JPH07201562A - 電磁石装置 - Google Patents

電磁石装置

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JPH07201562A
JPH07201562A JP35794A JP35794A JPH07201562A JP H07201562 A JPH07201562 A JP H07201562A JP 35794 A JP35794 A JP 35794A JP 35794 A JP35794 A JP 35794A JP H07201562 A JPH07201562 A JP H07201562A
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JP
Japan
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voltage
input
mounting angle
coil
electromagnet device
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JP35794A
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Tsuneo Ebisawa
恒雄 海老澤
Minoru Ishikawa
稔 石川
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】取付角による電磁石の吸引力の変化を補償す
る。 【構成】操作コイル1と、この操作コイルに直列に接続
されたスイッチング素子7および電流検出用抵抗8と、
操作コイル1の投入コイル電流の通電期間に対応するパ
ルス幅のワンショットパルスを発生するワンショットパ
ルス発生回路6と、このワンショットパルス出力期間に
操作コイル1のコイル電流を電源電圧に比例した設定電
流値に制御する制御信号を、前記スイッチング素子7に
出力するコンパレータ3とを備えたものにおいて、例え
ば角度センサからなる取付角検出回路24を設け、前記
制御信号を制御して取付角による電磁石の吸引力の変化
を補償するように投入コイル電流を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電磁接触器などの駆動用
として用いられる電磁石装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に電磁石装置は、操作コイルが巻か
れた固定鉄心とこの固定鉄心にギャップを介して対向す
る可動鉄心とより成り、操作コイルを励磁すると固定鉄
心に可動鉄心が吸引され、前記ギャップだけ移動し吸着
される。このとき可動鉄心は、駆動すべき負荷とスプリ
ングの反発力に打ち勝って移動する。この場合、鉄心ギ
ャップが大きい吸引初期においては、大きい吸引力を要
し、吸着完了後は小さい吸引力で維持することができ
る。また、この種の電磁石装置が用いられる電磁接触器
の使用電圧範囲は、定格電圧の85〜110%と規格で
定められており、従って電磁石装置は定格の85%の電
圧でも投入動作に必要な充分な吸引力を有するように設
計しておかなければならない。ところが、電磁石の吸引
力は印加電圧の2乗に比例するので、印加電圧が大きく
なるにつれ必要以上に大きな吸引力が生じるようにな
る。
【0003】このような特性に対応するものとして、図
5に示す電磁石装置が提案されている。図5において電
磁石装置は、操作コイル1が巻かれた図示しない固定鉄
心と、この固定鉄心にギャップを介して対向する図示し
ない可動鉄心と、操作コイル1にそれぞれ直列に接続さ
れたスイッチング素子7および電流検出用抵抗8と、電
源電圧vを検出し、この電圧が設定値以上のとき検出信
号を出力する電圧検出回路5と、この電圧検出回路5か
ら出力された検出信号により始動し、操作コイル1の投
入コイル電流の通電時間に対応する時間幅のワンショッ
トパルスの出力発生回路6と、その負側入力端子に分圧
抵抗19,20からなる分圧回路21により分圧された
電源電圧vの分電圧が、その正側入力端子に分圧抵抗1
7,18により分圧された定電圧回路2の出力電圧VS
の分電圧がそれぞれ入力されるオペアンプ4と、そのベ
ースにベース用抵抗23を介しワンショットパルス発生
回路6から出力されたワンショットパルスが、そのエミ
ッタにオペアンプ4の出力信号がそれぞれ入力され、そ
のコレクタがオペアンプ4の負側入力端子に接続された
投入制御用トランジスタ22と、その一方の入力端子a
に分圧抵抗15,16により分圧された電圧検出回路5
の検出信号の分電圧が入力され、かつ投入制御用トラン
ジスタ22のコレクタが接続され、その他方の端子bに
電流検出用抵抗8の電圧降下がダイオード10,コンデ
ンサ11,抵抗12からなる積分回路13を介し入力さ
れ、この一方の入力端子aに入力される信号の大きさが
他方の入力端子bに入力される信号の大きさより大きい
とき、オンの制御信号をスイッチング素子7の制御端子
にゲート用抵抗9を介し出力するコンパレータ3とから
なっている。なお、P,Nは電源端子、14は操作コイ
ル1に逆極性並列に接続されたフライホィールダイオー
ドである。
【0004】図6はその動作波形を示す。図6におい
て、図6(1)は電源電圧vを示しており、時刻t0 で
電源端子P,Nに印加され、時間とともに徐々に上昇し
ている。これは、例えば誘導モータを起動するときスイ
ッチ投入直後は、この誘導モータは短絡状態に近く電源
電圧は大きく低下し、誘導モータの回転の上昇とともに
正規の電源電圧に回復する場合の一例を示したもので、
通常このような場合、電磁石装置は動作不良を生じ易い
ので、特にこのような悪い条件における電源電圧を示し
たものである。そして、電源電圧vが時刻t1 において
設定値以上になると、電圧検出回路5から検出信号が出
力される{図6(2)}。この検出信号はワンショット
パルス発生回路6に入力され、このワンショットパルス
発生回路6から操作コイル1の投入コイル電流の通電時
間に対応するパルス幅TCのワンショットパルスが出力
される{図6(3)}。このワンショットパルスによっ
て投入制御用トランジスタ22がオンし、コンパレータ
3の一方の入力端子aには分圧抵抗19,20で分圧さ
れた電源電圧が入力される{図6(4)}。一方、操作
コイル1にはコイル電流iが流れ、電流検出用抵抗8に
電圧降下を生じ{図6(5)}、この電圧降下は積分回
路13で平滑化されコンパレータ3の他方の入力端子b
に入力される{図6(6)}。コンパレータ3はこの一
方の入力端子aに入力される信号の大きさが他方の入力
端子bに入力される信号の大きさより大きいとき、オン
の制御信号をスイッチング素子7の制御端子に出力する
ので、コイル電流iは(投入コイル電流となる)電源電
圧vに反比例した設定値に、すなわち電源電圧が高いと
きは低いコイル電流に、電源電圧が低いときは高いコイ
ル電流に制御され、操作コイル1にはフライホィールダ
イオード14で平滑化されたコイル電流iが流れる{図
6(7)}。そして、後にその原理を説明するが電磁石
の投入動作時間は一定となる。次に時刻t3 において、
ワンショットパルスの出力期間が終ると{図6
(3)}、投入制御用トランジスタ22はオフし、コン
パレータ3の一方の入力端子aには電圧検出回路5から
出力された検出信号の分電圧に切り換えられ、この分電
圧の大きさは前記電源電圧の分電圧の大きさより小さく
設定されているので、操作コイル1には電流値の低いコ
イル電流(保持コイル電流となる)が流れる{図6
(4),(5),(6),(7)}。
【0005】図7は投入コイル電流を電源電圧vに反比
例した値に制御すると、投入動作時間TMが一定に制御
される原理を説明するための電磁石の吸引力特性図であ
り、図7(1)はコイル電流iと時間tとの関係を、図
7(2)は可動鉄心の移動距離lと時間tとの関係をそ
れぞれ電源電圧vをパラメータにして示している。図7
(1)において電源電圧vが低いv1 のときは、コイル
電流iの立ち上りはi 1 に示すように小さいがその最大
値は高く、電源電圧vが高いv2 のときは、コイル電流
iの立ち上りはi2 に示すように大きいがその最大値は
低くなる。そして図7(2)に示すように可動鉄心は電
源電圧vが低いv1 のときは、はじめは低い速度でおわ
りは高い速度で移動し、電源電圧vが高いv2 のとき
は、はじめは高い速度でおわりは低い速度で移動するよ
うになり、電磁石が投入されるまでの移動距離l0 を可
動鉄心が移動する時間、すなわち投入動作時間TMは一
定となる。そして、ワンショットパルス発生回路6から
出力されるワンショットパルスの時間幅TCをこの投入
動作時間TMとほぼ同じに合せることにより、不要な投
入コイル電流の通電を防ぐことができ、必要以上に大き
な吸引力の発生が防止される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】電磁接触器を配電盤な
どに取り付ける場合、壁面などの垂直面に取り付ける
(以下この場合の取付角を90°とする)のが一般的で
あるが、取付個所や配線などの関係で床面などの水平面
に取り付ける(以下この場合の取付角を0°とする)場
合や、天井面などの逆水平面に取り付ける(以下この場
合の取付角を180°とする)場合のように、取付角が
90°以外の取付角で取り付けられることがある。
【0007】ところで、電磁接触器の構造は図8の断面
図に示すように、フレーム31に固定鉄心32が固定さ
れ、これに対向して可動鉄心33が配置されている。固
定鉄心32には操作コイル1が装着され、また、可動鉄
心33には絶縁材料からなる接点支え35が連結されて
いる。接点支え35には支え36が軸方向にスライド自
在に挿入され、その頭部と接点支えの端面との間に可動
接点37が保持されている。支え36の端部と接点支え
35との間には、圧縮ばねからなる接触スプリング38
が挿入されており、可動接点37はそのばね力により支
え36の頭部と接点支え35の端面との間に挟み付けら
れている。
【0008】フレーム31の上部にはケース39が取り
付けられ、これに固定接点40が固定されている。ま
た、接点支え35はフレーム31のガイド面31aにス
ライド自在に案内され、フレーム31との間に挿入され
た圧縮ばねからなるバックスプリング41により、操作
コイル1の無励磁状態で可動接点37を固定接点40か
ら開離させている。
【0009】いま、操作コイル1が励磁されると、可動
鉄心33は固定鉄心32に吸引され、接点支え35に保
持された可動接点37は固定接点40に接触する。可動
接点37が固定接点40に接触しても可動鉄心33は固
定鉄心32に当接するまで更に吸引され、その間に接触
スプリング38が圧縮されて可動,固定接点37,40
間に所要の接触圧力が与えられる。操作コイル1の励磁
が切られると、可動接点37はバックスプリング41お
よび接触スプリング38の力により図示位置に復帰す
る。
【0010】図9は上記電磁接触器の負荷特性を示すも
ので、横軸が固定,可動鉄心32,33間の開き、縦軸
が可動鉄心33に作用する吸引力およびこれに対する負
荷力である。図9において、バックスプリング41の負
荷力Bは可動鉄心33の吸引につれて次第に大きくなる
が、可動接点37が固定接点40に接触するとこれに接
触スプリング38の負荷力Pが加わり、負荷力は全体と
してこれらの和(B+P)となる。その後、この負荷力
は可動鉄心33が固定鉄心32に当接するまで次第に大
きくなる。一方、吸引力Mは図示の曲線のように変化
し、上記負荷力に抗して可動鉄心33を固定鉄心32に
向かって移動させる。従って、吸引力Mは負荷力(B+
P)を上回るように設定される。
【0011】このような電磁接触器の構造から、取付角
90°で取り付けたときは(図8はこの場合の状態を示
し壁面42に垂直に取り付けている)、電磁石装置の可
動鉄心などの可動重量はフレームのガイド面で受ける
が、取付角0°で取り付けた場合は、可動部重量はバッ
クスプリングの力を減少させる方向に働き、取付角18
0°で取り付けた場合は、可動部重量はバックスプリン
グの力を増加させる方向に働く。このために取付角0°
で取り付けた場合は、電磁石の吸引力が必要以上に大き
くなり、取付角180°で取り付けた場合は、電磁石の
吸引力が不足するようになる。このため、電磁石の鉄心
部などに大きな衝撃が加わり、機械的寿命が短くなった
り、主接触部がチャタリングを起こして接点寿命が短く
なったり、電磁石の吸引動作が不安定になるなどの問題
を生じる。
【0012】本発明の目的は、取付角による電磁石の吸
引力の変化を補償するようにした電磁石装置を提供する
ことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明は操作コイルが巻かれた固定鉄心と、この
固定鉄心にギャップを介して対向する可動鉄心と、前記
操作コイルにそれぞれ直列に接続されたスイッチング素
子および電流検出用抵抗と、電源電圧を検出し、この電
圧が設定値以上のとき検出信号を出力する電圧検出回路
と、この電圧検出回路から出力された検出信号により始
動し、前記操作コイルの投入コイル電流の通電期間に対
応するパルス幅のワンショットパルスを出力するワンシ
ョットパルス発生回路と、その負側入力端子に前記電源
電圧の分電圧が、その正側入力端子に定電圧回路の分電
圧がそれぞれ入力されるオペアンプと、そのベースに前
記ワンショットパルス発生回路から出力されたワンショ
ットパルスが、そのエミッタに前記オペアンプの出力信
号がそれぞれ入力され、そのコレクタが前記オペアンプ
の負側入力端子に接続された投入制御用トランジスタ
と、その一方の入力端子に前記電圧検出回路の検出信号
の分電圧、ならびに前記制御用トランジスタのコレクタ
電圧がそれぞれ入力され、その他方の端子に前記電流検
出用抵抗の電圧降下が積分回路を介し入力され、その一
方の入力端子に入力される信号の大きさが他方の入力端
子に入力される信号の大きさより大きいとき、オンの制
御信号を前記スイッチング素子の制御端子に出力するコ
ンパレータとからなる電磁石装置において、この電磁石
装置の取付角を検出する取付角検出回路を設け、この取
付角検出回路で検出された電磁石装置の取付角に応じ
て、前記オペアンプの負側入力端子に入力される電源電
圧の分電圧を制御して、取付角による電磁石の吸引力の
変化を補償するように投入コイル電流を制御する。この
取付角検出回路は、例えばこの電磁石装置に取り付けた
角度センサからなるようにする。
【0014】
【作用】本発明の電磁石装置では、操作コイルが巻かれ
た固定鉄心と、この固定鉄心にギャップを介して対向す
る可動鉄心と、前記操作コイルにそれぞれ直列に接続さ
れたスイッチング素子および電流検出用抵抗と、電源電
圧を検出し、この電圧が設定値以上のとき検出信号を出
力する電圧検出回路と、この電圧検出回路から出力され
た検出信号により始動し、前記操作コイルの投入コイル
電流の通電期間に対応するパルス幅のワンショットパル
スを出力するワンショットパルス発生回路と、その負側
入力端子に前記電源電圧の分電圧が、その正側入力端子
に定電圧回路の分電圧がそれぞれ入力されるオペアンプ
と、そのベースに前記ワンショットパルス発生回路から
出力されたワンショットパルスが、そのエミッタに前記
オペアンプの出力信号がそれぞれ入力され、そのコレク
タが前記オペアンプの負側入力端子に接続された投入制
御用トランジスタと、その一方の入力端子に前記電圧検
出回路の検出信号の分電圧、ならびに前記制御用トラン
ジスタのコレクタ電圧がそれぞれ入力され、その他方の
端子に前記電流検出用抵抗の電圧降下が積分回路を介し
入力され、その一方の入力端子に入力される信号の大き
さが他方の入力端子に入力される信号の大きさより大き
いとき、オンの制御信号を前記スイッチング素子の制御
端子に出力するコンパレータとからなる電磁石装置にお
いて、この電磁石装置の取付角を検出する取付角検出回
路を設け、この取付角検出回路で検出された電磁石装置
の取付角に応じて、前記オペアンプの負側入力端子に入
力される電源電圧の分電圧を制御して、取付角による電
磁石の吸引力の変化を補償するように投入コイル電流を
制御する。すなわち、電磁石装置が、例えば図8に示す
ような構造で、その標準の取付角が90°の場合、これ
より小さい取付角、例えば0°では可動部重量はバック
スプリングの力を低下させる方向に働いて電磁石の吸引
力が増加するので、電源電圧の分電圧を増加する方向に
制御して投入コイル電流を低下させ、逆にこれより大き
い取付角、例えば180°では可動部重量はバックスプ
リングの力を増加させる方向に働いて電磁石の吸引力が
低下するので、電源電圧の分電圧を低下する方向に制御
して投入コイル電流を増加させることにより、取付角に
よる電磁石の吸引力の変化を補償できる。また、この電
磁石の取付角はこの電磁石装置に取り付けた角度センサ
で検出できる。
【0015】
【実施例】図1は本発明の電磁石装置の一実施例を示す
回路図である。図1に示す本発明の電磁石装置が図5に
示す従来の電磁石装置と異なるところは、例えば角度セ
ンサからなる取付角検出回路24を設け、オペアンプ4
の負側入力端子に、この取付角検出回路24の検出出力
により制御された電源電圧の分電圧が入力されるように
した点にある。
【0016】図2は取付角検出回路24の一例を示し、
軸Oを中心として接触片24bがこの軸Oを中心に配置
された円形抵抗24aを摺動する回転抵抗と、この接触
片24bに結合された重り24cとで構成された角度セ
ンサからなり、その出力端子P1 ,P2 間の抵抗値は図
3に示すように、取付角0°では低位の、取付角90°
では中位の、取付角180°では高位の抵抗値になる。
【0017】この角度センサからなる取付角検出回路2
4は、分圧回路21の分圧抵抗19に並列に接続され
る。そしてこの取付角検出回路24は、電磁石装置の適
宜な個所に設けるようにする(勿論電磁接触器に設けて
もよい)。図4はこの電磁石装置の動作波形を示す。こ
の電磁石装置では、分圧回路21の分圧抵抗19に並列
に、角度センサからなる取付角検出回路24が接続され
ているので、取付角が0°のときはこの取付角検出回路
24の抵抗値が低いので、オペアンプ4の負側入力端子
に入力される電源電圧の分電圧は上昇し、図(4)に示
すように、ワンショットパルスの出力期間中のコンパレ
ータ3の一方の入力端子aの電圧は、取付角90°にお
ける電圧より低下する。逆に取付角が180°のときは
取付角検出回路24の抵抗値が高いので、オペアンプ4
の負側入力端子に入力される電源電圧の分電圧は低下
し、コンパレータ3の一方の入力端子aの電圧は取付角
90°におけるものより上昇する。従って図4(7)に
示すように、操作コイル1の投入コイル電流は取付角0
°のときは取付角90°のときよりも低く、取付角18
0°のときは取付角90°よりも高くなる。前述したよ
うに取付角0°では、電磁石装置の可動部重量はバック
スプリングの力を低下させる方向に働くので電磁石の吸
引力は増加し、取付角180°ではこの可動部重量はバ
ックスプリングの力を増加させる方向に働くので電磁石
の吸引力は低下する。従って、この取付角による投入コ
イル電流の変化をこの取付角の変化による電磁石の吸引
力の変化に好適に合致させることにより、取付角による
電磁石の吸引力の変化を補償できる。
【0018】なお、角度センサからなる取付角検出回路
24の抵抗値が取付角0°では高位の、取付角90°で
は中位の、取付角180°では低位の抵抗値になるもの
では、分圧回路21の分圧抵抗20に並列に接続するこ
とにより同様目的を達することができる。その他の動作
については、図5で示される従来の電磁石装置の動作と
同様である。
【0019】
【発明の効果】本発明の電磁石装置では、取付角による
電磁石の吸引力の変化が補償されるので、この電磁石装
置を用いた電磁接触器などの取付条件が緩和される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電磁石装置の一実施例を示す回路図
【図2】図1の取付角検出回路としての角度センサの構
成図
【図3】図2に示す角度センサの特性図
【図4】図1に示す本発明の電磁石装置の動作波形図
【図5】従来の電磁石装置の一例を示す回路図
【図6】図5に示す従来の電磁石装置の動作波形図
【図7】図5に示す従来の電磁石装置の動作特性を示
し、(1)はコイル電流特性図、(2)は可動鉄心の移
動距離特性図
【図8】通常の電磁接触器の断面図
【図9】図8に示す電磁接触器の動作特性図
【符号の説明】
1 操作コイル 2 定電圧回路 3 コンパレータ 4 オペアンプ 5 電圧検出回路 6 ワンショットパルス発生回路 7 スイッチング素子 8 電流検出用抵抗 13 積分回路 21 分圧回路 22 投入制御用トランジスタ 24 取付角検出回路(角度センサ)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作コイルが巻かれた固定鉄心と、この固
    定鉄心にギャップを介して対向する可動鉄心と、前記操
    作コイルにそれぞれ直列に接続されたスイッチング素子
    および電流検出用抵抗と、電源電圧を検出し、この電圧
    が設定値以上のとき検出信号を出力する電圧検出回路
    と、この電圧検出回路から出力された検出信号により始
    動し、前記操作コイルの投入コイル電流の通電期間に対
    応するパルス幅のワンショットパルスを出力するワンシ
    ョットパルス発生回路と、その負側入力端子に前記電源
    電圧の分電圧が、その正側入力端子に定電圧回路の分電
    圧がそれぞれ入力されるオペアンプと、そのベースに前
    記ワンショットパルス発生回路から出力されたワンショ
    ットパルスが、そのエミッタに前記オペアンプの出力信
    号がそれぞれ入力され、そのコレクタが前記オペアンプ
    の負側入力端子に接続された投入制御用トランジスタ
    と、その一方の入力端子に前記電圧検出回路の検出信号
    の分電圧、ならびに前記制御用トランジスタのコレクタ
    電圧がそれぞれ入力され、その他方の端子に前記電流検
    出用抵抗の電圧降下が積分回路を介し入力され、その一
    方の入力端子に入力される信号の大きさが他方の入力端
    子に入力される信号の大きさより大きいとき、オンの制
    御信号を前記スイッチング素子の制御端子に出力するコ
    ンパレータとからなる電磁石装置において、この電磁石
    装置の取付角を検出する取付角検出回路を設け、この取
    付角検出回路で検出された電磁石装置の取付角に応じ
    て、前記オペアンプの負側入力端子に入力される電源電
    圧の分電圧を制御して、取付角による電磁石の吸引力の
    変化を補償するように投入コイル電流を制御したことを
    特徴とする電磁石装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の電磁石装置において、取付
    角検出回路はこの電磁石装置に取り付けた角度センサか
    らなることを特徴とする電磁石装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110118949A (zh) * 2019-06-05 2019-08-13 中科新松有限公司 一种电磁铁状态检测电路及检测方法

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CN110118949A (zh) * 2019-06-05 2019-08-13 中科新松有限公司 一种电磁铁状态检测电路及检测方法
CN110118949B (zh) * 2019-06-05 2024-04-12 中科新松有限公司 一种电磁铁状态检测电路及检测方法

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