JPH07209662A - 液晶表示器および液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示器および液晶表示装置Info
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- JPH07209662A JPH07209662A JP658894A JP658894A JPH07209662A JP H07209662 A JPH07209662 A JP H07209662A JP 658894 A JP658894 A JP 658894A JP 658894 A JP658894 A JP 658894A JP H07209662 A JPH07209662 A JP H07209662A
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Abstract
実現する。 【構成】一定の間隔で対向配置させた一対の基板3の間
隙に、可視光の領域に選択反射波長を有するコレステリ
ック液晶組成物5を充填し、一対の基板3のうちの少な
くとも一方の基板の他方の基板に対向させた表面に、こ
の表面に平行な方向の電界を液晶組成物に印加する構造
を有する電極1、2を形成する。 【効果】電界によってコレステリック液晶組成物5のピ
ッチを変化させ、その選択反射の中心波長を変化させる
ことにより複数色の表示が可能となる。
Description
用いて反射光によりカラー表示を行う液晶表示装置に関
するものである。
せず消費電力も小さいことから、透過型の液晶表示装置
に比べ携帯型の情報機器の適用に適していると言える。
装置としては、たとえば、Proceedings of SID,Vol.27
(1986)p.223-227に記載されているコレステリック-ネマ
チック相転移性を利用した反射型の液晶表示装置が知ら
れている。
23-227に記載の反射型の液晶表示装置では、電界無印加
状態でコレステリック相を呈する液晶組成物に、配向方
向によって光の吸収性が異なる二色性色素を混合してゲ
スト-ホスト型となし、液晶組成物を挟持する基板に垂
直な方向の(コレステリック液晶組成物の螺旋軸と平行
な方向の)電界を印加して、ネマチック相への相転移を
起こし、これにより二色性色素分子の配向方向を変化さ
せることによって電界の非印加時とは異なる色を表示し
ていた。
成物を挟持する平行平板型コンデンサ素子で近似される
負荷を充放電することにより印加していた。
表示は、特開昭49−74438記載のように1個1個
の画素に光の3原色である赤、緑、青に対応する光吸収
型のマイクロカラーフィルタを配置し、そのマイクロカ
ラーフィルタを透過した光の加法混色によって実現され
ていた。
ID,Vol.27(1986)p.223-227に記載の反射型の液晶表示装
置によれば、液晶組成物中に混合可能な二色性色素の量
には上限があり、また、二色性色素分子の配向方向が完
全に揃わないことより、十分なコントラスト比を得るこ
とが困難であるという問題があった。なお、コントラス
ト比を高めるために偏光板を用いると、偏光板は無偏光
の光から電界の振動方向がある特定方向の偏光だけを取
り出して他の方向の偏光を吸収する作用があるため光の
利用効率が低下し、表示画面が暗くなるという問題が生
じることとなる。
から立ち上がる動きをするため、その立上り方向が異な
る部分でドメイン境界が発生して表示が乱れてしまうと
いった問題が生じる。
したマイクロカラーフィルタを用いると、光の利用効率
が、どうしても低下し、表示画面が暗くなるという問題
があった。
平板型コンデンサ素子で近似される負荷を充放電するこ
とにより印加するために消費電力が大きいという問題が
あった。また、このような印加方式では、液晶層の両側
に電極を設ける必要が生じるために、表示面を見る方向
によって視認性が劣化するという問題があった。
表示装置に関しては、特公昭63−21907記載のよ
うに液晶層の一方の側のみに設けた櫛歯状電極対によっ
て基板に平行な方向の電界を印加し、ネマチック液晶組
成物の配向方向を変化させる技術が知られている。
好に行うことのできる反射型のカラー液晶表示装置を提
供することを目的とする。
に、本発明は、一定の間隔で対向させた一対の基板と、
前記一対の基板の間隙に、その螺旋軸が前記一対の基板
の両表面に、略垂直になるように充填されたコレステリ
ック液晶組成物と、前記一対の基板のうちの少なくとも
一方の基板の、他方の基板側の表面に設けられた電極群
とを有し、前記一対の基板の他方の基板側の両表面は、
前記コレステリック液晶組成物分子の配向方位角が、当
該表面に対して一定となるように処理されており、前記
電極群は、前記一対の基板の表面に平行な方向の電界を
前記コレステリック液晶組成物に印加するよう、前記一
対の基板のうちの少なくとも一方の基板の、他方の基板
側の表面に配置されており、前記コレステリック液晶組
成物の螺旋ピッチは、前記電極群によって印加される前
記電界によって制御されることを特徴とすることを特徴
とする第1の液晶表示器を提供する。
記電極群は、一定の間隔で周期的に前記基板の表面に配
置された第1の電極群と、第1の電極群と前記間隔の1
/6ずれた位置に周期的に配置された第2の電極群と、
第1の電極群に対して前記第2の電極と同方向に、前記
間隔の2/6ずれた位置に周期的に配置された第3の電
極群と、第1の電極群に対して前記第2の電極と同方向
に、前記間隔の3/6ずれた位置に周期的に配置された
第4の電極群と、第1の電極群に対して前記第2の電極
と同方向に、前記間隔の4/6ずれた位置に周期的に配
置された第5の電極群と、第1の電極群に対して前記第
2の電極と同方向に、前記間隔の5/6ずれた位置に周
期的に配置された第6の電極群とを含み、かつ、前記第
1の電極群と前記第2の電極群は、任意の位置に配置さ
れた第7の電極に接続し、前記第4の電極群と前記第5
の電極群は、任意の位置に配置された第8の電極に接続
していることを特徴とする第2の液晶表示器を提供す
る。
液晶表示器を2つ用い、両者の前記コレステリック液晶
組成物を、その螺旋の自発ピッチp0と平均の屈折率n
との積が等しく螺旋のねじれが逆向きのものとし、2つ
の液晶表示器を積層した第1の液晶表示装置を提供す
る。
示器を用い、各組の各液晶表示器の、コレステリック液
晶組成物を、それぞれ、その螺旋の自発ピッチp0と平
均の屈折率nとの積が 380(nm)≦n・p0≦530(nm)の関
係を満たすもの、480(nm)≦n・p0≦630(nm)の関係を満
たすもの、570(nm)≦n・p0≦800(nm)の関係を満たすも
のとし、各液晶表示器を、任意の順番で各液晶装置の前
記基板が並行となるように積層し、可視光吸収体を、積
層した各液晶表示装置の下層に配置した第2の液晶表示
装置を提供する。
晶表示装置に入射する光量もしくは、これが外部に反射
する光量を、複数の前記液晶表示器の前記基板に平行な
面上の所定の領域毎に制御する透過型液晶表示装置を、
その上部に備えることが好ましい。また、前記各液晶表
示器の前記一対の基板の間隔dは、任意の地点において
常に、前記コレステリック液晶組成物の螺旋の自発ピッ
チp0と、前記一対の基板の一方の基板の表面における
コレステリック液晶組成物分子の配向方位角と他方の基
板の表面におけるコレステリック液晶組成物分子の配向
方位角との角度差φと、正の定整数mに対して、次式 |d/p0−(mπ+φ)/(2π)|<1/4 の関係を満たすことが望ましい。また、前述した各液晶
表示器や液晶表示装置には、さらに、液晶表示器の基板
に略垂直に入射するよう屈折する、前記液晶表示器の上
部に配置された平行光化手段を備えることが望ましい。
に電圧を印加するとコレステリック液晶組成物には基板
表面にほぼ平行な方向の電界が印加される。この電界に
よってコレステリック液晶組成物の分子長軸の配向方向
が基板表面に平行な面内で回転するような力を受けるた
め、コレステリック液晶組成物の螺旋のピッチpが自発
ピッチp0より大きくなる。コレステリック液晶組成物
の螺旋軸方向の光の選択反射の中心波長λとコレステリ
ック液晶組成物の螺旋のピッチpと平均の屈折率nとの
間には、λ=n・pなる関係があるため、コレステリッ
ク液晶組成物の螺旋のピッチが大きくなることによって
光の選択反射の中心波長が大きくなる。したがい、選択
反射する色を、電極群に印加する電圧によって制御し、
カラ−表示を実現することができる。
軸は基板表面にほぼ平行な方向の電界によって基板表面
に平行な面内で回転する動きをするだけで、基板の表面
から立ち上がる動きをしないため、その立上り方向が異
なることによるドメイン境界が発生しない。特に、対向
させた一対の基板の間隔dが、液晶組成部を充填した任
意の地点で常に|d/p0−(mπ+φ)/(2π)|
<1/4を満たすように設定すると、巻数の相違による
ドメイン境界が発生しない。なお、ここでいうドメイン
境界とは、液晶組成物の配向ベクトル(ダイレクタ)が空
間的に不連続に変化する部分のことである。また、液晶
表示器の基板に略垂直に入射するよう屈折する、前記液
晶表示器の上部に配置された平行光化手段を備えれば、
視角の相違による、視認性の、ばらつきを軽減すること
ができる。
たとえば、自発ピッチにおける選択反射の中心波長が青
色領域であるコレスティック液晶組成物を用い、前記第
7の電極と第3の電極との間の電位差の絶対値と、前記
第8の電極と第6の電極との間の電位差の絶対値とが常
に等しく選択反射中心波長が赤/緑色となる値となり、
前記第3の電極と第8の電極との間の電位差の絶対値
と、前記第6の電極と前記第1の電極との間の電位差の
絶対値とが常に等しく選択反射中心波長が緑/赤色の値
となるように、前記第3の電極と第6の電極と第7の電
極と第8の電極とに、それぞれ所定の振幅の交流化され
た電圧を印加することにより、光の3原色である赤、
青、緑が交互に周期的に配置された反射パタ−ンを実現
できる。したがい、液晶表示装置に入射する光量もしく
は、これが外部に反射する光量を、複数の前記液晶表示
器の前記基板に平行な面上の所定の領域毎に制御する透
過型液晶表示装置を、その上部に備えれば、赤、青、緑
の光量を任意に制御し、フルカラ−の表示を実現するこ
とができる。
螺旋のねじれが右巻と左巻のコレステリック液晶組成物
によって右回り偏光と左回り偏光の両者を反射すること
ができ、光利用効率を向上することができる。
とえば、選択しなかった液晶表示装置が順番に交代する
ように、前記3つの液晶表示器のうちより順次選択した
2つの液晶表示器の電極に、前記電界を発生するための
電圧を前記電源より順次印加することにより、光の3原
色である赤、青、緑が交互に周期的に反射される反射パ
タ−ンを実現できる。したがい、液晶表示装置に入射す
る光量もしくは、これが外部に反射する光量を、複数の
前記液晶表示器の前記基板に平行な面上の所定の領域毎
に制御する透過型液晶表示装置を、その上部に備えれ
ば、前記赤、青、緑が交代する周期に合わせ、赤、青、
緑の光量を任意に制御することができ、フルカラ−の表
示を実現することができる。
ついて説明する。
説明する。
置の断面を示す。
表示装置は、一対の光透過性のプラスチック基板3の一
方の基板の表面に、短冊状の形状の金属電極1、2を形
成し、電極1、2を覆うように一対の基板3の向き合う
表面にポリイミド樹脂配向膜4を形成したものである。
組成物5の分子長軸方向が電極1、2の長辺方向とほぼ
垂直に配向させるようにラビング処理を施している。す
なわち、一対の基板3のそれぞれの基板表面における液
晶組成物分子5の配向方位角の角度差φは0になるよう
にした。なお、角度差φは図2に示すように、一対の基
板3のそれぞれの基板表面における分子長軸方向の角度
差とした。
ズスペーサ(図示せず)によって一定の間隔d=5(μm)
で対向配置させており、この一対の基板3の間隙には、
誘電率異方性が正であり、平均の屈折率nが1.5であ
り、螺旋のねじれが右巻で螺旋の自発ピッチp0が28
0(nm)のコレステリック相を呈する液晶組成物5を充填
している。なお、このような液晶組成物としては、たと
えば、コレステリルクロライドとシアノペンチルビフェ
ニルとの混合物等を用いることができる。
の基板の間隔dが |d/p0−(mπ+φ)/(2π)|<1/4...(式1) を満たすよう間隔dの誤差を収めた。このようにするこ
とにより、一対の基板間に充填された全ての同電界中の
液晶組成物の螺旋の巻数を同じとし、その分子長軸の向
きを、電極1、2の長辺方向とほぼ垂直な相互に逆向き
の2つの方向のうちの一方の同じ向きに配向させること
ができる。
は、mを18に設定した。
するスイッチング素子60を介して、出力電圧の振幅を
変化させることが可能な交流電源6を電極1、2に接続
した。
電極1、2間に電圧が印加されない状態では、コレステ
リック液晶組成物5の螺旋のピッチは図1a中に示した
pになる。配向膜4の表面ではコレステリック液晶組成
物5の分子長軸方向が電極1、2の長辺方向とほぼ垂直
な方向に規定されているため、一定の間隔dで対向させ
た一対の基板3の間隙に充填された状態におけるコレス
テリック液晶組成物5の螺旋のピッチpは自発ピッチp
0より若干ずれる。
ク液晶組成物5の性質より、液晶表示装置8への入射光
L1のうち、コレステリック液晶組成物5の螺旋のピッ
チpによって定まる、 λ=n・p...(式2) 選択反射の中心波長λを中心とする波長領域の右回り円
偏光L2が選択反射される。右回り円偏光が選択反射さ
れるのは、コレステリック液晶組成物5の螺旋のねじれ
が右巻であるためである。なお前述したように、nはコ
レステリック液晶組成物の平均の屈折率を表す。ここ
で、電極1、2間に電圧が印加されない状態では、選択
反射の中心波長λは417(nm)であった。
電源6から電極1、2間に電圧が印加された状態では、
一対の基板3の表面にほぼ平行な電界7が発生し、コレ
ステリック液晶組成物5の分子長軸の方向が印加電界7
の方向に向きやすくなるため、コレステリック液晶組成
物5の螺旋のピッチは図1a中のpから、図1b中の
p'に変化する。
の中心波長λを中心とする波長領域の右回り円偏光L2
が選択反射され、選択反射光L2と同じ波長領域の左回
り円偏光と選択反射光L2の波長領域以外の光を合わせ
た光L3は透過する。
交流電源6から電極1、2間に電圧を印加した状態で交
流電源6からの出力電圧の振幅を変化させたときの、コ
レステリック液晶組成物5に印加される電界7とコレス
テリック液晶組成物5の螺旋のピッチとの関係を示す。
であった螺旋のピッチは、印加電界を増大させるにつれ
て曲線100のように階段状に増大し、印加電界がしき
い値Ethに達した時螺旋が完全に解けることによって無
限大になった。ここで、この印加電界-螺旋ピッチ特性
100より作成した滑らかな曲線101より求めた、各
階段のステップ上のステップの両端を避けた電界Em-
1、Em-2、Em-3、…で液晶表示装置8を駆動すると螺
旋のピッチが不連続になる点から外れて安定に動作する
ことができる。すなわち、らせんピッチが安定する電界
Em-1、Em-2、Em-3、…では、螺旋のピッチが不安定
になる点から外れて安定に動作する。また、一対の基板
3間の間隔dは、常に配向方位角の角度差φと螺旋の自
発ピッチp0に対して式(1)を満たすため、電界Em-
1、Em-2、Em-3、…では、ドメイン境界が発生しな
い。
置8を駆動すると、図4に示すように、選択反射の中心
波長を変化させることができる。すなわち、液晶表示装
置8の選択反射光L2は、電極1、2間に電圧が印加さ
れない状態では曲線10B1で示す反射率で反射された
が、スイッチング素子60をオンして交流電源6から電
極1、2間に電圧を印加した状態で交流電源6からの出
力電圧の振幅を変化させると、コレステリック液晶組成
物5の螺旋のピッチが増大することによって、曲線10
G1、10R1で示す反射率で反射されるように変化す
る。そして、これに伴って、青、緑、赤の色が反射され
て見えるように変化する。
の波長依存性を示した。図中の曲線10B3、10G3
および10R3はそれぞれ選択反射の特性が図4中の曲
線10B1、10G1および10R1である状態におけ
る透過光L3の透過率である。選択反射光L2と同様に
透過光L3も交流電源6から電極1、2間に印加された
電圧によって変化する。
界を液晶組成物に印加する方式では液晶組成物分子の長
軸が基板の表面から立ち上がる動きをするため、その立
上り方向が異なる部分でドメイン境界が発生して表示が
乱れる。しかし、本第1実施例によれば、液晶組成物分
子の長軸は基板の表面にほぼ平行な方向の電界によって
コレステリック液晶組成物の螺旋のねじれが解けるよう
に基板の表面に平行な面内で回転するだけであり、さら
に式(1)を満たすように作成しているので、ドメイン
境界は発生せず、表示は良好に維持される。
の基板3の表面にほぼ平行な電界7によって、コレステ
リック液晶組成物5の螺旋のピッチpを変化させ、液晶
表示装置8の反射光L2および透過光L3の波長依存性
を、極めて高い反射率および透過率で制御することがで
きる。
セルとしてマトリクス上に配置すれば、RGBの任意の
組み合わせの8色を表示できる、光利用効率を向上した
明るいカラ−液晶表示装置を実現することができる。
てプラスチック基板を用いたが、光透過性を有する基板
であればよく、たとえばガラス基板を用いてもかまわな
い。また、電極1、2として金属電極を用いたが、導電
性を有する部材であればよく、ITO(インジウム・錫酸
化物)のような光透過性のある酸化物を用いてもかまわ
ない。さらに、電極1、2は一対の基板3のうちの一方
の基板表面のみに形成したが、両方の基板に分けて形成
しても効果は変わらない。また、配向膜4としてポリイ
ミド樹脂を用いたが、コレステリック液晶組成物5を均
一に配向させる作用を有する部材であればよく、たとえ
ばポリアミック酸を用いてもかまわない。さらに、ラビ
ング処理によって基板表面における液晶組成物5の分子
長軸方向を電極1、2の長辺方向とほぼ垂直に配向させ
たが、その配向方向は任意であり、液晶組成物5が最も
均一に配向しやすい方向に設定することができ、配向処
理の方法もラビング処理に以外の方法により行うように
してもよい。また、一対の基板3のそれぞれの基板表面
における液晶組成物分子5の配向方位角の角度差φおよ
び一対の基板3の対向する間隔dも式(1)を満たす限
り任意であり、印加電界のしきい値Ethを適切な値に設
定するために変更してかまわない。また、使用するコレ
ステリック液晶組成物も、使用温度範囲や螺旋のピッチ
の温度係数などが適切な値を有する限り任意のコレステ
リック液晶組成物を使用することができる。
について説明する。
晶表示装置において、誘電率異方性が正であるコレステ
リック液晶組成物に代えて、誘電率異方性が負であるコ
レステリック液晶組成物5を一対の基板3の間隙に充填
したものである。
をオンして交流電源6から電極1、2間に電圧を印加す
ると、一対の基板3の表面にほぼ平行な電界7が発生
し、コレステリック液晶組成物5の分子短軸の方向が印
加電界7の方向に向きやすくなるため、コレステリック
液晶組成物5の螺旋のピッチはpからp'に変化する。
したがい、前記第1実施例と同様に、印加電界7を増大
させるのに伴って、青、緑、赤の色が反射されて見える
ように変化する。
について説明する。
晶表示装置において、螺旋のねじれが右巻であるコレス
テリック液晶組成物に代えて、螺旋のねじれが左巻であ
るコレステリック液晶組成物5を一対の基板3の間隙に
充填したものである。
ば、コレステリルミリステートとシアノペンチルビフェ
ニルとの混合物がある。
ば、スイッチング素子60をオンして交流電源6から電
極1、2間に電圧を印加すると、一対の基板3の表面に
ほぼ平行な電界7が発生し、コレステリック液晶組成物
5の分子長軸の方向が印加電界7の方向に向きやすくな
るため、コレステリック液晶組成物5の螺旋のピッチは
pからp'に変化する。液晶表示装置8への入射光L1
のうち、コレステリック液晶組成物5の螺旋のねじれが
左巻であるため、選択反射される円偏光L2は、コレス
テリック液晶組成物5の螺旋のピッチpによって(式
2)で定まる選択反射の中心波長λを中心とする波長領
域の左回り円偏光になり、選択反射光L2と同じ波長領
域の右回り円偏光と選択反射光L2の波長領域以外の光
を合わせた光L3が透過することになる。
について説明する。
の断面を示す。
のねじれが右巻のコレステリック液晶組成物5aを充填
した前記第1実施例に係る液晶表示装置8aと、螺旋の
ねじれが左巻のコレステリック液晶組成物5bを充填し
た前記第3実施例に係る液晶表示装置8bを、表示面に
垂直な方向から見たときに第1の液晶表示装置8aの電
極1、2のパターンと第2の液晶表示装置8bの電極
1、2パターンが相互に、それぞれ重なり合うように積
層配置したものである。
互に重なりあうように配置することにより、入射した外
光L1は第1の液晶表示装置8aの電極1、2によって
遮られるものの、第2の液晶表示装置8bの電極1、2
によって遮られることがない。したがって、入射した外
光L1が短冊状の形状の電極1、2によって遮られる比
率が低く維持されて光利用効率が向上する。
外光L1のうち、(式2)で決まる選択反射の中心波長
を中心とする波長領域の右回り円偏光が選択反射され、
残りの光が透過する。その残りの光のうち、(式2)で
決まる選択反射の中心波長を中心とする波長領域の左回
り円偏光が第2の液晶表示装置8bで選択反射され、さ
らに残りの光L3が透過する。第2の液晶表示装置8b
で選択反射された左回り円偏光は進行方向が反対になる
ため第1の液晶表示装置をそのまま透過する。
L1のうちの、コレステリック液晶組成物5aおよび5
bの平均の屈折率と螺旋のピッチで決まる選択反射の中
心波長を中心とする波長領域のすべての光である。
択反射の中心波長を一致させたまま変化させると、図4
に示すように、選択反射光L2は、電極1、2間に電圧
が印加されない状態では曲線10B2で示す反射率で反
射されるが、電極1、2間に印加する電圧を変化させる
と、コレステリック液晶組成物5aおよび5bの螺旋の
ピッチが増大することによって、曲線10G2、10R
2で示す反射率で反射されるように変化する。したが
い、これに伴って、青、緑、赤の色が反射されて見える
ように変化する。また、さらに、実施例1に比べて2倍
の光利用効率で選択反射光が反射されることになる。
表示装置の透過率の波長依存性をも示している。図5中
の曲線10B4、10G4および10R4はそれぞれ選
択反射の特性が図5中の曲線10B2、10G2および
10R2である状態における透過光L3の透過率であ
る。選択反射光L2と同様に透過光L3の波長依存性も
電極1、2間に印加された電圧によって変化する。
表示装置の反射光L2および透過光L3の波長依存性
を、前記第1実施例に比べて2倍の光利用効率の反射率
および透過率で制御することができる。また、短冊状の
形状の電極1、2によって入射した外光L1が遮られる
比率が低く維持することができる。したがって、図7に
示した構成をひとつのセルとしてマトリクス上に配置す
れば、RGBの任意の組み合わせの8色を表示できる、
光利用効率を、より向上した明るいカラ−液晶表示装置
を実現することができる。
装置を第2の液晶表示装置の上方に配置したが、任意の
順序で積層配置してかまわない。また、第1の液晶表示
装置および第2の液晶表示装置には必ずしも等しい電圧
を印加する必要はなく、さらに、第1の液晶表示装置お
よび第2の液晶表示装置それぞれの選択反射の中心波長
を、電圧無印加の状態あるいは電圧印加状態で一致させ
る必要もなく、使用目的等に応じて任意に設定するよう
にしてよい。
を説明する。
の、いずれかに係る3個の液晶表示装置8a、8bおよ
び8c、図8に示すように、それぞれの液晶表示装置の
短冊状の電極1、2の長辺方向が相互に異なる方向に向
くように積層配置した。これにより、表示面を見る方向
により、短冊状の電極1、2によって光が遮られる比率
が変化しにくくなるため、光利用効率が表示面を見る方
向により変化することを抑制することができる。このよ
うにしても、前記第4各実施例と同様明るいカラ−液晶
表示装置を実現することができる。
の中心波長は、電圧無印加の状態あるいは電圧印加状態
で一致させるようにしてもよく、使用目的等に応じて相
互に異なるように設定するようにしてもよい。
施例について説明する。
の断面を示す。
a、8Bb、8Ga、8Gb、8Raおよび8Rbを積
層配置し、最下層に黒色プラスチックフィルムからなる
可視光吸収体9を配置したものである。第1の液晶表示
装置8Baおよび第2の液晶表示装置8Bbは、それぞ
れ平均の屈折率nが1.5、螺旋の自発ピッチp0が2
80(nm)のコレステリック相を呈する液晶組成物を充填
した液晶表示装置である。また、第3の液晶表示装置8
Gaおよび第4の液晶表示装置8Gbは、それぞれ螺旋
の自発ピッチp0が370(nm)のコレステリック相を呈
する液晶組成物を充填した液晶表示装置であり、第5の
液晶表示装置8Raおよび第6の液晶表示装置8Rbは
それぞれ、螺旋の自発ピッチp0が450(nm)のコレス
テリック相を呈する液晶組成物を充填した液晶表示装置
である。
液晶組成物の螺旋は右巻であり、第2、第4、第6の液
晶表示装置の液晶組成物の螺旋は左巻である。また、そ
の他の点では、各液晶表示装置は、第1〜第3実施例で
示した液晶表示装置と同様の構成を有している。
でよい。
加の状態では、第1の液晶表示装置8Baおよび第2の
液晶表示装置8Bbにおいて、それぞれ図4中の曲線1
0B2の反射率で417(nm)の波長を中心とする波長領
域の右回り円偏光Baおよび左回り円偏光Bbが選択反
射され、図5中の曲線10B4の透過率で光が透過す
る。
第4の液晶表示装置8Gbにおいてはそれぞれ図4中の
曲線10G2の反射率で556(nm)の波長を中心とする
波長領域の右回り円偏光Gaおよび左回り円偏光Gbが
選択反射され、図5中の曲線10G4の透過率で光が透
過する。
第6の液晶表示装置8Rbにおいてはそれぞれ図4中の
曲線10R2の反射率で682(nm)の波長を中心とする
波長領域の右回り円偏光Raおよび左回り円偏光Rbが
選択反射され、図5中の曲線10R4の透過率で光が透
過する。このため、電圧無印加状態ではすべての可視光
が反射されて極めて明るい液晶表示装置を実現される。
8Ga、8Gbにスイッチング素子60を介して交流電
源6から、これらの液晶表示装置の選択反射の中心波長
が赤外領域になるように、電圧を印加すると、682(n
m)の波長を中心とする波長領域(赤色領域)の右回り円
偏光Raおよび左回り円偏光Rbのみが反射される。ま
た、液晶表示装置8Ba、8Bbおよび8Ra、8Rb
にスイッチング素子60を介して交流電源6から、これ
らの液晶表示装置の選択反射の中心波長が赤外領域にな
るように、電圧を印加すると、556(nm)の波長を中心
とする波長領域(緑色領域)の右回り円偏光Gaおよび
左回り円偏光Gbのみが反射される。また、液晶表示装
置8Ra、8Rbおよび8Ga、8Gbにスイッチング
素子60を介して交流電源6から、これらの液晶表示装
置の選択反射の中心波長が赤外領域になるように、電圧
を印加すると、417(nm)の波長を中心とする波長領域
(青色領域)の右回り円偏光Baおよび左回り円偏光B
bのみが反射される。
で反射を行わせることも可能であるので、図9に示した
構造を一つのセルとし、これをマトリクス状に配置すれ
ば、RGBの組み合わせ8色の表示が可能なカラ−液晶
表示装置を実現することができる。
bにスイッチング素子60を介して交流電源6から電圧
を印加する第1の期間と、8Ba、8Bbおよび8R
a、8Rbにスイッチング素子60を介して交流電源6
から電圧を印加する第2の期間と、8Ga、8Gbおよ
び8Ra、8Rbにスイッチング素子60を介して交流
電源6から電圧を印加する第3の期間を16.6(ms)の
周期で繰り返せば、各液晶表示装置は電圧印加状態で選
択反射の中心波長が赤外領域になって可視光はすべて透
過するようになったため、第1の期間では赤、第2の期
間では青、第3の期間では緑の色が反射されて見える現
象が高速に交替する。
個の液晶表示装置8Bb、8Gbおよび8Rbを取り去
り、反射光として右回り円偏光のみを利用するようにし
ても同じである。この場合は、常に左回り円偏光Bb、
GbおよびRbが可視光吸収体9に達するため光利用効
率は低下するが、使用する液晶表示装置の個数が半分に
なるため駆動回路や駆動電力、重量を半減し、低価格か
つ低消費電力の液晶表示装置を提供することができる。
なお、もちろん左回り偏光のみを利用するようにしても
よいし、色毎に異なる回りの偏光を利用するようにして
もよい。また、図9、10における可視光吸収体9の材
質は任意であり、積層配置した複数の液晶表示装置のう
ちで最下層の液晶表示装置の一対の基板の一方を可視光
吸収体で構成してもよい。
ば、光の3原色を高速に交替して反射するカラー表示を
実現できるので、図11に示す構成によって、フルカラ
−の液晶表示を実現することができる。
した構造を一つのセルとし、これをマトリクス状に配置
した液晶表示装置8の下層に黒色プラスチックフィルム
からなる可視光吸収体9を積層配置し、液晶表示装置8
の上方に、ゲスト-ホストモードのポリマ分散型液晶を
利用した透過型単色液晶表示装置22を積層配置する。
透過型単色液晶表示装置22における電極パターンある
いは遮光層のパターンが表示面に垂直な方向から見たと
きに相互に重なり合うように積層配置する。
2、各部を制御する制御回路100を設ける。
路100は、液晶表示装置8が赤、青、緑の色を順次交
代して繰返し高速に反射するよう制御する。また、制御
回路は、外部より入力するRGB画像データに応じて行
駆動回路221、列駆動回路222を制御して、透過型
単色液晶表示装置22上に表示画像パタ−ンの各色に適
合した透過率パタ−ンを、液晶表示装置8が赤、青、緑
の反射期間に同期して実現し、各色の透過光量を制御す
る。これにより、液晶表示装置8において選択反射され
る光の量を任意に制御することができる。すなわち、特
定の波長領域の光の量を任意に制御可能である。したが
い、これにより、光利用効率を向上した明るいフルカラ
ー液晶表示装置を実現できる。
ト-ホストモードのポリマ分散型液晶を利用したが、透
過型単色液晶表示装置22としては、ツイステッドネマ
チック型液晶表示装置やスーパーツイステッドネマチッ
ク型液晶表示装置、コレステリック-ネマチック相転移
型ゲスト-ホストモード液晶表示装置、動的散乱モード
液晶表示装置なども利用して構わない。さらに、透過型
単色表示装置であれば無機物を利用した表示装置を用い
ることも可能である。
て、図10に示した液晶表示装置を用いた場合について
示したが、もちろん図9に示した液晶表示装置を用いれ
ば、より明るい表示を実現することができる。
について説明する。
液晶表示装置(図7参照)における基板3の電極2を、
図12に示すように設ける。ここで、図12aは、液晶
表示装置の電極構造の平面を示し、図12bは、図12
a中のA-A'に沿った断面を示している。
は、光透過性のプラスチック基板3の表面に、短冊状の
形状の第1の金属電極11を600(μm)の周期で配置
し、この周期の1/6の位置に短冊状の形状の第2の金
属電極12を周期的に配置し、両者を電極配線93に接
続した。次に、前記周期の3/6の位置に周期的に配置
した短冊状の形状の第4の金属電極14と、4/6の位
置に周期的に配置した短冊状の形状の第5の金属電極1
5の両者を電極配線93に接続した。そして、この表面
にシリコン酸化物からなる絶縁層34を形成し、前記周
期の2/6の位置に短冊状の形状の第3の金属電極13
を周期的に配置し、電極配線92に接続し、5/6の位
置に短冊状の形状の第6の金属電極16を周期的に配置
し、電極配線94と接続した。
1、92、93および94にそれぞれ交流電源61、6
2、63および64を接続して電圧を印加し、液晶表示
装置を駆動した。この時、交流電源61、62、63お
よび64の出力電圧振幅をそれぞれ15(V)、45
(V)、30(V)および0(V)に設定すると、第1の金属
電極11と第2の金属電極12に挟まれた部分および第
4の金属電極14と第5の金属電極15に挟まれた部分
では選択反射された光の反射率が図4中の曲線10B2
で表されるため青色が反射されて見え、第2の金属電極
12と第3の金属電極13に挟まれた部分および第5の
金属電極15と第6の金属電極16に挟まれた部分では
選択反射された光の反射率が図4中の曲線10R2で表
されるため赤色が反射されて見え、第3の金属電極13
と第4の金属電極14に挟まれた部分および第6の金属
電極16と第1の金属電極11に挟まれた部分では選択
反射された光の反射率が図4中の曲線10G2で表され
るため緑色が反射されて見えた。これにより、300
(μm)を周期として赤、緑、青が空間的に繰り返されて
見えた。ただし、各交流電源61、62、63および6
4は、同極性(正/負)で電圧を交流している。
および64の出力電圧振幅をそれぞれ45(V)、15
(V)、0(V)および30(V)に設定しても、同様に、
赤、緑、青が空間的に周期的に繰り返されて見える。
および64の出力電圧振幅をそれぞれ30(V)、45
(V)、15(V)および0(V)に設定すると、第1の金属
電極11と第2の金属電極12に挟まれた部分および第
4の金属電極14と第5の金属電極15に挟まれた部分
では選択反射された光の反射率が図4中の曲線10B2
で表されるため青色が反射されて見え、第2の金属電極
12と第3の金属電極13に挟まれた部分および第5の
金属電極15と第6の金属電極16に挟まれた部分では
選択反射された光の反射率が図4中の曲線10G2で表
されるため緑色が反射されて見え、第3の金属電極13
と第4の金属電極14に挟まれた部分および第6の金属
電極16と第1の金属電極11に挟まれた部分では選択
反射された光の反射率が図4中の曲線10R2で表され
るため赤色が反射されて見えた。したがい、やはり同様
に、赤、青、緑が空間的に周期的に繰り返されて見え
る。
4の出力電圧振幅をそれぞれ45(V)、30(V)、0
(V)および15(V)に設定しても、同様に、赤、青、緑
が空間的に周期的に繰り返されて見える。
によれば、極めて明るい反射型のRGBカラ−フィルタ
−が実現できる。
可能な透過型の液晶表示装置22を図12に示した液晶
表示装置上に積層して用いればフルカラ−表示可能な液
晶表示装置を実現することができる。
ポリマ分散型液晶を利用した透過型の階調表示可能な液
晶表示装置、221は行駆動回路を、222は列駆動回
路を、100は各部を制御する制御回路を示す。8が図
11に示した構造を一つのセルとし、これをマトリクス
状に配置した液晶表示装置を、61、62、63、64
が図12に示した交流電源61、62、63、64を示
している。また、透過型の液晶表示装置22の行と列に
よって指定される各画素は、液晶表示装置8の各電極間
の各領域上に重なるように配置されている。
は、外部より入力するRGB画像データに応じて行駆動
回路221、列駆動回路222を制御して、透過型液晶
表示装置22の表示画像パタ−ンに適合した透過率パタ
−ンを実現すると共に、交流電源61、62、63、6
4から前述したように液晶表示装置8に電圧を印加する
ことにより光利用効率の高いフルカラ−表示が実現され
る。
電極を配置する周期を600(μm)に設定したが、この
値は任意でよく、電極の加工精度や表示装置としての精
細度に応じて定めるようにすればよい。また、各交流電
源の出力電圧振幅を固定したが、その値はコレステリッ
ク液晶組成物の選択反射の中心波長を変調できればる値
であればよい。また、絶縁層34をシリコン酸化物によ
って形成したが、各電極を電気的に絶縁する部材であれ
ばよく、たとえばシリコン窒化物や有機高分子を用いる
ようにしてもよい。
表示装置22にゲスト-ホストモードのポリマ分散型液
晶を利用したが、透過型単色液晶表示装置22として
は、ツイステッドネマチック型液晶表示装置やスーパー
ツイステッドネマチック型液晶表示装置、コレステリッ
ク-ネマチック相転移型ゲスト-ホストモード液晶表示装
置、動的散乱モード液晶表示装置なども利用して構わな
い。さらに、透過型単色表示装置であれば無機物を利用
した表示装置を用いることも可能である。
について説明する。
上に説明してきた各実施例の液晶表示装置8の下層に、
可視光吸収体9を積層配置し、さらに、多数の光ファイ
バを束ねて接着し、光ファイバの直径方向に切断して平
板状に加工した光ファイバプレート21を液晶表示装置
8の上方に積層配置したものである。光ファイバプレー
ト21は、様々な方向から入射した外光L0を、光ファ
イバプレートの法線方向にほぼ平行に進行する光L1に
変換する作用を有するため、液晶表示装置8にはほぼ平
行光が表示面にほぼ垂直に入射し、選択反射される。そ
して、反射された光は再び光ファイバプレート21に入
射してこれを透過する。これにより、液晶表示装置8に
入射した光が電極によって遮られる比率を最小限に抑え
ることができ、また、液晶表示装置8の視角依存性を向
上することができ、さらに光利用効率を向上して明るい
液晶表示装置を実現できる。
光にする手段として光ファイバプレート21を使用した
が、複数のレンズを組み合わせて構成した光学系を利用
してもほぼ同等の効果を得ることができる。また、可視
光吸収体9の材質は任意であり、積層配置した複数の液
晶表示装置のうちで最下層の液晶表示装置の一対の基板
の一方を可視光吸収体で構成してもよい。
よれば、基板の表面にほぼ平行な電界によってドメイン
境界を発生させることなくコレステリック液晶組成物の
螺旋ピッチを変化させ、その反射光および透過光の波長
依存性を極めて高い反射率および透過率で制御できる。
特に、入射した外光が電極によって遮られる比率を低く
抑え、また、表示面を見る方向により光が遮られる比率
が変化しにくくすることができる。さらに、光の3原色
を高速に交替して反射する表示を実現でき、あるいは、
光の3原色が空間的に周期的に繰り返される表示を実現
できる。さらに、これを利用して、透過型単色表示装置
を積層配置することによってある特定の波長領域の光の
量を任意に制御可能である。このため、本発明によって
光利用効率を向上した明るいカラー液晶表示装置を実現
することができる。
実施例に係る液晶表示装置に、前記第6、第7実施例で
示した階調表示可能な透過型単色液晶表示装置22を、
同様にして組み合わせて液晶表示装置の光量を制御する
ことにより、より多彩な色表示を可能とするようにして
もよい。
カラ−表示を行うことのできる反射型のカラー液晶表示
装置を提供することができる。
を示す図である。
向方位角の角度差φを示す図である。
コレステリック液晶組成物の螺旋のピッチとの関係を示
す図である。
を示す図である。
を示す図である。
を示す図である。
を示す図である。
を示す図である。
を示す図である。
の断面を示す図である。
示装置の構成を示すブロック図である。
極の構造を示す図である。
極と電源との接続関係を示す図である。
示装置の構成を示すブロック図である。
の断面を示す図である。
Claims (15)
- 【請求項1】一定の間隔で対向させた一対の基板と、前
記一対の基板の間隙に、その螺旋軸が前記一対の基板の
両表面に、略垂直になるように充填されたコレステリッ
ク液晶組成物と、前記一対の基板のうちの少なくとも一
方の基板の、他方の基板側の表面に設けられた電極群と
を有し、 前記一対の基板の他方の基板側の両表面は、前記コレス
テリック液晶組成物分子の配向方位角が、当該表面に対
して一定となるように処理されており、 前記電極群は、前記一対の基板の表面に平行な方向の電
界を前記コレステリック液晶組成物に印加するよう、前
記一対の基板のうちの少なくとも一方の基板の、他方の
基板側の表面に配置されており、 前記コレステリック液晶組成物の螺旋ピッチは、前記電
極群によって印加される前記電界によって制御されるこ
とを特徴とする液晶表示器。 - 【請求項2】螺旋のねじれが右巻のコレステリック液晶
組成物を充填した請求項1記載の液晶表示器と、前記螺
旋のねじれが右巻のコレステリック液晶組成物と螺旋の
自発ピッチp0と平均の屈折率nとの積が等しい、螺旋
のねじれが左巻のコレステリック液晶組成物を充填した
請求項1記載の液晶表示器とを有し、 前記各液晶表示器は、任意の順番で各液晶装置の前記基
板が並行となるように積層されていることを特徴とする
液晶表示装置。 - 【請求項3】コレステリック液晶組成物の螺旋の自発ピ
ッチp0と平均の屈折率nとの積が 380(nm)≦n・p0≦530(nm) の関係を満たす請求項1記載の液晶表示器と、 コレステリック液晶組成物の螺旋の自発ピッチp0と平
均の屈折率nとの積が 480(nm)≦n・p0≦630(nm) の関係を満たす請求項1記載の液晶表示器と、 コレステリック液晶組成物の螺旋の自発ピッチp0と平
均の屈折率nとの積が 570(nm)≦n・p0≦800(nm) の関係を満たす請求項1記載の液晶表示器と、 可視光吸収体とを有し、 前記各液晶表示器は、任意の順番で各液晶装置の前記基
板が並行となるように積層されており、前記可視光吸収
体は、積層された全ての液晶表示装置の下層に配置され
ていることを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項4】請求項1記載の液晶表示器であって、 前記電極群は、一定の間隔で周期的に前記基板の表面に
配置された第1の電極群と、 第1の電極群と前記間隔の1/6ずれた位置に周期的に
配置された第2の電極群と、 第1の電極群に対して前記第2の電極と同方向に、前記
間隔の2/6ずれた位置に周期的に配置された第3の電
極群と、 第1の電極群に対して前記第2の電極と同方向に、前記
間隔の3/6ずれた位置に周期的に配置された第4の電
極群と、 第1の電極群に対して前記第2の電極と同方向に、前記
間隔の4/6ずれた位置に周期的に配置された第5の電
極群と、 第1の電極群に対して前記第2の電極と同方向に、前記
間隔の5/6ずれた位置に周期的に配置された第6の電
極群とを含み、 かつ、前記第1の電極群と前記第2の電極群は、任意の
位置に配置された第7の電極に接続し、 前記第4の電極群と前記第5の電極群は、任意の位置に
配置された第8の電極に接続していることを特徴とする
液晶表示器。 - 【請求項5】請求項4記載の液晶表示器であって、 前記コレステリック液晶組成物の螺旋の自発ピッチp0
と平均の屈折率nとの積は、次式 380(nm)≦n・p0≦530(nm) の関係を満たすことを特徴とする液晶表示器。 - 【請求項6】請求項2または3記載の液晶表示装置であ
って、 前記積層された各液晶表示器の電極群のうち、異なる液
晶表示器の各電極群は、前記基板に並行な方向について
相互に同じ位置に配置されていることを特徴とする液晶
表示装置。 - 【請求項7】請求項2または3記載の液晶表示装置であ
って、 前記積層された各液晶表示器の電極群のうち、異なる液
晶表示装置の各電極群は、積層された各液晶表示装置の
基板に並行な方向であって、かつ、それぞれ異なる方向
に電界を印加するよう配置されていることを特徴とする
液晶表示装置。 - 【請求項8】請求項2、3、6または7記載の液晶表示
装置であって、 前記各液晶表示器の前記一対の基板の間隔dは、任意の
地点において常に、前記コレステリック液晶組成物の螺
旋の自発ピッチp0と、前記一対の基板の一方の基板の
表面におけるコレステリック液晶組成物分子の配向方位
角と他方の基板の表面におけるコレステリック液晶組成
物分子の配向方位角との角度差φと、正の定整数mに対
して、次式 |d/p0−(mπ+φ)/(2π)|<1/4 の関係を満たすことを特徴とする液晶表示器。 - 【請求項9】請求項1、4または5記載の液晶表示器で
あって、 前記一対の基板の間隔dは、任意の地点において常に、
前記コレステリック液晶組成物の螺旋の自発ピッチp0
と、前記一対の基板の一方の基板の表面におけるコレス
テリック液晶組成物分子の配向方位角と他方の基板の表
面におけるコレステリック液晶組成物分子の配向方位角
との角度差φと、正の定整数mに対して、次式 |d/p0−(mπ+φ)/(2π)|<1/4 の関係を満たすことを特徴とする液晶表示器。 - 【請求項10】請求項2、3、6、7または8記載の液
晶表示装置であって、 入射する外光を、当該光が前記各液晶表示器の基板に略
垂直に入射するよう屈折する、積層された複数の前記液
晶表示器の上部に配置された平行光化手段を有すること
を特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項11】請求項1、4、5または9記載の液晶表
示器であって、 入射する外光を、当該光が前記液晶表示器の基板に略垂
直に入射するよう屈折する、前記液晶表示器の上部に配
置された平行光化手段を有することを特徴とする液晶表
示器。 - 【請求項12】請求項2、3、6、7、8または10記
載の液晶表示装置であって、 前記積層された複数の前記液晶表示器の上層に積層さ
れ、前記複数の前記液晶表示器に入射する光量もしくは
前記複数の前記液晶表示器が外部に反射する光量を、複
数の前記液晶表示器の前記基板に平行な面上の所定の領
域毎に制御する透過型液晶表示装置を有することを特徴
とする液晶表示装置。 - 【請求項13】請求項1、4、5、9または11記載の
液晶表示器であって、 前記液晶表示器の上層に積層され、前記液晶表示器に入
射する光量もしくは前記複数の前記液晶表示器が外部に
反射する光量を、前記基板に平行な面上の所定の領域毎
に制御する透過型液晶表示装置を有することを特徴とす
る液晶表示装置。 - 【請求項14】請求項3記載の液晶表示装置であって、 選択しなかった液晶表示装置が順番に交代するように、
前記3つの液晶表示器のうちより順次選択した2つの液
晶表示器の電極に、前記電界を発生するための電圧を前
記電源より順次印加する電源を有することを特徴とする
液晶表示装置。 - 【請求項15】請求項4記載の液晶表示器であって、 前記第7の電極と第3の電極との間の電位差の絶対値
と、前記第8の電極と第6の電極との間の電位差の絶対
値とが常に等しく第1の所定値となり、前記第3の電極
と第8の電極との間の電位差の絶対値と、前記第6の電
極と前記第1の電極との間の電位差の絶対値とが常に等
しく第2の所定値となるように、前記第3の電極と第6
の電極と第7の電極と第8の電極とに、それぞれ所定の
振幅の交流化された電圧を印加する複数の電源を有する
ことを特徴とする液晶表示器。
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|---|---|---|---|
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| JPH07209662A true JPH07209662A (ja) | 1995-08-11 |
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ID=11642496
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