JPH07208806A - 炭酸風呂給湯装置 - Google Patents

炭酸風呂給湯装置

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Publication number
JPH07208806A
JPH07208806A JP6003931A JP393194A JPH07208806A JP H07208806 A JPH07208806 A JP H07208806A JP 6003931 A JP6003931 A JP 6003931A JP 393194 A JP393194 A JP 393194A JP H07208806 A JPH07208806 A JP H07208806A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
water supply
pouring
water
carbonated
Prior art date
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Pending
Application number
JP6003931A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiya Watanabe
俊哉 渡邊
Yukinori Ozaki
行則 尾崎
Yuko Kubota
勇幸 久保田
Yukiro Komai
幸郎 古米
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6003931A priority Critical patent/JPH07208806A/ja
Publication of JPH07208806A publication Critical patent/JPH07208806A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置への注湯流量の拡大を図るとともに、風
呂側の熱交換器内での沸騰を抑制し騒音を低減するとと
もに、燃焼手段への湯の逆流、並びに浴槽への燃焼ガス
の噴出を防止すること。 【構成】 注水路22を注湯路26と並列して設けてい
る。また搬送手段37を風呂側熱交換器32上流側の戻
り管34に設けている。また気液接触室20内の水位を
検知する水位検知手段51によって、流量調節手段52
を制御している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二酸化炭素を含むガス
を湯に溶解させ、炭酸を含有した湯を作る炭酸風呂給湯
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の炭酸風呂給湯装置には、図
11に示すようなものがあった。図中の実線矢印は湯水
の流れ方向、破線矢印は燃焼ガスの流れ方向を示してい
る。
【0003】給湯用熱交換器1に水を供給する給水配管
2と、給湯用熱交換器1を加熱するガスバーナ3と、給
湯用熱交換器1から所定の場所に湯を供給する給湯配管
4と、浴槽5内の湯を追い焚き用熱交換器6に供給する
戻り配管7と、追い焚き用熱交換器6から湯を浴槽5に
供給する送り配管8と、給湯用熱交換器1の下流側に連
接された気水接触室9と、給湯配管4から分岐し送り配
管8に湯を供給するため給湯配管4と送り配管8とを連
通した給湯分岐配管10と、給水配管2から分岐した給
水分岐配管11と、給水配管11から供給された水を気
水接触室9内に散水する散水ノズル12と、気水接触室
9内に貯った湯を給湯分岐配管10に供給するため給湯
分岐配管10と気水接触室9とを連通した注湯分岐配管
13とから構成されていた(例えば、特開平5−137
662号公報)。
【0004】上記構成により、ガスバーナ3によって生
成された二酸化炭素を含んだ燃焼ガスは、気水接触室9
において散水ノズル12から散水された水と接触する。
燃焼ガスと水の接触によって、熱交換されるとともに燃
焼ガス中の水溶性の高い二酸化炭素が湯中に溶解する。
一方給水配管2から供給された水は給湯用熱交換器1で
熱交換されて湯となり給湯配管4を流れる。二酸化炭素
が溶解した湯(以後、炭酸湯と呼ぶ)は水頭圧によって
気水接触室9から注湯分岐配管13を介して給湯分岐配
管10に流れ込む。給湯分岐配管10内において給湯分
岐配管10から流れてきた湯と注湯分岐配管13から流
れてきた湯とが混合されて送り配管8に入り浴槽5に注
湯されるようになっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、気水接触室9内に貯った炭酸湯は気水
接触室9と浴槽5との水頭差によって浴槽5へ落し込ん
でいるため、気水接触室9が浴槽5より高くなければ注
湯することができなかった。また気水接触室9が浴槽5
より低くなった場合には、浴槽5内の湯が気水接触室9
内に逆流し、ガスバーナ3に掛かって失火したりするこ
とがあった。また気水接触室9と浴槽5の湯面との水頭
差によって注湯するため供給圧が低く、浴槽5へ注湯す
る流量も少なく、湯が張れるまでに時間が掛かるととも
に、装置と浴槽5の距離を取ることはできず、装置を浴
槽5の近傍に設置しなければならなかった。さらに給水
配管2が負圧となった場合には浴槽5内の湯(下水)が
送り配管8、給湯分岐配管10を介して給水配管2内に
逆流し上水道を汚染することもあった。さらに装置を浴
槽5よりも高い位置に設置した場合でも、気水接触室9
内に貯った湯の水位は、装置の設置状況や給水配管2に
供給される水圧によって変動が非常に大きく、水位が上
がり湯が溢れてガスバーナ3に掛かることによって失火
することがあった。また水位が下がり気水接触室9内の
燃焼ガスが注湯分岐配管13、送り配管8を介して浴槽
5内に噴出するということがあった。また浴槽5へ注湯
される湯は、使用者の意志に関わらず炭酸湯だけしか供
給出来なかった。また浴槽5以外へ炭酸湯を供給するこ
とが出来なかった。また浴槽5へ注湯される炭酸湯の濃
度(遊離炭酸濃度)は、給水配管2から供給される初期
の水質によって変わるが、その初期の水質は水源別地域
毎また家庭毎に大きく異なるため、使用感も大きく異な
るとともに、地域によっては浴槽5や装置自体に悪影響
を及ぼす水質となる場合もあった。また使用者の意志、
体質、健康状態に関わらず初期の水質によって決まった
濃度の炭酸湯しか得られなかった。
【0006】本発明の炭酸風呂給湯装置は、このような
従来の課題を解決するもので、浴槽内の湯の逆流を防止
し上水道を汚染から防止するとともに、装置の設置位置
に関係なく常に大量の湯を遠くまで供給することによ
り、安全性、利便性および施工性を高めることを第1の
目的としている。
【0007】本発明の第2の目的は、上記第1の目的を
達成するための技術手段において、装置の設置状況や地
域によって異なる供給水圧のバラツキに関わらず、気水
接触室内の水位を安定させることによって、気水接触室
内の水位の上昇によるガスバーナの失火を防止するこ
と、また水位の低下によって燃焼ガスが浴槽内に噴出す
ることを防止することにより、使用上の安全性を高める
ことである。
【0008】本発明の第3の目的は、上記第1の目的を
達成するための技術手段において、使用者が望む温度の
炭酸湯を浴槽に注湯することにより快適性を高めること
である。
【0009】本発明の第4の目的は、上記第1の目的を
達成するための技術手段において、使用者の好みに応じ
て、浴槽へ湯張りする湯を更湯と炭酸湯とを自由に選択
できるようにすることにより快適性を高めることであ
る。
【0010】本発明の第5の目的は、上記第1の目的を
達成するための技術手段において、炭酸湯を浴槽以外の
場所へも供給できるようにすることにより利便性および
快適性を高めることである。
【0011】本発明の弟6の目的は、上記弟1の目的を
達成するための技術手段において、使用者の体質や健康
状態に応じて、浴槽へ湯張りする炭酸湯の濃度を自由に
選択できるようにすることにより快適性を高めること。
また給水管から供給される初期の水質によって濃度また
はpHは著しく変わるが、異常な水質となった場合には
炭酸湯の注湯を停止させたり、あるいは濃度を低くしp
Hを中性に近づけることによって入浴者および装置や浴
槽の安全性を確保することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明の炭酸風呂給湯装置の第1の技術手段
は、給湯側熱交換器に水を供給する給水路と、給湯側熱
交換器を加熱する給湯側燃焼手段と、給湯側熱交換器か
ら湯を供給する給湯路と、給湯側熱交換器の下流側に連
接され給湯側燃焼手段によって発生した燃焼ガスが通る
給湯側排気路と、給湯側排気路の途中に設けた気液接触
室と、気液接触室内に水を噴霧する噴霧手段と、給水路
から分岐され噴霧手段に水を供給する注水路と、給湯路
から分岐され気液接触室に湯を供給する注湯路と、浴槽
内の湯を風呂側熱交換器に送る戻り管と、風呂側熱交換
器を加熱する風呂側燃焼手段と、戻り管の途中に設けら
れ湯を強制搬送する搬送手段と、風呂側熱交換器から湯
を浴槽に送る往き管と、気液接触室と搬送手段上流側の
戻り管とを連通した炭酸注湯路とを備えたものである。
【0013】また第2の目的を達成するために、本発明
の炭酸風呂給湯装置の第2の技術手段は、本発明の炭酸
風呂給湯装置の第1の技術手段において、気液接触室内
に貯った湯の水位を検知する水位検知手段と、水位検知
手段によって得られた情報に基づいて搬送手段の運転を
制御する制御手段とを備えたものである。
【0014】さらに本発明の炭酸風呂給湯装置の第3の
技術手段は、本発明の炭酸風呂給湯装置の第1の技術手
段において、気液接触室内に貯った湯の水位を検知する
水位検知手段と、搬送手段下流側の戻り管または往き管
の途中に設けられ湯の流量を調節する流量調節手段と、
水位検知手段によって得られた情報に基づいて流量調節
手段を制御する制御手段とを備えたものである。
【0015】さらに本発明の炭酸風呂給湯装置の第4の
技術手段は、本発明の炭酸風呂給湯装置の第1の技術手
段において、気液接触室内に貯った湯の水位を検知する
水位検知手段と、注水路または注湯路の途中に設けられ
湯の流量を調節する流量調節手段と、水位検知手段によ
って得られた情報に基づいて流量調節手段を制御する制
御手段とを備えたものである。
【0016】さらに本発明の炭酸風呂給湯装置の第5の
技術手段は、本発明の炭酸風呂給湯装置の第1の技術手
段において、気液接触室の給湯側排気路接続部より下方
で、かつ注湯路の接続部より下方の気液接触室の側面に
設けられ気液接触室と装置外部とを連通する排水路を備
えたものである。
【0017】また第3の目的を達成するために、本発明
の炭酸風呂給湯装置の第6の技術手段は、本発明の炭酸
風呂給湯装置の第1の技術手段において、浴槽へ注湯す
る湯の温度を設定する設定手段と、往き管または炭酸注
湯路と戻り管の接合部より搬送手段側の戻り管に設けら
れ浴槽へ注湯される湯の温度を検知する温度検知手段
と、設定手段からの情報と温度検知手段によって得られ
た情報に基づいて給湯側燃焼手段の燃焼量を制御する制
御手段とを備えたものである。
【0018】さらに本発明の炭酸風呂給湯装置の第7の
技術手段は、本発明の炭酸風呂給湯装置の第1の技術手
段において、浴槽へ注湯する湯の温度を設定する設定手
段と、往き管または炭酸注湯路と戻り管の接合部より搬
送手段側の戻り管に設けられ浴槽へ注湯される湯の温度
を検知する温度検知手段と、注水路または注湯路の途中
に設けられ水または湯の流量を調節する流量調節手段
と、設定手段からの情報と温度検知手段によって得られ
た情報に基づいて流量調節手段を制御する制御手段とを
備えたものである。
【0019】また第4の目的を達成するために、本発明
の炭酸風呂給湯装置の第8の技術手段は、本発明の炭酸
風呂給湯装置の第1の技術手段において、給湯路または
注湯路と炭酸注湯路、若しくは給湯路または注湯路と戻
り管とを連通した注湯バイパス路を備えたものである。
【0020】また第5の目的を達成するために、本発明
の炭酸風呂給湯装置の第9の技術手段は、本発明の炭酸
風呂給湯装置の第1の技術手段において、搬送手段下流
側の戻り管、または往き管から分岐した炭酸給湯路を備
えたものである。
【0021】また第6の目的を達成するために、本発明
の炭酸風呂給湯装置の第10の技術手段は、本発明の炭
酸風呂給湯装置の第1の技術手段において、浴槽へ注湯
する湯の遊離炭酸濃度またはpHを設定する設定手段
と、気液接触室に設けた湯の遊離炭酸濃度またはpHを
検知する濃度検知手段と、注水路の途中に設け水の流量
を調節する注水量調節手段と、注湯路の途中に設け湯の
流量を調節する注湯量調節手段と、前記設定手段、前記
濃度検知手段からの情報に基づいて前記注水量調節手
段、前記注湯量調節手段とを制御する制御手段とを備え
たものである。
【0022】
【作用】本発明は、上記の第1の技術手段により、給水
路から供給された水の一部は給湯側熱交換器で熱交換さ
れた後、給湯路途中で分岐された注湯路を介して気液接
触室に供給される。また給水路から供給された水の残り
は注水路を介して噴霧手段に供給され、噴霧手段から気
液接触室内に噴霧される。一方給湯側燃焼手段によって
燃焼が行なわれ、高温の燃焼ガスが発生する。燃焼ガス
は給湯側熱交換器で熱交換された後、給湯側排気路を介
して気液接触室内に入る。気液接触室内において、噴霧
手段から噴霧された水と燃焼ガスが直接接触し、熱交換
が行なわれるとともに、燃焼ガス中の水溶性の高い二酸
化炭素が湯中に溶解し炭酸湯となる。一方注湯路から供
給された湯は気液接触室で縁切りされた後、気液接触室
の底部に貯る。噴霧手段から噴霧され気液接触室の底部
に貯った炭酸湯と注湯路から供給された湯は気液接触室
の底部で混合し最適な温度の炭酸湯となる。気液接触室
内に貯った炭酸湯は、戻り管の途中に設けた搬送手段に
よって吸引され炭酸注湯路、戻り管、搬送手段、風呂側
熱交換器、往き管を介して浴槽に注湯される。注湯路か
ら供給された湯、および注水路から供給された水は、双
方とも気液接触室において縁切りされているので、給水
路が万一負圧となっても浴槽内の湯が給水路に戻ること
は無く、上水道の衛生的な安全性を確保できる。また搬
送手段は、風呂側熱交換器の上流側に設置されているた
め、浴槽への注湯時、追い焚き時とも搬送手段の背圧は
ほとんど無く、吐出圧が高く、充分な流量を確保でき
る。また搬送手段を用いて浴槽へ湯を注湯するので、装
置と浴槽との位置関係に関わらず安定した湯を供給出来
るとともに装置と浴槽の距離を取っても充分な流量が得
られ、装置の設置時の施工性が向上する。
【0023】また本発明の第2の技術手段においては、
気液接触室内の水位を水位検知手段で常に検知してお
り、この水位検知手段からの情報に基づいて搬送手段を
制御することにより、気液接触室内の水位の上昇によっ
て給湯側燃焼手段に湯が掛かり失火してしまうことを防
止できる。また気液接触室内の水位の低下による搬送手
段のエア噛みを防止することにより、騒音を低減するこ
とができるとともに、燃焼ガスが浴槽内に噴出すること
を防止できる。
【0024】また本発明の第3の技術手段においては、
気液接触室内の水位を水位検知手段で常に検知してお
り、この水位検知手段からの情報に基づいて搬送手段下
流側の戻り管または往き管の途中に設けた流量調節手段
を制御することにより、気液接触室内の水位の上昇によ
って給湯側燃焼手段に湯が掛かり失火してしまうことを
防止できる。また気液接触室内の水位の低下による搬送
手段のエア噛みを防止し、騒音を低減することができる
とともに、燃焼ガスが浴槽内に噴出することを防止でき
る。
【0025】また本発明の第4の技術手段においては、
気液接触室内の水位を水位検知手段で常に検知してお
り、この水位検知手段からの情報に基づいて注水路また
は注湯路の途中に設けた流量調節手段を制御することに
より、気液接触室内の水位の上昇によって給湯側燃焼手
段に湯が掛かり失火してしまうことを防止できる。また
気液接触室内の水位の低下による搬送手段のエア噛みを
防止し、騒音を低減することができるとともに、燃焼ガ
スが浴槽内に噴出することを防止できる。
【0026】また本発明の第5の技術手段においては、
気液接触室の給湯側排気路接続部より下方で、かつ注湯
路の接続部より下方の気液接触室の側面に装置外部と連
通した排水路を設けているので、気液接触室内の水位が
上昇しても排水路から装置外部に湯が出るので、給湯側
燃焼手段に湯が掛かって失火することを防止できるとと
もに、浴槽から注水路への湯の逆流を防止することがで
きる。
【0027】また本発明の第6の技術手段においては、
使用する湯の温度を設定手段において設定すると、制御
手段は、注湯路から供給され給湯側熱交換器で熱交換さ
れた湯と給水路から供給され気液接触室内で熱交換され
た湯とが混合された後の往き管または炭酸注湯路と戻り
管の分岐部より搬送手段側の戻り管に設けた温度検知手
段からの情報と、設定手段からの情報に基づいて給湯側
燃焼手段の燃焼量を制御する。このようにして設定手段
に使用者が設定した通りの温度の炭酸湯を浴槽に注湯す
ることができる。
【0028】また本発明の第7の技術手段においては、
使用する湯の温度を設定手段において設定すると、制御
手段は、注湯路から供給され給湯側熱交換器で熱交換さ
れた湯と注水路から供給され気液接触室内で熱交換され
た湯とが混合された後の往き管または炭酸注湯路と戻り
管の分岐部より搬送手段側の戻り管に設けた温度検知手
段からの情報と、設定手段からの情報に基づいて、注水
路または注湯路に設けた流量調節手段を制御する。この
ようにして設定手段に使用者が設定した通りの温度の炭
酸湯を浴槽に注湯することができる。
【0029】また本発明の第8の技術手段においては、
給湯路と炭酸注湯路、または給湯路と戻り管を連通する
注湯バイパス路を設けることにより、更湯を浴槽に注湯
する場合、給湯側熱交換器から出た湯は、注湯バイパス
路を介して炭酸注湯路または戻り管に入り風呂側熱交換
器、往き管を経て浴槽に注湯される。また炭酸湯を浴槽
に注湯する場合、給湯側熱交換器から注湯路を介して気
液接触室に入った湯と注水路を介して気液接触室内の噴
霧手段から噴霧され二酸化炭素が溶解し炭酸湯となった
湯とが気液接触室内で混合された後、炭酸注湯路、戻り
管、風呂側熱交換器、往き管を経て浴槽に注湯され、使
用者は浴槽に注湯する湯を好みに応じて更湯と炭酸湯の
二種類の水質の湯を自由に選択することができる。
【0030】また本発明の第9の技術手段においては、
搬送手段下流側の戻り管、または往き管から分岐した炭
酸給湯路を設けることにより、気液接触室において二酸
化炭素が溶解した炭酸湯は、搬送手段によって炭酸注湯
路から戻り管に送られ、戻り管から分岐した炭酸給湯路
を経てシャワー等の端末から出湯され、使用者は炭酸湯
を浴槽以外のところでも使用することができるようにな
る。
【0031】また本発明の第10の技術手段において
は、使用する湯の遊離炭酸濃度またはpHを設定手段に
おいて設定すると、設定した濃度またはpHに応じて制
御手段は、注水路に設けた注水量調節手段、注湯路に設
けた注湯量調節手段を制御する。例えば高い濃度にした
い場合には、制御手段は注水路を流れる流量を注湯路を
流れる流量で割った流量比(注水路の流量/注湯路の流
量)を大きくなるように制御する。逆に低い濃度にした
い場合には、流量比を小さくするように制御する。この
ようにして設定手段に使用者が設定した通りの濃度また
はpHの炭酸湯を浴槽に注湯することができる。また給
水路から供給される初期の水質によって濃度、pHは著
しく変わるが、異常な水質となった場合には噴霧手段か
ら水が噴霧されないように注水量調節手段を制御するこ
とによって注水路炭酸湯の注湯を停止したり、または流
量比を小さくするように注水量調節手段および注湯量調
節手段を制御して濃度を低くし、pHを中性に近づける
ことにより使用者並びに装置の安全性を確保することが
できる。
【0032】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図中の実線矢印は湯水の流れ方向を示し、破線矢印
は排気ガスの流れ方向を示し、破線は信号線を示してい
る。また同一の構成要素には同一の符号を付けている。
【0033】図1は、本発明の炭酸風呂給湯装置の第1
の技術手段を給湯機に応用した場合の一実施例の要部構
成図である。
【0034】14は燃焼用空気を供給する給湯側燃焼フ
ァン15によって供給された空気と給湯側燃料供給路1
6から供給された燃料を混合し燃焼させる給湯側燃焼手
段である。給湯側燃焼手段14から燃焼ガスの流れ方向
下流側に順に給湯側燃焼室17と給湯側熱交換器18と
給湯側排気路19が連接して設けられ、給湯側排気路1
9の途中には、気液接触室20が設けられている。21
は給湯側熱交換器18に水を供給する給水路であり、給
水路21には注水路22が分岐して設けられており、気
液接触室20内に設けた噴霧手段23に水を供給してい
る。注水路22の途中には注水電磁弁24が設けられて
いる。給水路21から給湯側熱交換器18に供給された
水は給湯側熱交換器18で熱交換されて湯となり給湯路
25に入る。この給湯路25を介して湯は所定の場所に
供給される。また給湯路25には注湯路26が分岐して
設けられており、気液接触室20内に湯を供給してい
る。注湯路26の途中には注湯電磁弁27が設けられて
いる。
【0035】28は燃焼用空気を供給する風呂側燃焼フ
ァン29によって供給された空気と風呂側燃料供給路3
0から供給された燃料を混合し燃焼させる風呂側燃焼手
段である。風呂側燃焼手段28から燃焼ガスの流れ方向
下流側に順に風呂側燃焼室31と風呂側熱交換器32と
風呂側排気路33が連接して設けられている。34は浴
槽35から風呂側熱交換器32に湯を戻すため、浴槽3
5と風呂側熱交換器32とを連通した戻り管であり、3
6は風呂側熱交換器32から浴槽35に湯を送るため、
風呂側熱交換器32と浴槽35とを連通した往き管であ
る。戻り管34の途中には湯を強制搬送させるための搬
送手段37が設けられている。気液接触室20の底部か
ら搬送手段37上流側の戻り管34を連通するように炭
酸注湯路38が設けられており、戻り管34と炭酸注湯
路38の分岐部には炭酸注湯三方弁39が設けられてい
る。
【0036】また40は出湯する湯の温度を設定すると
ともに、浴槽35への注湯運転、追い焚き運転等の運転
モードを設定する設定手段である。41は設定手段40
からの情報に基づいて装置全体を制御する制御手段であ
り、給湯側燃焼手段14、給湯側燃焼ファン15、注水
電磁弁24、注湯電磁弁27、風呂側燃焼手段28、風
呂側燃焼ファン29、搬送手段37、炭酸注湯三方弁3
9、設定手段40と図に示すように結線されている。
【0037】上記構成において、まず浴槽35に湯を注
湯する注湯運転時の動作について説明する。使用者が設
定手段40において注湯運転を設定すると、制御手段4
1は、炭酸湯が浴槽35に注湯されるように、給水路2
1から注水路22を介して噴霧手段23に水が流れるよ
うに注水路21に設けた注水電磁弁24を制御し、給湯
路25から給湯側熱交換器18、注湯路26を介して気
液接触室20内に湯が流れるように注湯路26に設けた
注湯電磁弁27を制御するとともに、炭酸注湯路38か
ら風呂側熱交換器32に湯が流れるように炭酸注湯三方
弁39を制御し、搬送手段37が駆動するように制御
し、給湯側燃焼手段14、給湯側燃焼ファン15を駆動
させて燃焼を行なうように制御する。
【0038】空気は給湯側燃焼ファン15によって給湯
側燃焼手段14に供給され、燃料は給湯側燃料供給路1
6から給湯側燃焼手段14に供給される。給湯側燃焼手
段14では供給された空気と燃料が混合され、給湯側燃
焼室17内で燃焼が行なわれる。燃焼によって生成され
た燃焼ガスは給湯側熱交換器18で給水路21から供給
された水と熱交換を行い、燃焼ガスは給湯側排気路19
より気液接触室20を介して装置外部に排気される。一
方、給水路21から供給された水は給湯側熱交換器18
において熱交換されて湯となり給湯路25に入り、給湯
路25から分岐した注湯路26を介して気液接触室20
内に供給される。また給水路21から供給された水は分
岐した注水路22を介して気液接触室20に設けた噴霧
手段23に供給される。気液接触室20において、給湯
側排気路19を通ってきた燃焼ガスと噴霧手段23から
噴霧された水とが接触し、熱交換が行なわれるととも
に、燃焼ガス中の水溶性の高い二酸化炭素が湯中に溶解
し炭酸湯となる。熱交換が終わった燃焼ガスは気液接触
室20から再度給湯側排気路19に入り装置外部に排出
される。噴霧手段23から供給され炭酸湯となった湯と
注湯路26から供給された湯は気液接触室20内で混合
され気液接触室20の底部に貯る。注湯路26および注
水路22から供給される湯および水と気液接触室20内
の底部に貯った炭酸湯とは縁切りされている。この気液
接触室20の底部に貯った炭酸湯は戻り管34の途中に
設けた搬送手段37によって強制的に搬送され、炭酸注
湯路38から戻り管34、風呂側熱交換器32、往き管
36を介して浴槽35に注湯される。
【0039】次に浴槽35の湯を追い焚きする追い焚き
運転時の動作について説明する。使用者が設定手段40
において追い焚き運転を設定すると、制御手段41は、
浴槽35から風呂側熱交換器32に湯が流れるように炭
酸注湯三方弁39を制御し、搬送手段37が駆動するよ
うに制御し、風呂側燃焼手段28、風呂側燃焼ファン2
9を駆動させて燃焼を行なうように制御する。
【0040】空気は風呂側燃焼ファン29によって風呂
側燃焼手段28に供給され、燃料は風呂側燃料供給路3
0から風呂側燃焼手段28に供給される。風呂側燃焼手
段28では供給された空気と燃料が混合され、風呂側燃
焼室31内で燃焼が行なわれる。燃焼によって生成され
た燃焼ガスは風呂側熱交換器32で戻り管34から供給
された湯と熱交換を行い、燃焼ガスは風呂側排気路33
より装置外部に排気される。一方、戻り管34から供給
された湯は搬送手段37を介して風呂側熱交換器32に
供給され、風呂側熱交換器32において加熱され往き管
36を通って浴槽35に送られる。
【0041】このような構成により、搬送手段37を用
いて浴槽35へ湯を注湯するので、装置と浴槽35との
位置関係に関わらず安定した湯を供給出来るとともに装
置と浴槽35の距離を取っても充分な流量が得られる。
また注湯路26から供給された湯、および注水路22か
ら供給された水は、双方とも気液接触室20において縁
切りされているので、給水路21が万一負圧となっても
浴槽35内の湯が給水路21に戻ることは無く、上水道
の衛生的な安全性を確保できる。
【0042】図2は本発明の炭酸風呂給湯装置の第2の
技術手段を給湯機に応用した場合の一実施例であり、上
記第1の技術手段の実施例と異なる点は、気液接触室2
0内に湯の水位を検知する水位検知手段42を設け、こ
の水位検知手段42からの情報に基づいて搬送手段37
を制御する機能を制御手段41に付加した制御手段43
を設けたことである。この実施例においては、水位検知
手段42は、気液接触室20と給湯側排気路19の接続
部より下方の気液接触室20内に設けた上限水位検知手
段44と、この上限水位検知手段44の下方の気液接触
室20内に設けた下限水位検知手段45から構成されて
いる。そしてこれ以外の構成は上記第1の技術手段の実
施例と同じであり、同一符号を付け詳細な説明を省略す
る。
【0043】上記構成において、制御手段43は、上限
水位検知手段44が湯面を検知した場合には、搬送手段
37を駆動させ、下限水位検知手段45が湯面を検知し
た場合には、搬送手段37を停止させるように制御す
る。
【0044】このような構成により、気液接触室20内
の湯が上限水位検知手段44を越えて給湯側燃焼手段1
4に湯が掛かって失火することを防止できる。また下限
水位検知手段45を下回って搬送手段37がエア噛みを
起こすことによる騒音の悪化を防止するとともに、気液
接触室20内の燃焼ガスが戻り管34、風呂側熱交換器
32、往き管36を介して浴槽35に噴出することを防
止できる。
【0045】図3は本発明の炭酸風呂給湯装置の第3の
技術手段を給湯機に応用した場合の一実施例であり、上
記第1の技術手段の実施例と異なる点は、気液接触室2
0内に湯の水位を検知する水位検知手段46を設けると
ともに、搬送手段37の下流側の戻り管34に湯の流量
を調節する流量調節手段47を設け、この水位検知手段
46からの情報に基づいて流量調節手段47を制御する
機能を制御手段41に付加した制御手段48を設けたこ
とである。この実施例においては、水位検知手段46
は、気液接触室20と給湯側排気路19の接続部より下
方の気液接触室20内に設けた上限水位検知手段49
と、この上限水位検知手段49の下方の気液接触室20
内に設けた下限水位検知手段50から構成されている。
そしてこれ以外の構成は上記第1の技術手段の実施例と
同じであり、同一符号を付け詳細な説明を省略する。
【0046】上記構成において、制御手段48は、上限
水位検知手段49が湯面を検知した場合には、戻り管3
4内を流れる湯の流量が多くなるように流量調節手段4
7を制御し、逆に下限水位検知手段50が湯面を検知し
た場合には、戻り管34内を流れる湯の流量が少なくな
るように流量調節手段47を制御する。
【0047】このような構成により、気液接触室20内
の湯が上限水位検知手段49を越えて給湯側燃焼手段1
4に湯が掛かって失火することを防止できる。また下限
水位検知手段50を下回って搬送手段37がエア噛みを
起こすことによる騒音の悪化を防止するとともに、気液
接触室20内の燃焼ガスが戻り管34、風呂側熱交換器
32、往き管36を介して浴槽35に噴出することを防
止することができる。
【0048】図4は本発明の炭酸風呂給湯装置の第4の
技術手段を給湯機に応用した場合の一実施例であり、上
記第1の技術手段の実施例と異なる点は、気液接触室2
0内に湯の水位を検知する水位検知手段51を設けると
ともに、注水電磁弁24の下流側の注水路22に水の流
量を調節する流量調節手段52を設け、この水位検知手
段51からの情報に基づいて流量調節手段52を制御す
る機能を制御手段41に付加した制御手段53を設けた
ことである。この実施例においては、水位検知手段51
は、気液接触室20と給湯側排気路19の接続部より下
方の気液接触室20内に設けた上限水位検知手段54
と、この上限水位検知手段54の下方の気液接触室20
内に設けた下限水位検知手段55から構成されている。
そしてこれ以外の構成は上記第1の技術手段の実施例と
同じであり、同一符号を付け詳細な説明を省略する。
【0049】上記構成において、制御手段53は、上限
水位検知手段54が湯面を検知した場合には、注水路2
2内を流れる水の流量が少なくなるように流量調節手段
52を制御し、逆に下限水位検知手段55が湯面を検知
した場合には、注水路22内を流れる水の流量が多くな
るように流量調節手段52を制御する。
【0050】このような構成により、気液接触室20内
の湯が上限水位検知手段54を越えて給湯側燃焼手段1
4に湯が掛かって失火することを防止できる。また下限
水位検知手段55を下回って搬送手段37がエア噛みを
起こすことによる騒音の悪化を防止するとともに、気液
接触室20内の燃焼ガスが戻り管34、風呂側熱交換器
32、往き管36を介して浴槽35に噴出することを防
止することができる。
【0051】図5は本発明の炭酸風呂給湯装置の第5の
技術手段を給湯機に応用した場合の一実施例であり、上
記第1の技術手段の実施例と異なる点は、気液接触室2
0と給湯側排気路19の接続部より下方で、かつ注湯路
26との接続部より下方の気液接触室20の側面に気液
接触室20内と装置外部とを連通する排水路56を設け
たことである。そしてこれ以外の構成は上記第1の技術
手段の実施例と同じであり、同一符号を付け詳細な説明
を省略する。
【0052】上記構成において、気液接触室20内の湯
が上昇した場合には、湯は排水路56より装置外部に排
水される。
【0053】このような構成により、搬送手段37の立
ち上がり時の流量不足時、配管の詰まり、また搬送手段
37の故障が生じた場合でも気液接触室20内の湯が給
湯側燃焼手段14に湯が掛かって失火することを防止で
きる。また万一給水路21や給湯路25が負圧となった
場合でも気液接触室20内に貯った湯が給水路21や給
湯路25に逆流することが防止でき、衛生的な安全性を
確保することができる。
【0054】図6は本発明の炭酸風呂給湯装置の第6の
技術手段を給湯機に応用した場合の一実施例であり、上
記第1の技術手段の実施例と異なる点は、浴槽35に注
湯する湯の温度を設定するとともに、浴槽35への注湯
運転、追い焚き運転等の運転モードを設定する設定手段
57と、浴槽35へ注湯する湯の温度を検知する温度検
知手段58を往き管36の途中に設け、この設定手段5
7と温度検知手段58からの情報に基づいて給湯側燃焼
手段14の燃焼量を制御する機能を制御手段41に付加
した制御手段59を設けたことである。そしてこれ以外
の構成は上記第1の技術手段の実施例と同じであり、同
一符号を付け詳細な説明を省略する。
【0055】上記構成において、温度検知手段58で検
知された湯温が設定手段57で設定された温度より低い
場合には、制御手段59は給湯側燃焼手段14の燃焼量
が多くなるように給湯側燃焼手段14を制御し、逆に温
度検知手段58で検知された湯温が設定手段57で設定
された温度より高い場合には、制御手段59は給湯側燃
焼手段14の燃焼量が少なくなるように給湯側燃焼手段
14を制御する。
【0056】このような構成により、給湯側熱交換器1
8で熱交換された湯と、噴霧手段23から噴霧され気液
接触室20で熱交換された湯とが混合する複雑な熱交換
を行なう本発明の炭酸風呂給湯装置において、使用者が
望む温度の炭酸湯を安定して浴槽35に注湯することが
できる。
【0057】図7は本発明の炭酸風呂給湯装置の第7の
技術手段を給湯機に応用した場合の一実施例であり、上
記第1の技術手段の実施例と異なる点は、浴槽35に注
湯する湯の温度を設定するとともに、浴槽35への注湯
運転、追い焚き運転等の運転モードを設定する設定手段
60と、浴槽35へ注湯する湯の温度を検知する温度検
知手段61を往き管36の途中に設け、この設定手段6
0と温度検知手段61からの情報に基づいて注水路22
の途中に設けた流量調節手段62を制御する機能を制御
手段41に付加した制御手段63を設けたことである。
そしてこれ以外の構成は上記第1の技術手段の実施例と
同じであり、同一符号を付け詳細な説明を省略する。
【0058】上記構成において、温度検知手段61で検
知された湯温が設定手段60で設定された温度より低い
場合には、制御手段63は注水路22を流れる水の流量
が少なくなるように流量調節手段62を制御し、逆に温
度検知手段61で検知された湯温が設定手段60で設定
された温度より高い場合には、制御手段63は注水路2
2を流れる水の流量が多くなるように流量調節手段62
を制御する。
【0059】このような構成により、給湯側熱交換器1
8で熱交換された湯と、噴霧手段23から噴霧され気液
接触室20で熱交換された湯とが混合する複雑な熱交換
を行なう本発明の炭酸風呂給湯装置において、使用者が
望む温度の炭酸湯を安定して浴槽35に注湯することが
できる。
【0060】図8は本発明の炭酸風呂給湯装置の第8の
技術手段を給湯機に応用した場合の一実施例であり、上
記第1の技術手段の実施例と異なる点は、給湯路25と
炭酸注湯路38とを連通した注湯バイパス路64と、こ
の注湯バイパス路64の途中に設けられ給湯路22から
供給された湯と浴槽35の湯とを縁切りするための縁切
り装置65と、縁切り装置65の上流側の注湯バイパス
路64に設けた更湯注湯電磁弁66と、縁切り装置65
の下流側の注湯バイパス路64に設けた逆止弁67と、
炭酸注湯路38の途中に設けた炭酸注湯電磁弁68と、
炭酸注湯電磁弁68の下流側の炭酸注湯路38に設けた
逆止弁69と、浴槽35に注湯する湯の温度を設定する
とともに、浴槽35への注湯運転、追い焚き運転等の運
転モードを設定し、注湯運転時には炭酸湯の注湯と更湯
の注湯とを選択して設定する設定手段70と、設定手段
70からの情報に基づいて、給湯側燃焼手段14、給湯
側燃焼ファン15、注水電磁弁24、注湯電磁弁27、
搬送手段37、炭酸注湯三方弁39、更湯注湯電磁弁6
6、炭酸注湯電磁弁68を制御する機能を制御手段41
に付加した制御手段71を設けたことである。そしてこ
れ以外の構成は上記第1の技術手段の実施例と同じであ
り、同一符号を付け詳細な説明を省略する。
【0061】上記構成において、まず設定手段70にお
いて更湯の注湯運転を設定した場合、制御手段71は、
給湯側燃焼手段14で燃焼が行なわれるように給湯側燃
焼手段14、給湯側ファン15を制御する。また注水路
22および注湯路26に湯が流れないように注水電磁弁
24および注湯電磁弁27を制御するとともに、注湯バ
イパス路64に湯が流れるように更湯注湯電磁弁66を
制御する。また気液接触室20から炭酸注湯路38に湯
が流れないように炭酸注湯電磁弁68を制御し、炭酸注
湯路38から戻り管34に湯が流れるように炭酸注湯三
方弁39を制御する。またこの時搬送手段37は停止す
るように制御する。このようにして給水路21から供給
された水は、給湯側熱交換器18で熱交換された後、給
湯路25を介して注湯バイパス路64に入る。注湯バイ
パス路64から炭酸注湯路38を介して戻り管34から
風呂側熱交換器32、往き管36を介して浴槽35に更
湯が注湯される。
【0062】次に設定手段70において炭酸湯の注湯運
転を設定した場合、制御手段71は、給湯側燃焼手段1
4で燃焼が行なわれるように給湯側燃焼手段14、給湯
側ファン15を制御する。また注水路22および注湯路
26に湯が流れるように注水電磁弁24および注湯電磁
弁27を制御するとともに、注湯バイパス路64に湯が
流れないように更湯注湯電磁弁66を制御する。また気
液接触室20から炭酸注湯路38に湯が流れるように炭
酸注湯電磁弁68を制御し、炭酸注湯路38から戻り管
34に湯が流れるように炭酸注湯三方弁39を制御す
る。またこの時搬送手段37は駆動するように制御す
る。このようにして給水路21から供給された水は、給
湯側熱交換器18で熱交換された後、給湯路25を介し
て注湯路26に送られ、気液接触室20に入る。また給
水路21から供給された水は給水路21から分岐した注
水路22を介して噴霧手段23から気液接触室20内に
噴霧される。気液接触室20内で熱交換されるとともに
燃焼ガス中の水溶性の高い二酸化炭素が溶解して炭酸湯
となる。噴霧手段23から噴霧され熱交換した湯と注湯
路26から供給された湯は気液接触室20内で混合さ
れ、気液接触室20の底部に炭酸湯として貯る。この気
液接触室20の底部に貯った湯は搬送手段37によって
気液接触室20から炭酸注湯路38、戻り管34、風呂
側熱交換器32、往き管36を介して浴槽35に注湯さ
れる。
【0063】このような構成により、使用者は設定手段
70で炭酸湯の注湯と更湯の注湯とを好みに応じて自由
に選択することが出来る。
【0064】図9は本発明の炭酸風呂給湯装置の第9の
技術手段を給湯機に応用した場合の一実施例であり、上
記第1の技術手段の実施例と異なる点は、搬送手段37
の下流側の戻り管34から分岐しシャワー72に湯を供
給する炭酸給湯路73と、戻り管34と炭酸給湯路73
の分岐部に設けた炭酸給湯三方弁74と、浴槽35に注
湯する湯の温度を設定するとともに、浴槽35への注湯
運転、追い焚き運転、炭酸湯の給湯運転等の運転モード
を設定する設定手段75と、搬送手段37、炭酸注湯三
方弁39、炭酸給湯三方弁74と設定手段75を制御す
る機能を制御手段41に付加した制御手段76を設けた
ことである。そしてこれ以外の構成は上記第1の技術手
段の実施例と同じであり、同一符号を付け詳細な説明を
省略する。
【0065】上記構成において、設定手段75で炭酸給
湯を選択した場合には、制御手段76は、搬送手段37
を駆動させるとともに、炭酸注湯路38から戻り管34
を介して炭酸給湯路73に炭酸湯が送られるように炭酸
注湯三方弁39、炭酸給湯三方弁74を制御するように
する。このようにして給水路21から供給された水は、
給湯側熱交換器18で熱交換された後、給湯路25、注
湯路26を介して気液接触室20に送られ、給水路2
1、注水路22を介して噴霧手段23から気液接触室2
0内に噴霧され熱交換した炭酸湯と気液接触室20内で
混合される。気液接触室20内に貯った炭酸湯は搬送手
段37によって気液接触室20から炭酸注湯路38、戻
り管34を介して炭酸給湯路73からシャワー72に供
給される。
【0066】このような構成により、浴槽35以外のと
ころでも炭酸湯を使うことができるようになる。
【0067】図10は本発明の炭酸風呂給湯装置の第1
0の技術手段を給湯機に応用した場合の一実施例であ
り、上記第1の技術手段の実施例と異なる点は、浴槽3
5に注湯する湯の温度、湯の炭酸濃度(遊離炭酸濃度)
またはpHを設定するとともに、浴槽35への注湯運
転、追い焚き運転等の運転モードを設定する設定手段7
7と、注水路22を流れる水の流量を調節する注水量調
節手段78と、注湯路26を流れる湯の流量を調節する
注湯量調節手段79と、気液接触室20内の炭酸湯の炭
酸濃度またはpHを検知する濃度検知手段80と、設定
手段77と濃度検知手段80からの情報に基づいて注水
路22に設けた注水電磁弁24、注水量調節手段78、
注湯路26に設けた注湯量調節手段79を制御する機能
を制御手段41に付加した制御手段81を設けたことで
ある。そしてこれ以外の構成は上記第1の技術手段の実
施例と同じであり、同一符号を付け詳細な説明を省略す
る。
【0068】上記構成において、濃度検知手段80で検
知された湯の炭酸濃度またはpHが設定手段77で設定
された濃度より低い場合には、制御手段81は注水路2
2を流れる流量を注湯路26を流れる流量で割った流量
比(注水路22の流量/注湯路26の流量)を大きくな
るように注水量調節手段78と注湯量調節手段79を制
御することによって、噴霧手段23から供給された炭酸
湯の割合が注湯路26から供給された湯より多くなり濃
度を高めることができる。逆に濃度検知手段80で検知
された湯の炭酸濃度またはpHが設定手段77で設定さ
れた濃度より高い場合には、流量比が小さくなるように
注水量調節手段78と注湯量調節手段79を制御するこ
とによって、噴霧手段23から供給された炭酸湯の割合
が注湯路26から供給された湯より少なくなり濃度を低
めることができる。
【0069】またpHが所定の値よりも異常に低くなっ
た場合や濃度が所定の値よりも異常に高くなった場合に
は、制御手段81は注水路22への給水を停止させるよ
うに注水電磁弁27または注水量調節手段78を制御す
る。
【0070】このような構成により、使用者が設定手段
77に設定した通りの濃度またはpHの炭酸湯を浴槽に
注湯することができる。また異常時には炭酸湯の注湯を
停止することにより使用上の安全性を確保することがで
きる。
【0071】
【発明の効果】以上のように本発明の炭酸風呂給湯装置
によれば、次のような効果が得られる。
【0072】請求項1記載の発明によれば、搬送手段を
設けるとともに背圧を低減させることにより充分な注湯
流量を確保することができるとともに、浴槽と装置に位
置関係に関わらず装置を設置でき利便性とともに施工性
を高めることができる。また給水路と浴槽は完全に縁切
りされているので、万一給水路が負圧になった場合でも
浴槽内の湯の逆流を防止し上水道を汚染から防止する事
ができ衛生上の安全性も確保することができる。
【0073】請求項2、3、4記載の発明によれば、水
位の上昇によって給湯側燃焼手段に湯が掛かり失火して
しまうことを防止でき、安定した給湯性能を得ることが
できる。また水位の低下による搬送手段のエア噛みを防
止することにより、騒音を低減することができるととも
に、燃焼ガスが浴槽内に噴出することを防止するができ
使用上の衛生的安全性を確保することができる。
【0074】請求項5記載の発明によれば、装置の立ち
上がり時の流量不足時や、ゴミやいたずらによる配管の
詰まり、また装置の故障が生じた場合でも給湯側燃焼手
段に湯が掛かって失火することを確実に防止でき、より
安定した給湯性能を得ることができる。また給水路が万
一負圧となった場合でも炭酸湯が上流の給湯路や給水路
に逆流することが防止でき、衛生的な安全性を確保する
ことができる。
【0075】請求項6、7記載の発明によれば、使用者
が設定した通りの温度の炭酸湯を浴槽に注湯することが
でき、快適性の向上を図ることができる。
【0076】請求項8記載の発明によれば、使用者は浴
槽に注湯する湯を好みや体質に応じて更湯と炭酸湯とを
自由に選択することができる。
【0077】請求項9記載の発明によれば、炭酸湯を浴
槽以外の場所でも使用することが出来る。
【0078】請求項10記載の発明によれば、使用者は
浴槽に注湯する湯を好みや体質に応じて炭酸湯の濃度を
自由に設定することができる。また給水路から供給され
る初期の水質によって濃度やpHは著しく変わるが、異
常な水質となった場合には炭酸湯の注湯を停止させた
り、濃度を低くしたりまたpHを中性に近づけることに
よって使用上の安全性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における炭酸風呂給湯装
置の要部構成図
【図2】本発明の第2の実施例における炭酸風呂給湯装
置の要部構成図
【図3】本発明の第3の実施例における炭酸風呂給湯装
置の要部構成図
【図4】本発明の第4の実施例における炭酸風呂給湯装
置の要部構成図
【図5】本発明の第5の実施例における炭酸風呂給湯装
置の要部構成図
【図6】本発明の第6の実施例における炭酸風呂給湯装
置の要部構成図
【図7】本発明の第7の実施例における炭酸風呂給湯装
置の要部構成図
【図8】本発明の第8の実施例における炭酸風呂給湯装
置の要部構成図
【図9】本発明の第9の実施例における炭酸風呂給湯装
置の要部構成図
【図10】本発明の第10の実施例における炭酸風呂給
湯装置の要部構成図
【図11】従来例の炭酸風呂給湯装置の要部構成図
【符号の説明】
14 給湯側燃焼手段 18 給湯側熱交換器 19 給湯側排気路 20 気液接触室 21 給水路 22 注水路 23 噴霧手段 25 給湯路 26 注湯路 28 風呂側燃焼手段 32 風呂側熱交換器 34 戻り管 35 浴槽 36 往き管 37 搬送手段 38 炭酸注湯路 42 水位検知手段 43 制御手段 46 水位検知手段 47 流量調節手段 48 制御手段 51 水位検知手段 52 流量調節手段 53 制御手段 56 排水路 57 設定手段 58 温度検知手段 59 制御手段 60 設定手段 61 温度検知手段 62 流量調節手段 63 制御手段 64 注湯バイパス路 73 炭酸給湯路 77 設定手段 78 注水量調節手段 79 注湯量調節手段 80 濃度検知手段 81 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古米 幸郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給湯側熱交換器に水を供給する給水路と、
    前記給湯側熱交換器を加熱する給湯側燃焼手段と、前記
    給湯側熱交換器から湯を供給する給湯路と、前記給湯側
    熱交換器の下流側に連接され前記給湯側燃焼手段によっ
    て発生した燃焼ガスが通る給湯側排気路と、前記給湯側
    排気路の途中に設けた気液接触室と、前記気液接触室内
    に水を噴霧する噴霧手段と、前記給水路から分岐され前
    記噴霧手段に水を供給する注水路と、前記給湯路から分
    岐され前記気液接触室に湯を供給する注湯路と、浴槽内
    の湯を風呂側熱交換器に送る戻り管と、前記風呂側熱交
    換器を加熱する風呂側燃焼手段と、前記戻り管の途中に
    設けられ湯を強制搬送する搬送手段と、前記風呂側熱交
    換器から湯を前記浴槽に送る往き管と、前記気液接触室
    と前記搬送手段上流側の前記戻り管とを連通した炭酸注
    湯路とを備えた炭酸風呂給湯装置。
  2. 【請求項2】気液接触室内に貯った湯の水位を検知する
    水位検知手段と、前記水位検知手段によって得られた情
    報に基づいて搬送手段の運転を制御する制御手段とを備
    えた請求項1記載の炭酸風呂給湯装置。
  3. 【請求項3】気液接触室内に貯った湯の水位を検知する
    水位検知手段と、搬送手段下流側の戻り管または往き管
    の途中に設けられ湯の流量を調節する流量調節手段と、
    前記水位検知手段によって得られた情報に基づいて前記
    流量調節手段を制御する制御手段とを備えた請求項1記
    載の炭酸風呂給湯装置。
  4. 【請求項4】気液接触室内に貯った湯の水位を検知する
    水位検知手段と、注水路または注湯路の途中に設けられ
    湯の流量を調節する流量調節手段と、前記水位検知手段
    によって得られた情報に基づいて前記流量調節手段を制
    御する制御手段とを備えた請求項1記載の炭酸風呂給湯
    装置。
  5. 【請求項5】気液接触室の給湯側排気路の接続部より下
    方で、かつ注湯路の接続部より下方の前記気液接触室の
    側面に設けられ前記気液接触室と装置外部とを連通する
    排水路を備えた請求項1記載の炭酸風呂給湯装置。
  6. 【請求項6】浴槽へ注湯する湯の温度を設定する設定手
    段と、往き管または炭酸注湯路と戻り管の接合部より搬
    送手段側の戻り管に設けられ浴槽へ注湯される湯の温度
    を検知する温度検知手段と、前記設定手段からの情報と
    前記温度検知手段によって得られた情報に基づいて給湯
    側燃焼手段の燃焼量を制御する制御手段とを備えた請求
    項1記載の炭酸風呂給湯装置。
  7. 【請求項7】浴槽へ注湯する湯の温度を設定する設定手
    段と、往き管または炭酸注湯路と戻り管の接合部より搬
    送手段側の前記戻り管に設けられ前記浴槽へ注湯される
    湯の温度を検知する温度検知手段と、注水路または注湯
    路の途中に設けられ水または湯の流量を調節する流量調
    節手段と、前記設定手段からの情報と前記温度検知手段
    によって得られた情報に基づいて前記流量調節手段を制
    御する制御手段とを備えた請求項1記載の炭酸風呂給湯
    装置。
  8. 【請求項8】給湯路または注湯路と炭酸注湯路、若しく
    は給湯路または注湯路と戻り管とを連通した注湯バイパ
    ス路を備えた請求項1記載の炭酸風呂給湯装置。
  9. 【請求項9】搬送手段下流側の戻り管、または往き管か
    ら分岐して所定の場所に炭酸を含んだ湯を供給する炭酸
    給湯路を備えた請求項1記載の炭酸風呂給湯装置。
  10. 【請求項10】浴槽へ注湯する湯の遊離炭酸濃度または
    pHを設定する設定手段と、気液接触室に設けた湯の遊
    離炭酸濃度またはpHを検知する濃度検知手段と、注水
    路の途中に設け水の流量を調節する注水量調節手段と、
    注湯路の途中に設け湯の流量を調節する注湯量調節手段
    と、前記設定手段、前記濃度検知手段からの情報に基づ
    いて前記注水量調節手段、前記注湯量調節手段とを制御
    する制御手段とを備えた請求項1記載の炭酸風呂給湯装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1147218A (ja) * 1997-07-30 1999-02-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 入浴装置

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JPH1147218A (ja) * 1997-07-30 1999-02-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 入浴装置

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