JPH0720202Y2 - 旋回式建設機械 - Google Patents
旋回式建設機械Info
- Publication number
- JPH0720202Y2 JPH0720202Y2 JP1989062193U JP6219389U JPH0720202Y2 JP H0720202 Y2 JPH0720202 Y2 JP H0720202Y2 JP 1989062193 U JP1989062193 U JP 1989062193U JP 6219389 U JP6219389 U JP 6219389U JP H0720202 Y2 JPH0720202 Y2 JP H0720202Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grease
- seal
- casing
- gear
- output shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000010276 construction Methods 0.000 title claims description 10
- 239000004519 grease Substances 0.000 claims description 89
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 22
- 239000012208 gear oil Substances 0.000 claims description 16
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 11
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 5
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 5
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 29
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 6
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 5
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 3
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 230000002457 bidirectional effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000008595 infiltration Effects 0.000 description 1
- 238000001764 infiltration Methods 0.000 description 1
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、下部走行体と、該下部走行体に旋回可能に設
けられた上部旋回体とを備えた、例えば油圧ショベル,
クローラクレーン等の旋回式建設機械に関する。
けられた上部旋回体とを備えた、例えば油圧ショベル,
クローラクレーン等の旋回式建設機械に関する。
従来の旋回式建設機械として、油圧ショベルを例に第3
図ないし第5図に基づいて説明する。
図ないし第5図に基づいて説明する。
第3図において、1は装軌式下部走行体、2は後述する
旋回モータ装置10を含んで構成される油圧ショベルの旋
回装置で、該旋回装置2は装軌式下部走行体1の上部に
設けられ、該旋回装置2を介して上部旋回体3が旋回可
能に支承されている。そして、該上部旋回体3には運転
室4と、先端にバケットを有する作業装置5とが設けら
れている。そして、前記旋回装置2は第4図および第5
図に示すように構成されている。図において、6は内周
に内歯歯車6Aが形成された内輪で、該内輪6は前記下部
走行体1を構成するトラックフレームの一部をなす丸胴
1Aにボルト1Bで固着されている。7は鋼球8を介して前
記内輪6に回動自在に嵌着された外輪で、該外輪7は前
記上部旋回体3を構成する旋回フレーム3Aにボルト3Bで
固着されており、該外輪7、内輪6及び鋼球8によって
旋回輪9を構成している。
旋回モータ装置10を含んで構成される油圧ショベルの旋
回装置で、該旋回装置2は装軌式下部走行体1の上部に
設けられ、該旋回装置2を介して上部旋回体3が旋回可
能に支承されている。そして、該上部旋回体3には運転
室4と、先端にバケットを有する作業装置5とが設けら
れている。そして、前記旋回装置2は第4図および第5
図に示すように構成されている。図において、6は内周
に内歯歯車6Aが形成された内輪で、該内輪6は前記下部
走行体1を構成するトラックフレームの一部をなす丸胴
1Aにボルト1Bで固着されている。7は鋼球8を介して前
記内輪6に回動自在に嵌着された外輪で、該外輪7は前
記上部旋回体3を構成する旋回フレーム3Aにボルト3Bで
固着されており、該外輪7、内輪6及び鋼球8によって
旋回輪9を構成している。
10は前記上部旋回体3を下部走行体1に対して旋回駆動
させる旋回モータ装置で、該旋回モータ装置10は、旋回
モータ部11と、該旋回モータ部11が搭載されて一体的に
固定されると共に、ボルト12によって上部旋回体3側で
ある旋回フレーム3Aに固着されるケーシング本体13A、
該ケーシング本体13Aの下端に取り付けられる環状のカ
バー13Bよりなる減速装置用ケーシング13と、該ケーシ
ング13から下方に延設された出力軸14と、該出力軸14の
先端に設けられ、前記内輪6の内歯歯車6Aと噛合する外
歯車15Aを有するピニオン15と、前記出力軸14を軸支す
べく、外輪16Aがケーシング本体13A側に嵌着され、内輪
16Bが出力軸14に嵌着された軸受16とから概略構成され
ている。前記ケーシング13内には、旋回モータ部11の回
転を減速させる減速機構としての遊星歯車減速装置(図
示せず)が設けられ、該遊星歯車減速装置によって旋回
モータ部11の回転が減速されて出力軸14から出力される
ようになっている。そして、前記軸受16の外輪16Aはカ
バー13Bによって固定支持され、該カバー13Bはボルト17
によってケーシング本体13Aに締着されている。また、
前記軸受16の内輪16Bとピニオン15との間にはスリーブ1
8が介装され、該スリーブ18によってピニオン15と内輪1
6Bとの間の軸方向の位置決めがなされると共に、スリー
ブ18の上面側には凹環状の油溜め18Aが設けられてい
る。
させる旋回モータ装置で、該旋回モータ装置10は、旋回
モータ部11と、該旋回モータ部11が搭載されて一体的に
固定されると共に、ボルト12によって上部旋回体3側で
ある旋回フレーム3Aに固着されるケーシング本体13A、
該ケーシング本体13Aの下端に取り付けられる環状のカ
バー13Bよりなる減速装置用ケーシング13と、該ケーシ
ング13から下方に延設された出力軸14と、該出力軸14の
先端に設けられ、前記内輪6の内歯歯車6Aと噛合する外
歯車15Aを有するピニオン15と、前記出力軸14を軸支す
べく、外輪16Aがケーシング本体13A側に嵌着され、内輪
16Bが出力軸14に嵌着された軸受16とから概略構成され
ている。前記ケーシング13内には、旋回モータ部11の回
転を減速させる減速機構としての遊星歯車減速装置(図
示せず)が設けられ、該遊星歯車減速装置によって旋回
モータ部11の回転が減速されて出力軸14から出力される
ようになっている。そして、前記軸受16の外輪16Aはカ
バー13Bによって固定支持され、該カバー13Bはボルト17
によってケーシング本体13Aに締着されている。また、
前記軸受16の内輪16Bとピニオン15との間にはスリーブ1
8が介装され、該スリーブ18によってピニオン15と内輪1
6Bとの間の軸方向の位置決めがなされると共に、スリー
ブ18の上面側には凹環状の油溜め18Aが設けられてい
る。
19は前記内輪6の内歯歯車6Aとピニオン15の外歯車15A
との噛合部Aにグリース20を供給するためのグリースバ
スで、該グリースバス19は噛合部Aを囲むように前記旋
回輪9の内周側に凹環状に設けられている。
との噛合部Aにグリース20を供給するためのグリースバ
スで、該グリースバス19は噛合部Aを囲むように前記旋
回輪9の内周側に凹環状に設けられている。
そして、旋回装置2は、旋回輪9、旋回モータ装置10、
グリースバス19等から構成されている。
グリースバス19等から構成されている。
21は、主に、ケーシング13内に蓄えられ、遊星歯車減速
装置を潤滑するギアオイルがグリースバス19側に漏洩す
るのを防止するためのシール装置で、該シール装置21
は、カバー13Bのシール挿入段部13B1に圧入することで
該カバー13B側に固定支持される断面「L」字状の環状
支持部22と、該環状支持部22の先端側22Aに焼付け等の
手段で一体的に設けられ、前記スリーブ18の外周面18B
に摺接してケーシング13内とグリースバス19との間をシ
ールするシールリップ23とから構成されている。そし
て、シールリップ23は、油溜め18A側へ向けて折返した
状態に形成され、前記スリーブ18の外周面18Bに摺接す
ることで、油溜め18A側のギアオイルがグリースバス19
側へ漏洩するのを防止するオイルシールリップ部23A
と、該オイルシールリップ部23Aの外周に取り付けら
れ、該リップ部23Aをスリーブ18の外周面18Bに押圧して
密着性を向上させるスプリング23Bと、グリースバス19
側に形成され、油溜め18A内へのダスト,グリース等の
浸入を防止するダストリップ部23Cとから構成されてい
る。そして、このシール装置21により、前記ケーシング
13側であるケーシング本体13Aに固着されたカバー13B
と、出力軸14側である該出力軸14と一体に回転するスリ
ーブ18との間が液密にシールされている。
装置を潤滑するギアオイルがグリースバス19側に漏洩す
るのを防止するためのシール装置で、該シール装置21
は、カバー13Bのシール挿入段部13B1に圧入することで
該カバー13B側に固定支持される断面「L」字状の環状
支持部22と、該環状支持部22の先端側22Aに焼付け等の
手段で一体的に設けられ、前記スリーブ18の外周面18B
に摺接してケーシング13内とグリースバス19との間をシ
ールするシールリップ23とから構成されている。そし
て、シールリップ23は、油溜め18A側へ向けて折返した
状態に形成され、前記スリーブ18の外周面18Bに摺接す
ることで、油溜め18A側のギアオイルがグリースバス19
側へ漏洩するのを防止するオイルシールリップ部23A
と、該オイルシールリップ部23Aの外周に取り付けら
れ、該リップ部23Aをスリーブ18の外周面18Bに押圧して
密着性を向上させるスプリング23Bと、グリースバス19
側に形成され、油溜め18A内へのダスト,グリース等の
浸入を防止するダストリップ部23Cとから構成されてい
る。そして、このシール装置21により、前記ケーシング
13側であるケーシング本体13Aに固着されたカバー13B
と、出力軸14側である該出力軸14と一体に回転するスリ
ーブ18との間が液密にシールされている。
従来技術の油圧ショベルは上述の如く構成されており、
上部旋回体3を旋回させる場合には、旋回モータ部11を
回転駆動させることで、遊星歯車減速装置で減速された
出力軸14の回転によりピニオン15が、丸胴1Aに固着され
た内輪6の内歯歯車6Aと噛合した状態で回転して、内輪
6の内周に沿って自転しつつ公転する。この結果、旋回
フレーム3Aに固定され、軸受16を介して出力軸14を支持
しているケーシング13が旋回フレーム3Aと一緒に旋回す
ることにより、上部旋回体3の旋回動作が行われる。
上部旋回体3を旋回させる場合には、旋回モータ部11を
回転駆動させることで、遊星歯車減速装置で減速された
出力軸14の回転によりピニオン15が、丸胴1Aに固着され
た内輪6の内歯歯車6Aと噛合した状態で回転して、内輪
6の内周に沿って自転しつつ公転する。この結果、旋回
フレーム3Aに固定され、軸受16を介して出力軸14を支持
しているケーシング13が旋回フレーム3Aと一緒に旋回す
ることにより、上部旋回体3の旋回動作が行われる。
ところで、上述した従来技術にあっては、内輪6の内歯
歯車6Aとピニオン15の外歯車15Aとが噛合する噛合部A
は、構造上、軸受16の垂直方向下側にほぼ重なった状態
に位置し、該噛合部Aの上端とシール装置21がきわめて
近接した状態になっている。一方、内輪6の内歯歯車6A
とピニオン15の外歯車15Aの各歯溝内には、グリースバ
ス19内のグリース20が供給されて充満した状態になって
おり、この状態で各歯車6A,15Aが噛合回転されると、各
歯溝間でポンプ作用が生じて、歯溝内のグリースが噛合
部Aの上端からシール装置21側に吐出され、該シール装
置21にグリース20の噴出圧力が直接作用することにな
る。つまり、グリース20は、各歯溝間でのポンプ作用に
より、シール装置21のダストリップ部23Cへ突き上げら
れることになる。
歯車6Aとピニオン15の外歯車15Aとが噛合する噛合部A
は、構造上、軸受16の垂直方向下側にほぼ重なった状態
に位置し、該噛合部Aの上端とシール装置21がきわめて
近接した状態になっている。一方、内輪6の内歯歯車6A
とピニオン15の外歯車15Aの各歯溝内には、グリースバ
ス19内のグリース20が供給されて充満した状態になって
おり、この状態で各歯車6A,15Aが噛合回転されると、各
歯溝間でポンプ作用が生じて、歯溝内のグリースが噛合
部Aの上端からシール装置21側に吐出され、該シール装
置21にグリース20の噴出圧力が直接作用することにな
る。つまり、グリース20は、各歯溝間でのポンプ作用に
より、シール装置21のダストリップ部23Cへ突き上げら
れることになる。
ところが、従来技術で用いているシール装置21は、前記
スリーブ18の外周面18Bに摺接し、油溜め18A側のギアオ
イルがグリースバス19側へ漏洩するのを防止するオイル
シールリップ部23Aと、該オイルシールリップ部23Aの外
周に取り付けられ、該リップ部23Aをスリーブ18の外周
面18Bに押圧するスプリング23Bと、グリースバス19側に
形成され、油溜め18A内へのダスト,グリース等の浸入
を防止するダストリップ部23Cとから構成され、グリー
スバス19側に対してはダストリップ部23Cを有するに過
ぎないために、グリースバス19側からグリース20が噴出
してくるときに該グリース20の噴出圧力(突き上げ)に
対抗するに十分な強度がなく、グリース20のケーシング
13側へと実際には浸入することがある。
スリーブ18の外周面18Bに摺接し、油溜め18A側のギアオ
イルがグリースバス19側へ漏洩するのを防止するオイル
シールリップ部23Aと、該オイルシールリップ部23Aの外
周に取り付けられ、該リップ部23Aをスリーブ18の外周
面18Bに押圧するスプリング23Bと、グリースバス19側に
形成され、油溜め18A内へのダスト,グリース等の浸入
を防止するダストリップ部23Cとから構成され、グリー
スバス19側に対してはダストリップ部23Cを有するに過
ぎないために、グリースバス19側からグリース20が噴出
してくるときに該グリース20の噴出圧力(突き上げ)に
対抗するに十分な強度がなく、グリース20のケーシング
13側へと実際には浸入することがある。
このため、従来技術では、ケーシング13内へ浸入したグ
リース20が、さらに旋回モータ装置10の内部に浸入して
ギアオイルと混入し、ギアオイルを早期に劣化させると
いう問題がある。また、グリースバス19側からグリース
20が噴出してくるときには、該グリース20の噴出圧力
(突き上げ)にシール装置21全体がさらされるようにな
るから、シール装置21のオイルシールリップ部23A等も
早期に損傷され易く、シール性が悪くなって寿命が低下
するという問題がある。
リース20が、さらに旋回モータ装置10の内部に浸入して
ギアオイルと混入し、ギアオイルを早期に劣化させると
いう問題がある。また、グリースバス19側からグリース
20が噴出してくるときには、該グリース20の噴出圧力
(突き上げ)にシール装置21全体がさらされるようにな
るから、シール装置21のオイルシールリップ部23A等も
早期に損傷され易く、シール性が悪くなって寿命が低下
するという問題がある。
本考案は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもの
で、本考案はグリースバス側からのグリースの突き上げ
に対しても十分に対抗でき、グリースがケーシング内に
浸入するのを確実に防止できると共に、ケーシング内の
ギアオイルがグリースバス側に漏洩するのも確実に防止
でき、双方向に対するシール性を効果的に向上できるよ
うにした旋回式建設機械を提供することを目的としてい
る。
で、本考案はグリースバス側からのグリースの突き上げ
に対しても十分に対抗でき、グリースがケーシング内に
浸入するのを確実に防止できると共に、ケーシング内の
ギアオイルがグリースバス側に漏洩するのも確実に防止
でき、双方向に対するシール性を効果的に向上できるよ
うにした旋回式建設機械を提供することを目的としてい
る。
上述した課題を解決するために本考案は、下部走行体
と、該下部走行体に旋回装置を介して旋回可能に支承さ
れた上部旋回体とからなり、前記旋回装置は、下部走行
体側に固定され内周面に内歯歯車が形成された内輪およ
び上部旋回体側に固定され鋼球を介して該内輪に回転可
能に係合される外輪からなる旋回輪と、前記上部旋回体
側に取り付けられ、ケーシング内部に減速機構を有する
と共に出力軸に前記内歯歯車と噛合するピニオンを有す
る旋回モータ装置と、前記内歯歯車とピニオンとの噛合
部を囲むグリースバスとを備え、前記旋回モータ装置の
ケーシングには、該ケーシング側と前記出力軸側とをシ
ールするシール装置を設けてなる旋回式建設機械に適用
される。
と、該下部走行体に旋回装置を介して旋回可能に支承さ
れた上部旋回体とからなり、前記旋回装置は、下部走行
体側に固定され内周面に内歯歯車が形成された内輪およ
び上部旋回体側に固定され鋼球を介して該内輪に回転可
能に係合される外輪からなる旋回輪と、前記上部旋回体
側に取り付けられ、ケーシング内部に減速機構を有する
と共に出力軸に前記内歯歯車と噛合するピニオンを有す
る旋回モータ装置と、前記内歯歯車とピニオンとの噛合
部を囲むグリースバスとを備え、前記旋回モータ装置の
ケーシングには、該ケーシング側と前記出力軸側とをシ
ールするシール装置を設けてなる旋回式建設機械に適用
される。
そして、本考案が採用する構成の特徴は、前記シール装
置は、前記ケーシング内のギアオイルが前記グリースバ
ス側に漏洩するのを防止するオイルシールと、前記グリ
ースバス側のグリースの突き上げにより、該グリースが
前記ケーシング内に浸入するのを防止するグリースシー
ルとから構成し、該グリースシールには前記出力軸側に
摺接するシールリップ部を設けたことにある。
置は、前記ケーシング内のギアオイルが前記グリースバ
ス側に漏洩するのを防止するオイルシールと、前記グリ
ースバス側のグリースの突き上げにより、該グリースが
前記ケーシング内に浸入するのを防止するグリースシー
ルとから構成し、該グリースシールには前記出力軸側に
摺接するシールリップ部を設けたことにある。
上記構成により、ケーシング内のギアオイルがグリース
バス側に漏洩するのをオイルシールで防止でき、ギアオ
イルに対するシール性をオイルシールによって確保でき
ると共に、前記ケーシング内にグリースバスからのグリ
ースが浸入するのをグリースシールによって確実に防止
できる。そして、該グリースシールには出力軸側に摺接
するシールリップ部を設けているから、グリースシール
と出力軸側との間に隙間が介在することはなく、シール
リップ部がグリースの突き上げに対して十分な対抗力
(抵抗力)を発揮でき、ケーシング側へのグリースの浸
入は確実に防止される。
バス側に漏洩するのをオイルシールで防止でき、ギアオ
イルに対するシール性をオイルシールによって確保でき
ると共に、前記ケーシング内にグリースバスからのグリ
ースが浸入するのをグリースシールによって確実に防止
できる。そして、該グリースシールには出力軸側に摺接
するシールリップ部を設けているから、グリースシール
と出力軸側との間に隙間が介在することはなく、シール
リップ部がグリースの突き上げに対して十分な対抗力
(抵抗力)を発揮でき、ケーシング側へのグリースの浸
入は確実に防止される。
以下、本考案の実施例を第1図に基づいて説明する。な
お、本実施例でも従来技術と同様に旋回式建設機械とし
て、油圧ショベルを例に説明する。また、従来技術と同
一部材には同一符号を付し、その説明を省略する。
お、本実施例でも従来技術と同様に旋回式建設機械とし
て、油圧ショベルを例に説明する。また、従来技術と同
一部材には同一符号を付し、その説明を省略する。
図中、31は本実施例のシール装置で、該シール装置31
は、ケーシング13内のギアオイルがグリースバス19側に
漏洩するのを防止するオイルシール32と、グリースバス
19側のグリース20の突き上げにより、グリース20がケー
シング13内に浸入するのを防止するグリースシール33と
から構成されている。
は、ケーシング13内のギアオイルがグリースバス19側に
漏洩するのを防止するオイルシール32と、グリースバス
19側のグリース20の突き上げにより、グリース20がケー
シング13内に浸入するのを防止するグリースシール33と
から構成されている。
前記オイルシール32とグリースシール33とは、それぞれ
別部材で、断面形状が対称的に形成されている。即ち、
オイルシール32は、断面「L」字状に形成され、カバー
13Bのシール挿入段部13B1に圧入される環状支持部32A
と、該環状支持部32Aの先端部32A1に一体的に取り付け
られ、油溜め18A側へ向けて折返した状態に形成された
シールリップ部32Bと、該シールリップ部32Bの外周に取
り付けられ、該リップ部32Bをスリーブ18の外周面18Bに
押圧して密着性を向上させるスプリング32Cとから構成
されている。
別部材で、断面形状が対称的に形成されている。即ち、
オイルシール32は、断面「L」字状に形成され、カバー
13Bのシール挿入段部13B1に圧入される環状支持部32A
と、該環状支持部32Aの先端部32A1に一体的に取り付け
られ、油溜め18A側へ向けて折返した状態に形成された
シールリップ部32Bと、該シールリップ部32Bの外周に取
り付けられ、該リップ部32Bをスリーブ18の外周面18Bに
押圧して密着性を向上させるスプリング32Cとから構成
されている。
一方、グリースシール33は、断面「L」字状に形成され
てシール挿入段部13B1に圧入される環状支持部33Aと、
該環状支持部33Aの先端部33A1に一体的に取り付けら
れ、グリースバス19側へ向けて折返されたシールリップ
部33Bと、該シールリップ部33Bの外周に取り付けられた
スプリング33Cとから構成される点で前記オイルシール3
2と異なるところがないが、グリースシール33は、オイ
ルシール32に対してその断面形状を対称的に形成されて
いる。即ち、環状支持部33Aは前記オイルシール32の環
状支持部32Aと対称的に逆向きに形成されて互いに背中
合わせで当接されている。
てシール挿入段部13B1に圧入される環状支持部33Aと、
該環状支持部33Aの先端部33A1に一体的に取り付けら
れ、グリースバス19側へ向けて折返されたシールリップ
部33Bと、該シールリップ部33Bの外周に取り付けられた
スプリング33Cとから構成される点で前記オイルシール3
2と異なるところがないが、グリースシール33は、オイ
ルシール32に対してその断面形状を対称的に形成されて
いる。即ち、環状支持部33Aは前記オイルシール32の環
状支持部32Aと対称的に逆向きに形成されて互いに背中
合わせで当接されている。
本実施例の旋回装置は以上のように構成されるが、次に
その作用を説明する。なお、旋回装置の全体的な作用は
前記従来技術とほぼ同様であるので、ここではその説明
を省略する。
その作用を説明する。なお、旋回装置の全体的な作用は
前記従来技術とほぼ同様であるので、ここではその説明
を省略する。
然して、ケーシング13内に溜ったギアオイルに対して
は、オイルシール32のシールリップ部32Bがスリーブ18
の外周面18Bに当接して摺接することで、ケーシング13
内のギアオイルがグリースバス19に漏洩するのを防止す
る。一方、グリースバス19に溜ったグリース20に対して
は、内輪6およびピニオン15の各歯溝間でのポンプ作用
により、グリース20が突き上げられて、グリースシール
33にその噴出圧力を作用させるが、環状支持部33Aで堅
固に支持され、スプリング33Cに補強されてスリーブ18
の外周面18Bに確実に摺接しているシールリップ部33B
が、突き上げられたグリース20がケーシング13へ浸入す
るのを確実に防止する。
は、オイルシール32のシールリップ部32Bがスリーブ18
の外周面18Bに当接して摺接することで、ケーシング13
内のギアオイルがグリースバス19に漏洩するのを防止す
る。一方、グリースバス19に溜ったグリース20に対して
は、内輪6およびピニオン15の各歯溝間でのポンプ作用
により、グリース20が突き上げられて、グリースシール
33にその噴出圧力を作用させるが、環状支持部33Aで堅
固に支持され、スプリング33Cに補強されてスリーブ18
の外周面18Bに確実に摺接しているシールリップ部33B
が、突き上げられたグリース20がケーシング13へ浸入す
るのを確実に防止する。
この結果、グリース20が旋回モータ装置10のケーシング
13内への浸入することによるギアオイルの劣化等の不具
合を確実に防止することができる。
13内への浸入することによるギアオイルの劣化等の不具
合を確実に防止することができる。
さらに、本実施例のシール装置31は構造が簡単で、安価
なため、低コストで確実なシール性を実現でき、シール
装置31の寿命が延び、旋回式建設機械に対する信頼性の
向上を図ることができる。
なため、低コストで確実なシール性を実現でき、シール
装置31の寿命が延び、旋回式建設機械に対する信頼性の
向上を図ることができる。
なお、本実施例では、シール装置31を、オイルシール32
とグリースシール33とでそれぞれ別部材として構成した
が、これらオイルシール32とグリースシール33とを一体
的に形成してもよい。また、オイルシール32とグリース
シール33とを、同一部材で構成し、互いに逆向きに取り
付けることで、シール装置31を構成してもよい。
とグリースシール33とでそれぞれ別部材として構成した
が、これらオイルシール32とグリースシール33とを一体
的に形成してもよい。また、オイルシール32とグリース
シール33とを、同一部材で構成し、互いに逆向きに取り
付けることで、シール装置31を構成してもよい。
以上詳述した通り、本考案によれば、シール装置を、旋
回モータ装置のケーシング内に蓄えたギアオイルがグリ
ースバスに漏洩するのを防止するオイルシールと、グリ
ースバス側のグリースの突き上げにより、該グリースが
前記ケーシング内に浸入するのを防止するグリースシー
ルとから構成し、該グリースシールには出力軸側に摺接
するシールリップ部を設けているので、ケーシング側か
らグリースバス側へ漏洩しようとするギアオイルに対し
ては、オイルシールによってそのシール性を確保すると
共に、グリースバス側からケーシング側へ突き上げられ
るグリースに対しては、グリースシールによってそのシ
ール性を確保して、前記ケーシング内へのグリースの浸
入を確実に防止し、グリースが旋回モータ装置内へ浸入
することによるギアオイルの劣化等の不具合を確実に防
止することができると共に、シール装置の寿命が延び、
旋回式建設機械に対する信頼性の向上を図ることができ
る。
回モータ装置のケーシング内に蓄えたギアオイルがグリ
ースバスに漏洩するのを防止するオイルシールと、グリ
ースバス側のグリースの突き上げにより、該グリースが
前記ケーシング内に浸入するのを防止するグリースシー
ルとから構成し、該グリースシールには出力軸側に摺接
するシールリップ部を設けているので、ケーシング側か
らグリースバス側へ漏洩しようとするギアオイルに対し
ては、オイルシールによってそのシール性を確保すると
共に、グリースバス側からケーシング側へ突き上げられ
るグリースに対しては、グリースシールによってそのシ
ール性を確保して、前記ケーシング内へのグリースの浸
入を確実に防止し、グリースが旋回モータ装置内へ浸入
することによるギアオイルの劣化等の不具合を確実に防
止することができると共に、シール装置の寿命が延び、
旋回式建設機械に対する信頼性の向上を図ることができ
る。
第1図および第2図は本考案の実施例に係り、第1図は
旋回モータ装置の要部断面図、第2図は旋回モータ装置
のシール装置を示す第1図中の部分拡大断面図、第3図
ないし第5図は従来技術に係り、第3図は油圧ショベル
の外観図、第4図は旋回装置の一部破断側面図、第5図
は旋回モータ装置のシール装置を示す第4図中の部分拡
大断面図である。 1……下部走行体、2……旋回装置、3……上部旋回
体、6……内輪、6A……内歯歯車、7……外輪、8……
鋼球、9……旋回輪、10……旋回モータ装置、13……ケ
ーシング、14……出力軸、15……ピニオン、15A……外
歯車、19……グリースバス、20……グリース、31……シ
ール装置、32……オイルシール、33……グリースシー
ル、33B……シールリップ部。
旋回モータ装置の要部断面図、第2図は旋回モータ装置
のシール装置を示す第1図中の部分拡大断面図、第3図
ないし第5図は従来技術に係り、第3図は油圧ショベル
の外観図、第4図は旋回装置の一部破断側面図、第5図
は旋回モータ装置のシール装置を示す第4図中の部分拡
大断面図である。 1……下部走行体、2……旋回装置、3……上部旋回
体、6……内輪、6A……内歯歯車、7……外輪、8……
鋼球、9……旋回輪、10……旋回モータ装置、13……ケ
ーシング、14……出力軸、15……ピニオン、15A……外
歯車、19……グリースバス、20……グリース、31……シ
ール装置、32……オイルシール、33……グリースシー
ル、33B……シールリップ部。
Claims (1)
- 【請求項1】下部走行体と、該下部走行体に旋回装置を
介して旋回可能に支承された上部旋回体とからなり、前
記旋回装置は、下部走行体側に固定され内周面に内歯歯
車が形成された内輪および上部旋回体側に固定され鋼球
を介して該内輪に回転可能に係合される外輪からなる旋
回輪と、前記上部旋回体側に取り付けられ、ケーシング
内部に減速機構を有すると共に出力軸に前記内歯歯車と
噛合するピニオンを有する旋回モータ装置と、前記内歯
歯車とピニオンとの噛合部を囲むグリースバスとを備
え、前記旋回モータ装置のケーシングには、該ケーシン
グ側と前記出力軸側とをシールするシール装置を設けて
なる旋回式建設機械において、前記シール装置は、前記
ケーシング内のギアオイルが前記グリースバス側に漏洩
するのを防止するオイルシールと、前記グリースバス側
のグリースの突き上げにより、該グリースが前記ケーシ
ング内に浸入するのを防止するグリースシールとから構
成し、該グリースシールには前記出力軸側に摺接するシ
ールリップ部を設けたことを特徴とする旋回式建設機
械。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989062193U JPH0720202Y2 (ja) | 1989-05-29 | 1989-05-29 | 旋回式建設機械 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989062193U JPH0720202Y2 (ja) | 1989-05-29 | 1989-05-29 | 旋回式建設機械 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH032056U JPH032056U (ja) | 1991-01-10 |
| JPH0720202Y2 true JPH0720202Y2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=31591118
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989062193U Expired - Lifetime JPH0720202Y2 (ja) | 1989-05-29 | 1989-05-29 | 旋回式建設機械 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0720202Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0338233Y2 (ja) * | 1987-02-06 | 1991-08-13 |
-
1989
- 1989-05-29 JP JP1989062193U patent/JPH0720202Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH032056U (ja) | 1991-01-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2017052312A (ja) | 装軌式車両 | |
| JPH0720202Y2 (ja) | 旋回式建設機械 | |
| JP2000130569A (ja) | 減速装置 | |
| JP3668043B2 (ja) | 旋回式建設機械 | |
| JP4179432B2 (ja) | 旋回輪軸受のシール構造 | |
| JP3640361B2 (ja) | 建設機械のスイングサークルの歯車潤滑装置 | |
| JP2018200080A (ja) | メカニカルシール装置 | |
| JPH0720201Y2 (ja) | 建設機械等の旋回ブレーキ装置 | |
| JP2503351Y2 (ja) | 旋回体用の旋回減速機 | |
| JP2004150118A (ja) | 建設機械の旋回装置 | |
| JPH0617590B2 (ja) | 作業機械の旋回装置のシール構造 | |
| JPH057321Y2 (ja) | ||
| JP2938786B2 (ja) | 旋回装置 | |
| JPH057320Y2 (ja) | ||
| JPH0410287Y2 (ja) | ||
| JP3645485B2 (ja) | 旋回軸受 | |
| JP2007002981A (ja) | 減速装置 | |
| JPH08246498A (ja) | 建設機械の旋回サークルのグリースバス装置 | |
| JPH04366234A (ja) | 建設機械用旋回装置 | |
| JP2852848B2 (ja) | 旋回装置 | |
| JP2000129723A (ja) | 減速装置 | |
| JPH0921142A (ja) | 旋回装置 | |
| JP2541156Y2 (ja) | 旋回軸受の給脂装置 | |
| JPH0976954A (ja) | 装軌式車両の上転輪構造 | |
| JPH0538056U (ja) | 油圧シヨベルの旋回減速機 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070818 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 8 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080818 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |