JPH07205690A - 自動車用シートの取付構造 - Google Patents

自動車用シートの取付構造

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JPH07205690A
JPH07205690A JP421494A JP421494A JPH07205690A JP H07205690 A JPH07205690 A JP H07205690A JP 421494 A JP421494 A JP 421494A JP 421494 A JP421494 A JP 421494A JP H07205690 A JPH07205690 A JP H07205690A
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Japan
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seat
guide groove
mounting
seat cushion
vehicle body
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JP421494A
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Hidetoshi Watabe
英利 渡部
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KINSHIDOU KK
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KINSHIDOU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シートの高さ調整を簡易且つ迅速に行うとと
もに、この高さ調整に伴うヘッドクリアランスの減少を
抑制する。 【構成】 シートクッション部2の左右両側に配置した
各シート取付ブラケット5,5にシート前方に向って上
昇傾斜または下降傾斜する第1ガイド溝53と該第1ガ
イド溝53と逆方向へ傾斜する第2ガイド溝54をそれ
ぞれ形成し、シート1を各ブラケット5,5の各ガイド
溝53,54にそれぞれ挿通された各取付ボルト61,6
2により固定する。かかる構成とすることで、シートク
ッション部2をシート前後方向へ移動させることのみに
よってその前部の高さを連続的に調整することができ、
その調整作業が簡易且つ迅速となり、またシートクッシ
ョン部の高さ調整に伴うヘッドクリアランスの減少が可
及的に小さく抑えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用シートの取付
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車愛好家を中心にラリー、レ
ース等のモータースポーツが盛んであるが、かかるモー
タースポーツに使用される自動車においては、市販車を
その使用目的(即ち、ラリー用あるいはレース用)に応じ
て、さらにこれにドライバーの運転上の好み等を加味し
て、自動車の構成部材を改変するのが通例であり、シー
トもその改変の対象となるものである。即ち、市販車を
ラリー等のモータースポーツに使用する場合には、一般
に身体のホールド性の良いバケットタイプのシートを用
意し、これを市販車に標準装備されたシートと取り替え
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
標準装備のシートを取り外し、使用目的等に応じて別途
に用意したシートを車体に取り付ける場合、例えば交換
用のシートとしてシートクッション部とシートバック部
との相対角度が人間工学的見地から最適角度に設定され
た一体形シートであっても、そのシートクッション部の
前部と後部の高さ関係(換言すれば、シートクッション
部の傾斜角度)についての好みは人それぞれに異なるこ
とから、ドライバーの要求に応じてシートクッション部
の高さ調整を行うことが必要となる。
【0004】この場合、従来一般には、シートを車体側
に固定支持するブラケットと車体側との間に詰め物を介
在させていた。即ち、例えば、シートの前部を正規位置
よりも高くしたい場合には上記ブラケットの前部と車体
部材との間に詰め物をし、逆にシート前部を正規位置よ
りも下げたい場合には上記ブラケットの後部と車体側部
材との間に詰め物をし、これによってシートの前部と後
部との間の高さ調整を行っていた。
【0005】ところが、このような詰め物を使用しての
シート高さ調整は、厚さ寸法が異なる複数種類の詰め物
を用意してこれらを選択使用するとか、同一厚さの詰め
物を多数用意してこれを所定枚数重ねて使用するもので
あることから、シート高さを最適高さに設定するには詰
め物の交換等を何度か行う必要があり、シート高さ調整
作業が繁雑であった。
【0006】また、シートの前部を高くする場合には、
ブラケットの前部に詰め物をして該前部を持ち上げる。
逆に、シート前部を低くするには、該前部そのものを低
くすることはできないため、ブラケットの後部に詰め物
をして該後部を持ち上げて相対的に前部を低くするもの
である。従って、いずれの場合においてもシートクッシ
ョン部の過多さ調整に伴ってシート自体の高さが正規位
置よりも高くなることとなり、特にヘッドクリアランス
が制約される自動車用シートの取付構造として好ましい
ものとは言えない。
【0007】そこで本発明は、車体側にシートを取り付
ける場合において該シートの高さ調整を簡易且つ迅速に
行うことができるとともに、シートの高さ調整に伴うヘ
ッドクリアランスの減少を抑制し得るようにした自動車
用シートの取付構造を提案せんとしてなされたものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明ではかかる課題を
解決するための具体的手段として、車体側に支持されて
乗員の着座部となるシートクッション部と該クッション
部の後端側に位置して乗員の背もたれ部となるシートバ
ック部とを備えた自動車用シートの車体側への取付構造
において、上記シートのシートクッション部の左右両側
に、略直立状態で車体前後方向に延出し車体側に固定支
持されるシート取付ブラケットをそれぞれ配置するとと
もに、該各シート取付ブラケットのシート前後方向へ適
宜離間した二位置のうち、シート前方寄りに位置する部
位にはシート前方に向って上昇傾斜または下降傾斜する
第1ガイド溝を、シート後方寄りに位置する部位には上
記第1ガイド溝と逆方向へ傾斜し且つ上記第1ガイド溝
と略同長の第2ガイド溝をそれぞれ形成し、さらに、上
記シートクッション部の両側面には上記第1ガイド溝と
第2ガイド溝との直線間隔に略相当する間隔をもって一
対の取付ボルトを螺着可能とし、上記シートを、上記各
ブラケットの上記第1ガイド溝及び第2ガイド溝にそれ
ぞれ挿通配置された上記各取付ボルトにより該シート取
付ブラケットを介して車体側に固定したことを特徴とし
ている。
【0009】
【作用】本発明ではかかる構成であるから、シートをそ
のシートクッション部の左右両側に配置された一対のシ
ート取付ブラケットを介して車体側に固定する場合、該
一対の取付ボルトをそれぞれ対応するシート取付ブラケ
ットの各ガイド溝に挿通させた状態で該シートクッショ
ン部をシート前後方向へ移動させることで簡易に且つ迅
速にシートクッション部の高さ調整を行うことができ
る。即ち、例えば、シート取付ブラケットに形成した第
1ガイド溝がシート前方へ向って上昇傾斜する構成であ
る場合(従って、、第2ガイド溝はシート前方に向って
下降傾斜している)には、シートクッション部をシート
前方側へ移動させると、該シートクッション部は上記第
1ガイド溝に案内されてその前部の高さ位置が高くされ
るとともに、その後部は第2ガイド溝に案内されてその
高さが低くなり、結果的にシートクッション部はその前
部を高くした状態に設定される。
【0010】一方、シートクッション部をシート後方側
へ移動させると、その前部は第1ガイド溝に案内されて
その高さ位置が低くされるとともにその後部は第2ガイ
ド溝に案内されてその高さが高くなり、結果的にシート
クッション部はその前部を低くした状態に設定される。
尚、シート高さの調整完了後は、上記各取付ボルトを緊
締することでシートは該シート取付ブラケットを介して
車体側に強硬に固定され、使用可能状態とされる。
【0011】また、シート取付ブラケットに形成された
各ガイド溝はその傾斜方向が相互に逆方向とされている
ことから、例えば、シートの前部を高くした場合には後
部が低くなり、逆に前部を低くした場合には後部が高く
なる。従って、シート前部の高さ調整を該前部と後部と
の相対高さの調整として把握した場合、例えば、シート
前部の高さ調整幅(後部との相対的な高さ調整幅)を一定
とすると、例えば後部の高さを一定とした状態で前部の
みを高くしたり低くしたりする場合に比して、該シート
前部の上下移動寸法が半減されることになる。このこと
は、シートクッション部に着座した乗員の頭の位置の上
下移動幅も半減されるということであり、結果的に乗員
の頭部と車体のルーフとの間のヘッドクリアランスの減
少幅をより小さく抑えることができることになる。
【0012】
【発明の効果】従って、本発明の自動車用シートの取付
構造によれば、シートクッション部をシート前後方向へ
移動させることのみによってその前部の高さを無段階に
且つ連続的に調整することができるものであり、従来の
詰め物による高さ調整構造の如く高さ調整が段階的であ
る場合に比してよりシビアな調整が実現されるととも
に、詰め物の着脱を繰り返して高さ調整を行うような必
要がないことからその調整作業が簡易且つ迅速ならしめ
られるものである。
【0013】また、シートクッション部の高さ調整に伴
うヘッドクリアランスの減少が可及的に小さく抑えられ
ることで、車内の居住性も良好に維持されるものであ
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の自動車用シートの取付構造を
添付図面に基づいて具体的に説明する。
【0015】第1実施例 図1には、本発明の第1実施例にかかる自動車用シート
1を示している。このシート1は、主としてラリーある
いはレース等のモータースポーツ用自動車に使用される
一体形バケットシートであって、乗員の着座部となるシ
ートクッション部2と背もたれ部となるとともにその上
部にヘッドレスト部4を備えたシートバック部3とが一
体的に形成されている。即ち、このシート1は、図2に
示すように、シート1の背面及び側面を覆う如く上記シ
ートクッション部2からヘッドレスト部4にかけて略樋
状に一体形成された合成樹脂製のシートフレーム11
と、該シートフレーム11の表面側に一体発泡成形によ
り成形されたクッション材12とで構成されている。
【0016】また、このシート1の上記シートフレーム
11のうち、上記シートクッション部2の両側面に対応
する部位11a,11aには、裏当補強材15を介して該
シートフレーム11の内側に前後一対のナット63,6
4が、シート前後方向に所定間隔をもってそれぞれ固定
されている。
【0017】一方、図1及び図2において、符号6は車
体フロア13側にステー9,10を介して締結固定され
るロアレール7と、該ロアレール7に対して相対摺動自
在に嵌装されたアッパーレール8とからなるスライドレ
ール6である。この左右一対のスライドレール6,6
は、所定間隔をもって平行に配置された状態で連結部材
14により一体化されている。この一体化された上記各
スライドレール6,6には、次述のシート取付ブラケッ
ト5,5を介して上記シート1が締着固定される。尚、
上記スライドレール6には、スライド位置調整を行うス
ライドロック機構が装備されているが、その図示は省略
する。
【0018】シート取付ブラケット5は、図3に示すよ
うに、所定大きさのアルミ板材を略L字状に折曲して構
成されるものであって、二つの折曲面のうち、一方の折
曲面はこれを上記シート1に締結されるシート締結壁部
51とし、他方の折曲面はこれを上記連結部材14側に
固定される固定壁部52としている。このシート取付ブ
ラケット5のシート締結壁部51は、その前部51a(即
ち、シート取付ブラケット5の前部5a)と後部51b(即
ち、シート取付ブラケット5の後部5b)に第1ガイド溝
53と第2ガイド溝54とをそれぞれ設けている。そし
て、特にこの実施例においては、このシート取付ブラケ
ット5のシート締結壁部51に設けられる第1ガイド溝
53と第2ガイド溝54を、図1に示すように同一の曲
率中心Pをもつ円弧線Lに沿って延びる円弧溝で構成す
るとともに、該曲率中心Pの位置を上記シート締結壁部
51に対して上記固定壁部52とは反対側で且つシート
締結壁部51の長手方向の略中央部に設定している。従
って、上記第1ガイド溝53はシート前方に向って上昇
傾斜する円弧状溝とされ、また上記第2ガイド溝54は
シート前方に向って下降傾斜する円弧状溝とされる(即
ち、第1ガイド溝53と第2ガイド溝54とは、その傾
斜方向が逆方向とされる)。また、この前後一対のガイ
ド溝53,54の直線間隔は、上記シート1側に設けら
れた前後一対の上記ナット63,64の間隔に略合致し
ている。
【0019】さらに、このシート取付ブラケット5の固
定壁部52には、上記シート締結壁部51の板厚方向に
延びる固定用長穴55,55が、該シート取付ブラケッ
ト5の長手方向において上記各ガイド溝53,54に対
応するように所定間隔をもって形成されている。
【0020】このように構成された一対のシート取付ブ
ラケット5,5は、図1及び図2に示すように、上記各
固定用長穴55,55に挿通される固定ボルト66,66
により上記連結部材14上に締着固定されるが、この各
シート取付ブラケット5,5,の締着固定に際しては、先
ず上記各固定ボルト66,66を緩めた状態で上記各シ
ート取付ブラケット5,5をそれぞれシート幅方向の外
側へ移動させ、これらの間に上記シート1のシートクッ
ション部2を位置せしめるとともに、該シートクッショ
ン部2の両側面にそれぞれ設けられた上記各ナット6
3,64をそれぞれ上記シート取付ブラケット5,5の各
ガイド溝53,54に重合させる。そして、この状態
で、上記各ブラケット5,5の外側からノブ付きの取付
ボルト61,62を上記各ガイド溝53,54を通して上
記各ナット63,64に仮り止め状態に螺着して該各取
付ボルト61,62によりシート1を支持する。
【0021】然る後、上記各シート取付ブラケット5,
5をそれぞれシート幅方向内側へ移動させてその各シー
ト締結壁部51,51を上記シートクッション部2に対
応する上記シートフレーム11の側面11a,11aに当
接させ、この状態で、上記各固定ボルト66,66,・・
をそれぞれ緊締して上記各シート取付ブラケット5,5
を連結部材14に固定する。
【0022】次に、上記各取付ボルト61,62を緊締
して上記シート1を各シート取付ブラケット5,5を介
して車体側に固定するが、このシート1の固定に先立っ
て、そのシートクッション部2の高さ調整(即ち、傾斜
状態の調整)を行う。
【0023】即ち、上記取付ボルト61,62をそれぞ
れ緩めた状態で、上記シート1を前後方向に移動させ
る。例えば、図1に実線図示する如く上記一対の取付ボ
ルト61,62がそれぞれ対応するガイド溝53,54の
溝長方向の中間に位置して上記シート1の底面が上記各
スライドレール6,6と略平行とされた時のシート1の
姿勢を中立姿勢(即ち、最適な着座姿勢が得られるとし
て予じめ想定された正規取付位置における姿勢)とする
と、この中立姿勢から、シート1を前方に移動させる
と、シートクッション部2の前部2に位置する取付ボル
ト61はシート取付ブラケット5の第1ガイド溝53に
案内されて次第に上昇変位し、シートクッション部2の
後部2bに位置する取付ボルト62は第2ガイド溝54
に案内されて次第に下降変位する。そして、上記取付ボ
ルト61が符号61′で示すように第1ガイド溝53の
前端に位置し、また上記取付ボルト62が符号62′で
示すように第2ガイド溝54の前端に位置した状態で
は、該シート1は図1に鎖線図示1′で示すように上記
中立姿勢よりも後傾した第1姿勢に設定され、上記シー
トクッション部2はその前部2aが高く、後部2bが低く
なり、全体としてその前部2a側から後部2b側に向けて
下降傾斜した姿勢とされる。
【0024】これに対して、上記シート1をその中立姿
勢からシート後方側へ移動させると、シートクッション
部2の前部2に位置する取付ボルト61はシート取付ブ
ラケット5の第1ガイド溝53に案内されて次第に下降
変位し、シートクッション部2の後部2bに位置する取
付ボルト62は第2ガイド溝54に案内されて次第に上
昇変位する。そして、上記取付ボルト61が符号61″
で示すように第1ガイド溝53の後端に位置し、また上
記取付ボルト62が符号62″で示すように第2ガイド
溝54の後端に位置した状態では、該シート1は図1に
鎖線図示1″で示すように上記中立姿勢よりも前傾した
第2姿勢に設定され、上記シートクッション部2はその
前部2aから後部2bに向けて上昇傾斜した姿勢とされ
る。
【0025】このように、上記シート1を適宜に前後方
向へ移動させてそのシートクッション部2の傾斜状態
(即ち、前部2aの高さ)を乗員の好みあるいは自動車の
使用目的等に合致した最適な状態に設定した後、上記各
取付ボルト61,62を緊締してシート1を各シート取
付ブラケット5,5を介して車体側に固定する。以上
で、シート1の高さ調整及び車体への固定作業が完了す
る。
【0026】叙上の如くこの実施例のシート取付構造に
よれば、左右一対のシート取付ブラケット5,5間に配
置されたシート1を適宜に前後方向に移動させることで
そのシートクッション部2の高さ調整を無段階に連続的
に行うことができるものである。従って、シートクッシ
ョン部2の高さ調整を詰め物の厚さ調整によって行うよ
うにした従来のシート取付構造のように詰め物の交換作
業を繰り返す必要がなく、それだけシート1の取付作業
及びシートクッション部2の高さ調整が簡易且つ迅速な
らしめられるものである。さらに、詰め物によるシート
クッション部2の高さ調整の場合には、詰め物の厚さに
応じた段階的な高さ調整しかできないのに対して、この
実施例のものにおいては上述のようにこれを無段階に連
続的に行うことができることから、乗員の要求に一層合
致した最適な高さ調整が可能となるものである。
【0027】さらに、この実施例のものにおいては、上
述のようにシート1を前後方向に移動させてそのシート
クッション部2の高さ調整を行う場合、該シートクッシ
ョン部2の前部2aと後部2bとが上下方向において相互
に逆方向へ移動することによる該前部2aと後部2bとの
相対変化によってこれが達成されるものであるため、例
えば、シートクッション部2の後部2bの高さ位置を保
持したままその前部2aのみを上昇させて該前部2aと後
部2bの高さ調整を行う場合に比して、その調整幅を同
じとした場合には、高さ調整に伴うシート1の上下方向
の変位量が半減されることになる。この結果、シートク
ッション部2の高さ調整に拘わらず、該シートクッショ
ン部2に着座した乗員の頭部と車体のルーフ部との間
隔、即ち、ヘッドクリアランスが十分に確保され、車室
内における居住性が良好に維持されるものである。
【0028】尚、上記実施例においては、上記第1ガイ
ド溝53と第2ガイド溝54をともに同一の曲率中心P
をもつ円弧状溝で構成しているが、本発明はこれに限定
されるものでなく、例えば、この各ガイド溝53,54
をそれぞれ直線溝で構成したり、これら二つのガイド溝
を円弧状溝と直線溝の組み合わせで構成したりすること
もできるものである。このように各ガイド溝の形状ある
いは形状の組み合わせを変えると、シート1を前後方向
へ移動させた場合におけるシートクッション部2の前部
2aの挙動と後部2bの挙動とが上記実施例のものとは異
なったものとなる。従って、かかるガイド溝の形状等の
選定をシート1の使用目的等に照らして行うことで、乗
員の要求に一層合致した高さ調整が可能となる。例え
ば、シートクッション部2の前部2a側に位置する第1
ガイド溝53を上記実施例の如き円弧状溝で構成し、シ
ートクッション部2の後部に位置する第2ガイド溝54
を直線溝で構成した場合には、特に第1姿勢の近傍にお
いてシート1の前後移動に伴う高さの変化量が大きくな
ることから、特にシートクッション部2の前部2aを高
く設定したいような場合に好適である。
【0029】さらに、上記実施例においては、上記第1
ガイド溝53と第2ガイド溝54の傾斜方向を、シート
前方に向って上記第1ガイド溝53は上昇傾斜し、第2
ガイド溝54は下降傾斜するように設定しているが、本
発明はこれに限定されるものではなく、例えば、この実
施例とは逆に、シート前方に向って第1ガイド溝53は
下降傾斜し、第2ガイド溝54は上昇傾斜する如く設定
することもできるものである。要は、第1ガイド溝53
と第2ガイド溝54の傾斜方向が逆方向であれば、シー
ト高さの変化を抑えた状態でシートクッション部2の高
さ調整を行うという本発明の目的を達成することができ
るものである。
【0030】第2実施例 図4には、本発明の第2実施例にかかる取付構造が適用
されたシート1が示されている。この実施例のものは、
シート1そのものの車体側への取付構造は上記第1実施
例のものと同様であり、従って、該第1実施例のものと
同様の作用効果が期待できるものであるが、ただ第1実
施例のものとはシート1の構成そのものが異なってい
る。即ち、上記第1実施例のシート1は一体形シートで
あったのに対して、この実施例のシート1はシートクッ
ション部2とシートバック部3とが別体形成され且つこ
れらがリクライニング機構21を介して連結されたセパ
レート形シートである点である。
【0031】このように、セパレート形シート1に本発
明を適用してそのシートクッション部2を上記シート取
付ブラケット5,5を介して車体側に固定するようにし
た場合には、該シートクッション部2の高さ調整は上記
第1実施例の場合と同様にシート1を前後方向へ移動さ
せることで簡易且つ迅速に行えるとともに、このシート
クッション部2の高さ調整の如何にかかわらずシートバ
ック部3の傾斜調整を独立して行うことができることか
ら、乗員の好みに応じた最適ポジションをより容易に達
成することができることになる。
【0032】第3実施例 図5には、本発明の第3実施例にかかるシート取付構造
を備えたシート1が示されている。この実施例のもの
は、上記各実施例のシート1がともにモータースポーツ
用のバケットタイプシートであって、これを標準装備の
市販車用シートと交換して取付ける場合の取付構造を開
示するものであったのに対して、市販車用のセパレート
シートを標準装備として車体に取り付ける場合の取付構
造を開示するものである。このように市販車に標準装備
されるシート1を本発明のシート取付構造を適用して取
り付けた場合には、より簡易な構造によってシートクッ
ション部2の高さ調整を行うことができることから、部
品点数の低減等によるコストダウンを図ることも可能と
なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の取付構造が適用された第1実施例にか
かる自動車用シートの側面図である。
【図2】図1のII-II縦断面図である。
【図3】図1に示したシート取付ブラケットの拡大斜視
図である。
【図4】本発明の取付構造が適用された第2実施例にか
かる自動車用シートの側面図である。
【図5】本発明の取付構造が適用された第3実施例にか
かる自動車用シートの側面図である。
【符号の説明】
1はシート、2はシートクッション部、3はシートバッ
ク部、4はヘッドレスト部、5はシート取付ブラケッ
ト、6はスライドレール、7はロアレール、8はアッパ
ーレール、9はステー、10はステー、11はシートフ
レーム、12はクッション材、13は車体フロア、14
は連結部材、15は裏当補強材、21はリクライニング
機構、51はシート締結壁部、52は固定壁部、53は
第1ガイド溝、54は第2ガイド溝、55は固定用長
穴、61は取付ボルト、62は取付ボルト、63はナッ
ト、64はナット、66は固定ボルトである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側に支持されて乗員の着座部となる
    シートクッション部と該クッション部の後端側に位置し
    て乗員の背もたれ部となるシートバック部とを備えた自
    動車用シートの車体側への取付構造であって、 上記シートのシートクッション部の左右両側には、略直
    立状態で車体前後方向に延出し車体側に固定支持される
    シート取付ブラケットがそれぞれ配置されるとともに、 該各シート取付ブラケットは、そのシート前後方向へ適
    宜離間した二位置のうち、シート前方寄りに位置する部
    位にはシート前方に向って上昇傾斜または下降傾斜する
    第1ガイド溝を、シート後方寄りに位置する部位には上
    記第1ガイド溝と逆方向へ傾斜し且つ上記第1ガイド溝
    と略同長の第2ガイド溝をそれぞれ形成しており、 さらに、上記シートクッション部の両側面には上記第1
    ガイド溝と第2ガイド溝との直線間隔に略相当する間隔
    をもって一対の取付ボルトがそれぞれ螺着可能とされて
    おり、 上記シートが、上記各ブラケットの上記第1ガイド溝及
    び第2ガイド溝にそれぞれ挿通配置された上記各取付ボ
    ルトにより該シート取付ブラケットを介して車体側に固
    定されていることを特徴とする自動車用シートの取付構
    造。
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