JPH07210774A - 感熱式自動スイッチ及びそれを用いた負荷制御システム - Google Patents

感熱式自動スイッチ及びそれを用いた負荷制御システム

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JPH07210774A
JPH07210774A JP255194A JP255194A JPH07210774A JP H07210774 A JPH07210774 A JP H07210774A JP 255194 A JP255194 A JP 255194A JP 255194 A JP255194 A JP 255194A JP H07210774 A JPH07210774 A JP H07210774A
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JP
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heat ray
heat
automatic switch
case
ray sensor
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JP255194A
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English (en)
Inventor
Takeshi Yatemata
猛 八手又
Hayao Takeuchi
速雄 竹内
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】感熱式自動スイッチを取り付けるための取付孔
を造営面に設ける必要がない感熱式自動スイッチ及びそ
れを用いて複数箇所で熱線を検知することができる負荷
制御システムを提供する。 【構成】ケース3は、外形形状が円板状であるフランジ
6を下端部に備えたボディ4とカバーとで構成される。
フランジ6にはねじ挿通孔6bが設けてあり、照明器具
の取付枠に挿通したボルトをねじ挿通孔6bに挿通し、
ナットにより締め付け固定する。また、親器である上記
感熱式自動スイッチと子器とを2線式の信号線を介して
接続する。親器および子器に設けた熱線センサ1,1’
によって人体から発生する熱線を検知することによっ
て、照明負荷などの負荷Lをオン・オフさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人体から放射される熱
線を感知することによって負荷を自動的にオン・オフす
る感熱式自動スイッチ及びそれを用いた負荷制御システ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の感熱式自動スイッチ
としては、人体から放射される熱線を焦電素子のような
熱線センサにより検知して人の存否を検出し、人の入
室、在室、退室などを検知して照明器具や換気扇などの
被制御機器を自動的にオン・オフさせるものが提供され
ている。また、このような感熱式自動スイッチは、内部
に熱線センサが収納されたケースを天井などの造営面に
取付孔を設けてその取付孔に取り付けられるのが一般的
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記構成で
は、被制御機器が天井に埋め込み配設されるような照明
器具であると、照明器具を配設するための取付孔とは別
に、感熱式自動スイッチを取り付けるための取付孔を設
ける必要があり、余分なスペースが必要になるとともに
施工に手間がかかるという問題がある。
【0004】また、感熱式自動スイッチは天井などの造
営面に直接取り付けられるのではなく、取付孔に配設さ
れる埋込ボックスに取り付けられるもので、取付作業に
手間がかかるという問題がある。ところで、被制御機器
が照明器具である場合、照明器具が配設された室内の照
度が照明を必要としない程度の充分な明るさであって
も、その室内に人が入室、在室したときに感熱式自動ス
イッチがその人を検知して照明器具をオンさせ、無駄な
電力を消費してしまうという問題もある。
【0005】また、熱線センサの前方には、検知領域か
らの熱線を熱線センサに集光するなどの目的で受光レン
ズがケースに取り付けられており、この受光レンズは一
般にはフレネルレンズが用いられ、造営面の前方の広い
範囲からの熱線を熱線センサに集光できるように半球状
に形成されてケースの前方に突出するようにしてケース
に取り付けられている。このように、一般的には熱線を
広い範囲から受光できるように設計されているのである
が、不要な熱線の入射による誤動作の可能性を低減する
などの目的で熱線の入射方向の制限が要求される場合も
あり、そのような場合には、粘着剤を塗布した遮光シー
ルを受光レンズの所望箇所に貼着しているのが現状であ
る。しかし、遮光シールを受光レンズに対して正確に位
置決めして貼着することは難しく、所望の検知領域を現
場で設定する作業には熟練を要し、かつ手間がかかると
いう問題がある。
【0006】さらに、従来は熱線の検知を複数箇所で行
うために、天井に固定したケースに熱線センサを収納し
たセンサユニットと、熱線センサで人が検知されたとき
に作動するリレーのようなスイッチを要素を有するコン
トローラとから成る感熱式自動スイッチを用いている。
すなわち、コントローラは信号線を介して複数個のセン
サユニットが接続できるように構成されており、コント
ローラに設けたスイッチ要素を照明負荷などの被制御機
器への給電路に挿入しておくことによって、複数個のセ
ンサユニットのいずれかで熱線が検知されると、照明負
荷の点灯・消灯などを制御できるようにしてある。しか
しながら、上記構成では、検知領域を広げるなどの目的
で熱線を複数箇所で検知するためには、センサユニット
とは別にコントローラを用いる必要があり、装置の個数
が多くなって結線作業も面倒になるという問題がある。
【0007】請求項1の発明は、上述の第1の問題点の
解決を目的とするものであり、感熱式自動スイッチを取
り付けるための取付孔を造営面に設ける必要がなく、余
分なスペースを必要とせずに施工に手間がかからない感
熱式自動スイッチを提供しようとするものである。請求
項2の発明は、上述の第2の問題点の解決を目的とする
ものであり、感熱式自動スイッチを天井などの造営面に
直接取り付けることができ、しかも取付作業が容易な感
熱式自動スイッチを提供しようとするものである。
【0008】請求項3の発明は、上述の第1又は第2の
問題点に加えて第3の問題点を解決することを目的とす
るものであり、無駄な電力を消費しないように省電力化
を図った感熱式自動スイッチを提供しようとするもので
ある。請求項4の発明は、上述の第1乃至第3の問題点
に加えて第4の問題点を解決することを目的とするもの
であり、検知領域を限定する作業を熟練を要さずに容易
に行うことができ、かつ検知領域の制限範囲を正確に設
定することができるようにした感熱式自動スイッチを提
供しようとするものである。
【0009】請求項5の発明は、上述の第5の問題点を
解決することを目的とするものであり、複数箇所で熱線
を検知することができるようにしながらも、配線施工及
び結線作業を容易にした負荷制御システムを提供しよう
とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、人体から放射される熱線を検知
する熱線センサと、検知領域からの熱線を熱線センサに
集光する受光レンズと、熱線センサにより熱線が検知さ
れると人の存否に応じた制御信号を出力する制御部と、
被制御機器への給電路に挿入されて上記制御信号により
オン・オフ状態が設定されるスイッチ要素と、被制御機
器への給電線が接続されることにより給電線と上記給電
路とを接続する速結端子からなる端子部とをケース内に
収納して成り、ケースを被制御機器の内部に収納固定す
る固定手段を備えたことを特徴とする。
【0011】請求項2の発明は、人体から放射される熱
線を検知する熱線センサと、検知領域からの熱線を熱線
センサに集光する受光レンズと、熱線センサにより熱線
が検知されると人の存否に応じた制御信号を出力する制
御部と、被制御機器への給電路に挿入されて上記制御信
号によりオン・オフ状態が設定されるスイッチ要素と、
被制御機器への給電線が接続されることにより給電線と
上記給電路とを接続する速結端子からなる端子部とをケ
ース内に収納して成り、天井に設けた取付孔にケースを
取り付ける取付手段を備えたことを特徴とする。
【0012】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
の発明において、被制御機器は照明器具であって、周囲
の照度を検出する照度センサを上記ケース内に収納し、
制御部は、照度センサにより検出した周囲照度が所定の
値以下であるときにのみ上記制御信号を出力するととも
に上記所定値を切り換える切換手段を備えたことを特徴
とする。
【0013】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
の発明において、受光レンズの前面を覆う形でケースの
定位置に着脱自在に取着され受光レンズへの熱線の入射
領域を受光レンズの一部の領域に限定する開口窓が形成
された領域制限用アタッチメントを備えたことを特徴と
する。請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4記載の
感熱式自動スイッチと、人体から放射される熱線を検知
する子器用熱線センサと検知領域からの熱線を子器用熱
線センサに集光する受光レンズとを別のケース内に収納
して成る1乃至複数の子器とを有する負荷制御システム
により、1乃至複数の子器を信号線を介して接続する子
器入力回路と、信号線が接続される速結端子からなる信
号線接続端子部とを上記感熱式自動スイッチのケース内
に1乃至複数収納し、熱線センサと子器用熱線センサと
の少なくとも1つで熱線が検知されると人の存否に応じ
た制御信号を感熱式自動スイッチの制御部より出力する
ことによって、感熱式自動スイッチと1乃至複数の子器
とにより負荷である被制御機器のオン・オフ制御を行う
ことを特徴とする。
【0014】
【作用】請求項1の発明の構成では、人体から放射され
る熱線を検知する熱線センサと、検知領域からの熱線を
熱線センサに集光する受光レンズと、熱線センサにより
熱線が検知されると人の存否に応じた制御信号を出力す
る制御部と、被制御機器への給電路に挿入されて上記制
御信号によりオン・オフ状態が設定されるスイッチ要素
と、被制御機器への給電線が接続されることにより給電
線と上記給電路とを接続する速結端子からなる端子部と
をケース内に収納して成り、ケースを被制御機器の内部
に収納固定する固定手段を備えたので、感熱式自動スイ
ッチを取り付けるための取付孔を天井や壁に設ける必要
がなく施工が容易になり、しかも端子部を速結端子とし
たので結線作業も容易になるものである。
【0015】請求項2の発明の構成では、人体から放射
される熱線を検知する熱線センサと、検知領域からの熱
線を熱線センサに集光する受光レンズと、熱線センサに
より熱線が検知されると人の存否に応じた制御信号を出
力する制御部と、被制御機器への給電路に挿入されて上
記制御信号によりオン・オフ状態が設定されるスイッチ
要素と、被制御機器への給電線が接続されることにより
給電線と上記給電路とを接続する速結端子からなる端子
部とをケース内に収納して成り、天井に設けた取付孔に
ケースを取り付ける取付手段を備えたので、感熱式自動
スイッチを天井の取付孔に容易に取り付けることがで
き、取付作業を簡単化することができて、しかも端子部
を速結端子としたので結線作業も容易になるものであ
る。
【0016】請求項3の発明の構成では、被制御機器は
照明器具であって、周囲の照度を検出する照度センサを
上記ケース内に収納し、制御部は、照度センサにより検
出した周囲照度が所定の値以下であるときにのみ上記制
御信号を出力するとともに上記所定値を切り換える切換
手段を備えたので、周囲の照度が所定の値以下の暗いと
きにのみ人の存否に応じて照明器具をオン・オフするこ
とによって、不要な時に照明器具が点灯するのを避けて
省力化を図ることができ、しかも、切換手段によって上
記所定値を任意の値に設定することができるものであ
る。
【0017】請求項4の発明の構成では、受光レンズの
前面を覆う形でケースの定位置に着脱自在に取着され受
光レンズへの熱線の入射領域を受光レンズの一部の領域
に限定する開口窓が形成された領域制限用アタッチメン
トを備えたので、開口窓の形状は領域制限用アタッチメ
ントの作成時に正確に設定しておくことができるから、
現場では領域アタッチメントをケースの定位置に取着す
るだけの簡単な作業で所望の検知領域を正確に設定する
ことができるものである。
【0018】請求項5の発明の構成では、請求項1乃至
請求項4記載の感熱式自動スイッチと、人体から放射さ
れる熱線を検知する子器用熱線センサと検知領域からの
熱線を子器用熱線センサに集光する受光レンズとを別の
ケース内に収納して成る1乃至複数の子器とを有し、1
乃至複数の子器を信号線を介して接続する子器入力回路
と、信号線が接続される速結端子からなる信号線接続端
子部とを上記感熱式自動スイッチのケース内に1乃至複
数収納し、熱線センサと子器用熱線センサとの少なくと
も1つで熱線が検知されると人の存否に応じた制御信号
を感熱式自動スイッチの制御部より出力することによっ
て、感熱式自動スイッチと1乃至複数の子器とにより負
荷である被制御機器のオン・オフ制御を行うので、感熱
式自動スイッチと1乃至複数の子器と合わせて複数箇所
で熱線を検知することが可能な負荷制御システムを実現
でき、しかも、従来のように別途リレーユニット等を設
ける必要がないから結線数が少なくなり結線作業も容易
になるものである。
【0019】
【実施例】
(実施例1)本実施例では、図8及び図9に示すように
被制御機器を照明器具として、固定手段によりその照明
器具の内部に収納固定される感熱式自動スイッチを例示
する。
【0020】図1に示すように、ケース3は、外形形状
が円板状であるフランジ6を下端部に有したボディ4
と、ボディ4の上面に被着されるカバー5とで構成され
る。ボディ4の上縁には同図(c)に示すように図中右
方に向かって複数個(4個)の組立片4aが突設され、
組立片4aに開口する係合孔4bに対して、カバー5の
下部周面に設けた組立爪5aを係合させることによっ
て、ボディ4とカバー5とが結合される。ボディ4およ
びカバー5には、後述する回路部の構成部品を実装した
プリント基板7a,7bがそれぞれ収納され、ボディ4
の中には、焦電素子から成る熱線センサ1と、後述する
CdS素子から成る照度センサ33とを近接して実装し
た回路基板10を収納するとともに検知領域からの熱線
を熱線センサ1及び照度センサ33に集光する受光レン
ズ9を備えた球状の可動体8(図2参照)が収納され
る。なお、熱線センサ1及び照度センサ33を構成する
センサ素子は実施例のものに限定する主旨ではなく、同
様の機能を有する他のセンサ素子であってもよい。
【0021】図2に示すように、可動体8は、外周形状
が半球状で且つ下面に半球状のフレネルレンズからなる
受光レンズ9が取着されたホーン11と、ホーン11の
上面に被着される外周形状が半球状である蓋体12とに
より球状の外周形状に形成され、ホーン11と蓋体12
とに囲まれる内部空間に、熱線センサ1と照度センサ3
3とを受光レンズ9に対向させるようにして回路基板1
0を収納して構成されている。また、ホーン11の両側
面には軸部13が突設されており、この軸部13はボデ
ィ4の内周面に設けてある縦溝(図示せず)に上下に移
動自在かつ軸部13の回りで回動自在となるように挿入
され、可動体8の向きを変えることができるようになっ
ている。ボディ4の下面にはボディ4の内外に貫通する
円形の窓孔4cが形成されており、窓孔4cを通して可
動体8の下面に取着された受光レンズ9の略全部が露出
するように、窓孔4cの寸法が設定されている。
【0022】ボディ4の内部には、帯状の板金よりなり
長手方向の中央部が上方に突出する形状に曲成された押
さえ具14が固定されている。押さえ具14は、図3に
示すように、長手方向の両端部に固定孔14aが形成さ
れ、固定孔14aを通してボディ4に螺合するねじ15
によってボディ4に固定される。押さえ具14の中央部
の下面側には支持体16が取り付けられる。支持体16
は、押さえ具14の中央部に穿孔した2個の引掛孔14
bに挿通される2本の脚片16aと、押さえ具14の中
央部に穿孔した透孔14cに挿通される1本の軸片16
bとを備え、脚片16aの上端部には引掛孔14bの周
部に係止されて支持体16の下方への抜け止めをする爪
部16cが形成されている。押さえ具14と支持体16
との間にはコイルばねよりなる押さえばね17が介装さ
れ、支持体16は押さえばね17によって押さえ具14
に対して下向きに付勢されている。ここに、押さえばね
17は、両脚片16aと軸片16bとの間に形成された
溝内に下端部が保持され上端が押さえ具14に当接す
る。さらに、支持体16の下面にはゴムのような摩擦係
数の大きい弾性体よりなる滑り止めとしてのOリング1
8が固着されている。
【0023】上述のように、押さえ具14に対して支持
体16の脚片16aを挿通し、かつ脚片16aの先端部
に爪部16cを設けていることによって、組立時には押
さえばね17のばね力が作用しても、図3のように押さ
え具14に支持体16を保持することができ、支持体1
6が押さえ具14から脱落するのを防止することができ
る。すなわち、組立作業が簡単になるのである。
【0024】ボディ4の内部において、図4(a)に示
すように、支持体16は可動体8の上面に当接するよう
に配置されているのであって、可動体8は窓孔4cの周
部と支持体16との間で挟持され押さえばね17のばね
力によって保持されることになる。したがって、ケース
3の落下などによって可動体8に対して衝撃力が作用し
たときに、押さえばね17が圧縮されて図4(b)のよ
うに支持体16の軸片16bの基部周囲が押さえ具14
の下面に当接するのであって、押さえばね17がコイル
ばねであって撓み量が大きいこととあいまって衝撃力を
緩和する効果が大きくなる。衝撃力のような外力が解除
されれば、押さえばね17のばね力によって可動体8は
元の位置に復帰する。また、可動体8の蓋体12の上面
にはホーン11の下面に取着された受光レンズ9と同軸
上で形成された円環状の位置規制リブ19が突設されて
おり、位置規制リブ19に囲まれる範囲内でのみ支持体
16が可動体8に接触できるようになっている。すなわ
ち、可動体8をボディ4に対して回動させたときには、
図4(c)のように位置規制リブ19が支持体16に当
接することによって可動体8の回動範囲が規制されるの
であって、この回動範囲ではホーン11の下面の受光レ
ンズ9が窓孔4cの周部にかぶることがないようにして
ある。また、上述したように、支持体16の下面にはO
リング18が固着されていてOリング18が可動体8に
接触するから、可動体8とOリング18との摩擦力によ
って可動体8に小さい回転力が作用しただけでは可動体
8が動かないようにしてある。
【0025】ところで、プリント基板7a,7bは上下
に重ねられるようにしてケース3の中に配置され、フラ
ットケーブルまたは可撓性基板よりなる接続部7cを介
して互いに接続されている。上側のプリント基板7bの
上面には負荷および電源を接続するために速結端子21
からなる端子部20が3対実装されている(図5参
照)。速結端子21は周知のように、端子枠21bの中
に錠ばね21aを配設し、カバー5の上面に設けた電線
挿入口22(図1(d)参照)から挿入された電線を錠
ばね21aのばね力によって端子枠21bとの間に挟持
する構成のものであって、錠ばね21aは板ばねよりな
り、電線接続時には電線に食い込んで抜け止めをするよ
うに形成されている。また、錠ばね21aによる電線の
接続状態を解除するために解除釦23を備え、解除釦2
3はドライバのような工具で操作できるように一部がカ
バー5の上面から露出する。また、電線挿入口22は、
カバー5に被嵌される端子カバー24によって覆われ
る。一方、下側のプリント基板7aには可動体8より引
き出された熱線センサ1及び照度センサ33からのリー
ド線25が接続される。
【0026】ところで、プリント基板7a,7bには図
6に示すような回路が実装される。端子部20の内の給
電線接続端子T1 は第1の電源回路26に接続され、第
1の電源回路26では給電線接続端子T1 を通して入力
された商用電源ACを安定化した直流電圧(24V)に
変換して出力する。第1の電源回路26の出力電圧はリ
レー駆動回路27に給電される。また、給電線接続端子
1 とスイッチ要素であるリレー接点rを介して接続さ
れた負荷接続端子T2 には、負荷Lである照明器具が接
続される。
【0027】さらに、リレー駆動回路27の次段には第
2の電源回路28が接続され、第2の電源回路28で
は、第1の電源回路26の出力電圧をそれよりも低い安
定化した直流電圧(5V)に変換して出力する。第2の
電源回路28の出力電圧は熱線センサ1、照度センサ3
3や後述するタイマ回路などに給電される。熱線センサ
1には増幅回路29が接続され、増幅回路29は熱線セ
ンサ1の検出出力を適当なレベルにまで増幅している。
増幅された検出出力は、熱線センサ1における誤検出を
防止するために、比較器30において基準値と比較され
る。また、タイマ回路31は、比較器30において比較
された後の熱線サンサ1の検出出力によってトリガさ
れ、その時点から一定時間の限時動作を開始し、限時動
作中にはパルス発生回路32を介してリレー駆動回路2
7を動作させ、リレーの接点rをオンにする。なお、タ
イマ回路31には照度センサ33が接続されている。こ
の照度センサ33は、可動体8に収納された回路基板1
0上に熱線センサ1の近傍に実装され、周囲の照度を検
出している。そして、周囲照度が所定の値以上である
と、タイマ回路31は熱線センサ1の検出出力によるト
リガを受け付けない。すなわち、周囲がある程度明るい
場合には照明は必要でないから、熱線センサ1にて人体
を検知しても照明を点灯させず、省エネを図っているの
である。
【0028】また、タイマ回路31は再トリガ可能であ
って、限時動作中に熱線センサ1の検出出力によって再
度トリガされると、新たに一定時間の限時動作を行う。
したがって、限時動作の時間内で熱線センサ1から新た
な検出出力が得られるとリレーの接点rを連続してオン
に保つことができる。熱線センサ1により熱線が検知さ
れなくなり、かつタイマ回路31の限時動作が終了すれ
ば、リレーの接点rはオフになる。タイマ回路31での
限時動作の時間は、時間設定部として設けた可変抵抗器
(図示せず)によって調節可能になっている。なお、こ
の可変抵抗器を操作するための操作つまみ34がフラン
ジ6の下面に設けてある。また、タイマ回路31が熱線
センサ1の検出出力によるトリガを受け付けなくなる周
囲照度は、同様に可変抵抗器(図示せず)から成る切換
手段によって調節可能になっていて、この可変抵抗器を
操作するための操作スイッチ片35も、フランジ6の下
面に設けてある。
【0029】ところで、受光レンズ9の前面には領域制
限用アタッチメント36が着脱自在に取着される。領域
制限用アタッチメント36は、図7に示すように、受光
レンズ9の前面に沿った半球状に熱線を遮断できる合成
樹脂材料によって形成され、下端部に円状の開口窓37
を有する形状に形成されている。また、領域制限用アタ
ッチメント36の上端縁の2箇所には引掛爪38が突設
され、フランジ6において受光レンズ9の周部に対応す
る部位に形成された引掛凹所6aに引掛爪38が係合す
るようになっている。すなわち、引掛爪38と引掛凹所
6aとの凹凸係合によって領域制限用アタッチメント3
6をケース3に対して着脱自在に取着できるようにして
ある。領域制限用アタッチメント36をケース3に結合
した状態では、開口窓37は受光レンズ9の上下方向の
中心線を中心とする円形となり、熱線はこの開口窓37
を通してのみ受光レンズ9に入射するから、検知領域を
スポット状の比較的狭い領域に制限することができるの
である。また、領域制限用アタッチメント36のケース
3に対する取付位置は引掛爪38と引掛凹所6aとの位
置関係によって定位置に規定されるから、作業者の熟練
度によらずに検知領域を容易かつ正確に設定することが
できる。
【0030】上述のようにして構成される感熱式自動ス
イッチは、以下のようにして被制御機器である照明器具
の内部に収納固定される。例えば、図8に示す照明器具
39は白熱ランプ40を光源とし、天井に設けた取付孔
に埋め込み配設される天井埋込型照明器具であって、有
底筒状の器具本体41の内側底面に点灯装置などを収納
する函体42を取着し、函体42の下面に白熱ランプ4
0を着脱自在に装着するソケット43を設けてある。器
具本体41の下端部には略円形の2つの開口部44a,
44bを備えた蓋部44が取着され、この蓋部44の一
方の開口部44aに下面が開口した筒状の反射板45を
ソケット43に装着された白熱ランプ40の周囲を囲う
ようにして取り付けてある。よって、白熱ランプ40の
光は反射板45により反射されて開口部44aを通じて
下方へ放射されるのである。そして、感熱式自動スイッ
チは、ケース3下面に配設された受光レンズ9が他方の
開口部44bから露出するようにして器具本体41の内
部に収納固定される。すなわち、下面が開口した略円筒
状の取付枠46の内部に感熱式自動スイッチのケース3
を収納し、取付枠46の下端に設けた外鍔部46aにフ
ランジ6の上面を下方から当接して、外鍔部46a及び
フランジ6に設けたねじ挿通孔6bにボルトを挿通しナ
ットで締め付けることによって、ケース3を取付枠46
に固定している。つまり、フランジ6と取付枠46とに
より固定手段が構成されるのである。
【0031】あるいは、図9に示すような環形蛍光ラン
プ47を用いた天井取付型の照明器具48の場合であれ
ば、天井に面接して取着される器具本体49の下面中央
に略円筒状の取付板50を螺着し、取付板50の下端に
形成された内鍔部50aに感熱式自動スイッチのフラン
ジ6上面を下方より当接し、同様に内鍔部50a及びフ
ランジ6に設けたねじ挿通孔にボルトを挿通しナットで
締め付けることによって、ケース3を取付板50に固定
することができる。
【0032】ここで、器具本体49の周壁内側面にはね
じ山49a…が形成してあって、このねじ山49a…と
螺合するねじ山部51a…を開口端周縁に備えて略半球
状に形成されたグローブ51が上記ねじ山49a…とね
じ山部51a…との螺合によって器具本体49の下面に
螺着される。このグローブ51の略中央には窓部51b
が設けてある。この窓部51bの周縁部は下方へ屈曲し
てあって、断面略コ字の環状に形成された保持環52を
上記周縁部に嵌着している。そして、保持環52の上端
面をフランジ6の下面に当接させてケース3を保持し、
感熱式自動スイッチの受光レンズ9を保持環52の内側
開口部より露出させている。
【0033】上記構成によれば、照明器具の取付孔以外
に感熱式自動スイッチを取り付けるための取付孔を別途
設ける必要がなく、施工が容易になるものである。 (実施例2)本実施例では、取付手段により天井に設け
た取付孔に取り付けることのできる感熱式自動スイッチ
を例示する。なお、本実施例の基本構成は実施例1とほ
ぼ共通しており、共通する部分には同一の符号を付して
説明を省略する。
【0034】本実施例の感熱式自動スイッチの外観形状
は、図10に示すように実施例1のものとほぼ共通の形
状を有している。すなわち、ケース3は、略円板状のフ
ランジ6を有し、フランジ6の両端部に埋込ボックスや
天井材への直付けのための2個の取付孔53,53が穿
設され、また両側部の上面にフランジ6との間で天井材
を挟持するための取付金具55を着脱自在に装着する装
着部54が設けられている。さらに、フランジ6の下面
は中央部を除いて化粧プレート56(図11参照)で覆
われる。また、ケース3の上面には端子カバー24(図
12参照)が着脱自在に取着され、端子部20を保護す
るようになっている。
【0035】取付金具55は、天井材に穿孔した取付孔
にケース3の上部を挿入し、天井材の下面にフランジ6
の上面を当接させた形でケース3を天井材に固定するも
のであって、一側面が開口した縦長の金具本体57と、
金具本体57の底部を下方から貫通し先端を金具本体5
7の天井部に回転自在に保持させたねじ体58と、ねじ
体58のねじ部をねじ孔に螺入させた金属製の挟持体5
9とで構成されている。
【0036】この取付金具55を用いてケース3を天井
に取り付けるには、まず、フランジ6に穿孔されただる
ま孔60,60の丸孔部にねじ体58の頭部をフランジ
6の上面側から嵌め込んでフランジ6の下面側に露出さ
せる。このとき同時に、だるま孔60の両側に並行して
フランジ6の上面に設けてある固定溝61に、金具本体
57の下面両側に設けた固定片62,62を嵌め込む。
この状態で固定片62を固定溝61内でスライドさせな
がら、金具本体57をフランジ6の中央方向へ移動させ
ると、金具本体57の下面より外部に露出しているねじ
体58の頭部がだるま孔60の長孔部に案内され、だる
ま孔60の周部が金具本体57の下面とねじ体58の頭
部との間に挟まれる。
【0037】次に、ねじ体58の反締付方向の金具本体
57の片側側壁に形成してある切欠57aに挟持体59
を挿入したケース3の上部を天井材に穿孔した取付孔に
挿入する。このとき、挟持体59は金具本体57に対し
てボディ4およびカバー5の側面に沿う方向に突出して
いるから、取付孔に引っ掛かることなく挿入することが
できる。その後、フランジ6の上面を天井材の下面に当
接させた状態でねじ体58をドライバ等で締め付け方向
に回転させると、ねじ体58の回転により挟持体59は
切欠57aより出て、金具本体57の他方の側壁に側端
が当たることになる。このとき、挟持体59の先端部は
取付孔の投影範囲より外側に出て天井材の上方に位置す
る。したがって、挟持体59はねじ体58の締め付けに
伴ってフランジ6に近付く向きに移動し、挟持体59の
先端部が天井材の上面に当たると、挟持体59とフラン
ジ6との間に天井材が挟持され、天井材にケース3を固
定することができるのである。
【0038】化粧プレート56はフランジ6の周縁を囲
む周壁56aを有し、フランジ6の周縁に突設してある
係止爪6cに係合する係止溝を周壁56aの内周面に形
成してあり、化粧プレート56の弾性を利用して係止爪
6cを係止溝に着脱自在に係合させることができるよう
になっている。化粧プレート56の中心部には、ボディ
4の窓孔4cに対応した丸孔56aが形成されており、
この丸孔56aを通して受光レンズ9が露出する。
【0039】(実施例3)本実施例は、実施例1あるい
は実施例2の感熱式自動スイッチを親器Aとし、この親
器Aと、別途熱線センサ1’を備えて上記親器Aとほぼ
同じ外観形状を有する1乃至複数の子器B1 …とによっ
て、親器Aの熱線センサ1と子器B1 …の熱線センサ
1’との少なくとも1つで熱線が検知されると人の存否
に応じた制御信号を親器Aの制御部より出力して親器A
と1乃至複数の子器B1 …とにより負荷である被制御機
器のオン・オフ制御を行い、親器Aと1乃至複数の子器
1 …と合わせて複数箇所で熱線を検知することを可能
とした負荷制御システムを例示する。
【0040】親器Aは実施例2において説明したもので
あり、その回路ブロック図を図13に示す。プリント基
板7bには、商用電源ACからの給電線Lpに接続され
る一対の給電線接続端子T1 、子器B1 …への信号線L
sに接続される一対の信号線接続端子T3 、負荷Lから
の負荷線Lxに接続される一対の負荷接続端子T2 を設
けてある(図16参照)。したがって、合計6個の電線
接続部を備え、給電線接続端子T1 の一方と負荷接続端
子T2 の一方とは電気的に接続されている。なお、図1
3に示す回路は、実施例1において説明したものと基本
的な構成は共通であるから、共通する部分については同
一の符号を付して説明を省略する。
【0041】本実施例が実施例1のものと異なるのは、
子器B1 …への信号線Lsに接続される信号線接続端子
3 に子器入力回路63を接続していることである。子
器入力回路63は、熱線センサ1’と、その検出出力を
信号線Ls上に送出するための信号出力回路64を備え
た後述する子器B1 …を接続するために設けられる。子
器B1 ,B2 には、第3の電源回路65によって第1の
電源回路26の出力電圧からそれよりも低い安定化した
直流電圧(12V)に変換された直流電圧を、子器入力
回路63を介して給電し、子器B1 は熱線センサ1’に
よって熱線を検知したときに信号線Lsの線間電圧を変
化させることによって親器Aに熱線の検知を報知できる
ようにしてある。すなわち、子器B1 ,B2 の信号出力
回路64は、熱線を検知したときに信号線Lsの線間電
圧を変化させるものである。このように、子器B1 ,B
2 での熱線の検知の有無に対応して、信号線Lsの線間
電圧が2段階に変化するのであって、この電圧変化によ
る2値信号が親器Aに伝送されるのである。また、子器
1 ,B2 の信号線接続端子T3 ’には並列に送り配線
端子T4 ’が設けてあり、複数の子器B1 …を送り配線
することができるようになっている(図14,15参
照)。
【0042】子器入力回路63では、信号線接続端子T
3 に接続される信号線Lsの線間電圧を基準電圧と比較
し、基準電圧との大小関係によって子器B1 ,B2 での
熱線の検知の有無を判定する。この判定結果を比較器3
0に入力することによって、実施例1と同様にタイマ回
路31をトリガすることができるのである。ところで、
信号線Lsに対する接続極性を無極性化するために、子
器入力回路63には無極性化手段が設けられている。す
なわち、子器入力回路63から無極性化を行うために、
複極の交番電圧を信号線Lsに印加しておき子器B1
2 において整流して子器B1 ,B2 の電源とする。な
お、子器B1 ,B2 において無極性化することも可能で
あって、子器入力回路63からは直流電圧を信号線Ls
の線間に印加し、子器B1 ,B2 ではダイオードブリッ
ジを介して信号線Lsを接続すればよい。
【0043】そして、親器Aおよび子器B1 ,B2 は、
図16に示すように結線される。すなわち、基本的に
は、親器Aである感熱式自動スイッチと子器B1 とを2
線式の信号線Lsを介して接続するとともに、子器B1
と子器B2 とを同じく2線式の信号線Lsを介して接続
し、親器Aおよび子器B1 ,B2 に設けた熱線センサ
1,1’によって人体から発生する熱線を検知すること
によって、照明負荷などの負荷Lをオン・オフさせるよ
うになっている。感熱式自動スイッチは商用電源ACの
電源線Lpに接続されて給電され、負荷Lは負荷線Lx
を介して感熱式自動スイッチに内蔵されたリレーの接点
rに接続される。
【0044】次に、子器B1 …の外観形状について簡単
に説明する。子器B1 …は、図17に示すように実施例
2のものとほぼ共通の形状を有している。すなわち、ケ
ース3は、略円板状のフランジ6を有し、フランジ6の
両端部に埋込ボックスや天井材への直付けのための2個
の取付孔53,53が穿設され、また両側部の上面にフ
ランジ6との間で天井材を挟持するための取付金具55
が着脱自在に装着されている。さらに、フランジ6の下
面は中央部を除いて化粧プレート56で覆われる。化粧
プレート56の中央部にはフレネルレンズである半球状
の受光レンズ9が露出し、検知領域からの熱線は受光レ
ンズ9を通して熱線センサ1に集光される。また、ケー
ス3の上面には端子カバー24が着脱自在に取着され、
端子部20を保護するようになっている。そして、実施
例2の感熱式自動スイッチすなわち親器Aと同様に取付
金具55を用いてケース3を天井に取り付けるようにな
っている。
【0045】
【発明の効果】請求項1の発明は、人体から放射される
熱線を検知する熱線センサと、検知領域からの熱線を熱
線センサに集光する受光レンズと、熱線センサにより熱
線が検知されると人の存否に応じた制御信号を出力する
制御部と、被制御機器への給電路に挿入されて上記制御
信号によりオン・オフ状態が設定されるスイッチ要素
と、被制御機器への給電線が接続されることにより給電
線と上記給電路とを接続する速結端子からなる端子部と
をケース内に収納して成り、ケースを被制御機器の内部
に収納固定する固定手段を備えたので、感熱式自動スイ
ッチを取り付けるための取付孔を天井や壁に設ける必要
がなく、施工が容易になるという効果がある。また、端
子部を速結端子としたので結線作業も容易になるという
効果がある。
【0046】請求項2の発明は、人体から放射される熱
線を検知する熱線センサと、検知領域からの熱線を熱線
センサに集光する受光レンズと、熱線センサにより熱線
が検知されると人の存否に応じた制御信号を出力する制
御部と、被制御機器への給電路に挿入されて上記制御信
号によりオン・オフ状態が設定されるスイッチ要素と、
被制御機器への給電線が接続されることにより給電線と
上記給電路とを接続する速結端子からなる端子部とをケ
ース内に収納して成り、天井に設けた取付孔にケースを
取り付ける取付手段を備えたので、感熱式自動スイッチ
を天井の取付孔に容易に取り付けることができ、取付作
業を簡単化することができるという効果がある。また、
端子部を速結端子としたので結線作業も容易になるとい
う効果がある。
【0047】請求項3の発明は、被制御機器は照明器具
であって、周囲の照度を検出する照度センサを上記ケー
ス内に収納し、制御部は、照度センサにより検出した周
囲照度が所定の値以下であるときにのみ上記制御信号を
出力するとともに上記所定値を切り換える切換手段を備
えたので、周囲の照度が所定の値以下の暗いときにのみ
人の存否に応じて照明器具をオン・オフすることによっ
て、不要な時に照明器具が点灯するのを避けて省力化を
図ることができるという効果がある。また、切換手段に
よって上記所定値を任意の値に設定することができるた
め、種々の設置環境に対応することが可能になるという
効果がある請求項4の発明は、受光レンズの前面を覆う
形でケースの定位置に着脱自在に取着され受光レンズへ
の熱線の入射領域を受光レンズの一部の領域に限定する
開口窓が形成された領域制限用アタッチメントを備えた
ので、開口窓の形状は領域制限用アタッチメントの作成
時に正確に設定しておくことができるから、現場では領
域アタッチメントをケースの定位置に取着するだけの簡
単な作業で所望の検知領域を正確に設定することができ
るという効果がある。
【0048】請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4
記載の感熱式自動スイッチと、人体から放射される熱線
を検知する子器用熱線センサと検知領域からの熱線を子
器用熱線センサに集光する受光レンズとを別のケース内
に収納して成る1乃至複数の子器とを有し、1乃至複数
の子器を信号線を介して接続する子器入力回路と、信号
線が接続される速結端子からなる信号線接続端子部とを
上記感熱式自動スイッチのケース内に1乃至複数収納
し、熱線センサと子器用熱線センサとの少なくとも1つ
で熱線が検知されると人の存否に応じた制御信号を感熱
式自動スイッチの制御部より出力することによって、感
熱式自動スイッチと1乃至複数の子器とにより負荷であ
る被制御機器のオン・オフ制御を行うので、感熱式自動
スイッチと1乃至複数の子器と合わせて複数箇所で熱線
を検知することが可能な負荷制御システムを実現でき、
しかも、従来のように別途リレーユニット等を設ける必
要がないから結線数が少なくなり結線作業も容易になる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示し、(a)は正面図、(b)は下
面図、(c)は側面図、(d)は上面図である。
【図2】同上の可動体の一部破断した正面図である。
【図3】同上に用いる押さえ具の一部破断した平面図で
ある。
【図4】(a)〜(c)は同上の可動体の動作説明図で
ある。
【図5】同上のボディとカバーとを展開した状態の平面
図である。
【図6】同上の回路ブロック図である。
【図7】同上に使用される領域制限用アタッチメントの
平面図である。
【図8】同上を照明器具に収納した状態の断面図であ
る。
【図9】同上を別の照明器具に収納した状態の一部破断
した平面図である。
【図10】実施例2を示し、(a)は正面図、(b)は
下面図、(c)は側面図、(d)は上面図である。
【図11】同上に使用される化粧プレートの平面図であ
る。
【図12】同上に使用される端子カバーの平面図であ
る。
【図13】実施例3に使用される親器の回路ブロック図
である。
【図14】同上に使用される子器のボディとカバーとを
展開した状態の平面図である。
【図15】同上の子器の回路ブロック図である。
【図16】同上を示す結線図である。
【図17】同上の子器を示し、(a)は正面図、(b)
は下面図、(c)は側面図、(d)は上面図である。
【符号の説明】
3 ケース 4 ボディ 5 カバー 6 フランジ 6a ねじ挿通孔 9 受光レンズ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体から放射される熱線を検知する熱線
    センサと、検知領域からの熱線を熱線センサに集光する
    受光レンズと、熱線センサにより熱線が検知されると人
    の存否に応じた制御信号を出力する制御部と、被制御機
    器への給電路に挿入されて上記制御信号によりオン・オ
    フ状態が設定されるスイッチ要素と、被制御機器への給
    電線が接続されることにより給電線と上記給電路とを接
    続する速結端子からなる端子部とをケース内に収納して
    成り、ケースを被制御機器の内部に収納固定する固定手
    段を備えたことを特徴とする感熱式自動スイッチ。
  2. 【請求項2】 人体から放射される熱線を検知する熱線
    センサと、検知領域からの熱線を熱線センサに集光する
    受光レンズと、熱線センサにより熱線が検知されると人
    の存否に応じた制御信号を出力する制御部と、被制御機
    器への給電路に挿入されて上記制御信号によりオン・オ
    フ状態が設定されるスイッチ要素と、被制御機器への給
    電線が接続されることにより給電線と上記給電路とを接
    続する速結端子からなる端子部とをケース内に収納して
    成り、天井に設けた取付孔にケースを取り付ける取付手
    段を備えたことを特徴とする感熱式自動スイッチ。
  3. 【請求項3】 被制御機器は照明器具であって、周囲の
    照度を検出する照度センサを上記ケース内に収納し、制
    御部は、照度センサにより検出した周囲照度が所定の値
    以下であるときにのみ上記制御信号を出力するとともに
    上記所定値を切り換える切換手段を備えたことを特徴と
    する請求項1又は請求項2記載の感熱式自動スイッチ。
  4. 【請求項4】 受光レンズの前面を覆う形でケースの定
    位置に着脱自在に取着され受光レンズへの熱線の入射領
    域を受光レンズの一部の領域に限定する開口窓が形成さ
    れた領域制限用アタッチメントを備えたことを特徴とす
    る請求項1乃至請求項3記載の感熱式自動スイッチ。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4記載の感熱式自動
    スイッチと、人体から放射される熱線を検知する子器用
    熱線センサと検知領域からの熱線を子器用熱線センサに
    集光する受光レンズとを別のケース内に収納して成る1
    乃至複数の子器とを有し、1乃至複数の子器を信号線を
    介して接続する子器入力回路と、信号線が接続される速
    結端子からなる信号線接続端子部とを上記感熱式自動ス
    イッチのケース内に1乃至複数収納し、熱線センサと子
    器用熱線センサとの少なくとも1つで熱線が検知される
    と人の存否に応じた制御信号を感熱式自動スイッチの制
    御部より出力することによって、感熱式自動スイッチと
    1乃至複数の子器とにより負荷である被制御機器のオン
    ・オフ制御を行うことを特徴とする負荷制御システム。
JP255194A 1994-01-14 1994-01-14 感熱式自動スイッチ及びそれを用いた負荷制御システム Pending JPH07210774A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010151330A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Panasonic Corp 冷蔵庫

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