JPH0720306U - 建設構成部品 - Google Patents
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- JPH0720306U JPH0720306U JP1086794U JP1086794U JPH0720306U JP H0720306 U JPH0720306 U JP H0720306U JP 1086794 U JP1086794 U JP 1086794U JP 1086794 U JP1086794 U JP 1086794U JP H0720306 U JPH0720306 U JP H0720306U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 構成部品が、基準コンテナーであるように輸
送され、水の上に浮いている間に、構造物を建てること
ができるようする。 【構成】 ピン部材の引っ込んだ位置と前進した位置に
おいて、第1及び第2のロック係合領域が、雄ロック手
段と整合し、雄ロック手段が解放位置からロック位置へ
の移動することを許容し、雄ロック手段が、ロックキン
グ位置において、ピン部材と共同して、前進した位置又
は引っ込んだ位置からそれぞれ他方の位置への、ピン部
材の移動を選択的に妨げる。
送され、水の上に浮いている間に、構造物を建てること
ができるようする。 【構成】 ピン部材の引っ込んだ位置と前進した位置に
おいて、第1及び第2のロック係合領域が、雄ロック手
段と整合し、雄ロック手段が解放位置からロック位置へ
の移動することを許容し、雄ロック手段が、ロックキン
グ位置において、ピン部材と共同して、前進した位置又
は引っ込んだ位置からそれぞれ他方の位置への、ピン部
材の移動を選択的に妨げる。
Description
【0001】
本考案は橋、プラツトホーム等の如き構造物を形成するために種々の形状に一 緒にロツク(lock)されることができる建設構成部品(Construction component )に関する。先願の米国特許第2,876,726号、第3,057,315号、及 び第3,805,721号はこのような建設構成部品及びそのための特殊なロツク の一連の連続的な開発について記載されている。本考案はこのような建設構成部 品における更に他の改良を提供する。しかしながら、前記先願特許ははしけ、浮 きプラツトフオーム、浮き橋等を形成するのに使用される如き浮動建設構成部品 に関して記載されているが、本考案はそのような浮動構成部品のみならず地上に 支持された橋、地上に支持されたプラツトフオーム等の如き非浮動構造物を形成 するための構成部品にも適用されることができる。
【0002】
最近の国際貿易において、「標準貨物コンテナー(standard freight contain ers)」と呼ばれているものの使用が広まつている。このようなコンテナーは全 体的に長方形の平行六面体の形状である。それは標準化された外形寸法を有して いるばかりでなく、更にコンテナーを吊上げ、且つ移動するため及び種々の場所 においてコンテナーを所定の位置にラツシング(lashing)するための標準化さ れた工具等によつて係合されることができる標準形状の金具(fitting)を通常 含んでいる。全世界の例えば海港における貨物取扱設備はこのような標準化され た吊上げ及び移動装置が装備されてきたが、これに対して船の如き貨物車輌はこ のようなコンテナーを整合し、且つ保持するのに使用される標準の大きさのたな (rack)を装備してきた。このような国際的な規模の標準化はコンテナー内に積 込まれることができる多くの型式の貨物の積出し及び取扱いを非常に容易にした 。
【0003】 貨物取扱い装置及び業務における上記の発展と同時に前述の先願の米国特許に よつてほぼ例示された型式の建設構成部品をそれ等が使用される場所に輸送する 必要がある。このような輸送は建設構成部品が標準貨物コンテナーと同じ方法で 取扱われ、且つ積出されることができれば非常に容易にされ、且つその費用が減 少される。
【0004】 このような構成部品の全体的に長方形の平行六面体形状はこのような取扱いに 容易に適合するが、構成部品によつて保持されたロツク組立体が突出しているピ ン部材を含むという事実によつて問題が生じた。従つて、例えば、構成部品の壁 の外壁間で測定されたこのような構成部品の全体の寸法が標準貨物コンテナーの 全体の寸法に対応するように大きさが定められれば、ロツク組立体のピンがこの ような標準化された形状又は全体の寸法を超えて突出し、これによつて典型的に 貨物輸送車輌上に設けられた標準化されたたな(racks)に構成部品を置くのを 妨げる。他方において、建設構成部品がロツクピンの外部端で測定されたその寸 法が標準貨物コンテナーに対応するように大きさが定められれば、壁の外部表面 間で測定された全体の寸法は従つて構成部品をこのようなたな(racks)内に正 しく保持可能にするのには小さすぎる。
【0005】 更に、構成部品が標準貨物コンテナーとして取扱われ又は積出されなくても、 いかなる輸送又は貯蔵状態においても突出しているピンを除くことは、空間の最 も経済的な使用のためのみならずまたピン自体の保護及びピンが取扱い中に当る かも知れない他の構造物、装置、あるいは人々のためにも好ましい。
【0006】 可能な改善のための他の領域はこのような建設構成部品が与えられた構造物を 形成するように一緒にロツクされるとき、多くの異なる型の荷重がその上に加え られるという事実を中心にして回つている。例えば、構成部品が浮動構造物を形 成するため組立てられる場合、最大の力の1つは1方の構成部品が他方の構成部 品に対して上下する傾向があるという事実によつて、例えば波の作用及び/又は 動力車輌の通路によつて、全構造物の上部表面を横切つて1方の構成部品から他 方の構成物品へ加えられる垂直なせん断型の力である。他の重大な型式の力は連 結された構成部品を分離しようとする傾向によつて加えられる水平方向の張力で ある。また横断垂直せん断力よりも大体において多少重要性の少い問題を代表し ている横断水平せん断型の力(transverse horizontal shear-type forces)が ある。
【0007】 前述の先願の米国特許に開示された構造物では、2つの構成部品が一緒にロツ クされるとき、1つの構成部品から次の構成部品へのすべてのこれ等の種々の力 の転移は雄ロツク組立体のピン部材を必要とする。従つて、これ等のピン部材の 寸法が処理されることができる力の大きさに対する制限要素である。この制限の 細部は更にこのような構成部品が据えられる使用上の制限のみならずまた特定の ピンの大きさが与えられた構成部品自体の大きさの制限を含む。
【0008】 可能な改善のためのなお他の領域は、多くの状態において、建設構成部品を完 成した構造物を形成するために組立てる作業者がこれ等が一緒に連結されるとき これ等の構成部品の上に立つことが望ましく、あるいは必要ですらあるという事 実に関連している。構成部品が浮揚性であり、且つ水の本体(a body of water) 上に浮かんでいる間に一緒に連結されるとき、問題は更に複雑化される。従つて 、ロツクシステムが使用が容易であつて、簡単な工具を用いて少い簡単な動作の みを必要とすることは極めて重要である。一般的に、上述の米国特許第2,87 6,726号、第3,057,315号及び第3,805,721号はこれ等の要求 を非常によく満たしている。しかしながら、作業者が、当然の如く(as they na turally would)、連結が行なわれた構成部品壁の近くに立つたとき、且つ構成 部品が浮いていれば、構成部品は前記隣接壁において下方へ動揺又は傾き、これ が前記壁の下部縁を外に開こうとして、コネクターが前記下部縁に沿つてかみ合 うのを困難にする。
【0009】 上述の種々の問題を処理する試みがなされたが、それ等は完全に満足すべきも のではなかつた。詳細には、浮舟(pontoons)等が標準貨物コンテナーに大体に おいて対応するように大きさを定めることができるという提案がなされた。これ 等の装置は前述の先願の米国特許に記載され、且つ例示された型式と実質的に異 なるロツクを用いて設計された。
【0010】 ドイツ国特許公報第2725060号及び第2651247号が典型的である 。その中に例示されたロツク構造物は連結されるべき構成部品によつて保持され る水平に延びているピン部材を使用していない。むしろ、構成部品は、2つの構 成部品の凹部が正しく整合されて、それから別々のピン部材が垂直方向の方式に 整合した凹部内に挿入されて、ピン部材及び凹部が2つの構成部品の連結を行な うように適合される。
【0011】 このシステムはいくつかの不利益をこうむる。第1に、構造用構成部品の全体 の寸法を実質的に越えて突出する部分を含まないロツキング装置を工夫する努力 がなされたとき、先願の米国特許第2,876,726号、第3,057,315号 及び第3,805,721号に全体的に記載され、且つ例示された型式のロツクと 実質的に異なる1つの形式のロツキングシステムが選択された。これは望ましく ない、というのは前記先願の米国特許に開示された一般的な型式のロツクが多年 の使用に亘つて、特に効果的であり、信頼性があり、使用が容易であり、且つそ の他の点で建設構成部品、特に浮動構造物(この使用のためにこの最後に述べた ロツキング機構が開発された)のための連結において大成功であることが立証さ れたからである。前記のドイツ特許公報によつて例証された効果の少いロツキン グ機構へ向かうことによつて、先願の米国特許によつて例証されたロツクのこれ 等の立証された、且つ大成功な特徴を犠牲にすることは望ましくない。
【0012】 ドイツ国特許公報によつて例証された型式の構造物の有する他の問題はロツキ ングシステムが完全に別箇の挿入可能なピン部材を必要とすることである。これ 等のピン部材は別々に保持され、且つ貯蔵されなければならず、従つてそれ等は 失なわれ易く、作業者によつて間に合わせの工具として使用するために誤用され るか、あるいはまた捨てられ、従つて構造用構成部品を構造物を形成するために 連結する時が来たとき、ピン部材が置かれることができないか又は破損している 。
【0013】 従来技術の機構の型式を有するなお他の問題は建設構成部品の側壁から水平に 実質的な距離を延びている任意の部分の除去によつて、2つのこのような構成部 品を正しい整合にもたらし、且つロツクを完成するためにピン部材が整合した凹 部内に整合できるようにそれ等の構成部品を整合した状態に維持するための効果 的な構造上の案内(guidance)がないことである。これは、これ等の構成部品が 水の上に浮いている間にこのような構成部品を連結する必要がある時の特定的な 問題である。
【0014】 いくつかの例において、ドイツ特許公報に開示された構造物に幾分類似した構 造物は更に全体的に水平方向にあるが、標準貨物コンテナー風に構造用構成部品 の取扱いを充分妨げない小さい距離だけ突出しており、且つ受け入れるかみ合せ (mating)突出部及び凹部を備えている。この非常に制限された水平方向の長さ のため、これ等の突出部及び凹部は上記の整合問題に多くの援助を実際に提供し ていない。手短かに言うと、構成部品は突出部及び凹部が係合されることができ る前にかなり密接に整合されなければならない。このような突出部及び凹部は元 来構成部品を整合するときの案内として役立つように設けられたのではなく、む しろ、垂直に配置されたピン及び凹部機構がせん断荷重に耐えるためのいかなる 手段をも含んでいないので、構成部品間のせん断荷重に耐えるために設けられた のかも知れないと信じられる。
【0015】 浮舟(pontoon)を連結するためのなお他の機構が下記の米国特許:第3,79 9,100号;第3,818,854号;第3,822,667号;第3,938,4 61号;及び第4,290,382号の種々の実施例に開示されている。最後に述 べた特許は全体的にこのような機構の少くとも1つの公知の商業的な実施例に対 応している。この機構の主たる特徴の1つは水平軸線の周りに連結された浮舟間 にヒンジング型(hinging-type)作用又は関節式の連結(articulation)を設け るように特定的に設計されていることである。浮舟の与えられた側のすべてのコ ネクタは同一のレベルに水平に整合されている。更に、上記に列挙した第1の4 つの特許に最もよく示されている如く、ロツクのピン部材はこのような関節式の 連結を許容するために隣接する浮舟間の間隙を橋渡しする可撓性のエラストマー 部分を有している。最後に記載した特許、米国特許第4,290,382号は更に 別箇のせん断支持構成物(shear bearing formation)の提供を開示している。 これ等の構成物は大きなヒンジを形成するように水平に配置されており、且つピ ン型のコネクタと整合されたシリンダーの軸線を有している全体的にシリンダー 状のせん断支持表面を形成している。
【0016】 この型式の連結機構及びこれによつて特定的に提供されたヒンジング作用は橋 、ボーリングプラツトホーム(drilling platforms)等の如き構造物を形成する ための建設構成部品においては受け入れられない。更に、コネクターは大きく、 且つ扱いにくいので、手で動かされることができず、手工具を用いても動かされ ることができないばかりでなく、動力設備を備えたウインチの如き大型の、丈夫 な動力工具の使用を必要とする。同様に、極めて大きなコネクター要素、例えば 実質的に浮舟の側部から突出しているせん断支持構成物は標準貨物コンテナーと しての浮舟のサイジング(sizing)及び取扱いの可能性を完全に除去する。
【0017】
本考案は浮揚性のまたはその他の建設構成部品を連結する際に立証された利点 及び成功を有しており、しかも従来技術と関連して上記の種々の問題を処理する 更に他の改良を有している、先願の米国特許第2,876,726号、第3,05 7,315号、及び第3,805,721号に開示されたロツクシステムの多くの 一般的原理を利用している。
【0018】 本考案の建設構成部品は前述の先願の米国特許に開示されており、2つの構成 部品を一緒にロツクするための類似の建設構成部品のそれぞれ雌及び雄ロツク組 立体と係合するようになつているロツク組立体に全体的に類似している複数の雄 及び雌ロツク組立体をその上に有している。本考案のロツキングシステムと前述 の先願の米国特許のロツキングシステムとの間の主たる相違の1つは、各々の雄 ロツク組立体において、全体的に水平に配置されたピン部材がそれがその構成部 品の側壁から著しく突出している前進した位置と、それが全体的に構成部品の全 体の寸法以内にある引つ込んだ位置と(即ち、この場合にはピン部材は標準貨物 コンテナー風にその取扱いを妨げるのに充分な距離だけ構成部品から突出してい ない)の間で建設構成部品に対して往復運動可能であることである。従つて、構 成部品の全体の寸法は全体的に標準貨物コンテナーの全体の寸法に対応するよう に選択されることができる。
【0019】 このようにして、積出し及び取扱いのために、ピン部材はそれ等の引つ込んだ 位置に配置されることができ、そしてピン部材が保持されている構成部品は更に 標準コンテナー金具(fitting)を設けることができ、これによつてコンテナー は吊上げられ、ラツシユされ(latsh)そしてその他の方法で全体的に貨物コン テナーと同じ方法で取扱われる。しかしながら建設構成部品が建設現場に下ろさ れたとき、ピン部材は構成部品の側壁から実質的に外方に延びているそれ等の前 進した位置に置かれることができ、これによつてピン部材上のテーパーのついた 表面及び/又は連結されるべき他の構成部品のかみ合う雌組立体のソケツトが徐 々に構成部品を正しい整合した位置に案内し、そして前記の米国特許に詳細に説 明されている如く、このような位置に一時的に維持するのを助ける。
【0020】 各建設構成部品の雄ロツク組立体はタンデムの対(tandem pairs)に配置され ており、各々のこのような対の2つの雄ロツク組立体は建設構成部品の側壁に沿 つて互に垂直に間隔をへだてられている。雌ロツク組立体は同様にタンデムの垂 直な対に配置される。更に、雄ロツク組立体のピン部材は剛性である。従つて、 本考案は隣接して連結された建設構成部品間のいかなる実質的なヒンジング(hi nging)作用をも特定的に防止するように設計されている。それにもかかわらず 、ピン部材及び他の可動部分は簡単な手工具によつて手動で可動であるように充 分小さく作られることができる。
【0021】 各々の雌ロツク組立体はこのようなピン部材を収容するようになつている雌ソ ケツト開口を形成している雌ソケツト手段を具備している雌本体を含んでいる。 更に、雌ロツク組立体はピン部材を雌ソケツト手段内に選択的にロツクするため に解放位置とロツキング位置との間をソケツト開口を全体的に横切つて可動であ るロツク手段を含んでいる。更に雄ロツク組立体は同様に解放位置とロツキング 位置の2つの位置の少くとも1方において、しかし好ましくはその2つの位置の いづれかにおいてピン部材を選択的にロツクするために解放位置とロツキング位 置との間をピン部材を全体的に横切つて可動である雌ロツク組立体のロツク手段 に類似したロツク手段を具備している。
【0022】 更に詳細には、ピン部材はヘツド端部と、末端部と、それ等の端部間に配置さ れており、且つピン部材の長さに沿つて互に間隔をへだてられている2つのロツ ク係合領域とを有している。雄ロツク組立体は更に前面と後面とを有しており、 且つ前−後方向の方式にそこを通り延びている雄ソケツト開口を形成している雄 ソケツト手段を具備している雄本体を含んでいる。ピン部材はその前進した位置 と引つ込んだ位置との間を雄ソケツト手段に対して往復運動するためにこの雄ソ ケツト開口内に収容される。
【0023】 ピン部材がその前進した位置にあるとき、そのロツク係合領域の1方は、ピン 部材が他の建設構成部品の雌ロツク組立体のソケツト開口内に挿入されれば、こ の第1のロツク係合領域が雌ロツク組立体のロツク手段によつて係合のために正 しく位置づけされるような距離だけ雄ソケツト手段の前面の前方に配置される。 同時に、その前進した位置にピン部材があるとき、第2のロツク係合領域は雄ソ ケツト手段の後面の後に配置され、従つてピン部材はその前進した位置にピン部 材をロツクするための雄ロツク手段によつて係合するための正しい位置にあり、 且つまたピン手段が保持されている雄本体にピン部材にかかる後部対前部(rear -to-front)の荷重を移すための正しい位置にある。ピン部材がその引つ込んだ 位置にあるとき、その第1のロツク係合領域は雄ソケツト手段の後面の後にあつ て、ピン部材がその前進した位置にあるとき第2のロツク係合領域の位置と類似 の位置に配置される。従つて、引つ込んだ位置では、第1のロツク係合領域はピ ン部材を引つ込んだ位置に保持するために雄ロツク手段によつて係合されること ができる。
【0024】 従つて、本考案のロツキングシステムは標準貨物コンテナー風にロツク組立体 が保持されている建設構成部品の積出し及び取扱いを妨げないようにロツク組立 体の形状を縮小できる機構を提供することは理解されるであろう。それにもかか わらず、このような積出し及び取扱い後、実質的に水平に延びているピン部材は 前進されることができるので、先願の米国特許第2,876,726号、第3,0 57,315号、及び第3,805,721号に全体的に開示されたロツク組立体 の形式のすべての利点を提供する。
【0025】 更に、別々に保持されなければならない、従つて失われることがある別箇の部 分がない。むしろ、本考案のロツク組立体は完全に作りつけられている。更に詳 細には、雄ロツク組立体の往復運動可能なピン部材、並びに雄及び雌ロツク組立 体双方の往復運動可能なロツク手段はこれ等のロツク組立体上に保持されており 、且つそこから分離しないように保持されている。更に、上昇した位置にある雄 及び雌ロツク手段を重力に抗して保持するための手段が設けられている。これは 上記により詳細に説明された種々の他の型式の従来技術のロツキング機構に優る 著しい利点を表わしている。
【0026】 それぞれのソケツト手段を含む雄及び雌ロツク組体の本体はまた相互に係合す るために大体において水平方向の方式に突出し、且つ受け入れるようになつてい て、雄及び雌ロツク組立体がかみ合わされ、そしてロツクされたとき、せん断荷 重をそれぞれのピン部材に関係なく連結された組立体間に伝えるようになつてい る一体のせん断支持構成物を含むことができる。任意のこのようなせん断支持構 成物の水平突起の長さは標準貨物コンテナー風に建設構成部品の前述の取扱いを 妨げるほど大きい必要はない。更にまた、ピン部材の剛性、及び垂直なタンデム の対のロツク組立体の配置が上述の如きヒンジング(hinging)作用を防止する が、このせん断支持構成物は水平軸線の周りにいかなるこのようなヒンジング作 用にも更に確実に耐えるように形造られるのが好ましい。
【0027】 少くとも1つの横切る方向、例えば垂直方向におけるせん断荷重からピン部材 を解放することによつて、ピン部材の垂直横断寸法をピンが前進されて、雌組立 体内にロツクされたときソケツト手段に隣接する領域において、その横断水平方 向よりもかなり小さくすることが可能である。これは更に2つのタンデムピンの 重心間距離を最大にするのを可能にし、これによつてヒンジング作用に対する抵 抗を増加する。他の観点から、ピンの引つ張り及び水平せん断支持能力を増加す るために、横断垂直寸法を対応して増加することなく、ピンの横断水平寸法を実 質的に増加することが可能である。従つて、過度に大きな又は重いピンを用いず に、より大きな、且つ重い建設構成部品が使用されることができ、且つ構成部品 が使用される方法が拡大される。
【0028】 しかしながら、ドイツ国特許公報によつて例証された従来技術と異なり、本考 案はなお雄ロツク組立体における水平に延びているピン及び雌ロツク組立体にお ける対応するソケツトを使用している。従つて、ピン部材が雌ソケツト内に挿入 されるとき、これ等の構造物は、ロツク手段がそれ等のロツキング位置に動かさ れている間垂直なせん断荷重に一時的に耐えることができる。また、これは実際 の実施において、特に構成部品が水上に浮かんでいる間に組立てられなければな らない時に、構成部品の組立の容易さに関してすばらしい利点を表わしている。 ロツク組立体が保持されている構成部品が全体的に標準貨物コンテナーに対応 するような大きさに作られていなくても、雄ロツク組立体のピンの引つ込め可能 性は、ロツク組立体、そして全体的に構成部品を、殆んどいかなる状態において も取扱い及び貯蔵をより容易に、且つ安全にする。
【0029】 ロツク組立体の各タンデムの対のロツク手段は好ましくは共同垂直運動(join t vertical movement)のために連結される。これは、建設構成部品の上部デツ キに立つている作業者によつて、2つのロツク組立体の下部を上部組立体と共に 操作されるのを可能にする。ロツク組立体が使用されている側壁の近くに立つて いるこのような作業者によつて建設構成部品を傾斜し又は動揺し、これ等の壁下 方端の広がりを生づる問題を解決するのを助けるため、雌ロツク組立体のタンデ ム対の雌ブロツク手段は、2つのロツク部材が一緒に下方へ駆動されるとき上部 ロツク手段が同様な関連するピンに係合する前にピン部材をそれぞれの雌ソケツ ト内に係合されるように、設計されている。雄ロツク手段は類似に設計されてい るが、異なる目的のためである。特定的に、雄ロツク組立体のタンデム対のピン 部材をそれ等の引つ込んだ位置に置き、且つそれ等をそのような位置にロツクす ることが望まれるときは、下部ピン部材はその引つ込んだ位置に内方へ押込まれ ることができ、タンデムロツク手段は前記下部ピンが係合されるまで一緒に下降 されることができ、それから上部ピンがその引つ込んだ位置へ押込まれることが でき、そしてロツク手段は更に下降されて、双方のピンをそれ等の引つ込んだ位 置に完全に係合してロツクすることができる。これはロツク手段が下降されてい る間双方のピンをそれ等の引つ込んだ位置に手で保持する必要性を除く。
【0030】 従つて、本考案の目的は引つ込み可能な堅固なピン部材を有している垂直なタ ンデム対の雄ロツク組立体を含んでいる改良された建設構成部品を提供すること である。
【0031】 本考案の他の目的は構成部品の全体の寸法が大体において標準貨物コンテナー の寸法に対応するような構成部品を提供することである。
【0032】 本考案の他の目的は浮揚性であるそのような建設構成部品を提供することであ る。
【0033】 本考案のなお他の目的、特徴、及び利点は以下の詳細な説明、図面及び請求の 範囲によつて明らかとなるであろう。
【0034】
【実施例】 図1は本考案の種々の特徴を含んでいる建設構成部品10を表わしている。こ れ等の特徴は前の米国特許第2,876,726号、第3,057,315号及び第 3,805,721号に記載され、且つ例示された装置における改良を表わしてい る。このような改良が以下に詳細に記載されている。他の点では、構成部品10 及びこれにより支持されたロツク組立体は前記先願の米国特許に開示された種々 の特徴を含むと考えられることができる。従つて、米国特許第2,876,726 号、第3,057,315号及び第3,805,721号は引用によつて本考案に明 白に含まれている。
【0035】 図示された如く、建設構成部品10は浮揚性型であり、従つてそれは浮き橋、 はしけ、浮き桟橋又はドツク、浮きプラツトフオーム等を建設する際に使用され ることができる。しかし乍ら、類似の構成部品と共にこの構成部品10は陸に支 持された橋又はプラツトホームの如き種々の非浮揚性の(non-bloating)構造物 の建設にも同様に使用されることができることは理解されるであろう。特に後者 の型式の使用を意図している建設構成部品は所望の如く、浮揚性にすることがで き又は浮揚性にしないこともできる。
【0036】 更に詳細には、構成部品10は長方形の平行6面体の形状である。構成部品1 0は以下に説明する内部力(internal force)支持フレーム構造を含み、これは 上部壁12と、下部壁13と、4つの側壁とを含んでいる外方被覆(overing) 内に全体的に入れられている。更に側壁は端部壁14と側壁16とに細分されて いる。
【0037】 構成部品10の各コーナーには、標準コンテナー金具(fitting)18が取付 けられている。このような金具は公知であり、そして特定的に標準貨物コンテナ ーのコーナーに使用されているのと同じ型式である。金具18の各々は3つの交 差する穴19を有しており、この中に吊上げ具、ラツシユライン(lash line) 等が構成部品10を吊上げ、且つ取扱うために挿入され、それを貨物船上のたな の所定の位置にラツシングし、そしてその他の方法で構成部品10を標準貨物コ ンテナーが取扱われると同じ方法で取扱う。
【0038】 対向する壁のその種々の対の外表面間で測定した構成部品10の全体の寸法は 標準貨物コンテナーの全体の寸法にほぼ対応している。例えば構成部品10の全 体の寸法は出願され、且つ参照により明らかに含まれている「国際標準化機構コ ンテナー寸法(ISO Container Dimensions)」に列挙された任意の標準の大きさ のコンテナーの全体の寸法に対応している。しかし乍ら、本考案は将来において 標準となるかも知れない他のコンテナーの大きさに適合され得ることがもくろま れている。
【0039】 構成部品10の全体の寸法が標準貨物容器の全体の大きさに「ほぼ(generall y)」対応するというのは、コンテナー金具18によつて形成された任意の突起 又はロツク組立体が輸送のために適切な位置に置かれたとき以下に説明するロツ ク組立体の種々の部分が標準貨物コンテナーとほぼ同じ方式で構成部品10の積 出し及び取扱いを妨げるような距離まで構成部品10の外壁面を超えて突出しな いことを意味している。
【0040】 それぞれ複数の上部及び下部の雄ロツク組立体20及び20′と、それぞれ上 部及び下部の雌ロツク組立体22及び22′は側壁、即ち端部壁14と側壁16 の上部縁及び下部縁に隣接して保持される。ロツク組立体はタンデム対(tandem pairs)に配置され、各対の組立体はそれ等が配置される特定の側壁の上部縁及 び下部縁に隣接してそれ等がそれぞれ配置されるように垂直に間隔がへだてられ ている。用語「垂直な(vertical)」及び「水平な(horizontal)」は便宜上こ こで使用されており、これ等の用語は図示された、且つ標準的に使用される如き 装置に関しており、且つ範囲を更に限定すると解釈されるべきではない。各対の 組立体は同性であり、そして雄組立体及び雌組立体は各側壁の長さに沿つて交互 に繰返され、且つ偶数である。従つて各端部壁14上に2対の組立体、即ち1対 の雄組立体20及び20′と1対の雌組立体22及び22′とがある。
【0041】 更に、1方の端部壁14上の雄組立体20及び20′は他方の端部壁14の雌 組立体22及び22′から横切つて配置されており、且つそれ等と整合している 。従つて、図2において明らかな如く、構成部品10の1端部は他の類似の構成 部品10のいづれかの端部と整合されることができ、そして前記端部の各々の雄 組立体は2つが連結されることができるように他方の前記端部の雌組立体と自動 的に整合する。同様に、交互に雄と雌に、側壁16の各々の長さに沿つて配置さ れた、8つの対のロツク組立体があり、そして建設構成部品の1方の側の各雄組 立体は他方の雌組立体から横切つて配置されている。このようにして、構成部品 10の与えられた側が他の類似の構成部品10のいづれかの側に連結されること ができる。
【0042】 これが前記の前の米国特許第2,876,726号、第3,057,315号及び 第3,805,721号と異なつており、これ等の特許では装置の任意の与えられ た側のすべての組立体は同性であり、その結果、1つの構成部品の与えられた端 部又は側部は類似の構成部品の1つの端部又は1つの側部のみに連結されること ができる。勿論、図2は1つのみを例示しており、且つこのような構成部品が連 結されることができる多くの形状の中の比較的簡単な形状であることは理解され るであろう。特に、変体(variations)の中構成部品が端部対側部に連結される ものと、構成部品が側部対側部に連結されるものと、しかもオフセツト方式又は 互い違いに設けた方式とがあることに気付かれるであろう。
【0043】 既述の如く、建設構成部品10は内部構造骨組を含み、これは、前述の先願の 米国特許に詳細に記載されている如く、複数の互に連結されたトラス(truss) を含むことができる。典型的なトラス、そして更に詳細には構成部品10内で側 部対側部から延びている横のトラス(transverse truss)が図3に示されている 。既述の如く、建設構成部品の1方側の各タンデム対の雄組立体が構成部品の他 方の側のタンデム対の雌組立体から横切つて配置されている。
【0044】 図3に示された如く、このような相補的な対の雄及び雌ロツク組立体が与えら れた横のトラスの両端に取付けられる。図3に示されたトラスは支材28によつ て互に連結された平行な上部コード(cord)24と下部コード26を含む。先願 の米国特許第3,057,315号に詳細に説明されている如く、支材28は間隔 をへだてた位置においてコード24及び26に当接するように、トラスの柔軟性 を高めるように配列される。同様に、建設構成部品の全体に亘りコード24及び 他のトラスの類似のコードの上部端と上部壁12との間隔をへだてているレール (rails)30がトラス28がコード24に当接する位置から離れて長手方向に 間隔をへだてた位置においてコード24に当接する。同様に、建設構成部品の下 部コード26の底部と底部壁13との間に配置されたレール32がコード26と 支材28の当接部の位置から長手方向に間隔をへだてられている。
【0045】 図3、図4及び図5を共に参照すると、図示されたタンデム対の雄ロツク組立 体20及び20′の各々はそれぞれハウジング34又は34′の形状の本体を含 む。ハウジング34は以下により詳細に説明する。ハウジング34及び34′は 同一であるが方向が逆にされており、従つて水平平面を横切つて平面対称(mirr or image)である。この点において、上部雄ロツク組立体20の部分と同一であ る下部雄ロツク部分の任意の部分は符号「 ′」を付した同じ参照番号によつて 示されていることに更に注目されたい。上部及び下部ロツク組立体が同一である 範囲まで、下部組立体は詳細に説明されない。同じ図解が上部雌組立体22及び 下部雌組立体22′を描くのに利用されている。
【0046】 ハウジング34はそれぞれの側壁16と全体的な整合のためにトラスの外方端 近くの位置に配置された前部壁36と、トラスに対して内方に前部壁36から間 隔をへだてた後部壁38とを有している。コード24はチヤンネル形状であり、 且つタンデム対の上部雄ロツク組立体20のハウジング34の1方の側部に溶接 される。コード24はそのチヤンネルが連結された雄ハウジング34に対して横 に外方に面するように方向づけされる。溶接線40は前−後方向の方式に実質的 な距離間をハウジング34に沿つて延びている。更に、コード24の端部を横切 つて溶接部41がある。
【0047】 図4及び図5に最もよく理解されている如く、他のチヤンネル形状のコード4 2がコード24から離れたハウジング34の反対側に溶接される。コード42が 他のトラスの部分を形成し、これは図3に示されたトラスの平面対称であり、且 つ更に下部コード44と相互に連結している支材(図示せず)とを含んでいる。 従つて、上部雄ロツク組立体20のハウジング34は2つの隣接するトラスの上 部コード24と42との間にサンドイツチされる。同様に、下部雄ロツク組立体 20′のハウジング34′は2つの隣接するトラスの下部コード26と44との 間に溶接される。
【0048】 図3、図6及び図7を参照すると、1対のタンデム雌ロツク組立体22及び2 2′が示されており、これ等の各々はそれぞれ雌ハウジング46又は46′の形 状の雌本体を含んでいる。(以後、多少同様な又は類似している雄及び雌ロツク 組立体の部分は組立体の2つの性の部分間を明確に区別するために「雄(male) 」又は「雌(female)」と呼ばれる、そしてこれはこれ等の部分が必ず突出して いる又は受け入れ型の形状であることを意味する意図を有していない)。
【0049】 雌ハウジング46は前部壁48とそこから間隔をへだてた後部壁50とを有し ている。従つて、上部雌ハウジング46が上部雄組立体20を取付ける端部に対 向するコード24と42との端部間に溶接されるとき、溶接線52は前−後方向 の方式に実質的な距離を延ばすことができる。またコードの端部を横切つて溶接 部53がある。下部雌ロツク組立体の雄ハウジング46′は同様に下部雄ロツク 組立体20′を取付ける端部に対向するコード26及び24の端部間に溶接され る。
【0050】 図4及び図5を参照すると、雄ロツク組立体20及び20′が非常に詳細に描 かれており、構成部品10上のすべての他のタンデム対の雄ロツク組立体が同じ であることが理解されるであろう。
【0051】 雄ハウジング34の前部壁36は雄ソケツト手段として役立ち、且つそれぞれ 後部壁54a及び前部壁54bを有している厚くなつた部分54を有している。 雄ソケツト手段が前−後方向の方式にそこを通り延びている長方形の雄ソケツト 開口56を形成している。(本明細書に使用されている「前−後方向の方式(fr ont-rear directional mode)」というのは大体において前部対後部及び後部対 前部の方向に平行な位置又は方位の方向を言う。図5に示された如く、雄ソケツ ト開口56の横断水平寸法はその横断垂直寸法よりも実質的に大きい。
【0052】 雄ロツク部材20は更に一体構造の鋳造金属ピン部材58を含み、これは図4 に示された如き前進した位置と図10に示された如き引つ込んだ位置との間で、 前−後方向の方式に往復運動のために開口56内に摺動可能に収容されている。 開口56内に収容されているピン58の部分は全体的に相補的な長方形断面形状 であつて、垂直寸法よりも水平寸法の方が大きい。
【0053】 図4、図5、図9及び図10を比較すると、ピン部材58の最外方端部又はヘ ツド端部は60で示されている如く、幾分小さい長方形断面のためにテーパーが つけられている。ヘツド端部60はその上部表面内にノツチ61を有している。 ヘツド端部60とピン部材58の大きな長方形部分64との連結個所において、 ピン部材58の両側に沿つて垂直に延びており、且つ横に外方に開いている1対 の溝62を含んでいる第1のロツク係合領域又は細くなつた領域がある。溝62 の後方にピン部材58の比較的大きな長方形部分64があり、その前部又は後部 はピン58がその引つ込んだ位置にあるか又はその前進した位置にあるかによつ て開口56内に配置される。
【0054】 ピン部材58の部分64は、以下に説明する目的のために、その上部表面及び 下部表面に凹部66を有している。凹部66はピン58の部分64の荷重支持能 力を不当に落とす程充分に大きくはない。
【0055】 ピン58の大きな長方形部分64の後部端に、溝62に実質的に同一の垂直な 溝68を含んでいる第2のロツク係合領域又は細くなつた区域がある。溝68の 後方は小さいテーパーの付いた部分70であり、これは更にピン部材58の円筒 状末端部72に隣接している。末端部72の直径はピン部材58の長方形部分の 垂直寸法を超えないことに注目すべきである。
【0056】 雄ロツク組立体20は更にプレート状のロツク部材74の形状のロツク部材を 具備している。雄ロツク部材74は以下により詳細に説明する雌ロツク組立体2 2の雌ロツク部材116と実質的に同一である。従つて、下方位置、即ちロツキ ング位置における雄ロツク部材74を示している図4及び図5と、上方位置、即 ち解放位置における同一の雌ロツク部材116を示している図6及び図7との比 較は雄ロツク部材及び雌ロツク部材の双方の理解を容易にする。
【0057】 更に詳細には、ロツク部材74はそれぞれのロツキング溝68、あるいはまた それぞれのロツキング溝62内に滑りばめするように大きさを定められた下方へ 延びている歯(tines)又はレール(rails)76を有している全体的に逆U字形 状である。レール76はそれ等の上部端においてブリツジ部分78によつて接合 される。タブ(tab)80がブリツジ部分78の上部端から後方に延びている。
【0058】 ロツク部材74は雄ソケツト手段54の後面54と滑り当接(sliding abutme nt)に雄ソケツト手段54の丁度後方に配置される。雄ハウジング34の上部壁 35内の開口84がロツク部材74を図4に示されたロツキング位置から上昇さ れるのを可能にし、この場合にレール76は上昇した解放位置のために、2対の ロツキング溝62又は68の1方又は他方の中に配置され、この場合、ロツキン グ部材74はピン部材58を通過する。この目的のため、バール(crowbar)の 如き適切な工具が開口84内のノツチ84a内に挿入され、且つタブ80の下に 係合されることができる。
【0059】 タンデム対の下部雄ロツク組立体20′は雄ハウジング34′を有しており、 これは水平面を横切りハウジング34の平面対称である。組立体20′は更にピ ン部材58′を有しており、これは上部雄ロツク組立体20のピン部材58と同 一であり、且つ同じ方法で方向づけされている。ピン部材58及び58′が同一 であり、且つそれ等のロツキング溝、例えば62及び68がそこを完全に通過し て垂直方向に延びているから、下部雄ロツク組立体20′のロツク部材75を上 部雄ロツク組立体20のロツク部材74と同様な方法で、例えば最も上方のその ブリツジ部分及びそこから下方に延びているそのレール又は歯を用いて方向づけ されることが可能である。ロツク部材75は、それがタブ80を欠いており、且 つそのレール77がより長いことを除いて、ロツク部材74と同一である。
【0060】 2つのロツク部材74及び74′は2つの雄ロツク部材の横の外側に溶接され たロツド82の形状のロツク延長手段(lock extension means)によつてそれ等 のロツキング位置と解放位置との間に共同往復運動のために連結されている。上 部雄ロツク組立体のハウジング34の下部端及び下部雄ロツク組立体のハウジン グ34′の同一の上部端は解放しており、ロツド82の必要な運動を可能にして いる。ハウジング34及び34′のこれ等の開放端は更に、例えば溶接によつて 、チヤンネル部材86の形状の本体延長手段(body extension means)によつて 堅固に互いに連結されている。下部雄ロツク部材75の後面と協働するために案 内73がハウジング34′に溶接されている。
【0061】 先願の米国特許第3,805,721号に示された装置61、62、63、64 と実質的に同一である雄ロツク保持器が設けられる。簡単に説明すると、この装 置はベースプレート87を含んでおり、このベースプレート87がロツド82の 前面に摺動可能に係合するように所定の位置にチヤンネル86の側部間に溶接さ れる。ナツト及びボルト組立体89がプレート87をスプリング88に連結し、 このスプリング88はこれによつてロツドに摩擦係合するようにロツド82の後 面に対してクランプされ、そしてこれによつてロツク部材74及び75に間接的 に摩擦係合する。装置87、88、89がロツド82に摩擦係合する力はロツク 部材74及び75のそれぞれのロツク組立体からロツク組立体74及び75の分 離を防止するのに大体において充分である。更に、垂直な運動を確実に制限し、 且つそのような分離を防ぐために、プレート87に保持されたブロツク93と当 接するための確実なストツプバー91がロツド82間に溶接される。更に、摩擦 装置87、88、89はロツク部材74及び75をそれ等のそれぞれのソケツト 54及び54′に対して前方へ押す。最後に、摩擦装置87、88、89はタン デムロツク部材74及び75をそれ等が置かれる任意の位置に一時的に維持し、 そして詳細には、若しそれ等が上昇されれば、それ等を重力に抗して上昇した位 置に一時的に維持する。それにもかかわらず、摩擦装置がロツド82に係合する 力は、所望のときに、バール及びハンマーの如き簡単な工具を用いて、ロツク部 材の選択的な手動による上下を妨げるほど大きくはない。
【0062】 雄ロツク部材74及び75をそれ等の下降した位置又はロツキング位置に確実 に保持するために、逆U形状のラツチスプリング(latch spring)90がロツド 82に取付けられる。スプリング90は先願の米国特許第3,805,721号と 構造及び機能が実質的に同一であり、従つて本明細書により詳細に記載しない。 簡単に説明すると、スプリング90は後方へバイアスされており、従つて、ロツ キング部材74及び75が図4に示された如く、それ等のロツキング位置にある とき、スプリング90の上部端は開口84に丁度隣接するハウジング34の上部 壁35の下に配置される。ロツク部材74及び75を上昇することが望まれると き、ロツク部材が上昇されることができるようにスプリング90を前方に出す( pry)ために工具がノツチ84a内に挿入されることができる。それから、ロツ ク部材が再びそれ等のロツキング位置に下げられる時はいつでも、スプリング9 0はハウジング34の上部壁の下のラツチング位置にもどり自動的にスナツプす る。
【0063】 ハウジング34の後部壁38はピン部材58の末端72の摺動収容(sliding receipt)のためのそこから後方に延びているポケツト92を有している。螺旋 圧縮スプリング94がポケツト92の底部とピン部材58の末端部72の肩96 との間に配置されていてピン部材58を前方へバイアスしている。ロツク部材7 4がその解放位置に上昇されたときソケツト開口56を通り放出されるか又はそ の開口から外へ落ちるピン部材58を保持するために、スプリング98の形状の ピン保持器がピン部材58の下側に保持されている。スプリング98はピン部材 58に沿つて全体的に長手方向に延びている。その後端はピン部材58に固定さ れており、一方その前方端は自由であり、且つピン部材58から離れて外方へバ イアスされている。しかし乍ら、スプリング98はピン部材58の下側の溝10 0(図9参照)内に適合するように内方へバイアスされることができる。
【0064】 従つて、雄ロツク組立体20を組立てるとき、スプリング94はソケツト開口 56を通りそしてポケツト92内へ挿入されることができる。それからピン部材 58はソケツト開口56を通り挿入され、このような挿入は、ピン部材58の垂 直な寸法がどこでもソケツトの開口56を通過するかも知れないピン部材の垂直 な寸法をどこでも超えないという事実によつて許容される。ピン部材58がソケ ツト開口56を通つてハウジング34内へ挿入されるに従つて、スプリング98 は開口56の下部表面によつて溝100内へ内方にカム作用で入れられる(camm ed)。一旦溝100が完全にソケツト開口56を通過すれば、スプリング98の 前方端は外方にとび出し、そしてソケツト手段54の後部面54aに当接し、こ れによつてピン部材58が開口56から後に落ちるのを防止する。またソケツト 手段54の後面54aとスプリング98の当接は正確な前進位置へスプリング9 4の影響下にあるピン部材58の前進運動を制限し、この場合に溝68はロツキ ング部材74のレール76によつて係合するために位置づけされる。ロツク組立 体を分解する必要があれば、適切な工具が開口84を通り挿入されて、ピン部材 58がスプリング98をソケツト開口56の下部表面によつて溝100内に保持 されるように充分前進されるまでスプリング98を溝100内に上方へ押す。
【0065】 下部雄ロツク組立体20′のハウジング34′の後部壁38′はポケツト92 と同一のポケツト92′を有している。既述の如く、上部雄ロツク組立体及び下 部雄ロツク組立体のピン部材58及び58′は同一であり、そして下部雄ロツク 組立体20′のピン部材58′は形状においても、ロツク組立体の他の部分との 相互関係においてもスプリング94及び98と同一のスプリングをそれと関連づ けた。従つて、下部雄ロツク組立体20′におけるこれ等のスプリングは図示さ れておらずまた更に詳細に説明されていない。
【0066】 ハウジング34の前部壁36はその上に形成された1対のせん断支持突出部( shear bearing lugs)102を有している。突出部102はソケツト開口56の 両側に配置されている。突出部102はソケツト手段54の前面54bの残りの 部分から前方に突出しているが、ロツク組立体が標準貨物コンテナー風に保持さ れている建設構成部品10の取扱をそれ等の突起部102が妨げないように充分 小さい距離だけ突出している。各突出部102の上部表面及び下部表面101は 全体的に水平に延びている平らな平面であるが、以下により詳細に説明する目的 のために相互の方に僅かに垂直に傾斜されている。下部雄ロツク組立体20′の ハウジング34′はその上に同一の突出部102′を有している。
【0067】 図6及び図7を参照すると、上部雌ロツク組立体22が非常に詳細に描かれて いる。上部雌ロツク組立体22のハウジング46は多くの面において上部雄ロツ ク組立体20のハウジング34に類似している。その前部壁48は後面104a 及び前面104bを有している雌ソケツト手段104を含んでいる。雄ロツク組 立体20の開口56と大きさ及び形状が実質的に同一である雌ソケツト開口10 6が前−後方向の方式にソケツト手段104を通り延びている。
【0068】 ハウジング46の前部壁48は、突出部102というよりはむしろ、壁48が その上に形成されており、且つソケツト開口106のすぐ上方及び下方に配置さ れた1対の突出部108を有している点でハウジング34の前部壁36と異なつ ている。便宜上、突出部108はソケツト手段104を横切つて完全に横に延び ている。しかしながら、突出部108の目的は雄ロツク組立体及び雌ロツク組立 体がかみ合わされるとき突出部102に係合することであるから、各突出部10 8はソケツト開口106に対応する距離だけ間隔をへだてた1対の突出部によつ て置き換えられることができる。突出部108はその間に突出部102を受け入 れるための間隙110を形成する。間隙110を形成する突出部108の平らな 表面は突出部102のテーパー101に対応して僅かに垂直方向に傾斜されてい る。
【0069】 ハウジング46の後部壁50はそれが一体のポケツト92を欠いていることを 除き上部雄ロツク組立体20のハウジング34の後壁38に類似している。ハウ ジング46の上部壁46は雄ハウジング34の上部壁に類似しており、そして詳 細には、開口84と同一の開口112を含んでおり、且つノツチ84aと同一の ノツチ112aを含んでいる。ハウジング46の底部はハウジング34の底部と 同一であり、そして詳細には開放されていて、且つチヤンネル部材114によつ て下部雌ロツク組立体22′のハウジング46′の上部端に連結されている。
【0070】 雄ロツク部材74と同一の雌ロツク部材116が、図示された如き上昇した解 放位置と、ロツキング部材116のレール118が開口106のほぼ反対側に配 置され、且つ開口106に重なるロツキング位置との間でソケツト手段104及 びそのソケツト開口106に対して往復運動するために取付けられている。レー ル又は歯(tines)118に加えて、ロツキング部材116はレール118の上 部端を連結しているブリツジ部分120と、そこから後方に延びているタブ12 2とを含んでいる。部材116の構造は雄ロツク部材74の構造と同一であり、 そして開口106に対して、そのロツキング位置及び解放位置における部材11 6間の関係は開口56に対する部材74の類似の位置と正確に同一である。
【0071】 ロツキング部材116は同様にロツキング位置と解放位置との間の共同往復運 動のために、溶接によつて、ロツド124によつて下部雌ロツク組立体22′の 類似のロツキング部材117に連結される。組立体116、124、117はタ ンデム雄ロツク組立体20及び20′の組立体74、82、75と同一である。 同様に、装置87、88、89と同一の摩擦保持装置125、126、127が 組立体116、124、117のために設けられており、同様にストツプ129 、131及びラツチスプリング128は構造においても、機能においてもストツ プ91、93及びスプリング90と同一である。
【0072】 タンデム雄ロツク組立体とは、図6及び図7に示されたタンデム雌ロツク組立 体はそれ等のハウジング46及び46′が逆に、即ち互に平面対称体として配置 されており、一方それ等のそれぞれのロツキング部材116及び117が同じ方 向、即ち下方に延びているそれ等の歯(tines)と同じ方向に方向づけられてい る点で異なつている。同様に、下部雌ロツク組立体のロツキング部材117はよ り長い歯119を有しているが部材116のタブ112と類似のタブを欠いてい る。他の点では、雌ロツク組立体は同一であり、そして詳細には、突出部108 と同一であるせん断支持突出部(shear bearing lug)108′が前部壁46′ 上に形成されており、そして案内109が下部雌ロツク部材117のために設け られている。
【0073】 雄ロツク組立体及び雌ロツク組立体の作用は下記の如である。建設現場へ輸送 のために、雄ロツク組立体のピン部材がそれ等の引つ込んだ位置に置かれる。図 10はその引つ込んだ位置における上部ロツク組立体20のピン部材58を示し ており、そして下部雄ロツク組立体のピン部材58′の引つ込んだ位置は相似し ている。図10に示された如く、ピン部材58はその第1のロツク係合領域の溝 62はそれ等がロツキング位置に下降されたロツキング部材74のそれぞれのレ ール76によつて係合されるソケツト54の後面54aに配置されるまでスプリ ング94を圧縮して後方へ押される。
【0074】 ピン58の前進した位置に関連して以下により詳細に説明されている如く、レ ール76は開口56の側部を越えて溝62から横に外方に突出するように大きさ が定められているので、これ等のレールはソケツト54の後面54aに当接する ことができる。従つて、圧縮されたスプリング94によつてピン部材58に加え られる後部対前部(rear-to-front)の力、又はピン部材58に加えられるかも 知れない任意の他の後部対前部の力はロツキング部材74を介してソケツト54 へ伝えられ、これによつてピン部材58は図10に示された位置からの前進を妨 げられる。図10の位置から後方へのピン58のそれ以上の引つ込みは特定的な 問題ではないが、このような運動はハウジング34内の開口84の縁部とロツク 部材74のタブ80との当接及び案内73とロツク部材75の当接によつて制限 されることに注目されたい。
【0075】 ロツキング部材74はスプリング90が開口84に隣接するハウジング34の 頂部壁35の下にあるという事実によつて、図示された如く、下降した、即ちロ ツキング位置にラツチ(latch)される。ロツク部材74がそのロツキング位置 にあるとき、ロツク部材74はハウジング34の上部端とほぼ同一平面にあり、 ハウジング34の上部端は更に建設構成部品10の頂部壁12とほぼ同一平面で あることに注目すべきである(図10に示されているが他の図では明確さのため 破断されている)。ピン部材58のヘツド端は突出部102が突出しているのと ほぼ比較できる非常に小さい距離だけソケツト54の前面54bから前方に突出 している。前述の如く、この距離は標準貨物コンテナー風の建設構成部品の輸送 及び他の取扱を妨げるのに充分な程大きくはない。従つて、図10の位置におけ る装置では、雄ロツク組立体のずべての部分が建設構成部品10のほぼ全体の寸 法内にあると言えるであろう。ピン部材58′は建設構成部品上のすべての雄ロ ツク組立体のすべての他のピン部材と同じように、そのそれぞれのロツキング部 材75によつて同様な引つ込んだ位置に保たれる。
【0076】 構成部品10、及びそれぞれ連結された類似の構成部品が建設現場に到達した とき、建設構成部品間の連結を構成するのに使用されるこれ等の雄ロツク組立体 のピン部材が図4に示された如く、それ等の前進した位置におかれ、そしてそれ と連結されるべき雌ロツク組立体のロツキング部材が図6及び図7に示された如 くそれ等の解放位置に上昇される。
【0077】 更に詳細には、雄ロツク組立体に関して、そして図10の位置から始めると、 バール又は他の適切な工具が上部雄ロツク組立体20のハウジング34の頂部壁 35における開口84内のノツチ84a内に挿入される。前述の先願の米国特許 により詳細に説明された方法では、工具はスプリング90が頂部ハウジング壁の 下側を通つてタブ80の下に押し込まれるまで、スプリング90の上部端を前方 へ押すのに使用される。工具の連結運動によつて、タブ80は上方に出される( pry)ことができ、これによつてロツキング部材74及び下部雄ロツク組立体2 0′の連結されたロツキング部材75を上昇する。一旦上方への運動が上述の方 法で開始されると、同じ又は他の工具を用いて、あるいは手によつて連続した上 方への運動が行なわれることができる。
【0078】 ロツキング部材74及び75がそれ等のそれぞれのピン部材58を通過するの に充分な距離に上昇されたとき、即ちそれ等の解放位置(雌ロツク組立体のため の図6及び図7に示された位置に類似している)まで上昇されたとき、ピン部材 58はスプリング94によつて外方へ押され、そしてピン部材58′は同様にポ ケツト92′内の類似の圧縮スプリング(図示せず)によつて外方に押される。 若しも何かの理由で、例えばこのような圧縮スプリングの破損のため、ピン58 及び58′がそれ等の引つ込んだ位置から前進しなければ、簡単な工具がピン部 材の現在の位置によつて、ノツチ61内に、又は凹部66の任意の中に係合され ることができて、ピン部材をその前進した位置の方へ外方へ又は前方へ押す。ハ ウジング34′はハウジング34と同一であり、そして詳細には、ハウジング3 4の上部壁における開口84と同一のその下部壁に開口(図示せず)を有してい るから、類似の技法がピン58′を外方に、又は前方に押すのに使用されること ができる。
【0079】 引つ込んだ位置において、ポケツト92内に配置されたピン58の部分が前方 へ動かされるに従つて、スプリング98はピン部材58の下側のその溝100か ら自動的に出て来る。スプリングはピン部材58がその前進した位置、即ち、ス プリング94の影響によつて、溝62がソケツト54の前面54bを充分に越え て配置され、そして溝68が後面54aの頂度後に配置される位置にあるときソ ケツト54の後面54aに係合する。スプリング98は高い張力荷重を受けるの には充分ではないが、それはスプリング94によつて加えられた比較的低い力に よつて前方方向へのピン部材58の運動を停止し、そしてロツク部材74が図4 に示された如く、そのロツキング位置に下降されることができるまで、一時的に ピン部材58をその位置に保持する。ピン部材58′は同一のスプリング(図示 せず)を有しており、これが同様にその前進した位置にピン部材58′の前方へ の運動を止める。
【0080】 例えばハンマンマーでロツキング部材74をたたくことによつて、ロツキング 部材74が下降されるとき、連結されたロツキング部材75は自動的にそれと共 に下降される。ロツキング部材74のレール76が溝68に入り、そしてロツキ ング部材75のレール77が下部ピン部材58′内の類似の溝内に入る。ロツキ ング部材74がソケツト54の後面54aと開口84に隣接する上部ハウジング 壁35の縁部との間にサンドイツチされ、そしてロツク部材75がソケツト54 ′と案内73との間にサンドイツチされているので、この位置がピン部分をそれ 等の前進した位置にロツクする。各対のロツキングレール76又は77は、ロツ キング係合を徐々に緊めるために前述の先願の米国特許に説明されている如く( 図7の118a及び119aも参照)、外方及び下方にフレヤーがつけられたそ れ等の内側部を有している。また、図4に示された如く、例えば、各レール76 の下部端はレールをロツキング溝内に案内するために内方及び外方にテーパーの ついたその前部表面及び後部表面を有している。組立体74、82、75の前述 の下降中、スプリング90は開口84に隣接するハウジング34の上部壁の下の 位置内にかちつと掛かる。
【0081】 タンデム雌ロツク組立体22及び22′のロツキング部材116及び117は 、雄ロツク組立体で行なわれたと同じ方法で、図6及び図7に示された如く、そ れ等の解放位置に上昇される。
【0082】 それから、図4及び図5に示された位置における雄ロツク組立体と図6及び図 7に示された位置における雌ロツク組立体とを用いて、これ等の組立体が保持さ れている建設構成部品が例えばロープ等によつて互の方に引きつけられ、従つて ピン部材58及び58′がそれぞれソケツト開口106及び106′に入る。ピ ン部材58のヘツド端部上のテーパーのついた領域60はピン部材を雌ソケツト 開口106内に徐々に案内するのを助ける。突出部108が雌ハウジング46の 前面を横切つて、そして詳細には、ソケツト開口106の上下の縁を横切つて延 びているから、テーパーのついた領域110は同様にピン部材58をソケツト開 口106内に徐々に案内するのを助ける。同じ形式の作用が下部ロツク組立体2 0′及び22′に生ずる。
【0083】 このようにして組立体がかみ合わされたとき、ピン58の第1のロツク係合領 域の溝62はかみ合つている雌ロツク組立体のソケツト104の後面104aの 頂度後に配置される。ピン部材58′の類似の溝は下部雌ロツク組立体22′に 対して同様な位置にある。上部雌ロツク組立体22のロツキング部材116をた たくことによつて、双方のロツキング部材116及び117がそれ等のロツキン グ位置に下降されて、装置を図8及び図9に例示された状態におく。
【0084】 組立体116、124、117が下降されるに従つて、下部雌ロツク部材11 7の長いレールは上部雌ロツク部材116のレール118がピン58に係合する 前にそれ等のそれぞれのピン部材58′に係合し始めることに特に注目されたい 。レール119の側面の内部縁119aの下方及び上方へのフレアー(flaring )(図7参照)及びそれ等の下部端におけるレール119の前部表面及び後部表 面の下方及び内方へのテーパー(図6の119b参照)によつて、下部ロツク組 立体20′及び22′はロツク部材117の下降によつて堅固なかみ合い係合に 徐々にカム作用される(cammed)、即ち楔止される。これはロツク組立体が保持 されている側壁の下部縁が外方へ開く(splay)(例えば、部デツキ上にこれ等 の側壁の近くに立つている作業員の重量がそれぞれの建設構成部品を傾け又は動 揺するとき)いかなる傾向にも打勝つ。その後、上部ロツク部材116は容易に 完全に下降されて、そのそれぞれのピン部材と係合されることができる。若し上 部雌ロツク部材116がそのそれぞれのピン部材にあまり早く係合を許容されれ ば、それが2つの建設構成部品の側壁の下部縁を外方へ開く(splay)傾向を増 加するピボツト点を提供し、これによつて下部組立体が正確にかみ合い且つロツ クするのを困難にすることに特に注目されたい。
【0085】 図8及び図9に例示された状態の装置では、上部雌ロツキング部材116のレ ール118はピン部材58の溝62内に配置されているが、雌ソケツト104の 後面104aに当接するためにそこから横に外方に延びているので、ピン部材5 8に加えられる任意の前部対後部の力はロツキング部材118を介してソケツト 104に伝えられ、これによつてピン部材58は雌ロツク組立体22内にロツク される。
【0086】 若しも後部対前部の張力がピン部材58に加えられれば、例えば雌ロツク組立 体22が保持されている建設構成部品が雄組立体20が保持されている建設構成 部品から引き離される傾向があれば、このような力はソケツト104の後面10 4aからロツキング部材118を介してピン部材58へ伝えられ、そしてピン部 材58から雄ロツキング部材74を介して雄ソケツト54に伝えられる。
【0087】 雄ロツク組立体及び雌ロツク組立体が一緒にかみ合わされ、且つロツクされた とき、それぞれ雄ロツク組立体及び雌ロツク組立体のせん断支持突出部(shear bearing lug)102及び108がかみ合わされる。せん断支持構成物102及 び108がピン部材58に対して全体的に前−後方向の方式に突出し、且つ受け 入れているので、これ等はピン部材58を横切つてそのピン部材に関係なくせん 断力を伝えることが可能である。詳細には、突出部102の上方及び下方に面す る表面と突出部108の対向する表面とは、ロツク組立体を正しい係合に案内す るのを助けるため及び楔作用を介して雄せん断支持構成物と雌せん断構成物との 間の接触を保証するためにテーパーが付けられるか又は垂直に傾斜しているが、 全体的に垂直であり、従つてピン部材58に関係なくハウジング34とハウジン グ46との間に垂直なせん断荷重を伝えることが可能である。
【0088】 この配置は特にはしけの如き浮動構造物(floating structures)を建設する 際に使用されるべき構成部品のために選択された、というのは垂直せん断力は横 断水平(transverse horizontal)せん断力よりも大きくなる傾向があるからで ある。しかしながら、本発明の原理は同様にピン部材に関係なく水平せん断力を 伝えるせん断支持構成物を提供するのに適用されることができることは理解され るであろう。一般的に、せん断支持構成物はせん断荷重をロツキング手段の往復 運動路にほぼ平行な方向にピン部材を横切つて伝えるように配置されるのが望ま しく、従つてこれ等はほぼこのような方向に面していなければならない。
【0089】 例示された典型的な実施例にもどると、これではせん断支持構成物は垂直せん 断荷重を伝えるように配置されており、ピン部材58が水平せん断荷重(これは 問題の構造型式では通常比較的低い)のみを伝えるのに期待されているからピン 部材58の横断垂直寸法(transverse vertical dimention)はその横断水平寸 法よりも実質的に小さくされることができることは図5で最も顕著に理解される ことができる。従つて、雄ロツク組立体及び雌ロツク組立体を具備している与え られたロツキングシステムはピン部材の全体の大きさ及び重量の対応する増加な しで、従来可能であつたよりもより大きい荷重を一般的に取扱うことが可能であ る。更に、ピン58及び58′の垂直な厚さを最少にすることによつて、それ等 の重心間の距離を最大にすることが可能であり、そしてこれによつて水平軸線上 で連結された構成部品のヒンジング作用(hinging action)によく耐える。
【0090】 タンデム対のロツク組立体の使用のために、各対の組立体は垂直に間隔をへだ てられており、そして更に金属又は類似の剛性材料で全体を形成された(好まし くは一体構造の)ピン部材の使用によつて、本考案のロツキングシステムは隣接 する連結構成部品間の如き、水平軸線の周りのいかなる実質的なヒンジングを確 実に防止するように形成される。これは前述のいくつかの従来技術によつて例証 された関節式に連結される連結型式では正確に形成されることができなかつた多 くの型式の構造物にそのような構成部品が組立てられるのを可能にする。本考案 では、橋、ボーリングプラツトフオーム(drilling platforms)等の如きより安 定な浮動構造物を形成することが可能であるばかりでなく、地上に支持された橋 等の如き非浮動構造物を形成することも可能である。それにもかかわらず、そし てまた垂直なタンデム対におけるピン部材の剛性及びそれ等の配置によつて、ロ ツク組立体に過度に大きな力−伝導部分を使用する必要がなく、そして詳細には 、ピン部材と、雄及び雌ロツク手段とを含んでいるロツク組立体のすべての可動 部分が簡単な手工具を用いて容易に手で可動である。かみ合つたせん断支持表面 101及び110の平らな形状は更にいかなるこのようなヒンジング作用にも耐 える。
【0091】 本装置の荷重処理(load handling)特性を向上する他の特徴はハウジング3 4及び46の各々が一体 - - 好ましくは一体構造 - - であり、且つ実質的に前 部対後部(front-to-rear)寸法を有しており、即ちそれぞれのソケツト手段を 形成する前部壁と、その前部壁から間隔をへだてた後部壁とを含んでいる。再び 図3を参照すると、溶接線40及び52がそれぞれのハウジング34及び46の 実質的に前部−後部の長さ(extent)に沿つて延びていることが思い出されるで あろう。これは、単一のプレート状ソケツト(雌組立体に対して)又はピンベー ス(雄組立体に対して)が建設構成部品に溶接された従来技術の装置と異なる。 新しい装置はよい力の分布を提供し、且つ詳細には実質的な力が欠けているソケ ツト手段から間隔をへだてた位置に溶接されたアタツチメントを備えており、こ れによつて1方の型式又は他の型式の破損の機会を少くする。
【0092】 上部組立体20及び22におけるすべての上記の力伝導相互関係は下部組立体 20′及び22′の類似の部分において重複されるので、後者は更に詳細に説明 しない。しかしながら、図8において、せん断支持突出部102′とせん断支持 突出部108′との間のかみ合い関係が更に立面図に例示されていることに注目 されたい。
【0093】 このようにして一緒に連結された建設構成部品を分離することが望まれれば、 上部雌ロツク部材116はロツド124を介してそれと一緒に下部雌ロツク部材 117を保持しながら、その解放位置に上昇される。従つて建設構成部品は分離 されることができる。構成部品の任意の追加の輸送又は取扱のために低い形状( low profile)を提供するために、雌ロツク部材はそれからそれ等のロツキング 位置内に再び下降されることができるが、いかなるピン部材もそれ等のそれぞれ のソケツト内に配置されていない。
【0094】 雄ロツク組立体を低い形状(low profile)位置に戻すために、上部雄ロツク 組立体74は、それと一緒に下部部材75を保持しながら、初めにその解放位置 まで上昇される。タンデム対の雄ロツク組立体の下部ピン部材58′がその引つ 込んだ位置へ後方又は内方に押され、そして一時的にそこに手動又は任意の適切 な手段によつて保持される。互に連結されたロツク部材74及び75が上部部材 74をたたくことによつて、部分的に下降される。下部雄ロツク部材75のレー ル77が上部雄ロツク部材74のレール76よりも長いので、上部ロツク部材7 4のレール76がまだそれ等のそれぞれのピン部材58から離れている間に、レ ール77はそれ等のそれぞれのピン部材58′の溝62′内に部分的に係合する 。これはピン部材58がその引つ込んだ位置の方へ後方に押されている間に一時 的にピン部材58′をその引つ込んだ位置に保持する。それから、一時的にピン 58をその引つ込んだ位置に、例えば、手動で、保持している間に、ロツク部材 74及び75は更にそれ等の完全なロツキング位置へ下降される、このときピン 部材58及び58′の双方はそれ等の引つ込んだ位置に堅固にロツクされ、そし てロツキング組立体74、82、75は更にスプリング90をハウジング34の 頂部壁の下側と係合することによつて所定の位置にラツチされる。
【0095】 上記は本考案の典型的な実施例を説明している。しかしながら、当業者及び本 考案の精神の中で多くの変更が行なわれることができる。従つて本考案の範囲は 請求の範囲によつてのみ限定される意図を有している。
【図1】本考案を具体化している建設構成部品の斜視図
である。
である。
【図2】いくつかの可能な形態の1つに予期される連結
のために位置づけされた、図1に例示された型式のいく
つかの建設構成部品の平面図である。
のために位置づけされた、図1に例示された型式のいく
つかの建設構成部品の平面図である。
【図3】図1の3−3線に沿つて切断したときの図1の
建設構成部品の横断面図である。
建設構成部品の横断面図である。
【図4】1対のタンデム雄ロツク組立体の、部分的に断
面で示され、部分的に立面図で示された側面図である。
面で示され、部分的に立面図で示された側面図である。
【図5】図4の5−5線でほぼ切断したときのタンデム
雄ロツク組立体の正面図である。
雄ロツク組立体の正面図である。
【図6】1対のタンデム雌ロツク組立体を示している図
4の図に類似の図である。
4の図に類似の図である。
【図7】図5の図に類似しており、且つ図6の7−7線
でほぼ切断したときのタンデム雌ロツク組立体の図であ
る。
でほぼ切断したときのタンデム雌ロツク組立体の図であ
る。
【図8】部分的に断面で、且つ部分的に立面で、かみ合
い、且つロツクした状態の図4及び図6のタンデムロツ
ク組立体を示している側面図である。
い、且つロツクした状態の図4及び図6のタンデムロツ
ク組立体を示している側面図である。
【図9】図8の9−9線に沿つて切断したときの、拡大
詳細図である。
詳細図である。
【図10】ピン部材の引つ込んだ位置においてロツクさ
れたピン部材を有している雄ロツク組立体の1つの断面
拡大詳細図である。
れたピン部材を有している雄ロツク組立体の1つの断面
拡大詳細図である。
10 建設構成部品 20 雄ロツク組立体 22 雌ロツク組立体 46 雌ハウジング 56 雄ハウジング 58 ピン部材 74 雄ロツク部材 102 突出部 104 ソケツト手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 ポール・エイ・ロビシヨー アメリカ合衆国テキサス州77042ヒユース トン・メドウレイクレイン10122
Claims (1)
- 【請求項1】 (a)対で配置された複数の雌ロック組
立体であって、 該対の各々の2つの雌ロック組立体が、横壁に沿って相
互に鉛直方向に離間して配置されており、 該雌ロック組立体の各々が、雌ソケット開口を形成する
雌ソケット手段を含む雌本体と、該雌ソケット手段にピ
ン部材を選択的にロックするために、解放位置とロック
キング位置との間を、該雌ソケット手段に対して移動可
能である雌ロック手段とを備えている雌ロック組立体
と、 (b)対で配置されている複数の雄ロック組立体であっ
て、 該対の各々の2つの雄ロック組立体が、横壁に沿って相
互に鉛直方向に離間して配置されており、 該雄ロック組立体の各々が、同様の建設構成部品の雌ソ
ケット開口の1つに係合して、それぞれの雌ロック手段
と共に、構成部品をロックするようになっている剛性の
水平方向に配置されたピン部材を備えている雄ロック組
立体とを具備する土木工学において使用される建設構成
部品において、 該構成部品に固定的に設置された雄本体を具備し、 該横壁から突出する前進した位置と、ほぼ本体内にある
引っ込んだ位置との間を往復運動できるように、該雄本
体によって支持されたピン部材を有し、 該ピン部材を該前進した位置に弾性的に強制するよう
に、該ピン部材と協働する弾性偏位部材を具備し、 ロッキング位置と解放位置との間を該ピン部材に対して
移動できるように、頂部から接近可能であり且つ作動可
能である、該雄本体に支持された雄ロック手段を具備
し、 該ピン部材が、その長さ方向に沿って相互に離間してい
る第1及び第2のロック係合領域を有し、 それぞれ、該ピン部材の上記引っ込んだ位置と上記前進
した位置において、該第1及び第2のロック係合領域
が、該雄ロック手段と整合し、該雄ロック手段が上記解
放位置から上記ロックキング位置への移動することを許
容し、 該雄ロック手段が、上記ロックキング位置において、該
ピン部材と共同して、上記前進した位置又は引っ込んだ
位置からそれぞれ他方の位置への、該ピン部材の移動を
選択的に妨げ、 該ロック係合領域に隣接してる該ピン部材の部分と該雌
ロック手段とが整合しているとき、該部分が、該雌ロッ
ク手段の上記ロッキング位置への移動を阻止するように
形状付けられている ことを特徴とする建設構成部品。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US642181 | 1984-08-17 | ||
| US06/642,182 US4695184A (en) | 1984-08-17 | 1984-08-17 | Locks for construction components |
| US642182 | 1984-08-17 | ||
| US06/642,181 US4610215A (en) | 1984-08-17 | 1984-08-17 | Construction components with improved locking system |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0720306U true JPH0720306U (ja) | 1995-04-11 |
| JPH0756325Y2 JPH0756325Y2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=27093958
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1086794U Expired - Lifetime JPH0756325Y2 (ja) | 1984-08-17 | 1994-08-10 | 建設構成部品 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (3) | EP0175446B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0756325Y2 (ja) |
| CA (1) | CA1231902A (ja) |
| DE (2) | DE3586907T2 (ja) |
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