JPH0720337B2 - 2チヤンネルdc−dcコンバ−タ - Google Patents

2チヤンネルdc−dcコンバ−タ

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JPH0720337B2
JPH0720337B2 JP61174876A JP17487686A JPH0720337B2 JP H0720337 B2 JPH0720337 B2 JP H0720337B2 JP 61174876 A JP61174876 A JP 61174876A JP 17487686 A JP17487686 A JP 17487686A JP H0720337 B2 JPH0720337 B2 JP H0720337B2
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修一 浜田
昇 加藤
秀二 松浦
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富士電気化学株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、磁性基板上に回路パターンを形成し部品を実
装すると共に、回路パターンの一部に狭隘部を設けて過
電流保護機能をもたせた正負2チャンネルのDC-DCコン
バータに関するものである。
[従来の技術] 正負2出力を取り出す小電力DC-DCコンバータは、例え
ば第5図に示すように、ブロッキング発振を利用した入
力側スイッチング回路20と、そのトランスTの二次側に
2巻線N1,N2を設けそれぞれ整流平滑化して所望の出力
電圧を得る出力側回路を具備している構成が採られてい
る。
トランスTのコレクタ巻線Ncとスイッチングトランジス
タQとを直列に接続し、該スイチングトランジスタQの
ベースにベース帰還巻線Nbからの信号を供給し、高周波
で発振させる構成である。トランスTの二次側に2巻線
N1,N2を設け、ダイオードとコンデンサとにより整流平
滑化して正電圧+V1および負電圧−V2を出力する。二次
側電圧の一部はツェナーダイオードZDによって一次側に
戻され出力電圧の安定化が図られる。
このようなDC-DCコンバータは、一般にプリント基板上
にトランジスタや抵抗等のディスクリート部品を実装す
ることによって組み立てられる。
コンバータを小型化しようとすると高周波化が不可欠で
ある。しかし高周波発振させた場合、パルス電流によっ
て発生する高周波磁界のため漏洩磁束の増大が生じ、リ
ップルやノイズを除去するためフィルタコイルL1,L2
別個に組み込んでいる。このため部品点数がかなり多く
なり、小型化の妨げになる。
また出力短絡時には過電流が流れてコンバータ内部のト
ランスやコンデンサ、抵抗、プリント基板等が発煙、発
火する虞れがある。これを防止するためには過電流保護
回路等を組み込まねばならず、そうすると益々部品点数
が多くなり小型化および薄型化の大きな妨げになってし
まう。
更に従来の出力側回路では少ない部品点数で2つの出力
電圧(+V1,−V2)を同一レベルに設定し難い。つまり
二次巻線N1,N2の内部抵抗の差や一次巻線との結合率の
差、回路パターンの抵抗値の差等によって、例えば両出
力電圧を±12Vに合わせることが難しかった。正負2出
力で全体値を合わせたい場合は、例えばRS-232Cインタ
ーフェース用電源等多くあり、それに対応し難い問題も
ある。
本発明の目的は上記のような従来技術の欠点を解消し、
高周波発振を行わせる際にパルス電流によって発生する
高周波磁界による漏洩磁束を低減し、出力短絡時に入力
ラインの保護やコンバータの発煙、発火を防止でき、ま
た正負2出力の絶対値を合わせ易く、全体に部品点数を
大幅に削減でき薄型化並びに小型化に適するような2チ
ャンネルDC-DCコンバータを提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記のような目的を達成することのできる本発明は、磁
性基板を用い、それに改良されたコンバータ回路を搭載
すると共に、回路パターンの一部に狭隘な部分を設けて
過電流時の溶断によりコンバータの保護を図る構成であ
る。
本発明では、入力側回路はブロッキング発振回路のよう
なスイッチング回路で、それから出力が直接取り出され
る出力側回路は正の半波整流回路と負の半波倍電圧整流
回路とを有する回路構成である。そしてフェライトから
なる磁性基板を用い、それにトランスを巻装すると共に
表面に直接回路パターンを設け部品を搭載して組み立て
られる。また前記回路パターンにおいて、入力側回路と
出力側回路との間を接続する主要ルートの一部分は、過
電流によって溶断し得る狭隘部が形成されている。
[作用] 本発明では正負出力は入力側スイッチング回路から共通
に直接取り出されるから、整流作用をするダイオードの
電圧降下分のみ同一となるように考慮すれば同等の絶対
値を持つ2つの出力電圧を容易に取り出すことができ
る。
またコンバータを200kHz以上の高周波で駆動させると、
パルス電流により高周波磁界が発生し漏洩磁束が多くな
る。しかし本発明では回路基板としてフェライト等の磁
性材料が用いられるため、漏洩磁束が吸収され大きなシ
ールド効果が得られる。そのため従来技術のようにコン
バータの各出力端にリップル、ノイズ除去用のフィルタ
コイルを設ける必要はない。
更に前記のように出力は入力側回路から直接取り出さ
れ、その部分に回路パターンの狭隘な部分を形成してあ
るから、過電流時には、その狭隘部で回路パターンが溶
断しコンバータの出力動作を停止させる。使用している
回路基板はフェライトのような磁性材料だから、溶断時
に類焼する危険性は全くない。
[実施例] 第1図は本発明に係る2チャンネルDC-DCコンバータの
一実施例を示す説明図であり、第2図はその回路図であ
る。
フェライト等からなる磁性基板10の表面に所定の回路パ
ターン12を印刷配線技術により形成し、それに必要なピ
ン端子14を取り付ける。磁性基板10にはその一辺(ピン
端子と反対側の辺)に切り込みや切り欠き等によって突
出部16を形成し、その突出部16に巻線18を施して入力チ
ョークコイルLとトランスTを形成する。更に基板10上
にトランジスタ、ダイオード、コンデンサ、抵抗等の所
定の電子部品を搭載し、半田付け接続することにより回
路が構成され、その後、パッケージングすることにより
部品や回路パターンの保護が図られる。このように磁性
基板を用いる点が本発明の特徴の一つである。
コンバータ回路の一次側スイッチング回路は基本的には
前記従来技術と同様のブロッキング発振回路であってよ
い。トランスTのコレクタ巻線Ncとスイッチングトラン
ジスタQとが直列に接続され、該スイッチングトランジ
スタQはトランスTのベース帰還巻線Nbからの信号が供
給されて高周波で発振する。
さて本発明の回路的な特徴は出力側回路の構成である。
出力側回路はコレクタ巻線Ncから直接取り出されるもの
であり、正の正波整流回路と負の半波倍電圧整流回路と
からなる。すなわち正電圧+V1はダイオードD1およびコ
ンデンサC1で整流平滑化したものである。また負電圧−
V2はコンデンサCXを通して負の電圧を取り出しダイオー
ドD2,D3およびコンデンサC2で整流平滑化したものであ
る。
本発明では出力電流はコレクタ巻線Ncから2出力が共通
に取り出される。そこでコレクタ巻線Ncから出力側のコ
ンデンサCXやダイオードD1に至る回路パターンを符号A
で示すように局所的に細くしてある。この点にも本発明
の特徴がある。正電圧側および負電圧側どちらの出力が
短絡されても狭隘部Aに過大電流が流れ、回路パターン
を溶断し出力を遮断することができる。この回路パター
ンは第3図に示すように狭隘部Aの長さをL、幅をwと
し、その他の主要な回路パターンの幅をWとした時、L
≧2w,W≧2wになるように選ぶと良い結果が得られる。基
板10はフェライトからなるため、溶断時に発熱しても類
焼する虞れは全くない。
特に正負の出力電圧が±9Vあるいは±12Vというように
同等の電圧を取り出したい場合には、両回路のパターン
の電圧降下が同一となるように設計する。入力電圧をV
CC,コレクタ巻線の両端に生ずる電圧をVLとすると、正
電圧出力+V1は、 +V1=+VCC+VL−VDIF で表される。
これに対して負電圧は次のようにして発生する。スイッ
チングトランジスタQがオフの時、コンデンサCXはVCX
=VL+VCC−VD3Fの電圧に充電される。スイッチングト
ランジスタQがオフからオンに変わるとコンデンサCX
充電されていた電荷はダイオードD2を通ってコンデンサ
C2に放電され、出力電圧−V2は、 −V2=−(VCC+VL−VD3F−VD2F) となる。従って正出力側のダイオードD1の順方向電圧降
下と負出力回路のダイオード(D2+D3)の順方向電圧降
下量が同じであれば正負出力の絶対値は等しくなる。つ
まりVD1F=VD2F+VD3Fになるようにダイオードを選択す
ればよい。ファスト・リカバリ・ダイオード(FRD)はV
F≒1Vであり、ショットキ・バリア・ダイオード(SBD)
はVF≒0.5Vであるから、D1にはFRDを、D2,D3にSBDを用
いることにより出力電圧をうまくバランスさせることが
できる。
あるいは同種のダイオードを用いる場合には、第4図に
示すように正出力側にダイオードD4を追加して両回路の
電圧降下量を一致させればよい。
第2図において太線で示した部分にはパルス電流が流れ
る。このパルス電流により高周波磁界が発生し漏洩磁束
が発生する。ところが本発明では回路基板10としてフェ
ライト等の磁性材料を用いているため、この漏洩磁束を
吸収することができ大きなシールド効果が得られる。
[発明の効果] 本発明は上記のように出力側回路を入力側スイッチング
回路から直接取り出し、正の半波整流回路の負の反波倍
電圧整流回路とにより構成すると共に、それらを磁性基
板上に搭載したから、高周波発振させた場合にパルス電
流によって発生する高周波磁界による漏洩磁束の量を小
さく抑え、そのためノズル除去用フィルムコイル等を特
に取り付けなくても済むし、また2つの出力電圧を同一
レベルに調整し易く、部品点数を低減できる効果があ
る。
更に本発明では出力側を入力側から直接取り出すと共
に、入力側回路と出力側回路とを接続する回路パターン
の一部に狭隘部を形成しているから、それが過電流発生
時に溶断して入力ラインや負荷を保護することができる
し、過電流発生時の発煙や発火を防ぐことができるし、
そのため特に保護回路を設ける必要がなく回路構成が簡
素化され、溶断時における発熱があっても基板がフェラ
イトとのような磁性基板であるため類焼する危険性はな
く安全性は非常に高い。
上記のような種々の効果が相俟て本発明によって2チャ
ンネルDC-DCコンバータの小型化、薄型化並びに低廉化
を図ることができる優れた効果を生じる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る2チャンネルDC-DCコンバータの
一実施例を示す説明図、第2図はそれに用いるコンバー
タ回路の一例を示す回路図、第3図は狭隘部を中心とす
る回路パターンの説明図、第4図は本発明の更に他の実
施例を示す回路図、第5図は従来回路の一例を示す回路
図である。 10……磁性基板、12……回路パターン、18……巻線、T
……トランス、Q……スイッチングトランジスタ、D1,D
2,D3……ダイオード、C1,C2,CX……コンデンサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−68811(JP,A) 特開 昭53−133767(JP,A) 実開 昭56−15243(JP,U) 実開 昭52−120332(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力側スイッチング回路から直接取り出す
    出力側の回路が正の半波整流回路と負の半波倍電圧整流
    回路とからなり、フェライトからなる磁性基板に巻線を
    施してトランスを形成すると共に、該磁性基板の表面に
    直接回路パターンを設け部品を搭載して組み立てられ、
    入力側回路と出力側回路との間を接続する回路パターン
    に過電流によって溶断し得る狭隘部を形成したことを特
    徴とする2チャンネルDC-DCコンバータ。
JP61174876A 1986-07-25 1986-07-25 2チヤンネルdc−dcコンバ−タ Expired - Fee Related JPH0720337B2 (ja)

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