JPH072032Y2 - 硫化水素ガス用中和槽 - Google Patents
硫化水素ガス用中和槽Info
- Publication number
- JPH072032Y2 JPH072032Y2 JP40382390U JP40382390U JPH072032Y2 JP H072032 Y2 JPH072032 Y2 JP H072032Y2 JP 40382390 U JP40382390 U JP 40382390U JP 40382390 U JP40382390 U JP 40382390U JP H072032 Y2 JPH072032 Y2 JP H072032Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- pipe
- hydrogen sulfide
- neutralization
- neutralization chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Treating Waste Gases (AREA)
- Gas Separation By Absorption (AREA)
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は硫化水素ガス用中和槽に
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】硫化水素は鋼の腐食試験及び各種化学処
理用に使用されているが、悪臭規制物質であるため含硫
化水素排ガスは中和処理が施される。含硫化水素排ガス
の処理は苛性ソーダ溶液を主体にして中和反応を繰返
し、極低濃度まで処理されている(例えば特開昭52‐
150778号公報参照)。
理用に使用されているが、悪臭規制物質であるため含硫
化水素排ガスは中和処理が施される。含硫化水素排ガス
の処理は苛性ソーダ溶液を主体にして中和反応を繰返
し、極低濃度まで処理されている(例えば特開昭52‐
150778号公報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】硫化水素ガスの中和処
理は下式の反応式
理は下式の反応式
【0004】
【化1】 H2S+2NaOH → Na2S+2H2O
【0005】に基づいて行われ、一般的には、含硫化水
素ガスを苛性ソーダ溶液中へ下方から供給し、該ガス中
の硫化水素を苛性ソーダ溶液に吸収させる方法である。
素ガスを苛性ソーダ溶液中へ下方から供給し、該ガス中
の硫化水素を苛性ソーダ溶液に吸収させる方法である。
【0006】しかしながら、この方法ではガスの接液範
囲が狭く、また反応時間は中和室の溶液高さと含硫化水
素ガス圧力で決定されるため、吸収率を高める方法とし
て、中和室の容量拡大および中和反応回数の増加で対応
しなければならない。
囲が狭く、また反応時間は中和室の溶液高さと含硫化水
素ガス圧力で決定されるため、吸収率を高める方法とし
て、中和室の容量拡大および中和反応回数の増加で対応
しなければならない。
【0007】また、吸収率は苛性ソーダ溶液温度に左右
されるため、季節差及び昼夜の温度差で大きく変動する
という問題があり、更には中和室へ導入する含硫化水素
ガス中に前工程の処理液が混入した場合、苛性ソーダ溶
液の純度低下となって吸収反応効率を妨げるという問題
点があった。
されるため、季節差及び昼夜の温度差で大きく変動する
という問題があり、更には中和室へ導入する含硫化水素
ガス中に前工程の処理液が混入した場合、苛性ソーダ溶
液の純度低下となって吸収反応効率を妨げるという問題
点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は前記従来技術の
問題点を有利に解決するためになされたものであって、
中和室と、この中和室の上部に固設したガスポットとで
構成され、このガスポットには被処理ガスを導入する吸
入管、ガスポット内から被処理ガスを排出する通気管、
内部にたまった液体を排出する排液管を設け、該中和室
には、その底部に中和液を導入する給液管と前記通気管
に連通させた給気管、上部周壁には中和処理済ガスを排
出する排気管と中和液を排出する吐出管、内部には複数
個のジグザグ状仕切板、下部周壁には加温用ジャケット
を設けたことを特徴とする硫化水素ガス用中和槽を要旨
とするものである。
問題点を有利に解決するためになされたものであって、
中和室と、この中和室の上部に固設したガスポットとで
構成され、このガスポットには被処理ガスを導入する吸
入管、ガスポット内から被処理ガスを排出する通気管、
内部にたまった液体を排出する排液管を設け、該中和室
には、その底部に中和液を導入する給液管と前記通気管
に連通させた給気管、上部周壁には中和処理済ガスを排
出する排気管と中和液を排出する吐出管、内部には複数
個のジグザグ状仕切板、下部周壁には加温用ジャケット
を設けたことを特徴とする硫化水素ガス用中和槽を要旨
とするものである。
【0009】以下図面に基づいて本考案を説明する。図
1は本考案を例示する断面図である。本考案は図1に示
すように、中和室1とその上部に固設したガスポット3
とで構成されており、ガスポット3にはその上蓋19に
複数個の吸入管5と1個の通気管6が設けられ、下部側
壁には排液管13が設けられている。23は排液遮断弁
であり、20は底板でその外周部にはフランジ21を有
する。
1は本考案を例示する断面図である。本考案は図1に示
すように、中和室1とその上部に固設したガスポット3
とで構成されており、ガスポット3にはその上蓋19に
複数個の吸入管5と1個の通気管6が設けられ、下部側
壁には排液管13が設けられている。23は排液遮断弁
であり、20は底板でその外周部にはフランジ21を有
する。
【0010】中和室1はその上端部のフランジ16部で
前記ガスポット3のフランジ18と固設されており、そ
の内部には中和用苛性ソーダ溶液14を収容している。
24はその液面であり、該液面24は上部側壁に設けた
吐出管8によりその高さが制限される。該吐出管8より
下方の中和室外周壁を囲むように温水ジャケット2が設
けられている。この温水ジャケット2には温水供給管1
1より温水を供給するとともに温水排出管12より排出
する。
前記ガスポット3のフランジ18と固設されており、そ
の内部には中和用苛性ソーダ溶液14を収容している。
24はその液面であり、該液面24は上部側壁に設けた
吐出管8によりその高さが制限される。該吐出管8より
下方の中和室外周壁を囲むように温水ジャケット2が設
けられている。この温水ジャケット2には温水供給管1
1より温水を供給するとともに温水排出管12より排出
する。
【0011】中和室1の底板17には、供給管7と吸液
管9が設けられており、給気管7は前記通気管6と連通
されていてガスポット3内の被処理ガスを底部より中和
室1へ供給し、給液管9からは中和用苛性ソーダ溶液1
4を補給する。図中22は流量調節弁である。
管9が設けられており、給気管7は前記通気管6と連通
されていてガスポット3内の被処理ガスを底部より中和
室1へ供給し、給液管9からは中和用苛性ソーダ溶液1
4を補給する。図中22は流量調節弁である。
【0012】中和室1の内部にはジグザグ状の仕切板4
が設けられており、給気管7から供給された液処理ガス
の気泡15はこの仕切板4に沿ってジグザグに該溶液1
4中を上昇し、硫化水素が吸収されたガスは排気管10
から排出される。18は支柱であり、仕切板4はこの支
柱に固設されている。
が設けられており、給気管7から供給された液処理ガス
の気泡15はこの仕切板4に沿ってジグザグに該溶液1
4中を上昇し、硫化水素が吸収されたガスは排気管10
から排出される。18は支柱であり、仕切板4はこの支
柱に固設されている。
【0013】
【作用】硫化水素を含んだ被処理ガスは複数個の吸入管
5を介してガスポット3内に入り、ここでガスに同伴し
て前工程より持込まれる液体が分離されてガスポット3
内に溜まり、被処理ガスは通気管6、流量調節弁22、
給気管7を介して、中和室1の底部より中和室1内へ導
入される。
5を介してガスポット3内に入り、ここでガスに同伴し
て前工程より持込まれる液体が分離されてガスポット3
内に溜まり、被処理ガスは通気管6、流量調節弁22、
給気管7を介して、中和室1の底部より中和室1内へ導
入される。
【0014】中和室1内へ導入された被処理ガスは気泡
15となってジグザグ状に配置された仕切板4の裏面に
沿ってゆっくり上昇し、その過程で苛性ソーダ溶液14
と接触するので接液時間が十分確保される。またこのと
き温水ジャケット2によって苛性ソーダ溶液14が所定
の温度に加温されるので外気温度により該溶液14の温
度が変化することはない。
15となってジグザグ状に配置された仕切板4の裏面に
沿ってゆっくり上昇し、その過程で苛性ソーダ溶液14
と接触するので接液時間が十分確保される。またこのと
き温水ジャケット2によって苛性ソーダ溶液14が所定
の温度に加温されるので外気温度により該溶液14の温
度が変化することはない。
【0015】ガスポット3内に溜った液体は排液遮断弁
23を開いて排液管13より排出され、また温水供給管
11から温水ジャケット2内へ供給する温水は別途設置
する温調装置を介して温水排出管12との間で循環され
る。
23を開いて排液管13より排出され、また温水供給管
11から温水ジャケット2内へ供給する温水は別途設置
する温調装置を介して温水排出管12との間で循環され
る。
【0016】
【考案の効果】以上述べたように本考案によれば、簡単
な装置により効率よく硫化水素を中和することができ、
また中和用苛性ソーダ溶液の温度を所定の温度に維持す
ることができるので外気の温度や昼夜の温度差に起因す
る吸収率の変化も少なく、更には苛性ソーダ溶液の劣化
を有効に防止できる等の効果を奏する。
な装置により効率よく硫化水素を中和することができ、
また中和用苛性ソーダ溶液の温度を所定の温度に維持す
ることができるので外気の温度や昼夜の温度差に起因す
る吸収率の変化も少なく、更には苛性ソーダ溶液の劣化
を有効に防止できる等の効果を奏する。
【0017】
【図1】本考案を例示する断面図である。
1 中和室 2 温水ジャケット 3 ガスポット 4 仕切板 5 吸入管 6 通気管 7 給気管 8 吐出管 9 給液管 10 排気管 14 苛性ソーダ溶液 15 気泡
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 53/77 B01J 10/00 104 8822−4G B01D 53/34 ZAB (72)考案者 小林 隆司 千葉県君津市人見1421−5 産機エンジニ アリング株式会社 君津事業所内 (72)考案者 園田 隆則 福岡県北九州市小倉南区大字新道寺910番 地 丸栄化工株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 中和室と、この中和室の上部に固設した
ガスポットとで構成され、このガスポットには被処理ガ
スを導入する吸入管、ガスポット内から被処理ガスを排
出する通気管、内部に溜った液体を排出する排液管を設
け、該中和室にはその底部に中和液を導入する給液管と
前記通気管に連通させた給気管、上部周壁には中和処理
済ガスを排出する排気管と中和液を排出する吐出管、内
部には複数個のジグザグ状仕切板、下部周壁には加温用
ジャケットを設けたことを特徴とする硫化水素ガス用中
和槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40382390U JPH072032Y2 (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | 硫化水素ガス用中和槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40382390U JPH072032Y2 (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | 硫化水素ガス用中和槽 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0491723U JPH0491723U (ja) | 1992-08-10 |
| JPH072032Y2 true JPH072032Y2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=31881543
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP40382390U Expired - Lifetime JPH072032Y2 (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | 硫化水素ガス用中和槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH072032Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-12-20 JP JP40382390U patent/JPH072032Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0491723U (ja) | 1992-08-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19950801 |