JPH07203777A - 温室の反射装置 - Google Patents

温室の反射装置

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JPH07203777A
JPH07203777A JP815694A JP815694A JPH07203777A JP H07203777 A JPH07203777 A JP H07203777A JP 815694 A JP815694 A JP 815694A JP 815694 A JP815694 A JP 815694A JP H07203777 A JPH07203777 A JP H07203777A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
greenhouse
reflection sheet
amount
reflector
sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP815694A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Abe
和彦 阿部
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】反射シートを、夏→冬になるに伴って、室内北
端から、中央に向かって、移動するように構成した。 【効果】通年、同作目で、同品質の収穫が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は温室内の光環境調節に係
り、特に、室内反射シートの調節に関する。
【0002】
【従来の技術】温室の反射装置については北側壁内面に
設置する方法が知られ(三原義秋編,温室設計の基礎と
実際,P143,1980),冬期の作物の受光量を増
大することが可能である。また、反射板の角度を変化さ
せて反射光の方向を可変とする所謂ミラーハウスも考え
られている。また、特許第61148266号のような数種類の
壁体で構成した温室もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の方式は、反射装
置(シート,カーテン,フィルムetc)本体は、ほとんど
固定したままであるから、作物上の反射光量の割合は、
冬期になるにつれて増大するが、しかし、全体量、すな
わち、直達光+反射光の量は、必ずしも、四季を通じ
て、同じではない。やはり、冬期には、日射の絶体量が
減少するから、反射光の割合をかなり大きく、すなわ
ち、反射装置の高さをかなり大きくせねばならない。し
かし、これを大きくしたままで固定化すると、冬期は良
くとも、他の季節には、土地利用効率がわるくなること
がある。
【0004】もちろん、同じ温室面積において、夏作
目,秋作目,冬作目を季節によって植え換えるのであれ
ば、反射装置の必要性は生じない。しかし、四季を通じ
て、夏作目と同じ品質の収穫を目的とするには、適切な
反射装置が必要になる。そして、太陽高度は、等々刻々
変化しているから、理想的には、反射装置も、時々刻
々、変化せねばならない。しかし、現実的には、植物栽
培期間を考慮して四点、すなわち、夏至,春分,秋分,
冬至の時点を基準にした、反射装置を考えてみればよい
であろう。
【0005】本発明の目的は、通年、高温作目(又は夏
作目)を栽培するにあたり、季節にかかわらずに、作目
受光量を一定にして高品質を保持しつつ、最大収量を得
る方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、反射シートの位置とその高さとを季節に
よって調節する。そのために、夏から冬にかけては、反
射シートを温室内北端から中央に向けて、一方、冬から
夏にかけては、中央から、北端にむけて、それぞれ移動
する。
【0007】
【作用】上記の手段によって、太陽高度が低くなって、
日射量が低下しても、反射シート長Mと床面有逆長Fと
の比M/Fが、適度に上昇するから、作物上には、反射
成分が適切に増大し、したがって、合計の受光量は、ほ
とんど変化しないか、むしろ増加させることもできる。
【0008】
【実施例】図1にもとづいて詳しく説明する。図は東西
棟温室の軸断面を示しており、図中1は温室、2a〜2
cは反射シート、3a〜3cは植栽物である。F1
2,F3 は有効栽培面積に相当する床面有効長であ
る。また、温室の本来の幅は、4mとし、軒高を2m、
最高高さを3mとしたモデルを想定する。図中、M1
2,M3 は反射シートの高さに相当する反射シートの
有効長であり、シートの位置だけではなく、植栽物の成
長によっても、変化する。すなわち、植栽物が成長する
に伴って、0〜1.5m と高くなったとすれば、反射シ
ートの有効長は、M1=2−(0〜1.5)=2〜0.5
m,M2=2.5−(0〜1.5)=2.5〜1.0m,M3
3.0−(0〜1.5)=3.0〜1.5mとそれぞれ変化す
る。
【0009】F1′,F2′,F3′は日射によるM1,M
2,M3の地表への投影長であり、このとき、次の関係が
成立する。
【0010】
【数1】 FX′=MX・tan~1αX …(1) シートの反射率をρとすれば、ρ・FX′ に相当する光
量が温室内に反射されるが、その割合は、ρ・FX′/
X である。したがって、全体の光量は(1+ρ・FX
/FX)倍となり、壁体の、日射透過率をτW とする
と、温室の実効的透過率τE は次のように表わせる。
【0011】
【数2】 τEX=(1+ρ・FX′/FX)・τW ≡NE・τW …(2) ただし、NE は実効透過倍率と呼称する。このとき実効
入射量をIixとすると、日射量をIoxとして次のように
表わせる。
【0012】
【数3】 Iix=τEX・Iox =NE・τW・Iox ≡IE・τW …(3) ただし、IE を実効日射量と呼称する。
【0013】図1をモデルとして、これらの諸量を、四
季について算出した結果を表1にまとめて示した。
【0014】
【表1】
【0015】まず、表1の、実効透過倍率NE に注目す
ると、(a)の夏至から(c)の冬至になるにつれて、
南中時の日射Ioxが750から250に減少するのに対
してNE は、1.03〜1.14から2.32〜3.67と
増加してゆく。つぎに、実効日射量NE は、平均値で
は、814,818,821となっており、ほぼ四季を
通じて800台を保持している。すなわち、植栽物の実
質的受光量は四季を通じて平坦で、変らない。従来のよ
うに、反射シートを一点に固定した方式では、実効日射
量IE の季節による変動は大きく、このような平坦効果
はあまりない。
【0016】このようにして、夏はF1 一杯に、例えば
四列に、春と秋にはF2(三列)に、そして冬にはF3(二
列)に、それぞれ植栽することになるが、いずれの場合
も、十分なる受光量を得られるので、四季を通じて、同
品質の収穫が得られる。
【0017】図2の例について説明する。図は、東西軸
断面であり、図中2は反射シート、3はシート吊り棒、
4は合掌、5は鉤である。この構成において吊棒3を適
宜、持ち上げながら、反射シート2を移動して、所定の
位置に優び、その位置にある鉤5に、吊棒3を降して、
反射シートを固定する。
【0018】図3の例について説明する。図は、東西軸
温室の屋根裏面を示し、6は屋根の裏面、7はその上に
設置した、ガイドレールである。このレール7は、例え
ばカーテンレール状であり、これに、カーテン状の反射
シートを吊り下げる。この構成によれば、反射シートを
引きまわすことによって、所定の位置に手軽に移動する
ことができる。
【0019】図4の例について説明する。図は、東西軸
断面であり、2は、それぞれ独立した反射シートであ
る。シートを吊るには、カーテンレール方式とすれば、
それぞれの開閉は、手軽に実行し得る。また、固定吊り
下げ方式とすれば、シートは、巻き上げ巻き下げ方式に
よって開閉を実行する。
【0020】
【発明の効果】本発明は、温室内反射シートを移動する
ように構成したので、季節、すなわち、太陽高度にとも
なって、シートの位置,長さ(高さ)を変化,調節する
ことが出来るので、四季を通じて、同等の光環境を得る
ことができ、したがって、通年、同作目を同品質で栽培
することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】東西軸温室の説明図。
【図2】東西軸温室の軸断面の一部分を示す断面図。
【図3】東西軸温室の屋根裏面を示す正面図。
【図4】東西軸温室の軸断面図。
【符号の説明】
1…温室壁体、2,2a,2b,2c…反射シート、F
1,F2,F3 …床面有効長、F1′,F2′,F3′…反
射シート投影長、M1,M2,M3…反射シート長、α1
α2,α3…太陽高度。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】東西棟温室内の北側に設置する反射シート
    を南北方向に移動可能としたことを特徴とする温室の反
    射装置。
JP815694A 1994-01-28 1994-01-28 温室の反射装置 Pending JPH07203777A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP815694A JPH07203777A (ja) 1994-01-28 1994-01-28 温室の反射装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP815694A JPH07203777A (ja) 1994-01-28 1994-01-28 温室の反射装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07203777A true JPH07203777A (ja) 1995-08-08

Family

ID=11685471

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP815694A Pending JPH07203777A (ja) 1994-01-28 1994-01-28 温室の反射装置

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JP (1) JPH07203777A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002247919A (ja) * 2001-02-23 2002-09-03 Nippon Soda Co Ltd 植物の栽培方法
JP2014183831A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Eisuke Ishikawa 植物育成用自然光反射板
JP2016198082A (ja) * 2015-04-07 2016-12-01 大日本印刷株式会社 栽培用スクリーン装置、栽培装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002247919A (ja) * 2001-02-23 2002-09-03 Nippon Soda Co Ltd 植物の栽培方法
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