JPH07206071A - ディスク収納ケース - Google Patents

ディスク収納ケース

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JPH07206071A
JPH07206071A JP2368894A JP2368894A JPH07206071A JP H07206071 A JPH07206071 A JP H07206071A JP 2368894 A JP2368894 A JP 2368894A JP 2368894 A JP2368894 A JP 2368894A JP H07206071 A JPH07206071 A JP H07206071A
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disk
folded
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Kazuo Ogita
一夫 荻田
Naoyuki Tsuchiya
直之 土屋
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CD等のディスクを収容する安価な且つ焼却
可能なケースを提供する。 【構成】 板紙で形成されるブランク2にベース部2a
をはさむ関係でディスク収納部2bとカバー部2cとを
配置し、更にそれらの上下に折り返し部2d〜2iを設
け、その折り返し部をベース部2a、ディスク収納部2
b等に折り重ねると共に領域8を貼り付けてディスク収
納部2bと折り曲げ部2e、2hの間にディスク5を収
納するポケットを形成し、そのディスク収納部2bを中
央のベース部2a上に折り重ねると共に更にその上にカ
バー部2cを折り重ねうるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンパクトディスク等
のディスク状記録媒体(以下ディスクと略称する)を収
容するためのディスク収納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディスクを収納するケースは、プ
ラスチックの成型によって作られた薄い箱状の収納部材
と、その一端に回動可能に取り付けられた蓋とを備えて
おり、且つ前記収納部材には、ディスクを収容する円形
の凹部と、その中央に形成されディスク中央孔に嵌合さ
せるためのロック等を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる従来の
ディスク収納ケースは、プラスチックの成型品であるた
め、コストがかかるという問題があった。また、印刷を
施すことが困難であるので、宣伝、説明等のためには印
刷した紙を中に入れることが必要であり、この点からも
コスト高となっていた。更に、廃棄する際焼却が困難で
あるので、環境問題を生じるという問題もあった。
【0004】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、紙を使用することにより、コストダウンを図ると
共に、印刷を可能とし、且つ容易に焼却廃棄することの
可能なディスク収納ケースを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべくな
された本発明は、1枚の板紙からなるブランクで構成さ
れたディスク収納ケースであって、前記ブランクは少な
くとも、ほぼ矩形状のベース部と、そのベース部の片側
に配置されたディスク収納部と、反対側に配置されたカ
バー部と、前記ディスク収納部をはさむ関係に配置され
た折り返し部とを有しており、該折り返し部は、前記デ
ィスク収納部の上に折り重ねられると共に前記ベース部
の近傍部分が前記ディスク収納部に貼り付けられて、デ
ィスク収納部との間にディスク収納用のポケットを形成
しており、前記ディスク収納部及びカバー部は前記ベー
ス部の上に折り重ね可能に構成されていることを特徴と
するディスク収納ケースを要旨とする。
【0006】
【作用】上記構成のディスク収納ケースは、1枚の平坦
な紙製のブランクから作られており、そのブランクに設
けている折り返し部をディスク収納部の上に折り重ね、
その一部を貼り付けるという簡単な作業によって製造可
能であり、安価に製造できる。また、ブランクが紙製で
あるので、印刷が容易であり且つ焼却処理することがで
きる。更に、使用に当たっては、ディスク収納部にディ
スクを収納した後、そのディスク収納部をベースの上に
折り重ね、更にその上にカバー部を折り重ねることで、
偏平な形状に折り畳むことができ、且つディスク収納部
のディスクをベース部及びカバー部によって覆って十分
保護することができる。
【0007】
【実施例】以下、図面に示す本発明の実施例を説明す
る。
【0008】図1(a)は本発明の一実施例によるディ
スク収納ケース1を構成する板紙からなるブランク2を
展開して示す概略平面図、(b)はそのブランクをサッ
ク貼りした状態を示す概略平面図、図2、図3はそれぞ
れディスク収納ケース1の異なる状態を示す概略平面
図、図4は図3に示す状態のディスク収納ケース1の概
略側面図である。本実施例のディスク収納ケース1は、
図1(a)に示す形状の1枚の板紙からなるブランク2
で構成される。ここでブランク2に使用される板紙は、
後述するようにディスクを収容する状態に組み立てた時
に、ディスクを保護しうるよう適度な剛性を備えたもの
であり、好ましくは厚みが0.2〜1.0mm程度、更
に好ましくは0.3〜0.5mm程度のものが使用され
る。また、好適な板紙の主な種類としては、マニラボー
ル(アイボリー、カード紙等)や白ボール等の白板紙、
或いは、コートボール等を挙げることができる。
【0009】図1(a)に図示しているように、ブラン
ク2には、折り曲げを容易とするように筋押し等の折り
目線3a〜3dが形成されている。折り目線3a、3b
は横方向に延び、折り目線3c、3dは縦方向に延びて
おり、板紙2を九つの部分2a〜2iに分けている。中
央の部分2aは矩形状のベース部、その右側の部分2b
はディスク収納部、左側の部分2cはカバー部であり、
これらの部分2b、2cはそれぞれ折り目線3c、3d
に沿って折り曲げた時に中央のベース部2aのほぼ全域
の上に重なるような寸法となっている。ディスク収納部
2bには端部に大きい凹部4が形成されている。この凹
部4はディスク5の出し入れを容易とするために形成し
たものである。なお、このブランク2には、必要に応
じ、絵柄、写真、説明文、宣伝文等が印刷されている。
【0010】上側の折り目線3aより上の部分2d、2
e、2f、及び、下側の折り目線3bより下の部分2
g、2h、2iは共に折り返し部であり、図1(b)に
示すように折り目線3a、3bによって中央のベース部
2a、ディスク収納部2b、ベース部2cの上に折り返
すためのものである。ここで、中央の折り返し部2d、
2gは、折り返した時にその端縁が互いにほぼ突き合わ
せ状態となるように寸法が定められている。一方、ディ
スク収納部2bの上に折り返される折り返し部2e、2
hは、折り目線3cの近傍のみで端縁が突き合わせ状態
となるが、その他の部分では大きく離れ、ディスク5の
出し入れを容易に行うことができるように寸法が定めら
れている。また、この折り返し部2e、2hの折り目線
3c近傍の縁部6は、収納すべきディスク5の外周にほ
ぼ等しい曲率の円弧状となっており、その縁部6の上に
ディスク5を良好に乗せることができるようになってい
る。カバー部2cの上に折り返される折り返し部2f、
2iも、折り目線3dの近傍のみで端縁が突き合わせ状
態となるが、その他の部分では大きく離れ、カバー部2
cと折り返し部2f、2iとの間に形成される収納ポケ
ットに歌詞カード等の収納物の出し入れを容易に行うこ
とができるように寸法が定められている。
【0011】上下の折り曲げ部の折り目線3c、3dの
上に相当する部分には矩形状の穴7が形成されている。
この穴7は図1(b)に示す状態に組み立てたディスク
収納ケース1のディスク収納部及びカバー部を、折り目
線3c、3dに沿って折り曲げる時に内側となる折り返
し部2e、2f、2h、2i等が良好に折り曲げられる
ように設けたものである。
【0012】次に、このディスク収納ケース1の製造、
組み立て方法及び使用方法を説明する。厚板を図1
(a)に示す形状に打ち抜き、且つ所定の折り目線3a
〜3dを形成してブランク2を製造する。次に、そのブ
ランク2の上下の折り返し部2d〜2iを、図1(b)
に示すように折り返し、且つ破線によるハッチングで示
す領域8をその下のベース部2a及びディスク収納部2
bに適当な手段、例えば糊を用いて貼り付ける。これに
より、ディスク収納部2bとその上の折り返し部2e、
2hとはベース部2aの近傍のみが接着され、両者の間
にディスク5を収納するポケットが形成される。なお、
折り返し部2e、2hの円弧状の縁部6の中央部分はデ
ィスク収納部2bに貼り付けられているので、ディスク
収納部2bとその上の折り返し部2e、2hとの間に形
成されたポケットにディスク5を差し込んだ時、そのデ
ィスク5は縁部6に突き当たってそれ以上奥に入ること
はなく、ディスク5の収納位置が安定する。また、カバ
ー部2cとその上に折り返される折り返し部2f、2i
との間にも、歌詞カード等を収容するポケットが形成さ
れる。なお、ベース部2aの上に折り重ねられた折り返
し部2d、2gはベース部2aを補強する作用を有して
いる。もし、ベース部2aのみで十分な強度を有してい
る場合には、この部分の上に重ねる折り返し部2d、2
gを省略することも可能である。ただし、この折り返し
部2d、2gを省略した場合には、カバー部2cの上に
折り返される折り返し部2f、2iのベース部2a近傍
の部分をカバー部2cに貼り付ける必要がある。
【0013】ブランク2の上下の折り返し部2d〜2i
の折り返し作業及び領域8の貼り付け作業等は、従来行
われているサック貼りの技術を用いることにより、容易
に実施可能である。
【0014】次に、ブランク2を図1(b)に示す状態
に組み立てた後、そのディスク収納部2bの上に形成し
たポケットにディスク5を収納し、次いで、そのディス
ク収納部2bを折り目線3cのところからベース部2a
の上に折り重ねる(図2参照)。また、カバー部2cの
上のポケットに歌詞カード等を収納した後、そのカバー
部2cを折り目線3dのところから先に折り重ねたディ
スク収納部2bの上に折り重ねる。かくして、ディスク
収納ケース1は図3、図4に示す状態となり、ディスク
収納部2bに保持されたディスク5はその両面をベース
部2aとカバー部2cとではさまれ、保護される。その
後、このディスク収納ケース1をシュリンク包装し、流
通させる。
【0015】このディスク収納ケース1を入手した者
は、シュリンク包装を破り、カバー部2c、ディスク収
納部2b等を起こして、内部に収納しているディスク5
や歌詞カード等を取り出して使用し、使用後は、再びそ
のディスク5や歌詞カード等を所定の場所に戻し、図
3、図4に示す状態に折り畳んで、適当な場所に保管す
る。
【0016】以上のように本実施例のディスク収納ケー
ス1は、1枚の板紙からなるブランク2で構成している
ので、材料費が安く、しかも従来のサック貼り技術を利
用して製造できるので、製造が容易であり、従来のプラ
スチック成型品に比べて大幅なコストダウンを図ること
ができる。また、ブランク2を折り畳んで構成している
ので、従来の箱状のプラスチック成型品に比べて厚さを
薄くすることができ、輸送や保管に便利であると共に、
雑誌の付録等として添付することも可能である。更に、
材料が紙製であるので、印刷が容易であり、きれいな絵
柄や写真、或いは説明、宣伝文等を印刷することができ
る。また、廃棄の際に焼却できるので、環境問題を起こ
すことがない等の種々の利点を有している。
【0017】なお、上記実施例ではディスク収納ケース
1を図3、図4に示す状態に折り畳んだ後、シュリンク
包装するものとして説明したが、シュリンク包装を省略
し、単に折り畳んだ状態で雑誌等にはさんで流通させる
こともできる。更に、必要に応じ、このディスク収納ケ
ース1を入れる外箱を用いることも可能である。図5は
外箱の形成する板紙からなるブランク9、図6はそのブ
ランク9から作った外箱10を示すものである。この外
箱10は一端に開口10aを形成した矩形状のものであ
り、図5に示す形状の1枚のブランク9を組み立てるこ
とにより製造できる。この外箱10を用いる場合には、
図3、図4に示す状態に折り畳んだディスク収納ケース
1をこの外箱10に収容して流通させ、且つ保管するこ
ととなる。この場合は、ディスクの保護が一層確実とな
る利点が得られる。また、この外箱10も紙製であるの
で、ディスク収納ケース1について説明したのと同様
に、紙を用いた利点が得られる。
【0018】図7(a)は本発明の他の実施例によるデ
ィスク収納ケースを構成する板紙からなるブランク2A
を展開して示す概略平面図、(b)はそのブランク2A
をサック貼りした状態を示す概略平面図、図8、図9は
それぞれディスク収納ケース1Aの異なる状態を示す概
略平面図であり、図1〜図4に示すディスク収納ケース
1と同一又は同様な部分には同一符号を付けて示してい
る。この実施例のディスク収納ケース1Aも、先の実施
例と同様な特性の1枚の板紙からなるブランク2Aで構
成されるが、その形状は若干異なっている。すなわち、
図7(a)に示すブランク2Aは、ベース部2aの左側
に設けているカバー部2cを、ベース部2aの横方向の
長さよりも短くしており、且つその上下には折り返し部
を形成していない。従って、このカバー部2cの上には
収納用のポケットは形成されない。また、ディスク収納
部2bには、そのディスク収納部2b及びカバー部2c
をベース部2aの上に折り重ねた時に、カバー部2cの
先端角部が位置する部分に切れ目11を形成している。
更に、上下の折り返し部2d、2g及び2e、2hは、
図7(b)に示すように、ベース部2a及びディスク収
納部2bの上に折り重ねた時、それぞれの端縁が互いに
離れた状態となるように寸法が定められている。しかし
この実施例でも、折り返し部2e、2hの折り目線3c
近傍の縁部6は、収納すべきディスク5の外周にほぼ等
しい曲率の円弧状となっており、その縁部6の上にディ
スク5を良好に乗せることができるようになっている。
なお、上下の折り返し部2d、2g及び2e、2hの寸
法は、必ずしも図示のものに限らず、その端縁が図1
(b)に示すように、互いに突き合わせられるような寸
法としてもよい。
【0019】次に、このディスク収納ケース1Aの製
造、組み立て方法及び使用方法を説明する。厚板を図7
(a)に示す形状に打ち抜き、且つ所定の折り目線3a
〜3dを形成してブランク2Aを製造する。次に、その
ブランク2Aの上下の折り返し部2d、2e、2g、2
hを、図7(b)に示すように折り返し、且つ破線によ
るハッチングで示す領域8をその下のベース部2a及び
ディスク収納部2bに適当な手段、例えば糊を用いて貼
り付ける。これにより、ディスク収納部2bとその上の
折り返し部分2e、2hとの間にディスク5を収納する
ポケットが形成される。なお、円弧状の縁部6の中央部
分はディスク収納部2bに貼り付けられているので、デ
ィスク収納部2bとその上の折り返し部2e、2hとの
間に形成されたポケットにディスク5を差し込んだ時、
そのディスク5は縁部6に突き当たってそれ以上奥に入
ることはなく、ディスク5の収納位置が安定する。な
お、ブランク2Aの上下の折り返し部2d、2e、2
g、2hの折り返し作業及び領域8の貼り付け作業等
も、従来行われているサック貼りの技術を用いることに
より、容易に実施できる。
【0020】次に、ディスク収納部2bにディスク5を
収納させた後、そのディスク収納部2bを折り目線3c
のところからベース部2aの上に折り重ね(図8参
照)、次いでカバー部2cを折り目線3dのところから
先に折り重ねたディスク収納部2bの上に折り重ね、先
端角部を切れ目11に差し込む。かくして、ディスク収
納ケース1Aは図9に示す状態に組み立てられる。その
後、このディスク収納ケース1Aはそのままで、或いは
必要に応じシュリンク包装されて、流通される。また、
図6に示す外箱10に収納して流通させることもでき
る。
【0021】このディスク収納ケース1Aも、図1〜図
4に示したディスク収納ケース1と同様の利点を有して
いる。しかも、このディスク収納ケース1Aではカバー
部2cに収納用のポケットを形成していないので、収納
機能は無くなるが、全体の厚みを薄くすることができる
利点がある。また、カバー部2cの先端を切れ目11に
差し込む構成としているので、折り畳んだ状態(図9の
状態)に安定して保持することができ、カバー部2cや
ディスク収納部2bが自身の弾性力によって不用意に起
きるということを防止できる利点も得られる。
【0022】以上に説明した実施例のディスク収納ケー
ス1、1Aは通常のコンパクトディスクの収納に好適で
あるが、コンパクトディスク以外のディスク状記憶媒体
の収納に利用してもよいことは言うまでもない。
【0023】次に、シングルCD等の小さいディスクの
収納に好適な実施例を説明する。図10(a)、
(b)、(c)、(d)は本発明の実施例によるディス
ク収納ケース1Bをそれぞれ異なった状態で示す概略平
面図である。このディスク収納ケース1Bも図10
(a)に示す形状の1枚の板紙からなるブランク2Bか
ら形成されるが、このブランク2Bは、図1(a)に示
す形状のブランク2と同様な形状のケース形成部2kの
右側に切離し用のミシン目13を介して歌詞カード部2
mを連設したものである。この歌詞カード部2mには折
り目線3eが形成されると共に歌詞等の必要な印刷が施
されている。なお、ブランク2Bにも図1に示すブラン
ク2と同様な板紙が使用されるが、シングルCD等の小
さいディスクを収納する場合には若干薄い板紙が好適で
ある。図10において、先に説明した実施例と同一若し
くは同様な部分には同一符号を付けて示し、説明は省略
する。
【0024】次に、このディスク収納ケース1Bの製
造、組み立て方法及び使用方法を説明する。厚板を図1
0(a)に示す形状に打ち抜き、且つ所定の折り目線3
a〜3eを形成してブランク2Bを製造する。次に、そ
のブランク2Bの上下の折り返し部2d〜2iを、図1
0(b)に示すように折り返し、且つ破線によるハッチ
ングで示す領域8をその下のベース部2a及びディスク
収納部2bに適当な手段、例えば糊を用いて貼り付け
る。これにより、ディスク収納部2bとその上の折り返
し部2e、2hとの間にディスク5を収納するポケット
が形成される。なお、円弧状の縁部6の中央部分はディ
スク収納部2bに貼り付けられているので、ディスク収
納部2bとその上の折り返し部2e、2hとの間に形成
されたポケットにディスク5を差し込んだ時、そのディ
スク5は縁部6に突き当たってそれ以上奥に入ることは
なく、ディスク5の収納位置が安定する。また、カバー
部2cとその上に折り返される折り返し部2f、2iと
の間にも、歌詞カード等を収容するポケットが形成され
る。なお、ブランク2の上下の折り返し部2d〜2iの
折り返し作業及び領域8の貼り付け作業等は、従来行わ
れているサック貼りの技術を用いることにより、容易に
実施できる。
【0025】次に、ディスク収納部2bにディスク5を
収納させ、且つ図10(c)に示すように、カバー部2
cを折り目線3dのところからベース部2aの上に折り
重ね、その後、歌詞カード部2mをミシン目13のとこ
ろからディスク収納部2b及びカバー部2cの上に折り
重ねる。かくして、ディスク収納ケース1Bは図10
(d)に示すような長方形の状態となり、ディスクはデ
ィスク収納部2bと歌詞カード部2mによって覆われ保
護される。その後、このディスク収納ケース1Bを、こ
の状態で、或いはシュリンク包装して流通させる。
【0026】このディスク収納ケース1Bを入手した者
は、シュリンク包装を破り、図11に示すように、ミシ
ン目13(図10参照)を利用して歌詞カード部2mを
切り離し、且つディスク収納部2b等を起こして、内部
に収納しているディスク5を取り出して使用する。使用
後は、ディスク5をディスク収納部2bに収納し、且つ
歌詞カード部2mを図12(b)に示すように折り畳
み、その歌詞カード部2mをカバー部2cの上に形成し
たポケットに収納し、次いで図12(a)に示すよう
に、中央のベース部2aの上に、ディスク収納部2bを
折り重ね、更にその上にカバー部2cを折り重ねる。そ
して、偏平に折り畳んだ状態で、適当な場所に保管す
る。
【0027】以上のように、この実施例のディスク収納
ケース1Bも、図1〜図4に示したディスク収納ケース
1と同様の利点を有している。しかも、このディスク収
納ケース1Bでは歌詞カード部2mを一体に設けている
ので、別部品としての歌詞カードを作成する必要がな
く、コストダウンを図ることができる。また、長方形状
で流通させるので、一層薄くすることができるという利
点も得られる。
【0028】図13は、図10〜図12に示すディスク
収納ケース1Bの一部を変形した実施例を示すものであ
る。この実施例のディスク収納ケース1Cも、ディスク
収納ケース1Bを構成するブランク2Bと同様な形状の
板紙製のブランク2Cから構成されるものであるが、こ
のブランク2Cでは、カバー部2cの端部に舌片2nを
形成しており、且つベース部分2aに切れ目14を形成
している。その他の構成はブランク2Bと同様であるの
で説明は省略する。
【0029】この実施例においても、厚板を図13
(a)に示す形状に打ち抜き、且つ所定の折り目線を形
成してブランク2Cを製造し、次いで、そのブランク2
Cの上下の折り返し部2d〜2iを、図13(b)に示
すように折り返し、且つ破線によるハッチングで示す領
域8をその下のベース部2a及びディスク収納部2bに
適当な手段、例えば糊を用いて貼り付ける。これによ
り、ディスク収納部2bとその上の折り返し部2e、2
hとの間にディスク5を収納するポケットが形成され
る。また、カバー部2cとその上に折り返される折り返
し部分2f、2iとの間にも、歌詞カード等を収容する
ポケットが形成される。なお、ブランク2の上下の折り
返し部2d〜2iの折り返し作業及び領域8の貼り付け
作業等は、従来行われているサック貼りの技術を用いる
ことにより、容易に実施できる。
【0030】次に、ディスク収納部2bにディスク5を
収納させ、且つ図13(c)に示すように、カバー部2
cを折り目線3dのところからベース部2aの上に折り
重ね、その後、歌詞カード部2mをミシン目13のとこ
ろからディスク収納部2b及びカバー部2cの上に折り
重ねる。かくして、ディスク収納ケース1Cは図13
(d)に示すような長方形の状態となる。その後、この
ディスク収納ケース1Cを、この状態で或いはシュリン
ク包装して流通させる。
【0031】このディスク収納ケース1Cを入手した者
は、シュリンク包装を破り、図14に示すように、ミシ
ン目を利用して歌詞カード部2mを切り離し、且つディ
スク収納部2b等を起こして、内部に収納しているディ
スク5を取り出して使用する。使用後は、ディスク5を
ディスク収納部2bに収納し、且つ歌詞カード部2mを
図15(b)に示すように折り畳み、その歌詞カード部
2bをカバー部2cに収納し、次いで図15(a)に示
すように、中央のベース部2aの上に、ディスク収納部
2bを折り重ね、更にその上にカバー部2cを折り重ね
る。そして、図16、図17に示すように、ディスク収
納ケース1Cを偏平に折り畳んだ後、舌片2nを切れ目
14に差し込み固定し、その状態で、適当な場所に保管
する。
【0032】この実施例のディスク収納ケース1Cで
は、上記したディスク収納ケース1Bと同様な効果が得
られる他、舌片2nと切れ目14を設けたことにより、
図16、図17に示す折り畳んだ状態に安定して保持す
ることができ、カバー部2cやディスク収納部2bが自
身の弾性力により不用意に起きるということを防止でき
る利点も得られる。
【0033】図18は本発明の上記とは異なる他の実施
例のディスク収納ケース21を示す概略斜視図、図19
はそのディスク収納ケース21を構成する板紙からなる
ブランク22を示す概略平面図、図20はディスク収納
ケース21の概略平面図、図21は図20に示すディス
ク収納ケース21を開口側から見た概略側面図である。
ブランク22は板紙を図19に示す形状に打ち抜いたも
のであり、中央のベース部22aと、右側の上面部22
bと、左側のカバー部22cと、上下の糊代部22d等
を備えており、各部の境界には筋押し等による折り目線
23a、23b、23c等が形成されている。上面部2
2bには大きい凹部24が形成されている。この凹部2
4は収容したディスク25の出し入れを容易にするため
に設けたものである。
【0034】ディスク収納ケース21は、図19に示す
形状のブランク22の糊代部22dをベース部22aの
上に折り重ね、次いでその上に上面部22bを折り重ね
て糊代部22dに適当な手段、例えば糊によって接着し
て袋状とし、更に、その内面に薄い不織布26を貼り付
けてディスク25を収納するポケットを形成したもので
ある。ここで、使用する不織布26は、ディスク25を
保護するためのもので、滑らかで軟らかいものが好まし
く、例えば、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリエチ
レン等の樹脂繊維製のものが好ましい。
【0035】このディスク収納ケース21は、図18に
示すように、ベース部22aと上面部22bで構成され
るポケット内にディスク25を収納した後、カバー部2
2cを折り目線23bを利用してその上に折り重ね、そ
の状態で、或いは全体をシュリンク包装して流通され
る。
【0036】上記実施例のディスク収納ケース21は、
極めて簡単な構造であるので、安価に製造可能であり、
しかもディスク25を収納するポケットの内面に不織布
を配しているので、ディスク25の保護が確実であると
いう利点がある。また、一部にプラスチックの不織布を
用いるとしても、その使用量は少量であり、大部分が紙
製であるので、焼却が容易であり、廃棄に問題がない。
更に、先に説明した実施例と同様に印刷が容易であると
いう効果も得られる。
【0037】図22〜図26は更に他の実施例を示すも
のである。全体を参照符号31で示すディスク収納ケー
スは、図23に示す二つのブランク32、33から構成
されている。ブランク32は筋押し等の折り目線34
a、34bで区分されたベース部32aと、折り返し部
32bと、カバー部32cを有しており、折り返し部3
2bには後述する舌片を差し込むための切れ目35が形
成されている。一方、カバー部32cには引き裂き用の
ミシン目36a、36bが形成されており、その間の領
域37を引き裂いて除去可能となっている。ブランク3
3は、ベース部32aとほぼ等しい面積の上面部33a
を有しており、その上面部33aの両側には折り目線3
8を介して糊代部33bが連設されている。この上面部
33aには大きい凹部33cが形成されている。この凹
部33cはディスクの出し入れを容易にするために設け
るものである。ブランク33の裏面には、その両端部分
(図23の破線39よりも外側の領域)に不織布40
(図22参照)が貼り付けられている。ここで使用され
るブランク32、33にも、図1に示すブランク2と同
様な板紙が使用されており、図22に示すように箱状に
組み立てた状態で所望の剛性を発揮しうるよう、その厚
みが定められている。
【0038】次に、このディスク収納ケース31の組み
立て及び使用方法を説明する。図23に示す形状のブラ
ンク32、33を用意した後、ブランク33の両端の糊
代部33bを略コ字状に起こし、その糊代部33bをブ
ランク32のベース部32aに貼り付け、矩形断面の筒
状とし、その後折り返し部32bを起こし、上面部33
aの上に貼り付ける。この状態が図24、図25に示す
状態であり、ベース部32aと上面部33aとの間にデ
ィスク42を収容する収納スペースが形成される。この
収納スペース内にディスク42を挿入した後、カバー部
32cを折り目線34bを利用して上面部33aの上に
折り重ね、図26(a)に示すように、その先端の破線
によるハッチングで示す領域44をその下に貼り付け
る。これにより、ディスク42は良好にディスク収納ケ
ース31内に収容され、保護される。ディスク収納ケー
ス31はこの状態で、或いは必要ならシュリンク包装し
て流通させられる。
【0039】ここで、図25から良く分かるように、内
部に収容されたディスク42はその両端の上下面を不織
布40で支えられているので、輸送中等に傷付くことが
ない。また、その不織布40の下には、糊代部33bが
あるため、ベース部32aに対して段差がついており、
このためディスク42の面が直接ベース部32aに接触
することがなく、ディスク42の保護が一層確実であ
る。
【0040】このディスク収納ケース31を入手した利
用者は、使用に当たって、カバー部32cに形成してい
るミシン目36a、36bの間の領域37を引き裂いて
除去する。これにより、カバー部32cがその下の上面
部33aから離れるので、そのカバー部32cを図22
及び図26(b)に示すように開き、内部のディスク4
2を取り出して使用することができる。また、この時、
カバー部32cの先端には舌部32dが形成される。カ
バー部32cを再閉鎖する際には、その舌部32dを切
れ目35に差し込むことで、カバー部32cを閉位置に
固定することができる。
【0041】このように、このディスク収納ケース31
も、紙製のブランク32、33で形成しているので安価
に製造可能であり、且つ印刷が容易であると共に焼却処
理することが可能である。また、このディスク収納ケー
ス31はディスクの収納スペースが箱状となっており、
且つディスクの両端を不織布で支持する構成であるの
で、ディスクの保護が確実であり、輸送、保管時等に傷
付くことがない。更に、不織布はディスクを支持する両
端の部分のみに配置しているので、その使用量を最小限
とすることができ、コストダウンを図ることができる。
【0042】図27〜図29は更に他の実施例を示すも
のである。この実施例のディスク収納ケース51は、図
29に示す形状の1枚のブランク52と、2枚のブラン
ク53と2枚の不織布54で構成されている。ブランク
52は筋押し等の折り目線55a、55bで区分された
ベース部52aと、上面部52bと、カバー部52cを
有しており、上面部52bには大きい凹部52dが形成
されている。この凹部52dはディスクの出し入れを容
易にするために設けたものである。更に、上面部52b
にはコ字状の切れ目56に囲まれたストッパ部52eが
形成されている。このストッパ部52eは、ブランク5
2を箱状に組み立てた時に図28(b)に示すように、
下方に押し下げて、ベース部52aに貼り付け、ディス
ク57の挿入位置を規制するためのストッパとして作用
するものである。また、このストッパ部52eは補強の
役割も果たしている。ブランク53は平行に延びる3本
の折り目線58によって、両端の糊代部53aと、その
間の支持部53bに区分けされている。不織布54はブ
ランク53とほぼ等しい面積のものであり、ブランク5
3の内面に貼り付けられて使用される。ここで使用され
るブランク52、53にも図1に示すブランク1と同様
な板紙が使用されており、図27に示すように箱状に組
み立てた状態で所望の剛性を発揮しうるよう、その厚み
が定められている。
【0043】次に、このディスク収納ケース51の組み
立て及び使用方法を説明する。図29に示す形状のブラ
ンク52、53及び不織布54を用意し、不織布54を
ブランク53の内面に貼り付けた後、そのブランク53
を図28(a)に示す形状に折り曲げ、ブランク52の
ベース部52aの両端に貼り付け、更に、その上にブラ
ンク52の上面部52bを折り重ねて貼り付ける。ま
た、図28(b)に示すように、上面部52bのストッ
パ部52eを押し下げてベース部52aに貼り付ける。
これにより、図27(a)に示すようにブランク52、
53は箱状に組み立てられ、ディスク57を収容する収
納スペースが形成される。また、この収納スペースの両
端には、ブランク53の支持部53bにより不織布で内
張りされた略V字状の溝が形成される。その後、この収
納スペース内にディスク57を挿入した後、カバー部5
2cを折り目線55bを利用して上面部52bの上に折
り重ねる。この状態が図27(b)に示す状態である。
ディスク収納ケース51はこの状態で、或いは必要なら
シュリンク包装して流通させられる。
【0044】この実施例においても、内部に収容された
ディスク57はその両端の上下面を不織布54で支えら
れているので、輸送中等に傷付くことがない。また、そ
の不織布54はブランク53で支持されており、ベース
部52a、上面部52bのいずれに対しても段差がつい
ており、このためディスク57の面が直接ベース部52
a及び上面部52bに接触することがなく、ディスク5
7の保護が一層確実である。
【0045】このように、このディスク収納ケース51
も、紙製のブランク52、53で形成しているので安価
に製造可能であり、且つ印刷が容易であると共に焼却処
理することが可能である。また、このディスク収納ケー
ス51はディスクの両端を不織布で支持すると共に、上
下のベース部52a、上面部52bに対して段差を形成
しているので、ディスクの保護が一層確実であり、輸
送、保管時等に傷付くことがない。更に、ディスク57
を支持する部分はブランク53を略V字状に折り曲げた
構成としているので、この折り曲げた部分は少量なら適
宜上下方向に変位可能であり、従って適当なクッション
性を発揮でき、この点からもディスクの保護が確実であ
る。更に、不織布はディスクを支持する両端の部分のみ
に配置しているので、その使用量を最小限とすることが
でき、コストダウンを図ることができる。
【0046】なお、図27〜29に示す実施例におい
て、場合によっては、ブランク53の内面に設けている
不織布を省略し、ブランク53で直接ディスクを保持す
る構成とすることも可能である。
【0047】図30〜図33は更に他の実施例を示すも
のである。この実施例のディスク収納ケース61は、図
32に示す形状の1枚のブランク62と、発泡プラスチ
ック、スポンジ、ゴム等の比較的軟らかい材料からなる
2本のディスク支持材63で構成されている。ブランク
62は筋押し等の折り目線65a、65bで区分された
ベース部62aと、上面部62bと、カバー部62cを
有しており、上面部62bには大きい凹部62dが形成
されている。この凹部62dはディスクの出し入れを容
易にするために設けたものである。更に、ベース部62
aの上下両端には、折り目線65c、65dを介して側
面部62e、糊代部62fが形成されている。かくし
て、このベース部62aに対して、側面部62e、糊代
部62fを起こし、且つその上に上面部62bを折り重
ねで貼り付けることにより、箱状の収納スペースを形成
することができる。ここで使用されるブランク62にも
図1に示すブランク2と同様な板紙が使用されており、
図31に示すように箱状に組み立てた状態で所望の剛性
を発揮しうるよう、その厚みが定められている。
【0048】ディスク支持材63にはその全長に渡っ
て、図33に示すように略V字状の溝63aが形成され
ており、その溝63a内にディスク67の端部を支持し
うるようになっている。このディスク支持材63は、ブ
ランク62によって形成される箱状の収納スペースの両
側面に向い合って配置されるものであるが、その長さは
ベース部62aの全長に渡って設ける必要はなく、図3
0(a)に示すように、入口側から所定位置に挿入され
たディスク67を支持しうる位置まで延びていればよ
い。
【0049】次に、このディスク収納ケース61の組み
立て及び使用方法を説明する。図32に示す形状のブラ
ンク62及びディスク支持材63を用意し、ブランク6
2を箱状に組み立てて、ディスクの収納スペースを形成
し、且つその中の両側にディスク支持材63を取り付け
る。これにより、図30(a)及び図31に示す状態と
なる。その後、ディスク67をディスク支持材63の溝
63a内に挿入して、収納スペース内に入れる。その
後、図30(b)に示すように、カバー部62cを折り
目線65bを利用して上面部62bの上に折り重ねる。
その後、そのディスク収納ケース61はこの状態で、或
いは必要ならシュリンク包装して流通させられる。
【0050】この実施例では、内部に収容されたディス
ク67はその両端をディスク支持材63で支持されてい
るため、ディスク67の上下に位置するベース部62a
及び上面部62bに対して非接触に保たれており、輸送
中等に傷付くことがない。また、そのディスク支持材6
3が発泡プラスチック等の軟らかい材料で構成されるの
で、そのディスク支持材63によってディスク67に傷
が付くということもない。かくして、ディスク67の保
護が極めて確実である。
【0051】このように、このディスク収納ケース61
も、紙製のブランク62で形成しているので安価に製造
可能であり、且つ印刷が容易であると共に焼却処理する
ことが可能である。また、このディスク収納ケース61
は構造が簡単であるので、製造が容易であり、この点か
らもコストダウンを図ることができる。更に、ディスク
を一対の軟らかいディスク支持材63で浮かせて支持し
ているので、ディスクの保護が一層確実であり、輸送、
保管時等に傷付くことがない等の効果を有している。
【0052】図34〜図37は更に他の実施例を示すも
のである。この実施例のディスク収納ケース71は、図
36に示す形状の1枚のブランク72から構成されてい
る。このブランク72は筋押し等の折り目線73a、7
3bで区分されたベース部72aと、上面部72bと、
カバー部72cを有しており、上面部72bには大きい
凹部72dが形成されている。この凹部72dはディス
クの出し入れを容易にするために設けたものである。更
に、上面部72bにはコ字状の切れ目75に囲まれたス
トッパ部72eが形成されている。このストッパ部72
eは、ブランク72を箱状に組み立てた時に図35に示
すように、下方に押し下げて、ベース部72aに貼り付
け、ディスク77の挿入位置を規制するためのストッパ
として作用するものである。また、このストッパ部72
eは補強の役割も果たしている。
【0053】図36において、ベース部72aの上下両
端には、多数の折り目線65cを介して側面部72f、
糊代部72g、二つの支持部72h、糊代部72iが連
設されている。これらの部分を図37に示すように、ベ
ース部72aに対して起こして折り曲げ、先端の糊代部
72iをベース部72aに貼り付け、更に、その上に上
面部62bを折り重ね、糊代部72gに貼り付けること
により、箱状の収納スペースを形成し、且つその両側に
支持部72hによる略V字状の溝を形成できる。ここで
使用されるブランク72にも図1に示すブランク2と同
様な板紙が使用されており、図31に示すように箱状に
組み立てた状態で所望の剛性を発揮しうるよう、その厚
みが定められている。
【0054】次に、このディスク収納ケース71の組み
立て及び使用方法を説明する。図36に示す形状のブラ
ンク72を用意し、そのブランク72を図37に示すよ
うに箱状に組み立てて、ディスクの収納スペースを形成
し、且つストッパ部72eを押し下げて、下面のベース
部72aに貼り付ける(図35参照)。これにより、図
34に示す形状のディスク収納ケース71が組み立てら
れる。その後、ディスク77を支持部72hが形成する
略V字状の溝に挿入して、収納スペース内に入れる。そ
の後、カバー部72cを折り目線73bを利用して上面
部72bの上に折り重ね、その状態で、或いは必要に応
じてシュリンク包装して流通させる。
【0055】この実施例では、内部に収容されたディス
ク77がその両端を、支持部72hで形成される略V字
状の溝に保持されているため、ディスク77の上下に位
置するベース部72a及び上面部72bに対して非接触
に保たれており、輸送中等に傷付くことがない。また、
その支持部72hで形成される略V字状の溝は少量なら
適宜上下に変位可能であるので、適当なクッション性を
発揮でき、この点からもディスクの保護が確実である。
更に、ベース部72aと上面部72bの間に側面部72
fを配置しているので、全体がきれいな直方体状に組み
立てられると共にケースの剛性が大きく、押しつぶされ
て内部のディスクに損傷を与えるということがほとんど
生じない。
【0056】このように、このディスク収納ケース71
は1枚の紙製のブランク72で構成されているので安価
に製造可能であり、且つ印刷が容易であると共に焼却処
理することが可能である。また、剛性の高い箱状に組み
立てられると共に、両側にディスクを保持する略V字状
の溝を形成しているので、ディスクの保護が一層確実で
あり、輸送、保管時等に傷付くことがない等の効果を有
している。
【0057】なお、上記したディスク収納ケース71は
紙製の支持部72hで直接ディスク77を保持する構成
としているが、場合によってはこの支持部72h及びそ
の周辺の内面に不織布を設け、不織布を介してディスク
を支持する構成としてもよい。不織布を用いると、若干
コストは上がるがディスクの保護が一層確実となる。
【0058】図38〜図41は更に他の実施例を示すも
のである。この実施例のディスク収納ケース81は、図
40に示す形状の板紙製のブランク82と図41に示す
形状の板紙製のディスク収納部材83を有している。ブ
ランク82は折り目線84で区分されたベース部82a
とカバー部82bを有する長方形のものである。ディス
ク収納部材83は全体がブランク82のベース部82a
にほぼ等しい大きさのものであり、中央に所望のディス
クを収容するための貫通した大きい穴85を形成してお
り、図38、図39に示すように、ブランク82のベー
ス部82aの上面に貼り付けられている。かくして、ベ
ース部材82a及びブランク収納部材83によってディ
スク87を収容するスペースが形成される。
【0059】更に、図38、図39において、ベース部
82aの上面には、その上に貼り付けたディスク収納部
材83の穴85の中心位置に、板紙製の円板88が貼り
付けられ、更にその上に円筒状の支持材89が取り付け
られている。この支持材89はスポンジ、発泡ウレタ
ン、ゴム等の適度の軟らかさ或いは弾性を有する材料で
作られており、ディスク87の中心穴に嵌合してディス
ク87を固定するためのものである。円板88は、その
上に乗せたディスク87をベース部82aから浮き上が
らせ、ベース部82aに接触させないように設けるもの
であり、通常0.5〜2mm程度の、好ましくは1mm
前後の板紙が使用される。なお、円板88を板紙で作る
代わりに、支持材89と同様な材料で作ってもよく、更
には支持材89と一体構造としてもよい。前記したディ
スク収納部材83は、その上面が支持筒89に装着した
ディスク87の上面よりも高い位置となるような厚さ
に、例えば4mm程度に形成されている。このような厚
さのディスク収納部材83は、厚い1枚の板紙で作って
もよいし、複数枚の板紙を貼り合わせて作ってもよい。
ブランク82を形成する板紙は図1に示すブランク2に
用いたのと同様な種類の板紙が好適であり、その厚みも
同様に定められている。一方、ディスク収納部材83を
形成する板紙には、それよりも厚いもの、例えば1〜2
mmのものが好適である。板紙の種類はブランク82と
同様のものが好ましい。
【0060】上記構成のディスク収納ケース81では、
ディスク87の中心穴を支持材89に嵌合させることに
より、ディスク87がディスク収納部材83内の所定位
置に固定され、その後、図39に示すようにカバー部8
2bをディスク収納部材83の上に折り重ね、その状態
で、或いは必要に応じてシュリンク包装して流通させ
る。
【0061】この実施例では、内部に収容されたディス
ク87が円板88で支持されると共に支持材89で固定
されるため、輸送中等に動くことがなく、且つそのディ
スク87の両面がベース部82a及びカバー部82bに
接触しない状態に保たれており、従って輸送中等に傷付
くことがない。また、ベース部82aとカバー部82b
との間に板紙からなるディスク収納部材83が配置され
ているため、耐圧縮力が大きく、ケースが圧縮荷重を受
けても潰れるということがない。更に、支持材89は単
に円筒状のものでその外径をディスクの中心穴よりもわ
ずかに大きく設定しておくことで、ディスク中心穴に嵌
合してディスクを固定することができ、構造が簡単で安
価に製造可能である。また、この実施例のディスク収納
ケース81も、他の実施例と同様に大部分が紙製である
ので、コストダウンを図ることができるとか、印刷が容
易であるとか、焼却が容易である等の効果を有してい
る。
【0062】以上に種々の構造のディスク収納ケースを
示してきたが、これらのディスク収納ケースの寸法は収
容するディスクの直径に応じて適宜定めればよいが、従
来使用されているプラスチック製のケースと同等の外形
寸法とすることもできる。このような外形寸法を採用す
ると、従来のプラスチック製のケースと一緒に並べて保
管する際に好都合である。
【0063】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のディス
ク収納ケースは、1枚の平坦な紙製のブランクから作ら
れており、そのブランクに設けている折り返し部をディ
スク収納部の上に折り重ね、その一部を貼り付けるとい
う簡単な作業によって製造可能であり、安価に製造でき
る。また、ブランクが紙製であるので、印刷が容易であ
り且つ焼却処理することができ、従来のプラスチックの
場合のように環境問題を引き起こすことがない等の効果
を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施例によるディスク収納
ケースを構成するブランクを示す概略平面図(b)はそ
のブランクをサック貼りした状態を示す概略平面図
【図2】上記のディスク収納ケースを異なる状態で示す
概略平面図
【図3】上記のディスク収納ケースを更に異なる状態で
示す概略平面図
【図4】図3に示す状態のディスク収納ケースの概略側
面図
【図5】外箱を形成するためのブランクを示す概略平面
【図6】外箱の概略斜視図
【図7】(a)は本発明の他の実施例によるディスク収
納ケースを構成するブランクを示す概略平面図(b)は
そのブランクをサック貼りした状態を示す概略平面図
【図8】上記のディスク収納ケースを異なる状態で示す
概略平面図
【図9】上記のディスク収納ケースを更に異なる状態で
示す概略平面図
【図10】(a)は本発明の他の実施例によるディスク
収納ケースを構成するブランクを示す概略平面図(b)
はそのブランクをサック貼りした状態を示す概略平面図
(c)はそのディスク収納ケースを異なる状態で示す概
略平面図(d)はそのディスク収納ケースを更に異なる
状態で示す概略平面図
【図11】図10に示すディスク収納ケースを使用する
時の状態で示す概略平面図
【図12】(a)は図10に示すディスク収納ケースを
折り畳む状態を示す概略側面図(b)は図10に示す歌
詞カード部2mを折り畳む状態を示す概略側面図
【図13】(a)は本発明の更に他の実施例によるディ
スク収納ケースを構成するブランクを示す概略平面図
(b)はそのブランクをサック貼りした状態を示す概略
平面図(c)はそのディスク収納ケースを異なる状態で
示す概略平面図(d)はそのディスク収納ケースを更に
異なる状態で示す概略平面図
【図14】図13に示すディスク収納ケースを使用する
時の状態で示す概略平面図
【図15】(a)は図14に示すディスク収納ケースを
折り畳む状態を示す概略側面図(b)は図14に示す歌
詞カード部2mを折り畳む状態を示す概略側面図
【図16】図14に示すディスク収納ケースを折り畳ん
だ状態で示す概略側面図
【図17】図16のディスク収納ケースの概略下面図
【図18】本発明の更に他の実施例によるディスク収納
ケースの概略斜視図
【図19】図18のディスク収納ケースを構成するブラ
ンクの概略平面図
【図20】図18に示すディスク収納ケースの概略平面
【図21】図20のディスク収納ケースを開口側から見
た概略側面図
【図22】更に他の実施例によるディスク収納ケースを
開封した状態で示す概略斜視図
【図23】図22のディスク収納ケースを構成するブラ
ンクの概略平面図
【図24】図23に示すブランクでディスク収納ケース
を組み立てる途中の状態を示す概略平面図
【図25】図24の矢印A−A概略断面図
【図26】(a)は図24に示すディスク収納ケースを
組み立てて示す概略平面図(b)はそのディスク収納ケ
ースを開封して示す概略平面図
【図27】(a)は更に他の実施例によるディスク収納
ケースを開いた状態で示す概略斜視図(b)はそのディ
スク収納ケースを閉じた状態で示す概略斜視図
【図28】(a)は図27(a)に示すディスク収納ケ
ースの概略断面図(b)はそのディスク収納ケースの他
の断面を示す概略断面図
【図29】図27に示すディスク収納ケースを構成する
ブランク等を示す概略平面図
【図30】(a)は更に他の実施例によるディスク収納
ケースを開いた状態で示す概略平面図(b)はそのディ
スク収納ケースを閉じた状態で示す概略平面図
【図31】図30(a)に示すディスク収納ケースの概
略断面図
【図32】図30に示すディスク収納ケースを構成する
ブランク等を示す概略平面図
【図33】ディスク保持材の概略断面図
【図34】更に他の実施例によるディスク収納ケースを
開いた状態で示す概略斜視図
【図35】その一部の概略断面図
【図36】図34に示すディスク収納ケースを構成する
ブランクを示す概略平面図
【図37】図36に示すブランクを組み立てる状態を示
す概略正面図
【図38】更に他の実施例によるディスク収納ケースを
開いた状態で示す概略斜視図
【図39】図38に示すディスク収納ケースをカバー部
を閉じる途中の状態で示す概略断面図
【図40】図38に示すディスク収納ケースに用いるブ
ランクの概略平面図
【図41】図38に示すディスク収納ケースに用いるデ
ィスク収納部材の概略平面図
【符号の説明】
1 ディスク収納ケース 2 ブランク 2a ベース部 2b ディスク収納部 2c カバー部 2d、2e、2f、2g、2h、2i 折り返し部 3a、3b、3c、3d 折り目線 4 凹部 5 ディスク 8 貼り付けた領域

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1枚の板紙からなるブランクで構成され
    たディスク収納ケースであって、前記ブランクは少なく
    とも、ほぼ矩形状のベース部と、そのベース部の片側に
    配置されたディスク収納部と、反対側に配置されたカバ
    ー部と、前記ディスク収納部をはさむ関係に配置された
    折り返し部とを有しており、該折り返し部は、前記ディ
    スク収納部の上に折り重ねられると共に前記ベース部の
    近傍部分が前記ディスク収納部に貼り付けられて、ディ
    スク収納部との間にディスク収納用のポケットを形成し
    ており、前記ディスク収納部及びカバー部は前記ベース
    部の上に折り重ね可能に構成されていることを特徴とす
    るディスク収納ケース。
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