JPH07200803A - 画像処理方法およびその装置 - Google Patents

画像処理方法およびその装置

Info

Publication number
JPH07200803A
JPH07200803A JP5352780A JP35278093A JPH07200803A JP H07200803 A JPH07200803 A JP H07200803A JP 5352780 A JP5352780 A JP 5352780A JP 35278093 A JP35278093 A JP 35278093A JP H07200803 A JPH07200803 A JP H07200803A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thinning
image
image processing
processing
time limit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5352780A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Matsutake
治 松竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP5352780A priority Critical patent/JPH07200803A/ja
Publication of JPH07200803A publication Critical patent/JPH07200803A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 できるだけ多くの画素を残して正確な画像処
理を実行する。 【構成】 テレビカメラで対象物を撮像して得られた映
像信号は画像入力部2,2値化処理部3により処理され
て2値画像メモリ4へ格納された後、計測領域設定部5
により画像処理のための計測領域が設定される。間引き
数設定部7は、入力部8より入力された画像処理の制限
時間により、計測領域内での画像処理の時間が前記制限
時間を越えない最小の間引き数を設定する。間引き処理
部6は設定された間引き数に基づき計測領域内の所定の
画素を間引き処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、入力画像について特
徴量の計測やパターンマッチングなどの所定の画像処理
を実行する画像処理装置に関連し、特にこの発明は、間
引き処理された画像について制限時間内に所定の画像処
理を行うための画像処理方法およびその画像処理方法を
実施するための画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、工場などの検査ラインでは、図1
0に示すように、ベルトコンベヤ30上の所定の位置に
テレビカメラ31を位置決めして順次搬送されてくる対
象物32を撮像し、得られた画像データを画像処理装置
33に入力して、面積などの特徴量の計測や所定のモデ
ル画像とのパターンマッチング処理などの画像処理を行
い、対象物の形状などの良否を自動的に判定している。
【0003】前記各対象物32は、所定の間隔をおいて
順次検査位置に搬送されるため、画像処理装置33はあ
る一定の時間内に画像処理を完了することを要求され
る。このため、従来、処理対象の画像から所定の画素に
ついてのデータを間引き、残った画素のデータのみを抽
出して画像処理を行い、処理を高速化するようにしてい
る。
【0004】図11(1)〜(3)は、上記の間引き処
理の原理を示す。まず図11(1)は、特徴量の計測処
理に関わる間引き処理を示すもので、図中50は入力画
像中の計測領域を、各枡目51はこの計測領域50内の
各画素を、それぞれ示している。
【0005】この例では、x軸,y軸両方向ともに1画
素おきに画素を間引いて、画素51a(図中斜線で示
す)を画像処理対象として抽出しており、間引き後の画
素数は計測領域50全体の画素数の4分の1になり、抽
出された各画素51aを計測して面積などの特徴量が算
出される。この処理にかかる時間は、計測領域50中の
全ての画素を計測する場合の約4分の1となり、処理速
度は大幅に短縮される。
【0006】図11(2)(3)は、パターンマッチン
グ処理に関わる間引き処理を示すもので、図中、53は
あらかじめ設定されたモデル画像を、54は入力画像を
示す。この例では、モデル画像53について、上記と同
様にx軸,y軸両方向を1画素おきに間引き処理してい
る。このモデル画像53により入力画像54内を順次走
査し、モデル画像53内の各抽出画素55aと、この画
素55aに対応する入力画像54内の画素との相関演算
を実行して、モデル画像と入力画像とのパターンマッチ
ングを行う。この場合も処理時間は、モデル画像53内
の全画素を用いて処理した場合の約4分の1に短縮でき
る。
【0007】さらにこのパターンマッチング処理では、
入力画像54についての間引き処理を行って処理時間を
さらに短縮することが可能である。この場合の間引き処
理は、図11(2)(3)に示す如く、モデル画像53
の走査を所定の画素(この例では1画素)ずつとばして
モデル画像53と入力画像54との比較の回数を減らす
ことを意味する。
【0008】画素をいくつ間引くかという決定はオペレ
ータにより行われるもので、オペレータは、各対象物に
ついて許容される制限時間内に画像処理が完了するよう
に、所定の間引き数を設定し、これをキーボードなどか
ら入力する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのとき
設定された間引き数は、必ずしも適正なものとはいえ
ず、例えば間引いた画素数が多すぎると、得られる結果
は不正確なものとなり、また画像処理が早く終了して装
置に遊び時間が生じる。また一旦間引き数を決定して
も、設定された制限時間が変化したり、処理の対象領域
の大きさが変わったりすると、再度間引き数の設定を行
わなければならず、オペレータの負担が増加するという
問題がある。
【0010】この発明は、上記問題に着目してなされた
もので、制限時間内に所定の画像処理を実行する際に、
制限時間を越えない最小の間引き数を決定して、できる
だけ多くの画素を残して正確な画像処理が実行できる画
像処理方法およびその装置を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は間引き処理後
の画像について制限時間内に所定の画像処理を実行させ
る画像処理方法であって、前記画像処理に要する時間が
前記制限時間を越えない最小の間引き数を決定した後、
その間引き数だけ画像の間引き処理を行って、間引き処
理後の画像について所定の画像処理を実行することを特
徴とする。
【0012】前記画像処理は、請求項2の発明では、画
像の特徴量を計測する計測処理であり、請求項3の発明
では、パターンマッチングである。
【0013】請求項4の発明では、前記間引き数は、画
像のX軸方向またはY軸方向のいずれかを優先して間引
くよう決定される。
【0014】請求項5の発明は、間引き処理後の画像に
ついて制限時間内に所定の画像処理を実行する画像処理
装置であって、前記制限時間を入力する入力手段と、間
引き処理における間引き数を可変設定する設定手段と、
前記設定手段により順次設定された間引き数だけ間引き
処理した画像についての前記画像処理に要する時間を算
出する演算手段と、前記入力手段より入力された制限時
間と前記演算手段により算出された画像処理に要する時
間とを比較して前記画像処理に要する時間が前記制限時
間を越えない最小の間引き数を決定する決定手段とを備
えた構成のものである。
【0015】
【作用】間引き処理後の画像処理に要する時間が制限時
間を越えない最小の間引き数が設定されるので、最大限
の画素を抽出して正確な画像処理を行なうことができ、
装置に遊び時間が生じる虞もなくなる。請求項5の発明
では、間引き数を可変設定して、設定された間引き数に
より間引き処理された画像についての画像処理時間と前
記制限時間とを比較することにより、最適な間引き数を
自動的に決定することができる。
【0016】
【実施例】図1は、この発明の一実施例にかかる画像処
理装置1の回路構成例を示す。この画像処理装置1は、
対象物を撮像して得られた画像を間引き処理して面積な
どの特徴量を算出するもので、画像入力部2,2値化処
理部3,2値画像メモリ4,計測領域設定部5,間引き
処理部6,間引き数設定部7,入力部8,計測部9など
をその構成として含んでいる。
【0017】前記画像入力部2は、テレビカメラからの
アナログ量の映像信号を取り込んでこれを例えば8ビッ
トのディジタル量の濃淡画像信号に変換する。2値化処
理部3はこの濃淡画像信号を取り込んで所定のしきい値
で2値化処理して2値画像を生成する。この2値画像は
白画素を表す「1」または黒画素を表す「0」の1ビッ
トの画素データより成るもので、得られた2値画像は画
素単位で2値画像メモリ4に格納される。
【0018】前記計測領域設定部5は、前記2値画像上
の所定の位置に特徴量計測のための計測領域を設定する
ためのもので、前記2値画像メモリ4よりこの計測領域
に対応する画素データを読み出して間引き処理部6に出
力する。
【0019】入力部8はキーボードなどからなるもの
で、オペレータは処理に先立ち、前記した間引き数設定
のための条件としてX軸方向またはY軸方向のいずれの
方向を優先的に間引くかを入力するほか、画像処理の制
限時間や各軸方向での最大間引き数などのデータを入力
する。
【0020】前記間引き数設定部7は、前記計測領域中
の各画素につき入力部8より与えられた条件により、X
軸,Y軸それぞれの方向について間引き処理を行う画素
数(以下、単に「間引き数」という)を設定するための
もので、設定された間引き数により間引き処理された画
像についての画像処理が前記制限時間を越えないような
最小の間引き数を設定し、このデータを間引き処理部6
に出力する。
【0021】なお、ここでいう間引き数は、画像処理の
対象として抽出される1画素間に対する間引き対象の画
素数を意味するもので、図2に間引き数の設定の具体例
を示す。図中、斜線で示した画素10aは、抽出される
画素であり、白地の画素10bは間引き処理される画素
を示す。各画素10aに対する画素10bの数は、X軸
方向では2個、Y軸方向では1個であり、したがってこ
の場合の間引き数は、X軸方向に2画素、Y軸方向に1
画素と表現される。
【0022】図1に戻って、間引き処理部6は、前記間
引き数設定部7で設定された間引き数に基づき、前記計
測領域内の所定の画素を間引きして特定の画素のみを抽
出し、間引き処理後の画像を計測部9へ出力する。
【0023】計測部9は、間引き処理された画像の各抽
出画素を用いて所定の演算を行い特徴量を算出するもの
で、得られた結果は図示しない表示装置や記憶装置など
に出力される。
【0024】図3は、この発明の他の実施例にかかる画
像処理装置1´の回路構成例を示す。この画像処理装置
1´は、入力画像を所定のモデル画像と比較するパター
ンマッチング処理を行うためのもので、画像入力部2,
2値化処理部3,2個の2値画像メモリ11a,11
b,間引き処理部12,間引き数設定部13,入力部1
4,2個のメモリ15a,15b,マッチング処理部1
6,スイッチ部17,18,19などを備えている。
【0025】画像入力部2および2値化処理部3は図1
と同様の構成のものであり、濃淡の入力画像を処理して
得られた2値画像(以下単に「入力画像」という)は画
素単位で第1の2値画像メモリ11aに格納される。ま
た第2の画像メモリ11bはモデル画像を格納するため
のもので、あらかじめ所定のモデルを撮像して得られた
濃淡画像を2値化処理した画像が格納される。
【0026】スイッチ部17,18は、前記2値画像メ
モリ11a,11bのデータの読み出し先を選択するも
ので、それぞれの2値画像メモリ側の接点19a,20
aがそれぞれ接点19b,20bと接続されたとき、各
画像メモリ11a,11bは、マッチング処理部16と
接続される。一方接点19a,20aがそれぞれ接点1
9c,20cと接続されたときは、各2値画像メモリ1
1a,11bは間引き処理部12および間引き数設定部
13からアクセス可能になり、間引き処理可能となる。
なお、このスイッチ部17,18の切換え動作は、図示
しない制御装置からの指令により制御される。
【0027】入力部14は、マッチング処理の制限時間
の入力のほか、入力画像とモデル画像とのそれぞれにつ
いて、元の2値画像または間引き処理された画像のいず
れかを組み合わせてパターンマッチング処理を行うこと
を指示するためのものである。また同時に入力部14か
らは、間引き処理する画像について、X軸方向とY軸方
向とのいずれを優先的に間引くかや各軸方向での最大間
引き数についてのデータなども入力される。
【0028】この入力部14からの各データは、間引き
数設定部13に与えられる。間引き数設定部13はこれ
らのデータに基づき、該当するいずれかの2値画像メモ
リ11a,11bから2値画像を読み出し、間引き処理
後の画像処理時間が制限時間を越えない最小の間引き数
を設定し、これを間引き処理部12へと出力する。
【0029】間引き処理部12では、間引き処理の対象
として選択された各2値画像について、入力画像につい
ては設定された間引き数とモデル画像の大きさに基づく
比較回数を設定し、またモデル画像については、設定さ
れた間引き数に基づいた間引き処理を行う。
【0030】間引き処理部12で処理された各データ
は、スイッチ部19の切換え動作によりいずれかのメモ
リ15a,15bに格納される。メモリ15aは入力画
像についてのデータを、メモリ15bはモデル画像につ
いてのデータを、それぞれ記憶する。
【0031】マッチング処理部16は、入力画像につい
ては2値画像メモリ11aまたはメモリ15aのいずれ
かから、またモデル画像については2値画像メモリ11
bまたはメモリ15bのいずれかから、それぞれ画像デ
ータを読み出し公知のパターンマッチング処理を行う。
【0032】なお、図1,3の各実施例では、いずれも
濃淡画像を2値画像に変換した後、間引き処理や画像処
理を行っているが、これに限らず濃淡画像を直接処理す
るようにしても良い。
【0033】図4は、上記各画像処理装置1,1´にお
ける処理の流れを示す。まずステップA(図中「ST
A」で示す)において、オペレータは、前記入力部8,
14より画像処理の制限時間Hを入力し、つぎに必要に
応じてX軸またはY軸のいずれの方向を優先的に間引く
かを設定する(ステップB)。
【0034】つぎのステップCで、対象物を撮像した画
像から2値画像が生成されて2値画像メモリ4,11a
に格納されると、間引き数設定部7,13は、ステップ
A,Bで入力されたデータに基づいて、間引き処理後の
画像処理時間が前記制限時間Hを越えない最小の間引き
数を設定する(ステップD)。つぎのステップEでは、
この間引き数に基づいた間引き処理が行われ、続くステ
ップFで所定の画像処理が実行される。
【0035】図5および6は図1の画像処理装置1にお
ける間引き数設定部7の処理手順、すなわち図4のステ
ップDの詳細な手順を示す。まず図5は、X軸方向,Y
軸方向の間引き数が同数に設定されている場合の手順で
あって、ステップ1ではX方向の間引き数についてのカ
ウンタxが「0」に初期設定される。
【0036】つぎのステップ2で、Y方向の間引き数の
カウンタyをxと同数にした後、続くステップ3で、こ
の条件で間引きを行った場合に抽出される画素10a
(図2に示す)の数zを算出する。いま前記計測領域設
定部5で設定された計測領域内の全画素数をSとする
と、X軸,Y軸各方向をそれぞれx個,y個だけ間引い
た後の抽出画素数zは次式で求められる。
【0037】
【数1】
【0038】なお、この式は矩形の領域を想定している
もので、変形した領域であればこの式により求められる
値は近似的な値となる。つぎのステップ4は、上記の条
件で間引きされた画像についての画像処理時間H1を求
めるもので、抽出される1画素につき画像処理に要する
時間をhとすると、計測領域内の画像処理時間はつぎの
(2)式で求められる。
【0039】
【数2】
【0040】つぎのステップ5は、上記の画像処理時間
H1と前記制限時間Hとを比較するもので、ステップ5
が「NO」のとき、さらにつぎのステップ6でxが最大
値xmax に到達しているかどうかがチェックされる。こ
の最大値xmax は、これ以上間引きできないという間引
きの限度値または画像処理の精度を確保し得る最大の間
引き数であって、この判定が「YES」となったとき
は、間引き数設定部7は間引き数設定処理を中止する
(ステップ7)。なおこの中止処理の後にアラームを鳴
らすなどして、オペレータにデータの再設定を促すよう
にしても良い。
【0041】ステップ6の判定が「NO」のときは、ス
テップ8でXがインクリメントされ、再びステップ2以
降の処理が繰り返し行われる。その結果、画像処理時間
H1が前記制限時間Hを下回ったとき、ステップ5が
「YES」となってステップ9へと移行し、このときの
x,yが最適な間引き数として決定される。
【0042】図6は、出来るだけX軸方向をY軸方向に
対して多く間引く場合の間引き数設定の処理の流れを示
すもので、ステップ1でy軸方向の間引き数のカウンタ
yを、ステップ2でX軸方向の間引き数のカウンタx
を、それぞれ「0」に初期設定する。
【0043】つぎにステップ3,4で、図5のステップ
3,4と同様、間引き後の抽出画素数zおよび画像処理
時間H1が算出された後、ステップ5で画像処理時間H
1が制限時間Hを下回ったかどうかが、またステップ6
でxが最大値xmax に達したかどうかが、それぞれチ
ェックされる。この判定がいずれも「NO」であれば、
ステップ7でxをインクリメントし、以下ステップ5ま
たはステップ6の判定が「YES」となるまで同様の処
理が繰り返し行われる。
【0044】ステップ8では、上記ステップ3〜7の処
理により最終的に得られたxおよび計測時間H1の値
を、yの値に対応させて内部のメモリ内に記憶する。
【0045】つぎのステップ9はステップ8で記憶した
x,yの組合せについて、xとyが同値であるか否かを
チェックするためのもので、この判定が「YES」とな
るまで、yがインクリメントされ(ステップ10)、ス
テップ2〜8の処理が繰り返し行われる。その結果、求
められたxとyの値が同値になると、ステップ9が「Y
ES」となり、ステップ11へと進む。このステップ1
1では、ステップ8で記憶したx,y,H1の各組み合
わせの中から画像処理時間H1が制限時間Hより小さい
組合せを抽出し、さらにその中でH1が最大となる組合
せにおけるx,yを間引き数として決定する。
【0046】なお、ステップ11において、画像処理時
間H1が最大値となる組み合わせが複数組あれば、ステ
ップ12では条件を最もよく満たす組合せ、すなわちx
の値がより大きくなる組合せが選択される。
【0047】また間引きの優先順位を変更した場合、す
なわちY軸方向を優先的に間引くように変更した場合
は、図6における各ステップの中でx,yを入れ換えれ
た処理を行えばよい。
【0048】図7は、図3の画像処理装置1´におい
て、モデル画像のみを間引く場合の間引き数の設定手順
であって、X軸方向とY軸方向との間引き数は同値また
はX軸方向を優先的に間引く条件が与えられた場合の手
順を示す。
【0049】まずステップ1でX軸,Y軸の間引き数の
カウンタx,yを「0」に初期設定し、続くステップ
2、3で間引き処理後の抽出画素数z´と画像処理時間
H2を算出する。いまモデル画像内の全画素数をS´,
抽出される1画素につき画像処理に要する時間をh´と
すると、X軸,Y軸各方向をそれぞれx個,y個だけ間
引いた後の抽出画素数z´と画像処理時間H2とは、そ
れぞれつぎの(3)(4)式で求められる。
【0050】
【数3】
【0051】
【数4】
【0052】次のステップ4では、画像処理時間H2が
制限時間Hを下回ったかどうかがチェックされ、この判
定が「NO」のとき、x,yがそれぞれ最大値xmax
max に達したかどうかがチェックされる(ステップ
5,6)。このステップ5,6の判定がいずれも「YE
S」のときはステップ11に移行して、処理は中止され
る。
【0053】xがxmax に達していないときはステップ
5の判定が「NO」となり、次のステップ7でxがyよ
り大きいかどうかがチェックされる。このときxがyと
同値であればステップ7は「NO」となり、X軸方向を
優先的に間引く条件が与えられているので、ステップ8
でxがインクリメントされるが、xがすでにyより大き
くなっているときにはステップ9へと進んで、yが最大
値ymax に達したかどうかがチェックされる。
【0054】このyの値が最大値ymax に到達していな
ければステップ9は「NO」となり、yがインクリメン
トされる(ステップ10)。yが最大値ymax に達して
いる場合はステップ8に移行してxの値がインクリメン
トされる。
【0055】一方xが最大値xmax に達しかつyが最大
値ymax に達していないときは、ステップ5が「YE
S」,ステップ6が「NO」となってステップ10へと
移行し、yがインリメントされる。
【0056】ステップ8,10でx,yのいずれかがイ
ンクリメントされると、再びステップ2へ戻って上記の
処理が繰り返し行われる。この結果、画像処理時間H2
が制限時間Hを下回ればステップ4が「YES」とな
り、間引き数設定部13は、このときのx,yの値をモ
デルの間引き数として決定する(ステップ12)。
【0057】図8,9は、画像処理装置1´において、
モデル画像と入力画像の両方を間引く場合の間引き数設
定手順であって、特にモデル画像を優先的に間引き、さ
らに両画像ともにX軸方向を優先的に間引く処理手順を
示す。
【0058】まず、ステップ1で、モデル画像の間引き
数x1 ,y1 ,入力画像の間引き数x2 ,y2 ,および
カウンタiをそれぞれ「0」に初期設定し、次のステッ
プ2でフラグF1,F2,F3,F4をチェックする。
このフラグF1〜F4は、それぞれ前記間引き数x1
1 ,x2 ,y2 が最大値x1max,y1max,x2max,y
2maxに達していることを記憶するためのもので、間引き
設定部13の内部のメモリにセットされる。全てのフラ
グがセット済であればステップ2が「YES」となって
ステップ26に移行し、処理が中止される。
【0059】ステップ2が「NO」のときは、次のステ
ップ3で画像処理時間H3が算出される。この実施例に
おける画像処理時間H3は、モデル画像の間引き数のみ
が設定されている場合には前述の(3)(4)式を実行
することにより求められ、入力画像の間引き数のみが設
定されている場合には、この間引き数およびモデル画像
の大きさに基づく入力画像とモデル画像との比較回数に
より求められる。
【0060】さらに入力画像,モデル画像ともに間引き
数が設定されている場合には、上記の各要素の関係によ
り画像処理時間H3が求められる。いま、モデル画像の
間引き後の抽出画素数をz´,抽出される1画素につい
ての画像処理時間をh´,入力画像の間引き処理に基づ
く入力画像とモデル画像との比較回数をnとすると、画
像処理時間H3は次式で求められる。
【0061】
【数5】
【0062】次のステップ4ではこの画像処理時間H3
が制限時間Hを下回ったかどうかをチェックしており、
この判定が「NO」のとき、前記カウンタiをインクリ
メントしてその値をチェックする(ステップ5〜8)。
【0063】前記カウンタiが1のときはステップ6が
「YES」となり、モデル画像のX方向の間引き数x1
の設定手順に移行する。すなわち、ステップ9で前記フ
ラグF1がチェックされ、このフラグF1がセットされ
ていない場合は、さらに次のステップ10でx1 が最大
値x1maxに達しているかどうかがチェックされる。
【0064】ステップ10の判定が「YES」であれ
ば、これ以上X軸方向の間引き数を増やすことは出来な
いので、ステップ12でメモリ内にフラグF1がセット
され、ステップ2へと戻る。
【0065】一方、ステップ10の判定が「NO」であ
れば、次のステップ11でx1 の値がインクリメントさ
れた後、ステップ2へと戻る。
【0066】同様にカウンタiが2のときはステップ1
3〜16でモデル画像のY軸方向の間引き数についての
設定手順が、カウンタiが3のときはステップ17〜2
0の入力画像のX軸方向の間引き数についての設定手順
がそれぞれ実行される。
【0067】ステップ6〜8の判定がいずれも「NO」
のときは、ステップ21〜24で入力画像のY軸方向の
間引き数についての設定手順が実行された後、ステップ
25でカウンタiがリセットされてステップ2へと戻
る。なお図中、y1maxはモデル画像のY軸方向の間引き
数の最大値を、x2max,y2maxは入力画像のX,Y軸そ
れぞれの方向についての間引き数の最大値を示す。
【0068】上記ステップ2〜24の処理が順次繰り返
され、画像処理時間H3が制限時間Hを下回ったとき、
ステップ4が「YES」となってステップ27へと移行
し、間引き数設定部13はこのときのx1 ,y1
2 ,y2 の値を入力画像およびモデル画像それぞれに
ついての最適な間引き数として決定する。
【0069】
【発明の効果】この発明は、上記のごとく、制限時間内
に所定の画像処理を実行する際に、画像処理に要する時
間が制限時間を越えない最小の間引きを決定した後、そ
の間引き数だけ画像の間引き処理を行って間引き処理後
の画像について画像処理を行うようにしたから、最大限
の画素を残して正確な画像処理を行うことができ、装置
に遊び時間が生じる虞もなくなる。
【0070】請求項5の発明では、可変設定された間引
き数により間引き処理された画像についての画像処理時
間と前記制限時間とを比較することにより、最適な間引
き数を自動的に決定することが出来るなど、発明目的を
達成した顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかる画像処理装置の回
路構成例を示すブロック図である。
【図2】間引き数の定義を示す説明図である。
【図3】この発明の他の実施例にかかる画像処理装置の
回路構成例を示すブロック図である。
【図4】画像処理の手順を示すフローチャートである。
【図5】間引き数の設定手順を示すフローチャートであ
る。
【図6】間引き数の設定手順を示すフローチャートであ
る。
【図7】間引き数の設定手順を示すフローチャートであ
る。
【図8】間引き数の設定手順を示すフローチャートであ
る。
【図9】間引き数の設定手順を示すフローチャートであ
る。
【図10】従来の検査ラインの構成を示す説明図であ
る。
【図11】従来の間引き処理の原理を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1,1´ 画像処理装置 7,13 間引き数設定部 8,14 入力部 6,12 間引き処理部 9 計測部 16 マッチング処理部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間引き処理後の画像について制限時間内
    に所定の画像処理を実行させる画像処理方法であって、 前記画像処理に要する時間が前記制限時間を越えない最
    小の間引き数を決定した後、その間引き数だけ画像の間
    引き処理を行って、間引き処理後の画像について所定の
    画像処理を実行することを特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】 前記画像処理は、画像の特徴量を計測す
    る計測処理である請求項1に記載された画像処理方法。
  3. 【請求項3】 前記画像処理方法は、パターンマッチン
    グである請求項1に記載された画像処理方法。
  4. 【請求項4】 前記間引き数は、画像のX軸方向または
    Y軸方向のいずれかを優先して間引くよう決定される請
    求項1に記載された画像処理方法。
  5. 【請求項5】 間引き処理後の画像について制限時間内
    に所定の画像処理を実行する画像処理装置であって、 前記制限時間を入力する入力手段と、 間引き処理における間引き数を可変設定する設定手段
    と、 前記設定手段により順次設定された間引き数だけ間引き
    処理した画像についての前記画像処理に要する時間を算
    出する演算手段と、 前記入力手段より入力された制限時間と前記演算手段に
    より算出された画像処理に要する時間とを比較して前記
    画像処理に要する時間が前記制限時間を越えない最小の
    間引き数を決定する決定手段とを備えて成る画像処理装
    置。
JP5352780A 1993-12-29 1993-12-29 画像処理方法およびその装置 Pending JPH07200803A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5352780A JPH07200803A (ja) 1993-12-29 1993-12-29 画像処理方法およびその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5352780A JPH07200803A (ja) 1993-12-29 1993-12-29 画像処理方法およびその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07200803A true JPH07200803A (ja) 1995-08-04

Family

ID=18426393

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5352780A Pending JPH07200803A (ja) 1993-12-29 1993-12-29 画像処理方法およびその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07200803A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7231059B1 (en) 1999-10-26 2007-06-12 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus, method and storage medium therefor
JP2015134168A (ja) * 2015-02-05 2015-07-27 コニカミノルタ株式会社 放射線画像撮影システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7231059B1 (en) 1999-10-26 2007-06-12 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus, method and storage medium therefor
JP2015134168A (ja) * 2015-02-05 2015-07-27 コニカミノルタ株式会社 放射線画像撮影システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10679336B2 (en) Detecting method, detecting apparatus, and computer readable storage medium
JP3265595B2 (ja) 画像処理方法およびその装置
JPH07200803A (ja) 画像処理方法およびその装置
JP2000242261A (ja) 画像表示方法、画像処理装置、及び記録媒体
JPH064669A (ja) 濃淡画像のパターンマッチング装置
JP3164835B2 (ja) 人物画像認識における前処理方法および後処理方法
JPH0291505A (ja) 回路基板の半田面検査装置
JP3352169B2 (ja) 外観検査装置
JPH0310107A (ja) 濃淡パターンマッチングによる検査方法
JPH08202871A (ja) 画像情報処理装置
JP3091356B2 (ja) 移動体検出方法および装置
JPH0611458A (ja) 欠陥検査装置
JPH10143673A (ja) 画像処理装置
JPS61126455A (ja) 画像処理方法
JPH09245166A (ja) パターンマッチング装置
JP3876584B2 (ja) 画像検出装置及び画像検出方法
JP3163601B2 (ja) 画像処理装置および方法
JP2008205603A (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP3109237B2 (ja) 画像中の線分構成画素抽出方法および線分判定方法
JPH07200824A (ja) 画像処理装置
JPH064670A (ja) 濃淡画像のパターンマッチング装置
JP2642185B2 (ja) 角度検出装置
JPH07334623A (ja) 画像処理方法およびその装置
JPH0337229B2 (ja)
JPH0591326A (ja) 画像処理装置