JPH0720265B2 - 映像信号処理回路 - Google Patents

映像信号処理回路

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JPH0720265B2
JPH0720265B2 JP63279570A JP27957088A JPH0720265B2 JP H0720265 B2 JPH0720265 B2 JP H0720265B2 JP 63279570 A JP63279570 A JP 63279570A JP 27957088 A JP27957088 A JP 27957088A JP H0720265 B2 JPH0720265 B2 JP H0720265B2
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、例えばVTR等の複合カラー映像信号(以
下、「複合信号」という)を、輝度信号と色信号に分離
する輝度・色信号分離回路に適用して垂直方向の色ずれ
のない色信号を分離できる映像信号処理回路に関する。
[従来の技術] 以下、VTRの再生系における輝度・色信号分離回路を例
に説明する。
第8図は例えば「画像のデイジタル信号処理」(日刊工
業新聞社吹抜敬彦著)109頁〜110頁等に示された従来の
輝度・色分離回路のブロツク回路図である。図において
(1)は1水平走査期間(以下、「1H」という)遅延
器、(3)及び(4)は、色信号帯域を通過させる帯域
通過フイルタ(以下、「BPF」という)、(24)は減算
器、(9)は1/2の利得を有する増幅器、(25)は減算
器である。
次に動作について説明する。
第10図(a),(b)(c),(d)に示すように、
(n−2)Hラインまでが赤の色信号成分を含み、つづ
く(n−1)H以下のラインが色信号を含まない第11図
(a)に示すような赤,白に2分された画面を表わす複
合信号が入力された場合について考える。色信号の搬送
波周波数はライン毎に反転するような周波数に設定され
ているため、色信号は、第10図(a)と(b)に示すよ
うに180°の位相差がある。今、第10図(b)に示す
(n−2)Hの複合信号の輝度・色信号分離動作を行つ
ている場合について考える。1H遅延器(1)に入力され
た(n−2)Hの複合信号は1H遅延されて(n−3)H
の複合信号(第10図(a)と同じ位相)となつてBPF
(4)に入力され、BPF(4)からは、(n−3)Hの
色信号成分が出力される。他方、(n−2)Hの複合信
号はBPF(3)に入力され、BPF(3)からは(n−2)
Hの色信号成分が出力される。減算器(24)は{(n−
2)H−(n−3)H}の減算結果を出力し、増幅器
(9)は1/2の利得で増幅して第10図(j)に示した
(n−2)Hの色信号成分を出力する。他方、減算器
(25)は、(n−2)Hの複合信号から(n−2)Hの
色信号成分の減算を行い、第10図(f)に示す(n−
2)Hの輝度信号成分を出力する。このようにして第10
図(b)に示す(n−2)Hの複合信号は、第10図
(f)に示す(n−2)Hの輝度信号成分と、第10図
(j)に示す(n−2)Hの色信号成分とに分離され
る。同様に、第10図(a)に示した赤の色信号を含む複
合信号は、第10図(e)に示す(n−3)Hの輝度信号
成分と第10図(i)に示す(n−3)Hの色信号成分と
に分離される。
また、第10図(c)に示す(n−1)Hの複合信号は、
1H遅延された(n−2)Hの複合信号との間で同様の演
算が行なわれて、第10図(g)に示す(n−1)Hの輝
度信号成分と、第10図(k)に示す(n−1)Hの色信
号成分とに分離され、第10図(d)に示したnHの複合信
号は第10図(c)に示す(n−1)Hの複合信号と、1H
遅延された(n−1)Hの複合信号との間で同様の演算
が行なわれて第10図(h)に示すnHの輝度信号成分と、
第10図(l)に示すnHの色信号成分とに分離される。
次にこの従来の回路の周波数特性について説明する。
BPF(3)および(4)の帯域内での色信号経路の伝達
関数Hcは、 輝度信号経路の伝達関数HYは、 となる。z-1=e-jwT(ただし、Tは1水平走査期間)で
あるから、 となり、利得周波数特性|HY|は、 となる。これは のとき最大値, のとき最小値となる(ただし、nは整数)ので、第8図
に示した従来の分離回路は、BPF(3),(4)の通過
帯域内は1/Tの周期で最大値最小値をとるクシ形の特性
をもち、BPF(3)および(4)の通過帯域外は、色信
号成分が出力されないので、輝度信号成分の伝達関数は
1となり、総合した周波数特性は第9図に示すような特
性となる。
[発明が解決しようとする課題] しかし、第8図に示すような構成では、第11図(a)に
示すように、複合信号の垂直方向の色が急峻に変化する
ものである場合には、以下に説明する理由で、色信号が
第11図(b)に示すように1H分ずれるような現象が生じ
る。これは、第10図(c)に示す(n−1)Hの複合信
号を輝度・色信号分離した場合を考えると容易に理解で
きる。
今、時刻(n−1)における減算器(24)の出力は、
(n−2)Hの色信号成分(第10図(j)図示)から
(n−1)Hの色信号成分(零)を減算したものとなる
から、1/2増幅器(9)の出力は第10図(k)に示した
ように、(n−2)Hの色信号成分と位相が反対で、レ
ベルが1/2の色信号成分となり、(n−1)Hの色信号
成分として出力される。他方、(n−1)Hの輝度信号
成分は第10図(g)に示す(n−1)Hの輝度信号成分
が出力される。
このように、本来色信号が存在しない(n−1)Hライ
ンに、1H前の(n−2)Hの複合信号の色信号成分の1/
2の振幅の色信号が出力され、第11図(b)に示すよう
に赤の部分から白の部分への変化点で1ライン分赤い色
のついたラインが映出されることになる。
ホーム用のVTRでは、このような輝度・色信号分離回路
および同様の構成を有するライン相関ノイズキヤンセル
回路や、色信号クロストークキヤンセル回路等を複数回
通過するため、数ライン分の色ずれが生じるという問題
点があつた。
近年、VTRは高画質化のため、水平解像度は、十分にあ
げられているが、垂直解像度は、上述のような現象のた
め、高画質化を図る上で大きな障害となつている。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、色ずれなどの信号のずれを生じない映像信号
処理回路を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る輝度・色信号分離回路は、単位時間ずつ
遅延された3個の信号を作成する手段と、これらの信号
の相関を検出する手段と、時間的に隣り合う信号の平均
値2種と時間的に中心にくる信号との合計3種の信号と
を、上記相関検出結果にもとづいて選択して出力する手
段とを備えた点を特徴とする。
[作用] この発明における相関検出手段は、時間Tずつずれた3
つの信号のうち、相関の強い2つの信号を検出する。出
力信号選択手段は、この検出結果にもとづいて、相関の
強い2つの信号の平均値、または相関が強くないときに
は時間的に中心にくる信号を出力するため、色ずれ等の
生じない信号処理を行うことができる。
[発明の実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図において(1),(2)は1H遅延器、(3),
(4),(5)は低域成分を除去するためのBPF、
(6),(13)は−1の利得をもつ反転増幅器、
(7),(8),(14)は加算器、(9),(10)は1/
2の利得をもつ1/2増幅器、(12)は3個の入力X,Y,Zの
うち、1つを選択して出力するセレクタ、(11)は3個
の入力信号A,B,Cの相関を判断してセレクタ(12)に選
択信号を出力する選択信号作成部である。
第2図は選択信号作成部(11)の構成例を示すブロツク
回路図である。図において(15),(16)は減算器、
(17),(18)は入力信号の正・負を判別して正・負の
符号SGNを出力する符号器、(19),(20)は入力信号
の絶対値ABSを出力する絶対値回路、(21)は選択信号
作成器で、符号器(17),(18)および絶対値回路(1
9),(20)の出力信号からライン相関の判別をして、
セレクタ(12)の選択信号を作成する。この選択信号作
成器(21)は、符号器(17)の出力SGN(B−A)と符
号器(18)の出力SGN(C−B)の符号が同じならば、
セレクタ(12)の入力信号X,Y,Zのうち、入力信号Yを
選択する選択信号を作成し、また符号器(17)の出力
と、符号器(18)の出力の符号が異なり、かつ絶対値回
路(19)の出力ABS(B−A)と、絶対値回路(20)の
出力ABS(C−B)のうち、絶対値回路(19)の出力の
方が小さい場合には入力信号Xを選択する選択信号を作
成し、また符号器(17)と、符号器(18)の出力の符号
が異なり、かつ絶対値回路(19)と、絶対値回路(20)
の出力のうち、絶対値回路(20)の出力の方が小さい場
合には入力信号Zを選択するような選択信号を作成する
ロジツク回路で構成されている。
次にこの実施例の動作を説明する。
今、第10図(a)〜(d)に示した複合信号と同じ複合
信号第3図(a),(b),(c),(d)が入力され
た場合について考える。
まず、(n−2)Hの複合信号の輝度・色信号の分離動
作を説明する。この実施例では前後1Hの相関を検出して
いるので、(n−3)H,および(n−1)Hの信号が必
要となる。これらの信号は、1H遅延器(1),(2)に
よつて用意され、これらの(n−1)H,(n−2)H,
(n−3)Hの信号は、BPF(3),(4),(5)に
よつてそれぞれ低域成分が除去されるが、低域成分はな
いため、出力信号の波形は変化せず、BPF(3),
(4),(5)の出力信号A,B,Cの波形は、それぞれ第
4図(a),(b),(c)に示す波形となる。
加算器(7)は(A+B)の加算値を出力し、1/2増幅
器(9)はX=(A+B)/2の信号を出力する。また、
加算器(8)は(B+C)の加算値を出し、1/2増幅器
(10)は、Z=(B+C)/2の信号を出力する。セレク
タ(12)には3個の信号X,Y=B,Zが入力される。これら
の信号X,Y,Zの波形は、それぞれ第4図(f),
(g),(h)に示す波形となる。
つぎに、選択信号作成部(11)の減算器(15)は(B−
A)の減算を行い、絶対値回路(19)は減算値(B−
A)の絶対値ABS(B−A)を出力し、符号器(17)は
減算値(B−A)の正・負の符号データSGN(B−A)
を出力する。この場合の出力ABS(B−A)の波形は第
4図(d1)のように色信号成分は零となり、符号データ
SGN(B−A)が常に0となる。
他方、減算器(16)は(C−B)の減算を行い、絶対値
回路(20)は絶対値ABS(C−B)を出力し、符号器(1
8)は符号データSGN(C−B)を出力する。この場合の
出力ABS(C−B)の波形は、第4図(e1)のような色
信号成分となり、符号データSGN(C−B)は第4図(e
2)のように1/2周期ごとに正・負に反転する。
選択信号作成器(21)は、前に述べたように、 SGN(B−A)=SGN(C−B)の場合には信号Y=
Bを選択させ、 SGN(B−A)≠SGN(C−B)で、かつABS(B−
A)<ABS(C−B)の場合には信号x=(B+A)/2
を選択させ、 SGN(B−A)≠SGN(C−B)で、かつABS(B−
A)≧ABS(C−B)の場合には信号Z=(B+C)/2
を選択させる信号を作成するが、この場合は、第4図
(d1),(d2),(e1),(e2)から判るように、上記
の条件に該当するので、Xを選択する信号が作成さ
れ、セレクタ(12)は、信号Xを出力する。
つぎに、信号Xは反転増幅器(13)で位相が反転され、
(n−2)Hの色信号成分(第3図(j)図示)となつ
て出力される。
他方、加算器(14)は、(n−2)Hの複合信号と反対
位相の(n−2)Hの色信号成分の加算を行い、(n−
2)Hの輝度信号成分(第3図(f)図示)を出力す
る。
次に第3図(c)の(n−1)Hの複合信号の輝度・色
信号の分離を行う場合の動作について考える。
この場合の信号A,B,Cは、それぞれ第5図(a),
(b),(c)に示す波形となり、信号X,Y,Zは、それ
ぞれ第5図(f),(g),(h)に示す波形になる。
また絶対値回路(19)の出力ABS(B−A)は、第5図
(d1)に示す波形となり、符号器(17)の出力データAB
S(C−B)は第5図(d2)のようになり、絶対値回路
(20)の出力ABS(C−B)は、第5図(e1)に示す波
形となり、符号器(18)の出力データSGN(C−B)は
第5図(e2)のようになる。
この場合のセレクタ(12)の選択出力は、上記の条件
に該当するので、信号Zが選択されて出力され、(n−
1)Hの色信号成分としては第3図(k)が、また(n
−1)Hの輝度信号成分としては第3図(g)の信号が
出力され、色信号成分は零となる。
このように、この実施例の分離回路は、第3図(a),
(b),(c),(d)に示した各ラインの複号信号
は、輝度信号成分は第3図(e),(f),(g),
(h)のように分離され、また、色信号成分は第3図
(i),(j),(k),(l)のようにそれぞれ分離
される。従つて第6図(a)のよに、上下に赤と白で2
分された画面(30)は、第6図(b)のようにずれを生
じることなく分離することができる。
上記実施例における絶対値回路(19),(20)は、ライ
ン相関を検出するための回路であり、差成分の小さい方
の信号をセレクタ(12)で選択することは、ライン相関
の強い方の信号成分を出力するということになる。
また、セレクタ(12)が信号Yを選択する場合は、ライ
ン相関が低いと考えられる場合である。すなわち、ライ
ン相関が少ない場合、ライン間の演算をしないため垂直
解像度の劣化を招かない。
また、符号器(19),(20)として、負,0,および正を
判別できるもので説明したが負,正しか判別しない符号
器を用いてもよい。
さらに、この実施例では1H間の相関を検出したが、1H以
内の所定期間の間、nH間の間、nフイールド間の間、n
フレーム間の間の相関を検出して信号を選択するように
してもよい。
また、上記実施例は、次の出力特性式 を満たすものであるが、上式中の条件のうち、ABS(B
−A)≧ABS(C−B)は、ABS(B−A)>ABS(C−
B)としても良く、この場合は、上式中のABS(B−
A)<ABS(C−B)はABS(B−A)≦ABS(C−B)
となる。
また、上記出力特性式は、反転器(6),(13)および
加算器(14)を加味すれば、次式で表わされる。
第7図は第1図の実施例の構成から、反転器(6),
(13),および加算器(14)を除き、代りに減算器(2
2),(23)を付加したこの発明の他の実施例のブロク
回路図で、このように構成しても、第1図の実施例と全
く同じ効果が得られる。
以上の実施例は、輝度・色信号分離回路を別に説明した
が、この発明に係る映像信号処理回路は、ライン相関の
有無を検出して垂直相関の演算を行つているので、ホー
ム用VTRに搭載されている再生信号処理回路に含まれて
いるライン相関ノイズキヤンセルや、色信号クロストー
クキヤンセル等としても使用することができる。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば所定時間Tずつ離れた
3つの入力映像信号をとり出し、このうち中間の信号
と、この中間の信号と時間T離れた前後の信号との平均
値をとつた2つの信号のうちライン相関の強い方の信号
を選択して出力するように構成したので、出力信号に、
信号にずれの生じない映像信号処理装置が得られる効果
がある。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の一実施例である輝度・色信号分離回
路を示すブロツク回路図、第2図はこの実施例の制御信
号作成部のブロツク回路図、第3図はこの実施例の動作
を説明するための入力信号波形と分離された輝度信号お
よび色信号の波形図、第4図および第5図は第2図の制
御信号作成部における選択信号作成過程を説明するため
の波形図、第6図はこの実施例による入力画面と輝度・
色信号分離後の出力画面との関係を表わす図、第7図は
第1図の実施例と同じ動作をする他の構成例を示すブロ
ツク回路図、第8図は従来の輝度・色信号分離回路を示
すブロツク回路図、第9図はこの従来回路により分離さ
れる輝度信号側の利得・周波数特性図、第10図はこの従
来回路の動作を説明するための入力信号波形と分離され
た輝度信号および色信号の波形図、第11図は入力画面と
この従来回路で輝度・色信号分離をした出力画面との関
係を示す図である。 (1),(2)……1H遅延器、(3),(4),(5)
……BPF、(6),(13)……利得−1の反転増幅器、
(7),(8),(14)……加算器、(9),(10)…
…利得1/2の増幅器、(11)……制御信号作成部、(1
2)……セレクタ、(15),(16),(22),(23),
(24),(25)……減算器、(17),(18)……符号
器、(19),(20)……絶対値回路。 なお、各図中、同一符号は同一、または相当部分を示
す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力映像信号の低周波成分を除去する手段
    と、この低周波成分が除去された信号を1水平走査期間
    内の所定期間、n(nは1以上の整数、以下同じ)水平
    走査期間、nフイールド期間またはnフレーム期間に設
    定された単位時間Tずつ遅延された3個の信号S(i−
    T),S(i)およびS(i+T)(iは現在の時刻)を
    作成する手段と、{S(i)−S(i−T)}/2および
    {S(i)−S(i+T)}/2の信号を作成する手段
    と、{S(i)+S(i−T)}および{S(i+T)
    +S(i)}の絶対値ABSを算出する手段と、{S
    (i)+S(i−T)}および{S(i+T)+S
    (i)}の正負の符号SGNを弁別する手段と、下記の出
    力特性式 の条件の判別を行う相関検出手段と、この判別結果にも
    とづき上記出力特性式にしたがつて出力信号R(i)を
    選択して出力する手段とを備えた映像信号処理装置。
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