JPH07203388A - 多重信号補正回路 - Google Patents

多重信号補正回路

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Publication number
JPH07203388A
JPH07203388A JP5353985A JP35398593A JPH07203388A JP H07203388 A JPH07203388 A JP H07203388A JP 5353985 A JP5353985 A JP 5353985A JP 35398593 A JP35398593 A JP 35398593A JP H07203388 A JPH07203388 A JP H07203388A
Authority
JP
Japan
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signal
output
input
color
luminance
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Pending
Application number
JP5353985A
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English (en)
Inventor
Koichi Sato
耕一 佐藤
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5353985A priority Critical patent/JPH07203388A/ja
Publication of JPH07203388A publication Critical patent/JPH07203388A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】補償信号を劣化させることなく輝度信号系又は
色信号系に供給する。 【構成】入力端子41を介して入力された入力信号はY/
C分離処理されて、MIX47からは輝度信号が出力さ
れ、MIX48からの色信号が出力される。MIX47の出
力はセレクタ83に供給される。セレクタ83には遅延回路
81を介して入力信号も入力される。EDTV判定回路82
は入力信号が第2世代EDTV信号であるか否か判定す
ると共に、主画面部期間であるか上下無画部期間である
かを区別するゲートパルスを出力する。セレクタ83はゲ
ートパルスによって制御されて、主画面部期間にはMI
X47の出力を選択し、上下無画部期間には遅延回路81の
出力を選択する。これにより、上下無画部に多重された
補償信号をY/C分離処理させることなく輝度信号系に
供給させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【産業上の利用分野】本発明は、多重信号補正回路に関
し、特に、第2世代EDTVにおける補償信号に好適の
多重信号補正回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高画質化の要求に応じた第1世代
EDTV(Extended Definition TV)によるテレビジ
ョン放送が行われている。更に、平成7年からは現行N
TSC方式のテレビジョン放送と両立性を保ちながらア
スペクト比を16:9に拡大する第2世代EDTVによ
るテレビジョン放送も予定されている。第2世代EDT
V用モニタでは、ノンインターレース走査によってフリ
ッカを低減するようになっている。
【0003】第2世代EDTVは、現行NTSC方式の
テレビジョン放送信号と同一規格で伝送する必要がある
ことから、第2世代EDTV信号の垂直方向を3/4に
圧縮し、アスペクト比が4:3の現行NTSC信号の中
央の16:9の部分のみを有効走査線とする。即ち、現
行NTSC信号の有効走査線数が480本であるのに対
し、伝送する第2世代EDTV信号の有効走査線数は3
60本となる。デコード時にはこの360本の有効走査
線を3→4走査変換して480本に戻す。このため、第
2世代EDTV信号は現行NTSC信号に比して垂直解
像度が劣化する。そこで、第2世代EDTVにおいて
は、送信時に垂直解像度を改善するための補償信号を多
重化して伝送することが検討されている。
【0004】図9はこのような第2世代EDTV方式の
テレビジョン信号を作成する第2世代EDTVエンコー
ダを示す回路図である。図9の例は補償信号として時間
方向の高域成分を多重伝送する方式を採用している。な
お、第2世代EDTVにおいては、静止画時と動画時と
で補償信号を適応的に作成するようになっている。
【0005】図9の入力端子1,2には夫々伝送する順
次走査信号(走査線数が525本(有効走査線数480
本)、フレーム周波数が60Hz)の輝度信号Y及び色
信号Cが入力される。入力端子1からの映像信号Yはフ
レームメモリ3、加算器4及び減算器5に与えられる。
フレームメモリ3は映像信号Yを1フレーム期間(52
5H(水平期間))遅延させて加算器4及び減算器5に
与える。加算器4は1フレーム前後の映像信号を加算
し、加算結果は係数器6によって1/2倍される。減算
器5は1フレーム前後の映像信号を減算し、減算結果は
係数器7によって1/2倍される。1フレーム前後の映
像信号の加減算処理によって、入力された時間方向の帯
域が30Hzの映像信号は時間軸方向に分離され、係数
器6からは映像信号Yの0乃至15Hzの時間方向(テ
ンポラル)低域成分が出力され、係数器7からは映像信
号Yの15Hz乃至30Hzの時間方向(テンポラル)
高域成分が出力される。
【0006】テンポラル低域成分及びテンポラル高域成
分は夫々時間軸伸張回路8,9によって2倍に伸張され
てフレーム周波数が30Hzの順次走査信号に変換され
る。時間伸張回路8からのテンポラル低域成分は、垂直
ローパスフィルタ(以下、VLPFという)10によって
360(TVL(テレビ本)/PH(画面高))に制限
された後、4→3走査変換回路11によって垂直方向に3
/4に圧縮される。VLPF10の帯域制限によって、4
→3走査変換による折り返し歪を防止している。こうし
て、レターボックス形式の映像に変換される。完全な静
画の場合には、4→3走査変換回路11の出力を混合回路
(以下、MIXという)14を介して飛越変換回路22に与
えて、主画面部の信号とすればよい。
【0007】4→3変換回路11の出力は水平,垂直の2
次元ローパスフィルタ(以下、HVLPFという)12に
も与えられる。HVLPF12は、デコード側において色
信号との分離を容易にするために、4→3走査変換回路
11の出力から色信号帯域を除去して加算器13に出力す
る。静画においてはフレーム間の演算によって輝度と色
とを分離することができるので、4→3走査変換回路11
の出力については2次元帯域制限しない。
【0008】完全な静画ではテンポラル高域成分は0で
あるが、完全な静画でない場合には、主画面部のインタ
ーレース信号を作成するためにテンポラル高域成分も用
いる。即ち、時間伸張回路9からのテンポラル高域成分
はHVLPF15に入力され、HVLPF15は、4→3走
査変換によって帯域が折り返さないように、垂直方向に
帯域制限すると共に、伝送帯域の制限から水平方向にも
帯域制限する。HVLPF15の出力は4→3変換回路16
に与えられて、垂直方向に3/4に圧縮され、レターボ
ックス形式の映像信号に変換される。4→3走査変換回
路16の出力は垂直(V)シフタ17を介して加算器13に与
えられる。時間伸張回路8,9の時間伸張によって映像
信号のレートは1/2となって、帯域30Hzの映像信
号は帯域15Hzの信号に変換されることになり、即
ち、テンポラル低域成分とテンポラル高域成分との時間
方向の帯域は重なってしまう。このため、Vシフタ17に
よってテンポラル高域の垂直低域成分を垂直高域側にシ
フトした後、加算器13によってテンポラル低域の垂直低
域成分と加算する。
【0009】加算器13は2入力の加算によって時間方向
全帯域の垂直低域成分を得てMIX14に出力する。MI
X14は動き検出回路31が検出した動きベクトルに基づい
て静画成分である4→3走査変換回路11の出力と動画成
分である加算器13の出力とを混合して主画面部の信号と
して飛越し変換回路22に出力する。飛越し変換回路22は
入力された順次走査信号をインターレース信号に変換し
て主画面信号としてセレクタ25に出力する。
【0010】一方、補償信号を作成するために、時間伸
張回路8からのテンポラル低域成分は垂直ハイパスフィ
ルタ(以下、VHPFという)19にも供給される。VH
PF19は主画面部で伝送されない垂直高域成分(360
乃至480[TVL/PH])を分離する。VHPF19からのテ
ンポラル低域の垂直高域成分はVシフタ20によって伝送
可能な垂直低域にシフトされた後、4→3走査変換回路
21によって垂直方向に3/4に圧縮されてMIX18に出
力される。
【0011】MIX18は、4→3走査変換回路21からの
テンポラル低域の垂直高域成分と4→3走査変換回路16
からのテンポラル高域の垂直低域成分とを動きベクトル
に基づいて適応的に選択する。即ち、MIX18は、静止
画時にはテンポラル低域の垂直高域成分を選択する。つ
まり、静画時には主画面信号によって伝送されていない
垂直高域の120本の走査線の映像信号を補償信号とし
て伝送するようになっている。動画時にはテンポラル高
域の垂直低域成分を選択する。MIX18の出力は3→2
変換回路23に与えられる。MIX18の出力は320[TVL
/PH]の信号であるので、3→2変換回路23によって24
0[TVL/PH]の信号に変換した後、多重処理回路24によっ
て垂直に1/2に圧縮する。また、多重処理回路24は映
像信号の上下無画部に多重することができるように、波
形整形すると共に並べ変えを行って補償信号としてセレ
クタ25に出力する。セレクタ25は飛越し変換回路22から
のインターレースの主画面信号と多重処理回路24からの
補償信号とを合成してNTSCエンコーダ30に出力す
る。なお、伝送帯域の制限から、解像度への寄与が小さ
いテンポラル高域の垂直高域成分については伝送されな
い。
【0012】一方、入力端子2から入力された色信号C
はHVLPF26に与えられて、伝送帯域に基づいて帯域
制限される。HVLPF26の出力は4→3走査変換回路
27に与えられて垂直方向に3/4に圧縮され、レターボ
ックス形式に変換される。4→3走査変換回路27の出力
は飛越変換回路28によってインターレース信号に変換さ
れて乗算器29に与えられる。乗算器29は周波数が3.5
8MHzの色副搬送波を用いて色信号を直交変調してN
TSCエンコーダ30に出力する。NTSCエンコーダ30
は、セレクタ25からの映像信号と乗算器29からの搬送色
信号とから、走査線数525本(有効走査線数480
本)でフィールド周波数が60Hzのインターレースコ
ンポジット映像信号を作成して図示しない伝送路に第2
世代EDTV信号として出力する。
【0013】即ち、図9の回路においては、静画時には
主画面信号として360[TVL/PH]のテンポラル低域の垂
直低域成分が伝送され、補償信号として120[TVL/PH]
のテンポラル低域の垂直高域成分が伝送されることにな
り、デコード処理によって解像度が480[TVL/PH]の映
像を得ることができる。また、動画時には、主画面信号
及び補償信号によって、360[TVL/PH]のテンポラル低
域の垂直低域成分とテンポラル高域の垂直低域成分とが
伝送されることになる。
【0014】図10は第2世代EDTV信号をデコード
する第2世代EDTVデコーダを示す回路図である。図
10のデコーダにおいては、フィールド周波数が60H
z、走査線数が525本の2:1インターレース信号を
フィールド周波数が60Hz、走査線数が525本の
1:1順次走査信号に変換している。
【0015】入力端子41を介して入力された第2世代E
DTV信号は525H遅延回路42、加算器43及び減算器
44に与えられる。525H遅延回路42は入力された映像
信号を525Hだけ遅延させて加算器43及び減算器44に
出力する。搬送色信号の位相は1フレーム毎に反転して
おり、静画時には1フレーム前後の輝度信号は略相関を
有していることから、加算器43が1フレーム前後の映像
信号を加算することにより、搬送色成分は除去されて輝
度信号が得られる。また、減算器44は、1フレーム前後
の映像信号を減算することにより搬送色信号を分離す
る。係数器45,46は夫々分離された輝度信号及び搬送色
信号を1/2倍してMIX47,48に出力する。
【0016】一方、動画時には輝度信号と搬送色信号と
を水平及び垂直の2次元フィルタによって分離する必要
がある。入力端子41からの第2世代EDTV信号は2次
元LPF49に与えられ、輝度信号が分離されてMIX47
に供給される。また、2次元BPF50は第2世代EDT
V信号の搬送色信号帯域を通過させ、MIX48に搬送色
信号を与える。動き検出回路51は入力された第2世代E
DTV信号の動きベクトルを検出してMIX47,48を制
御する。MIX47は動き検出信号に基づいて、係数器45
からの静画時の輝度信号と2次元LPF49からの動画時
の輝度信号とを混合してフレーム合成回路52に出力す
る。また、MIX48は係数器46からの静画時の搬送色信
号と2次元BPF50からの動画時の搬送色信号とを、動
き検出信号を用いて混合して広帯域色復調回路53に出力
する。
【0017】フレーム合成回路52はフィールド周波数が
60Hzの信号をフレーム周波数が30Hzの順次走査
信号に変換してMIX53及び減算器54に出力する。静画
時にはフレーム合成回路52の出力はテンポラル低域成分
のみであり、MIX53を介して出力する。動画時にはフ
レーム合成回路52の出力は、上述したように、テンポラ
ル低域成分とテンポラル高域の垂直低域成分とを含んで
いる。フレーム合成することにより、テンポラル低域成
分とテンポラル高域成分とは時間方向の帯域が重なって
しまっているので、デコード処理では、テンポラル低域
成分とテンポラル高域成分とを分離した後主画面信号と
補償信号との演算処理を行う。
【0018】テンポラル低域成分とテンポラル高域成分
とを分離するために、フレーム合成回路52の出力は減算
器54に与えられる。一方、映像信号の上下無画部の補償
信号は多重再生回路55によって復調されて、フレーム周
波数が30Hzの順次走査信号に変換される。補償信号
はエンコーダの3→2変換回路23によって240[TVL/P
H]の信号となっているので、2→3走査変換回路56によ
って元の360[TVL/PH]の信号に戻してVシフタ57に与
える。Vシフタ57は補償信号に含まれるテンポラル高域
の垂直低域成分を垂直方向にシフトさせて減算器54に与
える。こうして、減算器54はフレーム合成回路52の出力
からテンポラル高域の垂直低域成分を除去してMIX53
に出力する。
【0019】MIX53は動き検出信号に基づいて2入力
を混合して3→4走査変換回路58に出力する。3→4走
査変換回路58はMIX53の出力(360[TVL/PH])を4
80[TVL/PH]の信号に変換して出力する。3→4走査変
換回路58からのテンポラル低域成分は加算器64を介して
加算器65及び減算器66に入力される。
【0020】一方、多重再生回路55からの補償信号は係
数器59,60にも与えられる。係数器59,60は夫々静画用
及び動画用であり、補償信号に動き検出信号に基づく係
数を夫々付与して2→4走査変換回路61,62に出力す
る。静画時の補償信号はテンポラル低域の垂直高域成分
であり、動画時の補償信号はテンポラル高域の垂直低域
成分である。2→4走査線変換回路61に入力された静画
時のテンポラル低域の垂直高域成分は360乃至480
[TVL/PH]の信号に変換されてVシフタ63に与えられる。
Vシフタ63は入力された信号を垂直高域にシフトさせて
加算器64に与える。これにより、静画時には、加算器64
によってテンポラル低域の垂直低域及び高域成分が加算
されて480[TVL/PH]の信号が得られる。
【0021】2→4走査線変換回路61に入力された動画
時のテンポラル高域の垂直低域成分は480[TVL/PH]の
信号に変換されて加算器65及び減算器66に与えられる。
加算器65は3→4走査変換回路58からのテンポラル低域
成分と2→4走査変換回路62からのテンポラル高域成分
とを加算して順次変換回路67に与え、減算器66は3→4
走査変換回路58からのテンポラル低域成分から2→4走
査変換回路62出力のテンポラル高域成分を減算して順次
変換回路68に与えている。順次変換回路67,68は入力さ
れたフレーム周波数30Hzの信号を1/2に時間圧縮
してフレーム周波数が60Hzの順次走査信号に変換し
て出力する。順次変換回路67の出力はセレクタ70に与え
られ、順次変換回路48の出力は遅延回路69によって1/
60秒だけ遅延されてセレクタ70に与えられる。セレク
タ70は1/60秒毎に2入力を切換えて出力する。
【0022】即ち、セレクタ70からはテンポラル低域及
びテンポラル高域の和成分とテンポラル低域及びテンポ
ラル高域の差成分とが1/60秒周期で交互に出力され
ることになる。つまり、テンポラル高域成分は時間軸高
域側に15Hzだけシフトされたことになって、0乃至
15Hzのテンポラル低域成分と15乃至30Hzのテ
ンポラル高域成分とによって構成される映像信号Yが再
生される。
【0023】一方、MIX48からの搬送色信号は広帯域
色復調回路53によって色復調され、3→4走査変換回路
71によってフレーム周波数が30Hzで走査線数480
本の信号に変換される。更に、順次変換回路72によって
フレーム周波数が60Hzの順次走査信号に変換されて
出力される。
【0024】このように、第2世代EDTV放送におい
ては、動きに応じた補償信号を多重するようになってい
る。図10のデコーダでは、映像信号の上下無画部に多
重されている補償信号を入力端子41から多重再生回路55
に与えて復調している。ところで、現行NTSC放送用
の受信機で第2世代EDTV信号を視聴する場合には、
この補償信号によって上下無画部が視覚上の妨害を受け
る。そこで、補償信号による視覚上の妨害を低減させる
ために、補償信号を直交変調して多重することが考えら
れている。この場合には、補償信号の復調回路を色復調
回路と共用化することもできる。このように、ハードを
共用化するという利点を考慮すると、系統を減らして、
補償信号を輝度信号系又は色信号系の主画面用のハード
を通過させた後分離した方が有利である。
【0025】しかしながら、デコーダ側で行うY/C分
離処理は主画面部だけでなく上下無画部に対しても行わ
れる。補償信号の伝送には通常伝送全帯域が用いられ
る。従って、搬送色信号を分離する2次元BPF又は非
線形のコムフィルタによって補償信号のスペクトルが変
形されてしまう。従って、この場合には補償信号が劣化
してしまうという問題があった。
【0026】また、補償信号による上下無画部に対する
視覚上の妨害を低減させるために、補償信号のエネルギ
を低減することも考えられている。しかしながら、この
場合には、デコーダ側では補償信号を再生するためにそ
のエネルギーレベルを高くする処理をする必要があり、
再生された補償信号のS/Nが劣化して画質が低下する
という問題もあった。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来、デ
コーダ側のハードを主画面信号用と補償信号用とで共用
化するために、補償信号を主画面信号用の回路を通過さ
せると、主画面信号に対するY/C分離処理によって補
償信号が劣化してしまう。また、視覚上の妨害を軽減す
るために、補償信号はエネルギが抑圧されて伝送されて
おり、送信時にデコーダ側で補償信号のエネルギを高く
することから、再生された補償信号のS/Nが劣化して
画質が低下するという問題点があった。
【0028】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、補償信号による視覚上の妨害を大きくする
ことなく補償信号の劣化を防止して画質を向上させるこ
とができる多重信号補正回路を提供することを目的とす
る。
【0029】[発明の構成]
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
多重信号補正回路は、画面中央の主画面部に対応する主
画面信号を補償するための補償信号が画面上下の無画部
に対応する期間に多重されたワイドテレビジョン信号と
現行テレビジョン信号とのいずれが入力端子を介して入
力されたかを判定すると共に、前記主画面部に対応する
期間と前記無画部に対応する期間とを区別するゲート信
号を出力する方式判定手段と、前記入力端子を介して入
力されたテレビジョン信号を輝度信号と色信号とに分離
する輝度信号・色信号分離手段と、前記入力端子に入力
されたテレビジョン信号を前記輝度信号・色信号分離手
段を介することなく出力するスルー経路と、前記方式判
定手段から前記主画面部に対応する期間であることを示
すゲート信号が入力されると前記輝度信号・色信号分離
手段からの輝度信号及び色信号を夫々輝度信号系及び色
信号系に出力させ、前記無画部に対応する期間であるこ
とを示すゲート信号が入力されると前記スルー経路の出
力を前記輝度信号・色信号分離手段からの前記輝度信号
又は前記色信号に代えて前記輝度信号系又は色信号系に
出力する選択手段とを具備したものであり、本発明の請
求項2に係る多重信号補正回路は、画面中央の主画面部
に対応する主画面信号を補償するための補償信号が画面
上下の無画部に対応する期間に多重されたワイドテレビ
ジョン信号と現行テレビジョン信号とのいずれが入力端
子を介して入力されたかを判定すると共に、前記主画面
部に対応する期間と前記無画部に対応する期間とを区別
するゲート信号を出力する方式判定手段と、前記入力端
子を介して入力されたテレビジョン信号を1フレーム期
間遅延させた遅延信号と前記入力されたテレビジョン信
号との加減算によって輝度信号と色信号とを分離する輝
度信号・色信号分離手段と、前記入力端子に入力された
テレビジョン信号を前記輝度信号・色信号分離手段を介
することなく出力するスルー経路と、前記無画部の動き
を判定する無画部動き判定手段と、前記方式判定手段か
ら前記主画面部に対応する期間であることを示すゲート
信号が入力されると前記輝度信号・色信号分離手段から
の輝度信号及び色信号を夫々輝度信号系及び色信号系に
出力させ、前記無画部に対応する期間であることを示す
ゲート信号が入力されると、前記無画部動き判定手段に
よって前記無画部が動画であると判定された場合には前
記スルー経路の出力を前記輝度信号・色信号分離手段か
らの前記輝度信号又は前記色信号に代えて前記輝度信号
系又は色信号系に出力すると共に、前記無画部動き判定
手段によって前記無画部が静画であると判定された場合
には前記輝度信号・色信号分離手段における加算結果を
前記輝度信号系に出力する選択手段とを具備したもので
ある。
【0030】
【作用】本発明の請求項1においては、輝度信号・色信
号分離手段によって、入力端子を介して入力されたテレ
ビジョン信号は輝度信号と色信号とに分離される。ま
た、入力テレビジョン信号はスルー経路を介して輝度信
号・色信号分離処理されることなく出力される。方式判
定手段は、画面中央の主画面部に対応する期間と補償信
号が多重された無画部に対応する期間とを区別するゲー
ト信号を出力する。主画面部に対応する期間には、選択
手段によって輝度信号・色信号分離手段からの輝度信号
及び色信号がそのまま出力される。選択手段は、無画部
に対応する期間には、輝度信号又は色信号に代えてスル
ー経路の出力を輝度信号系又は色信号系に出力する。こ
れにより、無画部に多重された補償信号は輝度信号・色
信号分離処理されることなく、輝度信号系又は色信号系
に多重される。
【0031】本発明の請求項2においては、輝度信号・
色信号分離手段は入力されたテレビジョン信号を1フレ
ーム期間遅延させた遅延信号と入力テレビジョン信号と
の加減算によって輝度信号と色信号とを分離する。選択
手段は、方式判定手段によって主画面部に対応する期間
であることが示された場合及び無画部動き判定手段によ
って無画部が動画であると判定された場合には、スルー
経路の出力を輝度信号又は色信号に代えて輝度信号系又
は色信号系に出力する。無画部動き判定手段によって無
画部が静画であると判定された場合には、選択手段は、
輝度信号・色信号分離手段における加算結果を輝度信号
系に出力する。これにより、S/Nが−3db改善され
た補償信号が輝度信号系に出力される。
【0032】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は本発明に係る多重信号補正回路の一
実施例を示すブロック図である。図1において図10と
同一の構成要素には同一符号を付してある。本実施例は
補償信号を輝度信号系に重畳させるものである。
【0033】入力端子41には補償信号が多重された第2
世代EDTV信号が入力される。この第2世代EDTV
信号は525H遅延回路42、加算器43及び減算器44に与
えられる。525H遅延回路42は入力された映像信号を
525Hだけ遅延させて加算器43及び減算器44に出力す
る。加算器43は入力端子41からの入力信号とその1フレ
ーム遅延信号とを加算して加算結果を係数器45に出力す
る。減算器44は入力端子41からの入力信号とその1フレ
ーム遅延信号とを減算して減算結果を係数器46に出力す
る。
【0034】入力搬送色信号の位相は1フレーム毎に反
転しており、静画時には1フレーム前後の輝度信号は略
相関を有していることから、加算器43の出力は静画時の
輝度信号成分となり、減算器44の出力は静画時の搬送色
信号成分となる。係数器45,46は入力された輝度信号及
び搬送色信号を1/2倍して夫々MIX47,48に出力す
る。
【0035】入力端子41からの第2世代EDTV信号は
2次元LPF49及び2次元BPF50にも与えられる。2
次元LPF49は水平及び垂直の輝度信号帯域を通過させ
る。2次元BPF50は水平及び垂直の搬送色信号帯域を
通過させる。2次元LPF49の出力は動画時の輝度信号
としてMIX47に与えられ、2次元BPF50の出力は動
画時の搬送色信号としてMIX48に与えられる。
【0036】入力端子41からの第2世代EDTV信号は
動き検出回路51にも与えられている。動き検出回路51は
入力された映像信号の動きを検出して動き検出信号をM
IX47,48に出力するようになっている。MIX47は、
係数器45からの静画時の輝度信号と2次元LPF49から
の動画時の輝度信号とを動き検出信号に基づく比率で適
応的に混合してセレクタ83に出力する。MIX48は、係
数器46からの静画時の搬送色信号と2次元BPF50から
の動画時の搬送色信号とを動き検出信号に基づく比率で
適応的に混合して図示しない色信号系の広帯域色復調回
路に出力するようになっている。
【0037】本実施例においては、入力端子41からの第
2世代EDTV信号は遅延回路81を介してセレクタ83に
も供給されている。遅延回路81は入力端子41からMIX
47までの回路における信号遅延量だけ入力された信号を
遅延させてセレクタ83に出力するようになっている。入
力端子41からの第2世代EDTV信号はEDTV判定回
路82にも供給される。EDTV判定回路82は入力映像信
号が第2世代EDTV信号であるか否かを判定すると共
に、第2世代EDTV信号と判定した場合には、上下無
画部を示すゲートパルスをセレクタ83に出力する。セレ
クタ83は、ゲートパルスによって制御されて、入力映像
信号が第2世代EDTV信号でない場合にはMIX47の
出力を選択すると共に、入力映像信号が第2世代EDT
V信号である場合にはゲートパルスによって示される上
下無画部期間には遅延回路81の出力を選択し、他の期間
(主画面部期間)にはMIX47の出力を選択するように
なっている。セレクタ83の出力は図示しない輝度信号系
のフレーム合成回路に与えられる。
【0038】次に、このように構成された実施例の動作
について図2の説明図を参照して説明する。図2はED
TV判定回路82からのゲートパルスを説明するものであ
る。
【0039】入力端子41を介して入力された第2世代E
DTV信号は525H遅延回路42によって1フレーム期
間遅延される。加算器43は入力端子41からの入力信号と
その1フレーム遅延信号との加算によって、静画時に搬
送色信号を除去して輝度信号を分離する。分離された輝
度信号は係数器45によって1/2倍された後MIX47に
与えられる。また、減算器44は入力端子41からの入力信
号とその1フレーム遅延信号との減算によって、静画時
に輝度信号を除去して搬送色信号を分離する。この搬送
色信号は係数器46によって1/2倍された後MIX48に
供給される。
【0040】一方、入力端子1からの第2世代EDTV
信号は2次元LPF49及び2次元BPF50にも入力され
る。2次元LPF49は輝度信号を分離して動画時の輝度
信号としてMIX47に出力する。また、2次元BPF50
は搬送色信号を分離して動画時の搬送色信号としてMI
X48に出力する。MIX47は、係数器45の出力と2次元
LPF49の出力とを動き検出信号に基づく比率で混合す
ることにより、静画時の輝度信号を得る。また、MIX
48は、係数器46の出力と2次元BPF50の出力とを動き
検出信号に基づく比率で混合することにより、動画時の
搬送色信号を得る。MIX48からの搬送色信号は図示し
ない色信号系の広帯域色復調回路に供給される。一方、
MIX47から輝度信号はセレクタ83を介して図示しない
輝度信号系のフレーム合成回路に供給される。
【0041】本実施例においては、上下無画部に多重さ
れている補償信号を輝度信号系に重畳する。即ち、第2
世代EDTV信号は遅延回路81によってMIX47の出力
と時間合わせが行われてセレクタ83に与えられる。セレ
クタ83はEDTV判定回路82からのゲートパルスによっ
て制御されて、遅延回路81の出力又はMIX47の出力を
切換え選択して出力する。
【0042】EDTV判定回路82は入力端子41に入力さ
れた映像信号が第2世代EDTV信号であるか否かを判
定する。入力映像信号が第2世代EDTV信号ではない
場合には、EDTV判定回路82のゲートパルスによっ
て、常にMIX47の出力が選択される。この場合には、
画面全域が映像部分であり、無画部は存在せず、MIX
47の出力を用いることで画像の映出させることができ
る。
【0043】一方、入力映像信号が第2世代EDTV信
号である場合には、EDTV判定回路82は上下無画部期
間と主画面部期間とを区別するゲートパルスを出力す
る。セレクタ83は、ゲートパルスによって制御されて、
主画面部期間にはMIX47の出力を選択し、上無画部期
間及び下無画部期間には遅延回路81の出力を選択する。
第2世代EDTVにおいては、主画面部のみが映像部分
であり、主画面部期間にMIX47からの輝度信号を選択
することで、映像を再現することができる。一方、上下
無画部期間には補償信号が多重されており、この期間に
遅延回路81の出力を選択することにより、補償信号を輝
度信号系に供給することができる。補償信号は単に遅延
回路81によって遅延されたのみであり、Y/C分離処理
によって劣化することはない。
【0044】このように、本実施例においては、EDT
V判定回路82が第2世代EDTV信号の無画部期間と主
画面期間とを区別するゲートパルスを発生し、セレクタ
83が主画面期間にY/C分離された輝度信号を選択し、
上下無画部期間に遅延回路81の出力を選択しており、補
償信号をY/C分離処理することなく、輝度信号系に供
給することができる。このため、補償信号系と輝度信号
系のハードを共用化可能にしてハード規模を縮小すると
共に、補償信号の劣化を防止して画質を向上させること
ができる。
【0045】図3は本発明の他の実施例を示すブロック
図である。図3において図1と同一の構成要素には同一
符号を付して説明を省略する。本実施例は補償信号を色
信号系に重畳させたものである。
【0046】本実施例はセレクタ83を削除し、MIX48
からの搬送色信号と遅延回路81の出力とを切換え選択し
て出力するセレクタ84を設けた点が図1の実施例と異な
る。セレクタ84はEDTV判定回路82からのゲートパル
スによって制御されて、主画面期間はMIX48の出力を
選択し、上下無画部期間は遅延回路81の出力を選択する
ようになっている。
【0047】このように構成された実施例においては、
第2世代EDTVの主画面期間にはMIX48からの搬送
色信号がセレクタ84から出力される。また、上下無画部
期間には、遅延回路81の出力、即ち、補償信号がセレク
タ84から出力される。
【0048】これにより、本実施例においては、補償信
号をY/C分離処理することなく、色信号系に供給する
ことができる。他の作用及び効果は図1の実施例と同様
である。
【0049】図4は本発明の他の実施例を示すブロック
図である。図4において図1と同一の構成要素には同一
符号を付して説明を省略する。本実施例は補償信号のS
/Nを改善するようにしたものである。
【0050】本実施例はセレクタ83に代えてセレクタ87
を用い、EDTV判定回路82の出力を上下無画部動き判
定回路86に与え、上下無画部動き判定回路86の出力をセ
レクタ83に供給している点が図1の実施例と異なる。上
下無画部動き判定回路86には動き検出回路51からの動き
検出信号も与えられている。上下無画部動き判定回路86
はEDTV判定回路82から第2世代EDTV信号の主画
面期間を示すゲートパルスが入力されると、セレクタ87
にMIX47の出力を選択させるためのセレクト信号を出
力する。また、上下無画部動き判定回路86はEDTV判
定回路82から第2世代EDTV信号の上下無画部期間を
示すゲートパルスが入力されると、動き検出信号によっ
て静画であるか動画であるを判断し、動画時には遅延回
路81の出力を選択させるためのセレクト信号を出力し、
静画時にはMIX47の出力を選択させるためのセレクト
信号を出力するようになっている。
【0051】次に、このように構成された実施例の動作
について図5の説明図を参照して説明する。図5は動き
判定結果とセレクト信号との関係を示しており、Mは動
画を示し、Sは静画を示している。
【0052】いま、EDTV判定回路82によって、入力
端子41に第2世代EDTV信号の主画面期間の信号が入
力されたことが判定されたものとする。上下無画部動き
判定回路86は、主画面期間を示すゲートパルスが入力さ
れると、図5に示すように、セレクタ87にMIX47の出
力を選択させるためのセレクト信号を出力する。これに
より、セレクタ87はY/C分離された輝度信号を選択し
て出力する。
【0053】ここで、EDTV判定回路82によって、上
下無画部の信号が入力されたことが判定されたものとす
る。上下無画部動き判定回路86は、上下無画部期間を示
すゲートパルスが入力されると、動き検出回路51からの
動き検出信号に基づいてセレクト信号を作成する。入力
端子41を介して入力される第2世代EDTV信号が動画
(M)であるものと、上下無画部動き判定回路86は、図
5に示すように、遅延回路81の出力を選択させるための
セレクト信号を出力する。この場合には、セレクタ87は
図1の実施例と同様の選択を行って、Y/C分離処理を
受けることなく補償信号を輝度信号系に供給する。
【0054】次に上下無画部の信号が静画(S)である
ものとする。この場合には、上下無画部動き判定回路86
は、図5に示すように、上下無画部であってもMIX47
を介して出力される係数器45の出力を選択させるための
セレクト信号を出力する。上述したように、静画時には
補償信号はテンポラル低域の垂直高域成分となる。静画
であるので、補償信号は毎フレーム同一の信号である。
これに対し、ノイズ成分はフレーム間で相関を有してい
ない。従って、この場合には、係数器45の出力はノイズ
成分が−3dB低減された補償信号となる。セレクタ87
はMIX47の出力を選択することにより、S/Nが−3
dB改善された補償信号を輝度信号系に供給することが
できる。
【0055】このように、本実施例においては、Y/C
分離処理によって補償信号が劣化することを防止すると
共に、補償信号のS/Nを−3dBだけ改善して輝度信
号系に出力することができる。
【0056】図6は本発明の他の実施例を示すブロック
図である。図6において図4と同一の構成要素には同一
符号を付して説明を省略する。
【0057】本実施例は図4の実施例の上下無画部動き
判定回路86に代えて上下無画部動き判定回路88を採用し
たものである。上下無画部動き判定回路88は、入力端子
41からの入力信号が与えられてその動きを検出する。上
下無画部動き判定回路88は、図4の実施例と同様に、上
下無画部期間であっても、静画であると判断した場合に
はMIX47の出力を選択させるためのセレクト信号を出
力するようになっている。
【0058】このように構成された実施例においても、
静画時に補償信号のS/Nが−3dBだけ改善されるこ
とは図4の実施例と同様である。本実施例においては、
動き検出回路51からの動き検出信号を用いることなく、
上下無画部動き判定回路88によって入力信号の動きを検
出している。上述したように、補償信号のレベルは主画
面部の信号レベルに比して比較的低い。従って、上下無
画部の動き判定を主画面部と同一の動き検出処理によっ
て判定すると、誤検出してしまう虞がある。この理由か
ら、本実施例においては主画面部用とは別の動き検出を
行っており、補償信号の確実なS/N改善を得ることが
できるという利点がある。
【0059】図7は本発明の他の実施例を示すブロック
図である。図7において図4と同一の構成要素には同一
符号を付して説明を省略する。
【0060】本実施例は図4のセレクタ87に代えてセレ
クタ91を採用すると共に、上下無画部動き判定回路86に
代えて配列変換回路89及びセレクタ90を採用した点が図
4の実施例と異なる。セレクタ91はセレクト信号が入力
されない場合には主画面部期間であると判断して、MI
X47の出力を選択するようになっている。配列変換回路
89は動き検出回路51からの動き検出信号を並べ変えてセ
レクタ90に出力している。セレクタ90はEDTV判定回
路82から上下無画部期間であることを示すゲートパルス
が入力されるとオンとなって、配列変換回路89の出力を
セレクト信号としてセレクタ91に出力するようになって
いる。
【0061】補償信号は、主画面部の垂直高域成分とテ
ンポラル高域成分とを上下無画部に並べ変えて作成され
ている。従って、この並べ変えに応じて主画面部に対す
る動き検出信号を並べ換えることにより、この動き検出
信号を補償信号の動き検出信号として用いることができ
る。配列変換回路89は動き検出回路51からの動き検出信
号を並べ換えることにより補償信号用の動き検出信号を
得、セレクト信号としてセレクタ90に出力する。セレク
タ91は動画であることを示すセレクト信号によって遅延
回路81の出力を選択し、静画であることを示すセレクト
信号によってMIX47の出力を選択するようになってい
る。
【0062】次に、このように構成された実施例の動作
について図8の説明図を参照して説明する。図8は配列
変換回路89の動作を示している。
【0063】動き検出回路51からの主画面部の動き検出
信号は、図8に示すように、配列変換回路89によって、
上下無画部の補償信号に対応させるように並べ換えられ
る。主画面部期間においては、セレクタ91はMUX47の
出力を選択しており、Y/C分離された輝度信号が出力
される。上下無画部期間になると、EDTV判定回路82
からのゲートパルスによってセレクタ90がオンとなっ
て、セレクタ91は配列変換回路89からのセレクト信号に
よって制御される。
【0064】配列変換回路89からのセレクト信号が動画
を示すものである場合には、セレクタ91は遅延回路81の
出力を選択する。これにより、Y/C分離処理を受けて
いない補償信号を輝度信号系に与えることができる。配
列変換回路89からのセレクト信号が静画を示すものであ
る場合には、セレクタ91はMIX47の出力を選択する。
MIX47の出力はS/Nが−3dB改善された補償信号
である。
【0065】このように、本実施例においても図4の実
施例と同様の効果を得ることができる。更に、図4の実
施例においては主画面部に対する動き検出信号に基づい
てセレクタ87を制御していたが、本実施例では主画面部
に対する動き検出信号を補償信号に対応させるように並
べ変えてセレクタ91を制御している。これにより、主画
面信号に対する処理と上下無画部の補償信号に対する処
理とをマッチングさせることができる。また、動き判定
が困難な補償信号を動き検出した結果を利用していない
ので、動き判定結果の誤差が小さいという利点もある。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、補
償信号による視覚上の妨害を大きくすることなく補償信
号の劣化を防止して画質を向上させることができるとい
う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る多重信号補正回路の一実施例を示
すブロック図。
【図2】実施例の動作を説明するための説明図。
【図3】本発明の他の実施例を示すブロック図。
【図4】本発明の他の実施例を示すブロック図。
【図5】図4の実施例の動作を説明するための説明図。
【図6】本発明の他の実施例を示すブロック図。
【図7】本発明の他の実施例を示すブロック図。
【図8】図7の実施例の動作を説明するための説明図。
【図9】第2世代EDTVエンコーダを示すブロック
図。
【図10】第2世代EDTVデコーダを示すブロック
図。
【符号の説明】
81…遅延回路、82…EDTV判定回路、83…セレクタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面中央の主画面部に対応する主画面信
    号を補償するための補償信号が画面上下の無画部に対応
    する期間に多重されたワイドテレビジョン信号と現行テ
    レビジョン信号とのいずれが入力端子を介して入力され
    たかを判定すると共に、前記主画面部に対応する期間と
    前記無画部に対応する期間とを区別するゲート信号を出
    力する方式判定手段と、 前記入力端子を介して入力されたテレビジョン信号を輝
    度信号と色信号とに分離する輝度信号・色信号分離手段
    と、 前記入力端子に入力されたテレビジョン信号を前記輝度
    信号・色信号分離手段を介することなく出力するスルー
    経路と、 前記方式判定手段から前記主画面部に対応する期間であ
    ることを示すゲート信号が入力されると前記輝度信号・
    色信号分離手段からの輝度信号及び色信号を夫々輝度信
    号系及び色信号系に出力させ、前記無画部に対応する期
    間であることを示すゲート信号が入力されると前記スル
    ー経路の出力を前記輝度信号・色信号分離手段からの前
    記輝度信号又は前記色信号に代えて前記輝度信号系又は
    色信号系に出力する選択手段とを具備したことを特徴と
    する多重信号補正回路。
  2. 【請求項2】 画面中央の主画面部に対応する主画面信
    号を補償するための補償信号が画面上下の無画部に対応
    する期間に多重されたワイドテレビジョン信号と現行テ
    レビジョン信号とのいずれが入力端子を介して入力され
    たかを判定すると共に、前記主画面部に対応する期間と
    前記無画部に対応する期間とを区別するゲート信号を出
    力する方式判定手段と、 前記入力端子を介して入力されたテレビジョン信号を1
    フレーム期間遅延させた遅延信号と前記入力されたテレ
    ビジョン信号との加算により輝度信号を、減算により色
    信号を分離する輝度信号・色信号分離手段と、 前記入力端子に入力されたテレビジョン信号を前記輝度
    信号・色信号分離手段を介することなく出力するスルー
    経路と、 前記無画部の動きを判定する無画部動き判定手段と、 前記方式判定手段から前記主画面部に対応する期間であ
    ることを示すゲート信号が入力されると前記輝度信号・
    色信号分離手段からの輝度信号及び色信号を夫々輝度信
    号系及び色信号系に出力させ、前記無画部に対応する期
    間であることを示すゲート信号が入力されると、前記無
    画部動き判定手段によって前記無画部が動画であると判
    定された場合には前記スルー経路の出力を前記輝度信号
    ・色信号分離手段からの前記輝度信号又は前記色信号に
    代えて前記輝度信号系又は色信号系に出力すると共に、
    前記無画部動き判定手段によって前記無画部が静画であ
    ると判定された場合には前記輝度信号・色信号分離手段
    における加算結果を前記輝度信号系に出力する選択手段
    とを具備したことを特徴とする多重信号補正回路。
  3. 【請求項3】 前記無画部動き判定手段は、前記主画面
    部に対する動き検出結果を利用することを特徴とする請
    求項2に記載の多重信号補正回路。
  4. 【請求項4】 前記無画部動き判定手段は、前記主画面
    部に対する動き検出結果を前記無画部に対応させて並べ
    変えて動き判定を行うことを特徴とする請求項2に記載
    の多重信号補正回路。
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