JPH07203548A - 自動的に開始される通信を管理する方法および装置 - Google Patents

自動的に開始される通信を管理する方法および装置

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JPH07203548A
JPH07203548A JP6314155A JP31415594A JPH07203548A JP H07203548 A JPH07203548 A JP H07203548A JP 6314155 A JP6314155 A JP 6314155A JP 31415594 A JP31415594 A JP 31415594A JP H07203548 A JPH07203548 A JP H07203548A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通信システムにおいて移動ユニットがそれら
自身のロケーションを決定する必要をなくし、該移動ユ
ニットの構成の簡略化および低価格化を計る。 【構成】 通信システム10では、通信は制御ステーシ
ョン29と移動ユニット24との間で行なわれ、システ
ム10が移動ユニットの位置に関する知識を得る。移動
ユニット24は時折そのような通信を自動的に開始す
る。制御ステーション29は目標エリア(72,図5)
を規定するデータを移動ユニットに送信する。移動ユニ
ット24は自由に動くことができる。制御ステーション
29は放送信号を地理的に離れたセル36に送信する。
放送信号はセル36によってカバーされるサービス領域
を識別する現在のデータを伝達する。移動ユニット24
はそれらの割当てられた目標エリア72がそれらが受信
できる放送信号に対するサービスエリアと一致しない場
合に自動的に通信を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的には通信システム
に関し、かつ、より特定的には、制御ステーションと移
動ユニットの集団のメンバとの間で時々通信が自動的に
行なわれる通信システムに関する。
【従来の技術】
【0002】セルラ無線電気通信システムその他のよう
な、通信システムはシステムに関係する構成要素および
移動ユニットの集団を含む。移動ユニットは前記通信シ
ステムによってカバーされる領域にわたり自由に移動す
ることができる。前記システムの構成要素はベースユニ
ット、中継器、制御ステーション、交換局、その他を含
み、かつそれらは通信システムのオペレータおよび提供
者によって制御される。移動ユニットの集団のメンバは
互いにかつたぶん公衆交換電気通信ネットワークに結合
された機器と前記システムの構成要素(compone
nts)を通して通信することができる。移動ユニット
は典型的には通信システムの顧客またはエンドユーザに
よって制御される。
【0003】通信システムはシステムの構成要素および
移動ユニットの間で時折行なわれるシステムに関係する
通信によって利益を受けることができる。システムに関
係する通信は該システムの信頼性あるかつ効率的な動作
を保証するために行なわれる。システムに関係する通信
は情報をエンドユーザに中継することを意図したもので
はない。むしろ、システムに関係する通信は移動ユニッ
トとシステムの構成要素との間で行なわれてシステム
が、移動ユニットのロケーションその他のような、有用
な情報を得ることができるようにする必要がある。
【0004】移動ユニットのロケーションの知識はいく
つかの理由で有益なものである。もしシステムがある特
定ユニットがどこに位置するかを知れば、該システムは
その移動ユニットのための呼をそのロケーションにのみ
導くことができかつ他のロケーションにおけるシステム
容量を節約することができる。これはシステム資源の消
費を劇的に低減しかつ通信システムがもし呼がある特定
の移動ユニットがあるいは存在するかもしれない全ての
ローションに導かれれば取り扱うことができるものより
ももっと多くの呼を処理できるようにする。さらに、移
動ユニットのロケーションの知識は重要であり、それは
いくつかの地政学的管轄区においては、通信の運用は適
切な認可協定が欠如することによって禁止され得るから
である。さらに、顧客に請求される料金は呼が生成され
る時の移動ユニットのロケーションに応じて変わり得
る。
【0005】移動ユニットのロケーションについてのシ
ステムの知識は特に有益であるが、他の種類のシステム
に関係する通信もまた価値がある。例えば、システムの
信頼性および運用効率は移動ユニットの動作パラメータ
を再プログラムし、移動ユニットのプログラミングを確
認し、システムの完全性を確認するなどの時折のシステ
ムに関係する通信から利益を受けることができる。
【0006】システムに関係する通信に参与する理由に
かかわらず、いつそのような通信に参与するかを決定す
ることは重大な問題を提起する。通信システムのエンド
ユーザはたぶん時々システムに関係する通信を開始する
かもしれないが、これは望ましい解決方法ではない。ロ
ケーション情報のエンドユーザによる制御は通信システ
ムを通信サービスの略奪、権限のない地政学的管轄区に
おける通信、および管轄区の間での料金の差分の権限の
ない搾取に対して無防備なものとする。さらに、エンド
ユーザにそのような通信を開始することを要求すること
はエンドユーザに対し望まれていない負担を押しつけか
つ信頼できない解決方法になる結果となる。いくつかの
エンドユーザはシステムに関係する通信を開始するのを
忘れ、システムを古い情報で動作させる。他のエンドユ
ーザは必要以上にシステムに関係する通信を開始しかつ
それによってシステム資源を浪費する。
【0007】システムに関係する通信はたぶん移動ユニ
ットに導かれかつ移動ユニットから導かれる呼に対して
タグ付けすることができるであろう。例えば、呼のセッ
トアップ動作の間に、システムは移動ユニットが位置す
る場所を知ることができる。この解決方法は前記問題の
いくつかを解決するが、不完全な解決方法である。ある
呼が特定の移動ユニットに向けられた時、システムは該
移動ユニットのロケーションに関する現在の情報を使用
し、それによって到来呼(incomingcall)
またはリンギング信号が該移動ユニットが現在所在する
領域にのみ送信できる。しかしながら、この解決方法は
移動ユニットがかなりの距離を移動したがそのときにそ
のロケーションを与える発信呼を前もって生成していな
い場合にシステムが有効な移動ユニットのロケーション
を捕捉する方法を与えない。
【0008】望ましくは、システムに関係する通信は時
々自動的に行なわれるべきである。これによって、通信
システムの信頼性および動作の効率がエンドユーザの行
動の気まぐれによって制御されることがなくなる。しか
しながら、いつシステムに関係する通信に関与するかを
決定する問題は依然として残っている。そのような通信
は移動ユニットがパワーアップした時に常に移動ユニッ
トによって開始されるのは望ましくなく、それはより多
くのシステムに関係する通信が必要以上に行なわれかつ
システムの資源が浪費されることになるからである。同
様に、そのような通信はある種のタイミングスケジュー
ルにもとづき開始されるべきではない。もしタイミング
スケジュールが頻繁なシステムに関係する通信を規定す
れば、必要よりも多くのシステムに関係する通信が行な
われかつシステムの資源が浪費されることになる。もし
タイミングスケジュールがたまにしかシステムに関係す
る通信を指定しなければ、システムは信頼できないもの
となるが、それはシステムがしばしば古い情報にもとづ
き動作することになるからである。
【0009】したがって、本発明はこのような不都合を
除去することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段および作用】したがって、
本発明の1つの利点は、自動的に開始される通信を管理
するための改善された方法および装置が提供されること
である。
【0011】本発明の他の利点は、ロケーションデータ
が自動的に開始される通信をトリガすることである。
【0012】本発明の他の利点は、システムの構成要素
がロケーション情報を時折放送し、かつ移動ユニットが
該放送を監視してシステムの古いロケーションの知識が
有効になっているか否かを判定することである。
【0013】本発明のさらに他の利点は、システムが自
動的に開始される通信の頻度に影響を与えるパラメータ
をプログラムしかつ調整できることである。
【0014】本発明のさらに他の利点は、移動ユニット
が比較的低い複雑性およびコストを持つことが可能なこ
とにあり、これは該移動ユニットがそれら自身のロケー
ションを決定することを要求されないからである。
【0015】本発明の上に述べたおよび他の利点は1つ
の形態で、制御ステーションとの通信をいつ自動的に開
始するかを決定するために移動ユニットを動作させる方
法によって実現される。該方法は前記移動ユニットのた
めの知られたロケーションを記述するデータを受信する
ことを要求する。次に放送信号が監視される。該放送信
号は該放送信号が割当てられるサービスエリアを記述す
る地理的データを伝達する。このサービスエリアに関す
る前記知られたロケーションの場所が決定される。移動
ユニットからのデータ通信がこの相対位置決定に応じて
開始される。
【0016】
【実施例】本発明のより完全な理解は図面と共に詳細な
説明および特許請求の範囲を参照することにより得ら
れ、図面においては各図にわたり同じ項目に対し同様の
参照数字が使用されている。
【0017】図1は、無線通信システム10が動作する
環境の図式的説明図である。システム10は地球の周り
の比較的低い高度の軌道に配置された衛星14の衛星集
団(constellation)12を含む。好まし
い実施例では、衛星集団12の構成は少なくとも1つの
衛星14が常に地球の表面上の各々のポイントから見え
る範囲内にあるようにする。
【0018】それらの低い高度の地球軌道のため、衛星
14は絶えず地球に対して移動している。好ましい実施
例では、衛星14は地球上500〜1000Kmの範囲
の高度の軌道を移動している。もし、例えば、衛星14
が地球上のおよそ765Kmにある軌道に配置されれ
ば、頭上の衛星14は地球の表面上のあるポイントに関
してほぼ25,000Km/hrの速度で進行する。地
球の表面とそのような軌道にある衛星の通信ノード14
との間で光の速度であるいは光の速度に近い速度で進行
する電磁気信号は衛星の視角(angle of vi
ew)に応じて2〜3msecまたはそれ以上の伝搬時
間を必要とする。さらに、地球の表面とそのような軌道
にある衛星14との間を進行する電磁気信号はかなりの
ドップラ成分の周波数シフトを受け、その正確な値は信
号源周波数および衛星の視角に依存する。
【0019】システム10はさらに1つまたはそれ以上
の交換局(switching offices:S
O)16を含む。SO16は地球の表面上にありかつR
F通信リンク18を通して衛星14のうち近くのものと
データ通信している。衛星14はまたデータ通信リンク
20を介して互いにデータ通信を行なう。したがって、
衛星14の衛星集団12を通して、SO16は地球の任
意の大きさの領域に伝達される通信を制御できる。しか
しながら、各々のSO16によって制御される領域は、
1つまたはそれ以上の国のような、1つまたはそれ以上
の特定の地政学的管轄区に関連することが好ましい。S
O16は公衆交換電気通信ネットワーク(PSTN)2
2に接続され、該公衆交換電気通信ネットワーク22か
らシステム10の加入者に向けられた呼が受信できかつ
システム10の加入者によって生成された呼が送信でき
る。
【0020】システム10はまた移動加入者ユニット2
4の、数100万になり得るメンバを有する、集団(p
opulation)を含む。移動ユニット24は種々
の地政学的管轄区に関連する政府機関によって割当てら
れた電磁気スペクトルの部分により衛星14との通信に
参与するよう構成されている。移動ユニット24は通信
リンク26を介して近くの衛星14と通信する。システ
ム10は地球の表面上のまたは地球の表面に近くのいず
れの場所への移動ユニット24の移動に対しても対処す
ることができる。
【0021】システム10内には任意の数の加入者情報
管理装置(subscriberinformatio
n managers:SIM)28を含むことができ
る。各々のSIM28は移動ユニット24の集団のある
分離した部分のみに関連する加入者データベースを維持
することができる。該データベースは移動ユニット24
に関連する特徴、移動ユニット24に関連する料金(r
ates)、移動ユニット24に対する現在のロケーシ
ョン、その他を記述する情報を含むことができる。各々
の移動ユニット24にはSIM28の1つが割当てられ
ており、かつその1つのSIM28はその移動ユニット
24に対する「ホーム」SIM28であると考えられ
る。各々のSO16は衛星集団12、PSTN22、ま
たは他の通信経路を介して任意のSIM28と通信する
ことができる。
【0022】一般に、システム10はノードのネットワ
ークである。各々の移動ユニット24、衛星14、SO
16、およびSIM28はシステム10のノードを表
す。システム10の全てのノードは通信リンク18,2
0および/または26を通してシステム10の他のノー
ドとデータ通信を行なっておりあるいは行なうことがで
きる。さらに、システム10の全てのノードはPSTN
22を通して世界中に分散された他の電話装置とデータ
通信しておりあるいはデータ通信することができる。さ
らに、システム10は制御ステーション29および移動
ユニット24を含む。移動ユニット24はシステム10
の加入者によって制御される。制御ステーション29
は、衛星14、SO16、およびSIM28を含む、シ
ステムの構成要素を含む。制御ステーション29はシス
テム10の提供者によって制御されかつ運用される。移
動ユニット24が制御ステーション29と通信する場
合、関与する正確なシステムの構成要素は世界中のどの
場所にも位置することができ、かつ該通信は通信リンク
18,20および/または26を通して目標とする構成
要素に導かれる。これらまたは他のシステムの構成要素
のいずれか1つのみまたはこれらまたは他のシステムの
構成要素のうちの1つまたはそれ以上のものはここでは
集合的に制御ステーション29と称される。
【0023】呼(calls)を含む、通信サービスは
2つの移動ユニット24の間でまたは任意の移動ユニッ
ト24とPSTN電話番号との間で設定することができ
る。呼は地球上の任意の2つのロケーションの間で、該
ロケーションが存在する管轄区において、適切な認可が
得られているものと仮定すると、設定できる。一般に、
各々の移動ユニット24は、以下に説明する、呼のセッ
トアップの間および登録プロセスの間に、制御ステーシ
ョン29とかつ特に近くのSO16とシステム通信に参
与することができる。該呼のセットアップ通信は移動ユ
ニット24と、他の移動ユニット24またはPSTN電
話番号であり得る、他のユニットとの間で通信経路を形
成する前に行なわれる。
【0024】図2は、単一の衛星14によって地球の表
面上に形成されるセルラフットプリントパターン(ce
llular footprint pattern)
30を示す。各々の衛星14はマルチビームアンテナ3
2を含む。各々のアンテナ32は数多くの別々のアンテ
ナビームまたはパターン34をその衛星14から種々の
角度で地球の表面に向けて投影する。図2は、ビーム3
4が地球の表面上に形成するセル36の得られたパター
ンの図を示す。各々のビーム34はセル36と1対1の
対応で関連している。本発明の好ましい実施例では、全
ての衛星14は実質的に図2に示したように構成されて
いる。したがって、他の衛星(図示せず)は同様のフッ
トプリント(図示せず)を形成する。望ましくは、セル
36の連続したブランケット(blanket)が実質
的に地球の全表面を覆う。
【0025】フットプリント30内の各々のセル36は
フットプリント30内の独自の位置を占める。これらの
位置は図2の1〜48で示されている、セルのIDを使
用することによって互いに区別される。
【0026】明瞭化のため、図2の概略図はセル36お
よびフットプリント30がオーバラップまたはギャップ
を持たない個別のほぼ六辺形状のものであるとして示し
ている。しかしながら、当業者は実際には衛星14のア
ンテナ32からのビーム34によって投影される等しい
強度のラインは現実には六辺形とは大幅に異なる形状を
持つ可能性があり、アンテナのサイドロブ(side
lobes)がパターンを歪ませることがあり、いくつ
かのセル36は他のセル36よりも大きな領域をカバー
することがあり、かつ隣接セルの間のオーバラップが予
期されることを理解するであろう。
【0027】セルのオーバラップ、前記サイドロブ、セ
ルの境界に対する加入者ユニットの位置、および当業者
に理解された他の要因のため、移動ユニット24はしば
しば1つより多くのセル36から送信された信号を同時
に受信することができる。一般に、移動ユニット24は
該移動ユニット24がそのとき位置するセル36内で送
信された信号を最も多く受信する可能性があり、かつ他
のセルからの信号を受信する可能性はこれらの他のセル
への距離が増大するに応じて低減する。しかしながら、
反射およびサイドロブはこの一般的なルールに対し例外
を引き起こす。
【0028】システム10(図1を参照)は電磁気スペ
クトルを使用して移動ユニット24(図1を参照)と衛
星14を通して通信する。この通信はアンテナ32およ
びビーム34を介して行なわれる。当業者はアンテナ3
2によって形成される複数のビーム34は形状を規定し
かつ特定の方向の通信の意味しないことを理解するであ
ろう。言い替えれば、通信はアンテナ32によって地球
の表面に向けて投影されたビーム34によって送信およ
び/または受信することができる。
【0029】この通信は限られた量の電磁気スペクトル
のみを使用する。このスペクトルの正確なパラメータは
本発明にとって重要ではなくかつシステムによって変わ
り得る。本発明の好ましい実施例はこのスペクトルを別
々の部分またはチャネルセットに分割する。例えば、該
スペクトルは別々の周波数帯域、別々のタイムスロッ
ト、別々の符号化技術、またはこれらの組み合わせへと
分割できる。このスペクトルを分割する正確な方法もま
た本発明にとって重要ではない。これらの離散的なチャ
ネルセットの各々は全ての他のチャネルセットに対し直
交する(orthogonal)ことが望ましい。言い
替えれば、大きな妨害なしにそれぞれのチャネルセット
によって共通のロケーションで同時通信が可能である。
セルラ通信システムにおいては一般的であるように、前
記チャネルセットは隣接セル36が同じチャネルセット
を使用することを防止する再使用計画によってセル36
に割当てられる。しかしながら、共通のチャネルセット
が離れたセル36において再使用され割当てられたスペ
クトルを効率的に利用する。
【0030】本発明の好ましい実施例においては、放送
信号(broadcast signal)は各々のビ
ーム34を通して衛星14から連続的にまたは周期的に
送信される。各々のビームの放送信号は他のビームの放
送信号とは異なるパラメータを有し、かつ各々のビーム
の放送信号は1つまたはそれ以上のデータメッセージを
伝達し、該データメッセージはビーム34によってカバ
ーされる現在のサービス領域またはセル36、前記信号
を放送している衛星14、前記ビームの放送信号が関連
するセル36のID、ビーム34によってサポートされ
る他のチャネルの識別子(identity)、および
/またはリンギングメッセージを識別する情報を伝達す
る。これらの放送信号の前記識別子および周波数、タイ
ミング、および/または符号化パラメータは移動ユニッ
ト24に知られている。
【0031】あるビームの現在のサービスエリアを識別
する情報は数多くの異なる形式のうちの任意のものとす
ることができる。その形式にかかわらず、該情報は一般
に前記放送メッセージが送信される瞬間に近い時にビー
ム34によってカバーされる地理的領域を規定する。好
ましい実施例では、このサービスエリアおよび全ての他
の地理的構成は全てのシステム要素によって知られてい
る地球に固定された座標システムに関してパラメータ的
に規定される。衛星14は地球の回りをそれらの軌道に
おいて移動するから、ビーム34およびそれらの対応す
るサービスエリアは同様に移動する。したがって、サー
ビスエリアのこの規定は衛星14が移動するに応じて時
間的に変わり得る。
【0032】このサービスエリアの地理的データは、例
えば、円、楕円、または他の等辺等角の(regula
r)幾何学的形状の地球表面上の大きさおよび位置を規
定するパラメータを伝達することができる。しかしなが
ら、好ましい実施例では、サービスエリアを規定するた
めに使用されるデータの量は最小限に保持される。例え
ば、あるビームの現在のサービスエリアを識別する情報
は該ビームの近似的な中心における地球表面上の現在の
ポイントのみを記述する。移動ユニット24はサービス
エリアがこのポイントを囲んでいることを単に推断でき
るのみである。サービスエリアを規定するために使用さ
れるデータの量をさらに低減するために、このポイント
は低い精度のみで記述することができるが、それはこの
データを使用して移動ユニット24において行なわれる
計算は高い精度まで行なわれる必要はないからである。
したがって、このビーム中心のポイントは単にビームの
中心領域におけるどこかにほぼ位置するポイントを単に
言及すればよい。
【0033】地球の表面上で、境界38は第1の管轄区
40を第2の管轄区42から分離する。任意の数の境界
38が地球の表面全体を任意の数の異なる管轄区に分割
できる。境界38は地球の物理的な現象を表す必要はな
い。むしろ、境界38はシステム10(図1を参照)の
目標のいくつかを達成するために地球の地形上に与えら
れるラインを表す。地球の同じセクションに対応して1
つより多くの組の境界38が存在しても構わない。境界
38は地球を地政学的管轄区、通信サービス料金管轄
区、その他に分割することができる。システム10は移
動ユニット24が現在所在する1つまたはそれ以上の管
轄区にしたがって該移動ユニット24に提供される通信
サービスを制限する。例えば、システム10は運用の認
可が得られていない地政学的管轄区におけるアクセスを
否定することによりサービスを制限することができ、か
つシステム10は呼に対して該呼に関連する特定の料金
管轄区にしたがって料金を課すことによりサービスを制
限することができる。
【0034】図3は、通信システム10(図1を参照)
の任意のノード48のブロック図を示す。前に述べたよ
うに、任意の移動ユニット24、衛星14、SO16、
またはSIM28はシステム10のノードを表す。ノー
ド48は1つまたはそれ以上の受信機50を表す。受信
機50はアンテナ32′に結合されて通信リンク18,
20および/または26(図1を参照)からの信号を受
信する。移動ユニット24、SO16、SIM28は単
一の受信機50のみを含むものでも良いが、衛星14は
リンク18,20および26(図1を参照)のうちの数
多くの異なるものによって同時に通信するために、数多
くの受信機を含む。アンテナ32′は望ましくは衛星1
4においてはマルチビームアンテナであり、またはマル
チビームアンテナを含む。受信機50は受信バッファ5
2に結合され、該受信バッファ52は受信機50におい
て受信されたデータをこれらのデータが処理できるよう
になるまで一時的に格納する。
【0035】プロセッサまたはコントローラ54は受信
バッファ52へかつ受信機50へ結合されている。コン
トローラ54は受信機50に結合されて、周波数、タイ
ミング、その他のような、受信パラメータを制御する。
コントローラ54はさらにタイマ56、メモリ58、送
信バッファ60、および送信機62に結合されている。
コントローラ54はタイマ56を現在の日付けおよび時
間を維持することにより実時間の監視を助けるために使
用する。メモリ58はプロセッサまたはコントローラ5
4への命令として作用しかつ、プロセッサまたはコント
ローラ54によって実行された時、ノード48に以下に
説明する処理を行なわせるデータを含む。さらに、メモ
リ58はノード48の動作によって操作される変数、テ
ーブル、およびデータベースを含む。望ましくは、メモ
リ58の少なくとも一部は不揮発性読出し/書込みメモ
リとして構成される。送信バッファ60はコントローラ
54によって該バッファに入れられるデータを一時的に
格納するために使用される。コントローラ54は送信機
62に結合されて、周波数、タイミング、その他のよう
な、送信パラメータを制御する。移動ユニット24、S
O16、およびSIM28は一つの送信機62のみを含
むものでも良いが、衛星14は望ましくはリンク18,
20および26(図1を参照)のうちの数多くの異なる
ものによって同時通信を行なうために数多くの送信機6
2を含む。送信バッファ60もまた送信機62に結合さ
れている。送信機62は送信バッファ60に格納された
データを伝達するために変調された信号を送信する。こ
れらの信号はアンテナ32″を介してリンク18,20
および26により送信される。衛星14に対しては、ア
ンテナ32″はマルチビームアンテナであるかまたはマ
ルチビームアンテナを含む。当業者はアンテナ32′お
よび32″は実際には単一のアンテナを使用して実現で
きるできることを理解するであろう。
【0036】地球をベースとしたノード48において
は、コントローラ54はまたI/Oセクション63に結
合されている。移動ユニット24においては、I/Oセ
クション63はオーディオとシステム10(図1を参
照)と両立するデジタル化されたバケットとの間で変換
を行なうためにマイクロホン、スピーカ、デジタイザ、
ボコーダ、デコーダ、その他を含んでいても良い。同様
に、I/Oセクション63はユーザによって移動ユニッ
ト24の動作を制御するためにキーパッドを含むことが
できる。SO16またはSIM28においては、I/O
セクション63はキーボード、ディスプレイ、磁気メモ
リ装置、プリンタ、およびコンピュータ化された機器に
伝統的に接続される他の装置を含むことができる。SO
16においては、I/Oセクション63はさらにPST
N22(図1を参照)に結合するための構成要素を含む
ことができる。
【0037】要するに、各々のノード48はメモリ58
に配置されかつプロセッサまたはコントローラ54によ
って実行されるソフトウエアプログラミングにより割当
てられる性格を帯びるプログラム可能な機器を表す。衛
星14、SO16およびSIM28のような、制御ステ
ーション29の各々のノード48は他の制御ステーショ
ンノード48とデータ通信しまたはデータ通信すること
ができるから、制御ステーション29によって集合的に
行われる処理の正確な位置および分布はあまり重要でな
い事項である。移動ユニット24の見地から、システム
の処理は制御ステーション29の任意のノード48で行
なうことができ、あるいはいくつかのノード48の間で
分散させることができる。
【0038】図4および図6〜図9は、移動ユニット2
4で行なわれる処理およびメモリ構造を示す。本発明の
好ましい実施例においては、全ての移動ユニット24は
独立して実質的に同じ処理を行なう。したがって、以下
に与えられた説明は単一の移動ユニット24に向けられ
ているが、それは移動ユニット24の集団における全て
のメンバに対して広く適用できる。当業者は移動ユニッ
ト24として機能するノード48のメモリ58(図3を
参照)に格納されたプログラミング命令は図4および図
6〜図9を参照して以下に説明する処理を制御すること
を理解するであろう。
【0039】図4は、移動ユニット24によって行なわ
れる登録処理64のフローチャートを示す。一般に、登
録処理64は制御ステーション29に移動ユニットのロ
ケーションを通知しかつ制御ステーション29が移動ユ
ニット24に対しまたは移動ユニット24から呼をセッ
トアップするための準備ができるようにする。登録処理
64は呼が発信呼または到来呼のいずれであっても、呼
のセットアップの間に行なうことができる。あるいは、
登録処理64は以下にさらに詳細に説明するようにいず
れの呼のセットアップ動作とも独立に行なうことができ
る。登録処理64に入ると、移動ユニット24と制御ス
テーション29との間で通信期間(session)が
すでに開始されている。
【0040】登録処理64は移動ユニット24の地理的
ロケーションが解明されかつ制御ステーション29に通
信されるまで制御ステーション29と通信するためにタ
スク66を行なう。本発明は移動ユニット24のロケー
ションを解明する上でいずれか特定の技術を使用するこ
とを必要としない。例えば、移動ユニット24は全世界
測位システム(Global Position Sy
stem:GPS)受信機、ロラン(LORAN)受信
機、または他の地球ロケーション(geo−locat
ion)受信機を含んでいても良く、それによって移動
ユニット24はそれ自身のロケーションを解明すること
ができる。しかしながら、好ましい実施例では、移動ユ
ニット24はそれ自身のロケーションを解明しない。む
しろ、ドップラおよび伝搬遅延計測が移動ユニット24
と制御ステーション29との間で通信される信号につい
て行なわれ、かつ制御ステーション29はこれらの計測
を処理して移動ユニットのロケーションを決定する。制
御ステーション29は移動ユニットのロケーションを決
定するから、移動ユニットは複雑なロケーション決定機
器を含む必要がなく、かつ移動ユニットの複雑さおよび
コストが低減される。
【0041】タスク66の後、問合せタスク68は制御
ステーション29がシステム10(図1を参照)によっ
て提供された通信サービスへのアクセスを承認されてい
るか否かを判定する。この判定は制御ステーション29
から移動ユニット24へ送信されるデータコードを調べ
ることによって行なうことができる。もしこのデータコ
ードがアクセスが承認されていないことを示せば、プロ
グラム制御は登録処理64を退出する。システムは、例
えば、移動ユニットのロケーションが権限のない地政学
的管轄区内にあることが判定された場合にアクセスの承
認を否定することができる。
【0042】タスク68がアクセスが承認されているこ
とを判定した場合、タスク70が制御ステーション29
からの「知られたロケーション」データを受信する。こ
の知られたロケーションデータは制御ステーション29
が移動ユニット24に対して知っているロケーションを
記述する。それはその登録処理64が行なわれる時間に
おける移動ユニット24に対するロケーションを表す。
しかしながら、移動ユニット24はこのロケーションか
らいずれのときにも自由に離れることができる。前記知
られたロケーションデータは制御ステーション29から
データメッセージによって得られる。
【0043】望ましくは、移動ユニット24のための知
られたロケーションは単に地理的ポイントを識別するの
みならず、登録処理64の行なわれている間にその境界
内に移動ユニット24が所在する目標エリアを規定す
る。図5は、境界74で囲まれた例示的な目標エリア7
2に関するいくつかのセル36の概略的表現を示す。セ
ル36のサービスエリアは衛星14の移動に応じて地球
の上を移動することができるが、目標エリア72は比較
的静止している。目標エリア72はシステム10によっ
て制御ステーション29が効率的かつ信頼性をもって移
動ユニット24に対して動作できる領域であると解釈す
ることができる。本発明の好ましい実施例によれば、移
動ユニット24はそれが目標エリア24の中にあるかあ
るいは外にあるかを直接決定しない。むしろ、移動ユニ
ット24は目標エリア72をいつ制御ステーション29
に自動的に登録するかを決定するためのツールとして使
用する。
【0044】図5は、目標エリア72が、知られたロケ
ーションデータが対向するコーナに対する座標によって
規定できる、方形であるものとして示している。しかし
ながら、他の形状も同様に使用できる。例えば、知られ
たロケーションデータはある円の中心の座標及び半径を
規定することができる。あるいは、知られたロケーショ
ンデータは楕円または他の幾何学的形状のパラメータを
特定することができる。目標エリア72の幾何学的形状
は少しの量のデータによって明瞭に規定され、それによ
ってシステムの資源および処理能力が複雑な形状を通信
しかつ処理するのに消費されないようにすることができ
るのが好ましい。
【0045】前記知られたロケーションデータは単に移
動ユニット24が所在する知られたポイント76を記述
するのみで良い。移動ユニット24はそのとき目標エリ
ア72は知られたポイント76を所定の様式で囲んでい
るものと想定することができる。しかしながら、領域に
よってかつ時間によって変わり得る特定の目標エリアを
規定することによりさらに大きな柔軟性が与えられる。
前記放送メッセージは移動ユニットがその知られたロケ
ーションを受信したとき適用する目標エリア72を決定
するための現在の局部的な一般ルールを含むことができ
る。したがって、目標エリア72の形状および寸法は管
轄区の境界38(図2を参照)への接近に応じてまたは
遅延、システムのオーバヘッド、および古いロケーショ
ンデータを使用することから生じ得る低い呼完了レート
に対し、以下に説明する、自動登録プロセスの頻度をバ
ランスさせるための現在のシステムの要求にしたがって
変えることができる。図5に示されるように、知られた
ポイント76は移動ユニット24のための例示的な正確
なロケーションを示す。知られたポイント76は目標エ
リア72内の特定の場所にあることに限定される必要は
なく、任意の場所に存在し得る。
【0046】図6は、メモリ58(図3を参照)の不揮
発性読出し/書込み部に維持された記憶要素78を示
す。図4および図6を参照すると、タスク70が前記知
られたロケーションデータを受信したとき、タスク80
はその知られたロケーションデータを記憶要素78に保
存する。上に述べたように、このデータは目標エリア7
2(図5を参照)および/またはその境界74を規定す
ることができる。
【0047】前記知られたロケーションデータには、タ
スク80がまた記憶要素78にセーブする、計算または
評価技術データ(evaluation techni
que data)が伴うようにすることができる。概
評価技術データは自動的に登録を開始しかつそれによっ
て登録通信を取り扱うシステム資源を消費するときを決
定するために移動ユニット24の集団をプログラムする
上での柔軟性を改善する。例えば、前記評価データは移
動ユニット24に、円の中心および半径、ボックスの対
向するコーナ、楕円の軸、その他のような、知られたロ
ケーションデータをどのように解釈するかを通知するこ
とができる。さらに、前記評価データは移動ユニット2
4に対しビーム34(図2を参照)によって放送される
サービスエリアの地理的データをどのように解釈するか
を指示することができる。このプログラム可能性の特徴
はシステムオペレータが目標エリア72(図5を参照)
の形状および寸法、ならびにサービスエリアの規定およ
び評価技術を、必要に応じて、あまりにも少ない自動的
に開始される登録とあまりにも多い自動的に開始される
登録との間で望ましいバランスを維持するために変える
ことができるようにする。
【0048】もちろん、当業者は、移動ユニットのプロ
グラミング用パラメータのような、他のデータもまた登
録64の間に移動ユニット24に転送しかつ移動ユニッ
ト24から転送できることを理解するであろう。タスク
80およびそのような他の転送タスク(図示せず)の
後、プログラム制御は登録プロセス64を呼んだ処理に
戻る。これらの処理は呼のセットアップ(図示せず)ま
たはスタンバイ前景(foreground)処理に関
係し、これらについては図9を参照して後に説明する。
【0049】図7は、移動ユニット24によって行なわ
れるスタンバイ背景(background)プロセス
82のフローチャートを示す。一般に、スタンバイモー
ドの間に、移動ユニット24はパワーアップされ、到来
呼を示すリンギング信号のために制御ステーション29
からの通信を監視しており、かつユーザがそのI/Oセ
クション63に対し発信呼を生成するよう指令している
かを判定するためにそのI/Oセクション63を監視し
ている。スタンバイ背景プロセス82は移動ユニット2
4がスタンバイモードにあるときは絶えず動作する。
【0050】スタンバイ背景プロセス82はそれが受信
できる限り多くの放送信号を繰り返し捕捉しかつ監視す
る。前に述べたように、放送信号は制御ステーション2
9、かつ特に各々のセル36(図2を参照)における衛
星14から送信される。プロセス82におけるタスク8
4の間、移動ユニット24は次の放送信号を捕捉する。
言い替えれば、移動ユニット24はそれが監視した最後
の放送信号とは異なることが好ましいある放送信号を捕
捉する。しかしながら、もし移動ユニット24が1つの
放送信号のみを受信できればタスク84において捕捉さ
れた信号は前記最後の放送信号と異ならないであろう。
【0051】タスク84の後、タスク86は前記放送信
号のデータメッセージを受信する。前に述べたように、
このデータメッセージは、例えば、ビーム34(図2を
参照)によってカバーされる現在のサービスエリアを識
別する情報、前記信号を放送している衛星14(図1な
いし図2を参照)、前記ビームの放送信号が関連するセ
ル36のID、ビーム34によってサポートされる他の
チャネルの識別子(identity)、および/また
はリンギングメッセージを伝達することができる。タス
ク86が前記放送信号のデータメッセージを監視した
後、タスク88は放送データメッセージテーブル90を
前記放送データメッセージからのデータによって更新す
る。
【0052】図8は、メモリ58内に維持される、放送
データメッセージテーブル90を示す。移動ユニット2
4によって受信可能な種々の放送信号に対し、テーブル
90はビーム中心または他のサービスエリア規定デー
タ、セルID、前記サービスエリアのビーム34(図2
を参照)を介しての通信に参与するのに使用可能なアク
セスチャネル識別子、および種々の統計値を記録する。
該統計値はデータメッセージが受信された時間的な瞬間
を識別する時間スタンプ、放送信号特性、および前記放
送信号が受信されている回数または期間を含むことがで
きる。これらの統計値は必要に応じてタスク88によっ
て現状を維持するために更新できる。
【0053】タスク88の後、問い合わせタスク92は
リンギング信号が移動ユニット24に送信されたか否か
を判定する。該リンギング信号はリング信号データ符号
および移動ユニットのシリアル番号または他の識別番号
として構成できる。もし移動ユニット24が前記リング
信号データ符号およびそれ自身の識別番号を認識すれ
ば、リンギング信号が検出されたことになる。リンギン
グが検出されたとき、プログラム制御はスタンバイモー
ドを離れ、かつ到来呼処理94が行なわれる。電話技術
に習熟したものに知られている、到来呼を取り扱うため
の伝統的なシーケンスが該到来呼を処理するために行な
われる。
【0054】到来呼処理94の完了後またはタスク92
がリンギング信号を検出しなかった場合には、プログラ
ム制御はタスク84にループバックする。プログラム制
御は移動ユニット24がそのスタンバイモードにとどま
っている限りタスク84,86,88および92を含む
ループにとどまっている。移動ユニット24はこのルー
プ動作によりサービスエリアの移動を追跡する。放送デ
ータメッセージテーブル90が該ループの各々の反復時
に更新されそのデータを最新のものに保つ。
【0055】図9は、移動ユニット24によって行なわ
れるスタンバイ前景処理96のフローチャートを示す。
スタンバイ前景処理96は移動ユニット24がそのスタ
ンバイモードになる時絶えず動作する。好ましくは、ス
タンバイ前景処理96はスタンバイ背景処理82(図7
を参照)も進行している間に動作する。一般に、スタン
バイ前景処理96は放送データメッセージテーブル90
(図8を参照)における情報を処理して自動的に登録を
開始すべきか否かを決定する。
【0056】スタンバイ前景処理96は放送データメッ
セージテーブル90(図8を参照)からいずれの古いエ
ントリをも除去するためにタスク98を行なう。したが
って、テーブル90に残っている記録は最新のデータを
含むべきである。古いエントリは記録の時間スタンプ統
計値を調べることにより識別できる。
【0057】タスク98の後、任意選択的なタスク10
0がテーブル90から異常な(aberrant)エン
トリを除去する。異常なエントリはビーム34(図2を
参照)のサイドロブまたは反射から生じ得る。それらは
フットプリント30(図2を参照)におけるセル位置決
め機構に対して、テーブル90における他のセルIDの
近くに位置しないセルIDを有するテーブル90中のエ
ントリとして識別できる。言い替えれば、テーブル90
に示された大多数のセル36からあまりにも遠く離れた
セル36(図2を参照)は異常であると宣言されかつ捨
てることができる。タスク100は任意選択的なタスク
であり、それはそのような異常なエントリは速く古くな
る傾向が最も大きく、かつタスク98によって除去され
るからである。タスク98および100の後、テーブル
90は有効でありかつ最新のものであると想定されるデ
ータを含んでいる。
【0058】タスク98および100の後、タスク10
2は前記知られたロケーションとサービスエリアとの間
の相対的な位置を決定する。前記知られたロケーション
は前述のようにタスク70(図4を参照)において得ら
れておりかつ記憶要素80(図6を参照)に保存されて
いる。この知られたロケーションは望ましくは目標エリ
ア72(図5を参照)を規定する。タスク102が行な
われるときに、移動ユニット24の正確なロケーション
は知られておらず、かつ移動ユニット24は目標エリア
72内に所在するかも知れずあるいは所在しないかもし
れない。タスク102は移動ユニット24のロケーショ
ンとは直接関連しない。むしろ、タスク102は前記知
られたロケーションをテーブル90(図8を参照)にお
いて特定されたサービスエリアのロケーションにつき前
記セル36(図2を参照)と比較する。相対的な位置は
テーブル90における各々のサービスエリアのエントリ
に対して決定できる。
【0059】タスク102の後、問い合わせタスク10
4はテーブル90内に掲げられたセル36に関連するビ
ーム34(図2を参照)のいずれかが目標エリア72
(図5を参照)内にあるか否かを判定する。言い替えれ
ばタスク104はいずれかのセルのサービスエリアが目
標エリア72と一致するか否かを判定する。
【0060】処理96はセル36と目標エリア72との
間の一致を識別するための任意の広範囲のアルゴリズム
を使用することができる。ビーム中心ポイントが放送デ
ータメッセージにおいて通信される上に述べた好ましい
実施例では、タスク104はテーブル90内に示された
いずれかのビーム中心ポイントが目標エリア72内に存
在するか否かを判定することができる。
【0061】図5に戻ると、いくつかのビーム中心ポイ
ント106が示されている。ビーム中心ポイント106
はセル36の中央領域内に所在する。図5に示された例
示的な状況では、ポイント106′として示されたビー
ム中心ポイント106の1つは目標エリア72内に所在
する。この例示的な状況に対しては、もし移動ユニット
24がビーム中心ポイント106′を有するセル36に
対する放送信号を捕捉しかつ受信できれば、タスク10
4(図9を参照)はその1つのビーム34(図2を参
照)は目標エリア72内にあることを結論付ける。タス
ク104はそれが現在どれだけ多くの他の放送信号を受
信可能であってもこの同じ結論に到達するであろう。移
動ユニット24がこれを行なうことができるためには、
該移動ユニットは目標エリア72の付近に位置すること
が必要である。
【0062】これに対し、もし移動ユニット24が目標
エリア72から移動し去った場合は、それが受信できる
放送信号は多分異なるビーム中心ポイント106を持つ
ことになる。例えば、もし移動ユニット24が図5にお
いて106″と表示された4つのビーム中心ポイントの
みを受信できれば、タスク104はビーム34のいずれ
も目標エリア72内にないものと結論付けることができ
る。
【0063】タスク104によって行なわれる一致の判
定は精密かつ正確なデータに基づき動作することを必要
としない。図5によって示されるように、タスク104
は移動ユニット24が目標エリア72の全体をカバーす
るセル36の集合に対して割当てられた放送信号を受信
できなくても一致が存在すると結論付けることができ
る。逆に、タスク104は移動ユニット24が目標エリ
ア72の少なくとも一部をカバーするセル36に割当て
られた放送信号を受信できても一致が存在しないと結論
付けることができる。不正確さおよび低い精度が許容さ
れているが、それは一致の判定は自動的に開始される通
信を管理する上で使用されるのであって、直接ロケーシ
ョンを決定する上で使用されるのではないからである。
より正確なロケーション決定はいったん通信が自動的に
開始されると登録を通して達成できる。もしあまりにも
少ないまたは過剰な数の自動登録が行なわれると、目標
エリアの規定、サービスエリアの規定、および計算また
は評価技術は移動ユニット24の集団により多くのまた
はより少ない自動登録を行なわせるよう再プログラムす
ることができる。
【0064】当業者にはタスク104は任意選択的なも
のでありかつ、例えば、もし前記目標エリアがビームよ
り小さければ処理は直接タスク110に進んでもよいこ
とを理解するであろう。
【0065】図9に戻ると、タスク104が少なくとも
1つのビーム(図2を参照)が目標エリア72にありか
つテーブル90(図8を参照)に含まれるいずれかのサ
ービスエリアと目標エリア72との間の一致が存在する
と判定した時、タスク108が行なわれる。タスク10
8は移動ユニット24に制御ステーション29と自動的
にデータ通信を開始することをやめさせる。タスク10
8の後、プログラム制御はテーブル90内のデータを再
評価するためにタスク98にループバックする。このデ
ータはスタンバイ背景処理82(図7を参照)の動作に
よって更新されている。したがって、前記再評価はセル
36における移動および移動ユニット24による動きを
再評価する。
【0066】タスク104がなんらのビーム34も目標
エリア72に存在せずかつ目標エリア72とテーブル9
0に含まれたサービスエリアとの間で一致が存在しない
ことを判定した時、タスク110が行なわれる。タスク
110はテーブル90に含まれるビーム中心ポイントの
間における仮想(virtual)ポイントのロケーシ
ョンを決定する。図5に戻ると、仮想ポイント112を
生成する例示的な状況が示されている。この例示的な状
況では、移動ユニット24はビーム中心ポイント10
6″を伝達する放送信号のみを受信する。仮想ポイント
112は望ましくはビーム中心ポイント106″の中心
に存在する。仮想ポイント112を位置決めするために
伝統的な三角測量または重心計算アルゴリズムを行なう
ことができる。しかしながら、精密なアルゴリズムは重
要ではなく、かつ仮想ポイント112のロケーションは
大きな精度まで求められる必要はない。言い換えれば、
仮想ロケーションがサービスエリアの集合の中央のどこ
かにあることを示すなんらかのアルゴリズムで充分であ
る。
【0067】ポイント112は「仮想(virtua
l)」ポイントであると考えられるが、その理由はポイ
ント112は移動ユニットの現在の位置に対応する必要
のない数学的な構造であるからである。しかしながら、
移動ユニット24は、それがこのロケーションが得られ
た場所からビーム34を受信することができるという事
実が与えられれば、多分前記仮想ポイント112の付近
のどこかに存在するであろう。図5に示された例では、
仮想ポイント112は目標エリア72内に存在せず、該
移動ユニットがそれが最後に登録しかつロケーションデ
ータ76を受信した時からかなりの距離を移動したこと
を示している。
【0068】しかしながら、他の状況では仮想ポイント
112は目標エリア72内に存在するかもしれない。例
えば、移動ユニット24が目標エリア72内に存在する
場合、移動ユニット24において受信可能なビーム中心
ポイント106は目標エリア72の外側に存在するかも
しれない。この状況では、仮想ポイント112が目標エ
リア72内に入る良い機会が存在する。
【0069】図9に戻ると、タスク110が仮想ポイン
ト112(図5を参照)のロケーションを決定した後、
問合わせタスク114は該仮想ポイント112が目標エ
リア72内に存在するか否かを判定する。もし存在すれ
ば、タスク116は移動ユニット24に制御ステーショ
ン29とのデータ通信を自動的に開始することを停止さ
せる。タスク116の後、プログラム制御はタスク98
にループバックしテーブル90(図8を参照)のデータ
を再評価する。
【0070】タスク114が仮想ポイント112が目標
エリア72内に存在しないものと判定した場合、タスク
118は制御ステーション29との通信のために使用す
るセル36を選択する。言い換えれば、タスク118は
テーブル90(図8を参照)から1つのエントリを選択
する。この選択を行なう上で使用されるパラメータは重
要ではなくかつ電力レベルの試験またはテーブル90に
含まれる他の統計値を含むことができる。さらに、タス
ク118は信号を制御ステーション29に送信する上で
使用するためのアクセスチャネルを識別する。このアク
セスチャネルはテーブル90から識別される。
【0071】タスク118の後、タスク120は制御ス
テーション29とのデータ通信を自動的に開始する。言
い換えれば、移動ユニット24は前記アクセスチャネル
を介して制御ステーション29に信号を送信する。該送
信はプロセッサまたはコントローラ54が移動ユニット
24における送信機62(図3を参照)を作動させた時
に行なわれる。いったん通信が開始されると、図4に関
して前に説明した、スタンバイ前景処理96が登録処理
64を行なう。発信呼または到来呼の発生した機会など
に、人間の活動に頼る事なく登録が自動的に開始され
る。むしろ、移動ユニット24は放送信号のサービスエ
リアと目標エリア72(図5を参照)との間の相対位置
に応じて制御ステーション29とのデータ通信を自動的
に開始する。登録処理64は次にシステム10が移動ユ
ニットのロケーションに関するその知識を更新できるよ
うにしかつ新しい目標エリアの規定により移動ユニット
24を再プログラムすることになる。登録処理64の完
了に応じて、プログラム制御はタスク98にループバッ
クし新しい目標エリアの規定との比較によってテーブル
90(図8を参照)に現在含まれているデータを評価す
る。
【0072】図10〜図11は、制御ステーション29
によって行われる処理を示す。前に述べたように、制御
ステーション29は、衛星14、SO16、およびSI
M28のような、数多くの異なるノード48(図3を参
照)を含むことができ、かつこれらのノード48は互い
にデータ通信しまたは互いにデータ通信することができ
る。したがって、図10〜11に示された処理は任意の
1つまたはそれ以上の制御ステーションノード48にお
いて行なうことができる。当業者は制御ステーション2
9として機能するノード48のメモリ58(図3を参
照)に格納されたプログラミング命令は図10〜図11
に関して以下に説明する処理を制御することを理解する
であろう。
【0073】図10は、制御ステーション29によって
行なわれる登録要求処理122のフローチャートを示
す。一般に、登録要求処理122は制御ステーション2
9に対する移動ユニット24の登録を取扱う。登録要求
処理122は制御ステーション29が移動ユニット24
からデータ通信を受信した時には常に行なうことができ
る。前に述べたように、登録は到来呼または発信呼に対
する呼セットアップ処理の一部として行なうことがで
き、あるいはそれらは自動的に行なうことができる。
【0074】登録要求処理122に入ると、タスク12
4が登録要求メッセージを制御ステーション29の適切
な交換局(SO)16(図1を参照)に導く。タスク1
24のために必要とされる期間は状況に応じて変わり得
る。この期間はもし前記要求がその移動ユニット24の
ための前の登録を取扱った同じSO16に導くことがで
きれば短くすることができる。この状況では、そのSO
16はすでにその移動ユニットの記録をファイル上に持
っている。これに対し、前記要求が前の登録を取扱った
ものと異なるSO16に導かれればこの期間はより長く
なり得る。この状況では、SO16は該移動ユニットの
記録を該移動ユニットのホームSIM28(図1を参
照)から要求しかつ多分他のセットアップ動作を行なう
必要があろう。制御ステーション29が呼セットアップ
で開始された登録に関するタスク124を行なう間に加
入者が長い待機を必要とされることを防止するために、
自動登録の頻度を調整する上に述べたプログラミングは
望ましくはできる限り高い頻度の自動登録となる事が望
まれ、それは加入者は一般に自動登録の間のタスク12
4に関連する遅延に気が付かないからである。
【0075】タスク124の後、タスク126は制御ス
テーション29に移動ユニット24との通信に、該移動
ユニット24に対するロケーションが解明されるまで、
参与させる。タスク126は図4に関して上に述べた、
タスク66を補足する。タスク126の後、タスク12
8は該移動ユニットの知られたロケーションに対する規
定または定義を構築する。この規定は移動ユニットの現
在のロケーションに応じてかつ制御ステーション29に
よって行なわれている自動登録の数を増加または減少さ
せる現在のシステムの必要性に応じて目標エリア72
(図5を参照)の大きさおよび形状を変えることができ
る。タスク128の後、タスク130は、目標エリア7
2および境界74(図5を参照)を規定する、知られた
ロケーションデータを移動ユニット24に送信する。も
ちろん、他のデータもまたタスク130の間に移動ユニ
ット24と制御ステーション29との間で通信できる。
タスク130は、図4に関して前に述べた、タスク70
を補足する。タスク130の後、プログラム制御は登録
要求処理122を退出する。処理122は同じまたは他
の移動ユニット24から他の登録の要求が受信された時
に再び実行されることになる。
【0076】図11は、制御ステーション29によって
行われる放送処理132のフローチャートを示す。放送
処理132はシステム10によってサポートされる各々
のビーム34(図2を参照)に対して行なわれる。放送
処理132はシステム10が各々のセル36(図2を参
照)に対して割当てる放送信号の送信を取扱う。処理1
32は各々のビーム34に対する連続したループにおい
て行なうことができ、それによってビーム中心ポイント
の座標106(図5を参照)のような、地球の表面上の
1つのセルのサービスエリアを規定する地理的データが
セル36の移動を追跡できるようにする。
【0077】放送処理132は現在のサービスエリアの
規定を得るためにタスク134を行なう。セル36によ
って提供されるサービスエリアは地球の周りのそれらの
軌道における衛星14(図1〜図2を参照)の移動に従
う。この移動およびサービスエリアの対応する移動は予
測可能でありかつ前もって計算できる。したがって、タ
スク134は、ビーム中心ポイント106(図5を参
照)の座標のような、サービスエリアの規定または定義
を前もって計算し、かつ次に現在のサービスエリアの定
義を得るために現在時間をテーブルインデクスとして使
用してテーブルルックアップ動作を行なうのが好まし
い。
【0078】タスク134の後、タスク136は放送デ
ータメッセージをフォーマットする。このデータメッセ
ージはビーム34(図2を参照)によってカバーされる
現在のサービスエリアまたはセル36のロケーション、
信号を放送する衛星14の識別子、ビーム34によって
サポートされる他のチャネルの識別子、および前記ビー
ムの放送信号が関連するセル36のID、および/また
はリングメッセージを含む、いくつかの異なるデータ要
素を伝達することができる。これらのデータ要素は集め
られかつ送信のために適切にフォーマットされる。タス
ク136の後、タスク138は前記放送データメッセー
ジを伝達するために該放送信号送信する。タスク138
の後、プログラム制御はタスク134にループバックし
て放送を繰り返す。
【0079】要するに、本発明は自動的に開始される通
信を管理するための改善された方法および装置を提供す
る。通信は移動ユニットによって登録処理を行なうため
に時折自動的に開始される。自動登録に参与すべきか否
かの決定はロケーションデータに基づく。システムの構
成要素がロケーション情報を時折放送し、かつ移動ユニ
ットが該放送を監視してシステムの古いロケーションの
知識が有効なまま残っているか否かを判定する。ロケー
ションおよび関連する領域を規定するパラメータは状況
に応じて変えることができ移動ユニットの集団が自動登
録に参与する頻度を増大しまたは低減することができ
る。移動ユニットはそれら自身のロケーションを決定す
ることを要求されないから、移動ユニットは複雑でなく
かつ低コストとすることができる。
【0080】以上本発明が好ましい実施例に関して説明
された。しかしながら、当業者は本発明の範囲から離れ
る事なくこれらの好ましい実施例において変更および修
正を行なうことが可能なことを認識するであろう。例え
ば、本発明は移動する衛星をベースとしたセルラ通信シ
ステムに関してのみ使用されることに制限される必要は
ない。当業者は容易に本発明の教示を静止した送信機か
らサービスエリアのロケーションデータを放送すること
ができる任意の衛星をベースとしたまたは地上をベース
とした通信システムに適用できるであろう。さらに、当
業者はここで与えられたフローチャートは本発明を教示
することを意図しており、かつフローチャートに必ずし
も向いていないプログラムフローを実施するための異な
る技術も考案できることを理解するであろう。特に、こ
こに述べた各々のタスクはプログラムフローが背景タス
クまたは他のタスクを行なうために割込みを受けること
ができる。さらに、タスクの特定の順序は変更でき、か
つ該タスクを行なうために使用されている特定の技術は
システムによって変わり得る。当業者に明らかなこれら
および他の変更および修正は本発明の範囲内に含まれる
ものと考える。
【0081】好ましい実施例においては、本発明は移動
ユニットを動作させる方法を提供し、該方法は移動ユニ
ットのための知られたロケーションを記述するデータを
受信段階の間に移動ユニットがその中に存在する目標エ
リアと解釈する段階を含み、かつ前記開始段階は前記サ
ービスエリアを記述するデータが前記サービスエリアが
目標エリアと一致しないことを示している場合に移動ユ
ニットからのデータ通信を開始する。
【0082】他の好ましい実施例では、本発明は移動ユ
ニットを動作させる方法を提供し、該方法は前記サービ
スエリアを記述するデータを前記サービスエリア内の中
心に位置するポイントの座標であるとして解釈する段階
を含み、かつ前記開始段階は前記ポイントが前記目標エ
リアの外側に存在する時前記移動ユニットからのデータ
通信を開始する。
【0083】他の好ましい実施例では、本発明は移動ユ
ニットを動作させる方法を提供し、該方法は前記移動ユ
ニットのための知られたロケーションを記述するデータ
を前記受信段階の間に移動ユニットが存在する目標エリ
アと解釈する段階を具備し、前記監視段階は複数の放送
信号を監視し、該複数の放送信号の各々は各々の放送信
号が割当てられているサービスエリアを記述する地理的
データを伝達し、かつ前記開始段階は前記複数の放送信
号に対するサービスエリアを記述するデータが前記サー
ビスエリアのいずれも目標エリアと一致しないことを示
している場合に移動ユニットからのデータ通信を開始す
る。
【0084】他の好ましい実施例では本発明は移動ユニ
ットを動作させる方法を提供し、該方法は前記移動ユニ
ットのための知られたロケーションを記述するデータを
前記移動ユニットが前記受信段階の間に存在する目標領
域と解釈する段階を具備し、前記監視段階は複数の放送
信号を監視し、前記複数の放送信号の各々はそれ自身の
サービスエリアに割当てられ、かつ各々の放送信号はそ
れ自身のサービスエリアの中心に位置するポイントを識
別するデータを伝達し、そして前記ポイントの内の少な
くとも1つが前記目標エリア内に存在する場合に前記移
動ユニットからのデータ通信の開始を自動的にやめる段
階を含む。
【0085】他の好ましい実施例においては、本発明は
移動ユニットを動作させる方法を提供し、該方法は前記
複数のサービスエリアの中心におけるポイントの間の中
央に位置する仮想ポイントのロケーションを決定する段
階、および該仮想ポイントが前記目標エリア内に存在す
る場合に前記移動ユニットからのデータ通信の自動的な
開始をやめる段階を具備する。
【0086】他の好ましい実施例では、本発明は移動ユ
ニットを動作させる方法を提供し、該方法はさらに前記
移動ユニットのための知られたロケーションを記述する
データを前記移動ユニットが受信段階の間にその中に存
在する目標エリアとして解釈する段階を具備し、前記監
視段階は複数の放送信号を監視し、該複数の放送信号の
内の各々はそれ自信のサービスエリアに割当てられ、か
つ各々の放送信号はそれ自身のサービスエリア内の中心
に位置するビーム中心ポイントを識別するデータを伝達
し、前記方法は前記ビーム中心ポイントの間の中央に位
置する仮想ポイントのロケーションを決定する段階を具
備し、そして前記開始段階は前記ビーム中心ポイントが
前記目標エリアの外側にありかつ前記仮想ポイントが前
記目標エリアの外側にある場合に移動ユニットからのデ
ータ通信を開始する。
【0087】他の好ましい実施例では、本発明は移動ユ
ニットを動作させる方法を提供し、該方法はさらに前記
開始段階に応じて知られたロケーションを記述するデー
タを更新するためにデータ受信段階を反復する段階を具
備する。
【0088】他の好ましい実施例では、本発明は移動ユ
ニットを動作させる方法を提供し、該方法ではサービス
エリアが移動し、かつ該方法はさらに該サービスエリア
の移動を追跡するために前記監視段階を反復する段階を
具備する。
【0089】他の好ましい実施例においては、本発明は
自動的に開始されるデータ通信を管理する方法を提供
し、該方法においては前記受信段階は1つの移動ユニッ
トがそれが捕捉できるだけ多くの放送データメッセージ
を監視するよう構成され、かつ前記決定段階は知られた
ロケーションと前記受信段階において監視される放送デ
ータメッセージの各々において記述されるロケーション
との間の相対位置を決定する。
【0090】他の好ましい実施例では、本発明は自動的
に開始されるデータ通信を管理する方法を提供し、該方
法はさらに1つの移動ユニットに対する知られたロケー
ションを記述するデータを前記送信段階の間前記1つの
移動ユニットがその中に存在する目標エリアと解釈する
段階を具備し、かつ前記自動的に開始する段階は前記受
信された放送データメッセージのサービスエリアに対す
るロケーションを記述するデータがいずれのサービスエ
リアも目標エリアと一致しないことを示している場合に
前記1つの移動ユニットからのデータ通信を自動的に開
始する。
【0091】他の好ましい実施例では、本発明は自動的
に開始されるデータ通信を管理する方法を提供し、該方
法は前記1つの移動ユニットに対する知られたロケーシ
ョンを記述するデータを前記送信段階の間に前記1つの
移動ユニットがその中に存在する目標エリアと解釈する
段階を具備し、前記受信段階は1つの移動ユニットがそ
れが捕捉できるだけ多くの放送データメッセージを監視
するよう構成され、データメッセージが送信されている
サービスエリアに対するロケーションを記述するデータ
は前記サービスエリア内の中心に位置するビーム中心ポ
イントを識別するものと解釈され、かつ前記方法はさら
に前記ビーム中心ポイントの内の少なくとも1つが前記
目標エリアに存在する場合に前記移動ユニットからのデ
ータ通信を自動的に開始するのをやめる段階を具備す
る。
【0092】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、移動ユ
ニットがそれら自身のロケーションを決定することを要
求されないから、該移動ユニットの構成が簡略化されか
つ低価格のものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】通信システムが動作できる環境を示す説明図で
ある。
【図2】前記通信システムの衛星部分によって地球の表
面上に形成されるセルラパターンを示す説明図である。
【図3】前記通信システムの1つのノードのブロック図
である。
【図4】前記通信システムの移動ユニット部分によって
行なわれる登録処理によって行なわれるタスクのフロー
チャートである。
【図5】目標エリアに対する前記セルラパターンからの
いくつかのセルを示す説明図である。
【図6】前記移動ユニットのメモリ部分に維持されてい
る記憶要素を示す説明図である。
【図7】前記移動ユニットによって行なわれるスタンバ
イ背景処理によって達成されるタスクのフローチャート
である。
【図8】前記移動ユニットのメモリ内に維持される放送
データメッセージテーブルを示す説明図である。
【図9】前記移動ユニットによって行なわれるスタンバ
イ前景処理によって達成されるタスクを示すフローチャ
ートである。
【図10】前記通信システムのシステム構成要素によっ
て達成される登録要求処理によって行なわれるタスクの
フローチャートである。
【図11】前記システムの構成要素によって達成される
放送処理によって行なわれるタスクのフローチャートで
ある。
【符号の説明】
10 無線通信システム 12 衛星集団 14 衛星 16 交換局(SO) 18 RF通信リンク 20 データ通信リンク 22 公衆交換電気通信ネットワーク(PSTN) 24 移動ユニット 26 通信リンク 28 加入者情報管理装置(SIM) 29 制御ステーション 30 セルラフットプリントパターン 32 マルチビームアンテナ 34 ビーム 36 セル 38 境界 40,42 管轄区 48 ノード 50 受信機 52 受信バッファ 54 コントローラ 56 タイマ 58 メモリ 60 送信バッファ 62 送信機 63 I/Oセクション 72 目標エリア 74 境界 76 知られたポイント 106,106′,106″ ビーム中心ポイント 112 仮想ポイント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 7/34 7605−5K H04B 7/26 A 7605−5K 106 A

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御ステーション(29)との通信をい
    つ自動的に開始するかを決定するために移動ユニット
    (24)を動作させる方法であって、該方法は、 前記移動ユニット(24)に対する知られたロケーショ
    ンを記述するデータを受信する段階、 放送信号を監視する段階であって、該放送信号は該放送
    信号が割当てられているサービスエリアを記述する地理
    的データを伝達するもの、 前記サービスエリアに対する前記知られたロケーション
    の位置を決定する段階、そして前記決定する段階に応じ
    て前記移動ユニット(24)からのデータ通信を開始す
    る段階、 を具備することを特徴とする制御ステーション(29)
    との通信をいつ自動的に開始するかを自動的に決定する
    ために移動ユニット(24)を動作させる方法。
  2. 【請求項2】制御ステーション(29)が移動ユニット
    (24)の集団のメンバと時折データ通信を行なう通信
    システム(10)における、自動的に開始されるデータ
    通信を管理する方法であって、 前記移動ユニット(24)の1つに対する知られたロケ
    ーションを記述するデータを前記1つの移動ユニット
    (24)に送信する段階、 データメッセージを異なる地理的領域に放送する段階で
    あって、前記データメッセージは前記データメッセージ
    が放送されているサービスエリアに対するロケーション
    を記述するデータを伝達するもの、 前記1つの移動ユニット(24)において前記放送デー
    タメッセージの1つを受信する段階、 前記1つの移動ユニット(24)において、前記知られ
    たロケーションと前記1つの放送データメッセージにお
    いて記述される前記ロケーションとの間の相対位置を決
    定する段階、そして前記決定する段階に応じて前記移動
    ユニット(24)からデータ通信を自動的に開始する段
    階、 を具備することを特徴とする自動的に開始されるデータ
    通信を管理する方法。
  3. 【請求項3】 通信システムの資源を節約して使うよう
    に時折制御ステーション(29)との通信を自動的に開
    始する移動通信ユニットであって、 前記移動ユニット(24)に対する知られたロケーショ
    ンを記述するデータおよび前記放送信号が割当てられた
    サービスエリアを記述する地理的データを伝達する放送
    信号を受信するよう構成された受信機、 前記受信機に結合された記憶要素であって、該記憶要素
    は前記知られたロケーションデータを保持するよう構成
    されているもの、 前記受信機および前記記憶要素に結合されたプロセッサ
    であって、該プロセッサは前記サービスエリアに対する
    前記知られたロケーションの位置を決定するよう構成さ
    れているもの、そして前記プロセッサに結合された送信
    機であって、該送信機は前記相対位置に応じて前記移動
    ユニット(24)からのデータ通信を自動的に開始する
    よう前記プロセッサの制御の下に作動されるもの、 を具備することを特徴とする移動通信ユニット。
JP6314155A 1993-11-26 1994-11-24 自動的に開始される通信を管理する方法および装置 Pending JPH07203548A (ja)

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