JPH0720614A - レンズ付きフイルムユニット - Google Patents

レンズ付きフイルムユニット

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JPH0720614A
JPH0720614A JP16549993A JP16549993A JPH0720614A JP H0720614 A JPH0720614 A JP H0720614A JP 16549993 A JP16549993 A JP 16549993A JP 16549993 A JP16549993 A JP 16549993A JP H0720614 A JPH0720614 A JP H0720614A
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JP
Japan
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film
chamber
lens
film chamber
unit
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JP16549993A
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Koji Kono
孝二 河野
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フイルムロールの中心部分に多少の巻き癖が
残っていても、フイルム室の出口で引っ掛かることの無
いようなレンズ付きフイルムユニットを提供することを
目的とする。 【構成】 フイルム室21の内壁21bには、2本のレ
ール状の突条32a、bが設けられている。そして一方
の突条32aは、フイルム室出口21a付近でフイルム
31のパーフォレーション31aの幅よりも広い、菱形
状に広がった拡幅部32cが設けられている。フイルム
室出口21a付近には、フイルム室21の内壁21bと
フイルム31の引出し方向との間に角部21cが形成さ
れ、さらに、フイルム室21の内壁21bの角部21c
付近には、表面に僅かな凹凸がある粗面21dが一定幅
で形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製造時に予めフイルム
が組み込まれるレンズ付きフイルムユニットに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】レンズ付きフイルムユニットは、簡単な
撮影機構を備えたユニット本体に予め未露光のパトロー
ネ付きロ−ルフイルムを内蔵させたもので、カメラを携
帯していなくても手軽に写真撮影を行うことができる。
レンズ付きフイルムユニットには、ISO規格に適合し
た135フイルムパトローネが用いられ、その組み込み
時にはパトローネからフイルムを引き出してロ−ル状に
まとめ、それぞれパトローネ室、フイルム室に装填す
る。そして、使用時には撮影の度にフイルム巻き上げ操
作を行うと、撮影済みのフイルムが順次パトローネ内に
巻き込まれるようになっている。
【0003】ユニット本体にフイルム及びパトローネを
装填する前には、パトローネからフイルムを引き出して
ロ−ル状にまとめるためのフイルム引出し装置が用いら
れている。この装置は、パトローネの保持部とフイルム
巻取り用の巻き軸とを備えており、パトローネから出て
いるフイルムの先端部を巻軸に係止してから巻軸を駆動
することによって、パトローネからフイルムを引き出し
ながら、巻軸にロール状に巻き取るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなフイルム
引出し装置を用いると、フイルムの先端部には巻軸への
係止により強い折れ曲がりがつきやすく、またフイルム
ロールの中心部分には巻癖ができやすい。そして、この
ようなフイルムロールをユニット本体のフイルム室に装
填すると、フイルムロールは多少巻き緩むにしても中心
部分には巻癖が残ったままになる。このような状態で撮
影が進行してフイルムが最終端に近くなると、フイルム
室とパトローネ室の間でフイルムの移動を案内するフイ
ルム案内面とフイルム室の内壁との境界であるフイルム
室出口に、この巻癖の部分が詰まって円滑に引出せなく
なることがある。
【0005】図5は、従来の一般的なレンズ付きフイル
ムユニットを水平に切ったときの、フイルム室付近の断
面図である。(A)のようにフイルム2がまだフイルム
室3内にほとんどある使用開始直後は、フイルム2はな
んら問題なく円滑にフイルム室出口3aから繰り出され
ていく。
【0006】しかしながら(B)のように、撮影が最終
コマ近くまで進行し、フイルム2のかなりの部分がパト
ロ−ネに巻き取られ、フイルム室3の内側に余裕が出来
ている状態では、フイルム2の後端には巻き癖がついて
いるためフイルム室3の内側に緩んで広がらず、フイル
ム2の後端部2aがそのままフイルム室出口3aの方向
に引っ張られて移動する。その結果、巻き癖がついたフ
イルム2の後端部2aがフイルム室出口3aで引っ掛か
ったりして巻き上げトルクが増大したり、甚だしい場合
には巻き上げ不能となることもある。
【0007】本発明は上記従来技術の問題点を考慮して
なされたもので、フイルムロールの中心部分に多少の巻
き癖が残っていても、フイルムロ−ルの中心部分がフイ
ルム室の出口方向に移動して、フイルム室の出口で引っ
掛かることの無いようなレンズ付きフイルムユニットを
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、フイルム室とパトローネ室の間でフイルム
の移動を案内するフイルム案内面とフイルム室の内壁と
の境界であるフイルム室出口に角を形成するとともに、
フイルム室内に形成されたフイルムの両側縁に摺接する
一対の突条の前記角の部分の幅を、フイルムパーフォレ
ーションの幅よりも広げたものである。また、請求項2
においては、フイルム室出口付近のフイルム室の内壁
に、境界側端縁がパトローネ室側に傾斜している一定角
度の粗面を設けたものである。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。図2は本発明を実施したレンズ付きフイルムユニッ
トの分解斜視図である。ユニット本体5はシャッタ装置
6や撮影レンズ7、ファインダレンズ8を組み込んだ撮
影ユニット9、内蔵ストロボ装置12、本体部13及び
これに前後から爪止めされる前カバ−14、後カバ−1
5で構成される。
【0010】前カバ−14には撮影レンズ7、ファイン
ダレンズ8、撮影枚数表示板16、及び巻き上げノブ1
7などを露出させるための穴が設けられており、また、
レリ−ズボタン18が一体に設けられている。本体部1
3にはパトロ−ネ室19とフイルム室21が両端部に形
成されており、内部にフイルムパトロ−ネと、パトロ−
ネから引き出してロール状にまとめたフイルムロールが
それぞれ収納される。
【0011】後カバ−15にはパトロ−ネ室底蓋22及
びボス30が一体に突設されたフイルム室底蓋23が一
体に設けられ、パトロ−ネ室19の底部とフイルム室2
1の底部を各々光密に覆うようになっている。
【0012】内蔵ストロボ装置12には、閃光放電管を
内蔵したストロボ発光部、接片24a、b間を短絡させ
てコンデンサ25を充電回路に繋ぐ電極26などが備え
られている。なお、電極26は前カバ−14の充電開始
ボタン27の押圧によりオン操作される。
【0013】また、このレンズ付きフイルムユニットは
39枚撮りであるため、フイルム室21の直径が大き
く、そのため、レンズ付きフイルムユニットの組み立て
時の際、電極26の取付け位置への載置時に、フイルム
室21の外面の湾曲により不安定にガタつくことを防止
するために、折り曲げ部26aを設けて、フイルム室2
1の弧状の外壁を乗り越えるように加工されている。
【0014】図1は、本発明を実施したレンズ付きフイ
ルムユニットの背面側の分解斜視図である。フイルム室
21の内壁21bには、フイルム31の背面がフイルム
室21の内壁21bに擦れて傷つくことを防止するとと
もに、フイルム31とフイルム室21の内壁21bとの
摩擦を軽減してフイルム31がスムーズに繰り出される
ようにするために、2本のレール状の突条32a、bが
フイルム室21の内壁に沿うようにしてパトローネ室方
向に設けられている。この突条32a、bが、フイルム
室21にロール状に収容されるフイルム31の両側縁を
背面から当接して支えるようになっている。
【0015】そして一方の突条32aは、図3に示し
た、フイルム室とパトローネ室の間でフイルム31の移
動を案内するフイルム案内面とフイルム室21の内壁と
の境界であるフイルム室出口21a付近で、フイルム3
1のパーフォレーション31aの幅よりも広い、菱形状
に広がった拡幅部32cが設けられている。
【0016】フイルム室出口21a付近には、フイルム
室21の内壁21bとフイルム31の引出し方向との間
に角部21cが形成され、さらに、フイルム室21の内
壁21bの角部21c付近には、表面に僅かな凹凸があ
る一定幅の粗面21dが、パトローネ室方向に僅かに傾
斜して形成されている。この粗面21dと前述した拡幅
部32cとで、フイルム巻き上げの最終段階において、
フイルム31の終端部31bがフイルム室出口21aに
詰まることを防止している。
【0017】上記構成による作用について説明する。レ
ンズ付きフイルムユニットの撮影開始直後は、フイルム
31はフイルム室21内一杯に巻き緩み、最外周のフイ
ルム31の背面が突条32a、bで保持されている状態
である。この状態からフイルム31の全撮影コマ数の中
間付近までは、フイルム31が巻き上げられてフイルム
室21内の残量が減っても、フイルム31の弾性により
常にフイルム31の最外周の背面が突条32a、bに支
えられて、スムーズにフイルム室出口21aから繰り出
される。
【0018】そして、撮影が進んでフイルム31の残り
撮影コマ数が半分以下になると、多少の巻き癖によりフ
イルム31は、フイルム室21内一杯に巻き緩まず、最
外周の背面が突条32a、b摺接しない部分も出てくる
が、フイルム室底蓋23に突設されたボス30との係合
により、ロール状のフイルム31がフイルム室出口21
a方向に引っ張られて詰まることを防止するため、引き
続きスムーズにフイルム室出口21aから繰り出され
る。
【0019】さらに、最終撮影コマに到ると、フイルム
31の終端部が半分の幅しかなくなるためボス30との
係合が解除され、強い巻き癖が付いているフイルム31
の終端部31bはフイルム室21内に巻き緩まず、最終
巻き上げの際にカールしたままの終端部31bがフイル
ム室出口21a方向に引き寄せられる。
【0020】しかしながら、図4に示したように、フイ
ルム室出口21aには角部21cが形成されているた
め、終端部31bがフイルム室出口21aに引き込まれ
ることはなく、粗面21dの凹凸により終端部31bの
巻き癖がほぐされて、円滑に終端部31bが巻き上げ方
向に繰り出される。
【0021】さらに、突条32aの拡幅部32cがパー
フォレーション31aの幅よりも広くなっているため、
パーフォレーション31aが角部21c付近で屈曲して
いる突条32aに引っ掛かり、巻き上げができなくなる
ことを防止している。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明のレンズ付きフイ
ルムユニットによれば、フイルム室の出口で、フイルム
室の内壁とフイルムの引出し方向との間に角を形成し、
この部分の突条をそれ以外の部分よりも幅を広げ、さら
には、フイルム室の出口付近のフイルム室の内壁に一定
角度の粗面を設けたため、フイルムが最終端付近巻きほ
ぐされ、フイルムの後端部に巻き癖があっても、この部
分がフイルム室の出口で詰まってしまうことがなく、円
滑にフイルム巻き上げを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したレンズ付きフイルムユニット
の背面側の分解斜視図である。
【図2】図1に示したレンズ付きフイルムユニットの前
面側の分解斜視図である。
【図3】図1に示したレンズ付きフイルムユニットのフ
イルム室上部の拡大斜視図である。
【図4】図1に示したレンズ付きフイルムユニットのフ
イルム室付近の断面図である。
【図5】従来例のレンズ付きフイルムユニットの、フイ
ルム室付近の断面図である。
【符号の説明】
21 フイルム室 21a フイルム室出口 21c 角部 21d 粗面 26 電極 26a 折り曲げ部 31a 終端部 32a、b 突条 32c 拡幅部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パトローネから引き出されロール状にし
    たフイルムを収容するフイルム室と、前記パトローネを
    収容するパトローネ室と、これら両室の間でフイルムの
    露光面に対面してフイルムの移動を案内するフイルム案
    内面と、このフイルム案内面からフイルム室の内面にわ
    たり、フイルムの両側縁に摺接する一対の突条とが一体
    に形成されたユニット本体と、前記両室及びフイルム案
    内面を光密に覆うようにユニット本体の背面に被せられ
    る後カバーとからなるレンズ付きフイルムユニットにお
    いて、前記フイルム室の内面とフイルム案内面との境界
    に、フイルム終端側のカール部分が前記境界と後カバー
    との間に形成されるフイルム出口に入り込むことを阻止
    する角を形成するとともに、前記境界にある少なくとも
    一方の突条の幅をフイルムパーフォレーションの幅より
    も広くしたことを特徴とするレンズ付きフイルムユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】 前記境界に隣接したフイルム室の内面の
    一部を粗面にするとともに、この粗面はその境界側端縁
    がパトローネ室側に傾斜していることを特徴とする請求
    項1記載のレンズ付きフイルムユニット。
JP05165499A 1993-07-05 1993-07-05 レンズ付きフイルムユニット Expired - Lifetime JP3133194B2 (ja)

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