JPH07210232A - 数値制御装置 - Google Patents

数値制御装置

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JPH07210232A
JPH07210232A JP6002895A JP289594A JPH07210232A JP H07210232 A JPH07210232 A JP H07210232A JP 6002895 A JP6002895 A JP 6002895A JP 289594 A JP289594 A JP 289594A JP H07210232 A JPH07210232 A JP H07210232A
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JP
Japan
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program
numerical
controller
pmc
programmable machine
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JP6002895A
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Yasushi Onishi
靖史 大西
Hirosuke Chiba
弘介 千葉
Toshinori Murakami
都志徳 村上
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Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プログラマブル・マシン・コントローラを内
蔵した数値制御装置において、プログラマブル・マシン
・コントローラでの制御の仕様を数値制御装置の軸制御
の仕様と同じようにすることを目的とする。 【構成】 プログラマブル・マシン・コントローラ20
は、パラメータで指定された番号のNCプログラム11
を登録済のNCプログラムから検索し、一致したNCプ
ログラム11を実行可能状態にするNCプログラム呼び
出し用機能命令21を有するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は数値制御装置に関し、特
にラダーシーケンスプログラムを実行するプログラマブ
ル・マシン・コントローラを内蔵した数値制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】プログラマブル・マシン・コントローラ
(以下PMCという)を内蔵した数値制御装置において
は、PMC管理ソフトウェアと数値制御(以下NCとい
う)ソフトウェアとが2種類独立に存在している。PM
C管理ソフトウェアは主に、ラダー、パスカルあるいは
Cなどの言語によって組まれた工作機械を制御するシー
ケンスプログラムを実行させるためのもので、NCプロ
グラムは主に、GコードのNCプログラムで軸を制御す
るなどの仕事をしている。これらのソフトウェアにおい
て、NCプログラムについては数値制御装置のプロセッ
サで実行され、PMCのシーケンスプログラムはPMC
がプロセッサを持っていないものについては数値制御装
置のプロセッサで実行され、PMCがプロセッサを持っ
ているものについてはそのPMCのプロセッサが、独立
に、非同期で実行されている。
【0003】ところで、アプリケーションによっては数
値制御装置の制御軸数では不足する場合や、後になって
もう1軸追加したいというような場合がある。このよう
な場合、数値制御装置自体が制御軸をオプションで追加
できる仕様になっているものは数値制御装置による付加
軸の制御ができるが、そうでない場合にはPMCで付加
軸の制御をすることがある。
【0004】このPMCによる軸制御を行う場合には、
数値制御装置との複雑な信号のハンドシェイク処理を伴
う制御処理はPMC側で負担している。また、数値制御
装置によってラダープログラムの制御を行う場合には、
PMCと数値制御装置とのインタフェースを利用し、数
値制御装置の制御と連係したラダープログラムの作成を
行うようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、PMCの側で
も軸制御を行おうとすると、NCの軸制御する本来のソ
フトウェアとPMCの側で軸を動かすために処理するソ
フトウェアとを別々に作る必要がある。このように、P
MCの側で独立した処理を追加している場合には、数値
制御装置の側の同等機能との仕様が異なるため、仕様統
一が困難であるという問題点があった。
【0006】また、従来のPMCの制御方式では、数値
制御装置側で同等の機能を有する使用頻度の低い機能の
処理までもPMC側で負担することになるため、それら
の処理のためのラダープログラムの領域あるいは必要な
パラメータを記憶しておくための領域などが必要にな
り、PMCのメモリの使用効率を圧迫させているととも
にラダープログラム全体の処理時間(スキャンタイム)
が無駄になっているという問題点があった。
【0007】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、PMCでの制御の仕様を数値制御装置の軸制
御の仕様と同じようにするとともに、数値制御装置およ
びPMCの各プログラムの制御を効率化した数値制御装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、プログラマブル・マシン・コントローラ
を内蔵した数値制御装置において、前記プログラマブル
・マシン・コントローラは、パラメータで指定された番
号のNCプログラムを登録済のNCプログラムから検索
し、一致したNCプログラムを実行可能状態にするNC
プログラム呼び出し用機能命令手段を有することを特徴
とする数値制御装置が提供される。
【0009】
【作用】上述の手段によれば、PMCのラダープログラ
ムの中でNCプログラム呼び出し用機能命令手段が実行
されると、そのNCプログラム呼び出し用機能命令手段
に設定されているNCプログラム番号のパラメータに従
って、登録されているNCプログラムの中からプログラ
ム番号の一致するNCプログラムを検索し、一致したN
Cプログラムがあればこれをメインメモリに転送して実
行可能状態にする。そしてNCプログラムが転送完了さ
れて実行可能状態にされると、ラダープログラムはその
転送完了を受けて、メインメモリに転送されたNCプロ
グラムを起動する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。まず、ラダープログラムによるNCプログラム
の制御について説明する。
【0011】図1はラダープログラムによるNCプログ
ラムの制御構造を示す図である。この図において、10
は数値制御装置であり、NCプログラム11およびその
NCプログラム11を実行するための領域であるメイン
メモリ12を有している。20は数値制御装置10に内
蔵されているPMCであり、その中にはラダープログラ
ムの例が示されている。
【0012】PMCの命令には基本命令と機能命令とが
あり、基本命令は論理積、論理和などの演算を行う命令
であり、一方、機能命令は基本命令だけでプログラムす
るには困難な工作機械の動作を容易にプログラムできる
ようにした命令であって、たとえば、タイマ処理、デコ
ード処理、論理積後データ転送などがある。
【0013】ラダープログラムの機能命令としてNCプ
ログラム呼び出し用機能命令21が使用されており、こ
のNCプログラム呼び出し用機能命令21は「SUB
xx」と表示された命令の部分と、「0001」と表示
されたパラメータの部分とで構成されている。このパラ
メータには、NCプログラム11の中で呼び出ししたい
O番号、すなわちプログラム番号が設定される。したが
って、この例では、プログラム番号「0001」番のN
Cプログラムを指定していることになる。
【0014】ここで、実行命令ACTがONされると、
NCプログラム呼び出し用機能命令21は、パラメータ
とともに数値制御装置10に制御が渡される。数値制御
装置10では、これにあらかじめ登録されているNCプ
ログラム11の中から、パラメータで指定された「00
01」番のNCプログラムがO番号検索という機能で検
索されて、これがメインメモリ12にロードされ、指定
されたNCプログラムが実行可能な状態にされる。
【0015】NCプログラムのメインメモリ12への転
送が完了すると、PMC20に通知されて、W1がON
にされる。すると、次のネットにあるW1がONにさ
れ、サイクルスタート信号STがONにされて、数値制
御装置10のメインメモリ12にロードされたNCプロ
グラムが実行される。
【0016】この時、数値制御装置10のモードは、A
UTO、MEM、JOGのいずれかのモードに設定済で
あるとする。なお、これらのモードへの変更について
は、第2パラメータとしてNCプログラム呼び出し用機
能命令21の中にモードを取り込んで、モードまでをも
PMC20の側から強制的に変更できるようにすること
も可能である。
【0017】次に、NCプログラムによるラダープログ
ラムの制御について説明する。ここでは、NCプログラ
ムによりラダープログラムのサブプログラム(基本命
令)の制御と、PMCの機能命令の制御とを説明し、こ
のPMCの機能命令の制御については数値制御装置とP
MCとでプロセッサを共有している場合と、それぞれ専
用のプロセッサを持っている場合とに分けて説明する。
【0018】図2はNCプログラムで指定したサブプロ
グラムの先頭アドレスを取得する方法を示す図である。
図示の例は特に、NCプログラムからラダープログラム
のサブプログラムを制御する場合の実施例であり、図
中、11aは数値制御装置のNCソフトウェアによって
実行されるNCプログラム、30はサブプログラムアド
レステーブルを示している。
【0019】NCプログラム11aには、「Gxx P
1;」と記載されている行がある。これが、数値制御装
置からPMCに対してラダープログラムのサブプログラ
ムの実行を要求する実行要求手段を構成している。この
例において、「Gxx」はサブプログラムの実行を要求
するGコード、「P1」は実行したいサブプログラムの
プログラム番号を示している。
【0020】サブプログラムアドレステーブル30はラ
ダープログラムのサブプログラムの存在場所を表したも
ので、サブプログラムのプログラム番号Pnと、そのサ
ブプログラムが書かれている先頭のアドレス(xxxx
xNNH)とで表されている。このサブプログラムアド
レステーブル30は、数値制御装置の電源投入時に、数
値制御装置およびPMCの両方からアクセスすることが
できる固定番地のランダムアクセスメモリに作成される
か、あるいは、ラダープログラムのコンパイル時に作成
され、数値制御装置の電源投入時に、数値制御装置の固
定番地のランダムアクセスメモリに転送される。
【0021】NCソフトウェアがNCプログラム11a
を逐次実行してきて、「Gxx P1;」のブロックを
実行すると、数値制御装置は固定番地のランダムアクセ
スメモリに形成されているサブプログラムアドレステー
ブル30で指定されたサブプログラム番号、ここでは
「P1」を検索してそのサブプログラムの先頭アドレス
を取得し、PMCの側にはそのサブプログラムのアドレ
スを伴ってそのサブプログラムの実行要求を通知する。
【0022】図3はサブプログラム実行要求時の実行状
態概要図である。図において、左側は数値制御装置のN
Cソフトウェアによって実行されるNCプログラム11
a、右側はPMCのPMC管理ソフトウェアによって実
行されるラダープログラム22を示している。
【0023】数値制御装置においてNCソフトウェアが
NCプログラム11aを実行していって、「Gxx P
1;」のブロックに来ると、PMCの方へサブプログラ
ムP1の実行要求と、サブプログラムアドレステーブル
30に記憶されているサブプログラムP1のアドレスと
を通知する。サブプログラムP1の実行要求を受けたP
MCのPMC管理ソフトウェアは、その実行要求を受け
たときに実行しているラダープログラム22の実行状態
を記憶したまま一時中断する。続いて、数値制御装置か
ら通達されたサブプログラムP1のアドレスを確認し、
そのサブプログラムP1を1回だけ実行し、サブプログ
ラムP1の実行が終了すると、数値制御装置側へサブプ
ログラム実行終了を通達する。その後、PMCの側は記
憶していた実行状態からラダープログラム22の実行を
再開し、数値制御装置の側は次のNCプログラムの実行
に復帰することになる。
【0024】このように、従来のNCプログラムのGコ
ード体系に、ラダープログラムのサブプログラムを呼び
出して実行させる機能を追加し、具体的には、NCプロ
グラムを「Gxx Pn(Pnはサブプログラム番
号)」の形式でプログラムすることにより、従来と同様
のNCプログラミング方式で各ブロックに対応したラダ
ープログラムの実行を行うことができる。
【0025】次に、NCプログラムによるラダープログ
ラムの制御の内、PMCの機能命令の制御を説明する
が、まず、数値制御装置およびPMCが1つのプロセッ
サで一括して制御されているハードウェア構成の場合に
ついて説明する。
【0026】図4は1つのプロセッサによる数値制御装
置およびPMCの処理を示す図である。1つのプロセッ
サによって数値制御装置およびPMCの制御を行うと
き、プロセッサはある周期内でNCソフトウェアとPM
C管理ソフトウェアとに時間を割り振って実行してい
る。たとえば、図示の例では、8ミリ秒の周期内で、最
初の6ミリ秒をNCソフトウェアの処理に割り当てら
れ、残りの2ミリ秒をPMCのPMC管理ソフトウェア
の処理に割り当てられている。PMCは通常、この2ミ
リ秒の時間内ですべて処理している。
【0027】図5はPMCの機能命令の制御を行うNC
プログラムの一例を示す図である。図示のNCプログラ
ム11bには、「GMOVE」と記載されているブロッ
クがある。これが、数値制御装置にてPMCのラダープ
ログラムの機能命令を実行する機能命令実行手段を構成
している。
【0028】この例において、「GMOVE」はPMC
の機能命令の実行を要求するGコードである。なお、こ
れに相当するPMCの機能命令である「MOVE」は、
論理積データと入力データとの論理積を行い、その結果
を指定したアドレスへ出力する論理積後転送の機能を有
し、4つのパラメータが指定される。すなわち、第1パ
ラメータには上位4ビット論理積データ、第2パラメー
タには下位4ビット論理積データ、第3パラメータには
入力データアドレス、そして第4パラメータには出力ア
ドレスが指定される。したがって、この機能に相当する
Gコード「GMOVE」においても、4つのパラメータ
「011,01,X0,D0」が指定されている。
【0029】図6はPMCの機能命令およびそのアドレ
スを表した機能命令テーブルの例を示す図である。この
機能命令テーブル31は数値制御装置の電源投入時に、
NCソフトウェアおよびPMC管理ソフトウェアからア
クセス可能なランダムアクセスメモリに作成される。機
能命令テーブル31には、機能命令とその機能命令が存
在するアドレスとが示されている。
【0030】図7はNCプログラムによる機能命令の処
理を示す図である。この図によれば、NCプログラム1
1bにおいて機能命令のブロックが実行されると、NC
ソフトウェアの実行に割り振られた6ミリ秒の内、NC
プログラム11bの実行時間であるAミリ秒がその機能
命令の実行に割り振られることを示している。
【0031】NCソフトウェアが図5の例のNCプログ
ラム11bを逐次実行するとき、ブロック111および
112については、図4のように、ある周期内の最初に
割り振られた時間内で通常通りに処理される。そして、
ブロック113の「GMOVE」の実行時には、まず、
「SUB 1 END 00001H」で始まる機能命
令テーブル31が参照される。「GMOVE」はこの機
能命令テーブル31の中で「SUB 8 MOVE 0
0100H」を検索し、該当する機能命令「MOVE」
をNCプログラム11bの実行時間であるAミリ秒を使
ってPMC管理ソフトウェアが実行する。この例によれ
ば、「011,01」の論理積データとアドレス「X
0」の入力データとの論理積を行い、その結果を指定の
アドレス「D0」へ出力する処理を行う。ブロック11
3の実行が終了すると、NCソフトウェアおよびPMC
ソフトウェアの実行時間は図4のような時間の割り振り
に戻され、NCプログラム11bの次のブロック114
の実行に復帰される。
【0032】最後に、NCプログラムによるラダープロ
グラムの制御の内、同じくPMCの機能命令の制御を説
明するが、ここでは、数値制御装置およびPMCがそれ
ぞれ専用のプロセッサを有しているハードウェア構成の
場合について説明する。
【0033】NCプログラムによるPMCの機能命令の
制御に関し、上述の数値制御装置およびPMCのプロセ
ッサが共通である場合には、NCソフトウェアとPMC
管理ソフトウェアとが同時に動作することはないが、数
値制御装置およびPMCがそれぞれのプロセッサを有す
る場合には、NCソフトウェアとPMC管理ソフトウェ
アとは独立に走っているため、相互に干渉する場合があ
る。たとえば、PMC管理ソフトウェアがラダープログ
ラム内の機能命令「MOVE」を実行中に、NCソフト
ウェアがNCプログラム11bのG機能命令「GMOV
E」を実行する場合があり、このときにはPMC管理ソ
フトウェアでの処理が重複することになる。
【0034】そこで、NCソフトウェアおよびPMC管
理ソフトウェアは同等の機能命令の実行時において排他
制御するようにする。また、NCソフトウェアは、或る
G機能命令を実行しようとする時にPMC管理ソフトウ
ェアが同等の機能命令を実行しているときには、その機
能命令の処理をPMCでの実行終了まで待機するように
し、一方、PMC管理ソフトウェアは、或る機能命令を
実行しようとしている時にNCソフトウェアが同等のG
機能命令を実行しているときには、その機能命令の処理
を飛ばして次の処理を行うようにする。
【0035】図8はNCソフトウェアの処理を示すフロ
ーチャートである。NCソフトウェアがNCプログラム
11bの「GMOVE」を含むブロック113を実行す
るときには、PMC管理ソフトウェアが同等の機能命令
である「SUB 8」という命令を実行しているかどう
かを判断する(ステップS1)。ここで、PMCが「S
UB 8」を実行していたとすれば、NCソフトウェア
はその場で実行が終了するまで待機している。
【0036】その後、NCソフトウェアはPMC管理ソ
フトウェアに対し、「SUB 8」の占有権を取得し
(ステップS2)、「SUB 8」を実行し(ステップ
S3)、実行が終了すると「SUB 8」の占有権を放
棄して(ステップS4)、次ブロックの処理に進む(ス
テップS5)。
【0037】図9はPMC管理ソフトウェアの処理を示
すフローチャートである。PMC管理ソフトウェアが
「SUB 8」の機能命令「MOVE」を実行するとき
には、NCソフトウェアが同等の機能命令である「SU
B 8」という命令を実行しているかどうかを判断する
(ステップS6)。ここで、NCソフトウェアが「SU
B 8」を実行していたとすれば、PMC管理ソフトウ
ェアは処理を飛ばして次の処理をする。
【0038】NCソフトウェアが「SUB 8」を実行
していなければ、PMC管理ソフトウェアは、「SUB
8」の占有権を取得し(ステップS7)、「SUB
8」を実行し(ステップS8)、実行が終了すると「S
UB 8」の占有権を放棄して(ステップS9)、次ネ
ットの処理に進む(ステップS10)。
【0039】このように、従来のNCプログラムのGコ
ード体系に、「G+機能命令」と必要なパラメータとか
ら成る形式を付加することにより、NCプログラムから
PMCの機能命令相当の動作を実行させることができる
ようになる。
【0040】また、PMCの中には、PMCを制御する
プロセッサの他に、ラダープログラムのオブジェクトだ
けを実行させる専用のPMC用高速演算プロセッサを備
えたものがある。このPMC用高速演算プロセッサは処
理を高速に行うことができるが、ハードウェアなので、
このPMC用高速演算プロセッサの命令セットにない新
しい機能命令、たとえば上述の例の「GMOVE」など
の命令については、PMC用高速演算プロセッサの演算
を止めて、PMCのプロセッサに処理を委ねることにな
る。したがって、ラダープログラムの中にこのような新
しい機能命令があると、PMC用高速演算プロセッサの
演算は中断されるので、高速性は損なわれることにな
る。本発明では、このような新しい機能命令も含めてN
Cプログラムから制御することができるので、ラダープ
ログラムにPMC用高速演算プロセッサの命令セットに
ない新しい機能命令を含めないようにして、実行を中断
させることなく効率よく行うことができ、PMC用高速
演算プロセッサの高速性を活かしたプログラミングをす
ることが可能になる。
【0041】図10は本発明を実施する数値制御装置全
体のハードウェア構成を示すブロック図である。この例
は特に、数値制御装置およびPMCにそれぞれ専用のプ
ロセッサを有するタイプの構成例である。
【0042】数値制御装置10はこの装置全体の制御を
行うプロセッサ101と、システム制御のためのNCソ
フトウェアが格納される読取り専用メモリ(ROM)1
02と、プログラムが実行されるメインメモリとするラ
ンダムアクセスメモリ(RAM)103と、NCプログ
ラム、各種パラメータ、工具補正量、ピッチ誤差補正量
などが格納される不揮発性メモリ104と、PMC20
と共有して使用されランダムアクセスメモリで構成され
る共有メモリ105とを有し、さらに、CRT/MDI
(Cathode Ray Tube / Manual Data Input)ユニット4
0の表示装置41およびキーボード42との接続を行う
グラフィック制御回路(CRTC)106およびインタ
フェース回路(INT)107と、紙テープリーダなど
の外部機器50との接続を行うインタフェース回路(I
NT)108とを有し、これらはバス109によって相
互に結合されている。なお、図ではサーボモータなどを
制御する軸制御回路、サーボアンプ、スピンドル制御回
路、スピンドルアンプ、手動パルス発生器インタフェー
スなどは省略してある。
【0043】数値制御装置10に内蔵のPMC20は、
PMC用のプロセッサ201と、PMC20を制御する
ためのPMC管理ソフトウェアとラダープログラムとが
格納されている読取り専用メモリ(ROM)202と、
ラダープログラムの実行に従って内容が書き換えられて
いくランダムアクセスメモリ(RAM)203と、機能
命令の条件データなどのデータが格納される不揮発性メ
モリ204とを有し、これらはバス205によって相互
に結合されている。また、バス205には入出力制御回
路(IOC)206が結合され、入出力ユニット207
を介して機械側の油圧機器、空圧機器、電磁機器などに
接続されている。さらに、バス205は数値制御装置1
0側にある共有メモリ105に接続されている。
【0044】作用について説明すると、数値制御装置1
0のプロセッサ101はバス109を介して、読取り専
用メモリ102に格納されたNCソフトウェアを読み出
し、このNCソフトウェアに従って数値制御装置10全
体の制御を実行する。
【0045】不揮発性メモリ104に格納されたNCプ
ログラムはバス109を介してランダムアクセスメモリ
103に読み出しされ、NCソフトウェアによって実行
される。
【0046】共有メモリ105は数値制御装置10とP
MC20とのデータの授受を行うためのメモリであり、
この共有メモリ105を経由して、互いにデータの授受
を行う。また、同時に双方からのアクセスに必要なデー
タを格納する。たとえば、数値制御装置10の電源投入
時に作成されるサブプログラムアドレステーブル30ま
たは機能命令テーブル31を格納する。
【0047】グラフィック制御回路106は各軸の現在
位置、アラーム、パラメータ、画像データなどのディジ
タルデータを画像信号に変換して出力する。この画像信
号はCRT/MDIユニット40の表示装置41に送ら
れ、表示装置41に表示される。表示装置41には、P
MC20側のパラメータ、ラダーダイヤグラムなども表
示することができる。このときのデータはPMC20か
ら共有メモリ105を経由して送られてくる。
【0048】インタフェース回路107はCRT/MD
Iユニット40内のキーボード42からのデータを受け
て、プロセッサ101に渡す。また、PMC20側への
データもキーボード42から入力することができ、その
データは共有メモリ105を経由して、PMC20側へ
送られる。
【0049】外部機器50用のインタフェース回路10
8はたとえば、紙テープリーダ、紙テープパンチャー、
紙テープリーダ・パンチャー、プリンタなどが接続さ
れ、紙テープリーダからNCプログラムが読み込まれた
り、数値制御装置10内で編集されたNCプログラムを
紙テープパンチャーに出力したりすることができる。
【0050】PMC20はプログラマブル・コントロー
ラの一種であり、プロセッサ201が読取り専用メモリ
202に格納されているPMC用管理ソフトウェアを読
み出し、このPMC用管理ソフトウェアによってPMC
20が制御される。また、PMC用管理ソフトウェアは
読取り専用メモリ202に格納されているラダープログ
ラムをランダムアクセスメモリ203に読み出して実行
することができる。
【0051】入出力制御回路206はバス205に接続
され、ランダムアクセスメモリ203に格納された出力
信号を入出力ユニット207にシリアル信号に変換して
送る。また、入出力ユニット207からのシリアルな入
力信号をパラレル信号に変換してバス205に送る。そ
の信号はプロセッサ201によって、ランダムアクセス
メモリ203に格納される。ランダムアクセスメモリ2
03に格納された入出力信号や不揮発性メモリ204に
格納されたデータは、CRT/MDIユニット40の表
示装置41に表示することができる。
【0052】プロセッサ201は数値制御装置10から
共有メモリ105を経由して、M機能指令、T機能指令
などの指令信号を受け、一旦、ランダムアクセスメモリ
203に格納し、その指令を読取り専用メモリ202に
格納されたラダープログラムに従って処理し、入出力制
御回路206を経由して、入出力ユニット207に出力
する。この出力信号によって、機械側の油圧機器、空圧
機器、電磁機器が制御される。
【0053】また、プロセッサ201は入出力ユニット
207からの機械側のリミットスイッチ信号、機械操作
盤の操作スイッチの信号などの入力信号を受けて、この
入力信号を一旦、ランダムアクセスメモリ203に格納
する。PMC20で処理する必要のない入力信号は共有
メモリ105を経由してプロセッサ101に送られる。
その他の信号はラダープログラムで処理し、一部の信号
は数値制御装置側へ、他の信号は出力信号として、入出
力制御回路206を経由して、入出力ユニット207か
ら機械側へ出力される。
【0054】以上の例は、数値制御装置およびPMCに
それぞれ専用のプロセッサを有するタイプの構成例であ
るが、PMCの制御を数値制御装置のプロセッサが兼ね
る構成では、図10の構成のPMC20のプロセッサ2
01、読取り専用メモリ202、ランダムアクセスメモ
リ203および不揮発性メモリ204は、数値制御装置
10のものと兼用される。また、数値制御装置10の共
有メモリ105はランダムアクセスメモリ103の中に
確保され、入出力制御回路206は数値制御装置10の
バス109に結合される。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、数値制
御装置およびPMCのプログラムの実行を相互に制御で
きる構成にしたので、各機能の仕様統一を図ることがで
きる。また、既に稼働しているシステムにおいて、シー
ケンス上何らかの追加をしたいというような場合、ラダ
ープログラムの追加・変更をすることなく、NCプログ
ラムの追加・変更だけで可能となり、よりフレキシブル
な数値制御システムの構築が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ラダープログラムによるNCプログラムの制御
構造を示す図である。
【図2】NCプログラムで指定したサブプログラムの先
頭アドレスを取得する方法を示す図である。
【図3】サブプログラム実行要求時の実行状態概要図で
ある。
【図4】1つのプロセッサによる数値制御装置およびP
MCの処理を示す図である。
【図5】PMCの機能命令の制御を行うNCプログラム
の一例を示す図である。
【図6】PMCの機能命令およびそのアドレスを表した
機能命令テーブルの例を示す図である。
【図7】NCプログラムによる機能命令の処理を示す図
である。
【図8】NCソフトウェアの処理を示すフローチャート
である。
【図9】PMC管理ソフトウェアの処理を示すフローチ
ャートである。
【図10】本発明を実施する数値制御装置全体のハード
ウェア構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 数値制御装置 11 NCプログラム 11a NCプログラム 11b NCプログラム 12 メインメモリ 20 PMC(プログラマブル・マシン・コントロー
ラ) 21 NCプログラム呼び出し用機能命令 22 ラダープログラム 30 サブプログラムアドレステーブル 31 機能命令テーブル

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラマブル・マシン・コントローラ
    を内蔵した数値制御装置において、 前記プログラマブル・マシン・コントローラは、パラメ
    ータで指定された番号のNCプログラムを登録済のNC
    プログラムから検索し、一致したNCプログラムを実行
    可能状態にするNCプログラム呼び出し用機能命令手段
    を有することを特徴とする数値制御装置。
  2. 【請求項2】 前記NCプログラム呼び出し用機能命令
    手段は、数値制御装置のモードを設定するパラメータを
    有することを特徴とする請求項1記載の数値制御装置。
  3. 【請求項3】 プログラマブル・マシン・コントローラ
    を内蔵した数値制御装置において、 前記プログラマブル・マシン・コントローラで実行され
    るラダープログラムの中のサブプログラムの存在場所を
    表したサブプログラムアドレステーブルと、 数値制御装置のNCプログラムで使用され、前記サブプ
    ログラムアドレステーブルを参照して前記NCプログラ
    ムから前記ラダープログラムのサブプログラムの実行を
    前記サブプログラムのアドレスを伴って前記プログラマ
    ブル・マシン・コントローラに要求する実行要求手段
    と、 前記実行要求手段からサブプログラムの実行の要求を受
    けて前記NCプログラムで指定されたサブプログラムを
    実行する間は、前記ラダープログラムの実行状態を記憶
    してその実行を中断するサブプログラム実行手段と、 を有することを特徴とする数値制御装置。
  4. 【請求項4】 前記サブプログラムアドレステーブル
    は、数値制御装置の電源投入時に、前記数値制御装置お
    よびプログラマブル・マシン・コントローラに共有のメ
    モリに作成されることを特徴とする請求項3記載の数値
    制御装置。
  5. 【請求項5】 前記サブプログラムアドレステーブル
    は、前記ラダープログラムのコンパイル時に作成され、
    数値制御装置の電源投入時に、前記数値制御装置のメモ
    リに転送されることを特徴とする請求項3記載の数値制
    御装置。
  6. 【請求項6】 プログラマブル・マシン・コントローラ
    を内蔵した数値制御装置において、 前記プログラマブル・マシン・コントローラで実行され
    るラダープログラムの機能命令の存在場所を表した機能
    命令テーブルと、 数値制御装置のNCプログラムで使用され、前記機能命
    令テーブルを参照して該当する前記ラダープログラムの
    機能命令を前記NCプログラムから実行させる機能命令
    実行手段と、 を有することを特徴とする数値制御装置。
  7. 【請求項7】 前記機能命令テーブルは、数値制御装置
    の電源投入時に、前記数値制御装置およびプログラマブ
    ル・マシン・コントローラに共有のメモリに作成される
    ことを特徴とする請求項6記載の数値制御装置。
  8. 【請求項8】 前記数値制御装置およびプログラマブル
    ・マシン・コントローラがそれぞれ専用のプロセッサを
    有している場合、前記数値制御装置およびプログラマブ
    ル・マシン・コントローラは、前記機能命令の実行時に
    排他制御する手段と、前記プログラマブル・マシン・コ
    ントローラが或る機能命令を実行している時に前記数値
    制御装置が同等の機能命令を実行しようとするときに
    は、当該機能命令の処理を前記プログラマブル・マシン
    ・コントローラの実行終了まで待機する手段と、前記数
    値制御装置が或る機能命令を実行している時に前記プロ
    グラマブル・マシン・コントローラが同等の機能命令を
    実行しようとするときには、当該機能命令の処理をパス
    する手段とを有することを特徴とする請求項6記載の数
    値制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000067083A1 (en) * 1999-04-28 2000-11-09 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Method of programming motion controller
JP2005131775A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 Horkos Corp 工作機械の軸平行処理装置
JP2019053397A (ja) * 2017-09-13 2019-04-04 オムロン株式会社 制御装置および制御方法
JP2022144189A (ja) * 2021-03-18 2022-10-03 株式会社ジェイテクト 通信システム及び通信方法

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