JPH07209109A - 張力測定装置 - Google Patents
張力測定装置Info
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- JPH07209109A JPH07209109A JP6001324A JP132494A JPH07209109A JP H07209109 A JPH07209109 A JP H07209109A JP 6001324 A JP6001324 A JP 6001324A JP 132494 A JP132494 A JP 132494A JP H07209109 A JPH07209109 A JP H07209109A
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- wire ropes
- tension
- vibration
- frequency
- wire
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 加速度センサ12、13、14により検出し
た3本のワイヤーロープ1、2、3の振動周波数を張力
差表示装置15の周波数演算部17により同時に演算
し、周波数大小比較演算部18及び表示器21、22、
23により3本のワイヤーロープ1〜3の張力の相対的
な大小関係を即時に表示する。 【効果】 3本のワイヤーロープ1、2、3の張力差の
調整を簡単かつ正確に短時間で行うことができる。
た3本のワイヤーロープ1、2、3の振動周波数を張力
差表示装置15の周波数演算部17により同時に演算
し、周波数大小比較演算部18及び表示器21、22、
23により3本のワイヤーロープ1〜3の張力の相対的
な大小関係を即時に表示する。 【効果】 3本のワイヤーロープ1、2、3の張力差の
調整を簡単かつ正確に短時間で行うことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エレベーター巻き上
げロープ等の複数のワイヤーロープ相互間の張力差の測
定、調整作業をするための張力測定装置に関するもので
ある。
げロープ等の複数のワイヤーロープ相互間の張力差の測
定、調整作業をするための張力測定装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の張力測定方法を図5を参照しなが
ら説明する。図5は、従来の3本のワイヤーロープの相
対的な張力を確認調整する方法を示す図である。
ら説明する。図5は、従来の3本のワイヤーロープの相
対的な張力を確認調整する方法を示す図である。
【0003】図5において、1、2及び3は巻き上げロ
ープ綱車を介しておもりの上端あるいはエレベーターの
かごの上端に結合されたワイヤーロープ、4、5及び6
は鋼製のロープソケット、7はエレベーターのかごの上
端あるいはおもりの上端に設けられた梁、8、9及び1
0はワイヤーロープ1〜3を梁7に固定するためのナッ
トである。また、11はワイヤーロープ打撃用のハンマ
ーである。
ープ綱車を介しておもりの上端あるいはエレベーターの
かごの上端に結合されたワイヤーロープ、4、5及び6
は鋼製のロープソケット、7はエレベーターのかごの上
端あるいはおもりの上端に設けられた梁、8、9及び1
0はワイヤーロープ1〜3を梁7に固定するためのナッ
トである。また、11はワイヤーロープ打撃用のハンマ
ーである。
【0004】つぎに、従来の3本のワイヤーロープの張
力の測定、調整作業の手順を図5を参照しながら説明す
る。
力の測定、調整作業の手順を図5を参照しながら説明す
る。
【0005】従来は、ワイヤーロープ1〜3に打撃を与
え、手感とストップウォッチで、3本のワイヤーロープ
1〜3の振動周期(数秒〜数十秒)とその差を求め、3
本のワイヤーロープ1〜3の相対的な張力を調整してい
た。
え、手感とストップウォッチで、3本のワイヤーロープ
1〜3の振動周期(数秒〜数十秒)とその差を求め、3
本のワイヤーロープ1〜3の相対的な張力を調整してい
た。
【0006】ハンマー11により、ワイヤーロープ1〜
3に順に打撃を与えることで、ワイヤーロープ1〜3に
振動が発生する。この振動の周期をワイヤーロープ1〜
3に手を添えることで確認し、ストップウォッチで各々
測定する。
3に順に打撃を与えることで、ワイヤーロープ1〜3に
振動が発生する。この振動の周期をワイヤーロープ1〜
3に手を添えることで確認し、ストップウォッチで各々
測定する。
【0007】振動の周期の短いワイヤーロープ程、相対
的に張力が大きいため、張力の小さいワイヤーロープに
対し、ナット8〜10を用いて締め上げることで、ワイ
ヤーロープ1〜3の張力を調整し、相対的張力差が規定
値に入るまで、この作業を繰り返す。
的に張力が大きいため、張力の小さいワイヤーロープに
対し、ナット8〜10を用いて締め上げることで、ワイ
ヤーロープ1〜3の張力を調整し、相対的張力差が規定
値に入るまで、この作業を繰り返す。
【0008】例えば、ワイヤーロープ1にハンマー11
により打撃を与えると共に、ストップウォッチをスター
トさせる。手をワイヤーロープ1に添え、打撃による振
動が綱車から返ってきたことを感じたときに上記ストッ
プウォッチをストップさせる。上記ストップウォッチの
計時が1秒であれば、ワイヤーロープ1の振動周期を1
秒とみなす。
により打撃を与えると共に、ストップウォッチをスター
トさせる。手をワイヤーロープ1に添え、打撃による振
動が綱車から返ってきたことを感じたときに上記ストッ
プウォッチをストップさせる。上記ストップウォッチの
計時が1秒であれば、ワイヤーロープ1の振動周期を1
秒とみなす。
【0009】同様な手順により、ワイヤーロープ2及び
3の振動周期を測定し、それぞれが2秒及び2.5秒で
あった。その結果、張力が一番大きいものはワイヤーロ
ープ1であり、それを基準ロープとして、他のワイヤー
ロープ2及び3の張力をナット9及び10により調整す
る。
3の振動周期を測定し、それぞれが2秒及び2.5秒で
あった。その結果、張力が一番大きいものはワイヤーロ
ープ1であり、それを基準ロープとして、他のワイヤー
ロープ2及び3の張力をナット9及び10により調整す
る。
【0010】再び、ストップウォッチによりワイヤーロ
ープ2及び3の振動周期を測定したら、それぞれが1.
2秒及び1.5秒であった。相対的張力差の規定値が、
例えば、基準ロープの張力の20%とすると、ワイヤー
ロープ2の張力は上記規定値に入ったことになり、ワイ
ヤーロープ3だけナット10により張力を再度調整し、
上記規定値に入るまで上記手順を繰り返すことになる。
ープ2及び3の振動周期を測定したら、それぞれが1.
2秒及び1.5秒であった。相対的張力差の規定値が、
例えば、基準ロープの張力の20%とすると、ワイヤー
ロープ2の張力は上記規定値に入ったことになり、ワイ
ヤーロープ3だけナット10により張力を再度調整し、
上記規定値に入るまで上記手順を繰り返すことになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
張力測定方法では、ワイヤーロープ1〜3の振動の周期
を手感とストップウォッチの手作業で計測しているた
め、個人差による誤差、精度の不足、現場毎のワイヤー
ロープの長さの差により、振動の周期が変化し、一定の
測定精度が得られないという問題点があった。また、測
定調整作業を各々独立して繰り返す必要があり、長時間
を要するという問題点があった。
張力測定方法では、ワイヤーロープ1〜3の振動の周期
を手感とストップウォッチの手作業で計測しているた
め、個人差による誤差、精度の不足、現場毎のワイヤー
ロープの長さの差により、振動の周期が変化し、一定の
測定精度が得られないという問題点があった。また、測
定調整作業を各々独立して繰り返す必要があり、長時間
を要するという問題点があった。
【0012】この発明は、前述した問題点を解決するた
めになされたもので、正確な張力調整ができ、かつ張力
調整の時間を短縮することができる張力測定装置を得る
ことを目的とする。
めになされたもので、正確な張力調整ができ、かつ張力
調整の時間を短縮することができる張力測定装置を得る
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る張力測定装置は、次に掲げる手段を備えたものであ
る。 〔1〕 エレベーターの複数のワイヤーロープの振動を
検出する振動検出手段。 〔2〕 前記検出された振動に基づいて前記複数のワイ
ヤーロープの張力を演算する張力演算手段。 〔3〕 前記複数のワイヤーロープの張力の大小関係を
表示する表示手段。
る張力測定装置は、次に掲げる手段を備えたものであ
る。 〔1〕 エレベーターの複数のワイヤーロープの振動を
検出する振動検出手段。 〔2〕 前記検出された振動に基づいて前記複数のワイ
ヤーロープの張力を演算する張力演算手段。 〔3〕 前記複数のワイヤーロープの張力の大小関係を
表示する表示手段。
【0014】この発明の請求項2に係る張力測定装置
は、次に掲げる手段を備えたものである。 〔1〕 綱車からエレベーターかご又はおもりの上端ま
での複数のワイヤーロープの振動を検出する加速度セン
サ。 〔2〕 前記検出された振動に基づいて前記複数のワイ
ヤーロープの周波数を演算する周波数演算部。 〔3〕 前記複数のワイヤーロープの周波数の大小を演
算する周波数大小比較演算部。 〔4〕 前記複数のワイヤーロープの周波数の大小関係
を表示する表示部。
は、次に掲げる手段を備えたものである。 〔1〕 綱車からエレベーターかご又はおもりの上端ま
での複数のワイヤーロープの振動を検出する加速度セン
サ。 〔2〕 前記検出された振動に基づいて前記複数のワイ
ヤーロープの周波数を演算する周波数演算部。 〔3〕 前記複数のワイヤーロープの周波数の大小を演
算する周波数大小比較演算部。 〔4〕 前記複数のワイヤーロープの周波数の大小関係
を表示する表示部。
【0015】
【作用】この発明の請求項1に係る張力測定装置におい
ては、振動検出手段によって、エレベーターの複数のワ
イヤーロープの振動が検出される。また、張力演算手段
によって、前記検出された振動に基づいて前記複数のワ
イヤーロープの張力が演算される。そして、表示手段に
よって、前記複数のワイヤーロープの張力の大小関係が
表示される。
ては、振動検出手段によって、エレベーターの複数のワ
イヤーロープの振動が検出される。また、張力演算手段
によって、前記検出された振動に基づいて前記複数のワ
イヤーロープの張力が演算される。そして、表示手段に
よって、前記複数のワイヤーロープの張力の大小関係が
表示される。
【0016】この発明の請求項2に係る張力測定装置に
おいては、加速度センサによって、綱車からエレベータ
ーかご又はおもりの上端までの複数のワイヤーロープの
振動が検出される。また、周波数演算部によって、前記
検出された振動に基づいて前記複数のワイヤーロープの
周波数が演算される。さらに、周波数大小比較演算部に
よって、前記複数のワイヤーロープの周波数の大小が演
算される。そして、表示部によって、前記複数のワイヤ
ーロープの周波数の大小関係が表示される。
おいては、加速度センサによって、綱車からエレベータ
ーかご又はおもりの上端までの複数のワイヤーロープの
振動が検出される。また、周波数演算部によって、前記
検出された振動に基づいて前記複数のワイヤーロープの
周波数が演算される。さらに、周波数大小比較演算部に
よって、前記複数のワイヤーロープの周波数の大小が演
算される。そして、表示部によって、前記複数のワイヤ
ーロープの周波数の大小関係が表示される。
【0017】
実施例1.この発明の実施例1の構成を図1及び図2を
参照しながら説明する。図1は、この発明の実施例1の
概略構成を示す図であり、ワイヤーロープ1から順に符
号が振ってあるハンマー11までは上述した従来例のも
のと同様である。また、図2は、この発明の実施例1の
張力差表示装置の内部構成を示す図である。なお、各図
中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
参照しながら説明する。図1は、この発明の実施例1の
概略構成を示す図であり、ワイヤーロープ1から順に符
号が振ってあるハンマー11までは上述した従来例のも
のと同様である。また、図2は、この発明の実施例1の
張力差表示装置の内部構成を示す図である。なお、各図
中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
【0018】図1において、12、13及び14はマグ
ネットでワイヤーロープ1〜3に取り付けられた加速度
(振動)センサ、15は加速度センサ12〜14に接続
された張力差表示装置、21、22及び23はLEDや
液晶などの張力差表示装置15に設けられた表示器であ
る。なお、加速度センサ12〜14はロープソケット4
〜6の側方に取り付けてもよい。
ネットでワイヤーロープ1〜3に取り付けられた加速度
(振動)センサ、15は加速度センサ12〜14に接続
された張力差表示装置、21、22及び23はLEDや
液晶などの張力差表示装置15に設けられた表示器であ
る。なお、加速度センサ12〜14はロープソケット4
〜6の側方に取り付けてもよい。
【0019】図2において、16は加速度センサ12〜
14に接続されたインターフェース等を含む入力部、1
7及び18はCPU、ROM、RAM、上記ROMに登
録されたプログラム(ソフトウエア)、上記RAMに記
憶された各種のデータ等を含む周波数演算部及び周波数
大小比較演算部、19はキーボード、テンキーなどの比
較精度設定部、20は表示器21〜23、表示制御部等
を含む表示部である。
14に接続されたインターフェース等を含む入力部、1
7及び18はCPU、ROM、RAM、上記ROMに登
録されたプログラム(ソフトウエア)、上記RAMに記
憶された各種のデータ等を含む周波数演算部及び周波数
大小比較演算部、19はキーボード、テンキーなどの比
較精度設定部、20は表示器21〜23、表示制御部等
を含む表示部である。
【0020】ところで、この発明の請求項1に係る振動
検出手段は、この実施例1では加速度センサ12〜14
から構成され、この発明の請求項1に係る張力演算手段
は、この実施例1では入力部16、周波数演算部17、
周波数大小比較演算部18及び比較精度設定部19から
構成され、この発明の請求項1に係る表示手段は、この
実施例1では表示部20に相当する。
検出手段は、この実施例1では加速度センサ12〜14
から構成され、この発明の請求項1に係る張力演算手段
は、この実施例1では入力部16、周波数演算部17、
周波数大小比較演算部18及び比較精度設定部19から
構成され、この発明の請求項1に係る表示手段は、この
実施例1では表示部20に相当する。
【0021】つぎに、前述した実施例1の動作を図3を
参照しながら説明する。図3は、この発明の実施例1の
動作を示すフローチャートである。
参照しながら説明する。図3は、この発明の実施例1の
動作を示すフローチャートである。
【0022】ワイヤーロープ1、2及び3にハンマー1
1により打撃を与えることで、ワイヤーロープ1〜3に
振動が生じ、加速度センサ12、13及び14の出力信
号を入力部16を介して入力する(ステップ30)。
1により打撃を与えることで、ワイヤーロープ1〜3に
振動が生じ、加速度センサ12、13及び14の出力信
号を入力部16を介して入力する(ステップ30)。
【0023】次に、加速度センサ12〜14の生データ
はワイヤーロープ1〜3の振動に応じた正弦波であり、
所定時間内のピークをカウントすることによりワイヤー
ロープ1〜3のそれぞれの周波数を演算する(ステップ
31)。
はワイヤーロープ1〜3の振動に応じた正弦波であり、
所定時間内のピークをカウントすることによりワイヤー
ロープ1〜3のそれぞれの周波数を演算する(ステップ
31)。
【0024】次に、周波数の大小を比較演算する(ステ
ップ32)。なお、周波数の大小順とワイヤーロープ1
〜3の張力の強弱は同一順であり、周波数が最大のもの
が張力が最大のワイヤーロープであるため、結果として
間接的に張力の強弱を求めていることになる。
ップ32)。なお、周波数の大小順とワイヤーロープ1
〜3の張力の強弱は同一順であり、周波数が最大のもの
が張力が最大のワイヤーロープであるため、結果として
間接的に張力の強弱を求めていることになる。
【0025】そして、周波数(張力)の大小順を表示す
る(ステップ33)。周波数の大小比較判定の基準範囲
は、比較精度設定部19により予め設定し、基準範囲
(例えば、20%)内であれば周波数は同一とみなし、
周波数の大小順を表示器21〜23により表示する。
る(ステップ33)。周波数の大小比較判定の基準範囲
は、比較精度設定部19により予め設定し、基準範囲
(例えば、20%)内であれば周波数は同一とみなし、
周波数の大小順を表示器21〜23により表示する。
【0026】例えば、ワイヤーロープ1、2及び3の測
定周波数がそれぞれ1Hz、0.5Hz及び0.4Hz
の場合、図1に示すように、ワイヤーロープ1の表示器
21に「1」が、ワイヤーロープ2の表示器22に
「2」が、ワイヤーロープ3の表示器23に「3」が表
示される。最高周波数が測定されたワイヤーロープ1を
基準ロープとして、ワイヤーロープ2及び3のナット9
及び10を調整する。
定周波数がそれぞれ1Hz、0.5Hz及び0.4Hz
の場合、図1に示すように、ワイヤーロープ1の表示器
21に「1」が、ワイヤーロープ2の表示器22に
「2」が、ワイヤーロープ3の表示器23に「3」が表
示される。最高周波数が測定されたワイヤーロープ1を
基準ロープとして、ワイヤーロープ2及び3のナット9
及び10を調整する。
【0027】なお、打撃による振動をワイヤーロープ1
〜3に与えていないときは、周波数の大小順を表示させ
ないために、入力部16に振動の大きさにより加速度セ
ンサ12〜14からの入力を無効とする機能が付加され
ている。
〜3に与えていないときは、周波数の大小順を表示させ
ないために、入力部16に振動の大きさにより加速度セ
ンサ12〜14からの入力を無効とする機能が付加され
ている。
【0028】ワイヤーロープ1〜3の相互間の張力差の
調整作業は、図4に示す手順に従って行われる。つま
り、まず、ハンマー11によりワイヤーロープ1〜3に
打撃を与える(ステップ40)。
調整作業は、図4に示す手順に従って行われる。つま
り、まず、ハンマー11によりワイヤーロープ1〜3に
打撃を与える(ステップ40)。
【0029】次に、張力差表示装置15の表示器21〜
23に示された周波数の大小順を確認しながら、最高順
位以外が表示されたワイヤーロープ1〜3のナット8〜
10を締め上げることにより、表示器21〜23の大小
順の表示が同一になったところで作業を終了する。例え
ば、表示器21〜23の表示が全て「1」となったとこ
ろで終了する。
23に示された周波数の大小順を確認しながら、最高順
位以外が表示されたワイヤーロープ1〜3のナット8〜
10を締め上げることにより、表示器21〜23の大小
順の表示が同一になったところで作業を終了する。例え
ば、表示器21〜23の表示が全て「1」となったとこ
ろで終了する。
【0030】この発明の実施例1は、前述したように、
加速度センサ12〜14により検出した3本のワイヤー
ロープ1〜3の振動周波数を周波数演算部17により同
時に演算し、周波数大小比較演算部18及び表示部20
により3本のワイヤーロープ1〜3の張力の相対的な大
小関係を即時に表示するため、調整を簡単かつ正確に短
時間で行うことができる。つまり、手作業であった張力
測定を加速度センサ、磁気センサ、金属センサ等を用い
て自動化したものである。また、複数(3本)のワイヤ
ーロープの張力の相対的大小関係を即時に表示できるよ
うにしたものである。ワイヤーロープ長、測定位置にか
かわらず正確に測定、調整できる。さらに、測定作業と
調整作業を同時にできるため、短時間で作業ができる。
加速度センサ12〜14により検出した3本のワイヤー
ロープ1〜3の振動周波数を周波数演算部17により同
時に演算し、周波数大小比較演算部18及び表示部20
により3本のワイヤーロープ1〜3の張力の相対的な大
小関係を即時に表示するため、調整を簡単かつ正確に短
時間で行うことができる。つまり、手作業であった張力
測定を加速度センサ、磁気センサ、金属センサ等を用い
て自動化したものである。また、複数(3本)のワイヤ
ーロープの張力の相対的大小関係を即時に表示できるよ
うにしたものである。ワイヤーロープ長、測定位置にか
かわらず正確に測定、調整できる。さらに、測定作業と
調整作業を同時にできるため、短時間で作業ができる。
【0031】実施例2.なお、前述した実施例1ではエ
レベーター停止状態において作業を行ったが、エレベー
ター巻き上げロープの場合、エレベーター運転の振動を
利用し、ワイヤーロープの張力を測定しても同様の作用
効果を期待できる。なお、張力差の調整作業は停止状態
で行う。
レベーター停止状態において作業を行ったが、エレベー
ター巻き上げロープの場合、エレベーター運転の振動を
利用し、ワイヤーロープの張力を測定しても同様の作用
効果を期待できる。なお、張力差の調整作業は停止状態
で行う。
【0032】ワイヤーロープ相互間の張力差が発生する
主たる原因は、巻き上げロープ綱車溝の摩耗のばらつき
で発生する綱車溝とワイヤーロープのスリップ現象であ
る。そこで、上記基準範囲以上のワイヤーロープの短期
間での張力変化を綱車溝の異常摩耗の点検に利用しても
よい。
主たる原因は、巻き上げロープ綱車溝の摩耗のばらつき
で発生する綱車溝とワイヤーロープのスリップ現象であ
る。そこで、上記基準範囲以上のワイヤーロープの短期
間での張力変化を綱車溝の異常摩耗の点検に利用しても
よい。
【0033】実施例3.エレベーター巻き上げロープの
場合、実施例1に係る張力測定装置をエレベーターに常
設することで、上記装置が基本機能としてもっている振
動の大きさにより加速度センサからの入力を無効とする
ことを利用し、所定(例えば、現場の正常運転中の約
1.5倍)以上の振動がワイヤーロープに発生した場合
はエレベーターに異常が発生していると判断し、最寄り
の階に強制停止のうえ、休止させる信号をエレベーター
側へ出力し安全装置として使用してもよい。
場合、実施例1に係る張力測定装置をエレベーターに常
設することで、上記装置が基本機能としてもっている振
動の大きさにより加速度センサからの入力を無効とする
ことを利用し、所定(例えば、現場の正常運転中の約
1.5倍)以上の振動がワイヤーロープに発生した場合
はエレベーターに異常が発生していると判断し、最寄り
の階に強制停止のうえ、休止させる信号をエレベーター
側へ出力し安全装置として使用してもよい。
【0034】実施例4.実施例3に加えて、エレベータ
ーに警報装置を設け、上記一定以上の振動がワイヤーロ
ープに発生した場合は、エレベーターに異常が発生して
いると判断し、外部に警報を発報させてもよい。
ーに警報装置を設け、上記一定以上の振動がワイヤーロ
ープに発生した場合は、エレベーターに異常が発生して
いると判断し、外部に警報を発報させてもよい。
【0035】実施例5.実施例4に加えて、電話回線を
利用し、遠隔地のセンター等に対しても警報を発報させ
てもよい。
利用し、遠隔地のセンター等に対しても警報を発報させ
てもよい。
【0036】
【発明の効果】この発明の請求項1に係る張力測定装置
は、以上説明したとおり、エレベーターの複数のワイヤ
ーロープの振動を検出する振動検出手段と、前記検出さ
れた振動に基づいて前記複数のワイヤーロープの張力を
演算する張力演算手段と、前記複数のワイヤーロープの
張力の大小関係を表示する表示手段とを備えたので、作
業者による誤差、個人差による測定のばらつき等の問題
を解消でき、複数のワイヤーロープ相互間の張力の大小
関係を即時に表示でき、ワイヤーロープ相互間の張力差
の確認調整作業を正確、かつ短時間で行うことができる
という効果を奏する。
は、以上説明したとおり、エレベーターの複数のワイヤ
ーロープの振動を検出する振動検出手段と、前記検出さ
れた振動に基づいて前記複数のワイヤーロープの張力を
演算する張力演算手段と、前記複数のワイヤーロープの
張力の大小関係を表示する表示手段とを備えたので、作
業者による誤差、個人差による測定のばらつき等の問題
を解消でき、複数のワイヤーロープ相互間の張力の大小
関係を即時に表示でき、ワイヤーロープ相互間の張力差
の確認調整作業を正確、かつ短時間で行うことができる
という効果を奏する。
【0037】この発明の請求項2に係る張力測定装置
は、以上説明したとおり、綱車からエレベーターかご又
はおもりの上端までの複数のワイヤーロープの振動を検
出する加速度センサと、前記検出された振動に基づいて
前記複数のワイヤーロープの周波数を演算する周波数演
算部と、前記複数のワイヤーロープの周波数の大小を演
算する周波数大小比較演算部と、前記複数のワイヤーロ
ープの周波数の大小関係を表示する表示部を備えたの
で、作業者による誤差、個人差による測定のばらつき等
の問題を解消でき、複数のワイヤーロープ相互間の張力
の大小関係を即時に表示でき、ワイヤーロープ相互間の
張力差の確認調整作業を正確、かつ短時間で行うことが
できるという効果を奏する。
は、以上説明したとおり、綱車からエレベーターかご又
はおもりの上端までの複数のワイヤーロープの振動を検
出する加速度センサと、前記検出された振動に基づいて
前記複数のワイヤーロープの周波数を演算する周波数演
算部と、前記複数のワイヤーロープの周波数の大小を演
算する周波数大小比較演算部と、前記複数のワイヤーロ
ープの周波数の大小関係を表示する表示部を備えたの
で、作業者による誤差、個人差による測定のばらつき等
の問題を解消でき、複数のワイヤーロープ相互間の張力
の大小関係を即時に表示でき、ワイヤーロープ相互間の
張力差の確認調整作業を正確、かつ短時間で行うことが
できるという効果を奏する。
【図1】この発明の実施例1の概略構成を示す図であ
る。
る。
【図2】この発明の実施例1の張力差表示装置の構成を
示す図である。
示す図である。
【図3】この発明の実施例1の張力差表示装置の動作を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図4】この発明の実施例1の測定調整作業を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図5】従来の張力測定方法を示す図である。
1、2、3 ワイヤーロープ 8、9、10 ナット 11 ハンマー 12、13、14 加速度センサ 15 張力差表示装置 17 周波数演算部 18 周波数大小比較演算部 21、22、23 表示器
Claims (2)
- 【請求項1】 エレベーターの複数のワイヤーロープの
振動を検出する振動検出手段、前記検出された振動に基
づいて前記複数のワイヤーロープの張力を演算する張力
演算手段、及び前記複数のワイヤーロープの張力の大小
関係を表示する表示手段を備えたことを特徴とする張力
測定装置。 - 【請求項2】 綱車からエレベーターかご又はおもりの
上端までの複数のワイヤーロープの振動を検出する加速
度センサ、前記検出された振動に基づいて前記複数のワ
イヤーロープの周波数を演算する周波数演算部、前記複
数のワイヤーロープの周波数の大小を演算する周波数大
小比較演算部、及び前記複数のワイヤーロープの周波数
の大小関係を表示する表示部を備えたことを特徴とする
張力測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6001324A JPH07209109A (ja) | 1994-01-11 | 1994-01-11 | 張力測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6001324A JPH07209109A (ja) | 1994-01-11 | 1994-01-11 | 張力測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07209109A true JPH07209109A (ja) | 1995-08-11 |
Family
ID=11498323
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6001324A Pending JPH07209109A (ja) | 1994-01-11 | 1994-01-11 | 張力測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07209109A (ja) |
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1994
- 1994-01-11 JP JP6001324A patent/JPH07209109A/ja active Pending
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