JPH0720449A - 液晶素子 - Google Patents
液晶素子Info
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- JPH0720449A JPH0720449A JP5162694A JP16269493A JPH0720449A JP H0720449 A JPH0720449 A JP H0720449A JP 5162694 A JP5162694 A JP 5162694A JP 16269493 A JP16269493 A JP 16269493A JP H0720449 A JPH0720449 A JP H0720449A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 液晶素子の光学装置としての信頼性の向上を
図る。 【構成】 一対の基板29a,29b間に液晶層27を
介在して形成される液晶表示素子20は、一対のプラス
チック基板21a,21bの少なくとも一方表面上にガ
スバリア膜23a,23bが形成され、前記ガスバリア
膜23a,23bに積層してハードコート膜22a,2
2bが形成される。前記プラスチック基板21a,21
bのガスバリア膜23a,23bが形成された一方表面
上には、ITO膜24a,24b、配向膜25a,25
bが形成され、前記ITO膜24a,24bが形成され
た基板29a,29bの表面が対向するように前記基板
29a,29bが貼り合わされ、液晶層27がシール材
26によって封入されて形成される。
図る。 【構成】 一対の基板29a,29b間に液晶層27を
介在して形成される液晶表示素子20は、一対のプラス
チック基板21a,21bの少なくとも一方表面上にガ
スバリア膜23a,23bが形成され、前記ガスバリア
膜23a,23bに積層してハードコート膜22a,2
2bが形成される。前記プラスチック基板21a,21
bのガスバリア膜23a,23bが形成された一方表面
上には、ITO膜24a,24b、配向膜25a,25
bが形成され、前記ITO膜24a,24bが形成され
た基板29a,29bの表面が対向するように前記基板
29a,29bが貼り合わされ、液晶層27がシール材
26によって封入されて形成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶層を介在する一対
のプラスチック基板に少なくとも1層から成るガスバリ
ア膜を形成した液晶素子に関する。
のプラスチック基板に少なくとも1層から成るガスバリ
ア膜を形成した液晶素子に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示素子の薄型軽量化を図り、基板
の加工性を向上するためにガラスのかわりにプラスチッ
ク素材を用いて液晶表示素子の基板を形成することが試
みられている。しかし、プラスチック基板はガラス基板
に比べてガス透過率が高く、このために外部から透過し
てきたガスが液晶層中で気泡となり、液晶表示素子の表
示不良が生じる。
の加工性を向上するためにガラスのかわりにプラスチッ
ク素材を用いて液晶表示素子の基板を形成することが試
みられている。しかし、プラスチック基板はガラス基板
に比べてガス透過率が高く、このために外部から透過し
てきたガスが液晶層中で気泡となり、液晶表示素子の表
示不良が生じる。
【0003】このため、特開平3−138617に開示
されるように、液晶表示素子のプラスチック基板表面に
透光性を有するSi,Tiなどの金属酸化物あるいは金
属窒化物のガスバリア膜をスパッタ法などによって形成
し、プラスチック基板のガス透過性を抑制する構造が提
案されている。
されるように、液晶表示素子のプラスチック基板表面に
透光性を有するSi,Tiなどの金属酸化物あるいは金
属窒化物のガスバリア膜をスパッタ法などによって形成
し、プラスチック基板のガス透過性を抑制する構造が提
案されている。
【0004】図5は、従来の液晶表示素子10の構成を
示す断面図である。液晶表示素子10は、一対の基板1
1a,11b間に液晶層7が封入され、シール材6によ
って封止されて形成される。前記一対の基板11a,1
1bは、プラスチック基板1a,1bの両面にハードコ
ート膜2a,2bと、これに積層してSi,Tiなどの
アモルファス金属酸化物あるいは金属窒化物から成るガ
スバリア膜3a,3bが形成され、さらに対向する面上
にITO(インジウム錫酸化物)などの透光性を有する
電極4a,4bおよび配向膜5a,5bが形成される。
示す断面図である。液晶表示素子10は、一対の基板1
1a,11b間に液晶層7が封入され、シール材6によ
って封止されて形成される。前記一対の基板11a,1
1bは、プラスチック基板1a,1bの両面にハードコ
ート膜2a,2bと、これに積層してSi,Tiなどの
アモルファス金属酸化物あるいは金属窒化物から成るガ
スバリア膜3a,3bが形成され、さらに対向する面上
にITO(インジウム錫酸化物)などの透光性を有する
電極4a,4bおよび配向膜5a,5bが形成される。
【0005】一方、PVA(ポリビニルアルコール)、
EVOA(PVAとエチレンの共重合体)などの有機物
から成るガスバリア膜3a,3bを前述のように形成し
た液晶表示素子10も試みられている。
EVOA(PVAとエチレンの共重合体)などの有機物
から成るガスバリア膜3a,3bを前述のように形成し
た液晶表示素子10も試みられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のような順序でプ
ラスチック基板1a,1bに膜処理を行い、ガスバリア
膜3a,3bとしてたとえばSiO2を選んだ場合、S
iO2膜3a,3bとそれに積層されるITO膜4a,
4bとは共にスパッタ法によって同一装置内で連続的に
形成することが可能である。したがって、従来製造コス
トを低く抑えるために、図5に示すようなプラスチック
基板1a,1bへの膜処理が行われている。
ラスチック基板1a,1bに膜処理を行い、ガスバリア
膜3a,3bとしてたとえばSiO2を選んだ場合、S
iO2膜3a,3bとそれに積層されるITO膜4a,
4bとは共にスパッタ法によって同一装置内で連続的に
形成することが可能である。したがって、従来製造コス
トを低く抑えるために、図5に示すようなプラスチック
基板1a,1bへの膜処理が行われている。
【0007】しかし、前述のITO膜4a,4bの膜厚
は700〜2000Åであり、SiO2膜3a,3bの
膜厚は600〜1000Åであって、それぞれ非常に薄
いため微小な異物によって傷を生じることがある。この
ため、微小な異物が液晶表示素子を製造する工程で液晶
層7などの中に混入した場合には、ITO膜4a,4b
が形成されない部分のガスバリア膜3a,3bは直接前
記異物と接することになり、これによって貼り合わされ
た基板をプレスするなどの工程でガスバリア膜3a,3
bにクラックを生じてしまう。その結果、プラスチック
基板1a,1bを透過したガスがクラックから液晶層7
中に浸入し、液晶表示素子10の液晶層7に気泡を生
じ、光学装置としての信頼性に劣るという問題がある。
は700〜2000Åであり、SiO2膜3a,3bの
膜厚は600〜1000Åであって、それぞれ非常に薄
いため微小な異物によって傷を生じることがある。この
ため、微小な異物が液晶表示素子を製造する工程で液晶
層7などの中に混入した場合には、ITO膜4a,4b
が形成されない部分のガスバリア膜3a,3bは直接前
記異物と接することになり、これによって貼り合わされ
た基板をプレスするなどの工程でガスバリア膜3a,3
bにクラックを生じてしまう。その結果、プラスチック
基板1a,1bを透過したガスがクラックから液晶層7
中に浸入し、液晶表示素子10の液晶層7に気泡を生
じ、光学装置としての信頼性に劣るという問題がある。
【0008】また、PVAおよびEVOAなどの有機物
から成るガスバリア膜は、一般に硬度が低く、耐熱性も
低いため耐久性が低いという問題がある。
から成るガスバリア膜は、一般に硬度が低く、耐熱性も
低いため耐久性が低いという問題がある。
【0009】本発明の目的は、前記問題点を解消し、光
学装置としての信頼性の高い液晶素子を提供することで
ある。
学装置としての信頼性の高い液晶素子を提供することで
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、一対のプラス
チック基板間に液晶層を介在して形成される液晶素子に
おいて、前記プラスチック基板を保護するハードコート
層の下層に、当該プラスチック基板からのガス透過を防
止するガスバリア膜が形成されることを特徴とする液晶
素子である。
チック基板間に液晶層を介在して形成される液晶素子に
おいて、前記プラスチック基板を保護するハードコート
層の下層に、当該プラスチック基板からのガス透過を防
止するガスバリア膜が形成されることを特徴とする液晶
素子である。
【0011】
【作用】本発明に従えば、液晶素子は、液晶層を介在し
て液晶素子を形成する一対のプラスチック基板に当該プ
ラスチック基板のガス透過を防止するためのガスバリア
膜が設けられる。さらに、これに積層して前記プラスチ
ック基板を保護するためのハードコート層が設けられ
る。これによって、前記ハードコート層によってその下
層に形成されたガスバリア膜が保護され、液晶素子の製
造工程で外気中の微細な異物によってガスバリア膜に傷
が生じることを防止することができる。
て液晶素子を形成する一対のプラスチック基板に当該プ
ラスチック基板のガス透過を防止するためのガスバリア
膜が設けられる。さらに、これに積層して前記プラスチ
ック基板を保護するためのハードコート層が設けられ
る。これによって、前記ハードコート層によってその下
層に形成されたガスバリア膜が保護され、液晶素子の製
造工程で外気中の微細な異物によってガスバリア膜に傷
が生じることを防止することができる。
【0012】またさらに、ハードコート層の下層にガス
バリア膜を配置することによって、ガスバリア膜の耐熱
性および耐久性を向上することができる。これによっ
て、ガスバリア膜のガス透過防止の信頼性を向上するこ
とができ、液晶素子の光学装置としての信頼性を向上す
ることができる。
バリア膜を配置することによって、ガスバリア膜の耐熱
性および耐久性を向上することができる。これによっ
て、ガスバリア膜のガス透過防止の信頼性を向上するこ
とができ、液晶素子の光学装置としての信頼性を向上す
ることができる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例である液晶表示素子
20の構成を示す断面図であり、図2は図1に示す基板
29の他の例を示す断面図である。図1に示すように液
晶表示素子20は、膜処理が施された一対のプラスチッ
ク基板29a,29b間に液晶層27が注入され、シー
ル材26によって封止されて形成される。前記基板29
aは、300mm×324mm、厚さ0.4mmのアク
リル系プラスチック基板21aの一方表面上にスパッタ
法によってSiOx膜から成る無機ガスバリア膜23a
が膜厚約600Åに形成される。その後、前記基板21
aはディップ法によってシロキサン系をベースにSi粒
子を混入したハードコート剤を塗布され、焼結によって
膜厚1.5〜2nmのハードコート膜22aがプラスチ
ック基板21aの両面に形成される。前記ハードコート
膜22aは、下地となる無機ガスバリア膜23aおよび
プラスチック基板21aを保護し、さらにハードコート
膜22a上にスパッタ法によって形成されるITO膜2
4aの密着性を向上する。
20の構成を示す断面図であり、図2は図1に示す基板
29の他の例を示す断面図である。図1に示すように液
晶表示素子20は、膜処理が施された一対のプラスチッ
ク基板29a,29b間に液晶層27が注入され、シー
ル材26によって封止されて形成される。前記基板29
aは、300mm×324mm、厚さ0.4mmのアク
リル系プラスチック基板21aの一方表面上にスパッタ
法によってSiOx膜から成る無機ガスバリア膜23a
が膜厚約600Åに形成される。その後、前記基板21
aはディップ法によってシロキサン系をベースにSi粒
子を混入したハードコート剤を塗布され、焼結によって
膜厚1.5〜2nmのハードコート膜22aがプラスチ
ック基板21aの両面に形成される。前記ハードコート
膜22aは、下地となる無機ガスバリア膜23aおよび
プラスチック基板21aを保護し、さらにハードコート
膜22a上にスパッタ法によって形成されるITO膜2
4aの密着性を向上する。
【0014】さらに、前記プラスチック基板21aの無
機ガスバリア膜23aが形成されている側のハードコー
ト膜22aに積層してITO膜24aがスパッタ法によ
って形成される。前記ITO膜24aは、エッチングな
どの既知の方法を用いて電極パターンが形成される。さ
らに、これに積層して配向膜25aが形成された後、前
記配向膜25aにはラビングなどの配向処理が施され
る。また、図2に示す液晶表示素子20aのように基板
29aは、プラスチック基板21aの両面にSiOxか
ら成る無機ガスバリア膜23aが形成されてもよい。基
板29bも基板29aと同様である。
機ガスバリア膜23aが形成されている側のハードコー
ト膜22aに積層してITO膜24aがスパッタ法によ
って形成される。前記ITO膜24aは、エッチングな
どの既知の方法を用いて電極パターンが形成される。さ
らに、これに積層して配向膜25aが形成された後、前
記配向膜25aにはラビングなどの配向処理が施され
る。また、図2に示す液晶表示素子20aのように基板
29aは、プラスチック基板21aの両面にSiOxか
ら成る無機ガスバリア膜23aが形成されてもよい。基
板29bも基板29aと同様である。
【0015】前述のようにして形成された液晶表示素子
20,20aは、SiOxから成る無機ガスバリア膜2
3a,23bがプラスチック基板21a,21bの片面
に形成されたもの、および両面に形成されたものの両方
について加速試験が行われた。前記加速試験において、
前記液晶表示素子20,20aはそれぞれ温度40℃湿
度95%、温度60℃湿度95%および温度70℃湿度
95%の環境下に通電状態および通電しない状態で保存
される。前述のいずれの場合にも、1000時間まで液
晶表示素子20,20aには液晶層27内に気泡の発生
が見られなかった。さらに、温度50℃、気圧5kgf
/cm2空気中で12時間保存した場合も、液晶層27
内に気泡の発生が見られなかった。
20,20aは、SiOxから成る無機ガスバリア膜2
3a,23bがプラスチック基板21a,21bの片面
に形成されたもの、および両面に形成されたものの両方
について加速試験が行われた。前記加速試験において、
前記液晶表示素子20,20aはそれぞれ温度40℃湿
度95%、温度60℃湿度95%および温度70℃湿度
95%の環境下に通電状態および通電しない状態で保存
される。前述のいずれの場合にも、1000時間まで液
晶表示素子20,20aには液晶層27内に気泡の発生
が見られなかった。さらに、温度50℃、気圧5kgf
/cm2空気中で12時間保存した場合も、液晶層27
内に気泡の発生が見られなかった。
【0016】図3は本発明の他の実施例である液晶表示
素子30の構成を示す断面図であり、図4は図3に示す
基板31の他の例を示す断面図である。図1および図2
に示す実施例と同一の構成には、同一の参照符号を付
す。図3に示すように、液晶表示素子30は、膜処理が
施された一対のプラスチック基板31a,31b間に液
晶層27が注入され、シール材26によって封止されて
形成される。前記基板31aは、300mm×324m
m、厚さ0.4mmのアクリル系プラスチック基板21
aの一方表面上に有機ガスバリア膜28aとしてEVO
A(ポリビニルアルコールとエチレンの共重合体)がス
ピンコート法によって塗布され、有機ガスバリア膜28
aが膜厚2〜4μmに形成される。この後、ディップ法
によってハードコート剤が基板21aの両面に塗布さ
れ、焼結によって前記基板21aの両面にハードコート
膜22aが形成される。さらに、前記基板21aの有機
ガスバリア膜28aが形成されている側のハードコート
膜22aに積層してITO膜24aがスパッタ法によっ
て形成される。前記ITO膜24aは、エッチングなど
によって電極パターンが形成され、これに積層して配向
膜25aが形成される。さらに、前記配向膜25aに
は、ラビングなどの配向処理が施される。また、図4に
示す液晶表示素子30aのように基板31aは、プラス
チック基板21aの両面にEVOAから成る有機ガスバ
リア膜28aが形成されてもよい。基板31bも基板3
1aと同様である。
素子30の構成を示す断面図であり、図4は図3に示す
基板31の他の例を示す断面図である。図1および図2
に示す実施例と同一の構成には、同一の参照符号を付
す。図3に示すように、液晶表示素子30は、膜処理が
施された一対のプラスチック基板31a,31b間に液
晶層27が注入され、シール材26によって封止されて
形成される。前記基板31aは、300mm×324m
m、厚さ0.4mmのアクリル系プラスチック基板21
aの一方表面上に有機ガスバリア膜28aとしてEVO
A(ポリビニルアルコールとエチレンの共重合体)がス
ピンコート法によって塗布され、有機ガスバリア膜28
aが膜厚2〜4μmに形成される。この後、ディップ法
によってハードコート剤が基板21aの両面に塗布さ
れ、焼結によって前記基板21aの両面にハードコート
膜22aが形成される。さらに、前記基板21aの有機
ガスバリア膜28aが形成されている側のハードコート
膜22aに積層してITO膜24aがスパッタ法によっ
て形成される。前記ITO膜24aは、エッチングなど
によって電極パターンが形成され、これに積層して配向
膜25aが形成される。さらに、前記配向膜25aに
は、ラビングなどの配向処理が施される。また、図4に
示す液晶表示素子30aのように基板31aは、プラス
チック基板21aの両面にEVOAから成る有機ガスバ
リア膜28aが形成されてもよい。基板31bも基板3
1aと同様である。
【0017】前述のように形成された液晶表示素子3
0,30aは、EVOAから成る有機ガスバリア膜28
a,28bがプラスチック基板21a,21bの片面に
形成されたものおよび両面に形成されたものの両方につ
いて加速試験が行われた。前記加速試験において、前記
液晶表示素子30,30aはそれぞれ温度40℃湿度9
5%、温度60℃湿度95%および温度70℃湿度95
%の環境下に通電状態および通電しない状態で保存され
る。この結果、前述のいずれの場合にも、1000時間
まで液晶表示素子30,30aには液晶層27内に気泡
の発生は見られなかった。さらに、温度50℃、気圧5
kgf/cm2空気中で12時間保存した場合も、液晶
層27内に気泡の発生が見られなかった。
0,30aは、EVOAから成る有機ガスバリア膜28
a,28bがプラスチック基板21a,21bの片面に
形成されたものおよび両面に形成されたものの両方につ
いて加速試験が行われた。前記加速試験において、前記
液晶表示素子30,30aはそれぞれ温度40℃湿度9
5%、温度60℃湿度95%および温度70℃湿度95
%の環境下に通電状態および通電しない状態で保存され
る。この結果、前述のいずれの場合にも、1000時間
まで液晶表示素子30,30aには液晶層27内に気泡
の発生は見られなかった。さらに、温度50℃、気圧5
kgf/cm2空気中で12時間保存した場合も、液晶
層27内に気泡の発生が見られなかった。
【0018】以上のように本実施例によれば、液晶表示
素子20,20aは、一対のプラスチック基板21a,
21bの少なくとも液晶層27を介在して対向する表面
上にSiOxから成る無機ガスバリア膜23a,23b
が形成され、さらに前記無機ガスバリア膜23a,23
bに積層してハードコート膜22a,22bが基板21
a,21bの両面に形成される。これによって、プラス
チック基板21a,21b上に形成された無機ガスバリ
ア膜23a,23bがハードコート膜22a,22bに
よって被覆されるので、製造工程で外気中の微小な異物
に接することによって無機ガスバリア膜23a,23b
に傷を生じることを防止することができる。したがっ
て、この結果、無機ガスバリア膜23a,23bのガス
透過防止の信頼性を向上することができ、液晶表示素子
20,20aの表示信頼性を向上することができる。
素子20,20aは、一対のプラスチック基板21a,
21bの少なくとも液晶層27を介在して対向する表面
上にSiOxから成る無機ガスバリア膜23a,23b
が形成され、さらに前記無機ガスバリア膜23a,23
bに積層してハードコート膜22a,22bが基板21
a,21bの両面に形成される。これによって、プラス
チック基板21a,21b上に形成された無機ガスバリ
ア膜23a,23bがハードコート膜22a,22bに
よって被覆されるので、製造工程で外気中の微小な異物
に接することによって無機ガスバリア膜23a,23b
に傷を生じることを防止することができる。したがっ
て、この結果、無機ガスバリア膜23a,23bのガス
透過防止の信頼性を向上することができ、液晶表示素子
20,20aの表示信頼性を向上することができる。
【0019】また本実施例によれば、液晶表示素子3
0,30aは、一対のプラスチック基板21a,21b
の少なくとも液晶層27を介在して対向する表面上にE
VOAから成る有機ガスバリア膜28a,28bが形成
され、さらに前記有機ガスバリア膜28a,28bに積
層してハードコート膜22a,22bが基板21a,2
1bの両面に形成される。これによって、プラスチック
基板21a,21b上に形成された有機ガスバリア膜2
8a,28bがハードコート膜22a,22bによって
被覆されるので、有機ガスバリア膜28a,28bの耐
熱性および耐久性を向上し、有機ガスバリア膜28a,
28bのガス透過防止の信頼性を向上することができ
る。
0,30aは、一対のプラスチック基板21a,21b
の少なくとも液晶層27を介在して対向する表面上にE
VOAから成る有機ガスバリア膜28a,28bが形成
され、さらに前記有機ガスバリア膜28a,28bに積
層してハードコート膜22a,22bが基板21a,2
1bの両面に形成される。これによって、プラスチック
基板21a,21b上に形成された有機ガスバリア膜2
8a,28bがハードコート膜22a,22bによって
被覆されるので、有機ガスバリア膜28a,28bの耐
熱性および耐久性を向上し、有機ガスバリア膜28a,
28bのガス透過防止の信頼性を向上することができ
る。
【0020】本実施例では、液晶表示素子を例にとり説
明したけれども、透明電極であるITO膜が形成されな
い光学補償板に利用されるような液晶素子に適用するよ
うにしてもよい。
明したけれども、透明電極であるITO膜が形成されな
い光学補償板に利用されるような液晶素子に適用するよ
うにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、液晶素子
は、液晶層を介在する一対のプラスチック基板にガスバ
リア膜に積層してハードコート層が形成されるので、液
晶素子の製造工程でガスバリア膜に微小な傷が生じるこ
とを防止することができ、さらにガスバリア膜の耐熱性
および耐久性を向上することができる。これによって、
ガスバリア膜のガス透過防止の信頼性を向上することが
でき、液晶素子の光学装置としての信頼性を向上するこ
とができる。
は、液晶層を介在する一対のプラスチック基板にガスバ
リア膜に積層してハードコート層が形成されるので、液
晶素子の製造工程でガスバリア膜に微小な傷が生じるこ
とを防止することができ、さらにガスバリア膜の耐熱性
および耐久性を向上することができる。これによって、
ガスバリア膜のガス透過防止の信頼性を向上することが
でき、液晶素子の光学装置としての信頼性を向上するこ
とができる。
【図1】本発明の一実施例である液晶表示素子20の構
成を示す断面図である。
成を示す断面図である。
【図2】図1に示す基板29a,29bの他の例を示す
断面図である。
断面図である。
【図3】本発明の他の実施例である液晶表示素子30の
構成を示す断面図である。
構成を示す断面図である。
【図4】図3に示す基板31a,31bの他の例を示す
断面図である。
断面図である。
【図5】従来の液晶表示素子10の構成を示す断面図で
ある。
ある。
20,20a,30,30a 液晶表示素子 21a,21b プラスチック基板 22a,22b ハードコート膜 23a,23b 無機ガスバリア膜 24a,24b ITO膜(透明電極) 25a,25b 配向膜 26a,26b シール材 27a,27b 液晶層 28a,28b 有機ガスバリア膜 29a,29b 基板
Claims (1)
- 【請求項1】 一対のプラスチック基板間に液晶層を介
在して形成される液晶素子において、 前記プラスチック基板を保護するハードコート層の下層
に、当該プラスチック基板からのガス透過を防止するガ
スバリア膜が形成されることを特徴とする液晶素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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-
1993
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Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19649761A1 (de) * | 1996-11-30 | 1998-06-10 | Ernst Lueder | Verfahren zur Herstellung von Flüssigkristall-Displays auf Kunststoff-Folien unter Verwendung von bistabilen Flüssigkristallen |
| DE19649761C2 (de) * | 1996-11-30 | 2003-04-03 | Univ Stuttgart | Verfahren zur Herstellung von Flüssigkristall-Displays auf Kunststoff-Folien unter Verwendung von bistabilen Flüssigkristallen |
| JP2002174809A (ja) * | 2000-12-06 | 2002-06-21 | Toyo Metallizing Co Ltd | 液晶表示パネル用積層フィルム |
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