JPH0720788Y2 - カード式乗車券精算装置 - Google Patents
カード式乗車券精算装置Info
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- JPH0720788Y2 JPH0720788Y2 JP1991036792U JP3679291U JPH0720788Y2 JP H0720788 Y2 JPH0720788 Y2 JP H0720788Y2 JP 1991036792 U JP1991036792 U JP 1991036792U JP 3679291 U JP3679291 U JP 3679291U JP H0720788 Y2 JPH0720788 Y2 JP H0720788Y2
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- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 1
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は例えば路線バスの車内
に設けられ、固有番号と使用可能金額の情報とを記憶し
たカード式乗車券に対し運賃精算するカード式乗車券精
算装置に関する。
に設けられ、固有番号と使用可能金額の情報とを記憶し
たカード式乗車券に対し運賃精算するカード式乗車券精
算装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バスや鉄道において、使用可能な
金額が磁気記録され、利用ごとにその利用運賃が、その
記録した金額から差引かれるようにしたカード式乗車券
が使用されている。このカード式乗車券に対する精算装
置は、乗車口近傍にカード処理装置が設けられ、乗車時
にこのカード処理装置にカード式乗車券を挿入すると、
そのカード式乗車券の有効性を判断し、有効な場合はそ
のカード式乗車券にその乗車した乗車区間が書込まれた
後、カード式乗車券が戻され、降車時に、降車口近傍に
設けられたカード処理装置にカード式乗車券を挿入する
と、これより読取った乗車時の乗車区間と、現在の乗車
区間とから運賃を求め、その運賃をそのカード式乗車券
の使用可能金額から差引いてカード式乗車券を返却する
ものであった。
金額が磁気記録され、利用ごとにその利用運賃が、その
記録した金額から差引かれるようにしたカード式乗車券
が使用されている。このカード式乗車券に対する精算装
置は、乗車口近傍にカード処理装置が設けられ、乗車時
にこのカード処理装置にカード式乗車券を挿入すると、
そのカード式乗車券の有効性を判断し、有効な場合はそ
のカード式乗車券にその乗車した乗車区間が書込まれた
後、カード式乗車券が戻され、降車時に、降車口近傍に
設けられたカード処理装置にカード式乗車券を挿入する
と、これより読取った乗車時の乗車区間と、現在の乗車
区間とから運賃を求め、その運賃をそのカード式乗車券
の使用可能金額から差引いてカード式乗車券を返却する
ものであった。
【0003】このような従来の精算装置では乗車時に、
有効性の判断のためにカード式乗車券の記憶情報の読取
りを行うと共に、降車時の運賃精算のために乗車区間の
書込みを行っており、1枚のカード式乗車券に対する処
理時間が比較的長くかかり、かつカード処理装置も比較
的高価なものとなっていた。多くの人間がバスに同時に
乗車する時の時間をなるべく短かくする点から乗車時の
カード処理時間をなるべく短かくすることが望まれる。
また精算装置全体としてなるべく安価に構成できること
が望まれる。乗車をなるべく短時間で行わせる点から言
えば、例えば乗車口近傍に複数のカード処理装置を設け
ることが考えられるが、この場合、高価なカード処理装
置を複数設けることは好ましくない。
有効性の判断のためにカード式乗車券の記憶情報の読取
りを行うと共に、降車時の運賃精算のために乗車区間の
書込みを行っており、1枚のカード式乗車券に対する処
理時間が比較的長くかかり、かつカード処理装置も比較
的高価なものとなっていた。多くの人間がバスに同時に
乗車する時の時間をなるべく短かくする点から乗車時の
カード処理時間をなるべく短かくすることが望まれる。
また精算装置全体としてなるべく安価に構成できること
が望まれる。乗車をなるべく短時間で行わせる点から言
えば、例えば乗車口近傍に複数のカード処理装置を設け
ることが考えられるが、この場合、高価なカード処理装
置を複数設けることは好ましくない。
【0004】また乗車中の者が途中の停留所であたかも
そこで乗車したかのように、カード式乗車券を乗車口の
カード処理装置に再び入れると、カード式乗車券に既に
書込まれている乗車区間がその停留所の乗車区間に書替
えられてしまい、降車時に、本来の運賃よりも安い運賃
の精算が行われ、つまり不正がなされる可能性があっ
た。
そこで乗車したかのように、カード式乗車券を乗車口の
カード処理装置に再び入れると、カード式乗車券に既に
書込まれている乗車区間がその停留所の乗車区間に書替
えられてしまい、降車時に、本来の運賃よりも安い運賃
の精算が行われ、つまり不正がなされる可能性があっ
た。
【0005】これら問題を解決すべく、本出願人は先に
実願昭62−19487号で、固有番号を記憶している
カード式乗車券を用い、乗車時にはそのカード式乗車券
の固有番号を読取って、固有番号を乗車区間と共に記憶
手段に記憶し、降車時に精算用カード処理装置にカード
式乗車券が挿入されると、固有番号を読取って、その固
有番号に対する乗車区間を記憶手段から判定し、その乗
車区間と現在の乗車区間、即ち降車区間とから運賃を求
め、その運賃をそのカード式乗車券の使用可能金額から
差引くようにした精算装置を提案した。
実願昭62−19487号で、固有番号を記憶している
カード式乗車券を用い、乗車時にはそのカード式乗車券
の固有番号を読取って、固有番号を乗車区間と共に記憶
手段に記憶し、降車時に精算用カード処理装置にカード
式乗車券が挿入されると、固有番号を読取って、その固
有番号に対する乗車区間を記憶手段から判定し、その乗
車区間と現在の乗車区間、即ち降車区間とから運賃を求
め、その運賃をそのカード式乗車券の使用可能金額から
差引くようにした精算装置を提案した。
【0006】この精算装置によれば、乗車時はカード式
乗車券の固有番号を読取るだけで、書込みを行わないた
め、カード処理時間を短かくすることができ、また乗車
口に設けるカード処理装置は読取り専用のものでよいた
め、安価に作ることができ、さらにカード式乗車券をカ
ード処理装置に再挿入して、書込まれている乗車区間を
書替えるという不正を防止することができる。
乗車券の固有番号を読取るだけで、書込みを行わないた
め、カード処理時間を短かくすることができ、また乗車
口に設けるカード処理装置は読取り専用のものでよいた
め、安価に作ることができ、さらにカード式乗車券をカ
ード処理装置に再挿入して、書込まれている乗車区間を
書替えるという不正を防止することができる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】実願昭62−1948
7号で提案したカード式乗車券精算装置では、カード式
乗車券に乗車区間を書込むものではないため、カード処
理装置にカード式乗車券を再挿入して乗車区間を書替え
るという不正は未然に防止されるものの、乗車口に設け
られた読取り専用のカード処理装置に乗車中の者が途中
の停留所でカード式乗車券を再び入れると、その固有番
号が読取られてその停留所の乗車区間と共に記憶手段に
記憶され、即ち記憶手段内に1つの固有番号に対して複
数の乗車区間が存在することになる。
7号で提案したカード式乗車券精算装置では、カード式
乗車券に乗車区間を書込むものではないため、カード処
理装置にカード式乗車券を再挿入して乗車区間を書替え
るという不正は未然に防止されるものの、乗車口に設け
られた読取り専用のカード処理装置に乗車中の者が途中
の停留所でカード式乗車券を再び入れると、その固有番
号が読取られてその停留所の乗車区間と共に記憶手段に
記憶され、即ち記憶手段内に1つの固有番号に対して複
数の乗車区間が存在することになる。
【0008】この場合、例えば運賃精算ごとにそのカー
ド式乗車券に対する記憶情報が消去され、消去された領
域には新たな情報が記憶されるような記憶手段では、記
憶情報が順不同で記憶手段内に存在することになり、1
つの固有番号に対して正規に記憶された乗車区間ではな
く、不正に記憶された乗車区間が読出され、本来の運賃
よりも安い運賃の精算が行われてしまう恐れがある。
ド式乗車券に対する記憶情報が消去され、消去された領
域には新たな情報が記憶されるような記憶手段では、記
憶情報が順不同で記憶手段内に存在することになり、1
つの固有番号に対して正規に記憶された乗車区間ではな
く、不正に記憶された乗車区間が読出され、本来の運賃
よりも安い運賃の精算が行われてしまう恐れがある。
【0009】この考案の目的は不正に複数回、読取り用
カード処理装置にカード式乗車券を通しても正しい運賃
精算を行うことができるカード式乗車券精算装置を提供
することにある。
カード処理装置にカード式乗車券を通しても正しい運賃
精算を行うことができるカード式乗車券精算装置を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この考案によれば乗車口
近傍に設けられた読取り用カード処理装置によりカード
式乗車券の固有番号が読取られ、この固有番号がメモリ
へ送信される。メモリにはその送られて来た固有番号と
その固有番号を読取った時の乗車区間とが対応して記憶
される。降車口近傍に設けられた精算用カード処理装置
ではカード式乗車券から固有番号を読取り、そのカード
式乗車券に対し使用可能金額を精算運賃で書替える。中
央処理装置では精算用カード処理装置で読取った固有番
号に対する乗車区間をメモリの全ての記憶内容から読出
し、その1つの固有番号について読出された乗車区間中
の最も記憶が古いものを精算用乗車区間と判定し、その
精算用乗車区間と降車区間とから運賃を求め、これを精
算運賃としてそのカード式乗車券に対する運賃精算を精
算用カード処理装置で行わせる。中央処理装置は精算用
カード処理装置内に一体的に設けてもよい。
近傍に設けられた読取り用カード処理装置によりカード
式乗車券の固有番号が読取られ、この固有番号がメモリ
へ送信される。メモリにはその送られて来た固有番号と
その固有番号を読取った時の乗車区間とが対応して記憶
される。降車口近傍に設けられた精算用カード処理装置
ではカード式乗車券から固有番号を読取り、そのカード
式乗車券に対し使用可能金額を精算運賃で書替える。中
央処理装置では精算用カード処理装置で読取った固有番
号に対する乗車区間をメモリの全ての記憶内容から読出
し、その1つの固有番号について読出された乗車区間中
の最も記憶が古いものを精算用乗車区間と判定し、その
精算用乗車区間と降車区間とから運賃を求め、これを精
算運賃としてそのカード式乗車券に対する運賃精算を精
算用カード処理装置で行わせる。中央処理装置は精算用
カード処理装置内に一体的に設けてもよい。
【0011】
【実施例】図1にこの考案の実施例を示す。バス11の
乗車口12および降車口13の各乗客用通路近くに読取
り用カード処理装置14、および精算用カード処理装置
15がそれぞれ設けられる。この例では各部の動作(作
用)を単純化するために、精算用カード処理装置15と
は別に中央処理装置16を設けた。更に運転士が操作す
る入力操作部17が例えば運転席近くに設けられる。
乗車口12および降車口13の各乗客用通路近くに読取
り用カード処理装置14、および精算用カード処理装置
15がそれぞれ設けられる。この例では各部の動作(作
用)を単純化するために、精算用カード処理装置15と
は別に中央処理装置16を設けた。更に運転士が操作す
る入力操作部17が例えば運転席近くに設けられる。
【0012】読取り用カード処理装置14には乗車券通
路18が形成され、カード式乗車券19をその通路18
の入口21から出口22に通過させることにより、カー
ド式乗車券19の記録情報の読取りを行う。カード式乗
車券19の送りを乗客自身が手動で行う形式と、カード
式乗車券19を入口21に挿入するとモータ23が起動
され、モータ23によってカード搬送機構24が駆動さ
れ、自動的にカード式乗車券19が出口22に移動され
る形式とが考えられるが、この説明では後者で行うもの
とする。
路18が形成され、カード式乗車券19をその通路18
の入口21から出口22に通過させることにより、カー
ド式乗車券19の記録情報の読取りを行う。カード式乗
車券19の送りを乗客自身が手動で行う形式と、カード
式乗車券19を入口21に挿入するとモータ23が起動
され、モータ23によってカード搬送機構24が駆動さ
れ、自動的にカード式乗車券19が出口22に移動され
る形式とが考えられるが、この説明では後者で行うもの
とする。
【0013】乗車時の処理 カード式乗車券19が入口21に挿入されると、カード
挿入検出器25が検出し(図2のステップS1 )、制御
部26が動作を開始し、制御部26はモータ23を起動
し(ステップS2 )、挿入されたカード式乗車券19を
搬送する。そのカード式乗車券19はその搬送途中で読
取りヘッド27にて、この例では使用可能金額、有効期
間、カード式乗車券固有番号等の諸データが読出され
(ステップS3 )、その読出されたデータが有効である
と判断すれば(ステップS4 )、そのままカード式乗車
券19は搬送される。もしその読出されたデータから使
用可能金額がない場合、有効期間が外れている場合等有
効でないと判断されると、モータ23に対し逆転指令が
出され(ステップS5 )、カード式乗車券19は返却さ
れる。この時、表示器28およびスピーカ29によって
乗客にその内容を知らせることも行われる(ステップS
6 )。
挿入検出器25が検出し(図2のステップS1 )、制御
部26が動作を開始し、制御部26はモータ23を起動
し(ステップS2 )、挿入されたカード式乗車券19を
搬送する。そのカード式乗車券19はその搬送途中で読
取りヘッド27にて、この例では使用可能金額、有効期
間、カード式乗車券固有番号等の諸データが読出され
(ステップS3 )、その読出されたデータが有効である
と判断すれば(ステップS4 )、そのままカード式乗車
券19は搬送される。もしその読出されたデータから使
用可能金額がない場合、有効期間が外れている場合等有
効でないと判断されると、モータ23に対し逆転指令が
出され(ステップS5 )、カード式乗車券19は返却さ
れる。この時、表示器28およびスピーカ29によって
乗客にその内容を知らせることも行われる(ステップS
6 )。
【0014】その読出されたデータの内、カード式乗車
券の固有番号の情報が中央処理装置16へ転送されてデ
ータ記録メモリ30に記憶される。乗車区間は後述する
運行メモリから与えられる。データ記録メモリ30にお
いては例えば図4に示すように固有番号とその固有番号
を読取った時の乗車区間とが対応して記憶される。有効
と判定されたカード式乗車券19は出口22に送られ、
モータ24は停止され、カード式乗車券19に記憶され
ている使用可能金額が表示され(ステップS7)、そし
て乗客の手にカード式乗車券19は渡る。
券の固有番号の情報が中央処理装置16へ転送されてデ
ータ記録メモリ30に記憶される。乗車区間は後述する
運行メモリから与えられる。データ記録メモリ30にお
いては例えば図4に示すように固有番号とその固有番号
を読取った時の乗車区間とが対応して記憶される。有効
と判定されたカード式乗車券19は出口22に送られ、
モータ24は停止され、カード式乗車券19に記憶され
ている使用可能金額が表示され(ステップS7)、そし
て乗客の手にカード式乗車券19は渡る。
【0015】降車時の処理 降車口13側に設置する精算用カード処理装置15の電
気的ならびに機械的構成は、読取り用カード処理装置1
4に、書込みヘッド31とデータの書替えが正常に行わ
れたかをチェックする読取りヘッド32とが付加された
ものになる。精算用カード処理装置15および中央処理
装置16でのカード式乗車券19の処理は図3に示すよ
うに、降車時点にカード式乗車券19が入口33に挿入
され、これがカード挿入検出器34で検出されると(ス
テップS8 )、モータ35が起動されてカード搬送機構
36が駆動され(ステップS9 )、カード式乗車券19
の使用可能金額、固有番号が読取りヘッド37で読取ら
れ(ステップS10)、この使用可能金額,固有番号が中
央処理装置16へ転送される。
気的ならびに機械的構成は、読取り用カード処理装置1
4に、書込みヘッド31とデータの書替えが正常に行わ
れたかをチェックする読取りヘッド32とが付加された
ものになる。精算用カード処理装置15および中央処理
装置16でのカード式乗車券19の処理は図3に示すよ
うに、降車時点にカード式乗車券19が入口33に挿入
され、これがカード挿入検出器34で検出されると(ス
テップS8 )、モータ35が起動されてカード搬送機構
36が駆動され(ステップS9 )、カード式乗車券19
の使用可能金額、固有番号が読取りヘッド37で読取ら
れ(ステップS10)、この使用可能金額,固有番号が中
央処理装置16へ転送される。
【0016】中央処理装置16では転送された固有番号
に対する乗車区間をデータ記録メモリ30の全ての記憶
内容から読出し、その最も記憶が古いものを精算用乗車
区間と判定する。図4の例では固有番号“03521
0”については乗車区間が“001”と“003”とが
読出されるが、古い記憶の方である“001”を精算用
乗車区間と判定する。読出された乗車区間が1つの場合
は、それを精算用乗車区間とする(ステップS11)。そ
の判定された精算用乗車区間と現在の乗車区間、つまり
降車区間とから運賃Prが運賃データ表から求められ、
この運賃Prを転送された使用可能金額Pから差引いて
運賃の精算を行い(ステップS12)、その精算結果のデ
ータを精算用カード処理装置15へ送り、その書込みヘ
ッド31によりカード式乗車券19に対する書込みが行
われる(ステップS13)。降車の際も乗客に対しては残
高金額等を表示器38によって知らせ(ステップ
S14)、これにより乗客は常にそのカード式乗車券19
の有効金額(使用可能金額)を知ることができ、有効金
額がなくなるまでそのカード式乗車券19を何回も使用
することができる。カード式乗車券19が精算用カード
処理装置15の出口39へ送られるとモータ35は停止
される。
に対する乗車区間をデータ記録メモリ30の全ての記憶
内容から読出し、その最も記憶が古いものを精算用乗車
区間と判定する。図4の例では固有番号“03521
0”については乗車区間が“001”と“003”とが
読出されるが、古い記憶の方である“001”を精算用
乗車区間と判定する。読出された乗車区間が1つの場合
は、それを精算用乗車区間とする(ステップS11)。そ
の判定された精算用乗車区間と現在の乗車区間、つまり
降車区間とから運賃Prが運賃データ表から求められ、
この運賃Prを転送された使用可能金額Pから差引いて
運賃の精算を行い(ステップS12)、その精算結果のデ
ータを精算用カード処理装置15へ送り、その書込みヘ
ッド31によりカード式乗車券19に対する書込みが行
われる(ステップS13)。降車の際も乗客に対しては残
高金額等を表示器38によって知らせ(ステップ
S14)、これにより乗客は常にそのカード式乗車券19
の有効金額(使用可能金額)を知ることができ、有効金
額がなくなるまでそのカード式乗車券19を何回も使用
することができる。カード式乗車券19が精算用カード
処理装置15の出口39へ送られるとモータ35は停止
される。
【0017】中央処理装置 図1における中央処理装置16はカード処理装置14,
15と必要データの送受信を行うためのインターフェー
スユニット(以下I/Oと称する)41,42と、有効
期間、乗継時刻等の管理を行うための補助機能となる時
計回路43と、入力操作部17とのデータ送受用I/O
44と、運行系統、停留所データ等を記憶した運行メモ
リ45と、運賃精算に必要な運賃データ表を記憶した運
賃メモリ46と、カード式乗車券19の固有番号とその
乗車区間とを対応して記憶するためのデータ記録メモリ
30と、前記した各構成部を制御するマイクロコンピュ
ータ47とがデータバス48にて互に接続されて構成さ
れている。
15と必要データの送受信を行うためのインターフェー
スユニット(以下I/Oと称する)41,42と、有効
期間、乗継時刻等の管理を行うための補助機能となる時
計回路43と、入力操作部17とのデータ送受用I/O
44と、運行系統、停留所データ等を記憶した運行メモ
リ45と、運賃精算に必要な運賃データ表を記憶した運
賃メモリ46と、カード式乗車券19の固有番号とその
乗車区間とを対応して記憶するためのデータ記録メモリ
30と、前記した各構成部を制御するマイクロコンピュ
ータ47とがデータバス48にて互に接続されて構成さ
れている。
【0018】入力操作部17は運行開始時にそのことを
中央処理装置16にセットするための起動スイッチ49
と、停留所に停車した(到着した)ことを知るためのド
ア開信号51の入力部と、停留所を判定するための距離
信号あるいは運転者の操作による停留所信号52の入力
部と、などで構成される。バスの運行に際しては、運転
者はこれから走るべき路線の系統番号を設定し、始発駅
にて起動スイッチ49を押す、これによりI/O44を
介してマイクロコンピュータ47には運行系統が指示さ
れるため、マイクロコンピュータ47は運行メモリ45
および運賃メモリ46よりその系統の運行データと必要
な諸データとを読出し、マイクロコンピュータ47内に
持つ一次記憶メモリのRAMに記憶し、必要に応じて諸
データの読出しができる状態を作る。
中央処理装置16にセットするための起動スイッチ49
と、停留所に停車した(到着した)ことを知るためのド
ア開信号51の入力部と、停留所を判定するための距離
信号あるいは運転者の操作による停留所信号52の入力
部と、などで構成される。バスの運行に際しては、運転
者はこれから走るべき路線の系統番号を設定し、始発駅
にて起動スイッチ49を押す、これによりI/O44を
介してマイクロコンピュータ47には運行系統が指示さ
れるため、マイクロコンピュータ47は運行メモリ45
および運賃メモリ46よりその系統の運行データと必要
な諸データとを読出し、マイクロコンピュータ47内に
持つ一次記憶メモリのRAMに記憶し、必要に応じて諸
データの読出しができる状態を作る。
【0019】カード式乗車券 磁気カードによるカード式乗車券19の場合は、その一
面に磁気ストライプ53が形成されており、これに記録
されるデータフォーマット例を図5に示す。磁気ストラ
イプ53には図5Aに示すように記録情報の始めを示す
「STX」、「会社コード(交通機関企業体コー
ド)」、「乗車券固有番号」、「有効期間」、「券金
額」、「券種」、「系統」、「降車地」、「乗継ぎ」、
記録情報の終りを示す「ETX」がその順に書込まれて
おり、カード処理装置内でのカード式乗車券19の移動
により「STX」から順次その記録が読出される。
面に磁気ストライプ53が形成されており、これに記録
されるデータフォーマット例を図5に示す。磁気ストラ
イプ53には図5Aに示すように記録情報の始めを示す
「STX」、「会社コード(交通機関企業体コー
ド)」、「乗車券固有番号」、「有効期間」、「券金
額」、「券種」、「系統」、「降車地」、「乗継ぎ」、
記録情報の終りを示す「ETX」がその順に書込まれて
おり、カード処理装置内でのカード式乗車券19の移動
により「STX」から順次その記録が読出される。
【0020】書込みデータの例としてカード処理装置1
4,15をそれぞれ出た状態のものを図5B,Cに示
す。購入されたカード式乗車券19は図5Bに示すよう
に¥3000であることが券金額欄に記録されてあり、
また券種の欄には大人用の券であることが記録されてい
る。乗車してそのカード式乗車券19を読取り用カード
処理装置14を通過させた状態ではそのカード式乗車券
19の内容は図5Bと同じで変化しない。乗客が降車地
で精算用カード処理装置15にカード式乗車券19を通
した状態では、そのカード式乗車券19は図5Cに示す
ように例えばその降車地の停留所コード015が降車地
欄に、コード002の乗車停留所からコード015の停
留所までの運賃¥140を、乗車時の券金額¥3000
から差引いて精算された金額¥2860が券金額の欄に
それぞれ記録されたものとなる。
4,15をそれぞれ出た状態のものを図5B,Cに示
す。購入されたカード式乗車券19は図5Bに示すよう
に¥3000であることが券金額欄に記録されてあり、
また券種の欄には大人用の券であることが記録されてい
る。乗車してそのカード式乗車券19を読取り用カード
処理装置14を通過させた状態ではそのカード式乗車券
19の内容は図5Bと同じで変化しない。乗客が降車地
で精算用カード処理装置15にカード式乗車券19を通
した状態では、そのカード式乗車券19は図5Cに示す
ように例えばその降車地の停留所コード015が降車地
欄に、コード002の乗車停留所からコード015の停
留所までの運賃¥140を、乗車時の券金額¥3000
から差引いて精算された金額¥2860が券金額の欄に
それぞれ記録されたものとなる。
【0021】系統、降車地等のデータは、乗継割引の有
効性判断に必要となる。 カード処理装置 図6は精算用カード処理装置15の内部構成例をさらに
詳細に示したものである。制御部710はマイクロコン
ピュータで構成された例であり、マイクロプロセッサ
(CPU)7101、制御の手順がプログラムとして記
憶されているプログラムメモリ(ROM)7102、さ
らに各種処理に必要なデータの読書き、記録データの一
時記憶等を行うための読書き可能なメモリ(RAM)7
103、中央処理装置16との信号入出力のためのイン
タフェース用入出力ポート7104、カード搬送機構駆
動用モータ35に対する動作指令出力のためのインタフ
ェース用入出力ポート7105、読取り磁気ヘッド3
7,32の読取りデータを取込むためのインタフェース
用入出力ポート7106,7107、書込み磁気ヘッド
31に書込みデータを送出するためのインタフェース用
入出力ポート7108、カード挿入検出器34の検出出
力を取込むためのインタフェース用入出力ポート710
9、表示器38へ表示データを送出するためのインタフ
ェース用入出力ポート7110、音声合成回路711
2、その合成音声信号をスピーカ712へ出力するため
のインタフェース用入出力ポート7111で構成されて
ある。読取り及び書込み用の磁気ヘッドに対する入出力
ポート7106〜7108は増幅器、周波数変調、復調
回路等が組込まれている。
効性判断に必要となる。 カード処理装置 図6は精算用カード処理装置15の内部構成例をさらに
詳細に示したものである。制御部710はマイクロコン
ピュータで構成された例であり、マイクロプロセッサ
(CPU)7101、制御の手順がプログラムとして記
憶されているプログラムメモリ(ROM)7102、さ
らに各種処理に必要なデータの読書き、記録データの一
時記憶等を行うための読書き可能なメモリ(RAM)7
103、中央処理装置16との信号入出力のためのイン
タフェース用入出力ポート7104、カード搬送機構駆
動用モータ35に対する動作指令出力のためのインタフ
ェース用入出力ポート7105、読取り磁気ヘッド3
7,32の読取りデータを取込むためのインタフェース
用入出力ポート7106,7107、書込み磁気ヘッド
31に書込みデータを送出するためのインタフェース用
入出力ポート7108、カード挿入検出器34の検出出
力を取込むためのインタフェース用入出力ポート710
9、表示器38へ表示データを送出するためのインタフ
ェース用入出力ポート7110、音声合成回路711
2、その合成音声信号をスピーカ712へ出力するため
のインタフェース用入出力ポート7111で構成されて
ある。読取り及び書込み用の磁気ヘッドに対する入出力
ポート7106〜7108は増幅器、周波数変調、復調
回路等が組込まれている。
【0022】この精算用カード処理装置15に対し読取
り用カード処理装置14は、書込磁気ヘッド31、I/
O7108、読取磁気ヘッド32、I/O7107を省
いたものとすることができる。上述において中央処理装
置16を精算用カード処理装置15内に設けてもよい。
この場合はCPU7101によりマイクロコンピュータ
47内のCPUの作用を行い、マイクロコンピュータ4
7,I/O42、7104が省略される。乗車口での有
効性の判定は期間内券であるか、残額があるかだけでも
よく、場合によってはこれも省略し、読取り用カード処
理装置14では読取りだけを行い、その読取った固有番
号のみを中央処理装置16へ転送するだけでもよい。有
効性の判断は中央処理装置16で行えばよい。カード式
乗車券19としては磁気カードに限らず、ICカードな
どでもよい。
り用カード処理装置14は、書込磁気ヘッド31、I/
O7108、読取磁気ヘッド32、I/O7107を省
いたものとすることができる。上述において中央処理装
置16を精算用カード処理装置15内に設けてもよい。
この場合はCPU7101によりマイクロコンピュータ
47内のCPUの作用を行い、マイクロコンピュータ4
7,I/O42、7104が省略される。乗車口での有
効性の判定は期間内券であるか、残額があるかだけでも
よく、場合によってはこれも省略し、読取り用カード処
理装置14では読取りだけを行い、その読取った固有番
号のみを中央処理装置16へ転送するだけでもよい。有
効性の判断は中央処理装置16で行えばよい。カード式
乗車券19としては磁気カードに限らず、ICカードな
どでもよい。
【0023】
【考案の効果】以上述べたようにこの考案によれば降車
時において読出した固有番号に対するすべての乗車区間
をデータ記録メモリ30から読出し、その最も古い記憶
のものを精算用乗車区間と判定し、これを用いて運賃を
求めているため、不正に複数回、読取り用カード処理装
置14にカード式乗車券19を通しても、正しい運賃精
算が行われる。
時において読出した固有番号に対するすべての乗車区間
をデータ記録メモリ30から読出し、その最も古い記憶
のものを精算用乗車区間と判定し、これを用いて運賃を
求めているため、不正に複数回、読取り用カード処理装
置14にカード式乗車券19を通しても、正しい運賃精
算が行われる。
【図1】この考案の実施例を示すブロック図。
【図2】乗車口における処理例を示す流れ図。
【図3】降車口における処理例を示す流れ図。
【図4】データ記録メモリ30の記憶例を示す図。
【図5】カード式乗車券のデータ記録フォーマット例を
示す図。
示す図。
【図6】精算用カード処理装置の構成例を示すブロック
図。
図。
Claims (2)
- 【請求項1】 車内に設けられ、固有番号と使用可能金
額の情報とを記憶したカード式乗車券に対し運賃精算す
るカード式乗車券精算装置において、乗車口近傍に設け
られ、上記カード式乗車券の固有番号を読取る第1読取
り手段と、その読取った固有番号をメモリに送信する手
段とを有する読取り用カード処理装置と、上記送信され
た固有番号とその固有番号を読取った時の乗車区間とを
対応付けて記憶する上記メモリと、降車口近傍に設けら
れ、上記カード式乗車券の記憶情報を読取る第2読取り
手段と、そのカード式乗車券の上記使用可能金額情報を
精算運賃情報で書替える手段とを有する精算用カード処
理装置と、上記第2読取り手段により読取った固有番号
に対する乗車区間を上記メモリの全ての記憶内容から読
取る手段と、その1つの固有番号について読取った乗車
区間中の最も記憶が古いものを精算用乗車区間と判定す
る乗車区間判定手段と、その判定された精算用乗車区間
と降車区間との情報から、その読取った固有番号のカー
ド式乗車券に対し運賃を精算して上記精算運賃とする精
算手段とを有する中央処理装置と、を具備することを特
徴とするカード式乗車券精算装置。 - 【請求項2】 上記中央処理装置は上記精算用カード処
理装置に内蔵されていることを特徴とする請求項1記載
のカード式乗車券精算装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991036792U JPH0720788Y2 (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | カード式乗車券精算装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991036792U JPH0720788Y2 (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | カード式乗車券精算装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04132581U JPH04132581U (ja) | 1992-12-08 |
| JPH0720788Y2 true JPH0720788Y2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=31918685
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991036792U Expired - Lifetime JPH0720788Y2 (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | カード式乗車券精算装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0720788Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63126969U (ja) * | 1987-02-12 | 1988-08-19 |
-
1991
- 1991-05-23 JP JP1991036792U patent/JPH0720788Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04132581U (ja) | 1992-12-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |