JPH0720226B2 - 4周波パイロット方式ビデオテーププレーヤのモード変更方法 - Google Patents

4周波パイロット方式ビデオテーププレーヤのモード変更方法

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JPH0720226B2
JPH0720226B2 JP62283614A JP28361487A JPH0720226B2 JP H0720226 B2 JPH0720226 B2 JP H0720226B2 JP 62283614 A JP62283614 A JP 62283614A JP 28361487 A JP28361487 A JP 28361487A JP H0720226 B2 JPH0720226 B2 JP H0720226B2
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【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は4周波パイロット方式ビデオテーププレーヤの
モード変更方法に関する。具体的には、8ミリVTRの再
生時のレビューモード(逆転高速再生モード)よりノー
マル再生モード(通常再生モード)へのモード変更方法
の改良に関する。
(ロ)従来の技術 VTRにおける再生モードには、記録時と同方向、同速度
でテープを移送するノーマル再生や、逆方向、同速度で
行なうリバース再生、高速(例えば通常時の7倍、9
倍)でテープを駆動する正逆方向の高速再生などがあ
る。
そして、これらのモード間でのモード変更のときには、
回転ヘッドのトラッキングが乱れて、画面上にノイズが
発生する。又、テープ走行方向が反転するモード変更の
ときには、機構系を切り換えなくてはならない。
このため、特開昭60−20346号公報(G11B 15/02)で
は、再生方向が切り換わるモード変更時に、停止再生状
態(スチルモード)を間に設けて、このスチルモード時
に、機構系の切り換えを行うと共に、テープ送りの精度
を向上せしめている。
しかしながら、−4倍速のレビューモードからノーマル
再生モードへの変更の様に、テープ走行の減速を行なわ
なければならない様なモード変更では、スピードの変化
が大きいので、単にスチルモードとなるだけでは、再生
画面上にノイズバーが生じることを防止できないという
問題点があった。
このため、特開昭62−198283号(H04N 5/783)では、レ
ビューモードよりノーマル再生モードへ遷移する場合
に、スチルモードだけでなくリバース再生モード(逆1
倍速再生モード)を経るようにしている。
そして、このリバース再生時にトラッキング制御をして
テープ走行と回転ヘッドのトラッキングを合わせて、レ
ビューモードよりリバース再生モードへのテープの急激
な減速によるトラッキングのずれを補正して画面上にノ
イズバーが表示されるのを防止している。
この時のテープ走行量と時間の関係を第4図に示す。点
AB間はレビューモード時を示し、点BC間はリバース再生
モード時、点CD間は所定のトラック(例えばf1のトラッ
ク)を走査するスチルモード時、点DE間はノーマル再生
モード時を、各々示している。そして、この点BC間のリ
バース再生モード時に於いて、トラッキングを合わせて
いる。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかし、上記従来例では、リバース再生モードの時間
(T1)は、トラッキングの調整が終了するのに充分な時
間としなくてはならない。
リバース再生モードへの移動(キャプスタンのブレー
キ)が理論通りに行なえれば良いが、実際の8mmVTRで
は、当然、上記理論通りに良好に行なわれる場合もあれ
ば、誤差を含む場合もある。
つまり、リバース再生モード時の最初に於いて、テープ
走行は、位相誤差(トラッキングの誤差)及び速度誤差
の両方を含んでいると考えられる。そして、VTRのサー
ボ回路なこの誤差を無くする様に動作する。
この動作を第3図を参照しつつ概念的に位相のみの例で
説明する。第3図に於いて、(t)は時間軸であり、
(tB)はレビューモード時よりリバース再生モードとな
った時点である。縦軸はトラッキングのずれを表わして
おり、後述するATFトラッキングエラー信号に対応す
る。つまり、このモード変更が良好に行なわせると、第
3図l1に示す様にトラッキングはサーボ動作により速や
かに合い、トラッキングのずれは無くなる。しかし、第
3図l2に示す様にトラッキングが大きくずれていると、
サーボ動作により、トラッキングが合うまでに位相が揺
動する。この揺動を「位相流れ」と称す。尚、実際には
速度の誤差の影響も受ける。速度の誤差の場合も、サー
ボ動作により同様に速度が揺動する。そして、この速度
の揺動時、位相の揺動も当然発生する。
この様な揺動が発生した場合、トラッキングが合うまで
(サーボ動作が安定するまで)に、約2秒必要である。
つまり、第4図の期間(T1)は、2秒位に設定しなくて
はならない。
この位相流れは、8mmVTR特有(4周波パイロット方式ビ
デオテーププレーヤ特有)のトラッキングのための表ト
ラックと裏トラックの判別検出が良好に行なわれると、
少しは改善される。
本発明は、リバース再生モードよりスチルモードに素早
く移行し、且つノイズバーが画面に出ない様にしたモー
ド変更方法を提供するものである。
A.ここで、表トラックと裏トラックの検出について説明
する。尚、以下の表トラックと裏トラックの検出は8mmV
TRに於いて、周知慣用の技術である。
B.まず、8mmVTRのトラッキング方式について、説明す
る。
8mmVTRのトラッキング方式は、日本放送出版協会、昭和
55年4月20日発行の「日本放送協会編、NHKホームビデ
オ技術」の130頁、及びコロナ社昭和61年12月10日発行
の「最新のAV機器とディジタル技術」の157頁〜159頁等
に基本原理が説明されているので、ここでは簡単に説明
する。
第5図にテープのトラックを示す。f1〜f4は各トラック
に重畳記録された4つのパイロット信号を示している。
第6図は周知のATFトラッキングエラー信号作成回路(1
2)を示している。(20)は再生信号の入力端子であ
る。(22)はローパスフィルタでありパイロット信号
(f1)〜(f4)を抽出する。(24)はリファレンス信号
(f4)〜(f1)が入力される端子、(26)は混合回路で
ある。(28)は隣接進みビート成分(16kHz)を抽出す
るバンドパスフィルタ、(30)は隣接遅れビート成分47
kHzを抽出するバンドパスフィルタである。(32)(3
4)は検波回路、(36)は差動増幅回路である。(38)
はATFトラッキングエラー用のサンプルホールド回路で
あり、1フィールド中の所定のタイミングで値をホール
ドしてATFトラッキングエラー信号を出力する。(40)
は表裏トラック検出用のサンプルホールド回路であり、
1フィールド中の所定のタイミングで値をホールドして
表裏トラック検出用信号を出力する。(42)(44)はサ
ンプルホールド回路(38)(40)の制御信号(TSA)(T
SB)入力端子である。この端子(42)(44)が、ハイレ
ベルの時にサンプルホールド回路(38)(40)はホール
ド状態となり、ローレベルの時に導通している。
第7図にノーマル再生時のパイロット信号とリファレン
ス信号の関係の原理を示す。又、第8図aにトラックず
れ量とATFトラッキングエラー信号のレベルの関係を示
す。
この第8図aより、分る様にトラッキングが2トラック
ずれるとATFトラッキングエラー信号のレベルとずれ方
向の関係が逆になり、ATFトラッキングエラー信号のみ
ではトラッキングが行なわれない。
この第8図aに示す様な正常な場合を表トラック、反対
の場合を裏トラックと呼んでいる。そして、常に良好に
トラッキングを行うためには、この裏トラックを検出
し、この裏トラック時にリファレンス信号の周波数のタ
イミグを2フィールド分進めて、表トラック状態に切り
換える様にしている。
C.この裏トラックの検出のための工夫を第9図に示す。
つまり、実際の8mmVTRではリファレンス信号の切り換え
タイミングをヘッド回転位相を示すRFスイッチングパル
スの変化より2msec遅らせている。そして、第6図の回
路のサンプルホールド回路(38)(40)を夫々第9図の
(TSA)(TSB)に示すように制御すれば、このサンブル
ホールド回路(38)は第7図と同様にATFトラッキング
エラー信号を出力し、サンプルホールド回路(40)は表
裏トラック検出用の信号(第8図(b)参照)を出力す
る。第6図のアンプ(46)は、ハイレベルの裏トラック
検出信号(第8図(c)参照)を出力する。サーボ回路
(図示省略)は、この裏トラック検出信号によりリファ
レンス信号を2フィールド分進めてトラッキングサーボ
の誤動作を防止する。
D.この裏トラック検出は、ノーマル再生時だけでなく、
逆1倍速再生時(リバース再生時)にも行う。尚、リバ
ース再生時、ヘッド軌跡は第10図に示す様になり、再生
パイロット信号は第11図(b)に示す様になる。このた
め、リファレンス信号も第11図(c)に示す様に、ノー
マル再生時とは変更する。
E.次に停止再生モード(スチルモード)の停止位相判別
について述べる。スチルモードよりノーマル再生モード
に移行した場合に、前述の表トラックの状態であること
が望ましい。このため、スチルモード時に於いて、ヘッ
ドがどのパイロット信号のトラックを走査しているのか
予め判別して、ノーマル再生モードへの移行タイミング
(又は、リファレンス信号の発生タイミング)を決定し
ている。この停止位相判別は、前記の裏トラック検出信
号を利用する。例えば、3ヘッドの通常の8mmVTRでスチ
ル時に同一トラックを走査するタイプでは、再生パイロ
ット信号は1種類のみである。依って、4種のリファレ
ンス信号と裏トラック検出信号との位相関係により、こ
のスチルモード時の走査トラックを判定している。
F.参考のため、第12図にレビュー時のヘッド軌跡を示
す。又、第13図に、この時の波形図を示す。尚(TSA)
はローレベルである。尚、この時表裏トラックの判別は
行なわない。
G.前記の裏トラックの検出は、走査期間の一部を使用し
て行なっているので、実際の8mmVTRでは素早い検出は行
なえない。このため、前述のレビューモードよりノーマ
ル再生モードへ遷移する時に、リバース再生モードを介
するタイプの8mmVTRでは、このリバース再生モード始端
時の表裏トラックの検出に時間が掛かり、素早いトラッ
キング動作が行なわれない。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明は、レビューモードからノーマル再生モードへの
移行途中のリバース再生モードに於いて、裏トラック表
トラックに関係なくATFトラッキングエラー信号のレベ
ルを検出してオントラック状態を検知し、この検知によ
りスチルモードに移行すると共に、このスチルモード時
に停止位相判別を行なって、ノーマル再生モードへの移
行をスムーズにすることを特徴とする。
(ホ)作用 本発明は、上記の様な構成なので、レビューモードより
リバース再生モードへの移行時に、テープとヘッドのト
ラッキングが引き込まれる途中であってもATFトラッキ
ングエラー信号レベルを検出してオントラックと判断し
た場合は、直ちにスチルモードに移行するのでモード変
更のための時間を短縮出来る。
(ヘ)実施例 第1図及び第2図を参照しつつ、本発明の一実施例を説
明する。
第1図の(Mc)はキャプスタンモータである。(10)は
キャプスタンモータ制御回路であり、マイクロコンピュ
ータより成る。(12)は第6図のATFトラッキングエラ
ー信号作成回路である。(10a)はATFトラッキングエラ
ー信号を入力するA/D変換用端子であり、ATFトラッキン
グエラー信号をA/D変換してマイコン(10)で処理す
る。(14)はATFトラッキングエラー信号を整形するヒ
ステリシス回路、(10b)はハイ、ロー信号入力端子で
ある。尚、第1図に於いて、他のキャプスタン制御用の
回路(PFスイッチングパルス信号、FG信号、PG信号等の
従来からの制御回路)等は省略した。
第2図にこの時のテープ走行量と時間の関係を示す。
又、第14図にこの時のマイコン(10)の動作を示す。
レビュー再生時(AB)にプレイ再生釦を使用者が押圧す
ると、VTRはテープの−7倍速のレビューモードより、R
Fスイッチングパルスに同期してテープにブレーキをか
けて素早くリバース再生モード(BC)とする。このリバ
ース再生モードとなった場合、第8図(a)に示すATF
トラッキングエラー信号が±0.5Vの範囲であれば略オン
トラックの状態である。ここで、第1図のマイコン(1
0)はA/D入力端子(10a)より入力されるATFトラッキン
グエラー信号が±0.5Vの範囲であると、スチル時に所定
のアジマスのトラックをヘッドがトレースする様にRFス
イッチングパルスに同期してキャプスタンブレーキをオ
ンして、テープをストップせしめる。VTRはスチルモー
ドとなる。尚、この時ヘッドは表、裏トラックに関係な
く停止しているので、この時の走査トラックは、アジマ
スが同一のトラック(例えばパイロット信号がf1又は
f3)の一方のトラックである。例えば、停止トラックが
f1又はf3である場合は、リファレンス信号がf2の時のAT
Fトラッキングエラー信号(端子10bの入力信号)がハイ
か(f3時)ローか(f1時)で停止トラックを判定する。
尚、レビューモードよりリバース再生モードへの変更時
に第3図l2に示す様に、「位相流れ」が発生した場合も
同様である。マイコン(10)は、ATFトラッキングエラ
ー信号を監視して「位相流れ」中(変動途中)の±0.5V
の範囲内であることを(変動途中のオントラックの状態
であること)を検出する。そして、この範囲内で且つRF
スイッチングパルスに同期した所定のタイミング(スチ
ルモード時にヘッドがオントラックとなるタイミング)
でキャプスタンモータ(MC)をストップせしめてスチル
モードとなり、前述と同様に停止トラックを判定する。
この様に、停止トラックを判別しているのでマイコン
は、このトラックに応じて、スチルモードよりノーマル
再生モードへの移行のタイミングを決定し、この決定さ
れたタイミングでノーマル再生モードになるべくキャプ
スタン(MC)を起動する。
尚、レビューモードよりリバース再生モードへの変移時
に、テープ速度が−7倍速から−1倍速に減速する期間
(約1/6秒)が有る。当然マイコン(10)は、この減速
期間を終えてから、ATFトラッキングエラー信号のレベ
ル検出を行う。
尚、上記実施例では、停止トラックの判別をトラッキン
グエラー信号で判定したが、これは別に、従来と同様に
前記E項に記載の如く、停止位相判別を行なって、テー
プの起動タイミングを設定して、ノーマル再生モードに
移行しても良い。
(ト)発明の効果 上記の如く、本発明に依ればレビューモードよりリバー
ス再生モードへの移行時に位相流れが生じてもこの位相
流れ途中のオントラックを検出してスチルモードへの変
移を行なっているので、スチルモードへの変移を早く行
なえモード変更が素早く行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例を説明するための
図である。 第3図は位相流れを説明するための図、第4図はテープ
送りを示す図、第5図はテープを示す図、第6図はATF
トラッキングエラー信号作成回路を示す図、第7図はノ
ーマル再生モード時の動作を説明するための図、第8図
は第6図の動作を説明するための図、第9図は実際のノ
ーマル再生モード時の各部の波形を示す図、第10図及び
第11図はリーバス再生モードを説明するための図、第12
図及び第13図はレビューモードを説明するための図であ
る。 第14図は第1図の動作を説明するための図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高速逆転再生モードより通常再生モードへ
    変更する場合に、逆1倍速再生モードと停止再生モード
    を介する4周波パイロット方式ビデオテーププレーヤの
    モード変更方法に於いて、 前記逆1倍速再生モード時にATFトラッキングエラー信
    号の大きさが所定レベル以下であることを検出すること
    により裏トラック表トラックに関係なくオントラック状
    態を検知し、この検知により前記停止再生モードに移行
    すると共に、前記停止再生モード時に停止トラックを判
    別した後に、該判別結果に応じて前記通常再生モードに
    移行するタイミングを決定することを特徴とする4周波
    パイロット方式ビデオテーププレーヤのモード変更方
    法。
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