JPH0720160B2 - データ通信方式 - Google Patents

データ通信方式

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JPH0720160B2
JPH0720160B2 JP2009156A JP915690A JPH0720160B2 JP H0720160 B2 JPH0720160 B2 JP H0720160B2 JP 2009156 A JP2009156 A JP 2009156A JP 915690 A JP915690 A JP 915690A JP H0720160 B2 JPH0720160 B2 JP H0720160B2
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control signal
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transmission
phase
data
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善弘 瀧山
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Schneider Electric Japan Holdings Ltd
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Digital Electronics Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、一対の通信局間でシリアルデータ又はパラレ
ルデータを相互に伝送する方式に関し、特にコンテンシ
ョン方式の伝送制御を採用したデータ通信方式に関する
ものである。
(従来の技術) 一対の情報機器(例えばコンピュータシステム)間で相
互にデータ通信を行なう場合、双方の機器から送信要求
が発せられることによるコンテンションを回避するた
め、データを送信すべき主局とデータを受信する従局を
決定する必要がある。又、主局と従局が決定した後は、
データを確実に送受信するために、主局と従局で互いに
同期をとる必要がある。
第23図及び第24図は一般にGP−IBと呼ばれる従来のデー
タ通信方式を示している。
該通信方式に於いては、主局と従局を決定するためのコ
マンドを作成するコントローラが装備され、第23図に示
す如くコントローラから従局(受信側)への制御信号AT
M及びDAV、従局から主局(送信側)への制御信号NRFD及
びNDACによる所定のシーケンスを経て、コントローラが
コマンドデータDI01〜8を従局(受信側)ヘ送出し、従
局がこれを認識した後、初めてデータの送受信が開始さ
れる。
送受信に於いては第24図に示す如く、主局から従局へ送
られる制御信号ATN、従局から主局へ送られる制御信号N
RFD及びNDACによる3線ハンドシェイクによって同期が
とられつつ、主局から従局へデータDI01〜8が伝送され
る。
(解決しようとする課題) しかし、従来のデータ通信方式に於いては、第23図に示
す如く主局と従局を決定するためのシーケンスが複雑
で、その実行に時間がかかるばかりでなく、データ伝送
に於いては、第24図に示す様に各制御信号の立下り及び
立上りの一対を一つの状態変化と据える所謂4エッジ式
のハンドシェイクが行なわれ、データ伝送周期は、制御
信号の状態値変化の周期(立下りから立上りまでの期
間)の2倍となっていたから、データ伝送に時間がかか
り、コンピュータの高速処理に応じた高速の通信を行な
うことが出来ない問題があった。
本発明の目的は、何れか一方の局が主局を宣言した後、
他方の局が従局を承諾して、これを主局が認識するまで
の一連のシーケンスが極めて単純で、そのシーケンスの
実行時間が極めて短いデータ通信方式を提供することで
ある。
又、本発明の他の目的は、データ伝送の際に、制御信号
の立下り、立上りを夫々一つの状態変化として据える所
謂2エッジ式のハンドシェイクを採用することによっ
て、制御信号の状態変化周期(立下りから立上りまでの
期間)とデータの伝送周期を同一として、高速のデータ
伝送を行なうことが出来るデータ通信方式を提供するこ
とである。
(課題を解決する為の手段) 本発明に係るデータ通信方式は、少なくとも4本の信号
線で相互に接続された一対の通信機器間で、任意の一方
の機器が送信側の主局、他方の機器が受信側の従局とな
って、双方向のデータ通信を行なう方式である。前記4
本の信号線中、2本の信号線は主局から従局への第1制
御信号CLKOUT及び第2制御信号STSOUTの送信用に使用す
ると共に、残りの2本の信号線は従局から主局への第3
制御信号CLKIN及び第4制御信号STSINの受信用に使用す
る。
主局と従局を決定するための同期フェーズを経た後、主
局から従局へのデータ伝送を開始する。同期フェーズ
は、第1乃至第4制御信号が同一の状態値に設定された
初期状態から、第1及び第2制御信号をともに状態変化
させる第1ステップと、第1ステップの実現を前提とし
て第3及び第4制御信号の何れか一方又は双方を状態変
化させる第2ステップと、第2ステップの実現を前提と
して第1及び第2制御信号の何れか一方をもとの状態に
戻す第3ステップと、第3ステップの実現を前提として
第3及び第4制御信号をもとの状態に戻す第4ステップ
とから構成され、第4ステップが実現されたときにのみ
伝送フェーズへ遷移する。
又、4本の制御信号線とデータバスで相互に接続された
一対の通信機器間でパラレルデータの双方向通信を行な
う場合、伝送フェーズにおいては、前記同期フェーズの
第4ステップ完了時の第1乃至第4制御信号の状態を初
期状態としてデータ伝送を開始すると共に、第1制御信
号CLKOUTを一定周期で状態変化させつつ、該第1制御信
号の状態変化を前提として第3制御信号CLKINを状態変
化せしめ、該第3制御信号の状態変化と同期してデータ
伝送を継続する。
更に又、4本の信号線で相互に接続された一対の通信機
器間でシリアルデータの双方向通信を行なう場合、伝送
フェーズでは、前記第2制御信号STSOUTの信号線をシリ
アルデータの伝送に使用して、前記同期フェーズの第4
ステップ完了時の第1乃至第4制御信号の状態を初期状
態としてデータ伝送を開始すると共に、第1制御信号CL
KOUTを一定周期で状態変化させつつ、該第1制御信号の
状態変化を前提として第3制御信号CLKINを状態変化せ
しめ、該第3制御信号の状態変化と同期してデータ伝送
を継続する。
(作 用) 同期フェーズにおいて、一方の通信局(主局)がデータ
を送出せんとする場合、第1ステップが実行され、これ
によって主局から従局へ主局宣言コマンドが送られるこ
とになる。従局がこのコマンドを承諾すると、第2ステ
ップが実行され、これによって主局は従局の承諾状態を
検知する。次に第3ステップが実行され、主局から従局
へ送信開始要求コマンドが送られることになる。従局が
このコマンドを承諾すると、第4ステップが実行され、
これによって主局は従局の受信準備完了状態を検知す
る。
コンテンションが発生した場合、或いは第1ステップか
ら第4ステップの実行の過程で同期不良が発生した場合
は、各制御信号が初期状態へ戻って、再度同期フェーズ
が実行され、コンテンションを解消する。
同期フェーズから伝送フェーズへ遷移する際は、同期フ
ェーズの完了時における各制御信号の状態をそのまま伝
送フェーズにおける初期状態とし、伝送フェーズへの遷
移と同時にシリアルデータ又はパラレルデータの伝送が
開始される。
伝送フェーズにおいては、第1制御信号CLKOUTと第3制
御信号CLKINとの2エッジハンドシェイクが行なわれ、
第1制御信号の状態値変化と同一周期でデータ伝送が行
なわれる。
また、伝送フェーズにおいては、第2制御信号STSOUT及
び第4制御信号STSINの双方が同一状態値に維持される
から、同期フェーズの4つのステップで形成される制御
信号パターンが伝送フェーズで出現することはなく、従
って確実なデータ伝送が保証される。
(発明の効果) 本発明に係るデータ通信方式によれば、同期フェーズが
極めて単純な4つのステップで構成されているから、そ
の実行時間が短く、迅速な伝送フェーズへの移行が可能
である。
また、伝送フェーズでは、第1制御信号の状態変化と同
一周期でデータ伝送が行なわれるから、従来の4エッジ
ハンドシェイクを用いたデータ伝送に比べて伝送速度が
高速化される。
(実施例) 以下、パラレルデータを伝送する第1実施例とシリアル
データを伝送する第2実施例につき、図面に沿って詳述
する。
尚、実施例は本発明を説明するためのものであって、特
許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮す
る様に解すべきではない。
〔第1実施例〕 第1図は、本発明に係るデータ通信方式によって一対の
コンピュータシステム(1)(2)を結合した例を示し
ており、各コンピュータシステムは夫々、CPU(3)及
びメモリ(4)からなるコンピュータ本体と所定の通信
プロトコルを実行する通信制御回路(5)とから構成さ
れる。
両コンピュータシステム(1)(2)の通信制御回路
(5)(5)は4本の制御線と8ビットのデータバスDT
PORTを介して互いに連結されている。4本の制御線が接
続される端子は、主局宣言を表わす制御信号CLKOUT及び
STSOUTを出力すべき2つの出力端子と、従局承諾を表わ
す制御信号CLKIN及びSTSINが入力されるべき2つの入力
端子から構成される。
通信制御回路(5)は1チップLSIから形成され、第2
図に示す如くデータバスバッファ(6)、リード/ライ
トロジック(7)、コントロールロジック(8)及びデ
ータポート(9)の4つのブロックから構成される。デ
ータバスバッファ(6)は前記CPU(3)とのインター
フェースを司どるもので、リード/ライトロジック
(7)からのデータ方向制御信号及びENABLE信号によ
り、CPUと内部バスとの間のデータ交換、データ保持を
行なうものであり、これによって通信制御回路(5)と
CPU(3)の非同期な動作を可能としている。リード/
ライトロジック(7)は、CPU(3)による制御の下でC
PUからのデータD0〜D7をデータポート(9)を経てデー
タバスDTPORTへ送出し、或いは逆に取り込むことを目的
として、データバスバッファ(6)及びデータポート
(9)を制御するものである。データポート(9)は内
部バスと外部機器とのデータ交換、データ保持を行なう
ものであり、必要に応じて信号のレベル変換等を行な
う。
コントロールロジック(8)は、後述のアイドル、同期
及び伝送の3つのフェーズを管理制御するものであっ
て、第3図に示す様にフェーズコントロールユニット
(10)、カウンターユニット(11)及びバスコントロー
ルユニット(12)の3つのブロックから構成される。バ
スコントロールユニット(12)は信号のレベル変換、4
本の制御信号線の制御及びサンプリングを行なうもので
ある。フェーズコントロールユニット(10)は前記各フ
ェーズにおける通信制御、フェーズ間の移行制御のため
の一連の手続(第12図乃至第16図参照)を実行するもの
で、必要に応じてバスコントロールユニット(12)の制
御、カウンターユニット(11)の起動を行なう。カウン
ターユニット(11)は前記各フェーズのタイムアウト検
知のための時間監視を行なうものである。
伝送制御に際して形成される通信プロトコルは第4図
(a)(b)に示す如く、アイドルフェーズ、同期フェ
ーズ、及び伝送フェーズの3つの基本フェーズで構成さ
れる。アイドルフェーズは、自局の送信要求がない場合
に相手局からの受信要求を監視する状態である。同期フ
ェーズは、主局(送信側)と従局(受信側)の決定をす
ると共に、その後の伝送フェーズにてデータを確実に通
信するための主局、従局間のタイミング調整を行なう状
態であり、両局ともアイドルフェーズにある状態から主
局が従局に受信依頼を通知することによって開始する。
伝送フェーズは2局間で取り決めた個数のデータフレー
ムを送受信するための状態で、同期フェーズにて前記タ
イミング調整が完了(以下、同期確立という)した後に
開始する。
第5図は、主局から従局へのデータ伝送(送信)、従局
から主局へのデータ伝送(受信)を行なう場合のフェー
ズ遷移を示している。アイドルフェーズにて受信要求が
出されると受信同期フェーズへ遷移し、送信要求が出さ
れると送信同期フェーズへ遷移する。受信或いは送信同
期フェーズにて同期不良が発生するとアイドルフェーズ
へ戻る。受信同期フェーズ或いは送信同期フェーズで同
期が確立すると、受信伝送フェーズ或いは送信伝送フェ
ーズへ遷移する。受信或いは送信伝送フェーズにて伝送
が終了し、又はタイムアウトが発生するとアイドルフェ
ーズへ戻る。これらのフェーズ遷移を実現するための手
続については後述する。
以下、アイドルフェーズ、同期フェーズ及び伝送フェー
ズにおける各制御信号の変化について説明する。
アイドルフェーズ 第6図(a)中の1.の印で示す如く、自局は送信の意志
がない場合は制御信号CLKOUT及びSTSOUTをともに1に設
定し、その状態で外部からの基準クロックに同期したタ
イミングで相手局からの制御信号CLKIN及びSTSINの状態
を調査し、両方とも0でなければ相手局からの受信要求
もないと判断し、アイドルフェーズを継続する。図中の
2.の印で示す如くCLKIN及びSTSINがともに0となったと
きは、相手局からの受信要求の可能性があるため、受信
同期フェーズに遷移する。尚、第6図(a)にて括弧書
きの制御信号は相手局にとっての制御信号の種類を表わ
しており、以下の説明及び他の図においても同様とす
る。
又、自局からの送信要求がある場合は、第6図(b)中
の2.の印で示す如く、CLKIN及びSTSINがともに1である
ことを前提に、CLKOUT及びSTSOUTをともに0に設定す
る。但し、CLKIN及びSTSINがともに1でない場合には、
STSOUTはハイインピーダンス状態を維持し(図示省
略)、データポート上での信号衝突を回避する。
同期フェーズ 第7図中の1.の印で示す如く、従局(受信側)は受信状
態で制御信号(CLKIN)及び(STSIN)がともに0となる
のを待って、その確認応答として制御信号(CLKOUT)を
1、(STSOUT)を0とする。図中の2.に印で示す如く、
主局(送信側)は、CLKINが1であって且つSTSINが0に
移行したとき、受信側が伝送開始シーケンスを認識した
とみなして、CLKOUTを1、STSOUTを0に設定する。一定
時間内にCLKINが1、STSINが0にならない場合はアイド
ルフェーズに遷移する。更に図中の3.の印で示すよう
に、受信側は、(CLKIN)が1、(STSIN)が0となるの
を待って、伝送フェーズ移行準備完了通知の意味で(CL
KOUT)及び(STSOUT)をともに1に設定する。一定時間
内に上記の状態にならず、或いは他の状態を検出した場
合はアイドルフェーズへ遷移する。
尚、両局が同時に送信を開始せんとしてコンテンション
が発生し、タイムアウトとしてアイドルフェーズへ移行
した場合は、両局が同相同周期の基準クロックを使用す
るわけではないので、再度同期フェーズを実行すること
によってコンテンションは解消される。
上記同期フェーズは、4つの制御信号CLKOUT、STSOUT、
CLKIN及びSTSINの状態変化によるパターンマッチングと
して据えることが出来、所定のパターンマッチングが得
られたとき、同期が確立することになる。
又、4つの信号線のパターンには特別な意味が付与され
ている。即ち、第10図(a)(b)に示す様にIの時点
(アイドルフェーズ)からIIの時点(同期フェーズ)へ
の移行(第1ステップ)において、CLKOUT及びSTSOUTを
1から0に変化させることによって、主局宣言コマンド
が形成され、一方の局が主局宣言を為したことが表わさ
れる。次に、IIの時点からIIIの時点への移行(第2ス
テップ)において、(CLKOUT)を1に維持したまま、
(STSOUT)を1から0へ変化させることによって、従局
承諾ステータスが形成され、従局の承諾を表わす。更に
IIIの時点からIVの時点への移行(第3ステップ)にお
いて、STSOUTを0に維持したまま、CLKOUTを0から1へ
変化させることによって、送信開始要求コマンドが形成
され、主局が送信開始を要求したことが表わされる。更
に又、IVの時点からVの時点への移行(第4ステップ)
において、(CLKOUT)を1に維持したまま、(STSOUT)
を0から1に変化させることによって、従局準備完了ス
テータスが形成され、従局の受信準備完了(同期確立)
を表わすのである。
前記コマンド及びステータスは、夫々2つの制御信号か
ら形成されているから、制御線の電気特性によってスレ
ッショルドレベルに達するまでの時間に差が生じた場合
にも、誤認による事故は効果的に防止される。
又、主局宣言コマンド及び従局承諸ステータスのみなら
ず、送信開始要求コマンド及び受信準備完了ステータス
の形成によって同期確立が達成されているから、コンテ
ンションが発生した場合にも誤認によるデータ伝送は確
実に防止されることになる。
尚、同期フェーズにおける4つの制御信号の同期パター
ンとしては、第10図(a)(b)に示すものを含めて原
理的には36種類あり得るが、初期条件値及び終了条件値
を考慮し、更に後述の伝送フェーズにおいて出現する可
能性のないパターンを選定する必要がある。この条件を
満たすパターンとしては、第10図(a)(b)に示すも
の以外に、第11図(a)(b)に示すパターンが採用可
能である。
伝送フェーズ データの伝送は第8図に示す如く主局(送信側)が送出
する制御信号CLKOUTと従局(受信側)が送出する制御信
号CLKINのハンドシェイクに同期して行なわれる。
同期フェーズを正常に通過して、制御信号CLKIN及びSTS
INがともに1となって伝送開始条件が整うと、図中の1.
に示す様に、送信側はCLKOUTを0に設定すると共に、DT
PORTに該当ビットを出力する。受信側は同図の2.に示す
様に(CLKIN)が0となるのを待って、(DTPORT)から
該当ビットを取り出し、(CLKOUT)を0に設定する。送
信側は、3.に示す様にCLKINが0となるのを待って、CLK
OUTを1に設定すると共に、DTPORTに該当ビットを出力
する。受信側は、4.に示す様に(CLKIN)が1となるの
を待って、(DTPORT)から該当ビットを取り出し、(CL
KOUT)を1に設定する。以上のシーケンスを繰返すこと
によって次々とデータが伝送されるのである。この過程
で、送信側は、5.に示す様にSTSINが0に変化したと
き、送信アボートとする。受信側は、6.に示す様に(ST
SIN)が1になったとき、相手の送信完了とみなす。
第9図は、上記のアイドルフェーズから同期フェーズを
経て、主局から従局への伝送フェーズへ遷移し、更に同
期フェーズを経て従局から主局への伝送フェーズへ至る
一連のシーケンスを示している。図示の如く、制御信号
の状態変化の僅か2周期で同期が確立し、その後の伝送
フェーズへの移行は淀みなく行なわれ、然も伝送フェー
ズにおけるデータ伝送は制御信号の状態変化周期と同一
の周期で行なわれており、極めて高速のデータ伝送が実
現がされている。
以下、第13図乃至第17図のフローチャートに沿って第3
図のフェーズコントロールユニット(10)に登録されて
いる手続について説明する。
第12図に示す様にアイドルフェーズでは、CPUからの信
号が送信要求か否か判断(15)し、YESであれば送信同
期フェーズへ遷移し、NOの場合は、CLKOUT及びSTSOUTが
ともに0か否か判断(16)する。NOの場合は前記判断
(15)に戻り、YESの場合は受信同期フェーズへ遷移す
る。
送信同期フェーズにおいては、第13図に示す様にステー
ト監視タイマーをスタートした後、該タイマーのタイム
アップを監視しつつ、CLKIN及びSTSINがともに1である
か否かを判断(17)し、YESの場合は、CLKOUT及びSTSOU
Tをともに0に設定する。その後、ステート監視タイマ
ーによるタイムアップを監視しつつ、CLKINが1でSTSIN
が0であるか否かを判断(18)し、YESの場合はCLKOUT
を1、STSOUTを0に設定する。更にステート監視タイマ
ーによるタイムアップを監視しつつ、CLKIN、STSINとも
に1か否かを判断(19)し、YESの場合は送信伝送フェ
ーズへ移行する。
一方、受信同期フェーズに於いては、第14図に示す如く
ステート監視タイマーによるタイムアップを監視しつ
つ、(CLKIN)、(STSIN)ともに0か否かを判断(20)
し、YESの場合は(CLKOUT)を1、(STSOUT)を0とす
る。次にステート監視タイマーによるタイムアップを監
視しつつ、(CLKIN)が1で(STSIN)が0か否かを判断
(21)し、YESの場合は(CLKOUT)、(STSOUT)をとも
に1とした後、受信伝送フェーズへ遷移する。
第15図の如く送信伝送フェーズ1では、ステート監視タ
イマーによるタイムアップを監視しつつ、CLKIN、STSIN
がともに1であるか否かを判断(22)し、YESの場合は
データ送出後、CLKOUT、STSOUTを0に設定する。その
後、送信伝送フェーズ2では、タイムアップ監視の下、
CLKINが0、STSINが1か否かを判断(23)し、YESの場
合はデータ送出後、CLKOUTを1、STSOUTを0に設定した
後、タイムアップ監視の下における前記判断(22)に戻
る。
一方、受信伝送フェーズ1では第16図の如く、タイムア
ップ監視の下、(CLKIN)、(STSIN)がともに0である
か否かを判断(24)し、YESの場合はデータ取込み後、
(CLKOUT)を0、(STSOUT)を1に設定する。その後、
受信伝送フェーズ2では、タイムアップ監視の下、(CL
KIN)が1、(STSIN)が0か否かを判断(25)し、YES
の場合はデータ取込み後、(CLKOUT)、(STSOUT)をと
もに1に設定した後、タイムアップ監視の下における前
記判断(24)に戻る。
以上の手続によって第5図に示すフェーズ遷移及び各フ
ェーズにおける動作が実現されることになる。
〔第2実施例〕 本実施例は、第17図に示す如く一対の通信制御回路(5
0)(50)を連結する4本の制御信号線CLKOUT、CLKIN、
STSOUT及びSTSINによる同期確立の後、1本の信号線STS
OUT(STSIN)をデータ線として利用して、16ビットを1
フレームとするシリアルデータの伝送を行なうものであ
る。尚、本実施例では、前記第1実施例とは信号状態値
“1"と“0"の論理関係が逆に設定されている。
ハードウエアの構成は第1実施例と略同一であるが、シ
リアル伝送であるから、第2図に示すデータポート
(9)は不要である。
アイドルフェーズ及び同期フェーズは、論理関係が逆で
あることを除いて前記第1実施例における第6図(a)
(b)及び第7図に示すシーケンスと全く同一のシーケ
ンスが実行される。
例えば同期フェーズでは第18図に示す如く、送信側がCL
KOUT及びSTSOUTを0に設定した後、図中の1.に示す様に
CKLIN及びSTSINがともに0であるこを確認して、CLKOUT
及びSTSOUTがともに1に設定する。次に受信側は(CLKI
N)及び(STSIN)がともに1となるのを待って、図中2.
の様に確認応答として(CLKOUT)及び(STSOUT)を1に
設定する。その後、送信側は、CLKIN及びSTSINがとも1
に移行したとき、受信側が伝送開始シーケンスを認識し
たとみなし、CLKOUT及びSTSOUTを1に設定する。一定時
間経過しても変化がなければ回線断とみなす。又、CLKI
N及びSTSINがともに1とならず、他の状態となった場合
はプロトコルエラーであると判断して、アイドルフェー
ズに移行する。更に、受信側は、(CLKIN)が0、(STS
IN)が1となるのを待って、伝送フェーズ移行準備完了
通知の意味で(CLKOUT)、(STSOUT)をともに0に設定
するのである。
データ伝送フェーズでは第1実施例とは異なるシーケン
スが実行される。ビット伝送は、第19図に示す如く送信
側が送出するCLKOUTと受信側が送出するCLKINのハンド
シェイクに同期して行なわれ、偶数ビットはCLKOUTの立
上りに、奇数ビットは立下りに同期して転送される。
CLKIN、STSINがともに0となって伝送開始条件が整う
と、送信側は、CLKINが0となるのを待って、CLKOUTを
1に設定すると共に、STSOUTに該当ビットを出力する。
受信側は(CLKIN)が1となるのを待って、(STSIN)か
ら該当ビットを取り出し、(CLKOUT)を1に設定する。
次に送信側はCLKINが1となるのを待って、CLKOUTを0
に設定すると共に、STSOUTに該当ビットを出力する。更
に受信側は、(CLKIN)が0となるのを待って、(STSI
N)から該当ビットを取り出し、(CLKOUT)を0に設定
する。受信側の信号(STSOUT)は1フレームの受信開始
時点で1に設定し、受信終了で0に設定する。
第20図は、上記のシーケンスに従ってアイドルフェーズ
から同期フェーズを経て伝送フェーズへ至り、更に同期
フェーズへ遷移している信号例を示している。前記第1
実施例と同様に、制御信号の僅か2周期で同期が確立
し、その後の伝送フェーズへの移行は淀みなく行なわ
れ、然も伝送フェーズにおけるデータ伝送は、制御信号
の状態変化周期と同一の周期で行なわれ、極めて高速
(例えば60Kbps)のデータ伝送が実現がされている。
本実施例において前記フェーズコントロールユニット
(10)に登録されている手続は、同期フェーズでは第13
図及び第14図の示すものと同じである。以下、第21図及
び第22図に沿って伝送フェーズにおける手続について説
明する。
第21図に示す様に送信伝送フェーズ1では、ステート監
視タイマーによるタイムアップを監視しつつ、CLKIN、S
TSINがともに1であるか否かを判断(26)し、YESの場
合はSTSOUTにデータ送出後、CLKOUTを0に設定する。そ
の後、送信伝送フェーズ2では、タイムアップ監視の
下、CLKINが0、STSINが1か否かを判断(27)し、YES
の場合はSTSOUTにデータを送出し、CLKOUTを10に設定し
た後、タイムアップ監視の下における前記判断(26)に
戻る。
一方、受信伝送フェーズ1では第22図の如く、タイムア
ップ監視の下、(CLKIN)が0であるか否かを判断(2
8)し、YESの場合は(STSOUT)からデータを取り込んだ
後、(CLKOUT)を0に設定する。その後、受信伝送フェ
ーズ2では、タイムアップ監視の下、(CLKIN)が1か
否かを判断(29)し、YESの場合は(STSOUT)からデー
タを取り込み、(CLKOUT)を1に設定した後、タイムア
ップ監視の下における前記判断(28)に戻る。
以上の手続の実行によって第5図に示すフェーズ遷移、
前述の各フェーズにおけるデータ通信が実現されるので
ある。尚、第1実施例と同様に同期フェーズの信号パタ
ーンは伝送フェーズにおいて発生することはなく、従っ
てデータ伝送中に誤動作を起こすことはない。
上記データ通信方式に於いては、主局宣言から従局承
諾、主局の送信開始要求を経て従局の受信準備完了に至
るまでの一連のシーケンスが極めて単純であるから、そ
のシーケンスの実行時間が従来に比べて大きく短縮され
るばかりでなく、シーケンスの実行を論理回路で実現す
る場合、回路構成が簡易となる。
又、データ伝送の際に2エッジハンドシェイクを採用す
ることによって、制御信号の周期とデータの伝送周期を
同一としているから、高速のデータ伝送が可能である。
上記実施例の説明は、本発明を説明するためのものであ
って、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲
を減縮する様に解すべきではない。又、本発明の各部構
成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術
的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
例えば第12図乃至第16図、第21図及び第22図に示す手続
はソフトウエアで実現しているが、これをハードウエア
で実現することも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第16図は本発明をパラレル伝送に実施した例
を示し、第1図は全体の機器構成を示すブロック図、第
2図は通信制御回路の構成を示すブロック図、第3図は
コントロールロジックの回路構成を示すブロック図、第
4図はフェーズの移行を示すタイムチャート、第5図は
各フェーズ間の遷移図、第6図(a)及び(b)はアイ
ドルフェーズにおける信号の変化を示すタイムチャー
ト、第7図は同期フェーズにおける信号の変化を示すタ
イムチャート、第8図は伝送フェーズにおける信号の変
化を示すタイムチャート、第9図はアイドルフェーズか
ら伝送フェーズへ至る信号の変化を示すタイムチャー
ト、第10図(a)は同期フェーズにおける信号の状態値
の変化を示すタイムチャート、第10図(b)は同上の変
化を表わす図表、第11図(a)は第10図(a)に対応す
る他の状態値変化例を示すタイムチャート、第11図
(b)は同上の変化例を表わす図表、第12図乃至第16図
は各フェーズにおける動作を費用わすフローチャート、
第17図乃至第22図は本発明をシリアル伝送に実施した例
を示し、第17図は信号線の構成を説明するブロック図、
第18図は同期フェーズにおける信号の変化を示すタイム
チャート、第19図は伝送フェーズにおける信号の変化を
示すタイムチャート、第20図はアイドルフェーズから伝
送フェーズへ至る信号の変化を示すタイムチャート、第
21図及び第22図は伝送フェーズにおける動作を示すフロ
ーチャート、第23図及び第24図は従来方式における信号
の変化を示すタイムチャートである。 (1)(2)……コンピュータシステム (5)(50)……通信制御回路 CLKOUT、CLKIN、STSOUT、STSIN……制御信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも4本の信号線で相互に接続され
    た一対の通信機器間で、任意の一方の機器が送信側の主
    局、他方の機器が受信側の従局となって、双方向のデー
    タ通信を行なう方式であって、前記4本の信号線中、2
    本の信号線は主局から従局への第1制御信号CLKOUT及び
    第2制御信号STSOUTの送信用に使用すると供に、残りの
    2本の信号線は従局から主局への第3制御信号CLKIN及
    び第4制御信号STSINの受信用に使用し、主局と従局を
    決定するための同期フェーズを経た後、主局から従局へ
    のデータ伝送を開始し、同期フェーズは、第1乃至第4
    制御信号が同一の状態値に設定された初期状態から、第
    1及び第2制御信号をともに状態変化させる第1ステッ
    プと、第1ステップの実現を前提として第3及び第4制
    御信号の何れか一方又は双方を状態変化させる第2ステ
    ップと、第2ステップの実現を前提として第1及び第2
    制御信号の何れか一方をもとの状態に戻す第3ステップ
    と、第3ステップの実現を前提として第3及び第4制御
    信号をもとの状態に戻す第4ステップとから構成され、
    第4ステップが実現されたときにのみ伝送フェーズへ遷
    移することを特徴とするデータ通信方式。
  2. 【請求項2】4本の制御信号線とデータバスで相互に接
    続された一対の通信機器間で、任意の一方の機器が送信
    側の主局、他方の機器が受信側の従局となって、パラレ
    ルデータの双方向通信を行なう方式であって、前記4本
    の制御信号線中、2本の信号線は主局から従局への第1
    制御信号CLKOUT及び第2制御信号STSOUTの送信用に使用
    すると共に、残りの2本の信号線は従局から主局への第
    3制御信号CLKIN及び第4制御信号STSINの受信用に使用
    し、主局と従局を決定するための同期フェーズを経た
    後、主局から従局へデータを伝送する伝送フェーズへ遷
    移し、同期フェーズは、第1乃至第4制御信号が同一の
    状態値に設定された初期状態から、第1及び第2制御信
    号をともに状態変化させる第1ステップと、第1ステッ
    プの実現を前提として第3及び第4制御信号の何れか一
    方又は双方を状態変化させる第2ステップと、第2ステ
    ップの実現を前提として第1及び第2制御信号の何れか
    一方をもとの状態に戻す第3ステップと、第3ステップ
    の実現を前提として第3及び第4制御信号をもとの状態
    に戻す第4ステップとから構成され、第4ステップが実
    現されたときにのみ伝送フェーズへ遷移し、伝送フェー
    ズにおいては、前記同期フェーズの第4ステップ完了時
    の第1乃至第4制御信号の状態を初期状態としてデータ
    伝送を開始すると共に、第1制御信号CLKOUTを一定周期
    で状態変化させつつ、該第1制御信号の状態変化を前提
    として第3制御信号CLKINを状態変化せしめ、該第3制
    御信号の状態変化と同期してデータ伝送を継続すること
    を特徴とするデータ通信方式。
  3. 【請求項3】4本の信号線で相互に接続された一対の通
    信機器間で、任意の一方の機器が送信側の主局、他方の
    機器が受信側の従局となって、シリアルデータの双方向
    通信を行なう方式であって、主局と従局を決定するため
    の同期フェーズを経た後、主局から従局へデータを伝送
    する伝送フェーズへ遷移し、同期フェーズでは、前記4
    本の信号線中、2本の信号線は主局から従局への第1制
    御信号CLKOUT及び第2制御信号STSOUTの送信用に使用す
    ると共に、残りの2本の信号線は従局から主局への第3
    制御信号CLKIN及び第4制御信号STSINの受信用に使用
    し、伝送フェーズでは、前記第2制御信号STSOUTの信号
    線をシリアルデータの伝送に使用し、同期フェーズは、
    第1乃至第4制御信号が同一の状態値に設定された初期
    状態から、第1及び第2制御信号をともに状態変化させ
    る第1ステップと、第1ステップの実現を前提として第
    3及び第4制御信号の何れか一方又は双方を状態変化さ
    せる第2ステップと、第2ステップの実現を前提として
    第1及び第2制御信号の何れか一方をもとの状態に戻す
    第3ステップと、第3ステップの実現を前提として第3
    及び第4制御信号をもとの状態に戻す第4ステップとか
    ら構成され、第4ステップが実現されたときにのみ伝送
    フェーズへ遷移し、伝送フェーズにおいては、前記同期
    フェーズの第4ステップ完了時の第1乃至第4制御信号
    の状態を初期状態としてデータ伝送を開始すると共に、
    第1制御信号CLKOUTを一定周期で状態変化させつつ、該
    第1制御信号の状態変化を前提として第3制御信号CLKI
    Nを状態変化せしめ、該第3制御信号の状態変化と同期
    してデータ伝送を継続することを特徴とするデータ通信
    方式。
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