JPH07201263A - 薄型ヒュ−ズ - Google Patents

薄型ヒュ−ズ

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JPH07201263A
JPH07201263A JP34980293A JP34980293A JPH07201263A JP H07201263 A JPH07201263 A JP H07201263A JP 34980293 A JP34980293 A JP 34980293A JP 34980293 A JP34980293 A JP 34980293A JP H07201263 A JPH07201263 A JP H07201263A
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JP
Japan
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insulating plate
insulating layer
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low melting
metal piece
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Toshiaki Kawanishi
俊朗 川西
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Abstract

(57)【要約】 【目的】絶縁プレ−ト1の裏面に一対の帯状導体2の各
端部21を当接し、これら各端部21のほぼ中央部を同
上絶縁プレ−トの表面に表出22させると共に絶縁プレ
−ト1と帯状導体2との間を接着し、前記帯状導体表出
部22,22間に低融点可溶金属片3を橋設し、絶縁プ
レ−ト1の表面上に絶縁層4を被覆した薄型のヒュ−ズ
において、帯状導体に曲げ、または捩じれモ−メントが
作用しても、簡易な手段で低融点可溶金属片の破断を良
好に防止できるようにする。 【構成】絶縁層5の表面に絶縁層縁端に沿う長手方向の
溝51、または厚肉部52を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は薄型ヒュ−ズ、例えば、
合金型の薄型温度ヒュ−ズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】合金型温度ヒュ−ズにおいては、保護し
ようとする電気機器に取り付けて使用され、当該電気機
器が過電流により発熱すると、その発生熱がヒュ−ズエ
レメントである低融点可溶金属片に伝達され、該低融点
可溶金属片が溶断されて電気機器への通電が遮断され、
当該電気機器の異常発熱、ひいては、火災の発生が未然
に防止される。
【0003】この合金型温度ヒュ−ズにおいては、低融
点可溶金属片上に該金属片よりも低融点のフラツクスが
塗布されており、上記溶融された低融点可溶金属が既に
溶融されたフラックスとの共存下、界面エネルギ−によ
り球状化され、この球状化の進行により溶融金属が分断
され、この分断間に発生したア−クがその分断間の距離
の増大により消滅すると、通電が遮断され、上記の通電
遮断が完了され、その後の電気機器の冷却に伴い分断溶
融金属が冷却固化される。
【0004】近来、電気機器の小型化に伴い、ヒュ−ズ
においても、小型、薄型化が要求されている。而るに、
本発明者においては、絶縁プレ−トの裏面に一対の帯状
導体の各端部を当接し、これら各端部のほぼ中央部を同
上絶縁プレ−トの表面に表出させると共に絶縁プレ−ト
と帯状導体との間を接着し、前記帯状導体表出部間に低
融点可溶金属片を橋設し、絶縁プレ−トの表面側に絶縁
層を被覆した薄型ヒュ−ズを既に提案した。
【0005】この薄型ヒュ−ズにおいては、絶縁プレ−
トと絶縁層との間からリ−ド導体を引出す必要がなく、
ヒュ−ズ作動時での溶融金属並びに溶融フラックスの流
出防止を容易に行うことができる、また、機器の発生熱
を帯状導体を経て低融点可溶金属片に効率よく伝達で
き、迅速な作動特性を保障できる、等の利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この薄
型ヒュ−ズにおいては、帯状導体に較べ低融点可溶金属
片の曲げ剛性又は捩じれ剛性が小さく、また帯状導体に
較べ絶縁プレ−トと絶縁層との積層体の曲げ剛性又は捩
じれ剛性が小さいために、帯状導体に曲げモ−メント又
は捩じれモ−メントが作用すると、一対の帯状導体間の
部分が集中的に曲げ又は捩じれ変形し、低融点可溶金属
片が破断し易い。
【0007】本発明の目的は、絶縁プレ−トの裏面に一
対の帯状導体の各端部を当接し、これら各端部のほぼ中
央部を同上絶縁プレ−トの表面に表出させると共に絶縁
プレ−トと帯状導体との間を接着し、前記帯状導体表出
部間に低融点可溶金属片を橋設し、絶縁プレ−トの表面
上に絶縁層を被覆した薄型のヒュ−ズにおいて、帯状導
体に曲げ、または捩じれモ−メントが作用しても、簡易
な手段で低融点可溶金属片の破断を良好に防止できる薄
型ヒュ−ズを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る薄型ヒュ−
ズは、絶縁プレ−トの裏面に一対の帯状導体の各端部を
当接し、これら各端部のほぼ中央部を同上絶縁プレ−ト
の表面に表出させると共に絶縁プレ−トと帯状導体との
間を接着し、前記の帯状導体表出部間に低融点可溶金属
片を橋設し、絶縁プレ−トの表面側に絶縁層を被覆した
ヒュ−ズにおいて、絶縁層表面に絶縁層縁端に沿う長手
方向の溝、または厚肉部を設けたことを特徴とする構成
である。
【0009】
【作用】絶縁層表面に絶縁層縁端に沿う長手方向の溝を
設けることにより、この溝を境として低融点可溶金属片
が存在する側の部分の曲げ又は捩じれ剛性が他方側部分
(長手方向に延びる絶縁層縁端側部分)の曲げ又は捩じ
れ剛性よりも大となり、帯状導体に曲げ、又は捩じれモ
−メントが作用しても、曲げ又は捩じれ剛性が小なる他
方側部分が、曲げ又は捩じれ剛性が大なる部分(低融点
可溶金属片が存在する側の部分)よりも大きく曲げ又は
捩じれ変形し、曲げ又は捩じれ剛性が大なる部分、すな
わち、低融点可溶金属片が存在する側の部分の曲げ又は
捩じれ変形が小となるから、低融点可溶金属片の破断が
よく防止される。
【0010】また、絶縁層表面に絶縁層縁端に沿う長手
方向の厚肉部を設ける場合は、厚肉部が曲げまたは捩じ
れに対し、リブ作用を呈し、帯状導体に曲げ、又は捩じ
れモ−メントが作用する際の、一対の帯状導体間におけ
る低融点可溶金属片が存在する部分の曲げ又は捩じれ変
形量がそのリブ作用のために抑制されので、この場合
も、低融点可溶金属片の破断がよく防止される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1の(イ)は請求項1記載の発明の実施例を
示す斜視説明図、図1の(ロ)は同じく平面説明図、図
1の(ハ)は同じく底面説明図、図1の(ニ)は図1の
(ロ)におけるニ−ニ断面図、である。図1の(イ)乃
至図1の(ニ)において、1は絶縁プレ−トである。
2,2は一対の帯状導体であり、各導体端部21を絶縁
プレ−ト1の裏面に当接し、その当接端部21のほぼ中
央に形成した膨出部22を絶縁プレ−ト1の表面に表出
させると共に、絶縁プレ−ト1と帯状導体2との接触面
を接着してある。3は帯状導体表出部22,22間に溶
接またはろう接により橋設した低融点可溶金属片、4は
低融点可溶金属片に塗布したフラックスである。5は絶
縁プレ−トの表面側に被覆した絶縁層、51は絶縁層表
面に絶縁層の四方縁端に沿って設けた溝である。
【0012】上記の絶縁プレ−ト1並びに絶縁被覆層5
には、熱可塑性プラスチックが使用され、例えば、ポリ
エチレン、塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリスチレ
ン、エチレン−プロピレン、ポリイミド、ポリエチレン
テレフタレ−ト等を使用でき、絶縁プレ−トと絶縁被覆
層とに同材質のものを使用することが好ましいが、異種
材質のものの使用も可能である。
【0013】上記の帯状導体2には、銅の単一体、また
は、図2に示すように、絶縁プレ−トの裏面に当接され
る面を銅201とし、他の部分202を異種の金属、例
えば、ニッケルとした複合体を使用することもできる。
【0014】上記絶縁プレ−トへの帯状導体端部の接着
には、帯状導体端部に膨出部をプレス加工し、また絶縁
プレ−トにこの膨出部よりもやや小さい孔を穿設し、帯
状導体端部を絶縁プレ−ト裏面に当接し、帯状導体端部
の膨出部を絶縁プレ−トの孔に嵌めると共に両者の接触
面を加圧熱融着する方法、帯状導体端部に膨出部をプレ
ス加工し、帯状導体端部を絶縁プレ−ト裏面に当接し、
加熱下でプレス加圧して膨出部を絶縁プレ−トの表面に
向け食い込ませると共に絶縁プレ−トと帯状導体とを熱
融着し、研削によって膨出部上の樹脂を除去し、膨出部
を表出させる方法等を使用できる。
【0015】上記絶縁層5の被覆には、低融点可溶金属
片を橋設したのち、図3に示すように、熱可塑性プラス
チックフィルム5を絶縁プレ−ト1の上側に配置し、こ
の絶縁フィルム5の上面中央部に冷却シリンダ−61を
当接し、このシリンダ−61への寒剤62の循環によっ
て低融点可溶金属片を冷却しつつ絶縁フィルム5の周囲
を加熱リング63によって絶縁プレ−ト1の周囲に熱融
着すると共に四方溝を加圧成形する方法を使用できる。
【0016】上記の実施例においては、四方縁端に沿う
溝における長手方向溝のために、この溝を境として低融
点可溶金属片が存在する側の部分〔図1の(イ)のa側
部分)の曲げ又は捩じれ剛性が他方側部分〔図1の
(イ)のb側部分)の曲げ又は捩じれ剛性よりも大とな
り(主に巾の大小による)、帯状導体2に曲げ、又は捩
じれモ−メントが作用すると、曲げ又は捩じれ剛性が小
なる他方側部分bが、曲げ又は捩じれ剛性が大なる低融
点可溶金属片が存在する側の部分aよりも大きく曲げ又
は捩じれ変形し、曲げ又は捩じれ剛性が大なる低融点可
溶金属片が存在する側の部分aの曲げ又は捩じれ変形が
小となるから、低融点可溶金属片の破断をよく防止でき
る。
【0017】なお、上記実施例においては、絶縁層の四
方縁端に沿って溝を設けているが、絶縁層の巾端の長手
方向溝のみとすることも可能である。
【0018】図4は請求項2記載の発明の実施例を示す
斜視説明図であり、絶縁層1の表面に上記の溝に代え、
厚肉部52を設けてあり、他の構成は請求項1の上記実
施例に実質上同じである。
【0019】この実施例においては、厚肉部52が曲げ
または捩じれに対し、リブ作用を呈し、帯状導体に曲
げ、又は捩じれモ−メントが作用する際の、一対の帯状
導体間における低融点可溶金属片が存在する部分の曲げ
又は捩じれ変形量がそのリブ作用のために抑制されるか
ら、低融点可溶金属片の破断をよく防止できる。なお、
この実施例においては、絶縁層の四方縁端に沿って厚肉
部を設けているが、絶縁層の巾端の長手方向厚肉部のみ
とすることも可能である。
【0020】
【発明の効果】本発明は、絶縁プレ−トの裏面に一対の
帯状導体の各端部を当接し、これら各端部のほぼ中央部
を同上絶縁プレ−トの表面に表出させると共に絶縁プレ
−トと帯状導体との間を接着し、前記の帯状導体表出部
間に低融点可溶金属片を橋設し、絶縁プレ−トの表面上
に絶縁層を被覆したヒュ−ズにおいて、絶縁層の表面に
溝または厚肉部を設けるだけで、曲げ又は捩じれモ−メ
ントの作用下での低融点可溶金属片の破断を防止するこ
とを可能としており、絶縁被覆時での加圧金型に溝成形
又は厚肉部成形用の成形面を加工するだけで簡単に実施
できる。
【0021】本発明のヒュ−ズにおいては、低融点可溶
金属片がその融点Tに達した時、即ち、低融点可溶金属
片のジュ−ル発熱に基づく温度上昇をΔt1、機器発生
熱の受熱に基づく低融点可溶金属片の温度上昇をΔ
2、周囲温度をt0とすれば、t0+Δt1+Δt2=T
の時に作動し、通電電流が大であると、Δt1が大とな
り、Δt2が比較的小のもとで、ヒュ−ズが作動し、こ
の場合、通電電流が大であってア−クエネルギ−高くな
る結果、ア−クに基づき発生する内圧が特に高圧となる
が、かかる場合でも、絶縁プレ−ト並びに絶縁被覆用の
熱可塑性プラスチックフイルム特に、絶縁被覆用の熱可
塑性プラスチックフイルムの優れた可撓性(膨張性)の
ために、内圧をよく吸収でき、ヒュ−ズを爆裂を回避し
て安全性をよく保証できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1の(イ)は請求項1の発明の実施例を示す
斜視説明図、図1の(ロ)は同じく平面説明図、図1の
(ハ)は同じく底面説明図、図1の(ニ)は図1の
(ロ)におけるニ−ニ断面図である。
【図2】本発明において使用する帯状導体の一例を示す
斜視図である。
【図3】本発明の薄型ヒュ−ズの製造に使用するプレス
装置を示す説明図である。
【図4】請求項2の発明の実施例を示す斜視説明図であ
る。
【符号の説明】
1 絶縁プレ−ト 2 帯状導体 21 帯状導体端部 22 帯状導体端部の表出部 3 低融点可溶金属片 5 絶縁層 51 溝 52 厚肉部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁プレ−トの裏面に一対の帯状導体の各
    端部を当接し、これら各端部のほぼ中央部を同上絶縁プ
    レ−トの表面に表出させると共に絶縁プレ−トと帯状導
    体との間を接着し、前記の帯状導体表出部間に低融点可
    溶金属片を橋設し、絶縁プレ−トの表面側に絶縁層を被
    覆したヒュ−ズにおいて、絶縁層表面に絶縁層縁端に沿
    う長手方向の溝を設けたことを特徴とする薄型ヒュ−
    ズ。
  2. 【請求項2】絶縁プレ−トの裏面に一対の帯状導体の各
    端部を当接し、これら各端部のほぼ中央部を同上絶縁プ
    レ−トの表面に表出させると共に絶縁プレ−トと帯状導
    体との間を接着し、前記の帯状導体表出部間に低融点可
    溶金属片を橋設し、絶縁プレ−トの表面側に絶縁層を被
    覆したヒュ−ズにおいて、絶縁層表面に絶縁層縁端に沿
    う厚肉部を設けたことを特徴とする薄型ヒュ−ズ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7477130B2 (en) 2005-01-28 2009-01-13 Littelfuse, Inc. Dual fuse link thin film fuse

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003016895A (ja) * 2001-07-05 2003-01-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 温度ヒューズ
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