JPH0720308Y2 - 装飾扉 - Google Patents

装飾扉

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JPH0720308Y2
JPH0720308Y2 JP1991050498U JP5049891U JPH0720308Y2 JP H0720308 Y2 JPH0720308 Y2 JP H0720308Y2 JP 1991050498 U JP1991050498 U JP 1991050498U JP 5049891 U JP5049891 U JP 5049891U JP H0720308 Y2 JPH0720308 Y2 JP H0720308Y2
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JP
Japan
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frame
central panel
door
sheet
engaging
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JP1991050498U
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JPH04119094U (ja
Inventor
英夫 石田
Original Assignee
有限会社石田工業
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、表面に凹状の額縁を有
する装飾扉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の装飾扉にあっては、第1に、通常
の木材を平板状に加工した後、表面を切欠いて凹状の額
縁を設けるか、または、第2に、合板等木質材を重ね合
わすなどによって適当な肉厚にした平板を設け、その表
面を切欠いて凹状の額縁を設けるとともに、表面に木材
等の柄を印刷したシートなどをラッピングするかであっ
た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記第1の扉
は、当該扉を製造するためには一定の面積および肉厚を
有し、かつ、時間経過による変形が発生しない木材が必
要であり、このような良質の木材の価格は、合板等木質
材を重ね合わせた平板などよりもはるかに高価であるの
みならず、表面および裏面の切欠き加工の際には、材料
の欠損を防止するために細心の注意を要することなどか
ら、加工時間が長期化し、かつ、多大の労力を要するこ
ととなり、必然的に加工費用も高額とならざるを得ず、
価格全体が非常に高くなるという欠点を内包するもので
あった。
【0004】また、上記第2の扉は、第1の扉に比較す
れば、材料費が非常に安価であることから、価格全体も
必然的に安くなるものではあるが、加工後に木目等の柄
を印刷したシートなどをラッピングすることにより、素
材が木材などであるような外観を呈するようにするもの
であって、上記シートのラッピング技術が未だ不十分で
あることから、表面を切欠いて設けた凹状の額縁のすべ
ての部分に上記シートをラッピングすることができず、
当該部分には己むを得ず上記シートをラッピングせず、
シートの柄とほぼ同色の塗料を施さざるを得ず、不完全
な状態であるのみならず外観を損なうものでもあった。
【0005】本考案は、上記諸点にかんがみ、合板等木
質材を重ね合わせるなどにより適当な肉厚にした平板を
加工し、全面に木目等の柄を印刷したシートまたは片面
に和紙をコーティングし他面を塗装した天然木突板のシ
ートなどを容易にラッピングできるようにすることによ
り、安価で、かつ、外観の良好な装飾扉を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の目的を
達成するために、合板等木質材を重ね合わせるなどによ
って適当な肉厚にした平板を加工して扉本体を形成する
とともに、表面を切欠いて凹状の額縁を設け、上記扉本
体の表面に木目等の柄を印刷したシートまたは片面に和
紙をコーティングし他面を塗装した天然木突板のシート
などをラッピングしてなる装飾扉において、扉全体を上
下左右の框部と中央パネル部とに分割して加工し、框部
と中央パネル部とを連結させる際に当接する部分の、框
部側または中央パネル部側のうちの一方端辺に長手方向
に沿って連続する係入溝を、他方端辺に長手方向に沿っ
て連続するテーパ状の係入突部をそれぞれ設け、上記係
入溝内の側壁部を含む框部表面または中央パネル部表
面、および、上記係入突部の先端付近を含む中央パネル
部表面または框部表面に、それぞれ上記同様のシートを
ラッピングし、上記框部または中央パネル部の係入溝内
に中央パネル部または框部の係入突部を嵌入して固定す
ることにより、上記係入溝と係入突部との嵌合部が扉表
面で凹状の額縁を構成するようにしてなる構成とした。
【0007】
【作用】上記のような構成にすれば、扉を框部と中央パ
ネル部とに分離し、かつ、両者の連結部に設ける係入溝
と係入突部との嵌合により凹状の額縁を構成することか
ら、各部を加工する際に、その表面の装飾部となる部分
をすべて切欠くことによって設ける必要はなく、特に、
加工難度の高い凹部の加工が不必要となることから、短
時間、かつ、簡単に各部の加工を行うことが可能であ
る。
【0008】さらに、従前はシートのラッピングが不可
能とされていた凹部においても、係入溝を設けた側には
係入溝内までシートをラッピングし、係入突部を設けた
側には係入突部先端付近までラッピングし、両者の嵌合
により外部にあらわれる部分はすべてシートがラッピン
グされた状態となるから、外観が良好となるものであ
る。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。本考案は、図1に示すように、扉全体Aを上下左
右の框部1、2、3、4と中央パネル部5とに分割し、
それぞれを連結させて扉Aの形状となるようにし、框部
1、2、3、4と中央パネル部5との連結部分a、b、
c、dのうちの、例えば框部の中央パネル部側端辺6、
7、8、9に長手方向に沿って連続する係入溝10、1
1、12、13を、中央パネル部の框部側端辺14、1
5、16、17に長手方向に沿って連続するテーパ状の
係入突部18、19、20、21をそれぞれ設け、係入
溝10の側壁部22を含む框部表面23、および、係入
突部18の先端24付近を含む中央パネル部表面25
に、それぞれ木目等の柄を印刷したシートまたは片面に
和紙をコーティングし他面を塗装した天然木突板のシー
トBをラッピングし(詳しくは図3参照)、係入溝1
0、11、12、13内に係入突部18、19、20、
21を嵌入して固定するものである。
【0010】このようにして框部1、2、3、4と中央
パネル部5とを連結することにより、図2に示すよう
に、各係入溝(図2中には図示せず)と各係入突部(図
2中には図示せず)との嵌合部分26、27、28、2
9が扉表面で凹状の額縁30、31、32、33を構成
することとなり、表面に装飾のある扉を形成することが
できるものである。
【0011】ここで、係入溝と係入突部の状態を説明す
れば、図3に示すように、框部1の中央パネル部側端辺
6に設けた係入溝10、および、中央パネル部5の框部
側端辺14に設けたテーパ状の係入突部18は、双方と
も複雑な形状のものではなく、係入溝10の内側22を
含む框部表面23、および、係入突部18の先端24付
近を含む中央パネル部表面25に対する、シートBのラ
ッピングが可能、かつ、容易となるものであり、図4に
示すように、係入溝10内に係入突部18を嵌入した場
合には、シートBがラッピングされていない係入突部1
8の先端24付近は係入溝10の内側に存在することと
なり、外部にあらわれる部分にはシートBがラッピング
された状態のみとなり、また、係入溝10は係入突部1
8により閉塞されるから、やはり外部にあらわれる部分
にはシートBがラッピングされた状態のみとなる。
【0012】なお、框部1と框部3との連結などのよう
に表面に凹状の額縁を設ける必要のない場合には、図5
に示すように、框部1の框部3側端辺34(中央部側端
辺に連続する部分)、および、框部3の框部1側端辺3
5が、密着できるように、係入突部36をテーパ状にせ
ず、係入溝10内に上記係入突部36の全体が挿入でき
るようにすれば足りるものである。
【0013】さらに、表面の装飾を複雑にしようとする
ときは、図6に示すように、框部1の中央パネル部側端
辺6のやや後方に段差37を、中央パネル部5の係入突
部18を設ける部分に段差38をそれぞれ設けることに
より、図7に示すように、凹部39、40、41を段階
的に設けることができ、その結果、装飾を複雑にするこ
とができるものである。
【0014】なお、上記の場合であっても、図6に示す
とおり、框部1および中央パネル部5の各表面が複雑な
形状となるものではなく、シートBのラッピングが可
能、かつ、容易であることに変わりはない。
【0015】
【考案の効果】以上のように、本考案は、合板等木質材
を重ね合わすなどにより適当な肉厚にした材料を用いる
こと、および、扉表面に設ける凹状の額縁の加工が容易
であることから、比較的安価に製造できるものであり、
また、シートをラッピングする部分の形状は複雑ではな
いことから、凹状の額縁にシートをラッピングすること
が可能となり、外観が非常に良好となるものである。
【0016】さらに、木材を加工してなる扉に比較して
やや軽量となることから、扉を保持する金具および当該
金具の取付部分の寿命が長くなるという効果を有すると
同時に、過度に軽量となるものではないことから程よい
重量感を得ることができるという効果をも併せて発揮す
ることができる。
【0017】なお、以上においては、木材による扉、お
よび、木目を印刷したシートを貼着する扉を中心に説明
したが、本考案は、木目以外の柄を印刷したシートを貼
着することにより、異なる種類の扉を製造できることは
いうまでもなく、また、実施例には、框部に係入溝を、
中央パネルに係入突部をそれぞれ設けたもののみを示し
たが、框部に係入突部を、中央パネルに係入溝をそれぞ
れ設けたものであっても同様であることはいうまでもな
い。
【0018】また、左右の框部と上下の框部との連結に
際して、係入溝内へ係入突部を嵌入しただけでは当該部
分の連結状態が不安定である場合には、木製のダボを用
いるなどの方法により、当該部分を強固に固定すればよ
いものである。
【0019】さらに付言すれば、本考案は、中央パネル
にテーパを設けて凹凸を構成することを主としている
が、左右の框部、上下の框部および中央パネルのいずれ
にもテーパを設けず、単に、平坦な扉を制作する際であ
っても、本考案に示すような、係入突部を係入溝内へ挿
入する技術、および、上記各部材にシートをラッピング
する技術等を採用することのできるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】框部と中央パネル部とを分割した状態の斜視図
【図2】框部と中央パネル部とを連結した状態の斜視図
【図3】X−X拡大部分断面図
【図4】係入溝と係入突部との状態をあらわす説明図
【図5】Y−Y拡大部分断面図
【図6】他の実施例の拡大部分断面図
【図7】他の実施例の部分斜視図
【符号の説明】
1〜4 框部 5 中央パネル部 6〜9 端辺 10〜13 係入溝 14〜17 端辺 18〜21 係入突部 22 係入溝内側 23 框部表面 24 係入突部先端 25 中央パネル表面 26〜29 嵌合部 30〜33 凹部 A 扉 B シート a〜b 連結部分

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合板等木質材を重ね合わせるなどによっ
    て適当な肉厚にした平板を加工して扉本体を形成すると
    ともに、表面を切欠いて凹状の額縁を設け、上記扉本体
    の表面に木目等の柄を印刷したシートまたは片面に和紙
    をコーティングし他面を塗装した天然木突板のシートな
    どをラッピングしてなる装飾扉において、扉全体を上下
    左右の框部と中央パネル部とに分割して加工し、框部と
    中央パネル部とを連結させる際に当接する部分の、框部
    側または中央パネル部側のうちの一方端辺に長手方向に
    沿って連続する係入溝を、他方端辺に長手方向に沿って
    連続するテーパ状の係入突部をそれぞれ設け、上記係入
    溝内の側壁部を含む框部表面または中央パネル部表面、
    および、上記係入突部の先端付近を含む中央パネル部表
    面または框部表面に、それぞれ上記同様のシートをラッ
    ピングし、上記框部または中央パネル部の係入溝内に中
    央パネル部または框部の係入突部を嵌入して固定するこ
    とにより、上記係入溝と係入突部との嵌合部が扉表面で
    凹状の額縁を構成するようにしてなることを特徴とする
    装飾扉。
JP1991050498U 1991-04-05 1991-04-05 装飾扉 Expired - Lifetime JPH0720308Y2 (ja)

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JPH04119094U JPH04119094U (ja) 1992-10-23
JPH0720308Y2 true JPH0720308Y2 (ja) 1995-05-15

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