれ対応する優先順位のリンクターミナルにリンク
する。図示例では、優先順位が0〜127の128あ
り、優先順位は数値が小さいほど高くなる。このうち上
位の0〜63の優先順位をリアルタイムクラスとしてリ
アルタイムプロセスの優先順位とする。また残り下位の
64〜127の優先順位を対話型クラスとして対話型プ
ロセスの優先順位とする。
【0028】現在走行中プロセス情報は、プロセスの識
別子、プロセスの優先順位、同一プロセス走行カウンタ
および同一クラスプロセス走行カウンタからなる。この
プロセス識別子には、現在CPUが割当てられているプ
ロセスの識別子が格納される。プロセスの優先順位に
は、現在CPUが割当てられているプロセスの優先順位
が格納される。同一プロセス走行カウンタは、同一のプ
ロセスに対して連続してCPUが割当てられた時間が単
位時間(定周期タイマ割込み1回あたりのCPU占有時
間)の個数として格納され、CPUが異なるプロセスへ
割当てられたとき、このカウンタはゼロクリアされる。
【0029】同一クラスプロセス走行カウンタは、同一
のクラスのプロセスに対して連続してCPUが割り当て
られた時間が単位時間の個数として格納され、CPUが
異なるクラスのプロセスへ割り当てられときにこのカウ
ンタはゼロクリアされる。監視時間情報は、リアルタイ
ムプロセスが所定時間以上CPUを占有していないかど
うかをチェックする際の基準値として用いられる。つま
り、この監視時間情報に予めシステムに応じた値として
上述した単位時間の個数nをセットしておき、同一プロ
セス走行カウンタまたは同一クラスプロセス走行カウン
タのカウント値と監視時間情報の値を比較し、カウント
値が監視時間情報の値に達したら異常事態の発生と見な
す。
【0030】ハンドラプログラム登録テーブルはリアル
タイムプロセスが所定時間以上CPUを占有したときに
実行されるハンドラプログラムのエントリアドレスを格
納している。このハンドラプログラムはユーザによって
予め登録される。リアルタイムプロセス抑止フラグはリ
アルタイムクラスのプロセスのCPUへの割当てを抑止
する。
【0031】次に、各発明をフローチャートに基づき説
明する。図2は、第1の発明に係るプロセス選択処理モ
ジュールの第1の実施例を示すフローチャートである。
このモジュールは、先ず、現在走行中のリアルタイムプ
ロセスが連続してCPUを占有している時間を知るた
め、現在走行中のプロセス情報にある同一プロセス走行
カウンタに1を加算する(S21)。次に、現在走行中
のプロセスに関する情報を現在走行中プロセス情報から
獲得し(S26)、次いで、現在走行中のプロセスがリ
アルタイムの優先順位か否かを判別する(S27)。リ
アルタイムの優先順位である場合は(S27Y)、さら
に、現在走行中プロセス情報中の同一プロセス走行カウ
ンタの値を監視時間情報の値と比較し、小さい場合は
(S28Y)、プロセス待ち行列から最も優先順位の高
いプロセスの情報を獲得する(S31)。
【0032】次に、待ち行列のプロセスがリアルタイム
優先順位か否かを判別し(S32)、リアルタイム優先
順位である場合は(S32Y)、さらに、待ち行列のプ
ロセスは現在走行中のプロセスより優先順位が高いか否
かを判別する(S33)。優先順位が高い場合(S33
Y)、すなわち図1のプロセス行列待ちに、現在走行中
のプロセスより優先順位の高いリアルタイムプロセスが
リンクされていたら図13のプロセス切換え処理モジュ
ールを実行し(S34)、次いで、現在走行中プロセス
情報の同一プロセス走行カウンタを0にして終了する
(S37)。
【0033】また、S27でリアルタイム優先順位でな
い場合は、S34のプロセス切換え処理モジュールへ進
む。さらに、S28で同一プロセス走行カウンタの値が
監視時間情報の値よりも大きいか等しい場合は、図3の
対話型プロセス切替えモジュールを実行し(S44)、
次いで、現在走行中プロセス情報の同一プロセス走行カ
ウンタを0にして終了する(S47)。またさらに、S
32で待ち行列のプロセスがリアルタイム優先順位でな
くて対話型優先順位である場合、およびS33で優先順
位が高くない、つまり低い場合は処理を終了することに
より、現在走行中のプロセスにそのままCPUの占有を
続けさせる。
【0034】図3は、対話型プロセス切替えモジュール
を示すフローチャートである。先ず、対話型クラスのプ
ロセス待ち行列から最も優先順位の高いプロセスの情報
を獲得する(S61)。次に、得られたプロセスは対話
型プロセスであるか否かを判別し、対話型プロセスでな
い場合は(S62N)、処理を終了する。対話型プロセ
スである場合は(S62Y)、現在走行中のプロセスを
プロセス待ち行列へリンクする(S63)。なお、ここ
でリンクするプロセスが対話型プロセスである場合は、
優先順位を再計算してからリンクする。
【0035】次に、対話型クラスのプロセス待ち行列か
ら最も優先順位の高いプロセスのリンクを外し(S6
4)、次いで、待ち行列からリンクが外されたプロセス
にCPUを割り当て(S65)、同時に現在走行中プロ
セス情報に、CPUを割り当てたプロセスの識別子と優
先順位を設定して終了する(S66)。これらの第1の
実施例にかかる処理では、S28,S44の処理を実行
することで、同一のリアルタイムプロセスによりCPU
が連続して占有される場合でも、同一プロセス走行カウ
ンタにセットされたn回のCPU占有がなされた後に、
対話型プロセスによるCPUの占有が1回行われる。す
なわち、n+1回の定周期割込みの間に少なくとも1回
は対話型プロセスが実行されることになる。
【0036】その結果、同一のリアルタイムプロセスが
暴走したり、一定時間内に処理が完了しなくても、計算
機システムがデッドロックしたり、対話型プロセスが全
く動作しなくなったりするというようなことがなくな
る。また、対話型プロセスから暴走等した同一のリアル
タイムプロセスを強制終了させることもできる。さら
に、同一のリアルタイムプロセスが暴走等しても、それ
を異常とみなさずにそのままリアルタイム処理を継続さ
せたいというようなシステムにこの実施例は有効であ
る。
【0037】図4は、第1の発明に係るプロセス選択処
理モジュールの第2の実施例を示すフローチャートであ
る。このフローチャートは、図2のフローチャートにS
22,S41,S42を追加したものであり、他は図2
と共通であるので共通部分の説明を省略して異なる部分
についてのみ説明する。すなわち、S21で、現在走行
中のプロセス情報にある同一プロセス走行カウンタに1
を加算した後、リアルタイムプロセス抑止フラグをチェ
ックし、1がセットされていれば(S22Y)、そのま
まS26へ進み、1がセットされていなければ(S22
N)、S41へ進む。
【0038】また、S28で現在走行中プロセス情報中
の同一プロセス走行カウンタの値を監視時間情報の値と
比較し、小さくない場合(S28N)、S41へ進む。
S41では、リアルタイムプロセス抑止フラグをチェッ
クし、1がセットされていれば(S41N)、そのまま
S44へ進み、1がセットされていなければ(S41
Y)、S42へ進み、リアルタイムプロセス抑止フラグ
に1をセットして、S44へ進む。これら第2の実施例
にかかる処理では、同一のリアルタイムプロセスにより
CPUがn回連続して占有されると、リアルタイムプロ
セス抑止フラグに1がセットされて対話型プロセスにC
PUの制御権が渡され、以後毎回とも図3の対話型プロ
セス切替えモジュールが実行されることになる。
【0039】その結果、同一のリアルタイムプロセスが
暴走したり、一定時間内に処理が完了しなくても、計算
機システムがデッドロックしたり、対話型プロセスが全
く動作しなくなることがなくなる。また、対話型プロセ
スから暴走等した同一のリアルタイムプロセスを強制終
了させることもできる。さらに、同一のリアルタイムプ
ロセスが暴走等したら、システムに異常が発生したもの
とみなし、リアルタイム処理をそのまま続行せずに何ら
かの原因調査を行いたいというようなシステムにこの実
施例は有効である。
【0040】図5は、第2の発明に係るプロセス選択処
理モジュールの第3の実施例を示すフローチャートであ
る。このフローチャートは、図2のS44をS45,S
46にかえたものであり、他は図2と共通であるので共
通部分の説明を省略し異なる部分についてのみ説明す
る。すなわち、S28で、現在走行中プロセス情報中の
同一プロセス走行カウンタの値を監視時間情報の値と比
較し、小さくない場合(S28N)、S45へ進む。
【0041】S45では、ハンドラプログラム登録テー
ブルにハンドラプログラムのエントリアドレスが登録さ
れているか否かを判別し、登録されていなければ(S4
5N)、そのままS47へ進む。登録されていれば(S
45Y)、そのエントリアドレスからハンドラプログラ
ムを呼び出して実行し(S46)、S47へ進む。これ
ら第3の実施例にかかる処理では、同一のリアルタイム
プロセスによりCPUがn回連続して占有されると、ハ
ンドラプログラムが呼びだされて実行される。このハン
ドラプログラムは予めユーザにより登録されているた
め、CPUの割当てのスケジューリングをユーザが自由
に設定してユーザ固有の最適なシステムを構築すること
ができる。
【0042】図6は、第3の発明に係るプロセス選択処
理モジュールの第4の実施例を示すフローチャートであ
る。このフローチャートは、図2のS44,S47をS
48にかえたものであり、他は図2と共通であるので共
通部分の説明を省略し異なる部分についてのみ説明す
る。すなわち、S28で、現在走行中プロセス情報中の
同一プロセス走行カウンタの値を監視時間情報の値と比
較し、小さくない場合(S28N)、S48へ進む。S
48では、現在走行中のリアルタイムプロセスのCPU
占有を強制終了する。このとき、終了したリアルタイム
プロセスを、待ち行列のリンクターミナルへ接続させな
い。次に、S34のプロセス切換え処理モジュールを実
行することにより、次の優先順位のプロセスにCPUが
割り当てられる。
【0043】これら第4の実施例にかかる処理では、同
一のリアルタイムプロセスによりCPUがn回連続して
占有されると、それまで走行中のリアルタイムプロセス
が強制的に終了され、次に優先順位の高いプロセスにC
PUが割当てられることで同一リアルタイムプロセスに
よるCPUの独占が回避される。その結果、同一のリア
ルタイムプロセスが暴走したり、一定時間内に処理が完
了しなくても、計算機システムがデッドロックしたり、
対話型プロセスが全く動作しなくなったりすることがな
くなる。
【0044】もっとも、対話型プロセスが動作するの
は、リアルタイムプロセスが終了してからである。ま
た、対話型プロセスから暴走等した同一のリアルタイム
プロセスを強制終了させることもできる。さらに、同一
のリアルタイムプロセスが暴走等したら、そのプロセス
だけに異常が発生したとみなしてリアルタイム処理を継
続させたいというようなシステムにこの実施例は有効で
ある。
【0045】図7は、第4の発明に係るプロセス選択処
理モジュールの第5の実施例を示すフローチャートであ
る。このフローチャートは、図2のS44,S47をS
49〜S52にかえたものであり、他は図2と共通であ
るので共通部分の説明を省略し異なる部分についてのみ
説明する。すなわち、S28で、現在走行中プロセス情
報中の同一プロセス走行カウンタの値を監視時間情報の
値と比較し、小さくない場合(S28N)、S49へ進
む。S49では、リアルタイムプロセスの待ち行列から
最も優先順位の高いプロセスの情報を獲得する。
【0046】次いで、獲得した情報はリアルタイムプロ
セスか否かを判別し、リアルタイムプロセスでない場合
は(S50N)、処理を終了する。リアルタイムプロセ
スである場合は(S50Y)、現在走行中のリアルタイ
ムプロセスとリアルタイムクラスのプロセス待ち行列の
中で最も優先順位の高いプロセスとの互いの優先順位を
交換する(S51)。次に、現在走行中のリアルタイム
プロセスをリアルタイムクラスのプロセス待ち行列にリ
ンクし(S52)、次いで、S34のプロセス切換え処
理モジュールを実行することにより、次の優先順位のリ
アルタイムプロセスにCPUが割り当てられる。
【0047】これら第5の実施例にかかる処理では、同
一のリアルタイムプロセスによりCPUがn回連続して
占有されると、それまで走行中のリアルタイムプロセス
と次に優先順位の高いリアルタイムプロセスとの優先順
位を交換し、それまで次の優先順位であったリアルタイ
ムプロセスにCPUを割り当てることで、同一のリアル
タイムプロセスが暴走したり、一定時間内に処理が完了
しなくても計算機システムがデッドロックしたり、対話
型プロセスが全く動作しなくなったりすることがなくな
る。
【0048】もっとも、対話型プロセスが動作するの
は、リアルタイムプロセスが終了してからである。ま
た、同一のリアルタイムプロセスが暴走等しても、それ
を異常とみなさず、しかも対話型プロセスにCPUの占
有権を渡さずに、リアルタイム処理は継続したいという
ようなシステムにこの実施例は有効である。また、この
実施例の場合、暴走等した同一のリアルタイムプロセス
を強制終了等させようとすると、次に優先順位の高いプ
ロセスの処理が重要となる。
【0049】図8は、第5の発明に係るプロセス選択処
理モジュールの第6の実施例を示すフローチャートであ
る。このモジュールは、先ず、現在走行中のリアルタイ
ムクラスのプロセスが連続してCPUを占有している時
間を知るため、現在走行中のプロセス情報にある同一ク
ラスプロセス走行カウンタに1を加算する(S23)。
次に、現在走行中のプロセスに関する情報を現在走行中
プロセス情報から獲得し(S26)、次いで、現在走行
中のプロセスがリアルタイムの優先順位か否かを判別す
る(S27)。
【0050】リアルタイムの優先順位である場合は(S
27Y)、さらに、現在走行中プロセス情報中の同一ク
ラスプロセス走行カウンタの値を監視時間情報の値と比
較し、小さい場合は(S29Y)、プロセス待ち行列か
ら最も優先順位の高いプロセスの情報を獲得する(S3
1)。次に、待ち行列のプロセスがリアルタイム優先順
位か否かを判別し(S32)、リアルタイム優先順位で
ある場合は(S32Y)、さらに、待ち行列のプロセス
は現在走行中のプロセスより優先順位が高いか否かを判
別する(S33)。
【0051】優先順位が高い場合(S33Y)、すなわ
ち図1のプロセス行列待ちに、現在走行中のプロセスよ
り優先順位の高いリアルタイムプロセスがリンクされて
いたら図13のプロセス切換え処理モジュールを実行す
る(S34)。ここでさらに、以前走行していたプロセ
スと現在走行中のプロセスのクラスが違うが否かを判別
し、違う場合は(S35Y)、現在走行中プロセス情報
の同一クラスプロセス走行カウンタを0にして終了する
(S37)。また、S27でリアルタイム優先順位でな
い場合は、プロセス切換え処理モジュール(S34)へ
進む。
【0052】さらに、S29で同一クラスプロセス走行
カウンタの値が監視時間情報の値よりも大きいか等しい
場合は、図3の対話型プロセス切替えモジュールを実行
し(S44)、以前走行していたプロセスと現在走行中
のプロセスのクラスが違うが否かを判別し、違う場合は
(S53Y)、現在走行中プロセス情報の同一クラスプ
ロセス走行カウンタを0にして終了する(S54)。ま
た、プロセスのクラスが同じ場合は(S53N)、その
まま終了する。またさらに、S32で待ち行列のプロセ
スがリアルタイム優先順位でなくて対話型優先順位であ
る場合、S33で優先順位が高くない場合およびS35
で以前走行していたプロセスと現在走行中のプロセスの
クラスが同じ場合は処理を終了することにより、現在走
行中のプロセスがそのままCPUの占有を続ける。
【0053】これらの第6の実施例にかかる処理では、
S29,S44の処理を実行することで、リアルタイム
クラスのプロセスによりCPUが連続して占有される場
合でも、同一クラスプロセス走行カウンタにセットされ
たn回のCPU占有がなされた後に、対話型プロセスに
よるCPUの占有が1回行われる。すなわち、n+1回
の定周期割込みの間に少なくとも1回は対話型プロセス
が実行されることになる。また、第6の実施例は、第1
の実施例とほぼ同じ効果が得られるとともに、対話型プ
ロセスの応答時間が異常に遅くなることも解消される。
【0054】図9は、第5の発明に係るプロセス選択処
理モジュールの第7の実施例を示すフローチャートであ
る。このフローチャートは、図8のフローチャートにS
24,S41,S42を追加したものであり、他は図8
と共通であるので共通部分の説明を省略して異なる部分
についてのみ説明する。すなわち、S23で、同一クラ
スプロセス走行カウンタに1を加算した後、リアルタイ
ムプロセス抑止フラグをチェックし、1がセットされて
いれば(S24Y)、そのままS26へ進み、1がセッ
トされていなければ(S24N)、S41へ進む。ま
た、S29で現在走行中プロセス情報中の同一クラスプ
ロセス走行カウンタの値を監視時間情報の値と比較し、
小さくない場合(S29N)、S41へ進む。
【0055】S41では、リアルタイムプロセス抑止フ
ラグをチェックし、1がセットされていれば(S41
N)、そのままS44へ進む。1がセットされていなけ
れば(S41Y)、S42へ進み、リアルタイムプロセ
ス抑止フラグに1をセットして、S44へ進む。これら
第7の実施例にかかる処理では、リアルタイムクラスの
プロセスによりCPUがn回連続して占有されると、リ
アルタイムプロセス抑止フラグに1がセットされて、以
後は毎回とも図3の対話型プロセス切替えモジュールが
実行されることになる。また、第7の実施例は、第2の
実施例とほぼ同じ効果が得られるとともに、対話型プロ
セスの応答時間が異常に遅くなることも解消される。
【0056】図10は、第6の発明に係るプロセス選択
処理モジュールの第8の実施例を示すフローチャートで
ある。このフローチャートは、図8のS44をS45,
S46にかえたものであり、他は図8と共通であるので
共通部分の説明を省略し異なる部分についてのみ説明す
る。すなわち、S29で、現在走行中プロセス情報中の
同一クラスプロセス走行カウンタの値を監視時間情報の
値と比較し、小さくない場合(S29N)、S45へ進
む。S45では、ハンドラプログラム登録テーブルにハ
ンドラプログラムのエントリアドレスが登録されている
か否かを判別し、登録されていなければ(S45N)、
そのままS53へ進む。登録されていれば(S45
Y)、そのエントリアドレスからハンドラプログラムを
呼び出して実行して(S46)、S53へ進む。
【0057】これら第8の実施例にかかる処理では、リ
アルタイムクラスのプロセスによりCPUがn回連続し
て占有されると、ハンドラプログラムを呼びだして実行
される。このハンドラプログラムは予めユーザにより登
録されているため、CPUの割当てのスケジューリング
をユーザが自由に設定してユーザ固有の最適なシステム
を構築することができる。また、第8の実施例は、第3
の実施例とほぼ同じ効果が得られるとともに、対話型プ
ロセスの応答時間が異常に遅くなることも解消される。
【0058】
【発明の効果】以上述べたように第1の発明によれば、
同一のリアルタイムプロセスが連続してCPUを占有し
た回数が所定回数になると、プロセス待ち行列にリンク
されている対話型プロセスの中の優先順位が最高の対話
型プロセスにCPUの占有を割り当てることにより、同
一のリアルタイムプロセスが無制限に連続してCPUを
占有することがなくなる。
【0059】第2の発明によれば、同一のリアルタイム
プロセスが連続してCPUを占有した回数が所定回数に
なると、予めユーザが作成しておいたハンドラプログラ
ムにより以後のスケジューリングを実行することによ
り、同一のリアルタイムプロセスが連続してCPUを占
有した場合にユーザが任意の対処を行うことが可能にな
る。
【0060】第3の発明によれば、同一のリアルタイム
プロセスが連続してCPUを占有した回数が所定回数に
なると、現在走行中のリアルタイムプロセスを強制終了
させるとともにそのリアルタイムプロセスをプロセス待
ち行列のリンクから外すことにより、異常原因等により
連続してCPUを占有したリアルタイムプロセスが除去
され、以後正常な動作に復帰する。
【0061】第4の発明によれば、同一のリアルタイム
プロセスが連続してCPUを占有した回数が所定回数に
なると、現在走行中のリアルタイムプロセスとプロセス
待ち行列にリンクされている次の優先順位のリアルタイ
ムプロセスとの間で互いの優先順位を入れ換えることに
より、同一のリアルタイムプロセスが無制限に連続して
CPUを占有することがなくなる。
【0062】第5の発明によれば、リアルタイムクラス
のプロセスが連続してCPUを占有した回数が所定回数
になると、プロセス待ち行列にリンクされている対話型
クラスの中の優先順位が最高の対話型プロセスにCPU
占有を割り当てることにより、リアルタイムプロセスが
無制限に連続してCPUを占有することがなくなる。
【0063】第6の発明によれば、リアルタイムクラス
のプロセスが連続してCPUを占有した回数が所定回数
になると、予めユーザが作成しておいたハンドラプログ
ラムにより以後のスケジューリングを実行することによ
り、リアルタイムプロセスが連続してCPUを占有した
場合にユーザが任意の対処を行うことが可能になる。
【0064】これらのことから各発明については、次の
ような効果が得られる。 (1)同一または同一クラスのリアルタイムプロセスの
暴走を防止できる。 (2)一定時間内に処理が終了しない場合でも、計算機
システムがデッドロックにおちいることを防止できる。 (3)同じく、一定時間内に処理が終了しない場合で
も、対話型プロセスが全く作動しないという事態が避け
られる。 (4)対話型プロセスから暴走等を起こした同一のリア
ルタイムプロセスを強制終了させることも可能である。 (5)さらには、同一のリアルタイムプロセスが暴走等
を起こしても、それを異常とみなすことなくそのままリ
アルタイム処理を継続することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるオペレーティングシステム
の構成を示す概念図である。
【図2】第1の発明に係る第1の実施例を示すフローチ
ャートである。
【図3】図2の要部を示すフローチャートである。
【図4】第1の発明に係る第2の実施例を示すフローチ
ャートである。
【図5】第2の発明に係る第3の実施例を示すフローチ
ャートである。
【図6】第3の発明に係る第4の実施例を示すフローチ
ャートである。
【図7】第4の発明に係る第5の実施例を示すフローチ
ャートである。
【図8】第5の発明に係る第6の実施例を示すフローチ
ャートである。
【図9】第5の発明に係る第7の実施例を示すフローチ
ャートである。
【図10】第6の発明に係る第8の実施例を示すフロー
チャートである。
【図11】従来のスケジューリング処理を示すフローチ
ャートである。
【図12】従来のスケジューリング処理を示すフローチ
ャートである。
【図13】従来のスケジューリング処理を示すフローチ
ャートである。
【図14】従来のオペレーティングシステムの構成を示
した概念図である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセス待ち行列にリンクされた対話型
    プロセスおよびリアルタイムプロセスに対しそれぞれの
    優先順位に基づき定周期タイマ割込みによりCPU占有
    を割り当てる計算機システムにおけるプロセスのスケジ
    ューリング装置において、 同一のリアルタイムプロセスが連続してCPUを占有し
    た回数をカウントする手段と、 カウント手段のカウント値が所定値に達したらプロセス
    待ち行列にリンクされている対話型プロセスの中の優先
    順位が最高の対話型プロセスにCPU占有を割り当てる
    手段と、 を備えたことを特徴とする計算機システムにおけるプロ
    セスのスケジューリング装置。
  2. 【請求項2】 プロセス待ち行列にリンクされた対話型
    プロセスおよびリアルタイムプロセスに対しそれぞれの
    優先順位に基づき定周期タイマ割込みによりCPU占有
    を割り当てる計算機システムにおけるプロセスのスケジ
    ューリング装置において、 ユーザにより作成されたハンドラプログラムを予め格納
    した記憶手段と、 同一のリアルタイムプロセスが連続してCPUを占有し
    た回数をカウントする手段と、 カウント手段のカウント値が所定値に達したら記憶手段
    のハンドラプログラムによりスケジューリングを実行す
    る手段と、 を備えたことを特徴とする計算機システムにおけるプロ
    セスのスケジューリング装置。
  3. 【請求項3】 プロセス待ち行列にリンクされた対話型
    プロセスおよびリアルタイムプロセスに対しそれぞれの
    優先順位に基づき定周期タイマ割込みによりCPU占有
    を割り当てる計算機システムにおけるプロセスのスケジ
    ューリング装置において、 同一のリアルタイムプロセスが連続してCPUを占有し
    た回数をカウントする手段と、 カウント手段のカウント値が所定値に達したら現在走行
    中のリアルタイムプロセスを強制終了するとともにプロ
    セス待ち行列のリンクから外す手段と、 を備えたことを特徴とする計算機システムにおけるプロ
    セスのスケジューリング装置。
  4. 【請求項4】 プロセス待ち行列にリンクされた対話型
    プロセスおよびリアルタイムプロセスに対しそれぞれの
    優先順位に基づき定周期タイマ割込みによりCPU占有
    を割り当てる計算機システムにおけるプロセスのスケジ
    ューリング装置において、 同一のリアルタイムプロセスが連続してCPUを占有し
    た回数をカウントする手段と、 カウント手段のカウント値が所定値に達したら現在走行
    中のリアルタイムプロセスとプロセス待ち行列にリンク
    されている次の優先順位のリアルタイムプロセスとの間
    で互いの優先順位を入れ換える手段と、 を備えたことを特徴とする計算機システムにおけるプロ
    セスのスケジューリング装置。
  5. 【請求項5】 プロセス待ち行列にリンクされた対話型
    プロセスおよびリアルタイムプロセスに対しそれぞれの
    優先順位に基づき定周期タイマ割込みによりCPU占有
    を割り当てる計算機システムにおけるプロセスのスケジ
    ューリング装置において、 リアルタイムクラスのプロセスが連続してCPUを占有
    した回数をカウントする手段と、 カウント手段のカウント値が所定値に達したらプロセス
    待ち行列にリンクされている対話型クラスの中の優先順
    位が最高の対話型プロセスにCPU占有を割り当てる手
    段と、 を備えたことを特徴とする計算機システムにおけるプロ
    セスのスケジューリング装置。
  6. 【請求項6】 プロセス待ち行列にリンクされた対話型
    プロセスおよびリアルタイムプロセスに対しそれぞれの
    優先順位に基づき定周期タイマ割込みによりCPU占有
    を割り当てる計算機システムにおけるプロセスのスケジ
    ューリング装置において、 ユーザにより作成されたハンドラプログラムを予め格納
    した記憶手段と、 リアルタイムクラスのプロセスが連続してCPUを占有
    した回数をカウントする手段と、 カウント手段のカウント値が所定値に達したら記憶手段
    のハンドラプログラムによりスケジューリングを実行す
    る手段と、 を備えたことを特徴とする計算機システムにおけるプロ
    セスのスケジューリング装置。
JP1210194A 1994-01-07 1994-01-07 計算機システムにおけるプロセスのスケジューリング装置 Withdrawn JPH07200315A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1210194A JPH07200315A (ja) 1994-01-07 1994-01-07 計算機システムにおけるプロセスのスケジューリング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1210194A JPH07200315A (ja) 1994-01-07 1994-01-07 計算機システムにおけるプロセスのスケジューリング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07200315A true JPH07200315A (ja) 1995-08-04

Family

ID=11796184

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1210194A Withdrawn JPH07200315A (ja) 1994-01-07 1994-01-07 計算機システムにおけるプロセスのスケジューリング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07200315A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10283211A (ja) * 1997-03-28 1998-10-23 Internatl Business Mach Corp <Ibm> マルチシステム環境のプロセッサ・リソース管理方法
JP2004513588A (ja) * 2000-11-13 2004-04-30 シーメンス メディカル ソリューションズ ユーエスエー インコーポレイテッド リアルタイムデータを表わすイメージとノンリアルタイムデータを表わすイメージの各々を同時に表示するための方法および装置
JP2006244293A (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> タスク実行制御方法及び装置
WO2007001014A1 (ja) * 2005-06-28 2007-01-04 Xanavi Informatics Corporation 情報端末、計算機資源管理方法、および仮想マシンの実行切り替え方法
JP2007193608A (ja) * 2006-01-19 2007-08-02 Fujifilm Corp 情報処理装置および情報処理方法
JP2008123045A (ja) * 2006-11-08 2008-05-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd プロセッサ

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10283211A (ja) * 1997-03-28 1998-10-23 Internatl Business Mach Corp <Ibm> マルチシステム環境のプロセッサ・リソース管理方法
JP2004513588A (ja) * 2000-11-13 2004-04-30 シーメンス メディカル ソリューションズ ユーエスエー インコーポレイテッド リアルタイムデータを表わすイメージとノンリアルタイムデータを表わすイメージの各々を同時に表示するための方法および装置
JP2006244293A (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> タスク実行制御方法及び装置
WO2007001014A1 (ja) * 2005-06-28 2007-01-04 Xanavi Informatics Corporation 情報端末、計算機資源管理方法、および仮想マシンの実行切り替え方法
JP2007011491A (ja) * 2005-06-28 2007-01-18 Xanavi Informatics Corp 情報端末、計算機資源管理方法、および仮想マシンの実行切り替え方法
CN100465902C (zh) * 2005-06-28 2009-03-04 株式会社查纳位资讯情报 信息终端、计算机资源管理方法和虚拟计算机的运行切换方法
US8365180B2 (en) 2005-06-28 2013-01-29 Xanavi Informatics Corporation Information terminal, computer resource managing method, and virtual machine execution switching method
JP2007193608A (ja) * 2006-01-19 2007-08-02 Fujifilm Corp 情報処理装置および情報処理方法
JP2008123045A (ja) * 2006-11-08 2008-05-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd プロセッサ
US8141088B2 (en) 2006-11-08 2012-03-20 Panasonic Corporation Multithreaded processor

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6049817A (en) Multi-processor system
US7809876B2 (en) Distributed real-time operating system
US5999963A (en) Move-to-rear list scheduling
US8612986B2 (en) Computer program product for scheduling ready threads in a multiprocessor computer based on an interrupt mask flag value associated with a thread and a current processor priority register value
KR0128273B1 (ko) 데이타처리 시스템, 다중프로세서 데이타처리 시스템에서 다수의 인터럽트를 유지관리, 처리하는 시스템 및 방법
US7882488B2 (en) Software tool for synthesizing a real-time operating system
CN109656782A (zh) 可视化调度监控方法、装置及服务器
CN110362391B (zh) 资源调度方法、装置、电子设备及存储介质
EP0806730A2 (en) Real time dispatcher
US20080235695A1 (en) Resource allocation system for jobs, resource allocation method and resource allocation program for jobs
JP4017646B2 (ja) 割り込み制御方法、割り込み制御装置及び割り込み制御プログラム
JP2667575B2 (ja) タスクスケジューリング方式
JP2000259430A (ja) コンピュータシステムの処理方法
JPH0644234B2 (ja) タスク管理装置
JPH0640315B2 (ja) 中央処理装置割り当て制御方式
JPS63300326A (ja) トランザクション実行スケジュ−ル方式
JP3374925B2 (ja) 資源予約管理装置
JPH0845805A (ja) 生産管理装置
EP4471590A1 (en) Method and system for managing software applications
JPH11249917A (ja) 並列型計算機及びそのバッチ処理方法及び記録媒体
JP2000089971A (ja) 割込み順位制御方法及び割込み順位制御装置
JPS58115569A (ja) マルチプロセツサ方式
JPS594057B2 (ja) マルチデ−タ処理システム
JPH05257718A (ja) プロセス制御装置
CN121187780A (zh) 一种资源分配方法、装置及介质

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010403